JPH1131394A - 不揮発性半導体記憶装置の制御方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の制御方法

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JPH1131394A
JPH1131394A JP18369997A JP18369997A JPH1131394A JP H1131394 A JPH1131394 A JP H1131394A JP 18369997 A JP18369997 A JP 18369997A JP 18369997 A JP18369997 A JP 18369997A JP H1131394 A JPH1131394 A JP H1131394A
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JP
Japan
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insulating film
electrons
tunnel insulating
floating gate
flash memory
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Withdrawn
Application number
JP18369997A
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English (en)
Inventor
Naoki Tsuji
直樹 辻
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル絶縁膜の膜質の劣化を防止し、不揮
発性半導体記憶装置の信頼性の低下を防止し得る、不揮
発性半導体記憶装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 フローティングゲート6と、トンネル絶
縁膜5と、ソース領域3とドレイン領域2とコントロー
ルゲート8とを備える不揮発性半導体記憶装置におい
て、トンネル絶縁膜5に電子を注入するステップの後
に、フローティングゲート6に電子を注入するステップ
を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性半導体
記憶装置の制御方法に関し、より特定的には、電気的に
情報の書込および消去が可能な不揮発性半導体記憶装置
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気的に情報の書込および消去が
可能な不揮発性半導体記憶装置として、フラッシュメモ
リが知られている。このフラッシュメモリは、フローテ
ィングゲートとコントロールゲートとを備えるスタック
トゲート型不揮発性半導体記憶装置である。このフラッ
シュメモリでは、フローティングゲートに電子が蓄積さ
れている状態と、蓄積されていない状態とで、コントロ
ールゲートから見たしきい値電圧が異なることを利用し
て、データを記録している。このフラッシュメモリの中
でも、DINOR(Divided line NOR)型フラッシュメ
モリと呼ばれるものが、IEICE TRANS. ELECTRON. VOL.E
77-C NO.8 pp.1279-1285 AUGUST 1994 に開示されてい
る。上記DINOR型フラッシュメモリでは、フローテ
ィングゲートに電子が蓄積された状態が消去状態とな
る。そして、フローティングゲートから電子が引抜かれ
た状態が書込(プログラム)状態となる。つまり、一般
に知られているNOR型フラッシュメモリと逆の動作が
行なわれる。
【0003】図19は、従来のDINOR型フラッシュ
メモリの構造を説明するための断面構造図である。図1
9を参照して、以下に従来のDINOR型フラッシュメ
モリを説明する。
【0004】図19を参照して、従来のDINOR型フ
ラッシュメモリは、ソース領域103と、ドレイン領域
102と、チャネル領域104と、トンネル絶縁膜10
5と、フローティングゲート106と、絶縁膜107
と、コントロールゲート108とから構成されている。
半導体基板101の主表面には、チャネル領域104を
挟むようにソース領域103とドレイン領域102とが
形成されている。チャネル領域104上にはトンネル絶
縁膜105が形成されている。トンネル絶縁膜105上
にはフローティングゲート106が形成されている。フ
ローティングゲート106上には絶縁膜107が形成さ
れている。絶縁膜107上にはコントロールゲート10
8が形成されている。トンネル絶縁膜105とフローテ
ィングゲート106と絶縁膜107とコントロールゲー
ト108との側面には、サイドウォール酸化膜109
a、109bが形成されている。
【0005】ここで、コントロールゲート108に印加
される電圧をVcg、ソース領域103に印加される電圧
をVs 、ドレイン領域102に印加される電圧をVd
半導体基板101に印加される電圧をVb とする。
【0006】図20および21は、DINOR型フラッ
シュメモリの従来の消去および書込動作を説明するため
の断面構造図である。
【0007】まず、図20を参照して、DINOR型フ
ラッシュメモリの従来の消去動作を説明する。Vcgを1
0V、Vs を−8V、Vb を−8V、Vd をFloat
ingとすると、ファウラー・ノルドハイム(Fowler-N
ordheim :以下FNと記す)トンネル現象が発生し、ト
ンネル絶縁膜105の全面を介してチャネル領域104
からフローティングゲート106に電子110が注入さ
れる。こうして、フローティングゲート106に電子1
10が蓄積される。
【0008】図21を参照して、DINOR型フラッシ
ュメモリの従来の書込動作を説明する。Vcgを−8V,
d を6V、Vb を0V、Vs をFloatingとす
ると、フローティングゲート106とドレイン領域10
2との間でFNトンネル現象が発生し、フローティング
ゲート106内の電子110はドレイン領域102に引
抜かれる。このようにして、DINOR型フラッシュメ
モリの従来の書込および消去動作は行なわれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図22を参照して、D
INOR型フラッシュメモリの書込動作を実施する際、
フローティングゲート106とドレイン領域102との
間において電界強度が増大する。このため、バンド間ト
ンネル現象が発生し、これにより電子110と正孔11
1の対が生成される。そして、この正孔111の一部が
トンネル絶縁膜105内にトラップされる。
【0010】次に、図23を参照して、DINOR型フ
ラッシュメモリの、図22に示した書込動作の後に実施
する消去動作を説明する。この消去動作を実施するため
のV cg、Vs 、Vd 、Vb の電圧の条件は、図20に示
した条件と同様である。このとき、FNトンネル現象に
よりフローティングゲート106に電子が注入される一
方、トンネル絶縁膜105中には正孔111がトラップ
されている。このように、トンネル絶縁膜105中に正
孔111がトラップされているので、フローティングゲ
ート106に電子を注入する際の電界強度がこれらの正
孔111により増大する。その結果、フローティングゲ
ート106に注入される電子110の量が増加する。そ
のため、この消去動作の後のしきい値電圧は、フローテ
ィングゲート106に余分に電子110が注入されてい
るため高くなる。そして、図22および23に示した書
込および消去動作を繰返すことにより、トンネル絶縁膜
105中に正孔111が蓄積され、トンネル絶縁膜の膜
質が劣化していく。これにより、フローティングゲート
106に電子110を注入する消去動作後、しきい値電
圧が所定の値より大きくなるなど変動し、フラッシュメ
モリの信頼性が低下するという問題が発生していた。
【0011】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、トンネル絶
縁膜の膜質の劣化を防止し、不揮発性半導体記憶装置の
信頼性の低下を防止し得る、不揮発性半導体記憶装置の
制御方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1における不揮発
性半導体記憶装置の制御方法は、フローティングゲート
と、トンネル絶縁膜と、第1および第2のソース/ドレ
イン領域と、コントロールゲートとを備える不揮発性半
導体記憶装置の制御方法であって、上記トンネル絶縁膜
に電子を注入するステップと、上記トンネル絶縁膜に電
子を注入するステップの後に、上記フローティングゲー
トに電子を注入するステップとを含んでいる。このよう
に、フローティングゲートに電子を注入する前にトンネ
ル絶縁膜に電子を注入するので、トンネル絶縁膜中に正
孔が存在している場合でも、トンネル絶縁膜に注入され
た電子と上記正孔とが結合・消滅するため、トンネル絶
縁膜中に正孔が蓄積されるのが防止される。そのため、
トンネル絶縁膜の膜質の劣化を防止することができ、こ
れにより不揮発性半導体記憶装置のしきい値電圧が変動
することを防止できる。この結果、不揮発性半導体記憶
装置の信頼性の低下を防止することができる。
【0013】請求項2における不揮発性半導体記憶装置
の制御方法は、請求項1の構成において、上記トンネル
絶縁膜に注入される電子が、上記第1のソース/ドレイ
ン領域に正の電圧を印加し、上記第2のソース/ドレイ
ン領域を接地することにより発生するチャネルホットエ
レクトロンである。このように、トンネル絶縁膜に注入
する電子としてチャネルホットエレクトロンを用いるの
で、トンネル絶縁膜の第1のソース/ドレイン領域に近
い領域に、より多くの電子を注入することができる。そ
のため、トンネル絶縁膜内の第1のソース/ドレイン領
域に近い領域に正孔が多く存在している場合、有効にこ
れらの正孔と電子とを結合・消滅させることができる。
これにより、トンネル絶縁膜中に正孔が蓄積されること
を防止できる。このため、トンネル絶縁膜の膜質の劣化
を防止することができ、これにより不揮発性半導体記憶
装置のしきい値電圧が変動することを防止できる。この
結果、不揮発性半導体記憶装置の信頼性の低下を防止す
ることができる。
【0014】請求項3における不揮発性半導体記憶装置
の制御方法は、請求項1の構成において、上記トンネル
絶縁膜に注入される電子が、コントロールゲートに正の
電圧を印加することにより発生する基板ホットエレクト
ロンである。このように、トンネル絶縁膜に注入する電
子として基板ホットエレクトロンを用いるので、トンネ
ル絶縁膜全面に電子を注入することができる。そのた
め、トンネル絶縁膜内に正孔がほぼ全面にわたって存在
しているような場合、有効にこれらの正孔と電子とを結
合・消滅させることができる。このため、トンネル絶縁
膜の膜質の劣化をより有効に防止することができ、これ
により不揮発性半導体記憶装置のしきい値電圧が変動す
ることを防止できる。この結果、不揮発性半導体記憶装
置の信頼性の低下を防止することができる。
【0015】請求項4における不揮発性半導体記憶装置
の制御方法は、請求項2または3の構成において、上記
フローティングゲートに電子を注入するステップが、上
記コントロールゲートに正の電圧を印加し、上記ソース
領域を接地することにより発生するFNトンネル現象に
より、上記フローティングゲートに電子を注入するステ
ップを含んでいる。このように、トンネル絶縁膜に電子
を注入した後、フローティングゲートへの電子の注入に
FNトンネル現象を利用するので、トンネル絶縁膜の膜
質の劣化を防止すると同時に、フローティングゲートへ
の電子の注入に必要な電力を、ホットエレクトロンを用
いた場合より低減することができる。そのため、不揮発
性半導体記憶装置のしきい値電圧が変動することを防止
でき、その結果、不揮発性半導体記憶装置の信頼性の低
下を防止できると同時に、消費電力を低減することが可
能となる。
【0016】請求項5における不揮発性半導体記憶装置
の制御方法は、請求項2の構成において、上記第1のソ
ース/ドレイン領域に正の電圧を印加することにより発
生するFNトンネル現象を利用して上記フローティング
ゲートに蓄積された電子を第1のソース/ドレイン領域
に引抜くステップをさらに備える。このように、フロー
ティングゲートから電子を引抜く際、正の電圧を印加し
た第1のソース/ドレイン領域にフローティングゲート
から電子が引抜かれるので、それに伴ってトンネル絶縁
膜の第1のソース/ドレイン領域に近い領域にバンド間
トンネル現象による正孔が形成される。そして、第1の
ソース/ドレイン領域に再度チャネルホットエレクトロ
ンを発生させるための正の電圧を印加することにより、
トンネル絶縁膜内の正孔が形成されている領域に近い位
置において、チャネルホットエレクトロンを発生させる
ことができる。そのため、トンネル絶縁膜中において、
有効に正孔と電子とを結合・消滅させることができる。
このためトンネル絶縁膜の膜質の劣化をより有効に防止
することができ、これにより不揮発性半導体記憶装置の
しきい値電圧が変動することを防止できる。この結果、
不揮発性半導体記憶装置の信頼性の低下を防止すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1によるDINOR型フラッシュメモリを示した断
面構造図である。図1を参照して、本発明の実施の形態
1によるDINOR型フラッシュメモリは、ソース領域
3と、ドレイン領域2と、チャネル領域4と、トンネル
絶縁膜5と、フローティングゲート6と、絶縁膜7と、
コントロールゲート8とから構成されている。半導体基
板1の主表面には、チャネル領域4を挟むようにソース
領域3とドレイン領域2とが形成されている。チャネル
領域4上にはトンネル絶縁膜5が形成されている。トン
ネル絶縁膜5上にはフローティングゲート6が形成され
ている。フローティングゲート6上には絶縁膜7が形成
されている。絶縁膜7上にはコントロールゲート8が形
成されている。トンネル絶縁膜5とフローティングゲー
ト6と絶縁膜7とコントロールゲート8との側面には、
サイドウォール酸化膜9a、9bが形成されている。
【0019】また、ここでコントロールゲート8に印加
される電圧をVcg、ソース領域3に印加される電圧をV
s 、ドレイン領域2に印加される電圧をVd 、半導体基
板1に印加される電圧をVb とする。
【0020】図2〜5および7は、本発明の実施の形態
1によるDINOR型フラッシュメモリの消去・書込動
作を説明するための断面構造図である。以下、図2〜5
および7を参照して、この実施の形態1によるDINO
R型フラッシュメモリの消去・書込動作を説明する。
【0021】まず、図2を参照して、DINOR型フラ
ッシュメモリの消去動作を説明する。Vcgを10V、V
s を−8V、Vb を−8V、Vd をFloatingと
すると、FNトンネル現象が発生し、トンネル絶縁膜5
の全面を介してチャネル領域4からフローティングゲー
ト6に電子10が注入される。こうして、フローティン
グゲート6に電子10が蓄積される。
【0022】次に、図3を参照して、DINOR型フラ
ッシュメモリの書込動作を説明する。Vcgを−8V,V
d を6V、Vb を0V、Vs をFloatingとする
と、フローティングゲート6とドレイン領域2との間で
FNトンネル現象が発生し、フローティングゲート6内
の電子10はドレイン領域2に引抜かれる。この際、図
22に示したように、フローティングゲート6とドレイ
ン領域2との間に発生した高電界により、バンド間トン
ネル現象が発生する。これにより、電子10と正孔11
との対が発生し、この正孔11の一部が、図4に示すよ
うにトンネル絶縁膜5内にトラップされる。
【0023】そして、このフローティングゲート6内に
電子10を注入する消去動作を実施する前に、図5に示
すように、チャネルホットエレクトロンを発生させる。
このときの各領域に印加される電圧の条件としては、V
cgが5V以上かつ12V以下、Vd が3V以上かつ8V
以下、Vs とVb とは0Vという条件を用いる。また、
cgはVd の値以上となるように制御する。このように
各領域に電圧を印加することにより、ドレイン領域2と
チャネル領域4との境界領域近傍において、チャネルホ
ットエレクトロン10が発生し、このチャネルホットエ
レクトロン10がトンネル絶縁膜5内に注入される。こ
の結果、トンネル絶縁膜5内の正孔11をチャネルホッ
トエレクトロン10と結合・消滅させることができ、ト
ンネル絶縁膜5の膜質の劣化を防止することができる。
【0024】ここで、図6(a)〜(f)は、トンネル
絶縁膜5中の正孔11が、チャネルホットエレクトロン
10と結合・消滅する過程を説明するためのバンドダイ
アグラムである。以下、図6(a)〜(f)を参照し
て、トンネル絶縁膜5中の正孔11がチャネルホットエ
レクトロン10と結合・消滅する過程を説明する。
【0025】まず、図6(a)は、図4に示したフロー
ティングゲート6から電子10を引抜いた書込動作後の
状態に対応するバンドダイアグラムである。このよう
に、トンネル絶縁膜5中に正孔11が存在するため、ポ
テンシャル井戸13が形成されている。
【0026】次に、図6(b)は、図5に示したチャネ
ルホットエレクトロン10が発生した状態に対応するバ
ンドダイアグラムである。チャネルホットエレクトロン
10のうち、障壁を乗り越えるのに十分なエネルギを持
った一部の電子が、トンネル絶縁膜5中に注入されてい
る。ただし、このときのチャネルホットエレクトロン1
0は、トンネル絶縁膜5中の正孔11との結合を目的と
しているので、フローティングゲート6まで到達するほ
どの大きなエネルギを持つ必要はない、また、もしフロ
ーティングゲート6までチャネルホットエレクトロン1
0が到達しても、後述するようにすぐにフローティング
ゲート6へ、FNトンネル現象により上記チャネルホッ
トエレクトロン10よりも大量の電子が注入されるの
で、チャネルホットエレクトロン10のエネルギを厳密
に制御しなくてもよい。
【0027】次に、コントロールゲート8には正の電圧
cgが印加されているため、図6(c)に示すようにト
ンネル絶縁膜5中のチャネルホットエレクトロン10は
フローティングゲート6側へと移動する。
【0028】次に、図6(d)に示すように、トンネル
絶縁膜5内を移動中に、チャネルホットエレクトロン1
0がポテンシャル井戸13にトラップされる。
【0029】次に、図6(e)に示すように、ポテンシ
ャル井戸13にトラップされたチャネルホットエレクト
ロン10と正孔11とが結合する。
【0030】これによって、図6(f)に示すように、
トンネル絶縁膜5中の正孔11は消滅する。このように
して、トンネル絶縁膜5は正孔11が形成された劣化し
た状態から回復する。このように、フローティングゲー
ト6へのFNトンネル現象による電子注入に先立って、
チャネルホットエレクトロン10をトンネル絶縁膜5に
注入するので、トンネル絶縁膜5中の正孔11がチャネ
ルホットエレクトロン10と結合・消滅する。そのた
め、フラッシュメモリの消去・書込を繰返しても、トン
ネル絶縁膜5中に正孔11が蓄積されることはない。
【0031】そして、図5に示したトンネル絶縁膜5へ
のホットエレクトロン10の注入の後、図7に示すよう
に、トンネル絶縁膜5の全面より、フローティングゲー
ト6にFNトンネル現象により電子10を注入する。こ
のときの条件は、図2において示した条件と同様であ
る。
【0032】図8は、本発明の実施の形態1による制御
方法の効果を確認するための試験の結果を示したグラフ
である。縦軸はフラッシュメモリのしきい値電圧を示
し、横軸はフラッシュメモリの消去・書込動作サイクル
数を示す。グラフ中、白抜きの丸と四角とは従来の制御
方法(FNトンネル現象による電子注入のみを用いた消
去)によるしきい値電圧の変化を示し、黒塗りの丸と四
角とは実施の形態1による制御方法(トンネル絶縁膜5
へチャネルホットエレクトロン10を注入した後、フロ
ーティングゲート6へFNトンネル現象により電子を注
入する方法)によるしきい値電圧の変化を示す。また、
グラフ中の丸はフローティングゲート6に電子10が蓄
積された状態(消去状態)でのしきい値電圧を、グラフ
中の四角はフローティングゲート6から電子10が引抜
かれている状態(書込状態)でのしきい値電圧を示して
いる。この試験の際の印加電圧、電子注入時間、電子引
抜き時間などの条件は、従来の制御方法と実施の形態1
による制御方法とで同一としている。図8を参照して、
特にフローティングゲート6に電子を蓄積した場合での
しきい値電圧に差異が見られる。これは、従来の制御方
法の場合、図23に示したように、フローティングゲー
ト106のエッジ部からドレイン領域102に電子11
0を引抜く際に生じた正孔111が、トンネル絶縁膜1
05中にトラップされたまま、FNトンネル現象により
フローティングゲート106に電子110の注入を行な
う。そのため、この電子110を注入する際に、トンネ
ル絶縁膜105中の正孔111により電界強度が増大
し、これによって、フローティングゲート106に注入
される電子110の量が増加する。そして、消去・書込
動作を繰返し、トンネル絶縁膜105中の正孔111が
増加してトンネル絶縁膜105の膜質が劣化するにつれ
て、印加する電圧は変化していないのにフローティング
ゲート106に蓄積される電子110は増加していく。
そのため、消去・書込動作サイクル数が増加するにつれ
て、従来の制御方法ではしきい値電圧が高くなり、フラ
ッシュメモリの信頼性が低下する。その一方、実施の形
態1による制御方法では、フローティングゲート6への
電子注入の前に、図5に示すように、チャネルホットエ
レクトロン10をトンネル絶縁膜5に注入することによ
り、トンネル絶縁膜5中の正孔11を消去している。こ
のため、消去・書込サイクル数が増えても、トンネル絶
縁膜5の内部に正孔11が蓄積されることはなく、トン
ネル絶縁膜5の膜質が劣化することもない。そして、し
きい値電圧はほとんど変化せず、フラッシュメモリの信
頼性の低下も見られない。
【0033】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よるDINOR型フラッシュメモリは、図1に示した実
施の形態1によるDINOR型フラッシュメモリと同様
の構造を備えている。
【0034】図9および11は、本発明の実施の形態2
によるDINOR型フラッシュメモリの消去動作を説明
するための断面構造図である。以下、図9および11を
参照して、この実施の形態2によるDINOR型フラッ
シュメモリの消去動作を説明する。
【0035】まず、図2〜4に示した実施の形態1によ
る動作と同じように、消去・書込動作を実施する。する
と、図4に示すようにトンネル絶縁膜5中に正孔11が
存在する状態となる。そして、この実施の形態2では、
図9に示すように、フローティングゲート6への電子の
注入の前にトンネル絶縁膜5中の正孔11を消滅させる
ため、基板ホットエレクトロン10を発生させる。この
ときの各領域に印加される電圧の条件としては、Vcg
d あるいはVs 以上かつ12V以下、Vd あるいはV
s がVP 超えかつ4V未満、VP が0V超えかつ1.2
V以下、Vn が0Vという条件を用いる。Vb は0Vあ
るいはFloatingである。ここでVn は、半導体
基板10の主表面に形成されたp型ウェル14を囲むよ
うに形成されたn型ウェル15に印加される電圧を表
す。そして、VP とは、半導体基板10の主表面に形成
されたp型ウェル14に印加される電圧を表わす。ま
た、V d およびVs のどちらか一方に電圧を印加して、
電圧を印加しない他の一方はFloatingとしても
よいし、Vd およびVs に両方同じ値の電圧を印加して
もよい。このように各領域に電圧を印加することによ
り、チャネル領域4とトンネル絶縁膜5との境界領域近
傍において基板ホットエレクトロン10が発生する。そ
して、この基板ホットエレクトロン10は、コントロー
ルゲートに正の電圧が印加されているので、トンネル絶
縁膜5内に注入される。この結果、トンネル絶縁膜5内
の正孔11を基板ホットエレクトロン10と結合・消滅
させることができ、トンネル絶縁膜5の膜質の劣化を防
止することができる。
【0036】ここで、図10(a)〜(f)は、トンネ
ル絶縁膜5中の正孔11が、基板ホットエレクトロン1
0と結合・消滅する過程を説明するためのバンドダイア
グラムである。以下、図10(a)〜(f)を参照し
て、トンネル絶縁膜5中の正孔11が基板ホットエレク
トロン10と結合・消滅する過程を説明する。
【0037】まず、図10(a)は、図4に示したフロ
ーティングゲート6から電子10を引抜いた書込動作後
の状態に対応するバンドダイアグラムである。このよう
に、トンネル絶縁膜5中に正孔11が存在するため、ポ
テンシャル井戸13が形成されている。次に、図10
(b)は、図9に示した基板ホットエレクトロン10が
発生した状態に対応するバンドダイアグラムである。基
板ホットエレクトロン10のうち、障壁を乗り越えるの
に十分なエネルギを持った一部の電子がトンネル絶縁膜
5中に注入されている。ただし、このときの基板ホット
エレクトロン10は、トンネル絶縁膜5中の正孔11と
の結合を目的としているので、フローティングゲート6
まで到達するほどの大きなエネルギを持つ必要はない。
また、もしフローティングゲート6まで基板ホットエレ
クトロン10が到達しても、後述するようにすぐにフロ
ーティングゲート6へFNトンネル現象により上記基板
ホットエレクトロン10よりも大量の電子が注入される
ので、基板ホットエレクトロン10のエネルギを厳密に
制御しなくてもよい。
【0038】次に、コントロールゲート8には正の電圧
cgが印加されているため、図10(c)に示すよう
に、トンネル絶縁膜5中の基板ホットエレクトロン10
はフローティングゲート6側へと移動する。
【0039】次に、図10(d)に示すように、トンネ
ル絶縁膜5中を移動中に、基板ホットエレクトロン10
がポテンシャル井戸13にトラップされる。
【0040】次に、図10(e)に示すように、ポテン
シャル井戸13にトラップされた基板ホットエレクトロ
ン10と正孔11とが結合する。
【0041】これによって、図10(f)に示すよう
に、トンネル絶縁膜5中の正孔11は消滅する。このよ
うにして、トンネル絶縁膜5は正孔11が形成された劣
化した状態から回復する。このように、フローティング
ゲート6へのFNトンネル現象による電子注入に先立っ
て、基板ホットエレクトロン10をトンネル絶縁膜5に
注入するので、トンネル絶縁膜5中の正孔11が基板ホ
ットエレクトロン10と結合・消滅する。そのため、フ
ラッシュメモリの消去・書込動作を繰返しても、トンネ
ル絶縁膜5中に正孔11が蓄積されることはない。
【0042】そして、図9に示したトンネル絶縁膜5へ
のホットエレクトロン10の注入の後、図11に示すよ
うに、トンネル絶縁膜5の全面より、フローティングゲ
ート6にFNトンネル現象により電子10を注入する。
この時の各領域への電圧印加条件は、図2に示した実施
の形態1による条件と同様である。
【0043】図12は、本発明の実施の形態2による制
御方法の効果を確認するための試験の結果を示したグラ
フである。縦軸はフラッシュメモリのしきい値電圧を示
し、横軸はフラッシュメモリの消去・書込動作サイクル
数を示す。グラフ中、白抜きの丸と四角とは従来の制御
方法(FNトンネル現象による電子注入のみを用いた消
去動作)によるしきい値電圧の変化を示し、黒塗りの丸
と四角とは実施の形態1による制御方法(トンネル絶縁
膜5へ基板ホットエレクトロン注入を実施後、フローテ
ィングゲート6へFNトンネル現象により電子を注入す
る方法)によるしきい値電圧の変化を示す。また、グラ
フ中の丸はフローティングゲート6に電子10が蓄積さ
れた状態(消去状態)でのしきい値電圧を、グラフ中の
四角はフローティングゲート6から電子10が引抜かれ
ている状態(書込状態)でのしきい値電圧を示してい
る。この試験の際の印加電圧、電子注入時間、電子引抜
き時間などの条件は、従来の制御方法と実施の形態2に
よる制御方法とで同一としている。図12を参照して、
図8に示した実施の形態1の場合と同様に、特にフロー
ティングゲート6に電子を蓄積した場合でのしきい値電
圧は、従来の制御方法の場合、段々高くなっている。こ
れは、従来の制御方法の場合、消去・書込動作サイクル
数が増加するにつれて、実施の形態1における試験の場
合と同様に、トンネル絶縁膜5内の正孔11が増加して
いくからである。その一方、実施の形態2による制御方
法では、フローティングゲート6への電子10の注入の
前に、基板ホットエレクトロンをトンネル絶縁膜5に注
入することにより、トンネル絶縁膜5中の正孔11を消
去している。そのため、消去・書込サイクル数が増えて
も、トンネル絶縁膜5の内部に正孔11が蓄積されるこ
とはなく、トンネル絶縁膜5の膜質が劣化することもな
い。その結果、しきい値電圧はほとんど変化せず、フラ
ッシュメモリの信頼性の低下も見られない。
【0044】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よるNOR型フラッシュメモリは、図1に示した実施の
形態1によるDINOR型フラッシュメモリと同様の構
造を備えている。ここで、NOR型フラッシュメモリ
は、IEDM Tech. Dig. pp.115-118 (1990) に開示され
ているように、フローティングゲート6に電子10が蓄
積された状態が書込状態、フローティングゲート6から
電子10が引抜かれた状態が消去状態となる。
【0045】図13〜16および18は、本発明の実施
の形態3によるNOR型フラッシュメモリの消去・書込
動作を説明するための断面構造図である。以下、図13
〜16および18を参照して、この実施の形態3による
NOR型フラッシュメモリの消去・書込動作を説明す
る。
【0046】まず、図13を参照して、NOR型フラッ
シュメモリの書込動作を説明する。Vcgを12V、Vd
を5V、Vs を接地すると、チャネルホットエレクトロ
ンが発生し、フローティングゲート6に電子10が注入
される。この結果、フローティングゲート6に電子10
が蓄積され、フラッシュメモリの書込動作が行なわれ
る。
【0047】次に、図14を参照して、NOR型フラッ
シュメモリの消去動作を説明する。Vcgを−12V、V
s を5V、Vd をFloatingとすると、フローテ
ィングゲート6とソース領域3との間で、FNトンネル
現象が発生し、フローティングゲート6内の電子10は
ソース領域3に引抜かれる。この際、フローティングゲ
ート6とソース領域3との間に発生した高電界により、
バンド間トンネル現象が発生する。これにより、電子1
0と正孔11との対が発生し、図15に示すように、こ
の正孔11の一部がトンネル絶縁膜5内にトラップされ
る。このとき、フローティングゲート6とソース領域3
との間でバンド間トンネル現象が発生し、正孔11が形
成されるので、トンネル絶縁膜5の内部における正孔1
1の濃度は、ソース領域3側の領域においてより高くな
っている。
【0048】そして、このフローティングゲート6内に
電子10を注入する書込動作を実施する前に、図16に
示すように、チャネルホットエレクトロン10を発生さ
せる。このとき、トンネル絶縁膜5内の正孔11が多く
分布している領域近くでチャネルホットエレクトロン1
0を発生させるために、各領域に印加する電圧の条件と
しては、Vcgが5V以上かつ12V以下、Vs が3V以
上かつ8V以下、VdとVb とは0Vという条件を用い
る。また、VcgはVs の値以上となるように制御する。
このように各領域に電圧を印加することにより、ソース
領域3とチャネル領域4との境界領域近傍において、チ
ャネルホットエレクトロン10が発生し、このチャネル
ホットエレクトロン10がトンネル絶縁膜5内に注入さ
れる。この結果、トンネル絶縁膜5内の正孔11をチャ
ネルホットエレクトロン10と結合・消滅させることが
でき、トンネル絶縁膜5の膜質の劣化を防止することが
できる。
【0049】ここで、図17(a)〜(f)は、トンネ
ル絶縁膜5中の正孔11が、チャネルホットエレクトロ
ン10と結合・消滅する過程を説明するためのバンドダ
イアグラムであり、図6(a)〜(f)に示したバンド
ダイアグラムと基本的に同様である。そして、実施の形
態3の場合も、実施の形態1の場合と同様に、チャネル
ホットエレクトロン10が、トンネル絶縁膜5内のポテ
ンシャル井戸13にトラップされた後、正孔11と結合
することにより、正孔11は消滅する。そのため、フラ
ッシュメモリの消去・書込動作を繰返しても、トンネル
絶縁膜5中に正孔11が蓄積されることがない。
【0050】そして、図16に示したトンネル絶縁膜5
へのチャネルホットエレクトロン10の注入の後、図1
8に示すように、フローティングゲート6にチャネルホ
ットエレクトロン10を注入する。このときの各領域に
印加される電圧の条件は、図13に示した書込動作の場
合と同様である。
【0051】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。たとえば、実施の形態1〜3では、DINO
R型およびNOR型のフラッシュメモリについて述べた
が、このようなトンネル絶縁膜の膜質の劣化という問題
はIEDM Tech. Dig. p.991 (1992) に開示されているA
ND型フラッシュメモリでも同様に起こり得る問題であ
り、このようなAND型フラッシュメモリについても本
発明は適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜5の発明によ
れば、電気的に情報の書込および消去が可能な不揮発性
半導体記憶装置の制御方法において、フローティングゲ
ートに電子を注入するステップの前に、トンネル絶縁膜
に電子を注入するステップを実施するので、トンネル絶
縁膜中に正孔が蓄積されることを防止することができ
る。その結果、トンネル絶縁膜の膜質の劣化を防止し、
不揮発性半導体記憶装置の信頼性の低下を防止し得る、
不揮発性半導体記憶装置の制御方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるDINOR型フ
ラッシュメモリを示した断面構造図である。
【図2】 図1に示した実施の形態1によるDINOR
型フラッシュメモリの消去工程を説明するための断面構
造図である。
【図3】 図1に示した実施の形態1によるDINOR
型フラッシュメモリの書込工程を説明するための断面構
造図である。
【図4】 図1に示した実施の形態1によるDINOR
型フラッシュメモリの書込工程後の状態を説明するため
の断面構造図である。
【図5】 図1に示した実施の形態1によるDINOR
型フラッシュメモリのトンネル絶縁膜にチャネルホット
エレクトロンを注入する動作を説明するための断面構造
図である。
【図6】 図1に示した実施の形態1によるDINOR
型フラッシュメモリのトンネル絶縁膜中の正孔が消滅す
る過程を説明するためのバンドダイアグラムである。
【図7】 図1に示した実施の形態1によるDINOR
型フラッシュメモリの消去動作を説明するための断面構
造図である。
【図8】 図1に示した実施の形態1によるDINOR
型フラッシュメモリの制御方法の効果を確認するための
試験の結果を示したグラフである。
【図9】 本発明の実施の形態2によるDINOR型フ
ラッシュメモリのトンネル絶縁膜に基板ホットエレクト
ロンを注入する動作を説明するための断面構造図であ
る。
【図10】 本発明の実施の形態2によるDINOR型
フラッシュメモリのトンネル絶縁膜中の正孔が消滅する
過程を説明するためのバンドダイアグラムである。
【図11】 本発明の実施の形態2によるDINOR型
フラッシュメモリの消去動作を説明するための断面構造
図である。
【図12】 実施の形態2によるDINOR型フラッシ
ュメモリの制御方法の効果を確認するための試験の結果
を示したグラフである。
【図13】 実施の形態3によるNOR型フラッシュメ
モリの書込動作を説明するための断面構造図である。
【図14】 実施の形態3によるNOR型フラッシュメ
モリの消去動作を説明するための断面構造図である。
【図15】 実施の形態3によるNOR型フラッシュメ
モリの消去動作後の状態を説明するための断面構造図で
ある。
【図16】 実施の形態3によるNOR型フラッシュメ
モリのトンネル絶縁膜へチャネルホットエレクトロンを
注入する動作を説明するための断面構造図である。
【図17】 実施の形態3によるNOR型フラッシュメ
モリのトンネル絶縁膜中の正孔が消滅する過程を説明す
るためのバンドダイアグラムである。
【図18】 実施の形態3によるNOR型フラッシュメ
モリの書込動作を説明するための断面構造図である。
【図19】 従来のDINOR型フラッシュメモリを示
した断面構造図である。
【図20】 従来のDINOR型フラッシュメモリの消
去動作を説明するための断面構造図である。
【図21】 従来のDINOR型フラッシュメモリの書
込動作を説明するための断面構造図である。
【図22】 従来のDINOR型フラッシュメモリの書
込動作においてバンド間トンネル現象が発生した状態を
説明するための断面構造図である。
【図23】 従来のDINOR型フラッシュメモリにお
いてトンネル絶縁膜中に正孔が蓄積された状態で消去動
作を行なっている状態を説明するための断面構造図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 ソース領域、3 ドレイン領域、
4 チャネル領域、5トンネル絶縁膜、6 フローティ
ングゲート、7 絶縁膜、8 コントロールゲート、9
a,9b サイドウォール酸化膜、10 電子、11
正孔、12空乏化領域、13 ポテンシャル井戸、1
4,15 ウェル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲートと、トンネル絶縁
    膜と、第1および第2のソース/ドレイン領域と、コン
    トロールゲートとを備える不揮発性半導体記憶装置の制
    御方法であって、 前記トンネル絶縁膜に電子を注入するステップと、 前記トンネル絶縁膜に電子を注入するステップの後に、
    前記フローティングゲートに電子を注入するステップと
    を含む、不揮発性半導体記憶装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記トンネル絶縁膜に注入される電子
    が、前記第1のソース/ドレイン領域に正の電圧を印加
    し、前記第2のソース/ドレイン領域を接地することに
    より発生するチャネルホットエレクトロンである、請求
    項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記トンネル絶縁膜に注入される電子
    が、コントロールゲートに正の電圧を印加することによ
    り発生する基板ホットエレクトロンである、請求項1に
    記載の不揮発性半導体記憶装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記フローティングゲートに電子を注入
    するステップが、前記コントロールゲートに正の電圧を
    印加し、前記ソース領域を接地することにより発生する
    ファウラー・ノルドハイムトンネル現象により、前記フ
    ローティングゲートに電子を注入するステップを含む、
    請求項2または3に記載の不揮発性半導体記憶装置の制
    御方法。
  5. 【請求項5】 前記フローティングゲートに蓄積された
    電子を、前記第1のソース/ドレイン領域に正の電圧を
    印加することにより発生するファウラー・ノルドハイム
    トンネル現象を利用して前記第1のソース/ドレイン領
    域に引抜くステップをさらに備える、請求項2に記載の
    不揮発性半導体記憶装置の制御方法。
JP18369997A 1997-07-09 1997-07-09 不揮発性半導体記憶装置の制御方法 Withdrawn JPH1131394A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001196482A (ja) * 1999-12-27 2001-07-19 Hyundai Electronics Ind Co Ltd フラッシュメモリのソースコンタクトモニタリング方法
US6829175B2 (en) * 2002-09-09 2004-12-07 Macronix International Co., Ltd. Erasing method for non-volatile memory
CN100345283C (zh) * 2004-04-26 2007-10-24 旺宏电子股份有限公司 电荷陷入存储单元的自收敛擦除方法及其系统
US9030877B2 (en) 2007-08-30 2015-05-12 Infineon Technologies Ag Memory cell arrangement, method for controlling a memory cell, memory array and electronic device

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