JPH11327410A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH11327410A
JPH11327410A JP10136214A JP13621498A JPH11327410A JP H11327410 A JPH11327410 A JP H11327410A JP 10136214 A JP10136214 A JP 10136214A JP 13621498 A JP13621498 A JP 13621498A JP H11327410 A JPH11327410 A JP H11327410A
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JP
Japan
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image
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roller
memory
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Application number
JP10136214A
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English (en)
Inventor
Hideichiro Ogata
秀一郎 尾形
Daisuke Kobayashi
大輔 小林
Kazuyoshi Yoshida
一義 吉田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画質を向上させることができるようにする。 【解決手段】画像データが格納されたメモリと、該メモ
リから読み出された画像データに従って記録媒体37に
画像を形成する画像形成部12と、前記記録媒体37を
搬送する媒体搬送手段と、該媒体搬送手段を駆動する駆
動手段と、補正値を設定する補正値設定手段と、前記補
正値に基づいて前記メモリにアクセスするタイミングを
変更するタイミング変更手段とを有する。この場合、補
正値設定手段によって設定された補正値に基づいて、前
記メモリにアクセスするタイミングが変更される。した
がって、温度、湿度等が変化しても、画像に歪(ひず)
みが生じることはなく、画質を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタ等のように電子
写真方式を利用した画像記録装置においては、感光体ド
ラムの表面が、帯電手段によって一様にかつ均一に帯電
させられ、露光手段によって光が照射されて静電潜像が
形成されるようになっている。続いて、該静電潜像は現
像手段によって現像されてトナー像になり、該トナー像
は転写手段によって記録媒体に転写される。そして、該
記録媒体に転写されたトナー像は定着手段によって定着
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像記録装置においては、温度、湿度等の環境が変
化するのに伴って各種の部品が伸縮するので、画像に歪
(ひず)みが生じ、画質が低下してしまう。特に、カラ
ーの画像記録装置においては、搬送ベルトに沿ってイエ
ロー、マゼンタ、シアン及びブラックの画像形成部が配
設され、前記搬送ベルトを走行させることによって記録
媒体が搬送され、各画像形成部において形成されたトナ
ー像が順次前記記録媒体に転写され、カラーのトナー像
が形成される。したがって、前記部品が伸縮すると、各
色のトナー像の重ね合せ精度が低くなり、画質が劣化し
てしまう。
【0004】本発明は、前記従来の画像記録装置の問題
点を解決して、画質を向上させることができる画像記録
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の画
像記録装置においては、画像データが格納されたメモリ
と、該メモリから読み出された画像データに従って記録
媒体に画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体を搬
送する媒体搬送手段と、該媒体搬送手段を駆動する駆動
手段と、補正値を設定する補正値設定手段と、前記補正
値に基づいて前記メモリにアクセスするタイミングを変
更するタイミング変更手段とを有する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における画像記録装置の第1の概略
図、図2は本発明の第1の実施の形態における画像記録
装置の第2の概略図である。なお、本実施の形態におい
ては、画像記録装置としてカラーの画像記録装置11に
ついて説明する。
【0007】図に示されるように、画像記録装置11に
は、印刷機構部を構成する第1〜第4の印刷機構P1〜
P4が記録媒体37の搬送方向における上流側(挿入
側)から下流側(排出側)に順に配設される。なお、前
記第1〜第4の印刷機構P1〜P4は、電子写真方式の
イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各LED
(発光ダイオード)プリント機構をそれぞれ備えるが、
いずれも同じ構成を有するので、第1の印刷機構P1に
ついてだけ説明し、第2〜第4の印刷機構P2〜P4に
ついては同一の符号を付与することによって説明を省略
する。
【0008】前記第1の印刷機構P1は、画像形成部1
2、画像データに従って露光して静電潜像を形成する露
光手段としてのLEDヘッド13、及び前記画像形成部
12において形成されたトナー像を記録媒体37に転写
する転写手段としての転写ローラ14によって構成され
る。なお、本実施の形態においては、露光手段としてL
EDヘッド13を使用しているが、該LEDヘッド13
に代えてレーザー光、液晶シャッタ等を使用することも
できる。
【0009】前記画像形成部12は、軸15を中心に矢
印a方向に回転させられる感光体ドラム16、該感光体
ドラム16の表面を一様にかつ均一に帯電させる帯電手
段としての帯電ローラ17、及び前記静電潜像を現像し
てトナー像にする現像手段としての現像器18によって
構成される。第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各画像
形成部12はケース50にそれぞれ収容され、一つのカ
ラー画像形成ユニット25が構成される。
【0010】前記現像器18は、半導電性ゴム材によっ
て形成された現像ローラ18a、現像ブレード18b、
前記現像ローラ18aに図示されない非磁性一成分のト
ナーを適量だけ供給するスポンジローラ18c、及び前
記トナーを収容するトナータンク18dから成る。そし
て、トナーがなくなると、トナータンク18dを交換す
ることにより新たにトナーを供給することができる。な
お、前記感光体ドラム16に当接させて図示されないク
リーニングブレードが配設され、該クリーニングブレー
ドによって感光体ドラム16の表面に残留したトナーを
削り落とし、図示されないスクリューシャフトによって
第1の印刷機構P1の外部に配設された図示されない廃
トナータンクに排出するようにしている。
【0011】また、前記トナータンク18d内のトナー
は、スポンジローラ18cを介して現像ローラ18aに
供給され、現像ブレード18bによって現像ローラ18
aの表面に薄層化させて付着させられ、現像ローラ18
aと感光体ドラム16との接触面に到達する。そして、
前記トナーは、薄層化されるときに現像ローラ18a及
び現像ブレード18bによって強く擦(こす)られて摩
擦帯電させられる。なお、本実施の形態において、前記
トナーは負の極性に摩擦帯電させられる。
【0012】前記各LEDヘッド13は、それぞれ図示
されないLEDアレイ、該LEDアレイを駆動する図示
されないドライブICを搭載した基板13a、前記LE
Dアレイの光を集束させるロッドレンズアレイ13b等
から成り、ばね13cによって図における下方に付勢さ
れている。そして、前記LEDヘッド13は、後述され
るインタフェース部からカラー画像信号が入力される
と、該カラー画像信号に対応させてLEDアレイを発光
させ、感光体ドラム16を露光し、該感光体ドラム16
の表面に、画像部と非画像部とから成る静電潜像を形成
する。
【0013】次に、該静電潜像の画像部に、現像ローラ
18aの表面のトナーが静電気力によって付着させら
れ、前記静電潜像はトナー像になる。なお、感光体ドラ
ム16と転写ローラ14との間には、媒体搬送手段とし
てのエンドレスの搬送ベルト19が前記感光体ドラム1
6及び転写ローラ14によって挟まれた状態で走行させ
られる。
【0014】そして、前記第1の印刷機構P1における
現像器18のトナータンク18dにはイエローのトナー
が、前記第2の印刷機構P2における現像器18のトナ
ータンク18dにはマゼンタのトナーが、前記第3の印
刷機構P3における現像器18のトナータンク18dに
はシアンのトナーが、前記第4の印刷機構P4における
現像器18のトナータンク18dにはブラックのトナー
がそれぞれ収容される。
【0015】また、第1の印刷機構P1のLEDヘッド
13にはカラー画像信号のうちイエロー画像信号が、第
2の印刷機構P2のLEDヘッド13にはカラー画像信
号のうちマゼンタ画像信号が、第3の印刷機構P3のL
EDヘッド13にはカラー画像信号のうちシアン画像信
号が、第4の印刷機構P4のLEDヘッド13にはブラ
ック画像信号がそれぞれ入力される。
【0016】前記搬送ベルト19は、抵抗値の高い半導
電性プラスチックフィルムから成り、駆動ローラ20、
従動ローラ21及び張設ローラ22の間に張設される。
なお、前記抵抗値は、静電気力によって記録媒体37を
搬送ベルト19に吸着させることが可能であり、しか
も、記録媒体37を搬送ベルト19から分離させたとき
に、該搬送ベルト19に残留する静電気力を自然に除電
することが可能な範囲に設定される。
【0017】前記駆動ローラ20は、駆動手段としての
図示されない第1のモータに接続され、該第1のモータ
を駆動することによって矢印b方向に回転させられ、そ
の結果、従動ローラ21も矢印b方向に回転させられ
る。また、前記張設ローラ22は図示されないばねによ
って矢印c方向に付勢されるので、搬送ベルト19は常
に張設される。そして、該搬送ベルト19の上半部19
aは、第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各感光体ドラ
ム16と各転写ローラ14との間を走行させられる。そ
の結果、前記搬送ベルト19によって記録媒体37を設
定された搬送速度で搬送することができる。
【0018】また、搬送ベルト19を挟んで駆動ローラ
20と対向させてクリーニングブレード23が配設さ
れ、該クリーニングブレード23の先端が搬送ベルト1
9に押し付けられる。なお、前記クリーニングブレード
23は、可撓(とう)性のゴム、プラスチック材等によ
って形成される。このようにして、前記クリーニングブ
レード23の先端が搬送ベルト19に押し付けられるの
で、該搬送ベルト19の表面に残留して付着している図
示されないトナー、ゴミ等を削り落とし、廃トナータン
ク24に落下させることができる。なお、本実施の形態
においては、第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各感光
体ドラム16及び転写ローラ14は搬送ベルト19に接
触させられている。
【0019】また、前記画像記録装置11の図1におけ
る右下側には給紙機構30が配設される。該給紙機構3
0は、媒体収容カセットとしての用紙収容カセット30
A、ホッピング機構30B、搬送ローラ40、及び該搬
送ローラ40に圧接させられる第1、第2のレジストロ
ーラ41、42から成る。そして、前記用紙収容カセッ
ト30Aは、記録媒体収容箱31、押上板32及び押圧
手段33から成り、前記ホッピング機構30Bは、弁別
手段34、ばね35及び給紙ローラ36から成る。前記
弁別手段34は、ばね35によって給紙ローラ36に圧
接され、該給紙ローラ36との間に弁別部を形成する。
【0020】前記給紙機構30において、まず、記録媒
体収容箱31に収容されている記録媒体37は、押圧手
段33によって押上板32を介して給紙ローラ36に圧
接させられ、弁別手段34によって1枚ずつ弁別され
る。この状態において、図示されない第2のモータを駆
動して給紙ローラ36を矢印e方向に回転させると、給
紙ローラ36と弁別手段34とによって挟まれた記録媒
体37は、弁別されながら前記弁別部から繰り出され、
ガイド38、39によって案内され、搬送ローラ40と
第1のレジストローラ41との間に到達する。
【0021】そして、前記第2のモータを駆動して前記
搬送ローラ40を矢印f方向に回転させると、記録媒体
37は、搬送ローラ40及び第2のレジストローラ42
によって矢印d方向に搬送され、ガイド82によって案
内され、吸着ローラ83と搬送ベルト19との間に送ら
れる。なお、前記第1のレジストローラ41、及び第2
のレジストローラ42は搬送ローラ40に圧接されてい
る。また、前記吸着ローラ83は、従動ローラ21に圧
接されるとともに、給紙機構30によって送られてきた
記録媒体37を帯電させ、静電気力によって搬送ベルト
19に吸着させる。そのために、吸着ローラ83は抵抗
値の高い半導電性ゴム材によって形成される。そして、
前記吸着ローラ83と第1の印刷機構P1との間には、
記録媒体37の前端を検出するホトセンサ70が配設さ
れる。
【0022】また、84は手差給紙部を構成する手差ト
レイであり、操作者は該手差トレイ84及びガイド85
に沿って記録媒体37を手差しで挿入することができる
ようになっている。86は手差しで挿入された記録媒体
37を検出するホトセンサである。手差しで挿入された
記録媒体37は、前述されたように、搬送ローラ40及
び第2のレジストローラ42によって、吸着ローラ83
と搬送ベルト19との間に送られる。
【0023】また、駆動ローラ20側における搬送ベル
ト19の上半部19aに対向させて、除電器43が配設
される。該除電器43は、搬送ベルト19に吸着されて
搬送されてきた記録媒体37を除電し、吸着状態を解除
して記録媒体37を搬送ベルト19から分離しやすくす
る。そして、前記除電器43の図2における左方には、
記録媒体37の後端を検出するホトセンサ71が配設さ
れる。
【0024】さらに、前記除電器43の図2における左
方には、ガイド44及び定着器45が配設される。該定
着器45は、記録媒体37に転写されたトナー像を定着
する。そのために、前記定着器45は、記録媒体37上
のトナーを加熱するヒートローラ46、及び該ヒートロ
ーラ46と共に記録媒体37を加圧する加圧ローラ47
を有する。また、前記定着器45の上方には、フェルト
によって形成されたクリーニングパッド28が配設さ
れ、該クリーニングパッド28によってヒートローラ4
6の表面がクリーニングされる。 そして、前記定着器
45の図2における左方に排出口48が、該排出口48
の外側に排出スタッカ49が配設され、該排出スタッカ
49に、印刷が終了しカラー画像が形成された記録媒体
37が排出される。
【0025】また、前記廃トナータンク24の近傍に環
境センサとしての温度センサ29が配設され、該温度セ
ンサ29によって画像記録装置11の置かれた環境条件
としての温度が常時検出される。次に、前記構成の画像
記録装置11の制御回路について説明する。図3は本発
明の第1の実施の形態における画像記録装置の制御回路
のブロック図である。
【0026】図において、51はマイクロプロセッサ、
ROM、RAM、タイマ、I/Oポート等から成る制御
回路であり、該制御回路51は画像記録装置11(図1
及び2)の全体の動作を制御する。前記制御回路51に
は、前記各第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各現像器
18の各スポンジローラ18cにそれぞれ電圧を印加す
るSPバイアス電源52Y、52M、52C、52B
が、前記各第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各現像ロ
ーラ18aにそれぞれ電圧を印加するDBバイアス電源
53Y、53M、53C、53Bが、前記各第1〜第4
の印刷機構P1〜P4の各帯電ローラ17にそれぞれ電
圧を印加する帯電用電源54Y、54M、54C、54
Bが、前記各第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各転写
ローラ14にそれぞれ電圧を印加する転写用電源55
Y、55M、55C、55Bがそれぞれ接続される。本
実施の形態においては、SPバイアス電源52Y、52
M、52C、52B、DBバイアス電源53Y、53
M、53C、53B、帯電用電源54Y、54M、54
C、54B、及び転写用電源55Y、55M、55C、
55Bを、それぞれオン・オフさせることができるだけ
でなく、電圧切替手段として機能させ、電圧を変更する
こともできる。
【0027】また、制御回路51には、吸着ローラ83
に帯電用の電圧を印加する吸着帯電用電源56が、除電
器43に除電用の高電圧を印加する除電用電源57がそ
れぞれ接続される。なお、従動ローラ21は接地され、
該従動ローラ21と吸着ローラ83との電位差によって
静電気力が発生させられ、該静電気力によって、記録媒
体37は搬送ベルト19に吸着される。
【0028】また、前記各SPバイアス電源52Y、5
2M、52C、52B、各DBバイアス電源53Y、5
3M、53C、53B、各帯電用電源54Y、54M、
54C、54B、各転写用電源55Y、55M、55
C、55B、吸着帯電用電源56、及び除電用電源57
は、前記制御回路51の指示によってオン・オフさせら
れる。
【0029】さらに、制御回路51には、各第1〜第4
の印刷機構P1〜P4に対応させて印刷制御回路58が
接続される。そして、該印刷制御回路58には第1〜第
4の印刷機構P1〜P4の各LEDヘッド13が接続さ
れ、印刷制御回路58から各LEDヘッド13に印刷デ
ータ及び制御データが転送される。前記印刷制御回路5
8は、メモリ59からイエロー画像信号、マゼンタ画像
信号、シアン画像信号及びブラック画像信号を読み出
し、制御回路51からの指示によって各LEDヘッド1
3に転送し、図示されないLEDアレイの露光時間を制
御し、各感光体ドラム16の表面に静電潜像を形成す
る。
【0030】そのために、インタフェース部60は、図
示されない外部装置、例えば、ホストコンピュータから
送信されてきたカラー画像信号を受信すると、該カラー
画像信号を色別に分解してイエロー画像信号、マゼンタ
画像信号、シアン画像信号及びブラック画像信号を発生
させ、前記イエロー画像信号、マゼンタ画像信号、シア
ン画像信号、及びブラック画像信号を各色の画像データ
としてメモリ59に格納する。
【0031】そして、定着器ドライバ61は、定着器4
5のヒートローラ46を所定の温度に保つようにヒート
ローラ46内の図示されないヒータをオン・オフさせ
る。また、モータ駆動回路62は、駆動ローラ20を回
転させる第1のモータ(M)63、給紙ローラ36及び
搬送ローラ40を回転させる第2のモータ(M)64、
定着器45を駆動する第3のモータ(M)65、及び第
1〜第4の印刷機構P1〜P4の各転写ローラ14を回
転させる第4〜第7のモータ(M)90〜93を駆動す
る。なお、前述されたように第1のモータ63によって
駆動手段が構成される。
【0032】そして、センサレシーバドライバ66は、
各ホトセンサ70、71、86及び温度センサ29を作
動させ、各ホトセンサ70、71、86及び温度センサ
29の出力波形の信号を制御回路51に送る。次に、前
記構成の画像記録装置11の動作について説明する。ま
ず、画像記録装置11の図示されない電源がオンにされ
ると、制御回路51はモータ駆動回路62を介して所定
の初期設定を行った後、前記第3のモータ65を駆動し
て定着器45内のヒートローラ46を回転させ、クリー
ニングパッド28によってヒートローラ46の表面をク
リーニングしながら定着器ドライバ61を駆動し、ヒー
トローラ46が所定の温度になるまでウォーミングアッ
プを行う。
【0033】一定時間印刷動作が行われない場合、スリ
ープモードが設定され、一時的にヒートローラ46への
電源の供給が遮断されて画像記録装置11の消費電力が
少なくされるが、前記スリープモードから通常モードに
復帰する際においても、前述されたようなウォーミング
アップが行われる。なお、前記定着器ドライバ61は、
ヒートローラ46が常に所定の温度に保たれるように定
着温度を制御する。
【0034】そして、前記ヒートローラ46が所定の温
度になると、制御回路51は、モータ駆動回路62を介
して第1のモータ63を駆動し、駆動ローラ20を回転
させて搬送ベルト19を矢印d方向に走行させる。該搬
送ベルト19が1周分よりわずかに長く走行させられる
と、第1のモータ63が停止させられ、搬送ベルト19
も停止させられる。これにより、搬送ベルト19の表面
に付着しているトナー、ゴミ等がクリーニングブレード
23によって削り落とされ、廃トナータンク24に落下
させられる。
【0035】なお、このクリーニング動作中において
は、前記各第1〜第4の印刷機構P1〜P4の第4〜第
7のモータ90〜93が駆動され、制御回路51は各S
Pバイアス電源52Y、52M、52C、52B、各D
Bバイアス電源53Y、53M、53C、53B、及び
各帯電用電源54Y、54M、54C、54Bをオンに
し、帯電ローラ17、現像ローラ18a、及びスポンジ
ローラ18cに所定の電圧を印加する。また、感光体ド
ラム16の表面上に残留しているトナーは図示されない
クリーニングブレードによって削り落とされる。
【0036】続いて、前記画像記録装置11のインタフ
ェース部60は、前記外部装置からカラー画像信号が送
信されてくるのを待機する。なお、前記初期設定は、記
録媒体37のジャムを解除するとき、各画像形成部12
を交換するとき等において、画像記録装置11の図示さ
れないカバーを開閉した後にも行われる。そして、前記
インタフェース部60が前記カラー画像信号を受信する
と、制御回路51は、インタフェース部60及びメモリ
59に指示を出し、該指示に基づいて、前記インタフェ
ース部60は、受信されたカラー画像信号を色別に分解
してイエロー画像信号、マゼンタ画像信号、シアン画像
信号、及びブラック画像信号を発生させ、前記画像デー
タとしてメモリ59に格納する。この場合、メモリ59
には、それぞれ記録媒体37上に印刷される1ページ分
の画像データが格納されるようになっている。
【0037】次に、記録媒体37に画像を形成する動作
について説明する。まず、制御回路51は、モータ駆動
回路62を介して第2のモータ64を駆動し、給紙ロー
ラ36を矢印e方向に回転させる。該給紙ローラ36が
回転すると、弁別手段34及び給紙ローラ36によっ
て、記録媒体収容箱31に収容された記録媒体37が弁
別され、1枚ずつ繰り出される。そして、繰り出された
記録媒体37は、ガイド38、39によって案内され、
前端が搬送ローラ40と第1のレジストローラ41との
間に到達するが、その後、わずかな量だけ更に搬送され
る。
【0038】その結果、記録媒体37は、前端が搬送ロ
ーラ40及び第1のレジストローラ41に当接してわず
かに撓(たわ)み、この撓みによって記録媒体37のス
キューが修正される。次に、制御回路51は、モータ駆
動回路62を介して第1、第3〜第7のモータ63、6
5、90〜93を駆動し、第1〜第4の印刷機構P1〜
P4の各感光体ドラム16、各帯電ローラ17、各現像
ローラ18a、各スポンジローラ18c及び各転写ロー
ラ14、駆動ローラ20、搬送ローラ40並びにヒート
ローラ46をそれぞれ回転させる。また、同時に、制御
回路51は、吸着帯電用電源56、DBバイアス電源5
3Y、53M、53C、53B、及びSPバイアス電源
52Y、52M、52C、52Bをオンにする。そし
て、第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各感光体ドラム
16の表面はそれぞれ帯電ローラ17によって均一に帯
電させられ、各スポンジローラ18c及び各現像ローラ
18aは所定の高電圧に帯電させられる。
【0039】続いて、搬送ローラ40が矢印f方向に回
転させられると、記録媒体37は、第1、第2のレジス
トローラ41、42によって搬送され、ガイド82によ
って案内される。その結果、記録媒体37の前端が吸着
ローラ83と搬送ベルト19との間に到達する。この時
点において、制御回路51は吸着帯電用電源56をオン
にし、吸着ローラ83に電圧を印加する。
【0040】そして、記録媒体37の前端は、吸着ロー
ラ83と従動ローラ21との間に発生させられる静電気
力によって搬送ベルト19に吸着される。さらに、前記
搬送ローラ40が矢印f方向に回転させられると、記録
媒体37は搬送ベルト19に吸着された状態で矢印d方
向に搬送される。そして、制御回路51は、センサレシ
ーバドライバ66を介してホトセンサ70によって記録
媒体37の前端を検出する。
【0041】なお、記録媒体37の後端が前記弁別部か
ら離れると、制御回路51はモータ駆動回路62を介し
て第2のモータ64を停止させる。次に、搬送ローラ4
0が回転を開始して一定時間が経過すると、前記制御回
路51は、イエローの画像データが格納されているメモ
リ59に指示を出し、該メモリ59から1ライン分のイ
エローの画像データを読み出し、該イエローの画像デー
タを印刷制御回路58に送る。該印刷制御回路58は、
制御回路51からの指示によってメモリ59から送られ
てきたイエローの画像データを、第1の印刷機構P1の
LEDヘッド13に転送することができる形に変え、該
LEDヘッド13に転送する。
【0042】そして、第1の印刷機構P1のLEDヘッ
ド13は、印刷制御回路58から転送されたイエローの
画像データに対応する図示されないLEDアレイを点灯
させ、一様にかつ均一に帯電させられた感光体ドラム1
6の表面に、前記イエローの画像データに対応した1ラ
イン分の静電潜像を形成する。このようにして、1ライ
ンごとにメモリ59から読み出されたイエローの画像デ
ータに従って、感光体ドラム16の表面に静電潜像が形
成され、記録媒体37における副走査方向の長さ分のイ
エローの画像データに従って静電潜像が形成されると、
露光が終了される。そして、静電潜像が形成された感光
体ドラム16の表面に、帯電させられた現像ローラ18
aの静電気力によってイエローのトナーが付着される。
したがって、前記感光体ドラム16の回転に伴って、静
電潜像はイエローのトナーによって順次現像され、イエ
ローのトナー像になる。
【0043】また、前記記録媒体37の前端が第1の印
刷機構P1の感光体ドラム16と転写ローラ14との間
に到達すると、制御回路51は第1の印刷機構P1の転
写用電源55Yをオンにする。その結果、感光体ドラム
16のイエローのトナー像は、転写ローラ14によって
電気的に記録媒体37に1ラインずつ転写される。そし
て、前記感光体ドラム16の回転に伴って、1ページ分
のイエローのトナー像が記録媒体37に転写される。こ
のようにして、第1の印刷機構P1による記録媒体37
へのイエローのトナー像の転写が終了する。
【0044】次に、記録媒体37の後端が第1の印刷機
構P1の感光体ドラム16と転写ローラ14との間を通
過してから一定時間が経過すると、制御回路51は第1
の印刷機構P1の転写用電源55Yをオフにする。そし
て、前記搬送ベルト19は継続して走行させられ、記録
媒体37は第1の印刷機構P1から第2の印刷機構P2
に送られ、該第2の印刷機構P2においてマゼンタのト
ナー像が記録媒体37に転写される。
【0045】すなわち、制御回路51は、メモリ59に
指示を出し、メモリ59から1ライン分のマゼンタの画
像データを読み出し、該マゼンタの画像データを印刷制
御回路58に送る。該印刷制御回路58は、制御回路5
1からの指示によってメモリ59から送られてきたマゼ
ンタの画像データを、第2の印刷機構P2のLEDヘッ
ド13に転送することができる形に変え、該LEDヘッ
ド13に転送する。
【0046】そして、第2の印刷機構P2のLEDヘッ
ド13は、印刷制御回路58から転送されたマゼンタの
画像データに対応する図示されないLEDアレイを点灯
させ、帯電させられた感光体ドラム16の表面に、前記
マゼンタの画像データに対応した1ライン分の静電潜像
を形成する。このようにして、1ラインごとにメモリ5
9から読み出されたマゼンタの画像データに従って、感
光体ドラム16の表面に静電潜像が形成され、前記副走
査方向の長さ分のマゼンタの画像データに従って静電潜
像が形成されると、露光が終了される。第2の印刷機構
P2における転写の動作については、前述された第1の
印刷機構P1における転写の動作と同様であるので説明
を省略する。
【0047】次に、記録媒体37は、第2の印刷機構P
2から第3の印刷機構P3に送られ、該第3の印刷機構
P3においてシアンのトナー像が記録媒体37に転写さ
れる。そして、シアンのトナー像が記録媒体37に転写
されると、記録媒体37は第3の印刷機構P3から第4
の印刷機構P4に送られ、該第4の印刷機構P4におい
てブラックのトナー像が記録媒体37に転写される。
【0048】このように、各色のトナー像が記録媒体3
7に重ねて転写され、カラーのトナー像になる。続い
て、記録媒体37は搬送ベルト19によって除電器43
に送られる。ここで、制御回路51は、除電用電源57
をオンにして除電器43によって記録媒体37を除電す
る。これにより、記録媒体37は、搬送ベルト19から
分離しやすくなり、駆動ローラ20の上部で搬送ベルト
19から離れ、ガイド44によって案内され、定着器4
5に送られる。そして、前記記録媒体37が除電器43
から離れると、制御回路51は除電用電源57をオフに
する。
【0049】前記定着器45においては、既に定着可能
な所定の温度に達しているヒートローラ46、及び該ヒ
ートローラ46に圧接させられる加圧ローラ47によっ
て、カラーのトナー像が記録媒体37に定着され、カラ
ー画像になる。そして、定着が終了すると、記録媒体3
7は排出スタッカ49に排出される。この場合、前記制
御回路51は、センサレシーバドライバ66を介してホ
トセンサ71によって記録媒体37の後端を検出し、記
録媒体37が排出されたことを知る。
【0050】このようにして、前記記録媒体37の排出
が終了すると、制御回路51は、モータ駆動回路62を
介して第1、第3のモータ63、65を停止させる。な
お、各第2〜第4の印刷機構P2〜P4において、1ペ
ージ分の各色のトナー像の転写が終了すると、各SPバ
イアス電源52M、52C、52B、及び各DBバイア
ス電源53M、53C、53Bはそれぞれオフにされ
る。
【0051】このように、給紙機構30から繰り出され
た記録媒体37にカラー画像を形成することができる。
なお、手差トレイ84から挿入された記録媒体37に
も、同様にカラー画像を形成することができる。この場
合、操作者が記録媒体37を手差トレイ84にセットす
ると、制御回路51は、センサレシーバドライバ66を
介してホトセンサ86によって記録媒体37を検出し、
次に、モータ駆動回路62を介して第1〜第7のモータ
63〜65、90〜93を駆動し、搬送ローラ40、各
第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各感光体ドラム1
6、各帯電ローラ17、各現像ローラ18a、各スポン
ジローラ18c及び各転写ローラ14、駆動ローラ20
並びにヒートローラ46をそれぞれ回転させる。また、
同時に、制御回路51は、吸着帯電用電源56をオンに
して吸着ローラ83に電圧を印加する。
【0052】その結果、前記搬送ローラ40は矢印f方
向に回転させられるので、手差トレイ84から挿入され
た記録媒体37は、前記搬送ローラ40と第2のレジス
トローラ42とによって搬送されてガイド82によって
案内され、前端が吸着ローラ83と搬送ベルト19との
間に到達する。このとき、記録媒体37の前端は、吸着
ローラ83と従動ローラ21との間に発生させられる静
電気力によって搬送ベルト19に吸着される。さらに、
搬送ローラ40が矢印f方向に回転させられると、記録
媒体37は搬送ベルト19に吸着されながら矢印d方向
に搬送される。そして、制御回路51は、センサレシー
バドライバ66を介してホトセンサ70によって記録媒
体37の前端を検出する。
【0053】以下、記録動作については、前述されたも
のと同じであるので、説明を省略する。また、印刷動作
中にジャムが発生したことが検出された場合、制御回路
51はすべての動作を停止し、ヒートローラ46に押圧
されている加圧ローラ47を、第3のモータ65を逆回
転させることによって離反させた状態で停止させる。こ
れにより、記録媒体37がヒートローラ46に巻き付い
ていても取り除きやすくなる。
【0054】次に、色ずれ補正について説明する。ま
ず、色ずれ補正を行う以前に各機構の寸法だけから各色
の位置合せを行う場合について説明する。図4は本発明
の第1の実施の形態における画像形成部の概念図、図5
は本発明の第1の実施の形態におけるドットマトリック
スの概念図、図6は本発明の第1の実施の形態における
ドットマトリックスの拡大図、図7は本発明の第1の実
施の形態における発光素子の発光面積の説明図、図8は
本発明の第1の実施の形態における画像記録装置の動作
を示すタイムチャート、図9は本発明の第1の実施の形
態におけるメモリ空間を示す図、図10は本発明の第1
の実施の形態におけるメモリ空間の第1の拡大図、図1
1は本発明の第1の実施の形態におけるメモリの動作を
示すタイムチャート、図12は本発明の第1の実施の形
態におけるメモリ空間の第2の拡大図である。
【0055】図4に示されるように、ホトセンサ70か
らイエローの画像形成部12までの距離をL1とし、イ
エローの画像形成部12からマゼンタの画像形成部12
までの距離をL2とし、マゼンタの画像形成部12から
シアンの画像形成部12までの距離をL3とし、シアン
の画像形成部12からブラックの画像形成部12までの
距離をL4とし、イエローのLEDヘッド13からイエ
ローの転写ローラ14までの感光体ドラム16上の距離
をL5とし、マゼンタのLEDヘッド13からマゼンタ
の転写ローラ14までの感光体ドラム16上の距離をL
6とし、シアンのLEDヘッド13からシアンの転写ロ
ーラ14までの感光体ドラム16上の距離をL7とし、
ブラックのLEDヘッド13からブラックの転写ローラ
14までの感光体ドラム16上の距離をL8とすると、
記録媒体37(図1)の前端がホトセンサ70を通過し
てから各色のLEDヘッド13の駆動が開始されるまで
に記録媒体37が進む距離L9〜L12は次のような計
算によって求められる。
【0056】L9=L1−L5 L10=L1+L2−L6 L11=L1+L2+L3−L7 L12=L1+L2+L3+L4−L8 次に、搬送ベルト19の走行速度をV1 とし、各色の感
光体ドラム16の回転速度をV2 〜V5 とすると、前記
距離L9〜L12を、記録媒体37の前端がホトセンサ
70を通過してから各色のLEDヘッド13の駆動が開
始されるまでの時間t1〜t4に換算することができ
る。該時間t1〜t4は t1=L1/V1 +L5/V2 t2=(L1+L2)/V1 +L6/V3 t3=(L1+L2+L3)/V1 +L7/V4 t4=(L1+L2+L3+L4)/V1 +L8/V5 になる。そして、本実施の形態においては各時間t1〜
t4が測定され、そのために、図示されない外部装置か
らカラー画像信号を受信するときの水平同期信号が使用
される。
【0057】ところで、画像記録装置11においては、
画像が細かいドットの集合体として形成される。また、
主走査方向において、発光素子の数に対応してn個のド
ットが設定され、副走査方向において、前記発光素子の
発光面ごとに複数のラインが設定される。そして、印刷
制御回路58(図3)がインタフェース部60を介して
水平同期信号を外部装置に送ると、該外部装置は、前記
水平同期信号に同期させて1ライン分のカラー画像信号
を画像記録装置11に送信する。
【0058】前記水平同期信号の周期t5は、前記発光
素子の発光面の副走査方向の長さL14、及び前記走行
速度V1 によって算出される。 t5=L14/V1 …(1) そして、前記時間t1〜t4は、前記周期t5に基づい
て、記録媒体37の前端がホトセンサ70を通過してか
ら各色のLEDヘッド13の駆動が開始されるまでに記
録媒体37が進むライン数N1 〜N4 は N1 =t1/t5 N2 =t2/t5 N3 =t3/t5 N4 =t4/t5 になる。
【0059】ところで、図8において、SGAはホトセ
ンサ70の検出信号、SGB〜SGEはライン数N1
4 分だけ記録媒体37の前端が進んだときに発生させ
られ、印刷制御回路58からインタフェース部60を介
して前記外部装置に各色の1ページ分のカラー画像信号
を要求する画像データ要求信号、SGFは水平同期信号
である。このように、ホトセンサ70の検出信号SGA
がオンになると、画像データ要求信号SGB〜SGEが
順次オンになるなお、前記ライン数N1 〜N4 は制御回
路51内のROMに固定値として記憶される。
【0060】次に、温度の変化を考慮しない場合の色ず
れ補正について説明する。画像形成部12を構成する各
部品の寸法にはばらつきがあるので、前述されたように
算出されたライン数N1 〜N4 に基づいて画像データ要
求信号SGB〜SGEを順次オンにしても、各色のトナ
ー像の重ね合せ精度が低くなり、色ずれが生じて画質が
劣化してしまう。
【0061】そこで、各部品の寸法のばらつきによって
生じた色ずれを補正するために、前記制御回路51内に
図示されない補正パターン発生回路が配設される。そし
て、該補正パターン発生回路は、1ラインごとの色ずれ
量を測定し、測定された色ずれ量に基づいて補正パター
ンを発生させる。なお、色ずれの補正は、工場出荷時又
はユーザ先における調整時に行われる。
【0062】そのために、前記制御回路51は、外部装
置からカラー画像信号を受信すると、図9に示されるよ
うに、メモリ59のメモリ空間59Y、59M、59
C、59Bにイエローの画像データ、マゼンタの画像デ
ータ、シアンの画像データ及びブラックの画像データを
それぞれxライン分ずつ格納する。そして、各色のメモ
リ空間59Y、59M、59C、59Bにおいて、色ず
れ補正を行わない場合は、図10に示されるように、画
像データの書込みは第1/2xラインのアドレスにおい
て開始される。そして、順次プラス(+)方向に画像デ
ータの書込みが行われ、第xラインのアドレスに到達す
ると、第0ラインのアドレスから画像データの書込みが
行われ、再び順次プラス方向に画像データの書込みが行
われる。
【0063】一方、前記メモリ59からの画像データの
読出しは、色ずれ補正に関係なく、第0ラインのアドレ
スにおいて開始される。そして、順次プラス方向に画像
データの読出しが行われ、第xラインのアドレスに到達
すると、再び第0ラインのアドレスから画像データの読
出しが行われ、順次プラス方向に画像データの読出しが
行われる。
【0064】このように、色ずれ補正を行わない場合、
画像データの書込み及び読出しは、常に1/2xライン
分離れたアドレスにおいて行われ、かつ、書込みが読出
しより先行させられる。すなわち、メモリ59から画像
データを読み出すタイミングは画像データをメモリ59
に書き込むタイミングより1/2xライン分だけ遅い。
そこで、ライン数N1 〜N4 分より1/2xラインだけ
手前に記録媒体37の前端が到達したときに前記画像デ
ータ要求信号SGB〜SGEを発生させると、ライン数
1 〜N4 分だけ記録媒体37の前端が進んだときにL
EDヘッド13の駆動が開始されることになる。
【0065】例えば、図11に示されるように、タイミ
ングτ1で検出信号SGAがオンになると、ライン数N
1 分より1/2xラインだけ手前に記録媒体37の前端
が到達したタイミングτ2で、制御回路51は、画像デ
ータ要求信号SGBをオンにして、外部装置に1ページ
分のイエローの画像データを送信するよう要求し、メモ
リ59に画像データを書き込むとともに、メモリ59か
ら画像データを読み出す。
【0066】このとき、メモリ59上において第0ライ
ンのアドレスから画像データの読出しが開始され、第1
/2xラインのアドレスから画像データの書込みが開始
される。ところが、第0ラインから第1/2x−1ライ
ンまでの各アドレスには画像データとして白データが書
き込まれているので、更に1/2xライン分だけ記録媒
体37の前端が進んだタイミングτ3で実際の記録に寄
与する最初の画像データが読み出されることになる。
【0067】また、色ずれ補正を行う場合は、前記外部
装置からライン単位で各色の補正値が画像記録装置11
に送信され、前記補正値は制御回路51内の図示されな
いEEPROMに格納される。この場合、外部装置によ
って補正値設定手段が構成される。なお、図示されない
オペレーションパネルによって前記補正値を入力するこ
ともできる。この場合、オペレーションパネルによって
補正値設定手段が構成される。
【0068】ここで、各色の補正値をHfY、HfM
fC、HfBとすると、補正値HfY、HfM、HfC、H
fBは、色ずれ補正を行わないときの、書込みが開始され
る第1/2xラインのアドレスに加算され、±1/2x
ラインの範囲で設定される。そして、色ずれ補正を行う
ときの書込みを開始するアドレス(以下「書込開始アド
レス」という。)をWAY、WAM、WAC、WABとすると、
該アドレスWAY、W AM、WAC、WABは WAY=1/2x+HfYAM=1/2x+HfMAC=1/2x+HfCAB=1/2x+HfB になる。
【0069】また、色ずれ補正を行うときの、記録媒体
37の前端がホトセンサ70を通過してから各色のLE
Dヘッド13の駆動が開始されるまでに記録媒体37が
進むライン数をN1 ′〜N4 ′とすると、該ライン数N
1 ′〜N4 ′は N1 ′=(N1 −1/2x)+WAY =(N1 −1/2x)+(1/2x+HfY) =N1 +HfY2 ′=(N2 −1/2x)+WAM =(N2 −1/2x)+(1/2x+HfM) =N2 +HfM3 ′=(N3 −1/2x)+WAC =(N3 −1/2x)+(1/2x+HfC) =N3 +HfC4 ′=(N4 −1/2x)+WAB =(N4 −1/2x)+(1/2x+HfB) =N4 +HfB になる。
【0070】例えば、補正値HfYを−2とすると、前記
制御回路51の図示されないタイミング変更手段は、図
12に示されるように、第1/2x−2ラインのアドレ
スにおいて書込みを開始し、第0ラインにおいて読出し
を開始する。このように、メモリ59にアクセスするタ
イミングが変更されるので、色ずれ補正を行う場合は色
ずれ補正を行わない場合より2ライン分手前でイエロー
のLEDヘッド13の駆動が開始される。その結果、温
度、湿度等の環境が変化するのに伴って各種の部品が伸
縮しても、画像に歪みが生じることはなく、画質を向上
させることができる。
【0071】このように、ライン単位で色ずれ補正を行
うことができる。また、前述されたように、補正値
fY、HfM、HfC、HfBは前記EEPROMに保存さ
れ、次の色ずれ補正が行われるまで保存される。次に、
温度、湿度等の環境の変化、特に、温度の変化に基づい
て部品としての前記駆動ローラ20が伸縮し、径が変化
したときの色ずれ補正について説明する。
【0072】図13は本発明の第1の実施の形態におけ
る駆動ローラの説明図、図14は本発明の第1の実施の
形態におけるゴム材の温度特性図、図15は本発明の第
1の実施の形態における搬送ベルトの温度特性図、図1
6は本発明の第1の実施の形態における補正値テーブル
を示す図である。なお、図14において、横軸にゴム材
の厚さを、縦軸に温度を、図15において、横軸に搬送
ベルトの移動量を、縦軸に温度を採ってある。
【0073】図13に示されるように、駆動ローラ20
は金属パイプ20a、及び該金属パイプ20aに被覆さ
れたゴム材20bから成る。ここで、該ゴム材20bの
温度特性は、図14に示されるようなものであり、温度
がTW〔℃〕であるときのゴム材20bの厚さがrであ
るとき、画像記録装置11(図1)の使用温度範囲であ
るTY〜TZ〔℃〕の間において温度が変化すると、ゴ
ム材20bは±Δr伸縮し、厚さはr±Δrの範囲で変
化することになる。
【0074】ところで、金属パイプ20aの外径をRと
したとき、温度がTW〔℃〕である場合、搬送ベルト1
9の走行速度V1 は V1 =2π(R+r)・θ/360 …(2) θ:単位時間当たりの駆動ローラ20の回転角 である。
【0075】ここで、温度がTY〔℃〕、TZ〔℃〕で
あるときの搬送ベルト19の走行速度をそれぞれ
1 - 、V1 + とすると、該走行速度V1 - 、V1 + は V1 - =2π(R+r−Δr)・θ/360 …(3) V1 + =2π(R+r+Δr)・θ/360 …(4) になる。そして、温度がTW〔℃〕であるときの搬送ベ
ルト19の走行速度V1に対する走行速度V1 - 、V1
+ の速度差をΔV- 、ΔV+ とすると、該速度差Δ
- 、ΔV+ は ΔV- =V1 - −V1 =−2π・Δr・θ/360 ΔV+ =V1 + −V1 =2π・Δr・θ/360 になる。
【0076】このように、温度によって駆動ローラ20
のゴム材20bの厚さが変化すると、搬送ベルト19の
走行速度V1 が変化することが分かる。すなわち、温度
が高くなると搬送ベルト19の走行速度V1 が高くな
り、温度が低くなると搬送ベルト19の走行速度V1
低くなる。また、搬送ベルト19の走行速度V1 が変化
すると、水平同期信号の周期t5当たりの搬送ベルト1
9の移動距離、すなわち、記録媒体37の移動距離も変
わる。
【0077】ところで、前記式(2)を使用して式
(1)を変形すると、発光素子の発光面の副走査方向の
長さL14は L14=V1 ・t5 =2π(R+r)・θ・t5/360 …(5) になり、該長さL14は前記記録媒体37の移動距離と
等しい。
【0078】そして、温度が変化し、搬送ベルト19の
走行速度V1 が変化してV1 - 、V 1 + になったときの
長さをL14- 、L14+ とすると、前記長さL1
- 、L14+ は L14- =V1 - ・t5 =2π(R+r−Δr)・θ・t5/360 …(6) L14+ =V1 + ・t5 =2π(R+r+Δr)・θ・t5/360 …(7) になる。
【0079】また、前記式(5)〜(7)を使用して、
長さL14に対応する長さL14-、L14+ を求める
と、該長さL14- 、L14+ は L14- =(R+r−Δr)・L14/(R+r) L14+ =(R+r+Δr)・L14/(R+r) になる。したがって、単位温度当たりの搬送ベルト19
の移動距離の変化量をΔIとすると、該変化量ΔIは ΔI=(L14+ −L14- )/(TZ−TY) =2Δr・L14/(TZ−TY) になる。
【0080】また、温度の変化に対応させて色ずれ補正
を行うときの、記録媒体37の前端がホトセンサ70を
通過してから各色のLEDヘッド13の駆動が開始され
るまでに記録媒体37が進むライン数をN1 ″〜N4
とし、温度をTi (TY≦T i ≦TZ〔℃〕)(i=
1、2、…、n)とすると、前記ライン数N1 ″〜
4″は N1 ″=N1 +HfY+{N1 ・l・(Ti −TW)}/L14 =N1 +HfY+{(Ti −TW)・2Δr・N1 /(TZ−TY)} N2 ″=N2 +HfM+{N2 ・l・(Ti −TW)}/L14 =N2 +HfM+{(Ti −TW)・2Δr・N2 /(TZ−TY)} N3 ″=N3 +HfC+{N3 ・l・(Ti −TW)}/L14 =N3 +HfC+{(Ti −TW)・2Δr・N3 /(TZ−TY)} N4 ″=N4 +HfB+{N4 ・l・(Ti −TW)}/L14 =N4 +HfB+{(Ti −TW)・2Δr・N4 /(TZ−TY)} になる。
【0081】そして、本実施の形態においては、前記各
式の中括弧内の部分の値が、温度補償値として図16に
示されるようにテーブル化され、制御回路51(図3)
内の図示されないROMに格納される。すなわち、本実
施の形態においては、図示されない外部装置から記録を
開始する旨の指示を受けると、制御回路51は温度セン
サ29によって検出された温度Ti を読み取る。そし
て、制御回路51は、固定値としてROMに格納された
ライン数N1 〜N4 を読み出し、該ライン数N1 〜N4
から1/2xラインを減算し、図示されない各色の画像
信号要求カウントレジスタに設定する。
【0082】また、次の色ずれ補正が行われるまで一時
的に制御回路51内の図示されないEEPROMに保存
されている補正値HfY、HfM、HfC、HfB、及び温度の
変化を考慮した図16の補正値テーブルによって、温度
i に対応した温度補償値を読み出して色ごとに加算
し、加算された温度補償値を印刷制御回路58内の図示
されない書込開始アドレス設定レジスタにセットする。
このように、温度が変化しても、温度の変化に対応させ
て書込開始アドレスを変更し、温度の変化に影響されな
い色ずれ補正を行うことができるので、画像に歪みが生
じることはなく、画質を向上させることができる。
【0083】ところで、前述されたように、温度が変化
すると、駆動ローラ20のゴム材20bの厚さが変化
し、搬送ベルト19の走行速度V1 が変化して色ずれが
発生してしまう。そこで、環境の変化に伴って搬送ベル
ト19の走行速度V1 が変化するのを補正し、常に走行
速度V1 を一定の値に保つようにした本発明の第2の実
施の形態について説明する。
【0084】図17は本発明の第2の実施の形態におけ
る第1のモータのタイムチャート、図18は本発明の第
2の実施の形態における第1のモータの温度特性図、図
19は本発明の第2の実施の形態における補正値テーブ
ルを示す図である。なお、図18において、横軸に駆動
手段としての第1のモータの駆動時間を、縦軸に温度を
採ってある。
【0085】この場合、前記第1の実施の形態における
式(2)〜(4)において、搬送ベルト19(図1及び
2)の走行速度をV1 にしたときの単位時間当たりの駆
動ローラ20の回転角をθとすると、前記走行速度V1
はV1 =2π(R+r)・θ/360であり、また、各
走行速度V1 - 、V1 + における単位時間当たりの駆動
ローラ20の回転角をθ1 、θ2 とすると、前記式
(3)、(4)を次の式に置き換えることができる。
【0086】 V1 - =2π・(R+r−Δr)・θ1 /360 V1 + =2π・(R+r+Δr)・θ2 /360 そして、走行速度V1 - 、V1 + を走行速度V1 と等し
くするためには、 2π・(R+r)・θ/360=2π・(R+r−Δr)・θ1 /360 θ1 =(R+r)・θ/(R+r−Δr) …(8) 2π・(R+r)・θ/360=2π・(R+r+Δr)・θ2 /360 θ2 =(R+r)・θ/(R+r+Δr) …(9) の関係が必要になる。
【0087】また、本実施の形態においては、駆動ロー
ラ20を走行させるために第2のモータ64(図3)が
使用され、該第2のモータ64としてステッピングモー
タが使用される。そこで、第2のモータ64の単位ステ
ップ角をΔθとし、搬送ベルト19の走行速度がV1
あるときの単位ステップ駆動時間をt10とし、走行速
度がV1 - であるときの単位ステップ駆動時間をt11
とし、走行速度がV1 + であるときの単位ステップ駆動
時間をt12とすると、駆動ローラ20の回転角θ、θ
1 、θ2 は θ=Δθ/t10 …(10) θ1 =Δθ/t11 …(11) θ2 =Δθ/t12 …(12) になる。
【0088】そして、前記式(10)〜(12)を式
(8)、(9)に代入し、単位ステップ駆動時間t10
に対する単位ステップ駆動時間t11、t12を求める
と、該単位ステップ駆動時間t11、t12は Δθ/t11=(R+r)・Δθ/(R+r−Δr)・
t10 t11=(R+r−Δr)・t10/(R+r) Δθ/t12=(R+r)・Δθ/(R+r+Δr)・
t10 t12=(R+r+Δr)・t10/(R+r) になる。なお、前記単位ステップ駆動時間t11、t1
2によって、速度補正値が構成される。
【0089】また、単位温度当たりの単位ステップ駆動
時間t11、t12の変化量をkとすると、 k=(t12−t11)/(TZ−TY) ={(2Δr・t10)/(R+r)}/(TZ−TY) になり、任意の温度Ti (TY≦Ti ≦TZ〔℃〕)に
おける第2のモータ64の単位ステップ駆動時間ti は ti =t10+k・(Ti −TW) ={1+2Δr・(Ti −TW)/(R+r)・ (TZ−TY)}・t10 になる。
【0090】そして、前記制御回路51の図示されない
駆動時間設定手段は、図示されない駆動時間設定カウン
タに前記単位ステップ駆動時間ti に対応するカウント
値m i をセットし、駆動時間設定カウンタがカウントア
ップするまで第2のモータ64を駆動するようにしてい
る。前記カウント値mi は、前記単位ステップ駆動時間
t10に対応するカウント値をPとしたとき、 mi ={1+2Δr・(Ti −TW)/(R+r)・ (TZ−TY)}・P …(13) になる。
【0091】本実施の形態においては、前記カウント値
i は、図19に示されるようにテーブル化され、制御
回路51内の図示されないROMに格納される。すなわ
ち、本実施の形態においては、図示されない外部装置か
ら記録を開始する旨の指示を受けると、制御回路51は
温度センサ29によって検出された温度Ti を読み取
る。そして、制御回路51は、固定値としてROMに格
納されたライン数N1 〜N4 を読み出し、該ライン数N
1 〜N4 から1/2xラインを減算し、図示されない各
色の画像信号要求カウントレジスタに設定する。
【0092】また、次の色ずれ補正が行われるまで一時
的にEEPROMに保存されている補正値HfY、HfM
fC、HfBを印刷制御回路58内の図示されない書込開
始アドレス設定レジスタにセットする。次に、温度の変
化を考慮した図19の補正値テーブルによって、温度T
i に対応したカウント値mi を読み出して、前記駆動時
間設定カウンタにセットし、記録を開始する。このよう
に、温度の変化に対応させて書込開始アドレス及び単位
ステップ駆動時間ti を変更し、温度の変化に影響され
ない色ずれ補正を行うことができる。
【0093】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図20は本発明の第3の実施の形態における
画像記録装置の要部斜視図、図21は図20のA−A断
面図、図22は本発明の第3の実施の形態における制御
ブロック図、図23は本発明の第3の実施の形態におけ
る画像記録装置の動作を示すフローチャート、図24は
本発明の第3の実施の形態における画像記録装置の動作
を示す第1のタイムチャート、図25は本発明の第3の
実施の形態における画像記録装置の動作を示す第2のタ
イムチャートである。なお、図24及び25において、
横軸に時間を、縦軸に温度を採ってある。
【0094】図において、19は媒体搬送手段としての
搬送ベルト、20は駆動ローラ、111は該駆動ローラ
20を冷却するファン、112は該ファン111の風を
駆動ローラ20に一様に当てるための導風壁、113は
前記駆動ローラ20の内部に配設され、駆動ローラ20
を加熱するヒータ、114は環境条件としての前記駆動
ローラ20の温度M1 を検出する環境センサとしての温
度センサである。
【0095】また、51は制御回路、115は前記ファ
ン111の制御を行うファン制御回路、116は前記ヒ
ータ113の制御を行うヒータ制御回路である。そし
て、前記温度センサ114、ファン制御回路115及び
ヒータ制御回路116は前記制御回路51に接続され
る。前記駆動ローラ20のゴム材20b(図13)は温
度の変化に伴って伸縮する特性を有する。そこで、本実
施の形態においては、温度が変化しても駆動ローラ20
の径を常に一定に保つようにしている。
【0096】そのために、温度センサ114によって駆
動ローラ20の温度M1 が検出され、図24に示される
ように、温度M1 が目標温度Mより高い場合、制御回路
51の図示されない環境条件調整手段は、ファン制御回
路115に指令を出し、温度M1 が目標温度Mになるま
でファン111を駆動する。また、図25に示されるよ
うに、温度M1 が目標温度Mより低い場合、制御回路5
1は、ヒータ制御回路116に指令を出し、温度M1
目標温度Mになるまでヒータ113をオンにする。
【0097】このように、温度が変化しても、駆動ロー
ラ20の径を常に一定に保つことができるので、色ずれ
が発生することはない。次に、フローチャートについて
説明する。 ステップS1 駆動ローラ20の温度M1 を温度センサ
114によって検出する。 ステップS2 駆動ローラ20の温度M1 が目標温度M
と等しいかどうかを判断する。温度M1 が目標温度Mと
等しい場合にはステップS3に、等しくない場合にはス
テップS4に進む。 ステップS3 ファン111の駆動を停止するととも
に、ヒータ113をオフにする。 ステップS4 駆動ローラ20の温度M1 が目標温度M
より高いかどうかを判断する。温度M1 が目標温度Mよ
り高い場合はステップS5に、温度M1 が目標温度M以
下である場合はステップS6に進む。 ステップS5 ファン111を駆動する。 ステップS6 ヒータ113をオンにする。 ステップS7 一定時間待機し、ステップS1に戻る。
【0098】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図26は本発明の第4の実施の形態に
おける制御回路の温度特性図、図27は本発明の第4の
実施の形態における補正値テーブルを示す図である。な
お、図26において、横軸に水平同期信号の周期を、縦
軸に温度を採ってある。
【0099】この場合、環境の変化に伴って搬送ベルト
19(図1)の走行速度V1 が変化したときに、水平同
期信号の周期t5を調整し、温度が変化しても記録媒体
37の前端がホトセンサ70を通過してから各色のLE
Dヘッド13の駆動が開始されるまでの時間を一定に保
つようにする。そのために、第1の実施の形態の式
(5)〜(7)において、搬送ベルト19の走行速度が
1 、V1 - 、V1 + であるときの水平同期信号の周期
t5をそれぞれt5、t5- 、t5+ とし、走行速度V
1 - 、V1 + において記録媒体37の移動距離、すなわ
ち、長さL14がL14- 、L14+ であるときの周期
t5 - 、t5+ は L14=L14- =2π(R+r)・θ・t5/360 =2π(R+r−Δr)・θ・t5- /360 t5- =(R+r)・t5/(R+r−Δr) L14=L14+ =2π(R+r)・θ・t5/360 =2π(R+r−Δr)・θ・t5+ /360 t5+ =(R+r)・t5/(R+r−Δr) になる。
【0100】そして、単位温度当たりの水平同期信号の
周期t5の変化量をjとすると、 j=(t5+ +t5- )/(TZ−TY) =−2Δr・t5/(R+r+Δr)・(R+r−Δr) ・(TZ−TY) になる。また、任意の温度Ti (TY≦Ti ≦TZ
〔℃〕)における水平同期信号の周期τi は τi =t5+j・(T−TX) ={1−2Δr(T−W)/ (R+r+Δr)・(R+r−Δr)・(TZ−TY)}・t5 になる。
【0101】そこで、図示されない周期設定カウンタに
前記周期τi に対応するカウント値ni をセットし、周
期設定カウンタがカウントアップするタイミングで水平
同期信号を発生させるようにしている。前記カウント値
i は、前記周期t5に対応するカウント値をQとした
とき、 n={1−2Δr・(T−W)/(R+r+Δr)・
(R+r−Δr)・(TZ−TY)}・Q になる。
【0102】本実施の形態においては、前記カウント値
i は、図27に示されるようにテーブル化され、制御
回路51(図3)内の図示されないROMに格納され
る。すなわち、本実施の形態においては、図示されない
外部装置から記録を開始する旨の指示を受けると、制御
回路51は温度センサ29によって検出された温度Ti
を読み取る。そして、制御回路51は、固定値としてR
OMに格納されたライン数N1 〜N4 を読み出し、該ラ
イン数N1 〜N4 から1/2xラインを減算し、図示さ
れない各色の画像信号要求カウントレジスタに設定す
る。
【0103】また、次の色ずれ補正が行われるまで一時
的に制御回路51内の図示されないEEPROMに保存
されている補正値HfY、HfM、HfC、HfBを印刷制御回
路58内の図示されない書込開始アドレス設定レジスタ
にセットする。次に、制御回路51の図示されないデー
タ要求手段は、温度の変化を考慮した図27の補正値テ
ーブルによって、温度Ti に対応したカウント値ni
読み出して、前記周期設定カウンタにセットし、外部装
置に対して画像データを要求して記録を開始する。この
ように、温度の変化に対応させて書込開始アドレス及び
周期τi を変更し、温度の変化に影響されない色ずれ補
正を行うことができる。
【0104】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0105】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、画像記録装置においては、画像データが格納され
たメモリと、該メモリから読み出された画像データに従
って記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記記録
媒体を搬送する媒体搬送手段と、該媒体搬送手段を駆動
する駆動手段と、補正値を設定する補正値設定手段と、
前記補正値に基づいて前記メモリにアクセスするタイミ
ングを変更するタイミング変更手段とを有する。
【0106】この場合、補正値設定手段によって設定さ
れた補正値に基づいて、前記メモリにアクセスするタイ
ミングが変更される。したがって、温度、湿度等の環境
が変化しても、画像に歪みが生じることはなく、画質を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像記録装
置の第1の概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における画像記録装
置の第2の概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における画像記録装
置の制御回路のブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における画像形成部
の概念図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるドットマト
リックスの概念図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるドットマト
リックスの拡大図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における発光素子の
発光面積の説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における画像記録装
置の動作を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるメモリ空間
を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態におけるメモリ空
間の第1の拡大図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態におけるメモリの
動作を示すタイムチャートである。
【図12】本発明の第1の実施の形態におけるメモリ空
間の第2の拡大図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態における駆動ロー
ラの説明図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態におけるゴム材の
温度特性図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態における搬送ベル
トの温度特性図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態における補正値テ
ーブルを示す図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態における第1のモ
ータのタイムチャートである。
【図18】本発明の第2の実施の形態における第1のモ
ータの温度特性図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態における補正値テ
ーブルを示す図である。
【図20】本発明の第3の実施の形態における画像記録
装置の要部斜視図である。
【図21】図20のA−A断面図である。
【図22】本発明の第3の実施の形態における制御ブロ
ック図である。
【図23】本発明の第3の実施の形態における画像記録
装置の動作を示すフローチャートである。
【図24】本発明の第3の実施の形態における画像記録
装置の動作を示す第1のタイムチャートである。
【図25】本発明の第3の実施の形態における画像記録
装置の動作を示す第2のタイムチャートである。
【図26】本発明の第4の実施の形態における制御回路
の温度特性図である。
【図27】本発明の第4の実施の形態における補正値テ
ーブルを示す図である。
【符号の説明】
11 画像記録装置 12 画像形成部 19 搬送ベルト 29、114 温度センサ 37 記録媒体 51 制御回路 59 メモリ 63 第1のモータ SGF 水平同期信号 t5 周期
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)画像データが格納されたメモリ
    と、(b)該メモリから読み出された画像データに従っ
    て記録媒体に画像を形成する画像形成部と、(c)前記
    記録媒体を搬送する媒体搬送手段と、(d)該媒体搬送
    手段を駆動する駆動手段と、(e)補正値を設定する補
    正値設定手段と、(f)前記補正値に基づいて前記メモ
    リにアクセスするタイミングを変更するタイミング変更
    手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 (a)前記画像形成部は複数配設され、
    (b)前記補正値設定手段は、各画像形成部ごとに補正
    値を設定し、(c)前記タイミング変更手段は、各画像
    形成部ごとに前記各補正値に基づいて前記メモリにアク
    セスするタイミングを変更する請求項1に記載の画像記
    録装置。
  3. 【請求項3】 (a)画像記録装置の置かれた環境条件
    を検出する環境センサを有するとともに、(b)前記タ
    イミング変更手段は、前記補正値及び前記環境条件に対
    応させて設定された温度補償値に基づいて前記メモリに
    アクセスするタイミングを変更する請求項1に記載の画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】 (a)画像データに従って記録媒体に画
    像を形成する画像形成部と、(b)前記記録媒体を搬送
    する媒体搬送手段と、(c)該媒体搬送手段を駆動する
    駆動手段と、(d)画像記録装置の置かれた環境条件を
    検出する環境センサと、(e)前記駆動手段の駆動時間
    を前記環境条件に対応させて設定する駆動時間設定手段
    とを有することを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動時間設定手段は、環境条件の変
    化に対応する駆動ローラの径の変化に基づいて、前記媒
    体搬送手段の走行速度の速度補正値を算出し、該速度補
    正値に基づいて前記駆動時間を設定する請求項4に記載
    の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 (a)前記画像データが格納されたメモ
    リと、(b)補正値を設定する補正値設定手段と、
    (c)前記補正値に基づいて前記メモリにアクセスする
    タイミングを変更するタイミング変更手段とを有する請
    求項4に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 (a)画像データに従って記録媒体に画
    像を形成する画像形成部と、(b)前記記録媒体を搬送
    する媒体搬送手段と、(c)該媒体搬送手段を駆動する
    駆動手段と、(d)画像記録装置の置かれた環境条件を
    検出する環境センサと、(e)前記環境条件を一定にす
    る環境条件調整手段とを有することを特徴とする画像記
    録装置。
  8. 【請求項8】 (a)画像データに従って記録媒体に画
    像を形成する画像形成部と、(b)前記記録媒体を搬送
    する媒体搬送手段と、(c)該媒体搬送手段を駆動する
    駆動手段と、(d)画像記録装置の置かれた環境条件を
    検出する環境センサと、(e)前記環境条件に対応させ
    て設定された水平同期信号の周期に基づいて前記画像デ
    ータを要求するデータ要求手段とを有することを特徴と
    する画像記録装置。
  9. 【請求項9】 (a)前記画像データが格納されたメモ
    リと、(b)補正値を設定する補正値設定手段と、
    (c)前記補正値に基づいて前記メモリにアクセスする
    タイミングを変更するタイミング変更手段とを有する請
    求項8に記載の画像記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006091141A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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