JPH11324642A - 消音器充填部材及びその形成方法 - Google Patents

消音器充填部材及びその形成方法

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JPH11324642A
JPH11324642A JP11117562A JP11756299A JPH11324642A JP H11324642 A JPH11324642 A JP H11324642A JP 11117562 A JP11117562 A JP 11117562A JP 11756299 A JP11756299 A JP 11756299A JP H11324642 A JPH11324642 A JP H11324642A
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molded
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填すべき消音器ハウジングの内部空間に簡
単な手段でできる限り最適に適合可能であって、さらに
経済的に形成可能で、効果が改良される、消音器充填部
材を形成する方法並びに新規な消音器充填材を提供す
る。 【解決手段】 完全に、あるいは部分的に吸収原理に従
って作用する消音器充填材を形成する方法であって、消
音材料の細片から、予め設定された量のルーズな束を形
成し、そのルーズな束を消音器充填材の意図された形状
に相当する組立て成形部材に成形し、そしてその形状で
成形体として固定し、消音器充填材として規定通りに使
用する際には固定を少なくとも部分的に開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、完全に、あるいは
部分的に吸収原理に従って作用する消音器用の消音器充
填部材を形成する方法並びにその方法により形成された
消音器充填部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この分野の種類の消音器充填部材は、内
燃機関の排気装置の消音器内に騒音を減衰させるために
配置されている。通常消音器は、カップ形状の形成物で
あって、それを通して排気管が導かれており、かつその
中で音が広がって、消音材料内で消失する。
【0003】音を吸収する材料は、好ましくは多孔性の
吸音材であって、従って中空空間と材料的構造形態を持
たない材料である。
【0004】この種の材料を、消音器カップ内に挿入し
なければならない。これらの材料を、充填パッキングの
形式で容器から取り出して、消音器カップ内に挿入する
ことは良く知られている。これには一連の欠点がある。
というのは、挿入すべき量を正確に決定することと、一
体的なゆるい集まりを保証することができないからであ
る。さらに、すでに証明されている通り、この種の材料
の寿命は、きわめてわずかである。
【0005】ドイツ実用新案DEG8910785に
は、充填された間隙を有する内側と外側の穴明き管から
形成さる円筒状の消音器充填部材を形成することが提案
されている。これは、製造技術的、移送および保管技術
的並びに組立て技術的に面倒である。さらに、消音器カ
ップ内に正確には取り付けられないので、効果は満足で
きるものではない。
【0006】ドイツ公開公報DE3642714A1か
ら、繊維材料からなるフレキシブルなパイプの形状の絶
縁体を排気導管上へかぶせることが知られている。その
場合に多数の金属箔の層とガラス繊維ホースが1つの成
形部品としてなっている。
【0007】ドイツ特許DE3144193は、鉱物繊
維パイプシェルからなる、音を吸収するボディを開示し
ている。その場合にそのボディはまず第1に結合材によ
り結合された成形体であって、その作用は満足の行くも
のではなく、その寿命は短い。さらに、形成と組立てが
複雑であって、成形部品は高価である。
【0008】ドイツ実用新案DEG9101926から
は、消音材成形部品をクッション形状で提供することが
知られている。その場合に長手側が縫い合わされ、それ
によって材料の圧縮が生じる。従って、クッションを消
音器ハウジング内へ配置する場合に空隙が発生し、その
空隙に熱が蓄積し、それが消音器充填部材の早期の摩耗
をもたらす。
【0009】全体として、従来技術から知られている消
音器充填部材は、それが音をよく減衰させない硬い物体
であるか、あるいは容易に積み重ねられるものとして構
成する場合には、製造、組立ておよび使用の際に問題が
ある、という欠点を有する。全体として、従来技術から
知られている充填材は、しばしば交換する必要があり、
従って経済的ではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には上記のよ
うな問題があるので、本発明の課題は、その周囲と形状
を充填すべき消音器ハウジングの内部空間に、簡単な手
段で、可及的に適合可能であって、さらに経済的に形成
することができ、かつ効果が改善される、消音器充填部
材を形成する方法と新規な消音器充填部材を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を技術的に解決
するために、下記の発明を提供する。その方法として、
完全に、あるいは部分的に吸収原理に従って作用する消
音器充填部材を形成する方法を提案する。
【0012】この方法は、望ましい吸音材料の細片から
予め定められた量のルーズな束を形成し、そのルーズな
束を大まかに、消音器充填部材の意図された形状に相当
するように組立てて成形部材を成形し、かつその成形部
材に相当する形状で成形体として固定し、その固定され
た形状が消音器充填部材を規定通り使用するために組み
立てるまでは、細片に分解することなく取り扱い可能と
し、消音器充填部材として規定通り使用する際には、そ
の固定が少なくとも部分的に再び開放される方法であ
る。
【0013】本発明に基づく方法によれば、過渡的に存
在する成形体が形成され、その製造工程を終了させ、か
つその成形体自体は良好に保管可能、移送可能および組
立て可能である。消音器ハウジング内での規定通りの使
用において、成形体が再び部分的に開放にされるので、
充填すべき消音器ハウジングの内部空間の最適な充填が
もたらされる。さらに、ルーズな束の消音特性が、最適
に作用する。
【0014】好ましくは、成形体は、高温の作用によっ
て開放にされる。消音器ハウジング内の通常の駆動条件
は、きわめて高い温度を特徴としている。この条件が、
接着結合、縫い目などの分解をもたらし、従って成形体
の少なくとも部分的な分解をもたらす。
【0015】このルーズな束は、ルーズな積重ねの形状
で提供され、特に結合材を使用しない。好ましくはその
束は、テクスチャー化されたEガラス(アルカリ成分の
低いガラス繊維)糸からなる繊維成分の堆積である。ミ
ネラルウールまたは同様な材料も使用することができ
る。種々の材料の混合も、使用可能である。予め定めら
れた量の形成は、計量によって行うことができる。
【0016】それぞれ所望の使用目的に、従って充填す
べき消音器ハウジングタイプに応じて、最適な量を定め
ることができる。最適な量は、材料の重量またはその他
の測定可能な物理的な特性によって定めることができ
る。ルーズな束は、その後組立て成形部材に成形され
て、成形体として固定される。
【0017】成形体を形成する方法は、縫合、被覆など
とすることができる。本発明の提案によれば、平面的な
材料から裁断片が形成されて、その裁断片からまた、ル
ーズな堆積のための被覆材が形成される。それによって
材料を被覆材内へ収納して、それを縫合することができ
る。
【0018】また、被覆材の形成後に材料をその被覆材
内へ詰めることも可能である。最後に被覆材が閉鎖され
て、かつ/または成形される。成形は、たとえばホース
の形成からなり、そのホースは充填された被覆材からパ
イプ形状を形成して端縁を縫合することによって形成さ
れる。パイプ形状形成は、被覆材と被覆された吸音材料
とからなるマットを芯に巻きつけることによって行うこ
とができる。
【0019】その後、開いている端縁が縫合される。こ
こでは、一方の端縁側に、縫合可能な張出しが形成され
ていると、特に効果的であることが明らかにされてい
る。この張出しは、たとえば巻き付け後に添接する、マ
ットの外側と平面で接着することができる。所望のパイ
プ外側形状を支援するために、芯に巻き付けた成形部材
をパイプ内へ挿入することができる。
【0020】このパイプ型は、好ましくは2つの半割り
パイプを閉じるように合わせることによって生じる。こ
のようにして形成された成形部材は、接着剤の乾燥後に
所望の最終形状を有する。従って芯から引き抜いて、移
送されて、最終的に組み立てられる。使用中の熱作用に
よって、少なくとも接着継目が再び剥がれて、消音器ハ
ウジングの最適な充填がもたらされる。さらに、たとえ
ば熱作用によって他の継目個所も開放されることが可能
であるので、さらに良好な充填と改良された減衰作用が
得られる。
【0021】被覆材は、例えば同様にテクスチャー化さ
れたEガラス糸、その代替的な材料あるいは混合物から
形成することができる。また、それぞれ使用目的に応じ
て、種々の裁断片を組み合わせることも可能である。
【0022】裁断片は、切断、刻印、打ち抜きによっ
て、あるいはまたプラスチック加工の場合には鋳造によ
っても形成される。接着剤としては、市販の溶融接着剤
を使用することができる。
【0023】成形体形成のために、ネット、縫合などを
使用することもできる。また、ワイヤ織物も使用するこ
とができる。重要なことは、使用される材料が不燃性で
あることである。また材料は、たとえば継目個所や接着
個所のように、それが規定通りに分解してはならない場
合には、耐熱性でなければならず、従って溶融してはな
らない。さらに、たとえばカーボンハウジングを保護
し、ないしは特殊鋼の退色を防止するために、それは適
当な熱絶縁特性を持たなければならない。さらに、消音
特性ないしは遮音特性のみが重要である。
【0024】本発明の新しい方法に基づいて、改良され
た消音器作用を有し、さらに経済的に形成でき、簡単に
取り付けることができ、かつ大きな寿命を有する新規な
消音器充填部材が提供される。
【0025】装置的には、適した消音材の個別要素から
なる予め定められた量のルーズな束から形成され、成形
されて形状が固定された、新規な消音器充填部材によっ
て解決され、その場合に固定は消音器充填部材の規定通
りの使用において、少なくとも部分的に開放することが
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の他の利点並びに特徴を、
図面を用いて以下で説明する。消音器材料を充填された
クッションから、巻いて端縁を縫合することによってパ
イプ形状に形成される場合には、縫い目が形成される。
図1には、消音器ハウジング1の横断面が図示されてお
り、その中には穴明き管4を包囲するようにして、被覆
材3内の消音材2が図示されている。
【0027】被覆材は縫合されており、縫い目5を示し
ている。従って組立て状態においては中空空間とそれに
ともなって熱の蓄積が形成され、その結果短い寿命ない
しは早期の摩耗を伴う。
【0028】図2に示すように、消音器充填部材が過大
な寸法である場合には、穴明き管4を中心として被覆3
内に配置された消音材2を消音器ハウジング1内へ挿入
によって取り付けることには問題がある。
【0029】しかし、図1に示すように、熱作用を受け
て固定が、従って縫い目5が少なくとも部分的に再びほ
どけるような成形部材を使用する場合には、消音器充填
部材はハウジングを完全に充填するように広がることが
でき、図3に示すような状態が得られる。
【0030】図4は、消音器充填部材の製造過程を示し
ている。消音器充填部材6は、マット形状を有し、充填
された領域7からなり、その領域内で適した吸音材料、
たとえばテクスチャー加工されたEガラス糸の繊維から
形成された個別要素からなるルーズな束が被覆材内に充
填されている。それによって一方の長手側端縁に張出し
8が形成される。
【0031】この種の部材を形成して、さらに加工する
ために、図5に示すように、まず第1のステップ9にお
いて、所定量の吸音材料のルーズな束を形成する。それ
に並行してステップ10において、被覆材料から裁断片
17を形成する。裁断片17は、図示の実施例において
は1つの裁断片だけであるが、多数の個別裁断片から形
成することも可能である。被覆材料としては、たとえば
テクスチャー加工したEガラス糸からなる織物を使用す
ることができる。
【0032】その後、処理ステップ11において、ルー
ズな束16を裁断片17上へ広げて、処理ステップ12
において被覆材17を折り返すことによって、張出し1
8を有する帯が形成される。処理ステップ13で端縁を
縫合することによって、張出しを有する部材19を形成
し、それが図4に示す消音器充填部材6に相当する。
【0033】その後マット19が、巻き芯20を中心に
巻かれて、2個の半割りパイプから形成された成形部材
21内へ埋め込まれる。それによって、組立て形状部品
が形成される。張出し18を被覆材料と接着することに
よって、ステップ15に示すような、円筒状の消音器充
填部材22が形成される。
【0034】あるいはその代わりに、消音器充填部材2
2を円錐状に形成することも可能である。この消音器充
填部材は円筒形状またはパイプ形状を有し、該当する消
音器ハウジング内へ容易に組み込むことができる。熱作
用によって張出し18と被覆材料との接着が剥がれて、
マットは所望通り、そして最適にハウジングの内側に内
接して広がる。
【0035】上述した実施例は、説明に用いられるもの
であって、制限するものではない。特に、材料、形状な
どは、変更することができる。
【0036】
【発明の効果】上記の通り、本発明によれば、その周囲
と形状を充填すべき消音器ハウジングの内部空間に、簡
単な手段で、可及的に適合可能であり、また、経済的に
形成することができ、かつ効果が改善される、消音器充
填部材を形成する方法と新規な消音器充填部材を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】充填された消音器充填部材を有する消音器ハウ
ジングの、組立て状態における概略的な断面図である。
【図2】図1とは異なる、過大寸法の消音器の実施形態
を示す図である。
【図3】組立て終了後の本発明の実施例を示す図であ
る。
【図4】本発明に基づく消音器充填部材の実施例を示す
図である。
【図5】製造方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 消音器ハウジング 2 緩衝材 3 被覆材 4 穴明き管 5 縫い目 6 充填部材 7 被覆材 8 張出し 9 計量工程 10 裁断工程 11 載置工程 12 封入工程 13 閉鎖工程 14 成形工程 15 成形部材の成形 16 ルーズな束 17 裁断片 18 張り出し部 19 組立て成形部材 20 巻き芯 21 パイプハウジング 22 成形体

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 完全に、あるいは部分的に吸音原理に従
    って作用する消音器用の消音器充填部材の形成方法であ
    って、消音材料の細片から予め定められた量のルーズな
    束を形成し、このルーズな束を、目的とする消音器充填
    部材の形状に応じた分解しない固定的成形部材に成形
    し、前記固定的成形部材を、消音器充填部材としての定
    められた使用の際にはその固定的成形の少なくとも一部
    を開放することを特徴とする消音器充填部材の形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記成形部材の成形の開放を、温度作用
    によって行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記成形部材を、パイプ形状に成形する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ルーズな束を、結合材なしで形成す
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記吸音材料として、少なくとも部分的
    にテクスチャー化されたEガラス糸を使用することを特
    徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記吸音材料が、少なくとも部分的にミ
    ネラルウールを含むことを特徴とする請求項1から7の
    いずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ルーズな束を、予め定められた量と
    するために、計量することを特徴とする請求項1から6
    のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記成形部材を形成するためのルーズな
    束の被覆材が、フラットな材料を裁断したもので形成す
    ることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記フラットな材料が、少なくとも部分
    的にテクスチャー化されたEガラス糸からなることを特
    徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記固定的形成部材の成形を、少なく
    とも部分的に縫合によって行うことを特徴とする請求項
    1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記固定的成形部材の成形を、少なく
    とも部分的に接着によって行うことを特徴とする請求項
    1から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記成形部材が、パイプ形状の成形部
    材を形成するように、芯に巻き付けることにより行うこ
    とを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 前記パイプ形状の成形部材は、前記ル
    ーズな束をパイプ内へ挿入することにより形成すること
    を特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれか1項に記
    載の方法に従って形成された、消音器充填部材。
  15. 【請求項15】 前記消音器充填部材を形成する成形体
    が、熱作用によって開放されることを特徴とする請求項
    14に記載の消音器充填部材。
JP11117562A 1998-05-01 1999-04-26 消音器充填部材及びその形成方法 Pending JPH11324642A (ja)

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DE29807858U DE29807858U1 (de) 1998-05-01 1998-05-01 Schalldämpfereinsätze aus texturiertem Glasgarn
DE29807858.9 1998-05-01

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EP (1) EP0953736B1 (ja)
JP (1) JPH11324642A (ja)
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DE (2) DE29807858U1 (ja)
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