JPH11324943A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH11324943A JPH11324943A JP12640698A JP12640698A JPH11324943A JP H11324943 A JPH11324943 A JP H11324943A JP 12640698 A JP12640698 A JP 12640698A JP 12640698 A JP12640698 A JP 12640698A JP H11324943 A JPH11324943 A JP H11324943A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工誤差に起因して生じるオルダムリングの
焼き付きを防止する。 【解決手段】 固定スクロール13を固定しているフレ
ーム16と旋回スクロール14との間に、キーおよびキ
ー溝構造を介して旋回スクロール14の自転阻止機構を
なすオルダムリング15を設ける。このオルダムリング
15の表面には、加工誤差を吸収する厚さで表面処理皮
膜44を形成しておく。これにより、加工誤差にばらつ
きが生じ、キー溝42に対してキー部32が局部当たり
を起こしても、表面処理皮膜44が運転初期の段階で摩
耗して両者の接触面積が増大するため、面圧上昇を防止
できる。
焼き付きを防止する。 【解決手段】 固定スクロール13を固定しているフレ
ーム16と旋回スクロール14との間に、キーおよびキ
ー溝構造を介して旋回スクロール14の自転阻止機構を
なすオルダムリング15を設ける。このオルダムリング
15の表面には、加工誤差を吸収する厚さで表面処理皮
膜44を形成しておく。これにより、加工誤差にばらつ
きが生じ、キー溝42に対してキー部32が局部当たり
を起こしても、表面処理皮膜44が運転初期の段階で摩
耗して両者の接触面積が増大するため、面圧上昇を防止
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクロール型圧縮
機に係わり、特に、旋回スクロールの自転阻止機構をな
すオルダムリングの焼き付き防止に有効な技術に関す
る。
機に係わり、特に、旋回スクロールの自転阻止機構をな
すオルダムリングの焼き付き防止に有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、密閉ハウジングと、該密閉ハ
ウジングの上部にフレームで支持されたスクロール型圧
縮機構と、該スクロール型圧縮機構の下方に配されたモ
ータとを備え、該モータの回転シャフトがスクロール型
圧縮機構の下部に連結されてなるスクロール型圧縮機が
知られている。
ウジングの上部にフレームで支持されたスクロール型圧
縮機構と、該スクロール型圧縮機構の下方に配されたモ
ータとを備え、該モータの回転シャフトがスクロール型
圧縮機構の下部に連結されてなるスクロール型圧縮機が
知られている。
【0003】このスクロール型圧縮機構は、フレームに
固定された固定スクロールと、フレームと固定スクロー
ルとの間にスラスト軸受を介して公転旋回可能に支持さ
れた旋回スクロールと、該旋回スクロールの背面とフレ
ームとの間に設けられて旋回スクロールの公転旋回運動
を許容しながらその自転を阻止するオルダムリングとを
備えて構成されている。
固定された固定スクロールと、フレームと固定スクロー
ルとの間にスラスト軸受を介して公転旋回可能に支持さ
れた旋回スクロールと、該旋回スクロールの背面とフレ
ームとの間に設けられて旋回スクロールの公転旋回運動
を許容しながらその自転を阻止するオルダムリングとを
備えて構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オルダムリ
ング1は、ダイキャスト用アルミニウムから円環状に形
成されていて、図5に示すように、旋回スクロールの背
面およびフレーム2に形成された各々のキー溝3にキー
部4がそれぞれ嵌合し、図示矢印方向に沿って摺動する
ようになっている。
ング1は、ダイキャスト用アルミニウムから円環状に形
成されていて、図5に示すように、旋回スクロールの背
面およびフレーム2に形成された各々のキー溝3にキー
部4がそれぞれ嵌合し、図示矢印方向に沿って摺動する
ようになっている。
【0005】しかるに、キー加工時のバラツキに起因し
て、図5において寸法Hで定義されるキー部4の直角度
が低いと、別言すればオルダムリング進行方向側の先端
角度θが90゜未満に形成されていると、先端角部が鋭
くなってキー溝4との接触面積が少なくなる結果、運転
中に面圧が上昇して焼き付きを起こす場合があった。
て、図5において寸法Hで定義されるキー部4の直角度
が低いと、別言すればオルダムリング進行方向側の先端
角度θが90゜未満に形成されていると、先端角部が鋭
くなってキー溝4との接触面積が少なくなる結果、運転
中に面圧が上昇して焼き付きを起こす場合があった。
【0006】本発明は、上記事情事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、加工誤差に起因して
生じるオルダムリングの焼き付きを防止することにあ
る。
もので、その目的とするところは、加工誤差に起因して
生じるオルダムリングの焼き付きを防止することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のスクロール型圧縮機は、ハウジング内に、フレ
ームで固定された固定スクロールと、該固定スクロール
の軸線を中心に所定の旋回半径で公転駆動される旋回ス
クロールと、該旋回スクロールおよび前記フレームに形
成された各々のキー溝にキー嵌合することで前記旋回ス
クロールの公転旋回運動を許容しつつその自転を阻止す
るオルダムリングとを備え、前記オルダムリングの表面
に、加工誤差を吸収する厚さの表面処理皮膜が被覆形成
されていることを特徴とするものである。
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のスクロール型圧縮機は、ハウジング内に、フレ
ームで固定された固定スクロールと、該固定スクロール
の軸線を中心に所定の旋回半径で公転駆動される旋回ス
クロールと、該旋回スクロールおよび前記フレームに形
成された各々のキー溝にキー嵌合することで前記旋回ス
クロールの公転旋回運動を許容しつつその自転を阻止す
るオルダムリングとを備え、前記オルダムリングの表面
に、加工誤差を吸収する厚さの表面処理皮膜が被覆形成
されていることを特徴とするものである。
【0008】このスクロール型圧縮機では、加工誤差に
ばらつきが生じる関係で旋回スクロールおよびフレーム
に形成された各々のキー溝に対し、オルダムリングに設
けられたキー部が局部当たりを起こしても、該キー部に
被覆形成された表面処理皮膜が運転初期の段階で摩耗し
て馴染むため、両者の接触面積が増加して面圧上昇が防
止される。
ばらつきが生じる関係で旋回スクロールおよびフレーム
に形成された各々のキー溝に対し、オルダムリングに設
けられたキー部が局部当たりを起こしても、該キー部に
被覆形成された表面処理皮膜が運転初期の段階で摩耗し
て馴染むため、両者の接触面積が増加して面圧上昇が防
止される。
【0009】この表面処理皮膜は、例えば、基材となる
金属の表面に硬質陽極酸化処理を施し、これに潤滑性の
良好なテフロン粒子を吸着させて形成する。また、表面
処理皮膜は、加工精度のばらつきを充分に吸収すること
のできる厚さに形成しておくことが好ましい。
金属の表面に硬質陽極酸化処理を施し、これに潤滑性の
良好なテフロン粒子を吸着させて形成する。また、表面
処理皮膜は、加工精度のばらつきを充分に吸収すること
のできる厚さに形成しておくことが好ましい。
【0010】請求項2記載のスクロール型圧縮機は、ハ
ウジング内に、フレームで固定された固定スクロール
と、該固定スクロールの軸線を中心に所定の旋回半径で
公転駆動される旋回スクロールと、該旋回スクロールお
よび前記フレームに形成された各キー溝にキー嵌合する
ことで前記旋回スクロールの公転旋回運動を許容しつつ
その自転を阻止するオルダムリングとを備え、前記オル
ダムリングに設けられたキー部の横断面幅寸法が、その
根元部から先端部に向かうに従い漸次小さくなるように
形成されていることを特徴とするものである。
ウジング内に、フレームで固定された固定スクロール
と、該固定スクロールの軸線を中心に所定の旋回半径で
公転駆動される旋回スクロールと、該旋回スクロールお
よび前記フレームに形成された各キー溝にキー嵌合する
ことで前記旋回スクロールの公転旋回運動を許容しつつ
その自転を阻止するオルダムリングとを備え、前記オル
ダムリングに設けられたキー部の横断面幅寸法が、その
根元部から先端部に向かうに従い漸次小さくなるように
形成されていることを特徴とするものである。
【0011】通常、キー溝は溝加工時におけるカッタの
摩耗によって、横断面幅寸法が開口側から底面側に向か
うに従い漸次狭まるように形成されてしまうが、このス
クロール型圧縮機では、このキー溝の寸法変化に対応す
るようにキー部が形成されているため、接触面積の増大
が図られて面圧上昇が防止される。
摩耗によって、横断面幅寸法が開口側から底面側に向か
うに従い漸次狭まるように形成されてしまうが、このス
クロール型圧縮機では、このキー溝の寸法変化に対応す
るようにキー部が形成されているため、接触面積の増大
が図られて面圧上昇が防止される。
【0012】請求項3記載のスクロール型圧縮機は、請
求項2記載のスクロール型圧縮機において、前記オルダ
ムリングの表面に、加工誤差を吸収する厚さの表面処理
皮膜が被覆形成されていることを特徴とするものであ
る。このスクロール型圧縮機では、キー部がキー溝の寸
法変化に対応するように形成されていることに加えて、
運転時間の経過に伴う表面処理皮膜の摩耗によっても接
触面積の増大が図られるため、面圧上昇がより有効に防
止される。
求項2記載のスクロール型圧縮機において、前記オルダ
ムリングの表面に、加工誤差を吸収する厚さの表面処理
皮膜が被覆形成されていることを特徴とするものであ
る。このスクロール型圧縮機では、キー部がキー溝の寸
法変化に対応するように形成されていることに加えて、
運転時間の経過に伴う表面処理皮膜の摩耗によっても接
触面積の増大が図られるため、面圧上昇がより有効に防
止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態につ
いて、図1〜図4を参照しながら説明する。図3におい
て、密閉ハウジング11の内部には、スクロール型圧縮
機構Cが上部に、また、電動機Mが下部に収納設置さ
れ、これらは回転シャフト12を介して互いに連動連結
されている。
いて、図1〜図4を参照しながら説明する。図3におい
て、密閉ハウジング11の内部には、スクロール型圧縮
機構Cが上部に、また、電動機Mが下部に収納設置さ
れ、これらは回転シャフト12を介して互いに連動連結
されている。
【0014】スクロール型圧縮機構Cは、固定スクロー
ル13,旋回スクロール14,旋回スクロール14の公
転旋回運動を許容しながらその自転を阻止するオルダム
リング15,固定スクロール13が締結されるフレーム
16,回転シャフト12を軸支する上部軸受17等から
構成されている。固定スクロール13は、端板18と、
その内面に立設された渦巻き状ラップ19とを備えてな
り、吸入孔20が外周壁に設けられるとともに、吐出ポ
ート21aが端板18の中央に設けられている。
ル13,旋回スクロール14,旋回スクロール14の公
転旋回運動を許容しながらその自転を阻止するオルダム
リング15,固定スクロール13が締結されるフレーム
16,回転シャフト12を軸支する上部軸受17等から
構成されている。固定スクロール13は、端板18と、
その内面に立設された渦巻き状ラップ19とを備えてな
り、吸入孔20が外周壁に設けられるとともに、吐出ポ
ート21aが端板18の中央に設けられている。
【0015】ディスチャージカバー22の中央には、吐
出ポート21aとつながる吐出ポート21bと、これを
開閉する吐出弁23とが設けられている。旋回スクロー
ル14は、端板24と、その内面に立設された渦巻き状
ラップ25とを備えている。
出ポート21aとつながる吐出ポート21bと、これを
開閉する吐出弁23とが設けられている。旋回スクロー
ル14は、端板24と、その内面に立設された渦巻き状
ラップ25とを備えている。
【0016】端板24の下部外面に立設されたボス26
内には、偏心ブッシュ27が旋回軸受28を介して回転
自在に嵌挿され、この偏心ブッシュ27に穿設された穴
には、回転シャフト12の上端から突出する偏心ピン2
9が回転自在に嵌合されている。そして、これら固定ス
クロール13と旋回スクロール14とを相互に所定距離
だけ偏心させ、かつ180度だけ角度をずらせて噛み合
わせることによって複数個の密閉空間30が形成されて
いる。
内には、偏心ブッシュ27が旋回軸受28を介して回転
自在に嵌挿され、この偏心ブッシュ27に穿設された穴
には、回転シャフト12の上端から突出する偏心ピン2
9が回転自在に嵌合されている。そして、これら固定ス
クロール13と旋回スクロール14とを相互に所定距離
だけ偏心させ、かつ180度だけ角度をずらせて噛み合
わせることによって複数個の密閉空間30が形成されて
いる。
【0017】フレーム16は、密閉ハウジング11に固
定されており、このフレーム16の上面に形成されたス
ラスト面31と旋回スクロール14の背面とが摺接して
旋回スクロール14を支持している。このスラスト面3
1には、油溝32が穿設されている。また、フレーム1
6の上面中心部に穿設された円筒状の穴は、旋回スクロ
ール14の背面によって閉塞され、これにより油溜め室
33が形成されている。この油溜め室33の円筒形内壁
面下部には、排油孔34が穿設されている。
定されており、このフレーム16の上面に形成されたス
ラスト面31と旋回スクロール14の背面とが摺接して
旋回スクロール14を支持している。このスラスト面3
1には、油溝32が穿設されている。また、フレーム1
6の上面中心部に穿設された円筒状の穴は、旋回スクロ
ール14の背面によって閉塞され、これにより油溜め室
33が形成されている。この油溜め室33の円筒形内壁
面下部には、排油孔34が穿設されている。
【0018】回転シャフト12の下端部には、容積型の
油ポンプ36が備えられている。この油ポンプ36の吸
込口(図示しない)は、密閉ハウジング11の底部の油
溜まり37に開口している。また、油ポンプ36の吐出
口(図示しない)は、回転シャフト12に穿設された給
油孔38に連通している。
油ポンプ36が備えられている。この油ポンプ36の吸
込口(図示しない)は、密閉ハウジング11の底部の油
溜まり37に開口している。また、油ポンプ36の吐出
口(図示しない)は、回転シャフト12に穿設された給
油孔38に連通している。
【0019】オルダムリング15は、図4に示すよう
に、ダイキャスト用アルミニウム(例えば、JIS H
5302規定のADC12)を基材として円環状に形成
され、一方の環状面には旋回スクロール14の背面に設
けられたキー溝に嵌合するキー部41が設けられ、他方
の面にはフレーム16に設けられたキー溝42に嵌合す
るキー部43が設けられている。
に、ダイキャスト用アルミニウム(例えば、JIS H
5302規定のADC12)を基材として円環状に形成
され、一方の環状面には旋回スクロール14の背面に設
けられたキー溝に嵌合するキー部41が設けられ、他方
の面にはフレーム16に設けられたキー溝42に嵌合す
るキー部43が設けられている。
【0020】また、オルダムリング15の表面には、図
1に示すように、所定厚の表面処理皮膜44が被覆形成
されている。この表面処理被膜44は、基材をなすダイ
キャスト用アルミニウムの表面に硬質陽極酸化処理を施
した後、これにテフロンの粒子を吸着させることで、潤
滑性を有するように形成されている。
1に示すように、所定厚の表面処理皮膜44が被覆形成
されている。この表面処理被膜44は、基材をなすダイ
キャスト用アルミニウムの表面に硬質陽極酸化処理を施
した後、これにテフロンの粒子を吸着させることで、潤
滑性を有するように形成されている。
【0021】表面処理皮膜44の厚さは、オルダムリン
グ15のキー部41,43における直角度に応じて適宜
設定される。すなわち、オルダムリング15の直角度
は、通常10μm以下となるように加工されるため、そ
の加工誤差のばらつきを充分に吸収できるように、10
μm以上の厚さとなるように形成しておくことが好まし
い。
グ15のキー部41,43における直角度に応じて適宜
設定される。すなわち、オルダムリング15の直角度
は、通常10μm以下となるように加工されるため、そ
の加工誤差のばらつきを充分に吸収できるように、10
μm以上の厚さとなるように形成しておくことが好まし
い。
【0022】このように構成されたスクロール型圧縮機
では、電動機Mを駆動することによって、回転シャフト
12、偏心ピン19、偏心ブッシュ27、ボス26等か
らなる公転旋回機構を介して旋回スクロール14が駆動
され、旋回スクロール14は、オルダムリング15によ
って自転を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公
転旋回運動する。
では、電動機Mを駆動することによって、回転シャフト
12、偏心ピン19、偏心ブッシュ27、ボス26等か
らなる公転旋回機構を介して旋回スクロール14が駆動
され、旋回スクロール14は、オルダムリング15によ
って自転を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公
転旋回運動する。
【0023】すると、ガスは吸入管51を経て密閉ハウ
ジング11内に入り、フレーム16のガス通路(図示せ
ず)を通り、吸入孔20を経て密閉空間30内に吸入さ
れる。そして、旋回スクロール14の公転旋回運動によ
り密閉空間30の容積が減少するのに伴って、吸入され
たガスは圧縮されながら中央部に至り、吐出ポート21
bより吐出弁23を押し開いて吐出キャビティ52に入
り、ここから吐出管53を経て外部に吐出される。
ジング11内に入り、フレーム16のガス通路(図示せ
ず)を通り、吸入孔20を経て密閉空間30内に吸入さ
れる。そして、旋回スクロール14の公転旋回運動によ
り密閉空間30の容積が減少するのに伴って、吸入され
たガスは圧縮されながら中央部に至り、吐出ポート21
bより吐出弁23を押し開いて吐出キャビティ52に入
り、ここから吐出管53を経て外部に吐出される。
【0024】本実施形態のスクロール型圧縮機において
は、加工誤差にばらつきが生じる関係で、オルダムリン
グ15に形成されたキー部43の先端角度θが90゜未
満になって尖るようなことがあっても、運転初期の段階
でキー部43に被覆形成された表面処理皮膜44が摩耗
し、テフロン粒子の持つ潤滑性によって焼き付くことな
く馴染むため、キー溝42の壁面とキー部43との接触
面積が増加して面が下がり、焼き付きが生じることなく
運転が続けられる。
は、加工誤差にばらつきが生じる関係で、オルダムリン
グ15に形成されたキー部43の先端角度θが90゜未
満になって尖るようなことがあっても、運転初期の段階
でキー部43に被覆形成された表面処理皮膜44が摩耗
し、テフロン粒子の持つ潤滑性によって焼き付くことな
く馴染むため、キー溝42の壁面とキー部43との接触
面積が増加して面が下がり、焼き付きが生じることなく
運転が続けられる。
【0025】次に、本発明の第2実施形態について、図
2を参照しながら説明する。本実施形態に係るオルダム
リング15のキー部61は、横断面が根元部から先端部
に向かうに従い漸次小さくなるように形成されている。
すなわち、先端部幅寸法L1を根元部幅寸法L2よりも小
さくしている。
2を参照しながら説明する。本実施形態に係るオルダム
リング15のキー部61は、横断面が根元部から先端部
に向かうに従い漸次小さくなるように形成されている。
すなわち、先端部幅寸法L1を根元部幅寸法L2よりも小
さくしている。
【0026】このような形状にした理由は、次の通りで
ある。すなわち、フレーム16に形成されるキー溝62
はカッタで加工するが、カッタが摩耗してくると、キー
溝62の底面側幅寸法L3が開口側幅寸法L4よりも小さ
くなるため、たとえオルダムリング15のキー部61の
加工精度を上げ、その先端角度θを90゜にすることが
できても、キー溝62の壁面が傾斜面をなして局部当た
りをおこすために焼き付きが生じる。
ある。すなわち、フレーム16に形成されるキー溝62
はカッタで加工するが、カッタが摩耗してくると、キー
溝62の底面側幅寸法L3が開口側幅寸法L4よりも小さ
くなるため、たとえオルダムリング15のキー部61の
加工精度を上げ、その先端角度θを90゜にすることが
できても、キー溝62の壁面が傾斜面をなして局部当た
りをおこすために焼き付きが生じる。
【0027】そこで、本実施形態のオルダムリング15
では、意図的にキー部61の形状を、先端側幅寸法L1
が根元側幅寸法L2よりも小さくなるように加工するこ
とで、局部当たりを防いでいる。このため、上述と同様
に、キー溝62の壁面とキー部61との接触面積が増加
して面圧が下がり、焼き付きを生じさせることなく運転
を続けることができる。
では、意図的にキー部61の形状を、先端側幅寸法L1
が根元側幅寸法L2よりも小さくなるように加工するこ
とで、局部当たりを防いでいる。このため、上述と同様
に、キー溝62の壁面とキー部61との接触面積が増加
して面圧が下がり、焼き付きを生じさせることなく運転
を続けることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を奏することができる。 (a)請求項1記載のスクロール型圧縮機においては、
加工誤差にばらつきが生じる関係で旋回スクロールおよ
びフレームに形成された各々のキー溝に対し、オルダム
リングに設けられたキー部が局部当たりを起こしても、
キー部に被覆形成された表面処理皮膜が運転初期の段階
で摩耗して馴染むため、両者の接触面積が増加して面圧
上昇を防止することができ、焼き付きのおそれなく連続
運転が行えるようになる。
によれば、次のような効果を奏することができる。 (a)請求項1記載のスクロール型圧縮機においては、
加工誤差にばらつきが生じる関係で旋回スクロールおよ
びフレームに形成された各々のキー溝に対し、オルダム
リングに設けられたキー部が局部当たりを起こしても、
キー部に被覆形成された表面処理皮膜が運転初期の段階
で摩耗して馴染むため、両者の接触面積が増加して面圧
上昇を防止することができ、焼き付きのおそれなく連続
運転が行えるようになる。
【0029】(b)請求項2記載のスクロール型圧縮機
においては、キー溝の横断面幅寸法が、溝加工時におけ
るカッタの摩耗によって開口側から底面側に向かうに従
い漸次狭まるように形成されてしまうといった実状を踏
まえ、キー部をこのキー溝の寸法変化に対応するように
形成しているため、接触面積が増大して面圧上昇を防止
することができ、焼き付きのおそれなく連続運転が行え
るようになる。
においては、キー溝の横断面幅寸法が、溝加工時におけ
るカッタの摩耗によって開口側から底面側に向かうに従
い漸次狭まるように形成されてしまうといった実状を踏
まえ、キー部をこのキー溝の寸法変化に対応するように
形成しているため、接触面積が増大して面圧上昇を防止
することができ、焼き付きのおそれなく連続運転が行え
るようになる。
【0030】(c)請求項3記載のスクロール型圧縮機
においては、キー部がキー溝の寸法変化に対応するよう
に形成されていることに加えて、運転時間の経過に伴う
表面処理皮膜の摩耗によっても接触面積の増大を図るこ
とができるため、面圧上昇がより有効に防止され、焼き
付きのおそれなく長時間にわたる連続運転が行えるよう
になる。
においては、キー部がキー溝の寸法変化に対応するよう
に形成されていることに加えて、運転時間の経過に伴う
表面処理皮膜の摩耗によっても接触面積の増大を図るこ
とができるため、面圧上昇がより有効に防止され、焼き
付きのおそれなく長時間にわたる連続運転が行えるよう
になる。
【図1】 本発明に係わるスクロール型圧縮機の第1実
施形態を示す要部拡大断面図である。
施形態を示す要部拡大断面図である。
【図2】 本発明に係わるスクロール型圧縮機の第2実
施形態を示す要部拡大断面図である。
施形態を示す要部拡大断面図である。
【図3】 本発明に係わるスクロール型圧縮機の全体構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図4】 (a)は、図3に示すオルダムリングの平面
図、(b)は同オルダムリングの側面図である。
図、(b)は同オルダムリングの側面図である。
【図5】 ハウジング内に組み込まれた従来のオルダム
リングの状態を示す要部拡大断面図である。
リングの状態を示す要部拡大断面図である。
11 密閉ハウジング 13 固定スクロール 14 旋回スクロール 15 オルダムリング 16 フレーム 41、43、61 キー部 44 表面処理皮膜 42、62 キー溝
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジング内に、フレームで固定された
固定スクロールと、該固定スクロールの軸線を中心に所
定の旋回半径で公転駆動される旋回スクロールと、該旋
回スクロールおよび前記フレームに形成された各々のキ
ー溝にキー嵌合することで前記旋回スクロールの公転旋
回運動を許容しつつその自転を阻止するオルダムリング
とを備え、 前記オルダムリングの表面に、加工誤差を吸収する厚さ
の表面処理皮膜が被覆形成されていることを特徴とする
スクロール型圧縮機。 - 【請求項2】 ハウジング内に、フレームで固定された
固定スクロールと、該固定スクロールの軸線を中心に所
定の旋回半径で公転駆動される旋回スクロールと、該旋
回スクロールおよび前記フレームに形成された各キー溝
にキー嵌合することで前記旋回スクロールの公転旋回運
動を許容しつつその自転を阻止するオルダムリングとを
備え、 前記オルダムリングに設けられたキー部の横断面幅寸法
が、その根元部から先端部に向かうに従い漸次小さくな
るように形成されていることを特徴とするスクロール型
圧縮機。 - 【請求項3】 前記オルダムリングの表面に、加工誤差
を吸収する厚さの表面処理皮膜が被覆形成されているこ
とを特徴とする請求項2記載のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12640698A JPH11324943A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12640698A JPH11324943A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11324943A true JPH11324943A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=14934377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12640698A Withdrawn JPH11324943A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11324943A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6439867B1 (en) * | 2001-05-14 | 2002-08-27 | Copeland Corporation | Scroll compressor having a clearance for the oldham coupling |
| US6443719B1 (en) * | 2001-02-20 | 2002-09-03 | Scroll Technologies | Easy-manufacture oldham coupling |
| US7918658B2 (en) * | 2008-01-17 | 2011-04-05 | Bitzer Scroll Inc. | Non symmetrical key coupling contact and scroll compressor having same |
| US20190301458A1 (en) * | 2016-05-24 | 2019-10-03 | Daikin Industries, Ltd. | Scroll compressor |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP12640698A patent/JPH11324943A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6443719B1 (en) * | 2001-02-20 | 2002-09-03 | Scroll Technologies | Easy-manufacture oldham coupling |
| US6439867B1 (en) * | 2001-05-14 | 2002-08-27 | Copeland Corporation | Scroll compressor having a clearance for the oldham coupling |
| EP1260713A2 (en) | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Copeland Corporation | Scroll compressor with Oldham coupling |
| EP1260713A3 (en) * | 2001-05-14 | 2003-01-02 | Copeland Corporation | Scroll compressor with Oldham coupling |
| AU780605B2 (en) * | 2001-05-14 | 2005-04-07 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Scroll compressor having a clearance for the oldham coupling |
| CN100335792C (zh) * | 2001-05-14 | 2007-09-05 | 爱默生气候技术公司 | 具有间隙的欧氏联轴节螺旋压缩机 |
| KR100916554B1 (ko) * | 2001-05-14 | 2009-09-14 | 에머슨 클리메이트 테크놀로지즈 인코퍼레이티드 | 올덤 커플링을 위한 클리어런스를 가진 스크롤 압축기 |
| US7918658B2 (en) * | 2008-01-17 | 2011-04-05 | Bitzer Scroll Inc. | Non symmetrical key coupling contact and scroll compressor having same |
| US20190301458A1 (en) * | 2016-05-24 | 2019-10-03 | Daikin Industries, Ltd. | Scroll compressor |
| US10815992B2 (en) * | 2016-05-24 | 2020-10-27 | Daikin Industries, Ltd. | Scroll compressor having Oldham coupling with key portions and different width key gaps |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |