JPH11307997A - ホルダ - Google Patents

ホルダ

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JPH11307997A
JPH11307997A JP10109743A JP10974398A JPH11307997A JP H11307997 A JPH11307997 A JP H11307997A JP 10109743 A JP10109743 A JP 10109743A JP 10974398 A JP10974398 A JP 10974398A JP H11307997 A JPH11307997 A JP H11307997A
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博 加藤
Kazuya Nishida
和也 西田
Akira Sawada
晃 澤田
Kazuo Fujita
和男 藤田
Hironobu Tanaka
裕宣 田中
Mitsuaki Hayashi
林  光昭
Kazuma Yoshito
一真 吉戸
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント板上に配置される各種の部品や配線
材などを保持位置決めさせるホルダに関し、小型にして
プリント板面へ直接取り付け得ること。 【解決手段】 プリント板への取り付け面32と、この
取り付け面の両側が並行するように形成された起立面3
4と、この起立面の先端側が取り付け面側へ折り返され
て構成される開口部37ならびに対向する保持部38
と、に弾性を有する帯状薄板が形成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント板上に配
置される各種の部品や配線材などを保持位置決めさせる
ホルダに関する。
【0002】プリント板には目的とする回路機能を構成
するための回路パターンが形成されるとともに、各種の
電子部品や機構部品などが搭載実装される。このような
電子部品や機構部品以外にも、光回路としての光電気変
換素子やモジュールなども搭載実装されるとともに、光
ファイバや信号線および電源線などの電気配線のための
同軸線や電線(この明細書ではこれらを総称して単に配
線材と称することにする)に付随する電気部品、光部品
類などが配置される。
【0003】このような部品や配線材などは、プリント
板上を自在に移動しないよう所定位置に位置決め固定さ
せることが必要なことから、簡易なホルダをプリント板
面の要所に位置決め配置し、これに保持させることが行
なわれる。
【0004】モジュールなどの比較的に大型な部品類
は、ねじ止めにより固定されるか、多数のリード端子が
回路パターンに半田付け接続されることにより機械的に
も固定されるが、配線材や配線材に接続された比較的小
型な部品などは、ねじ止めするには、そのためのスペー
スと取り付けなどの面倒な作業とを要することからホル
ダに保持させる。
【0005】
【従来の技術】図15に、従来のこのようなホルダの、
とりわけケーブルホルダが斜視図に示される。ケーブル
ホルダ1は上部が枠形の保持部2であり、その上辺が左
右から中央へ向けて延びる腕部3、4であって中央部で
重なり合うように構成され、いずれもが上下方向へ容易
に弾性変形可能に比較的薄肉で、押し下げることにより
ケーブル5を通過可能としている。
【0006】ケーブルホルダ1の下部は、上部枠形の中
央部から下方へ延びる一本の脚6がプリント板8の貫通
孔9に挿入されることで、図示されない脚6の先端から
上側へ向けられた錨形の係止片が弾性により拡開し、こ
の係止片がプリント板8の裏面に係合することにより、
抜け止めと立設姿勢の維持とが行なわれるようになって
いる。
【0007】このケーブルホルダ1は、弾性と適宜な硬
さとを有する一体の合成樹脂成型品からなるもので、ケ
ーブル5の延在される方向に沿って適宜間隔と位置に立
設され、保持部2内にケーブル5を挿入させることで、
ケーブル5が取り出し可能に位置決め保持される。
【0008】しかしながら、ケーブルホルダ1はケーブ
ル5を単に挿入保持させることはできるものの、図から
も明らかなように、たとえば、ケーブル5に付設される
ような部品を抜き差し可能に保持させることはできな
い。
【0009】図16に、部品を保持させることのできる
ホルダ11が斜視図に示される。比較的に薄い金属板が
プレス成形により抜き曲げ加工され、上側の保持部12
は基板13の両側が上方向へ並行する起立面14とし
て、それぞれの起立面14の中間は切り欠き15により
分離されている。
【0010】基板13の異なる両側が下方へ向けて曲げ
られ並行する脚片16として、その先端の細幅な挿入片
17がプリント板8の貫通孔9に挿入され、脚片16の
段部分の端面がプリント板8面に接して立設姿勢とな
り、挿入片17は図示されないプリント板8裏面の銅箔
パターンに半田付けされて位置固定される。
【0011】合成樹脂製の容器に、一端から一本の光フ
ァイバ21が導入され、他端から二本の光ファイバ22
が導入され、内部で光結合されてなる、光信号の光合波
または光分波の機能を有する光部品23が、図示される
ように、ホルダ11の保持部12に挿入配置される。
【0012】この場合、ホルダ11は間隔を隔てて二箇
所に立設され、その両方の保持部12に嵌め込まれる。
合成樹脂製の束線バンド(商品名タイラップ)24を基
板13の下面から、切り欠き15内をとおるようにして
光部品23の上側を取り巻くように巻き掛けて締めつけ
る。このようにして光部品23が固定保持される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のホルダで
図15に示されるケーブルホルダ1は、プリント板8に
貫通孔9を開けなければならないことから、とくに、多
層構成のプリント板の場合、貫通孔を設けることは制約
があり、任意位置に設けることはできない。
【0014】保持部2内にケーブル5を挿入し保持させ
るものであることから、ケーブル5を締めつけるような
状態に保持させることはできず、ましてや、光部品23
を挿抜可能に同様な状態に保持させることはできない。
【0015】図16のホルダ11においても、プリント
板8に貫通孔9を設けなければならないものであり、裏
面側で半田付け固定させるための手段も必要である。光
部品23を保持するには束線バンド24と、その締め付
けのための工具を要し、作業上の不手際から締めつけ過
ぎる問題や、光部品23を取り外す必要に応じては、束
線バンド24を切断除去し、再取り付けには新規な束線
バンド24と、その取り付け作業を要する。
【0016】本発明は、以上のような従来の問題点にか
んがみて、小型にしてプリント板面への直接取り付けが
可能であり、配線材や部品などのいずれかに限定される
ことなく、取り扱い性が良好にして汎用性のあるホルダ
の提供を発明の課題とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところの、第1の手段
は、プリント板への取り付け面と、この取り付け面の両
側が並行するように形成された起立面と、この起立面の
先端側が取り付け面側へ折り返されて構成される開口部
ならびに対向する保持部と、に弾性を有する帯状薄板が
形成されてなるホルダである。
【0018】この第1の手段によると、取り付け面はプ
リント板面上へ直接取り付けることができ、保持部は起
立面の内面側に折り返して設けられることから実装高さ
をきわめて低く抑えられる。
【0019】取り付け面から保持部に到る長さは、起立
面、折り返し部分、開口部、を経ることから、その柔軟
性と弾性とは最大限あますところなく利用され、保持す
る部材のサイズを大幅に拡げることができ、かつ柔軟に
保持し得る。
【0020】本発明手段の構成要旨とするところの、第
2の手段は、プリント板への取り付け面と、この取り付
け面の両側が並行するように形成された起立部と、この
起立部の先端側が取り付け面側へ折り返されて構成され
る開口部ならびに対向する保持部と、に弾性を有する帯
状薄板が形成されるとともに、保持部に弾性材が付与さ
れてなるホルダである。
【0021】この第2の手段によると、取り付け面はプ
リント板面上へ直接取り付けることができ、保持部は起
立面の内面側に折り返して設けられることから実装高さ
をきわめて低く抑えられる。
【0022】取り付け面から保持部に到る長さは、起立
面、折り返し部分、開口部、を経ることから、その柔軟
性と弾性とは最大限あますところなく利用され、保持す
る部材のサイズを大幅に拡げることができ、かつ柔軟に
保持し得る。
【0023】保持部に付与された弾性材により、保持さ
れた部品や配線材などの移動を防止するとともに、その
柔軟な弾性により衝撃などに対する緩衝作用を奏する。
本発明手段の構成要旨とするところの、第3の手段は、
プリント板への取り付け面と、この取り付け面の両側が
並行するように形成された起立面と、この起立面の先端
側が取り付け面側へ折り返されて構成される開口部なら
びに対向する保持部と、に弾性を有する帯状薄板が形成
されるとともに、保持部の開口部側に凸形状の第1の弾
性材と先端部に凸形状の第2の弾性材とが付与され、こ
れらの第1の弾性材の凸形状は第2の弾性材の凸形状よ
りも小型としたホルダである。
【0024】この第3の手段によると、取り付け面はプ
リント板面上へ直接取り付けることができ、保持部は起
立面の内面側に折り返して設けられることから実装高さ
をきわめて低く抑えられる。
【0025】取り付け面から保持部に到る長さは、起立
面、折り返し部分、開口部、を経ることから、その柔軟
性と弾性とは最大限あますところなく利用され、保持す
る部材のサイズを大幅に拡げることができ、かつ柔軟に
保持し得る。
【0026】第1の弾性材の凸形状が小型なことから、
保持部への部品や配線材などの挿入が容易であるととも
に、挿入された部品や配線材の抜け出ることが阻止され
る。第2の弾性材の凸形状が大型なことから、保持部へ
挿入される部品や配線材が保持部を通過することなく安
定支持されるとともに、柔軟性と弾性とにより衝撃など
に対する緩衝作用を奏する。
【0027】本発明手段の構成要旨とするところの、第
4の手段は、起立面と開口部との間の折り返し部分に取
り付け面と並行する平坦面が形成されることが、第1の
手段ないし第3の手段いずれかのホルダに適用され得
る。
【0028】この第4の手段によると、平坦面が取り付
け面と並行されていることから、平坦面をロボットハン
ド先端の真空吸着ヘッドに吸着させて移動させ、プリン
ト板の所定位置に位置させて開放させることによりプリ
ント板面へ配置させることができるので、自動化実装が
可能となる。もちろん、配置後は配置面へあらかじめ供
給されている半田により半田付け固定させることができ
る。
【0029】本発明手段の構成要旨とするところの、第
5の手段は、取り付け面にはプリント板面と接する突起
または、プリント板との接触面積を減少させる切り欠き
が設けられることが、第1の手段ないし第4の手段いず
れかのホルダに適用され得る。
【0030】この第5の手段によると、プリント板への
半田付け実装に際して、半田付けされるべき突起部分が
取り付け面よりも突出していることにより、必要とする
熱量を少なくし得ることから、短い半田付け時間で実装
が可能となる。
【0031】または、切り欠きを設けることで、半田付
けに必要とする熱量を少なくし得ることから、同様に短
い半田付け時間で実装を可能とし得る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明ホルダについて、構
成要旨にもとづいた実施形態により、それぞれ図を参照
しながら具体的詳細に説明する。なお、理解を容易とす
るため便宜上全図を通じて同様部分には同一符号を付し
て示す。
【0033】図1の図(a)は、本発明ホルダ第1の一
実施形態の斜視図である。また、図2の図(a)は正面
図、図(b)は側面図、図(c)は平面図、にそれぞれ
示される。なお、図2は光ファイバが貫通する光部品が
保持された状態に示され、図3の図(a)には、その斜
視図が示される。
【0034】ホルダ31は帯状の薄板で弾性を有する金
属板、たとえば,ばね性を有する、ステンレス鋼板、燐
青銅板、などからなり、平坦な取り付け面32の両側が
彎曲部分33により折り曲げられて並行する起立面3
4、34に形成される。
【0035】起立面34の先端側が、両起立面34、3
4の内側となるよう、取り付け面32側へ折り返される
が、この折り返し部分35は取り付け面32と並行する
平坦面36に形成される。このように折り返されること
により開口部37と、対向する保持部38とに構成され
る。
【0036】保持部38は図示されるように、起立面3
4側へ近寄るよう彎曲部39が形成され、両先端41が
傾斜面42により再び接近されて終端される。このよう
であるから、彎曲部39の対向間は開口部37の間隔よ
りも離間しており、両先端41間は最接近状態に設定さ
れる。
【0037】図1の図(a)に示される斜線部分は半田
めっき仕上げが施されている部分43である。材料がス
テンレス鋼板以外の燐青銅板のような場合、全面にニッ
ケルめっきなどの表面処理があらかじめ施される。
【0038】図1の図(b)を参照すると、プリント板
45の要部が示され、ホルダ搭載実装用パターン46が
銅箔により長方形な形状に形成されている。このホルダ
実装用パターン46上に二点鎖線で図示されるように、
ホルダ31の取り付け面32を載置させる。
【0039】ホルダ搭載実装用パターン46の上面に
は、図示はしないがあらかじめ、たとえば、公知な半田
ペーストをスクリーン印刷法により適量供給しておくこ
とにより、プリント板45全体を加熱させることで半田
を溶融させ半田付けさせ得る。
【0040】このようなことは図示しない電気回路部品
などの搭載実装と同時に行なえることでもあるし、個別
に半田鏝などによる半田付けとすることも可能なことで
ある。
【0041】ホルダ搭載実装用パターン46の長辺は、
図で明らかなように、取り付け面32の幅よりも適宜に
長くはみ出し交差するようにしてあるから、図示しない
半田が取り付け面32を覆うようにして確実な固定状態
が得られる。
【0042】図2ならびに図3の図(a)を参照する
と、光ファイバ51が貫通する光部品52、たとえば、
一対の光ファイバ心線の両端面を突き合わせて溶融接続
させる、いわゆるスプライス接続させた状態の接続部を
被覆して保護する状態に覆うとともに、機械的にも補強
保護した状態の光接続部である光部品52とした被覆部
を、ホルダ31の保持部38へ開口部37を拡げて挿入
させた状態が示される。
【0043】光部品52が保持部38へ挿入された状態
は、図2の図(a)に示されるように、傾斜面42と開
口部37側の傾斜面との間に挟まれるよう両側から安定
に保持される。
【0044】このような光部品52は光ファイバ51の
接続部分としたが、このようなものにかぎらず他の同様
な光部品を保持させることができる。光部品52を保持
部38へ挿入させるには、開口部37に当てて押し込む
ことで容易に開口部37が拡がり挿入させることもでき
得る。
【0045】保持部38の拡がりは、彎曲部分33、起
立面34、折り返し部分35、開口部37、ならびに、
保持部38、を弾性変形させ得ることから、柔軟にして
その拡がり範囲は無理なく幅広いものとなるので、光部
品のサイズや形状にこだわることなく多種の要求に応じ
得る。
【0046】ホルダ31はプリント板45の面に直接実
装させることができる以外に、保持部38が起立面34
の対向間に折り返されて形成されることから、その実装
高さを最小限低く抑えられているので、プリント板45
全体の実装高さの低背高化を実現し得る。
【0047】図3の図(b)によると、複数の光ファイ
バ51を束ねるようにして、合成樹脂製の包囲体53で
囲み保持させた状態が示される。包囲体53は円筒体の
一部に切れ目54を設けたものであっても、シートを巻
いたものであってもよく、とくに柔軟なシートの場合巻
き包むことも可能である。
【0048】包囲体53をゴム性なものとすることは、
大きな摩擦力が作用し移動することが抑止されるので好
ましいことである。このようにして、ホルダ31には配
線材である光ファイバ51の本数を適宜範囲内自在に変
化させて保持させ得る。
【0049】図4は、本発明ホルダ第2の一実施形態の
正面図である。ホルダ57は帯状の薄板で弾性を有する
金属板、たとえば、ばね性を有する、ステンレス鋼板、
燐青銅板、などからなり、平坦な取り付け面32の両側
が彎曲部分33により折り曲げられて並行する起立面3
4、34に形成される。
【0050】起立面34の先端側が、両起立面34、3
4の内側となるよう、取り付け面32側へ折り返される
が、この折り返し部分35は取り付け面32と並行する
平坦面36に形成される。このように折り返されること
により開口部37と、対向する保持部38とに構成され
る。
【0051】保持部38は図示されるように、起立面3
4側へ近寄るよう彎曲部39が形成され、両先端41が
傾斜面42により再び接近されて終端される。このよう
であるから、彎曲部39の対向間は開口部37の間隔よ
りも離間しており、両先端41間は最接近状態に設定さ
れる。
【0052】以上の構成は図1の図(a)のホルダ31
と同様であり、取り付け面32側には、プリント板45
のホルダ搭載実装用パターン46へ半田付け固定させる
ための、半田めっき部分43が施されることも同様であ
る。
【0053】このホルダ57には、図示されるように保
持部38の周囲に比較的柔軟性を有し、たとえば、熱可
塑性を有する合成樹脂材からなる弾性材58が、加熱さ
れた溶融状態で浸漬あるいは塗布されて付与形成される
ことにある。したがって、このホルダ57の保持部59
はこのように弾性材58が付与された構成である。
【0054】このような弾性材58を付与させることに
より、保持される部品や配線材などの対象物になじむと
ともに柔軟に保持されるから、無理なく緩衝性を有して
安定した状態に保持される。
【0055】ゴム性を有する材料とすることにより、そ
の摩擦力で容易に移動することが抑止される。弾性材5
8は保持部38の周囲全体に付与させる必要はなく、少
なくとも対向する面に付与させればよいことである。そ
れ以外の作用、効果については、図1ないし図3を参照
して述べたことと同様である。
【0056】図5の図(a)は、本発明ホルダ第3の一
実施形態の斜視図である。ホルダ61は帯状の薄板で弾
性を有する金属板、たとえば、ばね性を有する、ステン
レス鋼板、燐青銅板、などからなり、平坦な取り付け面
32の両側が彎曲部分33により折り曲げられて並行す
る起立面34、34に形成される。
【0057】起立面34の先端側が、両起立面34、3
4の内側となるよう、取り付け面32側へ折り返される
が、この折り返し部分35は取り付け面32と並行する
平坦面36に形成される。このように折り返されること
により開口部37と、対向する保持部38とに構成され
る。
【0058】保持部38は図示されるように、起立面3
4側へ近寄るよう彎曲部39が形成され、両先端41が
傾斜面42により再び接近されて終端される。このよう
であるから、彎曲部39の対向間は開口部37の間隔よ
りも離間しており、両先端41間は最接近状態に設定さ
れる。
【0059】以上の構成は図1の図(a)のホルダ31
と同様であり、取り付け面32側には、プリント板45
のホルダ搭載実装用パターン46へ半田付け固定させる
ための、半田めっき部分43が施されることも同様であ
る。
【0060】このホルダ61には、図示されるように保
持部38の開口部37側に凸形状の第1の弾性材62
と、先端41部に凸形状の第2の弾性材63と、が付与
される。図から明らかなように、第1の弾性材62の凸
形状は第2の弾性材63の凸形状よりも小型に設定され
ている。
【0061】第1、第2の弾性材62、63は、いずれ
もがホルダ61の薄板材を横切る方向で、内部中心に貫
通させるような円柱形状であり、好ましくはゴム性の材
料からなるものである。
【0062】このような弾性材62、63はモールド型
にホルダ61の薄板材を挟み込ませて材料を融着成型さ
せることにより製造し得る。したがって、このホルダ6
1の実際の保持部65はこのような弾性材62、63が
付与された構成である。
【0063】このような弾性材62、63を付与させる
ことにより、保持される部品や配線材などの対象物にな
じむとともに柔軟に保持されるから、無理なく緩衝性を
有して安定した状態に保持される。ゴム性を有する材料
とすることで、その摩擦力で容易に移動することが抑止
される。
【0064】図5の図(b)には、図2を参照して説明
した光部品52を保持させた状態が示されるが、光部品
52はホルダ61の関係を理解しやすくするため二点鎖
線で示してある。
【0065】図では明確ではないが、光部品52は第1
の弾性材62と第2の弾性材63のみと接して保持さ
れ、その接触部分は周囲4箇所の長手方向の線接触、実
際には、ホルダ61の弾性復元力により圧接されること
による面接触で安定した姿勢に保持される。
【0066】以上のことを、図6に示されるプリント板
45に実装された状態を参照すると一層明確である。す
なわち、図6の図(a)は正面図、図(b)は側面図、
図(c)は平面図、にそれぞれ示される。
【0067】第1の弾性材62が小型なことは、光部品
52を保持させるために開口部37を拡げ通過させるこ
とを容易とし、これよりも大きな第2の弾性材63は先
端41が柔軟なこともあって、光部品52の通過を阻止
するとともに保持状態を安定となし得る。
【0068】このホルダ61には、光部品52を保持さ
せることのみならず、当然に光ファイバ、その他の部品
や配線材を保持させることは、あえて説明するまでもな
く可能なことである。
【0069】弾性材62、63は薄板材を貫通させるよ
うでなく、少なくとも対向する面に凸形状を付与させれ
ばよいことである。このホルダ61のそれ以外の作用、
効果については、図1ないし図3を参照して述べたこと
と同様である。
【0070】図7は、本発明ホルダ第4の一実施形態で
あり、図(a)は斜視図、図(b)は平面図、に示され
る。ホルダ71は帯状で弾性を有する金属、たとえば、
ステンレス鋼板、燐青銅板、などからなり、平坦な取り
付け面72の両側が彎曲部分33により折り曲げられて
並行する起立面34、34に形成される。
【0071】起立面34の先端側が、両起立面34、3
4の内側となるよう、取り付け面72側へ折り返される
が、この折り返し部分35は取り付け面72と並行する
平坦面36に形成される。このように折り返されること
により開口部37と、対向する保持部38とに構成され
る。
【0072】保持部38は図示されるように、起立面3
4側へ近寄るよう彎曲部39が形成され、両先端41は
傾斜面42により再び接近されて終端される。このよう
であるから、彎曲部39の対向間は開口部37の間隔よ
りも離間しており、両先端41間は最接近状態に設定さ
れる。
【0073】保持部38の開口部37側に凸形状の第1
の弾性材62と、先端41部に凸形状の第2の弾性材6
3と、が付与される。第1の弾性材62の凸形状は第2
の弾性材63の凸形状よりも小型に設定される。
【0074】第1、第2の弾性材62、63は、いずれ
もがホルダ71の薄板材を横切る方向で、内部中心に貫
通させるような円柱形状であり、好ましくはゴム性の材
料からなるものである。したがって、このホルダ71の
実際の保持部65はこのような弾性材62、63が付与
された構成である。
【0075】以上の構成は図5のホルダ61と同様であ
るが、このホルダ71には図示されるように取り付け面
72に側面方向への突起73が、図(b)によく示され
るよう両側に突出形成される。取り付け面72の両面に
は、プリント板45のホルダ搭載実装用パターン46へ
半田付け固定させるための、半田めっき部分43が施さ
れる。
【0076】このような突起73を形成することによ
り、ホルダ搭載実装用パターン46への半田付けに際し
て、突起73の部分に熱が集中し拡散することが少ない
ことから、半田の溶融が早いこと、したがって、溶融温
度が高くなりやすいので半田の流れがよくなり、突起7
3を主として確実な半田付け状態が得られる。
【0077】このホルダ71の、部品や配線材などの対
象物を保持することの作用、効果については、図5、図
6を参照して述べたことと同様である。図8は、本発明
ホルダ第5の一実施形態の斜視図に示される。ホルダ8
1は帯状で弾性を有する金属、たとえば、ステンレス鋼
板、燐青銅板、などからなり、平坦な取り付け面82の
両側が彎曲部分33により折り曲げられて並行する起立
面34、34に形成される。
【0078】起立面34の先端側が、両起立面34、3
4の内側となるよう、取り付け面82側へ折り返される
が、この折り返し部分35は取り付け面82と並行する
平坦面36に形成される。このように折り返されること
により開口部37と、対向する保持部38とに構成され
る。
【0079】保持部38は図示されるように、起立面3
4側へ近寄るよう彎曲部39が形成され、両先端41は
傾斜面42により再び接近されて終端される。このよう
であるから、彎曲部39の対向間は開口部37の間隔よ
りも離間しており、両先端41間は最接近状態に設定さ
れる。
【0080】保持部38の開口部37側に凸形状の第1
の弾性材62と、先端41部に凸形状の第2の弾性材6
3と、が付与される。第1の弾性材62の凸形状は第2
の弾性材63の凸形状よりも小型に設定される。
【0081】第1、第2の弾性材62、63は、いずれ
もがホルダ81の薄板材を横切る方向で、内部中心に貫
通させるような円柱形状であり、好ましくはゴム性の材
料からなるものである。したがって、このホルダ81の
実際の保持部65はこのような弾性材料62、63が付
与された構成である。
【0082】以上の構成は図5のホルダ61と同様であ
るが、このホルダ81には図示されるように取り付け面
82の側方に、プリント板45のホルダ搭載実装用パタ
ーン46との接触面積を減少させる切り欠き、すなわ
ち、、対向するようなL型により形成されるT型の突起
83が、両側方に形成される。
【0083】したがって、このT型の突起83は取り付
け面82の両側辺から突出されない。この取り付け面8
2の両面には、プリント板45のホルダ搭載実装用パタ
ーン46へ半田付け固定させるための、半田めっき部分
43が施される。
【0084】このようなT型の突起83を形成すること
により、ホルダ搭載実装用パターン46への半田付けに
際して、切り欠きによりホルダ搭載実装用パターン46
との接触面積が少ないT型の突起83の部分に熱が集中
し拡散することが少ないことから、半田の溶融が早いこ
と、したがって、溶融温度が高くなりやすいので半田の
流れがよくなり、T型の突起83を主として確実な半田
付け状態が得られる。
【0085】このホルダ81の、部品や配線材などの対
象物を保持することの作用、効果については、図5、図
6を参照して述べたことと同様である。図9は、図8に
示される帯状金属薄板の製造方法にかかる展開図が示さ
れる。帯状金属薄板85は、既述した材料、または、使
用可能な適宜材料をプレス装置などで打ち抜き加工する
ことで図示形状が得られる。
【0086】すなわち、中央部両側方に、対向するよう
なL型の切り欠き86により、その中央にT型の突起8
3が形成される。当然のことではあるが、このT型の突
起83は、図から明らかなように、帯状金属薄板85の
側辺から突出しない。
【0087】帯状金属薄板85の両端側には幅方向に沿
った長方形の孔87が設けられ、それよりも中央寄りに
位置して、両側辺対象位置に半円形の切り込み88が、
それぞれ形成されている。
【0088】図10は、図8に示される、第1の弾性材
62および第2の弾性材63を付与させる製造方法が示
される。図9のようにして得られた帯状金属薄板85
を、必要とする適宜なめっきなど表面処理を施した後
に、図示省略のモールド装置に、図10の図(a)の平
面図に示されるよう適宜な所要数並列させて装着する。
【0089】ついで、図(b)の側面図にも二点鎖線で
示されるように、並列された帯状金属薄板85の幅方向
を横断するように、第1の弾性材62、第2の弾性材6
3を連続した形状にモールド型により、たとえば、適宜
硬度の合成ゴム材を注型するなどして成型させる。
【0090】第1の弾性材62は半円形の切り込み88
の部分を覆うようにして、第2の弾性材63は両端なら
びに長方形の孔87の部分を覆うようにして、それぞれ
成型させることにより図示状態が得られる。
【0091】モールド装置から取り出すか、そのままの
状態として、連続する第1、第2の弾性材62、63
を、それぞれの帯状金属薄板85の隣接間で切断するこ
とにより分離される。
【0092】その後、適宜なプレス型により図8に示さ
れるような形状に折り曲げ加工し、仕上げることにより
ホルダ81が完成する。以上のようにして、第1の弾性
材62、第2の弾性材63を付与させる製造方法は、と
りもなおさず、図5、図7に示されるホルダ61、71
にも適用されることである。
【0093】図11は、図8に示されるホルダ81をプ
リント板45に実装し、光部品91を挿入保持させた状
態の斜視図が示される。すなわち、直列方向で所定間隔
に形成された二箇所のホルダ搭載実装用パターン46に
ホルダ81を図示状態に配置し、取り付け面82を半田
付け実装させる。
【0094】光部品91は、比較的に長い円柱状をなす
本体部92の両側に一対の光ファイバ51が導入された
ものであり、その保持状態はそれぞれのホルダ81の部
分において図6を参照して説明のとおりであるから、無
理なく安定した保持状態がなされるとともに、プリント
板45面に接近した位置となり実装高さの低背高化を図
り得る。
【0095】図12は、同じく図8に示されるホルダ8
1をプリント板45に実装し、図16で説明の光部品2
3を挿入保持させた状態の斜視図が示される。同様に、
図(a)に示されるように、直列方向で所定間隔二箇所
のホルダ搭載実装用パターン46にホルダ81を配置す
るとともに、取り付け面82を半田付け実装させた状態
とし、光部品23を挿入支持させる。
【0096】このホルダ81においては、図8を参照し
て説明したように、保持部が65であり、保持部材であ
る光部品23と接する箇所が第1、第2の弾性材62、
63の凸形状面であることから、図12の図(b)の正
面視断面図によく示されるように、これらの弾性材が方
形断面の光部品23の各面と接して保持するようであ
る。
【0097】このような形状の光部品23であっても、
その保持状態は無理なく安定した保持状態であるととも
に、プリント板45面に接近した位置となり実装高さの
低背高化を実現している。
【0098】図11、図12では光部品の保持に、ホル
ダ81を適用した説明としたが、このことに限定される
ものではなく、既述したその他のホルダ31、57、6
1、71、であっても当然に可能なことであり、同等の
作用、効果を奏することである。
【0099】図13は、本発明ホルダをプリント板45
のホルダ搭載実装用パターン46に配置実装させる方法
の正面視断面図が示される。ホルダ81の場合を例とす
ると、折り返し部分35の平坦面36に接する、要部の
みが示される吸着ヘッド95を接触させてホルダ81を
支持する。
【0100】要部のみが示される吸着ヘッド95は、図
示しない部品搭載用ロボットハンドの先端部に設けられ
るものであり、自動制御装置によってロボットハンドが
部品供給位置とプリント板の搭載位置との間を移動され
るとともに、部品の支持と解除とを行なうようになって
いる。
【0101】また、吸着ヘッド95は部品と接して、空
洞状態の内部を大気圧よりも減圧状態として、その先端
に開口する吸引口96により吸着支持し、所定の実装位
置に移動載置させた後に、内部を大気圧に復元させるこ
とで支持した部品を開放させる。
【0102】このようであるから、図示されるように吸
引口96を平坦面36に接触させて内部を減圧し、吸引
支持することによりプリント板45の所定のホルダ搭載
実装用パターン46位置へ移動させることができ得るこ
とを示している。
【0103】平坦面36は、このような機能を有するこ
とから、平坦面36をそなえる既述したすべてのホル
ダ、すなわち、31、57、61、71、についても、
当然に吸着実装配置させることを適用し得ることであ
る。
【0104】図14の図(a)は、本発明ホルダ第6の
一実施形態の正面図である。ホルダ101は帯状の薄板
で弾性を有する金属板、たとえば、ばね性を有する、ス
テンレス鋼板、燐青銅板、などからなり、平坦な取り付
け面102の両側が彎曲部分33により折り曲げられて
並行する起立面34、34に形成される。
【0105】起立面34の先端側が、両起立面34、3
4の内側となるよう、取り付け面102側へ折り返され
るが、この折り返し部分35は取り付け面102と並行
する平坦面36に形成される。このように折り返される
ことにより開口部37と、対向する保持部38とに構成
される。
【0106】保持部38は図示されるように、起立面3
4側へ近寄るよう彎曲部39が形成され、彎曲部39の
開口部37側の傾斜面103と、両先端41が傾斜面4
2により再び接近されて終端される。
【0107】このようであるから、彎曲部39の対向間
は開口部37の間隔よりも離間しており、両先端41間
は接近状態に設定され、彎曲部39の両側には開口部3
7側の傾斜面103と先端41側の傾斜面42とが形成
される。
【0108】取り付け面102側には、図1の図(a)
と同様な、プリント板45のホルダ搭載実装用パターン
46への半田付け固定させるための、半田めっき部分4
3が施される。
【0109】ホルダ101には、図示されるように保持
部38の開口部37の傾斜面103に凸形状の第1の弾
性材62と、先端41部に凸形状の第2の弾性材63
と、が付与される。図から明らかなように、第1の弾性
材62の凸形状は第2の弾性材63の凸形状よりも小型
に設定されている。
【0110】第1、第2の弾性材62、63は、いずれ
もがホルダ101の薄板材を横切る方向で、内部中心に
貫通させるような円柱形状であり、好ましくはゴム性の
材料からなるものである。
【0111】このような帯状金属薄板は、図9を参照し
て説明したようにして製造するとともに、弾性材62、
63を、図10を参照して説明したと同様の製造方法に
より付与させ、折り曲げ形成させてホルダ101にする
ことができる。
【0112】したがって、このホルダ101の実際の保
持部105はこのような弾性材62、63の付与された
状態部分、すなわち、両傾斜面103と42とに囲まれ
る範囲で構成される。
【0113】このような弾性材62、63を付与させた
ことにより、これらが、保持される部品や配線材などの
対象物になじむとともに柔軟に保持するから、無理なく
緩衝性を有して安定した状態に保持し得る。ゴム性を有
する材料とすることは、その摩擦力で容易に移動するこ
とが抑止される。
【0114】図14の図(b)には、図2ならびに図1
1を参照して説明した光部品52または91を保持させ
た状態が正面図に示される。図から明らかなように、光
部品52は第1の弾性材62と第2の弾性材63のみと
接して保持され、その接触部分は周囲4箇所の長手方向
の線接触、実際には、ホルダ101の弾性復元力により
圧接されることによる面接触で安定した姿勢に保持され
る。
【0115】第1の弾性材62が開口部37側の傾斜面
103に設けられることから、傾斜面103の面と対向
して光部品52を圧接する押圧力が適切安定に作用する
ことになる。
【0116】第1の弾性材62が小型なことは、光部品
52を保持させるために開口部37を拡げ通過させるこ
とを容易とし、これよりも大きな第2の弾性材63は先
端41側が柔軟なこともあって、光部品52の通過を阻
止するとともに保持状態を安定としている。
【0117】このホルダ101には、光部品52を保持
させることのみならず、当然に光ファイバ、その他の部
品や配線材を保持させることは、あえて説明するまでも
なく、もちろん可能なことである。
【0118】このホルダ101についても、取り付け面
102に図7を参照して述べたような、突起73を設け
ること、図8、図9を参照して述べたような、プリント
板面のパターンとの接触面積を減少させる切り欠き86
を設けること、などを適用し得ることである。
【0119】さらには、既述した実施の形態のように、
弾性材62、63は薄板材を貫通させるのではなく、少
なくとも対向する面に凸形状を付与させればよいことも
同様に適用され得ることである。
【0120】平坦面36により、自動実装し得ること
は、いうまでもなく同様に可能なことである。
【0121】
【発明の効果】以上、詳細に説明のように、本発明ホル
ダ第1の手段は、プリント板への取り付け面と、この取
り付け面の両側が並行するように形成された起立面と、
この起立面の先端側が取り付け面側へ折り返されて構成
される開口部ならびに対向する保持部と、に半田付け可
能、かつ弾性を有する帯状の金属製薄板が形成されてな
る。
【0122】したがって、取り付け面をプリント板面上
へ半田付けにより直接取り付けが可能であり、保持部は
起立部の内面側に折り返して設けられることから、実装
高さを最低限度低くし得るものである。にもかかわら
ず、取り付け面から保持部に到る長さを十分に長く柔軟
とし得ることから、保持すべき対象物のサイズへの対応
を大幅に許容し得る。
【0123】本発明ホルダ第2の手段は、プリント板へ
の取り付け面と、この取り付け面の両側が並行するよう
に形成された起立部と、この起立部の先端側が取り付け
面側へ折り返されて構成される開口部ならびに対向する
保持部と、に半田付け可能、かつ弾性を有する帯状の金
属製薄板が形成されるとともに、保持部に弾性材が付与
されてなる。
【0124】したがって、取り付け面をプリント板面上
へ半田付けにより直接取り付けが可能であり、保持部は
起立部の内面側に折り返して設けられることから、実装
高さを最低限度低くし得るものである。
【0125】それにより、取り付け面から保持部に到る
長さを十分に長く柔軟にし得ることから、保持すべき対
象物のサイズへの対応を大幅に許容し得るとともに、保
持部に付与された弾性材により、保持された部品や配線
材などの形状になじむとともに移動を抑え、その柔軟性
により衝撃などに対する緩衝作用も奏し得る。
【0126】本発明ホルダ第3の手段は、プリント板へ
の取り付け面と、この取り付け面の両側が並行するよう
に形成された起立面と、この起立面の先端側が取り付け
面側へ折り返されて構成される開口部ならびに対向する
保持部と、に半田付け可能、かつ弾性を有する帯状の金
属製薄板が形成されるとともに、保持部の開口部側に凸
形状の第1の弾性材と先端側に凸形状の第2の弾性材と
が付与され、これらの第1の弾性材の凸形状は第2の弾
性材の凸形状よりも小型にされてなる。
【0127】したがって、取り付け面によりプリント板
面上へ半田付けにより直接取り付けが可能であり、保持
部は起立部の内面側に折り返して設けられることから、
実装高さを最低限度低くし得るものである。
【0128】それにより、取り付け面から保持部に到る
長さを十分に長く柔軟とし得るので、保持すべき対象物
のサイズへの対応を大幅に許容し得るとともに、保持部
に付与された凸形状の弾性材により、保持された部品や
配線材などの形状に柔軟に対応し得る。
【0129】第1の弾性材の凸形状を小型とすることに
より、保持部への部品や配線材などの挿入を容易とし、
挿入された部品や配線材などの抜け出ることが防止され
る。第2の弾性材の凸形状を大型とすることで、保持部
へ挿入される部品や配線材が保持部を通過することなく
安定支持され、柔軟性と弾性とにより衝撃などへの緩衝
作用を奏する。
【0130】本発明ホルダ第4の手段は、第1手段ない
し第3手段のホルダに、起立面と開口部との間の折り返
し部分に取り付け面と並行する平坦面が形成されること
から、平坦面をロボットハンド先端の真空吸着ヘッドに
吸着支持させて移動させることができ、プリント板の所
定位置に載置させるとともに開放させることでプリント
板面へ配置させることができるから、自動化実装が可能
となる。もちろん、それぞれのホルダには、それぞれ上
述した特有の作用、効果をあわせ有する。
【0131】本発明ホルダ第5の手段は、第1手段ない
し第4手段のホルダの取り付け面には、プリント板面と
接する突起、または、プリント板との接触面積を減少さ
せる切り欠きが設けられることから、プリント板への半
田付け実装に際して、半田付けされるべき突起部分が取
り付け面よりも突出しているので、この部分を加熱した
熱が拡散され難く短い時間で半田付け実装が可能とな
る。
【0132】または、切り欠きにより半田付けに要する
熱が拡散し難いので、同様に短時間で半田付けが可能と
なる。以上のようであって、本発明ホルダによれば、小
型にしてプリント板面上への直接の取り付け、ならび
に、実装高さの低背高化を可能とし、光部品や光ファイ
バに限らず一般の、プリント板上に配置される各種の部
品や配線材などを保持位置位置決めさせるに、きわめて
顕著な実用上の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ホルダ第1の一実施形態斜視図である。
【図2】本発明ホルダ第1の一実施形態の実装保持状態
である。
【図3】本発明ホルダ第1の一実施形態の実装保持状態
斜視図である。
【図4】本発明ホルダ第2の一実施形態正面図である。
【図5】本発明ホルダ第3の一実施形態斜視図である。
【図6】本発明ホルダ第3の一実施形態の実装保持状態
である。
【図7】本発明ホルダ第4の一実施形態の斜視図と平面
図である。
【図8】本発明ホルダ第5の一実施形態斜視図である。
【図9】本発明ホルダ第5の一実施形態の製造方法(そ
の1)である。
【図10】本発明ホルダ第5の一実施形態の製造方法
(その2)である。
【図11】本発明ホルダ第5の一実施形態の実装保持状
態(その1)である。
【図12】本発明ホルダ第5の一実施形態の実装保持状
態(その2)である。
【図13】本発明ホルダの実装方法の説明図である。
【図14】本発明ホルダ第6の一実施形態正面図であ
る。
【図15】従来のケーブルホルダ実装状態斜視図であ
る。
【図16】従来のホルダ実装状態斜視図である。
【符号の説明】 1 ケーブルホルダ 2 保持部 3、4 腕部 5 ケーブル 6 脚 8 プリント板 9 貫通孔 11 ホルダ 12 保持部 13 基板 14 起立面 15 切り欠き 16 脚片 17 挿入片 21、22 光ファイバ 23 光部品 24 束線バンド 31 ホルダ 32 取り付け面 33 彎曲部分 34 起立面 35 折り返し部分 36 平坦面 37 開口部 38 保持部 39 彎曲部 41 先端 42 傾斜面 43 半田めっき部分 45 プリント板 46 ホルダ搭載実装用パターン 51 光ファイバ 52 光部品 53 包囲体 54 切れ目 57 ホルダ 58 弾性材 59 保持部 61 ホルダ 62 第1の弾性材 63 第2の弾性材 65 保持部 71 ホルダ 72 取り付け面 73 突起 81 ホルダ 82 取り付け面 83 T型の突起 85 帯状金属薄板 86 L型の切り欠き 87 長方形の孔 88 半円形の切り込み 91 光部品 92 本体部 95 吸着ヘッド 96 吸引口 101 ホルダ 102 取り付け面 103 傾斜面 105 保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 晃 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 藤田 和男 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 田中 裕宣 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 林 光昭 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 吉戸 一真 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント板への取り付け面と該取り付け
    面の両側が並行するように形成された起立面と該両起立
    面の先端側が上記取り付け面側へ折り返されて構成され
    る開口部ならびに対向する保持部とに弾性を有する帯状
    薄板が形成されてなることを特徴とするホルダ。
  2. 【請求項2】 プリント板への取り付け面と該取り付け
    面の両側が並行するように形成された起立面と該両起立
    面の先端側が上記取り付け面側へ折り返されて構成され
    る開口部ならびに対向する保持部とに弾性を有する帯状
    薄板が形成されるとともに上記保持部に弾性材が付与さ
    れてなることを特徴とするホルダ。
  3. 【請求項3】 プリント板への取り付け面と該取り付け
    面の両側が並行するように形成された起立面と該起立面
    の先端側が上記取り付け面側へ折り返されて構成される
    開口部ならびに対向する保持部とに弾性を有する帯状薄
    板が形成されるとともに、上記保持部の開口部側に凸形
    状の第1の弾性材と先端部に凸形状の第2の弾性材とが
    付与され、第1の弾性材の凸形状は第2の弾性材の凸形
    状よりも小型であることを特徴とするホルダ。
  4. 【請求項4】 上記起立面と開口部との間の折り返し部
    分に取り付け面と並行する平坦面が形成されてなること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    のホルダ。
  5. 【請求項5】 上記取り付け面にはプリント板面と接す
    る突起または、プリント板との接触面積を減少させる切
    り欠きが設けられてなることを特徴とする請求項1ない
    し請求項4のいずれかに記載のホルダ。
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