JPH11322462A - 無機発泡性組成物、無機発泡体及び無機発泡体の製造方法 - Google Patents
無機発泡性組成物、無機発泡体及び無機発泡体の製造方法Info
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- JPH11322462A JPH11322462A JP13873398A JP13873398A JPH11322462A JP H11322462 A JPH11322462 A JP H11322462A JP 13873398 A JP13873398 A JP 13873398A JP 13873398 A JP13873398 A JP 13873398A JP H11322462 A JPH11322462 A JP H11322462A
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/24—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
- C04B28/26—Silicates of the alkali metals
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 苛酷な環境変化を経た後にもその性能が維持
されるだけの高耐久性を有する無機発泡体を得るための
無機発泡性組成物を提供する。 【解決手段】 本発明に係る無機発泡性組成物は、Si
O2−Al2O3系反応性無機質粉体100重量部、アル
カリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水35〜150
0重量部、及び発泡剤からなり、粒径が600μm以下
であるステアリン酸塩が、SiO2−Al2O3系反応性
無機質粉体100重量部に対する重量部が0.01〜2
0となるように含まれている。
されるだけの高耐久性を有する無機発泡体を得るための
無機発泡性組成物を提供する。 【解決手段】 本発明に係る無機発泡性組成物は、Si
O2−Al2O3系反応性無機質粉体100重量部、アル
カリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水35〜150
0重量部、及び発泡剤からなり、粒径が600μm以下
であるステアリン酸塩が、SiO2−Al2O3系反応性
無機質粉体100重量部に対する重量部が0.01〜2
0となるように含まれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SiO2−Al2O
3系反応性無機質粉体、アルカリ金属珪酸塩、水、及び
発泡剤からなる無機発泡性組成物、無機発泡体及びその
製造方法に関する。
3系反応性無機質粉体、アルカリ金属珪酸塩、水、及び
発泡剤からなる無機発泡性組成物、無機発泡体及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、無機発泡性組成物として、S
iO2−Al2O3系反応性無機質粉体、アルカリ金属珪
酸塩、水、及び発泡剤からなるものが知られている(特
表平6−503798号公報参照)。かかる無機発泡性
組成物が硬化してなる無機発泡体は軽量であるとともに
断熱性が高く、また、成形型による加飾性に優れるの
で、建築物の外壁材として好適に利用されている。
iO2−Al2O3系反応性無機質粉体、アルカリ金属珪
酸塩、水、及び発泡剤からなるものが知られている(特
表平6−503798号公報参照)。かかる無機発泡性
組成物が硬化してなる無機発泡体は軽量であるとともに
断熱性が高く、また、成形型による加飾性に優れるの
で、建築物の外壁材として好適に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の無
機発泡体が建築物の外壁材として利用される場合には、
永年にわたって自然環境に晒されることになるため、苛
酷な環境変化を経た後にもその性能が維持されるだけの
高い耐久性を備えることが望ましい。
機発泡体が建築物の外壁材として利用される場合には、
永年にわたって自然環境に晒されることになるため、苛
酷な環境変化を経た後にもその性能が維持されるだけの
高い耐久性を備えることが望ましい。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、高耐久性を有する無機発泡体、この無機発泡体を
得るための無機発泡性組成物、及びそのような無機発泡
体の製造方法を提供することを課題としている。
ので、高耐久性を有する無機発泡体、この無機発泡体を
得るための無機発泡性組成物、及びそのような無機発泡
体の製造方法を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、SiO2−Al2O3系反
応性無機質粉体100重量部、アルカリ金属珪酸塩0.
2〜450重量部、水35〜1500重量部、及び発泡
剤からなる無機発泡性組成物において、粒径が600μ
m以下であるステアリン酸塩が、前記SiO2−Al2O
3系反応性無機質粉体100重量部に対する重量部が
0.01〜20となるように含まれていることを特徴と
している。
め、請求項1に記載の発明は、SiO2−Al2O3系反
応性無機質粉体100重量部、アルカリ金属珪酸塩0.
2〜450重量部、水35〜1500重量部、及び発泡
剤からなる無機発泡性組成物において、粒径が600μ
m以下であるステアリン酸塩が、前記SiO2−Al2O
3系反応性無機質粉体100重量部に対する重量部が
0.01〜20となるように含まれていることを特徴と
している。
【0006】この請求項1に記載の発明によれば、ステ
アリン酸塩は発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒
径の大きなものを用いない分、硬化して得られる無機発
泡体は苛酷な環境変化を経た後にもその性能が維持され
て、耐久性が高いものとなる。
アリン酸塩は発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒
径の大きなものを用いない分、硬化して得られる無機発
泡体は苛酷な環境変化を経た後にもその性能が維持され
て、耐久性が高いものとなる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の無機発泡性組成物において、前記ステアリン酸塩が、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステア
リン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン
酸リチウムのいずれか1種又は2種以上からなることを
特徴としている。
の無機発泡性組成物において、前記ステアリン酸塩が、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステア
リン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン
酸リチウムのいずれか1種又は2種以上からなることを
特徴としている。
【0008】この請求項2に記載の発明によれば、ステ
アリン酸塩を広範な中から任意に選択することができる
ので、例えば廉価なステアリン酸塩を選択することによ
って、耐久性の高い無機発泡体の生産コストを良好化す
ることができる。
アリン酸塩を広範な中から任意に選択することができる
ので、例えば廉価なステアリン酸塩を選択することによ
って、耐久性の高い無機発泡体の生産コストを良好化す
ることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、SiO2−Al2
O3系反応性無機質粉体100重量部、アルカリ金属珪
酸塩0.2〜450重量部、水35〜1500重量部、
及び発泡剤からなる無機発泡性組成物が硬化してなる無
機発泡体において、前記無機発泡性組成物には、粒径が
600μm以下であるステアリン酸塩が、前記SiO 2
−Al2O3系反応性無機質粉体100重量部に対する重
量部が0.01〜20となるように含まれていることを
特徴としている。
O3系反応性無機質粉体100重量部、アルカリ金属珪
酸塩0.2〜450重量部、水35〜1500重量部、
及び発泡剤からなる無機発泡性組成物が硬化してなる無
機発泡体において、前記無機発泡性組成物には、粒径が
600μm以下であるステアリン酸塩が、前記SiO 2
−Al2O3系反応性無機質粉体100重量部に対する重
量部が0.01〜20となるように含まれていることを
特徴としている。
【0010】この請求項3に記載の発明によれば、ステ
アリン酸塩は発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒
径の大きなものを用いない分、無機発泡体は苛酷な環境
変化を経た後にもその性能が維持されるだけの高耐久性
を有する。
アリン酸塩は発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒
径の大きなものを用いない分、無機発泡体は苛酷な環境
変化を経た後にもその性能が維持されるだけの高耐久性
を有する。
【0011】請求項4に記載の発明は、SiO2−Al2
O3系反応性無機質粉体100重量部、アルカリ金属珪
酸塩0.2〜450重量部、水35〜1500重量部、
及び発泡剤を混合し、この混合物を硬化させて無機発泡
体を製造する無機発泡体の製造方法において、粒径が6
00μm以下であるステアリン酸塩を、前記SiO2−
Al2O3系反応性無機質粉体100重量部に対する重量
部が0.01〜20となるように、前記混合物に混入す
ることを特徴としている。
O3系反応性無機質粉体100重量部、アルカリ金属珪
酸塩0.2〜450重量部、水35〜1500重量部、
及び発泡剤を混合し、この混合物を硬化させて無機発泡
体を製造する無機発泡体の製造方法において、粒径が6
00μm以下であるステアリン酸塩を、前記SiO2−
Al2O3系反応性無機質粉体100重量部に対する重量
部が0.01〜20となるように、前記混合物に混入す
ることを特徴としている。
【0012】この請求項4に記載の発明によれば、ステ
アリン酸塩が発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒
径の大きなものを用いない分、耐久性の高い無機発泡体
を製造することができる。
アリン酸塩が発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒
径の大きなものを用いない分、耐久性の高い無機発泡体
を製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を建築物の外壁パネルの製
造工程に適用し、その実施の形態を図面に基づき説明す
る。
造工程に適用し、その実施の形態を図面に基づき説明す
る。
【0014】無機発泡体としての外壁パネルは、図1乃
至図3に示す製造装置1により製造される。この製造装
置1は、基盤2の上部をなす方形状を呈した平板部2a
の上に、外壁パネルの原料である無機発泡性成物が充填
される成形型3を有している。この成形型3は、加飾型
4と型枠5とを備える。
至図3に示す製造装置1により製造される。この製造装
置1は、基盤2の上部をなす方形状を呈した平板部2a
の上に、外壁パネルの原料である無機発泡性成物が充填
される成形型3を有している。この成形型3は、加飾型
4と型枠5とを備える。
【0015】加飾型4は外壁パネルの表面に凹凸模様を
形成する役割を果たし、その凹凸模様に対応する凹凸が
表面に施されたゴム製の型面6と、この型面6の裏面に
固着等により設けられた金属板部7とから構成されてい
る。型面6及び金属板部7はともに略方形状を呈してお
り、金属板部7の周縁部7aのみが加飾型4の周縁をな
して型面6は加飾型4の周縁をなさないように、型面6
よりも金属板部7の方が大きく形成されている。
形成する役割を果たし、その凹凸模様に対応する凹凸が
表面に施されたゴム製の型面6と、この型面6の裏面に
固着等により設けられた金属板部7とから構成されてい
る。型面6及び金属板部7はともに略方形状を呈してお
り、金属板部7の周縁部7aのみが加飾型4の周縁をな
して型面6は加飾型4の周縁をなさないように、型面6
よりも金属板部7の方が大きく形成されている。
【0016】型枠5は外壁パネルの周縁部を形成する役
割を果たし、金属板部7の周縁部7a上に設置されて型
面6を四方から囲うように形成されている。
割を果たし、金属板部7の周縁部7a上に設置されて型
面6を四方から囲うように形成されている。
【0017】基盤2の平板部2a、金属板部7の周縁部
7a、及び型枠5には、図4に示すように、位置決め孔
2b,7b,5bがそれぞれ設けられている。各位置決
め孔2b,7b,5bは、加飾型4が基盤2の平板部2
a上の所定位置に載置され、型枠5が金属板部7の周縁
部7a上の所定位置に載置されたときに重なり合うよう
になっている。各位置決め孔2b,7b,5bにはこの
順に座金8を介してボルト9が下方から挿通され、この
ボルト9がナット10と螺合することによって加飾型4
と型枠5とが基盤2上に固定される。
7a、及び型枠5には、図4に示すように、位置決め孔
2b,7b,5bがそれぞれ設けられている。各位置決
め孔2b,7b,5bは、加飾型4が基盤2の平板部2
a上の所定位置に載置され、型枠5が金属板部7の周縁
部7a上の所定位置に載置されたときに重なり合うよう
になっている。各位置決め孔2b,7b,5bにはこの
順に座金8を介してボルト9が下方から挿通され、この
ボルト9がナット10と螺合することによって加飾型4
と型枠5とが基盤2上に固定される。
【0018】金属板部7に設けられた位置決め孔7b
は、後述のワイヤ11を係止するためにアイボルト12
が装着可能である。また、製造装置1は、成形型3の上
部に設置されてその内部空間13を閉塞する上蓋14を
備えている(図7参照)。
は、後述のワイヤ11を係止するためにアイボルト12
が装着可能である。また、製造装置1は、成形型3の上
部に設置されてその内部空間13を閉塞する上蓋14を
備えている(図7参照)。
【0019】この製造装置1を用いて外壁パネルを製造
するには、まず、基盤2上の所定位置に加飾型4と型枠
5とを載置して、これらをボルト9とナット10とによ
り挟持固定する(図5、図6)。
するには、まず、基盤2上の所定位置に加飾型4と型枠
5とを載置して、これらをボルト9とナット10とによ
り挟持固定する(図5、図6)。
【0020】続いて、以下の組成を有する無機発泡性組
成物15を成形型3の内部空間13に充填する。
成物15を成形型3の内部空間13に充填する。
【0021】(A)SiO2―Al2O3系無機質粉体1
00重量部 (B)アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部 (C)水35〜1500重量部 (D)発泡剤 (E)ステアリン酸塩0.01〜20重量部 この充填に際しては、事前にアルカリ金属珪酸塩(B)
を加圧、加熱下で水(C)の全部又は一部に溶解し、S
iO2―Al2O3系無機質粉体(A)、発泡剤(D)、
ステアリン酸塩(E)、及び必要に応じて水(C)の残
部、無機質充填材、補強繊維等を混合してペースト状の
スラリーとしておく。そして、このスラリーを内部空間
13に所定量流し込む。
00重量部 (B)アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部 (C)水35〜1500重量部 (D)発泡剤 (E)ステアリン酸塩0.01〜20重量部 この充填に際しては、事前にアルカリ金属珪酸塩(B)
を加圧、加熱下で水(C)の全部又は一部に溶解し、S
iO2―Al2O3系無機質粉体(A)、発泡剤(D)、
ステアリン酸塩(E)、及び必要に応じて水(C)の残
部、無機質充填材、補強繊維等を混合してペースト状の
スラリーとしておく。そして、このスラリーを内部空間
13に所定量流し込む。
【0022】充填後、成形型3の上部に上蓋14を設置
して内部空間13を閉塞し、その無機発泡性組成物15
のスラリーを硬化させる(図7)。このときの硬化温度
は常温でもよいが、50〜110℃で30分間〜8時間
硬化させることにより硬化反応を促進することができ、
無機発泡性組成物15の硬化体である外壁パネル15´
の機械的物性を向上させることができる。
して内部空間13を閉塞し、その無機発泡性組成物15
のスラリーを硬化させる(図7)。このときの硬化温度
は常温でもよいが、50〜110℃で30分間〜8時間
硬化させることにより硬化反応を促進することができ、
無機発泡性組成物15の硬化体である外壁パネル15´
の機械的物性を向上させることができる。
【0023】その後、上蓋14、型枠5、及び基盤2を
取り外して加飾型4と密着した外壁パネル15´の天地
を逆にし(図8)、金属板部7の位置決め孔7bにアイ
ボルト12を装着する。このアイボルト12にワイヤ1
1の一端11aを係止して、ワイヤ11に引張り力を作
用させることにより、加飾型4が引き剥がされて外壁パ
ネル15´を得る(図9)。
取り外して加飾型4と密着した外壁パネル15´の天地
を逆にし(図8)、金属板部7の位置決め孔7bにアイ
ボルト12を装着する。このアイボルト12にワイヤ1
1の一端11aを係止して、ワイヤ11に引張り力を作
用させることにより、加飾型4が引き剥がされて外壁パ
ネル15´を得る(図9)。
【0024】ここで用いるSiO2―Al2O3系無機質
粉体(A)としては、SiO2 5〜85重量%とAl2
O3 90〜10重量%のものが好適である。このような
粉体としては、フライアッシュ、メタカオリン、カオリ
ン、ムライト、コランダム、アルミナ系研磨材を製造す
る際のダスト、粉砕焼成ボーキサイト等があるが、組成
と粒度が適当であればこれらに限定されるものではな
い。これらの粉体はそのまま用いてもよいが、活性化さ
せるために溶射処理、粉砕分級、機械的エネルギーを作
用させてもよい。なお、SiO2―Al2O3系無機質粉
体(A)を構成する残りの約5重量%の成分は、一般
に、不純物である。
粉体(A)としては、SiO2 5〜85重量%とAl2
O3 90〜10重量%のものが好適である。このような
粉体としては、フライアッシュ、メタカオリン、カオリ
ン、ムライト、コランダム、アルミナ系研磨材を製造す
る際のダスト、粉砕焼成ボーキサイト等があるが、組成
と粒度が適当であればこれらに限定されるものではな
い。これらの粉体はそのまま用いてもよいが、活性化さ
せるために溶射処理、粉砕分級、機械的エネルギーを作
用させてもよい。なお、SiO2―Al2O3系無機質粉
体(A)を構成する残りの約5重量%の成分は、一般
に、不純物である。
【0025】溶射処理する方法としては、セラミックコ
ーティングに適用される溶射技術が応用される。その溶
射技術は、好ましくは材料粉末が2000〜16000
℃の温度で溶融され、30〜800m/秒の速度で噴霧
されるものであり、プラズマ溶射法、高エネルギーガス
溶射法、アーク溶射法等が可能である。得られた粉体の
比表面積は、0.1〜100m2/g が好ましい。
ーティングに適用される溶射技術が応用される。その溶
射技術は、好ましくは材料粉末が2000〜16000
℃の温度で溶融され、30〜800m/秒の速度で噴霧
されるものであり、プラズマ溶射法、高エネルギーガス
溶射法、アーク溶射法等が可能である。得られた粉体の
比表面積は、0.1〜100m2/g が好ましい。
【0026】分級、粉砕する方法としては、従来公知の
任意の方法が採用され、篩、比重、風力、湿式沈降等に
よる分級、ジェットミル、ロールミル、ボールミルによ
る粉砕等が挙げられる。これらの手段は併用されてもよ
い。
任意の方法が採用され、篩、比重、風力、湿式沈降等に
よる分級、ジェットミル、ロールミル、ボールミルによ
る粉砕等が挙げられる。これらの手段は併用されてもよ
い。
【0027】機械的エネルギーを作用させる方法として
は、ボール媒体ミル、媒体撹拌型ミル、ローラミル等の
使用が挙げられ、作用させる機械的エネルギーとしては
0.5kwh/kg〜30kwh/kgが好ましい。こ
の機械的エネルギーは、小さいと粉体を活性化しにく
く、大きいと装置への負荷が大きい。
は、ボール媒体ミル、媒体撹拌型ミル、ローラミル等の
使用が挙げられ、作用させる機械的エネルギーとしては
0.5kwh/kg〜30kwh/kgが好ましい。こ
の機械的エネルギーは、小さいと粉体を活性化しにく
く、大きいと装置への負荷が大きい。
【0028】また、SiO2―Al2O3系無機質粉体
(A)としてフライアッシュを用いる際には、そのフラ
イアッシュは必要に応じて焼成されたものでもよい。こ
の焼成温度は、低いとフライアッシュの黒色が残って着
色困難となり、高いとアルカリ金属珪酸塩(B)との反
応性が低くなるので、400℃〜1000℃であること
が好ましい。
(A)としてフライアッシュを用いる際には、そのフラ
イアッシュは必要に応じて焼成されたものでもよい。こ
の焼成温度は、低いとフライアッシュの黒色が残って着
色困難となり、高いとアルカリ金属珪酸塩(B)との反
応性が低くなるので、400℃〜1000℃であること
が好ましい。
【0029】アルカリ金属珪酸塩(B)とは、M2O・
nSiO2(M=K,Na,Liから選ばれる1種以上
の金属)で表される塩であって、nの値は、小さくなる
と緻密な発泡体が得られず、大きくなると水溶液の粘度
が上昇し混合が困難になるので、0.05〜8が好まし
く、さらに好ましくは0.5〜2.5である。
nSiO2(M=K,Na,Liから選ばれる1種以上
の金属)で表される塩であって、nの値は、小さくなる
と緻密な発泡体が得られず、大きくなると水溶液の粘度
が上昇し混合が困難になるので、0.05〜8が好まし
く、さらに好ましくは0.5〜2.5である。
【0030】アルカリ金属珪酸塩(B)は水溶液で添加
されるのが好ましく、水溶液濃度は特に限定されない
が、薄くなるとフライアッシュ粉末との反応性が低下
し、濃くなると固形分が生じやすくなるので、10〜6
0重量%が好ましい。
されるのが好ましく、水溶液濃度は特に限定されない
が、薄くなるとフライアッシュ粉末との反応性が低下
し、濃くなると固形分が生じやすくなるので、10〜6
0重量%が好ましい。
【0031】上記アルカリ金属珪酸塩水溶液は、アルカ
リ金属珪酸塩(B)をそのまま加圧、加熱下で水に溶解
してもよいが、アルカリ金属水酸化物水溶液に珪砂、珪
石粉等のSiO2成分をnが所定の量となるように加
圧、加熱下で溶解してもよい。また、アルカリ金属珪酸
塩(B)の量は、少なくなると硬化が十分になされず、
多くなると外壁パネル15´の耐水性が低下するので、
SiO2―Al2O3系無機質粉体(A)100重量部に
対して0.2〜450重量部に限定され、好ましくは1
0〜350重量部、さらに好ましくは20〜250重量
部である。
リ金属珪酸塩(B)をそのまま加圧、加熱下で水に溶解
してもよいが、アルカリ金属水酸化物水溶液に珪砂、珪
石粉等のSiO2成分をnが所定の量となるように加
圧、加熱下で溶解してもよい。また、アルカリ金属珪酸
塩(B)の量は、少なくなると硬化が十分になされず、
多くなると外壁パネル15´の耐水性が低下するので、
SiO2―Al2O3系無機質粉体(A)100重量部に
対して0.2〜450重量部に限定され、好ましくは1
0〜350重量部、さらに好ましくは20〜250重量
部である。
【0032】水(C)は、上記アルカリ金属珪酸塩水溶
液として添加されてもよいし、独立に添加されてもよ
い。水(C)の量は少なくなると十分に硬化せず、また
混合が困難となり、多くなると外壁パネル15´の強度
が低下しやすくなるので、SiO2―Al2O3系無機質
粉体(A)100重量部に対して35〜1500重量部
に限定され、好ましくは45〜1000重量部、さらに
好ましくは50〜500重量部である。
液として添加されてもよいし、独立に添加されてもよ
い。水(C)の量は少なくなると十分に硬化せず、また
混合が困難となり、多くなると外壁パネル15´の強度
が低下しやすくなるので、SiO2―Al2O3系無機質
粉体(A)100重量部に対して35〜1500重量部
に限定され、好ましくは45〜1000重量部、さらに
好ましくは50〜500重量部である。
【0033】発泡剤(D)としては、過酸化物(過酸化
水素、過酸化ソーダ、過酸化カリ、過ほう酸ソーダ
等)、金属粉末(Mg、Ca、Cr、Mn、Fe、C
o、Ni、Cu、Zn、Al、Ga、Sn、Si、フェ
ロシリコン)等が用いられ、多すぎると発泡ガスが過剰
となり破泡し、少なすぎると発泡倍率が小さすぎて発泡
体の意味を失うので、0.01〜10重量部であること
が好ましい。過酸化水素を発泡剤として用いるときに
は、安全性、安定した発泡を考慮すると水溶液として用
いることが好ましい。金属粉末を用いる場合には、安定
した発泡を得るために、その直径が200μm以下であ
ることが好ましい。
水素、過酸化ソーダ、過酸化カリ、過ほう酸ソーダ
等)、金属粉末(Mg、Ca、Cr、Mn、Fe、C
o、Ni、Cu、Zn、Al、Ga、Sn、Si、フェ
ロシリコン)等が用いられ、多すぎると発泡ガスが過剰
となり破泡し、少なすぎると発泡倍率が小さすぎて発泡
体の意味を失うので、0.01〜10重量部であること
が好ましい。過酸化水素を発泡剤として用いるときに
は、安全性、安定した発泡を考慮すると水溶液として用
いることが好ましい。金属粉末を用いる場合には、安定
した発泡を得るために、その直径が200μm以下であ
ることが好ましい。
【0034】無機発泡性組成物15に添加しうる無機質
充填材としては、水に溶解せず、無機発泡性組成物15
の硬化反応を阻害せず、アルカリ金属珪酸塩(B)と反
応しないものであれば特に限定されず、例えば珪砂、川
砂、ジルコンサンド、結晶質アルミナ、岩石粉末、火山
灰、シリカフラワー、シリカヒューム、ベントナイト、
高炉スラグ等の混合セメント用混合材、セピオライト、
ワラストナイト、マイカ等の天然鉱物、炭酸カルシウ
ム、珪藻土等が挙げられる。これらは単独で添加されて
もよいし、2種類以上が併用されてもよい。
充填材としては、水に溶解せず、無機発泡性組成物15
の硬化反応を阻害せず、アルカリ金属珪酸塩(B)と反
応しないものであれば特に限定されず、例えば珪砂、川
砂、ジルコンサンド、結晶質アルミナ、岩石粉末、火山
灰、シリカフラワー、シリカヒューム、ベントナイト、
高炉スラグ等の混合セメント用混合材、セピオライト、
ワラストナイト、マイカ等の天然鉱物、炭酸カルシウ
ム、珪藻土等が挙げられる。これらは単独で添加されて
もよいし、2種類以上が併用されてもよい。
【0035】その無機質充填材は、平均粒径が小さくな
ると組成物の粘度が上昇し、高倍率の発泡体が得られ
ず、大きくなると発泡が不安定になるので、平均粒径が
0.01〜1000μmであるものが好ましい。無機質
充填材は、その量が多くなると得られる外壁パネル15
´の強度を低下させるので、SiO2―Al2O3系無機
質粉体(A)100重量部に対して700重量部以下で
添加されることが好ましい。
ると組成物の粘度が上昇し、高倍率の発泡体が得られ
ず、大きくなると発泡が不安定になるので、平均粒径が
0.01〜1000μmであるものが好ましい。無機質
充填材は、その量が多くなると得られる外壁パネル15
´の強度を低下させるので、SiO2―Al2O3系無機
質粉体(A)100重量部に対して700重量部以下で
添加されることが好ましい。
【0036】無機発泡性組成物15に補強繊維を添加す
る場合には、外壁パネル15´に付与したい性能に応じ
て任意のものを選択すればよく、例えばビニロン繊維、
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊
維、カーボン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、チタン
酸カリウム繊維、鋼繊維等を使用することができる。
る場合には、外壁パネル15´に付与したい性能に応じ
て任意のものを選択すればよく、例えばビニロン繊維、
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊
維、カーボン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、チタン
酸カリウム繊維、鋼繊維等を使用することができる。
【0037】補強繊維の繊維径は、細くなると混合時に
再凝集し、交絡によりファイバーボールが形成され易く
なり、最終的に得られる発泡体の強度はそれ以上改善さ
れない。また、この補強繊維が太くなるか若しくは短く
なると、引張強度向上などの補強効果が小さくなり、長
くなると繊維の分散性及び配向性が低下するので、繊維
径1〜500μm、繊維長1〜15mmであることが好
ましい。補強繊維の添加量は、多くなると繊維の分散性
が低下するので、SiO2―Al2O3系無機質粉体
(A)100重量部に対して10重量部以下が好まし
い。
再凝集し、交絡によりファイバーボールが形成され易く
なり、最終的に得られる発泡体の強度はそれ以上改善さ
れない。また、この補強繊維が太くなるか若しくは短く
なると、引張強度向上などの補強効果が小さくなり、長
くなると繊維の分散性及び配向性が低下するので、繊維
径1〜500μm、繊維長1〜15mmであることが好
ましい。補強繊維の添加量は、多くなると繊維の分散性
が低下するので、SiO2―Al2O3系無機質粉体
(A)100重量部に対して10重量部以下が好まし
い。
【0038】さらに、外壁パネル15´の軽量化を図る
目的で、シリカバルーン、パーライト、フライアッシュ
バルーン、シラスバルーン、ガラスバルーン、発泡焼成
粘土等の無機質発泡体、フェノール樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエチレン等の合成樹脂の発泡体、塩化ビニリデ
ンバルーン等が添加されてもよい。これらは単独で添加
されてもよいし、2種類以上併用されてもよい。
目的で、シリカバルーン、パーライト、フライアッシュ
バルーン、シラスバルーン、ガラスバルーン、発泡焼成
粘土等の無機質発泡体、フェノール樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエチレン等の合成樹脂の発泡体、塩化ビニリデ
ンバルーン等が添加されてもよい。これらは単独で添加
されてもよいし、2種類以上併用されてもよい。
【0039】また、必要に応じて、アルミナセメント、
γ−アルミナ、溶射されたアルミナ、アルミン酸アルカ
リ金属塩及水酸化アルミニウムを加えてもよい。
γ−アルミナ、溶射されたアルミナ、アルミン酸アルカ
リ金属塩及水酸化アルミニウムを加えてもよい。
【0040】この実施の形態に係る外壁パネルの製造工
程では、ステアリン酸塩(E)が発泡助剤として無機発
泡性組成物15に混入されている。そのステアリン酸塩
(E)としては、例えば、ステアリン酸アルミニウム、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、
ステアリン酸鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸銅、
ステアリン酸鉄、ステアリン酸ストロンチウム、ステア
リン酸バリウム、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸
ナトリウム、ステアリン酸カリウム等を挙げることがで
きる。
程では、ステアリン酸塩(E)が発泡助剤として無機発
泡性組成物15に混入されている。そのステアリン酸塩
(E)としては、例えば、ステアリン酸アルミニウム、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、
ステアリン酸鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸銅、
ステアリン酸鉄、ステアリン酸ストロンチウム、ステア
リン酸バリウム、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸
ナトリウム、ステアリン酸カリウム等を挙げることがで
きる。
【0041】これらの粉末の粒径は、大きくなると外壁
パネル15´に高耐久性を与えることができないので、
600μm以下に限定される。好ましくは200μm以
下、さらに好ましくは100μm以下である。一方、そ
の粒径に特に下限はなく、得られる最小粒径のものまで
対象となる。
パネル15´に高耐久性を与えることができないので、
600μm以下に限定される。好ましくは200μm以
下、さらに好ましくは100μm以下である。一方、そ
の粒径に特に下限はなく、得られる最小粒径のものまで
対象となる。
【0042】また、ステアリン酸塩(E)は、多すぎて
も少なすぎても外壁パネル15´の耐久性を高めること
ができないので、その添加量はSiO2―Al2O3系無
機質粉体(A)100重量部に対して0.01〜20重
量部に限定され、好ましくは0.1〜10重量部、さら
に好ましくは0.2〜5重量部である。
も少なすぎても外壁パネル15´の耐久性を高めること
ができないので、その添加量はSiO2―Al2O3系無
機質粉体(A)100重量部に対して0.01〜20重
量部に限定され、好ましくは0.1〜10重量部、さら
に好ましくは0.2〜5重量部である。
【0043】上述したような各種のステアリン酸塩は、
単独で使用されてもよいし、2種類以上が併用されても
よく、粒径が600μmを超えるステアリン酸塩が含ま
れていてもかまわない。但し、粒径が600μmを超え
るステアリン酸塩が多すぎると外壁パネル15´の耐久
性が損なわれるので、かかる粒径のステアリン酸塩は粒
径600μm以下のステアリン酸塩と合わせて20重量
部を超えない範囲で、ステアリン酸塩(E)全体中の3
0%以下であることが好ましく、さらに好ましくは10
%以下である。
単独で使用されてもよいし、2種類以上が併用されても
よく、粒径が600μmを超えるステアリン酸塩が含ま
れていてもかまわない。但し、粒径が600μmを超え
るステアリン酸塩が多すぎると外壁パネル15´の耐久
性が損なわれるので、かかる粒径のステアリン酸塩は粒
径600μm以下のステアリン酸塩と合わせて20重量
部を超えない範囲で、ステアリン酸塩(E)全体中の3
0%以下であることが好ましく、さらに好ましくは10
%以下である。
【0044】このステアリン酸塩(E)は、湿式法によ
り製造されることがより望ましい。ここで、湿式法と
は、ステアリン酸に水酸化ナトリウムを添加して鹸化さ
せた後、これを所望のステアリン酸塩(E)の塩を形成
する金属塩溶液と反応させて、そのステアリン酸塩
(E)を得る方法である。この製法によるステアリン酸
塩(E)を無機発泡性組成物15に混入することによっ
て、外壁パネル15´の耐久性をさらに向上させること
ができる。
り製造されることがより望ましい。ここで、湿式法と
は、ステアリン酸に水酸化ナトリウムを添加して鹸化さ
せた後、これを所望のステアリン酸塩(E)の塩を形成
する金属塩溶液と反応させて、そのステアリン酸塩
(E)を得る方法である。この製法によるステアリン酸
塩(E)を無機発泡性組成物15に混入することによっ
て、外壁パネル15´の耐久性をさらに向上させること
ができる。
【0045】以下、より具体的な実施例について説明す
る。
る。
【0046】まず、SiO2―Al2O3系無機質粉体
(A)としてのメタカオリン(エンゲルハード社製のS
ATINTONE SP 33、平均粒径3.3μm、
比表面積13.9m2/g)100重量部、トリエタノ
ールアミン25重量%とエタノール75重量%の混合溶
液0.5重量部をウルトラファインミルAT−20(三
菱重工業社製、ジルコニアボール直径10mm使用、ボ
ール充填率85体積%)に供給し、25kwh/kgの
機械的エネルギーを作用させて無機質粉体(F)を得た
(作用させた機械的エネルギーは、ボールミルに供給し
た電力を処理粉体単位重量当たりで表したものであ
る。)。
(A)としてのメタカオリン(エンゲルハード社製のS
ATINTONE SP 33、平均粒径3.3μm、
比表面積13.9m2/g)100重量部、トリエタノ
ールアミン25重量%とエタノール75重量%の混合溶
液0.5重量部をウルトラファインミルAT−20(三
菱重工業社製、ジルコニアボール直径10mm使用、ボ
ール充填率85体積%)に供給し、25kwh/kgの
機械的エネルギーを作用させて無機質粉体(F)を得た
(作用させた機械的エネルギーは、ボールミルに供給し
た電力を処理粉体単位重量当たりで表したものであ
る。)。
【0047】続いて、アルカリ金属珪酸塩(B)として
のM2O・nSiO2(n=1.5、M=K)をオートク
レーブ中において130℃、7kgf/cm2で所定量
の水(C)に溶解し、これと無機質粉体(F)、ステア
リン酸塩(E)、ワラストナイト(カキウチ株式会社
製)、珪石粉(増岡窯業原料株式会社製、商品名:錦印
磁選珪砂)、ビニロン繊維(クラレ社製、商品名:RM
182×3)をオムニミキサー(千代田技研工業株式会
社製)で混合して均質なペースト状のスラリーとした。
このスラリーには発泡剤(D)としてSi粉末(キンセ
イマティック社製、商品名:#600)を添加し、2分
間混ぜ合わせた。
のM2O・nSiO2(n=1.5、M=K)をオートク
レーブ中において130℃、7kgf/cm2で所定量
の水(C)に溶解し、これと無機質粉体(F)、ステア
リン酸塩(E)、ワラストナイト(カキウチ株式会社
製)、珪石粉(増岡窯業原料株式会社製、商品名:錦印
磁選珪砂)、ビニロン繊維(クラレ社製、商品名:RM
182×3)をオムニミキサー(千代田技研工業株式会
社製)で混合して均質なペースト状のスラリーとした。
このスラリーには発泡剤(D)としてSi粉末(キンセ
イマティック社製、商品名:#600)を添加し、2分
間混ぜ合わせた。
【0048】このようにして得た無機発泡性組成物15
のスラリーを成形型3に流し込み、レベリング、脱泡の
ために加振した後に上蓋14を設置して、65℃の蒸気
中で加熱することにより発泡・硬化させて外壁パネル1
5´を得た。
のスラリーを成形型3に流し込み、レベリング、脱泡の
ために加振した後に上蓋14を設置して、65℃の蒸気
中で加熱することにより発泡・硬化させて外壁パネル1
5´を得た。
【0049】ここでは、以上のような手順により、本発
明に係る外壁パネル15´を試行No1〜No9におい
て製造し、比較のための外壁パネル15´を試行No1
0〜No14において製造し、各試行に係る外壁パネル
15´について耐久性試験を行った後、その強度維持
率、重量保持率を測定して耐久性を評価した。各試行に
係る外壁パネル15´についての組成及び試験結果は表
1に示すとおりである。
明に係る外壁パネル15´を試行No1〜No9におい
て製造し、比較のための外壁パネル15´を試行No1
0〜No14において製造し、各試行に係る外壁パネル
15´について耐久性試験を行った後、その強度維持
率、重量保持率を測定して耐久性を評価した。各試行に
係る外壁パネル15´についての組成及び試験結果は表
1に示すとおりである。
【0050】
【表1】 表1においては、アルカリ金属珪酸塩(B)、水
(C)、発泡剤(D)、ステアリン酸塩(E)、ワラス
トナイト、珪石粉、ビニロン繊維の各配合量を無機質粉
体(F)を100重量部としたときの重量部として示し
ている。そのステアリン酸塩(E)としては、具体的に
は、つぎのステアリン酸塩1〜9を用いた。
(C)、発泡剤(D)、ステアリン酸塩(E)、ワラス
トナイト、珪石粉、ビニロン繊維の各配合量を無機質粉
体(F)を100重量部としたときの重量部として示し
ている。そのステアリン酸塩(E)としては、具体的に
は、つぎのステアリン酸塩1〜9を用いた。
【0051】ステアリン酸塩1 粒径100μm以下の
ステアリン酸亜鉛(堺化学社製、商品名:Sz−200
0) ステアリン酸塩2 粒径100μm以下のステアリン酸
亜鉛(堺化学社製、商品名:Sz−PF) ステアリン酸塩3 粒径100μm以下のステアリン酸
カルシウム(堺化学社製、商品名:Sc−100) ステアリン酸塩4 粒径100μm以下のステアリン酸
マグネシウム(堺化学社製、商品名:SM−1000) ステアリン酸塩5 粒径100μm以下のステアリン酸
アルミニウム(堺化学社製、商品名:SA−1000) ステアリン酸塩6 粒径100μm以下のステアリン酸
ナトリウム(堺化学社製、商品名:SNA−2000) ステアリン酸塩7 粒径100μm以下のステアリン酸
カリウム(堺化学社製、商品名:SPO−100) ステアリン酸塩8 粒径100μm以下のステアリン酸
リチウム(堺化学社製、商品名:S−7000) ステアリン酸塩9 フレーク状のステアリン酸亜鉛(堺
化学社製、商品名:SZ−T)を粉砕して平均粒径1m
mとしたもの また、耐久性試験後の強度維持率とは、凍結融解試験
(JIS A 1435水中凍結水中融解試験)の前後
に圧縮試験(JIS A 3106)を行って、その凍
結融解試験後の圧縮強度を凍結融解試験前の圧縮強度で
除して100を乗じたものである。
ステアリン酸亜鉛(堺化学社製、商品名:Sz−200
0) ステアリン酸塩2 粒径100μm以下のステアリン酸
亜鉛(堺化学社製、商品名:Sz−PF) ステアリン酸塩3 粒径100μm以下のステアリン酸
カルシウム(堺化学社製、商品名:Sc−100) ステアリン酸塩4 粒径100μm以下のステアリン酸
マグネシウム(堺化学社製、商品名:SM−1000) ステアリン酸塩5 粒径100μm以下のステアリン酸
アルミニウム(堺化学社製、商品名:SA−1000) ステアリン酸塩6 粒径100μm以下のステアリン酸
ナトリウム(堺化学社製、商品名:SNA−2000) ステアリン酸塩7 粒径100μm以下のステアリン酸
カリウム(堺化学社製、商品名:SPO−100) ステアリン酸塩8 粒径100μm以下のステアリン酸
リチウム(堺化学社製、商品名:S−7000) ステアリン酸塩9 フレーク状のステアリン酸亜鉛(堺
化学社製、商品名:SZ−T)を粉砕して平均粒径1m
mとしたもの また、耐久性試験後の強度維持率とは、凍結融解試験
(JIS A 1435水中凍結水中融解試験)の前後
に圧縮試験(JIS A 3106)を行って、その凍
結融解試験後の圧縮強度を凍結融解試験前の圧縮強度で
除して100を乗じたものである。
【0052】耐久性試験後の重量保持率とは、凍結融解
試験(JIS A 1435 水中凍結水中融解試験)
の前後に重量測定を行って、その凍結融解試験後の測定
重量を凍結融解試験前の測定重量で除して100を乗じ
たものである。
試験(JIS A 1435 水中凍結水中融解試験)
の前後に重量測定を行って、その凍結融解試験後の測定
重量を凍結融解試験前の測定重量で除して100を乗じ
たものである。
【0053】この表1より、本発明に係る試行No1〜
No9の各外壁パネル15´は、強度維持率、重量保持
率ともに100%であることが示され、苛酷な環境変化
を経た後であってもその性能が維持されていることが確
認された。
No9の各外壁パネル15´は、強度維持率、重量保持
率ともに100%であることが示され、苛酷な環境変化
を経た後であってもその性能が維持されていることが確
認された。
【0054】粒径が600μmを超えるステアリン酸塩
が多く含まれる試行No10に係る外壁パネル15´
は、耐久性試験終了後には強度、重量とも維持されてお
らず、劣化していることが明らかとなった。
が多く含まれる試行No10に係る外壁パネル15´
は、耐久性試験終了後には強度、重量とも維持されてお
らず、劣化していることが明らかとなった。
【0055】ステアリン酸塩(E)の含有量がSiO2
―Al2O3系無機質粉体(A)100重量部に対して2
0重量部を超える試行No11,No13に係る外壁パ
ネル15´については、耐久性試験を経ると強度、重量
ともに維持されず、特に強度が顕著に低下することが判
明した。
―Al2O3系無機質粉体(A)100重量部に対して2
0重量部を超える試行No11,No13に係る外壁パ
ネル15´については、耐久性試験を経ると強度、重量
ともに維持されず、特に強度が顕著に低下することが判
明した。
【0056】一方、ステアリン酸塩(E)の含有量がS
iO2―Al2O3系無機質粉体(A)100重量部に対
して0.01重量部に満たない試行No12,No14
に係る外壁パネル15´については、耐久性試験を経る
と強度、重量ともに維持されず、特に重量が顕著に減少
することが判明した。
iO2―Al2O3系無機質粉体(A)100重量部に対
して0.01重量部に満たない試行No12,No14
に係る外壁パネル15´については、耐久性試験を経る
と強度、重量ともに維持されず、特に重量が顕著に減少
することが判明した。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ステアリン酸塩は発泡助剤として作用す
るが、発泡助剤に粒径の大きなものを用いない分、硬化
して得られる無機発泡体は苛酷な環境変化を経た後にも
その性能が維持されて、耐久性が高いものとなる。
発明によれば、ステアリン酸塩は発泡助剤として作用す
るが、発泡助剤に粒径の大きなものを用いない分、硬化
して得られる無機発泡体は苛酷な環境変化を経た後にも
その性能が維持されて、耐久性が高いものとなる。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、ステアリ
ン酸塩を広範な中から任意に選択することができるの
で、例えば廉価なステアリン酸塩を選択することによっ
て、耐久性の高い無機発泡体の生産コストを良好化する
ことができる。
ン酸塩を広範な中から任意に選択することができるの
で、例えば廉価なステアリン酸塩を選択することによっ
て、耐久性の高い無機発泡体の生産コストを良好化する
ことができる。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、ステアリ
ン酸塩は発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒径の
大きなものを用いない分、無機発泡体は苛酷な環境変化
を経た後にもその性能が維持されるだけの高耐久性を有
する。
ン酸塩は発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒径の
大きなものを用いない分、無機発泡体は苛酷な環境変化
を経た後にもその性能が維持されるだけの高耐久性を有
する。
【0060】請求項4に記載の発明によれば、ステアリ
ン酸塩が発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒径の
大きなものを用いない分、耐久性の高い無機発泡体を製
造することができる。
ン酸塩が発泡助剤として作用するが、発泡助剤に粒径の
大きなものを用いない分、耐久性の高い無機発泡体を製
造することができる。
【図1】発明の実施の形態に係る外壁パネルの製造装置
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図4】図3における基盤、加飾型、及び型枠の締結箇
所を拡大して示す断面図である。
所を拡大して示す断面図である。
【図5】基盤に加飾型と型枠とを設置する様子を示す説
明図である。
明図である。
【図6】基盤に加飾型と型枠とが設置された様子を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】成形型に無機発泡性組成物を充填して上蓋を設
置した様子を示す説明図である。
置した様子を示す説明図である。
【図8】外壁パネルと加飾型とが分離される前の様子を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】外壁パネルから加飾型が剥離される様子を示す
説明図である。
説明図である。
1 製造装置 2 基盤 3 成形型 4 加飾型 5 型枠 6 型面 7 金属板部 8 座金 9 ボルト 10 ナット 11 ワイヤー 12 アイボルト 13 内部空間 14 上蓋 15 無機発泡性組成物 15´外壁パネル(無機発泡体)
Claims (4)
- 【請求項1】SiO2−Al2O3系反応性無機質粉体1
00重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量
部、水35〜1500重量部、及び発泡剤からなる無機
発泡性組成物において、 粒径が600μm以下であるステアリン酸塩が、前記S
iO2−Al2O3系反応性無機質粉体100重量部に対
する重量部が0.01〜20となるように含まれている
ことを特徴とする無機発泡性組成物。 - 【請求項2】前記ステアリン酸塩は、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸ナトリウ
ム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸リチウムのい
ずれか1種又は2種以上からなることを特徴とする請求
項1に記載の無機発泡性組成物。 - 【請求項3】SiO2−Al2O3系反応性無機質粉体1
00重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量
部、水35〜1500重量部、及び発泡剤からなる無機
発泡性組成物が硬化してなる無機発泡体において、 前記無機発泡性組成物には、粒径が600μm以下であ
るステアリン酸塩が、前記SiO2−Al2O3系反応性
無機質粉体100重量部に対する重量部が0.01〜2
0となるように含まれていることを特徴とする無機発泡
体。 - 【請求項4】SiO2−Al2O3系反応性無機質粉体1
00重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量
部、水35〜1500重量部、及び発泡剤を混合し、こ
の混合物を硬化させて無機発泡体を製造する無機発泡体
の製造方法において、 粒径が600μm以下であるステアリン酸塩を、前記S
iO2−Al2O3系反応性無機質粉体100重量部に対
する重量部が0.01〜20となるように、前記混合物
に混入することを特徴とする無機発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13873398A JPH11322462A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 無機発泡性組成物、無機発泡体及び無機発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13873398A JPH11322462A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 無機発泡性組成物、無機発泡体及び無機発泡体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11322462A true JPH11322462A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15228906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13873398A Withdrawn JPH11322462A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 無機発泡性組成物、無機発泡体及び無機発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11322462A (ja) |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP13873398A patent/JPH11322462A/ja not_active Withdrawn
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