JPH0826812A - 無機質組成物 - Google Patents
無機質組成物Info
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- JPH0826812A JPH0826812A JP3083395A JP3083395A JPH0826812A JP H0826812 A JPH0826812 A JP H0826812A JP 3083395 A JP3083395 A JP 3083395A JP 3083395 A JP3083395 A JP 3083395A JP H0826812 A JPH0826812 A JP H0826812A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/24—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
- C04B28/26—Silicates of the alkali metals
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B20/00—Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
- C04B20/10—Coating or impregnating
- C04B20/1051—Organo-metallic compounds; Organo-silicon compounds, e.g. bentone
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/20—Resistance against chemical, physical or biological attack
- C04B2111/27—Water resistance, i.e. waterproof or water-repellent materials
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 反応性に優れ、耐水性、耐候性に優れた硬化
性無機質組成物であって、低密度の無機質発泡硬化体で
あっても気泡サイズが小さくかつ均一なものとすること
ができる無機質組成物を提供する。 【構成】 SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部、
アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、発泡剤0.
01〜10重量部、水35〜1500重量部、下記の一
般式〔I〕で表されるアルキルアルコキシシラン0.1
〜100重量部及び充填材0.1〜800重量部からな
る無機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
性無機質組成物であって、低密度の無機質発泡硬化体で
あっても気泡サイズが小さくかつ均一なものとすること
ができる無機質組成物を提供する。 【構成】 SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部、
アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、発泡剤0.
01〜10重量部、水35〜1500重量部、下記の一
般式〔I〕で表されるアルキルアルコキシシラン0.1
〜100重量部及び充填材0.1〜800重量部からな
る無機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機質組成物に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、不燃性の建築材料して有用で
あるとともに、軽量、且つ、断熱性に優れた無機質発泡
硬化体は、SiO2 −Al2 O3 系粉体、アルカリ金属
珪酸塩水溶液、充填材及び発泡剤からなる発泡性無機質
組成物を成形し硬化させることで得られるようになって
いるが、無機質発泡体の気泡の微細化或いは均一化のた
め、発泡性無機質組成物も種々の検討がなされている。
あるとともに、軽量、且つ、断熱性に優れた無機質発泡
硬化体は、SiO2 −Al2 O3 系粉体、アルカリ金属
珪酸塩水溶液、充填材及び発泡剤からなる発泡性無機質
組成物を成形し硬化させることで得られるようになって
いるが、無機質発泡体の気泡の微細化或いは均一化のた
め、発泡性無機質組成物も種々の検討がなされている。
【0003】例えば、特開平4−6138号公報には、
アルカリ金属硅酸塩水溶液と無機固体成分と充填材を混
練後型内に注入し加熱硬化させた成形体が記載されてい
る。
アルカリ金属硅酸塩水溶液と無機固体成分と充填材を混
練後型内に注入し加熱硬化させた成形体が記載されてい
る。
【0004】又、特開平4−292482号公報にはS
iO2 −Al2 O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩水溶
液、充填材及び発泡剤の混合物に液状のシリコーンオイ
ルを所定の割合で添加した組成物とすることにより、気
泡サイズが小さく、疎水性を有する無機質発泡硬化体を
得ることができると記載されている。
iO2 −Al2 O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩水溶
液、充填材及び発泡剤の混合物に液状のシリコーンオイ
ルを所定の割合で添加した組成物とすることにより、気
泡サイズが小さく、疎水性を有する無機質発泡硬化体を
得ることができると記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平4−6
138号公報に記載されている上記無機固体成分の内、
産業廃棄物でありその有効利用方法が求められているフ
ライアッシュ(JISA 6201)等は、アルカリと
の反応性が低く、建材に適応する品質を持つ硬化体を得
ることが困難であった。又、得られた硬化体は耐水性、
耐候性も低いものであった。
138号公報に記載されている上記無機固体成分の内、
産業廃棄物でありその有効利用方法が求められているフ
ライアッシュ(JISA 6201)等は、アルカリと
の反応性が低く、建材に適応する品質を持つ硬化体を得
ることが困難であった。又、得られた硬化体は耐水性、
耐候性も低いものであった。
【0006】又、特開平4−292482号公報に記載
されているような発泡性無機質組成物は、低密度、特に
密度が0.2g/cm3 以下の無機質発泡硬化体を得よ
うとした場合、気泡サイズが1mm以上になり、又、気
泡サイズのばらつきも大きくなるため、圧縮強度や曲げ
強度等の機械的強度が低下し、断熱性或いは耐水性も低
下するという問題があった。
されているような発泡性無機質組成物は、低密度、特に
密度が0.2g/cm3 以下の無機質発泡硬化体を得よ
うとした場合、気泡サイズが1mm以上になり、又、気
泡サイズのばらつきも大きくなるため、圧縮強度や曲げ
強度等の機械的強度が低下し、断熱性或いは耐水性も低
下するという問題があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであって、その目的とするところは、反応性に優
れ、耐水性、耐候性に優れた硬化性無機質組成物であっ
て、低密度の無機質発泡硬化体であっても気泡サイズが
小さくかつ均一なものとすることができる無機質組成物
を提供することにある。
ものであって、その目的とするところは、反応性に優
れ、耐水性、耐候性に優れた硬化性無機質組成物であっ
て、低密度の無機質発泡硬化体であっても気泡サイズが
小さくかつ均一なものとすることができる無機質組成物
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる無機質組
成物は、このような目的を達成するために、請求項1記
載の発明は、SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量
部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水10
〜1500重量部及び下記の一般式〔I〕で表されるア
ルキルアルコキシシラン0.01〜75重量部を含む無
機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
成物は、このような目的を達成するために、請求項1記
載の発明は、SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量
部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水10
〜1500重量部及び下記の一般式〔I〕で表されるア
ルキルアルコキシシラン0.01〜75重量部を含む無
機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
【0009】請求項2記載の発明は、SiO2 −Al2
O3 系粉体100重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜
450重量部、発泡剤0.01〜10重量部、水35〜
1500重量部及び下記の一般式〔I〕で表されるアル
キルアルコキシシラン0.1〜100重量部を含む無機
質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
O3 系粉体100重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜
450重量部、発泡剤0.01〜10重量部、水35〜
1500重量部及び下記の一般式〔I〕で表されるアル
キルアルコキシシラン0.1〜100重量部を含む無機
質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
【0010】請求項3記載の発明は、SiO2 −Al2
O3 系粉体100重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜
450重量部、発泡剤0.01〜10重量部、水35〜
1500重量部、下記の一般式〔I〕で表されるアルキ
ルアルコキシシラン0.1〜100重量部及び充填材
0.1〜800重量部からなる無機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
O3 系粉体100重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜
450重量部、発泡剤0.01〜10重量部、水35〜
1500重量部、下記の一般式〔I〕で表されるアルキ
ルアルコキシシラン0.1〜100重量部及び充填材
0.1〜800重量部からなる無機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
【0011】請求項4記載の発明は、下記の一般式
〔I〕で表されるアルキルアルコキシシランが充填材に
吸着されていることを特徴とする請求項3の無機質組成
物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)から構成され
ている。
〔I〕で表されるアルキルアルコキシシランが充填材に
吸着されていることを特徴とする請求項3の無機質組成
物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)から構成され
ている。
【0012】本発明で用いられるSiO2 −Al2 O3
系粉体の組成としては、SiO2 10〜90重量%、A
l2 O3 90〜10重量%のものが好ましく使用され
る。このような粉体としては、例えばフライアッシュ、
アルミナ系研磨材を製造する際のダスト、メタカオリ
ン、粉砕焼成ボーキサイト等が使用できるが組成と粒度
が適当であればこれらに限定される物ではない。
系粉体の組成としては、SiO2 10〜90重量%、A
l2 O3 90〜10重量%のものが好ましく使用され
る。このような粉体としては、例えばフライアッシュ、
アルミナ系研磨材を製造する際のダスト、メタカオリ
ン、粉砕焼成ボーキサイト等が使用できるが組成と粒度
が適当であればこれらに限定される物ではない。
【0013】本発明で用いられるアルカリ金属珪酸塩と
は、M2 O・nSiO2 (M=Li、K、Na又はそれ
らの混合物、)で表され、n=0.05〜8のものが好
ましく、n=0.1〜3のものが更に好ましく、n=
0.5〜2.5のものが特に好ましい。すなわち、nが
8を超える場合、アルカリ金属珪酸塩水溶液がゲル化を
起こし易く粘度が急激に上昇するため、粉体との混合が
困難になる恐れがある。
は、M2 O・nSiO2 (M=Li、K、Na又はそれ
らの混合物、)で表され、n=0.05〜8のものが好
ましく、n=0.1〜3のものが更に好ましく、n=
0.5〜2.5のものが特に好ましい。すなわち、nが
8を超える場合、アルカリ金属珪酸塩水溶液がゲル化を
起こし易く粘度が急激に上昇するため、粉体との混合が
困難になる恐れがある。
【0014】アルカリ金属珪酸塩を水溶液にして添加混
合する場合のアルカリ金属珪酸塩水溶液濃度は、特に限
定されないが、濃いと、発泡に適した粘度が得られず、
又、薄いと、水が過剰となり硬化収縮が大きくなった
り、強度低下の原因となるので、10〜70重量%程度
が好ましい。アルカリ金属珪酸塩は、SiO2 −Al2
O3 系粉体100重量部に対して0.2〜450重量部
添加する必要があるが、好ましい添加量は、10〜35
0重量部、更に好ましい添加量は20〜250重量部で
ある。
合する場合のアルカリ金属珪酸塩水溶液濃度は、特に限
定されないが、濃いと、発泡に適した粘度が得られず、
又、薄いと、水が過剰となり硬化収縮が大きくなった
り、強度低下の原因となるので、10〜70重量%程度
が好ましい。アルカリ金属珪酸塩は、SiO2 −Al2
O3 系粉体100重量部に対して0.2〜450重量部
添加する必要があるが、好ましい添加量は、10〜35
0重量部、更に好ましい添加量は20〜250重量部で
ある。
【0015】上記添加量が0.2重量部未満の場合に
は、反応に必要なアルカリの量が少な過ぎるために、硬
化不良となり、逆に、450重量部を超える場合には、
硬化剤が多量となるため、無機質成形体の耐水性に問題
が生じる。
は、反応に必要なアルカリの量が少な過ぎるために、硬
化不良となり、逆に、450重量部を超える場合には、
硬化剤が多量となるため、無機質成形体の耐水性に問題
が生じる。
【0016】アルカリ金属珪酸塩水溶液を得るには、ア
ルカリ金属珪酸塩をそのまま水に溶解してもよいが、ア
ルカリ金属水酸化物水溶液に珪砂、珪石粉等のSiO2
成分をnが所定の値となるように溶解するようにしても
よい。
ルカリ金属珪酸塩をそのまま水に溶解してもよいが、ア
ルカリ金属水酸化物水溶液に珪砂、珪石粉等のSiO2
成分をnが所定の値となるように溶解するようにしても
よい。
【0017】上記発泡剤としては、過酸化水素、過酸化
ナトリウム、過酸化カリウム、過ほう酸ナトリウム等の
過酸化物、或いはMg、Ca、Cr、Mn、Fe、C
o、Ni、Cu、Zn、Al、Ga、Sn、Si、フェ
ロシリコン等の金属粉末が挙げられ、コスト、安全性、
入手の容易さ、混合のし易さを考慮すると、これらの
内、過酸化水素、アルミニウム粉末が好ましい。
ナトリウム、過酸化カリウム、過ほう酸ナトリウム等の
過酸化物、或いはMg、Ca、Cr、Mn、Fe、C
o、Ni、Cu、Zn、Al、Ga、Sn、Si、フェ
ロシリコン等の金属粉末が挙げられ、コスト、安全性、
入手の容易さ、混合のし易さを考慮すると、これらの
内、過酸化水素、アルミニウム粉末が好ましい。
【0018】上記発泡剤は、SiO2 −Al2 O3 系粉
体100重量部に対して0.01〜10重量部の範囲で
添加量が目的とする発泡体の密度によって決定される。
即ち、添加量が10重量部を超えると発泡ガスが過剰と
なり破泡し、0.01重量部を下回ると発泡倍率が小さ
過ぎ発泡体の意味を失う。又、過酸化水素を発泡剤とし
て用いるときは、水溶液にして用いるのが好ましい。発
泡剤として使用できる過酸化水素水溶液の濃度は、0.
5〜35%、好ましくは1〜25%、更に好ましくは5
〜15%である。濃度が35%を超えると、発泡が速く
なり過ぎ、安定に発泡できない上、危険である。又、濃
度が0.5%を下回ると過酸化水素量に対し水の量が多
くなり過ぎ粘度が低下し発泡が安定しなくなる恐れがあ
る。
体100重量部に対して0.01〜10重量部の範囲で
添加量が目的とする発泡体の密度によって決定される。
即ち、添加量が10重量部を超えると発泡ガスが過剰と
なり破泡し、0.01重量部を下回ると発泡倍率が小さ
過ぎ発泡体の意味を失う。又、過酸化水素を発泡剤とし
て用いるときは、水溶液にして用いるのが好ましい。発
泡剤として使用できる過酸化水素水溶液の濃度は、0.
5〜35%、好ましくは1〜25%、更に好ましくは5
〜15%である。濃度が35%を超えると、発泡が速く
なり過ぎ、安定に発泡できない上、危険である。又、濃
度が0.5%を下回ると過酸化水素量に対し水の量が多
くなり過ぎ粘度が低下し発泡が安定しなくなる恐れがあ
る。
【0019】金属粉末を発泡剤として使用する場合、そ
の粒径が、平均粒径1〜200μmであることが好まし
い。即ち、平均粒径が200μmを超えると、反応性が
低下し、1μmを下回ると、分散性が低下するととも
に、反応性が高くなり発泡が速くなり過ぎる恐れがあ
る。
の粒径が、平均粒径1〜200μmであることが好まし
い。即ち、平均粒径が200μmを超えると、反応性が
低下し、1μmを下回ると、分散性が低下するととも
に、反応性が高くなり発泡が速くなり過ぎる恐れがあ
る。
【0020】水の添加量は、SiO2 −Al2 O3 系粉
体100重量部に対し、発泡性の無機質組成物において
は、35〜1500重量部、好ましくは45〜1000
重量部、更に好ましくは50〜500重量部である。即
ち、添加量が1500重量部を超えると粘度が低下し発
泡が安定しないとともに、強度が低下し、35重量部を
下回ると粘度が高くなり発泡体が安定しないか、高倍率
の低密度発泡体が得られない。
体100重量部に対し、発泡性の無機質組成物において
は、35〜1500重量部、好ましくは45〜1000
重量部、更に好ましくは50〜500重量部である。即
ち、添加量が1500重量部を超えると粘度が低下し発
泡が安定しないとともに、強度が低下し、35重量部を
下回ると粘度が高くなり発泡体が安定しないか、高倍率
の低密度発泡体が得られない。
【0021】又、非発泡性の無機質組成物においては、
10〜1500重量部、好ましくは10〜1000重量
部、更に好ましくは10〜500重量部である。即ち、
添加量が1500重量部を超えると、得られる無機質硬
化物の機械的強度が低下し、10重量部を下回ると、無
機質粉体と混合することが難しくなる。
10〜1500重量部、好ましくは10〜1000重量
部、更に好ましくは10〜500重量部である。即ち、
添加量が1500重量部を超えると、得られる無機質硬
化物の機械的強度が低下し、10重量部を下回ると、無
機質粉体と混合することが難しくなる。
【0022】 一般式:R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の整数)で表されるアル
キルアルコキシシランとしては、R1 が炭素数6以上の
直鎖のアルキル基であることが好ましい。即ち、6未満
の場合耐水性が小さくなる傾向がある。
〜5のアルキル基、nは1〜3の整数)で表されるアル
キルアルコキシシランとしては、R1 が炭素数6以上の
直鎖のアルキル基であることが好ましい。即ち、6未満
の場合耐水性が小さくなる傾向がある。
【0023】アルキルアルコキシシランの添加量は、発
泡性の無機質組成物においては、SiO2 −Al2 O3
系粉体100重量部に対し、0.1〜100重量部、好
ましくは1〜50重量部、更に好ましくは5〜30重量
部である。即ち、添加量が100重量部を超えると、粘
度が低下し、気泡が粗大化するとともに、強度が低下す
る。一方、添加量が0.1重量部を下回ると効果がなく
気泡が粗大化するとともに、十分な耐水性、耐候性が得
られない。
泡性の無機質組成物においては、SiO2 −Al2 O3
系粉体100重量部に対し、0.1〜100重量部、好
ましくは1〜50重量部、更に好ましくは5〜30重量
部である。即ち、添加量が100重量部を超えると、粘
度が低下し、気泡が粗大化するとともに、強度が低下す
る。一方、添加量が0.1重量部を下回ると効果がなく
気泡が粗大化するとともに、十分な耐水性、耐候性が得
られない。
【0024】又、非発泡性の無機質組成物においては、
SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対し、0.
01〜75重量部、好ましくは0.01〜50重量部、
更に好ましくは0.01〜30重量部である。即ち、添
加量が75重量部を超えると、硬化阻害を起こし、得ら
れる硬化物の機械的強度が低下する。一方、添加量が
0.01重量部を下回ると効果がなく十分な耐水性、耐
候性が得られない。
SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対し、0.
01〜75重量部、好ましくは0.01〜50重量部、
更に好ましくは0.01〜30重量部である。即ち、添
加量が75重量部を超えると、硬化阻害を起こし、得ら
れる硬化物の機械的強度が低下する。一方、添加量が
0.01重量部を下回ると効果がなく十分な耐水性、耐
候性が得られない。
【0025】猶、上記一般式〔I〕で表されるアルキル
アルコキシシランは、具体的に例示すると、nが1の場
合は、例えば、n−デシルトリメトキシシラン、メチル
トリメトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラ
ン、n−ヘキシルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、メチルトリエトキシシラン、iso−ブ
チルトリメトキシシラン、メチルトリ−n−プロポキシ
シラン、メチルトリ−iso−プロポキシシラン、メチ
ルトリ−n−ブトキシシラン、メチルトリ、sec−ブ
トキシシラン、メチルトリ−tert−ブトキシシラ
ン、エチルトリエトキシシラン、フェニルトリエトキシ
シラン、メタクリソキシプロピルトリメトキシシラン、
メルカプトプロピルトリメトキシシラン、オクタデシル
トリメトキシシラン、オクタデシルトリエトキシシラン
等が挙げられる。
アルコキシシランは、具体的に例示すると、nが1の場
合は、例えば、n−デシルトリメトキシシラン、メチル
トリメトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラ
ン、n−ヘキシルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、メチルトリエトキシシラン、iso−ブ
チルトリメトキシシラン、メチルトリ−n−プロポキシ
シラン、メチルトリ−iso−プロポキシシラン、メチ
ルトリ−n−ブトキシシラン、メチルトリ、sec−ブ
トキシシラン、メチルトリ−tert−ブトキシシラ
ン、エチルトリエトキシシラン、フェニルトリエトキシ
シラン、メタクリソキシプロピルトリメトキシシラン、
メルカプトプロピルトリメトキシシラン、オクタデシル
トリメトキシシラン、オクタデシルトリエトキシシラン
等が挙げられる。
【0026】nが2の場合は、例えば、ジメチルジエト
キシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジ−
n−プロポキシシラン、ジメチル−iso−プロポキシ
シラン、ジメチルジ−n−ブトキシシラン、ジメチルジ
−sec−ブトキシシラン、ジメチルジ−tert−ブ
トキシシラン、ジエチルジエトキシシラン、エチルフェ
ニルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、
ジフェニルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルメチルジエトキシシラン等が挙げられる。
キシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジ−
n−プロポキシシラン、ジメチル−iso−プロポキシ
シラン、ジメチルジ−n−ブトキシシラン、ジメチルジ
−sec−ブトキシシラン、ジメチルジ−tert−ブ
トキシシラン、ジエチルジエトキシシラン、エチルフェ
ニルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、
ジフェニルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルメチルジエトキシシラン等が挙げられる。
【0027】nが3の場合は、例えば、トリメチルメト
キシシラン、トリメチルエトキシシラン、トリメチル−
n−プロポキシシラン、トリメチル−iso−プロポキ
シシラン、トリメチル−n−ブトキシシラン、トリメチ
ル−sec−ブトキシシラン、トリメチル−tert−
ブトキシシラン、トリエチルエトキシシラン、ジエチル
フェニルエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルエ
チルメチルエトキシシラン等が挙げられる。
キシシラン、トリメチルエトキシシラン、トリメチル−
n−プロポキシシラン、トリメチル−iso−プロポキ
シシラン、トリメチル−n−ブトキシシラン、トリメチ
ル−sec−ブトキシシラン、トリメチル−tert−
ブトキシシラン、トリエチルエトキシシラン、ジエチル
フェニルエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルエ
チルメチルエトキシシラン等が挙げられる。
【0028】上記一般式〔I〕で表されるアルキルアル
コキシシランは、シラン成分100%として使用するだ
けでなく、使用する材料構成、使用目的に応じて、水、
アルコール等の溶剤、乳化剤等を配合した複合物として
製品化されたシラン成分を使用してもよい。
コキシシランは、シラン成分100%として使用するだ
けでなく、使用する材料構成、使用目的に応じて、水、
アルコール等の溶剤、乳化剤等を配合した複合物として
製品化されたシラン成分を使用してもよい。
【0029】本発明に使用される充填材としては、無機
質充填材及び有機質充填材等任意の充填材が使用できる
が、上記アルキルアルコキシシランからなる撥水剤を吸
着させて用いる場合、撥水剤との化学的結合を付与させ
るためには、無機質充填材では酸化物系のものや有機質
充填材ではビニロン等、表面にOH基を持つものが好ま
しいが、特にこれらに限定されるものではない。
質充填材及び有機質充填材等任意の充填材が使用できる
が、上記アルキルアルコキシシランからなる撥水剤を吸
着させて用いる場合、撥水剤との化学的結合を付与させ
るためには、無機質充填材では酸化物系のものや有機質
充填材ではビニロン等、表面にOH基を持つものが好ま
しいが、特にこれらに限定されるものではない。
【0030】又、無機質充填材を使用する場合、アルカ
リ金属珪酸塩水溶液に対して活性が低いものが好まし
く、これらの無機質充填材は、硬化時の収縮低減、スラ
リーの流動性向上、セルの緻密化、気泡の安定化等を図
ることができ、例えば、珪砂、ジルコンサンド、結晶質
アルミナ、岩石粉末、火山灰(シラス、抗火石等)、炭
酸カルシウム、珪石粉、フライアッシュ、けいそう土、
雲母、タルク、ワラストナイト、シリカヒューム、炭酸
カルシウム、エアロジル、シリカゲル、ゼオライト、活
性炭、アルミナゲル等が挙げられる。
リ金属珪酸塩水溶液に対して活性が低いものが好まし
く、これらの無機質充填材は、硬化時の収縮低減、スラ
リーの流動性向上、セルの緻密化、気泡の安定化等を図
ることができ、例えば、珪砂、ジルコンサンド、結晶質
アルミナ、岩石粉末、火山灰(シラス、抗火石等)、炭
酸カルシウム、珪石粉、フライアッシュ、けいそう土、
雲母、タルク、ワラストナイト、シリカヒューム、炭酸
カルシウム、エアロジル、シリカゲル、ゼオライト、活
性炭、アルミナゲル等が挙げられる。
【0031】更に、軽量化を図る目的でシリカバルー
ン、パーライト、フライアッシュバルーン、シラスバル
ーン、ガラスバルーン、発泡焼生粘土等の無機質天然発
泡体等が挙げられるが、アルカリ金属珪酸塩水溶液に対
して活性が低ければこれらに限定されるものではない。
ン、パーライト、フライアッシュバルーン、シラスバル
ーン、ガラスバルーン、発泡焼生粘土等の無機質天然発
泡体等が挙げられるが、アルカリ金属珪酸塩水溶液に対
して活性が低ければこれらに限定されるものではない。
【0032】無機質充填材がアルカリ金属珪酸塩水溶液
に対して活性が低いことが望まれる理由は、活性度が高
いとアルカリ水溶液及びアルカリ金属珪酸塩水溶液のゲ
ル化が急速に進み、混合、成形が困難となるためであ
る。
に対して活性が低いことが望まれる理由は、活性度が高
いとアルカリ水溶液及びアルカリ金属珪酸塩水溶液のゲ
ル化が急速に進み、混合、成形が困難となるためであ
る。
【0033】更に、有機質充填材としては、フェノール
樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン、塩化ビニリデン、
スチレン等の合成樹脂及びそれらの発泡体等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。又、これらは
単独で添加されてもよいし、2種類以上併用されてもよ
い。
樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン、塩化ビニリデン、
スチレン等の合成樹脂及びそれらの発泡体等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。又、これらは
単独で添加されてもよいし、2種類以上併用されてもよ
い。
【0034】上記充填材の添加量としては、SiO2 −
Al2 O3 系粉体100重量部に対し、0.1〜800
重量部に限定され、、好ましくは1〜600重量部、更
に好ましくは40〜400重量部である。充填材は添加
量が多くなると機械的強度が低下し、少ないと所望量の
撥水剤を吸着させることができなくなる他、充填材本来
の特徴である硬化収縮やクラック抑制等の効果も得られ
なくなる。
Al2 O3 系粉体100重量部に対し、0.1〜800
重量部に限定され、、好ましくは1〜600重量部、更
に好ましくは40〜400重量部である。充填材は添加
量が多くなると機械的強度が低下し、少ないと所望量の
撥水剤を吸着させることができなくなる他、充填材本来
の特徴である硬化収縮やクラック抑制等の効果も得られ
なくなる。
【0035】又、上記充填材は、平均粒径0.01μm
以上5mm以下の粒径のものが好ましい。即ち、平均粒
径5mmを超えると、発泡が安定しなくなり、0.01
μmを下回ると吸着水量の増加によって粘度が上がり作
業性が低下するか或いは十分発泡しなくなる恐れがあ
る。
以上5mm以下の粒径のものが好ましい。即ち、平均粒
径5mmを超えると、発泡が安定しなくなり、0.01
μmを下回ると吸着水量の増加によって粘度が上がり作
業性が低下するか或いは十分発泡しなくなる恐れがあ
る。
【0036】上記軽量化を図る目的で使用される発泡体
からなる充填材は、比重が0.01未満では、成形体の
機械的強度の低下を招き、又、1を超えると軽量化の効
果が得られなくなる恐れがあるため、比重0.01〜1
ものが好ましく、更に好ましくは比重が0.02〜0.
7のものである。
からなる充填材は、比重が0.01未満では、成形体の
機械的強度の低下を招き、又、1を超えると軽量化の効
果が得られなくなる恐れがあるため、比重0.01〜1
ものが好ましく、更に好ましくは比重が0.02〜0.
7のものである。
【0037】本発明においては、必要に応じて、補強繊
維、発泡助剤を更に添加するようにしてもよい。
維、発泡助剤を更に添加するようにしてもよい。
【0038】補強繊維は、強度向上、クラック防止等を
図ることができ、例えば、ビニロン、ポリプロピレン、
アラミド、アクリル、レーヨン等の有機繊維、カーボ
ン、ガラス、チタン酸カリウム、アルミナ、鋼、スラグ
ウール等の無機繊維が挙げられる。又、上記充填材に上
記撥水剤を吸着させる際に、補強繊維を上記充填材と混
合し、これに上記撥水剤を吸着させる方法を用いること
もできる。添加される補強繊維の好ましい繊維長は、1
〜15mm、好ましい繊維径は、1〜500μmであ
る。
図ることができ、例えば、ビニロン、ポリプロピレン、
アラミド、アクリル、レーヨン等の有機繊維、カーボ
ン、ガラス、チタン酸カリウム、アルミナ、鋼、スラグ
ウール等の無機繊維が挙げられる。又、上記充填材に上
記撥水剤を吸着させる際に、補強繊維を上記充填材と混
合し、これに上記撥水剤を吸着させる方法を用いること
もできる。添加される補強繊維の好ましい繊維長は、1
〜15mm、好ましい繊維径は、1〜500μmであ
る。
【0039】繊維長が15mmを超えると、分散性低下
し、繊維径が1μmを下回ると混合時に再凝集し、ファ
イバーボールが形成し強度が向上しなくなる恐れがあ
り、繊維長が1mmより下回るか繊維径が500μmを
超えると、補強効果が小さい。補強繊維の添加量は、S
iO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対し、10重
量部以下が好ましい。即ち、10重量部を超えると、繊
維の分散性低下の恐れがある。
し、繊維径が1μmを下回ると混合時に再凝集し、ファ
イバーボールが形成し強度が向上しなくなる恐れがあ
り、繊維長が1mmより下回るか繊維径が500μmを
超えると、補強効果が小さい。補強繊維の添加量は、S
iO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対し、10重
量部以下が好ましい。即ち、10重量部を超えると、繊
維の分散性低下の恐れがある。
【0040】発泡助剤は、発泡の安定化を図ることがで
き、例えば、シリカゲル、ゼオライト、活性炭、アルミ
ナゲル等の多孔質粉体、或いは、脂肪酸金属塩等の界面
活性剤、例えば、ステアリン酸金属塩、パルミチン酸金
属塩等の金属石鹸、好ましくはステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム等が挙
げられる。
き、例えば、シリカゲル、ゼオライト、活性炭、アルミ
ナゲル等の多孔質粉体、或いは、脂肪酸金属塩等の界面
活性剤、例えば、ステアリン酸金属塩、パルミチン酸金
属塩等の金属石鹸、好ましくはステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム等が挙
げられる。
【0041】発泡助剤の添加量は、5重量部以下、好ま
しくは0.05〜5重量部、更に好ましくは0.3〜
3.0重量部である。即ち、添加量が5重量%を超える
と粘度が上昇し、発泡に逆に悪影響を及ぼし、0.05
重量部を下回ると、破泡を起こし、発泡が安定にできな
いとともに、強度低下、粘度が高く発泡しない等の問題
が生じる恐れがある。
しくは0.05〜5重量部、更に好ましくは0.3〜
3.0重量部である。即ち、添加量が5重量%を超える
と粘度が上昇し、発泡に逆に悪影響を及ぼし、0.05
重量部を下回ると、破泡を起こし、発泡が安定にできな
いとともに、強度低下、粘度が高く発泡しない等の問題
が生じる恐れがある。
【0042】本発明の無機質組成物から無機質硬化体も
しくは無機質発泡硬化体を形成する方法としては、アル
カリ金属珪酸塩を加熱、加圧下で水に溶解した後、Si
O2−Al2 O3 系粉体、アルキルアルコキシシラン、
及び必要に応じて無機質充填材、補強繊維、発泡助剤、
有機質発泡体、無機質発泡体とを混練してペースト状に
し、過酸化水素水を添加混合するのが好ましい。
しくは無機質発泡硬化体を形成する方法としては、アル
カリ金属珪酸塩を加熱、加圧下で水に溶解した後、Si
O2−Al2 O3 系粉体、アルキルアルコキシシラン、
及び必要に応じて無機質充填材、補強繊維、発泡助剤、
有機質発泡体、無機質発泡体とを混練してペースト状に
し、過酸化水素水を添加混合するのが好ましい。
【0043】このようにして得られたスラリーを注型ま
たは吹き付けし、発泡させる。この発泡体内部は過酸化
水素の分解熱により高温になる。これを内部が高温の内
に40〜90℃で加熱硬化させることが好ましい。硬化
温度が40℃以下の場合反応が十分に起こらず、得られ
る硬化体の強度がでず、100℃以上の場合気泡が膨張
し、破泡を起こす恐れがある。
たは吹き付けし、発泡させる。この発泡体内部は過酸化
水素の分解熱により高温になる。これを内部が高温の内
に40〜90℃で加熱硬化させることが好ましい。硬化
温度が40℃以下の場合反応が十分に起こらず、得られ
る硬化体の強度がでず、100℃以上の場合気泡が膨張
し、破泡を起こす恐れがある。
【0044】
【作用】上記構成によれば、所定量のアルキルアルコキ
シシランを添加することで、耐水性、耐候性が付与さ
れ、これを発泡性組成物として使用する場合、組成物の
粘度が気泡を小さな状態に維持できる適度なものとな
る。従って、この組成物を成形し、硬化させると、耐水
性、耐候性に優れた無機質硬化体を得ることができ、こ
れを更に発泡させて硬化させると、低密度であっても小
さな気泡の無機質発泡硬化体を得ることができる。
シシランを添加することで、耐水性、耐候性が付与さ
れ、これを発泡性組成物として使用する場合、組成物の
粘度が気泡を小さな状態に維持できる適度なものとな
る。従って、この組成物を成形し、硬化させると、耐水
性、耐候性に優れた無機質硬化体を得ることができ、こ
れを更に発泡させて硬化させると、低密度であっても小
さな気泡の無機質発泡硬化体を得ることができる。
【0045】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例及び比較例を
参照しつつ詳しく説明する。 (SiO2 −Al2 O3 系粉体) A:メタカオリン(エンゲルハード社製 SATINT
ONE SP 33) B:上記SiO2 −Al2 O3 系粉体1のメタカオリン
1.7kgを、三菱重工社製、商品名「ウルトラファイ
ンミルAT−20」(ジルコニアボール10mmφ使
用、ボール充填率85%、粉砕助剤としてトリエタノー
ルアミン25%−エタノール75%の混合物を10g添
加)に供給し、9.9kwh/kg(3時間×3.3k
w/kg)の機械的エネルギーを作用させて得た。 C:フライアッシュ(関電化工社製、平均粒径20μ
m;JIS A 6201に準ずる)により分級し、粒
径が10μm以下の粉体を100%含有するフライアッ
シュを得た。
参照しつつ詳しく説明する。 (SiO2 −Al2 O3 系粉体) A:メタカオリン(エンゲルハード社製 SATINT
ONE SP 33) B:上記SiO2 −Al2 O3 系粉体1のメタカオリン
1.7kgを、三菱重工社製、商品名「ウルトラファイ
ンミルAT−20」(ジルコニアボール10mmφ使
用、ボール充填率85%、粉砕助剤としてトリエタノー
ルアミン25%−エタノール75%の混合物を10g添
加)に供給し、9.9kwh/kg(3時間×3.3k
w/kg)の機械的エネルギーを作用させて得た。 C:フライアッシュ(関電化工社製、平均粒径20μ
m;JIS A 6201に準ずる)により分級し、粒
径が10μm以下の粉体を100%含有するフライアッ
シュを得た。
【0046】猶、SiO2 −Al2 O3 系粉体A、Si
O2 −Al2 O3 系粉体B及びSiO2 −Al2 O3 系
粉体Cの組成及び粒度は、以下の表1に示す通りであっ
た。
O2 −Al2 O3 系粉体B及びSiO2 −Al2 O3 系
粉体Cの組成及び粒度は、以下の表1に示す通りであっ
た。
【0047】
【表1】
【0048】(アルカリ金属珪酸塩水溶液) 珪酸カリウム水溶液(日本化学工業社製、モル比SiO
2 :K2 O=1.4:1、42重量%)
2 :K2 O=1.4:1、42重量%)
【0049】(アルキルアルコキシシラン) a.n−デシルトリメトキシシラン b.n−デシルトリエトキシシラン c.メチルトリメトキシシラン d.メチルトリエトキシシラン e.n−プロピルトリメトキシシラン f.n−プロピルトリエトキシシラン g.n−ヘキシルトリメトキシシラン h.n−ヘキシルトリエトキシシラン i.ジメチルジエトキシシラン j.トリメチルメトキシシラン k.トリメチルエトキシシラン l.フェニルトリメトキシシラン m.iso−ブチルトリメトキシシラン n.オクタデシルトリメトキシシラン o.オクタデシルトリエトキシシラン p.ジメチルシリコーンオイル q.テトラメトキシシロキサン
【0050】(充填剤) 1:8号珪砂(関本建材社製) 2:珪石粉(住友セメント社製、商品名:ファインシリ
カ;ブレーン値10000cm2 /g) 3:タルク(山陽クレー工業社製、商品名:タルク8
3、平均粒径5μm) 4:マイカ(商品名:スゾライトマイカ325S、平均
粒径40μm) 5:ワラストナイト(土屋カオリン社製、商品名:ケモ
リットA−60) 6:微粉珪砂(丸紅社製、平均粒径10μm) 7:フライアッシュ(関電化工社製、JIS A 62
01相当品)
カ;ブレーン値10000cm2 /g) 3:タルク(山陽クレー工業社製、商品名:タルク8
3、平均粒径5μm) 4:マイカ(商品名:スゾライトマイカ325S、平均
粒径40μm) 5:ワラストナイト(土屋カオリン社製、商品名:ケモ
リットA−60) 6:微粉珪砂(丸紅社製、平均粒径10μm) 7:フライアッシュ(関電化工社製、JIS A 62
01相当品)
【0051】(補強繊維) .ビニロン繊維(クラレ社製、商品名:RM182、
繊維長さ3mm、繊維径14μm) .ポリプロピレン繊維(大和紡績社製、商品名:PZ
L 2d×6mm)
繊維長さ3mm、繊維径14μm) .ポリプロピレン繊維(大和紡績社製、商品名:PZ
L 2d×6mm)
【0052】(発泡助剤) ステアリン酸亜鉛(和光純薬社製)
【0053】(発泡剤) α:アルミニウム粉末(ミナルコ社製、商品名:350
F、粒径70μm以下) β:過酸化水素水(三菱ガス化学社製、35%品を希釈
して10%濃度としたもの)
F、粒径70μm以下) β:過酸化水素水(三菱ガス化学社製、35%品を希釈
して10%濃度としたもの)
【0054】(実施例1〜17)、(比較例2、3) 表1に示すSiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に
対し、アルカリ金属珪酸塩としての上記珪酸カリウムと
水とからなる珪酸酸カリウム水溶液及び表2〜4に示す
種類のアルキルアルコキシシラン、並びに8号珪砂、珪
石粉を表2〜4に示す配合量でオムニミキサーに供給し
て5分間混合した。得られた混合物を150×50×1
0mmの型枠内に注入し、型枠ごと85℃の熱風乾燥機
中で10時間加熱した後脱型し、更に50℃で10時間
乾燥して無機質硬化体を得た。
対し、アルカリ金属珪酸塩としての上記珪酸カリウムと
水とからなる珪酸酸カリウム水溶液及び表2〜4に示す
種類のアルキルアルコキシシラン、並びに8号珪砂、珪
石粉を表2〜4に示す配合量でオムニミキサーに供給し
て5分間混合した。得られた混合物を150×50×1
0mmの型枠内に注入し、型枠ごと85℃の熱風乾燥機
中で10時間加熱した後脱型し、更に50℃で10時間
乾燥して無機質硬化体を得た。
【0055】(比較例1、4及び5)上記実施例1と同
様にして、表5に示す配合量で無機質硬化体を得た。
様にして、表5に示す配合量で無機質硬化体を得た。
【0056】(実施例18〜21)表1に示すSiO2
−Al2 O3 系粉体100重量部に対し、アルカリ金属
珪酸塩としての上記珪酸カリウムと水とからなる珪酸酸
カリウム水溶液及び表5に示す種類のアルキルアルコキ
シシラン、並びにタルク、マイカ、ワラストナイト等の
上記充填剤、補強繊維、発泡助剤を表5に示す配合量で
ハンドミキサーで混合攪拌し、均一なペーストとした。
次にこのペーストに表5に示す通り、発泡剤として過酸
化水素水(三菱ガス化学社製、35%品を希釈して1%
濃度としたもの)を添加し、約1分間混合した。次に、
上記ペーストを型枠内に流し込み、型枠を密閉し、その
後85℃で10時間加熱し、脱型した後更に50℃で1
0時間乾燥して発泡した無機質硬化体を得た。得られた
発泡体を150×50×10mmに切断した。
−Al2 O3 系粉体100重量部に対し、アルカリ金属
珪酸塩としての上記珪酸カリウムと水とからなる珪酸酸
カリウム水溶液及び表5に示す種類のアルキルアルコキ
シシラン、並びにタルク、マイカ、ワラストナイト等の
上記充填剤、補強繊維、発泡助剤を表5に示す配合量で
ハンドミキサーで混合攪拌し、均一なペーストとした。
次にこのペーストに表5に示す通り、発泡剤として過酸
化水素水(三菱ガス化学社製、35%品を希釈して1%
濃度としたもの)を添加し、約1分間混合した。次に、
上記ペーストを型枠内に流し込み、型枠を密閉し、その
後85℃で10時間加熱し、脱型した後更に50℃で1
0時間乾燥して発泡した無機質硬化体を得た。得られた
発泡体を150×50×10mmに切断した。
【0057】(実施例22〜25)実施例18の発泡剤
をアルミニウム粉末に変更したこと以外、表6〜7に示
す配合に従って、実施例18と同様にして、発泡した無
機質硬化体を得た。得られた発泡体を50×50×50
mmに切断した。
をアルミニウム粉末に変更したこと以外、表6〜7に示
す配合に従って、実施例18と同様にして、発泡した無
機質硬化体を得た。得られた発泡体を50×50×50
mmに切断した。
【0058】(比較例6)表7に示す配合に従って、実
施例18と同様にして、発泡した無機質硬化体を得た。
得られた発泡体を50×50×50mmに切断した。
施例18と同様にして、発泡した無機質硬化体を得た。
得られた発泡体を50×50×50mmに切断した。
【0059】(比較例7)表7に示す配合に従って、実
施例22と同様にして、発泡した無機質硬化体を得た。
得られた発泡体を50×50×50mmに切断した。
施例22と同様にして、発泡した無機質硬化体を得た。
得られた発泡体を50×50×50mmに切断した。
【0060】このようにして得られた無機質硬化体を以
下に示す方法で評価した。結果を表2〜7に示す。
下に示す方法で評価した。結果を表2〜7に示す。
【0061】1.水の接触角:得られた無機質硬化体表
面に直径2mmの水を滴下したときの、無機質硬化体表
面と水の接触角を協和界面科学社製、CONTACT−
ANGLEMETER(商品名)で測定した。
面に直径2mmの水を滴下したときの、無機質硬化体表
面と水の接触角を協和界面科学社製、CONTACT−
ANGLEMETER(商品名)で測定した。
【0062】2.吸水率:105℃の熱風乾燥機内で2
4時間乾燥した無機質硬化体の重量(a)及び20℃の
水中に24時間浸漬した無機質硬化体の重量(b)から
次式によって吸水率を測定した。 〔(b−a)/a〕×100 (重量%)
4時間乾燥した無機質硬化体の重量(a)及び20℃の
水中に24時間浸漬した無機質硬化体の重量(b)から
次式によって吸水率を測定した。 〔(b−a)/a〕×100 (重量%)
【0063】3.熱水試験:得られた無機質硬化体を9
8℃の熱水中に2時間浸漬した後、24時間乾燥し、外
観を目視で観察し、異常の見られないものに○、表面に
粉が発生している等異常のあるものに×を付して評価し
た。
8℃の熱水中に2時間浸漬した後、24時間乾燥し、外
観を目視で観察し、異常の見られないものに○、表面に
粉が発生している等異常のあるものに×を付して評価し
た。
【0064】4.促進耐候性試験:得られた無機質硬化
体を、JIS K 5400に準じて、500時間促進
耐候性試験を行い、外観を目視で観察し、異常の見られ
ないものに○、表面にしみが発生している等異常のある
ものに×を付して評価した。
体を、JIS K 5400に準じて、500時間促進
耐候性試験を行い、外観を目視で観察し、異常の見られ
ないものに○、表面にしみが発生している等異常のある
ものに×を付して評価した。
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】
【表7】
【0071】表2〜7から本発明の無機質組成物によれ
ば、耐水性及び耐候性の良好な無機質発泡硬化体を得る
ことができることがよくわかる。
ば、耐水性及び耐候性の良好な無機質発泡硬化体を得る
ことができることがよくわかる。
【0072】(SiO2 −Al2 O3 系粉体) D:粒径10μm以下のライアッシュを100%含有す
るライアッシュ E:アルミナ系研磨材を製造する際のダスト F:メタカオリン(エンゲルハード社製 SATINT
ONE SP 33)の3種類のSiO2 −Al2 O3
系粉体を準備した。 猶、SiO2 −Al2 O3 系粉体D、SiO2 −Al2
O3 系粉体E及びSiO2 −Al2 O3 系粉体Fの組成
及び粒度は、表5に示す通りであった。
るライアッシュ E:アルミナ系研磨材を製造する際のダスト F:メタカオリン(エンゲルハード社製 SATINT
ONE SP 33)の3種類のSiO2 −Al2 O3
系粉体を準備した。 猶、SiO2 −Al2 O3 系粉体D、SiO2 −Al2
O3 系粉体E及びSiO2 −Al2 O3 系粉体Fの組成
及び粒度は、表5に示す通りであった。
【0073】
【表8】
【0074】(実施例26〜39)、(比較例8〜1
2) 表8に示すSiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に
対し、表9〜11に示す配合組成に従って、アルカリ金
属珪酸塩としての珪酸カリウム(モル比でSiO2 :A
l2 O3 =1.5:1のもの)60重量部と水80重量
部とからなる珪酸酸カリウム水溶液(42%水溶液)、
及び表9〜11に示す量及び種類のアルキルアルコキシ
シラン、タルク(山陽クレー工業社製、タルク83、平
均粒径5μm)、マイカ(商品名:スゾライトマイカ
325S、平均粒径40μm)、ポリプロピレン繊維
(大和紡績社製、商品名:PZL、2d×6mm)、ス
テアリン酸亜鉛(和光純薬社製)を加え、ハンドミキサ
ーで混合攪拌し、均一なペーストとした。次にこのペー
ストを表9〜11に示す通り、発泡剤としての過酸化水
素3.5重量部を水31.5重量部に分散或いは溶解さ
せた過酸化水素水(三菱ガス化学社製、35%品を希釈
して10%濃度としたもの)を添加し、約10秒間混合
した。次に、上記ペーストを容器中に流し込み、放置し
ておくと徐々に発泡が起こり、混合攪拌後約5分で完了
した。その後、50℃中で24時間硬化し、無機質発泡
硬化体を作製した。得られた無機質発泡硬化体を50×
50×30mmに切断した。
2) 表8に示すSiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に
対し、表9〜11に示す配合組成に従って、アルカリ金
属珪酸塩としての珪酸カリウム(モル比でSiO2 :A
l2 O3 =1.5:1のもの)60重量部と水80重量
部とからなる珪酸酸カリウム水溶液(42%水溶液)、
及び表9〜11に示す量及び種類のアルキルアルコキシ
シラン、タルク(山陽クレー工業社製、タルク83、平
均粒径5μm)、マイカ(商品名:スゾライトマイカ
325S、平均粒径40μm)、ポリプロピレン繊維
(大和紡績社製、商品名:PZL、2d×6mm)、ス
テアリン酸亜鉛(和光純薬社製)を加え、ハンドミキサ
ーで混合攪拌し、均一なペーストとした。次にこのペー
ストを表9〜11に示す通り、発泡剤としての過酸化水
素3.5重量部を水31.5重量部に分散或いは溶解さ
せた過酸化水素水(三菱ガス化学社製、35%品を希釈
して10%濃度としたもの)を添加し、約10秒間混合
した。次に、上記ペーストを容器中に流し込み、放置し
ておくと徐々に発泡が起こり、混合攪拌後約5分で完了
した。その後、50℃中で24時間硬化し、無機質発泡
硬化体を作製した。得られた無機質発泡硬化体を50×
50×30mmに切断した。
【0075】このようにして得られた発泡体の物性(密
度、平均気泡径、吸水率)を調べ、その結果を表9〜1
1に併せて示した。猶、平均気泡径は、顕微鏡で発泡体
の拡大写真を撮影し、50個の気泡径を測定し算出し
た。又、吸水率については、発泡体は水面下5cmに2
4時間浸漬し、浸漬後と浸漬前の質量差を発泡体の体積
で割り、体積%で表した。
度、平均気泡径、吸水率)を調べ、その結果を表9〜1
1に併せて示した。猶、平均気泡径は、顕微鏡で発泡体
の拡大写真を撮影し、50個の気泡径を測定し算出し
た。又、吸水率については、発泡体は水面下5cmに2
4時間浸漬し、浸漬後と浸漬前の質量差を発泡体の体積
で割り、体積%で表した。
【0076】
【表9】
【0077】
【表10】
【0078】
【表11】
【0079】表9〜11から本発明の発泡性無機質組成
物によれば、低密度であっても、小さな気泡で吸水性の
少ない無機質発泡硬化体を得ることができることがよく
わかる。
物によれば、低密度であっても、小さな気泡で吸水性の
少ない無機質発泡硬化体を得ることができることがよく
わかる。
【0080】(実施例40〜53)、(比較例13〜2
0) 表8に示すSiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に
対し、表12〜16に示す配合組成に従い、アルカリ金
属珪酸塩としての珪酸カリウム(モル比でSiO2 :A
l2 O3 =1.5:1のもの)水溶液(42%水溶液)
及び表12〜16に示す種類のアルキルアルコキシシラ
ン、タルク(山陽クレー工業社製、タルク83、平均粒
径5μm)、マイカ(商品名:スゾライトマイカ 32
5S、平均粒径40μm)、微粉珪砂(丸紅社製、平均
粒径10μm)、ワラストナイト(土屋カオリン社製、
ケモリットA−60)、フライアッシュ(表中ではFA
と表記:関電化工社製、JIS A 6201相当
品)、ビニロン繊維(クラレ社製、RM182、1.8
d×6mm)、ステアリン酸亜鉛(和光純薬社製)及び
残りの水を加え、ハンドミキサーで混合攪拌し、均一な
ペーストとした。次にこのペーストに表12〜16に示
す通り、発泡剤として過酸化水素水(三菱ガス化学社
製、35%品)を添加し、約10秒間混合した。次に、
上記ペーストを容器中に流し込み、放置しておくと徐々
に発泡が起こり、混合攪拌後約5分で完了した。その後
50℃中で24時間硬化し、無機質発泡硬化体を作製し
た。得られた無機質発泡硬化体を50×50×50mm
に切断した。
0) 表8に示すSiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に
対し、表12〜16に示す配合組成に従い、アルカリ金
属珪酸塩としての珪酸カリウム(モル比でSiO2 :A
l2 O3 =1.5:1のもの)水溶液(42%水溶液)
及び表12〜16に示す種類のアルキルアルコキシシラ
ン、タルク(山陽クレー工業社製、タルク83、平均粒
径5μm)、マイカ(商品名:スゾライトマイカ 32
5S、平均粒径40μm)、微粉珪砂(丸紅社製、平均
粒径10μm)、ワラストナイト(土屋カオリン社製、
ケモリットA−60)、フライアッシュ(表中ではFA
と表記:関電化工社製、JIS A 6201相当
品)、ビニロン繊維(クラレ社製、RM182、1.8
d×6mm)、ステアリン酸亜鉛(和光純薬社製)及び
残りの水を加え、ハンドミキサーで混合攪拌し、均一な
ペーストとした。次にこのペーストに表12〜16に示
す通り、発泡剤として過酸化水素水(三菱ガス化学社
製、35%品)を添加し、約10秒間混合した。次に、
上記ペーストを容器中に流し込み、放置しておくと徐々
に発泡が起こり、混合攪拌後約5分で完了した。その後
50℃中で24時間硬化し、無機質発泡硬化体を作製し
た。得られた無機質発泡硬化体を50×50×50mm
に切断した。
【0081】(実施例54〜62)表8に示すSiO2
−Al2 O3 系粉体100重量部に対し、表14〜15
に示す配合組成に従い、アルカリ金属珪酸塩としての珪
酸カリウム(モル比でSiO2 :K2 O=1.5:1の
もの)水溶液(42%水溶液)、及びビニロン繊維(ク
ラレ社製、RM182、1.8d×6mm)、ステアリン
酸亜鉛(和光純薬社製)及び残りの水を加え、ハンドミ
キサーで混合攪拌し、均一なペーストとした。次にこの
ペーストに、表14〜15に示すタルク(山陽クレー工
業社製、タルク83、平均粒径5μm)、マイカ(スゾ
ライトマイカ 325S、平均粒径40μm)、微粉珪
砂(丸紅社製、平均粒径10μm)、ワラストナイト
(土屋カオリン社製、ケモリットA−60)及びフライ
アッシュ(表中ではFAと表記:関電(株) JIS
A 6201相当品)にn−デシルトリメトキシシラン
を所定量吸着させたものを添加、混合撹拌し、再び均一
なペ−ストとした。更に、このペーストに表14〜15
に示す通り、発泡剤として過酸化水素水(三菱ガス化学
社製、35%品)を添加し、約10秒間混合した。次
に、上記ペーストを容器中に流し込み、放置しておくと
徐々に発泡が起こり、混合攪拌後約5分で完了した。そ
の後50℃中で24時間硬化し、無機質発泡硬化体を作
製した。得られた無機質発泡硬化体を50×50×50
mmに切断した。
−Al2 O3 系粉体100重量部に対し、表14〜15
に示す配合組成に従い、アルカリ金属珪酸塩としての珪
酸カリウム(モル比でSiO2 :K2 O=1.5:1の
もの)水溶液(42%水溶液)、及びビニロン繊維(ク
ラレ社製、RM182、1.8d×6mm)、ステアリン
酸亜鉛(和光純薬社製)及び残りの水を加え、ハンドミ
キサーで混合攪拌し、均一なペーストとした。次にこの
ペーストに、表14〜15に示すタルク(山陽クレー工
業社製、タルク83、平均粒径5μm)、マイカ(スゾ
ライトマイカ 325S、平均粒径40μm)、微粉珪
砂(丸紅社製、平均粒径10μm)、ワラストナイト
(土屋カオリン社製、ケモリットA−60)及びフライ
アッシュ(表中ではFAと表記:関電(株) JIS
A 6201相当品)にn−デシルトリメトキシシラン
を所定量吸着させたものを添加、混合撹拌し、再び均一
なペ−ストとした。更に、このペーストに表14〜15
に示す通り、発泡剤として過酸化水素水(三菱ガス化学
社製、35%品)を添加し、約10秒間混合した。次
に、上記ペーストを容器中に流し込み、放置しておくと
徐々に発泡が起こり、混合攪拌後約5分で完了した。そ
の後50℃中で24時間硬化し、無機質発泡硬化体を作
製した。得られた無機質発泡硬化体を50×50×50
mmに切断した。
【0082】(実施例63〜64)表8に示すSiO2
−Al2 O3 系粉体100重量部に対し、表15に示す
配合組成に従い、アルカリ金属珪酸塩としての珪酸カリ
ウム(モル比でSiO2 :K2 O=1.5:1のもの)
水溶液(42%水溶液)及びステアリン酸亜鉛(和光純
薬社製)及び残りの水を加え、ハンドミキサーで混合攪
拌し、均一なペーストとした。次にこのペーストに、表
15に示すタルク(山陽クレー工業社製、タルク83、
平均粒径5μm)、マイカ(商品名:スゾライトマイカ
325S、平均粒径40μm)、微粉珪砂(丸紅社
製、平均粒径10μm)、ワラストナイト(土屋カオリ
ン社製、ケモリットA−60)、フライアッシュ(表中
ではFAと表記:関電化工社製、JIS A 6201
相当品)及びビニロン繊維(クラレ社製、商品名:RM
182、1.8d×6mm)にn−デシルトリメトキシシ
ランを所定量吸着させたものを添加、混合撹拌し、再び
均一なペ−ストとした。更に、このペーストに表15に
示す通り、発泡剤として過酸化水素水(三菱ガス化学社
製、35%品)を添加し、約10秒間混合した。次に、
上記ペーストを容器中に流し込み、放置しておくと徐々
に発泡が起こり、混合攪拌後約5分で完了した。その後
50℃中で24時間硬化し、無機質発泡硬化体を作製し
た。得られた無機質発泡硬化体を50×50×50mm
に切断した。
−Al2 O3 系粉体100重量部に対し、表15に示す
配合組成に従い、アルカリ金属珪酸塩としての珪酸カリ
ウム(モル比でSiO2 :K2 O=1.5:1のもの)
水溶液(42%水溶液)及びステアリン酸亜鉛(和光純
薬社製)及び残りの水を加え、ハンドミキサーで混合攪
拌し、均一なペーストとした。次にこのペーストに、表
15に示すタルク(山陽クレー工業社製、タルク83、
平均粒径5μm)、マイカ(商品名:スゾライトマイカ
325S、平均粒径40μm)、微粉珪砂(丸紅社
製、平均粒径10μm)、ワラストナイト(土屋カオリ
ン社製、ケモリットA−60)、フライアッシュ(表中
ではFAと表記:関電化工社製、JIS A 6201
相当品)及びビニロン繊維(クラレ社製、商品名:RM
182、1.8d×6mm)にn−デシルトリメトキシシ
ランを所定量吸着させたものを添加、混合撹拌し、再び
均一なペ−ストとした。更に、このペーストに表15に
示す通り、発泡剤として過酸化水素水(三菱ガス化学社
製、35%品)を添加し、約10秒間混合した。次に、
上記ペーストを容器中に流し込み、放置しておくと徐々
に発泡が起こり、混合攪拌後約5分で完了した。その後
50℃中で24時間硬化し、無機質発泡硬化体を作製し
た。得られた無機質発泡硬化体を50×50×50mm
に切断した。
【0083】このようして得られた発泡体の物性(密
度、平均気泡径、吸水率)を調べ、その結果を表12〜
16に併せて示した。猶、平均気泡径は顕微鏡で発泡体
の拡大写真を撮影し、50個の気泡径を測定し算出し
た。又、吸水率については発泡体は水面下5cmに24
時間浸漬し浸漬後と浸漬前の質量差を発泡体の体積で割
り、体積%で表した。比重は、得られた発泡体を100
℃−24時間の乾燥させた後、重量を測定することによ
り算出した。
度、平均気泡径、吸水率)を調べ、その結果を表12〜
16に併せて示した。猶、平均気泡径は顕微鏡で発泡体
の拡大写真を撮影し、50個の気泡径を測定し算出し
た。又、吸水率については発泡体は水面下5cmに24
時間浸漬し浸漬後と浸漬前の質量差を発泡体の体積で割
り、体積%で表した。比重は、得られた発泡体を100
℃−24時間の乾燥させた後、重量を測定することによ
り算出した。
【0084】
【表12】
【0085】
【表13】
【0086】
【表14】
【0087】
【表15】
【0088】
【表16】
【0089】表12〜16から本発明の発泡性無機質組
成物によれば、低密度であっても、小さな気泡で吸水性
の少ない無機質発泡硬化体を得ることができることがよ
くわかる。
成物によれば、低密度であっても、小さな気泡で吸水性
の少ない無機質発泡硬化体を得ることができることがよ
くわかる。
【0090】
【発明の効果】本発明にかかる無機質組成物は、以上の
ように構成されているので、低密度でも気泡が小さく均
質で保温性、耐水性及び耐候性に優れ、不燃性建材とし
て有用な無機質発泡硬化体を得ることができる。
ように構成されているので、低密度でも気泡が小さく均
質で保温性、耐水性及び耐候性に優れ、不燃性建材とし
て有用な無機質発泡硬化体を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:00 14:06 Z 16:06) A 103:48 103:65 111:28 111:40 (72)発明者 神谷 昌岳 京都市南区上鳥羽上調子町2−2 積水化 学工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量
部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水10
〜1500重量部及び下記の一般式〔I〕で表されるア
ルキルアルコキシシラン0.01〜75重量部を含む無
機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数) - 【請求項2】 SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量
部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、発泡剤
0.01〜10重量部、水35〜1500重量部及び下
記の一般式〔I〕で表されるアルキルアルコキシシラン
0.1〜100重量部を含む無機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数) - 【請求項3】 SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量
部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、発泡剤
0.01〜10重量部、水35〜1500重量部、下記
の一般式〔I〕で表されるアルキルアルコキシシラン
0.1〜100重量部及び充填材0.1〜800重量部
からなる無機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数) - 【請求項4】 下記の一般式〔I〕で表されるアルキル
アルコキシシランが充填材に吸着されていることを特徴
とする請求項3の無機質組成物。 R1 n Si(OR2 )4-n ・・・〔I〕 (R1 は炭素数1〜18のアルキル基、R2 は炭素数1
〜5のアルキル基、nは1〜3の自然数)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3083395A JPH0826812A (ja) | 1994-05-12 | 1995-02-20 | 無機質組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9846394 | 1994-05-12 | ||
| JP6-98463 | 1994-05-12 | ||
| JP3083395A JPH0826812A (ja) | 1994-05-12 | 1995-02-20 | 無機質組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826812A true JPH0826812A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=26369246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3083395A Pending JPH0826812A (ja) | 1994-05-12 | 1995-02-20 | 無機質組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826812A (ja) |
Cited By (9)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2006298702A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 硬化性無機質組成物とその製造方法、及びそれを用いた無機質硬化体 |
| WO2010143408A1 (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | パナソニック株式会社 | 電池パック |
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| JP2015199634A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-12 | 大和ハウス工業株式会社 | シリケートポリマー成形体の製造方法及びシリケートポリマー成形体 |
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| JP2017057124A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 大和ハウス工業株式会社 | シリケートポリマー成形体の製造方法 |
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| JP2019116393A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-18 | 株式会社クラレ | 硬化性組成物から形成されるジオポリマー成形体 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP3083395A patent/JPH0826812A/ja active Pending
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