JPH11317651A - 可変デジタル遅延線 - Google Patents

可変デジタル遅延線

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JPH11317651A
JPH11317651A JP10325389A JP32538998A JPH11317651A JP H11317651 A JPH11317651 A JP H11317651A JP 10325389 A JP10325389 A JP 10325389A JP 32538998 A JP32538998 A JP 32538998A JP H11317651 A JPH11317651 A JP H11317651A
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    • H03K17/6257Switching arrangements with several input- output-terminals, e.g. multiplexers, distributors with several inputs only combined with selecting means
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の遅延セルのカスケード化を可能にする
遅延セルを提供する。 【解決手段】 遅延されるべき第1の入力信号(INPU
T)を受信する第1の入力(IN A)及び第1の入力信号
に対して遅延される第1の出力信号(OUTPUT)を送り出
す第1の出力(DEL OUT)、遅延セルの遅延時間を制御
する制御信号(CTRL)を備える可変デジタル遅延セル
(100)が開示される。さらにこの遅延セルは、第1の
入力信号に対して遅延される第2の入力信号を受信する
第2の入力(IN B)及び固定遅延時間だけ第1の入力信
号に対して遅延される第2の出力信号を送り出す第2の
出力(BUF OUT)からなる。本発明による遅延セルは、
単一装置として駆動可能であるが、また単一遅延セルと
の比較で基本遅延を増すことなく、「無制限」の数の遅
延セルをカスケード化することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】一般に本発明は、可変デジタ
ル遅延線及びそのカスケードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】遅延線(又は、同意語としての遅延セ
ル)は、入力信号に対して所定の遅延時間だけ出力信号
を遅延させるために用いられる場合が多い。遅延時間が
固定された遅延線と、所定の範囲で異なる遅延時間を可
能にする可変遅延線が存在する。
【0003】図1には、入力信号INPUTを受信し、入力
信号INPUTに対して可変遅延時間tDELだけ遅延した出力
信号OUTPUTを送り出す可変デジタル遅延セル5の構造図
が示されている。遅延時間tDELの値は、制御信号CTRL
によって設定することが可能である。
【0004】図2には、可変デジタル遅延セル5の実施
態様の構造図が示されている。入力信号INPUTは、第1
の信号処理装置10及び固定遅延時間TDを備えた遅延段2
0に加えられる。遅延段20は、例えばRC結合のような
受動回路、あるいは緩衝増幅器のような能動回路といっ
た当該技術において既知の任意の遅延回路とすることが
可能である。遅延段20の出力信号は、第2の信号処理装
置30に接続される。第1の信号処理装置10と第2の信号
処理装置30の出力信号は、第3の信号処理装置40に加え
られ、第3の信号処理装置40では、これらの信号を結合
し、それから、出力信号OUTPUTの処理を行うが、出力信
号OUTPUTは、入力信号INPUTに対して可変遅延時間tDEL
だけ遅延させられる。第1の信号処理装置10及び第2の
信号処理装置30もしくは第3の信号処理装置40のいずれ
か、あるいはこれらの全て信号処理装置が、制御装置50
から制御信号を受信し、加えられた制御信号CTRLに従っ
て可変遅延セル5の可変遅延時間tDELを設定する。
【0005】図3には、差分信号を受信して処理を行
う、ECL(エミッタ結合論理素子)によって具現化さ
れる可変デジタル遅延セル5の例が示されている。しか
し可変デジタル遅延セル5は、明らかに他の論理素子又
はシングルラインロジックのような異なる論理により実
施することも可能である。第1の信号処理装置10及び第
2の信号処理装置30と制御装置50は、電流スイッチとし
て実施され、第3の信号処理装置40は、合計段として実
施される。
【0006】入力信号INPUT(VA)は、電流スイッチ10
及び固定遅延時間TDを生じる遅延段20に接続される。
遅延段20の出力信号VBは、電流スイッチ30に接続され
る。電流スイッチ10の出力信号(相補電流IAC及び
AN)及び電流スイッチ30の出力信号(相補電流IBC
びIBN)が、合計段40によって加算され、その合計が、
可変遅延セル5の出力信号OUTPUTを表す。
【0007】電流IRefは、制御装置50によって、電流
スイッチ10に加えられる電流IAと電流スイッチ30に加
えられる電流IBに分割される。電流IA対IBの比を変
化させることによって、入力信号INPUTに対する出力信
号OUTPUTの遅延時間tDELを変化させることが可能であ
る。遅延時間tDELの最短値tDELminは、IA=IRef
B=0の場合に得られ、この結果tDELminが電流スイ
ッチ10及び合計段40を介する伝搬遅延によって決まる可
変遅延セル5の基本遅延になる。中間値tDELmedは、I
A=IRef/2=IBの場合に設定することが可能であ
り、最長値tDELmaxは、IA=0でIB=IRefの場合に
得ることが可能である。最長値tDELmaxは、遅延段20の
固定遅延時間TDに電流スイッチ30及び合計段40を介す
る伝搬遅延を加えた値にほぼ等しい。IA対IBの比は、
アナログ電圧として実施される制御信号CTRLによって制
御することが可能である。
【0008】図4には、典型的なIA対IBの比に関する
図3の回路内における信号ダイアグラムが示されてい
る。もちろん、差分信号の交点、従って信号差の中間値
又は相補電流の交点は、信号のタイミングを比較するた
めの時間マークを表している。電圧VBは、電圧VAに対
して遅延段20の固定遅延時間TDだけ遅延する。電流の
合計(IAC+IBC)及び(IAN+IBN)から受信する出
力信号OUTPUTは、入力信号INPUTに対して有効遅延時間
DELだけ遅延する。
【0009】図2及び3の回路の場合、遅延段20の適用
可能な最長遅延時間TDは、電流スイッチ10及び30の出
力信号の遷移時間tT(図4を対照されたい)に制限さ
れるので、TDは、TD<tTになるように選択される。
しかし一方では、遅延時間tDELは遅延時間TDに制限さ
れるので、図1の回路の遅延時間tDELは、tDEL≦TD
≦tTに制限される。遷移時間tTよりも長くなるように
選択される遅延時間tDELは、遷移中の出力信号OUTPUT
に「水平ステップ」を生じ、このためジッタをもたらす
ことになるので、一般には避けるべきである。
【0010】ECL回路のような最新のバイポーラ回路
の場合、こうした遅延セル5の基本遅延(最短遅延時間
DELminとして)は、一般に約50〜100 psの範囲内であ
り、デジタル出力信号の遷移時間は、一般に100〜200 p
sの範囲内である。すなわち、遅延セル5の一般的な遅
延範囲は、50〜100 psの最小値と100〜200 psの最大値
の間であり、適用可能な比(tDELmin/tDELmax)は約
1:2になる。
【0011】より大きい値の最長時間遅延tDELmaxを得
るため、複数の遅延セルを連続カスケードをなすように
配列することができる。図5には、カスケードとして直
列に配列される、図1による2つの遅延セル5の例が示
されている。第1の遅延セル5.1の出力信号OUT_1は、第
2の遅延セル5.2の入力信号IN_2の働きをする。後続の
遅延セルも、これに応じて配列することが可能である。
しかしながら、n個の遅延セル5を直列に接続すること
によって、最長時間遅延tDELmaxがn倍に増す可能性が
あるが、基本遅延、従って最短遅延時間tDELminもn倍
に増す。すなわちカスケードによって、最低限、時間遅
延(n×tDELmin)が必ず生じるだけではなく、比(t
DELmin/tDELmax)もやはり1:2になる。
【0012】電流スイッチング素子グループを利用し
て、負荷に対する接続入力電圧の伝搬遅延を変動させる
デジタルマルチプレクサ制御式遅延発生器を開示したUS
-A-5210450のような、先行技術において既知のカスケー
ド式遅延セルがいくつか存在する。US-A-4797586には、
制御信号に従って各増幅器の利得を調整し、少なくとも
1つで2を越えない増幅器の利得が、ゼロではないよう
にする、高周波信号制御遅延回路が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の遅延セルのカスケード化を可能にする遅延セルを提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による可変デジタ
ル遅延セルには、遅延させるべき第1の入力信号を受信
するための第1の入力と、第1の入力信号に対して遅延
セルの遅延時間だけ遅延した第1の出力信号を送り出す
ための第1の出力と、遅延セルの遅延時間を制御するた
めの制御信号が含まれている。さらに遅延セルには、第
1の入力信号に対して遅延させられる第2の入力信号を
受信するための第2の入力と、第1の入力信号に対して
固定遅延時間だけ遅延した第2の出力信号を送り出すた
めの第2の出力が含まれている。
【0015】本発明による遅延セルは、単一装置として
駆動可能であるが、単一遅延セルとの比較で基本遅延を
増すことなく、「無制限」の数の遅延セルをカスケード
化することも可能である。カスケードをなす遅延セルの
数は、利用可能なゲート数、電力消費等のような「外
的」要因によって制限されるだけである。
【0016】遅延セルの望ましい実施態様において、第
1の信号処理装置が、第1の入力信号を受信してそれに
処理を加えるように、第1の入力にその入力を結合され
て、遅延段が、固定遅延時間を生じさせるようになって
おり、この結果遅延段の入力は、第1の入力信号を受信
して固定遅延時間だけ遅延させるように、第1の入力に
結合されて、遅延段の出力は、固定遅延時間だけ遅延し
た第1の入力信号を第2の出力信号として送り出すよう
に、第2の出力に結合される。第2の信号処理装置は、
第2の入力信号を受信してそれに処理を加えるように、
その入力を第2の入力に結合される。第3の信号処理装
置は、それから第1の出力に関する第1の出力信号に処
理を加えるように、第1及び第2の信号処理装置から出
力信号を受信する。制御装置は、加えられる制御信号に
従って遅延セルの遅延時間に制御を加えるように、第1
及び第2の信号処理装置及び/又は第3の信号処理装置
に結合される。
【0017】本発明の遅延セルの利点は、規定の方式に
従って直列に(又は順次)グループ化された、カスケー
ドをなす複数の個別遅延セルにおいて特に明らかにな
る。カスケードの最初の遅延セルは、その第1の入力に
おいてカスケード入力信号を受信し、その第1の出力に
おいてカスケード出力信号を送り出す。カスケードの最
後の遅延セルの第2の出力は、その第2の入力に結合さ
れる。最初の遅延セルを除く、カスケードの各遅延セル
の第1の入力は、その先行遅延セルの第2の出力に結合
される。最初の遅延セルを除く、各遅延セルの第1の出
力は、その先行遅延セルの第2の入力に結合される。
【0018】カスケードの基本遅延(最短遅延時間とし
ての)は、カスケードの遅延セル数とは無関係であり、
カスケードの最初の遅延セルの基本遅延によって決まる
だけである。しかしながらカスケードの最長遅延時間
は、カスケードの遅延セル数によって決まり、カスケー
ドにおける個別遅延時間の和として決定される。カスケ
ードにおける第1の遅延セルの基本遅延と個別遅延時間
の和との間の遅延時間については、任意の値を選択する
ことが可能である。すなわち最短遅延時間対最長遅延時
間の比(tDELmin/tDELmax)は、遅延セル数及びそれ
ぞれの遅延時間によって決まる。n個の遅延セルから成
るカスケードにおける全ての遅延セルの最長遅延時間が
ほぼ等しい場合、カスケードの比(tDELmin
DELmax)は、基本遅延を最長遅延時間のn倍によって
割った値になる。
【0019】望ましい実施態様の場合、(各個別遅延セ
ル毎の)制御信号には、遅延セルを固定又は可変モード
に設定するための第1の制御信号と、遅延セルの遅延時
間を最短遅延時間又は最長遅延時間に設定するための第
2の制御信号と、遅延セルの遅延時間を最短遅延時間と
最長遅延時間の間の値に設定するための第3の制御信号
が含まれている。固定モードにおいて、遅延時間は、第
2の制御信号によって、最短遅延時間又は最長遅延時間
に設定することが可能である。可変モードにおいて、遅
延時間は、第3の制御信号によって、遅延セルの最短遅
延時間と最長遅延時間の間の値に設定することが可能で
ある。
【0020】制御信号を複数の制御信号に分割すること
によって、個別遅延セルの精密な制御が可能になり、と
りわけ制御信号をデジタル信号とアナログ信号に分割す
ることが可能であり、これによって第3の制御信号だけ
をアナログ信号として実施することが可能になる。この
結果制御信号を送り出すための回路が大幅に単純化され
ることになる。
【0021】カスケードの特定の1つの遅延セルだけ
が、最短遅延時間と最長遅延時間の間の間の値を生じる
場合には、加えなければならない第3の制御信号は1つ
だけである。特定の遅延セルの遅延時間は、それぞれの
第1の制御信号によって可変モードに設定され、第3の
制御信号によって調整される。他の各遅延セルは、それ
ぞれの第1の制御信号によって固定モードに設定され、
その結果特定の遅延セルに後続する遅延セルは、それぞ
れの第2の制御信号によって最短遅延時間に設定され、
特定の遅延セルに先行する各遅延セルは、それぞれの第
2の制御信号によって最長遅延時間に設定される。
【0022】本発明による単一装置又はカスケード化装
置としての遅延セルの特定の用途は、遅延線又はカスケ
ードの第1の出力信号が、インバータ回路を介して結合
され、遅延線又はカスケードの第1の入力信号に戻され
る、オシレータ回路である。オシレータ回路は、オシレ
ータ周波数f〜1/tDELを発生する。従って、本発明
によるカスケードをなす遅延セルの改良された比(t
DELmin/tDELmax)によれば、適用可能な周波数範囲の
広いオシレータが得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】図6には、本発明による可変遅延
セル100の構造図が示されている。遅延セル100は、遅延
させるべき入力信号INPUTを受信するための第1の入力I
N_Aと、例えば後続遅延セルからの遅延信号を受信する
ための第2の入力IN_Bを備えている。遅延セル100は、
遅延入力信号INPUTとして出力信号OUTPUTを送り出すた
めの出力としての第1の出力DEL_OUTと、第1の入力IN_
Aに加えられる、ただし、例えば連続した遅延セルに対
して遅延セル100の最長遅延時間tDELmaxだけ遅延した
信号を送り出すための第2の出力BUF_OUTを備えてい
る。遅延セル100の遅延時間tDELは、制御信号CTRLによ
って制御される。
【0024】単一遅延セルとしての遅延セル100は、基
本的に図1における遅延セル5に準じて動作し、このた
め追加の第2の入力IN B及び第2の出力BUF_OUTは互い
に結合される。第1の入力IN_Aに加えられる入力信号IN
PUTは、制御信号CTRLによって制御される既定の遅延時
間tDELだけ遅延され、出力信号OUTPUTとして第1の出
力DEL_OUTにおいて出力される。
【0025】図7には、本発明による可変デジタル遅延
セル100の実施態様の構造図が示されており、図2と同
じ構成要素が用いられている。入力信号INPUTは、第1
の入力IN_Aにおいて第1の信号処理装置10、及び固定遅
延時間TDを備える遅延段20に加えられる。本発明によ
る可変デジタル遅延セル100は、遅延段20の出力信号が
第2の出力BUF_OUTにおいて送り出され、第2の入力IN_
Bが、第2の信号処理装置30に対する入力として設けら
れているという点において、可変デジタル遅延セル5と
は区別される。図2の可変デジタル遅延セル5によれ
ば、第1の信号処理装置10及び第2の信号処理装置30の
出力信号は、第3の信号処理装置40に加えられ、第3の
信号処理装置では、加えられた出力信号を結合し、それ
から第1の出力DEL_OUTにおける出力信号OUTPUTに処理
を加え、入力信号INPUTに対して可変遅延時間tDELだけ
遅延させる。第1の信号処理装置10及び第2の信号処理
装置30もしくは第3の信号処理装置40のいずれか、又は
全ての信号処理装置は、加えられた制御信号CTRLに従っ
て可変遅延セル100の可変遅延時間tDELを設定するよう
に、制御装置50から制御信号を受信する。
【0026】図2及び7の遅延セル5及び100を比較す
ると明らかになるように、遅延セル5は、第2の入力IN
_Bと第2の出力BUF_OUTを直接接続することによって遅
延セル及び100から受信することが可能である。
【0027】図8には、遅延セルのカスケード110とし
て順次配列された、図7による2つの遅延セル100が示
されている。入力信号INPUTは、第1の遅延セル100.1の
第1の入力IN_A1に加えられて、カスケード110の遅延時
間tDEL_110だけ遅延させられ、カスケード110の出力信
号OUTPUTとして第1の遅延セル100.1の第1の出力DEL_O
UT 1において出力される。
【0028】第2の出力BUF_OUT_1において、第1の遅
延セル100.1は、第1の遅延セル100.1に後続して配置さ
れた第2の遅延セル100.2の第1の入力IN_A2に関する信
号を送り出す。BUF_OUT_1における信号は、第1の入力I
N_A1に加えられる入力信号INPUTを表しているが、第1
の遅延セル100.1の最長遅延時間tDELmax_1にほぼ等し
い、固定遅延時間tDELfix_1だけ遅延させられている。
第1の入力IN_A2における信号は、第2の遅延セル100.2
の制御信号CTRL_2によって設定される遅延時間tDEL_2
だけ遅延させられ、出力DEL_OUT_2において出力され、
第1の遅延セル100.1の第2の入力IN_B1に戻される。第
2の入力IN_B1における信号は、第1の遅延セル100.1の
制御信号CTRL_1によって設定される遅延時間tDEL_1
け遅延させられ、第1の遅延セル100.1の第1の出力DEL
_OUT_1において出力信号OUTPUTとして出力される。第2
の入力IN_B2は、第2の遅延セル100.2の最長遅延時間t
DELmax_2だけ遅延させられた信号として、第2の出力BU
F_OUT_2から信号を受信する。
【0029】図8のカスケード110の動作については、
図7の実施態様が、遅延セル100.1及び100.2に用いられ
た図9において、2つの例、すなわち、カスケード110
の遅延時間tDEL_110がtDEL_110≦tDELmax_1になる第
1の例と、tDEL_110がtDELmax_1<tDEL_110≦t
DELmax_1+tDELmax_2になる第2の例によって明らかに
される。
【0030】第1の例の場合、第1の遅延セル100.1の
最長遅延時間tDELmax_1以下のカスケード110の遅延時
間tDEL_110を生じるため、第1の遅延セル100.1の第1
の入力IN_A1に加えられる入力信号INPUTは、遅延段20.1
によって、第1の遅延セル100.1の固定遅延時間t
DELfix_1の遅延がなされ、BUF_OUT_1において第2の遅
延セル100.2の入力IN_A2に出力される。制御信号CTRL_2
が、最短遅延時間tDELmin_2を生じるように設定される
ので、第1の入力IN_A2における信号は、第2の遅延セ
ル100.2の第1の信号処理装置10.2及び第3の信号処理
装置40.2を介して出力DEL_OUT_2に結合され、第1の遅
延セル100.1の第2の入力IN_B1に戻される。また第1の
遅延セル100.1の第1の処理装置10.1に加えられる入力
信号INPUTが、そこで処理を受けて、第3の処理装置40.
1に結合され、第3の処理装置は、さらに遅延されて入
力IN_B1において戻された信号から、第2の処理装置30.
1によって処理された信号を受信する。第2の入力IN_B1
における信号は、入力信号INPUTに対して最長遅延時間
DELmax_1だけ遅延させられるので、遅延時間t
DEL_110は、第1の遅延セル100.1の制御信号CTRL_1によ
って、第1の遅延セル100.1の最長遅延時間tDELmax_1
未満の任意の値に設定することが可能である。
【0031】カスケード110の基本遅延としての最短遅
延時間は、第1の処理装置10及び第3の処理装置40の伝
搬遅延によってのみ決まる、第1の遅延セル100.1の最
短遅延時間tDELmin_1に設定することが可能である。
【0032】第2の例の場合、カスケード110の遅延時
間tDEL_110は、第1の遅延セル100.1の最長遅延時間t
DELmax_1と第1の遅延セル100.1及び第2の遅延セル10
0.2の遅延時間の和(tDELmax_1+tDELmax_2)の間に
設定することが可能である。上述のところに従って、入
力信号INPUTは、第1の処理装置10.1に結合され、やは
り遅延段20.1によって固定遅延時間tDELfix_1の遅延が
なされ、第2の遅延セル100.2の入力IN_A2に対してBUF_
OUT_1から出力される。
【0033】第2の入力IN_B2及び第2の出力BUF_OUT 2
は、互いに結合されているので、第2の遅延セル100.2
は、図2における遅延セル5に準じて動作する。第1の
入力IN_A2における信号は、制御信号CTRL_2の設定に従
って、遅延時間tDEL_2だけ第2の遅延セル100.2内にお
いて遅延させられ、出力DEL_OUT_2において出力され
る。その時、DEL_OUT_2における信号は、入力信号INPUT
に対して、第1の遅延セル100.1の最長遅延時間t
DELmax_1、及び第2の遅延セル100.2の遅延時間tDEL_2
だけ遅延させられ、第1の遅延セル100.1の第2の入力I
N_B1に戻される。
【0034】第1の遅延セル100.1は、従って入力IN_A1
において入力信号INPUTを受信し、IN_B1において、INPU
Tに対して(tDELmax_1+tDEL_2)だけ遅延させられた
信号を受信する。制御信号CTRL_1は、IN_B1における信
号がDEL_OUT_1に直接結合され、その結果出力信号OUTPU
Tが生じるように設定される。もちろん第1の遅延セル1
00.1の最長遅延時間tDELmax_1を超える遅延を伴うIN_B
1における信号と入力信号INPUTが混合することによっ
て、遷移中の出力信号OUTPUTに「水平ステップ」、従っ
て通常は回避すべきジッタも生じることが理解される。
【0035】tDEL_2が、最長遅延時間tDELmax_2にな
るように設定される場合、カスケード110の最長遅延時
間(tDELmax_1+tDELmax_2)を選択することが可能で
ある。しかしながら制御信号CTRL_1及びCTRL_2によっ
て、(tDELmax_1+tDELmax_2)までの可能性のある遅
延値の全範囲を選択することが可能である。
【0036】図10には、図6による複数の遅延セル100
のカスケード120が示されている。遅延セル100.iのカス
ケード化原理については、次のように説明することが可
能である。第1の遅延セル100.1が、その入力IN_A1にお
いて入力信号INPUTを受信し、その出力DEL_OUT_1におい
て出力信号OUTPUTを送り出す。各遅延セル100.iは、そ
の入力IN Aiにおいて受信した信号から、制御信号CTRL_
iの設定に従って遅延時間tDEL iだけ遅延した入力IN_A
iにおける信号として、第1の出力DEL_OUT_iを送り出
し、遅延セル100.iの固定遅延時間tDELfix iだけ遅延
した入力IN_Aiにおける信号として、第2の出力BUF_OUT
_iを送り出す。最初の遅延セル100.1を除く、各遅延セ
ル100.iの第1の出力DEL_OUT_iが、その先行遅延セル10
0.(i-1)の入力IN_B(i-1)に結合される。カスケード110
の最後の遅延セル100.nを除く、第2の出力BUF_OUT_i
は、その後続遅延セル100.(i+1)の入力IN_A(i+1)に結合
される。最後の遅延セル100.nだけは、その出力BUF_OUT
_nが直接その入力IN_Bnに結合される。
【0037】上記から明らかなように、カスケード120
は、所定数の遅延セル100.iに制限されるものではな
く、カスケードの遅延時間tDEL_120は、最大で、遅延
セル100.iの全ての最長遅延時間tDELmax_iの和に設定
することが可能である。しかしながらカスケード120
(また、110)の基本遅延としての最短遅延時間は、第
1の処理装置10と第3の処理装置40の伝搬遅延によって
のみ決まる、単一遅延セル100の基本遅延と同じであ
る。
【0038】個別遅延セル100.iの全ての最長遅延時間
DELmax_iが異なる可能性があるのは明らかである。し
かしながら単純化のため又は生産コストの低減のため、
個別遅延セル100.iの最長遅延時間tDELmax_iは、所定
の許容差内において全て同じであることが望ましい。
【0039】用途によっては、とりわけアナログ信号が
用いられる場合、制御信号CTRL_iの信号数を制限するの
が望ましいことがある。その場合制御信号CTRL_iには、
遅延セル100.iを固定モード又は可変モードに設定する
ための個別信号VARFIX_i、遅延セル100.iの遅延時間を
最短遅延時間tDELmin_i又は最長遅延時間tDELmax_i
設定するためのもう1つの個別信号MINMAX_i及びカスケ
ードの遅延時間を設定するための共通信号COMが含まれ
る。それぞれの遅延セル100.iに加えられる個別信号VAR
FIX_iによって、この遅延セル100.iは、遅延時間t
DEL_iがその遅延セルの最短遅延時間tDELmin_i又は最
長遅延時間tDELmax_iに設定される固定モードに設定さ
れるか、あるいは共通信号COMによって、遅延時間をそ
の遅延セルの最短遅延時間と最長遅延時間の間のある値
DEL_iに設定することが可能な可変モードに設定され
ることになる。固定モードの場合、遅延セル100.iは、
個別信号MINMAX_iによって、入力IN_Aiに対して、最短
遅延時間tDELmin_i又は最長遅延時間tDELmax_iだけ、
出力DEL_OUT_iにおける信号を遅延させるように設定さ
れる。共通信号COMは、遅延セル100.iが可変モードの場
合に影響を及ぼすだけである。
【0040】図11には、差動論理における図7の遅延セ
ルの実施例が示されているが、制御信号CTRLには、個別
信号VARFIX_i及びMINMAX_iと共通信号COMが含まれてい
る。図11における遅延セルは、基本的に図7の遅延セル
に準じて構成されており、従って第1の信号処理装置10
及び第2の信号処理装置30と、遅延段20は、差分入力信
号を受信する。しかしながら制御装置50は、制御信号VA
RFIX_i、MINMAX_i及びCOMを受信する制御装置200によっ
て置き換えられている。制御装置200には、制御信号VAR
FIX_iを受信する第1の制御回路210、制御信号MINMAX_i
を受信する第2の制御回路220及び制御信号COMを受信す
る第3の制御回路230が含まれている。
【0041】制御回路210は、制御信号VARFIX_iを介し
て固定モードに設定されると、第2の制御回路220を起
動し、第3の制御回路230を停止させる。第2の制御回
路220が、制御信号MINMAX_iを介して最短遅延時間に設
定されると、第1の信号処理装置10を起動し、第3の信
号処理装置30を停止させるので、入力IN_Aにおける信号
が、DEL_OUTに(直接)結合される。第2の制御回路220
が、制御信号MINMAX_iを介して最長遅延時間に設定され
ると、第1の信号処理装置10を停止させ、第3の信号処
理装置30を起動するので、入力IN_Bにおける信号が、DE
L_OUTに(直接)出力される。
【0042】制御回路210が、制御信号VARFIX_iを介し
て可変モードに設定されると、第2の制御回路220を停
止させて、第3の制御回路230を起動し、第3の制御回
路は、図7の制御装置50の制御に準じて第1の信号処理
装置10及び第2の信号処理装置30を制御する。
【0043】図12(点線のボックス)には、図11の遅延
セルのより詳細な実施例が示されている。信号処理装置
10.i及び30.iと、制御装置210.i、220.i及び230.iは、
電流スイッチとして実施され、第3の信号処理装置40.i
は、合計段として実施される。
【0044】図13には、図12との組み合わせによって、
図12の2つの遅延セルのカスケード化が示されている。
この場合、IN_Biは、DEL_OUT_i+1に接続され、BUF_OUT_
iは、IN_A(i+1)に接続されることになる。もちろん、図
13に従って整列する遅延セル数が、2つに制限されるわ
けではないことが理解される。図13における右側の遅延
セルのように配置され、そのそれぞれの左側の遅延セル
に接続される、複数の遅延セルを図13の右側にグループ
化することができるのは明らかである。いずれにせよ、
最後の遅延セルn(最も右側の)の入力IN_Bn及び出力B
UF_OUT_nが、互いに結合されることになる。
【0045】図14には、図10に示す構成に準じてグルー
プ化された、図11の複数の遅延セルの構成が概略図で示
されている。しかしながら図14の場合、制御信号COM
は、(単一)制御ライン250によって、例えばアナログ
信号として、複数の遅延セル100.iのそれぞれに供給さ
れる。それとは対照的に、個別制御信号MINMAX_i及びVA
RFIX_iは、個別に各遅延セル100.iに供給される。図14
に示すように、個別制御信号MINMAX_i及びVARFIX_iは、
例えば、デジタル信号として制御バス260によって供給
することも可能である。
【0046】望ましい実施態様の場合、特定のただ1つ
の遅延セル100.iの遅延時間だけが、制御信号VARFIX_i
によって可変モードに設定され、制御信号COMによって
調整される。他の全ての遅延セルは、固定モードで駆動
され、その結果遅延セル100.i+1は、最短遅延時間に設
定され、x<iとした場合、全ての遅延セル100.x(も
しくは換言すれば、遅延セル100.iに先行する遅延セ
ル)は、最長遅延時間に設定される。y>i+1とした場
合、遅延セル100.yは、遅延セル100.i+1によって「ショ
ート・カット」されるので、それぞれの状態は、カスケ
ード120の遅延時間に影響しない。この方式によって、
確実に遷移中の出力信号OUTPUTにおける「水平ステッ
プ」が回避され、ただ1つの制御信号COMだけしか必要
としないで済むことになる。
【0047】以下においては、本発明の種々の構成要件
の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。
【0048】1.可変遅延セル(100)であって:遅延
させるべき第1の入力信号(INPUT)を受信するための
第1の入力(IN_A)と、遅延セル(100)の遅延時間
(tDEL)だけ、第1の入力信号に対して遅延される第
1の出力信号(OUTPUT)を送り出すための第1の出力
(DEL_OUT)と、遅延セル(100)の遅延時間(tDEL
を制御するための制御信号(CTRL)とが含まれており、
さらに遅延セル(100)に:第1の入力信号(INPUT)に
対して遅延される第2の入力信号を受信するための第2
の入力(IN_B)と、固定遅延時間(TD)だけ第1の入
力信号(INPUT)に対して遅延される第2の出力信号を
送り出すための第2の出力(BUF_OUT)とが含まれてい
ることを特徴とする遅延セル。
【0049】2.さらに、第1の入力信号(INPUT)を
受信して処理する第1の入力(IN_A)に入力が結合され
る、第1の信号処理装置(10)と、固定遅延時間
(TD)を生じる遅延段(20)と、遅延段(20)の入力
が、第1の入力信号(INPUT)を受信して固定遅延時間
(TD)だけ遅延される第1の入力(IN_A)に結合さ
れ、遅延段(20)の出力が、固定遅延時間(TD)だけ
遅延した第1の入力信号(INPUT)を第2の出力信号と
して送り出す第2の出力(BUF_OUT)に結合されること
と、第2の入力信号を受信して処理する第2の入力(IN
_B)に入力が結合される第2の信号処理装置(30)と、
第1の信号処理装置(10)と第2の信号処理装置(30)
からの出力信号を受信し、それから第1の出力(DEL_OU
T)に対する第1の出力信号(OUTPUT)に処理を施すた
めの第3の信号処理装置(40)と、第1の信号処理装置
(10)と第2の信号処理装置(30)及び/又は第3の信
号処理装置(40)に結合されて、加えられた制御信号
(CTRL)に従って遅延セル(100)の遅延時間(tDEL
を制御するための制御装置(50)が含まれている、1項
記載の遅延セル。
【0050】3.第1の信号処理装置(10)が電流スイ
ッチから成り、第2の信号処理装置(30)が電流スイッ
チから成り、第3の信号処理装置(40)が合計段から成
り、制御装置(50)が電流スイッチから成る、1項記載
の遅延セル。
【0051】4.制御信号(CTRL)が:遅延セル(10
0)を固定モード又は可変モードに設定するための第1
の制御信号(VARFIX_i)と、遅延セル(100)の遅延時
間(tDEL)を最短遅延時間(tDELmin_i)又は最長遅
延時間(tDELmax i)に設定するための第2の制御信号
(MINMAX_i)と、遅延セル(100)の遅延時間(tDEL
を最短遅延時間(tDELmin_i)と最長遅延時間(t
DELmax i)の間の値に設定するための第3の制御信号
(COM)とを含み、これによって、固定モードにおい
て、第2の制御信号(MINMAX_i)によって、遅延時間
(tDEL)を最短遅延時間(tDELmin_i)又は最長遅延
時間(tDELmax i)に設定することが可能になり、可変
モードにおいて、第3の制御信号(COM)によって、遅
延時間(tDEL)を最短遅延時間(tDELmin_i)と最長
遅延時間(tDELmax i)の間の値に設定することが可能
になる、1項又は2項記載の遅延セル。
【0052】5.制御装置(200)が、第1の制御信号
(VARFIX)を受信するための第1の制御回路(210)
と、第2の制御信号(MINMAX)を受信するための第2の
制御回路(220)と、第3の制御信号(COM)を受信する
ための第3の制御回路(230)を含み、これによって、
第1の制御回路(210)が、第1の制御信号(VARFIX)
を介して固定モードに設定されると、第2の制御回路
(220)を起動し、第3の制御回路(230)を停止させる
ことと、第2の制御回路(220)が、第2の制御信号(M
INMAX)を介して最短遅延時間に設定されると、第1の
信号処理装置(10)を起動し、第3の信号処理装置(3
0)を停止させ、それによって第1の入力(IN_A)にお
ける第1の入力信号(INPUT)が第1の出力(DEL_OUT)
に結合されることと、第2の制御回路(220)が、第2
の制御信号(MINMAX)を介して最長遅延時間に設定され
ると、第1の信号処理装置(10)を停止させ、第3の信
号処理装置(30)を起動させ、それによって第2の入力
(IN_B)における第2の入力信号が、第1の出力(DEL_
OUT)に結合されることと、第1の制御回路(210)が、
第1の制御信号(VARFIX)を介して可変モードに設定さ
れると、第1の信号処理装置(10)と第2の信号処理装
置(30)を制御するように、第2の制御回路(220)を
停止させ、第3の制御回路(230)を起動する、4項記
載の遅延セル。
【0053】6.第1の制御回路(210)が電流スイッ
チから成り、第2の制御回路(220)が電流スイッチか
ら成り、第3の制御回路(230)が電流スイッチから成
る、5項記載の遅延セル。
【0054】7.複数の遅延セル(100.i)のカスケー
ド(110、120)であって:第1の遅延セル(100.1)
が、その第1の入力(IN_A1)において第1の入力信号
(INPUT)を受信し、第1の出力(DEL_OUT_1)において
第1の出力信号(OUTPUT)を送り出すことと、最後の遅
延セル(100.n)の第2の出力(BUF_OUT_n)が、その第
2の入力(IN_Bn)に結合されることと、第1の遅延セ
ル(100.1)を除く各遅延セル(100.i)の第1の入力
(IN_Ai)が、先行遅延セル(100.i-1)の第2の出力
(BUF_OUT_i-1)に結合されることと、第1の遅延セル
(100.1)を除く各遅延セル(100.i)の第1の出力(DE
L_OUT_i)が、先行遅延セル(100.i-1)の第2の入力
(IN_Bi-1)に結合される、1項又は2項記載のカスケ
ード。
【0055】8.第1の遅延セル(100.1)が、その第
1の入力(IN_A1)において第1の入力信号(INPUT)を
受信し、その第1の出力(DEL_OUT_1)において第1の
出力信号(OUTPUT)を送り出すことと、最後の遅延セル
(100.n)の第2の出力(BUF_OUT_n)が、その第2の入
力(IN_Bn)に結合されることと、第1の遅延セル(10
0.1)を除く各遅延セル(100.i)の第1の入力(IN_A
i)が、先行遅延セル(100.i-1)の第2の出力(BUF_OU
T_i-1)に結合されることと、最初の遅延セル(100.1)
を除く各遅延セル(100.i)の第1の出力(DEL_OUT_i)
が、先行遅延セル(100.i-1)の第2の入力(IN_Bi-1)
に結合されることと、この結果、ただ1つだけの特定の
遅延セル(100.l)の遅延時間が、そのそれぞれの第1
の制御信号(VARFIX_l)によって可変モードに設定さ
れ、第3の制御信号(COM)によって調整されること
と、他の各遅延セル(100.i)が、そのそれぞれの第1
の制御信号(VARFIX_i)によって固定モードに設定され
ることと、特定の遅延セル(100.l)に後続する遅延セ
ル(100.l+1)が、そのそれぞれの第2の制御信号(MIN
MAX_l+1)によって最短遅延時間(tDELmin_l+1)に設
定されることと、特定の遅延セル(100.l)に先行する
各遅延セル(k<lとした場合、100.k)が、そのそれ
ぞれの第2の制御信号(MINMAX_k)によって最長遅延時
間(tDELmax_k)に設定される、4項記載のカスケー
ド。
【0056】9.第1の入力信号(INPUT)及び第1の
出力信号(OUTPUT)が差分信号である、1〜8項のいず
れか1項記載の可変デジタル遅延線又は可変デジタル遅
延線のカスケード。
【0057】10.オシレータ回路であって:1項又は
2項に記載の可変デジタル遅延線(100)又は7項又は
8項に記載の可変デジタル遅延線のカスケードと、イン
バータ回路が含まれており、これによって、遅延線又は
カスケードの第1の出力信号(OUTPUT)が、インバータ
回路を介して結合され、遅延線又はカスケードの第1の
入力信号に戻されることを特徴とする、オシレータ回
路。
【0058】
【発明の効果】遅延されるべき第1の入力信号(INPU
T)を受信する第1の入力(IN A)及び第1の入力信号
に対して遅延される第1の出力信号(OUTPUT)を送り出
す第1の出力(DEL OUT)、遅延セルの遅延時間を制御
する制御信号(CTRL)を備える可変デジタル遅延セル
(100)が開示される。さらにこの遅延セルは、第1の
入力信号に対して遅延される第2の入力信号を受信する
第2の入力(IN B)及び固定遅延時間だけ第1の入力信
号に対して遅延される第2の出力信号を送り出す第2の
出力(BUF OUT)からなる。
【0059】本発明による遅延セルは、単一装置として
駆動可能であるが、また単一遅延セルとの比較で基本遅
延を増すことなく、「無制限」の数の遅延セルをカスケ
ード化することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該技術において既知の可変デジタル遅延セル
の実施態様に関する構造図である。
【図2】当該技術において既知の可変デジタル遅延セル
の実施態様に関する構造図である。
【図3】当該技術において既知の可変デジタル遅延セル
の実施態様に関する構造図である。
【図4】典型的な比IA対IBに関する図3の回路内にお
ける信号ダイアグラムである。
【図5】当該技術における2つの遅延セルのカスケード
の例を示す図である。
【図6】本発明による可変遅延セル100の構造図であ
る。
【図7】本発明による可変遅延セル100の構造図であ
る。
【図8】図7による2つの遅延セルのカスケードを示す
図である。
【図9】図8のカスケードに関する実施態様を示す図で
ある。
【図10】図6による複数の遅延セル100のカスケード1
20を示す図である。
【図11】差動論理における図7の遅延セルの実施例を
示す図である。
【図12】図11の遅延セルのより詳細な実施例を示す
図である。
【図13】図12との組み合わせによって、図12の2
つの遅延セルのカスケード化を示す図である。
【図14】図11の複数の遅延セルの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
IN_A 第1の入力 IN_B 第2の入力 DEL_OUT 第1の出力 BUF_OUT 第2の出力 10 第1の信号処理装置 20 遅延段 30 第2の信号処理装置 40 第3の信号処理装置 100 遅延セル 100.1 第1の遅延セル 100.2 第2の遅延セル 110 カスケード 120 カスケード 200 制御装置 210 第1の制御回路 220 第2の制御回路 230 第3の制御回路 260 制御バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変遅延セル(100)であって:遅延さ
    せるべき第1の入力信号(INPUT)を受信するための第
    1の入力(IN_A)と、 遅延セル(100)の遅延時間(tDEL)だけ、第1の入力
    信号に対して遅延される第1の出力信号(OUTPUT)を送
    り出すための第1の出力(DEL_OUT)と、 遅延セル(100)の遅延時間(tDEL)を制御するための
    制御信号(CTRL)とが含まれており、 さらに遅延セル(100)に:第1の入力信号(INPUT)に
    対して遅延される第2の入力信号を受信するための第2
    の入力(IN_B)と、 固定遅延時間(TD)だけ第1の入力信号(INPUT)に対
    して遅延される第2の出力信号を送り出すための第2の
    出力(BUF_OUT)とが含まれていることを特徴とする遅
    延セル。
JP10325389A 1997-11-18 1998-11-16 可変デジタル遅延線 Pending JPH11317651A (ja)

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GB97120157.9 1997-11-18
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