JPH11320068A - ダイカスト金型の排気方法及び装置 - Google Patents

ダイカスト金型の排気方法及び装置

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JPH11320068A
JPH11320068A JP11041553A JP4155399A JPH11320068A JP H11320068 A JPH11320068 A JP H11320068A JP 11041553 A JP11041553 A JP 11041553A JP 4155399 A JP4155399 A JP 4155399A JP H11320068 A JPH11320068 A JP H11320068A
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valve
exhaust
assembly
molten metal
exhaust valve
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JP11041553A
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Johann Wyser
ヴィザー ヨハン
Heinrich Guth
グート ハインリッヒ
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Fondarex SA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/14Machines with evacuated die cavity
    • B22D17/145Venting means therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高い排気効率が達成でき、しかも信頼可
能な動作を維持する、ダイカスト・マシンの金型の排気
方法を提案することにある。 【解決手段】 ダイカスト・マシンの金型に排気するた
めに、充填動作中に金型キャビティ及び/又は圧力チャ
ンバを、第1排気バルブのみならず第2排気バルブによ
っても排気する。第1排気バルブは金型キャビティから
導かれる排気チャネルと連通する排気チャネル部分に配
置されている。第1排気バルブを作動させるために衝撃
トランスミッタを設け、この衝撃トランスミッタを第1
排気バルブに動作可能に連結し、かつ、金型キャビティ
から排気チャネルに導かれる溶湯によって作動させる。
第2排気バルブは別の駆動手段により動作させ、金型キ
ャビティが完全に充填される前に閉鎖する。第2排気バ
ルブは、充填動作中に圧力チャンバ内でプランジャが移
動する距離に応じて閉鎖することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、圧力チャンバ内に配置され、溶
湯を金型キャビティに圧入して充填するプランジャを具
えるダイカスト・マシンにおける金型の排気方法に関す
るものである。本発明の対象とするダイカスト金型に
は、金型キャビティと連通し、かつ、第1排気バルブを
含む少なくとも1個の排気チャネルが設けられ、第1排
気バルブは衝撃トランスミッタに動作的に連結されてい
る。この衝撃トランスミッタは、金型キャビティから排
気チャネルに導かれる溶湯にさらされて作動する。更
に、本発明は、この方法を実施するための装置に関する
ものでもある。
【0002】
【従来の技術】完成した鋳造品におけるブローホール等
の欠陥を防ぐために金型、即ちそのキャビティは、ダイ
カスト動作中に排気をしなければならない。それ故に、
ダイカスト・マシン及び金型キャビティに含まれる空気
が排出できるのみならず、溶湯のガスも確実に除去しな
ければならない。
【0003】金型を排気する際には、一方では、金型キ
ャビティが可能な限り完全に充填されるまで金型キャビ
ティを確実に排気する見地からは排気バルブをできるだ
け遅く閉鎖するのが望ましく、他方、溶湯が排気バルブ
に流入するのを阻止する見地からは排気バルブの閉鎖タ
イミングを遅らせるのが望ましくないという、二律背反
的な問題がある。この問題を考慮に入れて、先行技術に
開示されている排気組立体は、金型キャビティから排気
チャネルに導かれる溶湯によって作動する衝撃トランス
ミッタに動作的に連結する排気バルブを有している。こ
のような設計により、信頼性が極めて高く、しかも著し
く迅速に作動可能であるバルブ組立体が実現される。閉
鎖動作を確実に達成するに十分なラム圧力を衝撃トラン
スミッタで生じさせるため、排気チャネルは複数の折り
返し部分及び断面積変化部分を具える。更に、排気チャ
ネルは、衝撃トランスミッタと排気バルブのバルブ部材
との間に所定の最小長さを有する必要があり、また、溶
湯が排気バルブに到達する前に排気バルブを確実に閉鎖
できるよう、排気チャネルはコーナーを有するべきであ
る。衝撃トランスミッタと排気バルブとの間にコーナー
を有する排気チャネルを延在させた設計により、更に、
溶湯が実際に流れる際に生ずる飛沫が排気バルブに流入
して排気バルブを閉塞させるのを回避することができ
る。このようなバルブ組立体の効能を増大させるため、
通常は真空ポンプを排気バルブに連結する。
【0004】ヨーロッパ特許第0612573号明細書
には、排気チャネルと、排気チャネル内に配置した排気
バルブと、排気バルブを閉鎖するための作動手段とを具
え、排気ダイカスト金型に用いる上述したバルブ組立体
が開示されている。この作動手段は、金型キャビティか
ら排気チャネルに導かれる溶湯にさらされる衝撃トラン
スミッタを具える。衝撃トランスミッタは排気バルブの
変位可能な閉鎖部材に機械的に結合されている。これに
より、衝撃トランスミッタは、排気バルブの閉鎖部材の
作動ストロークに満たない作動ストロークを有するプッ
シュ部材として構成されている。更に、排気バルブの閉
鎖部材は衝撃トランスミッタの作動ストロークを超えた
経路に沿って自由移動可能であり、作動手段は衝撃推進
力を衝撃トランスミッタから排気バルブの閉鎖部材に伝
達する動力伝達部材を具える。
【0005】このようなバルブ組立体が実際に高い信頼
性を持って動作する場合でさえ、特に容積の大きな金型
キャビティの場合には排気効果を増大させることが望ま
しい。最大排気効率は、特に排気チャネルの折り返し部
分及び断面積変化部分により制約され、その理由は金型
キャビティから排出するガスの流動抵抗が相当に上昇す
るからである。
【0006】上述した問題を解決するためには、既存の
排気バルブの断面積及び排気チャネルの断面積を増加さ
せることは自明である。しかしながら、このような設計
に基づいて行われたテストにより、バルブ及び排気チャ
ネルの断面積を増加させても所期の成果が達成されない
ことが判明した。その理由は、この設計がコーナーを有
するものであるため、排気チャネルの流動抵抗によって
通常の場合と同様に効果的な排気が妨げられるからであ
る。又、排気バルブの寸法を大きくすると、バルブ組立
体の可動部分の質量が増加する。従って、排気バルブを
閉鎖するのに必要な力が増大し、及び/又は排気バルブ
の閉鎖時間が不所望な高い値に上昇する。更に、排気バ
ルブ及び排気チャネルの断面積を増加させると、バルブ
組立体の寸法も同様に大きくなるが、これも不所望なこ
とである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】それ故に、本発明の目
的は、ダイカスト・マシンの金型を排気するに当たり、
より高い排気効率が達成でき、しかも高い信頼性を持っ
て実施することのできる方法及び装置を提案することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、圧力チャンバ内に配置され、溶湯を金型
キャビティ内に圧入して充填するプランジャを具え、金
型に、金型キャビティと連通し、かつ、第1排気バルブ
を含む少なくとも1個の排気チャネルが設けられ、第1
排気バルブに動作的に連結した衝撃トランスミッタが金
型キャビティから排気チャネルに導かれた溶湯にさらさ
れて作動するダイカスト・マシンにおける金型の排気方
法において、金型キャビティ内に溶湯を圧入する際に、
第1排気バルブのみならず、第2排気バルブによっても
金型キャビティ及び/又は圧力チャンバを排気し、第2
排気バルブを溶湯が金型キャビティ内に完全に充填され
る前に閉鎖し、その後に第1排気バルブを、排気チャネ
ルに導かれて衝撃トランスミッタを打撃する溶湯によっ
て閉鎖することを特徴とする。
【0009】本発明の方法により、排気効率を相当に上
げることが可能であり、その理由は金型キャビティが完
全に充填される前に閉鎖される第2排気バルブを設ける
ことにより、排気効率に重要な影響を及ぼすチャネルの
平均的断面積が少なくとも二倍となり、これと同時に、
第2排気バルブに導かれる排気チャネル部分の流動抵抗
を最適化することができるからである。
【0010】本発明による方法の好適な実施例において
は、第2排気バルブを、充填動作の開始時からの経過時
間、プランジャの位置、プランジャが移動した距離、圧
力チャンバの充填率、又は金型キャビティの充填率に応
じて閉鎖する。この手段により、溶湯が第2排気バルブ
に到達する時にはこの第2排気バルブが確実に閉鎖され
る。
【0011】本発明の他の目的は、上述した方法を実施
するための排気装置を提供することにある。本発明によ
る排気装置は、第1排気バルブと第2排気バルブを具
え、第1排気バルブが、金型キャビティから排気チャネ
ルに導かれる溶湯にさらされて作動する衝撃トランスミ
ッタに動作的に結合され、第2排気バルブが別の駆動手
段を具えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示した好適な実
施例について更に説明する。
【0013】図1を参照して、本発明によるダイカスト
・マシン、特にそのバルブ組立体の一実施例の基本的構
成及び作動態様を更に説明する。なお、以下において
は、主として本発明の本質的な特徴及び方法の各段階に
焦点を絞って記述するものとする。
【0014】本発明の一実施例におけるダイカスト・マ
シンの本質的な構成部分として、圧力チャンバ1、及び
圧力チャンバ1内に配置されて油圧駆動されるプランジ
ャ2を図1に示す。圧力チャンバ1には、圧力チャンバ
1に溶湯を充填するための充填開口4を設ける。圧力チ
ャンバ1のアウトレット端部には、2個の金型ハーフ5
a及び5bからなる金型5を配置する。圧力チャンバ1
と、2個の金型ハーフ5a及び5b間に形成した金型キ
ャビティ8とを接続チャネル6で接続する。金型5の上
側にバルブ組立体10を配置する。バルブ組立体10と
金型キャビティ8とは排気チャネル9によって接続す
る。バルブ組立体10に2個の排気バルブ11、12を
設け、これらバルブを2本の接続パイプ14、15によ
って真空ポンプ18にそれぞれ接続する。接続パイプ1
4、15には、逆止めバルブA及びBをそれぞれ設け
る。図1において右側に位置する排気バルブ11は、後
述する衝撃トランスミッタ(図1には示されていない)
に動作的に連結する。この衝撃トランスミッタは、金型
キャビティ8から排気チャネル9に導かれる溶湯によっ
て作動する。左側の排気バルブ12は別の駆動手段によ
り作動する。この駆動手段と、図1に破線で示す接続回
路16とを介して、排気バルブ12を制御装置19に接
続する。プランジャ2の位置を検出するためにセンサ1
7を設け、センサ17も制御装置19に接続する。
【0015】図2〜図5はダイカスト・マシン及びバル
ブ組立体の4つの異なる作動段階を示したものである。
【0016】図2に示したように、第1作動段階におい
ては、溶湯Gを、充填開口4を介して圧力チャンバ1に
充填する。その後、溶湯Gを金型キャビティ8に圧入す
る動作を開始する。その目的を達成するために、プラン
ジャ2を図2に示すように右向きに、即ち金型5に向か
って変位させる。
【0017】図3に示したように、第2作動段階におい
ては、プランジャ2を、充填開口4が閉鎖される位置ま
で金型5に向かって変位させる。この時点で、真空ポン
プ18を始動し、2個の逆止めバルブA及びBを開放す
る。これによって、圧力チャンバ1及び金型キャビティ
8に含まれていたガスが2個の逆止めバルブA及びBを
介して吸引・排出される。
【0018】図4に示したように、第3作動段階におい
ては、プランジャ2を右向きに、即ち金型5に向かっ
て、プランジャ2の右側に位置する圧力チャンバ1の部
分が溶湯Gで完全に満たされる位置まで、変位させる。
しかしながら、溶湯Gは未だ金型キャビティ8に達して
いない。この段階では、左側の排気バルブ12を閉鎖す
る。この動作は接続回路16を介して空気圧式に達成さ
れる。
【0019】本実施例においては、左側の排気バルブ1
2は、プランジャ2の絶対的な位置に応じて閉鎖する。
その理由は、充填された溶湯Gの量、プランジャ2の絶
対的な位置、及び圧力チャンバの幾何学的形状に基づい
て、圧力チャンバの充填率を算出可能だからである。
【0020】金型キャビティ8は通常は20〜80ミリ
秒の範囲内で溶湯Gで充填されるので、溶湯Gが金型キ
ャビティ8に流入する前に左側の排気バルブ12を閉鎖
する。溶湯Gが左側の排気バルブ12に達するまさに直
前にバルブ12を閉鎖しなければならないことが理解さ
れる。そのために、金型キャビティ8が完全に充填さ
れ、溶湯が排気チャネル9に流入した直後にバルブ12
を閉鎖することが考えられる。しかしながら、その場合
には、実際に溶湯Gによって生じる飛沫が左側の排気バ
ルブ12に流入してバルブ12を閉塞させるという恐れ
がある。従って、このような状況下では左側の排気バル
ブ12をより早期に閉鎖するのが望ましい。更に、左側
の排気バルブ12をより早期に閉鎖することで、数個の
動作パラメータの変動が、バルブ組立体の動作の信頼性
に対しては悪影響を及ぼさないという利点が得られる。
このような変動は、ダイカストマシンの動作原理に依存
するものであり、例えば圧力チャンバ1に充填した溶湯
Gの量的な変動である。更に、比較的簡単な制御装置を
使用する場合であっても、左側の排気バルブ12を閉鎖
するまさにその瞬間を、いかなる場合にも存在する動作
パラメータを適応して制御できることが理解される。
【0021】プランジャ2の絶対的な位置の代わりに、
その相対的な位置を、左側の排気バルブ12を閉鎖する
ための基準として使用することもできる。他に左側のバ
ルブ12を閉鎖するための基準として使用するパラメー
タとして可能性のあるものは、充填動作の開始からの経
過時間、圧力チャンバ1の充填レベル、又は金型キャビ
ティ8の充填レベルを挙げることができるが、これらは
絶対的な条件ではない。
【0022】左側の排気バルブ12を閉鎖した後は、真
空ポンプ18の逆止めバルブAを閉鎖することができ
る。金型キャビティ8に依然として含まれているいかな
るガスもが右側の排気バルブ11を介して吸引・排出さ
れる。排気チャネル9に流入している溶湯Gが図2〜図
5に示していない衝撃トランスミッタに到達するまで
は、右側の排気バルブ11は開放したままとする。以下
一層詳細に説明するように、この衝撃トランスミッタ
と、右側の排気バルブ11のバルブ部材とが共に移動す
るので、バルブ11は、移動中の溶湯G内に含まれる運
動エネルギーによって閉鎖される。この第4作動段階の
動作を図5に示す。
【0023】図6は、バルブ組立体10の詳細構造を示
す平面図である。バルブ組立体10内まで延在する排気
チャネルを参照符号9で示し、第1排気バルブ11まで
延在するチャネル部分を参照符号9bで示し、第2排気
バルブ12まで延在するチャネル部分を参照符号9aで
示す。第2排気バルブ12まで延在するチャネル部分9
aを直線形状とすることにより、排出するガスの流動抵
抗を可能な限り低下させる。第1排気バルブ11の衝撃
トランスミッタ20とバルブ部材30とまで延在するチ
ャネル部分9bをコーナーのある形状とする。このよう
なチャネル部分9bの形状は、溶湯Gから生じた飛沫を
捕捉し、衝撃トランスミッタ20に到達した溶湯Gの流
れを遅延させることにより溶湯Gがバルブ部材30に達
する前にバルブ部材30を最適な時点で閉鎖させる上で
有用である。衝撃トランスミッタ20は、チャネル部分
9bにおける側方ブランチ9cの端部に配置する。更
に、せき止めチャンバ9dを衝撃トランスミッタ20の
領域に形成し、この領域では、衝撃トランスミッタ20
及びこれに動作的に連結した部材の閉鎖動作に必要とさ
れる衝撃圧力を発生させることができる。更に、図6で
は図示を省略したスプリング組立体を偏位させるための
2本のプッシュロッド38及び39を設ける。
【0024】図7は、図6のA−A線に沿って切ったバ
ルブ組立体10の断面図を示すものであり、バルブ組立
体10はその休止位置にある。より理解を深めるため
に、2本のプッシュロッド38及び39は共通の垂直平
面内に位置するように示した。
【0025】衝撃トランスミッタ20、バルブチャネル
34内に支持されたバルブ部材30及び2本のプッシュ
ロッド38、39の他にも、図7は、スプリング部材2
5、ポペットバルブ27、駆動プレート23、圧力プレ
ート部材35及びスプリング組立体36によって偏位し
た作動プランジャ24を示したものである。バルブ部材
30は軸線方向の窪み33を有するカラー32を具え
る。そのために、排気チャネル部分9bから流入したガ
スが窪み33を通過し、バルブ部材30上に位置して真
空ポンプ18に接続したアウトレットチャネル41に流
入することができる。衝撃トランスミッタ20には、後
方に移動する際に駆動プレート23と係合するカラー2
1を設ける。駆動プレート23の上側はバルブ部材30
と係合し、その下側は作動プランジャ24と係合する。
駆動プレート23の後側にスプリング組立体36を配置
する。このスプリング組立体36により、圧力プレート
部材35を介して、衝撃トランスミッタ20、バルブ部
材30及び作動プランジャ24を、図7に示すように、
前方の休止位置に付勢する。駆動プレート23を貫通す
るプッシュロッド38、39を用いてダイカスト・マシ
ンにバルブ組立体10を組み込む際に、スプリング組立
体36を偏位させる。その結果、衝撃トランスミッタ2
0は、以下により詳細に説明するように、衝撃トランス
ミッタに達した溶湯Gの運動エネルギーの影響下で後退
させることができる。
【0026】衝撃トランスミッタ20の閉鎖動作ストロ
ークを、バルブ部材30及び作動プランジャ24の閉鎖
動作ストロークよりも短く設定する。このため、溶湯G
から可動部分20、23、24及び30に伝達された運
動エネルギーは、確実に妥当な限度内に保つことができ
る。図7に示すように、バルブ部材30を開放位置から
閉鎖位置まで移動させるためには、衝撃トランスミッタ
20が衝撃による運動量だけを伝達しなければならな
い。この衝撃による運動量によって、駆動プレート23
と、バルブ本体部材30及び作動プランジャ24とは共
に、最終位置まで自由移動する。この閉鎖動作を支持す
るために、及び/又は作動プランジャ24を保持するた
めには、作動プランジャ24に空気チャネル28から供
給した加圧空気を作用させることができる。作動プラン
ジャ24がポペットバルブ27から離れた直後に、作動
プランジャの前面全体に加圧空気が作用し、これによ
り、閉鎖動作が支持され、作動プランジャ24が最終位
置に保持される。
【0027】図8は、バルブ組立体10の第2排気バル
ブ12に関して、図6のB−B線に沿う断面を示したも
のである。この排気バルブ12は、閉鎖ピストン45、
駆動プレート48、圧力プレート49、2個のスプリン
グ部材50、51及びバルブチャネル54内に支持され
たバルブ部材52を含む。また、移動可能な閉鎖ピスト
ン45には後方に移動する際に駆動プレート48と係合
するカラー46を設ける。駆動プレート48は、その上
側がバルブ部材52と係合することにより、バルブ部材
52に動作的に連結する。駆動プレート48と、バルブ
部材52及び閉鎖ピストン45とは、2個のスプリング
部材50及び51によって前方に押圧される。バルブ部
材52を図8に示すような開放位置から閉鎖位置まで移
動させるためには、圧力媒体を、閉鎖ピストン45に連
通するチャネル44を介して送り込む。この圧力媒体
を、閉鎖ピストン45の前面に作用させて閉鎖ピストン
45を移動させると共に、駆動プレート48及びバルブ
部材52を、スプリング部材50、51の力に抗して後
方に、即ち端部停止部材に向けて移動させる。それ故
に、バルブチャネル54に入り込んだバルブ部材52が
ヘッド53はバルブチャネル54を遮蔽する。
【0028】第2排気バルブ12を第1排気バルブとは
別の駆動手段で作動させることにより、第2排気バルブ
12にまで延在する排気チャネル部分9aを直線状にす
ることができ、流動抵抗を大幅に低下させることが可能
である。しかしながら、溶湯が第2排気バルブ12にま
で導かれる前に、バルブ12を確実に閉鎖する必要のあ
ることは言うまでもない。
【0029】図9は、2個のハーフ5a及び5bから構
成した金型5上に配置されたバルブ組立体に関して、図
6のA−A線に沿って切った断面図を示したものであ
る。図9に示しす作動位置において、スプリング組立体
36は、金型5の1方のハーフ5bに当接しているプッ
シュロッド38、39によって偏位されている。更に、
バルブ部材30は開放位置にあり、即ち作動プランジャ
24のスプリング部材25の影響下にある。従って、金
型キャビティ8内のガスは、図9の矢印によって示した
ように、排気チャネル9及びバルブチャネル34を経て
アウトレットチャネル41から流出させることができ
る。溶湯Gが衝撃トランスミッタ20に到達すると、衝
撃トランスミッタは直ちにその前面に溶湯の衝撃を受
け、衝撃的に端部停止位置まで移動する。衝撃トランス
ミッタ20に設けたカラー21により、この衝撃力を駆
動プレート23に伝達する。衝撃トランスミッタ20が
端部位置に到達すると、衝撃トランスミッタ20から駆
動プレート23に伝達される運動エネルギーの影響下に
ある衝撃トランスミッタから駆動プレート23が直ちに
解放され、駆動プレート23はバルブ部材30及び作動
プランジャ24と共に閉鎖スプリング部材25の力に抗
して変位する運動を継続する。これにより、排気バルブ
11を閉鎖されると共に、バルブ部材30のヘッド31
がバルブチャネル34内に入り込む。排気バルブ11の
閉鎖動作は、作動プランジャ24に影響を与える圧力媒
体の力によりバックアップされる。この圧力媒体は、作
動プランジャ24が制御バルブ27から開放されると、
作動プランジャ24の前面全体に直ちに影響を与える。
しかしながら、一般論として、排気バルブ11は作動プ
ランジャ24のバックアップを受けないで閉鎖する構造
とすることも可能である。その理由は、排気バルブ11
の閉鎖操作に必要なエネルギーが、金型キャビティ8か
ら排気チャネル9に導かれる溶湯Gによって高まるから
である。
【0030】溶湯Gが凝固した後、金型5の右側ハーフ
5bを取り除く。これにより、スプリング組立体36の
影響下にある2本のプッシュロッド38、39によって
空気ゲートが放出される。
【0031】上述した構成のバルブ組立体10によれ
ば、従来の排気バルブ組立体と比較して排気効率を大幅
に向上させることができると同時に、バルブ組立体が大
型となるのを回避することができる。さらに、金型キャ
ビティに溶湯が完全に充填される前に一方の排気バルブ
12を独自の駆動手段により動作させ、他方の排気バル
ブ11を金型キャビティ8から排気チャネル9に導かれ
る溶湯で動作させる2段階の排気方法により、特に高い
信頼性をもって作動させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 金型とその金型の排気のバルブ組立体とを具
えるダイカスト・マシンを初期位置で示す線図的な断面
図である。
【図2】 図1のダイカスト・マシンを第1動作段階で
示す線図的な断面図である。
【図3】 図1のダイカスト・マシンを第2動作段階で
示す線図的な断面図である。
【図4】 図1のダイカスト・マシンを第3動作段階で
示す線図的な断面図である。
【図5】 図1のダイカスト・マシンを第4動作段階で
示す線図的な断面図である。
【図6】 バルブ組立体の詳細構造を示す平面図であ
る。
【図7】 図6のA−A線に沿う断面図である。
【図8】 図6のB−B線に沿う断面図である。
【図9】 図6のバルブ組立体をダイカスト・マシンに
配置された状態で示す、図7と同様な断面図である。
【符号の説明】
1 圧力チャンバ 2 プランジャ 4 充填開口 5 金型 5a ハーフ 5b ハーフ 6 連結チャンネル 8 金型キャビティ 9 チャネル 9a チャネル部分 9b チャネル部分 9c 側方ブランチ 9d チャンバ 10 バルブ組立体 11 第1排気バルブ 12 第2排気バルブ 14 接続パイプ 15 接続パイプ 16 接続回路 17 センサ 18 真空ポンプ 19 制御装置 20 衝撃トランスミッタ 21 カラー 23 駆動プレート 24 作動プランジャ 25 スプリング部材 27 ポペットバルブ 30 バルブ部材 31 ヘッド 32 カラー 33 窪み 34 バルブチャネル 35 圧力プレート部材 36 スプリング組立体 38 プッシュロッド 39 プッシュロッド 41 アウトレットチャネル 44 チャネル 45 閉鎖ピストン 46 カラー 48 駆動プレート 49 圧力プレート 50 スプリング部材 51 スプリング部材 52 バルブ部材 53 ヘッド 54 バルブチャネル A 逆止めバルブ B 逆止めバルブ G 溶湯

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力チャンバ(1)内に配置され、溶湯
    (G)を金型キャビティ(8)内に圧入して充填するプ
    ランジャ(2)を具え、金型(5)に、金型キャビティ
    (8)と連通し、かつ、第1排気バルブ(11)を含む
    少なくとも1個の排気チャネル(9)が設けられ、第1
    排気バルブ(11)に動作的に連結した衝撃トランスミ
    ッタ(20)が金型キャビティ(8)から排気チャネル
    (9)に導かれた溶湯(G)にさらされて作動するダイ
    カスト・マシンにおける金型(5)の排気方法であっ
    て、金型キャビティ(8)内に溶湯(G)を圧入する際
    に、前記第1排気バルブ(11)のみならず、第2排気
    バルブ(12)によっても金型キャビティ(8)及び/
    又は前記圧力チャンバ(1)を排気し、第2排気バルブ
    (12)を溶湯(G)が金型キャビティ(8)内に完全
    に充填される前に閉鎖し、その後に第1排気バルブ(1
    1)を、排気チャネル(9)に導かれて衝撃トランスミ
    ッタ(20)を打撃する溶湯(G)によって閉鎖するこ
    とを特徴とする、ダイカスト金型(5)の排気方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記第
    2排気バルブ(12)を別の駆動手段により動作させ、
    前記第2バルブ(12)を、充填動作開始時点からの経
    過時間、プランジャ(2)の位置、プランジャ(2)の
    移動距離、圧力チャンバ(1)の充填率又は金型キャビ
    ティ(8)の充填率に応じて閉鎖することを特徴とする
    排気方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の方法において、
    前記第2排気バルブ(12)を、金型キャビティ容積の
    半分以上が溶湯(G)で充填される前に閉鎖し、好適に
    は溶湯(G)が圧力チャンバ(1)から金型キャビティ
    (8)に流入する前に閉鎖することを特徴とする排気方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
    法において、金型(5)からの排気を促進するために排
    気チャネル(9)内に真空を作用させることを特徴とす
    る排気方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方
    法において、前記第2排気バルブ(12)を液圧又は空
    圧駆動手段により閉鎖することを特徴とする排気方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方
    法を実施するための装置であって、第1排気バルブ(1
    1)と第2排気バルブ(12)を具え、第1排気バルブ
    (11)が、前記金型キャビティ(8)から前記排気チ
    ャネル(9)に導かれる溶湯(G)にさらされて作動す
    る衝撃トランスミッタ(20)に動作的に結合され、前
    記第2排気バルブ(12)が別の駆動手段を具えること
    を特徴とするバルブ組立体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の組立体において、バル
    ブ組立体が直線状の排気チャネル部分(9a)を有し、
    その排気チャネル部分(9a)の端部に前記第2排気バ
    ルブ(12)が配置されていることを特徴とするバルブ
    組立体。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の組立体におい
    て、バルブ組立体がコーナーのある排気チャネル部分
    (9b)を有し、その排気チャネル部分(9b)に前記
    第1排気バルブ(11)が配置されていることを特徴と
    するバルブ組立体。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の組立体におい
    て、前記直線状の排気チャネル部分(9a)と、前記コ
    ーナーのある排気チャネル部分(9b)とが、共通の排
    気チャネル(11)に連通することを特徴とするバルブ
    組立体。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の組立体において、前
    記直線状の排気チャネル部分(9a)の断面積が、前記
    コーナーのある排気チャネル部分(9b)の平均的な断
    面積よりも大きいことを特徴とするバルブ組立体。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれか一項に記載
    の組立体において、前記衝撃トランスミッタ(20)
    が、前記コーナーのある排気チャネル部分(9b)に配
    置され、かつ、前記溶湯(G)の流動方向にみて前記第
    1排気バルブ(11)の手前に配置されていることを特
    徴とするバルブ組立体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の組立体において、
    前記衝撃トランスミッタ(20)が、前記第1排気バル
    ブ(11)におけるバルブ部材(30)の作動ストロー
    クに満たない作動ストロークを有するプッシュ部材とし
    て構成され、これにより前記第1排気バルブ(11)の
    バルブ本体部材(30)が、前記衝撃トランスミッタ
    (20)の作動ストロークを超えた経路に沿って自由移
    動可能とされていることを特徴とするバルブ組立体。
  13. 【請求項13】 請求項6〜12のいずれか一項に記載
    の組立体において、前記バルブ組立体が第1部分(10
    a)及び第2部分(10b)を具え、更に、前記2本の
    排気バルブにおけるバルブ部材(30)がそれぞれスプ
    リング手段(25、51)によって偏位され、該スプリ
    ング手段(25、51)がバルブ組立体における前記第
    1及び第2部分(10a,10b)のいずれか一方に配
    置されていることを特徴とするバルブ組立体。
  14. 【請求項14】 請求項6〜12のいずれか一項に記載
    の組立体において、充填動作開始時点からの経過時間、
    プランジャ(2)の位置、プランジャ(2)の移動距
    離、圧力チャンバ(1)の充填率又は金型キャビティ
    (8)の充填率を検出する手段を具えることを特徴とす
    るバルブ組立体。
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