JPH11331870A - デジタル画像の色差データ記憶装置 - Google Patents

デジタル画像の色差データ記憶装置

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JPH11331870A
JPH11331870A JP10155354A JP15535498A JPH11331870A JP H11331870 A JPH11331870 A JP H11331870A JP 10155354 A JP10155354 A JP 10155354A JP 15535498 A JP15535498 A JP 15535498A JP H11331870 A JPH11331870 A JP H11331870A
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JP
Japan
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color difference
data
difference data
memory
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JP10155354A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kubo
雄一 久保
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Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル画像フレームを構成する複数画素の
色差データを当該画素の走査順に並べた色差データ列と
してメモリに入出力する色差データ記憶装置において、
メモリに記憶させる色差データのデータ量を減少させ
る。 【解決手段】 例えばデジタル画像処理端末に備えられ
たメモリ制御回路部5を包含したデータ変換回路部4で
は、入力処理回路部1から入力された色差データ列をク
ロマデータ用メモリ3に入力する場合に、符号削除手段
が記憶対象となる色差データ列の色差データ中に含まれ
る正負の符号を削除し、書込手段が符号を削除した色差
データをメモリ3に書き込み、管理手段が色差データ中
から削除した符号の種類と当該色差データを書き込んだ
メモリアドレス位置とを対応させて管理する。一方、色
差データの出力処理では、読出手段がメモリ3に記憶さ
れた色差データを読み出し、符号付加手段が読み出した
各色差データに管理手段の管理内容に基づいて元の符号
を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像フレ
ームを構成する複数画素の色差データをメモリに入出力
するデジタル画像の色差データ記憶装置に関し、特に、
メモリに記憶させる色差データのデータ量を減少させる
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばNTSC方式といったカラーテレ
ビジョン信号の伝送方式では、画像フレームを構成する
複数の画素を走査して、各画素に対応した輝度信号と色
信号とを多重化して同期信号等と共に伝送することが行
われている。ここで、一般にカラーテレビジョンでは3
原色の情報を伝送する必要があるため、例えば上記した
色信号としては2種類の色差信号が用いられており、両
色差信号で色副搬送波を直角2相変調して輝度信号と多
重化することにより映像信号を生成して伝送することが
行われている。
【0003】図4には、例えば上記のような映像信号を
デジタル画像データとして処理するデジタル画像処理端
末に備えられた画像データ処理・保存部の構成例を示し
てあり、同図を用いて当該画像データ処理・保存部に備
えられた各部21〜26の構成や動作を説明する。入力
処理回路部21は、例えば外部から映像信号を入力し
て、入力した映像信号をデジタル化した輝度データとク
ロマデータに変換する機能を有しており、変換した両デ
ータをメモリ制御回路部24へ出力する機能を有してい
る。
【0004】ここで、輝度データは映像信号中の輝度信
号から得られる輝度のデータであり、また、クロマデー
タは映像信号中の色信号から得られる色のデータであ
り、例えば上記したように色信号として2種類の色差信
号が用いられている場合には、これら2種類の色差のデ
ータ(色差データ)がクロマデータとして得られる。ま
た、一般に、入力処理回路部21では色副搬送波の逓倍
の周波数に同期して上記した輝度データやクロマデータ
を映像信号から抽出することが行われており、例えば色
副搬送波の4倍の周波数(4FSC)に同期して抽出処
理が行われた場合に得られる両データの一例を概念的に
図5に示す。
【0005】同図に示されるように輝度データY
(n)、Y(n+1)、・・・やクロマデータCr
(n)、Cb(n)、・・・は色副搬送波の4倍の周波
数に同期して順次映像信号から抽出されており、時間軸
tに沿った輝度データやクロマデータの並び順序は、当
該映像信号により伝送された画像フレームを構成する複
数画素の走査順序と対応している。
【0006】また、このような抽出の仕方ではクロマデ
ータは一般に2種類の色差データに交互に時分割され、
具体例として上記図5では、Cr(n)や−Cr(n+
1)等といった一方の色差データとCb(n)や−Cb
(n+1)等といった他方の色差データとに交互に時分
割されている。また、同図に示されるように、例えばC
r(n)とCb(n)や−Cr(n+1)と−Cb(n
+1)等のように隣接した同符号の2種類の色差データ
を一組のクロマデータとすると、この色差データの組と
しては、一般に正の値或いはゼロ値を有したもの(Cr
(n)及びCb(n)等)と負の値を有したもの(−C
r(n+1)及び−Cb(n+1)等)とが交互に得ら
れる。
【0007】輝度データ用メモリ22は上記のようにし
て得られた輝度データの列を記憶するメモリから構成さ
れており、また、クロマデータ用メモリ23は上記のよ
うにして得られた色差データの列を記憶するメモリから
構成されており、これらのメモリ22、23はメモリ制
御回路部24により制御される。
【0008】すなわち、メモリ制御回路部24は、輝度
データ用メモリ22やクロマデータ用メモリ23に対し
てデータを読み書きする機能を有しており、具体的に
は、例えば入力処理回路部21から入力された輝度デー
タを輝度データ用メモリ22に対して読み書きする処理
や、入力処理回路部21から入力された色差データをク
ロマデータ用メモリ23に対して読み書きする処理や、
これらのメモリ22、23から読み出した輝度データや
色差データを画像処理回路部25へ出力する処理や、ま
た、例えば輝度データや色差データをメモリ22、23
に記憶させる必要がない場合に入力処理回路部21から
入力された両データを直接的に画像処理回路部25へ出
力する処理等を行う機能を有している。
【0009】ここで、上記のようにクロマデータとして
得られた色差データは例えば2進数のビット列としてク
ロマデータ用メモリ23に記憶され、図6には、このよ
うなビット列の一例として、例えば色差データを8ビッ
トオフセットバイナリの2進数で表示した場合の値と当
該色差データを10進数で表示した場合の値とを対応さ
せた対応テーブルQを示してある。
【0010】同図の対応テーブルQに示されるように、
例えば10進数表示で”−128”から”+127”ま
での値をとる色差データは、8ビットオフセットバイナ
リではそれぞれ”00000000”から”11111
111”までの値で表される。このようにクロマデータ
用メモリ23に記憶される各色差データは正或いは負の
符号を有しており、例えば8ビットオフセットバイナリ
では最上位ビット(MSB)が正負の符号の種類を表し
ている。すなわち、上記図6に示した例では、最上位ビ
ットが”1”である場合には正の符号を表す一方、最上
位ビットが”0”である場合には負の符号を表してい
る。なお、この例では、色差データが10進数表示で”
0”となる場合を正の符号となる場合に含めた。
【0011】画像処理回路部25は、メモリ制御回路部
24から入力された輝度データや色差データを処理する
機能を有しており、例えば両データを処理することによ
り両データから構成されるデジタル画像データの画質を
調整すること等を行う。主制御回路部26は、以上に示
した各構成部21〜25により行われる各種の処理を制
御等する機能を有しており、これにより、当該画像デー
タ処理・保存部における処理を全体的に制御することを
行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上記のようなデジタル画像処理端末における色差データ
の記憶処理では、クロマデータ用メモリ23に記憶され
たデータから元の正負の符号を有した色差データを再生
することを行うためには、上記したように色差データ中
に含まれる正負の符号のデータをも絶対値のデータと共
にクロマデータ用メモリ23に記憶させる必要があった
ため、クロマデータ用メモリ23として確保しなければ
ならないメモリ容量が大きくなってしまうといった不具
合があった。
【0013】また、こうしたことから、例えば上記のよ
うなデジタル画像処理端末に備えられるメモリの容量が
総じて大きくなってしまうといった問題が生じ易く、こ
うした問題は、例えば画像データを構成する輝度データ
や色差データ以外に他の種類のデータを記憶させるメモ
リ容量を備える必要がある場合において特に顕著であっ
た。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、デジタル画像フレームを構成
する複数画素の色差データを当該画素の走査順に並べた
色差データ列としてメモリに入出力するに際して、メモ
リに記憶させる色差データのデータ量を減少させること
ができるデジタル画像の色差データ記憶装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】更に具体的には、本発明に係るデジタル画
像の色差データ記憶装置では、色差データ中に含まれる
正負の符号のデータをメモリに記憶させることなく、当
該メモリに記憶されたデータから元の符号を有した色差
データを再生することを行い、これにより、メモリの大
容量化を回避することやメモリ容量を効率的に利用する
ことを実現する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るデジタル画像の色差データ記憶装置で
は、次のようにして、デジタル画像フレームを構成する
複数画素の色差データを当該画素の走査順に並べた色差
データ列としてメモリに入出力する。すなわち、色差デ
ータ列を記憶するメモリに色差データを入力する場合に
は、例えば、符号削除手段が記憶対象となる色差データ
列の色差データ中に含まれる正負の符号を削除して、書
込手段が符号削除手段により符号を削除した色差データ
をメモリに書き込み、管理手段が符号削除手段により色
差データ中から削除した符号の種類と書込手段により当
該色差データを書き込んだメモリアドレス位置とを対応
させて管理する。一方、メモリから色差データを出力す
る場合には、例えば、読出手段がメモリに記憶された色
差データを読み出し、符号付加手段が読出手段により読
み出した各色差データに管理手段の管理内容に基づいて
元の符号を付加する。
【0017】従って、色差データ列を記憶するメモリに
記憶させる色差データのデータ量を正負の符号の分だけ
減少させることができ、これにより、例えば当該メモリ
を比較的小さな容量で構成することができる。また、例
えば従来と同一の容量のメモリが用いられた場合には、
本発明では、上記のように従来の装置に比べて色差デー
タを記憶させるために必要なメモリ容量を低減させるこ
とができるため、メモリの容量を効率よく利用すること
ができる。なお、このようにメモリに記憶させる色差デ
ータのデータ量を減少させることにより使用可能なメモ
リ容量が余った場合には、こうした容量を用いて色差デ
ータ以外のデータを記憶させることを行うこともでき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1実施例を図面を
参照して説明する。図1には、本発明を適用したデジタ
ル画像処理端末に備えられた画像データ処理・保存部の
一構成例を示してあり、この画像データ処理・保存部に
は、例えば上記図4に示した画像データ処理・保存部に
備えられたものと同様な入力処理回路部1や輝度データ
用メモリ2や画像処理回路部6と、本発明に係るデジタ
ル画像の色差データ記憶装置を構成するクロマデータ用
メモリ3やデータ変換回路部4やメモリ制御回路部5
と、これら各構成部1〜6を全体的に制御する機能を有
した主制御回路部7とが備えられている。
【0019】ここで、本例では、上記したように入力処
理回路部1や輝度データ用メモリ2や画像処理回路部6
の構成や動作については上記図4に示したものと同様で
あるため詳しい説明を省略し、以下では、本発明に係る
色差データ記憶装置を構成する各部3〜5の構成や動作
について詳しく説明する。
【0020】なお、本例では、上記図4に示した場合と
同様に、入力処理回路部1がNTSC方式による映像信
号を入力して、入力した映像信号を色副搬送波の4倍の
周波数に同期してデジタル化することにより当該映像信
号から輝度データやクロマデータを抽出することが行わ
れる場合を示し、本例では、例えば上記図5に示したも
のと同様な輝度データの列及び色差データの列が入力処
理回路部1からデータ変換回路部4へ出力される。ま
た、本例では、例えば上記図6に示したように、クロマ
データとして得られる色差データが8ビットオフセット
バイナリのビット列として処理される場合を示す。
【0021】クロマデータ用メモリ3は、色差データの
列を記憶するメモリから構成されており、本例では、例
えば読み書き自在なRAM等から構成されている。な
お、色差データ列を記憶するメモリとしては種々なもの
が用いられてもよく、また、このメモリとしては必ずし
も別個なメモリが用いられる態様ばかりでなく、例えば
1つのメモリの記憶領域を複数の領域に分割して、分割
した各領域を輝度データメモリ2やクロマデータメモリ
3等に割り当てて用いる態様を実施することもできる。
【0022】データ変換回路部4は、例えば輝度データ
用メモリ2やクロマデータ用メモリ3に対してデータを
読み書きする機能を有したメモリ制御回路部5を包含し
ており、当該メモリ制御回路部5を制御することにより
輝度データ用メモリ2やクロマデータ用メモリ3へのデ
ータの読み書きを行う機能を有している。
【0023】また、本例のデータ変換回路部4では、上
記のような機能を用いて入力処理回路部1から入力され
た色差データの列をクロマデータ用メモリ3に入力する
場合に、記憶対象となる色差データ列の色差データ中に
含まれる正負の符号を削除して、符号を削除した色差デ
ータをクロマデータ用メモリ3に書き込み、このように
して色差データ中から削除した符号の種類と当該色差デ
ータを書き込んだメモリアドレス位置とを対応させて管
理する処理を行う機能を有している。一例として、本例
のデータ変換回路部4では、入力処理回路部1から入力
された8ビットの色差データ中の最上位ビットを符号デ
ータとして削除することが行われ、当該色差データを7
ビットのデータとしてクロマデータ用メモリ3に書き込
むことが行われる。
【0024】本例では、上記のようにしてデータ変換回
路部4が色差データ中に含まれる正負の符号を削除する
ことにより、記憶対象となる色差データ列の色差データ
中に含まれる正負の符号を削除する符号削除手段が構成
され、また、データ変換回路部4がメモリ制御回路部5
を制御して符号を削除した色差データをクロマデータ用
メモリ3に書き込むことにより、符号削除手段により符
号を削除した色差データをメモリに書き込む書込手段が
構成され、また、データ変換回路部4が上記のように削
除した符号の種類とメモリアドレス位置とを対応させて
管理することにより、符号削除手段により色差データ中
から削除した符号の種類と書込手段により当該色差デー
タを書き込んだメモリアドレス位置とを対応させて管理
する管理手段が構成されている。
【0025】ここで、上記のようなデータ変換回路部4
により行われる色差データの書き込み処理を図2を用い
て更に具体的に説明する。同図に示されるように、本例
の入力処理回路部1からデータ変換回路部4へ入力され
る色差データ列では、デジタル画像フレームを構成する
複数画素の色差データが当該画素の走査順に並んでお
り、例えば上記図5に示した場合と同様に、隣接した同
符号の2種類の色差データを一組のクロマデータとする
と、この色差データの組として正の値或いはゼロ値を有
したもの(Cr(n)及びCb(n)等)と負の値を有
したもの(−Cr(n+1)及び−Cb(n+1)等)
とが交互に並んでいる。
【0026】また、本例のデータ変換回路部4には上記
した輝度データや色差データと共に入力処理回路部1か
ら水平同期信号が入力され、本例のデータ変換回路部4
では、入力された水平同期信号を基準として所定のタイ
ミングT1、T2、T3、T4、T5、・・・で色差デ
ータ列中の各色差データCr(n)、Cb(n)、・・
・をクロマデータ用メモリ3に書き込む処理が行われ
る。なお、水平同期信号は、例えばNTSC方式におい
て輝度信号や色信号と共に入力処理回路部1に入力され
るパルス信号であり、輝度信号等の同期をとるための信
号である。
【0027】本例のように、色副搬送波の4倍の周波数
に同期してデジタル化を行った場合に水平同期信号を時
間軸tの基準として用いると、例えば記憶対象となるデ
ジタル画像データ(例えば上記図2に示した画像Aや画
像B)の被写体の内容によらず、色差データ列中の色差
データの正負の符号の種類は時間軸t上の時刻に依存し
て一定に定まる。
【0028】このため、本例では水平同期信号に対して
上記した一定のタイミングT1、T2、・・・で色差デ
ータをクロマデータ用メモリ3へ書き込むことにより、
クロマデータ用メモリ3に記憶させる色差データ列中の
色差データの正負の符号を規則的に並べることができ
る。すなわち、本例では、例えば隣接した同符号の2種
類の色差データを一組のクロマデータとすれば、この色
差データの組として正の符号を有したもの(本例では上
記図6に示した場合と同様にゼロ値も含む)と負の符号
を有したものとを交互にクロマデータ用メモリ3に書き
込むことができる。
【0029】こうしたことから、本例のデータ変換回路
部4では、例えば隣接した同符号の2種類の色差データ
を組として、当該色差データの組毎にクロマデータ用メ
モリ3の連続したメモリアドレス位置に書き込み処理を
行うことにより、例えばメモリアドレス位置が偶数番目
の組となる位置には正符号の色差データ(Cr(n)及
びCb(n)等)を書き込む一方、メモリアドレス位置
が奇数番目の組となる位置には負符号の色差データ(−
Cr(n+1)及び−Cb(n+1)等)を書き込むこ
とができる。この場合、データ変換回路部4では、一例
として、色差データを記憶させた先頭のメモリアドレス
位置に対応した符号の種類を管理することで全てのメモ
リアドレス位置に対応した符号の種類を管理することが
できる。なお、上記と同様に、例えば正符号と奇数番目
の組のメモリアドレス位置とを対応させる一方、負符号
と偶数番目の組のメモリアドレス位置とを対応させるこ
ともできる。
【0030】このように、本例のデータ変換回路部4で
は、色差データ中に含まれる正負の符号の種類をメモリ
アドレス位置と対応させて管理することを簡易に行うこ
とができるため、上記したように正負の符号を削除した
色差データをクロマデータ用メモリ3に書き込む一方、
当該クロマデータ用メモリ3に記憶されたデータから元
の符号を有した色差データを再生することを効率よく行
うことができる。
【0031】すなわち、本例のデータ変換回路部4で
は、メモリ制御回路部5を制御してクロマデータ用メモ
リ3から色差データの列を出力する場合に、クロマデー
タ用メモリ3に記憶された色差データ(すなわち、正負
の符号が削除された絶対値のみのデータ)を読み出し
て、読み出した各色差データに上記のような管理の内容
に基づいて元の符号を付加する処理を行う機能を有して
いる。一例として、本例のデータ変換回路部4では、ク
ロマデータ用メモリ3から符号が削除された7ビットの
色差データを読み出して、読み出した色差データに当該
色差データを読み出したメモリアドレス位置に対応した
正或いは負の符号を最上位ビットとして付加することに
より、元の8ビットの色差データを再生して画像処理回
路部6へ出力することが行われる。
【0032】本例では、このようにデータ変換回路部4
がメモリ制御回路部5を制御してクロマデータ用メモリ
3に記憶された色差データを読み出すことにより、メモ
リに記憶された色差データを読み出す読出手段が構成さ
れ、また、データ変換回路部4が読み出した各色差デー
タに管理内容に基づいて元の符号を付加することによ
り、読出手段により読み出した各色差データに前記管理
手段の管理内容に基づいて元の符号を付加する符号付加
手段が構成されている。
【0033】以上のように、本例のクロマデータ用メモ
リ3やデータ変換回路部4やメモリ制御回路部5から構
成されるデジタル画像の色差データ記憶装置では、クロ
マデータ用メモリ3に記憶させる色差データのデータ量
を正負の符号の分だけ減少させることができ、これによ
り、例えば当該メモリ3を比較的小さな容量で構成する
ことができる。また、例えばクロマデータ用メモリ3と
して上記図4に示した従来例の構成の場合と同じ容量の
メモリが用いられた場合には、本例では、色差データの
記憶に要する容量を低減させることができるため、クロ
マデータ用メモリ3のメモリ容量を効率的に利用するこ
とができる。
【0034】例えば、色差データ中に含まれる正負の符
号を規定するビット数が1ビットである場合に、当該符
号のデータを含んだ色差データのビット数(単位クロマ
データ量)をZビットとし、クロマデータ用メモリ3に
記憶させる色差データの個数をP個とすると、これらP
個の色差データをクロマデータ用メモリ3に記憶させる
ためには、従来では式1で示されるXビットのメモリ容
量が必要であったが、本発明を用いることにより、必要
となるメモリ容量を式2で示されるYビットに減少させ
ることができる。
【0035】
【数1】
【0036】
【数2】
【0037】一例として、正負の符号を含んだ色差デー
タのビット数Zが”8”であり、クロマデータ用メモリ
3に記憶させる色差データの個数Pが”104857
6”個である場合には、従来では上記式1により838
8608ビット(1Mbyte)のメモリ容量が必要で
あったが、本発明を適用した場合には上記式2により必
要なメモリ容量を7340032ビットに減少させるこ
とができ、非常に大きなメモリ容量を節約することがで
きる。
【0038】なお、本発明では、上記した色差データを
メモリへ読み書き等する処理を行う符号削除手段や書込
手段や管理手段や読出手段や符号付加手段の構成として
は特に限定はなく、例えば当該処理を実行するための各
機能手段がCPU等といったプロセッサやメモリ等を備
えたハードウエア資源においてプロセッサが制御プログ
ラムを実行することにより構成されてもよく、また、例
えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハ
ードウエア回路として構成されてもよい。
【0039】次に、本発明に係る第2実施例を図3を参
照して説明する。図3には、本発明を適用したデジタル
画像処理端末に備えられた画像データ処理・保存部の他
の構成例を示してあり、この画像データ処理・保存部に
は、例えば上記第1実施例の図1で示した画像データ処
理・保存部に備えられたものと同様な入力処理回路部1
1や輝度データ用メモリ12や画像処理回路部17と、
本発明に係るデジタル画像の色差データ記憶装置を構成
するクロマデータ用メモリ13やデータ変換回路部14
やメモリ制御回路部15やデータ保持回路部16と、こ
れら各構成部11〜17を全体的に制御する機能を有し
た主制御回路部18とが備えられている。
【0040】ここで、本例では、上記したように入力処
理回路部11や輝度データ用メモリ12や画像処理回路
部17の構成や動作については上記図1に示したものと
同様であるため詳しい説明を省略し、以下では、本発明
に係る色差データ記憶装置を構成する各部13〜16の
構成や動作について詳しく説明する。なお、本例におい
ても、上記第1実施例の場合と同様に、入力処理回路部
11がNTSC方式による映像信号を色副搬送波の4倍
の周波数に同期してデジタル化するものとし、このよう
にして得られる色差データが8ビットオフセットバイナ
リのビット列として処理される場合を示す。
【0041】本例のクロマデータ用メモリ13は、例え
ばバス幅が8ビットであるメモリから構成されており、
本例では、このクロマデータ用メモリ13へのデータの
入出力は8ビット分のデータを単位として行われる。ま
た、本例では、色差データ中から符号を削除することに
より余ったメモリ容量を色差データ以外のデータを記憶
させるために用いることを行う。
【0042】本例のデータ変換回路部14は、例えば上
記第1実施例の場合と同様に、輝度データ用メモリ12
やクロマデータ用メモリ13へのデータの読み書き処理
を実行するための機能を有したメモリ制御回路部5を包
含しており、上記第1実施例の場合とほぼ同様な処理を
行う機能を有しているが、本例のデータ変換回路部14
では、データ保持回路部16を制御して色差データをク
ロマデータ用メモリ13に対して読み書きすることが行
われる。
【0043】すなわち、本例のデータ変換回路部14で
は、入力処理回路部11から入力された色差データの列
をクロマデータ用メモリ13に入力する場合に、符号削
除手段が記憶対象となる色差データ列の色差データ中に
含まれる正負の符号を削除し、書込手段が符号を削除し
た色差データをデータ保持回路部16へ出力することに
より当該データ保持回路部16を介して当該色差データ
をクロマデータ用メモリ13に書き込み、管理手段が上
記のようにして色差データ中から削除した符号の種類と
当該色差データを書き込んだメモリアドレス位置とを対
応させて管理する機能を有している。
【0044】また、本例のデータ変換回路部14では、
クロマデータ用メモリ13から色差データの列を出力す
る場合に、読出手段がクロマデータ用メモリ13に記憶
された色差データをデータ保持回路部16を介して読み
出し、符号付加手段が読み出した各色差データに前記管
理手段の管理内容に基づいて元の符号を付加する機能を
有している。
【0045】データ保持回路部16は、例えばデータ変
換回路部14の制御により当該データ変換回路部14か
ら入力された7ビットの色差データをクロマデータ用メ
モリ13に書き込むことを行い、また、データ変換回路
部14の制御によりクロマデータ用メモリ13に記憶さ
れた7ビットの色差データを読み出して、読み出した色
差データをデータ変換回路部14へ出力することを行う
機能を有している。
【0046】また、本例のデータ保持回路部16は、例
えば外部から色差データ以外のデータ(他のデータ)を
1ビット単位で入力して、入力した他のデータをクロマ
データ用メモリ13に対して読み書きする機能を有して
いる。本例では、後述するように、他のデータのクロマ
データ用メモリ13への読み書き処理は、色差データ中
から符号に対応した最上位ビットを削除することにより
余ったメモリ容量を用いて行われる。
【0047】ここで、本例のデータ保持回路部16にお
いて行われるクロマデータ用メモリ13へのデータの読
み書き処理の一例を具体的に説明する。例えばデータ変
換回路部14から入力された7ビットの色差データをク
ロマデータ用メモリ13に書き込む場合には、データ保
持回路部16では、当該色差データを書き込むための1
単位となる8ビット分のメモリ領域に記憶されているデ
ータをクロマデータ用メモリ13から読み出して、読み
出した8ビット中の最上位ビットのデータを保持し、保
持したビットデータを書き込み対象の7ビットのデータ
に最上位ビットとして付加することにより生成した8ビ
ットのデータをクロマデータ用メモリ13に書き込むこ
とを行う。
【0048】また、例えば外部(例えば他のデータの処
理を行う処理部等)から入力された他のデータをクロマ
データ用メモリ13に書き込む場合には、データ保持回
路部16では、当該他のデータを書き込むための1単位
となる8ビット分のメモリ領域に記憶されているデータ
をクロマデータ用メモリ13から読み出して、読み出し
た8ビット中の最上位ビット以外の7ビットのデータを
保持し、保持した7ビットのデータに書き込み対象の他
の1ビットのデータを最上位ビットとして付加すること
により生成した8ビットのデータをクロマデータ用メモ
リ13に書き込むことを行う。
【0049】また、例えばクロマデータ用メモリ13に
記憶されている7ビットの色差データを読み出す場合に
は、データ保持回路部16では、当該色差データを読み
出すための1単位となる8ビット分のメモリ領域に記憶
されているデータをクロマデータ用メモリ13から読み
出して、読み出した8ビット中の最上位ビット以外の7
ビットのデータをデータ変換回路部14へ出力すること
を行う。なお、この場合には、データ変換回路部14で
は、例えばデータ保持回路部16から入力された7ビッ
トのデータに元の符号を付加することにより再生した8
ビットの色差データを画像処理回路部17へ出力するこ
とが行われる。
【0050】また、例えばクロマデータ用メモリ13に
記憶されている他のデータを読み出す場合には、データ
保持回路部16では、当該他のデータを読み出すための
1単位となる8ビット分のメモリ領域に記憶されている
データをクロマデータ用メモリ13から読み出して、読
み出した8ビット中の最上位ビットのデータを他のデー
タとして外部へ出力することを行う。
【0051】なお、色差データと共にクロマデータ用メ
モリ13に記憶させる他のデータとしてはどのような種
類のデータが用いられてもよく、例えば他のデータが複
数ビットから構成されている場合には、本例では当該他
のデータを1ビット毎に区切ることにより7ビットの色
差データと共にクロマデータ用メモリ13に保存するこ
とができる。
【0052】以上のように、本例に係るデジタル画像の
色差データ記憶装置では、上記第1実施例の場合と同様
にクロマデータ用メモリ13に記憶させる色差データの
データ量を正負の符号の分だけ減少させることができ、
これにより、余ったメモリ容量を用いて他のデータを記
憶させることができる。このように、本例においても、
上記第1実施例の場合と同様に、メモリ容量を有効に利
用することを実現することができる。なお、本例におい
ても、上記第1実施例の場合と同様に、色差データをメ
モリへ読み書き等する処理を行う符号削除手段や書込手
段や管理手段や読出手段や符号付加手段の構成として
は、どのような構成が用いられてもよい。
【0053】ここで、上記した第1実施例及び第2実施
例では、隣接した同符号の2種類の色差データ(Cr及
びCb)を組として、色差データ列をクロマデータ用メ
モリに記憶させた場合を示したが、必ずしもこのような
態様が用いられなくともよく、要は、各色差データ中か
ら削除した符号の種類と当該色差データを書き込んだメ
モリアドレス位置とを対応させることができる構成であ
れば、例えば各種類毎の色差データがそれぞれ別々にク
ロマデータ用メモリに記憶される態様が用いられてもよ
い。
【0054】また、色差データ中から削除した符号の種
類と当該色差データを書き込んだメモリアドレス位置と
を対応させて管理する仕方としては、例えば上記第1実
施例や第2実施例で示したように色差データを記憶させ
る先頭のメモリアドレス位置に対応した符号の種類のみ
を管理するといった構成を用いれば管理のために必要な
データ量を少なくすることができて好ましいが、本発明
では、必ずしもこのような管理の仕方に限られず、種々
な管理の仕方が実施されてもよい。
【0055】また、上記した第1実施例や第2実施例で
は、好ましい態様として、映像信号を色副搬送波の4倍
の周波数に同期してデジタル化することや、水平同期信
号を用いて色差データの書き込み処理を実行することを
行ったが、本発明では、必ずしもこのような態様が用い
られなくともよく、要は、色差データ中から正負の符号
を削除することによりメモリに記憶させる色差データの
データ量を減少させるとともに、メモリに記憶されたデ
ータから元の符号を有した色差データを再生することが
できるような構成であれば、どのような処理や装置の構
成が用いられてもよい。
【0056】例えば上記した第1実施例や第2実施例で
は、記憶対象となる色差データ列中の隣接した同符号の
2種類の色差データを組とした場合に正符号の色差デー
タの組と負符号の色差データの組とが交互に並んでいる
構成を用いたため、色差データ中から削除した符号の種
類と当該色差データを書き込んだメモリアドレス位置と
を対応させて管理することを非常に簡易に行うことがで
きたが、このような符号の順序で色差データが並んでい
ない場合においても、例えば或る程度の規則性をもって
正或いは負の符号を有した色差データが並んでいるよう
な場合には、その規則性の程度に応じて色差データから
削除した符号の種類とメモリアドレス位置との対応を簡
易に管理することができる。
【0057】また、例えば上記した第1実施例や第2実
施例では、映像信号としてNTSC方式による信号が用
いられた場合を示したが、必ずしもこのような方式によ
る信号が用いられなくともよく、本発明に係るデジタル
画像の色差データ記憶装置により処理される色差データ
としては、種々な方式によるデータが用いられてもよ
い。
【0058】また、本発明に係るデジタル画像の色差デ
ータ記憶装置が適用される装置としては、必ずしも上記
した第1実施例や第2実施例に示したようなデジタル画
像処理端末に限られることなく、要は、デジタル画像フ
レームを構成する複数画素の色差データを当該画素の走
査順に並べた色差データ列としてメモリに入出力する処
理を行う装置であれば、どのような装置に本発明が適用
されてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデジ
タル画像の色差データ記憶装置によると、デジタル画像
フレームを構成する複数画素の色差データを当該画素の
走査順に並べた色差データ列としてメモリに入出力する
に際して、例えば色差データの入力処理では、符号を削
除した色差データをメモリに書き込み、色差データ中か
ら削除した符号の種類と当該色差データを書き込んだメ
モリアドレス位置とを対応させて管理する一方、例えば
色差データの出力処理では、メモリに記憶された色差デ
ータを読み出して、読み出した各色差データに上記した
管理の内容に基づいて元の符号を付加するようにしたた
め、メモリに記憶させる色差データのデータ量を正負の
符号の分減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るデジタル画像の色差
データ記憶装置を説明するための図である。
【図2】色差データの書き込み処理を説明するための図
である。
【図3】本発明の第2実施例に係るデジタル画像の色差
データ記憶装置を説明するための図である。
【図4】従来例に係るデジタル画像処理端末の構成例を
説明するための図である。
【図5】輝度データの列や色差データの列の一例を説明
するための図である。
【図6】色差データを8ビットオフセットバイナリで表
示した値と10進数で表示した値とを対応させた対応テ
ーブルを示す図である。
【符号の説明】
1、11・・入力処理回路部、 2、12・・輝度デー
タ用メモリ、3、13・・クロマデータ用メモリ、
4、14・・データ変換回路部、5、15・・メモリ制
御回路部、 6、17・・画像処理回路部、7、18・
・主制御回路部、 16・・データ保持回路部、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像フレームを構成する複数画
    素の色差データを当該画素の走査順に並べた色差データ
    列としてメモリに入出力するデジタル画像の色差データ
    記憶装置において、 色差データ列を記憶するメモリと、 記憶対象となる色差データ列の色差データ中に含まれる
    正負の符号を削除する符号削除手段と、 符号削除手段により符号を削除した色差データをメモリ
    に書き込む書込手段と、 符号削除手段により色差データ中から削除した符号の種
    類と書込手段により当該色差データを書き込んだメモリ
    アドレス位置とを対応させて管理する管理手段と、 メモリに記憶された色差データを読み出す読出手段と、 読出手段により読み出した各色差データに管理手段の管
    理内容に基づいて元の符号を付加する符号付加手段と、 を備えたことを特徴とするデジタル画像の色差データ記
    憶装置。
JP10155354A 1998-05-20 1998-05-20 デジタル画像の色差データ記憶装置 Pending JPH11331870A (ja)

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