JPH11312156A - 中国語入力変換処理装置、中国語入力変換処理方法、中国語入力変換処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

中国語入力変換処理装置、中国語入力変換処理方法、中国語入力変換処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11312156A
JPH11312156A JP10119108A JP11910898A JPH11312156A JP H11312156 A JPH11312156 A JP H11312156A JP 10119108 A JP10119108 A JP 10119108A JP 11910898 A JP11910898 A JP 11910898A JP H11312156 A JPH11312156 A JP H11312156A
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pinyin
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JP10119108A
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Miki Takahashi
未来 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力モードの切り替えを必要とせずに、ピンイ
ン入力とダブルピンイン入力を併用して所望の変換候補
を得る。 【解決手段】ダブルピンイン入力モードで、入力部21
により変換対象となる読み文字列が入力されると、ダブ
ルピンイン/ピンイン置換部25にてその入力読み文字
列をピンインに置換する。その際、入力制御処理部22
は置換後の読み文字列がピンイン規則に合っているか否
かをチェックし、ピンイン規則に合わない場合にピンイ
ンで入力されたものとして、入力時の状態に戻す。変換
部23にて入力時の状態に戻された読み文字列を中国語
変換し、その変換候補を出力部26により出力する。こ
れにより、ダブルピンイン入力モードにおいて、ピンイ
ンで読み文字列を入力したとしても、所望の変換候補を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中国語文書の作成
に用いられる中国語ワードプロセッサ等の中国語入力変
換処理装置に係り、特にピンイン入力とダブルピンイン
入力の2つの入力モードを併用して読みを入力する場合
に用いて好適な中国語入力変換処理装置と、この中国語
入力変換処理装置に用いられる中国語入力変換処理方
法、中国語入力変換処理プログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】中国語の入力方法は、字形情報を利用す
る入力方法(字形入力方法)と字音情報を使用する入力
方法(字音入力方法)の2つに大きく分類することがで
きる。前者の字形情報とは、漢字の形から得られる情報
のことであり、部首、筆画、画数などに相当する。後者
の字音情報とは、漢字の読みから得られる情報である。
字音入力方法では、漢字の読みを音韻的に分解した声
母、介音、韻部、声調や、これらの組み合わせからなる
字音情報がよく使われる。
【0003】現在は前者の字形入力方法がポピュラーで
あるが、自分で文章を考えながら入力する場合に適して
いる字音入力方法の需要も最近増してきている。字音入
力方法には、主にピンインという表音記号が使われ、ピ
ンインはアルファベット26文字とu、eを使って中国
語すべての音節を表すものである。
【0004】すなわち、中国語では、1つの漢字の発音
は必ず1音節になっている。1つの音節はさらに「声
母」と呼ばれる先頭子音(音節の先頭にくる子音)と、
「韻母」と呼ばれる「声母」を除いた部分(母音、二重
母音、鼻音化母音などがある)とで構成されている。ま
た、音節の抑揚を表わす「四声」と呼ばれる声調(日本
語のアクセントに似たようなもの)があり、1つの音節
は声母、韻母と四声の3要素から構成される。
【0005】声母の例:b,p,m,f,d,t,n,
l,zh,ch,sh,… 韻母の例:a,o,e,i,u,ai,en,ang,
iong,… 字音入力方法は、このような声母と韻母をピンインで入
力する方法である。ピンインは近年基礎教育で学べるの
で、ピンインによる字音入力方法は習得しやすい入力方
法といえる。
【0006】しかし、ピンイン入力の場合、1音節入力
するのに多数のキーを入力しなければならないため、入
力効率が悪いといった問題がある。例えば、「床」と変
換するため、ピンインで音節を入力すると、「chua
ng」と6キー打たなければならない。
【0007】この問題を解決するため、ダブルピンイン
入力という方法が考えられている。ダブルピンイン入力
方法とは、音節の要素である声母と韻母にそれぞれ1キ
ーずつ割り当て、2キーで1音節を入力する方法であ
る。このダブルピンイン入力を用いて、先ほどの「床」
を入力するには、「uh」と2キー入力すれば済む。
【0008】なお、「chuang」の声母は「c
h」、韻母は「uang」であり、ダブルピンイン入力
の場合、一打鍵目の「u」キーに声母「ch」が、2打
鍵目の「h」キーの韻母に「uang」が割り当たって
いる。そのため、「uh」で「chuang」を入力す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ダブ
ルピンイン入力は1音節を入力するのに2キーで済む。
このため、ダブルピンイン入力を習得すれば、入力効率
が大幅に向上することになる。
【0010】しかしながら、日頃接する機会の少ない表
音記号であるため、その規則を忘れてしまい、かえって
入力に時間がかかることがある。このような場合、忘れ
た個所だけ、通常のピンイン入力に切り替えればいい
が、モードの切り替えもやはり手間がかかって不便であ
る。
【0011】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、入力モードの切り替えを必要とせずに、ピンイン
入力とダブルピンイン入力を併用して所望の変換候補を
得ることのできる中国語入力変換処理装置中国語入力変
換処理方法、中国語入力変換処理プログラムを記録した
記録媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係る中国語入力変換処理装置は、ピンイン入力モ
ードまたはダブルピンイン入力モードを設定するモード
設定手段と、このモード設定手段によってダブルピンイ
ン入力モードが設定されている状態で、変換対象となる
読み文字列を入力する入力手段と、この入力手段によっ
て入力された読み文字列をピンインに置換する置換手段
と、この置換手段によってピンインに置換された読み文
字列がピンイン規則に合っているか否かをチェックする
ピンイン規則チェック手段と、このピンイン規則チェッ
ク手段の結果、ピンイン規則に合わない場合にピンイン
で入力されたものと見なし、当該読み文字列を入力時の
状態に戻す置換復帰手段と、ピンイン表記の読みとそれ
に対応する見出しが登録された中国語辞書と、上記置換
復帰手段によって入力時の状態に戻された読み文字列に
基づいて上記中国語辞書を検索し、その読み文字列に対
応する見出しを変換候補として抽出する変換手段と、こ
の変換手段によって得られた変換候補を出力する出力手
段とを具備したことを特徴とする。
【0013】このような構成によれば、ピンイン入力モ
ードとダブルピンイン入力モードの2つの入力モードを
有する場合において、ダブルピンイン入力モードが設定
されている状態で、変換対象となる読み文字列が入力さ
れると、その入力読み文字列はピンインに置換される。
その際、置換後の読み文字列がピンイン規則に合ってい
るか否かがチェックされ、ピンイン規則に合わない場合
にピンインで入力されたものとして、入力時の状態に戻
される。そして、この入力時の状態に戻された読み文字
列に基づいて中国語辞書が検索され、その読み文字列に
対応する見出しが変換候補として抽出される。したがっ
て、ダブルピンイン入力モードのときに、ピンインで読
み文字列を入力したとしても、所望の変換候補を得るこ
とができる。
【0014】また、本発明の請求項2に係る中国語入力
変換処理装置は、ピンイン入力モードまたはダブルピン
イン入力モードを設定するモード設定手段と、このモー
ド設定手段によってピンイン入力モードが設定されてい
る状態で、変換対象となる読み文字列を入力する入力手
段と、ピンイン表記の読みとそれに対応する見出しが登
録された中国語辞書と、上記入力手段によって入力され
た読み文字列に基づいて上記中国語辞書を検索し、その
読み文字列に対応する見出しを変換候補として抽出する
変換手段と、この変換手段によって変換候補が得られな
かった場合にダブルピンインで入力されたものと見な
し、当該読み文字列をピンインに置換する置換手段と、
この置換手段によってピンインに置換された読み文字列
を上記変換手段に与えて再度変換処理を行う変換制御手
段と、上記変換手段によって得られた変換候補を出力す
る出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】このような構成によれば、ピンイン入力モ
ードとダブルピンイン入力モードの2つの入力モードを
有する場合において、ピンイン入力モードが設定されて
いる状態で、変換対象となる読み文字列が入力される
と、その入力読み文字列に基づいて中国語辞書が検索さ
れ、その読み文字列に対応する見出しが変換候補として
抽出される。その際、変換候補として得られなかった場
合にダブルピンインで入力されたものとし、当該読み文
字列がピンインに置換され、この置換後の読み文字列に
基づいて再度変換処理が行われる。したがって、ピンイ
ン入力モードのときに、ダブルピンインで読み文字列を
入力したとしても、所望の変換候補を得ることができ
る。
【0016】また、請求項3では、上記請求項1におい
て、上記変換手段によって変換候補が得られなかった場
合に、上記入力された読み文字列の前側をピンイン、後
ろ側をダブルピンインとして分割する読み分割手段と、
この読み分割手段によって分割された読み文字列のピン
イン部分を上記変換手段に与えて再度変換を行うと共
に、ダブルピンイン部分をピンインに置換した後に上記
変換手段に与えて再度変換を行う変換制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0017】このような構成によれば、ダブルピンイン
入力モードで入力された読みが、ピンイン規則に合わ
ず、しかも、ピンインで入力されたものとして辞書を引
いても変換候補が得られなかった場合などに、前側をピ
ンイン、後ろ側をダブルピンインとして読みを分割、変
換することで、ダブルピンイン入力モードにおいて、前
側にピンインが混在した読み文字列であっても変換候補
を得ることができる。
【0018】また、請求項4では、上記請求項1におい
て、上記変換手段によって変換候補が得られなかった場
合に、上記入力された読み文字列の前側をダブルピンイ
ン、後ろ側をピンインとして分割する読み分割手段と、
この読み分割手段によって分割された読み文字列のダブ
ルピンイン部分をピンインに置換した後、上記変換手段
に与えて再度変換を行うと共に、ピンイン部分を上記変
換手段に与えて再度変換を行う変換制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0019】このような構成によれば、ダブルピンイン
入力モードで入力された読みが、ピンイン規則に合わ
ず、しかも、ピンインで入力されたものとして辞書を引
いても変換候補が得られなかった場合などに、前側をダ
ブルピンイン、後ろ側をピンインとして読みを分割し、
変換することで、ダブルピンイン入力モードにおいて、
前側にピンインが混在した読み文字列であっても変換候
補を得ることができる。
【0020】また、請求項5では、上記請求項3または
請求項4において、上記読み分割手段によって分割され
たピンイン部分とダブルピンイン部分の読み位置を訂正
する読み位置訂正手段を具備したことを特徴とする。
【0021】このような構成によれば、システムが判断
したダブルピンインとピンインの位置が誤っていた場合
などにおいて、ユーザがその位置を任意に訂正すること
ができ、その訂正後の位置に従った変換候補を得ること
ができるようになる。
【0022】また、請求項6では、上記請求項1乃至請
求項5のいずれかにおいて、上記変換手段によって変換
候補が得られなかった場合に、当該読み文字列をひらが
なに変換し、最終文字として出力するひらがな変換手段
を具備したことを特徴とする。
【0023】このような構成によれば、入力された読み
文字列をピンインやダブルピンインに置換しても変換候
補が得られなかった場合に、当該読み文字列は最終的に
ひらがなに置換されて出力される。これにより、ピンイ
ン入力モードやダブルピンイン入力モードが設定されて
いる状態であっても、入力モードを切り替えずに、ひら
がなを入力することができる。
【0024】また、請求項7では、上記請求項1乃至請
求項5のいずれかにおいて、最終出力文字の種類を指定
する最終出力文字指定手段と、上記変換手段によって変
換候補が得られなかった場合に、当該読み文字列を上記
最終出力文字指定手段によって指定された文字種に変換
し、最終文字として出力する文字種変換手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0025】このような構成によれば、予め最終出力文
字の種類を指定しておくことにより、入力された読み文
字列をピンインやダブルピンインに置換しても変換候補
が得られなかった場合に、当該読み文字列は最終的に上
記指定された文字種に置換されるされて出力される。こ
れにより、ピンイン入力モードやダブルピンイン入力モ
ードが設定されている状態であっても、入力モードを切
り替えずに、所望の文字種を入力することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の中国語入力変換処理
装置のシステム構成を示すブロック図である。本装置
は、字音入力方式にて中国語漢字の読みを入力して漢字
に変換するものであり、その際にピンイン入力とダブル
ピンイン入力の併用を可能としたものである。
【0027】なお、本実施形態における中国語入力変換
処理装置は、例えば磁気ディスク等の記録媒体に記録さ
れたプログラムを読み込み、このプログラムによって動
作が制御されるコンピュータによって実現される。
【0028】図1に示すように、本実施形態における中
国語入力変換処理装置は、CPU11、メモリ12、入
力装置13、表示装置14、外部記憶装置15、印刷装
置16、通信装置17によって構成される。
【0029】CPU11は、本装置の動作全体を制御す
るものであり、メモリ12に格納されたプログラムの起
動で動作する。なお、メモリ12に格納されたプログラ
ムに基づいて実現される機能としては、アプリケーショ
ンプログラムによるワードプロセッサ等がある。
【0030】メモリ12は、例えばROMやRAMから
なり、本装置で使用される各種プログラムやフォント
(中国語フォントを含む)等のデータを格納する。この
メモリ12には、ワードプロセッサを実現するアプリケ
ーションプログラムなどのプログラムデータを格納する
ためのプログラム領域12aの他、入力バッファ12
b、候補バッファ12c、文書バッファ12dなどが設
けられている。
【0031】入力バッファ12bは、文書作成のために
入力された中国語漢字の読みであるピンイン文字列また
はダブルピンイン文字列を格納する。候補バッファ12
cは、ピンイン漢字変換によって得られた変換候補を格
納する。文書バッファ12dは、ピンイン漢字変換によ
って得られた中国語漢字からなる文書データを格納す
る。
【0032】入力装置13は、キーボードからなり、本
装置に対する指示やデータの入力を行うものであり、中
国語の読み表記であるピンイン文字列またはダブルピン
イン文字列の入力や、その入力されたピンイン文字列ま
たはダブルピンイン文字列に対するピンイン漢字変換指
示(「変換」キーの操作による指示)などを行うための
ものである。
【0033】表示装置14は、例えばCRT (Cathode
Ray Tube) やLCD (Liquid Crystal Display) からな
り、入力装置13を通じて入力されたピンイン文字列ま
たはダブルピンイン文字列やピンイン漢字変換結果など
の表示を行う。
【0034】外部記憶装置15は、例えばHDD (Hard
Disk Drive)やCD−ROM(Compact Disc Read Only
Memory) からなり、各種プログラムや文書などのデータ
を保存する。この外部記憶装置15には、ワードプロセ
ッサを実現するためのアプリケーションプログラムの
他、ピンイン漢字変換処理で使用する辞書などのデータ
も含まれる。
【0035】印刷装置16は、文書の印刷等を行うため
に用いられる。この印刷装置16としては、本装置に内
蔵されたものでも、外付けにて接続されるものでも良
い。また、通信装置17は、例えば構内LAN (Local
Area Network) や通信ネットワーク等を介して外部装置
とのデータの送受信制御を行う。
【0036】次に、図1に示すシステム構成によって実
現される中国語入力変換処理装置の機能構成について説
明する。図2は図1のシステム構成によって実現される
中国語入力変換処理装置の機能構成を示すブロック図で
ある。図2に示すように、本実施形態における中国語入
力変換処理装置は、入力部21、入力制御処理部22、
変換部23、中国語辞書24、ダブルピンイン/ピンイ
ン置換部25、出力部26を有する。
【0037】入力部21は、変換対象となる読み文字列
や変換指示等の入力を行う。入力制御処理部22は、入
力部21より入力された情報を受け取り、管理するもの
である。この入力制御処理部22は、現在設定されてい
る入力モード(ピンイン入力モード/ダブルピンイン入
力モード)を記憶するための入力モードバッファ22
a、ピンイン規則(図6参照)を記憶したピンイン規則
テーブル22b、ピンインまたはダブルピンインで入力
された読み文字列を記憶するための読み文字列バッファ
22c、変換候補が得られなかった場合に最終的に出力
する文字の種類を記憶するための最終出力文字バッファ
22dなどを有する。
【0038】また、この入力制御処理部22は、ダブル
ピンイン/ピンイン置換部25をコールし、ダブルピン
インで入力された読み文字列をピンインの文字列に置換
する処理、その逆にピンインで入力された読み文字列を
ダブルピンインの文字列に置換する処理を行う。また、
変換キーなどの制御キーも受け付け、変換キーであれば
変換部23をコールし、中国語変換処理を行う。
【0039】以降、ピンインで入力された読みをピンイ
ン読み、ダブルピンインで入力された読みをダブルピン
イン読みと呼ぶ。変換部23は、中国語辞書24を参照
し、入力制御処理部22より受け取ったピンイン読みを
中国語漢字に変換する。中国語辞書24には、各単語毎
に中国語のピンイン表記の読み、見出し(中国語漢
字)、品詞などの情報が登録されている(図3参照)。
この単語辞書24は、標準辞書として外部記憶装置15
に格納される。
【0040】ダブルピンイン/ピンイン置換部25は、
ピンインとダブルピンインとを対応付けたダブルピンイ
ン規則(図7参照)を記憶したダブルピンイン規則テー
ブル25aを有し、入力制御処理部22の制御の下で、
ダブルピンイン読みの文字列をピンイン読みの文字列に
置き換えたり、ピンイン読みの文字列をダブルピンイン
読みの文字列に置き換える。
【0041】出力部26は、入力されたピンインまたは
ダブルピンインの文字列や、その入力ピンインまたはダ
ブルピンイン文字列に対応する変換候補等を表示装置1
4に表示するなどの出力処理を行う。
【0042】図3は中国語辞書24の構成を示す図であ
る。中国語辞書24には、各単語毎に中国語のピンイン
読み、見出し、品詞など、ピンイン漢字変換処理に必要
な情報が登録されている。図2の例では、「ciang
iutonang」という読みで、「沈睡」といった中
国語漢字が見出しとして登録されている。また、「ke
tang」という読みで、「客堂」といった中国語漢字
が見出しとして登録されている。この中国語辞書24に
は、読みはすべてピンインで登録されている。
【0043】ここで、ピンインについて簡単に説明して
おく。中国語では、中国音を表すのにピンインと呼ばれ
る表音記号を使っている。ピンインはアルファベット2
6文字とu、eを使って中国語すべての音節を表すもの
である。1つの音節は、基本的には「声母」と「韻母」
からなる。「声母」とは、音節の先頭にくる子音のこと
であり、図4に示すように21種類定義されている。
「韻母」とは、音節中の声母を除いた部分であり、図5
に示すように35種類定義されている(実際には、その
他にer等がある)。
【0044】中国音では、一般に1音節は1つの声母と
1つの韻母との組み合わせからなるが、実際にはあり得
ない組み合わせもあるため、約400種類となる。図6
に声母と韻母の組み合わせからなる音節の種類の一部を
示す。図中の「○」で示される組み合わせが現代中国語
の標準音として使われているものである。なお、図6に
は一部の組み合わせのみ示すが、実際にはさらに多数の
組み合わせが存在する。
【0045】上記図2のピンイン規則テーブル22bに
は、このような中国語の標準音として使われている声母
と韻母の組み合わせがピンイン規則として予め記憶され
ている。中国語漢字の読みをピンインで入力する場合に
は、このピンイン規則に従った入力が必要となる。
【0046】一方、ピンインによる入力方法とは別にダ
ブルピンインと呼ばれる入力方法がある。これは、音節
の要素である声母と韻母にそれぞれ1キーずつ割り当
て、2キーで1音節を入力する方法である。例えば、ピ
ンインで「chuang」の声母は「ch」、韻母は
「uang」であるが、ダブルピンインでは、一打鍵目
の「u」キーに声母「ch」が、2打鍵目の「h」キー
の韻母に「uang」が割り当たっている。そのため、
「uh」で「chuang」を入力することができる。
【0047】図7にダブルピンインによる声母と韻母の
組み合わせの一部を示す。上記ダブルピンイン規則テー
ブル25aには、このようなダブルピンインによる声母
と韻母の組み合わせがダブルピンイン規則として予め記
憶されている。中国語漢字の読みをダブルピンインで入
力する場合には、このダブルピンイン規則に従った入力
が必要となる。
【0048】次に、本発明の第1の実施形態としての変
換処理動作を説明する。従来は、ピンイン入力とダブル
ピンイン入力はモードによって分けられていて、ダブル
ピンイン入力モードでピンインを入力すると、誤入力に
なるだけであった。
【0049】そこで、第1の実施形態では、入力された
ダブルピンインがピンイン規則に合わない場合に、ピン
インが入力されたものと見なして変換することによっ
て、入力モードを切り替えずにピンインとダブルピンイ
ンの併用を可能とするものである。
【0050】図8は本発明の第1の実施形態としての変
換処理動作を示すフローチャートである。まず、入力モ
ードとして、ダブルピンイン入力モードを選択しておく
(ステップA11)。なお、入力モード(ピンイン入力
モード/ダブルピンイン入力モード)の選択は、例えば
図示せぬ環境設定画面などにおいて、ユーザが任意に行
うことができるものとする。ここで選択された入力モー
ドは、入力制御処理部22の入力モードバッファ22a
に保持される。
【0051】ここで、図9(a)に示すように、入力部
21より「chentong」といった文字列が読みと
して入力されたとすると(ステップA12のYes)、
入力制御処理部22はその読み文字列を読み文字列バッ
ファ22cに保持する(ステップA13)。ここでの読
みは現在設定されている入力モードに従ってダブルピン
イン読みとする。
【0052】読み入力後、変換キーの押下により変換指
示があると(ステップA14のYes)、入力制御処理
部22は入力された読み文字列をダブルピンイン/ピン
イン置換部25に送り、これをピンイン読みの文字列に
置換する(ステップA15)。
【0053】この場合、ダブルピンイン/ピンイン置換
部25では、ダブルピンイン規則テーブル25aに記憶
されたダブルピンイン規則に従って、図9(b)に示す
ように、入力読み文字列「chentong」をピンイ
ン読みで「ciangiutonang」といった文字
列に置換する。ダブルピンイン規則とは、図7に示すよ
うに、音節の要素である声母と韻母のそれぞれに割り当
てられた文字(a、b、c…)と、その文字の組み合わ
せに対応する実際のピンイン文字列に関するルールをま
とめたものである。
【0054】入力制御処理部22は、このピンイン読み
に置換された読み文字列をピンイン規則テーブル22b
に記憶されたピンイン規則に照らし合わせる(ステップ
A16)。ピンイン規則とは、図6に示すように、組み
合わせ可能な声母と韻母などピンインに関するルールを
まとめたものである。
【0055】その結果、ピンイン規則に合った読み文字
列の場合には(ステップA16のYes)、入力制御処
理部22は入力モード通りダブルピンインで読みが入力
されたものとし、その読み文字列をピンイン読みに置換
したままにする。一方、ピンイン規則に合わない読み文
字列の場合には(ステップA16のNo)、入力制御処
理部22はその読み文字列を入力されたときの状態(ピ
ンインに置換する前の文字列)に戻す(ステップA1
7)。
【0056】「ciangiutonang」の例で
は、[c+iang]は組み合わせ不可能な声母と韻母
であるので、入力された読み文字列は入力モード(ダブ
ルピンイン)とは違うピンインで入力されたものと判断
できる。したがって、図9(c)に示すように、置換後
の読み文字列は入力時の読み文字列「chenton
g」に戻される。
【0057】こうして得た読み文字列は変換部23に渡
される。変換部23は中国語辞書24を参照して、その
読み文字列に対応する見出しを抽出することにより、当
該読み文字列を中国語漢字に変換する(ステップA1
8)。
【0058】この場合、「chentong」で中国語
辞書24を検索すると、「沈睡」が見出しとして存在す
るので、図9(d)に示すように、これを変換候補とし
て出力部26を通じて画面上に表示する(ステップA1
9)。
【0059】このように、入力されたダブルピンインが
ピンイン規則に合わない場合に、ピンインが入力された
ものと見なして変換することで、入力モードを切り替え
ずに、所望の変換候補を得ることができる。
【0060】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
としての変換処理動作を説明する。第2の実施形態で
は、入力されたピンインで変換候補がない場合に、ダブ
ルピンインで入力されたものと見なして変換することに
よって、入力モードを切り替えずにピンインとダブルピ
ンインの併用を可能とするものである。
【0061】図10は本発明の第2の実施形態としての
変換処理動作を示すフローチャートである。まず、入力
モードとして、ピンイン入力モードを選択しておく(ス
テップB11)。なお、入力モード(ピンイン入力モー
ド/ダブルピンイン入力モード)の選択は、例えば図示
せぬ環境設定画面などにおいて、ユーザが任意に行うこ
とができるものとする。ここで選択された入力モード
は、入力制御処理部22の入力モードバッファ22aに
保持される。
【0062】ここで、図11(a)に示すように、入力
部21より「ketg」が入力されると、入力制御処理
部22はその読み文字列を読み文字列バッファ22cに
保持する(ステップB13)。ここでの読みは現在設定
されている入力モードに従ってピンイン読みとする。
【0063】読み入力後、変換キーの押下により変換指
示があると(ステップB14のYes)、入力制御処理
部22は入力された読み文字列を変換部23に渡す。変
換部23は中国語辞書24を参照して、その読み文字列
に対応する見出しを抽出することにより、当該読み文字
列を中国語漢字に変換する(ステップB15)。
【0064】ここで、変換候補があれば(ステップB1
6のYes)、その変換候補を出力部26を通じて画面
上に表示する(ステップB18)。一方、該当する変換
候補がなければ(ステップB16のNo)、入力制御処
理部22は入力された読み文字列はダブルピンイン読み
であったと見なし、その読み文字列をダブルピンイン/
ピンイン置換部25に送り、ピンイン読みに置換する
(ステップB17)。
【0065】「ketg」の場合、中国語辞書24に登
録されていないので、変換候補は得られない。そこで、
読みをダブルピンイン/ピンイン置換部25に送り、図
11(b)に示すように、ピンイン読みで「ketan
g」といった文字列に置換する。
【0066】ピンイン読みが得られたところで、変換部
23により再度変換処理を行う(ステップB15)。こ
の場合、「ketang」で中国語辞書24を検索する
と、「客堂」といった変換候補が得られるので、図11
(c)に示すように、その変換候補を画面上に表示す
る。
【0067】このように、入力されたピンインで変換候
補がない場合、ダブルピンインで入力されたものと見な
して変換することで、入力モードを切り替えずに、所望
の変換候補を得ることができる。
【0068】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
としての変換処理動作を説明する。ダブルピンイン入力
モードでは、読みを省略形であるダブルピンインで入力
する関係上、複数の音節を連続して入力する場合に、誤
ってピンインを混在して入力してしまう可能性がある。
なお、ピンイン入力モードでは、ピンインの入力が前提
であることから、省略形であるダブルピンインを混在し
て入力する可能性はあまりない。
【0069】そこで、第3の実施形態では、ダブルピン
イン入力モードにおいて、ダブルピンインで入力された
読みをピンインで入力されたものと見なして変換しても
変換候補が得られなかった場合に、入力された読み文字
列の前側にピンインが混在しているものと見なし、前側
をピンイン、後ろ側をダブルピンインとして読みを分割
し、再度変換を行うようにしたものである。
【0070】図12は本発明の第3の実施形態としての
変換処理動作を示すフローチャートである。まず、入力
モードとして、ダブルピンイン入力モードを選択してお
く(ステップC11)。なお、入力モード(ピンイン入
力モード/ダブルピンイン入力モード)の選択は、例え
ば図示せぬ環境設定画面などにおいて、ユーザが任意に
行うことができるものとする。ここで選択された入力モ
ードは、入力制御処理部22の入力モードバッファ22
aに保持される。
【0071】ここで、図13(a)に示すように、入力
部21より「tianqihrhd」が入力されたとす
ると(ステップC12のYes)、入力制御処理部22
はその読み文字列を読み文字列バッファ22cに保持す
る(ステップC13)。ここでの読みは現在設定されて
いる入力モードに従ってダブルピンイン読みとする。
【0072】読み入力後、変換キーの押下により変換指
示があると(ステップC14のYes)、入力制御処理
部22は入力された読み文字列をダブルピンイン/ピン
イン置換部25に送り、これをピンイン読みの文字列に
置換する(ステップC15)。
【0073】この場合、ダブルピンイン/ピンイン置換
部25では、ダブルピンイン規則テーブル25aに記憶
されたダブルピンイン規則に従って、図13(b)に示
すように、入力読み文字列「tianqihrhd」を
ピンイン読みで「tianqihenhao」といった
文字列に置換する。
【0074】入力制御処理部22は、このピンイン読み
に置換された読み文字列をピンイン規則テーブル22b
に記憶されたピンイン規則に照らし合わせる(ステップ
C16)。
【0075】その結果、ピンイン規則に合った読み文字
列の場合には(ステップC16のYes)、入力制御処
理部22は入力モード通りダブルピンインで読みが入力
されたものとし、その読み文字列をピンイン読みに置換
したままにする。一方、ピンイン規則に合わない読み文
字列の場合には(ステップC16のNo)、入力制御処
理部22はその読み文字列を入力されたときの状態(ピ
ンインに置換する前の文字列)に戻す(ステップC1
7)。
【0076】「tianqihenhao」の例では、
[a+n]は組み合わせ不可能な声母と韻母であるの
で、入力された読み文字列は入力モード(ダブルピンイ
ン入力モード)とは違うピンインで入力されたものと判
断できる。したがって、図13(c)に示すように、置
換後の読み文字列は、入力時の読み文字列「tianq
ihrhd」に戻される。
【0077】こうして得た読み文字列は変換部23に渡
される。変換部23は中国語辞書24を参照して、その
読み文字列に対応する見出しを抽出することにより、当
該読み文字列を中国語漢字に変換する(ステップC1
8)。
【0078】ここで、中国語辞書24に該当する見出し
がなく、変換候補が得られない場合には(ステップC1
9のNo)、入力制御処理部22はその読み文字列の末
尾を1文字短くした後(ステップC20)、再度変換部
23を通じて中国語変換処理を行う(ステップC1
8)。この処理を変換候補が得られるまで、繰り返し行
う。
【0079】この場合、「tianqihrhd」の例
では、中国語辞書24にその単語の情報が登録されてい
ないので、変換候補はない。そこで、「tianqih
rhd」を「tianqi」まで短くする。これによ
り、図13(d)に示すように、変換候補「天気」を
得、出力部26を通じて画面上に表示する(ステップC
21)。
【0080】読みすべてが変換し終えたら終了。もし、
読みが残っていたら(ステップC22のYes)、この
部分の読みは入力モード通りダブルピンインで入力され
たと見なす。したがって、ダブルピンイン/ピンイン置
換部25を通じて、残り部分をピンイン読みに置換した
後(ステップC23)、変換部23を通じて中国語変換
し(ステップC24)、その変換候補を併せて表示する
(ステップC25)。
【0081】上記の例では、残りの読みは「hrhd」
である。これをピンイン読みに置換すると、図13
(e)に示すように、「henhao」となる。これに
より、中国語辞書24から「很好」を得、図13(f)
に示すように、画面上に表示する。
【0082】このように、ダブルピンイン入力モードで
入力された読みが、ピンイン規則に合わず、しかも、ピ
ンインで入力されたものとして辞書を引いても変換候補
が得られなかった場合などに、前側をピンイン、後ろ側
をダブルピンインとして読みを分割、変換することで、
ダブルピンイン入力モードにおいて、前側にピンインが
混在した読み文字列であっても変換候補を得ることがで
きる。
【0083】(第4の実施形態)次に、第4の実施形態
としての変換処理動作を説明する。上述したように、ダ
ブルピンイン入力モードでは、読みを省略形であるダブ
ルピンインで入力する関係上、複数の音節を連続して入
力する場合に、誤ってピンインを混在して入力してしま
う可能性がある。なお、ピンイン入力モードでは、ピン
インの入力が前提であることから、省略形であるダブル
ピンインを混在して入力する可能性はあまりない。
【0084】そこで、第4の実施形態では、ダブルピン
イン入力モードにおいて、ダブルピンインで入力された
読みをピンインで入力されたものと見なして変換しても
変換候補が得られなかった場合に、入力された読み文字
列の後ろ側にピンインが混在しているものと見なし、前
側をダブルピンイン、後ろ側をピンインとして読みを分
割し、再度変換を行うようにしたものである。
【0085】図14は本発明の第4の実施形態としての
変換処理動作を示すフローチャートである。まず、入力
モードとして、ダブルピンイン入力モードを選択してお
く(ステップD11)。なお、入力モード(ピンイン入
力モード/ダブルピンイン入力モード)の選択は、例え
ば図示せぬ環境設定画面などにおいて、ユーザが任意に
行うことができるものとする。ここで選択された入力モ
ードは、入力制御処理部22の入力モードバッファ22
aに保持される。
【0086】ここで、図15(a)に示すように、入力
部21より「tjqihenhao」が入力されたとす
ると(ステップD12のYes)、入力制御処理部22
はその読み文字列を読み文字列バッファ22cに保持す
る(ステップD13)。ここでの読みは現在設定されて
いる入力モードに従ってダブルピンイン読みとする。
【0087】読み入力後、変換キーの押下により変換指
示があると(ステップD14のYes)、入力制御処理
部22は入力された読み文字列をダブルピンイン/ピン
イン置換部25に送り、これをピンイン読みの文字列に
置換する(ステップD15)。
【0088】この場合、ダブルピンイン/ピンイン置換
部25では、ダブルピンイン規則テーブル25aに記憶
されたダブルピンイン規則に従って、図15(b)に示
すように、入力読み文字列「tjqihenhao」を
ピンイン読みで「tianqiheniango」とい
った読み文字列に置換する。
【0089】入力制御処理部22は、このピンイン読み
に置換された読み文字列をピンイン規則テーブル22b
に記憶されたピンイン規則に照らし合わせる(ステップ
D16)。
【0090】「tianqiheniangao」の場
合、ピンイン規則に合わない個所はないので(ステップ
D16のYes)、その置換後の読み文字列を変換部2
3に渡し、中国語辞書24を引く(ステップD17)。
【0091】ここで、中国語辞書24に該当する見出し
がなく、変換候補が得られない場合には(ステップD1
8のNo)、入力制御処理部22はその読み文字列を末
尾から1文字短くした後(ステップD20)、再度変換
部23を通じて中国語変換処理を行う(ステップD2
1)。この処理を変換候補が得られるまで、繰り返し行
う。
【0092】この場合、「tianqiheniang
ao」の例では、中国語辞書24にその単語の情報が登
録されていないので、変換候補はない。そこで、「ti
anqiheniangao」を「tianqi」まで
短くする。これにより、図15(c)に示すように、変
換候補「天気」を得、出力部26を通じて画面上に表示
する(ステップD22)。
【0093】読みすべてが変換し終えたら終了。もし、
読みが残っていたら(ステップD23のYes)、この
部分はピンイン入力されたものとし見なす。そして、元
の読みに戻した後(ステップD24)、変換部23を通
じて中国語変換し(ステップD25)、その変換候補を
併せて表示する(ステップD26)。
【0094】上記の例では、残りの読みは「henia
ngao」であり、入力時の元の読みに戻すと、図15
(d)に示すように、「henhao」となる。これに
より、中国語辞書24から「很好」を得、図15(e)
に示すように、画面上に表示する。
【0095】このように、ダブルピンイン入力モードで
入力された読みが、ピンイン規則に合わず、しかも、ピ
ンインで入力されたものとして辞書を引いても変換候補
が得られなかった場合などに、前側をダブルピンイン、
後ろ側をピンインとして読みを分割し、変換すること
で、ダブルピンイン入力モードにおいて、前側にピンイ
ンが混在した読み文字列であっても変換候補を得ること
ができる。
【0096】(第5の実施形態)次に、第5の実施形態
としての変換処理動作を説明する。第5の実施形態で
は、上記第3あるいは第4の実施形態のように入力読み
文字列を自動的に分割する場合において、その読み位置
をユーザが任意に訂正できるようにしたものである。
【0097】図16は本発明の第5の実施形態としての
変換処理動作を示すフローチャートである。なお、ここ
では上記第4の実施形態を前提として説明する。図中の
ステップE11〜E26までの処理は上記図14のステ
ップD11〜D26までの処理と同様である。
【0098】すなわち、まず、入力モードとして、ダブ
ルピンイン入力モードを選択しておく(ステップE1
1)。なお、入力モード(ピンイン入力モード/ダブル
ピンイン入力モード)の選択は、例えば図示せぬ環境設
定画面などにおいて、ユーザが任意に行うことができる
ものとする。ここで選択された入力モードは、入力制御
処理部22の入力モードバッファ22aに保持される。
【0099】ここで、図15(a)に示すように、入力
部21より「tjqihenhao」が入力されたとす
ると(ステップE12のYes)、入力制御処理部22
はその読み文字列を読み文字列バッファ22cに保持す
る(ステップE13)。ここでの読みは現在設定されて
いる入力モードに従ってダブルピンイン読みとする。
【0100】読み入力後、変換キーの押下により変換指
示があると(ステップE14のYes)、入力制御処理
部22は入力された読み文字列をダブルピンイン/ピン
イン置換部25に送り、これをピンイン読みの文字列に
置換する(ステップE15)。
【0101】この場合、ダブルピンイン/ピンイン置換
部25では、ダブルピンイン規則テーブル25aに記憶
されたダブルピンイン規則に従って、図15(b)に示
すように、入力読み文字列「tjqihenhao」を
ピンイン読みで「tianqiheniango」とい
った読み文字列に置換する。
【0102】入力制御処理部22は、このピンイン読み
に置換された読み文字列をピンイン規則テーブル22b
に記憶されたピンイン規則に照らし合わせる(ステップ
E16)。
【0103】「tianqiheniangao」の場
合、ピンイン規則に合わない個所はないので(ステップ
E16のYes)、その置換後の読み文字列を変換部2
3に渡し、中国語辞書24を引く(ステップE17)。
【0104】ここで、中国語辞書24に該当する見出し
がなく、変換候補が得られない場合には(ステップE1
8のNo)、入力制御処理部22はその読み文字列を末
尾から1文字短くした後(ステップE20)、再度変換
部23を通じて中国語変換処理を行う(ステップE2
1)。この処理を変換候補が得られるまで、繰り返し行
う。
【0105】この場合、「tianqiheniang
ao」の例では、中国語辞書24にその単語の情報が登
録されていないので、変換候補はない。そこで、「ti
anqiheniangao」を「tianqi」まで
短くする。これにより、図15(c)に示すように、変
換候補「天気」を得、出力部26を通じて画面上に表示
する(ステップE22)。
【0106】読みすべてが変換し終えたら終了。もし、
読みが残っていたら(ステップE23のYes)、この
部分はピンイン入力されたものとし見なす。そして、元
の読みに戻した後(ステップE24)、変換部23を通
じて中国語変換し(ステップE25)、その変換候補を
併せて表示する(ステップE26)。
【0107】上記の例では、残りの読みは「henia
ngao」であり、入力時の元の読みに戻すと、図15
(d)に示すように、「henhao」となる。これに
より、中国語辞書24から「很好」を得、図15(e)
に示すように、画面上に表示する。
【0108】ここで、第5の実施形態では、上記のよう
にして「天気」と「很好」を表示した後、読みの長さ
(区切り位置)を訂正するキーを受け付ける(ステップ
E27)。上記の例では、最初の入力読み文字列「tj
qihenhao」のうち、「tjqi」まではダブル
ピンインで、「henhao」はピンインで入力された
ものと推測したが、図17(a)に示すように、ユーザ
がダブルピンインで入力した部分が「tj」で、ピンイ
ンで入力した部分が「qihenhao」であると訂正
したとする。
【0109】ダブルピンインとピンインの読みの長さが
変更されると(ステップE28のYes)、入力制御処
理部22は当該読み文字列を指定の位置で切り直し、そ
の切り直した位置を基準にして前側をダブルピンイン、
後側をピンインとして再度中国語変換を行う(ステップ
E29)。
【0110】この場合、図17(b)に示すように、前
側の読み部分はダブルピンイン/ピンイン置換部25で
ピンイン読み「tian」に置換した後、中国語変換す
る。これにより、図17(c)に示すように、「天」と
いった変換候補を得る。また、後ろ側はピンインとし
て、そのまま中国語変換することにより、図17(d)
に示すような「起載座」といった変換候補を得る。
【0111】このように、システムが判断したダブルピ
ンインとピンインの位置が誤っていた場合などにおい
て、ユーザがその位置を任意に訂正することができ、そ
の訂正後の位置に従った変換候補を得ることができるよ
うになる。
【0112】なお、このような読み位置の訂正は、上記
第3の実施形態にも適用可能である。上記第3の実施形
態に適用する場合には、上記図12のステップC25の
処理の後ろに上記ステップE27〜E29の処理を追加
することにより、ユーザが指定した位置に従って読み文
字列を切り直し、前側をピンイン、後ろ側をダブルピン
インとして再度中国語変換を行うようにすれば良い。
【0113】(第6の実施形態)次に、第6の実施形態
としての変換処理動作を説明する。第6の実施形態で
は、上記第1〜第4の実施形態において、入力された読
み文字列をピンインやダブルピンインに置換しても変換
できない場合に、その入力読み文字列を「ひらがな」に
置き換えるものである。
【0114】図18は本発明の第6の実施形態としての
変換処理動作を示すフローチャートである。なお、ここ
では上記第1の実施形態を前提として説明する。図中の
ステップF11〜F18までの処理は上記図8のステッ
プA11〜A18までの処理と同様である。
【0115】すなわち、ダブルピンイン入力モードが選
択された状態で(ステップF11)、例えば図19
(a)に示すように、「kounotori」といった
読み文字列が入力され、変換が指示されたとする(ステ
ップF12〜F14)。変換指示により、ダブルピンイ
ン/ピンイン置換部25でその読み文字列をピンイン読
みに置換した後(ステップF15)、入力制御処理部2
2でピンイン規則に照らし合わせる(ステップF1
6)。
【0116】その結果、ピンイン規則に合った読み文字
列の場合には(ステップF16のYes)、入力制御処
理部22は入力モード通りダブルピンインで読みが入力
されたものとし、その読み文字列をピンイン読みに置換
したままにする。一方、ピンイン規則に合わない読み文
字列の場合には(ステップF16のNo)、入力制御処
理部22はその読み文字列を入力されたときの状態(ピ
ンインに置換する前の文字列)に戻す(ステップF1
7)。
【0117】上記の例では、図19(b)に示すよう
に、入力読み文字列「kounotori」は「kuo
uiuengensh」といった読み文字列に置換され
る。「kuouiuengensh」の例では、[u+
iu]は組み合わせ不可能な声母と韻母であるので、入
力された読み文字列は入力モード(ダブルピンイン入力
モード)とは違うピンインで入力されたものと判断でき
る。したがって、図19(c)に示すように、置換後の
読み文字列は入力時の読み文字列「kounotor
i」に戻される。
【0118】こうして得た読み文字列は変換部23に渡
される。変換部23は中国語辞書24を参照して、その
読み文字列に対応する見出しを抽出することにより、当
該読み文字列を中国語漢字に変換する(ステップF1
8)。
【0119】ここで、第6の実施形態において、変換候
補があれば(ステップF19のYes)、入力制御処理
部22は出力部26を通じて、その変換候補を画面上に
表示する(ステップF21)。
【0120】一方、変換候補がなければ(ステップF1
9のNo)、入力制御処理部22はローマ字入力された
ものと判断し、当該読み文字列をひらがなに置換して
(ステップF20)、これを表示する(ステップF2
1)。
【0121】上記の例で、「kounotori」は中
国語辞書24に登録されていないので、ローマ字入力さ
れたものと見なされる。その結果、図19(d)に示す
ように、ひらがな文字に置換された「こうのとり」が画
面上に表示されることになる。
【0122】このように、ダブルピンイン入力モードに
おいて、入力された読み文字列をピンイン読みに置換し
ても変換候補が得られなかった場合に、ローマ字入力さ
れたものと見なして変換することで、入力モードを切り
替えずに、ひらがなを入力することができる。
【0123】なお、このようなひらがなへの置換は、上
記第2〜4の実施形態にも適用可能である。すなわち、
各実施形態において、入力された読み文字列をピンイン
やダブルピンインに置換しても変換候補を得られなかっ
た場合に、最終的にローマ字入力と見なして、当該入力
読み文字列をひらがなに置換する処理を追加すれば良
い。
【0124】(第7の実施形態)次に、第7の実施形態
としての変換処理動作を説明する。上記第6の実施形態
では、入力された読み文字列をピンインやダブルピンイ
ンに置換しても変換できなかった場合に「ひらがな」に
置き換えたが、第7の実施形態では、最終的に置き換え
る文字を「ひらがな」、「カタカナ」、「アルファベッ
ト」など、ユーザが任意に選択できるものとする。
【0125】図20は本発明の第7の実施形態としての
変換処理動作を示すフローチャートである。なお、ここ
では上記第1の実施形態を前提として説明する。図中の
ステップG11、G13〜G19までの処理は上記図8
のステップA11〜A18までの処理と同様である。
【0126】すなわち、ダブルピンイン入力モードが選
択された状態で(ステップG11)、最終出力文字を選
択しておく(ステップG12)。最終出力文字として
は、「ひらがな」、「カタカナ」、「アルファベット」
などがあり、これらの中からユーザが任意に選択できる
ものとする。ここで選択された文字の種類は入力制御処
理部22の最終出力文字バッファ22dに保持される。
【0127】ここで、例えば図21(a)に示すよう
に、「kounotori」といった読み文字列が入力
され、変換が指示されたとする(ステップG13〜G1
5)。変換指示により、ダブルピンイン/ピンイン置換
部25でその読み文字列をピンイン読みに置換した後
(ステップG16)、入力制御処理部22でピンイン規
則に照らし合わせる(ステップG17)。
【0128】その結果、ピンイン規則に合った読み文字
列の場合には(ステップG17のYes)、入力制御処
理部22は入力モード通りダブルピンインで読みが入力
されたものとし、その読み文字列をピンイン読みに置換
したままにする。一方、ピンイン規則に合わない読み文
字列の場合には(ステップG17のNo)、入力制御処
理部22はその読み文字列を入力されたときの状態(ピ
ンインに置換する前の文字列)に戻す(ステップG1
8)。
【0129】上記の例では、図21(b)に示すよう
に、入力読み文字列「kounotori」は「kuo
uiuengensh」といった読み文字列に置換され
る。「kuouiuengensh」の例では、[u+
iu]は組み合わせ不可能な声母と韻母であるので、入
力された読み文字列は入力モード(ダブルピンイン入力
モード)とは違うピンインで入力されたものと判断でき
る。したがって、図21(c)に示すように、置換後の
読み文字列は入力時の読み文字列「kounotor
i」に戻される。
【0130】こうして得た読み文字列は変換部23に渡
される。変換部23は中国語辞書24を参照して、その
読み文字列に対応する見出しを抽出することにより、当
該読み文字列を中国語漢字に変換する(ステップG1
9)。
【0131】ここで、第7の実施形態において、変換候
補があれば(ステップG20のYes)、入力制御処理
部22は出力部26を通じて、その変換候補を画面上に
表示する(ステップG22)。
【0132】一方、変換候補がなければ(ステップG2
0のNo)、入力制御処理部22は最終出力文字バッフ
ァ22dに保持された文字種に基づいて、当該読み文字
列をユーザが指定した最終出力文字に置換して(ステッ
プG21)、これを表示する(ステップG22)。
【0133】上記の例で、「kounotori」は中
国語辞書24に登録されていないので、指定された文字
に置換される。この場合、例えば最終出力文字として
「カタカナ」が選択されている場合には、図21(d)
に示すように、ローマ字変換後、さらにカタカナ文字に
置換された「コウノトリ」が画面上に表示されることに
なる。
【0134】このように、予め最終出力文字として「カ
タカナ」を選択しておけば、ダブルピンインあるいはピ
ンインで入力された「kounotori」はカタカナ
「コウノトリ」に置換される。同様に、「ひらがな」、
「アルファベット」などにも置換することができる。
【0135】なお、このような指定文字種への置換は、
上記第2〜4の実施形態にも適用可能である。すなわ
ち、各実施形態において、入力された読み文字列をピン
インやダブルピンインに置換しても変換候補を得られな
かった場合に、最終文字として指定された文字種に従っ
て、当該入力読み文字列を指定文字種に置換する処理を
追加すれば良い。
【0136】また、上述した各実施形態において記載し
た手法は、コンピュータに実行させることのできるプロ
グラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されることによ
り、上述した処理を実行する。
【0137】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ピンイン
入力モードとダブルピンイン入力モードの入力モードを
有する中国語入力変換処理装置において、ダブルピンイ
ン入力モードが設定されている状態で、変換対象となる
読み文字列をピンインに置換し、その置換後の読み文字
列がピンイン規則に合わない場合にピンインで入力され
たものとして、入力時の状態に戻して中国語変換するよ
うにしたため、入力モードを切り替えずに、ピンインと
ダブルピンインを併用して所望の変換候補を得ることが
できる。
【0138】また、ピンイン入力モードとダブルピンイ
ン入力モードの入力モードを有する中国語入力変換処理
装置において、ピンイン入力モードが設定されている状
態で、変換対象となる読み文字列に基づいて中国語変換
を行った際に、変換候補が得られなかった場合にダブル
ピンインで入力されたものとし、当該読み文字列をピン
インに置換し、その置換後の読み文字列に基づいて再度
変換処理を行うようにしたため、入力モードを切り替え
ずに、ピンインとダブルピンインを併用して所望の変換
候補を得ることができる。
【0139】また、ダブルピンイン入力モードで入力さ
れた読みが、ピンイン規則に合わず、しかも、ピンイン
で入力されたものとして辞書を引いても変換候補が得ら
れなかった場合などに、前側をピンイン、後ろ側をダブ
ルピンインとして読みを分割、変換することで、ダブル
ピンイン入力モードにおいて、前側にピンインが混在し
た読み文字列であっても変換候補を得ることができる。
【0140】また、ダブルピンイン入力モードで入力さ
れた読みが、ピンイン規則に合わず、しかも、ピンイン
で入力されたものとして辞書を引いても変換候補が得ら
れなかった場合などに、前側をダブルピンイン、後ろ側
をピンインとして読みを分割し、変換することで、ダブ
ルピンイン入力モードにおいて、前側にピンインが混在
した読み文字列であっても変換候補を得ることができ
る。
【0141】また、上記のようにしてシステムが判断し
たダブルピンインとピンインの位置が誤っていた場合な
どにおいて、ユーザがその位置を任意に訂正すること
で、その訂正後の位置に従った変換候補を得ることがで
きるようになる。
【0142】また、入力された読み文字列をピンインや
ダブルピンインに置換しても変換候補が得られなかった
場合において、当該読み文字列を最終的にひらがなに置
換することで、入力モードを切り替えずに、ひらがなを
入力することができるようになる。
【0143】また、予め最終出力文字の種類を指定して
おくことにより、入力された読み文字列をピンインやダ
ブルピンインに置換しても変換候補が得られなかった場
合において、当該読み文字列を最終的に上記指定された
文字種に変換することで、入力モードを切り替えずに、
所望の文字種を入力することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中国語入力変換処理装置のシステム構
成を示すブロック図。
【図2】上記図1のシステム構成によって実現される中
国語入力変換処理装置の機能構成を示すブロック図。
【図3】上記中国語入力変換処理装置に用いられる中国
語辞書の構成を示す図。
【図4】中国語の声母の種類を示す図。
【図5】中国語の韻母の種類を示す図。
【図6】声母と韻母の組み合わせからなる音節の種類の
一部を示す図。
【図7】ダブルピンインによる声母と韻母の組み合わせ
の一部を示す図。
【図8】本発明の第1の実施形態としての変換処理動作
を示すフローチャート。
【図9】上記第1の実施形態としての変換処理を説明す
るための具体例。
【図10】本発明の第2の実施形態としての変換処理動
作を示すフローチャート。
【図11】上記第2の実施形態としての変換処理を説明
するための具体例。
【図12】本発明の第3の実施形態としての変換処理動
作を示すフローチャート。
【図13】上記第3の実施形態としての変換処理を説明
するための具体例。
【図14】本発明の第4の実施形態としての変換処理動
作を示すフローチャート。
【図15】上記第4の実施形態としての変換処理を説明
するための具体例。
【図16】本発明の第5の実施形態としての変換処理動
作を示すフローチャート。
【図17】上記第5の実施形態としての変換処理を説明
するための具体例。
【図18】本発明の第6の実施形態としての変換処理動
作を示すフローチャート。
【図19】上記第6の実施形態としての変換処理を説明
するための具体例。
【図20】本発明の第7の実施形態としての変換処理動
作を示すフローチャート。
【図21】上記第7の実施形態としての変換処理を説明
するための具体例。
【符号の説明】
11…CPU 12…メモリ 13…入力装置 14…表示装置 15…外部記憶装置 16…印刷装置 17…通信装置 21…入力部 22…入力制御処理部 22a…入力モードバッファ 22b…ピンイン規則テーブル 22c…読み文字列バッファ 22d…最終出力文字バッファ 23…入力制御処理部 24…中国語辞書 25…ダブルピンイン/ピンイン置換部 25a…ダブルピンイン規則テーブル 26…出力部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンイン入力モードまたはダブルピンイ
    ン入力モードを設定するモード設定手段と、 このモード設定手段によってダブルピンイン入力モード
    が設定されている状態で、変換対象となる読み文字列を
    入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された読み文字列をピンイン
    に置換する置換手段と、 この置換手段によってピンインに置換された読み文字列
    がピンイン規則に合っているか否かをチェックするピン
    イン規則チェック手段と、 このピンイン規則チェック手段の結果、ピンイン規則に
    合わない場合にピンインで入力されたものと見なし、当
    該読み文字列を入力時の状態に戻す置換復帰手段と、 ピンイン表記の読みとそれに対応する見出しが登録され
    た中国語辞書と、 上記置換復帰手段によって入力時の状態に戻された読み
    文字列に基づいて上記中国語辞書を検索し、その読み文
    字列に対応する見出しを変換候補として抽出する変換手
    段と、 この変換手段によって得られた変換候補を出力する出力
    手段とを具備したことを特徴とする中国語入力変換処理
    装置。
  2. 【請求項2】 ピンイン入力モードまたはダブルピンイ
    ン入力モードを設定するモード設定手段と、 このモード設定手段によってピンイン入力モードが設定
    されている状態で、変換対象となる読み文字列を入力す
    る入力手段と、 ピンイン表記の読みとそれに対応する見出しが登録され
    た中国語辞書と、 上記入力手段によって入力された読み文字列に基づいて
    上記中国語辞書を検索し、その読み文字列に対応する見
    出しを変換候補として抽出する変換手段と、 この変換手段によって変換候補が得られなかった場合に
    ダブルピンインで入力されたものと見なし、当該読み文
    字列をピンインに置換する置換手段と、 この置換手段によってピンインに置換された読み文字列
    を上記変換手段に与えて再度変換処理を行う変換制御手
    段と、 上記変換手段によって得られた変換候補を出力する出力
    手段とを具備したことを特徴とする中国語入力変換処理
    装置。
  3. 【請求項3】 上記変換手段によって変換候補が得られ
    なかった場合に、上記入力された読み文字列の前側をピ
    ンイン、後ろ側をダブルピンインとして分割する読み分
    割手段と、 この読み分割手段によって分割された読み文字列のピン
    イン部分を上記変換手段に与えて再度変換を行うと共
    に、ダブルピンイン部分をピンインに置換した後に上記
    変換手段に与えて再度変換を行う変換制御手段とを具備
    したことを特徴とする請求項1記載の中国語入力変換処
    理装置。
  4. 【請求項4】 上記変換手段によって変換候補が得られ
    なかった場合に、上記入力された読み文字列の前側をダ
    ブルピンイン、後ろ側をピンインとして分割する読み分
    割手段と、 この読み分割手段によって分割された読み文字列のダブ
    ルピンイン部分をピンインに置換した後、上記変換手段
    に与えて再度変換を行うと共に、ピンイン部分を上記変
    換手段に与えて再度変換を行う変換制御手段とを具備し
    たことを特徴とする請求項1記載の中国語入力変換処理
    装置。
  5. 【請求項5】 上記読み分割手段によって分割されたピ
    ンイン部分とダブルピンイン部分の読み位置を訂正する
    読み位置訂正手段を具備したことを特徴とする請求項3
    または請求項4記載の中国語入力変換処理装置。
  6. 【請求項6】 上記変換手段によって変換候補が得られ
    なかった場合に、当該読み文字列をひらがなに置換し、
    最終文字として出力するひらがな置換手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の中国語入力変換処理装置。
  7. 【請求項7】 最終出力文字の種類を指定する最終出力
    文字指定手段と、 上記変換手段によって変換候補が得られなかった場合
    に、当該読み文字列を上記最終出力文字指定手段によっ
    て指定された文字種に置換し、最終文字として出力する
    文字種置換手段とを具備したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の中国語入力変換処理装
    置。
  8. 【請求項8】 ピンイン入力モードまたはダブルピンイ
    ン入力モードで入力された読み文字列を中国語漢字に変
    換する中国語入力変換処理方法であって、 ダブルピンイン入力モードが設定されている状態で、変
    換対象となる読み文字列が入力された際に、その入力読
    み文字列をピンインに置換し、 この置換後の読み文字列がピンイン規則に合っているか
    否かをチェックし、 ピンイン規則に合わない場合にピンインで入力されたも
    のと見なし、当該読み文字列を入力時の状態に戻し、 入力時の状態に戻された読み文字列に基づいて中国語辞
    書を検索し、その読み文字列に対応する見出しを変換候
    補として抽出することを特徴とする中国語入力変換処理
    方法。
  9. 【請求項9】 ピンイン入力モードまたはダブルピンイ
    ン入力モードで入力された読み文字列を中国語漢字に変
    換する中国語入力変換処理方法であって、 ピンイン入力モードが設定されている状態で、変換対象
    となる読み文字列が入力された際に、その入力読み文字
    列に基づいて中国語辞書を検索し、その読み文字列に対
    応する見出しを変換候補として抽出し、 変換候補が得られなかった場合にダブルピンインで入力
    されたものと見なし、当該読み文字列をピンインに置換
    し、 このピンインに置換された読み文字列に基づいて上記中
    国語辞書を検索して変換処理を行うことを特徴とする中
    国語入力変換処理方法。
  10. 【請求項10】 ピンイン入力モードまたはダブルピン
    イン入力モードで入力された読み文字列を中国語漢字に
    変換する中国語入力変換処理プログラムを記録した記録
    媒体であって、 ダブルピンイン入力モードが設定されている状態で、変
    換対象となる読み文字列が入力された際に、その入力読
    み文字列をピンインに置換し、 この置換後の読み文字列がピンイン規則に合っているか
    否かをチェックし、 ピンイン規則に合わない場合にピンインで入力されたも
    のと見なし、当該読み文字列を入力時の状態に戻し、 入力時の状態に戻された読み文字列に基づいて中国語辞
    書を検索し、その読み文字列に対応する見出しを変換候
    補として抽出する変換処理をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 ピンイン入力モードまたはダブルピン
    イン入力モードで入力された読み文字列を中国語漢字に
    変換する中国語入力変換処理プログラムを記録した記録
    媒体であって、 ピンイン入力モードが設定されている状態で、変換対象
    となる読み文字列が入力された際に、その入力読み文字
    列に基づいて中国語辞書を検索し、その読み文字列に対
    応する見出しを変換候補として抽出し、 変換候補が得られなかった場合にダブルピンインで入力
    されたものと見なし、当該読み文字列をピンインに置換
    し、 このピンインに置換された読み文字列に基づいて上記中
    国語辞書を検索する変換処理をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
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