JPH11328345A - Icカード及びicカード用フレーム - Google Patents

Icカード及びicカード用フレーム

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JPH11328345A
JPH11328345A JP25292098A JP25292098A JPH11328345A JP H11328345 A JPH11328345 A JP H11328345A JP 25292098 A JP25292098 A JP 25292098A JP 25292098 A JP25292098 A JP 25292098A JP H11328345 A JPH11328345 A JP H11328345A
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card
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planar coil
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雅俊 赤川
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大介 伊藤
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    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス加工によって形成された平面コイルを
用いて低コスト化及び量産化を図り得るICカードを提
案する。 【解決手段】 導線11が実質的に同一平面上に複数回
卷回されて成る平面コイル10がプレス加工によって形
成され、且つ平面コイル10の端子10a、10bと半
導体素子12の電極端子12a、12bとが電気的に接
続されたICカードにおいて、該平面コイル10が、コ
イルの内側に形成された外側端子10aとコイルの外側
に形成された外側端子10bとを具備し、半導体素子1
2が、電極端子12a、12bの形成面に対して背面側
の平面が平面コイル10の導線11と対向するように配
設されていると共に、平面コイル10の外側端子10a
及び内側端子10bと接続される半導体素子12の電極
端子12a、12bの各々がコイルの内側と外側とに位
置され、且つ電極端子12a、12bが、コイルの内外
方向に対して同一側に位置する平面コイル10の端子1
0a、10bと電気的に接続されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICカード及びIC
カード用フレームに関し、更に詳細には導線が実質的に
同一平面上に複数回卷回されて成る平面コイルがプレス
加工又はエッチング加工によって形成され、ICカード
では前記平面コイルの端子と半導体素子の電極端子とが
電気的に接続されたICカード及びICカード用フレー
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、導線が複数回卷回されて
成る平面コイルと半導体素子とから構成され、PVC等
から成り且つ表面側に文字等が印刷されてICカードの
表裏面を形成する各樹脂フィルムの内面側に形成された
ポリウレタン樹脂等から成る接着剤層によって、平面コ
イル等が挟み込まれて封止されている。かかるICカー
ドは、カード処理装置に設けられた磁場内を通過する際
に、ICカードの平面コイル内に電磁誘導による電力が
発生して半導体素子を起動し、ICカードの半導体素子
とカード処理装置との情報の授受をアンテナとしての平
面コイルを介して行うことができる。この様なICカー
ドの平面コイルは、従来、被覆電線を卷回して形成され
たものと、樹脂フィルム上に形成された金属箔にエッチ
ング等を施して導線を形成するものとがある。ところ
で、ICカードの普及を図るためには、ICカードの低
コスト化と量産化とが必要であるが、前述した従来の平
面コイルを用いたICカードでは、平面コイルの低コス
ト化と量産化とを充分に図ることができない。このた
め、特開平6−310324号公報においては、プレス
加工によって形成した平面コイルを用いたICカードが
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報で提案された
ように、プレス加工によって平面コイルを形成すること
により、従来の平面コイルよりも低コスト化及び量産化
を図ることができる。図26はプレス加工によって形成
した従来の平面コイル100を示す。この平面コイル1
00は端子102、104がコイルの内側と外側に形成
されている。このため、平面コイル100の端子10
2、104と半導体素子との電気的接続を簡易にかつ効
率的に行う必要がある。また、ICカードは1mm以下
の厚さに形成するから、きわめて薄く形成できる必要が
ある。また、プレス加工等によって形成した平面コイル
は搬送等の取り扱い性に優れ、かつ半導体素子の搭載等
にも好適に利用できるものでなければならない。本発明
の課題は、量産性に優れ、搬送等の取り扱い性に優れる
とともに、ICカードの薄形化にも好適に対応すること
ができるICカード用フレーム、および量産性に優れ薄
形化にも好適に対応できるICカードを提案するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、平面コイ
ル100に対し、電極端子108、110の形成面に対
して背面側の平面が導線101側となるように、半導体
素子106を配設し、半導体素子106の電極端子10
8、110と平面コイル100の端子101、103と
の各々をワイヤによってボンディングした。このICカ
ードでは、平面コイル101と半導体素子106とを接
続するワイヤを絶縁被覆することを要しないこと、及び
従来から半導体素子とリードフレームのインナーリード
とのボンディング法として採用されているウェッジ・ボ
ンディング法を採用できることを知り、本発明に到達し
た。
【0005】すなわち、本発明は、導線が実質的に同一
平面上に複数回卷回されて成る平面コイルがプレス加工
又はエッチング加工によって形成され、且つ前記平面コ
イルの端子と半導体素子の電極端子とが電気的に接続さ
れたICカードにおいて、該平面コイルが、コイルの内
側に形成された内側端子とコイルの外側に形成された外
側端子とを具備し、前記半導体素子が、その電極端子の
形成面に対して背面側の平面が平面コイルの導線と対向
するように配設されていると共に、前記平面コイルの内
側端子及び外側端子と接続される半導体素子の電極端子
の各々がコイルの内側と外側とに位置され、且つ前記半
導体素子の電極端子が、コイルの内外方向に対して同一
側に位置する平面コイルの端子と電気的に接続されてい
ることを特徴とするICカードにある。また、本発明
は、導線が実質的に同一平面上に複数回卷回されて成る
平面コイルがプレス加工又はエッチング加工によって形
成され、且つ前記平面コイルの端子と半導体素子の電極
端子とが電気的に接続されたICカードにおいて、該平
面コイルが、コイルの内側に形成された内側端子とコイ
ルの外側に形成された外側端子とを具備し、前記半導体
素子が、その電極端子に接合されたリードの先端部に形
成された接続部が露出するように樹脂モールドされてい
ると共に、前記平面コイルの内側端子及び外側端子と接
続されるリードの接続部の各々がコイルの内側と外側と
に位置され、且つ前記リードの接続部が、コイルの内外
方向に対して同一側に位置する平面コイルの端子と電気
的に接続されていることを特徴とするICカードでもあ
る。また、本発明は、導線が実質的に同一平面上に複数
回卷回されて成る平面コイルがプレス加工又はエッチン
グ加工によって形成され、且つ前記平面コイルの端子と
半導体素子の電極端子とが電気的に接続されたICカー
ドの製造に使用するICカード用フレームであって、前
記平面コイルが、コイルの内側と外側に対して同一側に
位置する半導体素子の電極端子が各々電気的に接続され
るコイルの内側に形成される内側端子と、コイルの外側
に形成される外側端子とを具備することを特徴とするI
Cカード用フレームである。尚、本発明において言う
「実質的に同一平面上」とは、平面コイルを構成する導
線の一部に凹凸が形成されていても、平面コイル全体と
して同一平面上で導線が卷回されていればよい。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るICカードの
一例を示す平面図である。図1において、プレス加工に
よって形成された厚さ80μm以上の導線11が実質的
に同一平面上に複数回卷回して成る矩形状の平面コイル
10が形成されている。この平面コイル10は、全体と
して同一平面に導線11が複数回卷回されているもので
ある。かかる平面コイル10のコイルの内側と外側とに
位置する端部の各々に設けられた端子10a、10b
と、厚さ40〜50μmの半導体素子12に形成され且
つ平面コイル10のコイルの内側と外側とに位置する電
極端子12a、12bとは、コイルの内外方向に対して
同一側に形成された端子同士が電気的に接続されてい
る。図1に示すICカードにおいて、半導体素子12が
配設されている平面コイル10には、図2に示す様に、
平面コイル10を構成する導線11が曲折されて形成さ
れた凹部14が形成されており、この凹部14内に半導
体素子10が配設されている。この導線11の曲折はプ
レス加工によって行うことができる。また、凹部14に
配設された半導体素子12は、その電極端子12a、1
2bの形成面に対して背面側の平面が、凹部14の底面
を形成する導線11上に載置されている。この半導体素
子12は、導線11上に単に載置されていてもよいが、
導線11上に接着剤によって接着することによって、半
導体素子12の電極端子12a、12bの位置決め等を
容易に行うことができ好ましい。尚、図1において、矩
形状の平面コイル10の角部間の辺上に凹部14を形成
しているが、平面コイル10の角部に凹部14を形成し
て半導体素子10を配設してもよい。
【0007】図2において、図2(a)は、半導体素子
12の厚さよりも深い凹部14を平面コイル10の導線
11に形成した例である。この例では、平面コイル10
の端子10b(10a)の接続面16を半導体素子12
の電極端子12a、12bの形成面と実質的に同一面と
すべく、平面コイル10の端子10b(10a)に潰し
加工を施している。この様に、凹部14を半導体素子1
2の厚さよりも深く形成することによって、両端子を接
続するワイヤ18のループの平面コイル10からの突出
する部分を可及的に少なくできる。一方、図2(b)
は、半導体素子12の厚さと略等しい深さの凹部14を
平面コイル10の導線11に形成した例である。この例
では、平面コイル10の端子10b(10a)の接続面
16と半導体素子12の電極端子12a、12bの形成
面とが実質的に同一面であるため、平面コイル10の端
子10b(10a)に潰し加工を施す工程を省略でき
る。
【0008】この様に、図1及び図2に示すICカード
では、平面コイル10の端子10a、10bの接続面1
6と、半導体素子12の電極端子12a、12bの形成
面とが、実質的に同一平面であるため、ウェッジ・ボン
ディング法によってワイヤボンディングを施すことがで
きる。このため、図2に示す様に、平面コイル10の面
から突出するループ部分を可及的に少なくしつつ、金、
白金、又はアルミニウム製のワイヤ18、18により、
平面コイル10の端子10a、10bと、半導体素子1
2の電極端子12a、12bとを電気的に接続できる。
尚、平面コイル10や半導体素子12等は、図2に示す
様に、PVC等から成り且つ表面側に文字等が印刷され
てICカードの表裏面を形成する樹脂フィルム20a、
20bの内面側に形成された、ポリウレタン樹脂やポリ
オレフィン樹脂等から成る接着剤層22a、22bによ
って挟み込まれて封止されている。
【0009】図1及び図2に示すICカードを製造する
際に、平面コイル10としては、図3に示すICカード
用フレームFを用いることが好ましい。このICカード
用フレームFは、銅板等の金属板をプレス加工して形成
されたものであり、互いに平行な二本のレール60、6
0の間に平面コイル10、10・・がレール60の長手
方向に形成されている。かかる平面コイル10、10・
・を構成する導線11のうち、最外周の導線11aは他
の導線11よりも太く形成され、且つ平面コイル10の
導線11aは隣接する平面コイル10の導線11aと連
結部62によって互いに連結されている。このため、平
面コイル10の各々の強度を向上でき、ICカード用フ
レームFの運搬等における取扱性を向上できる。図3に
示すICカード用フレームFの平面コイル10は、その
最外周の導線11aを太く形成しているが、導線11a
を他の導線11よりも太い状態でICカードとしてもよ
く、連結部62等を切断する際に、最外周の導線11a
を切断して他の導線11と同一太さとしてもよい。
【0010】また、平面コイル10の強度を更に向上す
べく、平面コイル10を構成する導線11を連結部で連
結してもよい。この連結部は、ICカードの表裏面を形
成する樹脂フィルム20a、20bの内面側に形成され
た接着剤層22a、22bによって挟み込む前に切断す
ることによって、導線11間の短絡を防止できる。とこ
ろで、図3に示すICカード用フレームFは、銅板等の
金属板にエッチング加工を施すことによっても得ること
ができる。エッチング加工によって得られたICカード
用フレームFは、プレス加工によって形成した平面コイ
ルの導線11に比較して、細い導線11から成る平面コ
イル10を形成できる。
【0011】図3に示すICカード用フレームFを用い
てICカードを製造する際には、ICカード用フレーム
Fから切り離した平面コイル10に半導体素子12の搭
載等を行ってもよいが、平面コイル10をICカード用
フレームFから切り離すことなく半導体素子12の搭載
等を行うことが好ましい。この場合、ICカード用フレ
ームFに形成された平面コイル10の各々に半導体素子
12を搭載し、ボンディング装置を用いて平面コイル1
0の端子10a、10bと半導体素子12の電極端子1
2a、12bとをワイヤ18、18によってボンディン
グする。次いで、一面側に接着剤層22a、22bが形
成された樹脂フィルム20a、20bによって、平面コ
イル10及び半導体素子12等を挟み込み封止した後、
所定箇所を切断してICカード用フレームFから切り離
すことによってICカードを得ることができる。
【0012】このワイヤを用いたボンディングとして
は、ウェッジ・ボンディング法がワイヤ18、18の膨
らみ(ループの大きさ)を可及的に小さくでき好まし
い。かかるウェッジ・ボンディング法は、図4に示すウ
ェッジ・ボンディング装置を用いて行うことができる。
このウェッジ・ボンディング装置は半導体装置の製造装
置として汎用されている。かかるウェッジ・ボンディン
グ装置を用いたボンディングでは、ボンディングする端
子(以下、ボンディング端子と称する)の一方の上方に
移動してきたウェッジ24の先端部には、クランパ26
で把持されたワイヤ18の先端部が斜めに挿通されてい
る〔図4の(a)〕。このウェッジ24が降下し、ワイ
ヤ18の先端を接続面上に圧着する〔図4の(b)〕。
次いで、ウエッジ24を、ボンディング端子の一方と実
質的に同一平面に形成されている他方のボンディング端
子の方向に移動させつつクランパ26を開き、ワイヤ1
8を他方のボンディング端子に案内した後〔図4の
(c)〕、他方のボンディング端子の接続面にワイヤ1
8の先端を接続面上に圧着する〔図4の(d)〕。
【0013】その後、クランパ26によってワイヤ18
を把持して引っ張り、ワイヤ18を切断し〔図4の
(e)〕、ボンディング操作を完了する。かかる図4の
(a)〜(e)の一連の操作を繰り返すことによって、
ワイヤボンディングを引き続き行うことができる。この
ウェッジ・ボンディング法によれば、図4に示す様に、
クランパ26で把持されたワイヤ18の先端部がウェッ
ジ24の先端部に斜めに挿通されているため、先端がボ
ンディング端子の一方に圧着されたワイヤ18を他方の
ボンディング端子に案内する際に、ワイヤ18の膨らみ
(ループの大きさ)を可及的に小さくできる。このた
め、図2に示す様に、平面コイル10の面から突出する
ループ部分を可及的に少なくしつつ、ワイヤ18、18
により、平面コイル10の端子10a、10bと半導体
素子12の電極端子12a、12bとを電気的に接続で
きる。
【0014】図2に示すループ状のワイヤ18は、一面
側に接着剤層22a、22bが形成された樹脂フィルム
20a、20bによって、平面コイル10及び半導体素
子12等を挟み込み封止する際に、接着剤の流れ方向に
ワイヤ18のループ状部の変形、ワイヤ18の圧着部の
剥離、或いはワイヤ18の切断等が発生し、ワイヤ18
と平面コイル10の導線11とが接触するおそれがあ
る。かかるループ状のワイヤ18の変形等を防止するに
は、図5に示す様に、平面コイル10の端子10bと半
導体素子12の電極端子12bとに圧着されたワイヤ1
8の圧着部を樹脂15、15、特にUV硬化樹脂によっ
て固定しておくことが好ましい。
【0015】図1〜図5に示した平面コイル10のう
ち、潰し加工が施された端子10a、10bの接続面1
6は、半導体素子12の電極端子12a、12bの形成
面を含む平面と実質的に同一平面であればよく、その形
状は任意の形状とすることができるが、図1、図2
(a)、及び図5に示す平面コイル10の端子10a、
10bは、図6に示す端子形状のものが好ましい。図6
に示す端子10a(10b)の潰し加工が施された接続
面16は、導線11の幅を保持した状態で延出されてお
り、導線11と略平行に張られたワイヤ18の端部と接
続する箇所を充分に確保できる。
【0016】また、平面コイル10の端子10a、10
bと半導体素子12の電極端子12a、12bとの接続
を、ボンディング装置の動作等の関係で図7に示す様
に、半導体素子12を迂回して平面コイル10の内側及
び外側に位置する電極端子12a、12bの近傍に設け
られた端子10a、10bとの間で行ってもよい。図7
は、両者を接続するワイヤ18、18が導線11に対し
て直角方向に張られた場合である。かかる図7に示す平
面コイル10の端子10a、10bに潰し加工を施す場
合は、図8に示すものが好ましい。図8の端子10a
(10b)の潰し加工が施された接続面16は、導線1
1よりも拡幅されており、導線11に対して直角方向に
張られたワイヤ18の端部と接続する箇所を充分に確保
できる。
【0017】図2に示すループ状のワイヤ18は、樹脂
フィルム20a、20bの一面側に形成された接着剤層
22a、22bによって挟み込まれて封止される際に、
接着剤の流れる方向にワイヤ18が変形するおそれがあ
る。特に、平面コイル10を構成する導線11間の間隙
が狭い場合には、変形したワイヤ18が導線11に接触
するおそれもある。このため、ワイヤ18近傍の接着剤
の流れを緩和すべく、図9に示す様に、平面コイル10
の内側及び外側に位置する端子10a、10bにおい
て、接続面16の導線11側に対して反対側となる部分
に壁部27を形成することが好ましい。この壁部27に
よって、ワイヤ18が接着剤層22a、22bに挟み込
まれて封止される際に、端子10a、10b近傍の接着
剤の流れを緩和して導線11と接触するようなワイヤ1
8の変形を防止できる。かかる図9に示す平面コイル1
0の端子10a、10bとしては、図10に示すものが
好ましい。図10の端子10a、10bには、導線11
の端部が導線11の幅を保持した状態で延出されるよう
に潰し加工が施された接続面16が形成され、且つこの
接続面16の導線11側に対して反対側となる部分に壁
部27が立設されている。
【0018】この図10に示す平面コイル10の端子1
0a、10bに代えて、図11に示す端子10a、10
bを用いることができる。図11の端子10a、10b
には、導線11の端部が導線11の幅を保持した状態で
延出されるように潰し加工が施された接続面16が形成
され、且つこの接続面16の両側に壁部27a、27b
が形成されている。かかる図11に示す端子10a、1
0bによれば、導線11と略平行に張られたワイヤ18
の端部と接続する箇所を充分に確保でき、且つワイヤ1
8が接着剤層22a、22bに挟み込まれて封止される
際に、端子10a、10b近傍の接着剤の流れを緩和
し、導線11と接触するようなワイヤ18の変形を防止
できる。また、例えワイヤ18が導線11側方向に変形
しても、導線11側に形成されている壁部により、ワイ
ヤ18と導線11との接触を防止できる。
【0019】図6、図8、図10、及び図11に示す端
子10a(10b)のいずれも、図12に示す平面コイ
ル10を構成する導線11の端部に潰し加工を施すこと
によって形成できる。かかる潰し加工によって形成され
た端子10a、10bは、ワイヤ18によってボンディ
ングされるため、ワイヤ10との接続を確実にすべく、
端子10a、10bの接続面16には金めっき又はパラ
ジウムめっきを施すことが好ましい。唯、端子10a、
10bは複雑な形状をしているため、その接続面16の
みに金めっき又はパラジウムめっきを施すことは困難で
ある。このため、図12に示す様に、導線11の端部の
潰し加工を施す箇所28に、予め金めっき又はパラジウ
ムめっきを施すことが好ましい。予め施された金めっき
又はパラジウムめっきは、潰し加工の際に、展延されて
端子10a、10bの接続面16を実質的に覆うことが
できる。
【0020】以上、述べてきたICカードでは、平面コ
イル10の端子10a、10bと半導体素子12の電極
端子12a、12bとの接続を、導電性に優れている
金、白金、又はアルミニウム製のワイヤ18、18によ
ってなされているが、ワイヤ18、18は細いために平
面コイル10を構成する導線11よりも電気抵抗値が高
い。このため、平面コイル10に電磁誘導によって発生
した電力が半導体素子12に充分に送電されない懸念が
ある。この懸念を解消するには、図13に示す様に、平
面コイル10の端子10a、10bと半導体素子12の
電極端子12a、12bとを、リボン状の接続金属部材
30により接続することが好ましい。このリボン状の接
続金属部材30は、導線11の幅と略等しい幅で且つ
銅、金、アルミニウム等の導電性が良好な金属によって
形成されている。かかる接続金属部材30は、平板であ
ってもよいが、図14に示す様に、途中がドーム状部3
0cに形成されたものが好ましい。平面コイル10と半
導体素子12との熱膨張率差や、ICカードの曲げ等に
よって、平面コイル10に生じた応力等を吸収できるか
らである。この図14に示す接続金属部材30は、その
両端部30a、30bが平坦に形成され、平面コイル1
0の端子10a(10b)と半導体素子12の電極端子
12a(12b)とに接続される。
【0021】ここで、接続金属部材30が銅製の場合、
両端子の接続は、接続金属部材30の接続面に金めっ
き、錫めっき、又ははんだめっきを施すと共に、半導体
素子12の電極端子12a、12bと平面コイル10の
端子10a、10bとに金めっきを施し、接続する両端
子を加熱・圧着することにより、共晶合金によって行う
ことができる。一方、接続金属部材30が金又はアルミ
ニウム製である場合、両端子の接続は、接続金属部材3
0の接続面に金属めっきを施さなくても行うことができ
る。また、両端子の接続は導電性接着剤を用いても行う
ことができる。尚、ドーム状部30cは、平面コイル1
0からの突出を可及的に少ない大きさとすることは勿論
のことである。
【0022】図1〜図14においては、平面コイル10
の端子10a、10bの各近傍に凹部14が形成されて
いないが、図15(a)(b)に示す様に、凹部14を
端子10b(10a)の近傍に形成してもよい。図15
(a)(b)において、凹部14の底面は、凹部14を
端子10b(10a)の近傍に形成しない場合に比較し
て広い。このため、半導体素子12を凹部14の底面に
安定した状態で載置してワイヤボンディングを行うこと
ができる。また、平面コイル10に形成される凹部14
も、導線11を曲折して形成する他に、導線11の厚さ
が半導体素子12よりも厚いことを利用し、図16に示
す様に、導線11の途中に潰し加工を施して凹部14を
形成してもよい。この場合、平面コイル10及び半導体
素子12を、ICカードの厚み方向の中央部に位置させ
ることができ、ICカードを薄く形成できる。尚、図1
6に示す様に、潰し加工が施された導線11の部分が他
の導線11よりも薄くなるが、導線11自体の電気抵抗
値には問題はない。
【0023】更に、平面コイル10の端子10a、10
bを、図17に示す様に、潰し加工が施された平面コイ
ル10の端子10b(10a)の接続面を拡大し、一端
が半導体素子12の電極端子12b(12a)に接続さ
れたワイヤ18の他端を、端子10b(10a)に接合
するようにしてもよい。この平面コイル10の端子10
b(10a)には、電極端子12b(12a)が形成さ
れた半導体素子12の端部が挿入されるコ字状の凹部3
3が形成されている。この凹部33に、半導体素子12
の端部を挿入することによって、平面コイル10の端子
10b(10a)と接続される電極端子12b(12
a)が形成された半導体素子12の端部を囲むように、
端子10b(10a)が半導体素子12の端部の端縁に
沿って延出されている。このため、半導体素子12の位
置決めを容易とすることができ、且つワイヤ18の長さ
を短くできて好ましい。この場合も、半導体素子12と
平面コイル10の導線11とを接着剤によって接着した
後、ワイヤ18をボンディングすることが好ましい。
【0024】図18は平面コイル10の一方の端子10
bに潰し加工を施して半導体素子12の搭載部として凹
部14を形成し、端子10bの接続面をさらに拡大して
端子10b上に半導体素子12を搭載した例である。端
子10b上では半導体素子12の電極端子12bと端子
10bとを通常のワイヤもしくは被覆したワイヤによっ
て接続する。平面コイル10の他方の端子10aと半導
体素子12の電極端子12aとは他方の端子10a、1
0bで挟まれた中間を通る導線11を直交方向に跨ぐよ
うにしてワイヤ18を接続する。端子10aに潰し加工
を施すとともに、導線11上でワイヤ18が通過する部
位に潰し加工を施して通し凹部14aを形成し、ワイヤ
18が導線11の厚さ範囲内から突出しないようにす
る。通し凹部14aの内面で少なくともワイヤ18が通
過する部位に電気的絶縁性材として絶縁性の樹脂を塗布
し、あるいは電気的絶縁性を有する絶縁テープを接着す
ることにより、通常のワイヤ18を用いて電気的短絡を
生じさせずに接続することができる。
【0025】図19は端子10a、10b以外の導線1
1の中途部分に潰し加工を施して半導体素子12の搭載
部としての凹部14を形成し、凹部14に半導体素子1
2を搭載した例である。半導体素子12を搭載するため
凹部14を導線11の線幅よりも広幅に形成し、搭載部
に隣接する導線11を凹部14の外側を迂回するように
配置する。この場合も、凹部14と略同一高さ面となる
ように端子10a、10bに潰し加工を施すとともに、
搭載部と端子10a、10bで挟まれた導線11でワイ
ヤ18が横切る部位に潰し加工を施して通し凹部を形成
し、端子10a、10bと半導体素子12の電極端子1
2a、12bとを接続するワイヤ18が導線11の厚さ
範囲内から突出しないようにする。なお、電極端子12
a、12bと端子10a、10bとを接続するワイヤ1
8には被覆ワイヤを使用するのがよい。通し凹部の内面
を電気的絶縁性材で被覆すれば、通常のワイヤ18を使
用して接続することができる。半導体素子12が小さい
場合には、このように潰し加工により導線11に形成し
た凹部14に半導体素子12を搭載することができる。
凹部14に半導体素子10を搭載する方法は半導体素子
12の大きさに係わらず標準的な平面コイル10が形成
できるという利点がある。また、平面コイル10で導線
11が通過する幅を跨ぐ幅寸法よりも半導体素子12が
小さい場合に凹部14に半導体素子12を搭載する方法
が有用である。
【0026】これまで述べてきたICカードは、平面コ
イル10を構成する導線11に曲折又は潰し加工を施し
て凹部14を形成しているが、図20及び図21に示す
様に、導線11の端部近傍を曲折すると共に、先端部に
潰し加工を施すことにより、平面コイル10に凹部14
を形成することなく平面コイル10の端子10a、10
bの各接続面16を半導体素子12の電極端子12a、
12bの形成面を含む平面と実質的に同一平面とするこ
とができる。この図20及び図21においては、平面コ
イル10の端子10a、10bと半導体素子12の電極
端子12a、12bとをワイヤ18、18によってボン
ディングする際に、半導体素子12の下面を通過する平
面コイル10の導線11と半導体素子12とを接着剤に
より接着することによって、ワイヤボンディングする際
の位置決めを容易とすることができ好ましい。尚、導線
11の端部近傍の曲折量を調整することにより、平面コ
イル10の端子10a、10bの各接続面16を、潰し
加工を施すことなく半導体素子12の電極端子12a、
12bの形成面と実質的に同一平面とすることもでき
る。
【0027】以上のICカードでは、平面コイル10を
形成する導線11が半導体素子12よりも厚い場合につ
いて説明してきたが、導線11と略等しい厚さの半導体
素子12を用いる場合、図22に示す様に、平面コイル
10に対し、電極端子12a、12bの形成面に対して
背面側の平面が導線11側に位置するように半導体素子
10を配設し、平面コイル10の端子10a、10bに
潰し加工等を施すことなく半導体素子12の電極端子1
2a、12bとをワイヤ18、18によって接続したI
Cカードでもよい。この場合、ワイヤ18、18のルー
プの一部が導線11から突出するが、突出量は僅かであ
る。このため、樹脂フィルム20a、20bの一面側に
形成された接着剤層22a、22bによってワイヤ1
8、18を充分に封止でき、封止の際の変形も問題とな
らないものである。
【0028】図1〜図22によって説明したきたICカ
ードは、平面コイル10と半導体素子12との接続は、
ワイヤ18又はリボン状の接続金属部材30を用いてい
るが、図23に示す様に、半導体素子を樹脂モールドし
たモジュール体40を用いてもよい。このモジュール体
40は、図24及び図25に示す様に、半導体素子12
の電極端子12a、12bの各々とはんだバンプ44、
44を介してに接合されたリード46、46の先端部に
形成された接続部47、47が露出するように樹脂モー
ルドされている。かかるモジュール体40の接続部4
7、47は、平面コイル10の端子10a、10bに接
合されている。この接合は、接続部47、47の接続面
に、金めっき、錫めっき、又ははんだめっきを施すと共
に、半導体素子12の電極端子12a、12bと平面コ
イル10の端子10a、10bとに金めっきを施し、接
続する両端子を加熱・圧着することにより、共晶合金に
よって行うことができる。一方、接続部47、47がア
ルミニウム製である場合、両端子の接続は、接続部4
7、47の接続面に金属めっきを施さなくても行うこと
ができる。また、両端子の接続は導電性接着剤を用いて
も行うことができる。また、図23に示す様に、モジュ
ール体40が装着される平面コイル10の部分には、導
線11が曲折されてモジュール体40が挿入される凹部
が形成されている。
【0029】
【発明の効果】本発明に係るICカード及びICカード
用フレームによれば、プレス加工によって形成された平
面コイルの端子と半導体素子の電極端子との接続を、接
続ワイヤが平面コイルを横切ることなく容易に行うこと
ができる。このため、ICカード及びICカード用フレ
ームの低コスト化と量産化とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカードの一例を説明するため
の正面図である。
【図2】図1に示すICカードの部分断面図である。
【図3】ICカード用フレームの正面図である。
【図4】ウェッジ・ボンディング法を説明する説明図で
ある。
【図5】本発明に係るICカードの他の例を説明するた
めの部分断面図である。
【図6】図1、図2(a)、及び図5に示すICカード
を構成する平面コイルの端子を説明するための部分斜視
図である。
【図7】本発明に係るICカードの他の例を説明するた
めの部分正面図である。
【図8】図7に示すICカードを構成する平面コイルの
端子を説明するための部分斜視図である。
【図9】本発明に係るICカードの他の例を説明するた
めの部分正面図である。
【図10】図9に示すICカードを構成する平面コイル
の端子を説明するための部分斜視図である。
【図11】図10に示す平面コイルの端子の他の例を説
明する部分斜視図である。
【図12】図6、図8、図10、及び図11に示すIC
カードを構成する平面コイル10の端子10a(10
b)を形成する前の導線11の端部を説明する部分斜視
図である。
【図13】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための部分断面図である。
【図14】図13に示す接続金属部材30の形状を説明
するための斜視図である。
【図15】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための部分平面図と部分断面図とである。
【図16】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための部分断面図である。
【図17】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための部分斜視図である。
【図18】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための部分平面図と部分側面図である。
【図19】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための部分平面図である。
【図20】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための部分平面図である。
【図21】図20に示すICカードを説明するための部
分断面図である。
【図22】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための部分平面図である。
【図23】本発明に係るICカードの他の例を説明する
ための平面図である。
【図24】図23に示すICカードの部分断面図であ
る。
【図25】図23に示すICカードに用いたモジュール
体40の平面図である。
【図26】従来のICカードを説明するための平面図で
ある。
【符号の説明】
10 平面コイル 10a、10b 平面コイル10の端子 11 導線 12 半導体素子 12a、12b 半導体素子12の電極端子 14 凹部 16 端子10b(10a)の接続面 18 ワイヤ 20a、20b 樹脂フィルム 22a、22b 接着剤層 25 支承用ワイヤ 27 壁部 30 接続金属部材

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導線が実質的に同一平面上に複数回卷回
    されて成る平面コイルがプレス加工又はエッチング加工
    によって形成され、且つ前記平面コイルの端子と半導体
    素子の電極端子とが電気的に接続されたICカードにお
    いて、 該平面コイルが、コイルの内側に形成された内側端子と
    コイルの外側に形成された外側端子とを具備し、 前記半導体素子が、その電極端子の形成面に対して背面
    側の平面が平面コイルの導線と対向するように配設され
    ていると共に、前記平面コイルの内側端子及び外側端子
    と接続される半導体素子の電極端子の各々がコイルの内
    側と外側とに位置され、 且つ前記半導体素子の電極端子が、コイルの内外方向に
    対して同一側に位置する平面コイルの端子と電気的に接
    続されていることを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】 ICカードの表裏面を形成する各樹脂フ
    ィルムの内面側に形成された接着剤層によって、平面コ
    イル及び半導体素子が挟み込まれて封止されている請求
    項1記載のICカード。
  3. 【請求項3】 半導体素子が、平面コイルに形成された
    凹部に配設されている請求項1又は請求項2記載のIC
    カード。
  4. 【請求項4】 平面コイルに形成された凹部が、平面コ
    イルを形成する導線が曲折されて形成されている請求項
    3記載のICカード。
  5. 【請求項5】 平面コイルに形成された凹部が、前記平
    面コイルを形成する導線の途中に潰し加工が施されて形
    成されている請求項3記載のICカード。載されている
    請求項3、4または5記載のICカード。
  6. 【請求項6】 平面コイルの端子と半導体素子の電極端
    子との接続が、ループ状のボンディングワイヤによって
    なされている請求項1〜5のいずれか一項記載のICカ
    ード。
  7. 【請求項7】 ボンディングワイヤによる接続が、ウェ
    ッジ・ボンディング法によってなされている請求項6記
    載のICカード。
  8. 【請求項8】 平面コイルの端子と半導体素子の電極端
    子との接続が、リボン状の接続金属部材によってなされ
    ている請求項1〜5のいずれか一項記載のICカード。
  9. 【請求項9】 導線が実質的に同一平面上に複数回卷回
    されて成る平面コイルがプレス加工又はエッチング加工
    によって形成され、且つ前記平面コイルの端子と半導体
    素子の電極端子とが電気的に接続されたICカードにお
    いて、 該平面コイルが、コイルの内側に形成された内側端子と
    コイルの外側に形成された外側端子とを具備し、 前記半導体素子が、その電極端子に接合されたリードの
    先端部に形成された接続部が露出するように樹脂モール
    ドされていると共に、前記平面コイルの内側端子及び外
    側端子と接続されるリードの接続部の各々がコイルの内
    側と外側とに位置され、 且つ前記リードの接続部が、コイルの内外方向に対して
    同一側に位置する平面コイルの端子と電気的に接続され
    ていることを特徴とするICカード。
  10. 【請求項10】 導線が実質的に同一平面上に複数回卷
    回されて成る平面コイルがプレス加工又はエッチング加
    工によって形成され、且つ前記平面コイルの端子と半導
    体素子の電極端子とが電気的に接続されたICカードに
    おいて、 該平面コイルの端子が、コイルの内側に形成された内側
    端子とコイルの外側に形成された外側端子とを具備し、 前記内側端子と外側端子の内の一方の端子が、端子面内
    に前記半導体素子を搭載する搭載部として形成され、 該搭載部に搭載された半導体素子の電極端子と前記内側
    端子および外側端子とが各々ワイヤボンディングにより
    電気的に接続されていることを特徴とするICカード。
  11. 【請求項11】 前記搭載部が導線に潰し加工を施して
    導線よりも幅広の凹部に形成され、 一方の端子と他方の端子との中間を通る導線の、他方の
    端子と半導体素子の電極端子とを接続するボンディング
    ワイヤが横切る部位に通し凹部が設けられていることを
    特徴とする請求項10記載のICカード。
  12. 【請求項12】 導線が実質的に同一平面上に複数回卷
    回されて成る平面コイルがプレス加工又はエッチング加
    工によって形成され、且つ前記平面コイルの端子と半導
    体素子の電極端子とが電気的に接続されたICカードに
    おいて、 該平面コイルの端子が、コイルの内側に形成された内側
    端子とコイルの外側に形成された外側端子とを具備し、 前記内側端子と外側端子とで挟まれた中間を通る1本の
    導線の中途部分が導線面内に半導体素子を搭載する搭載
    部に形成され、 該搭載部に搭載された半導体素子と前記内側端子及び外
    側端子とが各々ワイヤボンディングにより電気的に接続
    されたことを特徴とするICカード。
  13. 【請求項13】 前記搭載部が導線に潰し加工を施して
    導線よりも幅広の凹部に形成され、 搭載部と一方の端子に挟まれた中間を通る導線、および
    搭載部と他方の端子に挟まれた中間を通る導線のボンデ
    ィングワイヤが横切る部位に通し凹部が設けられている
    ことを特徴とする請求項12記載のICカード。
  14. 【請求項14】 導線が実質的に同一平面上に複数回卷
    回されて成る平面コイルがプレス加工又はエッチング加
    工によって形成され、且つ前記平面コイルの端子と半導
    体素子の電極端子とが電気的に接続されたICカードの
    製造に使用するICカード用フレームであって、 前記平面コイルが、コイルの内側と外側に対して同一側
    に位置する半導体素子の電極端子が各々電気的に接続さ
    れるコイルの内側に形成される内側端子と、コイルの外
    側に形成される外側端子とを具備することを特徴とする
    ICカード用フレーム。
  15. 【請求項15】 前記平面コイルに半導体素子を搭載す
    る凹部が形成されていることを特徴とする請求項14記
    載のICカード用フレーム。
  16. 【請求項16】 平面コイルに形成された凹部が、平面
    コイルを形成する導線を曲折して形成されている請求項
    15記載のICカード用フレーム。
  17. 【請求項17】 平面コイルに形成された凹部が、前記
    平面コイルを形成する導線の途中に潰し加工が施されて
    形成されていることを特徴とする請求項15記載のIC
    カード用フレーム。
  18. 【請求項18】 前記内側端子と外側端子の一方の端子
    が、端子面内に前記半導体素子を搭載する搭載部として
    形成されていることを特徴とする請求項14記載のIC
    カード用フレーム。
  19. 【請求項19】 前記搭載部が導線に潰し加工を施して
    導線よりも幅広の凹部に形成され、 一方の端子と他方の端子との中間を通る導線の、他方の
    端子と半導体素子の電極端子とを接続するボンディング
    ワイヤが横切る部位に通し凹部が設けられていることを
    特徴とする請求項18記載のICカード用フレーム。
  20. 【請求項20】 前記通し凹部の少なくともボンディン
    グワイヤが通過する内面部分が電気的絶縁性材により被
    覆されていることを特徴とする請求項19記載のICカ
    ード用フレーム。
  21. 【請求項21】 前記内側端子と外側端子とで挟まれた
    中間を通る1本の導線の中途部分が導線面内に半導体素
    子を搭載する搭載部として形成されていることを特徴と
    する請求項14記載のICカード用フレーム。
  22. 【請求項22】 前記搭載部が導線に潰し加工を施して
    導線よりも幅広の凹部に形成され、搭載部と一方の端子
    に挟まれた中間を通る導線、および搭載部と他方の端子
    に挟まれた中間を通る導線のボンディングワイヤが横切
    る部位に通し凹部が設けられていることを特徴とする請
    求項21記載のICカード用フレーム。
  23. 【請求項23】 平行な二本のレールの間に、同一形状
    の平面コイルがレールの長手方向に複数個数連設されて
    いる請求項14〜22のいずれか一項記載のICカード
    用フレーム。
  24. 【請求項24】 平面コイルを形成する導線のうち、最
    外周の導線が他の導線よりも太く形成されている請求項
    23記載のICカード用フレーム。
  25. 【請求項25】 隣接する平面コイルの最外周の導線が
    連結部により連結されている請求項23または24記載
    のICカード用フレーム。
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