JPH1131748A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH1131748A
JPH1131748A JP9187013A JP18701397A JPH1131748A JP H1131748 A JPH1131748 A JP H1131748A JP 9187013 A JP9187013 A JP 9187013A JP 18701397 A JP18701397 A JP 18701397A JP H1131748 A JPH1131748 A JP H1131748A
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fuse
opening
layer
insulating film
insulating layer
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JP9187013A
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English (en)
Inventor
Keiichi Ono
圭一 大野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冗長回路を有する半導体装置のヒューズ上の絶
縁膜の厚みが適切に設定可能な半導体装置およびヒュー
ズ上の絶縁膜の厚みを容易に制御するのに好適な製造方
法を提供する。 【解決手段】ヒューズの溶断除去によって不良回路を予
備回路に置換可能な冗長機能と、ヒューズを覆うように
積層された絶縁膜とを有し、前記絶縁膜のヒューズ上の
領域を当該ヒューズ表面上に所定の膜厚の絶縁膜が残存
するように開口する開口部が形成された半導体装置の製
造方法であって、ヒューズ10を覆うように積層された
絶縁層12に、開口部14の底壁の内周縁部14cが平
面的に見てヒューズ10の周囲を所定のマージンをもっ
て囲むように第2の絶縁層12をエッチングして開口部
14を形成するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、より特定的には、冗長回路を有す
る半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、SRAM(Static Random Acce
ss Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memor
y) などの半導体装置には、その内部に冗長回路が組み
込まれている。この冗長回路は、半導体装置の製造工程
において生ずるランダムな欠陥による半導体装置の歩留
り低下を防止するために設けられている。すなわち、製
造時において特定回路部に欠陥が生じても、半導体装置
全体としての機能が損なわれないように、特定回路部と
置換可能なように同一の機能を有する予備の回路部が形
成されている。上記のような冗長回路を有する半導体装
置では、例えば、回路部に欠陥が存在した場合、この回
路部を不活性化させかつこの欠陥回路部に対応する冗長
回路部を活性化させるための切断可能なヒューズが形成
されている。これらのヒューズは、例えば、レーザビー
ムによって溶断除去される。
【0003】ここで、図8は、半導体装置のヒューズ部
の概略構造の一例を示す説明であって、(a)は平面図
であり、(b)は(a)のA−A線方向の断面図であ
る。図8において、シリコン酸化膜等からなる層間絶縁
膜102上に複数のヒューズ103が配列するようにパ
ターニングされて形成されている。これらのヒューズ1
03は、コンタクト104によって、上層の配線層10
5に接続されており、配線層105は例えばアルミニウ
ム、ポリシリコン等の導電層で形成されている。配線層
105上には、シリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜1
07が形成されており、この層間絶縁膜106のヒュー
ズ103の上方には、ヒューズ103上にヒューズ上残
膜108を形成するようにヒューズ上開口部107が形
成されている。ヒューズ103は、例えばトランジスタ
やメモリトランジスタからなる正規の回路が不良の場合
に、当該不良回路を置換するための予備の回路を有する
冗長回路に、コンタクト104および配線層105を介
して接続されている。このヒューズ103のうち、不良
回路に対応するヒューズ103を、ヒューズ上開口部1
07から、たとえば、レーザ光を照射して溶断すること
により、対応する冗長回路が活性化され、置換されるこ
とになる。
【0004】ところで、上記したヒューズ103上のヒ
ューズ上残膜108の膜厚d4 は、ヒューズ103の正
常な切断を行うことができる所定範囲に設定する必要が
ある。一般的には、この膜厚d4 は、例えば、0.3〜
1.0μmの範囲とすることが要求される。これは、ヒ
ューズ103上のヒューズ上残膜108の膜厚dが所定
範囲よりも厚すぎると、ヒューズ上残膜108をヒュー
ズ103上部の急激な温度上昇による圧力上昇によって
吹き飛ばすことができず、ヒューズ103を切断できな
いことがあるからである。また、ヒューズ103上のヒ
ューズ上残膜108の膜厚dが所定範囲よりも薄く、例
えば、ヒューズ103の表面が露出したような場合に
は、ヒューズ103の切断後、ヒューズ103の破片を
エッチング除去する際に、他の表面が露出したヒューズ
103までもがエッチング除去されてしまったり、半導
体装置をパッケージングする際にフィラー(充填材)に
よるヒューズの損傷によってヒューズが切断されること
がある等の不具合が生じることがあるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、層間絶縁膜
106を形成後に、これを選択的にエッチングしてヒュ
ーズ上開口部107を形成する際に、ヒューズ上残膜1
08の膜厚d4 を所定の範囲に制御する必要がある。し
かしがら、半導体装置の高集積度化、半導体装置の動作
速度の高速化を実現するために、半導体装置の配線層が
多層化される傾向にある。配線層の多層化に伴い、各配
線層間を絶縁する層間絶縁膜も多層化され、層間絶縁膜
の総和は非常に大きくなっており、層間絶縁膜の総和が
大きくなるほどヒューズ上残膜108の膜厚d4 のばら
つきの範囲も大きくなり、これを所定の範囲に制御する
のは一層困難になっている。
【0006】さらに、図8に示すように、層間絶縁膜1
06を選択的にエッチングしてヒューズ上開口部107
を形成する際に、一般的なエッチングにおいては、開口
部107の底壁内周縁部107aにおけるエッチング量
が底壁中心付近に比べて大きくなる。これは、開口部1
07の側壁部分においてイオン種が反射して底壁内周縁
部107aにおけるエッチング量が増加するためであ
り、また、開口部107の側壁が存在するために、底壁
内周縁部107aには堆積物の付着量が底壁中心付近に
比べて少なく、このためエッチング量が増加するためで
ある。例えば、層間絶縁膜106のエッチング除去すべ
き膜厚が、例えば4〜5μmの場合に、一般的なエッチ
ング条件でエッチングすると、ヒューズ上開口部107
の底壁内周縁部107aでは、底壁の中心付近よりも
0.5μm以上も深く掘れてしまう。したがって、ヒュ
ーズ上残膜108の膜厚は、底壁中心付近の膜厚d4 で
はなく、底壁内周縁部107aにおける膜厚d5 によっ
て決定される。例えば、ヒューズ上残膜108の膜厚を
上記の0.3〜1.0μmの範囲に制御するためには、
膜厚d4 と膜厚d5 との差が0.5μmであるとする
と、膜厚制御における許容誤差マージンは0.2μmし
かなく、エッチングによるこのような膜厚制御は実質的
に困難である。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであって、冗長回路を有する半導体装置のヒューズ
上の絶縁膜の厚みが適切に設定可能な半導体装置および
ヒューズ上の絶縁膜の厚みを容易に制御するのに好適な
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒューズの溶
断除去によって不良回路を予備回路に置換可能な冗長機
能と、前記ヒューズを覆うように積層された絶縁膜とを
有し、前記絶縁膜のヒューズ上の領域に当該ヒューズ表
面上に所定の膜厚の絶縁膜が残存するように開口する開
口部が形成された半導体装置の製造方法であって、前記
予備回路と接続される導電層を形成し、前記導電層上に
第1の絶縁層を介して当該導電層と接続されるヒューズ
を形成し、前記ヒューズを覆うように積層され得る少な
くとも一の絶縁膜からなる第2の絶縁層に、前記開口部
の底壁の内周縁部が平面的に見て前記ヒューズの周囲を
所定のマージンをもって囲むように前記第2の絶縁層を
エッチングして開口部を形成する。
【0009】本発明では、第2の絶縁層をエッチングし
て開口部を形成した際に、開口部の底壁の内周縁部が平
面的に見てヒューズの周囲を所定のマージンをもって囲
むように形成することにより、開口部の底壁の内周縁部
のエッチング量が開口部の底壁の中心部付近のエッチン
グ量よりも大きくなって、当該内周縁部が深く掘られた
としても、当該内周縁部はヒューズ上には存在しない。
このため、ヒューズ上に残存する絶縁膜の膜厚は略均等
となり、エッチングによる膜厚制御性が向上する。
【0010】また、本発明は、前記ヒューズを覆うよう
に積層され得る少なくとも一の絶縁膜からなる第2の絶
縁層の中途に、当該第2の絶縁層の被エッチング特性と
異なる材料からなるエッチングストッパ層を形成するこ
とができる。これによって、非常に厚い膜厚の層間絶縁
層をエッチングしてヒューズ上に開口部を形成する際
に、開口部の底壁の内周縁部が平面的に見てヒューズの
周囲を所定のマージンをもって囲むように形成すること
により膜厚制御性が向上することに加えて、エッチング
ストッパ層によって層間絶縁層のエッチング量を制御す
ることができ、膜厚制御性が一層向上する。
【0011】本発明の半導体装置は、ヒューズの溶断除
去によって不良回路を予備回路に置換可能な冗長機能を
有し、前記ヒューズ上に積層された絶縁膜の当該ヒュー
ズ上の領域を開口する開口部が形成された半導体装置で
あって、前記予備回路と接続された導電層と、前記導電
層上に第1の絶縁層を介して積層され、前記導電層と接
続されたヒューズと、前記ヒューズを覆うように積層さ
れた絶縁層であって、前記ヒューズ上に所定の膜厚の絶
縁膜が形成され、平面的に見て底壁の内周縁部が前記ヒ
ューズの周囲を所定のマージンをもって囲む開口部が形
成されている第2の絶縁層とを有する。
【0012】また、本発明の半導体装置は、素子分離領
域によって区画された半導体基板の所定の領域に形成さ
れた導電層としてのソース・ドレイン拡散層と、前記半
導体基板上に絶縁層を介して形成されたヒューズと、前
記絶縁層に形成され、前記素子分離領域によって区画さ
れた異なる領域のソース・ドレイン拡散層と前記ヒュー
ズの両端部とをそれぞれ接続するコンタクトとを有する
ものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。第1実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置のヒ
ューズ部の構造を示す説明図であって、(a)は平面図
であり、(b)は(a)のA−A線方向の断面図であ
る。図1において、例えば、酸化シリコン膜、窒化シリ
コン膜などからなる層間絶縁層2は、図示しないシリコ
ン基板等の半導体基板上に直接または各種層を介して積
層されており、この層間絶縁層2上には、所定の方向に
複数の配線層4がパターニングされて形成されている。
これら配線層4は、中途で分離されており、これら分離
された配線層4aおよび4bは、互いに所定の間隔で離
間している。配線層4は、例えばアルミニウム、ポリシ
リコン等の導電層で形成される。この配線層4上には、
例えば、酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜8が形成さ
れており、この層間絶縁膜8上には、分離された配線層
4aおよび4bの間を跨ぐようにヒューズ10が形成さ
れている。このヒューズ10は、例えば、ポリシリコ
ン、タングステン、アルミニウム等の導電層によって形
成される。ヒューズ10は、層間絶縁膜8のヒューズ1
0の下方の両側端部の2箇所に形成されたコンタクト6
によって下層の配線層4と接続されている。コンタクト
6は、例えば、ポリシリコン、タングステン、アルミニ
ウム等の導電性の材料から形成される。
【0014】ヒューズ10上には、ヒューズ10を覆う
ように、例えば、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜1
2が形成されている。層間絶縁膜12には、ヒューズ1
0の上方に矩形状に開口されたヒューズ上開口部14が
形成されている。このヒューズ上開口部14の底壁は、
膜厚d1 を有するヒューズ上残膜16がヒューズ10の
表面上に残存して形成されるように開口されている。ま
た、ヒューズ上開口部14は、その開口が配列された全
てのヒューズ10の周囲を所定のマージンをもって囲む
ように形成されている。すなわち、ヒューズ上開口部1
4の底壁内周を構成する各辺のうち長辺14aとヒュー
ズ10の端部との間の距離d2 が所定の長さとなるよう
に形成されている。また、ヒューズ上開口部14の底壁
内周を構成する各辺のうち短辺14bと配列された複数
のヒューズ10のうち両端部に位置するヒューズ10の
長手方向の端部との間の距離d3 が所定の長さとなるよ
うに形成されている。
【0015】なお、上記のように構成されるヒューズ部
を有する半導体装置においては、例えばトランジスタや
メモリトランジスタからなる正規の回路およびこの正規
の回路が不良の場合に、不良回路を置換するための予備
の回路を有する冗長回路の形成は、ヒューズ部を形成す
る工程の前後、あるいは、ヒューズ部を形成する工程と
共に形成される。また、上記の冗長回路は、配線層4を
介してヒューズ10に接続されている。不良回路の対応
する冗長回路への置換は、ヒューズ上開口部14が形成
された後、電気的な回路試験によって、不良回路が抽出
され、当該不良回路に対応するヒューズ10を、ヒュー
ズ上開口部14から、たとえば、レーザ光を照射して溶
断することにより、対応する冗長回路が活性化され、置
換されることになる。
【0016】上記のように構成されるヒューズ部の製造
方法は、層間絶縁膜2を、例えば、酸化シリコンでCV
D法によって形成した後、層間絶縁膜2上に、例えば、
ポリシリコン、アルミニウム等の導電性の材料をCVD
法によって堆積させ、これを、通常のフォトレジスト技
術、エッチング技術を用いてパターニングして配線層4
を形成する。
【0017】次いで、配線層4を覆うように層間絶縁膜
8を、例えば、CVD法によって形成し、この後、層間
絶縁膜8にコンタクト6用のコンタクトホールをエッチ
ング技術によって形成し、このコンタクトホール内に、
ポリシリコンなどの導電性の材料をCVD法などによっ
て埋め込み、コンタクト6を形成する。
【0018】次いで、層間絶縁膜8上に、例えば、ポリ
シリコン、アルミニウム等の導電性の材料をCVD法に
よって堆積させ、これを通常のフォトレジスト技術、エ
ッチング技術を用いてパターニングしてコンタクト6と
接続されるようにヒューズ10を形成する。
【0019】次いで、ヒューズ10を覆うように、層間
絶縁膜12を、例えば、酸化シリコン等の材料でCVD
法によって形成する。
【0020】ここで、層間絶縁膜12上に、ヒューズ上
開口部14を開口するためのレジストパターンを形成す
る。このレジストパターンは、配列された全てのヒュー
ズ10の周囲を、層間絶縁膜12の選択的なエッチング
によって形成されるヒューズ上開口部14の底壁内周が
所定のマージンをもって囲むような形状となるように形
成する。レジストパターンは、図1においては、配列さ
れたヒューズ10を囲む矩形状に開口するレジストパタ
ーンとなる。このレジストパターンの開口部の長辺およ
び短辺の長さは、層間絶縁膜12の選択的なエッチング
により形成されるヒューズ上開口部14の底壁内周を構
成する長辺14aとヒューズ10との間の距離d2 が所
定の長さとなり、短辺14bとヒューズ10との間の距
離d3 が所定の長さとなるように決定する。
【0021】上記の距離d2 およびd3 の長さ、すなわ
ち、エッチング時のマージンは、図1(b)に示すよう
に、形成されたヒューズ上開口部14の底壁内周縁部1
4cにおけるエッチング除去量が相対的に大きくなっ
て、ヒューズ上残膜16の膜厚がばらついたとしても、
ヒューズ10上の膜厚d1 は略均等とみなすことができ
る範囲で決定する。層間絶縁膜12のエッチング除去す
べき膜厚が、例えば4〜5μmの場合に、一般的なエッ
チング条件でエッチングすると、ヒューズ上開口部14
の底壁内周では、底壁の中心付近よりも0.5μm以上
も深く掘れてしまう。したがって、窪み部14cが深く
掘れてしまっても、ヒューズ10上の膜厚d1 は略均等
とみなすことができるように、エッチング除去すべき層
間絶縁膜12の厚さやヒューズ10の寸法等の条件に基
づいて上記の距離d2 およびd3 の長さを適宜選択す
る。
【0022】次いで、このように形成されたレジストパ
ターンをマスクとして、ヒューズ上開口部14を開口
し、ヒューズ上残膜16の膜厚d1が、例えば0.3〜
1.0μmの範囲の所定の膜厚となる時間で、エッチン
グを行う。これにより、図1に示したヒューズ上開口部
14が形成される。
【0023】以上のように、本実施形態では、ヒューズ
10上のヒューズ上残膜16の膜厚d1 は、略均一とし
て取り扱うことができ、エッチング時にヒューズ上残膜
16の膜厚d1 の制御を行う際に、ヒューズ上開口部1
4の底壁内周縁部14cにおいてエッチング量が過剰と
なることに起因する膜厚制御の許容誤差マージンの狭小
化を防ぐことができ、膜厚制御性を向上させることがで
きる。例えば、層間絶縁膜12のエッチング除去すべき
膜厚が、例えば4〜5μmの場合に、ヒューズ10上の
ヒューズ上残膜16の膜厚d1 を0.3〜1.0μmの
範囲に制御するのに、従来においては、膜厚制御におけ
る許容誤差マージンは、0.2μm程であったが、本実
施形態によれば、0.7μm程度の許容誤差マージンを
とることができ、膜厚制御性の向上が可能となった。
【0024】第2実施形態 図2は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置のヒ
ューズ部の構造を示す断面図である。図2に示すヒュー
ズ部の構成は、第1の実施形態と基本的に同じである
が、第1実施形態ではヒューズが接続される導電層は、
配線層であったが、本実施形態では、接続される導電層
がソース・ドレイン拡散層である点で異なる。図2に示
すように、シリコン基板等の半導体基板22には、例え
ば、LOCOS法、Trench法等によって、例えば
シリコン酸化膜からなる素子分離領域26が形成されて
おり、半導体基板22の素子分離領域26によって分離
された各領域には、不純物が導入されたソース・ドレイ
ン拡散層24が形成されている。素子分離領域26およ
びソース・ドレイン拡散層24上には、例えばシリコン
酸化膜からなる層間絶縁層27が形成され、この層間絶
縁層27上の上記素子分離領域上に所定のパターンでヒ
ューズ30が形成されている。このヒューズ30は、素
子分離領域26の両側に形成された上記のソース・ドレ
イン拡散層24とそれぞれコンタクト28によって接続
されている。層間絶縁層27上には、ヒューズ30を覆
うように、例えばシリコン酸化膜からなる層間絶縁層3
2が形成されている。この層間絶縁層32には、上記し
た第1の実施形態の場合と同様に、ヒューズ上開口部3
4が、その開口がヒューズ10の周囲を所定のマージン
をもって囲むように形成されている。
【0025】このような構成のヒューズ部を有する半導
体装置では、例えば、ポリシリコン、タングステン、ア
ルミニウム等の配線層にヒューズ30を接続するのでは
なく、導電層としてのソース・ドレイン拡散層24に直
接接続されているため、上記第1の実施形態の効果に加
えて、ヒューズ30を冗長回路に接続するための配線層
を省略でき、製造プロセスに要する工程数の削減が可能
となる。
【0026】第3実施形態 次に、本発明の第3の実施形態について、図3〜図7を
参照して説明する。なお、本実施形態は、導電層とし
て、一のポリシリコン配線層および3層のアルミニウム
配線層を有する半導体装置に本発明を適用した場合につ
いて説明する。まず、図3に示すように、シリコン基板
からなる半導体基板41上にフィールド酸化膜42を、
例えば、300nmの膜厚で形成する。そして、フィー
ルド酸化膜42上にポリシリコンからなるパターニング
された配線層43を膜厚200nmで形成する。このと
き、トランジスタのゲート電極となる図示しない配線層
も同時に形成する。そして、上記の配線層43を覆うよ
うに、層間絶縁膜44を形成する。層間絶縁膜44は、
例えば、TEOS(tetraethoxysilane) をソースとし
た減圧CVD法によってシリコン酸化膜によって形成す
る。
【0027】次いで、層間絶縁膜44に、通常のフォト
リソグラフィ技術、エッチング技術を用いてコンタクト
ホールを開口し、これにコンタクト45で埋め込む。コ
ンタクト45は、例えば、ポリシリコン、アルミニウム
等の導電性材料をCVD法等によってコンタクトホール
内に堆積させて形成する。
【0028】次いで、層間絶縁膜44上にポリシリコ
ン、アルミニウム等の導電性材料をCVD法等によって
堆積させ、これを通常のフォトリソグラフィ技術、エッ
チング技術を用いてパターニングし、所定形状のヒュー
ズ46を形成する。このヒューズ46を覆うように、層
間絶縁膜47を形成する。層間絶縁膜47の形成は、T
EOSをソースとした減圧CVD法によってシリコン酸
化膜を堆積させ、このシリコン酸化膜上にCVD法によ
ってBPSG(Boron-doped Phospho-Silicate Glass)膜
を、例えば、600nmの膜厚で堆積させる。この状態
で例えば900°C、10分間の条件でリフローし、層
間絶縁膜47の平坦化を図る。
【0029】次いで、図4に示すように、層間絶縁膜4
7上にヒューズ46を覆う十分に広い面積の矩形状のエ
ッチングストッパ層48をパターニングして形成する。
エッチングストッパ層48は、層間絶縁膜47上にア
ルミニウムを例えば膜厚500nmとなるようにスパッ
タ法で堆積させた後、フォトリソグラフィでレジストパ
ターンを形成し、ドライエッチングで選択的にアルミニ
ウムを除去し、レジストを剥離することにより形成す
る。このとき、図示しない第1アルミニウム配線層を同
時に形成する。
【0030】そして、層間絶縁膜49を、たとえば、り
ん系のガスとTEOSとを用いたCVD法によって、膜
厚1μmで形成する。また、図示しないが、層間絶縁膜
49上に第1アルミニウム配線層と第2アルミニウム配
線層とを接続するためのコンタクトホールを、フォトリ
ソグラフィによるレジストパターンを形成してドライエ
ッチングで選択的に層間絶縁膜49を除去し、レジスト
を剥離する。さらに、図示しないが、層間絶縁膜49上
に第2アルミニウム配線層をアルミニウムを、例えば膜
厚500nmとなるようにスパッタ法で堆積させた後、
この上にフォトリソグラフィでレジストパターンを形成
し、ドライエッチングで選択的にアルミニウムを除去
し、その後当該レジストを剥離して形成する。
【0031】次いで、図4に示すように、層間絶縁膜5
0を形成する。層間絶縁膜50は、たとえば、P−TE
OSをソースとしたCVD法による絶縁膜、TEOS−
3をソースとしたCVD法による絶縁膜およびP−T
EOSをソースとしたCVD法による絶縁膜の3層を膜
厚2μmとなるように堆積することによって形成する。
そして、層間絶縁膜50に第2および第3アルミニウム
配線層を接続するためのコンタクトホールを、フォトリ
ソグラフィによるレジストパターンを形成してドライエ
ッチングによって選択的に層間絶縁膜50を除去して形
成し、その後に、当該レジストを剥離して形成する。ま
た、パターニングされた第3アルミニウム配線層を、ア
ルミニウムを膜厚500nmとなるようにスパッタ法に
よって堆積させた後、フォトリソグラフィで所定のレジ
ストパターンを形成し、ドライエッチングによって選択
的に当該アルミニウムを除去することにより形成する。
その後、当該レジストを剥離する。
【0032】次いで、図5に示すように、ヒューズ46
の上方の層間絶縁膜49、50およびエッチングストッ
パ層48を選択的に除去して開口部51を形成する。開
口部51を形成するためには、層間絶縁膜50上にフォ
トリソグラフィ加工技術によって膜厚5μmの厚膜レジ
スト(通常は、1〜2μm)からなるレジストパターン
を形成する。そして、このレジストパターンをマスクと
して、層間絶縁膜49、50、すなわちエッチングスト
ッパ層48までをドライエッチングによって選択的に除
去する。つづいて、上記レジストパターンをマスクとし
て、エッチングストッパ層48をドライエッチングで選
択的に除去する。図に示すように、エッチングストッパ
層48の一部は、層間絶縁層47上に残存する。これに
より、開口部51が形成される。
【0033】次いで、上記レジストパターンを除去した
後、図6に示すように、層間絶縁膜50上に、例えばP
−Si34 からなるパッシベーション膜52をCVD
法により例えば850nmの膜厚となるように堆積させ
る。これにより、開口部51の側壁および底壁にもパッ
シベーション膜52が堆積する。次いで、ヒューズ46
の上方に堆積されたパッシベーション膜52および図示
しないパッド形成部分(針立てやボンディング用の窓)
のパッシベーション膜52を除去するためのレジストパ
ターン53をフォトリソグラフィ加工技術によって同時
に形成する。レジストパターン53は、パッシベーショ
ン膜52上に形成するとともに、開口部51の側壁上に
も、パッシベーション膜51を介して形成する。このと
き、レジストパターン53により形成する開口部54
を、開口部54の底壁を構成する各辺が、図6(b)に
示すように、ヒューズ46の短辺からの距離d2 および
長辺からの距離d3 がそれぞれ所定の長さとなるように
形成する。すなわち、開口部54の底壁の内周縁部が所
定のマージンをもってヒューズ46を囲むように形成す
る。
【0034】そして、パッシベーション膜52をレジス
トパターン53をマスクとして、通常のドライエッチン
グ技術によって選択的に除去し、ヒューズ46上にヒュ
ーズ上開口部60を所定の膜厚d1 のヒューズ上残膜4
7aが形成されるように開口するとともに、図示しない
パッド形成部分を開口する。これによって、図7に示す
ように、ヒューズ上開口部60の底壁の各辺は、平面的
に見てヒューズ46を所定のマージンをもって囲むよう
に形成される。
【0035】このようにして形成されたヒューズ上開口
部60は、その底壁の周縁部60aが、図7(a)に示
すように、底壁の中心付近に比べて多くエッチングさ
れ、深く掘られた状態となるが、ヒューズ上残膜47a
のヒューズ46上の膜厚d1 は略均等なものとして取り
扱うことができる。
【0036】本実施形態によれば、エッチングストッパ
層48をアルミニウムで形成することにより、エッチン
グストッパ層48の上層に形成されるシリコン酸化膜か
らなる絶縁膜とのエッチング選択比を大きくとることが
でき、エッチングをエッチングストッパ層48で確実に
停止させることができる。これに加えて、エッチングス
トッパ層48を除去後に、ヒューズ46上に堆積された
層間絶縁膜47およびパッシベーション膜52を、ヒュ
ーズ上開口部60を形成するレジストパターンの開口を
ヒューズ46を所定のマージンをもって囲むように形成
してエッチングするため、ヒューズ上開口部60の底壁
内周縁部60aにおけるエッチング量が過剰となること
に起因する膜厚制御における許容誤差マージンの狭小化
を防ぐことができ、膜厚制御性を向上させることができ
る。このため、ヒューズ上残膜47aの膜厚d1 の膜厚
制御が一層容易になり、層間絶縁膜が非常に厚い場合に
ヒューズ上開口部60を形成する場合であっても、精度
良く膜厚制御を行うことができる。
【0037】また、本実施形態では、ヒューズ上開口部
60の形成の際の制限(エッチング量やエッチング条
件)が従来と比較して大幅に緩和されているため、ヒュ
ーズ上開口部60の開口と同時にパッシベーション膜5
2にパッド形成用の開口部を同一の工程で形成すること
ができ、工程数の削減が可能になる。
【0038】なお、第3の実施形態では、層間絶縁膜4
7上にエッチングストッパ層48を形成し、エッチング
ストッパ層48上に積層される各層間絶縁膜をエッチン
グしてこれら各層間絶縁膜およびエッチングストッパ層
48を開口し、その後に再度層間絶縁膜52およびパッ
シベーション膜52を積層して、これをエッチングして
ヒューズ上開口部60を開口する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されない。すなわち、エッチン
グストッパ層上に積層された各層間絶縁膜をエッチング
ストッパ層まで開口し、この開口部をヒューズ上開口部
とする場合も、ヒューズを所定のマージンをもって囲む
ようにヒューズ上開口部を形成すれば、ヒューズ上電極
上の絶縁膜の膜厚を略均等にすることができる。この場
合には、ヒューズ上に積層される絶縁膜およびエッチン
グストッパ層の膜厚を予め管理しておけば、精度よくヒ
ューズ上残膜の膜厚の制御が可能となる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ヒューズ上開口部のエ
ッチングによる形成の際に、ヒューズ上のヒューズ上残
膜の膜厚を略均一とすることができ、エッチング時にヒ
ューズ上残膜の膜厚の制御を行う際に、ヒューズ上開口
部の底壁内周縁部においてエッチング量が過剰となるこ
とに起因する膜厚制御の許容誤差マージンの狭小化を防
ぐことができ、膜厚制御性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の要
部断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の要
部断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製
造方法を説明するための説明図である。
【図4】図3に続く製造工程を説明するための要部断面
図である。
【図5】図4に続く製造工程を説明するための要部断面
図である。
【図6】図5に続く製造工程を説明するための要部断面
図である。
【図7】図6に続く製造工程を説明するための要部断面
図である。
【図8】従来の半導体装置のヒューズ部の構造の一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
2…層間絶縁層、4…配線層、6…コンタクト、8…層
間絶縁層、10…ヒューズ、12…層間絶縁層、14…
ヒューズ上開口部、16…ヒューズ上残膜。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒューズの溶断除去によって不良回路を予
    備回路に置換可能な冗長機能と、前記ヒューズを覆うよ
    うに積層された絶縁膜とを有し、前記絶縁膜のヒューズ
    上の領域に当該ヒューズ表面上に所定の膜厚の絶縁膜が
    残存するように開口する開口部が形成された半導体装置
    の製造方法であって、 前記予備回路と接続される導電層を形成し、 前記導電層上に第1の絶縁層を介して当該導電層と接続
    されるヒューズを形成し、 前記ヒューズを覆うように積層され得る少なくとも一の
    絶縁膜からなる第2の絶縁層に、前記開口部の底壁の内
    周縁部が平面的に見て前記ヒューズの周囲を所定のマー
    ジンをもって囲むように前記第2の絶縁層をエッチング
    して開口部を形成する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記導電層と前記ヒューズとの接続は、前
    記ヒューズの両端部の下方に位置する第1の絶縁層の領
    域を前記導電層が露出するまで開口して接続孔を形成
    し、この接続孔に導電性の材料を埋め込んで前記導電層
    と前記ヒューズとを接続する請求項1に記載の半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記開口部を形成する際には、平面的に見
    て前記ヒューズの周囲を所定のマージンをもって囲むよ
    うに開口するレジストパターンを前記第2の絶縁層上に
    形成し、 前記レジストパターンをマスクとして前記第2の絶縁層
    をエッチングして前記開口部を形成する請求項1に記載
    の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記ヒューズを覆うように積層され得る少
    なくとも一の絶縁膜からなる第2の絶縁層の中途に、当
    該第2の絶縁層の被エッチング特性と異なる材料からな
    るエッチングストッパ層を形成する請求項1に記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】平面的に見て前記ヒューズの周囲を所定の
    マージンをもって囲むように開口するレジストパターン
    を前記第2の絶縁層上に形成し、前記エッチングストッ
    パ層より上層の絶縁膜を、当該エッチングストッパ層が
    露出するまでエッチングして前記開口部を形成する請求
    項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記ヒューズの上方に位置する前記エッチ
    ングストッパ層より上層の絶縁膜を、平面的に見て当該
    ヒューズの周囲を囲む第1の開口部を当該エッチングス
    トッパ層が露出するまでエッチングして形成し、 前記第1の開口部を通じてエッチングストッパ層を下層
    の絶縁膜が露出するまでエッチングし、 前記第1の開口部を通じて、平面的に見て前記ヒューズ
    の周囲を所定のマージンをもって囲むように開口するレ
    ジストパターンを当該第1の開口部の側壁に形成し、当
    該レジストパターンをマスクとして、当該第1の開口部
    内に積層された絶縁膜をエッチングして第2の開口部を
    形成する請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】素子分離領域によって区画された半導体基
    板の所定の領域にソース・ドレイン拡散層を形成し、 前記ソース・ドレイン拡散層を前記導電層として、前記
    素子分離領域によって区画された異なる領域のソース・
    ドレイン拡散層間を接続するヒューズを前記半導体基板
    上に絶縁層を介して形成する請求項1に記載の半導体装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】ヒューズの溶断除去によって不良回路を予
    備回路に置換可能な冗長機能を有し、前記ヒューズ上に
    積層された絶縁膜の当該ヒューズ上の領域を開口する開
    口部が形成された半導体装置であって、 前記予備回路と接続された導電層と、 前記導電層上に第1の絶縁層を介して積層され、前記導
    電層と接続されたヒューズと、 前記ヒューズを覆うように積層された絶縁層であって、
    前記ヒューズ上に所定の膜厚の絶縁膜が形成され、平面
    的に見て底壁の内周縁部が前記ヒューズの周囲を所定の
    マージンをもって囲む開口部が形成されている第2の絶
    縁層とを有する半導体装置。
  9. 【請求項9】前記導電層と前記ヒューズとは、前記第1
    の絶縁層に形成された接続孔を通じて接続されている請
    求項8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】素子分離領域によって区画された半導体
    基板の所定の領域に形成された導電層としてのソース・
    ドレイン拡散層と、 前記半導体基板上に絶縁層を介して形成されたヒューズ
    と、 前記絶縁層に形成され、前記素子分離領域によって区画
    された異なる領域のソース・ドレイン拡散層と前記ヒュ
    ーズの両端部とをそれぞれ接続するコンタクトとを有す
    る請求項8に記載の半導体装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010005114A (ko) * 1999-06-30 2001-01-15 김영환 반도체소자의 퓨즈 제조방법
KR100408641B1 (ko) * 2000-03-30 2003-12-06 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 퓨즈를 구비한 반도체장치
KR100799131B1 (ko) * 2001-12-31 2008-01-29 주식회사 하이닉스반도체 불순물 영역의 퓨즈를 갖는 반도체 장치
CN111640992A (zh) * 2019-03-01 2020-09-08 丰田自动车株式会社 全固态电池和其制造方法

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