JPH11333165A - ミシンの制御装置、および、ボタン穴かがりミシンの制御装置 - Google Patents
ミシンの制御装置、および、ボタン穴かがりミシンの制御装置Info
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- JPH11333165A JPH11333165A JP14633798A JP14633798A JPH11333165A JP H11333165 A JPH11333165 A JP H11333165A JP 14633798 A JP14633798 A JP 14633798A JP 14633798 A JP14633798 A JP 14633798A JP H11333165 A JPH11333165 A JP H11333165A
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Abstract
を自動で検出して作業者による確認作業の負担を軽減す
るほか、ミシンの動作不良または設定不良によりミシン
が稼動しなくなった場合でも、容易に原因が究明でき
て、復旧作業に手間の掛からないミシンの制御装置を提
供することである。 【解決手段】 針板上方において針落ち位置から離れた
待機位置から針落ち位置の近傍の動作位置までスライド
移動して被縫製物とミシン針との間の上糸を切断する上
糸切り鋏みを備えたミシンの制御装置である。そして、
上糸切り鋏みが動作位置にあることを検出する鋏み位置
検出手段と、ミシンにエラーが発生したことを報知する
報知手段とを備え、鋏み位置検出手段の検出出力に基づ
きミシンの縫製動作を禁止すると共に、前記報知手段か
ら上糸切り鋏みに関するエラー報知を行う(ステップS
63〜S67)構成とした。
Description
およびボタン穴かがりミシンの制御装置に関する。
り鋏みや、布切りメスを下降させて被縫製物を切断する
布切り手段を備えたミシンとして、例えば、ボタン穴か
がりミシンがある。ボタン穴かがりミシンは、被縫製物
を押えて保持する布押さえや、該布押えをY方向に前後
動させる布送り手段、並びに、ミシン針をX方向に振る
針振り手段等を備え、上記布送り手段と針振り手段の協
働によりボタン穴部の周囲を周回するようにかがり縫い
を行うと共に、この縫製中に上記布切り手段を作動させ
て布にボタン穴を開け、最後に、上記上糸切り鋏みで上
糸を切断して1個のボタン穴かがりを完了する。
は、常時は、針落ち位置や布切りメスの下降位置から離
れた位置に待機しており、例えば、ペダル操作等により
糸切りの指令が出された場合に、針落ち位置の近傍まで
スライド移動して、布とミシン針との間に伸びる上糸を
切断するようになっている。また、上糸の切断後、例え
ば、バネ等の作用により針落ち位置近傍から待機位置ま
で自動的に戻るように構成されている。このような構成
の上糸切り鋏みでは、例えば、各動作機構を誤ったスト
ロークに設定した場合等において、糸切り動作後に機構
の一部がミシンの他の機構に引っかかったり、本来、待
機位置側に後退しなければならないタイミングに、上糸
切り鋏みが針落ち位置や布切りメスの下降位置の近傍に
残ってしまうという状況があった。
昇させる機構にロックを掛けて縫製中に布押えが上がっ
てしまうことを防ぐロック機構と、このロック機構がペ
ダルによる押さえ上げ操作がなされて縫製中に解除され
てしまった場合に、ミシンの稼動を強制的に停止させる
制御手段とを備えるものがある。しかしながら、上記ロ
ック機構の解除によりミシンが停止した場合、作業者は
何が原因でミシンが停止したのかすぐに判断がつかず、
原因究明のために非常に手間が掛かるといった問題があ
った。
振り手段の運動を電気的に制御すると共に、これらの制
御内容を変更することで、ボタン穴かがりの長さや形状
などを自由に変更できるボタン穴かがりミシンを開発し
た。このボタン穴かがりミシンには、数値データの入力
等が可能な操作パネル(設定入力手段)が設けられ、ユ
ーザーが操作パネルを操作して縫製パターンの各部の長
さやボタン穴の長さなどを設定入力することで、所望の
縫製パターンのボタン穴かがりが行えるようになってい
る。ボタン穴の長さをメス長より長く設定した場合に
は、布を送ってメス落ち位置をずらしながら布切りメス
を複数回降下させることで、所望の長さのボタン穴を形
成する。また、上述の布切り手段には、一般に、布切り
メスの下降を検出するメス下降検出手段が設けられ、布
切りメスが下降後に元の位置まで戻らなかった場合や、
メス下降のタイミングに布切りメスが下降しなかった場
合などに、布切りメスの動作異常としてミシンの縫製動
作を停止させるといった制御が行われている。しかしな
がら、布切りメスの動作異常によりミシンが停止した場
合、作業者は何が原因でミシンが停止したのかすぐに判
断がつかず、原因究明のために非常に手間が掛かるとい
った問題があった。また、上記先に提案したボタン穴か
がりミシンは、一般的なボタン穴かがりミシンと同様
に、矩形状のフレーム枠を有する布押えにより布を押え
ると共にこの布押えが前後動して布を送るように構成さ
れ、そして、この布押えのフレーム枠内にボタン穴かが
りの縫目を形成し、且つ、このフレーム枠内に布切りメ
スが落とされるように構成されている。しかしながら、
ボタン穴の長さを布切りメスのメス長より短く設定して
しまったり、ボタン穴に沿った方向に見てボタン穴の長
さを布押えのフレーム枠内径より大きく設定してしまっ
た場合、これらの設定データから縫製パターンを演算す
ることができず、ミシンが稼動しないという事態を発生
させた。そして、このような事態が発生した場合、作業
者は何が原因でミシンが稼動しないのかすぐに判断がつ
かず、原因究明のために非常に手間が掛かるといった問
題があった。
布切りメスを昇降させる構成と、ミシン針を昇降させる
縫製部の構成とが、ミシン面部内に隣接した状態に設け
られており、ミシン針の針落ち位置と、布切りメスのメ
ス落ち位置との間に間隔を設ける必要がある。従って、
例えば、ボタン穴を、ボタン穴かがりの縫目端近くに設
けようとした場合、ミシン針をボタン穴かがりの縫目端
よりもはみ出した位置に落とす必要がでてくるが、縫製
パターンよりはみ出した位置に針を落とすわけにはいか
ないので、ボタン穴の長さや配置を設定する際に、ボタ
ン穴が縫目端の近くに開けられるように設定してしまっ
た場合、これらの設定データから縫製パターンを演算し
無いようにしていたため、作業者がそれを認知しないま
ま起動操作してもミシンが稼動しないという事態を発生
させた。そして、このような事態が発生した場合、作業
者は何が原因でミシンが稼動しないのかすぐに判断がつ
かず、原因究明のために非常に手間が掛かるといった問
題があった。
されたもので、上糸切り鋏みの動作不良を自動で検出し
て作業者による確認作業の負担を軽減するほか、ミシン
の動作不良または設定不良によりミシンが稼動しなくな
った場合でも、容易に原因が究明できて、復旧作業に手
間の掛からないミシンの制御装置およびボタン穴かがり
ミシンの制御装置を提供することを目的としている。
め、請求項1記載の発明は、針板上方において針落ち位
置から離れた待機位置から針落ち位置の近傍の動作位置
までスライド移動して被縫製物とミシン針との間の上糸
を切断する上糸切り鋏みを備えたミシンの制御装置であ
って、前記上糸切り鋏みが前記動作位置にあることを検
出する鋏み位置検出手段と、前記鋏み位置検出手段の検
出出力に基づき、前記上糸切り鋏みが前記動作位置にな
い予定のタイミングに該動作位置にあった場合に、ミシ
ンの縫製動作を禁止すると共に、上糸切り鋏みに関する
エラー報知を行う制御手段とを備えた構成とした。
り鋏みが動作位置にある場合に自動的に糸切り鋏みの動
作不良、例えば動作後に元の待機位置まで戻らないなど
により、ミシンの縫製動作が禁止(停止又は稼動不能)
となった場合でも、報知手段からのエラー報知により、
何が原因でミシンの縫製動作が禁止になったのかすぐに
究明することが出来る。従って、ミシンの復旧作業が手
早く済み、縫製作業の効率を上げることが出来る。
りメスを下降させて被縫製物を切断する布切り手段と、
布切りメスが下降位置にあることを検出するメス下降検
出手段と、前記メス下降検出手段の検出出力に基づき、
所定タイミングにおける前記布切りメスが所定位置にな
いとき、ミシンの縫製動作を禁止すると共に、報知手段
から布切りメスに関するエラー報知を行う制御手段とを
備えた構成とした。
手段の動作不良、例えば布切りメスの下降後に元に戻ら
ないとか、布切りメスの下降タイミングに布切りメスが
下降していないなどにより、ミシンの縫製動作が禁止
(停止又は稼動不能)となった場合でも、上記報知手段
からのエラー報知により、何が原因でミシンの縫製動作
が禁止になったのかすぐに究明され、ミシンの復旧作業
が手早く済み、縫製作業の効率を上げることが出来る。
りメスを下降させて被縫製物にボタン穴を開ける布切り
手段と、縫目の形成個所を囲むフレーム枠を有し、該フ
レーム枠で被縫製物を押さえて保持すると共に、布送り
方向に移動して被縫製物を送る布保持手段とを備えたボ
タン穴かがりミシンの制御装置において、布切りメスで
形成するボタン穴の全長を含むボタン穴かがり縫製パタ
ーンを設定する設定入力手段と、前記ボタン穴かがり縫
製パターンの設定値と布切りメスまたはフレーム枠の寸
法値とを比較して適正を判断し、適正ではないときミシ
ンの起動を禁止すると共に、報知手段からボタン穴の設
定不良に関するエラー報知を行う制御手段とを備えたボ
タン穴かがりミシンの制御装置とした。
って、ボタン穴の全長を、前記布切りメスの1回の下降
による被縫製物の切断長さより小さく設定してしまった
り、或いは、前記ボタン穴に沿った方向においてボタン
穴かがりの縫製パターンの全長が前記フレーム枠の内径
より大きく設定してしまって、ミシンの縫製動作が禁止
された場合でも、上記報知手段からのエラー報知によ
り、何が原因でミシンの縫製動作が禁止になったのかす
ぐに究明され、ミシンの復旧作業が手早く済み、縫製作
業の効率を上げることが出来る。
に布切りメスを下降させて被縫製物にボタン穴を開ける
布切り手段と、ボタン穴の開口位置を含むボタン穴かが
りの縫製パターンを設定する設定入力手段と、布送り方
向に見て、設定された縫製パターンの縫目端部から、該
縫目端部に近い側のボタン穴の端部までの長さに関する
ボタン穴から縫目端部までの長さを演算する演算手段
と、前記演算長さが所定長さより短い場合に、ミシンの
縫製動作を禁止すると共に、報知手段から布切りメスの
駆動位置不良に関するエラー報知を行う制御手段とを備
えたボタン穴かがりミシンの制御装置とした。
ン穴−縫目端部間長さが所定長さより短く設定され、布
切り手段の機構部が布押えの機構とぶつかるのを回避す
るために、ミシンの縫製動作が禁止された場合でも、上
記報知手段からのエラー報知により、何が原因でミシン
の縫製動作が禁止になったのかすぐに究明され、ミシン
の復旧作業が手早く済み、縫製作業の効率を上げること
が出来る。
て保持する布押えと、該布押えを上昇させて被縫製物の
保持を解く押え上げ手段と、前記押え上げ手段に係止可
能な係止部材を有し、ミシンの縫製動作中に前記係止部
材の係止により該押え上げ手段の作動を抑止する押え上
げ抑止手段とを備えたミシンの制御装置であって、前記
係止部材が前記押え上げ手段に係止されていることを検
出するラッチ検出手段と、前記ラッチ検出手段の検出出
力に基づき、ミシンの縫製動作中に前記係止部材の係止
がはずれた場合に、ミシンの縫製動作を禁止すると共
に、報知手段から係止部材の係止不良に関するエラー報
知を行う制御手段とを備えた構成とした。
げ抑止手段による押え上げ手段の係止がミシン縫製動作
中にはずれてしまい、ミシンの縫製動作が停止した場合
でも、上記報知手段からのエラー報知により、何が原因
でミシンの縫製動作が禁止になったのかすぐに究明さ
れ、ミシンの復旧作業が手早く済み、縫製作業の効率を
上げることが出来る。
表示によりエラー内容を報知する表示手段としても良い
し、音声によりエラー内容を報知する音声出力手段とし
ても良い。
いて、図1〜図27の図面を参照しながら説明する。図
1は、本発明の実施の形態の制御装置が備わるボタン穴
かがりミシンの概観を示す斜視図である。このボタン穴
かがりミシン1は、昇降動作と左右への針振り動作を行
うミシン針9、布(被縫製物)を押さえる布押さえ1
5、下側で布を保持すると共に布送り方向に前後動する
布保持板14、布押さえ15の上側で上糸を切断する上
糸切り鋏み80、布切りメス16により布を切断してボ
タン穴を形成する布切り装置(布切り手段)、各設定デ
ータ等の入力を行う設定入力手段としての操作パネル1
10(図12)、並びに、該ボタン穴かがりミシン1を
制御する制御装置(図13)等を備えてなる。
ターンとの配置関係を示す上面図である。布押え15
は、矩形のフレーム枠形状をしており、このフレーム枠
内にボタン穴かがりの縫目とボタン穴が設けられる。布
押さえ15および布保持板14は、布送りとしても機能
し、縫製中を通して布を保持すると共に、布送り方向
(図中の矢印Y方向)に前後動して布を前後に送るよう
になっている。そして、この布押えのY方向の布送り運
動と、上記ミシン針9のX方向の針振り運動との協働に
より、例えば図2に示すように、順次、左平行部A、第
1閂止め部B、右平行部C、第2閂止め部Dと、ボタン
穴部Eの周囲を周回するようにかがり縫いが行われ、更
に、上記布切りメス16によりボタン穴部Eにボタン穴
Fが開けられて、1個のボタン穴かがりが完了される。
ボタン穴かがりの縫製パターンは、後述の操作パネル1
10から入力される設定データを変更することで、自由
に変更可能になっており、縫製パターンを変更すること
で、布押え15のフレーム枠内に変更されたボタン穴か
がりの縫製が行われる。図2中、全長を大きくした縫製
パターンを2点鎖線で示している。
切り装置(布切り手段)の構成を示す斜視図である。布
切り装置は、下端部に布切りメス16を取り付けたメス
取付け板31、支軸35aを中心に回動自在に設けられ
メス取付け板31を上下に駆動する駆動アーム35、ミ
シンの上軸(図示しない)にリンクされ上軸の回転を伝達
して一端部を常に高速に上下動させているメス駆動アー
ム36、このメス駆動アーム36に着脱可能に設けられ
メス駆動アーム36の上下駆動を駆動アーム35に伝達
するためのメス駆動フック37、このメス駆動フック3
7と上記メス駆動アーム36とを連結/非連結とする布
切りメス下降シリンダ(例えばソレノイド)75、布切
りメス16の下降を検知するメス下降検知スイッチ34
等から構成される。
降シリンダ75のプランジャ75aが押し出されて、メ
ス駆動フック37とメス駆動アーム36とが非連結とさ
れ、バネ33の作用により布切りメス16が上方に引か
れて停止した状態にあるが、メス駆動の指令に基づきメ
ス下降シリンダ75のプランジャ75aが引き戻される
と、バネ37bの作用によりメス駆動フック37が引か
れて、その係合凹部37aをメス駆動アーム36に係合
させる。そして、メス駆動アーム36の上下運動が、メ
ス駆動フック37および駆動アーム35と伝達されて、
メス取付け板31を布上に下降させる。布切りメス16
が降下すると、メス下降センチスイッチ34がオンとな
って検出信号を制御装置に出力する。
を説明するための側面図である。布切りメス16の降下
位置は固定されており、布送りにより布を所定量送った
タイミングで布切りメス16を降下させることで、布の
所望の位置を切断することが出来る。また、同図に示す
ように、ミシン針9の針落ち位置と布切りメス16のメ
ス落ち位置との間には、針棒8と布切りメス16の機構
とが衝突しないように微小間隔設ける必要がある。この
間隔は、布送り方向(Y方向)に見て常に一定(例えば
2mm)のものである。
げ機構と押えロック機構(押え上げ抑止手段)とを主に
示した透視図である。押え上げ機構は、例えば、図示略
のペダルの操作により、ペダルリンク部材47を支点4
7Aを中心に図中矢印方向に回動して引きおろすこと
で、この運動が、第1リンク45、回動アーム44、第
2リンク43、回動アーム42と伝達されて、押え棒4
1を上昇させる。なお、ペダルリンク部材47の駆動を
ペダルの操作により行わずに、押え上昇ソレノイドやモ
ータなどの駆動手段により行うようにしても良い。
される一方、ガイド部材26は布押え15に固定的に取
り付けられており、押え棒41が上昇することで布押え
15が上昇する。ガイド部材26と押え棒41とは、ガ
イド部材26のガイド溝26aに押え棒41下端のコロ
41aが可動な状態に連接されており、コロ41aがガ
イド溝26aに沿って移動することで、布押え15が前
後動した場合でも、押え棒41がその運動を妨げること
がない。また、この押え上げ機構には、例えば、押え棒
41の位置を検知することで押え棒41が下降した状態
にあることを検出する押え下降検知スイッチ28が設け
られている。
縫製が実行されている間に、誤って布押え15が上がら
ないように上記布押え手段にロックを掛ける安全装置で
ある。押えロック機構は、例えば、図示略のペダル等の
操作により、スタートレバー54を支点54aを中心に
矢印方向に回動させることで、スタート操作桿52が後
方に引かれ、係止部材51が支点51Aを中心に回動し
て、係止部材51のラッチ部51aをペダルリンク部材
47に掛け止めする。それにより、ペダルリンク部材4
7が引き下げられないようになる。スタートレバー54
が回動されると、スタートレバー54の係止部54bが
ラッチ部材56のラッチ部56aにラッチされ、このラ
ッチが解かれるまで、スタート操作桿52が後方に引か
れた状態に維持される。ラッチ部材56は、終了時ソレ
ノイド57の駆動により支点56aを中心に持ち上げら
れることでスタートレバー54のラッチを解く。
ロックした状態か否かを検出するスタートスイッチ53
Bや、ラッチ移動検知スイッチ58が設けられている。
スタートスイッチ53Bは、例えば近接センサなどであ
り、スタート操作桿52に取り付けられた検出片53A
を検出することで、スタート操作桿52が引き戻された
状態にあるか否かを検出する。ラッチ移動検知スイッチ
58は、ラッチ部材56の移動を検知する近接スイッチ
などであり、ラッチの位置を検出することで、ラッチ部
材56がスタートレバー54をラッチした状態にあるか
否かの検出を行う。
糸切り鋏みの概略構成を示す斜視図である。上糸切り鋏
み80は、固定刃86、可動刃87、糸保持ばね90等
からなり、可動刃87が、固定刃86と糸保持バネ90
との間にスライド移動してくることで、可動刃87と固
定刃86との間で上糸を切断し、切断後、可動刃87と
糸保持バネ90との間で針側の糸を挟んで保持するよう
になっている。可動刃87には、この可動刃87と同一
部材上にカム当接部87cが設けられており、このカム
当接部に所定のカム(鋏み開きカムや鋏み閉じカム)が
当接することで、上記可動刃87の運動を導き出す。こ
の可動刃87を動かすカムは、例えば、布押え15など
に固定的に取り付けられており、上糸切り鋏み80がX
−Y方向に運動して、針落ち位置および布切りメス16
のメス落ち位置から離れた待機位置から針落ち位置の近
傍の動作位置まで移動することで、カム当接部87cが
上記カムに当接して可動刃87が稼動するようになって
いる。
位置にいる状態の図を示す。図7は、その側方図、図8
は上面図、図9はミシン面部側から眺めた図である。ま
た、図10と図11には、上糸切り鋏み80が動作位置
にいる状態の図を示す。図10は、その上面図、図11
はミシン面部側から眺めた図である。
る鋏み駆動機構は、図6と図7〜図10に示すように、
鋏みレバー81、バネ82,84、連結軸83、鋏みア
ーム85、カム部材71、ペダルリンク部材47等から
構成される。また、この鋏み駆動機構には、上糸切り鋏
み80が待機位置にあるか動作位置にあるかを検出する
ためのハサミ前後検知スイッチ98とおよびハサミ左右
検知スイッチ99とが設けられている。連結軸83は、
軸線方向への直動および軸線を中心に回転可能な状態で
軸受け95に支持されており、この連結軸83の直動お
よび回転により、上糸切り鋏み80がY方向の前後移動
およびX方向へのスライド移動を行う。連結軸83には
鋏みレバー81が固着されており、鋏みレバー81の運
動により連結軸83の直動運動および回動運動が生起さ
れる。
と、カム当接部81Bとが設けられ、ペダルリンク部材
47が支点47Aを中心に回動することで、ペダルリン
ク部材47に設けられたコロ72が上記コロ当接部81
Aに当接して鋏みレバー81を前方(Y方向)に押し出
すと共に、カム部材71がカム当接部81Bを押して鋏
みレバー81をCCW方向に回動させるようになってい
る。カム部材71は、ペダルリンク部材47にリンクさ
れており、ペダルリンク部材47が引き下げられること
で、支点71Aを中心に回動して、鋏みレバー81のカ
ム当接部81Bを押す。
接スイッチなどからなり、連結軸83と鋏みアーム85
との接合個所近傍にベース部材200を介して取り付け
られ、鋏みアーム85の接合金具85Aの端部である被
検知部85aの位置を検知することで連結軸83(即ち
上糸切り鋏み80)が前方に押し出されて針落ち位置に
近づいたか、待機位置まで戻されたかを検知する。ハサ
ミ左右検知スイッチ99は、例えば近接スイッチなどか
らなり、鋏みレバー81の一端側に設けられた係止部8
1aの位置を検知することで、鋏みレバー81、即ち上
糸切り鋏み80が中央にスライドされて布切りメス16
の下降位置に近づいたか、メス下降位置から離れた待機
位置に戻されたかを検知する。
ば、図7〜図9に示すように、縫製中などペダル操作が
行われずにペダルリンク部材47がバネ48の作用で上
がっている場合には、ペダルリンク部材47のコロ72
が鋏みレバー81のコロ当接部81Aから離れた位置に
あり、且つ、カム部材71が鋏みレバー81のカム当接
部81Bを押し込んでない状態にあり、それゆえ、鋏み
レバー81は、バネ82の作用により押し戻され、且
つ、バネ84の作用によりCW方向に引き戻されて、所
定の待機位置まで戻された状態にある。すなわち、上糸
切り鋏み80が針落ち位置やメス落ち位置から離れた待
機位置に戻された状態にある。そして、この状態におい
ては、ハサミ前後検知スイッチ98の検知部98aに鋏
みアーム85の被検知部85aが近接して、ハサミ前後
検知スイッチ98がオン状態になると共に、ハサミ左右
検知スイッチ99の検知部99aに鋏みレバー81の係
止部81aが近接して、ハサミ左右検知スイッチ99が
オン状態となる。
終了後にペダル操作が行われてペダルリンク部材47が
押し下げられた場合には、ペダルリンク部材47のコロ
72が鋏みレバー81のコロ当接部81Aを押し込むと
同時に、カム部材71が鋏みレバー81のカム当接部8
1BをCCW方向に押し込んで、鋏みレバー81を前方
に押し出すと共にCCW方向に回動させる。そして、こ
の運動により、上糸切り鋏み80が待機位置からY方向
に進みX方向にスライドして針落ち位置近傍の動作位置
まで移動する。そして、この状態においては、ハサミ前
後検知スイッチ98の検知部98aから鋏みアーム85
の被検知部85a離れて、ハサミ前後検知スイッチ98
がオフ状態に切り替わると共に、ハサミ左右検知スイッ
チ99の検知部99aから鋏みレバー81の係止部81
aが離れて、ハサミ左右検知スイッチ99がオフ状態に
切り替わる。
鋏み80を駆動させる部材であると共に、先に示したよ
うに、布押え15の押え上げ機構を駆動させる部材でも
ある。そして、ペダルリンク部材47か押し下げられる
過程の前半で、鋏み駆動機構に働き上糸切り鋏み80を
駆動し、その後、後半で押え上げ機構に働いて布押え1
5を上昇させるように構成されている。
備わる操作パネルを示す図である。操作パネル110
は、各種の縫製パラメーターを設定入力したり、設定値
の表示出力や縫製制御上のエラーの表示出力を行ったり
するもので、例えば、ボタン穴かがりミシン1が載置さ
れるミシンテーブルの上に設けられる。操作パネル11
0には、縫製をスタートするための縫製キー131、縫
製キー131が押されて縫製モードであることを点灯に
より表示するLED(Light Emitting Diode)表示部1
32、入力モードを選択する選択キー133、該選択キ
ー133の操作により選択されている入力モードを点灯
により表示するパターンナンバー表示部134およびパ
ラメータナンバー表示部135、2桁の7セグメント表
示部からなるモード表示部141と4桁の7セグメント
表示部からなるパラメータ表示部142とを備えた表示
部140、入力パラメータ値を「−1」するマイナスキ
ー143、入力パラメータ値を「+1」するプラスキー
144、入力パラメータ値を所定単位で減算するダウン
キー145、入力パラメータ値を所定単位で加算するア
ップキー146、ミシン針9への糸通しおよび釜の位置
合わせを知らせるセットキー147等が設けられてい
る。そして、上記表示部140が、ボタン穴かがりミシ
ン1のエラー発生時にエラーの報知を行う報知手段を構
成している。なお、報知手段は表示部のほか、音声や音
出力によりエラー報知を行う構成としても良い。
成を示すブロック図である。ボタン穴かがりミシン1の
制御装置は、同図に示すように、CPU(CentralProce
ssing Unit )100、RAM(Random Access Memor
y)102、ROM(Read Only Memory)101、各パ
ルスモータの回転量をカウントするY送りカウンタ10
3、基線送りカウンタ104、および針振り送りカウン
タ105、布切りメスの駆動数をカウントする布切りメ
スカウンタ106、各パルスモータの駆動を行うY送り
パルスモータドライバ111、基線送りパルスモータド
ライバ112、および針振り送りパルスモータドライバ
113、各種センサーや各駆動部のドライバおよび操作
パネル110等とCPU100とを接続するI/Oイン
ターフェース109、ミシンモータ5の駆動制御を行う
ミシンモータドライバ115、ミシンモータ5の回転量
を上軸6の回転角度としてコード付けするミシンモータ
エンコーダ119、アクティブテンション(張力可変糸
調子)19の上糸張力VCM(ボイスコイルモータ)6
0を駆動するアクティブテンションドライバ120、布
押え15を昇降させる押え上昇ソレノイド122の押え
上昇ソレノイド駆動回路121、布切りメス下降シリン
ダ30を駆動する布切りメス下降シリンダ駆動回路12
3、並びに、所定の割り込み条件(各パルスモータの回
転量を示すカウンタ値、布の送り位置、上軸6の回転角
度など)によりCPU100に割り込み信号を出力する
割り込みコントローラ108等から構成される。上記Y
送りパルスモータ20は、布押さえ15と布保持板14
とをY方向に移動させるモータであり、基線送りパルス
モータ40はミシン針9の針振り動作の基線位置を変更
するモータ、針振送りパルスモータ41はミシン針9の
針振り量を変更するモータである。
シンモータ5の他、ミシン針9が上方位置にあることを
検出する針上位置センサ116、布押さえ15や布保持
板14の基準位置を検出する送り基準位置センサ11
7、上軸6の回転角度を検出するTG(Tacho Generato
r)発生器118等が接続されている。I/Oインター
フェース109には、操作パネル110や上述の各駆動
部のドライバや駆動回路のほか、布切りメス16の下降
を検知するメス下降検知スイッチ34、上糸切り鋏み8
0の前後位置を検知するハサミ前後検知スイッチ98、
上糸切り鋏み80の左右位置を検知するハサミ左右検知
スイッチ99(図6参照)、布押さえ15の下降を検知
する押え下降検知スイッチ28、ラッチ部材56の移動
を検知するラッチ移動検知スイッチ58、布送り(布押
さえ15と布保持板14)が原点位置にある状態を検出
するY送り原点センサ26、針振り機構の基線位置が原
点にあることを示す基線送り原点センサ124、針振り
機構の振り幅が原点にあることを示す針振送り原点セン
サ125、布押さえ15の下降を指示する押さえスイッ
チ126、スタート操作桿52の位置を検知するスター
トスイッチ53B、並びに、縫製終了時にラッチ部材5
6のラッチを解く終了時ソレノイド(図5参照)57な
どが接続されている。
を作業領域としてROM101に記憶されている制御プ
ログラムに従い、操作パネル110からのデータや、接
続された各種センサーから検出信号を入力したり、各ド
ライバを介して各種駆動部の制御を行ったりする。RO
M101には、操作パネル110からの入力処理や、操
作パネル110を介して入力された縫製データに基づい
てボタン穴かがりの縫製パターン(縫い始めから縫い終
わりまでの全ての針落ち位置や布切りメス16を落とす
タイミング)を演算するパターン演算処理、演算された
縫製パターンに従って縫製を行う縫製処理、エラーを検
知した場合にミシンの稼動を禁止(停止又は稼動不能)
してエラー表示を行うエラー表示処理等を含む、ボタン
穴かがり処理の制御データや制御プログラムが記憶され
ている。つまり、上記CPU100、ROM101およ
びRAM102により、縫製パターンを演算する演算手
段や、縫製制御やエラー報知を行う制御手段が構成され
ている。
ン穴かがりミシン1は、上記のように構成され、次に示
すように、操作パネル110からの各設定データの入力
処理や、ボタン穴かがりミシン1の駆動制御が行われ
て、ボタン穴かがりを縫製するボタン穴かがり処理が行
われると共に、このボタン穴かがり処理のなかでエラー
を検知した場合に該エラーを報知するエラー表示処理を
行うようになっている。
定データの項目について説明する。図14は、図12の
操作パネルより入力される設定データの内容を示すチャ
ート図、図15は、縫製パターンの各部の長さパラメー
タを説明する図である。操作パネル110から入力可能
なデータ内容は、同図のパラメータテーブルに示すとお
りである。即ち、縫製パターン各部の長さデータ(図1
5参照)である布切り長さデータ、メス巾データ、閂止
め長さデータ、閂止め巾データ、平行部ピッチデータ、
閂止め部ピッチデータ、布切りメス−第1閂止め間すき
ま長さデータ、布切りメス−第2閂止め間すきま長さデ
ータ、および、メス落ち位置の左右方向のずれ量を示す
メス落ち左右位置データ、糸調子器19に張力を付加す
る上糸張力VCM60の補正値を示すアクティブテンシ
ョン補正データ、各縫製タイミングにおける糸調子器1
9の張力データである平行部張力データ、閂止め部張力
データ、縫い始め張力データ、縫い終わり張力データ、
および、糸切り時張力データ、メスサイズ(布切りメス
16の1回の作動による切断長さ)データ、押さえサイ
ズ(Y方向の布押え15のフレーム枠の内径)データ、
縫い始めの送り位置を示す縫い始め送り位置データ、縫
い始めの基線位置(ミシン針9の針振り運動の基線位
置)を示す縫い始め基線位置データ、並びに、布切りメ
ス16の駆動時におけるミシンスピードを示すメス駆動
時ミシンスピードデータ等のデータである。これらのデ
ータが、縫製前に操作パネル110を操作して入力され
てRAM102中に記憶される。
パネル110の縫製キー131をオン操作することで、
先ず、入力された設定データに基づく縫製パターンの演
算と、布切りメス16の作動タイミングの演算とが行わ
れる。次いで、布をミシンにセットして布押え15を下
げ、ペダル等の操作によりスタートレバー54を下ろし
て押え上げ機構にロックをかける。ロックが掛けられる
と、スタートスイッチ53Bやラッチ移動検知スイッチ
58のセンサ出力により、ロックが掛けられたことが制
御装置に伝えられ、ミシンの縫製動作が可能となる。ミ
シンモータ5が始動して、演算された縫製パターンに基
づいて布押え15と布保持板14がY方向に送られると
共に、ミシン針9が針振り動作を行って縫製が行われて
いく。また、この縫製の最中、演算されたメス駆動タイ
ミングに基づいて布切りメス16が駆動されてボタン穴
が開けられる。
されると共に、終了時ソレノイド57が駆動してラッチ
部材56が上げられる(図5参照)。そして、このラッ
チ部材56の上昇によりスタートレバー54のラッチが
はずれ、スタート操作桿52が引き戻されて押え上げ機
構のロックが解かれる。この状態になったら、作業者は
ペダル操作やスイッチ操作などにより鋏み駆動手段を作
動させ、上糸切り鋏み80により上糸を切断すると共
に、次いで、布押え15が上げられて、1個のボタン穴
かがりの縫製が完了する。
れてから1個のボタン穴かがりの縫製が完了するまでの
間には、ミシンの制御部により入力データの設定不良
や、ミシンの動作不良などが検知され、該検知に基づき
ミシンの縫製動作を禁止すると共にエラーの内容を表示
するエラー表示処理が行われる。図16には、このエラ
ー表示処理で表示されるエラー内容を示すチャート図
を、図17には、エラー表示処理で行われる表示例の図
を示す。制御部により検知されるエラーの内容は、図1
6の図表に示すとおりである。すなわち、布切りメス1
6の動作後に該布切りメス16が元の位置(上方位置)
に戻らない「布切りメス戻りエラー」、布切りメス16
の動作タイミングに該メスが下降しない「布切りメス駆
動エラー」、ボタン穴の全長が布切りメス16のメスサ
イズより小さいか、布押え15の布押えサイズ(布送り
方向の内径)よりも大きく設定されている「メスサイ
ズ、押えサイズエラー」、ボタン穴かがりの縫製パター
ンの端部から該端部側のボタン穴端部までの長さが所定
長さ(例えば2mm)よりも短くて、布切りメス16の
駆動タイミングが演算できない「メス駆動タイミングエ
ラー」、縫製動作中に押え上げ機構のロックが解除され
る「ラッチかみ合いエラー」、布切りメス16の作動時
に上糸切り鋏み80が動作位置に残ってしまう「上糸切
り鋏みエラー」等である。
してエラーナンバー(図16参照)が割り当てられてお
り、図17に示すように、エラーを検知した場合、操作
パネル110の表示部140に、エラー発生を示す「E
r」の表示と、エラーの内容を示すエラーナンバー(例
えば「3」)の表示とが行われる。エラーが発生してミ
シンの縫製動作が禁止(停止又は駆動不能)された場合
には、作業者は表示部140の表示内容から、何が原因
でミシンが駆動しないのかをすぐに究明することがで
き、ミシンの復旧作業も容易に行える。なお、上記「メ
ス駆動タイミングエラー」は、図4に示すように、ミシ
ン針9と布切りメス16との間が所定間隔開いているこ
とに起因して起こるものである。即ち、縫製パターンの
端部からボタン穴の端部までの距離が上記所定間隔より
短い場合、ミシン針9の針落ち位置を縫製パターンの端
部よりはみ出させないとボタン穴を開けることができな
いため、結果として、縫製パターンの演算やメス落ちの
タイミング演算が正常に行われずにエラーとなる。
により行われる上記エラー表示処理を含んだボタン穴か
がり処理の処理手順について詳述する。
により行われるボタン穴かがり処理のゼネラルフローの
処理手順を示すフローチャートである。このボタン穴か
がり処理は、例えば、ボタン穴かがりミシン1の起動と
ともに開始される。ボタン穴かがりミシン1が起動する
と、先ず、ステップS1,S2において、操作パネル設
定処理のサブルーチン処理(ステップS1)を、操作パ
ネル110の縫製キー131がオン操作されるまで高速
で繰り返す。この繰り返しの処理により、操作パネル1
10から図14に示す全てのデータ項目のデータ入力が
可能となる。
に移行され、該ステップで設定データに基づき縫製パタ
ーンの演算や布切りメス16の駆動タイミングを演算す
る縫製データ作成のサブルーチン処理を行って、ステッ
プS4に移行する。ステップS4では、例えばRAM1
02中のエラーフラグを読み込んで、前段のステップで
エラーが記録されているか否かを判定して、エラーの記
録がなければそのままステップS6に移行し、エラーの
記録があればステップS5に移行してエラー表示処理を
行いボタン穴かがり処理を中断する。即ち、以降のステ
ップに移行させないことでミシンの縫製動作を禁止とす
る。
合には、順次、押さえ上昇ソレノイド駆動回路121に
布押さえ15を下降させる信号の出力(ステップS
6)、Y送りパルスモータ20、基線送りパルスモータ
40、針振り送りパルスモータ41を微動して布送り機
構と針振り機構の各原点を検索する処理(ステップS
7)、ミシン針9を縫い始めの第1針落ち位置の上方に
移動する処理(ステップS8)、布押え15を上昇させ
る処理(ステップS9)を行ってステップS10に移行
する。
われたかの判定処理(ステップS10)、押さえスイッ
チ126がオン状態か否かの判定処理(ステップS1
1)、押え下降検知スイッチ28の検出出力により布押
さえ15が上昇中かの判定処理(ステップS12)によ
り、縫製キー131と押えスイッチ126がオン状態で
布押えが上昇していることを確認してステップS13に
移行する。縫製キー131がオンされればステップS1
からの処理に戻り、押えが上昇していなければステップ
S14で布押え15を上昇させて再び前段の処理を繰り
返す。
該ステップで布押え15を下降させ、更に、ステップS
15,S16で押えスイッチ126とスタートスイッチ
53Bがオン状態にあるか否かを確認し、オン状態であ
ればステップS17に移行する。が、スタートスイッチ
53Bがオフであれば、次のステップに移行せずに、確
認されるまで前段の処理を繰り返す。
データ作成処理で作成された縫製データに従い、ミシン
モータ5を駆動して1個のボタン穴かがりの始めから終
わりまでの縫製、布切りメス16の駆動、並びに、各縫
製タイミングで糸調子器19に設定された張力を掛ける
縫製処理を行い、その後、ステップS18に移行する。
中のエラーフラグを読み込んで、前段のステップでエラ
ーが記録されているか否かを判定して、エラーの記録が
なければそのままステップS19に移行し、エラーの記
録があればステップS20に移行してエラー表示処理を
行ってボタン穴かがり処理を中断する。
イバ120への信号出力により糸調子器19に糸切り時
張力を掛ける処理(ステップS20)、上糸切り鋏み8
0を作動させてミシン糸を切断した後、布押さえ15を
上昇させる糸切り・押え上げ処理(ステップS21)を
行い、更に、ステップS22で布押え15の上昇を確認
した後、アクティブテンションドライバ120への信号
出力を停止して再びステップS10からの処理を繰り返
す。
テップS3で行われる縫製データ作成サブルーチンのフ
ローチャートを示す。このサブルーチンが開始される
と、先ず、先の操作パネル設定処理(図18のステップ
S1)で入力された設定データに反駁がないかをチェッ
クする入力データエラーチェック(ステップS31)を
行い、次いで、入力データにエラーがあったか否かの判
定処理(ステップS32)を行って、エラーがあればこ
のサブルーチンを終了してゼネラルフローに戻るが、エ
ラーがなければ、順次、縫製パターンを演算するパター
ン演算のサブルーチン処理(ステップS33)、布切り
メス16の駆動タイミングを演算するメス駆動タイミン
グ演算処理(ステップS34)を実行して、このサブル
ーチンを終了する。
ルーチンのステップS31で行われる入力データエラー
チェック処理のフローチャートを示す。この処理が開始
されると、先ず、ステップS41〜S44において、設
定データの中から押えサイズ「L0」、メスサイズ「L
1」、ボタン穴かがりの全長「L」、ボタン穴の長さで
ある布切り長さ「a」、の各データを読み込んで、ステ
ップS45に移行する。ステップS45では、設定され
たボタン穴かがりの全長「L」が押えサイズ「L0」よ
り長くないかを判定し、長ければステップS47で押え
メスサイズエラーのフラグを立てて、このサブルーチン
を抜けて図19の縫製データ作成サブルーチンに戻る。
一方、短くて正常である場合にはステップS46に移行
する。ステップS46では、メスサイズ「L1」がボタ
ン穴の長さである布切り長さ「a」より長くないかを判
定し、長ければステップS47で押えメスサイズエラー
のフラグを立てて、このサブルーチンを抜けるが、短け
ればステップS48に移行する。
め長さ「c」と布切りメス−第2閂止め間スキマ長さ
「h」のデータを得て、これらの和が2mmより短くな
いか判定する。即ち、縫製パターン端部から該端部側の
ボタン穴端までの長さが、ミシン針9と布切りメス16
との間隔よりも短くないかを判定する。その結果、短か
くい場合にはステップS49でメス駆動タイミングエラ
ーのフラグを立てて、このサブルーチンを抜け、短くな
い場合にはそのままこのサブルーチンを抜けて、図19
の縫製データ作成サブルーチンに戻る。
テップS17で行われる縫製サブルーチンのフローチャ
ートを示す。この縫製処理が開始されると、順次、「残
糸数」パラメータにパターン演算処理で演算された縫製
パターンの総針数を割り当てる処理(ステップS5
1)、ミシンモータ5を駆動させるミシン起動出力(ス
テップS52)を行い、ステップS53に移行する。そ
して、ステップS53でミシンの状態が回転中になった
ことを確認し、その後、ミシンの状態が停止するまで、
ステップS54〜ステップS65の高速ループ処理を繰
り返し、このループ処理の繰り返しの中で実際の縫製処
理を行っていく。
状態を監視してミシンが停止した場合にこのループを抜
ける処理を行う。ステップS55では、TG発生器11
8に基づく上軸6の回転角度を監視して、所定の回転角
度になったタイミングでステップS56に移行し、該ス
テップで、Y送りパルスモータ20、基線送りパルスモ
ータ40、針振り送りパルスモータ41を駆動して、演
算して得た縫製パターンに従って針落ち位置を移動させ
ていく。つまり、このステップS55,S56の処理に
より、縫製パターンに従って布が送られ実際の縫製が行
われていく。ステップS57では、針上位置センサ11
6の出力に基づき針棒8が所定位置より上方に上がった
場合に、ステップS58に移行し、該ステップで針数を
カウントしていくと共に、針数が布切りメス16の駆動
回数「M1」〜「Mn」になった場合に、布切りメス16
の駆動処理を行う。
117からの出力により送り基準割り込み信号が入力さ
れた場合にステップS60に移行し、該ステップで布送
りが基準位置にきた場合の設定処理を行う。ステップS
61では、針数カウントが布切りメス16の駆動回数で
ある場合に、布切りメス16の駆動チェックを行う。ス
テップS62では、スタートスイッチ53Bからの検出
出力に基づき布押え15の上昇機構のロックが外れてい
ないかチェックして、外れている場合に、順次ラッチか
み合いエラーのフラグを立てる処理(ステップS6
3)、ミシンモータ5を停止する処理(ステップS6
4)を行う。
ッチ98の検出出力に基づき上糸切り鋏み80がミシン
針9の針落ち位置近傍に来てないことを確認し、来てい
た場合に、順次上糸切り鋏みエラーのフラグを立てる処
理(ステップS66)、ミシンモータ5を停止する処理
(ステップS67)を行って、ステップS54に移行し
このサブルーチンを抜ける。つまり、このステップS6
3,S66の処理でエラーフラグが立てられた上で、図
18のゼネラルフローに戻った場合に、ステップS18
のエラー判定処理でエラーと判定されて、エラー表示処
理が実行されることになる。
テップS58で行われる針上位置割込処理の処理手順を
示すフローチャートである。この針上位置割込処理で
は、先ず、残りの針数を示す残針数パラメーターに
「1」ディクリメントする処理(ステップS81)、縫
い始めからの針数を示す針数パラメータに「1」インク
リメントする処理(ステップS82)を順次行って、ス
テップS83に移行する。ステップS83では、残針数
パラメータが「0」になったか否かを判定し、「0」に
なった場合にミシン停止の出力(ステップS84)を行
い、「0」でない場合にはステップS85のメス駆動処
理のサブルーチンを行って、図21の縫製処理に戻る。
テップS85で行われるメス駆動処理の処理手順を示す
フローチャートである。このメス駆動処理に移行する
と、先ず、ステップS91〜ステップS103におい
て、布切りメスの駆動タイミングであるメス駆動針数
(「M1」〜「Mn」)に近づいたときに、布切りメス
の駆動に掛かるタイムラグを制御するために、ミシンス
ピードを下げたり、ミシンスピードに応じて布切りメス
16を始動するタイミングを補正(針数「α」早める補
正)したりする。そして、ステップS104において、
布切りメス16を始動するタイミングになっていなけれ
ば、このサブルーチンを抜けるが、上記タイミングにな
っていれば、布切りメス16を始動させるべくステップ
S105に移行する。
イッチ99の検知出力に基づき、上糸切り鋏み80がメ
ス落ち位置の近傍に寄っていないか判定し、寄っていな
けれステップS108に移行して、布切りメスを下降さ
せる布切りメス下降サブルーチン処理を行い、次のステ
ップS109で布切りメス16の駆動回数を示すパラメ
ータ「n」を「1」インクリメント更新して、このサブ
ルーチンを抜ける。しかし、ステップS105の判定処
理で、上糸切り鋏み80がメス落ち位置の近傍に寄って
いると判定された場合には、ステップS106で上糸切
り鋏みエラーのフラグを立て、更に、ステップS107
でミシンモータ5の回転を停止する出力を行って、この
サブルーチンを抜ける。
プS108で行われる布切りメス下降処理の処理手順を
示すフローチャートである。この処理が開始されると、
先ず、ステップS111で布切りメス下降シリンダ駆動
回路123に布切りメス下降シリンダ75を駆動させる
信号を出力してステップS112に移行する。その後、
順次、メス駆動中の布切りメス16の動作チェック用パ
ラメータである布切りメスカウンタに布切りメス16の
下降時間分のカウント値を出力する処理(ステップS1
12)、布切りメスカウンタを起動させる処理(ステッ
プS113)、布切りメス16の動作状態を示す布切り
メス下降フラグに下降中を示す「1」を記録する処理
(ステップS114)を行って、このサブルーチンを抜
け、図23のメス駆動処理に戻る。
ステップS61で行われる布切りメスカウンタ割込処理
のフローチャートを示す。この処理に移行すると、先ず
ステップS121〜S123において、布切りメスカウ
ンタの更新(「1」デクリメント)と、布切りメスカウ
ンタのカウント値に応じた分岐処理を行う。即ち、布切
りメスカウンタが既に「0」であった場合には何も行わ
ずにこのサブルーチンを抜け、布切りメスカウンタに
「0」以外の値があれば上記カウンタの更新を行い、更
新後も「0」になってなければ、そのままこのサブルー
チンを抜け、更新後「0」であればステップS124に
移行する。つまり、図24の布切りメス下降処理で布切
りメス16の下降が開始された後、下降しきるまでカウ
ントが繰り返され、下降しきったところでステップS1
24に移行する。或いは、下記の処理で布切りメス16
の上昇出力が行われた後、上昇しきるまでカウントが行
われ、上昇しきったところでステップS124に移行す
る。
駆動が正しく行われているかをチェックするメス駆動チ
ェック処理を行ってステップS125に移行する。ステ
ップS125では、布切りメス16の動作状態を示す布
切りメス下降フラグが上昇中であることを示す「2」で
あるか否かを判定し、そうであれば布切りメス16が上
昇しきったと判断して、順次、布切りメスカウンタを停
止する処理(ステップS126)、布切りメス下降フラ
グに停止中を示す「0」を記録してこのサブルーチンを
抜ける。一方、ステップS125の判定処理で、「2」
でなく布切りメス16が下降しきった状態であると判断
された場合には、順次、布切りメス16を上昇させる出
力(ステップS128)、布切りメスカウンタを一旦停
止する処理(ステップS129)、布切りメスカウンタ
にメス上昇にかかるカウント値を入れる処理(ステップ
S130)、布切りメスカウンタを起動する処理(ステ
ップS131)、布切りメス下降フラグに上昇中を示す
「2」を記録する処理(ステップS132)を行ってこ
のサブルーチンを抜ける。
割込処理のステップS125で行われるメス駆動チェッ
クサブルーチンのフローチャートを示す。この処理が開
始されると、先ず、ステップS141でメス下降出力中
か上昇出力中かを判別され、下降出力中であれば、ステ
ップS142においてメス下降検知スイッチ34の検知
出力に基づき布切りメス16が正常に下降しているかを
確認し、一方、上昇出力中であれば、ステップS143
においてメス下降検知スイッチ34の検知出力に基づき
布切りメス16が正常に戻っているかを確認する。
143の確認処理で正常と判定された場合には、そのま
まこのサブルーチンを抜けるが、ステップS142の確
認処理で布切りメス16が下降していなかった場合に
は、布切りメス16の動作不良として、順次、メス駆動
エラーのフラグを立てる処理(ステップS144)、ミ
シンモータ5を停止させる出力(ステップS146)を
行ってこのサブルーチンを終了する。また、ステップS
143の確認処理で布切りメス16が上昇していなかっ
た場合には、布切りメス16の動作不良として、順次、
メス戻りエラーのフラグを立てる処理(ステップS14
5)、ミシンモータ5を停止させる出力(ステップS1
46)を行ってこのサブルーチンを終了する。そして、
図25の布切りメスカウンタ割込み処理の次のステップ
に移行する。
ップS5,S20で行われるエラー表示サブルーチンの
処理手順を示すフローチャートである。この処理は、図
20の入力データエラーチェック処理中、押えメスサイ
ズエラー或いはメス駆動タイミングエラーのフラグが立
てられて、ゼネラルフローのエラー判定処理(図18:
ステップS4)でエラーと判定された場合に呼び出され
る。或いは、図21の縫製処理中、ラッチかみ合いエラ
ー或いは上糸切り鋏みエラーのフラグが立てられてミシ
ンが停止した場合、図23のメス駆動処理中、上糸切り
鋏みエラーのフラグが立てられてミシンが停止した場
合、図26のメス駆動チェック処理中、メス駆動エラー
又はメス戻りエラーのフラグが立てられてミシンが停止
した場合に、ゼネラルフローのエラー判定処理(図1
8:ステップS18)でエラーと判定されて呼び出され
る。エラー表示サブルーチンが開始されると、順次、エ
ラーフラグの種類から発生したエラーに対応するエラー
ナンバー(図16参照)を取得する処理(ステップS1
51)、操作パネル110の表示部140にエラー発生
を報知する「Er」の表示と、エラーの内容を示すエラ
ーナンバー(例えば「3」)の表示を行う。このエラー
表示が呼び出された場合には、ゼネラルフロー(図1
8)中でこのエラー表示処理が繰り替えされるので、上
記エラー表示を行ったまま、ボタン穴かがり処理が中断
される。
かがりミシン1の制御装置によれば、図21の縫製処理
のステップS65で縫製中に上糸切り鋏み80が針落ち
位置に近接した場合に自動的にミシンの縫製動作が禁止
されるので、従来、作業者がいちいち目視により上糸切
り鋏み80が待機位置に戻っているか確かめる必要があ
ったのに対して、本発明では、この確認作業を必要とせ
ず作業者の負担を軽減することが出来る。
シンの動作不良や縫製パターンの設定不良により、ミシ
ンの縫製動作が禁止(停止又は稼動不能)となった場合
に、操作パネル110の表示部140にエラーの内容を
示す表示が行われるので、作業者は、何が原因でミシン
の縫製動作が禁止になったのかすぐに究明でき、ミシン
の復旧作業を手早く行い、縫製作業の効率を上げること
が出来る。
タン穴かがりミシンの制御装置は、この実施の形態に示
された制御装置に限られず、例えば、上糸切り鋏みの位
置を検出するセンサーの取り付けられる個所は変更可能
であるし、また、例えば上糸切り鋏みの移動が1次元的
に行われるタイプのものであれば、センサーの数は2個
でなく1個でも十分に役割を果すことが出来る。また、
この実施の形態では、ミシンとしてボタン穴かがりミシ
ンを挙げて説明してきたが、上糸切り鋏みの動作不良の
検知および報知、布切りメスの動作不良の報知、押え上
げ機構をロックするロック機構(押え抑止手段)の動作
不良の報知は、ボタン穴かがりミシンに限られず、その
他の種類のサイクルミシン、或いは通常のミシンにも適
用可能である。
鋏みが動作位置にある場合に自動的にミシンの縫製動作
が禁止され表示されるので、上糸切り鋏み等の破損を防
止し、ミシンが動作しない理由を直ぐに認知でき、従っ
て、ミシンの復旧作業が手早く済み、縫製作業の効率を
上げることが出来る。
の動作不良や縫製パターンの設定不良により、ミシンの
縫製動作が禁止(停止又は稼動不能)となった場合で
も、報知手段からのエラー報知により、何が原因でミシ
ンの縫製動作が禁止になったのかすぐに究明することが
出来る。従って、ミシンの復旧作業が手早く済み、縫製
作業の効率を上げることが出来る。
穴かがりミシンの概観を示す斜視図である。
置関係を示す上面図である。
の構成を示す斜視図である。
めの側面図である。
機構および押えロック機構を示す透視図である。
みの概略構成を示す斜視図である。
側方図である。
上面図である。
ン面部側から眺めた図である。
す上面図である。
シン面部側から眺めた図である。
ネルを示す図である。
ブロック図である。
タの内容を示すチャート図である。
する図である。
すチャート図である。
ある。
るボタン穴かがり処理のゼネラルフローの処理手順を示
すフローチャートである。
われる縫製データ作成サブルーチンの処理手順を示すフ
ローチャートである。
ップS31で行われる入力データエラーチェック処理の
処理手順を示すフローチャートである。
行われる縫製サブルーチンの処理手順を示すフローチャ
ートである。
で行われる針上位置割込処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
で行われるメス駆動処理の処理手順を示すフローチャー
トである。
行われる布切りメス下降処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
で行われる布切りメスカウンタ割込処理の処理手順を示
すフローチャートである。
ップS125で行われるメス駆動チェックサブルーチン
の処理手順を示すフローチャートである。
20で行われるエラー表示サブルーチンの処理手順を示
すフローチャートである。
段) 35 駆動アーム(布切り手段を構成) 36 メス駆動アーム(布切り手段を構成) 37 メス駆動フック(布切り手段を構成) 41 押え棒(押え上げ手段) 42 回動アーム(押え上げ手段) 43 第2リンク(押え上げ手段) 44 回動アーム(押え上げ手段) 45 第1リンク(押え上げ手段) 47 ペダルリンク部材(押え上げ手段) 51 係止部材(押え上げ抑止手段) 52 スタート操作桿(押え上げ抑止手段) 53B スタートスイッチ(ラッチ検出手段) 54 スタートレバー(押え上げ抑止手段) 56 ラッチ部材(押え上げ抑止手段) 57 終了時ソレノイド(押え上げ抑止手段) 58 ラッチ移動検知スイッチ(ラッチ検出手
段) 75 布切りメス下降シリンダ(布切り手段を
構成) 80 上糸切り鋏み 81 鋏みレバー 83 連結軸 85 鋏みアーム 98 ハサミ前後検知スイッチ(鋏み位置検出
手段) 99 ハサミ左右検知スイッチ(鋏み位置検出
手段) 100 CPU(演算手段、制御手段) 110 操作パネル(設定入力手段) 140 表示部(報知手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 針板上方において針落ち位置から離れた
待機位置から針落ち位置の近傍の動作位置までスライド
移動して被縫製物とミシン針との間の上糸を切断する上
糸切り鋏みを備えたミシンの制御装置であって、 前記上糸切り鋏みが前記動作位置にあることを検出する
鋏み位置検出手段と、 前記鋏み位置検出手段の検出出力に基づき、前記上糸切
り鋏みが前記動作位置にない予定のタイミングに該動作
位置にあった場合に、ミシンの縫製動作を禁止すると共
に、報知手段から上糸切り鋏みに関するエラー報知を行
う制御手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの制御装置。 - 【請求項2】 被縫製物上に布切りメスを下降させて被
縫製物を切断する布切り手段と、 布切りメスが下降位置にあることを検出するメス下降検
出手段と、 前記メス下降検出手段の検出出力に基づき、所定タイミ
ングにおける前記布切りメスが所定位置にないとき、ミ
シンの縫製動作を禁止すると共に、報知手段から布切り
メスに関するエラー報知を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの制御装置。 - 【請求項3】 被縫製物上に布切りメスを下降させて被
縫製物にボタン穴を開ける布切り手段と、 縫目の形成個所を囲むフレーム枠を有し、該フレーム枠
で被縫製物を押さえて保持すると共に、布送り方向に移
動して被縫製物を送る布保持手段とを備えたボタン穴か
がりミシンの制御装置において、 布切りメスで形成するボタン穴の全長を含むボタン穴か
がり縫製パターンを設定する設定入力手段と、 前記ボタン穴かがり縫製パターンの設定値と布切りメス
またはフレーム枠の寸法値とを比較して適正を判断し、
適正ではないときミシンの起動を禁止すると共に、報知
手段からボタン穴の設定不良に関するエラー報知を行う
制御手段とを備えたことを特徴とするボタン穴かがりミ
シンの制御装置。 - 【請求項4】 被縫製物上に布切りメスを下降させて被
縫製物にボタン穴を開ける布切り手段と、 ボタン穴の開口位置を含むボタン穴かがりの縫製パター
ンを設定する設定入力手段と、 布送り方向に見て、設定された縫製パターンの縫目端部
から、該縫目端部に近い側のボタン穴の端部までの長さ
に関するボタン穴から縫目端部までの長さを演算する演
算手段と、 前記演算長さが所定長さより短い場合に、ミシンの縫製
動作を禁止すると共に、報知手段から布切りメスの駆動
位置不良に関するエラー報知を行う制御手段とを備えた
ことを特徴とするボタン穴かがりミシンの制御装置。 - 【請求項5】 被縫製物を押さえて保持する布押えと、 該布押えを上昇させて被縫製物の保持を解く押え上げ手
段と、 前記押え上げ手段に係止可能な係止部材を有し、ミシン
の縫製動作中に前記係止部材の係止により該押え上げ手
段の作動を抑止する押え上げ抑止手段とを備えたミシン
の制御装置であって、 前記係止部材が前記押え上げ手段に係止されていること
を検出するラッチ検出手段と、 前記ラッチ検出手段の検出出力に基づき、ミシンの縫製
動作中に前記係止部材の係止がはずれた場合に、ミシン
の縫製動作を禁止すると共に、報知手段から係止部材の
係止不良に関するエラー報知を行う制御手段とを備えた
ことを特徴とするミシンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14633798A JP3940220B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | ミシンの制御装置、および、ボタン穴かがりミシンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP14633798A JP3940220B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | ミシンの制御装置、および、ボタン穴かがりミシンの制御装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3940220B2 JP3940220B2 (ja) | 2007-07-04 |
Family
ID=15405420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14633798A Expired - Fee Related JP3940220B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | ミシンの制御装置、および、ボタン穴かがりミシンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3940220B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2002177680A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-25 | Juki Corp | ミシン |
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| KR100983750B1 (ko) * | 2001-10-15 | 2010-09-24 | 쥬키 가부시키가이샤 | 재봉틀 |
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| CN104141201A (zh) * | 2013-05-08 | 2014-11-12 | 陈忠前 | 工业缝纫机 |
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| JP5408946B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2014-02-05 | Juki株式会社 | ミシン |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14633798A patent/JP3940220B2/ja not_active Expired - Fee Related
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