JPH11311572A - 赤外線センサ - Google Patents

赤外線センサ

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JPH11311572A
JPH11311572A JP11848898A JP11848898A JPH11311572A JP H11311572 A JPH11311572 A JP H11311572A JP 11848898 A JP11848898 A JP 11848898A JP 11848898 A JP11848898 A JP 11848898A JP H11311572 A JPH11311572 A JP H11311572A
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infrared
area
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JP11848898A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Uchisawa
克裕 内沢
Shinji Kirihata
慎司 桐畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廊下など細長い検知ゾーンを横切る方向に関
しても、人体の移動を検知できるようにする。 【解決手段】 プラス受光極11a、12a、13aと
マイナス受光極11b、12b、13bとを受光面11
c、12c、13cに同数ずつ備える赤外線焦電素子1
1、12、13を有し、検知面Fで、プラス検知エリア
αまたはマイナス検知エリアβを通過する人体を検知す
る赤外線センサにおいて、プラス検知エリアとマイナス
検知エリアとの配置が、検知面上での第1の所定方向A
1 に関しては、最外端に配置される検知エリアは、同極
のものが、第1の所定方向に垂直な第2の所定方向A2
に並ぶように、第2の所定方向に関しては、第1の所定
方向の中央部分に配置される検知エリアは、同極のもの
が、第1の所定方向に並ぶように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵する赤外線焦
電素子により赤外線を検出して、人体の移動を検知する
赤外線センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図6と図7とを用いて従来の赤外線セン
サを説明する。図6は赤外線センサの受光部の説明図
で、(a) は側面図、(b) は正面図をそれぞれ表す。図7
は検知エリアの説明図で、(a) は側面図、(b) は平面図
をそれぞれ表す。
【0003】従来、廊下など細長い場所での人体検知に
は、図6に示すような受光部を有する赤外線センサ10
0が使用されていた。赤外線センサの受光部は、赤外線
焦電素子ブロック10と、集光レンズ20とを備える。
赤外線焦電素子ブロック10は、3つの赤外線焦電素子
11、12、13を備え、平面視で赤外線焦電素子1
1、12、13が一列をなすように位置している。
【0004】赤外線焦電素子11は、プラス受光極11
aとマイナス受光極11bとが、前面の受光面11c
に、1つずつ設けられている。赤外線焦電素子11は、
プラス受光極11aに赤外線が入射すると、赤外線量に
応じて符号がプラスである電圧出力を行い、一方、マイ
ナス受光極11bに赤外線が入射すると、赤外線量に応
じて符号がマイナスである別の電圧出力を行う。これら
2出力の和をとれば、環境の気温などに起因するノイズ
を除去し、人体を検知した旨の出力信号を得ることがで
きる。
【0005】赤外線焦電素子11は、プラス受光極11
aとマイナス受光極11bとが、赤外線焦電素子12、
13を結ぶ方向に対して、直角に向いている。赤外線焦
電素子11、12、13は、受光面11c、12c、1
3cが集光レンズ20に対向し、プラス受光極11a、
12a、13aとマイナス受光極11b、12b、13
bとに集光される。
【0006】図7に、集光レンズ20を使って得られ
る、検知ビームおよび廊下床面での各検知エリアを示
す。図7(a) に示すように、赤外線センサ100は幅2
m程の廊下床面Fに対して集光レンズ20を向けて、天
井に取り付けられている。赤外線センサ100は、集光
レンズ20によって、所定の立体角を有する複数の空間
的検知エリアである検知ビームBが、設定される。図7
(b) に示すように、複数のプラス検知エリアαおよびマ
イナス検知エリアβが、廊下床面F上に、廊下床面Fの
長手方向に交互に配置される。
【0007】このようなプラス検知エリアαおよびマイ
ナス検知エリアβは、廊下床面F上での廊下長手方向に
関する人体M1 の存在および移動の検知に使用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の赤外線センサにおいては、プラス検知エリ
アαおよびマイナス検知エリアβが、廊下床面F上の長
手方向に交互に位置するように設定されているため、人
体M2 が廊下短手方向に移動すると、人体M2 が例えば
図7(b) に示すようにプラス検知エリアα1 とマイナス
検知エリアβ1 とを同時に通過することになり、プラス
受光極11aとマイナス受光極11bとの両出力の和を
とっても、両出力は振幅の大きさが略同じになって、人
体M2 を検知した旨の出力信号は得られにくかった。こ
のため、廊下短手方向に関する人体検知を行ない難く、
例えば廊下に面した部屋に居る人が、人体M2 のように
ドアを開けて廊下へ出る場合があっても、この人を検知
することは難しかった。
【0009】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、廊下
など細長い検知ゾーンを横切る方向に関しても、人体の
移動を検知できるようにした赤外線センサを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、赤外線を受光すると互いに逆レベルの出力を行
うプラス受光極とマイナス受光極とを受光面に同数ずつ
備える赤外線焦電素子を有し、前記プラス受光極の受光
エリアであるプラス検知エリアに入射してくる赤外線の
入射光量に応じた出力と、前記マイナス受光極の受光エ
リアであるマイナス検知エリアに入射してくる赤外線の
入射光量に応じた出力とを基にして、前記プラス検知エ
リアおよび前記マイナス検知エリアを配置する検知面
で、前記プラス検知エリアまたは前記マイナス検知エリ
アを通過する人体を検知する赤外線センサにおいて、前
記プラス検知エリアと前記マイナス検知エリアとの配置
が、前記検知面上での第1の所定方向に関しては、最外
端に配置される検知エリアは、前記プラス検知エリアと
前記マイナス検知エリアのうち同極のものが、前記第1
の所定方向に垂直な第2の所定方向に並ぶように、前記
第2の所定方向に関しては、前記第1の所定方向の中央
部分に配置される検知エリアは、前記プラス検知エリア
と前記マイナス検知エリアのうち同極のものが、前記第
1の所定方向に並ぶように配置されることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る赤外線センサ
の第1の実施の形態を図1乃至図3に基づいて、第2の
実施の形態を図4および図5に基づいてそれぞれ詳細に
説明する。
【0012】[第1の実施の形態]図1は赤外線センサ
の受光部の説明図で、(a) はデュアル型赤外線焦電素子
の正面図、(b) は赤外線センサの受光部の側面図、(c)
は赤外線センサの受光部の正面図を、それぞれ表す。図
2は赤外線センサのブロック図である。図3は検知エリ
アの説明図で、(a) は側面図、(b) は平面図をそれぞれ
表す。
【0013】赤外線センサ100は、図2に示すよう
に、赤外線焦電素子ブロック10と、集光レンズ20
と、増幅回路30と、帯域フィルタ回路40と、比較回
路50と、遅延回路60と、出力回路70とを備えて構
成されており、照明器具など負荷80の点・滅動作を制
御する。
【0014】赤外線焦電素子ブロック10は、図1に示
すように、3つの赤外線焦電素子11、12、13を備
える。3つの赤外線焦電素子11、12、13は、人体
から発せられる熱を赤外線として検出(受光)する半導
体受光素子であり、赤外線焦電素子11の両側方に赤外
線焦電素子12、13がそれぞれ異なる向きを向くよう
にして、平面視で赤外線焦電素子12、13と一列をな
すように位置する。
【0015】赤外線焦電素子11は、プラス受光極11
aとマイナス受光極11bとが、前面の受光面11c
に、1つずつ設けられている。赤外線焦電素子12も、
プラス受光極12aとマイナス受光極12bとが、前面
の受光面12cに、1つずつ設けられている。赤外線焦
電素子13も、プラス受光極13aとマイナス受光極1
3bとが、前面の受光面13cに、1つずつ設けられて
いる。プラス受光極11a、12a、13aとマイナス
受光極11b、12b、13bとは、いずれも、赤外線
を検出(受光)する受光表面である。
【0016】赤外線焦電素子11は、プラス受光極11
aに赤外線が入射すると、赤外線量に応じて正の電圧出
力を行い、一方、マイナス受光極11bに赤外線が入射
すると、赤外線量に応じて負の電圧出力を行う。これら
2出力の和をとれば、環境の気温などに起因するノイズ
を相殺して除去し、人体を検知した旨の出力信号を得る
ことができる。赤外線焦電素子12に関しても、赤外線
焦電素子11と同様に、プラス受光極12aとマイナス
受光極12bとの2出力の和を基に、人体を検知した旨
の出力信号を得ることができる。赤外線焦電素子13に
関しても、赤外線焦電素子11と同様に、プラス受光極
13aとマイナス受光極13bとの2出力の和を基に、
人体を検知した旨の出力信号を得ることができる。
【0017】赤外線焦電素子11は、プラス受光極11
aとマイナス受光極11bとが、赤外線焦電素子12、
13を結ぶ方向である、第1の所定方向A1 に向いてい
る。赤外線焦電素子11は、受光面11cが集光レンズ
20の中央部21に対向し、プラス受光極11aとマイ
ナス受光極11bとが、9個の平凸レンズ21a、21
b、21c、21d、21e、21f、21g、21
h、21jでの集光を受光する。
【0018】赤外線焦電素子12は、プラス受光極12
aとマイナス受光極12bとが、第1の所定方向A1 に
対して直角なる、第2の所定方向A2 に向いている。赤
外線焦電素子12は、受光面12cが集光レンズ20の
一方の側部22に略対向し、プラス受光極12aとマイ
ナス受光極12bとが、6個のフレネルレンズ22a、
22b、22c、22d、22e、22fでの集光を受
光する。
【0019】赤外線焦電素子13は、プラス受光極13
aとマイナス受光極13bとが、第1の所定方向A1 に
対して直角なる、第2の所定方向A2 に向いている。赤
外線焦電素子13は、受光面13cが集光レンズ20の
他方の側部23に略対向し、プラス受光極13aとマイ
ナス受光極13bとが、6個のフレネルレンズ23a、
23b、23c、23d、23e、23fでの集光を受
光する。
【0020】増幅回路30は、赤外線焦電素子10から
の赤外線検出出力を受信し、増幅出力するアンプ回路で
ある。帯域フィルタ回路40は、増幅回路30からの出
力を受信し、人体が動く速度に対応する低周波成分のみ
を出力する、ローパスフィルタである。帯域フィルタ回
路40で通過する低周波成分は、人体が動く速度に合わ
せて予め設定しておけばよく、例えば0.1〜1(H
z)に設定する。
【0021】比較回路50は、所定の閾値を有するコン
パレータ回路であり、帯域フィルタ回路40の出力を受
信して、所定の閾値との大小を比較する。比較回路50
は、帯域フィルタ回路40の出力が所定の閾値を超えた
ら、遅延回路60へパルス信号を1つ出力する。遅延回
路60は、タイマー回路であり、比較回路50からのパ
ルス信号を受信すると、出力回路70へ、パルス信号を
送信する。遅延回路60は、例えば3分間の所定のタイ
ムラグをカウントすると、出力回路70へ、パルス信号
を送信する。出力回路70は、交流電源から負荷80へ
の電源を供給して負荷80を点灯および消灯する。出力
回路70は、遅延回路60からパルス信号を受信する度
に、負荷80の点灯と消灯とを繰り返す。すなわち、赤
外線センサ100は、帯域フィルタ回路40の出力が比
較回路50で所定の閾値を超えた場合、人体を検知した
ものとして、遅延回路60で計る3分間の所定のタイム
ラグの間だけ継続して負荷80を点灯するのである。
【0022】このような赤外線センサ100は、廊下長
手方向に第1の所定方向A1 を一致させて、廊下の天井
に、廊下床面を臨むように取り付けられる。図3に、集
光レンズ20を使って得られる、検知ビームおよび廊下
床面での各検知エリアを示す。図3(a) に示すように、
赤外線センサ100は幅2m程の廊下床面Fに対して集
光レンズ20を向けて、天井に取り付けられている。図
3(a) に示す例では、赤外線センサ100の人体検知可
能な範囲は、赤外線センサ100から2.5mの距離の
廊下床面Fに垂下した点から、両翼に15m、すなわち
30mの範囲をカバーしている。
【0023】3つの赤外線焦電素子11、12、13に
とって受光可能な空間領域は、集光レンズ20の各レン
ズに対応して、図3(a) に示すようにそれぞれ設定され
る。このような受光範囲をあらわす空間領域は、あたか
も細長く放射状に区切られた空間領域が交互に配置され
るもので、検知ビームと称される。
【0024】検知ビームB+1は、プラス受光極11aに
応じた受光可能な空間領域であり、中央部21の平凸レ
ンズ21a、21b、21c、21d、21e、21
f、21g、21h、21jによってそれぞれ設定され
る検知ビームB+1は、図3に示すように、平凸レンズ2
1a、21b、21c、21d、21e、21f、21
g、21h、21jの符号のアルファベットに対応し
て、検知ビームB+1a 、B +1b 、B+1c 、B+1d 、B
+1e 、B+1f 、B+1g 、B+1h 、B+1j なる各符号であ
らわしている。
【0025】検知ビームB-1は、マイナス受光極11b
に応じた受光可能な空間領域であり、中央部21の平凸
レンズ21a、21b、21c、21d、21e、21
f、21g、21h、21jによってそれぞれ設定され
る検知ビームB-1は、図3に示すように、平凸レンズ2
1a、21b、21c、21d、21e、21f、21
g、21h、21jの符号のアルファベットに対応し
て、検知ビームB-1a 、B-1b 、B-1c 、B-1d 、B
-1e 、B-1f 、B-1g 、B-1h 、B-1j なる各符号であ
らわしている。
【0026】検知ビームB+2は、図3に示すように、プ
ラス受光極12aに応じた受光可能な空間領域であり、
一方の側部22のフレネルレンズ22a、22b、22
c、22d、22e、22fによってそれぞれ設定され
る検知ビームB+2は、フレネルレンズ22a、22b、
22c、22d、22e、22fの符号のアルファベッ
トに対応して、検知ビームB+2a 、B+2b 、B+2c 、B
+2d 、B+2e 、B+2fなる各符号であらわしている。
【0027】検知ビームB-2は、マイナス受光極12b
に応じた受光可能な空間領域であり、一方の側部22の
フレネルレンズ22a、22b、22c、22d、22
e、22fによってそれぞれ設定される検知ビームB-2
は、図3に示すように、フレネルレンズ22a、22
b、22c、22d、22e、22fの符号のアルファ
ベットに対応して、検知ビームB-2a 、B-2b 、
B-2c 、B-2d 、B-2e 、B-2 f なる各符号であらわし
ている。
【0028】検知ビームB+3は、プラス受光極13aに
応じた受光可能な空間領域であり、他方の側部23のフ
レネルレンズ23a、23b、23c、23d、23
e、23fによってそれぞれ設定される検知ビームB+3
は、図3に示すように、フレネルレンズ23a、23
b、23c、23d、23e、23fの符号のアルファ
ベットに対応して、検知ビームB+3a 、B+3b 、
B+3c 、B+3d 、B+3e 、B+3fなる各符号であらわし
ている。
【0029】検知ビームB-3は、マイナス受光極13b
に応じた受光可能な空間領域であり、他方の側部23の
フレネルレンズ23a、23b、23c、23d、23
e、23fによってそれぞれ設定される検知ビームB+3
は、図3に示すように、フレネルレンズ23a、23
b、23c、23d、23e、23fの符号のアルファ
ベットに対応して、検知ビームB+3a 、B+3b 、
B+3c 、B+3d 、B+3e 、B+3 f なる各符号であらわし
ている。
【0030】各検知ビームB+1、B-1、B+2、B-2、B
+3、B-3は、人体を検知するための検知面の一例である
廊下床面Fと交差する。その結果、図3(b) に示すよう
な複数の、プラス検知エリアおよびマイナス検知エリア
が、廊下床面F上に配置されたことになる。
【0031】プラス受光極11aに応じた、廊下床面F
上の受光エリアであるプラス検知エリアα1 は、9本の
検知ビームB+1に応じて、符号α11、α12、・・・、α
19であらわしている。マイナス受光極11bに応じた、
廊下床面F上の受光エリアであるマイナス検知エリアβ
1 は、9本の検知ビームB-1に応じて、符号β11、
β 12、・・・、β19であらわしている。
【0032】プラス受光極12aに応じた、廊下床面F
上の受光エリアであるプラス検知エリアα2 は、6本の
検知ビームB+2に応じて、符号α21、α22、・・・、α
26であらわしている。マイナス受光極12bに応じた、
廊下床面F上の受光エリアであるマイナス検知エリアβ
2 は、6本の検知ビームB-2に応じて、符号β21、
β 22、・・・、β26であらわしている。
【0033】プラス受光極13aに応じた、廊下床面F
上の受光エリアであるプラス検知エリアα3 は、6本の
検知ビームB+3に応じて、符号α31、α32、・・・、α
36であらわしている。マイナス受光極13bに応じた、
廊下床面F上の受光エリアであるマイナス検知エリアβ
3 は、6本の検知ビームB-3に応じて、符号β31、
β 32、・・・、β36であらわしている。
【0034】このようなプラス検知エリアα1 およびマ
イナス検知エリアβ1 は、図3(b)に示すように、第2
の所定方向A2 すなわち廊下短手方向に、交互に位置す
るように設定しており、おもに、廊下床面F上での廊下
短手方向に関する人体M2 の存在および移動の検知に使
用する。
【0035】また、プラス検知エリアα2 、α3 および
マイナス検知エリアβ2 、β3 は、図3(b) に示すよう
に、第1の所定方向A1 すなわち廊下長手方向に、交互
に位置するように設定しており、おもに、廊下床面F上
での廊下長手方向に関する人体M1 の接近の検知に使用
する。
【0036】換言すれば、赤外線センサ100の各検知
エリアα1 、α2 、α3 、β1 、β 2 、β3 は、プラス
検知エリアα2 、α3 とマイナス検知エリアβ2 、β3
との各配置が、端部寄りに位置する赤外線焦電素子1
2、13については、上述した従来例と同様に、第2の
所定方向A2 すなわち廊下短手方向に、同じ極性の受光
極の検知エリアが並ぶように、また、中央に位置する赤
外線焦電素子11については、上述した従来例と異な
り、第1の所定方向A1 すなわち廊下長手方向に、同じ
極性の受光極の検知エリアが並ぶように配置される。つ
まり、本発明にあっては、廊下長手方向に赤外線センサ
100の方へ接近して廊下を歩いてくる人がいれば、赤
外線センサ100は、人体M1 の接近を赤外線焦電素子
12のプラス検知エリアα21、α22、α23で検出する。
一方、廊下に面した部屋に居る人が、ドアを開けて廊下
へ出る場合があれば、この場合、赤外線センサ100
は、人体M2 の移動を、赤外線焦電素子11のマイナス
検知エリアβ13、β16、β19のラインで検出する。な
お、人体M2 の移動は、赤外線焦電素子12、13によ
っては、従来例と同じ程度にしか、検知できない。
【0037】従って、赤外線センサ100は、プラス検
知エリアα1 、α2 、α3 とマイナス検知エリアβ1 、
β2 、β3 との配置が、検知面である廊下床面F上での
第1の所定方向A1 すなわち廊下長手方向に関しては、
最外端に配置されるプラス検知エリアα21、α22、α23
またはマイナス検知エリアβ31、β32、β33は、プラス
検知エリアα21、α22、α23またはマイナス検知エリア
β31、β32、β33のうち同極のものが、第1の所定方向
A1 に垂直な第2の所定方向A2 に並ぶように、また、
第2の所定方向A2 に関しては、第1の所定方向A1 の
中央部分に配置されるプラス検知エリアα11、α12、・
・・、α19またはマイナス検知エリアβ 11、β12、・・
・、β19は、プラス検知エリアα11、α12、・・・、α
19またはマイナス検知エリアβ11、β12、・・・、β19
のいずれも、同極のものが、第1の所定方向A1 に並ぶ
ように配置されるようにしたため、赤外線センサ100
は、人体M2 が廊下短手方向に移動する場合にも、人体
M2 が複数のプラス検知エリアβ13、β16、β19のライ
ンを通過することになり、プラス受光極α13、α16、α
19とマイナス受光極β13、β16、β19との各出力の和を
とって、人体M2 を検知した旨の出力信号が得られる。
つまり、例えば廊下に面した部屋に居る人が、ドアを開
けて廊下へ出る場合があっても、人体を検知することが
できる。
【0038】なお、赤外線センサ100は、デュアルタ
イプの赤外線焦電素子11、12、13を所定方向に3
つ配列するものを例示したが、本発明はこれに限らず、
デュアルタイプの赤外線焦電素子は4つ以上の複数個で
も構わず、最外端に位置する赤外線焦電素子が、第2の
所定方向に関して、同じ極を揃えていればよい。
【0039】[第2の実施の形態]図4は赤外線センサ
の受光部の説明図で、(a) はクワッド型赤外線焦電素子
の正面図、(b) は赤外線センサの受光部の側面図、(c)
は赤外線センサの受光部の正面図を、それぞれ表す。図
5は検知エリアの説明図で、(a) は側面図、(b) は平面
図をそれぞれ表す。なお、前述の第1の実施の形態と同
一の箇所には同じ符号を付し、同一の箇所の詳細な説明
は省略する。
【0040】この第2の実施の形態の赤外線センサが前
述の第1の実施の赤外線センサと異なり特徴となる構成
は、赤外線焦電素子をクワッド型の素子にした点であ
る。
【0041】赤外線焦電素子11は、前面の受光面11
cに、プラス受光極11aとマイナス受光極11bと
が、2つずつ設けられている。赤外線焦電素子12は、
前面の受光面12cに、プラス受光極12aとマイナス
受光極12bとが、2つずつ設けられている。赤外線焦
電素子13は、前面の受光面13cに、プラス受光極1
3aとマイナス受光極13bとが、2つずつ設けられて
いる。赤外線焦電素子11、12、13は、それぞれの
4つの受光極の出力の和をとれば、気温などに起因する
環境上のノイズを、上述の従来例1で使用したデュアル
タイプの赤外線焦電素子よりも、さらに除去でき、人体
を検知した旨の出力信号を得ることができる。
【0042】赤外線焦電素子11、12、13は、上述
した第1の実施の形態と異なり、いずれも、プラス受光
極11aとマイナス受光極11bとの配置が、平面視で
同じ向きになる。
【0043】図5に、上述した第1の実施の形態での集
光レンズ20を使って、検知ビームおよび廊下床面での
検知エリアを得た状態を示す。図5(a) に示すように、
3つの赤外線焦電素子11、12、13にとって受光可
能な空間領域は、集光レンズ20の複数のレンズに対応
して、複数設定される。このような受光可能な空間領域
は、あたかも細長く放射状に区切られた空間領域が交互
に配置されており、検知ビームと称される。検知ビーム
B+ は、プラス受光極11a、12a、13aにそれぞ
れ応じて設定される受光可能な空間領域であり、検知ビ
ームB- は、マイナス受光極11b、12b、13bに
それぞれ応じて設定される受光可能な空間領域である。
検知ビームB+ 、B- は廊下床面Fと交差し、図5(b)
に示すような、複数の検知エリアが設定されたことにな
る。
【0044】このような赤外線センサ20は、上述の第
1の実施の形態と同様に、廊下長手方向に第1の所定方
向A1 を一致させて、廊下の天井に、廊下床面Fを臨む
ように取り付けられる。つまり、プラス検知エリアαと
マイナス検知エリアβが、廊下長手方向である第1の所
定方向A1 に並ばなければよく、廊下長手方向には、プ
ラス検知エリアαまたはマイナス検知エリアβの各1種
類のみが、並んでいればよい。また、プラス検知エリア
αとマイナス検知エリアβとは、互いに逆の立場で配置
されていても勿論よいのである。
【0045】つまり、このようにしても、各検知エリア
は、廊下短手方向である第2の所定方向A2 には、プラ
ス検知エリアαまたはマイナス検知エリアβごとに、配
列することになる。当然、赤外線焦電素子11の検知範
囲のうち、廊下の短手方向の端には、プラス検知エリア
αならばプラス検知エリアαだけ、要するに同極に因る
検知エリアだけが、廊下長手方向に配列することにな
る。
【0046】このようにしても、前述の第1の実施の形
態と略同様の効果を奏する。なお、上記実施の形態にお
いては、赤外線焦電素子11、12、13は、受光面1
1c、12c、13cにおいて、正方形の四頂点上に、
2つのプラス受光極11aを対角線上に、2つのマイナ
ス受光極11bを別の対角線上に、それぞれ配置したも
のを例示したが、本発明はこれに限らず、赤外線センサ
20は、プラス受光極とマイナス受光極とが同数ずつ配
置されていればよい。
【0047】また、赤外線焦電素子は、同極の受光極が
隣り合う頂角上に位置するようにしてもよい。この場
合、中央に位置する赤外線焦電素子は、受光面を回転さ
せず、側方に位置する赤外線焦電素子は、受光面を、同
受光面に垂直な軸を中心に、90°回転する必要があ
る。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、プラス
検知エリアとマイナス検知エリアとの配置が、検知面上
での第1の所定方向に関しては、最外端に配置される検
知エリアは、プラス検知エリアとマイナス検知エリアの
うち同極のものが、第1の所定方向に垂直な第2の所定
方向に並ぶように、第2の所定方向に関しては、第1の
所定方向の中央部分に配置されるは、プラス検知エリア
とマイナス検知エリアのうち同極のものが、第1の所定
方向に並ぶように配置されるようにしたため、人体が第
2の所定方向に移動する場合にも、人体が第1の所定方
向の中央部分に配置されるプラス検知エリアまたはマイ
ナス検知エリアのどちらか1種類のみを通過することに
なり、そのようなプラス受光極とマイナス受光極の各出
力の和をとって人体を検知した旨の出力信号が相殺され
ることがなく、人体検知が可能となる。つまり、例え
ば、細長い廊下全体に検知エリアが設定されている場
合、廊下の中央部に面した部屋に居る人が、ドアを開け
て廊下を横切るようにして移動する場合があっても、人
体を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の赤外線センサ
の受光部の説明図である。
【図2】同上の赤外線センサのブロック図である。
【図3】同上の検知エリアの説明図である。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態の赤外線センサ
の受光部の説明図である。
【図5】同上の検知エリアの説明図である。
【図6】従来の赤外線センサの受光部の説明図である。
【図7】同上の検知エリアの説明図である。
【符号の説明】
11a、12a、13a プラス受光極 11b、12b、13b マイナス受光極 11c、12c、13c 受光面 11、12、13 赤外線焦電素子 α プラス検知エリア β マイナス検知エリア F 検知面 A1 第1の所定方向 A2 第2の所定方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を受光すると互いに逆レベルの出
    力を行うプラス受光極とマイナス受光極とを受光面に同
    数ずつ備える赤外線焦電素子を有し、前記プラス受光極
    の受光エリアであるプラス検知エリアに入射してくる赤
    外線の入射光量に応じた出力と、前記マイナス受光極の
    受光エリアであるマイナス検知エリアに入射してくる赤
    外線の入射光量に応じた出力とを基にして、前記プラス
    検知エリアおよび前記マイナス検知エリアを配置する検
    知面で、前記プラス検知エリアまたは前記マイナス検知
    エリアを通過する人体を検知する赤外線センサにおい
    て、前記プラス検知エリアと前記マイナス検知エリアと
    の配置が、前記検知面上での第1の所定方向に関して
    は、最外端に配置される検知エリアは、前記プラス検知
    エリアと前記マイナス検知エリアのうち同極のものが、
    前記第1の所定方向に垂直な第2の所定方向に並ぶよう
    に、前記第2の所定方向に関しては、前記第1の所定方
    向の中央部分に配置される検知エリアは、前記プラス検
    知エリアと前記マイナス検知エリアのうち同極のもの
    が、前記第1の所定方向に並ぶように配置されることを
    特徴とする赤外線センサ。
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