JPH1131905A - 分波器およびそれを用いた共用器および2周波帯域用移動体通信機器 - Google Patents

分波器およびそれを用いた共用器および2周波帯域用移動体通信機器

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JPH1131905A
JPH1131905A JP9188071A JP18807197A JPH1131905A JP H1131905 A JPH1131905 A JP H1131905A JP 9188071 A JP9188071 A JP 9188071A JP 18807197 A JP18807197 A JP 18807197A JP H1131905 A JPH1131905 A JP H1131905A
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low
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JP9188071A
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English (en)
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Hiroshi Kushitani
洋 櫛谷
Naoki Yuda
直毅 湯田
Masahiro Hiraga
將浩 平賀
Hidenori Katsumura
英則 勝村
Ryuichi Saito
隆一 斉藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話等の移動体通信に用いられる分波器
に関し、簡単な構成で二つの帯域を分波することがで
き、お互いの帯域に影響を及ぼさない分波器を実現する
ことを目的とする。 【解決手段】 1有極π型3段低域通過フィルタ115
と共通端子113の間に第1の整合回路としてのインダ
クタ105を接続し、1有極帯域通過フィルタ116と
共通端子113の間に第2の整合回路としてのコンデン
サ106Aを接続することにより、お互いの帯域に影響
を及ぼすことのなく、また高調波成分を充分に減衰させ
る分波器を簡単に実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯電話
等の移動体通信に用いられる分波器およびそれを用いた
共用器および2周波帯域用移動体通信機器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の分波器は図9から図1
1に示すような構成を有していた。すなわち、従来の分
波器は図9に示す回路を図10に示すように、低誘電率
セラミックスの中に形成された低域通過フィルタおよび
高域通過フィルタで構成されていた。
【0003】図10において、低誘電率層16i上に
は、シールド電極としての導体層24が形成されると共
に、低誘電率層16hが積層されている。この低誘電率
層16h上にはインダクタ電極23aおよび23bが形
成されると共に、低誘電率層16gが積層されている。
この低誘電率層16g上にはコンデンサ電極22が形成
されると共に、低誘電率層16fが積層されている。こ
の低誘電率層16f上にはコンデンサ電極21が形成さ
れると共に、低誘電率層16eが積層されている。この
低誘電率層16e上にはシールド電極としての導体層2
0が形成されると共に、低誘電率層16dが積層されて
いる。この低誘電率層16d上にはコンデンサ電極19
aおよび19bが形成されると共に、低誘電率層16c
が積層されている。この低誘電率層16c上にはインダ
クタ電極18が形成されると共に、低誘電率層16bが
積層されている。この低誘電率層16b上にはインダク
タ電極17が形成されると共に、低誘電率層16aが積
層されている。なお、低誘電率層16bの中には、イン
ダクタ電極17,18間の導通を得るためのビアホール
25が形成されている。
【0004】次に、図11に従来の分波器の斜視図を示
す。導体層20および導体層24は誘電体側面において
端面電極26b,26d,26f、および26gと接続
され、端面電極26b,26d,26f、および26g
を接地することでシールド電極を形成している。
【0005】また、図9に示すように、誘電体側面にお
いて端面電極26aとインダクタ電極17を接続するこ
とにより第1の端子907を形成すると共に、インダク
タ電極17がビアホール25を介してインダクタ電極1
8と接続することにより第1のインダクタ902を形成
している。さらに、端面電極26aは誘電体側面におい
てコンデンサ電極19aとも接続されており、導体層2
0との間で第1のコンデンサ901を形成している。ま
た、誘電体側面においてインダクタ電極18とコンデン
サ電極21と端面電極26cを接続することにより、共
通端子908を形成している。さらに、端面電極26c
は誘電体側面においてコンデンサ電極19bとも接続さ
れており、導体層20との間で第2のコンデンサ903
を形成する。このようにして低域通過フィルタ910が
構成される。
【0006】次に、端面電極26cに接続されたコンデ
ンサ電極21と対向するコンデンサ電極22との間で第
3のコンデンサ905を形成している。また誘電体側面
において端面電極26cはインダクタ電極23bとも接
続されており、他端で端面電極26gと接続されること
により、第2のインダクタ904を形成している。同様
に誘電体側面においてコンデンサ電極22はインダクタ
電極23aと接続されており、他端で端面電極26fと
接続されることにより、第3のインダクタ906を形成
している。さらに誘電体側面においてコンデンサ電極2
3は端面電極26eとも接続されており、第2の端子9
09を形成している。このようにして高域通過フィルタ
911が構成される。
【0007】低域通過フィルタ910は高域通過フィル
タ911の通過帯域周波数において減衰量を多くし、ま
た高域通過フィルタ911は低域通過フィルタ910の
通過帯域周波数において減衰量を多く取れるように設定
することにより、双方のアイソレーションを得ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
移動体通信の利用者が急増するにともない、通話チャネ
ルを確保するために、二つの周波数帯域のシステムを一
つの通信機で使用できるようにする試みが実施されてい
る。この場合、二つの帯域を分波する機能を有するデバ
イスが必要となるが、従来の分波器では低誘電率のセラ
ミックスの中に形成された低域通過フィルタおよび高域
通過フィルタで構成されていたため、このようなシステ
ムを実現しようとすると、構成上の制約から高調波成分
が除去できない、また設計上の制約から形状が大きくな
るといった課題を有していた。
【0009】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、二つの帯域を分波し、かつ高調波成分を除去でき
る小型のデバイスを実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、低誘電率層と高誘電率層が一体的に形成さ
れた構成であって、低域通過フィルタと低域通過フィル
タの整合回路としてのインダクタを低誘電率層に、帯域
通過フィルタと帯域通過フィルタの整合回路としてのコ
ンデンサを高誘電率層に形成したものである。
【0011】この構成によって、共通端子に入力された
信号は二つの帯域に分波され、高調波成分を除去できる
小型のデバイスを実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、第1の端子と第2の端子と共通端子を有し、第1の
端子と共通端子の間に接続された第1の帯域を通過帯域
とする低域通過フィルタと、共通端子と第2の端子の間
に接続された第1の帯域より高い周波数帯域である第2
の帯域を通過帯域とする帯域通過フィルタからなり、前
記低域通過フィルタと前記共通端子の間に第1の整合回
路を接続するとともに、前記共通端子と前記帯域通過フ
ィルタの間に第2の整合回路を接続したことを特徴とす
る分波器であり、この構成によって共通端子から入力さ
れた信号を第1の帯域と第2の帯域に分波できるととも
に、第1の帯域においては帯域通過フィルタの影響を低
減でき、第1の端子と共通端子の間を流れる信号は第2
の端子に流れ込まない、かつ第2の帯域においては低域
通過フィルタの影響を低減でき、第2の端子と共通端子
の間を流れる信号は第1の端子に流れ込まないようにで
きるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、第1の
整合回路が直列に接続されたインダクタであることを特
徴とする請求項1記載の分波器であり、この構成によ
り、第1の整合回路を簡単に構成できるという作用を有
する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、第2の
整合回路が直列に接続されたコンデンサであることを特
徴とする請求項1記載の分波器であり、この構成によ
り、第2の整合回路を簡単に構成できるという作用を有
する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、低域通
過フィルタがπ型回路の低域通過フィルタであることを
特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の分波器で
あり、この構成によってインピーダンス整合が取りやす
く、かつ高調波成分が充分除去できる低域通過フィルタ
を構成することができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、低域通
過フィルタが少なくとも一つの減衰極をもつことを特徴
とする請求項1から3のいずれかに記載の分波器であ
り、この構成により、高調波成分を充分除去できるとい
う作用を有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、減衰極
のうちの一つが第2の帯域に存在する低域通過フィルタ
であることを特徴とする請求項5記載の分波器であり、
この構成によって、第1の端子と共通端子の間の第2の
帯域におけるアイソレーションを大きくできるという作
用を有する。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、帯域通
過フィルタが少なくとも一つの減衰極をもつ帯域通過フ
ィルタであることを特徴とする請求項1から3のいずれ
かに記載の分波器であり、この構成により、減衰特性の
良いフィルタを実現できるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、減衰極
のうちの一つが第1の帯域に存在する帯域通過フィルタ
であることを特徴とする請求項7記載の分波器であり、
この構成により、共通端子と第2の端子との間の第1の
帯域におけるアイソレーションを大きくできるという作
用を有する。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、高誘電
率層と低誘電率層の少なくとも2層以上を積層し、前記
高誘電率層には帯域通過フィルタおよび第2の整合回路
を形成し、かつ前記低誘電率層に低域通過フィルタおよ
び第1の整合回路を形成したことを特徴とする請求項1
記載の分波器であり、この構成によって、低域通過フィ
ルタおよび帯域通過フィルタを小型に構成できるため小
型の分波器を実現できるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、高誘
電率層には、帯域通過フィルタを形成するための共振器
電極およびコンデンサ電極と、第2の整合回路を形成す
るためのコンデンサ電極とを配設し、低誘電率層には、
低域通過フィルタを形成するためのインダクタ電極およ
びコンデンサ電極と、第1の整合回路を形成するための
インダクタ電極とを配設し、かつ前記高誘電率層と前記
高誘電率層の界面に帯域通過フィルタと低域通過フィル
タに共通のシールド電極を配設したことを特徴とする請
求項1記載の分波器であり、この構成によって、高誘電
率層セラミックスの低誘電率層セラミックスへの拡散が
低減されるので、誘電体の同時一括焼成ができ、製造コ
ストを削減できるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項11に記載の発明は、高誘
電率層には、帯域通過フィルタを形成するための共振器
電極、コンデンサ電極およびシールド電極と、第2の整
合回路を形成するためのコンデンサ電極とを配設し、低
誘電率層には、低域通過フィルタを形成するためのイン
ダクタ電極、コンデンサ電極およびシールド電極と、第
1の整合回路を形成するためのインダクタ電極とを配設
したことを特徴とする請求項1記載の分波器であり、こ
の構成により、容易に誘電体の焼成ができ、かつ低域通
過フィルタおよび帯域通過フィルタを安定して製造でき
るという作用を有する。
【0023】本発明の請求項12に記載の発明は、高誘
電率層がBi23−CaO−Nb25系誘電体セラミッ
クであり、低誘電率層がSiO2−BaO−La23
ガラスとフォルステライト粉末からなることを特徴とす
る請求項9から11のいずれかに記載の分波器であり、
この構成によって複合積層セラミック部品を一括同時焼
成で一体的に実現できるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項13に記載の発明は、高誘
電率層がBaO−Nd25−TiO 2系誘電体セラミッ
クとSiO2−BaO−La23系ガラスからなり、低
誘電率層がSiO2−BaO−La23系ガラスとフォ
ルステライト粉末からなることを特徴とする請求項9か
ら11のいずれかに記載の分波器であり、この構成によ
って複合積層セラミック部品を一括同時焼成で一体的に
実現できるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項1から13のいずれかに記載の分波器が二つとSPD
Tスイッチとからなり、分波器の共通端子にSPDTス
イッチの一方の出力端子を接続し、他方の出力端子にも
う一つの分波器の共通端子を接続したことを特徴とする
共用器であり、二つの帯域で使用できる時間分割多重接
続方式(Time Division Multiple Access:以下、TD
MA方式とする)対応の共用器を簡単に構成することが
できるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項1から13のいずれかに記載の分波器と第1の帯域で
動作する共用器と第2の帯域で動作する共用器とからな
り、分波器の第1の端子に第1の帯域で動作するアンテ
ナ端子を接続し、分波器の第2の端子に第2の帯域で動
作するアンテナ端子を接続したことを特徴とする共用器
であり、二つの帯域で使用できるTDMA方式以外の方
式に対応の共用器を簡単に構成することができるという
作用を有する。
【0027】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項1から13のいずれかに記載の分波器を高周波回路に
用いたことを特徴とする2周波帯域用移動体通信機器で
あり、この構成によって、二つの周波数帯域を利用でき
る移動体通信機器端末の高周波回路を簡単に構成するこ
とができるという作用を有する。
【0028】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
分波器の構成を示す回路図である。図1において、第1
の端子112に第1のコンデンサ101の一端と第1の
インダクタ102の一端と第2のコンデンサ103の一
端を接続し、第1のコンデンサ101の他端は接地す
る。第1のインダクタ102の他端と第2のコンデンサ
103の他端に第3のコンデンサ104の一端と第2の
インダクタ105の一端を接続し、第3のコンデンサ1
04の他端は接地する。第2のインダクタ105の他端
は第4のコンデンサ106Aの一端と接続して共通端子
113と接続し、直列に接続された。第4のコンデンサ
106Bの他端に第1の4分の1波長共振器107と第
5のコンデンサ108の一端と第3のインダクタ109
の一端を接続する。第5のコンデンサ108の他端に第
2の4分の1波長共振器110と第6のコンデンサ11
1の一端を接続し、第3のインダクタ109の他端と第
6のコンデンサ111の他端を接続して第2の端子11
4と接続する。
【0029】なお、ここでは、説明をわかりやすくする
ために、直列に接続された第4のコンデンサ106A,
106Bを1つのコンデンサ、すなわち第4のコンデン
サ106と置き換えて以降の説明を行う。
【0030】以上のように構成された分波器について、
以下その動作を説明する。第1のコンデンサ101と第
1のインダクタ102と第2のコンデンサ103と第3
のコンデンサ104はπ型3段1有極低域通過フィルタ
115を構成し、第1の帯域を通過帯域、第2の帯域に
減衰極を形成するように設定されている。また、第4の
コンデンサ106と第1の4分の1波長共振器107と
第5のコンデンサ108と第3のインダクタ109と第
2の4分の1波長共振器110と第6のコンデンサ11
1は2段1有極帯域通過フィルタ116を構成し、第2
の帯域を通過帯域、第1の帯域に減衰極を形成するよう
に設定されている。
【0031】共通端子113から第2の端子114側の
回路において、直列に接続された第4のコンデンサ10
6のインピーダンスはその容量をCとすると1/(ω
C)で表され、第1の4分の1波長共振器107はコン
デンサとインダクタの並列共振回路で置き換えられ、か
つ一端が接地されているためインピーダンスはそれぞれ
ωC、1/(ωL)と表される(Lはインダクタのイン
ダクタンスとする)ので、周波数が低くなるほど第4の
コンデンサ106は高インピーダンス状態となり、第1
の4分の1波長共振器107は低インピーダンス状態と
なる。
【0032】したがって第1の帯域においては帯域通過
フィルタ116は容量性を示し、共通端子113とグラ
ンドの間に接続されたコンデンサとして作用する。第1
の整合回路として接続している第2のインダクタ105
とあわせると第1の端子112と共通端子113の間は
等価的にπ型5段低域通過フィルタとなる。
【0033】これにより、共通端子113に入力された
第1の帯域の信号は第2の端子114側では充分減衰
し、大部分は第1の端子112側に出力され、かつ高調
波成分は低域通過フィルタ115により充分に減衰され
る。逆に第1の端子112に入力された第1の帯域の信
号は第2の端子114側には流れ込まずに共通端子11
3に出力される。
【0034】次に共通端子と第2の端子114の間の動
作について説明する。共通端子113から第1の端子1
12側の回路において、直列に接続された第2のインダ
クタ105のインピーダンスはそのインダクタンスをL
とするとωLで表され、グランドとの間に接続された第
3のコンデンサ104のインピーダンス1/(ωC)と
表される(Cはコンデンサの容量とする)ので、周波数
が高くなるほど第2のインダクタ105は高インピーダ
ンス状態となり、第3のコンデンサ104は低インピー
ダンス状態となる。したがって第2の帯域において低域
通過フィルタ115は誘導性を示し、共通端子113と
グランドの間に接続されたインダクタとして作用する。
【0035】ここで共通端子113と帯域通過フィルタ
116の間に直列接続のコンデンサ、および前記コンデ
ンサの他端と帯域通過フィルタ116の接続点とグラン
ドとの間に接続されたインダクタを仮定する。このイン
ダクタはグランドとの間に接続された負のコンデンサと
して等価的に表すことができ、さらに第1の4分の1波
長共振器107の共振器長を短くすることで代用でき
る。またコンデンサについては帯域通過フィルタ116
は入出力結合が容量性結合であるため、合成容量として
一つの素子で構成することができる。
【0036】結果として、図1の回路は第4のコンデン
サ106と第1の4分の1波長共振器107の共振器長
を調整することにより、共通端子113と帯域通過フィ
ルタ116の間に直列に接続されたコンデンサとグラン
ドとの間に接続されたインダクタを含むように設定でき
る。
【0037】したがって第2の帯域においては、共通端
子113から第2の端子114に向かってグランドとの
間に接続されたインダクタ、直列に接続されたコンデン
サ、およびグランドとの間に接続されたインダクタが等
価的に構成される。この回路は通過帯域よりも低い帯域
における整合回路として公知のπ型の高域通過フィルタ
形の移送回路である。
【0038】これにより、共通端子113に入力された
第2の帯域の信号は第1の端子112側では充分減衰
し、大部分は第2の端子114側に出力され、かつ高調
波成分は帯域通過フィルタ116により充分に減衰され
る。逆に第2の端子114に入力された第2の帯域の信
号は第1の端子112側には流れ込まずに共通端子11
3に出力される。
【0039】以上のような構成により、本実施の形態は
入力された信号を二つの帯域に分ける分波器として作用
する。
【0040】なお、1有極型帯域通過フィルタを構成す
る回路形式は他にもあるが、本発明の分波器の細部は帯
域通過フィルタの回路形式に影響されるものではない。
【0041】また二つの周波数帯域を使用できる携帯電
話機端末において、本発明の分波器を用いることによ
り、端末の高周波分波回路を簡単な回路で構成すること
ができ、端末を小型で軽量にできる。
【0042】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における分波器の構成を示す模式図であり、図3は
同分波器の斜視図である。図2において、SiO2−B
aO−La23系ガラスを主成分とする低誘電率層3上
には、シールド電極としての導体層13が形成されると
共に、Bi23−CaO−Nb25系誘電体セラミック
スまたはBaO−Nd25−TiO2系誘電体セラミッ
クスからなる高誘電率層2cが積層されている。また、
この高誘電率層2c上には共振器電極12aおよび12
bが形成されると共に、Bi23−CaO−Nb25
誘電体セラミックスまたはBaO−Nd25−TiO2
系誘電体セラミックスからなる高誘電率層2bが積層さ
れている。さらに、この高誘電率層2b上には、入出力
結合用コンデンサ電極9と負荷用のコンデンサ電極10
aおよび10bと第2の整合回路を形成するためのコン
デンサ電極11を配置している。この上に同じくBi2
3−CaO−Nb25系誘電体セラミックスまたはB
aO−Nd25−TiO2系誘電体セラミックスからな
る高誘電率層2aが積層され、この高誘電率層2aの上
面にはシールド電極としての導体層8が形成されてい
る。
【0043】次に、この導体層8を設けた高誘電率層2
a上にはSiO2−BaO−La2 3系ガラスを主成分
とする低誘電率層1dが設けられ、この低誘電率層1d
の上面にはコンデンサ電極7aおよび7bが形成される
と共に、SiO2−BaO−La23系ガラスを主成分
とする低誘電率層1cが設けられ、この低誘電率層1c
の上面にはコンデンサ電極6が形成されると共に、Si
2−BaO−La2 3系ガラスを主成分とする低誘電
率層1bが設けられ、この低誘電率層1bの上面にはイ
ンダクタ電極4と第1の整合回路を形成するためのイン
ダクタ電極5を配置している。この上に同じくSiO2
−BaO−La23系ガラスを主成分とする低誘電率層
1aが設けられている。
【0044】以上のような構成を有する分波器は、グリ
ーンシートを用いて印刷・積層したものを一括焼成して
形成される。
【0045】次に本発明の特徴とする低誘電率層1a〜
1dと高誘電率層2a〜2cの材料について説明する。
【0046】低誘電率層1a〜1d及び高誘電率層2a
〜2cのグリーンシートをそれぞれ下記のように作製し
た。低誘電率層のグリーンシートは以下のように作製し
た。低誘電率層1a〜1dに用いられるガラスはSiO
2,H3BO3,Al(OH)3,CaCO3,BaCO3,S
rCO3,La23等の原料を白金または白金ロジウム
坩堝中で溶融し、冷却後粉砕してガラス粉末を作製し
た。得られたガラス粉末500gをメチルエチルケトン
200g中にジブチルフタレート25g、ポリビニルブ
チラール樹脂50gを溶かした溶液中に加え、ボールミ
ルで24時間混合・粉砕した。得られたスラリーから周
知のドクターブレード法により厚さ50μmの低誘電率
層グリーンシートを作製した。
【0047】Bi23−CaO−Nb25(以下、BC
Nとする)系高誘電率層の作製に当たっては、特開平5
−225826号公報記載の誘電率58、BCN系誘電
体粉末500gをメチルエチルケトン200g中にジブ
チルフタレート10g、ポリビニルブチラール樹脂25
gを溶かした溶液中に加え、ボールミルで24時間混合
した。得られたスラリーからドクターブレード法により
厚さ50μmのBCN高誘電率層グリーンシートを作製
した。
【0048】また同様にBaO−Nd25−TiO2
Bi23系高誘電率層の作製に当たっては、特願平9−
108788号記載の誘電率60、BaO−Nd25
TiO2−Bi23系高誘電体粉末100重量%に対し
てSiO2−BaO−La23系ガラス粉末20重量%
加え、全体として500gになるよう配合した。この粉
末(以下、BNTGとする)をメチルエチルケトン20
0g中にジブチルフタレート10g、ポリビニルブチラ
ール樹脂25gを溶かした溶液中に加え、ボールミルで
24時間混合した。得られたスラリーからドクターブレ
ード法により厚さ50μmのBNTG高誘電率層グリー
ンシートを作製した。
【0049】前述の方法で作製した高誘電率層シートを
積層し、60℃で熱圧着することにより、600μm厚
の高誘電率層2aおよび高誘電率層2cと、共振器電極
12aならびに12b、入出力結合用コンデンサ電極
9、負荷用コンデンサ電極10aならびに10b、およ
び第2の整合回路用コンデンサ電極11との間に介在さ
せる50μm厚の高誘電率層2bを作製した。同様に低
誘電率層シートを積層し、60℃で熱圧着することによ
り低誘電率層1a〜1dおよび低誘電率層3を作製し
た。低誘電率層1bの中に導体層間の導通を得るための
ビアホール14aおよび14bを形成し、銀ペーストを
充填した。低誘電率層1b〜3のグリーンシート上には
それぞれ銀ペーストをスクリーン印刷法により所定の導
体パターンを印刷し、それぞれインダクタ電極4、整合
回路用インダクタ電極5、コンデンサ電極6、コンデン
サ電極7aおよび7b、導体層8、入出力結合用コンデ
ンサ電極9、負荷用コンデンサ電極10aおよび10
b、整合回路用コンデンサ電極11、共振器電極12a
および12b、および導体層13を形成した。次いで低
誘電率層1a〜3のグリーンシートを順次位置決めして
積層し、80℃で熱圧着した後、400℃〜450℃で
脱バインダーし、その後900℃〜950℃の温度で焼
成した。
【0050】次に、焼結体の側面部にプリント基板と接
続するための端面電極を得るため、スクリーン印刷法で
銀ペーストを印刷・焼成して図3に示す端面電極15a
〜15eを形成した。次いでバレルメッキによりニッケ
ル、はんだめっき層を形成した。
【0051】以上のように構成された分波器について、
以下その動作を説明する。本構成の分波器は図4に示す
等価回路で表わされるが、基本的には実施の形態1で説
明した分波器と同じであるので同一部分には同一番号を
付して詳細な説明を省略する。
【0052】導体層8および導体層13は誘電体側面に
おいて端面電極15aおよび15dと接続され、端面電
極15aおよび15dを接地することでシールド電極を
形成している。
【0053】誘電体側面において、端面電極15bとイ
ンダクタ電極4を接続することにより、第1の端子11
2と第1のインダクタ102を形成するとともに、端面
電極15bをコンデンサ電極7aとも接続している。ま
た、コンデンサ電極7aは導体層8との間で第1のコン
デンサ101を形成するとともに、インダクタ電極4の
一部に対向するようにコンデンサ電極6を配置すること
により、第2のコンデンサ103を形成し、インダクタ
電極4とコンデンサ電極6をビアホール14bで接続し
ている。さらに整合回路用インダクタ電極5とコンデン
サ電極6とコンデンサ電極7bをビアホール14aで接
続することにより、第2のインダクタ105を形成する
とともに、コンデンサ電極7bは導体層8との間で第3
のコンデンサ104を形成している。
【0054】以上のようにして低域通過フィルタ415
が構成され、また、誘電体側面において整合回路用イン
ダクタ電極5と端面電極15eを接続することにより、
共通端子113が形成される。
【0055】次に端面電極15eと整合回路用コンデン
サ電極11を接続する。端面電極15eは共通端子11
3を形成し、整合回路用コンデンサ電極11は共振器電
極12bの一部と対向して配置することにより、第4の
コンデンサ106を形成している。また端面電極15c
と入出力結合用コンデンサ電極9を接続して第2の端子
114を形成するとともに、入出力結合用コンデンサ電
極9は共振器電極12aの一部と対向して配置すること
により、第6のコンデンサ111を形成している。共振
器電極12bはその一端を接地された端面電極15aと
接続することで第1の4分の1波長共振器417を形成
し、同様に共振器電極12aはその一端を接地された端
面電極15aと接続することで第2の4分の1波長共振
器418を形成している。負荷用コンデンサ電極10b
は共振器電極12bの一部と対向するように配置し、そ
の一端を接地された端面電極15cと接続することで第
1の負荷コンデンサ419を形成し、負荷用コンデンサ
電極10aは共振器電極12aの一部と対向するように
配置し、その一端を接地された端面電極15cと接続す
ることで第2の負荷コンデンサ420を形成している。
以上のようにして帯域通過フィルタ416が構成され
る。
【0056】高誘電率層2a〜2cに形成された帯域通
過フィルタ416は、第1の4分の1波長共振器417
と第2の4分の1波長共振器418の間の電磁界結合に
より減衰極を形成し、第2の帯域に通過帯域、第1の帯
域に減衰極が形成されるように設定されている。また第
2の帯域においては、実施の形態1と同様に低域通過フ
ィルタ415は共通端子113とグランドの間に接続さ
れたインダクタとして作用する。このとき第1の4分の
1波長共振器417の共振器長と第1の負荷コンデンサ
419の容量を調整することでπ型の高域通過フィルタ
形の移送回路を構成する。このように二種類の誘電体層
を同時に積層した構造を用いることで分波器を小型で低
背に構成することができる。
【0057】以上のような構成により、本実施の形態は
入力された信号を二つの帯域に分ける分波器として作用
する。
【0058】なお、本実施の形態では低誘電率層と高誘
電率層の界面にシールド電極を配置した例を説明した
が、図5のように低誘電率層、高誘電率層のそれぞれに
シールド電極としての導体層16a,16b,17aお
よび17bを形成することも可能である。この場合は、
焼成時の高誘電率層セラミックスの低誘電率層セラミッ
クスへの拡散が低減されて誘電体の同時一括焼成を容易
にすることができるので、帯域通過フィルタの特性バラ
ツキを抑制し、かつ製造コストを削減できる。
【0059】なお、本実施の形態では帯域通過フィルタ
の入出力結合はコンデンサ結合であるが、これは図6に
示すようにタッピング電極621による結合でもよい。
この場合は、広帯域かつ低挿入損失である帯域通過フィ
ルタのインピーダンス整合がとりやすくなるという効果
がある。
【0060】また二つの周波数帯域を使用できる携帯電
話機端末において、本発明の分波器を用いることによ
り、端末の高周波分波回路を簡単な回路で構成すること
ができ、端末を小型で軽量にできる。
【0061】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3における共用器の構成を示す図である。図7におい
て、SPDTスイッチ701の一方の出力端子に第1の
分波器702の共通端子を、もう一方の出力端子に第2
の分波器703の共通端子を接続している。このように
してSPDTスイッチ701の入力端子をアンテナ端子
704、第1の分波器702の第1の端子を第1の送信
端子708、第1の分波器702の第2の端子を第2の
送信端子709、第2の分波器703の第1の端子を第
1の受信端子711、そして第2の分波器703の第2
の端子を第2の受信端子712とする共用器が構成され
ている。
【0062】以上のように構成された共用器について、
以下その動作を説明する。本構成の分波器は、実施の形
態1および実施の形態2で説明した分波器であるので、
その動作については詳細な説明を省略する。
【0063】TDMA方式を採用している携帯電話機端
末においては、送信と受信は同時に起こらない。したが
って、時間的に経路を切り替えるSPDTスイッチ70
1を使用することができる。
【0064】第1の送信端子708に入力された第1の
帯域の送信信号は第1の分波器702により第2の送信
端子709には流れ込まず、第1の分波器の共通端子7
07に出力され、さらにSPDTスイッチ701の第1
の出力端子705に流れる。そしてSPDTスイッチ7
01により第2の出力端子706には流れ込まずにアン
テナ端子704から出力される。同様に、第2の送信端
子709に入力された第2の帯域の送信信号は第1の分
波器702により第1の送信端子708には流れ込ま
ず、第1の分波器702の共通端子707に出力され、
さらにSPDTスイッチ701の第1の出力端子705
に流れる。そしてSPDTスイッチ701により第2の
出力端子706には流れ込まずにアンテナ端子704か
ら出力される。
【0065】次に、アンテナ端子704に入力された第
1の帯域の受信信号はSPDTスイッチ701により第
1の出力端子705には流れ込まずに第2の出力端子7
06に出力され、さらに第2の分波器703の共通端子
710に流れる。そして第2の分波器703により第2
の受信端子712には流れ込まず、第1の受信端子71
1に出力される。同様に、アンテナ端子704に入力さ
れた第2の帯域の受信信号はSPDTスイッチ701に
より第1の出力端子705には流れ込まずに第2の出力
端子706に出力され、第2の分波器703の共通端子
710に流れる。そして第2の分波器703により第1
の受信端子711には流れ込まず、第2の受信端子71
2に出力される。
【0066】以上のような構成により、本実施の形態は
二つの周波数帯域で使用できるTDMA方式対応の共用
器として作用する。
【0067】一例として第1の帯域で日本のディジタル
携帯電話(Personal Digital Cellular:以下、PDC
とする)を使用し、第2の帯域で日本の簡易型携帯電話
(Personal Handy phone System:以下、PHSとす
る)を使用すると、本発明の共用器はPDCとPHSの
両方のシステムで使用することができる。
【0068】また一例として、第1の帯域で欧州の自動
車・携帯電話(Group Special Mobile:以下、GSMと
する)を使用し、第2の帯域で欧州のパーソナル移動通
信システム(Personal Communications Network:以
下、PCNとする)を使用すると、本発明の共用器はG
SMとPCNの両方のシステムで使用することができ
る。
【0069】なお、SPDTスイッチはさまざまな種類
のものが存在するが、本発明の共用器の細部はSPDT
スイッチの種類に影響されるものではない。
【0070】また二つの周波数帯域を使用できる携帯電
話機端末において、本発明の共用器を用いることによ
り、端末の共用器回路を簡単な回路で構成することがで
き、端末を小型で軽量にできる。
【0071】(実施の形態4)図8は本発明の実施の形
態4における共用器の構成を示す図である。図8におい
て、分波器801の第1の端子805に第1の共用器8
02のアンテナ端子807を、第2の端子806に第2
の共用器803のアンテナ端子810を接続している。
このようにして分波器801の共通端子をアンテナ端子
804、第1の共用器802の送信端子を第1の送信端
子808、第1の共用器802の受信端子を第1の受信
端子809、第2の共用器803の送信端子を第2の送
信端子811、そして第2の共用器803の受信端子を
第2の受信端子812とする共用器が構成されている。
【0072】以上のように構成された共用器について、
以下その動作を説明する。本構成の分波器は、実施の形
態1および実施の形態2で説明した分波器であるので、
その動作については詳細な説明を省略する。
【0073】TDMA方式以外の方式を採用している携
帯電話機端末においては、送信と受信は同時に起こるの
で、時間的に経路を切り替えるSPDTスイッチを使用
することはできない。したがって、まず分波器で第1の
帯域と第2の帯域を分波し、それぞれの帯域で送信信号
と受信信号を分離する。
【0074】第1の送信端子808に入力された第1の
帯域の送信信号は第1の共用器802により第1の受信
端子809には流れ込まず、第1の共用器のアンテナ端
子807に出力され、さらに分波器801の第1の端子
805に流れる。そして分波器801により第2の端子
806側には流れ込まずにアンテナ端子804から出力
される。またアンテナ端子804に入力された第1の帯
域の受信信号は分波器801により第2の端子806に
は流れ込まずに第1の端子805に出力され、さらに第
1の共用器802のアンテナ端子807に流れる。そし
て第1の共用器802により第1の送信端子808には
流れ込まず、第1の受信端子809に出力される。
【0075】次に、第2の送信端子811に入力された
第2の帯域の送信信号は第2の共用器803により第2
の受信端子812には流れ込まず、第2の共用器のアン
テナ端子810に出力され、さらに分波器801の第2
の端子806に流れる。そして分波器801により第1
の端子805側には流れ込まずにアンテナ端子804か
ら出力される。またアンテナ端子804に入力された第
2の帯域の受信信号は分波器801により第1の端子8
05には流れ込まずに第2の端子806に出力され、さ
らに第2の共用器803のアンテナ端子810に流れ
る。そして第2の共用器803により第2の送信端子8
11には流れ込まず、第2の受信端子812に出力され
る。
【0076】以上のような構成により、本実施の形態は
二つの周波数帯域で使用できるTDMA方式以外の方式
に対応する共用器として作用する。
【0077】一例として第1の帯域で米国のアナログ携
帯電話(Advanced Mobile Phone Service:以下、AM
PSとする)を使用し、第2の帯域で米国のパーソナル
移動通信システム(Personal Communications System:
以下、PCSとする)を使用すると、本発明の共用器は
AMPSとPCSの両方のシステムで使用することがで
きる。
【0078】また二つの周波数帯域を使用できる携帯電
話機端末において、本発明の共用器を用いることによ
り、端末の共用器回路を簡単な回路で構成することがで
き、端末を小型で軽量にできる。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、低域通過
フィルタと帯域通過フィルタと整合回路からなる分波器
を簡単な回路で構成することができ、低域通過フィルタ
は帯域通過フィルタの通過帯域に影響を及ぼさず、また
帯域通過フィルタは低域通過フィルタの通過帯域に影響
を及ぼさないように設定することが容易になる。
【0080】また低誘電率層と高誘電率層が一体的に形
成された構成で、低域通過フィルタと低域通過フィルタ
の整合回路を低誘電率層に、帯域通過フィルタと帯域通
過フィルタの整合回路を高誘電率層に形成することによ
り、分波器を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における分波器の構成を
示す回路図
【図2】本発明の実施の形態2における分波器の構成を
示す模式図
【図3】同分波器の斜視図
【図4】同分波器の回路図
【図5】同分波器の他の構成例を示す模式図
【図6】同分波器における共振器電極の他の構成例を示
す回路図
【図7】本発明の実施の形態3における共用器の構成を
示す回路図
【図8】本発明の実施の形態4における共用器の構成を
示す回路図
【図9】従来の分波器の構成を示す回路図
【図10】同分波器の構成を示す模式図
【図11】同分波器の斜視図
【符号の説明】
101 第1のコンデンサ 102 第1のインダクタ 103 第2のコンデンサ 104 第3のコンデンサ 105 第2のインダクタ 106 第4のコンデンサ 107 第1の4分の1波長共振器 108 第5のコンデンサ 109 第3のインダクタ 110 第2の4分の1波長共振器 111 第6のコンデンサ 112 第1の端子 113 共通端子 114 第2の端子 115 低域通過フィルタ 116 帯域通過フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03H 7/01 H03H 7/46 A 7/46 H04B 1/50 H04B 1/50 C04B 35/46 D (72)発明者 勝村 英則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 斉藤 隆一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端子と第2の端子と共通端子を有
    し、第1の端子と共通端子の間に接続された第1の帯域
    を通過帯域とする低域通過フィルタと、共通端子と第2
    の端子の間に接続された第1の帯域より高い周波数帯域
    である第2の帯域を通過帯域とする帯域通過フィルタか
    らなり、前記低域通過フィルタと前記共通端子の間に第
    1の整合回路を接続するとともに、前記共通端子と前記
    帯域通過フィルタの間に第2の整合回路を接続したこと
    を特徴とする分波器。
  2. 【請求項2】 第1の整合回路が直列に接続されたイン
    ダクタであることを特徴とする請求項1記載の分波器。
  3. 【請求項3】 第2の整合回路が直列に接続されたコン
    デンサであることを特徴とする請求項1記載の分波器。
  4. 【請求項4】 低域通過フィルタがπ型回路の低域通過
    フィルタであることを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載の分波器。
  5. 【請求項5】 低域通過フィルタが少なくとも一つの減
    衰極をもつことを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の分波器。
  6. 【請求項6】 減衰極のうちの一つが第2の帯域に存在
    する低域通過フィルタであることを特徴とする請求項5
    記載の分波器。
  7. 【請求項7】 帯域通過フィルタが少なくとも一つの減
    衰極をもつことを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の分波器。
  8. 【請求項8】 減衰極のうちの一つが第1の帯域に存在
    する帯域通過フィルタであることを特徴とする請求項7
    記載の分波器。
  9. 【請求項9】 高誘電率層と低誘電率層の少なくとも2
    層以上を積層し、前記高誘電率層には帯域通過フィルタ
    および第2の整合回路を形成し、かつ前記低誘電率層に
    低域通過フィルタおよび第1の整合回路を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の分波器。
  10. 【請求項10】 高誘電率層には、帯域通過フィルタを
    形成するための共振器電極およびコンデンサ電極と、第
    2の整合回路を形成するためのコンデンサ電極とを配設
    し、低誘電率層には、低域通過フィルタを形成するため
    のインダクタ電極およびコンデンサ電極と、第1の整合
    回路を形成するためのインダクタ電極とを配設し、かつ
    前記高誘電率層と前記高誘電率層の界面に前記帯域通過
    フィルタと前記低域通過フィルタに共通のシールド電極
    を配設したことを特徴とする請求項1記載の分波器。
  11. 【請求項11】 高誘電率層には、帯域通過フィルタを
    形成するための共振器電極、コンデンサ電極およびシー
    ルド電極と、第2の整合回路を形成するためのコンデン
    サ電極とを配設し、低誘電率層には、低域通過フィルタ
    を形成するためのインダクタ電極、コンデンサ電極およ
    びシールド電極と、第1の整合回路を形成するためのイ
    ンダクタ電極とを配設したことを特徴とする請求項1記
    載の分波器。
  12. 【請求項12】 高誘電率層がBi23−CaO−Nb
    25系誘電体セラミックであり、低誘電率層がSiO2
    −BaO−La23系ガラスとフォルステライト粉末か
    らなることを特徴とする請求項9から11のいずれかに
    記載の分波器。
  13. 【請求項13】 高誘電率層がBaO−Nd25−Ti
    2系誘電体セラミックとSiO2−BaO−La23
    ガラスからなり、低誘電率層がSiO2−BaO−La2
    3系ガラスとフォルステライト粉末からなることを特
    徴とする請求項9から11のいずれかに記載の分波器。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれかに記載の
    分波器が二つと単極双投スイッチ(以下、SPDTスイ
    ッチとする)とからなり、分波器の共通端子にSPDT
    スイッチの一方の出力端子を接続し、他方の出力端子に
    もう一つの分波器の共通端子を接続したことを特徴とす
    る共用器。
  15. 【請求項15】 請求項1から13のいずれかに記載の
    分波器と第1の帯域で動作する共用器と第2の帯域で動
    作する共用器とからなり、分波器の第1の端子に第1の
    帯域で動作するアンテナ端子を接続し、分波器の第2の
    端子に第2の帯域で動作するアンテナ端子を接続したこ
    とを特徴とする共用器。
  16. 【請求項16】 請求項1から13のいずれかに記載の
    分波器を高周波回路に用いたことを特徴とする2周波帯
    域用移動体通信機器。
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