JPH11309892A - サーマルヘッド制御方法、その装置および印刷装置 - Google Patents

サーマルヘッド制御方法、その装置および印刷装置

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JPH11309892A
JPH11309892A JP13425598A JP13425598A JPH11309892A JP H11309892 A JPH11309892 A JP H11309892A JP 13425598 A JP13425598 A JP 13425598A JP 13425598 A JP13425598 A JP 13425598A JP H11309892 A JPH11309892 A JP H11309892A
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JP
Japan
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resistance value
heating element
thermal head
heating elements
resistance
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JP13425598A
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Mamoru Ikeda
守 池田
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NEC Data Terminal Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の発熱体の特性を均一化して
印字むらを防止するサーマルヘッド制御装置を備えた印
刷装置を提供する。 【解決手段】 サーマルヘッド1の並列に接続した複数
の発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値をA/D
コンバータを備えた抵抗値測定手段2により測定する。
抵抗値測定手段2は、測定した抵抗値から平均値を算出
し、平均値と抵抗値との差を算出して補正値とする。補
正値を発熱体R1,R2,R3,…,Rnに接続したト
ランジスタQ1,Q2,Q3,…,Qnをオンオフする
印字制御部3のレジスタに転送する。印字制御部3によ
り、画像データに基づいた印加時間を補正値に基づいて
加減算して補正する。画像データに基づいた印字データ
から補正した印加時間でトランジスタQ1,Q2,Q
3,…,Qnをオンオフし、一定の印字エネルギにした
発熱体R1,R2,R3,…,Rnで印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の抵抗値を示
す複数の発熱体を備えたサーマルヘッドを制御するサー
マルヘッド制御方法、その装置および印刷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一定の抵抗値を示す発熱体を複数
配列したサーマルヘッドを備え発熱体に画像データに基
づいて電圧を印加して感熱紙を発色させて印字する印刷
装置として、例えば特開平1−128851号公報に記
載の構成が知られている。
【0003】この特開平1−128851号公報に記載
の印刷装置は、サーマルヘッドの各発熱体の抵抗値をA
/Dコンバータにより読み取り、演算手段にて読み取っ
た各発熱体の抵抗値の平均値を算出し、この平均値から
印字するために発熱体に電圧を印加して発熱させる印字
エネルギを算出し、得られた印字エネルギとなる印加時
間を補正して、印字むらなど防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サーマルヘ
ッドの発熱体は、例えば製造工程や所定時間の使用によ
り各発熱体の抵抗値が若干異なりばらつきが生じる。こ
のため、発熱体に画像データに対応した所定の印字エネ
ルギを与えた場合、抵抗値のばらつきにより発熱体の温
度が所定の温度と異なって印字むらを生じる問題があ
る。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、複数の発熱体の特性を均一化して印字むらを防止
するサーマルヘッド制御方法、その装置および印刷装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のサーマル
ヘッド制御方法は、一定の抵抗値を示す複数の発熱体を
備えたサーマルヘッドの前記各発熱体の抵抗値のばらつ
きを検出し、これら各発熱体の抵抗値のばらつきに基づ
いて前記発熱体の印字条件を補正して前記各発熱体の印
字エネルギを一定にするものである。
【0007】請求項2記載のサーマルヘッド制御方法
は、請求項1記載のサーマルヘッド制御方法において、
発熱体の抵抗値のばらつきは、前記各発熱体の抵抗値を
測定して平均値を算出し、この平均値と前記各発熱体の
抵抗値との差をそれぞれ算出することにより検出するも
のである。
【0008】請求項3記載のサーマルヘッド制御方法
は、請求項1記載のサーマルヘッド制御方法において、
発熱体の抵抗値のばらつきは、前記各発熱体の抵抗値を
測定してこれら抵抗値の最小値を選択し、この抵抗値の
最小値と前記各発熱体の抵抗値との差をそれぞれ算出す
ることにより検出するものである。
【0009】請求項4記載のサーマルヘッド制御方法
は、請求項1ないし3のいずれか一にサーマルヘッド制
御方法において、発熱体の印字条件の補正は、検出した
前記発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて前記各発熱体
への電圧の印加時間を可変するものである。
【0010】請求項5記載のサーマルヘッド制御方法
は、請求項1ないし3のいずれか一にサーマルヘッド制
御方法において、発熱体の印字条件の補正は、検出した
前記発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて前記各発熱体
へ印加する電圧値を可変するものである。
【0011】請求項6記載のサーマルヘッド制御方法
は、請求項1ないし5のいずれか一に記載のサーマルヘ
ッド制御方法において、発熱体の抵抗値は、前記発熱体
に直列に接続した比較抵抗の抵抗値と前記発熱体の抵抗
値との電圧の分圧をA/Dコンバータで読み取り、この
読み取った電圧の分圧から前記比較抵抗の抵抗値に基づ
いて算出するものである。
【0012】請求項7記載のサーマルヘッド制御方法
は、請求項1ないし5のいずれか一に記載のサーマルヘ
ッド制御方法において、発熱体の抵抗値は、前記発熱体
に直列に接続した比較抵抗の両端における電位差を増幅
してA/Dコンバータで読み取り、前記比較抵抗の抵抗
値に基づいて算出するものである。
【0013】請求項8記載のサーマルヘッド制御装置
は、一定の抵抗値を示す複数の発熱体を備えたサーマル
ヘッドの前記各発熱体の抵抗値のばらつきを検出する抵
抗値検出手段と、この抵抗値検出手段にて検出した前記
各発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて前記発熱体の印
字条件を補正して前記各発熱体の印字エネルギを一定に
する印字制御手段とを具備したものである。
【0014】請求項9記載のサーマルヘッド制御装置
は、請求項8記載のサーマルヘッド制御装置において、
抵抗値検出手段は、各発熱体の抵抗値を測定する抵抗値
測定手段と、この抵抗値測定手段にて測定した抵抗値か
ら平均値を算出するとともにこの平均値および前記発熱
体の抵抗値の差をそれぞれ算出して前記各発熱体の抵抗
値のばらつきとする演算手段とを備えたものである。
【0015】請求項10記載のサーマルヘッド制御装置
は、請求項8記載のサーマルヘッド制御装置において、
抵抗値検出手段は、各発熱体の抵抗値を測定する抵抗値
測定手段と、この抵抗値測定手段にて測定した抵抗値の
うち最小値の抵抗値を選択するとともにこの選択した最
小値の抵抗値および前記発熱体の抵抗値の差をそれぞれ
算出して前記各発熱体の抵抗値のばらつきとする演算手
段とを備えたものである。
【0016】請求項11記載のサーマルヘッド制御装置
は、請求項8ないし10のいずれか一に記載のサーマル
ヘッド制御装置において、印字制御手段は、各発熱体の
抵抗値のばらつきに基づいて前記発熱体への電圧の印加
時間を可変する印加時間補正制御部を備えたものであ
る。
【0017】請求項12記載のサーマルヘッド制御装置
は、請求項8ないし10のいずれか一に記載のサーマル
ヘッド制御装置において、印字制御手段は、各発熱体の
抵抗値のばらつきに基づいて前記発熱体へ印加する電圧
値を可変する印加電圧補正部を備えたものである。
【0018】請求項13記載のサーマルヘッド制御装置
は、請求項8ないし12のいずれか一に記載のサーマル
ヘッド制御装置において、抵抗値測定手段は、発熱体に
直列に接続した比較抵抗と、この比較抵抗の抵抗値およ
び前記発熱体の抵抗値との電圧の分圧を読み取るA/D
コンバータと、このA/Dコンバータにより読み取った
電圧の分圧から前記比較抵抗の抵抗値に基づいて前記発
熱体の抵抗値を算出する抵抗値演算部とを備えたもので
ある。
【0019】請求項14記載のサーマルヘッド制御装置
は、請求項8ないし12のいずれか一に記載のサーマル
ヘッド制御装置において、抵抗値測定手段は、発熱体に
直列に接続した比較抵抗と、この比較抵抗の両端におけ
る電位差を増幅する増幅部と、この増幅部により増幅し
た前記電位差を読み取るA/Dコンバータと、このA/
Dコンバータにより読み取った前記電位差から前記比較
抵抗の抵抗値に基づいて前記発熱体の抵抗値を算出する
抵抗値演算部とを備えたものである。
【0020】請求項15記載の印刷装置は、一定の抵抗
値を示す複数の発熱体を備えたサーマルヘッドと、請求
項8ないし14のいずれか一に記載のサーマルヘッド制
御装置とを具備したものである。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態の印
刷装置の回路構成を図面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施の形態の印刷装置
のサーマルヘッドの回路構成を示すブロック図である。
図2は、同上抵抗値測定手段の回路構成を示すブロック
図である。図3は、同上制御手段の回路構成を示すブロ
ック図である。
【0023】図1において、1はサーマルヘッドで、こ
のサーマルヘッド1は複数の発熱体R1,R2,R3,
…,Rnが並列に接続されて構成されている。そして、
これら発熱体R1,R2,R3,…,Rnには、これら
発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値を測定する
抵抗値測定手段2を介して基準電圧Vccが接続されて
いる。
【0024】また、各発熱体R1,R2,R3,…,R
nには、スイッチング素子としてのトランジスタQ1,
Q2,Q3,…,Qnのコレクタがそれぞれ接続されて
いる。なお、これらトランジスタQ1,Q2,Q3,
…,Qnのエミッタはグランドに接続されている。
【0025】さらに、トランジスタQ1,Q2,Q3,
…,Qnのベースには、トランジスタQ1,Q2,Q
3,…,Qnを所定のタイミングで所定時間オンオフさ
せて発熱体R1,R2,R3,…,Rnに基準電圧Vc
cを印加する印字制御部3が接続されている。この印字
制御部3は、画像データから算出され発熱体R1,R
2,R3,…,Rnに電圧を印加する条件の印加信号で
ある電圧を印加する所定の時間として印加時間と、画像
データから算出され電圧を印加するタイミングのパルス
信号である印字データとが入力され、所定時間および所
定のタイミングでパルスを出力し、トランジスタQ1,
Q2,Q3,…,Qnをオンオフする。そして、この印
字制御部と各トランジスタQ1,Q2,Q3,…,Qn
により印字制御手段4が構成される。
【0026】一方、抵抗値測定手段2は、図2に示すよ
うに、基準電圧Vccおよび各発熱体R1,R2,R
3,…,Rn間に直列に接続された比較抵抗Raを備え
ている。そして、この比較抵抗Raの両端には、スイッ
チング素子としてのトランジスタのエミッタおよびコレ
クタがそれぞれ接続され、比較抵抗Raにトランジスタ
Qaが並列に接続されている。
【0027】また、比較抵抗Raとサーマルヘッド1の
発熱体R1,R2,R3,…,Rnとの接続点には、比
較抵抗Raの抵抗値および発熱体R1,R2,R3,
…,Rnの抵抗値との電圧の分圧を読み取るA/Dコン
バータ6が接続されている。さらに、A/Dコンバータ
6には、読み取った電圧の分圧から比較抵抗Raの抵抗
値に基づいて発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗
値を算出し、平均値を算出し、さらに平均値および発熱
体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値の差を補正値と
してそれぞれ算出するとともに、トランジスタQaのベ
ースに所定の電圧を印加してA/Dコンバータ6にて比
較抵抗Raの抵抗値および発熱体R1,R2,R3,
…,Rnの抵抗値との電圧の分圧を読み取らせる抵抗値
演算部としての制御部7が接続されている。
【0028】そして、抵抗値測定手段2は、この制御部
7にて算出した発熱体R1,R2,R3,…,Rnの補
正値を印加制御部3に出力する。
【0029】一方、印加制御部3は、図3に示すよう
に、抵抗値測定手段2から出力された発熱体R1,R
2,R3,…,Rnの補正値が入力されるレジスタ8を
備えている。また、印加制御部3には、レジスタ8に入
力された補正値に基づいて、入力される印加信号の印加
時間を加算および減算して補正する印加時間補正制御部
9が設けられている。さらに、印加制御部3には、印字
データに基づいてトランジスタQ1,Q2,Q3,…,
Qnを印加時間補正制御部9にて補正された印加時間で
オンオフする印加制御部10が接続されている。すなわ
ち、印加制御部10は、印字データに基づいて、印字に
対応する発熱体R1,R2,R3,…,Rnに接続する
トランジスタQ1,Q2,Q3,…,Qnに補正した印
加時間で所定のパルス信号を出力してオンさせて発熱体
を発熱させて印字し、印字しない発熱体に接続するトラ
ンジスタQ1,Q2,Q3,…,Qnにはパルス信号を
出力せずにオフのままとして発熱体を発熱しない。
【0030】次に、上記実施の形態の印刷装置の動作を
説明する。
【0031】まず、抵抗値測定手段2にてサーマルヘッ
ド1の各発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値を
測定する。すなわち、抵抗値測定手段2の制御部7にて
所定のパルス信号をトランジスタQaに出力する。この
トランジスタQaへのパルス信号の出力により、A/D
コンバータ6にて比較抵抗Raの抵抗値および発熱体R
1,R2,R3,…,Rnの抵抗値との電圧の分圧を読
み取る。この後、このA/Dコンバータ6で読み取った
電圧の分圧を、制御部7にて比較抵抗Raの抵抗値に基
づいて発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値を算
出して平均値を算出した後、得られた平均値と発熱体R
1,R2,R3,…,Rnの抵抗値との差を算出して補
正値とする。そして、算出した各発熱体R1,R2,R
3,…,Rnに対応する補正値を、制御手段4を構成す
る印字制御部3のレジスタ8に転送する。
【0032】次に、画像データから算出された印加信号
である印加時間を、印字制御部3の印加時間補正制御部
9によりレジスタ8に入力された補正値に基づいて加算
および減算して各発熱体R1,R2,R3,…,Rnに
対応して補正する。さらに、印字制御部3の印加制御部
10が、画像データから算出され印字するタイミングで
ある印字データに基づいて、印字に対応する発熱体R
1,R2,R3,…,Rnに接続するトランジスタQ
1,Q2,Q3,…,Qnに印加時間補正制御部9によ
り補正した印加時間で所定のパルス信号を出力してオン
させる。この所定のトランジスタQ1,Q2,Q3,
…,Qnのオンにより、対応する発熱体R1,R2,R
3,…,Rnに基準電圧Vccが供給されて発熱し、感
熱紙や感熱リボンを発色させて、画像データに基づいた
印字をする。
【0033】ここで、抵抗値測定手段2にて読み込んだ
各発熱体R1,R2,R3,…,Rnの平均値を100
0Ωで、この平均値と各発熱体R1,R2,R3,…,
Rnの抵抗値との差、すなわちばらつきを±10%とす
る。この場合、発熱体R1,R2,R3,…,Rnを加
熱して印字するエネルギである印字エネルギJは、 印字エネルギJ=(電圧2/発熱体抵抗値R)×印加時
間T から算出される。そして、画像データから印字に印加電
圧が24V、印字エネルギが0.35mJ必要であると
認識した場合、 T=J/(V2/R) の式から、印加時間Tは607.6μs必要となる。
【0034】そして、この607.6μsで各発熱体R
1,R2,R3,…,Rnに電圧を印加した場合、各発
熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値にばらつきが
あるので、適正な印字ができなくなる。すなわち、印字
に関与する所定の発熱体R1,R2,R3,…,Rnの
抵抗値が所定の抵抗値から+10%ばらついている場
合、この発熱体R1,R2,R3,…,Rnの実際の抵
抗値は1100Ωであるから、607.6μsの印加時
間Tでは印字エネルギJは上記式から0.318mJと
なり、印字エネルギJが不足する状態となり十分な印字
ができなくなる。このため、適当な印字を得るために
は、不足分の印加時間Tを延長する補正が必要となる。
【0035】すなわち、実際の発熱体R1,R2,R
3,…,Rnの抵抗値が1100Ωである場合、上記式
から進化時間Tは668.4μsとなる。このため、1
000Ωの場合の印加時間Tより60.8μsの時間を
加算して補正し、他の発熱体R1,R2,R3,…,R
nとの印字エネルギJを一定にする。
【0036】また、逆にばらつきが−10%の場合に
は、実際の発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値
が900Ωであり、この場合の印加時間Tは546.9
μsとなり、1000Ωの場合の印加時間Tより60.
7μsの時間を減算して補正し、他の発熱体R1,R
2,R3,…,Rnとの印字エネルギJを一定にする。
【0037】このように、上記実施の形態によれば、サ
ーマルヘッド1を構成する複数の発熱体R1,R2,R
3,…,Rnの抵抗値のばらつきを検出して、抵抗値の
ばらつき分を補正して各発熱体R1,R2,R3,…,
Rnの印字エネルギを一定にするため、例えば階調印字
やカラー印字などの比較的弱い印字エネルギを制御して
印字する場合でも印字むらなく良好な印刷結果が得られ
る。
【0038】また、各発熱体R1,R2,R3,…,R
nの抵抗値のばらつきを、各発熱体R1,R2,R3,
…,Rnの抵抗値を測定して平均値を算出し、この平均
値と各発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値との
差をそれぞれ算出して補正値として求めたため、簡単な
構成で容易に印字むらを防止するための各発熱体R1,
R2,R3,…,Rnの抵抗値のばらつきを検出でき
る。
【0039】さらに、各発熱体R1,R2,R3,…,
Rnの抵抗値のばらつきに基づいて、印字時間を補正す
るため、印字むらを防止するための印字エネルギの一定
化が簡単な構成で容易にできる。
【0040】また、A/Dコンバータ6を備えた抵抗値
測定手段2により発熱体R1,R2,R3,…,Rnの
抵抗値を読み込んで、印字信号である印字時間を補正す
るため、長期の使用により発熱体R1,R2,R3,
…,Rnの抵抗値が変動するサーマルヘッド1の劣化が
生じても、補正により適切な印刷結果が得られるので、
寿命の延長が得られる。
【0041】なお、上記実施の形態において、各発熱体
R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値のばらつきを、抵
抗値の平均値との差により検出して説明したが、例えば
各発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値を測定し
てこれら抵抗値の最小値や最大値を選択し、この抵抗値
の最小値や最大値と各発熱体R1,R2,R3,…,R
nの抵抗値との差をそれぞれ算出することにより検出し
てもよい。なお、発熱体R1,R2,R3,…,Rnの
長期使用により劣化が生じた場合には通常抵抗値は増大
する傾向にあるため、最小値を用いる構成によれば、印
加時間補正制御部9での演算の際に加算する回路のみで
よく、回路構成を簡略化できる。
【0042】また、一定の印字エネルギを得るために発
熱体の印字条件を補正する方法として、各発熱体R1,
R2,R3,…,Rnへの電圧の印加時間を可変して説
明したが、例えば検出した発熱体R1,R2,R3,
…,Rnの抵抗値のばらつきに基づいて各発熱体R1,
R2,R3,…,Rnへ印加する電圧値を可変して一定
の印字エネルギとしてもよい。
【0043】さらに、A/Dコンバータ6を用いて発熱
体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値を測定して説明
したが、例えば印刷装置の製造時や保守点検時に、サー
マルヘッド1の各発熱体R1,R2,R3,…,Rnの
抵抗値を測定し、平均値や最小値、最大値を求めて、得
られた各発熱体R1,R2,R3,…,Rnの抵抗値の
ばらつきである補正値をレジスタに入力して出荷するな
どしてもよい。なお、このような場合には、あらかじめ
補正値を入力しておくレジスタ8が必要となり、かつこ
のレジスタ8は入力した補正値が削除されない不揮発性
である必要がある。このため、上記実施の形態のよう
に、A/Dコンバータ6を用いて発熱体R1,R2,R
3,…,Rnの抵抗値を測定する構成によれば、抵抗値
を測定して補正する度、例えば印刷装置の電源投入時や
印刷開始時に補正すれば自動的に印字エネルギを一定化
でき、印字むらを常に自動的に防止でき、レジスタ8も
不揮発性である必要もない。
【0044】また、印字時間補正制御部9にて印字信号
である印字時間を補正した後に印字制御部10にて印字
データに基づいて印字する所定の発熱体R1,R2,R
3,…,Rnに電圧を印加する構成について説明した
が、その逆、すなわちまず印字制御部10にて印字デー
タにより印字する発熱体R1,R2,R3,…,Rnに
電圧を印加するために所定のトランジスタQ1,Q2,
Q3,…,Qnなどのスイッチング素子に対応する所定
の時間長のパルス電圧を出力させ、出力されたパルス電
圧の印加時間を印加時間補正制御部9にて可変するなど
してもよい。
【0045】一方、発熱体R1,R2,R3,…,Rn
に電圧を印加して発熱させる構成としてトランジスタQ
1,Q2,Q3,…,Qnを用いて説明したが、いずれ
のスイッチング素子、またスイッチング素子に限らず他
のスイッチでもできる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、サーマルヘッドを構成する複
数の発熱体の抵抗値のばらつきを検出して、抵抗値のば
らつき分を補正して各発熱体の印字エネルギを一定にす
るため、例えば階調印字やカラー印字などの比較的弱い
印字エネルギを制御して印字する場合でも印字むらなく
良好な印刷結果が得られる。
【0047】また、各発熱体の抵抗値のばらつきを、各
発熱体の抵抗値を測定して平均値を算出し、この平均値
と各発熱体の抵抗値との差をそれぞれ算出して求めたた
め、簡単な構成で容易に印字むらを防止するための各発
熱体の抵抗値のばらつきを検出できる。
【0048】さらに、各発熱体の抵抗値のばらつきに基
づいて、印字時間を補正するため、印字むらを防止する
ための印字エネルギの一定化が簡単な構成で容易にでき
る。
【0049】また、A/Dコンバータにより発熱体の抵
抗値を読み込んで、印字時間を補正するため、長期の使
用により発熱体の抵抗値が変動するサーマルヘッドの劣
化が生じても、補正により適切な印刷結果が得られるの
で、寿命の延長が得られる。
【0050】一方、各発熱体の抵抗値のばらつきを、各
発熱体の抵抗値を測定して最小値を選択し、この最小値
と各発熱体の抵抗値との差をそれぞれ算出して求めるこ
とにより、簡単な構成で容易に印字むらを防止するため
の各発熱体の抵抗値のばらつきを検出できる。
【0051】また、各発熱体の抵抗値のばらつきに基づ
いて、発熱体に印加する電圧値を補正することにより、
印字むらを防止するための印字エネルギの一定化が簡単
な構成で容易にできる。
【図面の簡単な読明】
【図1】本発明の一実施の形態の印刷装置のサーマルヘ
ッドの回路構成を示すブロック図である。
【図2】同上抵抗値測定手段の回路構成を示すブロック
図である。
【図3】同上制御手段の回路構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 抵抗値測定手段 3 印字制御部 4 印字制御手段 6 A/Dコンバータ 7 抵抗値演算部としての制御部 8 レジスタ 9 印加時間補正制御部 10 印加制御部 J 印字エネルギ R 発熱体抵抗値 R1,R2,R3,…,Rn 発熱体 Q1,Q2,Q3,…,Qn トランジスタ T 印加信号としての印加時間 V 電圧 Vcc 基準電圧
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のサーマ
ルヘッド制御方法は、サーマルヘッドの一定の抵抗値を
示す複数の発熱体のばらつきを検出するに際し、前記各
発熱体の抵抗値を測定してこれら抵抗値の最小値を選択
し、この抵抗値の最小値と前記各発熱体の抵抗値との差
をそれぞれ算出し、これら算出した差に基づいて前記発
熱体の印字条件を補正し、前記各発熱体の印字エネルギ
を一定にすることを特徴とする。また、発熱体の印字条
件の補正は、検出した前記発熱体の抵抗値のばらつきに
基づいて前記各発熱体への電圧の印加時間を可変するよ
うにすることができる。また、発熱体の印字条件の補正
は、検出した前記発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて
前記各発熱体へ印加する電圧値を可変するようにするこ
とができる。また、発熱体の抵抗値は、前記発熱体に直
列に接続した比較抵抗の抵抗値と前記発熱体の抵抗値と
の電圧の分圧をA/Dコンバータで読み取り、この読み
取った電圧の分圧から前記比較抵抗の抵抗値に基づいて
算出するようにすることができる。また、発熱体の抵抗
値は、前記発熱体に直列に接続した比較抵抗の両端にお
ける電位差を増幅してA/Dコンバータで読み取り、前
記比較抵抗の抵抗値に基づいて算出するようにすること
ができる。請求項6に記載のサーマルヘッド制御装置
は、一定の抵抗値を示す複数の発熱体を備えたサーマル
ヘッドの前記各発熱体の抵抗値のばらつきを検出する抵
抗値検出手段と、各発熱体の抵抗値を測定する抵抗値測
定手段と、この抵抗値測定手段にて測定した抵抗値のう
ち最小値の抵抗値を選択するとともにこの選択した最小
値の抵抗値および前記発熱体の抵抗値の差をそれぞれ算
出して前記各発熱体の抵抗値のばらつきとする演算手段
と、前記算出した差に基づいて前記発熱体の印字条件を
補正し、前記各発熱体の印字エネルギを一定にする印字
制御手段とを具備したことを特徴とする。また、印字制
御手段は、各発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて前記
発熱体への電圧の印加時間を可変する印加時間補正制御
部を備えたようにすることができる。また、印字制御手
段は、各発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて前記発熱
体へ印加する電圧値を可変する印加電圧補正部を備えた
ようにすることができる。また、抵抗値測定手段は、発
熱体に直列に接続した比較抵抗と、この比較抵抗の抵抗
値および前記発熱体の抵抗値との電圧の分圧を読み取る
A/Dコンバータと、このA/Dコンバータにより読み
取った電圧の分圧から前記比較抵抗の抵抗値に基づいて
前記発熱体の抵抗値を算出する抵抗値演算部とを備えた
ようにすることができる。また、抵抗値測定手段は、発
熱体に直列に接続した比較抵抗と、この比較抵抗の両端
における電位差を増幅する増幅部と、この増幅部により
増幅した前記電位差を読み取るA/Dコンバータと、こ
のA/Dコンバータにより読み取った前記電位差から前
記比較抵抗の抵抗値に基づいて前記発熱体の抵抗値を算
出する抵抗値演算部とを備えたようにすることができ
る。請求項11に記載の印刷装置は、一定の抵抗値を示
す複数の発熱体を備えたサーマルヘッドと、請求項6な
いし11のいずれか一に記載のサーマルヘッド制御装置
とを具備したことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の抵抗値を示す複数の発熱体を備え
    たサーマルヘッドの前記各発熱体の抵抗値のばらつきを
    検出し、 これら各発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて前記発熱
    体の印字条件を補正して前記各発熱体の印字エネルギを
    一定にすることを特徴とするサーマルヘッド制御方法。
  2. 【請求項2】 発熱体の抵抗値のばらつきは、前記各発
    熱体の抵抗値を測定して平均値を算出し、この平均値と
    前記各発熱体の抵抗値との差をそれぞれ算出することに
    より検出することを特徴とする請求項1記載のサーマル
    ヘッド制御方法。
  3. 【請求項3】 発熱体の抵抗値のばらつきは、前記各発
    熱体の抵抗値を測定してこれら抵抗値の最小値を選択
    し、この抵抗値の最小値と前記各発熱体の抵抗値との差
    をそれぞれ算出することにより検出することを特徴とす
    る請求項1記載のサーマルヘッド制御方法。
  4. 【請求項4】 発熱体の印字条件の補正は、検出した前
    記発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて前記各発熱体へ
    の電圧の印加時間を可変することを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか一にサーマルヘッド制御方法。
  5. 【請求項5】 発熱体の印字条件の補正は、検出した前
    記発熱体の抵抗値のばらつきに基づいて前記各発熱体へ
    印加する電圧値を可変することを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか一にサーマルヘッド制御方法。
  6. 【請求項6】 発熱体の抵抗値は、前記発熱体に直列に
    接続した比較抵抗の抵抗値と前記発熱体の抵抗値との電
    圧の分圧をA/Dコンバータで読み取り、この読み取っ
    た電圧の分圧から前記比較抵抗の抵抗値に基づいて算出
    することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一に
    記載のサーマルヘッド制御方法。
  7. 【請求項7】 発熱体の抵抗値は、前記発熱体に直列に
    接続した比較抵抗の両端における電位差を増幅してA/
    Dコンバータで読み取り、前記比較抵抗の抵抗値に基づ
    いて算出することを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか一に記載のサーマルヘッド制御方法。
  8. 【請求項8】 一定の抵抗値を示す複数の発熱体を備え
    たサーマルヘッドの前記各発熱体の抵抗値のばらつきを
    検出する抵抗値検出手段と、 この抵抗値検出手段にて検出した前記各発熱体の抵抗値
    のばらつきに基づいて前記発熱体の印字条件を補正して
    前記各発熱体の印字エネルギを一定にする印字制御手段
    とを具備したことを特徴とするサーマルヘッド制御装
    置。
  9. 【請求項9】 抵抗値検出手段は、 各発熱体の抵抗値を測定する抵抗値測定手段と、 この抵抗値測定手段にて測定した抵抗値から平均値を算
    出するとともにこの平均値および前記発熱体の抵抗値の
    差をそれぞれ算出して前記各発熱体の抵抗値のばらつき
    とする演算手段とを備えたことを特徴とする請求項8記
    載のサーマルヘッド制御装置。
  10. 【請求項10】 抵抗値検出手段は、 各発熱体の抵抗値を測定する抵抗値測定手段と、 この抵抗値測定手段にて測定した抵抗値のうち最小値の
    抵抗値を選択するとともにこの選択した最小値の抵抗値
    および前記発熱体の抵抗値の差をそれぞれ算出して前記
    各発熱体の抵抗値のばらつきとする演算手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項8記載のサーマルヘッド制御装
    置。
  11. 【請求項11】 印字制御手段は、各発熱体の抵抗値の
    ばらつきに基づいて前記発熱体への電圧の印加時間を可
    変する印加時間補正制御部を備えたことを特徴とする請
    求項8ないし10のいずれか一に記載のサーマルヘッド
    制御装置。
  12. 【請求項12】印字制御手段は、各発熱体の抵抗値のば
    らつきに基づいて前記発熱体へ印加する電圧値を可変す
    る印加電圧補正部を備えたことを特徴とする請求項8な
    いし10のいずれか一に記載のサーマルヘッド制御装
    置。
  13. 【請求項13】 抵抗値測定手段は、 発熱体に直列に接続した比較抵抗と、 この比較抵抗の抵抗値および前記発熱体の抵抗値との電
    圧の分圧を読み取るA/Dコンバータと、 このA/Dコンバータにより読み取った電圧の分圧から
    前記比較抵抗の抵抗値に基づいて前記発熱体の抵抗値を
    算出する抵抗値演算部とを備えたことを特徴とする請求
    項8ないし12のいずれか一に記載のサーマルヘッド制
    御装置。
  14. 【請求項14】 抵抗値測定手段は、 発熱体に直列に接続した比較抵抗と、 この比較抵抗の両端における電位差を増幅する増幅部
    と、 この増幅部により増幅した前記電位差を読み取るA/D
    コンバータと、 このA/Dコンバータにより読み取った前記電位差から
    前記比較抵抗の抵抗値に基づいて前記発熱体の抵抗値を
    算出する抵抗値演算部とを備えたことを特徴とする請求
    項8ないし12のいずれか一に記載のサーマルヘッド制
    御装置。
  15. 【請求項15】 一定の抵抗値を示す複数の発熱体を備
    えたサーマルヘッドと、 請求項8ないし14のいずれか一に記載のサーマルヘッ
    ド制御装置とを具備したことを特徴とする印刷装置。
JP13425598A 1998-04-30 1998-04-30 サーマルヘッド制御方法、その装置および印刷装置 Pending JPH11309892A (ja)

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