JPH11320645A - 軒樋の製造方法 - Google Patents

軒樋の製造方法

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JPH11320645A
JPH11320645A JP10134006A JP13400698A JPH11320645A JP H11320645 A JPH11320645 A JP H11320645A JP 10134006 A JP10134006 A JP 10134006A JP 13400698 A JP13400698 A JP 13400698A JP H11320645 A JPH11320645 A JP H11320645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves gutter
molten resin
extrusion die
side wall
decorative
Prior art date
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Pending
Application number
JP10134006A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Hayashi
仁司 林
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒樋の押出成型時に、U字形の軒樋の側壁面
に連続的に加飾して、外観のよい軒樋を製造する方法を
提供する事にある。 【解決手段】 軒樋4の少なくとも一側壁の長手方向に
中空部43を形成し、この外面に連続的に波状の凹凸
(以下加飾という)を持たせて押し出す軒樋4の製造方
法であって、押出金型2内部で、加飾部分41の溶融樹
脂の流速を他の部分42の溶融樹脂の流速より速くし、
押出金型2の出口で、加飾部分41の押出金型2のクリ
アランスを他の部分42の押出金型2のクリアランスよ
り狭くして、溶融樹脂を押出金型2から押し出し、溶融
樹脂が押出金型2を通過した後、冷却サイジング装置3
に通して固化し、加飾部分41を形成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋の側壁面に加
飾を持たせる軒樋の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に、溶融樹脂を押出金型で
ほぼU字形にさせて、押出成型して軒樋の製造が行われ
ていた。この軒樋の押出成型時に、U字形の軒樋の側壁
面に連続的に加飾する方法は行われず、軒樋に加飾が必
要となる場合は、一般的に、後加工で加飾されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、建物のデザイン
が変わり、この建物に取り付けられる軒樋の外観に変化
を持たせ、軒樋の形状を変えたり、軒樋の側壁面に連続
的に加飾を付けたりして、建物に軒樋をマッチさせ、全
体的に美観を持たせるようになされている。ところが、
従来の方法では、押出成型時に、軒樋の側壁面に連続的
に加飾することはできず、軒樋に加飾が必要となる場合
は、後加工で加飾せねばならず、手間がかかり、面倒で
あるという問題あった。
【0004】本発明の目的は、上記のような問題に着目
し、軒樋の押出成型時に、U字形の軒樋の側壁面に連続
的に加飾して、外観のよい軒樋を製造する方法を提供す
る事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、押出金型内を通過させ
て、ほぼU字形の軒樋の少なくとも一側壁の長手方向に
中空部を連続的に形成し、この中空部の外面に連続的に
波状の凹凸(以下加飾という)を持たせて押し出す軒樋
の製造方法であって、押出金型内部で、加飾部分の溶融
樹脂の流速を他の部分の溶融樹脂の流速より速くし、押
出金型の出口で、加飾部分の金型の外コアーと内コアー
のクリアランスを他の部分の金型のクリアランスより狭
くして、溶融樹脂を押出金型から押し出し、一側壁の中
空部の外面に加飾を形成し、溶融樹脂が押出金型を通過
した後、冷却サイジング装置に通し、固化し、加飾部分
を形成するものである。
【0006】本発明に使用する軒樋の材質としては、押
出成型できるものであれば、適宜な材質でよく、例え
ば、硬質塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、AES、ポリカ
ーボネート樹脂等が挙げられ、これらの非晶性樹脂を用
いると、結晶性樹脂に較べて溶融樹脂の弾性が高いの
で、成形が容易になるので、好ましい。
【0007】本発明において、ほぼU字形の軒樋の少な
くとも一側壁の長手方向に中空部を連続的に形成し、こ
の中空部の屋外側面に連続的に加飾を形成させるが、U
字形の軒樋の両側壁でもよいが、U字形の軒樋の屋内側
に当たる側壁は軒先側になり外から見えないので、屋内
側壁への加飾は必要なく、常識的に、屋外側に当たる側
壁に加飾できるものが対象になる。
【0008】本発明において、加飾部分の溶融樹脂の流
速と他の部分の溶融樹脂の流速との関係は、実験的に、
加飾部分の溶融樹脂の流速を他の部分の溶融樹脂の流速
より1.5〜3.0倍にすると好ましい。
【0009】本発明において、加飾部分の溶融樹脂の流
速が変える方法としては、加飾部分の溶融樹脂の流速を
他の部分の溶融樹脂の流速より1.5〜3.0倍にでき
れば、適宜な方法でよく、例えば、押出金型の内部で、
加飾部分の溶融樹脂の流路を他の部分の溶融樹脂の流路
より拡げて、溶融樹脂の流動抵抗を下げるようにする
と、簡単に、流速を変えることができるので、好まし
い。
【0010】又、本発明において、加飾部分の形状と凹
凸のピッチと同一形状とピッチを持ったロールを設けて
たり、ロールの凹部に当たる部分を減圧しておくと、ロ
ールで加飾部分をしっかりとおさえ加飾部分を形作るこ
とができると共に、、加飾部分の形状と凹凸のピッチを
より均一化することができるので、好ましい。
【0011】本発明において、冷却サイジング装置に通
し固化するが、冷却の方法は、加飾部分につては、気
体、若しくは、液体を直接噴霧して冷却し、加飾部分の
内側と他の部分については、減圧して通常の真空サイジ
ングにて冷却するようにすると、簡単に冷却、固化する
ことができるので、好ましい。
【0012】本発明において、一側壁に中空部分を設
け、この中空部分の外側面に加飾部分を設け、中空部分
の内側面と加飾されていない他の部分とを平滑にしてお
くと、押し出された軒樋を引っ張るとき、容易に引っ張
るとができるので、好ましい。又、中空部分の内側面と
加飾されていない他の部分とを平滑にしておくと、軒樋
を雨水が流れるとき、加飾部分で雨水の流れを阻害せ
ず、加飾部分の内側にゴミ等が溜まることがないので、
好ましい。
【0013】(作用)押出金型内を通過させて、ほぼU
字形の軒樋の少なくとも一側壁の長手方向に中空部を連
続的に形成し、この中空部の屋外側面に連続的に加飾を
持たせて押し出す軒樋の製造方法であり、押出金型内部
で、加飾部分の溶融樹脂の流速を他の部分の溶融樹脂の
流速より速くし、押出金型の出口で、加飾部分の押出金
型の外コアーと内コアーのクリアランスを他の部分の押
出金型のクリアランスをより狭くしているから、溶融樹
脂を押出金型から押し出すと、加飾部分と他の部分との
溶融樹脂の流れの違いによって、押し出された製品に連
続的に波を打たせ、一側壁の長手方向に連続的に加飾部
分を設けることができる。
【0014】又、一側壁の長手方向に中空部を連続的に
形成し、この中空部の屋外側面に連続的に加飾している
から、中空部の屋内側面は加飾されておらず、他の部分
と同じように軒樋の内周面は平滑になされ、雨水を軒樋
内にスムースに流すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施例を図1〜図
3を用いて詳述する。図1は軒樋の製造ラインを示す説
明図、図2の(イ)は本発明の製造方法で得られた軒樋
の一部を示す斜視説明図、(ロ)は(イ)のA−A線断
面図、図3は軒樋の断面で、加飾部分と他の部分が分け
られている状態を示す説明図である。
【0016】図1において、1は押出機であり、この押
出機1は、ホッパー11と、バレル12と、このバレル
12の中に設けられているスクリュー13とからなる。
2は押出金型であり、この押出金型2は押出機1の先端
に取り付けられている。この押出金型2は、押出金型2
の内部で、軒樋4の加飾部分41の溶融樹脂の流路を他
の部分42の溶融樹脂の流路より拡げられている。(図
3では、斜線で示した加飾部分41と、ドットで示した
他の部分42とを分けた状態を示している。) 又、この押出金型2の出口の内側近傍で、加飾部分41
では溶融樹脂の流路の平行部を約7mmにし、他の部分
42では溶融樹脂の流路の平行部を約20mmにし、加
飾部分41では押出金型2の外コアーと内コアーのクリ
アランスを1.5mmにし、他の部分42では金型のク
リアランスを1.6mmにしている。
【0017】3は冷却サイジング装置で、この冷却サイ
ジング装置3は、加飾部分41に水が直接噴霧すると同
時に、加飾部分41に、加飾と同一形状をもっているロ
ールが当接するようになされ、加飾部分41の内側と他
の部分42とは減圧して真空サイジングされるようにな
されている。4は軒樋で、この軒樋4は屋外側側壁の中
空部43に連続的に加飾されたものである。
【0018】5は引取機であり、6は切断機であり、7
は反転機である。引取機5は制御部(図示省略)から出
された指示で引取速度が調整できるように、制御部と直
結されて、押出金型2と切断機6の間に置かれている。
切断機6で、加飾された軒樋4を定尺毎に切断し、反転
機7で反転され製品台車(図示省略)の上に軒樋4が重
ねるようになされている。
【0019】そして、押出機1のホッパー11に熱可塑
性樹脂(硬質塩化ビニル樹脂)を入れて、押出機1を稼
働させると、スクリュー13の回転により、この熱可塑
性樹脂がバレル12の中を押出金型2の方向に進む。こ
の熱可塑性樹脂がバレル12の中を進んでいる間に、バ
レル12の周囲に取り付けられているヒーター(図示省
略)により溶融された溶融樹脂が、押出金型2内を通過
し軒樋4となって押し出されるようになっている。
【0020】この押出金型2の内部で、加飾部分41の
溶融樹脂の流路は他の部分41の溶融樹脂の流路より拡
げられているから、この加飾部分41での溶融樹脂の流
動抵抗が下がり、加飾部分41の溶融樹脂の流速を他の
部分42の溶融樹脂の流速より1.5〜3.0倍速くす
ることができる。又、この押出金型2の出口では、加飾
部分41の押出金型2の外コアーと内コアーのクリアラ
ンスを他の部分42の金型のクリアランスより狭くして
いるから、溶融樹脂の流れが速くなる部分の肉厚が厚く
なるのを防ぐことができる。
【0021】次に、この軒樋4の製造方法と作用につい
て説明する。押出機1のホッパー11に熱可塑性樹脂を
入れて、押出機1を稼働させる。すると、スクリュー1
3の回転により、このホッパー11の中の熱可塑性樹脂
がバレル12の中を金型2の方向に進む。次に、この熱
可塑性樹脂がバレル12の中を進んでいる間に、バレル
12の周囲に取り付けられているヒーター(図示省略)
により溶融された溶融樹脂が、押出金型2内を通過して
軒樋4となって押し出される。このようにして押し出さ
れた軒樋4は引取機5で引き取られ、切断機6で定尺毎
に切断され、反転機7で反転され製品台車の上に軒樋4
が重ねられる。
【0022】次に、本発明の特徴を説明するために、本
発明品の実施例1、2及び3と比較例1及び2の成形条
件と軒樋4の加飾部分の外観状況についてのデーターを
表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1から判るように、押出金型2の内部
で、加飾部分41の溶融樹脂の流路を他の部分42の溶
融樹脂の流路より拡げ、加飾部分41の溶融樹脂の流速
を他の部分42の溶融樹脂の流速より1.5未満である
と、連続的に加飾させることは難しく、不均一な凹凸に
なり、加飾部分41の溶融樹脂の流速を他の部分42の
溶融樹脂の流速より3.0倍を越えると、加飾されてい
ない他の部分42が変形し、歪な形状の軒樋となる。
【0025】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように,本発明の軒樋
の製造方法は、押出金型内を通過させて、ほぼU字形の
軒樋の少なくとも一側壁の長手方向に中空部を連続的に
形成し、この中空部の屋外側面に連続的に加飾を持たせ
て押し出す軒樋の製造方法であり、押出金型内部で、加
飾部分の溶融樹脂の流速を他の部分の溶融樹脂の流速よ
り速くし、押出金型の出口で、加飾部分の押出金型の外
コア−と内コア−のクリアランスを他の部分の押出金型
のクリアランスをより狭くしているから、溶融樹脂を押
出金型から押し出すと、加飾部分と他の部分との溶融樹
脂の流れの違いによって、押し出された製品に連続的に
波を打たせ、一側壁の長手方向に連続的に加飾部分を設
けることができる。
【0027】又、一側壁の長手方向に中空部を連続的に
形成し、この中空部の屋外側面に連続的に加飾させてい
るから、中空部の屋内側面は加飾されておらず、他の部
分と同じように軒樋の内周面は平滑になされ、雨水を軒
樋内にスムースに流すことができる。従って、軒樋の押
出成型時に、U字形の軒樋の側壁面に連続的に加飾し
て、外観のよい軒樋を製造することができる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】軒樋の製造ラインを示す説明図である。
【図2】(イ)は本発明の製造方法で得られた軒樋の一
部を示す斜視説明図、(ロ)は(イ)のA−A線断面図
である。
【図3】軒樋の断面で、加飾部分と他の部分が分けられ
ている状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 押出機 11 ホッパー 12 バレル 13 スクリュー 2 金型 3 冷却サイジング装置 4 軒樋 41 加飾部分 42 他の部分 43 中空部 5 引取機 6 切断機 7 反転機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出金型内を通過させて、ほぼU字形の
    軒樋の少なくとも一側壁の長手方向に中空部を連続的に
    形成し、この中空部の外面に連続的に波状の凹凸(以下
    加飾という)を持たせて押し出す軒樋の製造方法であっ
    て、 押出金型内部で、加飾部分の溶融樹脂の流速を他の部分
    の溶融樹脂の流速より速くし、押出金型の出口で、加飾
    部分の金型の外コアーと内コアーのクリアランスを他の
    部分の金型のクリアランスより狭くして、溶融樹脂を押
    出金型から押し出し、一側壁の中空部の外面に加飾を形
    成し、溶融樹脂が押出金型を通過した後、冷却サイジン
    グ装置に通し、固化し、加飾部分を形成することを特徴
    とする軒樋の製造方法。
JP10134006A 1998-05-15 1998-05-15 軒樋の製造方法 Pending JPH11320645A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168179A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 積水化学工業株式会社 軒樋の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168179A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 積水化学工業株式会社 軒樋の製造方法

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