JPH11325725A - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
- Publication number
- JPH11325725A JPH11325725A JP10137074A JP13707498A JPH11325725A JP H11325725 A JPH11325725 A JP H11325725A JP 10137074 A JP10137074 A JP 10137074A JP 13707498 A JP13707498 A JP 13707498A JP H11325725 A JPH11325725 A JP H11325725A
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- JP
- Japan
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- exhaust
- garbage
- air
- hot air
- storage tank
- Prior art date
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- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用環境に応じた加熱乾燥処理を自動的に行
い、排気臭の問題なく加熱乾燥時間を短縮しうる厨芥処
理装置を提供すること。 【解決手段】 タンク11内に投入された厨芥を、熱風
ファン42及び熱風ヒータ46を作動させて加熱し加熱
乾燥処理する。厨芥から発生した空気は脱臭装置53に
て脱臭された後に外部に放出される。また、加熱乾燥処
理中に熱風温度センサ47と水蒸気温度センサ48がそ
れぞれ検出する熱風の温度と水蒸気の温度との差が所定
値以下となったとき、熱風ヒータ46の作動を停止して
厨芥の加熱乾燥処理を停止する。一方、タンク11の側
壁には外気の吸気孔が設けられており、且つ同吸気孔を
閉塞又は開放する吸気孔閉塞板が固定可能になってい
る。この吸気孔閉塞板により吸気孔を閉塞すれば、加熱
処理時間が自動的に長くなるが脱臭が十分に行われ、吸
気孔を開放すれば加熱処理時間が自動的に短くなる。
い、排気臭の問題なく加熱乾燥時間を短縮しうる厨芥処
理装置を提供すること。 【解決手段】 タンク11内に投入された厨芥を、熱風
ファン42及び熱風ヒータ46を作動させて加熱し加熱
乾燥処理する。厨芥から発生した空気は脱臭装置53に
て脱臭された後に外部に放出される。また、加熱乾燥処
理中に熱風温度センサ47と水蒸気温度センサ48がそ
れぞれ検出する熱風の温度と水蒸気の温度との差が所定
値以下となったとき、熱風ヒータ46の作動を停止して
厨芥の加熱乾燥処理を停止する。一方、タンク11の側
壁には外気の吸気孔が設けられており、且つ同吸気孔を
閉塞又は開放する吸気孔閉塞板が固定可能になってい
る。この吸気孔閉塞板により吸気孔を閉塞すれば、加熱
処理時間が自動的に長くなるが脱臭が十分に行われ、吸
気孔を開放すれば加熱処理時間が自動的に短くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨芥を加熱乾燥処
理するための厨芥処理装置に関する。
理するための厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特開平5
−155681号公報に示されるように、送風器及び加
熱器を作動させることにより収容槽に収容された厨芥に
熱風を送り、同厨芥を加熱乾燥処理するように構成され
ている。また、厨芥内の水分の蒸発が完了すると同厨芥
から発生する水蒸気の温度が上昇する現象を利用して、
同水蒸気及び収容槽の温度が所定温度より高くなったと
き、送風器及び加熱器の作動を停止させて加熱乾燥処理
を終了するようになっている。ところが、上記水蒸気及
び収容槽の温度は外気の影響を直接的に受ける。従っ
て、外気の温度が大きく変化した場合には水蒸気及び収
容槽の温度も大きく変化し、その結果、加熱乾燥処理を
的確に終了させることができないという問題が生じてい
た。
−155681号公報に示されるように、送風器及び加
熱器を作動させることにより収容槽に収容された厨芥に
熱風を送り、同厨芥を加熱乾燥処理するように構成され
ている。また、厨芥内の水分の蒸発が完了すると同厨芥
から発生する水蒸気の温度が上昇する現象を利用して、
同水蒸気及び収容槽の温度が所定温度より高くなったと
き、送風器及び加熱器の作動を停止させて加熱乾燥処理
を終了するようになっている。ところが、上記水蒸気及
び収容槽の温度は外気の影響を直接的に受ける。従っ
て、外気の温度が大きく変化した場合には水蒸気及び収
容槽の温度も大きく変化し、その結果、加熱乾燥処理を
的確に終了させることができないという問題が生じてい
た。
【0003】そこで本出願人は、熱風温度センサにより
検出される厨芥に送られる熱風の温度と水蒸気温度セン
サにより検出される厨芥から発生した水蒸気の温度との
差が所定値以下になったときに加熱器の作動を停止させ
る装置を提案した(未公知)。この装置によれば、外気
の影響を受けることなく厨芥の乾燥を的確に把握できる
ため、適正なタイミングにて加熱器の動作を終了しうる
ようになった。
検出される厨芥に送られる熱風の温度と水蒸気温度セン
サにより検出される厨芥から発生した水蒸気の温度との
差が所定値以下になったときに加熱器の作動を停止させ
る装置を提案した(未公知)。この装置によれば、外気
の影響を受けることなく厨芥の乾燥を的確に把握できる
ため、適正なタイミングにて加熱器の動作を終了しうる
ようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした厨
芥処理装置においては、収容槽内の空気を脱臭触媒によ
って脱臭させた後に外部に排出するように構成して、排
気異臭の抑制を図っている。この脱臭触媒による脱臭効
果は、触媒の種類、温度等を同一とすれば、同触媒を通
過する空気流量(以下、「排気流量」という。)が大き
いほど低下する。
芥処理装置においては、収容槽内の空気を脱臭触媒によ
って脱臭させた後に外部に排出するように構成して、排
気異臭の抑制を図っている。この脱臭触媒による脱臭効
果は、触媒の種類、温度等を同一とすれば、同触媒を通
過する空気流量(以下、「排気流量」という。)が大き
いほど低下する。
【0005】一方、厨芥処理装置は、僅かな異臭でも問
題となる環境(屋内や民家が密集している場所など)に
おいて使用されることが多い。従って、排気流量は脱臭
が十分になされるような値に設定される。排気流量が決
定されると、収容槽内から外部に排出される水蒸気の量
も決定されるので、加熱乾燥時間も決定される。
題となる環境(屋内や民家が密集している場所など)に
おいて使用されることが多い。従って、排気流量は脱臭
が十分になされるような値に設定される。排気流量が決
定されると、収容槽内から外部に排出される水蒸気の量
も決定されるので、加熱乾燥時間も決定される。
【0006】他方、厨芥処理装置は、僅かな異臭であれ
ば問題とならない環境(屋外であって隣接する民家がな
い場所など)においても使用される。この場合、排気流
量を増加することにより排出される水蒸気量を増加して
加熱乾燥処理時間を短縮することが可能である。しかし
ながら、上記提案の装置においては、この点について何
ら考慮がなされておらず、加熱乾燥時間を短縮すること
ができないという問題がある。
ば問題とならない環境(屋外であって隣接する民家がな
い場所など)においても使用される。この場合、排気流
量を増加することにより排出される水蒸気量を増加して
加熱乾燥処理時間を短縮することが可能である。しかし
ながら、上記提案の装置においては、この点について何
ら考慮がなされておらず、加熱乾燥時間を短縮すること
ができないという問題がある。
【0007】従って、本発明の目的は、使用環境に応じ
た厨芥の加熱乾燥処理を行うことにより、異臭の問題を
発生することなく加熱乾燥処理時間を短縮しうる厨芥処
理装置を提供することにある。
た厨芥の加熱乾燥処理を行うことにより、異臭の問題を
発生することなく加熱乾燥処理時間を短縮しうる厨芥処
理装置を提供することにある。
【0008】
【発明の概要】本発明の第1の特徴は、厨芥を収容する
収容槽と、収容槽の壁面に設けられた吸気孔を介して同
収容槽の外部から内部に取込まれる空気と同収容槽の内
部に残存している空気とを厨芥に送風する送風手段と、
厨芥に送風される空気を加熱して熱風とする加熱手段
と、収容槽の内部の空気を同収容槽に接続された排気通
路及び同排気通路内に設けた脱臭触媒を介して同収容槽
の外部に排出する排気手段と、前記送風手段、前記加熱
手段及び前記排気手段の作動を開始させる開始制御手段
とを備え、厨芥に熱風を送って同厨芥を加熱乾燥処理す
るように構成した厨芥処理装置において、前記前記熱風
の温度を検出する熱風温度センサにより検出された熱風
の温度と前記厨芥から発生する水蒸気の温度を検出する
水蒸気温度センサにより検出された水蒸気の温度との差
が所定値以下になったとき前記加熱手段の作動を停止さ
せる停止制御手段と、前記排気手段により前記収容槽の
外部に排出される空気の流量を調整する排気流量調整手
段とを設けたことにある。
収容槽と、収容槽の壁面に設けられた吸気孔を介して同
収容槽の外部から内部に取込まれる空気と同収容槽の内
部に残存している空気とを厨芥に送風する送風手段と、
厨芥に送風される空気を加熱して熱風とする加熱手段
と、収容槽の内部の空気を同収容槽に接続された排気通
路及び同排気通路内に設けた脱臭触媒を介して同収容槽
の外部に排出する排気手段と、前記送風手段、前記加熱
手段及び前記排気手段の作動を開始させる開始制御手段
とを備え、厨芥に熱風を送って同厨芥を加熱乾燥処理す
るように構成した厨芥処理装置において、前記前記熱風
の温度を検出する熱風温度センサにより検出された熱風
の温度と前記厨芥から発生する水蒸気の温度を検出する
水蒸気温度センサにより検出された水蒸気の温度との差
が所定値以下になったとき前記加熱手段の作動を停止さ
せる停止制御手段と、前記排気手段により前記収容槽の
外部に排出される空気の流量を調整する排気流量調整手
段とを設けたことにある。
【0009】この第1の特徴を有する厨芥処理装置にお
いては、排気流量調整手段が排気手段によって収容槽の
外部に排出される空気流量、即ち「排気流量」を調整し
得るようになっている。このため、僅かな異臭であれば
問題が発生しない環境下で厨芥処理装置を使用する場合
には、排気流量調整手段により排気流量を多く設定して
おくことが可能となる。排気流量が多くなると水蒸気の
排出量も多くなるので、厨芥が比較的短時間で乾燥す
る。従って、熱風の温度と水蒸気の温度との差が比較的
短時間内に所定値以下になり、停止制御手段が加熱手段
の作動を比較的短時間内に停止する。この結果、加熱乾
燥処理の時間が短縮できる。
いては、排気流量調整手段が排気手段によって収容槽の
外部に排出される空気流量、即ち「排気流量」を調整し
得るようになっている。このため、僅かな異臭であれば
問題が発生しない環境下で厨芥処理装置を使用する場合
には、排気流量調整手段により排気流量を多く設定して
おくことが可能となる。排気流量が多くなると水蒸気の
排出量も多くなるので、厨芥が比較的短時間で乾燥す
る。従って、熱風の温度と水蒸気の温度との差が比較的
短時間内に所定値以下になり、停止制御手段が加熱手段
の作動を比較的短時間内に停止する。この結果、加熱乾
燥処理の時間が短縮できる。
【0010】また、本特徴によれば、僅かな異臭でも問
題となるような環境下で厨芥処理装置を使用する場合に
は、排気流量調整手段により排気流量を少なく設定して
おくことが可能となる。排気流量が少ないと水蒸気の排
出量も少なくなって厨芥の乾燥速度が低下するために加
熱手段の作動を停止するまでの時間が相対的には長くな
るが、脱臭触媒が異臭を十分に取除くので異臭による問
題を発生しない。このようにして、第1の特徴を有する
厨芥処理装置は、環境に応じた加熱乾燥処理を達成す
る。なお、本特徴における排気手段は、収容槽内部の空
気を自身で外部に排出させる排気ファン等を備えるもの
には限られず、例えば、送風手段による送風によって収
容槽内部の空気を外部に排出するものでもよい。
題となるような環境下で厨芥処理装置を使用する場合に
は、排気流量調整手段により排気流量を少なく設定して
おくことが可能となる。排気流量が少ないと水蒸気の排
出量も少なくなって厨芥の乾燥速度が低下するために加
熱手段の作動を停止するまでの時間が相対的には長くな
るが、脱臭触媒が異臭を十分に取除くので異臭による問
題を発生しない。このようにして、第1の特徴を有する
厨芥処理装置は、環境に応じた加熱乾燥処理を達成す
る。なお、本特徴における排気手段は、収容槽内部の空
気を自身で外部に排出させる排気ファン等を備えるもの
には限られず、例えば、送風手段による送風によって収
容槽内部の空気を外部に排出するものでもよい。
【0011】本発明の第2の特徴は、第1の特徴におけ
る排気流量調整手段が前記収容槽の壁面に設けられた吸
気孔の一部又は全部を遮蔽又は開放して同収容槽の内部
と外部とを連通する孔の面積を増減する面積変更手段か
らなることにある。即ち、第2の特徴においては、吸気
通路の有効面積を増減することにより排気流量を調整す
る。これにより、排気通路の有効面積を増減することに
より排気流量を調整する場合に対して厨芥槽内の圧力上
昇を小さくすることができるので、装置の耐久性、コス
トダウンの点で有利な厨芥処理装置が提供される。
る排気流量調整手段が前記収容槽の壁面に設けられた吸
気孔の一部又は全部を遮蔽又は開放して同収容槽の内部
と外部とを連通する孔の面積を増減する面積変更手段か
らなることにある。即ち、第2の特徴においては、吸気
通路の有効面積を増減することにより排気流量を調整す
る。これにより、排気通路の有効面積を増減することに
より排気流量を調整する場合に対して厨芥槽内の圧力上
昇を小さくすることができるので、装置の耐久性、コス
トダウンの点で有利な厨芥処理装置が提供される。
【0012】本発明の第3の特徴は、第2の特徴におけ
る収容槽が前記吸気孔を複数有しており、面積変更手段
が前記複数の吸気孔を選択的に閉塞又は開放するように
構成されてなることにある。この特徴によれば、簡単な
構造により吸気通路の有効面積の増減を達成することが
できる。
る収容槽が前記吸気孔を複数有しており、面積変更手段
が前記複数の吸気孔を選択的に閉塞又は開放するように
構成されてなることにある。この特徴によれば、簡単な
構造により吸気通路の有効面積の増減を達成することが
できる。
【0013】本発明の第4の特徴は、第2,第3の特徴
を有する厨芥処理装置において、前記送風手段が前記収
容槽の外部に設けられた回転駆動装置と前記収容槽の内
部に設けられ且つ前記回転駆動装置の駆動軸に接続され
た回転軸とともに回転する送風ファンとを含み、前記面
積変更手段が、板状の部材であって所定位置に開口する
中心孔と同中心孔の周囲に開口する空気通過孔とを有
し、前記中心孔に前記回転軸を貫通させた状態で前記収
容槽の壁面に第1の回転位置にて固定され、且つ同第1
の回転位置から前記中心孔まわりに所定の角度だけ回転
された第2の回転位置においても前記収容槽の壁面に固
定可能に構成され、同部材が前記第1の位置にて固定さ
れた場合と前記第2の位置にて固定された場合とで前記
収容槽の壁面に設けられた吸気孔と同部材が有する前記
空気通過孔とが重合する面積が異なるように構成された
部材である吸気孔閉塞板を含むことにある。
を有する厨芥処理装置において、前記送風手段が前記収
容槽の外部に設けられた回転駆動装置と前記収容槽の内
部に設けられ且つ前記回転駆動装置の駆動軸に接続され
た回転軸とともに回転する送風ファンとを含み、前記面
積変更手段が、板状の部材であって所定位置に開口する
中心孔と同中心孔の周囲に開口する空気通過孔とを有
し、前記中心孔に前記回転軸を貫通させた状態で前記収
容槽の壁面に第1の回転位置にて固定され、且つ同第1
の回転位置から前記中心孔まわりに所定の角度だけ回転
された第2の回転位置においても前記収容槽の壁面に固
定可能に構成され、同部材が前記第1の位置にて固定さ
れた場合と前記第2の位置にて固定された場合とで前記
収容槽の壁面に設けられた吸気孔と同部材が有する前記
空気通過孔とが重合する面積が異なるように構成された
部材である吸気孔閉塞板を含むことにある。
【0014】上記した第4の特徴においては、吸気閉塞
板を収容槽壁面に第1の回転位置にて固定した場合と第
2の回転位置にて固定した場合とで、収容槽の壁面に設
けられた吸気孔と吸気閉塞板が有する空気通過孔とが重
合する面積が異なるようになっている。従って、本特徴
によれば、板状の吸気閉塞板及び同吸気閉塞板を第1及
び第2の回転位置にて収容槽の壁面に取付け可能とする
だけでよいという簡単な構造で排気流量を調整すること
ができるので、装置の改良に係るコストの上昇を抑制す
ることができる。また、本特徴を有さない厨芥処理装置
を僅かに変更するだけで、使用環境に応じた加熱乾燥処
理を達成する厨芥処理装置に改良することもできる。
板を収容槽壁面に第1の回転位置にて固定した場合と第
2の回転位置にて固定した場合とで、収容槽の壁面に設
けられた吸気孔と吸気閉塞板が有する空気通過孔とが重
合する面積が異なるようになっている。従って、本特徴
によれば、板状の吸気閉塞板及び同吸気閉塞板を第1及
び第2の回転位置にて収容槽の壁面に取付け可能とする
だけでよいという簡単な構造で排気流量を調整すること
ができるので、装置の改良に係るコストの上昇を抑制す
ることができる。また、本特徴を有さない厨芥処理装置
を僅かに変更するだけで、使用環境に応じた加熱乾燥処
理を達成する厨芥処理装置に改良することもできる。
【0015】本発明の第5の特徴は、第1の特徴におけ
る排気流量調整手段が排気通路の有効通路断面積を増減
する部材を含んでいることにある。上記した第2から第
4までの特徴とは別の手法により排気流量を調整可能と
したものである。
る排気流量調整手段が排気通路の有効通路断面積を増減
する部材を含んでいることにある。上記した第2から第
4までの特徴とは別の手法により排気流量を調整可能と
したものである。
【0016】本発明の第6の特徴は、第1の特徴におけ
る排気手段が駆動装置により駆動される排気ファンを含
み、排気流量調整手段が前記排気ファンの排出力を可変
とする排気ファン出力変更手段からなることにある。本
特徴は、上記した第2から第5までの特徴とは別の手法
により排気流量を調整可能としたものであり、通常は排
気ファンは電気的に回転駆動されるので、排気流量の調
整にあたり電気回路(マイクロコンピュータのプログラ
ム)を変更するだけで本発明の目的が達成でき、コスト
上昇が少ないという利点を有する。
る排気手段が駆動装置により駆動される排気ファンを含
み、排気流量調整手段が前記排気ファンの排出力を可変
とする排気ファン出力変更手段からなることにある。本
特徴は、上記した第2から第5までの特徴とは別の手法
により排気流量を調整可能としたものであり、通常は排
気ファンは電気的に回転駆動されるので、排気流量の調
整にあたり電気回路(マイクロコンピュータのプログラ
ム)を変更するだけで本発明の目的が達成でき、コスト
上昇が少ないという利点を有する。
【0017】本発明の第7の特徴は、第1の特徴を有す
る厨芥処理装置において、前記送風手段が駆動装置によ
り駆動される送風ファンを含み、前記排気流量調整手段
が前記駆動装置を制御して前記送風ファンによる送風量
を可変とする送風量可変手段からなることにある。送風
ファンの送風量が大きくなれば、内部に吸入される吸気
の流量及び外部に排出される空気の流量が大きくなるの
で、この送風ファンによる送風量を調整することにより
排気流量を調整可能としたものである。送風ファンは、
厨芥に熱風を送るために元々設けられているものである
ので、本特徴によれば、装置のコストの大幅上昇を招く
ことなく、本発明の目的が達成される。
る厨芥処理装置において、前記送風手段が駆動装置によ
り駆動される送風ファンを含み、前記排気流量調整手段
が前記駆動装置を制御して前記送風ファンによる送風量
を可変とする送風量可変手段からなることにある。送風
ファンの送風量が大きくなれば、内部に吸入される吸気
の流量及び外部に排出される空気の流量が大きくなるの
で、この送風ファンによる送風量を調整することにより
排気流量を調整可能としたものである。送風ファンは、
厨芥に熱風を送るために元々設けられているものである
ので、本特徴によれば、装置のコストの大幅上昇を招く
ことなく、本発明の目的が達成される。
【0018】本発明の第8の特徴は、第1の特徴を有す
る厨芥処理装置において、前記収容槽の外部の空気を同
収容槽の内部に取込むための吸気ファンと同吸気ファン
の駆動装置とを備えるとともに、前記排気流量調整手段
が前記駆動装置を制御して前記吸気ファンによる吸気流
量を可変とする吸気流量可変手段からなることにある。
専用の吸気ファンを別途設けて、この吸気ファンによる
吸気流量を調整することにより排気流量を調整可能とし
たものである。
る厨芥処理装置において、前記収容槽の外部の空気を同
収容槽の内部に取込むための吸気ファンと同吸気ファン
の駆動装置とを備えるとともに、前記排気流量調整手段
が前記駆動装置を制御して前記吸気ファンによる吸気流
量を可変とする吸気流量可変手段からなることにある。
専用の吸気ファンを別途設けて、この吸気ファンによる
吸気流量を調整することにより排気流量を調整可能とし
たものである。
【0019】
【発明の実施の形態】(1)構成 以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図
1及び図2は同実施形態に係る厨芥処理装置の外観を示
しており、図3及び図4は外装パネルを外した同厨芥処
理装置の内部構成を示している。この厨芥処理装置は、
収容槽10、撹拌部材20、駆動装置30、熱風循環装
置40、排気装置50及び制御ボックス60を備えてお
り、収容槽10内に投入される厨芥を加熱及び撹拌して
加熱乾燥処理するように構成されている。
1及び図2は同実施形態に係る厨芥処理装置の外観を示
しており、図3及び図4は外装パネルを外した同厨芥処
理装置の内部構成を示している。この厨芥処理装置は、
収容槽10、撹拌部材20、駆動装置30、熱風循環装
置40、排気装置50及び制御ボックス60を備えてお
り、収容槽10内に投入される厨芥を加熱及び撹拌して
加熱乾燥処理するように構成されている。
【0020】収容槽10は、厨芥を収容するタンク11
を備えている。タンク11は、底部を半円筒状に形成し
てなり、フレーム90に一体的に組付けられている。タ
ンク11の底部の外側には、同タンク11の底部を加熱
するタンクヒータ12が組付けられているとともに、同
タンク11の底部の温度を検出するタンク温度センサ1
3も組付けられている。
を備えている。タンク11は、底部を半円筒状に形成し
てなり、フレーム90に一体的に組付けられている。タ
ンク11の底部の外側には、同タンク11の底部を加熱
するタンクヒータ12が組付けられているとともに、同
タンク11の底部の温度を検出するタンク温度センサ1
3も組付けられている。
【0021】タンク11の前面上部には、同タンク11
内に厨芥を投入するための投入口11aが設けられてい
るとともに、同投入口11aを開閉する投入口蓋14が
組付けられている。投入口蓋14は、上端外側に同蓋1
4を開閉操作するためのバーハンドル14aを備えてい
るとともに、裏面にロック機構(図1に鍵穴14bのみ
図示)を備えている。同ロック機構は、鍵穴14bに挿
入されるキーにより、投入口11aが開かれることを許
容または禁止する。投入口蓋14の内側には、投入され
る厨芥をタンク11内へ導くシュート14cが組付けら
れている。なお、タンク11には投入口状態検出スイッ
チ15も組付けられていて、同投入口状態検出スイッチ
15は投入口蓋14により投入口11aが閉じられてい
るときオン状態となるとともに、同投入口11aが開か
れているときオフ状態となる。
内に厨芥を投入するための投入口11aが設けられてい
るとともに、同投入口11aを開閉する投入口蓋14が
組付けられている。投入口蓋14は、上端外側に同蓋1
4を開閉操作するためのバーハンドル14aを備えてい
るとともに、裏面にロック機構(図1に鍵穴14bのみ
図示)を備えている。同ロック機構は、鍵穴14bに挿
入されるキーにより、投入口11aが開かれることを許
容または禁止する。投入口蓋14の内側には、投入され
る厨芥をタンク11内へ導くシュート14cが組付けら
れている。なお、タンク11には投入口状態検出スイッ
チ15も組付けられていて、同投入口状態検出スイッチ
15は投入口蓋14により投入口11aが閉じられてい
るときオン状態となるとともに、同投入口11aが開か
れているときオフ状態となる。
【0022】タンク11の前面中間部には、同タンク1
1から加熱乾燥処理後の厨芥を排出するための排出口1
1bが設けられているとともに、同排出口11bを開閉
するための排出口蓋16が設けられている。排出口蓋1
6は、図5に詳細に示すように、上端にてヒンジ16a
を介してタンク11に揺動可能に組付けられているとと
もに、下端部の左右両端にそれぞれ外側に向けて突出し
たピン16b,16bを備えている。
1から加熱乾燥処理後の厨芥を排出するための排出口1
1bが設けられているとともに、同排出口11bを開閉
するための排出口蓋16が設けられている。排出口蓋1
6は、図5に詳細に示すように、上端にてヒンジ16a
を介してタンク11に揺動可能に組付けられているとと
もに、下端部の左右両端にそれぞれ外側に向けて突出し
たピン16b,16bを備えている。
【0023】各ピン16b,16bはそれぞれカムプレ
ート16c,16cに設けられたL字状の長孔16c
1,16c1をそれらの内周面に沿って摺動可能に貫通
しており、各カムプレート16c,16cは左右方向に
延設された軸16dに固着されている。軸16dは、下
方に開口を有してなりタンク11に組付けられたカバー
17(図1,2,4にて図示)内に設けた排出口蓋モー
タ16eにより回動されるようになっている。従って、
排出口蓋16は、排出口蓋モータ16eの回転により左
右一対のカムプレート16c,16cを介して揺動さ
れ、排出口11bを図5(A)に示す閉状態と図5
(B)に示す開状態とに切換える。また、カバー17内
には、リードスイッチにより構成される排出口閉状態検
出センサ16f及び排出口開状態検出センサ16gが設
けられていて、各センサ16f,16gは軸16dに固
着されて両カムプレート16c,16cと共に回動する
突出片16hの近接を感知することにより、それぞれ排
出口11bの閉状態及び開状態を検出する。
ート16c,16cに設けられたL字状の長孔16c
1,16c1をそれらの内周面に沿って摺動可能に貫通
しており、各カムプレート16c,16cは左右方向に
延設された軸16dに固着されている。軸16dは、下
方に開口を有してなりタンク11に組付けられたカバー
17(図1,2,4にて図示)内に設けた排出口蓋モー
タ16eにより回動されるようになっている。従って、
排出口蓋16は、排出口蓋モータ16eの回転により左
右一対のカムプレート16c,16cを介して揺動さ
れ、排出口11bを図5(A)に示す閉状態と図5
(B)に示す開状態とに切換える。また、カバー17内
には、リードスイッチにより構成される排出口閉状態検
出センサ16f及び排出口開状態検出センサ16gが設
けられていて、各センサ16f,16gは軸16dに固
着されて両カムプレート16c,16cと共に回動する
突出片16hの近接を感知することにより、それぞれ排
出口11bの閉状態及び開状態を検出する。
【0024】容器18は、加熱乾燥処理後の厨芥を収容
するためのものであって排出口11bの下方に配設され
ていて、上端に開口を有するとともに下端にてフレーム
90に傾動可能に組付けられており、図4の実線の状態
にあるとき、排出口11bから排出された加熱乾燥処理
後の厨芥がホッパ11b1を介して導入されるようにな
っている。なお、容器18内には、上記厨芥の導入の前
に予め市販のゴミ袋が脱着可能に取付けられるようにな
っている。
するためのものであって排出口11bの下方に配設され
ていて、上端に開口を有するとともに下端にてフレーム
90に傾動可能に組付けられており、図4の実線の状態
にあるとき、排出口11bから排出された加熱乾燥処理
後の厨芥がホッパ11b1を介して導入されるようにな
っている。なお、容器18内には、上記厨芥の導入の前
に予め市販のゴミ袋が脱着可能に取付けられるようにな
っている。
【0025】容器セットスイッチ19は、フレーム90
に組付けられていて、容器18が図4の実線の状態にあ
って排出口11bからの厨芥の導入が可能な状態にある
ときオン状態となり、容器18が同図4の二点鎖線の状
態にあって排出口11bからの厨芥の導入が不可能な状
態にあるときオフ状態となる。
に組付けられていて、容器18が図4の実線の状態にあ
って排出口11bからの厨芥の導入が可能な状態にある
ときオン状態となり、容器18が同図4の二点鎖線の状
態にあって排出口11bからの厨芥の導入が不可能な状
態にあるときオフ状態となる。
【0026】撹拌部材20は、タンク11の軸線方向に
延設された回転軸21を備えている。回転軸21は、タ
ンク11に軸線回りに回転可能に組付けられているとと
もに同タンク11を貫通し、駆動装置30により回転駆
動される。回転軸21には、同軸21の軸方向の等間隔
位置にて、径方向逆向きに交互に延設された6本の連結
棒22がそれぞれ各内側端にて固着されている。各連結
棒22の各外側端には、横長の板状に形成した羽根23
が、その先端側を連結棒22の延長線に対して撹拌部材
20の正の回転方向(図4における反時計回り方向)側
に約45度だけ傾斜させて固着されている。
延設された回転軸21を備えている。回転軸21は、タ
ンク11に軸線回りに回転可能に組付けられているとと
もに同タンク11を貫通し、駆動装置30により回転駆
動される。回転軸21には、同軸21の軸方向の等間隔
位置にて、径方向逆向きに交互に延設された6本の連結
棒22がそれぞれ各内側端にて固着されている。各連結
棒22の各外側端には、横長の板状に形成した羽根23
が、その先端側を連結棒22の延長線に対して撹拌部材
20の正の回転方向(図4における反時計回り方向)側
に約45度だけ傾斜させて固着されている。
【0027】回転軸21のタンク11外に突設した右端
には、同回転軸21と共に回転する回転板24が組付け
られている。回転板24の端部外周には、径方向に延設
された多数の突出部(図示省略)が周方向の等間隔にて
設けられている。また、回転板24の近傍であって上下
位置には、1対の回転位置センサ25,25が配設され
ている。各回転位置センサ25は、それぞれ回転板24
の突出部の近接を感知して、撹拌部材20の回転位置を
検出する。
には、同回転軸21と共に回転する回転板24が組付け
られている。回転板24の端部外周には、径方向に延設
された多数の突出部(図示省略)が周方向の等間隔にて
設けられている。また、回転板24の近傍であって上下
位置には、1対の回転位置センサ25,25が配設され
ている。各回転位置センサ25は、それぞれ回転板24
の突出部の近接を感知して、撹拌部材20の回転位置を
検出する。
【0028】駆動装置30は、正逆転可能な撹拌モータ
31を備えている。撹拌モータ31は、フレーム90に
組付けられているとともに、スプロケット32、チェー
ン33及びスプロケット34を介して撹拌部材20の回
転軸21に動力伝達可能に接続され、同軸21を正方向
又は逆方向に回転駆動する。
31を備えている。撹拌モータ31は、フレーム90に
組付けられているとともに、スプロケット32、チェー
ン33及びスプロケット34を介して撹拌部材20の回
転軸21に動力伝達可能に接続され、同軸21を正方向
又は逆方向に回転駆動する。
【0029】熱風循環装置40は、タンク11の内気を
循環させて(図3及び図4の幅広の矢印を参照)同タン
ク11底部に収容された厨芥に熱風を送り、同厨芥を加
熱するものである。熱風循環装置40は、タンク11内
の上端背面側に設けた還流ダクト41を有する。還流ダ
クト41は、前面上部に左右方向に長い流入口41aを
有するとともに、下面後方に左右方向に長い流出口41
bを有し、内部に熱風ファン42を収容している。
循環させて(図3及び図4の幅広の矢印を参照)同タン
ク11底部に収容された厨芥に熱風を送り、同厨芥を加
熱するものである。熱風循環装置40は、タンク11内
の上端背面側に設けた還流ダクト41を有する。還流ダ
クト41は、前面上部に左右方向に長い流入口41aを
有するとともに、下面後方に左右方向に長い流出口41
bを有し、内部に熱風ファン42を収容している。
【0030】熱風ファン42は、タンク11外に組付け
た熱風ファンモータ43(駆動装置)により回転駆動さ
れ、流入口41aからタンク11上方の内気を環流ダク
ト41内に導入するとともに、後述する吸気ダクト44
が形成する吸気通路A(図8参照)を介して収容槽10
の外気を環流ダクト41内に導入し、導入した空気を流
出口41bから送出する。
た熱風ファンモータ43(駆動装置)により回転駆動さ
れ、流入口41aからタンク11上方の内気を環流ダク
ト41内に導入するとともに、後述する吸気ダクト44
が形成する吸気通路A(図8参照)を介して収容槽10
の外気を環流ダクト41内に導入し、導入した空気を流
出口41bから送出する。
【0031】熱風ファンモータ43は、図8に示したよ
うに上方から見て「コ」の字状に形成されたブラケット
81を介してタンク11に組付けられていて、その駆動
軸43aは熱風ファン42の回転軸42a(環流ダクト
41に軸支されている)にカップリング43dを介して
トルク伝達可能に連結されている。また、駆動軸43a
には、熱風ファンモータ43の本体を空冷するためのフ
ァン43b,43cが一体的に取付けられていて、各フ
ァン43b,43cが駆動軸43aによって回転される
ときには図3の右から左に外気が流れるようになってい
る。
うに上方から見て「コ」の字状に形成されたブラケット
81を介してタンク11に組付けられていて、その駆動
軸43aは熱風ファン42の回転軸42a(環流ダクト
41に軸支されている)にカップリング43dを介して
トルク伝達可能に連結されている。また、駆動軸43a
には、熱風ファンモータ43の本体を空冷するためのフ
ァン43b,43cが一体的に取付けられていて、各フ
ァン43b,43cが駆動軸43aによって回転される
ときには図3の右から左に外気が流れるようになってい
る。
【0032】図8に拡大して示された吸気ダクト44
は、前述したように環流ダクト41に収容槽10の外部
の空気を導くための吸気通路Aを形成する。吸気通路A
は、タンク11(収容槽10)の側壁に設けられ、且つ
熱風ファン42の回転軸42aを非接触で貫通させる貫
通孔11cによってタンク11の外部と連通している。
また、吸気通路Aは、図7に示されるように、貫通孔1
1cの中心から半径Rの範囲内のタンク11の側壁に上
下方向に所定の距離を隔てて設けられ、且つ貫通孔11
cの直径と同等かそれよりもやや大きい直径を有する吸
気孔11d,11eによってもタンク11の外部と連通
している。これにより、熱風ファン42が熱風ファンモ
ータ43によって回転駆動されるとき、タンク11外部
の空気が回り込み(図3の矢印参照)、貫通孔11c及
び吸気孔11d,11eを介して吸気通路A内に流入す
るようになっている。
は、前述したように環流ダクト41に収容槽10の外部
の空気を導くための吸気通路Aを形成する。吸気通路A
は、タンク11(収容槽10)の側壁に設けられ、且つ
熱風ファン42の回転軸42aを非接触で貫通させる貫
通孔11cによってタンク11の外部と連通している。
また、吸気通路Aは、図7に示されるように、貫通孔1
1cの中心から半径Rの範囲内のタンク11の側壁に上
下方向に所定の距離を隔てて設けられ、且つ貫通孔11
cの直径と同等かそれよりもやや大きい直径を有する吸
気孔11d,11eによってもタンク11の外部と連通
している。これにより、熱風ファン42が熱風ファンモ
ータ43によって回転駆動されるとき、タンク11外部
の空気が回り込み(図3の矢印参照)、貫通孔11c及
び吸気孔11d,11eを介して吸気通路A内に流入す
るようになっている。
【0033】図6から図8に示された吸気孔閉塞板(吸
気孔遮蔽板)82は、吸気孔11d,11eを閉塞(遮
蔽)又は開放するための平板からなる部材であって半径
Rの円形形状をなし、回転軸42aを貫通させ且つ回転
軸42aの直径よりも僅かに大きい直径を有する中心孔
82a、吸気孔11d,11eと直径及びそれらの間の
距離が等しい円形の開口82b,82c、及び同吸気孔
閉塞板82の直径方向の上下2カ所に設けられたボルト
孔82d,82eを有している。
気孔遮蔽板)82は、吸気孔11d,11eを閉塞(遮
蔽)又は開放するための平板からなる部材であって半径
Rの円形形状をなし、回転軸42aを貫通させ且つ回転
軸42aの直径よりも僅かに大きい直径を有する中心孔
82a、吸気孔11d,11eと直径及びそれらの間の
距離が等しい円形の開口82b,82c、及び同吸気孔
閉塞板82の直径方向の上下2カ所に設けられたボルト
孔82d,82eを有している。
【0034】吸気孔閉塞板82は、ボルト孔82d,8
2eとタンク11の側壁に設けられたボルト孔11f,
11gを貫通し、ボルト孔11f,11g内に形成され
たナット部に螺合するボルト83,83によりタンク1
1の側壁に取付け固定されるようになっている。同閉塞
板82は、ボルト孔82d,82eがボルト孔11f,
11gにそれぞれ対応されて取付けられた場合(タンク
11側壁に対して第1の回転位置にて取付けられた場
合)には、空気通過孔82b,82cを吸気孔11d,
11eに重合させることにより吸気孔11d,11eを
開放し、ボルト孔82d,82eがボルト孔11g,1
1fにそれぞれ対応されて取付けられた場合(第1の回
転位置から中心孔82aまわりに180度回転した第2
の回転位置にて取付けられた場合)には、空気通過孔8
2b,82cを吸気孔11d,11eと重合させずに吸
気孔11d,11eを閉塞(遮蔽)する。即ち、吸気孔
閉塞板82は、吸気孔11d,11eがタンク11の内
外を連通する面積を増減し、また複数の吸気孔11d,
11eを選択的に閉塞又は開放する「面積変更手段」と
しての機能を有している。
2eとタンク11の側壁に設けられたボルト孔11f,
11gを貫通し、ボルト孔11f,11g内に形成され
たナット部に螺合するボルト83,83によりタンク1
1の側壁に取付け固定されるようになっている。同閉塞
板82は、ボルト孔82d,82eがボルト孔11f,
11gにそれぞれ対応されて取付けられた場合(タンク
11側壁に対して第1の回転位置にて取付けられた場
合)には、空気通過孔82b,82cを吸気孔11d,
11eに重合させることにより吸気孔11d,11eを
開放し、ボルト孔82d,82eがボルト孔11g,1
1fにそれぞれ対応されて取付けられた場合(第1の回
転位置から中心孔82aまわりに180度回転した第2
の回転位置にて取付けられた場合)には、空気通過孔8
2b,82cを吸気孔11d,11eと重合させずに吸
気孔11d,11eを閉塞(遮蔽)する。即ち、吸気孔
閉塞板82は、吸気孔11d,11eがタンク11の内
外を連通する面積を増減し、また複数の吸気孔11d,
11eを選択的に閉塞又は開放する「面積変更手段」と
しての機能を有している。
【0035】再び、図3及び図4を参照すると、還流ダ
クト41の下面前方には、左右方向に長い誘導板45が
組付けられている。誘導板45は、還流ダクト41の流
出口41bから下方に導出された空気をタンク11内の
厨芥に導くとともに、同厨芥から発生して上方に向けて
流れる水蒸気を環流ダクト41の流入口41a及び排気
装置50に導くようになっている。誘導板45とタンク
11の背壁との間に形成された上記厨芥に導かれる空気
の通路には、同空気を加熱して熱風とする熱風ヒータ4
6が設けられている。
クト41の下面前方には、左右方向に長い誘導板45が
組付けられている。誘導板45は、還流ダクト41の流
出口41bから下方に導出された空気をタンク11内の
厨芥に導くとともに、同厨芥から発生して上方に向けて
流れる水蒸気を環流ダクト41の流入口41a及び排気
装置50に導くようになっている。誘導板45とタンク
11の背壁との間に形成された上記厨芥に導かれる空気
の通路には、同空気を加熱して熱風とする熱風ヒータ4
6が設けられている。
【0036】熱風循環装置40は、熱風温度センサ47
及び水蒸気温度センサ48も備えている。熱風温度セン
サ47は熱風ヒータ46の下方に設けられて、同ヒータ
46によって加熱されてタンク11内の厨芥に送られる
熱風の温度を検出する。水蒸気温度センサ48は還流ダ
クト41の流入口41a近傍に設けられて、上記厨芥か
ら発生して誘導板45により同流入口41aに導かれた
水蒸気の温度を検出する。
及び水蒸気温度センサ48も備えている。熱風温度セン
サ47は熱風ヒータ46の下方に設けられて、同ヒータ
46によって加熱されてタンク11内の厨芥に送られる
熱風の温度を検出する。水蒸気温度センサ48は還流ダ
クト41の流入口41a近傍に設けられて、上記厨芥か
ら発生して誘導板45により同流入口41aに導かれた
水蒸気の温度を検出する。
【0037】排気装置50は、タンク11の内気(タン
ク11内部の空気)の一部を排気としてタンク11(収
容槽10)の外部(大気中)に放出するものであり、タ
ンク11の上方に設けられてタンク11内に連通した排
気ダクト51を有する。排気ダクト51は、同ダクト5
1外に組付けた排気ファンモータ52(電気的に駆動さ
れる駆動装置)によって回転駆動される排気ファン(図
示省略)を収容している。同排気ファンは、タンク11
の内気を排気ダクト51に接続された脱臭装置53及び
同脱臭装置に接続された放出ダクト54を介して大気中
に放出する。
ク11内部の空気)の一部を排気としてタンク11(収
容槽10)の外部(大気中)に放出するものであり、タ
ンク11の上方に設けられてタンク11内に連通した排
気ダクト51を有する。排気ダクト51は、同ダクト5
1外に組付けた排気ファンモータ52(電気的に駆動さ
れる駆動装置)によって回転駆動される排気ファン(図
示省略)を収容している。同排気ファンは、タンク11
の内気を排気ダクト51に接続された脱臭装置53及び
同脱臭装置に接続された放出ダクト54を介して大気中
に放出する。
【0038】図9に断面が示された脱臭装置53は、排
気ファンにより送出されたタンク11の内気を通過させ
て脱臭するものである。この脱臭装置53は厨芥処理装
置内に設置された状態において水平方向に長い辺を有す
る直方体形状をなしていて、上面が開放した下ケース5
3aと同開放面を覆う上ケース53bとから構成されて
いる。
気ファンにより送出されたタンク11の内気を通過させ
て脱臭するものである。この脱臭装置53は厨芥処理装
置内に設置された状態において水平方向に長い辺を有す
る直方体形状をなしていて、上面が開放した下ケース5
3aと同開放面を覆う上ケース53bとから構成されて
いる。
【0039】下ケース53aは、前記長い辺に垂直な側
壁の一つ(図9における左側壁)であって同側壁の中央
部に排気ダクト51と接続される矩形の排気入口53c
を有している。また、下ケース53a及び上ケース53
bとから形成される断面が矩形となる排気通路(脱臭装
置53内)には、排気入口53cから導入される内気、
(以下「排気」という。)の流れを制御する制御板53
d、第1の触媒ヒータ53e、発生したガスや水蒸気を
酸化及び分解する断面が矩形(排気通路断面と同一形
状)の第1の脱臭触媒53f、第2の触媒ヒータ53g
及び第1の脱臭触媒53fと同等の第2の脱臭触媒53
hが排気の上流から順に配設されている。これらを通過
した排気は、上ケース53bの上面であって排気入口5
3cが設けられた側壁と対向する側壁近傍に設けられた
排気出口53iから放出ダクト54に排出されるように
なっている。なお、第1,第2の触媒ヒータ53e,5
3gは、それぞれ触媒温度センサを内蔵している。
壁の一つ(図9における左側壁)であって同側壁の中央
部に排気ダクト51と接続される矩形の排気入口53c
を有している。また、下ケース53a及び上ケース53
bとから形成される断面が矩形となる排気通路(脱臭装
置53内)には、排気入口53cから導入される内気、
(以下「排気」という。)の流れを制御する制御板53
d、第1の触媒ヒータ53e、発生したガスや水蒸気を
酸化及び分解する断面が矩形(排気通路断面と同一形
状)の第1の脱臭触媒53f、第2の触媒ヒータ53g
及び第1の脱臭触媒53fと同等の第2の脱臭触媒53
hが排気の上流から順に配設されている。これらを通過
した排気は、上ケース53bの上面であって排気入口5
3cが設けられた側壁と対向する側壁近傍に設けられた
排気出口53iから放出ダクト54に排出されるように
なっている。なお、第1,第2の触媒ヒータ53e,5
3gは、それぞれ触媒温度センサを内蔵している。
【0040】制御板53dは、排気通路断面と同形状を
した矩形の平板であって図10に示されるように格子点
上に中心を有する(互いに等間隔に配列された)複数の
排気通過孔hを有している。この排気通過孔hのうち、
制御板53dの中央部に位置するもの(図10の二点鎖
線で囲まれた部分に位置する排気通過孔h)、即ち脱臭
装置53内に設置された状態において排気入口53cに
対向する部分に位置する排気通過孔hは、その面積が他
の排気通過孔hの面積よりも小さく形成されている。
した矩形の平板であって図10に示されるように格子点
上に中心を有する(互いに等間隔に配列された)複数の
排気通過孔hを有している。この排気通過孔hのうち、
制御板53dの中央部に位置するもの(図10の二点鎖
線で囲まれた部分に位置する排気通過孔h)、即ち脱臭
装置53内に設置された状態において排気入口53cに
対向する部分に位置する排気通過孔hは、その面積が他
の排気通過孔hの面積よりも小さく形成されている。
【0041】この制御板53dを使用する理由は以下の
通りである。即ち、下ケース53a及び上ケース53b
からなる脱臭装置53のケースは、制作費の点で断面を
矩形形状とする方が円形形状とするよりも有利である。
このため、ケースに収容する脱臭触媒の断面形状も矩形
となる。ところが、排気入口53cは排気入口53cと
接続される排気ダクト51等との関係やケースの機械的
強度との関係で中央に設けざるを得ない。このとき制御
板53dを設けないと、図11に示されるように、排気
が主として脱臭触媒53f,53hの中央部(図11中
の円形網掛け部分)を通過してしまうため、排気通路の
周辺部(角部)の触媒を有効に利用できない状態が発生
する。これに対し、制御板53dを用いれば、排気が脱
臭触媒53f,53hの中央部よりも周辺部に相対的に
流れやすくなるため、脱臭触媒53f,53hを通過す
る排気が触媒断面に対して均一となり、脱臭触媒53
f,53hの触媒能力を有効に発揮させることができ
る。
通りである。即ち、下ケース53a及び上ケース53b
からなる脱臭装置53のケースは、制作費の点で断面を
矩形形状とする方が円形形状とするよりも有利である。
このため、ケースに収容する脱臭触媒の断面形状も矩形
となる。ところが、排気入口53cは排気入口53cと
接続される排気ダクト51等との関係やケースの機械的
強度との関係で中央に設けざるを得ない。このとき制御
板53dを設けないと、図11に示されるように、排気
が主として脱臭触媒53f,53hの中央部(図11中
の円形網掛け部分)を通過してしまうため、排気通路の
周辺部(角部)の触媒を有効に利用できない状態が発生
する。これに対し、制御板53dを用いれば、排気が脱
臭触媒53f,53hの中央部よりも周辺部に相対的に
流れやすくなるため、脱臭触媒53f,53hを通過す
る排気が触媒断面に対して均一となり、脱臭触媒53
f,53hの触媒能力を有効に発揮させることができ
る。
【0042】図1に示されたパネル61は、使用者が厨
芥処理装置に各種の指示を与えるために操作するもので
あって、制御ボックス60に組付けられている。パネル
61は、厨芥の加熱乾燥処理を指示するための起動スイ
ッチ61a、厨芥の排出を指示するための排出スイッチ
61b、加熱乾燥処理中に点灯する乾燥処理ランプ61
c及び厨芥の排出中に点灯する排出ランプ61dを備え
ている。
芥処理装置に各種の指示を与えるために操作するもので
あって、制御ボックス60に組付けられている。パネル
61は、厨芥の加熱乾燥処理を指示するための起動スイ
ッチ61a、厨芥の排出を指示するための排出スイッチ
61b、加熱乾燥処理中に点灯する乾燥処理ランプ61
c及び厨芥の排出中に点灯する排出ランプ61dを備え
ている。
【0043】制御ボックス60内には、図12に示すよ
うに、上記各ヒータ12,46,53e,53g、セン
サ13,16f,16g,25,25,47,48、
(53e及び53g内蔵センサを含む)、スイッチ1
5,19、モータ16e,31,43,52及びパネル
61に接続された電気制御回路70が設けられている。
電気制御回路70はマイクロコンピュータにより構成さ
れ、図13〜11に示すフローチャートに対応したプロ
グラムを実行し、各ヒータ12,46,53e,53g
及びモータ16e,31,43,52の作動を制御す
る。また、電気制御回路70は、第1及び第2タイマ7
1,72を内蔵している。第1タイマ71は時間を計測
し、所定時間毎にタイマインタラプト信号を発生して電
気制御回路70に図17のタイマインタラプトプログラ
ムを実行させる。第2タイマ72は、後述する厨芥の冷
却処理及び排出処理の終了時間を計測するためのもので
ある。
うに、上記各ヒータ12,46,53e,53g、セン
サ13,16f,16g,25,25,47,48、
(53e及び53g内蔵センサを含む)、スイッチ1
5,19、モータ16e,31,43,52及びパネル
61に接続された電気制御回路70が設けられている。
電気制御回路70はマイクロコンピュータにより構成さ
れ、図13〜11に示すフローチャートに対応したプロ
グラムを実行し、各ヒータ12,46,53e,53g
及びモータ16e,31,43,52の作動を制御す
る。また、電気制御回路70は、第1及び第2タイマ7
1,72を内蔵している。第1タイマ71は時間を計測
し、所定時間毎にタイマインタラプト信号を発生して電
気制御回路70に図17のタイマインタラプトプログラ
ムを実行させる。第2タイマ72は、後述する厨芥の冷
却処理及び排出処理の終了時間を計測するためのもので
ある。
【0044】(2)動作 次に、上記のように構成した実施形態の動作を図13〜
図17のフローチャートを用いて説明する。図示しない
電源スイッチが投入されると、電気制御回路70は、図
13のステップ100にてプログラムの実行を開始する
とともに、ステップ102〜106からなる循環処理を
繰返し実行し続けて、投入口11aが閉じられていて投
入口状態検出スイッチ15がオン状態にあることを条件
に、起動スイッチ61a又は排出スイッチ61bの操作
を待ち続ける。そして、同循環処理中、投入口11aか
ら厨芥がタンク11内に投入された後、同投入口11a
が閉じられて投入口状態検出スイッチ15がオン状態に
なり、さらに起動スイッチ61aがオン操作されると、
ステップ104にて「YES」と判定してプログラムを
図14のステップ110以降へ進め、厨芥の加熱乾燥処
理を開始する。
図17のフローチャートを用いて説明する。図示しない
電源スイッチが投入されると、電気制御回路70は、図
13のステップ100にてプログラムの実行を開始する
とともに、ステップ102〜106からなる循環処理を
繰返し実行し続けて、投入口11aが閉じられていて投
入口状態検出スイッチ15がオン状態にあることを条件
に、起動スイッチ61a又は排出スイッチ61bの操作
を待ち続ける。そして、同循環処理中、投入口11aか
ら厨芥がタンク11内に投入された後、同投入口11a
が閉じられて投入口状態検出スイッチ15がオン状態に
なり、さらに起動スイッチ61aがオン操作されると、
ステップ104にて「YES」と判定してプログラムを
図14のステップ110以降へ進め、厨芥の加熱乾燥処
理を開始する。
【0045】電気制御回路70は、ステップ110に
て、加熱乾燥処理ランプ61cを点灯させる。ステップ
112においては、排出口閉状態検出センサ16fが排
出口11bの閉状態を検出するまで排出口蓋モータ16
eを作動させて、排出口11bを閉状態にする。ステッ
プ114においては、タンクヒータ12、撹拌モータ3
1、熱風ファンモータ43、熱風ヒータ46、排気ファ
ンモータ52及び第1,第2触媒ヒータ53e,53g
の作動を開始させる。これにより、タンク11の底部が
加熱され始めるとともに、熱風が同タンク11内の厨芥
に向けて送られ始め、同厨芥の加熱が開始される。同時
に、同厨芥が撹拌部材20により撹拌され始めるととも
に、タンク11の内気の一部が脱臭装置53を介して大
気中に放出され始め、これに伴いタンク11内に貫通孔
11c(及び/又は吸気孔11d,11e)を介して外
気が吸入され始める。
て、加熱乾燥処理ランプ61cを点灯させる。ステップ
112においては、排出口閉状態検出センサ16fが排
出口11bの閉状態を検出するまで排出口蓋モータ16
eを作動させて、排出口11bを閉状態にする。ステッ
プ114においては、タンクヒータ12、撹拌モータ3
1、熱風ファンモータ43、熱風ヒータ46、排気ファ
ンモータ52及び第1,第2触媒ヒータ53e,53g
の作動を開始させる。これにより、タンク11の底部が
加熱され始めるとともに、熱風が同タンク11内の厨芥
に向けて送られ始め、同厨芥の加熱が開始される。同時
に、同厨芥が撹拌部材20により撹拌され始めるととも
に、タンク11の内気の一部が脱臭装置53を介して大
気中に放出され始め、これに伴いタンク11内に貫通孔
11c(及び/又は吸気孔11d,11e)を介して外
気が吸入され始める。
【0046】電気制御回路70は、続くステップ116
において、タイマ71によるインタラプトの受付を許容
し始める。これにより、以後のプログラムの実行中、後
述する図17に示すタイマインタラプトプログラムを所
定時間毎に割込み実行するようになる。
において、タイマ71によるインタラプトの受付を許容
し始める。これにより、以後のプログラムの実行中、後
述する図17に示すタイマインタラプトプログラムを所
定時間毎に割込み実行するようになる。
【0047】ステップ118においては、タンクヒータ
制御処理を実行する。このタンクヒータ制御処理は、タ
ンク温度センサ13の検出に基づいて、タンク11の底
部の温度が上昇して所定の上限温度(例えば、130
℃)に達したときタンクヒータ12の作動を停止させ、
同停止後同タンク11の底部の温度が所定の下限温度
(例えば、127℃)以下まで下降したとき同作動を再
開させる処理である。これにより、このステップ118
〜126の循環処理中、タンク11の底部の温度は上記
所定の上限温度と下限温度の間に保たれて、タンク11
内の厨芥が加熱される。
制御処理を実行する。このタンクヒータ制御処理は、タ
ンク温度センサ13の検出に基づいて、タンク11の底
部の温度が上昇して所定の上限温度(例えば、130
℃)に達したときタンクヒータ12の作動を停止させ、
同停止後同タンク11の底部の温度が所定の下限温度
(例えば、127℃)以下まで下降したとき同作動を再
開させる処理である。これにより、このステップ118
〜126の循環処理中、タンク11の底部の温度は上記
所定の上限温度と下限温度の間に保たれて、タンク11
内の厨芥が加熱される。
【0048】ステップ120においては、触媒ヒータ制
御処理を実行する。この触媒ヒータ制御処理は、第1,
第2触媒ヒータ53e,53g内に備えられた触媒温度
センサにより検出される温度が上昇して所定の上限温度
(例えば、600℃)に達したとき、対応する第1触媒
ヒータ53e又は第2触媒ヒータ53gの作動を停止さ
せ、同検出温度が所定の下限温度(例えば、400℃)
以下まで下降したとき同作動を再開させる処理である。
これにより、このステップ118〜126の循環処理
中、大気中に放出されるタンク11の内気(排気)の温
度が上記所定の上限温度と下限温度の間に保たれるた
め、第1,第2触媒53e,53fの脱臭効率が安定す
る。
御処理を実行する。この触媒ヒータ制御処理は、第1,
第2触媒ヒータ53e,53g内に備えられた触媒温度
センサにより検出される温度が上昇して所定の上限温度
(例えば、600℃)に達したとき、対応する第1触媒
ヒータ53e又は第2触媒ヒータ53gの作動を停止さ
せ、同検出温度が所定の下限温度(例えば、400℃)
以下まで下降したとき同作動を再開させる処理である。
これにより、このステップ118〜126の循環処理
中、大気中に放出されるタンク11の内気(排気)の温
度が上記所定の上限温度と下限温度の間に保たれるた
め、第1,第2触媒53e,53fの脱臭効率が安定す
る。
【0049】ステップ122においては、撹拌モータ制
御処理を実行する。この撹拌モータ制御処理は、回転位
置検出センサ25,25による攪拌部材20の回転位置
の検出を用いながら撹拌モータ31を制御し、同撹拌部
材20に所定の回転動作を行わせてタンク11内の厨芥
を撹拌させるものである。具体的には、この加熱乾燥処
理が開始されてから所定時間(例えば、3分)が経過す
るまでの間は、所定時間(例えば、30秒)毎にその方
向を切換えながら、撹拌部材20を連続的に回転させ続
ける。これにより、加熱乾燥処理する厨芥を予め粉砕す
るとともにタンク11内に全体的に均質化させる。
御処理を実行する。この撹拌モータ制御処理は、回転位
置検出センサ25,25による攪拌部材20の回転位置
の検出を用いながら撹拌モータ31を制御し、同撹拌部
材20に所定の回転動作を行わせてタンク11内の厨芥
を撹拌させるものである。具体的には、この加熱乾燥処
理が開始されてから所定時間(例えば、3分)が経過す
るまでの間は、所定時間(例えば、30秒)毎にその方
向を切換えながら、撹拌部材20を連続的に回転させ続
ける。これにより、加熱乾燥処理する厨芥を予め粉砕す
るとともにタンク11内に全体的に均質化させる。
【0050】この回転動作の終了後、同終了から所定時
間(例えば、3時間)が経過するまでの間、所定時間
(例えば、3分)毎にその方向を切換えながら、撹拌部
材20に360度未満の所定角度(例えば、45度)だ
け回転して所定時間(例えば、22.5秒)だけ停止す
る回転動作を繰返させる。これにより、加熱乾燥処理の
初期における水分を多く含んだ厨芥を、過度に撹拌しす
ぎて表面積を小さくしすぎ同加熱乾燥処理の効率を低下
させたり、静止させすぎて焦げつかせタンク11の底部
内壁に固着させたりすることを回避した上で、効率的に
撹拌する。
間(例えば、3時間)が経過するまでの間、所定時間
(例えば、3分)毎にその方向を切換えながら、撹拌部
材20に360度未満の所定角度(例えば、45度)だ
け回転して所定時間(例えば、22.5秒)だけ停止す
る回転動作を繰返させる。これにより、加熱乾燥処理の
初期における水分を多く含んだ厨芥を、過度に撹拌しす
ぎて表面積を小さくしすぎ同加熱乾燥処理の効率を低下
させたり、静止させすぎて焦げつかせタンク11の底部
内壁に固着させたりすることを回避した上で、効率的に
撹拌する。
【0051】さらに、この回転動作の終了後、所定回数
(例えば、1回)毎にその方向を切換えながら、撹拌部
材20に所定数(例えば、3)だけ回転して所定時間
(例えば、5秒)だけ停止する動作を繰返させる。これ
により、加熱乾燥処理の後期における水分量の減少した
厨芥を、表面のみを乾燥させすぎて同加熱乾燥処理の効
率を低下させたり、静止させすぎて焦げつかせタンク1
1の底部内壁に固着させたりすることを回避した上で、
効率的に撹拌する。
(例えば、1回)毎にその方向を切換えながら、撹拌部
材20に所定数(例えば、3)だけ回転して所定時間
(例えば、5秒)だけ停止する動作を繰返させる。これ
により、加熱乾燥処理の後期における水分量の減少した
厨芥を、表面のみを乾燥させすぎて同加熱乾燥処理の効
率を低下させたり、静止させすぎて焦げつかせタンク1
1の底部内壁に固着させたりすることを回避した上で、
効率的に撹拌する。
【0052】なお、上記ステップ118〜122の各処
理における各制御は、プログラムの進行を止めることな
く、このステップ118〜126の循環処理中に随時実
行されるものである。
理における各制御は、プログラムの進行を止めることな
く、このステップ118〜126の循環処理中に随時実
行されるものである。
【0053】ステップ124においては、投入口状態検
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。こ
のとき投入口11aが閉じられており、投入口状態検出
スイッチ15がオン状態にあれば、電気制御回路70は
「YES」と判定してプログラムをステップ126へ進
める。ステップ126においては、フラグFLGの値が
“1”であるか否かを判定する。フラグFLGは、値
“1”にて厨芥内の水分の蒸発が完了したことを表すと
ともに値“0”にて同蒸発が未完了であることを表すも
のであり、図示しない初期設定により最初は値“0”に
設定されている。従って、加熱乾燥処理の初期におい
て、電気制御回路70は「NO」と判定してプログラム
を再びステップ118以降へ進める。
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。こ
のとき投入口11aが閉じられており、投入口状態検出
スイッチ15がオン状態にあれば、電気制御回路70は
「YES」と判定してプログラムをステップ126へ進
める。ステップ126においては、フラグFLGの値が
“1”であるか否かを判定する。フラグFLGは、値
“1”にて厨芥内の水分の蒸発が完了したことを表すと
ともに値“0”にて同蒸発が未完了であることを表すも
のであり、図示しない初期設定により最初は値“0”に
設定されている。従って、加熱乾燥処理の初期におい
て、電気制御回路70は「NO」と判定してプログラム
を再びステップ118以降へ進める。
【0054】上記ステップ118〜126の循環処理
中、タンク11内の厨芥は、撹拌部材20により撹拌さ
れながら、タンクヒータ12により加熱されたタンク1
1の底部及び熱風ヒータ46により加熱された熱風によ
って加熱され、加熱乾燥処理される。このとき、同厨芥
からは水蒸気が発生し、その一部は流入口41aを介し
て還流ダクト41内に導入されるとともに、その一部は
脱臭装置53により脱臭された上で大気中に放出され
る。
中、タンク11内の厨芥は、撹拌部材20により撹拌さ
れながら、タンクヒータ12により加熱されたタンク1
1の底部及び熱風ヒータ46により加熱された熱風によ
って加熱され、加熱乾燥処理される。このとき、同厨芥
からは水蒸気が発生し、その一部は流入口41aを介し
て還流ダクト41内に導入されるとともに、その一部は
脱臭装置53により脱臭された上で大気中に放出され
る。
【0055】上記ステップ118〜126の循環処理
中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ1
5がオフ状態となった場合、電気制御回路70はステッ
プ124における「NO」との判定のもとにプログラム
を図15のステップ128以降へ進める。
中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ1
5がオフ状態となった場合、電気制御回路70はステッ
プ124における「NO」との判定のもとにプログラム
を図15のステップ128以降へ進める。
【0056】このステップ128においては、タンクヒ
ータ12、撹拌モータ31、熱風ファンモータ43、熱
風ヒータ46、排気ファンモータ52、第1触媒ヒータ
53e、及び第2触媒ヒータ53gの作動をすべて停止
させ、加熱乾燥処理ランプ61cを消灯する。電気制御
回路70は、同ステップ128の処理後、プログラムを
再び前記図13のステップ102以降へ進める。
ータ12、撹拌モータ31、熱風ファンモータ43、熱
風ヒータ46、排気ファンモータ52、第1触媒ヒータ
53e、及び第2触媒ヒータ53gの作動をすべて停止
させ、加熱乾燥処理ランプ61cを消灯する。電気制御
回路70は、同ステップ128の処理後、プログラムを
再び前記図13のステップ102以降へ進める。
【0057】一方、上記ステップ118〜126の循環
処理中、第1タイマ71が所定時間を計測する毎に、電
気制御回路70は図17に示すタイマインタラプトプロ
グラムを割込み実行する。即ち、第1タイマ71によっ
て所定時間が計測されると、電気制御回路70はステッ
プ200にて同タイマインタラプトプログラムの実行を
開始し、ステップ202にて熱風温度センサ47により
検出された熱風の温度K1及び水蒸気温度センサ48に
より検出された水蒸気の温度K2を入力して、両温度K
1,K2の差K1−K2が予め設定した所定値K0(例
えば、25℃)以下であるか否かを判定する。
処理中、第1タイマ71が所定時間を計測する毎に、電
気制御回路70は図17に示すタイマインタラプトプロ
グラムを割込み実行する。即ち、第1タイマ71によっ
て所定時間が計測されると、電気制御回路70はステッ
プ200にて同タイマインタラプトプログラムの実行を
開始し、ステップ202にて熱風温度センサ47により
検出された熱風の温度K1及び水蒸気温度センサ48に
より検出された水蒸気の温度K2を入力して、両温度K
1,K2の差K1−K2が予め設定した所定値K0(例
えば、25℃)以下であるか否かを判定する。
【0058】上記ステップ118〜126の循環処理
中、タンク11内の厨芥が水分を十分に多く含んでいる
とき、上記厨芥に送られる熱風の熱量は同厨芥内の水分
の蒸発のための気化熱として主に消費され、同厨芥から
発生する水蒸気の昇温には使われない。このため、水蒸
気の温度K2は比較的低く、熱風の温度K1と水蒸気の
温度K2の差K1−K2は所定値K0より大きくなる。
従って、このとき電気制御回路70は上記ステップ20
2にて「NO」と判定し、ステップ204にてカウント
値CNT(後に詳述する)を値“0”に設定した後、ス
テップ214にて同タイマインタラプトプログラムを終
了する。
中、タンク11内の厨芥が水分を十分に多く含んでいる
とき、上記厨芥に送られる熱風の熱量は同厨芥内の水分
の蒸発のための気化熱として主に消費され、同厨芥から
発生する水蒸気の昇温には使われない。このため、水蒸
気の温度K2は比較的低く、熱風の温度K1と水蒸気の
温度K2の差K1−K2は所定値K0より大きくなる。
従って、このとき電気制御回路70は上記ステップ20
2にて「NO」と判定し、ステップ204にてカウント
値CNT(後に詳述する)を値“0”に設定した後、ス
テップ214にて同タイマインタラプトプログラムを終
了する。
【0059】一方、上記ステップ118〜126の循環
処理中、タンク11内の厨芥の加熱乾燥処理が進行し、
同厨芥内の水分の蒸発が完了に近づくと、上記熱風の熱
量は上記水蒸気の昇温に主に用いられるようになる。こ
れにより、水蒸気の温度K2が上昇し、熱風の温度K1
と水蒸気の温度K2の差K1−K2が所定値K0以下と
なると、電気制御回路70は上記ステップ202にて
「YES」と判定し、プログラムをステップ206以降
へ進める。
処理中、タンク11内の厨芥の加熱乾燥処理が進行し、
同厨芥内の水分の蒸発が完了に近づくと、上記熱風の熱
量は上記水蒸気の昇温に主に用いられるようになる。こ
れにより、水蒸気の温度K2が上昇し、熱風の温度K1
と水蒸気の温度K2の差K1−K2が所定値K0以下と
なると、電気制御回路70は上記ステップ202にて
「YES」と判定し、プログラムをステップ206以降
へ進める。
【0060】ステップ206においては、カウント値C
NTに値“1”を加算する。カウント値CNTは、熱風
の温度K1と水蒸気の温度K2の差K1−K2が所定値
K0以下であると判定された回数を計測するためのもの
であり、図示しない初期設定により最初は値“0”に設
定されている。ステップ208においては、同加算した
カウント値CNTが、予め設定した所定値N(例えば、
「5」)に達したか否かを判定する。そして、同カウン
ト値CNTが所定値Nに達していなければ、「NO」と
判定してステップ214にて同タイマインタラプトプロ
グラムを終了する。
NTに値“1”を加算する。カウント値CNTは、熱風
の温度K1と水蒸気の温度K2の差K1−K2が所定値
K0以下であると判定された回数を計測するためのもの
であり、図示しない初期設定により最初は値“0”に設
定されている。ステップ208においては、同加算した
カウント値CNTが、予め設定した所定値N(例えば、
「5」)に達したか否かを判定する。そして、同カウン
ト値CNTが所定値Nに達していなければ、「NO」と
判定してステップ214にて同タイマインタラプトプロ
グラムを終了する。
【0061】以後、このタイマインタラプトプログラム
が実行されると、上述のようにステップ202にて「Y
ES」と判定される毎に、ステップ206にてカウント
値CNTが値“1”づつ加算される。同ステップ206
の繰返し実行により同カウント値CNTが所定値Nに達
すると、ステップ208における「YES」との判定の
もとに、電気制御回路70はステップ210にてフラグ
FLGを厨芥内の水分の蒸発完了を表す値“1”に設定
するとともに、ステップ212にてカウント値CNTを
値“0”にリセットしておく。
が実行されると、上述のようにステップ202にて「Y
ES」と判定される毎に、ステップ206にてカウント
値CNTが値“1”づつ加算される。同ステップ206
の繰返し実行により同カウント値CNTが所定値Nに達
すると、ステップ208における「YES」との判定の
もとに、電気制御回路70はステップ210にてフラグ
FLGを厨芥内の水分の蒸発完了を表す値“1”に設定
するとともに、ステップ212にてカウント値CNTを
値“0”にリセットしておく。
【0062】なお、上記ステップ202の繰返し実行
中、一度でも熱風の温度K1と水蒸気の温度K2の差K
1−K2が所定値K0より大きいと判定されると、電気
制御回路70はステップ204にてカウント値CNTを
再び値“0”に設定する。これにより、電気制御回路7
0は、所定値N回だけ連続して、ステップ202におけ
る熱風と水蒸気の温度差K1−K2が所定値K0以下で
あるとの判定を繰返した場合にのみ、厨芥内の水分の蒸
発を完了とするようにしている。
中、一度でも熱風の温度K1と水蒸気の温度K2の差K
1−K2が所定値K0より大きいと判定されると、電気
制御回路70はステップ204にてカウント値CNTを
再び値“0”に設定する。これにより、電気制御回路7
0は、所定値N回だけ連続して、ステップ202におけ
る熱風と水蒸気の温度差K1−K2が所定値K0以下で
あるとの判定を繰返した場合にのみ、厨芥内の水分の蒸
発を完了とするようにしている。
【0063】上記ステップ210におけるフラグFLG
の設定により、電気制御回路70は、上記図14のステ
ップ118〜126の循環処理中、ステップ126の判
定処理を実行したとき「YES」と判定し、プログラム
をステップ130へ進めてこの加熱乾燥処理を終了す
る。ステップ130においては、タンクヒータ12、熱
風ヒータ46、第1触媒ヒータ53e及び第2触媒ヒー
タ53gの作動を停止させる。
の設定により、電気制御回路70は、上記図14のステ
ップ118〜126の循環処理中、ステップ126の判
定処理を実行したとき「YES」と判定し、プログラム
をステップ130へ進めてこの加熱乾燥処理を終了す
る。ステップ130においては、タンクヒータ12、熱
風ヒータ46、第1触媒ヒータ53e及び第2触媒ヒー
タ53gの作動を停止させる。
【0064】上述したように、同実施形態においては、
電気制御回路70は、ステップ118〜126の循環処
理中(厨芥の加熱乾燥処理中)の所定時間毎に図17の
ステップ202の判定処理を実行し、熱風温度センサ4
7により検出される同厨芥に送られる熱風の温度K1
と、水蒸気温度センサ48により検出される同厨芥から
発生した水蒸気の温度K2との差K1−K2が、所定値
K0以下であるか否かを判定する。そして、上記熱風の
温度K1と水蒸気の温度K2との差K1−K2が所定値
K0以下となったとき、厨芥内の水分の蒸発を完了とし
てステップ210にてフラグFLGを設定し、図14の
ステップ130にてタンクヒータ12及び熱風ヒータ4
6の作動を停止させて同厨芥の加熱乾燥処理を終了させ
る。
電気制御回路70は、ステップ118〜126の循環処
理中(厨芥の加熱乾燥処理中)の所定時間毎に図17の
ステップ202の判定処理を実行し、熱風温度センサ4
7により検出される同厨芥に送られる熱風の温度K1
と、水蒸気温度センサ48により検出される同厨芥から
発生した水蒸気の温度K2との差K1−K2が、所定値
K0以下であるか否かを判定する。そして、上記熱風の
温度K1と水蒸気の温度K2との差K1−K2が所定値
K0以下となったとき、厨芥内の水分の蒸発を完了とし
てステップ210にてフラグFLGを設定し、図14の
ステップ130にてタンクヒータ12及び熱風ヒータ4
6の作動を停止させて同厨芥の加熱乾燥処理を終了させ
る。
【0065】この場合、上記熱風の温度K1と水蒸気の
温度K2との差K1−K2は、厨芥内の水分の蒸発のた
めに使われた熱量(気化熱)を表しており、厨芥内の水
分が減少して同厨芥から発生する水蒸気が減少すれば小
さくなる。すなわち、これによれば、外気の温度の影響
を受けることなく、上記厨芥内の水分量を直接的に検出
していることになる。言い換えれば、外気の温度が変化
した場合には上記熱風の温度K1及び水蒸気の温度K2
が同外気の温度の変化分だけ同時に変化するため、同変
化が相殺されてその影響を受けることがない。その結
果、外気の温度の影響を受けることなく、厨芥内の水分
の蒸発が完了したときに加熱乾燥処理を的確に終了させ
ることができる。
温度K2との差K1−K2は、厨芥内の水分の蒸発のた
めに使われた熱量(気化熱)を表しており、厨芥内の水
分が減少して同厨芥から発生する水蒸気が減少すれば小
さくなる。すなわち、これによれば、外気の温度の影響
を受けることなく、上記厨芥内の水分量を直接的に検出
していることになる。言い換えれば、外気の温度が変化
した場合には上記熱風の温度K1及び水蒸気の温度K2
が同外気の温度の変化分だけ同時に変化するため、同変
化が相殺されてその影響を受けることがない。その結
果、外気の温度の影響を受けることなく、厨芥内の水分
の蒸発が完了したときに加熱乾燥処理を的確に終了させ
ることができる。
【0066】また、上述のように熱風の温度K1と水蒸
気の温度K2の差K1−K2が所定値K0以下となった
と判定して厨芥内の水分の蒸発を完了とする場合には、
同判定が連続して所定値N回だけ繰返されることを条件
としている。これにより、一時的に熱風の温度K1が下
がったり水蒸気の温度K2が上がったりして上記差K1
−K2が所定値K0以下になった場合に加熱乾燥処理を
終了させてしまうことがなくなるため、同加熱乾燥処理
を常に安定して終了させることができる。
気の温度K2の差K1−K2が所定値K0以下となった
と判定して厨芥内の水分の蒸発を完了とする場合には、
同判定が連続して所定値N回だけ繰返されることを条件
としている。これにより、一時的に熱風の温度K1が下
がったり水蒸気の温度K2が上がったりして上記差K1
−K2が所定値K0以下になった場合に加熱乾燥処理を
終了させてしまうことがなくなるため、同加熱乾燥処理
を常に安定して終了させることができる。
【0067】上記加熱乾燥処理の終了後、電気制御回路
70は、プログラムを図15のステップ132以降へ進
めて、加熱乾燥処理後のタンク11内の厨芥を冷却する
処理を開始する。電気制御回路70は、ステップ132
にて第2タイマ72をリセットスタートして計時を開始
させた後、ステップ134〜138からなる循環処理を
繰返し実行する。
70は、プログラムを図15のステップ132以降へ進
めて、加熱乾燥処理後のタンク11内の厨芥を冷却する
処理を開始する。電気制御回路70は、ステップ132
にて第2タイマ72をリセットスタートして計時を開始
させた後、ステップ134〜138からなる循環処理を
繰返し実行する。
【0068】ステップ134においては、連続撹拌処理
を実行する。この連続撹拌処理は、所定時間(例えば、
30秒)毎にその方向を切換えながら撹拌モータ31を
連続的に回転させ続けて、撹拌部材20を連続的に回転
させ続けてタンク11内の厨芥を撹拌する処理である。
なお、この連続撹拌処理における各制御は、プログラム
の進行を止めることなく、このステップ134〜138
の循環処理中に随時実行されるものである。
を実行する。この連続撹拌処理は、所定時間(例えば、
30秒)毎にその方向を切換えながら撹拌モータ31を
連続的に回転させ続けて、撹拌部材20を連続的に回転
させ続けてタンク11内の厨芥を撹拌する処理である。
なお、この連続撹拌処理における各制御は、プログラム
の進行を止めることなく、このステップ134〜138
の循環処理中に随時実行されるものである。
【0069】ステップ136においては、投入口状態検
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。そ
して、このとき投入口11aが閉じられており、投入口
状態検出スイッチ15がオン状態にあれば、電気制御回
路70は「YES」と判定してプログラムをステップ1
38へ進める。ステップ138においては、上記ステッ
プ132にてリセットスタートされた第2タイマ72の
計時が予め設定された第1所定時間T1(例えば、10
分)に達しているか否かを判定する。このとき、厨芥を
冷却する処理の開始から第1所定時間T1が経過してお
らず、第2タイマ72の計時が同所定時間T1に達して
いなければ、電気制御回路70は「NO」と判定してプ
ログラムを再びステップ134以降へ進める。
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。そ
して、このとき投入口11aが閉じられており、投入口
状態検出スイッチ15がオン状態にあれば、電気制御回
路70は「YES」と判定してプログラムをステップ1
38へ進める。ステップ138においては、上記ステッ
プ132にてリセットスタートされた第2タイマ72の
計時が予め設定された第1所定時間T1(例えば、10
分)に達しているか否かを判定する。このとき、厨芥を
冷却する処理の開始から第1所定時間T1が経過してお
らず、第2タイマ72の計時が同所定時間T1に達して
いなければ、電気制御回路70は「NO」と判定してプ
ログラムを再びステップ134以降へ進める。
【0070】上記ステップ134〜138の循環処理
中、前記図14のステップ114にて開始された熱風フ
ァン42及び排気ファンの回転は継続しており、同各回
転によりタンク11の内気はその一部を大気中に放出さ
せながら循環し続けている。従って、このとき、加熱乾
燥処理後のタンク11内の厨芥は、タンクヒータ12及
び熱風ヒータ46の余熱により加熱乾燥されながら、徐
々に冷却される。これにより、後述する同厨芥の排出時
に、同厨芥を収容する容器18内のゴミ袋が同厨芥の熱
で溶けるなどの不具合が回避され、同厨芥が扱いやすく
なる。
中、前記図14のステップ114にて開始された熱風フ
ァン42及び排気ファンの回転は継続しており、同各回
転によりタンク11の内気はその一部を大気中に放出さ
せながら循環し続けている。従って、このとき、加熱乾
燥処理後のタンク11内の厨芥は、タンクヒータ12及
び熱風ヒータ46の余熱により加熱乾燥されながら、徐
々に冷却される。これにより、後述する同厨芥の排出時
に、同厨芥を収容する容器18内のゴミ袋が同厨芥の熱
で溶けるなどの不具合が回避され、同厨芥が扱いやすく
なる。
【0071】上記ステップ134〜138の循環処理
中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ1
5がオフ状態となった場合、ステップ136における
「NO」との判定のもとに、電気制御回路70は前述し
たステップ128にて熱風ファンモータ43及び排気フ
ァンモータ52の作動を停止させるとともに加熱乾燥処
理ランプ61cを消灯した後、プログラムを前記図13
のステップ102以降へ進める。
中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ1
5がオフ状態となった場合、ステップ136における
「NO」との判定のもとに、電気制御回路70は前述し
たステップ128にて熱風ファンモータ43及び排気フ
ァンモータ52の作動を停止させるとともに加熱乾燥処
理ランプ61cを消灯した後、プログラムを前記図13
のステップ102以降へ進める。
【0072】一方、上記ステップ134〜138の循環
処理中、この厨芥を冷却する処理の開始から第1所定時
間T1が経過して、上記ステップ132にてリセットス
タートされた第2タイマ72の計時が同所定時間T1に
達した場合、ステップ146における「YES」との判
定のもとに、電気制御回路70はプログラムをステップ
140以降へ進めて同処理を終了する。ステップ140
においては、撹拌モータ31、熱風ファンモータ43及
び排気ファンモータ52の作動を停止させるとともに、
加熱乾燥処理ランプ61cを消灯する。
処理中、この厨芥を冷却する処理の開始から第1所定時
間T1が経過して、上記ステップ132にてリセットス
タートされた第2タイマ72の計時が同所定時間T1に
達した場合、ステップ146における「YES」との判
定のもとに、電気制御回路70はプログラムをステップ
140以降へ進めて同処理を終了する。ステップ140
においては、撹拌モータ31、熱風ファンモータ43及
び排気ファンモータ52の作動を停止させるとともに、
加熱乾燥処理ランプ61cを消灯する。
【0073】上記厨芥を冷却する処理の終了後、電気制
御回路70は、ステップ146にて、容器セットスイッ
チ19がオン状態にあるか否かを判定する。このとき、
容器18が排出口11bからの厨芥の導入が不可能な状
態にあって容器セットスイッチ19がオフ状態にあれ
ば、「NO」と判定してプログラムを前記図13のステ
ップ102以降へ進める。一方、容器18が排出口11
bからの厨芥の導入が可能な状態にあって容器セットス
イッチ19がオン状態にあれば、「YES」と判定して
プログラムを図16のステップ148以降へ進め、上記
冷却した加熱乾燥処理後の厨芥を容器18内に排出する
処理を開始する。
御回路70は、ステップ146にて、容器セットスイッ
チ19がオン状態にあるか否かを判定する。このとき、
容器18が排出口11bからの厨芥の導入が不可能な状
態にあって容器セットスイッチ19がオフ状態にあれ
ば、「NO」と判定してプログラムを前記図13のステ
ップ102以降へ進める。一方、容器18が排出口11
bからの厨芥の導入が可能な状態にあって容器セットス
イッチ19がオン状態にあれば、「YES」と判定して
プログラムを図16のステップ148以降へ進め、上記
冷却した加熱乾燥処理後の厨芥を容器18内に排出する
処理を開始する。
【0074】電気制御回路70は、ステップ148に
て、第2タイマ72をリセットスタートして計時を開始
させる。ステップ150においては、排出ランプ61d
を点灯させる。ステップ152においては、排出口開状
態検出センサ16gが排出口11bの開状態を検出する
まで排出口蓋モータ16eを作動させて、排出口11b
を開状態にする。ステップ154においては、撹拌モー
タ31を逆転させて撹拌部材20を逆方向へ回転させ始
める。そして、これら各処理後、ステップ156〜16
0からなる循環処理を繰返し実行する。
て、第2タイマ72をリセットスタートして計時を開始
させる。ステップ150においては、排出ランプ61d
を点灯させる。ステップ152においては、排出口開状
態検出センサ16gが排出口11bの開状態を検出する
まで排出口蓋モータ16eを作動させて、排出口11b
を開状態にする。ステップ154においては、撹拌モー
タ31を逆転させて撹拌部材20を逆方向へ回転させ始
める。そして、これら各処理後、ステップ156〜16
0からなる循環処理を繰返し実行する。
【0075】ステップ156においては、投入口状態検
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。こ
のとき、投入口11aが閉じられており投入口状態検出
スイッチ15がオン状態にあれば、「YES」と判定し
てプログラムをステップ158以降へ進める。ステップ
158においては、容器セットスイッチ19がオン状態
にあるか否かを判定する。このとき、18が排出口11
bからの厨芥の導入が可能な状態にあって容器セットス
イッチ19がオン状態にあれば、「YES」と判定して
プログラムをステップ160以降へ進める。
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。こ
のとき、投入口11aが閉じられており投入口状態検出
スイッチ15がオン状態にあれば、「YES」と判定し
てプログラムをステップ158以降へ進める。ステップ
158においては、容器セットスイッチ19がオン状態
にあるか否かを判定する。このとき、18が排出口11
bからの厨芥の導入が可能な状態にあって容器セットス
イッチ19がオン状態にあれば、「YES」と判定して
プログラムをステップ160以降へ進める。
【0076】ステップ160においては、上記ステップ
148にてリセットスタートされた第2タイマ72の計
時が予め設定された第2所定時間T2(例えば、4分)
に達しているか否かを判定する。このとき、この厨芥を
排出する処理の開始から第2所定時間T2が経過してお
らず、第2タイマ72の計時が同所定時間T2に達して
いなければ、電気制御回路70は「NO」と判定してプ
ログラムを再びステップ156以降へ進める。
148にてリセットスタートされた第2タイマ72の計
時が予め設定された第2所定時間T2(例えば、4分)
に達しているか否かを判定する。このとき、この厨芥を
排出する処理の開始から第2所定時間T2が経過してお
らず、第2タイマ72の計時が同所定時間T2に達して
いなければ、電気制御回路70は「NO」と判定してプ
ログラムを再びステップ156以降へ進める。
【0077】上記ステップ156〜160の循環処理
中、上記ステップ154にて開始された撹拌部材20の
逆方向への回転は、連続的に継続されている。これによ
り、タンク11内の厨芥は各羽根23によって排出口1
1bに向けて持ち上げられ、その多くは同各羽根23か
ら滑落して排出口11bを介してタンク11外に排出さ
れる。同排出された厨芥は、ホッパ11b1を介して、
容器18内に取付けられたゴミ袋内に収容される。
中、上記ステップ154にて開始された撹拌部材20の
逆方向への回転は、連続的に継続されている。これによ
り、タンク11内の厨芥は各羽根23によって排出口1
1bに向けて持ち上げられ、その多くは同各羽根23か
ら滑落して排出口11bを介してタンク11外に排出さ
れる。同排出された厨芥は、ホッパ11b1を介して、
容器18内に取付けられたゴミ袋内に収容される。
【0078】上記ステップ156〜160の循環処理
中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ1
5がオフ状態となった場合、又は容器18が傾動されて
排出口11bからの厨芥の導入が不可能な状態になり、
容器セットスイッチ19がオフ状態となった場合、又は
この厨芥を排出する処理の開始から第2所定時間T2が
経過して、上記ステップ148にてリセットスタートさ
れた第2タイマ72の計時が同所定時間T2に達した場
合、各ステップ156,158,160におけるそれぞ
れ「NO」,「NO」,「YES」との判定のもとに、
電気制御回路70はプログラムをステップ162以降へ
進めて、このタンク11内の厨芥を排出する処理を終了
する。
中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ1
5がオフ状態となった場合、又は容器18が傾動されて
排出口11bからの厨芥の導入が不可能な状態になり、
容器セットスイッチ19がオフ状態となった場合、又は
この厨芥を排出する処理の開始から第2所定時間T2が
経過して、上記ステップ148にてリセットスタートさ
れた第2タイマ72の計時が同所定時間T2に達した場
合、各ステップ156,158,160におけるそれぞ
れ「NO」,「NO」,「YES」との判定のもとに、
電気制御回路70はプログラムをステップ162以降へ
進めて、このタンク11内の厨芥を排出する処理を終了
する。
【0079】ステップ162においては、撹拌モータ3
1を停止させるとともに、排出ランプ61dを消灯す
る。そして、同処理後、プログラムを再び前記図13の
ステップ102以降へ進める。また、上記容器18内の
ゴミ袋に収容された厨芥は、同容器18が傾動した状態
(図4の仮想線の状態)にあるとき、同ゴミ袋と共に取
り出される。
1を停止させるとともに、排出ランプ61dを消灯す
る。そして、同処理後、プログラムを再び前記図13の
ステップ102以降へ進める。また、上記容器18内の
ゴミ袋に収容された厨芥は、同容器18が傾動した状態
(図4の仮想線の状態)にあるとき、同ゴミ袋と共に取
り出される。
【0080】また、前記図13のステップ102〜10
6の循環処理中、排出スイッチ61bがオン操作された
場合は、電気制御回路70はステップ106にて「YE
S」と判定し、容器18が排出口11bからの厨芥の導
入可能な状態にあって容器セットスイッチ19がオン状
態にあることを条件にプログラムをステップ148以降
へ進め、上記加熱乾燥処理を介さず直接タンク11内の
厨芥を排出する処理を開始する。
6の循環処理中、排出スイッチ61bがオン操作された
場合は、電気制御回路70はステップ106にて「YE
S」と判定し、容器18が排出口11bからの厨芥の導
入可能な状態にあって容器セットスイッチ19がオン状
態にあることを条件にプログラムをステップ148以降
へ進め、上記加熱乾燥処理を介さず直接タンク11内の
厨芥を排出する処理を開始する。
【0081】(3)環境に応じた使用例 (3−1)上記実施形態の場合 次に、上記した厨芥処理装置をごく僅かな排気臭(異
臭)であっても問題になりやすい環境と、ごく僅かな排
気臭であれば問題にならない環境のそれぞれにおいて使
用する場合について説明する。先ず、排気臭が問題とな
りやすい屋内や、民家が密集している等の環境において
は、排気を脱臭装置53により十分に脱臭した上でタン
ク11の外部に放出する必要がある。十分な脱臭を行う
ためには、脱臭触媒53f,53hを通過する排気流量
を小さくすればよいので、本実施形態においては図6か
ら図8に示した吸気孔11d,11eを閉塞するように
吸気孔閉塞板82をタンク11の側壁に取付け(第1の
回転位置にて取付け)、タンク11(収容槽10)外の
外気が貫通孔11c(回転軸42aの周囲)のみを通じ
て吸気通路Aに吸入されるように設定する。これによ
り、タンク11が吸入する外気の吸気抵抗が増大し外気
の吸入量が減少し、その結果として排気流量が減少する
ので、タンク11内を環流している空気の量(水蒸気の
量)の減少速度が低下し、厨芥の乾燥速度が低下する。
従って、熱風温度センサ47により検出された熱風の温
度K1と水蒸気温度センサ48により検出された水蒸気
の温度K2との差K1−K2が予め設定した所定値K0
以下となるまでの時間、即ち収容槽10内に収容された
厨芥が乾燥するまでの時間が長くなり、厨芥の加熱乾燥
処理時間が自動的に長くなる。
臭)であっても問題になりやすい環境と、ごく僅かな排
気臭であれば問題にならない環境のそれぞれにおいて使
用する場合について説明する。先ず、排気臭が問題とな
りやすい屋内や、民家が密集している等の環境において
は、排気を脱臭装置53により十分に脱臭した上でタン
ク11の外部に放出する必要がある。十分な脱臭を行う
ためには、脱臭触媒53f,53hを通過する排気流量
を小さくすればよいので、本実施形態においては図6か
ら図8に示した吸気孔11d,11eを閉塞するように
吸気孔閉塞板82をタンク11の側壁に取付け(第1の
回転位置にて取付け)、タンク11(収容槽10)外の
外気が貫通孔11c(回転軸42aの周囲)のみを通じ
て吸気通路Aに吸入されるように設定する。これによ
り、タンク11が吸入する外気の吸気抵抗が増大し外気
の吸入量が減少し、その結果として排気流量が減少する
ので、タンク11内を環流している空気の量(水蒸気の
量)の減少速度が低下し、厨芥の乾燥速度が低下する。
従って、熱風温度センサ47により検出された熱風の温
度K1と水蒸気温度センサ48により検出された水蒸気
の温度K2との差K1−K2が予め設定した所定値K0
以下となるまでの時間、即ち収容槽10内に収容された
厨芥が乾燥するまでの時間が長くなり、厨芥の加熱乾燥
処理時間が自動的に長くなる。
【0082】他方、僅かな排気臭では問題が発生しない
環境において厨芥処理装置を使用する場合には、吸気孔
11d,11eを開放するように吸気孔閉塞板82をタ
ンク11の側壁に取付け(第2の回転位置にて取付
け)、タンク11外の外気が貫通孔11cのみでなく吸
気孔11d,11eを介して吸気通路Aに吸入されるよ
うに設定する。これにより、タンク11が吸入する外気
の吸気抵抗は小さいものとなり外気の吸入量が増大する
ために排気流量が増大し、その結果としてタンク11内
を環流している空気の量(水蒸気の量)の減少速度が増
大して厨芥の乾燥速度が増大する。従って、熱風の温度
K1と水蒸気の温度K2との差K1−K2が所定値K0
以下となるまでの時間(即ち、収容された厨芥が乾燥す
るまでの時間)が短く、厨芥の加熱乾燥処理時間が自動
的に短くなる。以上によって、使用環境に応じた適切な
加熱乾燥処理が行われる。
環境において厨芥処理装置を使用する場合には、吸気孔
11d,11eを開放するように吸気孔閉塞板82をタ
ンク11の側壁に取付け(第2の回転位置にて取付
け)、タンク11外の外気が貫通孔11cのみでなく吸
気孔11d,11eを介して吸気通路Aに吸入されるよ
うに設定する。これにより、タンク11が吸入する外気
の吸気抵抗は小さいものとなり外気の吸入量が増大する
ために排気流量が増大し、その結果としてタンク11内
を環流している空気の量(水蒸気の量)の減少速度が増
大して厨芥の乾燥速度が増大する。従って、熱風の温度
K1と水蒸気の温度K2との差K1−K2が所定値K0
以下となるまでの時間(即ち、収容された厨芥が乾燥す
るまでの時間)が短く、厨芥の加熱乾燥処理時間が自動
的に短くなる。以上によって、使用環境に応じた適切な
加熱乾燥処理が行われる。
【0083】このように、上記実施形態は、排気の流量
を調整するために、タンク11(収容槽10)の壁面に
設けられた吸気孔11d,11eを遮蔽又は開放してタ
ンク11の内部と外部とを連通する孔の面積を増減する
面積変更手段としての吸気孔閉塞板82を有し、吸気流
量を調整することで排気流量を調整する。従って、脱臭
装置53や放出ダクト54等の排気通路の有効面積を増
減することにより排気流量を調整する場合に対しタンク
11内の圧力上昇が少なくでき、装置の耐久性、コスト
ダウンの点で有利となる。また、本実施形態では、吸気
孔閉塞板82の取付け方を変更するだけで排気流量を調
整できるため、厨芥処理装置全体としての構成を複雑化
させることもないという利点を有している。
を調整するために、タンク11(収容槽10)の壁面に
設けられた吸気孔11d,11eを遮蔽又は開放してタ
ンク11の内部と外部とを連通する孔の面積を増減する
面積変更手段としての吸気孔閉塞板82を有し、吸気流
量を調整することで排気流量を調整する。従って、脱臭
装置53や放出ダクト54等の排気通路の有効面積を増
減することにより排気流量を調整する場合に対しタンク
11内の圧力上昇が少なくでき、装置の耐久性、コスト
ダウンの点で有利となる。また、本実施形態では、吸気
孔閉塞板82の取付け方を変更するだけで排気流量を調
整できるため、厨芥処理装置全体としての構成を複雑化
させることもないという利点を有している。
【0084】更に、上記実施形態においては、吸気孔閉
塞板82をタンク11の壁面に第1の回転位置及び同第
1の回転位置とは異なる第2の回転位置に固定可能に構
成し、第1の回転位置にて固定される場合と第2の回転
位置にて固定される場合とでタンク11の壁面に設けら
れた吸気孔11d,11eと吸気孔閉塞板82に設けら
れた空気通過孔82b,82cとが重合する面積が異な
るように構成している。従って、吸気孔11d,11e
を開閉するシャッターなどに比べても構造が簡単であ
り、信頼性も向上する。更に、従来の厨芥処理装置に対
して小規模の改良を加えるでけで排気流量を調整しうる
装置に変更できるので、コスト上昇が少ないという利
点、或は既に装置が設置された後であっても、その改良
が容易であるという実用上の利点を有する。
塞板82をタンク11の壁面に第1の回転位置及び同第
1の回転位置とは異なる第2の回転位置に固定可能に構
成し、第1の回転位置にて固定される場合と第2の回転
位置にて固定される場合とでタンク11の壁面に設けら
れた吸気孔11d,11eと吸気孔閉塞板82に設けら
れた空気通過孔82b,82cとが重合する面積が異な
るように構成している。従って、吸気孔11d,11e
を開閉するシャッターなどに比べても構造が簡単であ
り、信頼性も向上する。更に、従来の厨芥処理装置に対
して小規模の改良を加えるでけで排気流量を調整しうる
装置に変更できるので、コスト上昇が少ないという利
点、或は既に装置が設置された後であっても、その改良
が容易であるという実用上の利点を有する。
【0085】(3−2)第1変形例 次に、第1の変形例及びその使用例について説明する
と、第1の変形例においては排気臭が問題になりやすい
環境か否かに応じて排気ファンモータ52の回転数(出
力)を制御して排気流量を可変とする。具体的には、上
記の実施形態のパネル61に環境選択スイッチ(図示省
略)を追加して、使用者が排気臭が問題となる環境(第
1の環境)か、排気臭が問題とならない環境か(第2の
環境)かを選択できるように構成する。一方、電気制御
回路70は、この環境選択スイッチからの信号を入力す
るとともに、前述した図14のステップ114に代えて
図18に示したステップ114a〜114dを順次実行
するように構成する。
と、第1の変形例においては排気臭が問題になりやすい
環境か否かに応じて排気ファンモータ52の回転数(出
力)を制御して排気流量を可変とする。具体的には、上
記の実施形態のパネル61に環境選択スイッチ(図示省
略)を追加して、使用者が排気臭が問題となる環境(第
1の環境)か、排気臭が問題とならない環境か(第2の
環境)かを選択できるように構成する。一方、電気制御
回路70は、この環境選択スイッチからの信号を入力す
るとともに、前述した図14のステップ114に代えて
図18に示したステップ114a〜114dを順次実行
するように構成する。
【0086】即ち、電気制御回路70は、図14のステ
ップ112の実行後に図17のステップ114aにプロ
グラムを進めて、タンクヒータ12、撹拌モータ31、
熱風ファンモータ43、熱風ヒータ46、及び第1,第
2触媒ヒータ53e,53gの作動を開始させる。次い
で、電気制御回路70はステップ114bにて環境選択
スイッチが第1の環境を示している否かを判定する。使
用者が第1の環境を指示すべく環境選択スイッチを操作
していれば、電気制御回路70はステップ114bを
「Yes」と判定してプログラムをステップ114cへ
進め、排気ファンモータ52を低速にて回転させ、その
後図14のステップ116へプログラムを進める。ま
た、使用者が第2の環境を指示すべく環境選択スイッチ
を操作していれば、電気制御回路70はステップ114
bにて「No」と判定してプログラムをステップ114
dに進め、ステップ114dにて排気ファンモータ52
を高速にて回転させた後、図14のステップ116へプ
ログラムを進める。
ップ112の実行後に図17のステップ114aにプロ
グラムを進めて、タンクヒータ12、撹拌モータ31、
熱風ファンモータ43、熱風ヒータ46、及び第1,第
2触媒ヒータ53e,53gの作動を開始させる。次い
で、電気制御回路70はステップ114bにて環境選択
スイッチが第1の環境を示している否かを判定する。使
用者が第1の環境を指示すべく環境選択スイッチを操作
していれば、電気制御回路70はステップ114bを
「Yes」と判定してプログラムをステップ114cへ
進め、排気ファンモータ52を低速にて回転させ、その
後図14のステップ116へプログラムを進める。ま
た、使用者が第2の環境を指示すべく環境選択スイッチ
を操作していれば、電気制御回路70はステップ114
bにて「No」と判定してプログラムをステップ114
dに進め、ステップ114dにて排気ファンモータ52
を高速にて回転させた後、図14のステップ116へプ
ログラムを進める。
【0087】このように第1の変形例においては、使用
者が厨芥処理装置の使用環境に応じて選択スイッチを操
作しうるようになっており、電気制御回路70は選択ス
イッチの状態に応じて排気ファンモータ52の回転速度
(排気ファン出力)を制御する。即ち、排気臭が問題と
なる環境(第1の環境)であれば、ステップ114cの
実行により排気ファンモータ52は低速にて回転される
ので、脱臭触媒53f,53hを通過する排気流量が減
少し、厨芥の乾燥が徐々におこなわれるとともに十分な
脱臭が行われる。また、排気臭が問題とならない環境
(第2の環境)であれば排気ファンモータ52は高速に
て回転されるので、脱臭触媒53f,53hを通過する
排気流量が増大し、厨芥の乾燥に要する時間が短くな
る。
者が厨芥処理装置の使用環境に応じて選択スイッチを操
作しうるようになっており、電気制御回路70は選択ス
イッチの状態に応じて排気ファンモータ52の回転速度
(排気ファン出力)を制御する。即ち、排気臭が問題と
なる環境(第1の環境)であれば、ステップ114cの
実行により排気ファンモータ52は低速にて回転される
ので、脱臭触媒53f,53hを通過する排気流量が減
少し、厨芥の乾燥が徐々におこなわれるとともに十分な
脱臭が行われる。また、排気臭が問題とならない環境
(第2の環境)であれば排気ファンモータ52は高速に
て回転されるので、脱臭触媒53f,53hを通過する
排気流量が増大し、厨芥の乾燥に要する時間が短くな
る。
【0088】この変形例では、電気制御回路70(マイ
クロコンピュータのプログラム)を変更するだけで排気
流量調整可能な装置が得られるので、装置のコスト上昇
が抑制される。なお、排気ファンモータを複数設けて、
環境に応じて回転させるモータ数を変更する構成を採用
することもできる。
クロコンピュータのプログラム)を変更するだけで排気
流量調整可能な装置が得られるので、装置のコスト上昇
が抑制される。なお、排気ファンモータを複数設けて、
環境に応じて回転させるモータ数を変更する構成を採用
することもできる。
【0089】(3−3)第2変形例 次に、第2の変形例及びその使用例について説明する
と、第2の変形例においては上記した環境に応じた排気
流量の変更を排気放出口の面積を変更することにより達
成する。具体的には、上記実施形態において図19に示
したように、放出ダクト54の端部に位置する排気放出
口54aに放出口面積調整板84を脱着可能に構成す
る。放出口面積調整板84は、板状の矩形形状をなす部
材であって、その中央に放出口54aの開口面積よりも
小さい面積を有する開口(調整用開口84a)を有して
いる。また、放出口面積調整板84は、各角部にボルト
孔84bを有し、同ボルト孔84bを貫通し放出ダクト
54の排気放出口54aの周囲に設けられているフラン
ジ54bが有するボルト孔54cの内溝に螺合する4つ
のボルト85により放出ダクト54に脱着可能に固定さ
れるようになっている。
と、第2の変形例においては上記した環境に応じた排気
流量の変更を排気放出口の面積を変更することにより達
成する。具体的には、上記実施形態において図19に示
したように、放出ダクト54の端部に位置する排気放出
口54aに放出口面積調整板84を脱着可能に構成す
る。放出口面積調整板84は、板状の矩形形状をなす部
材であって、その中央に放出口54aの開口面積よりも
小さい面積を有する開口(調整用開口84a)を有して
いる。また、放出口面積調整板84は、各角部にボルト
孔84bを有し、同ボルト孔84bを貫通し放出ダクト
54の排気放出口54aの周囲に設けられているフラン
ジ54bが有するボルト孔54cの内溝に螺合する4つ
のボルト85により放出ダクト54に脱着可能に固定さ
れるようになっている。
【0090】このような構成を有する第2の変形例にお
いては、排気臭が問題となる環境下であれば放出口面積
調整板84を放出ダクト54に固定しておく。これによ
り、排気抵抗が増大するために脱臭触媒53f,53h
を通過する排気流量が減少し、厨芥の乾燥が徐々におこ
なわれるとともに十分な脱臭が行われる。また、排気臭
が問題とならない環境であれば放出口面積調整板84を
放出ダクト54から取外しておく。これによれば、排気
抵抗が相対的に減少して脱臭触媒53f,53hを通過
する排気流量が増大し、厨芥の乾燥に要する時間が短く
なる。
いては、排気臭が問題となる環境下であれば放出口面積
調整板84を放出ダクト54に固定しておく。これによ
り、排気抵抗が増大するために脱臭触媒53f,53h
を通過する排気流量が減少し、厨芥の乾燥が徐々におこ
なわれるとともに十分な脱臭が行われる。また、排気臭
が問題とならない環境であれば放出口面積調整板84を
放出ダクト54から取外しておく。これによれば、排気
抵抗が相対的に減少して脱臭触媒53f,53hを通過
する排気流量が増大し、厨芥の乾燥に要する時間が短く
なる。
【0091】第2の変形例においても、排気流量を調整
するための構造が極めて簡単であるので、装置のコスト
上昇が少ないという利点を有している。更に、従来の厨
芥処理装置に対して小規模の改良を加えるでけで排気流
量を調整しうる装置に変更できるので、既に装置が設置
された後であっても、その改良が容易であるという実用
上の利点を有している。
するための構造が極めて簡単であるので、装置のコスト
上昇が少ないという利点を有している。更に、従来の厨
芥処理装置に対して小規模の改良を加えるでけで排気流
量を調整しうる装置に変更できるので、既に装置が設置
された後であっても、その改良が容易であるという実用
上の利点を有している。
【0092】(3−4)第3変形例 第3変形例は、排気臭が問題になりやすい環境であるか
否かに応じて熱風ファンモータ43の回転数を制御して
熱風ファン42の熱風送風量を変化させ、吸気流量(即
ち、排気流量)を可変とするものである。具体的には、
第1変形例で用いる図18に示したプログラムにおい
て、ステップ114a中の「熱風ファンモータ43」を
「排気ファンモータ52」と、ステップ114c及びス
テップ114d中の「排気ファンモータ52」を「熱風
ファンモータ43」に置換えたものを第1変形例と同様
にして電気制御回路70に実行させる。
否かに応じて熱風ファンモータ43の回転数を制御して
熱風ファン42の熱風送風量を変化させ、吸気流量(即
ち、排気流量)を可変とするものである。具体的には、
第1変形例で用いる図18に示したプログラムにおい
て、ステップ114a中の「熱風ファンモータ43」を
「排気ファンモータ52」と、ステップ114c及びス
テップ114d中の「排気ファンモータ52」を「熱風
ファンモータ43」に置換えたものを第1変形例と同様
にして電気制御回路70に実行させる。
【0093】即ち、電気制御回路70は、図14のステ
ップ112の実行後に図18のステップ114aにプロ
グラムを進めて、タンクヒータ12、撹拌モータ31、
排気ファンモータ52、熱風ヒータ46、及び第1,第
2触媒ヒータ53e,53gの作動を開始させる。次い
で、電気制御回路70はステップ114bにて環境選択
スイッチが第1の環境を示している否かを判定する。使
用者が第1の環境を指示すべく環境選択スイッチを操作
していれば、電気制御回路70はステップ114bを
「Yes」と判定してプログラムをステップ114cへ
進め、熱風ファンモータ43を低速にて回転させ、その
後図14のステップ116へプログラムを進める。ま
た、使用者が第2の環境を指示すべく環境選択スイッチ
を操作していれば、電気制御回路70はステップ114
bにて「No」と判定してプログラムをステップ114
dに進め、ステップ114dにて熱風ファンモータ43
を高速にて回転させた後、図14のステップ116へプ
ログラムを進める。
ップ112の実行後に図18のステップ114aにプロ
グラムを進めて、タンクヒータ12、撹拌モータ31、
排気ファンモータ52、熱風ヒータ46、及び第1,第
2触媒ヒータ53e,53gの作動を開始させる。次い
で、電気制御回路70はステップ114bにて環境選択
スイッチが第1の環境を示している否かを判定する。使
用者が第1の環境を指示すべく環境選択スイッチを操作
していれば、電気制御回路70はステップ114bを
「Yes」と判定してプログラムをステップ114cへ
進め、熱風ファンモータ43を低速にて回転させ、その
後図14のステップ116へプログラムを進める。ま
た、使用者が第2の環境を指示すべく環境選択スイッチ
を操作していれば、電気制御回路70はステップ114
bにて「No」と判定してプログラムをステップ114
dに進め、ステップ114dにて熱風ファンモータ43
を高速にて回転させた後、図14のステップ116へプ
ログラムを進める。
【0094】このように第3の変形例においては、使用
者によって操作される選択スイッチの状態に応じて熱風
ファンモータ43の回転速度を制御する。即ち、排気臭
が問題となる環境(第1の環境)であれば、置換された
ステップ114cの実行により熱風ファンモータ43は
低速にて回転されるので、吸気流量が減少して脱臭触媒
53f,53hを通過する排気流量が減少し、厨芥の乾
燥が徐々におこなわれるとともに十分な脱臭が行われ
る。また、排気臭が問題とならない環境(第2の環境)
であれば熱風ファンモータ43は置換されたステップ1
14dの実行により高速にて回転されるので、吸気流量
が増大して脱臭触媒53f,53hを通過する排気流量
が増大し、厨芥の乾燥に要する時間が短くなる。なお、
第3変形例においても、第1変形例と同様、電気制御回
路70(マイクロコンピュータのプログラム)を変更す
るだけで排気流量調整可能な装置が得られるので、装置
のコスト上昇が少ないものとなる。
者によって操作される選択スイッチの状態に応じて熱風
ファンモータ43の回転速度を制御する。即ち、排気臭
が問題となる環境(第1の環境)であれば、置換された
ステップ114cの実行により熱風ファンモータ43は
低速にて回転されるので、吸気流量が減少して脱臭触媒
53f,53hを通過する排気流量が減少し、厨芥の乾
燥が徐々におこなわれるとともに十分な脱臭が行われ
る。また、排気臭が問題とならない環境(第2の環境)
であれば熱風ファンモータ43は置換されたステップ1
14dの実行により高速にて回転されるので、吸気流量
が増大して脱臭触媒53f,53hを通過する排気流量
が増大し、厨芥の乾燥に要する時間が短くなる。なお、
第3変形例においても、第1変形例と同様、電気制御回
路70(マイクロコンピュータのプログラム)を変更す
るだけで排気流量調整可能な装置が得られるので、装置
のコスト上昇が少ないものとなる。
【0095】(3−5)第4変形例 第3変形例における熱風ファンモータ43の回転速度制
御に代えて、タンク11の吸気孔11d,11e近傍に
吸気専用の吸気専用ファン及び同吸気ファンを回転駆動
する吸気ファンモータ(何れも図示省略)を設けてお
き、この吸気ファンの回転数を電気制御回路70によっ
て制御することにより、吸気流量(即ち、排気流量)を
可変とすることもできる。この場合には、電気制御回路
70に、図18におけるステップ114a中に「排気フ
ァンモータ52」を加えるとともにステップ114c及
びステップ114d中の「排気ファンモータ52」を
「吸気ファンモータ」に置換えたプログラムを実行させ
るように構成する。
御に代えて、タンク11の吸気孔11d,11e近傍に
吸気専用の吸気専用ファン及び同吸気ファンを回転駆動
する吸気ファンモータ(何れも図示省略)を設けてお
き、この吸気ファンの回転数を電気制御回路70によっ
て制御することにより、吸気流量(即ち、排気流量)を
可変とすることもできる。この場合には、電気制御回路
70に、図18におけるステップ114a中に「排気フ
ァンモータ52」を加えるとともにステップ114c及
びステップ114d中の「排気ファンモータ52」を
「吸気ファンモータ」に置換えたプログラムを実行させ
るように構成する。
【0096】(4)厨芥の加熱乾燥処理制御に係る変形
例(第5変形例) 次に、厨芥の上記した実施形態に係る厨芥の加熱乾燥処
理制御に関する変形例(第5変形例)について説明す
る。上記実施形態においては、タンク11内の厨芥の加
熱乾燥処理中に同厨芥に送る熱風の温度を制御しなかっ
たが、同熱風の温度を所定範囲に制御するようにしても
よい。この場合、図20に示すように、上記図14のス
テップ120とステップ124との間にステップ164
の熱風ヒータ制御処理を加えるように変更する。
例(第5変形例) 次に、厨芥の上記した実施形態に係る厨芥の加熱乾燥処
理制御に関する変形例(第5変形例)について説明す
る。上記実施形態においては、タンク11内の厨芥の加
熱乾燥処理中に同厨芥に送る熱風の温度を制御しなかっ
たが、同熱風の温度を所定範囲に制御するようにしても
よい。この場合、図20に示すように、上記図14のス
テップ120とステップ124との間にステップ164
の熱風ヒータ制御処理を加えるように変更する。
【0097】この熱風ヒータ制御処理は、熱風温度セン
サ47の検出にもとづいて、タンク11内の厨芥に送ら
れる熱風の温度K1が上昇して所定の上限温度(例え
ば、130℃)に達したとき熱風ヒータ46の作動を停
止させ、同停止後同熱風の温度K1が所定の下限温度
(例えば、127℃)以下まで下降したとき同作動を再
開させる処理である。これにより、上記ステップ118
〜128の循環処理中、タンク11内の厨芥に送られる
熱風の温度K1が上記所定の上限温度と下限温度の間に
保たれて、同熱風により同厨芥が加熱される。ただし、
この加熱乾燥処理が開始されてから所定時間(例えば、
1時間)の間は、上記上限温度を高く(例えば、150
℃に)設定しておくことにより、上記熱風の温度K1を
上記高い上限温度まで上昇させる。これにより、厨芥に
含まれる水分を蒸発させる前の厨芥自体を昇温する過程
を短時間で終了させるようにしている。
サ47の検出にもとづいて、タンク11内の厨芥に送ら
れる熱風の温度K1が上昇して所定の上限温度(例え
ば、130℃)に達したとき熱風ヒータ46の作動を停
止させ、同停止後同熱風の温度K1が所定の下限温度
(例えば、127℃)以下まで下降したとき同作動を再
開させる処理である。これにより、上記ステップ118
〜128の循環処理中、タンク11内の厨芥に送られる
熱風の温度K1が上記所定の上限温度と下限温度の間に
保たれて、同熱風により同厨芥が加熱される。ただし、
この加熱乾燥処理が開始されてから所定時間(例えば、
1時間)の間は、上記上限温度を高く(例えば、150
℃に)設定しておくことにより、上記熱風の温度K1を
上記高い上限温度まで上昇させる。これにより、厨芥に
含まれる水分を蒸発させる前の厨芥自体を昇温する過程
を短時間で終了させるようにしている。
【0098】上記第5変形例によっても、上記実施形態
における場合と同様に、外気の温度の影響を受けること
なく、厨芥内の水分の蒸発が完了したときに加熱乾燥処
理を的確に終了させることができる。なお、この場合、
上記熱風の温度K1がほぼ所定の範囲に保たれるため、
同熱風の温度K1と、水蒸気温度センサ48により検出
される厨芥から発生した水蒸気の温度K2との差が所定
値K0以下であるか否かを判定することは、同水蒸気の
温度K2自体が所定温度に達したか否かを判定すること
と同等にも考えられる。しかし、本変形例においては、
例えばタンク11内の厨芥が非常に多量であったり、外
気の温度が非常に低いなどして上記熱風の温度K1が上
記所定の範囲内に制御できない場合においても、厨芥内
の水分の蒸発が完了したときに加熱乾燥処理を的確に終
了させることができる。
における場合と同様に、外気の温度の影響を受けること
なく、厨芥内の水分の蒸発が完了したときに加熱乾燥処
理を的確に終了させることができる。なお、この場合、
上記熱風の温度K1がほぼ所定の範囲に保たれるため、
同熱風の温度K1と、水蒸気温度センサ48により検出
される厨芥から発生した水蒸気の温度K2との差が所定
値K0以下であるか否かを判定することは、同水蒸気の
温度K2自体が所定温度に達したか否かを判定すること
と同等にも考えられる。しかし、本変形例においては、
例えばタンク11内の厨芥が非常に多量であったり、外
気の温度が非常に低いなどして上記熱風の温度K1が上
記所定の範囲内に制御できない場合においても、厨芥内
の水分の蒸発が完了したときに加熱乾燥処理を的確に終
了させることができる。
【0099】(5)他の変形例等 上記したように、本発明の実施形態及び各変形例におい
ては、使用者が排気流量を調整することができ、排気流
量を調整した場合であっても熱風の温度K1と水蒸気の
温度K2との差を用いて厨芥の乾燥完了を正確に検知し
て加熱処理を自動停止する。従って、使用者は、吸気孔
閉塞板82,放出口面積調整板84の設定(取付け、取
外し)又は環境スイッチの操作をするだけで、厨芥処理
装置に使用環境に応じた加熱乾燥処理を行わせることが
可能となる。
ては、使用者が排気流量を調整することができ、排気流
量を調整した場合であっても熱風の温度K1と水蒸気の
温度K2との差を用いて厨芥の乾燥完了を正確に検知し
て加熱処理を自動停止する。従って、使用者は、吸気孔
閉塞板82,放出口面積調整板84の設定(取付け、取
外し)又は環境スイッチの操作をするだけで、厨芥処理
装置に使用環境に応じた加熱乾燥処理を行わせることが
可能となる。
【0100】なお、上記した実施形態及び第5変形例の
何れか一方と、第1〜第3の変形例は、例えば、吸気孔
閉塞板(吸気孔遮蔽板)82と放出口面積調整板84の
併用、吸気孔閉塞板82と排気ファンモータ52の回転
速度調整との併用等、任意に組合わせて採用することも
できる。また、上記実施形態及び各変形例においては、
熱風ファン42の下流に熱風ヒータ46を配設して、熱
風ファン42によりタンク11内の厨芥に送られる空気
を熱風ヒータ46により加熱するようにしたが、逆に、
熱風ファン42の上流に熱風ヒータ46を設けて、熱風
ヒータ46により加熱された空気を熱風ファン42によ
りタンク11内の厨芥に送るようにしてもよい。
何れか一方と、第1〜第3の変形例は、例えば、吸気孔
閉塞板(吸気孔遮蔽板)82と放出口面積調整板84の
併用、吸気孔閉塞板82と排気ファンモータ52の回転
速度調整との併用等、任意に組合わせて採用することも
できる。また、上記実施形態及び各変形例においては、
熱風ファン42の下流に熱風ヒータ46を配設して、熱
風ファン42によりタンク11内の厨芥に送られる空気
を熱風ヒータ46により加熱するようにしたが、逆に、
熱風ファン42の上流に熱風ヒータ46を設けて、熱風
ヒータ46により加熱された空気を熱風ファン42によ
りタンク11内の厨芥に送るようにしてもよい。
【図1】 本発明の一実施形態に係る厨芥処理装置を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】 図1に示した厨芥処理装置の右側面図であ
る。
る。
【図3】 図1に示した厨芥処理装置の内部構成を示し
た部分破断正面図である。
た部分破断正面図である。
【図4】 図1に示した厨芥処理装置の部分破断右側面
図である。
図である。
【図5】 (A)は図4の排出口の閉状態を示す右側面
図であり、(B)は同排出口の開状態を示す右側面図で
ある。
図であり、(B)は同排出口の開状態を示す右側面図で
ある。
【図6】 図3に示した厨芥処理装置の収容槽に設けら
れた吸気孔周辺の構造を示す斜視図である。
れた吸気孔周辺の構造を示す斜視図である。
【図7】 図3の5−5線に沿った断面図である。
【図8】 図7の6−6線に沿った断面図である。
【図9】 図3に示した脱臭装置の長手方向の縦断面図
である。
である。
【図10】 図9に示した制御板の正面図である。
【図11】 制御板がない場合の脱臭装置内の排気の流
れを示す概念図である。
れを示す概念図である。
【図12】 前記厨芥処理装置の電気制御部の全体を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図13】 図12の電気制御回路にて実行されるメイ
ンプログラムの最初の部分を示すフローチャートであ
る。
ンプログラムの最初の部分を示すフローチャートであ
る。
【図14】 前記メインプログラムの2番目の部分を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図15】 前記メインプログラムの3番目の部分を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図16】 前記メインプログラムの4番目の部分を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図17】図12の電気制御回路にて実行されるタイマ
インタラプトプログラムを示すフローチャートである。
インタラプトプログラムを示すフローチャートである。
【図18】 図14のステップ114に代って実行され
る第1変形例に係るプログラムを示すフローチャートで
ある。
る第1変形例に係るプログラムを示すフローチャートで
ある。
【図19】 第2変形例に係る放出ダクト周辺の斜視図
である。
である。
【図20】 第5変形例に係る前記メインプログラムの
2番目の部分を示すフローチャートである。
2番目の部分を示すフローチャートである。
10…収容槽、11…タンク、20…撹拌部材、30…
駆動装置、40…熱風循環装置、42…熱風ファン、4
3…熱風ファンモータ、46…熱風ヒータ、47…熱風
温度センサ、48…水蒸気温度センサ、50…排気装
置、60…制御ボックス、70…電気制御回路(マイク
ロコンピュータ)。
駆動装置、40…熱風循環装置、42…熱風ファン、4
3…熱風ファンモータ、46…熱風ヒータ、47…熱風
温度センサ、48…水蒸気温度センサ、50…排気装
置、60…制御ボックス、70…電気制御回路(マイク
ロコンピュータ)。
Claims (8)
- 【請求項1】厨芥を収容する収容槽と、 前記収容槽の壁面に設けられた吸気孔を介して同収容槽
の外部から内部に取込まれる空気と同収容槽の内部に残
存している空気とを同収容槽に収容された厨芥に送風す
る送風手段と、 前記厨芥に送風される空気を加熱して熱風とする加熱手
段と、 前記収容槽の内部の空気を同収容槽に接続された排気通
路及び同排気通路内に設けた脱臭触媒を介して同収容槽
の外部に排出する排気手段と、 前記送風手段、前記加熱手段及び前記排気手段の作動を
開始させる開始制御手段とを備え、厨芥に熱風を送って
同厨芥を加熱乾燥処理するように構成した厨芥処理装置
において、 前記厨芥に送られる熱風の温度を検出する熱風温度セン
サと、 前記厨芥から発生する水蒸気の温度を検出する水蒸気温
度センサと、 前記熱風温度センサにより検出された熱風の温度と前記
水蒸気温度センサにより検出された水蒸気の温度との差
が所定値以下になったとき前記加熱手段の作動を停止さ
せる停止制御手段と、 前記排気手段により前記収容槽の外部に排出される空気
の流量を調整する排気流量調整手段とを設けたことを特
徴とする厨芥処理装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の厨芥処理装置において、 前記排気流量調整手段が前記収容槽の壁面に設けられた
吸気孔の一部又は全部を遮蔽又は開放して同収容槽の内
部と外部とを連通する孔の面積を増減する面積変更手段
からなる厨芥処理装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の厨芥処理装置において、 前記収容槽が前記吸気孔を複数有しており、前記面積変
更手段が前記複数の吸気孔を選択的に閉塞又は開放する
ように構成されてなる厨芥処理装置。 - 【請求項4】請求項2又は請求項3に記載の厨芥処理装
置において、 前記送風手段が前記収容槽の外部に設けられた回転駆動
装置と前記収容槽の内部に設けられ且つ前記回転駆動装
置の駆動軸に接続された回転軸とともに回転する送風フ
ァンとを含み、 前記面積変更手段が、 板状の部材であって所定位置に開口する中心孔と同中心
孔の周囲に開口する空気通過孔とを有し、前記中心孔に
前記回転軸を貫通させた状態で前記収容槽の壁面に第1
の回転位置にて固定され、且つ同第1の回転位置から前
記中心孔まわりに所定の角度だけ回転された第2の回転
位置においても前記収容槽の壁面に固定可能に構成さ
れ、同部材が前記第1の回転位置にて固定された場合と
前記第2の回転位置にて固定された場合とで前記収容槽
の壁面に設けられた吸気孔と同部材が有する前記空気通
過孔とが重合する面積が異なるように構成された部材で
ある吸気孔閉塞板を含む厨芥処理装置。 - 【請求項5】請求項1に記載の厨芥処理装置において、 前記排気流量調整手段が前記排気通路の有効通路断面積
を増減する部材を含んでなる厨芥処理装置。 - 【請求項6】請求項1に記載の厨芥処理装置において、 前記排気手段が駆動装置により駆動される排気ファンを
含み、 前記排気流量調整手段が前記排気ファンの排出力を可変
とする排気ファン出力変更手段からなる厨芥処理装置。 - 【請求項7】請求項1に記載の厨芥処理装置において、 前記送風手段が駆動装置により駆動される送風ファンを
含み、 前記排気流量調整手段が前記送風ファンの駆動装置を制
御して前記送風ファンによる送風量を可変とする送風量
可変手段からなる厨芥処理装置。 - 【請求項8】請求項1に記載の厨芥処理装置において、 前記収容槽の外部の空気を同収容槽の内部に取込むため
の吸気ファンと同吸気ファンの駆動装置を備えるととも
に、 前記排気流量調整手段が前記吸気ファンの駆動装置を制
御して前記吸気ファンによる吸気流量を可変とする吸気
流量可変手段からなる厨芥処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137074A JPH11325725A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137074A JPH11325725A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 厨芥処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11325725A true JPH11325725A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15190303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10137074A Pending JPH11325725A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11325725A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100790920B1 (ko) | 2007-03-13 | 2008-01-04 | 이상철 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP10137074A patent/JPH11325725A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100790920B1 (ko) | 2007-03-13 | 2008-01-04 | 이상철 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |