JPH11332839A - 電極異常検出回路 - Google Patents
電極異常検出回路Info
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- JPH11332839A JPH11332839A JP10144214A JP14421498A JPH11332839A JP H11332839 A JPH11332839 A JP H11332839A JP 10144214 A JP10144214 A JP 10144214A JP 14421498 A JP14421498 A JP 14421498A JP H11332839 A JPH11332839 A JP H11332839A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】心電図計測装置等における電極異常(電極外
れ)検出回路の構成を簡素化する。 【解決手段】生体に装着した2つの測定用電極を介して
入力される生体信号を計測する医療機器等における前記
測定電極の外れを検出する電極異常検出回路であって、
前記測定電極が正常に装着されている場合は、入力され
る生体信号S1,S2間に直流の電位差を発生させず、
前記測定電極が外れた場合に、入力される生体信号S
1,S2間に直流の電位差を発生させ増幅して出力する
差動入力増幅回路1と、前記測定電極が外れた場合の差
動入力増幅回路1の出力電圧により動作し、電極異常検
出信号を出力するトランジスタQ1を備えたトランジス
タ回路2とを有する。
れ)検出回路の構成を簡素化する。 【解決手段】生体に装着した2つの測定用電極を介して
入力される生体信号を計測する医療機器等における前記
測定電極の外れを検出する電極異常検出回路であって、
前記測定電極が正常に装着されている場合は、入力され
る生体信号S1,S2間に直流の電位差を発生させず、
前記測定電極が外れた場合に、入力される生体信号S
1,S2間に直流の電位差を発生させ増幅して出力する
差動入力増幅回路1と、前記測定電極が外れた場合の差
動入力増幅回路1の出力電圧により動作し、電極異常検
出信号を出力するトランジスタQ1を備えたトランジス
タ回路2とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体計測における
電極異常検出回路に関し、特に医療機器等の心電図計測
における電極異常検出回路に関する。
電極異常検出回路に関し、特に医療機器等の心電図計測
における電極異常検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電極異常検出回路は、医療機器に
よる心電図計測において、生体に装着された電極が生体
から外れたことを検出する目的で用いられている。図3
は、従来の電極異常検出回路の一例を示す回路図であ
る。差動入力増幅回路4は、電極からの2つの生体信号
を差動入力する。定電流出力回路5は、一方の生体信号
入力に接続される。差動入力増幅回路4の出力には帯域
通過フィルタ6が接続され、帯域通過フィルタ6の出力
にはトランジスタ回路7が接続され、電極異常(電極外
れ)検出信号出力を切換える。
よる心電図計測において、生体に装着された電極が生体
から外れたことを検出する目的で用いられている。図3
は、従来の電極異常検出回路の一例を示す回路図であ
る。差動入力増幅回路4は、電極からの2つの生体信号
を差動入力する。定電流出力回路5は、一方の生体信号
入力に接続される。差動入力増幅回路4の出力には帯域
通過フィルタ6が接続され、帯域通過フィルタ6の出力
にはトランジスタ回路7が接続され、電極異常(電極外
れ)検出信号出力を切換える。
【0003】次に、動作について説明する。まず、心電
図を計測する目的で生体表面に測定用電極が装着され
る。定電流出力回路5は、一方の生体信号入力に接続さ
れ、差動入力増幅回路4の入力の一方および測定用電極
を通して生体に微小な交流定電流を流す。
図を計測する目的で生体表面に測定用電極が装着され
る。定電流出力回路5は、一方の生体信号入力に接続さ
れ、差動入力増幅回路4の入力の一方および測定用電極
を通して生体に微小な交流定電流を流す。
【0004】生体表面に測定用電極が正常に装着されて
いるならば、微小な交流定電流は、もう一方の測定用電
極を通して生体信号とともに差動入力増幅回路4のもう
一方の入力に入力される。そして、微小な交流定電流
は、差動入力増幅回路4に対して同相、かつ、同程度の
振幅の入力となり、差動入力増幅回路4は生体信号のみ
を出力する。その結果、帯域通過フィルタ6には生体信
号のみが入力され、通過させる帯域(微小な交流定電流
の周波数帯域)の信号が入力されないので、帯域通過フ
ィルタ6の出力は、トランジスタ回路7の出力信号を切
換えることができない。従って、電極外れ検出信号は正
常のままとなる。
いるならば、微小な交流定電流は、もう一方の測定用電
極を通して生体信号とともに差動入力増幅回路4のもう
一方の入力に入力される。そして、微小な交流定電流
は、差動入力増幅回路4に対して同相、かつ、同程度の
振幅の入力となり、差動入力増幅回路4は生体信号のみ
を出力する。その結果、帯域通過フィルタ6には生体信
号のみが入力され、通過させる帯域(微小な交流定電流
の周波数帯域)の信号が入力されないので、帯域通過フ
ィルタ6の出力は、トランジスタ回路7の出力信号を切
換えることができない。従って、電極外れ検出信号は正
常のままとなる。
【0005】しかし、生体表面の測定用電極の一方また
は両方が外れた場合には、微小な交流定電流は差動入力
増幅回路4に対して差動入力となり、差動入力増幅回路
4は交流定電流を増幅した信号を出力する。その結果、
帯域通過フィルタ6には通過させる帯域の交流信号が入
力されるため、帯域通過フィルタ6の出力によりトラン
ジスタ回路7の出力信号が切換わる。従って、電極外れ
検出信号は異常となり、電極が外れたことを検出する。
は両方が外れた場合には、微小な交流定電流は差動入力
増幅回路4に対して差動入力となり、差動入力増幅回路
4は交流定電流を増幅した信号を出力する。その結果、
帯域通過フィルタ6には通過させる帯域の交流信号が入
力されるため、帯域通過フィルタ6の出力によりトラン
ジスタ回路7の出力信号が切換わる。従って、電極外れ
検出信号は異常となり、電極が外れたことを検出する。
【0006】以上説明した従来の技術の他に、例えば、
特開平4−96732号公報の電極外れ検出回路におい
ても、心電図計測時の電極外れを定電流回路やヒステリ
シスコンパレータを用いて検出することが記載されてい
る。
特開平4−96732号公報の電極外れ検出回路におい
ても、心電図計測時の電極外れを定電流回路やヒステリ
シスコンパレータを用いて検出することが記載されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、2つの電極による電極異常検出回路におい
て、交流の定電流出力回路,フィルタ回路,コンパレー
タ等を使用して電極外れを検出しているため、検出回路
の回路構成が複雑になるという問題がある。
おいては、2つの電極による電極異常検出回路におい
て、交流の定電流出力回路,フィルタ回路,コンパレー
タ等を使用して電極外れを検出しているため、検出回路
の回路構成が複雑になるという問題がある。
【0008】本発明は、回路構成を簡素化した電極異常
検出回路を提供することを目的とする。
検出回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の電極異常
検出回路は、生体に装着した測定用電極を介して入力さ
れる生体信号を計測する医療機器等における前記測定電
極の外れを検出する電極異常検出回路であって、前記測
定電極が正常に装着されている場合は、入力される生体
信号間に直流の電位差を発生させず、前記測定電極が外
れた場合に、入力される生体信号間に直流の電位差を発
生させることを特徴とする。
検出回路は、生体に装着した測定用電極を介して入力さ
れる生体信号を計測する医療機器等における前記測定電
極の外れを検出する電極異常検出回路であって、前記測
定電極が正常に装着されている場合は、入力される生体
信号間に直流の電位差を発生させず、前記測定電極が外
れた場合に、入力される生体信号間に直流の電位差を発
生させることを特徴とする。
【0010】本発明の第2の電極異常検出回路は、生体
に装着した測定用電極を介して入力される生体信号を計
測する医療機器等における前記測定電極の外れを検出す
る電極異常検出回路であって、前記測定電極が正常に装
着されている場合は、入力される生体信号間に直流の電
位差を発生させず、前記測定電極が外れた場合に、入力
される生体信号間に直流の電位差を発生させ増幅して出
力する差動入力増幅回路と、前記測定電極が外れた場合
の差動入力増幅回路の出力電圧により動作し、電極異常
検出信号を出力するトランジスタを備えたトランジスタ
回路とを有することを特徴とする。
に装着した測定用電極を介して入力される生体信号を計
測する医療機器等における前記測定電極の外れを検出す
る電極異常検出回路であって、前記測定電極が正常に装
着されている場合は、入力される生体信号間に直流の電
位差を発生させず、前記測定電極が外れた場合に、入力
される生体信号間に直流の電位差を発生させ増幅して出
力する差動入力増幅回路と、前記測定電極が外れた場合
の差動入力増幅回路の出力電圧により動作し、電極異常
検出信号を出力するトランジスタを備えたトランジスタ
回路とを有することを特徴とする。
【0011】本発明の第3の電極異常検出回路は、生体
に装着した測定用電極を介して入力される生体信号を計
測する医療機器等における前記測定電極の外れを検出す
る電極異常検出回路であって、前記測定電極が正常に装
着されている場合は、入力される生体信号間に直流の電
位差を発生させず、前記測定電極が外れた場合に、入力
される生体信号間に直流の電位差を発生させ増幅して出
力する差動入力増幅回路と、前記差動入力増幅回路の出
力電圧と判定用基準電圧とを比較することにより、前記
測定電極が外れた場合に電極異常検出信号を出力するコ
ンパレータを備えたコンパレータ回路とを有することを
特徴とする。
に装着した測定用電極を介して入力される生体信号を計
測する医療機器等における前記測定電極の外れを検出す
る電極異常検出回路であって、前記測定電極が正常に装
着されている場合は、入力される生体信号間に直流の電
位差を発生させず、前記測定電極が外れた場合に、入力
される生体信号間に直流の電位差を発生させ増幅して出
力する差動入力増幅回路と、前記差動入力増幅回路の出
力電圧と判定用基準電圧とを比較することにより、前記
測定電極が外れた場合に電極異常検出信号を出力するコ
ンパレータを備えたコンパレータ回路とを有することを
特徴とする。
【0012】本発明の第4の電極異常検出回路は、生体
に装着した測定用電極を介して入力される生体信号を計
測する医療機器等における前記測定電極の外れを検出す
る電極異常検出回路であって、一方の生体信号入力端子
に第1の直流電圧を接続し、他方の生体信号入力端子に
前記第1の直流電圧と電位差を有する第2の直流電圧を
接続することを特徴とする。
に装着した測定用電極を介して入力される生体信号を計
測する医療機器等における前記測定電極の外れを検出す
る電極異常検出回路であって、一方の生体信号入力端子
に第1の直流電圧を接続し、他方の生体信号入力端子に
前記第1の直流電圧と電位差を有する第2の直流電圧を
接続することを特徴とする。
【0013】本発明の第5の電極異常検出回路は、生体
信号が入力される差動入力増幅回路と前記差動入力増幅
回路の出力が入力されるトランジスタ回路とを備え、前
記差動入力増幅回路が、第1の抵抗を介した計測用基準
直流電圧と第2の抵抗を介した一方の生体信号入力端子
とが正極側入力端子に接続され、第3の抵抗を介した前
記計測用基準直流電圧と第4の抵抗を介した自身の出力
端子とが負極側入力端子に接続された第1の差動増幅器
と、第5の抵抗を介した直流電圧と第6の抵抗を介した
他方の生体信号入力端子とが正極側入力端子に接続さ
れ、第7の抵抗を介した前記第1の差動増幅器の出力端
子と第8の抵抗を介した自身の出力端子とが負極側入力
端子に接続された第2の差動増幅器とを有し、前記トラ
ンジスタ回路が、第9の抵抗を介した前記第2の差動増
幅器の出力端子がベースに接続され、地気と第10の抵
抗を介した前記ベースとがエミッタに接続され、第11
の抵抗を介した回路動作用電源電圧と電極異常検出信号
端子とがコレクタに接続されたトランジスタを有するこ
とを特徴とする。
信号が入力される差動入力増幅回路と前記差動入力増幅
回路の出力が入力されるトランジスタ回路とを備え、前
記差動入力増幅回路が、第1の抵抗を介した計測用基準
直流電圧と第2の抵抗を介した一方の生体信号入力端子
とが正極側入力端子に接続され、第3の抵抗を介した前
記計測用基準直流電圧と第4の抵抗を介した自身の出力
端子とが負極側入力端子に接続された第1の差動増幅器
と、第5の抵抗を介した直流電圧と第6の抵抗を介した
他方の生体信号入力端子とが正極側入力端子に接続さ
れ、第7の抵抗を介した前記第1の差動増幅器の出力端
子と第8の抵抗を介した自身の出力端子とが負極側入力
端子に接続された第2の差動増幅器とを有し、前記トラ
ンジスタ回路が、第9の抵抗を介した前記第2の差動増
幅器の出力端子がベースに接続され、地気と第10の抵
抗を介した前記ベースとがエミッタに接続され、第11
の抵抗を介した回路動作用電源電圧と電極異常検出信号
端子とがコレクタに接続されたトランジスタを有するこ
とを特徴とする。
【0014】本発明の第6の電極異常検出回路は、生体
信号が入力される差動入力増幅回路と前記差動入力増幅
回路の出力が入力されるコンパレータ回路とを備え、前
記差動入力増幅回路が、第1の抵抗を介した計測用基準
直流電圧と第2の抵抗を介した一方の生体信号入力端子
とが正極側入力端子に接続され、第3の抵抗を介した前
記計測用基準直流電圧と第4の抵抗を介した自身の出力
端子とが負極側入力端子に接続された第1の差動増幅器
と、第5の抵抗を介した直流電圧と第6の抵抗を介した
他方の生体信号入力端子とが正極側入力端子に接続さ
れ、第7の抵抗を介した前記第1の差動増幅器の出力端
子と第8の抵抗を介した自身の出力端子とが負極側入力
端子に接続された第2の差動増幅器とを有し、前記コン
パレータ回路が、前記第2の差動増幅器の出力端子が負
極側入力端子に接続され、第12の抵抗を介した回路動
作用電源電圧と第13の抵抗を介した前記計測用基準直
流電圧とを正極側入力端子に接続され、第14の抵抗を
介した前記回路動作用電源電圧と電極異常検出信号端子
とが出力端子に接続されたコンパレータを有することを
特徴とする。
信号が入力される差動入力増幅回路と前記差動入力増幅
回路の出力が入力されるコンパレータ回路とを備え、前
記差動入力増幅回路が、第1の抵抗を介した計測用基準
直流電圧と第2の抵抗を介した一方の生体信号入力端子
とが正極側入力端子に接続され、第3の抵抗を介した前
記計測用基準直流電圧と第4の抵抗を介した自身の出力
端子とが負極側入力端子に接続された第1の差動増幅器
と、第5の抵抗を介した直流電圧と第6の抵抗を介した
他方の生体信号入力端子とが正極側入力端子に接続さ
れ、第7の抵抗を介した前記第1の差動増幅器の出力端
子と第8の抵抗を介した自身の出力端子とが負極側入力
端子に接続された第2の差動増幅器とを有し、前記コン
パレータ回路が、前記第2の差動増幅器の出力端子が負
極側入力端子に接続され、第12の抵抗を介した回路動
作用電源電圧と第13の抵抗を介した前記計測用基準直
流電圧とを正極側入力端子に接続され、第14の抵抗を
介した前記回路動作用電源電圧と電極異常検出信号端子
とが出力端子に接続されたコンパレータを有することを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
回路図であり、直流電圧をバイアスした差動入力増幅回
路1と、差動入力増幅回路1の出力電圧により動作する
トランジスタ回路2とから構成される。
回路図であり、直流電圧をバイアスした差動入力増幅回
路1と、差動入力増幅回路1の出力電圧により動作する
トランジスタ回路2とから構成される。
【0017】差動入力増幅回路1において、生体信号S
1は、抵抗R1を介して計測用基準直流電圧V1に接続
され、差動増幅器IC1に入力されている。生体信号S
2は、抵抗R5を介して計測用基準直流電圧V1とは値
の異なる直流電圧V2に接続され、差動増幅器IC2に
入力されている。R2,R6は生体保護用抵抗である。
差動増幅器IC1およびIC2は、生体信号S1および
S2の差動成分を増幅させ、心電図波形端子およびトラ
ンジスタ回路2に生体信号を出力する。
1は、抵抗R1を介して計測用基準直流電圧V1に接続
され、差動増幅器IC1に入力されている。生体信号S
2は、抵抗R5を介して計測用基準直流電圧V1とは値
の異なる直流電圧V2に接続され、差動増幅器IC2に
入力されている。R2,R6は生体保護用抵抗である。
差動増幅器IC1およびIC2は、生体信号S1および
S2の差動成分を増幅させ、心電図波形端子およびトラ
ンジスタ回路2に生体信号を出力する。
【0018】トランジスタ回路2のトランジスタQ1
は、抵抗R9を介して差動増幅器IC2の出力に接続さ
れる。トランジスタQ1のコレクタには、抵抗R11を
介した回路動作用電源電圧Vccと電極異常検出信号端
子とが接続されいる。トランジスタQ1は、差動増幅器
IC2の出力電圧によりONまたはOFFし、その信号
を出力する。
は、抵抗R9を介して差動増幅器IC2の出力に接続さ
れる。トランジスタQ1のコレクタには、抵抗R11を
介した回路動作用電源電圧Vccと電極異常検出信号端
子とが接続されいる。トランジスタQ1は、差動増幅器
IC2の出力電圧によりONまたはOFFし、その信号
を出力する。
【0019】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて図1を用いて説明する。
ついて図1を用いて説明する。
【0020】まず、心電図計測を行うために生体に測定
用電極を装着し、生体信号S1およびS2を差動入力増
幅回路1に入力する。生体信号S1は、抵抗R1を介し
て計測用基準直流電圧V1に接続され、差動増幅器IC
1に入力されている。生体信号S2は、抵抗R5を介し
て直流電圧V2に接続され、差動増幅器IC2に入力さ
れている。
用電極を装着し、生体信号S1およびS2を差動入力増
幅回路1に入力する。生体信号S1は、抵抗R1を介し
て計測用基準直流電圧V1に接続され、差動増幅器IC
1に入力されている。生体信号S2は、抵抗R5を介し
て直流電圧V2に接続され、差動増幅器IC2に入力さ
れている。
【0021】通常、生体に測定用電極が正常に装着され
ている場合には、生体信号S1と生体信号S2との間に
直流の電位差は存在せず、差動増幅器IC2の出力は、
計測用基準直流電圧V1を中心とした心電図波形とな
る。従って、トランジスタQ1のベース電圧は、V1×
{R10/(R9+R10)}となり(ここで、心電図
波形の交流信号は計測用基準直流電圧V1と比較すると
非常に小さいため殆ど無視できる)、ベース飽和電圧に
達しないため、トランジスタQ1はOFFのままとな
る。この結果、電極異常(電極外れ)検出信号として
「正常」の信号、すなわち、ハイレベル(Vcc)の信
号を出力する。
ている場合には、生体信号S1と生体信号S2との間に
直流の電位差は存在せず、差動増幅器IC2の出力は、
計測用基準直流電圧V1を中心とした心電図波形とな
る。従って、トランジスタQ1のベース電圧は、V1×
{R10/(R9+R10)}となり(ここで、心電図
波形の交流信号は計測用基準直流電圧V1と比較すると
非常に小さいため殆ど無視できる)、ベース飽和電圧に
達しないため、トランジスタQ1はOFFのままとな
る。この結果、電極異常(電極外れ)検出信号として
「正常」の信号、すなわち、ハイレベル(Vcc)の信
号を出力する。
【0022】しかし、測定用電極が生体から外れた場
合、または、測定用電極に接続された電極コードが差動
入力増幅回路1から外れた場合には、生体信号S1と生
体信号S2との間に直流の電位差(V2−V1)が発生
する。そして、差動増幅器IC2の出力は、電位差を増
幅した出力{(V2−V1)×(1+R8/R7)+V
1}となる。従って、トランジスタQ1のベース電圧
は、[{(V2−V1)×(1+R8/R7)+V1}
×{R10/(R9+R10)}]となり、ベース飽和
電圧に達するため、トランジスタQ1はON状態とな
る。この結果、電極異常(電極外れ)検出信号として
「異常」、すなわち、ロウレベル(GND)の信号を出
力する。
合、または、測定用電極に接続された電極コードが差動
入力増幅回路1から外れた場合には、生体信号S1と生
体信号S2との間に直流の電位差(V2−V1)が発生
する。そして、差動増幅器IC2の出力は、電位差を増
幅した出力{(V2−V1)×(1+R8/R7)+V
1}となる。従って、トランジスタQ1のベース電圧
は、[{(V2−V1)×(1+R8/R7)+V1}
×{R10/(R9+R10)}]となり、ベース飽和
電圧に達するため、トランジスタQ1はON状態とな
る。この結果、電極異常(電極外れ)検出信号として
「異常」、すなわち、ロウレベル(GND)の信号を出
力する。
【0023】上述した第1の実施の形態においては、生
体信号S1、及びS2の間に電位差を設け、電極外れの
際に、その電位差を増幅して出力することにより、電極
外れを検出しているため、従来のような定電流出力回
路、フィルタ回路、コンパレータ等の複雑な回路を付加
する必要がない。このため、回路構成が簡素化され、小
型の心電図計測装置にも適用できるという効果がある。
体信号S1、及びS2の間に電位差を設け、電極外れの
際に、その電位差を増幅して出力することにより、電極
外れを検出しているため、従来のような定電流出力回
路、フィルタ回路、コンパレータ等の複雑な回路を付加
する必要がない。このため、回路構成が簡素化され、小
型の心電図計測装置にも適用できるという効果がある。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態について
図2を用いて説明する。図2は、本発明の第2の実施の
形態を示す回路図であり、図1に示す第1の実施の形態
におけるトランジスタ回路2をコンパレータ回路3に置
き換えた点が異なる。従って、差動入力増幅回路1の出
力は、コンパレータ回路3に入力されている。そして、
心電図計測中に電極が生体から外れると、第1の実施の
形態で説明したように差動入力増幅回路1の出力が変化
し、コンパレータ回路3のコンパレータIC3がそのレ
ベルを比較して、電極外れを検出する。
図2を用いて説明する。図2は、本発明の第2の実施の
形態を示す回路図であり、図1に示す第1の実施の形態
におけるトランジスタ回路2をコンパレータ回路3に置
き換えた点が異なる。従って、差動入力増幅回路1の出
力は、コンパレータ回路3に入力されている。そして、
心電図計測中に電極が生体から外れると、第1の実施の
形態で説明したように差動入力増幅回路1の出力が変化
し、コンパレータ回路3のコンパレータIC3がそのレ
ベルを比較して、電極外れを検出する。
【0025】このとき、コンパレータIC3の正極側入
力端子に接続される抵抗R12とR13とで分圧される
電圧は、電極が外れたときの差動入力増幅回路1の出力
がコンパレータIC3の負極側入力端子に入力されたと
きは電極異常検出信号がロウレベル(GND)に、電極
が正常なときの差動入力増幅回路1の出力がコンパレー
タIC3の負極側入力端子に入力されたときには電極異
常検出信号がハイレベル(Vcc)に、なるような電圧
であればよい。
力端子に接続される抵抗R12とR13とで分圧される
電圧は、電極が外れたときの差動入力増幅回路1の出力
がコンパレータIC3の負極側入力端子に入力されたと
きは電極異常検出信号がロウレベル(GND)に、電極
が正常なときの差動入力増幅回路1の出力がコンパレー
タIC3の負極側入力端子に入力されたときには電極異
常検出信号がハイレベル(Vcc)に、なるような電圧
であればよい。
【0026】上述した第2の実施の形態は、第1の実施
の形態の効果に加え、電極外れ検出レベルをより精密に
設定できるという効果も有する。
の形態の効果に加え、電極外れ検出レベルをより精密に
設定できるという効果も有する。
【0027】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、2つ
の電極による生体信号間に電位差を設け、その電位差を
増幅して電極外れを検出しているため、従来のような複
雑な検出用回路が不要になる結果、回路構成が簡素化さ
れて心電図計測装置を小型化できるという効果が得られ
る。
の電極による生体信号間に電位差を設け、その電位差を
増幅して電極外れを検出しているため、従来のような複
雑な検出用回路が不要になる結果、回路構成が簡素化さ
れて心電図計測装置を小型化できるという効果が得られ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図3】従来の電極異常検出回路の一例を示す回路図で
ある。
ある。
1 差動入力増幅回路 2 トランジスタ回路 3 コンパレータ回路 IC1 差動増幅器 IC2 差動増幅器 IC3 コンパレータ Q1 トランジスタ R1〜R14 抵抗 S1,S2 生体信号 V1 計測用基準直流電圧 V2 直流電圧 Vcc 回路動作用電源電圧
Claims (6)
- 【請求項1】 生体に装着した測定用電極を介して入力
される生体信号を計測する医療機器等における前記測定
電極の外れを検出する電極異常検出回路であって、 前記測定電極が正常に装着されている場合は、入力され
る生体信号間に直流の電位差を発生させず、前記測定電
極が外れた場合に、入力される生体信号間に直流の電位
差を発生させることを特徴とする電極異常検出回路。 - 【請求項2】 生体に装着した測定用電極を介して入力
される生体信号を計測する医療機器等における前記測定
電極の外れを検出する電極異常検出回路であって、 前記測定電極が正常に装着されている場合は、入力され
る生体信号間に直流の電位差を発生させず、前記測定電
極が外れた場合に、入力される生体信号間に直流の電位
差を発生させ増幅して出力する差動入力増幅回路と、 前記測定電極が外れた場合の差動入力増幅回路の出力電
圧により動作し、電極異常検出信号を出力するトランジ
スタを備えたトランジスタ回路とを有することを特徴と
する電極異常検出回路。 - 【請求項3】 生体に装着した測定用電極を介して入力
される生体信号を計測する医療機器等における前記測定
電極の外れを検出する電極異常検出回路であって、 前記測定電極が正常に装着されている場合は、入力され
る生体信号間に直流の電位差を発生させず、前記測定電
極が外れた場合に、入力される生体信号間に直流の電位
差を発生させ増幅して出力する差動入力増幅回路と、 前記差動入力増幅回路の出力電圧と判定用基準電圧とを
比較することにより、前記測定電極が外れた場合に電極
異常検出信号を出力するコンパレータを備えたコンパレ
ータ回路とを有することを特徴とする電極異常検出回
路。 - 【請求項4】 生体に装着した測定用電極を介して入力
される生体信号を計測する医療機器等における前記測定
電極の外れを検出する電極異常検出回路であって、 一方の生体信号入力端子に第1の直流電圧を接続し、他
方の生体信号入力端子に前記第1の直流電圧と電位差を
有する第2の直流電圧を接続することを特徴とする電極
異常検出回路。 - 【請求項5】 生体信号が入力される差動入力増幅回路
と前記差動入力増幅回路の出力が入力されるトランジス
タ回路とを備え、 前記差動入力増幅回路が、 第1の抵抗を介した計測用基準直流電圧と第2の抵抗を
介した一方の生体信号入力端子とが正極側入力端子に接
続され、第3の抵抗を介した前記計測用基準直流電圧と
第4の抵抗を介した自身の出力端子とが負極側入力端子
に接続された第1の差動増幅器と、 第5の抵抗を介した直流電圧と第6の抵抗を介した他方
の生体信号入力端子とが正極側入力端子に接続され、第
7の抵抗を介した前記第1の差動増幅器の出力端子と第
8の抵抗を介した自身の出力端子とが負極側入力端子に
接続された第2の差動増幅器とを有し、 前記トランジスタ回路が、 第9の抵抗を介した前記第2の差動増幅器の出力端子が
ベースに接続され、地気と第10の抵抗を介した前記ベ
ースとがエミッタに接続され、第11の抵抗を介した回
路動作用電源電圧と電極異常検出信号端子とがコレクタ
に接続されたトランジスタを有することを特徴とする電
極異常検出回路。 - 【請求項6】 生体信号が入力される差動入力増幅回路
と前記差動入力増幅回路の出力が入力されるコンパレー
タ回路とを備え、 前記差動入力増幅回路が、 第1の抵抗を介した計測用基準直流電圧と第2の抵抗を
介した一方の生体信号入力端子とが正極側入力端子に接
続され、第3の抵抗を介した前記計測用基準直流電圧と
第4の抵抗を介した自身の出力端子とが負極側入力端子
に接続された第1の差動増幅器と、 第5の抵抗を介した直流電圧と第6の抵抗を介した他方
の生体信号入力端子とが正極側入力端子に接続され、第
7の抵抗を介した前記第1の差動増幅器の出力端子と第
8の抵抗を介した自身の出力端子とが負極側入力端子に
接続された第2の差動増幅器とを有し、 前記コンパレータ回路が、 前記第2の差動増幅器の出力端子が負極側入力端子に接
続され、第12の抵抗を介した回路動作用電源電圧と第
13の抵抗を介した前記計測用基準直流電圧とを正極側
入力端子に接続され、第14の抵抗を介した前記回路動
作用電源電圧と電極異常検出信号端子とが出力端子に接
続されたコンパレータを有することを特徴とする電極異
常検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10144214A JPH11332839A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 電極異常検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10144214A JPH11332839A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 電極異常検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11332839A true JPH11332839A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15356900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10144214A Pending JPH11332839A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 電極異常検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11332839A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8532752B2 (en) | 2006-12-26 | 2013-09-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Biosignal amplifying device |
| JP2016059772A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | フクダ電子株式会社 | 電気生理学的検査装置 |
| CN108888262A (zh) * | 2018-08-04 | 2018-11-27 | 福州大学 | 用于双电极心电采集系统的交流导联脱落检测电路及方法 |
| WO2021103011A1 (zh) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 深圳市汇顶科技股份有限公司 | 一种检测电路、心电检测装置和可穿戴设备 |
| WO2021190150A1 (zh) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 | 未来穿戴技术有限公司 | 佩戴检测电路、颈部按摩装置以及佩戴检测方法 |
| CN117269842A (zh) * | 2023-11-20 | 2023-12-22 | 苏州新云医疗设备有限公司 | 电极脱落检测电路及设备 |
| EP4501232A4 (en) * | 2022-12-31 | 2025-07-09 | Kingfar Int Inc | METHOD AND APPARATUS FOR MONITORING BIOELECTRIC SIGNAL ANOMALY |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP10144214A patent/JPH11332839A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11304617B2 (en) | 2019-11-29 | 2022-04-19 | Shenzhen GOODIX Technology Co., Ltd. | Detection circuit, ECG detection apparatus, and wearable device |
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| CN117269842B (zh) * | 2023-11-20 | 2024-04-23 | 苏州新云医疗设备有限公司 | 电极脱落检测电路及设备 |
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