JPH11324738A - スロットルバルブ装置 - Google Patents

スロットルバルブ装置

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Publication number
JPH11324738A
JPH11324738A JP15056598A JP15056598A JPH11324738A JP H11324738 A JPH11324738 A JP H11324738A JP 15056598 A JP15056598 A JP 15056598A JP 15056598 A JP15056598 A JP 15056598A JP H11324738 A JPH11324738 A JP H11324738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
valve
valve shaft
throttle
wire drum
Prior art date
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Application number
JP15056598A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Suma
一彦 須磨
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤの引出し位置の近傍に全開ストッパを
設けることにより、弁軸に加わる径方向の力を低減さ
せ、信頼性、耐久性を向上させる。 【解決手段】 スロットルボディ1には弁軸5を回動可
能に設け、弁軸5には、スロットルチャンバ2を開,閉
する弁体7と、ワイヤが巻装されるワイヤドラム8とを
設ける。そして、ワイヤドラム8からワイヤが引出され
て弁軸5が大きく回動したときには、弁軸5側の当接部
12がワイヤの引出し位置の近傍で全開ストッパ19と
当接する。このとき、ワイヤから弁軸5に加わる開弁方
向の力と、全開ストッパ19から弁軸5に加わる反力と
を互いに打消すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジン等の吸入空気量を調整するのに好適に用いられる
スロットルバルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジン等には、エン
ジンの吸入空気量を調整するスロットルバルブ装置が設
けられている。そして、この種の従来技術によるスロッ
トルバルブ装置は、内燃機関の吸気通路を形成するスロ
ットルチャンバが設けられたスロットルボディと、該ス
ロットルボディに回動可能に設けられ、前記スロットル
チャンバから外部に突出する弁軸と、前記スロットルチ
ャンバ内に位置して該弁軸に設けられ、該弁軸と共に回
動して前記吸気通路を開,閉する弁体と、前記弁軸の突
出端側に設けられ、該弁軸の回転方向に延びる略円弧状
のワイヤドラムと、該ワイヤドラムに巻装して設けら
れ、外部から引張ることにより該ワイヤドラムを回動し
て前記弁体を開弁させるワイヤ等とから構成されてい
る。
【0003】ここで、スロットルボディの外面側には、
弁体の全閉位置を規制する全閉ストッパと、弁体の全開
位置を規制する全開ストッパとが設けられ、弁軸の突出
端側またはワイヤドラムには、これらの全閉ストッパ、
全開ストッパに当接する当接部が設けられている。ま
た、ワイヤは、基端側が車両のアクセルペダル等に連結
され、先端側がワイヤドラムの外周側に巻装されてい
る。
【0004】そして、車両の運転者がアクセルペダルの
操作を解除しているときには、弁軸が戻しばね等によっ
て閉弁方向に付勢されることにより、弁軸側の当接部が
スロットルボディの全閉ストッパに当接した状態とな
り、これによって弁体は全閉位置を保持する。
【0005】また、アクセルペダルを踏込み操作したと
きには、アクセルペダルによりワイヤが引張られてワイ
ヤドラムから引出され、これによりワイヤドラムが弁軸
と共に回動して弁体が開弁する。そして、アクセルペダ
ルを大きく踏込み操作したときには、弁軸側の当接部が
スロットルボディの全開ストッパに当接し、これによっ
て弁体は全開位置を規制される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、運転者がアクセルペダルを踏込み操作する
と、ワイヤが引張られてワイヤドラムから引出されるこ
とにより、ワイヤドラムが弁軸、弁体と共に開弁方向へ
と回動する構成となっている。
【0007】しかし、アクセルペダルを大きく踏込み操
作したときには、弁軸側の当接部がスロットルボディの
全開ストッパに当接すると、弁軸は全開ストッパにより
回動を規制された状態で、ワイヤ等を経由して運転者の
大きなアクセル操作力を受けることになる。これによ
り、弁軸には、このアクセル操作力だけでなく、全開ス
トッパからの反力も作用するため、アクセル操作力と反
力とを加えた合力は、弁軸の突出端側に対して回転方向
だけでなく径方向にも作用することがある。
【0008】このため、従来技術では、アクセルペダル
を大きく踏込み操作するときに、弁軸の突出端側をスロ
ットルボディに対して径方向に屈曲させようとする外力
が生じる場合があり、弁軸を低コストで形成しようとす
ると、信頼性を向上させるのが難しくなるという問題が
ある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、ワイヤドラムがワイヤにより
弁体の開弁方向に大きく回動されるときでも、弁軸に対
して径方向に大きな力が加わるのを確実に防止でき、信
頼性を向上できるようにしたスロットルバルブ装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、内燃機関の吸気通路を形成するスロッ
トルチャンバが設けられたスロットルボディと、該スロ
ットルボディに回動可能に設けられ、前記スロットルチ
ャンバから外部に突出する弁軸と、前記スロットルチャ
ンバ内に位置して該弁軸に設けられ、該弁軸と共に回動
して前記吸気通路を開,閉する弁体と、前記スロットル
チャンバの外部に位置して弁軸の突出端側に設けられ、
該弁軸の回転方向に延びるワイヤドラムと、該ワイヤド
ラムの外周側に巻装して設けられ、外部から引張ること
により該ワイヤドラムを回動して前記弁体を開弁させる
ワイヤとからなるスロットルバルブ装置に適用される。
【0011】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記スロットルボディには、前記ワイヤを引張
ることにより前記ワイヤドラムを前記弁体の開弁方向に
回動させたときに前記ワイヤドラムが当接する全開スト
ッパを設け、該全開ストッパは前記ワイヤが引張られて
前記ワイヤドラムから引出される引出し位置の近傍に設
ける構成としたことにある。
【0012】このように構成することにより、例えば車
両のアクセルペダル等を用いてワイヤを引張ることによ
りワイヤドラムを弁軸、弁体と共に開弁方向へと回動さ
せることができる。また、ワイヤドラムが開弁方向に大
きく回動したときには、ワイヤドラムをスロットルボデ
ィの全開ストッパに当接させ、弁体の全開位置を規制す
ることができる。そして、このときワイヤの引出し位置
でワイヤドラムから弁軸に加わる開弁方向の力と、全開
ストッパからワイヤドラムを介して弁軸に加わる閉弁方
向の反力とをワイヤの伸長方向に沿った反対向きの力と
して互いに打消すことができる。
【0013】また、請求項2の発明では、前記ワイヤの
引出し位置は、前記ワイヤをワイヤドラムから接線方向
に引張るときに前記ワイヤがワイヤドラムから離間する
位置としている。
【0014】これにより、ワイヤドラムが全開ストッパ
に当接した状態では、ワイヤの引出し位置でワイヤから
弁軸に加わる力と、全開ストッパから弁軸に加わる反力
とをワイヤドラムの接線方向に対して互いに打消すこと
ができる。
【0015】さらに、請求項3の発明では、前記スロッ
トルボディには、前記ワイヤを引張る力を解除したとき
に前記ワイヤドラムが前記弁体の閉弁方向に回動して当
接する全閉ストッパを設け、前記回動軸またはワイヤド
ラムには前記全開ストッパ、全閉ストッパに当接する当
接部を設けている。
【0016】これにより、ワイヤを用いてワイヤドラム
を弁体の開弁方向、閉弁方向に回動させることができ、
このとき回動軸側の当接部を全開ストッパ、全閉ストッ
パに当接させることにより、弁体を全開位置と全閉位置
との間で開,閉させることができる。
【0017】また、請求項4の発明では、前記ワイヤド
ラムは半円弧状に形成して円弧の中心に前記弁軸を設
け、前記全閉ストッパと全開ストッパとは前記弁軸を挟
んでほぼ対向する位置に設けている。
【0018】これにより、例えばワイヤドラムの周方向
一端側に固定したワイヤをワイヤドラムの外周側にほぼ
半周に亘って巻装でき、ワイヤドラムの周方向他端側を
ワイヤの引出し位置とすることができる。そして、この
引出し位置でワイヤドラムに対してワイヤを引出しまた
は巻取りすることにより、ワイヤドラムを全閉ストッパ
と全開ストッパとの間で弁軸を中心として回動させるこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
スロットルバルブ装置を添付図面に従って詳細に説明す
る。
【0020】ここで、図1ないし図5は本発明による実
施の形態を示し、本実施の形態では、自動車用エンジン
のスロットルバルブ装置を例に挙げて説明する。
【0021】1はアルミダイキャスト等の手段により形
成されたスロットルボディで、該スロットルボディ1
は、エンジンの吸気通路(図示せず)の途中に接続され
るスロットルチャンバ2と、該スロットルチャンバ2を
挟んで対向する径方向の両側に配設され、該スロットル
チャンバ2から外向きに突出した略筒状の軸受収容部
3,4と、後述の全閉ストッパ17、全開ストッパ19
等とから構成されている。
【0022】5はスロットルボディ1の軸受収容部3,
4内に各軸受6を用いて回転可能に挿嵌された弁軸で、
該弁軸5は、図2に示す如く、スロットルチャンバ2内
を径方向に延び、軸方向の一端側が軸受収容部3から外
部に突出する突出端5Aとなっている。また、この突出
端5Aの先端部は、図3に示す如く、横断面が非円形状
に形成された段付きの小径部5Bとなっている。
【0023】7はスロットルチャンバ2内に位置して弁
軸5に固定された弁体で、該弁体7は、スロットルチャ
ンバ2の内径に対応する円形の金属板等によって形成さ
れている。そして、弁体7は、弁軸5と共に回動される
ことによってエンジンの吸気通路を開,閉し、エンジン
の吸入空気量を調整するものである。
【0024】8は弁軸5と一体に設けられたワイヤドラ
ムで、該ワイヤドラム8は、図3に示す如く、ナット9
等を用いて弁軸5の小径部5Bに廻止め状態で固定され
た環状の取付部8Aと、該取付部8Aから弁軸5の径方
向外向きに延びる2個の支持部8Bと、該各支持部8B
の先端側に固着され、弁軸5を中心として回転方向に延
びる略半円弧状のドラム部8C等とから構成されてい
る。
【0025】そして、ドラム部8Cは、図1に示す如
く、外周側に向けて開口した略U字状の断面形状を有
し、その周方向の端部側には、後述のワイヤ15をドラ
ム部8Cに巻装した状態でワイヤ15の端部を固定する
固定部8Dが設けられている。
【0026】10はワイヤドラム8と共に弁軸5の小径
部5Bの外周側に廻止め状態で固定されたリテーナプレ
ートで、該リテーナプレート10は、図1ないし図4に
示す如く、弁軸5の回転方向に対して互いに異なる位置
で径方向外向きに突出した当接部11,12を有してい
る。
【0027】ここで、当接部11は、弁軸5の軸方向お
よび径方向に屈曲したアングル状の金属片等からなり、
ワイヤドラム8が後述する戻しばね13の付勢力により
弁体7の閉弁方向に回動されたときには、図3に示す如
く、当接部11がスロットルボディ1側の全閉ストッパ
17(調整ねじ18)と当接することによって弁体7の
全閉位置を定めるものである。
【0028】また、当接部12は、先端側がスロットル
ボディ1に向けて屈曲したL字状の金属片等からなり、
ワイヤドラム8がワイヤ15によって弁体7の開弁方向
に約90°分だけ大きく回動されたときには、図4に示
す如く、当接部12が後述するワイヤ15の引出し位置
Pの近傍で全開ストッパ19と当接することによって弁
体7の全開位置を規制するものである。
【0029】13は円筒状の各ばね保持部材14を介し
て弁軸5の突出端5A側外周に配設された戻しばねで、
該戻しばね13は、図1および図2に示す如く、一端側
がスロットルボディ1の全閉ストッパ17に掛止めさ
れ、他端側がリテーナプレート10の当接部11に掛止
めされている。そして、戻しばね13は、弁軸5を弁体
7の閉弁方向に向けて図3中の矢示A方向と逆向きに付
勢している。
【0030】15は一方の端部が車両のアクセルペダル
(図示せず)に連結されたワイヤで、該ワイヤ15は、
図3に示す如く、他方の端部がワイヤドラム8の取付部
8Dに取付ピン16等を用いて固着され、この端部側寄
りの部位がドラム部8Cの外周側にほぼ半周に亘って巻
装されている。また、ワイヤ15は、スロットルボディ
1の近傍でワイヤガイド(図示せず)等を用いて支持さ
れ、アクセルペダルを操作することによりワイヤドラム
8のドラム部8Cに対して予め定められた引出し位置P
で引出しまたは巻取りされる構成となっている。
【0031】ここで、この引出し位置Pは、図3に示す
如く、ワイヤ15をワイヤドラム8から矢示B方向に向
けて接線方向に引張るときに、ワイヤ15がドラム部8
Cから離間する位置として定められるものである。そし
て、弁体7が全閉位置にある状態では、ワイヤ15の端
部側(取付ピン16)がワイヤドラム8の固定部8Dと
共に全閉ストッパ17の近傍に配置され、このときワイ
ヤ15の引出し位置Pは、弁軸5を挟んで固定部8Dと
ほぼ対向する位置となっている。
【0032】17は弁体7の全閉位置を定めるためスロ
ットルボディ1に一体形成された全閉ストッパで、該全
閉ストッパ17は、軸受収容部3の近傍に位置してスロ
ットルボディ1の外面側から弁軸5の軸方向に突出し、
その先端側には調整ねじ18が螺着されている。
【0033】19は弁体7の全開位置を規制するためス
ロットルボディ1に一体形成された全開ストッパで、該
全開ストッパ19は、スロットルボディ1の外面側から
弁軸5の軸方向に角柱状をなして突出している。そし
て、全開ストッパ19は、図4に示す如く、弁軸5を挟
んで全閉ストッパ17と径方向でほぼ対向する位置に配
設され、弁軸5の回転方向に対してワイヤ15の引出し
位置Pの近傍に配置されている。
【0034】なお、20はスロットルボディ1の軸受収
容部4に設けられたスロットルセンサで、該スロットル
センサ20は弁体7の開度を弁軸5の回動角として検出
するものである。
【0035】本実施の形態によるスロットルバルブ装置
は上述の如き構成を有するもので、次にその作動につい
て説明する。
【0036】まず、車両の運転者がアクセルペダルの操
作を解除しているときには、弁軸5が戻しばね13によ
りリテーナプレート10の当接部11を介して閉弁方向
に付勢されているため、当接部11がスロットルボディ
1の全閉ストッパ17等に当接した状態となり、これに
よって弁体7は全閉位置を保持する。
【0037】また、アクセルペダルを踏込み操作したと
きには、ワイヤ15が図3中の矢示B方向に引張られて
ワイヤドラム8から引出されると、ワイヤドラム8が弁
軸5と共に弁体7の開弁方向に向けて矢示A方向へと回
動され、これにより弁体7は戻しばね13に抗して開弁
される。そして、アクセルペダルを大きく踏込み操作し
たときには、図4に示す如く、リテーナプレート10の
当接部12がスロットルボディ1の全開ストッパ19に
当接し、これによって弁体7は全開位置まで開弁した状
態となる。
【0038】従って、車両の運転中には、弁体7を全閉
ストッパ17により定められた全閉位置と全開ストッパ
19により定められた全開位置との間でアクセルペダル
の操作量に応じて開,閉させることができ、運転者はア
クセルペダルを操作することによりエンジンの吸入空気
量を可変に調整することができる。
【0039】ところで、運転者がアクセルペダルを最大
位置まで大きく踏込み操作したときには、リテーナプレ
ート10の当接部12がスロットルボディ1の全開スト
ッパ19に当接すると、弁軸5がワイヤ15とワイヤド
ラム8とを経由して運転者の大きなアクセル操作力を受
けることになり、このとき弁軸5には、全開ストッパ1
9からリテーナプレート10を介してアクセル操作力の
反力も作用する。
【0040】しかし、本実施の形態では、全開ストッパ
19をワイヤ15の引出し位置Pの近傍に設け、アクセ
ルペダルを大きく踏込み操作したときには、この引出し
位置Pの近傍で当接部12が全開ストッパ19と当接す
る構成としたから、弁体7の全開位置を全開ストッパ1
9、当接部12により安定して規制でき、弁軸5の突出
端5A側に対して径方向に大きな力が加わるのを確実に
防止できると共に、信頼性を向上させることができる。
【0041】即ち、当接部12が全開ストッパ19に当
接したときには、図4に示す如く、ワイヤ15側から弁
軸5に加わる開弁方向の力F1 と、全開ストッパ19側
から弁軸5に加わる閉弁方向の反力F2 とを引出し位置
Pの近傍でワイヤ15の伸長方向(ワイヤドラム8の接
線方向)に沿った反対向きの力として互いに打消すこと
ができ、これらの合力が弁軸5の突出端5A側に対して
径方向に作用するのを確実に抑制することができる。
【0042】一方、本実施の形態に対する比較例とし
て、図5に示す如く、スロットルボディ100の全開ス
トッパ101をワイヤ102の引出し位置P′から離れ
た位置に設けた場合について述べる。この場合、ワイヤ
ドラム103が開弁方向に大きく回動され、当接部10
4が全開ストッパ101に当接したときには、ワイヤド
ラム103から弁軸105に加わる力F1 ′と、当接部
104から弁軸105に加わる反力F2 ′との合力F3
′が弁軸105の径方向に作用する。このため、これ
らの合力F3 ′は、弁軸105の突出端側をスロットル
ボディ100に対して径方向に屈曲させようとする外力
となり、弁軸105には高い強度を与える必要が生じ
る。
【0043】従って、本実施の形態によれば、アクセル
ペダルを大きく踏込み操作するときでも、弁軸5を安定
して回動させることができ、弁軸5に対して特別に高い
強度を与えることなく、耐久性を向上させることができ
る。
【0044】また、スロットルボディ1に全閉ストッパ
17を設け、当接部11,12を有するリテーナプレー
ト10をワイヤドラム8と共に弁軸5に廻止め状態で取
付けるようにしたから、弁体7の全閉位置を全閉ストッ
パ17、当接部11により確実に定めることができると
共に、例えばワイヤドラム8に当接部等を設ける必要が
なくなり、ワイヤドラム8を容易に形成することができ
る。
【0045】さらに、ワイヤドラム8のドラム部8Cを
半円弧状に形成して円弧の中心に弁軸5を設け、全閉ス
トッパ17と全開ストッパ19とを弁軸5を挟んでほぼ
対向する位置に設けるようにしたから、ワイヤドラム8
の固定部8Dに固定したワイヤ15をドラム部8Cの外
周側にほぼ半周に亘って巻装でき、ワイヤ15を引出し
位置Pから引出すときにワイヤドラム8を安定して回動
できると共に、全開ストッパ19を引出し位置Pの近傍
に容易にレイアウトすることができる。
【0046】なお、前記実施の形態では、当接部11,
12を有するリテーナプレート10をワイヤドラム8と
共に弁軸5に設ける構成としたが、本発明はこれに限ら
ず、ワイヤドラム8とリテーナプレート10とを単一の
部材として一体形成し、この部材を弁軸5に取付ける構
成としてもよく、さらにはリテーナプレート10を省略
して弁軸またはワイヤドラムに当接部を直接設ける構成
としてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、全開ストッパをワイヤの引出し位置の近傍に設け
る構成としたから、ワイヤドラムが全開ストッパに当接
したときには、ワイヤ側から弁軸に加わる開弁方向の力
と、全開ストッパ側から弁軸に加わる閉弁方向の反力と
をワイヤの引出し位置の近傍でワイヤの伸長方向に沿っ
た反対向きの力として互いに打消すことができ、これら
の合力が弁軸の突出端側に対して径方向に作用するのを
確実に抑制することができる。従って、アクセルペダル
を大きく踏込み操作するときでも、弁体の全開位置を全
開ストッパ等により安定して規制でき、弁軸の突出端側
に対して径方向に大きな力が加わるのを確実に防止でき
ると共に、耐久性、信頼性を向上させることができる。
【0048】また、請求項2の発明によれば、ワイヤが
引張られるときにワイヤドラムから離間する位置をワイ
ヤの引出し位置とする構成としたから、ワイヤ側から弁
軸に加わる力と、全開ストッパ側から弁軸に加わる反力
とをワイヤドラムの接線方向で互いに打消すことがで
き、これらの合力が弁軸の突出端側に対して径方向に作
用するのを確実に抑制できると共に、信頼性を向上させ
ることができる。
【0049】さらに、請求項3の発明によれば、スロッ
トルボディに全閉ストッパを設け、回動軸またはワイヤ
ドラムには全開ストッパ、全閉ストッパに当接する当接
部を設ける構成としたから、弁体の全閉位置と全開位置
とを全開ストッパ、全閉ストッパおよび当接部によって
確実に規制でき、これらの全閉位置と全開位置との間で
弁体を安定して開,閉させることができる。
【0050】また、請求項4の発明によれば、ワイヤド
ラムを弁軸を中心とした半円弧状に形成し、全閉ストッ
パと全開ストッパとを弁軸を挟んでほぼ対向する位置に
設ける構成としたから、ワイヤをワイヤドラム部の外周
側にほぼ半周に亘って巻装でき、ワイヤを引出し位置か
ら引出すときにワイヤドラムを安定して回動できると共
に、全開ストッパを引出し位置の近傍に容易にレイアウ
トすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるスロットルバルブ装
置を示す正面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみたスロットルバ
ルブ装置の縦断面図である。
【図3】ワイヤドラムが弁体と共に全閉位置にある状態
を示す図1の左側面図である。
【図4】ワイヤドラムを全開位置まで回動させた状態を
示す図1の左側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に対する比較例によるスロ
ットルバルブ装置を示す図4と同様位置からみた側面図
である。
【符号の説明】
1 スロットルボディ 2 スロットルチャンバ 5 弁軸 5A 突出端 7 弁体 8 ワイヤドラム 10 リテーナプレート 11,12 当接部 15 ワイヤ 17 全閉ストッパ 19 全開ストッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気通路を形成するスロット
    ルチャンバが設けられたスロットルボディと、該スロッ
    トルボディに回動可能に設けられ、前記スロットルチャ
    ンバから外部に突出する弁軸と、前記スロットルチャン
    バ内に位置して該弁軸に設けられ、該弁軸と共に回動し
    て前記吸気通路を開,閉する弁体と、前記スロットルチ
    ャンバの外部に位置して前記弁軸の突出端側に設けら
    れ、該弁軸の回転方向に延びるワイヤドラムと、該ワイ
    ヤドラムの外周側に巻装して設けられ、外部から引張る
    ことにより該ワイヤドラムを回動して前記弁体を開弁さ
    せるワイヤとからなるスロットルバルブ装置において、 前記スロットルボディには、前記ワイヤを引張ることに
    より前記ワイヤドラムを前記弁体の開弁方向に回動させ
    たときに前記ワイヤドラムが当接する全開ストッパを設
    け、該全開ストッパは前記ワイヤが引張られて前記ワイ
    ヤドラムから引出される引出し位置の近傍に設ける構成
    としたことを特徴とするスロットルバルブ装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤの引出し位置は、前記ワイヤ
    をワイヤドラムから接線方向に引張るときに前記ワイヤ
    がワイヤドラムから離間する位置である請求項1に記載
    のスロットルバルブ装置。
  3. 【請求項3】 前記スロットルボディには、前記ワイヤ
    を引張る力を解除したときに前記ワイヤドラムが前記弁
    体の閉弁方向に回動して当接する全閉ストッパを設け、
    前記回動軸またはワイヤドラムには前記全開ストッパ、
    全閉ストッパに当接する当接部を設けてなる請求項1ま
    たは2に記載のスロットルバルブ装置。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤドラムは半円弧状に形成して
    円弧の中心に前記弁軸を設け、前記全閉ストッパと全開
    ストッパとは前記弁軸を挟んでほぼ対向する位置に設け
    てなる請求項3に記載のスロットルバルブ装置。
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