JPH11334345A - 熱発生器 - Google Patents
熱発生器Info
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- JPH11334345A JPH11334345A JP13993998A JP13993998A JPH11334345A JP H11334345 A JPH11334345 A JP H11334345A JP 13993998 A JP13993998 A JP 13993998A JP 13993998 A JP13993998 A JP 13993998A JP H11334345 A JPH11334345 A JP H11334345A
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ロータの回動中心付近に滞留しがちな粘性流体
を確実に移動可能として発熱室内での粘性流体の円滑な
循環を確保する。 【解決手段】ハウジング内には発熱室7が区画形成され
るとともに、駆動軸20及び円筒状ロータ30が回動可
能に支持されている。ロータ30の外周面とそれに対向
する発熱室7の内周面との間には円筒状のクリアランス
領域が確保されている。該クリアランス領域を満たすよ
うに発熱室7内には、シリコーンオイル等の粘性流体
(図示略)が入れられる。又、駆動軸20の内部にはそ
の軸方向に延びる粘性流体用の流通路21が形成されて
いる。ロータ30の回転時、粘性流体は前記クリアラン
ス領域において剪断熱を発生するとともに、流通路21
を経由して発熱室7内を循環する。
を確実に移動可能として発熱室内での粘性流体の円滑な
循環を確保する。 【解決手段】ハウジング内には発熱室7が区画形成され
るとともに、駆動軸20及び円筒状ロータ30が回動可
能に支持されている。ロータ30の外周面とそれに対向
する発熱室7の内周面との間には円筒状のクリアランス
領域が確保されている。該クリアランス領域を満たすよ
うに発熱室7内には、シリコーンオイル等の粘性流体
(図示略)が入れられる。又、駆動軸20の内部にはそ
の軸方向に延びる粘性流体用の流通路21が形成されて
いる。ロータ30の回転時、粘性流体は前記クリアラン
ス領域において剪断熱を発生するとともに、流通路21
を経由して発熱室7内を循環する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱発生器に関する。
特に、粘性流体を収容すべくハウジング内に区画形成さ
れた発熱室と、外部からの循環流体を流通させるべく前
記ハウジング内に区画形成された放熱室と、前記発熱室
内において回動可能に支持されるとともに外部駆動源に
よって駆動される駆動軸と、前記発熱室内において前記
駆動軸と共に回動可能に設けられたロータとを備え、前
記発熱室の粘性流体を前記ロータで剪断して熱を発生さ
せその熱を前記放熱室を流れる循環流体に熱交換する車
輌用の熱発生器に関する。
特に、粘性流体を収容すべくハウジング内に区画形成さ
れた発熱室と、外部からの循環流体を流通させるべく前
記ハウジング内に区画形成された放熱室と、前記発熱室
内において回動可能に支持されるとともに外部駆動源に
よって駆動される駆動軸と、前記発熱室内において前記
駆動軸と共に回動可能に設けられたロータとを備え、前
記発熱室の粘性流体を前記ロータで剪断して熱を発生さ
せその熱を前記放熱室を流れる循環流体に熱交換する車
輌用の熱発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−254636号公報は、車輌
用暖房装置に組み込まれる補助熱源としての暖房用温水
加熱器を開示する。この温水加熱器は、粘性流体(例え
ばシリコーンオイル)を収容すべくハウジング内に区画
形成された発熱室と、ハウジングに回動可能に支持され
たシャフト(駆動軸)と、前記発熱室内においてシャフ
ト上に締着されたロータとを備えている。そして、エン
ジンの駆動力でシャフト及びロータを一体回転させ、回
転するロータで粘性流体を機械的に剪断して剪断熱を発
生させ、この熱を発熱室の周囲に設けられたウォータジ
ャケット(放熱室に相当)を流れるエンジン冷却水に熱
交換している。
用暖房装置に組み込まれる補助熱源としての暖房用温水
加熱器を開示する。この温水加熱器は、粘性流体(例え
ばシリコーンオイル)を収容すべくハウジング内に区画
形成された発熱室と、ハウジングに回動可能に支持され
たシャフト(駆動軸)と、前記発熱室内においてシャフ
ト上に締着されたロータとを備えている。そして、エン
ジンの駆動力でシャフト及びロータを一体回転させ、回
転するロータで粘性流体を機械的に剪断して剪断熱を発
生させ、この熱を発熱室の周囲に設けられたウォータジ
ャケット(放熱室に相当)を流れるエンジン冷却水に熱
交換している。
【0003】又、前記発熱室の上方にリザーバタンクを
設け、このリザーバタンクと発熱室とを連通路を介して
連通している。その連通路の途中には弁手段を設け、暖
房用温水回路を流れるエンジン冷却水の温度に応じて該
弁手段を開閉制御している。即ち、エンジン冷却水の温
度が低い場合には、弁手段を閉じて発熱室を閉塞状態と
して粘性流体を発熱室に封じ込めてロータの剪断を受け
させ、剪断熱を発生させる。他方、エンジン冷却水の温
度が高くなった場合には、弁手段を開いて発熱室をリザ
ーバタンクに連通し、ロータ回転時の遠心力でもって発
熱室内の粘性流体をリザーバタンクに待避させて発熱室
の粘性流体量を減少させ、剪断発熱を抑制又は禁止して
いる。このように前記暖房用温水加熱器では、弁手段の
開閉制御に基づいて発熱室とリザーバタンクとの間で粘
性流体を適宜移動させることで、当該温水加熱器の発熱
作用を事実上制御(ON/OFF)している。
設け、このリザーバタンクと発熱室とを連通路を介して
連通している。その連通路の途中には弁手段を設け、暖
房用温水回路を流れるエンジン冷却水の温度に応じて該
弁手段を開閉制御している。即ち、エンジン冷却水の温
度が低い場合には、弁手段を閉じて発熱室を閉塞状態と
して粘性流体を発熱室に封じ込めてロータの剪断を受け
させ、剪断熱を発生させる。他方、エンジン冷却水の温
度が高くなった場合には、弁手段を開いて発熱室をリザ
ーバタンクに連通し、ロータ回転時の遠心力でもって発
熱室内の粘性流体をリザーバタンクに待避させて発熱室
の粘性流体量を減少させ、剪断発熱を抑制又は禁止して
いる。このように前記暖房用温水加熱器では、弁手段の
開閉制御に基づいて発熱室とリザーバタンクとの間で粘
性流体を適宜移動させることで、当該温水加熱器の発熱
作用を事実上制御(ON/OFF)している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の温水加熱器
において前述のような原理での発熱制御を実現するため
には、発熱室内の粘性流体がロータの遠心作用を受けて
該発熱室から確実に放出される必要がある。
において前述のような原理での発熱制御を実現するため
には、発熱室内の粘性流体がロータの遠心作用を受けて
該発熱室から確実に放出される必要がある。
【0005】しかしながら、遠心力は一般に周速度(即
ち角速度ω×半径r)に依存する。即ち、ロータの回動
中心付近よりもロータの外周部において、より大きな遠
心力が作用する。従って、ロータの外周部と接触する粘
性流体は十分な遠心作用を受けて発熱室からリザーバタ
ンクへ移送され得るが、ロータの中心付近(即ちシャフ
トを取り囲むロータの付け根部分)に滞留又は粘着する
粘性流体には比較的小さな遠心力しか働かず、発熱室か
らリザーバタンクへ移されるには至らない。換言すれ
ば、ロータの中心付近に滞留する粘性流体は、そこから
ほとんど移動することのできない「死にオイル」とも言
うべき状態に陥っている。
ち角速度ω×半径r)に依存する。即ち、ロータの回動
中心付近よりもロータの外周部において、より大きな遠
心力が作用する。従って、ロータの外周部と接触する粘
性流体は十分な遠心作用を受けて発熱室からリザーバタ
ンクへ移送され得るが、ロータの中心付近(即ちシャフ
トを取り囲むロータの付け根部分)に滞留又は粘着する
粘性流体には比較的小さな遠心力しか働かず、発熱室か
らリザーバタンクへ移されるには至らない。換言すれ
ば、ロータの中心付近に滞留する粘性流体は、そこから
ほとんど移動することのできない「死にオイル」とも言
うべき状態に陥っている。
【0006】このように、単に発熱室と他所(リザーバ
タンク)とを連通可能な連通路を設け、回転するロータ
の遠心作用に依拠して発熱室内粘性流体の移動を図ろう
としても、そこには前述のような限界がある。粘性流体
が一部といえども発熱室内に長期間とどまると熱劣化が
進み、剪断作用を受けて発熱するという特性が失われる
傾向にある。
タンク)とを連通可能な連通路を設け、回転するロータ
の遠心作用に依拠して発熱室内粘性流体の移動を図ろう
としても、そこには前述のような限界がある。粘性流体
が一部といえども発熱室内に長期間とどまると熱劣化が
進み、剪断作用を受けて発熱するという特性が失われる
傾向にある。
【0007】このような不都合は、ロータの回転時に発
熱室内で粘性流体の循環移動を生じさせたい場合にも起
こり得る。本発明の目的は、ロータの回動中心付近に滞
留する粘性流体をも確実に移動可能として、発熱室内で
の粘性流体の円滑な移動又は発熱室内での粘性流体の円
滑な循環を可能とする熱発生器を提供することにある。
熱室内で粘性流体の循環移動を生じさせたい場合にも起
こり得る。本発明の目的は、ロータの回動中心付近に滞
留する粘性流体をも確実に移動可能として、発熱室内で
の粘性流体の円滑な移動又は発熱室内での粘性流体の円
滑な循環を可能とする熱発生器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、粘性
流体を収容すべくハウジング内に区画形成された発熱室
と、外部からの循環流体を流通させるべく前記ハウジン
グ内に区画形成された放熱室と、前記発熱室内において
回動可能に支持されるとともに外部駆動源によって駆動
される駆動軸と、前記発熱室内において前記駆動軸と共
に回動可能に設けられたロータとを備え、前記発熱室の
粘性流体を前記ロータで剪断して熱を発生させその熱を
前記放熱室を流れる循環流体に熱交換する熱発生器にお
いて、前記駆動軸の内部にその軸方向に延びる粘性流体
用の流通路を形成したことを特徴とする。
流体を収容すべくハウジング内に区画形成された発熱室
と、外部からの循環流体を流通させるべく前記ハウジン
グ内に区画形成された放熱室と、前記発熱室内において
回動可能に支持されるとともに外部駆動源によって駆動
される駆動軸と、前記発熱室内において前記駆動軸と共
に回動可能に設けられたロータとを備え、前記発熱室の
粘性流体を前記ロータで剪断して熱を発生させその熱を
前記放熱室を流れる循環流体に熱交換する熱発生器にお
いて、前記駆動軸の内部にその軸方向に延びる粘性流体
用の流通路を形成したことを特徴とする。
【0009】この熱発生器によれば、駆動軸がロータの
回動中心軸となり、この回動中心軸の内部に粘性流体用
の流通路が確保される。従って、発熱室においてロータ
の回動中心近傍にある粘性流体をその駆動軸内流通路に
直接流入させ該流通路を経由して他所に移送したり、あ
るいは、この駆動軸内流通路を経由して他所から移送さ
れてきた粘性流体をロータの回動中心近傍に供給しその
供給圧でロータの回動中心近傍に滞留しがちな粘性流体
を移動させることが可能となる。なお、駆動軸内流通路
はロータの回動軸線にほぼ一致して横たわることになる
ため、ロータ及び駆動軸が高速回転しても、流通路を流
れる粘性流体は大して遠心力の影響を受けず、該流通路
内を円滑に移動することができる。
回動中心軸となり、この回動中心軸の内部に粘性流体用
の流通路が確保される。従って、発熱室においてロータ
の回動中心近傍にある粘性流体をその駆動軸内流通路に
直接流入させ該流通路を経由して他所に移送したり、あ
るいは、この駆動軸内流通路を経由して他所から移送さ
れてきた粘性流体をロータの回動中心近傍に供給しその
供給圧でロータの回動中心近傍に滞留しがちな粘性流体
を移動させることが可能となる。なお、駆動軸内流通路
はロータの回動軸線にほぼ一致して横たわることになる
ため、ロータ及び駆動軸が高速回転しても、流通路を流
れる粘性流体は大して遠心力の影響を受けず、該流通路
内を円滑に移動することができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の熱発
生器において、前記駆動軸内の流通路は前記発熱室の剪
断発熱領域とともに前記ハウジング内における粘性流体
の循環経路の一部を構成することを特徴とする。
生器において、前記駆動軸内の流通路は前記発熱室の剪
断発熱領域とともに前記ハウジング内における粘性流体
の循環経路の一部を構成することを特徴とする。
【0011】この構成によれば、熱発生器内に収容され
た粘性流体は、駆動軸内流通路を含んで構成される循環
経路を経由して循環移動することが可能となる。このた
め、特定の粘性流体が発熱室の剪断発熱領域にとどまる
ことが回避される。換言すれば、発熱室の剪断発熱領域
内の粘性流体は常に入れ替えられる。故に、粘性流体が
局部において機械的又は熱的に劣化することが極力回避
され、熱発生器の発熱性能が長期にわたり保持される。
た粘性流体は、駆動軸内流通路を含んで構成される循環
経路を経由して循環移動することが可能となる。このた
め、特定の粘性流体が発熱室の剪断発熱領域にとどまる
ことが回避される。換言すれば、発熱室の剪断発熱領域
内の粘性流体は常に入れ替えられる。故に、粘性流体が
局部において機械的又は熱的に劣化することが極力回避
され、熱発生器の発熱性能が長期にわたり保持される。
【0012】請求項3の発明は、請求項2に記載の熱発
生器において、前記粘性流体の循環経路の一部には更
に、粘性流体を剪断発熱状態から解放して休ませるため
の貯留領域又は貯留室が設けられていることを特徴とす
る。
生器において、前記粘性流体の循環経路の一部には更
に、粘性流体を剪断発熱状態から解放して休ませるため
の貯留領域又は貯留室が設けられていることを特徴とす
る。
【0013】この構成によれば、循環経路を循環する粘
性流体が貯留領域又は貯留室に定期的に進入し、そこに
一定期間だけとどまることで、剪断発熱状態から解放さ
れて休むことができる。それ故、粘性流体は機械的剪断
作用を受けて発熱するという特性を取り戻すことが可能
となり、機械的又は熱的劣化が遅らされる。結果とし
て、熱発生器の発熱性能が長期にわたり保持される。
性流体が貯留領域又は貯留室に定期的に進入し、そこに
一定期間だけとどまることで、剪断発熱状態から解放さ
れて休むことができる。それ故、粘性流体は機械的剪断
作用を受けて発熱するという特性を取り戻すことが可能
となり、機械的又は熱的劣化が遅らされる。結果とし
て、熱発生器の発熱性能が長期にわたり保持される。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
か一項に記載の熱発生器において、前記ロータの前端及
び後端と、これらが対向する前記発熱室の前端壁及び後
端壁との間にそれぞれ形成されるロータ前端域及びロー
タ後端域が、少なくとも前記駆動軸内流通路を経由して
連通されていることを特徴とする。
か一項に記載の熱発生器において、前記ロータの前端及
び後端と、これらが対向する前記発熱室の前端壁及び後
端壁との間にそれぞれ形成されるロータ前端域及びロー
タ後端域が、少なくとも前記駆動軸内流通路を経由して
連通されていることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、ロータ前端域とロータ
後端域とを駆動軸内流通路を介して連通することができ
る。このような駆動軸の有効利用により、ロータ前端域
とロータ後端域とを連通させるためにハウジング内に特
別の通路をあえて設ける必要がなくなる。
後端域とを駆動軸内流通路を介して連通することができ
る。このような駆動軸の有効利用により、ロータ前端域
とロータ後端域とを連通させるためにハウジング内に特
別の通路をあえて設ける必要がなくなる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
か一項に記載の熱発生器において、前記ロータは前記駆
動軸上に固定されており、前記駆動軸内の流通路の一端
が前記ロータの付け根付近に開口していることを特徴と
する。
か一項に記載の熱発生器において、前記ロータは前記駆
動軸上に固定されており、前記駆動軸内の流通路の一端
が前記ロータの付け根付近に開口していることを特徴と
する。
【0017】駆動軸内の流通路の一端がロータの付け根
付近に開口することで、その付け根付近に滞留しがちな
粘性流体を他所へ移送することが容易となる。又、流通
路の一端(開口端)は駆動軸の外周面に開口するが、ロ
ータの高速回転時でもそのロータの回動中心軸に相当す
る駆動軸の外周面の周速度は大して大きくならない。従
って、周回する開口端とロータ付け根付近の粘性流体と
の相対速度差は十分に小さい。それ故、ロータの高速回
転時においても、ロータ付け根付近の粘性流体が開口端
内にたやすく進入することができ、駆動軸内流通路はそ
の機能を十分に発揮することができる。
付近に開口することで、その付け根付近に滞留しがちな
粘性流体を他所へ移送することが容易となる。又、流通
路の一端(開口端)は駆動軸の外周面に開口するが、ロ
ータの高速回転時でもそのロータの回動中心軸に相当す
る駆動軸の外周面の周速度は大して大きくならない。従
って、周回する開口端とロータ付け根付近の粘性流体と
の相対速度差は十分に小さい。それ故、ロータの高速回
転時においても、ロータ付け根付近の粘性流体が開口端
内にたやすく進入することができ、駆動軸内流通路はそ
の機能を十分に発揮することができる。
【0018】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
か一項に記載の熱発生器において、前記ロータは略円筒
形状をなしており、その円筒状ロータの外周面及びそれ
に対向する前記発熱室の内周面の少なくとも一方に、ロ
ータ外周面と発熱室内周面との間に形成されるクリアラ
ンス領域に介在する粘性流体を前記ロータの一端部に向
かって移動させるための移送手段が設けられていること
を特徴とする。
か一項に記載の熱発生器において、前記ロータは略円筒
形状をなしており、その円筒状ロータの外周面及びそれ
に対向する前記発熱室の内周面の少なくとも一方に、ロ
ータ外周面と発熱室内周面との間に形成されるクリアラ
ンス領域に介在する粘性流体を前記ロータの一端部に向
かって移動させるための移送手段が設けられていること
を特徴とする。
【0019】この構成によれば、略円筒形状のロータの
外周域(クリアランス領域)に存在する粘性流体が移送
手段によってロータの一端部に向かって強制移動され
る。他方、前述したようにロータの回動中心軸となる駆
動軸内には流通路が設けられており、前記移送手段によ
って移送されてきた粘性流体が該流通路に流れ込む。従
って、移送手段による粘性流体の強制移動が圧送力とな
って、流通路内では、移送手段による粘性流体の移送方
向とは逆方向に粘性流体が移送される。
外周域(クリアランス領域)に存在する粘性流体が移送
手段によってロータの一端部に向かって強制移動され
る。他方、前述したようにロータの回動中心軸となる駆
動軸内には流通路が設けられており、前記移送手段によ
って移送されてきた粘性流体が該流通路に流れ込む。従
って、移送手段による粘性流体の強制移動が圧送力とな
って、流通路内では、移送手段による粘性流体の移送方
向とは逆方向に粘性流体が移送される。
【0020】なお、この場合の「略円筒形状」とは、ロ
ータがその半径よりも軸長の方が長い円筒形状をなすこ
とをいう。このような円筒状ロータではその外周面が主
たる剪断作用面となって必要な剪断発熱量を確保する。
ータがその半径よりも軸長の方が長い円筒形状をなすこ
とをいう。このような円筒状ロータではその外周面が主
たる剪断作用面となって必要な剪断発熱量を確保する。
【0021】請求項7の発明は、請求項6に記載の熱発
生器において、前記移送手段は、円筒状ロータの外周面
に形成された誘導溝であることを特徴とする。このよう
な誘導溝によれば、移送手段を簡易かつ確実に構成でき
る。
生器において、前記移送手段は、円筒状ロータの外周面
に形成された誘導溝であることを特徴とする。このよう
な誘導溝によれば、移送手段を簡易かつ確実に構成でき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車輌用暖房装置に
組み込まれる車輌用熱発生器に具体化した第1〜第3実
施形態を図面を参照しつつ説明する。
組み込まれる車輌用熱発生器に具体化した第1〜第3実
施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0023】(第1実施形態)図1に示すように、本実
施形態に従う車輌用熱発生器のハウジングは、中央ハウ
ジング1、シリンダブロック2、前部ハウジング5及び
後部ハウジング6によって構成されている。円筒状の中
部ハウジング1内には、螺旋状に延びる一条のリブ2a
が突設された略円筒状のシリンダブロック2が圧入され
ている。これら中央ハウジング1及びシリンダブロック
2の前端及び後端には、それぞれ円環状のガスケット
3,4を介して前部ハウジング5及び後部ハウジング6
が接合され、結果としてシリンダブロック2内には発熱
室7が区画形成されている。
施形態に従う車輌用熱発生器のハウジングは、中央ハウ
ジング1、シリンダブロック2、前部ハウジング5及び
後部ハウジング6によって構成されている。円筒状の中
部ハウジング1内には、螺旋状に延びる一条のリブ2a
が突設された略円筒状のシリンダブロック2が圧入され
ている。これら中央ハウジング1及びシリンダブロック
2の前端及び後端には、それぞれ円環状のガスケット
3,4を介して前部ハウジング5及び後部ハウジング6
が接合され、結果としてシリンダブロック2内には発熱
室7が区画形成されている。
【0024】中央ハウジング1内へのシリンダブロック
2の圧入により、シリンダブロック2の外周面の螺旋状
リブ2aは中央ハウジング1の内周面に密接する。そし
て、シリンダブロック2の外周面と中央ハウジング1の
内周面との間には、放熱室としてのウォータジャケット
8が区画形成されている。中央ハウジング1の外周部前
端には車輌の暖房回路(図示略)から循環流体としての
循環水(例えばエンジン冷却水)をウォータジャケット
8に取り入れる第1ポート9Aが設けられ、一方、中央
ハウジング1の外周部後端には当該ウォータジャケット
8から前記暖房回路へ循環流体を送り出す第2ポート9
Bが設けられている。このウォータジャケット8におい
てリブ2aは、第1ポート9Aから第2ポート9Bにい
たる循環流体の螺旋状流通経路を設定するガイド手段と
して機能する。
2の圧入により、シリンダブロック2の外周面の螺旋状
リブ2aは中央ハウジング1の内周面に密接する。そし
て、シリンダブロック2の外周面と中央ハウジング1の
内周面との間には、放熱室としてのウォータジャケット
8が区画形成されている。中央ハウジング1の外周部前
端には車輌の暖房回路(図示略)から循環流体としての
循環水(例えばエンジン冷却水)をウォータジャケット
8に取り入れる第1ポート9Aが設けられ、一方、中央
ハウジング1の外周部後端には当該ウォータジャケット
8から前記暖房回路へ循環流体を送り出す第2ポート9
Bが設けられている。このウォータジャケット8におい
てリブ2aは、第1ポート9Aから第2ポート9Bにい
たる循環流体の螺旋状流通経路を設定するガイド手段と
して機能する。
【0025】前部及び後部ハウジング5,6には、軸受
装置10,11を介して駆動軸20が回動可能に支持さ
れている。軸受装置10,11の各々がシール付き軸受
けとなっており、前側軸受装置10が発熱室7の前方を
封止し、後側軸受装置11が発熱室7の後方を封止して
いる。これにより、発熱室7内に駆動軸20の主要部を
収納しつつ、発熱室7は液密な内部空間となっている。
装置10,11を介して駆動軸20が回動可能に支持さ
れている。軸受装置10,11の各々がシール付き軸受
けとなっており、前側軸受装置10が発熱室7の前方を
封止し、後側軸受装置11が発熱室7の後方を封止して
いる。これにより、発熱室7内に駆動軸20の主要部を
収納しつつ、発熱室7は液密な内部空間となっている。
【0026】又、発熱室7内において駆動軸20上には
ロータ30が固定され、両者は一体回転可能となってい
る。ロータ30はアルミニウム合金によって略円筒状に
形成されている。ここで「略円筒状」とは、ロータがそ
の軸線X(駆動軸20の軸心と一致)からの半径Rより
も軸長Lの方が長い形状をなすことをいう。駆動軸20
及びロータ30の構造の詳細については後述する。
ロータ30が固定され、両者は一体回転可能となってい
る。ロータ30はアルミニウム合金によって略円筒状に
形成されている。ここで「略円筒状」とは、ロータがそ
の軸線X(駆動軸20の軸心と一致)からの半径Rより
も軸長Lの方が長い形状をなすことをいう。駆動軸20
及びロータ30の構造の詳細については後述する。
【0027】液密な内部空間としての発熱室7内には、
粘性流体としてのシリコーンオイル(図示略)が所要量
満たされている。このシリコーンオイルの充填量Vf
は、発熱室7の内容積から駆動軸20及びロータ30の
占有体積を差し引いた残余体積Vc に対してシリコーン
オイルの常温時充填率が50%〜80%の範囲となるよ
うに決められている(Vf =0.5Vc 〜0.8Vc
)。オイルの充填率を100%としなかったのは、発
熱時のオイル膨張を考慮したものである。なお、この粘
性流体は1万cSt(センチストークス)以上の粘度を
有している。
粘性流体としてのシリコーンオイル(図示略)が所要量
満たされている。このシリコーンオイルの充填量Vf
は、発熱室7の内容積から駆動軸20及びロータ30の
占有体積を差し引いた残余体積Vc に対してシリコーン
オイルの常温時充填率が50%〜80%の範囲となるよ
うに決められている(Vf =0.5Vc 〜0.8Vc
)。オイルの充填率を100%としなかったのは、発
熱時のオイル膨張を考慮したものである。なお、この粘
性流体は1万cSt(センチストークス)以上の粘度を
有している。
【0028】前部ハウジング5の前端部には、軸受装置
12を介してプーリ13が回動可能に支承されている。
このプーリ13は、ボルト14によって駆動軸20の前
端部(外端部)に固着されている。当該プーリ13は、
その外周部に巻き掛けられた動力伝達ベルト15を介し
て外部駆動源としての車輌エンジン16と作動連結され
ている。従って、ベルト15を介してエンジン16の駆
動力によりプーリ13、駆動軸20及びロータ30が一
体回転される。これに伴い、発熱室7内のシリコーンオ
イルが、主としてロータ30の外周面と発熱室7の内周
面(シリンダブロック2の内周面)との間に形成される
剪断発熱領域としての円筒状クリアランス領域において
剪断されて発熱する。この剪断によって生じた熱は、シ
リンダブロック2を介してウォータジャケット8を流れ
る循環流体に熱交換され、その加熱された循環流体が暖
房回路を介して車室内の暖房等に供される。
12を介してプーリ13が回動可能に支承されている。
このプーリ13は、ボルト14によって駆動軸20の前
端部(外端部)に固着されている。当該プーリ13は、
その外周部に巻き掛けられた動力伝達ベルト15を介し
て外部駆動源としての車輌エンジン16と作動連結され
ている。従って、ベルト15を介してエンジン16の駆
動力によりプーリ13、駆動軸20及びロータ30が一
体回転される。これに伴い、発熱室7内のシリコーンオ
イルが、主としてロータ30の外周面と発熱室7の内周
面(シリンダブロック2の内周面)との間に形成される
剪断発熱領域としての円筒状クリアランス領域において
剪断されて発熱する。この剪断によって生じた熱は、シ
リンダブロック2を介してウォータジャケット8を流れ
る循環流体に熱交換され、その加熱された循環流体が暖
房回路を介して車室内の暖房等に供される。
【0029】図2に示すように、ロータ30は、該ロー
タを駆動軸20上に固定すべく前部ハウジング5寄りに
設けられた固定部31と、その固定部31の周縁部から
後方に向かって延設された円筒部32とを有している。
円筒部32の内側周面32aは、その半径(又は直径)
がロータ30の後端に近づくほど大きくなるようなテー
パな形状に形成されている。固定部31よりも後方で且
つ円筒部32の内側には、ロータ30内における粘性流
体の貯留領域33が確保されている。
タを駆動軸20上に固定すべく前部ハウジング5寄りに
設けられた固定部31と、その固定部31の周縁部から
後方に向かって延設された円筒部32とを有している。
円筒部32の内側周面32aは、その半径(又は直径)
がロータ30の後端に近づくほど大きくなるようなテー
パな形状に形成されている。固定部31よりも後方で且
つ円筒部32の内側には、ロータ30内における粘性流
体の貯留領域33が確保されている。
【0030】又、図1に示すように、円筒状ロータ30
の外周部には、当該ロータの一端部から他端部にわたっ
て当該外周部を斜めに横切って延びる一条又は複数条の
誘導溝34が形成されている。この誘導溝34は、好ま
しくはロータ30の外周部に螺旋状に刻設された螺旋溝
である。ロータ30の矢印A1方向への回転に伴い、誘
導溝34は、ロータ30の外周面と発熱室7の内周面と
の間の円筒状クリアランス領域に存在するシリコーンオ
イルを、ロータ30の後端から先端に向かって強制移動
させる移送手段として機能する。なお、ロータ外周面と
発熱室内周面との間のクリアランスCは、数十〜数百μ
m(マイクロメートル)に設定されている。
の外周部には、当該ロータの一端部から他端部にわたっ
て当該外周部を斜めに横切って延びる一条又は複数条の
誘導溝34が形成されている。この誘導溝34は、好ま
しくはロータ30の外周部に螺旋状に刻設された螺旋溝
である。ロータ30の矢印A1方向への回転に伴い、誘
導溝34は、ロータ30の外周面と発熱室7の内周面と
の間の円筒状クリアランス領域に存在するシリコーンオ
イルを、ロータ30の後端から先端に向かって強制移動
させる移送手段として機能する。なお、ロータ外周面と
発熱室内周面との間のクリアランスCは、数十〜数百μ
m(マイクロメートル)に設定されている。
【0031】図2に示すように、駆動軸20内には、そ
の軸線方向に延びる流通路21が形成されている。この
流通路21は、駆動軸20の後端面から前端に向かって
駆動軸本体を穿設することにより形成されているが、当
該流通路21の形成後はその後端開口域に栓22を嵌入
して封止している。更に駆動軸20には、流通路21の
前端域に位置して駆動軸20の半径方向に延びる複数の
第1連通孔23(図2には二つ図示)および流通路21
の後端域に位置して駆動軸20の半径方向に延びる複数
の第2連通孔24(図2には二つ図示)が穿設されてい
る。各第1連通孔23は、ロータ固定部31の前端壁の
直近に開口しており、ロータ30の前端域(ロータ固定
部31の前端壁と前部ハウジング5との間の狭空間)と
流通路21の前端域とを連通する。又、各第2連通孔2
4は、流通路21の後端域と貯留領域33とを連通す
る。
の軸線方向に延びる流通路21が形成されている。この
流通路21は、駆動軸20の後端面から前端に向かって
駆動軸本体を穿設することにより形成されているが、当
該流通路21の形成後はその後端開口域に栓22を嵌入
して封止している。更に駆動軸20には、流通路21の
前端域に位置して駆動軸20の半径方向に延びる複数の
第1連通孔23(図2には二つ図示)および流通路21
の後端域に位置して駆動軸20の半径方向に延びる複数
の第2連通孔24(図2には二つ図示)が穿設されてい
る。各第1連通孔23は、ロータ固定部31の前端壁の
直近に開口しており、ロータ30の前端域(ロータ固定
部31の前端壁と前部ハウジング5との間の狭空間)と
流通路21の前端域とを連通する。又、各第2連通孔2
4は、流通路21の後端域と貯留領域33とを連通す
る。
【0032】なお、第1実施形態において、前記円筒状
クリアランス領域、ロータ前端域、流通路21(第1連
通孔23及び第2連通孔24を含む)並びに貯留領域3
3は、ハウジング内における粘性流体の循環経路を構成
する。
クリアランス領域、ロータ前端域、流通路21(第1連
通孔23及び第2連通孔24を含む)並びに貯留領域3
3は、ハウジング内における粘性流体の循環経路を構成
する。
【0033】さて、エンジン16の駆動力を受けてプー
リ13、駆動軸20及びロータ30が一体回転するに伴
い、ロータ30の外周面と発熱室7の内周面との間の円
筒状クリアランス領域に存在するシリコーンオイルが機
械的剪断を受けて発熱する。これに加えて、ロータ30
の回転に伴い、前記円筒状クリアランス領域にあるシリ
コーンオイルがロータ30の前端に向かって流動を開始
し、その結果、発熱室7内でシリコーンオイルの循環移
動が生じる。この点を更に詳細に説明する。なお、熱発
生器はその駆動軸20及びロータ30が地面に対して水
平となるように設置されているものとする。
リ13、駆動軸20及びロータ30が一体回転するに伴
い、ロータ30の外周面と発熱室7の内周面との間の円
筒状クリアランス領域に存在するシリコーンオイルが機
械的剪断を受けて発熱する。これに加えて、ロータ30
の回転に伴い、前記円筒状クリアランス領域にあるシリ
コーンオイルがロータ30の前端に向かって流動を開始
し、その結果、発熱室7内でシリコーンオイルの循環移
動が生じる。この点を更に詳細に説明する。なお、熱発
生器はその駆動軸20及びロータ30が地面に対して水
平となるように設置されているものとする。
【0034】ロータ30が静止した状態ではシリコーン
オイルは自重により発熱室7の下半部に滞留している。
ロータ30が回転を開始すると、オイルの伸張粘性とオ
イルに働く遠心力との相乗作用により、貯留領域33の
オイルが前記円筒状クリアランス領域に導かれ短時間の
うちに該クリアランス領域のほぼ全体に行き渡る。
オイルは自重により発熱室7の下半部に滞留している。
ロータ30が回転を開始すると、オイルの伸張粘性とオ
イルに働く遠心力との相乗作用により、貯留領域33の
オイルが前記円筒状クリアランス領域に導かれ短時間の
うちに該クリアランス領域のほぼ全体に行き渡る。
【0035】ロータ30が図1の矢印A1方向へ回転す
ると、誘導溝34の作用により、その溝34に沿って螺
旋状のオイル流が生じる。このオイル流は主として誘導
溝34内でのものであるが、溝34の外側にあるオイル
も、誘導溝34内でのオイルの流れに引き摺られて同じ
方向に流れようとする。その結果、誘導溝34の外側で
も同様の螺旋流が生じる。こうして、矢印A1方向に回
転するロータ30の周囲には、ロータ30の後端から前
端に向かうオイルの明確な螺旋流が生み出される。換言
すれば、円筒状クリアランス領域のシリコーンオイルが
ロータの後端から前端に向かって強制的に移送される。
ると、誘導溝34の作用により、その溝34に沿って螺
旋状のオイル流が生じる。このオイル流は主として誘導
溝34内でのものであるが、溝34の外側にあるオイル
も、誘導溝34内でのオイルの流れに引き摺られて同じ
方向に流れようとする。その結果、誘導溝34の外側で
も同様の螺旋流が生じる。こうして、矢印A1方向に回
転するロータ30の周囲には、ロータ30の後端から前
端に向かうオイルの明確な螺旋流が生み出される。換言
すれば、円筒状クリアランス領域のシリコーンオイルが
ロータの後端から前端に向かって強制的に移送される。
【0036】円筒状クリアランス領域からロータ前端域
(ロータ30と前部ハウジング5との間の狭空間)には
前記誘導溝34の作用によって次々とシリコーンオイル
が送り込まれる。このため、ロータ前端域のオイルは、
第1連通孔23を介して駆動軸20の流通路21内に進
入する。そして、流通路21の後端に設けられた第2連
通孔24を経由して貯留領域33に達する。貯留領域3
3に達したオイルは遠心力によってロータ円筒部32の
内側周面32aに張り付くとともに、その内側周面32
aのテーパな形状に沿ってロータ30の後端域に導かれ
る。ロータの後端域に達したオイルは、円筒部32の後
端縁を経由して前記円筒状クリアランス領域に進入す
る。
(ロータ30と前部ハウジング5との間の狭空間)には
前記誘導溝34の作用によって次々とシリコーンオイル
が送り込まれる。このため、ロータ前端域のオイルは、
第1連通孔23を介して駆動軸20の流通路21内に進
入する。そして、流通路21の後端に設けられた第2連
通孔24を経由して貯留領域33に達する。貯留領域3
3に達したオイルは遠心力によってロータ円筒部32の
内側周面32aに張り付くとともに、その内側周面32
aのテーパな形状に沿ってロータ30の後端域に導かれ
る。ロータの後端域に達したオイルは、円筒部32の後
端縁を経由して前記円筒状クリアランス領域に進入す
る。
【0037】このように、ロータ30の回転時、発熱室
7のシリコーンオイルは、ロータ外周の円筒状クリアラ
ンス領域において剪断作用を受けて発熱しながらも、駆
動軸内流通路21を経由して前記円筒状クリアランス領
域とロータ内部の貯留領域33との間で入れ替え循環を
繰り返す。
7のシリコーンオイルは、ロータ外周の円筒状クリアラ
ンス領域において剪断作用を受けて発熱しながらも、駆
動軸内流通路21を経由して前記円筒状クリアランス領
域とロータ内部の貯留領域33との間で入れ替え循環を
繰り返す。
【0038】(効果)本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 ○ ロータ30の回転時、発熱室7内シリコーンオイル
は貯留領域33とロータ外周の円筒状クリアランス領域
との間を循環するので、特定のシリコーンオイルが、主
たる剪断領域たる円筒状クリアランス領域に長期間留ま
ることがない。従って、特定のオイルが長期にわたり機
械的剪断を受けて過熱状態に陥ることがなく、ほぼ全量
のオイルがその剪断発熱特性を長期にわたり維持するこ
とが可能となる。結果として、熱発生器の剪断発熱能力
を長期にわたり維持することができる。
な効果を得ることができる。 ○ ロータ30の回転時、発熱室7内シリコーンオイル
は貯留領域33とロータ外周の円筒状クリアランス領域
との間を循環するので、特定のシリコーンオイルが、主
たる剪断領域たる円筒状クリアランス領域に長期間留ま
ることがない。従って、特定のオイルが長期にわたり機
械的剪断を受けて過熱状態に陥ることがなく、ほぼ全量
のオイルがその剪断発熱特性を長期にわたり維持するこ
とが可能となる。結果として、熱発生器の剪断発熱能力
を長期にわたり維持することができる。
【0039】○ 駆動軸20内に流通路21を形成する
ことで、ロータ前端域から貯留領域33へのオイル戻し
を円滑化することができる。特に、ロータ前端域のほぼ
中心に位置する駆動軸20内に流通孔21を設け、ロー
タ前端域の駆動軸20周りのオイルをも第1連通孔23
を介して流通孔21内に引き込み可能としたので、ロー
タ固定部31の付け根付近に「死にオイル」が生み出さ
れることがなく、発熱室7内オイルの全体が有効に働
き、オイルの長寿命化が図られる。
ことで、ロータ前端域から貯留領域33へのオイル戻し
を円滑化することができる。特に、ロータ前端域のほぼ
中心に位置する駆動軸20内に流通孔21を設け、ロー
タ前端域の駆動軸20周りのオイルをも第1連通孔23
を介して流通孔21内に引き込み可能としたので、ロー
タ固定部31の付け根付近に「死にオイル」が生み出さ
れることがなく、発熱室7内オイルの全体が有効に働
き、オイルの長寿命化が図られる。
【0040】○ 駆動軸内流通路21の配置はロータ3
0の回動軸線Xとほぼ一致する。即ち、流通路21内オ
イルはロータの回動軸線Xに沿って移動することができ
る。このため、駆動軸20及びロータ30がどのような
角速度(回転速度)で回転したとしても、流通路21内
オイルは遠心力の影響を大して受けない。このため、ロ
ータの角速度にかかわらず、駆動軸20内でのオイル移
動を円滑化することができる。
0の回動軸線Xとほぼ一致する。即ち、流通路21内オ
イルはロータの回動軸線Xに沿って移動することができ
る。このため、駆動軸20及びロータ30がどのような
角速度(回転速度)で回転したとしても、流通路21内
オイルは遠心力の影響を大して受けない。このため、ロ
ータの角速度にかかわらず、駆動軸20内でのオイル移
動を円滑化することができる。
【0041】○ 駆動軸20はロータ30の回動中心に
位置している。このため、駆動軸20及びロータ30の
角速度(回転速度)が大きくなっても、駆動軸20の外
周面に開口した各第1連通孔23の入口部分の周速度は
過大とはならない。それ故、ロータ前端域のシリコーン
オイル(比較的高粘度である)の各第1連通孔23内へ
の容易な進入を妨げることはない。従って、駆動軸20
及びロータ30の高速回転時においても、発熱室7内オ
イル循環を円滑化することができる。
位置している。このため、駆動軸20及びロータ30の
角速度(回転速度)が大きくなっても、駆動軸20の外
周面に開口した各第1連通孔23の入口部分の周速度は
過大とはならない。それ故、ロータ前端域のシリコーン
オイル(比較的高粘度である)の各第1連通孔23内へ
の容易な進入を妨げることはない。従って、駆動軸20
及びロータ30の高速回転時においても、発熱室7内オ
イル循環を円滑化することができる。
【0042】○ 駆動軸20内に流通路21を形成する
ことで駆動軸20の軽量化を図ることができる。 (第1実施形態の別例)図3に示すように、第2連通孔
24を駆動軸20のほぼ中央、即ちロータ固定部31の
後端壁の直近に配置してもよい。この場合、ロータ前端
域から駆動軸内流通路21を経由してきたシリコーンオ
イルが、ロータ固定部31の後端壁のすぐ近くに流れ出
ることになる。このため、ロータ固定部31の後端壁の
付け根付近に滞留するオイルが各第2連通孔24から流
れ出るオイルによって押し流され、貯留領域33のオイ
ルが万遍なくロータ後端域に移動することができる。
ことで駆動軸20の軽量化を図ることができる。 (第1実施形態の別例)図3に示すように、第2連通孔
24を駆動軸20のほぼ中央、即ちロータ固定部31の
後端壁の直近に配置してもよい。この場合、ロータ前端
域から駆動軸内流通路21を経由してきたシリコーンオ
イルが、ロータ固定部31の後端壁のすぐ近くに流れ出
ることになる。このため、ロータ固定部31の後端壁の
付け根付近に滞留するオイルが各第2連通孔24から流
れ出るオイルによって押し流され、貯留領域33のオイ
ルが万遍なくロータ後端域に移動することができる。
【0043】(第2実施形態)図4及び図5は本発明の
第2実施形態に従う車輌用熱発生器を示す。この熱発生
器の構成で前記第1実施形態の熱発生器と共通する部分
についての説明は省略し異なる部分のみを説明する。
第2実施形態に従う車輌用熱発生器を示す。この熱発生
器の構成で前記第1実施形態の熱発生器と共通する部分
についての説明は省略し異なる部分のみを説明する。
【0044】図4に示すように、ロータ30の外周部に
は一条又は複数条の誘導溝34が形成されている。但
し、図4の誘導溝34の傾斜方向(螺旋の向き)は図1
の誘導溝34とは逆向きとされている。このため、図4
のロータ30が矢印A1方向へ回転するに伴い、誘導溝
34は、ロータ30の外周面と発熱室7の内周面との間
の円筒状クリアランス領域に存在するシリコーンオイル
を、ロータ30の先端から後端に向かって強制移動させ
る移送手段として機能する。
は一条又は複数条の誘導溝34が形成されている。但
し、図4の誘導溝34の傾斜方向(螺旋の向き)は図1
の誘導溝34とは逆向きとされている。このため、図4
のロータ30が矢印A1方向へ回転するに伴い、誘導溝
34は、ロータ30の外周面と発熱室7の内周面との間
の円筒状クリアランス領域に存在するシリコーンオイル
を、ロータ30の先端から後端に向かって強制移動させ
る移送手段として機能する。
【0045】図5に示すように、駆動軸20には栓22
及び第2連通孔24は存在せず、駆動軸内流通路21の
後端は駆動軸20の後端面側に開口している。即ち、駆
動軸内流通路21は、ロータ30の前端域と、後側軸受
装置11によって後部ハウジング6内に区画された凹室
25とを連通している。更にこの凹室25は、後部ハウ
ジング6内に形成された通路26を介して、発熱室7内
のロータ後端域と連通している。通路26の発熱室側端
部は、前記円筒状クリアランス領域の後端にほぼ面する
位置に開口している。
及び第2連通孔24は存在せず、駆動軸内流通路21の
後端は駆動軸20の後端面側に開口している。即ち、駆
動軸内流通路21は、ロータ30の前端域と、後側軸受
装置11によって後部ハウジング6内に区画された凹室
25とを連通している。更にこの凹室25は、後部ハウ
ジング6内に形成された通路26を介して、発熱室7内
のロータ後端域と連通している。通路26の発熱室側端
部は、前記円筒状クリアランス領域の後端にほぼ面する
位置に開口している。
【0046】さて、ロータ30が図4の矢印A1方向へ
回転すると、誘導溝34の作用により、その溝34の内
外において螺旋状のオイル流が生じる。そして、ロータ
30の周囲には、ロータ30の前端から後端に向かうオ
イルの明確な螺旋流が生み出され、円筒状クリアランス
領域のシリコーンオイルがロータの前端から後端に向か
って強制的に移送される。
回転すると、誘導溝34の作用により、その溝34の内
外において螺旋状のオイル流が生じる。そして、ロータ
30の周囲には、ロータ30の前端から後端に向かうオ
イルの明確な螺旋流が生み出され、円筒状クリアランス
領域のシリコーンオイルがロータの前端から後端に向か
って強制的に移送される。
【0047】円筒状クリアランス領域からロータ30の
後端域に導かれたオイルは、遠心力によって発熱室内周
面に張り付くが、そのうちにその後端域に開口した通路
26内を経由して凹室25に進入する。又、貯留領域3
3内のオイルも遠心力によって発熱室内周面後端域に導
かれ、通路26内を経由して凹室25に進入する。凹室
25に進入したオイルは駆動軸内流通路21を後端から
先端に向かって流れ、各第1連通孔23を介してロータ
前端域(ロータ30と前部ハウジング5との間の狭空
間)に達する。そして、ロータ円筒部32の前端縁を経
由して前記円筒状クリアランス領域に進入する。
後端域に導かれたオイルは、遠心力によって発熱室内周
面に張り付くが、そのうちにその後端域に開口した通路
26内を経由して凹室25に進入する。又、貯留領域3
3内のオイルも遠心力によって発熱室内周面後端域に導
かれ、通路26内を経由して凹室25に進入する。凹室
25に進入したオイルは駆動軸内流通路21を後端から
先端に向かって流れ、各第1連通孔23を介してロータ
前端域(ロータ30と前部ハウジング5との間の狭空
間)に達する。そして、ロータ円筒部32の前端縁を経
由して前記円筒状クリアランス領域に進入する。
【0048】このように、ロータ30の回転時、発熱室
7のシリコーンオイルは、ロータ外周の円筒状クリアラ
ンス領域において剪断作用を受けて発熱しながらも、通
路26、凹室25及び駆動軸内流通路21を経由して、
前記円筒状クリアランス領域とロータ内部の貯留領域3
3との間で入れ替え循環を繰り返す。
7のシリコーンオイルは、ロータ外周の円筒状クリアラ
ンス領域において剪断作用を受けて発熱しながらも、通
路26、凹室25及び駆動軸内流通路21を経由して、
前記円筒状クリアランス領域とロータ内部の貯留領域3
3との間で入れ替え循環を繰り返す。
【0049】この第2実施形態の熱発生器においても、
前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。な
お、第2実施形態において、前記ロータ前端域、円筒状
クリアランス領域、ロータ後端域、貯留領域33、通路
26、凹室25および流通路21(第1連通孔23を含
む)は、ハウジング内における粘性流体の循環経路を構
成する。
前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。な
お、第2実施形態において、前記ロータ前端域、円筒状
クリアランス領域、ロータ後端域、貯留領域33、通路
26、凹室25および流通路21(第1連通孔23を含
む)は、ハウジング内における粘性流体の循環経路を構
成する。
【0050】(第2実施形態の別例)図6に示す熱発生
器では、駆動軸20がその略中央部で太めに形成され、
その中太部内には、流通路21の内径よりも大きな内径
の貯留室27が設けられている。換言すれば、駆動軸2
0の軸線方向に延びる流通路21の途中に貯留室27が
配設されている。円筒状ロータ30は、前記中太部を包
み込むように駆動軸20に対し鋳ぐるみ形成されてい
る。
器では、駆動軸20がその略中央部で太めに形成され、
その中太部内には、流通路21の内径よりも大きな内径
の貯留室27が設けられている。換言すれば、駆動軸2
0の軸線方向に延びる流通路21の途中に貯留室27が
配設されている。円筒状ロータ30は、前記中太部を包
み込むように駆動軸20に対し鋳ぐるみ形成されてい
る。
【0051】ロータ30の外周面とそれに対向する発熱
室7の内周面との間には円筒状クリアランス領域が確保
されるとともに、ロータ30の外周部には図4と同様の
誘導溝34が刻設されている。従って、ロータ30の回
転に伴って円筒状クリアランス領域のシリコーンオイル
がロータの前端から後端に向かって移送され、図5の熱
発生器と同様のオイルの入れ替え循環が発熱室7内に発
生する。
室7の内周面との間には円筒状クリアランス領域が確保
されるとともに、ロータ30の外周部には図4と同様の
誘導溝34が刻設されている。従って、ロータ30の回
転に伴って円筒状クリアランス領域のシリコーンオイル
がロータの前端から後端に向かって移送され、図5の熱
発生器と同様のオイルの入れ替え循環が発熱室7内に発
生する。
【0052】図6の熱発生器によれば、駆動軸20内の
貯留室27が、図5に示す貯留領域33と同じ役目を果
たす。即ち、貯留室27は発熱室内オイル循環経路の途
中にあって、シリコーンオイルを前記入れ替え循環のサ
イクルタイムに応じた一定時間だけ滞在させて剪断作用
からオイルを解放する。このため、シリコーンオイルの
劣化時期が遅らされ、熱発生器はその発熱性能を長期に
わたり維持することができる。なお、第2実施形態の別
例において、前記ロータ前端域、円筒状クリアランス領
域、ロータ後端域、通路26、凹室25並びに流通路2
1(貯留室27及び第1連通孔23を含む)は、ハウジ
ング内における粘性流体の循環経路を構成する。
貯留室27が、図5に示す貯留領域33と同じ役目を果
たす。即ち、貯留室27は発熱室内オイル循環経路の途
中にあって、シリコーンオイルを前記入れ替え循環のサ
イクルタイムに応じた一定時間だけ滞在させて剪断作用
からオイルを解放する。このため、シリコーンオイルの
劣化時期が遅らされ、熱発生器はその発熱性能を長期に
わたり維持することができる。なお、第2実施形態の別
例において、前記ロータ前端域、円筒状クリアランス領
域、ロータ後端域、通路26、凹室25並びに流通路2
1(貯留室27及び第1連通孔23を含む)は、ハウジ
ング内における粘性流体の循環経路を構成する。
【0053】(第3実施形態)図7は本発明を円板状ロ
ータを備えた車輌用熱発生器に具体化した第3実施形態
を示す。この熱発生器は、ほぼ碗形状の前部ハウジング
41と蓋形状の後部ハウジング42とを備えている。こ
れらはその内部に前部区画プレート43及び後部区画プ
レート44を内装しつつ複数本のボルト45によって締
結されている。前記部材41〜44はこの熱発生器のハ
ウジングを構成する。前部及び後部区画プレート43,
44の相互接合によって両者間には発熱室7が区画形成
されている。前部ハウジング41と前部区画プレート4
3との間には、発熱室7の前側に隣接する放熱室として
の環状の前部ウォータジャケット8Aが区画形成されて
いる。又、後部ハウジング42と後部区画プレート44
との間には、発熱室7の後側に隣接する放熱室としての
環状の後部ウォータジャケット8Bと、その後部ウォー
タジャケット8Bに取り囲まれた貯留室50が区画形成
されている。
ータを備えた車輌用熱発生器に具体化した第3実施形態
を示す。この熱発生器は、ほぼ碗形状の前部ハウジング
41と蓋形状の後部ハウジング42とを備えている。こ
れらはその内部に前部区画プレート43及び後部区画プ
レート44を内装しつつ複数本のボルト45によって締
結されている。前記部材41〜44はこの熱発生器のハ
ウジングを構成する。前部及び後部区画プレート43,
44の相互接合によって両者間には発熱室7が区画形成
されている。前部ハウジング41と前部区画プレート4
3との間には、発熱室7の前側に隣接する放熱室として
の環状の前部ウォータジャケット8Aが区画形成されて
いる。又、後部ハウジング42と後部区画プレート44
との間には、発熱室7の後側に隣接する放熱室としての
環状の後部ウォータジャケット8Bと、その後部ウォー
タジャケット8Bに取り囲まれた貯留室50が区画形成
されている。
【0054】前部ハウジング41及び前部区画プレート
43には、軸受装置46及びシール付き軸受装置47を
介して駆動軸20が回動可能に支持されている。シール
付き軸受装置47は発熱室7の前方を封止する。駆動軸
20の前端部にはプーリ13が固着されてエンジン16
と作動連結されている。他方、駆動軸20の後端部は後
部区画プレート44を貫通して貯留室50内に進入して
いる。
43には、軸受装置46及びシール付き軸受装置47を
介して駆動軸20が回動可能に支持されている。シール
付き軸受装置47は発熱室7の前方を封止する。駆動軸
20の前端部にはプーリ13が固着されてエンジン16
と作動連結されている。他方、駆動軸20の後端部は後
部区画プレート44を貫通して貯留室50内に進入して
いる。
【0055】駆動軸20の略中央部には、円板形状のロ
ータ30が固定されている。ロータ30の前後端面は主
たる剪断作用面として機能し、各端面とそれに対向する
発熱室内壁面との間には前記第1実施形態と同様のクリ
アランス(剪断発熱領域としてのクリアランス領域)が
確保されている。又、ロータ30の周縁近傍には、該ロ
ータを前後に貫通する複数のロータ連通孔35が形成さ
れている。これらロータ連通孔35は、駆動軸20の中
心軸線から等距離の位置において駆動軸20を取り囲ん
で等角度間隔で配置されている。
ータ30が固定されている。ロータ30の前後端面は主
たる剪断作用面として機能し、各端面とそれに対向する
発熱室内壁面との間には前記第1実施形態と同様のクリ
アランス(剪断発熱領域としてのクリアランス領域)が
確保されている。又、ロータ30の周縁近傍には、該ロ
ータを前後に貫通する複数のロータ連通孔35が形成さ
れている。これらロータ連通孔35は、駆動軸20の中
心軸線から等距離の位置において駆動軸20を取り囲ん
で等角度間隔で配置されている。
【0056】駆動軸20内には、その軸線方向に延びる
流通路21が形成されている。又、駆動軸20には、流
通路21の前端域に位置して駆動軸20の半径方向に延
びる複数の第1連通孔23(図7には二つ図示)および
流通路21の後端域に位置して駆動軸20の半径方向に
延びる複数の第2連通孔24(図7には二つ図示)が穿
設されている。各第1連通孔23は、ロータ30の前端
面の直近に開口しており、ロータ30の前端域(ロータ
前端面とシール付き軸受装置47との間の狭空間)と流
通路21とを連通する。又、各第2連通孔24は、流通
路21と貯留室50とを連通する。
流通路21が形成されている。又、駆動軸20には、流
通路21の前端域に位置して駆動軸20の半径方向に延
びる複数の第1連通孔23(図7には二つ図示)および
流通路21の後端域に位置して駆動軸20の半径方向に
延びる複数の第2連通孔24(図7には二つ図示)が穿
設されている。各第1連通孔23は、ロータ30の前端
面の直近に開口しており、ロータ30の前端域(ロータ
前端面とシール付き軸受装置47との間の狭空間)と流
通路21とを連通する。又、各第2連通孔24は、流通
路21と貯留室50とを連通する。
【0057】後部区画プレート44には、その本体部を
前後に貫通する供給通路としての連通孔48と、該区画
プレート44の前面において半径方向に延びるガイド溝
49とが形成されている。そして、連通孔48を介して
貯留室50は、発熱室7(より詳しくはロータ後端面と
後部区画プレート44との間のロータ後端側クリアラン
ス領域)と連通している。
前後に貫通する供給通路としての連通孔48と、該区画
プレート44の前面において半径方向に延びるガイド溝
49とが形成されている。そして、連通孔48を介して
貯留室50は、発熱室7(より詳しくはロータ後端面と
後部区画プレート44との間のロータ後端側クリアラン
ス領域)と連通している。
【0058】駆動軸内流通路21及び連通孔48を介し
て相互に連通する発熱室7と貯留室50とは、熱発生器
のハウジング内において液密な内部空間を形成する。こ
の内部空間には、粘性流体としてのシリコーンオイル
(図示略)が所要量(前記第1実施形態参照)入れられ
ている。
て相互に連通する発熱室7と貯留室50とは、熱発生器
のハウジング内において液密な内部空間を形成する。こ
の内部空間には、粘性流体としてのシリコーンオイル
(図示略)が所要量(前記第1実施形態参照)入れられ
ている。
【0059】さて、駆動軸20及びロータ30の停止時
において、発熱室7及び貯留室50におけるシリコーン
オイルの液位は等しい。車輌エンジン16の起動により
駆動軸20及びロータ30が一体回転されるに伴い、シ
リコーンオイルがロータ前後のクリアランス領域の全体
に行き渡るとともに、各クリアランス領域において剪断
されて発熱する。発熱室7で生じた熱は、各区画プレー
ト43,44を介して前部及び後部ウォータジャケット
8A,8Bを流れる循環流体に熱交換され、加熱循環流
体は暖房回路(図示略)を経て車室内の暖房等に供され
る。
において、発熱室7及び貯留室50におけるシリコーン
オイルの液位は等しい。車輌エンジン16の起動により
駆動軸20及びロータ30が一体回転されるに伴い、シ
リコーンオイルがロータ前後のクリアランス領域の全体
に行き渡るとともに、各クリアランス領域において剪断
されて発熱する。発熱室7で生じた熱は、各区画プレー
ト43,44を介して前部及び後部ウォータジャケット
8A,8Bを流れる循環流体に熱交換され、加熱循環流
体は暖房回路(図示略)を経て車室内の暖房等に供され
る。
【0060】ロータ30の回転に伴い、発熱室7と貯留
室50との間においてシリコーンオイルの入れ替え循環
が発生する。即ち、貯留室50内のオイルは、オイルの
自重と該オイルの伸張粘性に起因する回転時ロータのオ
イル引込み作用とに基づき、連通孔48及びガイド溝4
9を介して発熱室7のロータ後側クリアランス領域に供
給される。このロータ後側クリアランス領域の全体にオ
イルが満たされると、そのオイルは、ロータ連通孔35
を通ってロータ前側クリアランス領域に進入する。こう
して、発熱室7の全体(ロータ前後の両クリアランス領
域の全体)がシリコーンオイルで満たされる。それと同
時に、ロータ前側クリアランス領域に介在するオイルは
逃げ場を求めてロータの中心に向けて移動を開始し、各
第1連通孔23を介して駆動軸内流通路21に導かれ
る。そして、そのオイルは、流通路21及び第2連通孔
24を経由して貯留室50に到達する。このように、ロ
ータ30の回転時には、貯留室50と発熱室7との間で
シリコーンオイルの入れ替え循環が行われる。
室50との間においてシリコーンオイルの入れ替え循環
が発生する。即ち、貯留室50内のオイルは、オイルの
自重と該オイルの伸張粘性に起因する回転時ロータのオ
イル引込み作用とに基づき、連通孔48及びガイド溝4
9を介して発熱室7のロータ後側クリアランス領域に供
給される。このロータ後側クリアランス領域の全体にオ
イルが満たされると、そのオイルは、ロータ連通孔35
を通ってロータ前側クリアランス領域に進入する。こう
して、発熱室7の全体(ロータ前後の両クリアランス領
域の全体)がシリコーンオイルで満たされる。それと同
時に、ロータ前側クリアランス領域に介在するオイルは
逃げ場を求めてロータの中心に向けて移動を開始し、各
第1連通孔23を介して駆動軸内流通路21に導かれ
る。そして、そのオイルは、流通路21及び第2連通孔
24を経由して貯留室50に到達する。このように、ロ
ータ30の回転時には、貯留室50と発熱室7との間で
シリコーンオイルの入れ替え循環が行われる。
【0061】なお、連通孔48の連通断面積は、第2連
通孔24の各連通断面積の総和よりも大きくなるように
設定されている。従って、駆動軸内流通路21を経由し
ての発熱室7から貯留室50へのオイル回収量よりも、
連通孔48を介しての貯留室50から発熱室7へのオイ
ル供給量の方が多くなる。それ故、貯留室50に貯留さ
れていたシリコーンオイルは発熱室7に迅速に供給され
て、発熱室7の両クリアランス領域の全体にオイルが万
遍なく行き渡る。
通孔24の各連通断面積の総和よりも大きくなるように
設定されている。従って、駆動軸内流通路21を経由し
ての発熱室7から貯留室50へのオイル回収量よりも、
連通孔48を介しての貯留室50から発熱室7へのオイ
ル供給量の方が多くなる。それ故、貯留室50に貯留さ
れていたシリコーンオイルは発熱室7に迅速に供給され
て、発熱室7の両クリアランス領域の全体にオイルが万
遍なく行き渡る。
【0062】又、発熱室7から貯留室50に回収された
シリコーンオイルは、入れ替え循環のサイクルタイムに
応じた一定時間だけ貯留室50に滞在する。発熱室7か
ら回収直後のシリコーンオイルは高温状態にあるが、貯
留室50での滞在中にその熱量の一部を貯留室50の区
画部材(後部区画プレート44)に伝達することで、シ
リコーンオイルは熱を奪われる。その結果、高温のシリ
コーンオイルは除熱されて長時間の熱保持による劣化か
ら守られる。
シリコーンオイルは、入れ替え循環のサイクルタイムに
応じた一定時間だけ貯留室50に滞在する。発熱室7か
ら回収直後のシリコーンオイルは高温状態にあるが、貯
留室50での滞在中にその熱量の一部を貯留室50の区
画部材(後部区画プレート44)に伝達することで、シ
リコーンオイルは熱を奪われる。その結果、高温のシリ
コーンオイルは除熱されて長時間の熱保持による劣化か
ら守られる。
【0063】この第3実施形態の熱発生器においても、
前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。な
お、第3実施形態において、前記ロータの前後クリアラ
ンス領域、流通路21(第1連通孔23及び第2連通孔
24を含む)、貯留室50並びに連通孔48は、ハウジ
ング内における粘性流体の循環経路を構成する。
前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。な
お、第3実施形態において、前記ロータの前後クリアラ
ンス領域、流通路21(第1連通孔23及び第2連通孔
24を含む)、貯留室50並びに連通孔48は、ハウジ
ング内における粘性流体の循環経路を構成する。
【0064】(その他の別例)本発明の実施形態を以下
のように変更してもよい。 ○ 前記第1及び第2実施形態ではロータ30の外周面
に誘導溝34を形成したが、ロータ外周面に誘導溝34
を設ける代わりに、ロータ外周面と対向する発熱室内周
面側に前記誘導溝34に相当する誘導溝を形成してもよ
い。この場合でも、その誘導溝によって同様の強制移送
作用を得ることができる。これは、ロータ外周面と発熱
室内周面との間のクリアランスCが非常に狭いために、
ロータの回転によって相対速度差を生じるロータ外周面
と発熱室内周面とが流体力学的には等価な存在となるこ
とに起因する。
のように変更してもよい。 ○ 前記第1及び第2実施形態ではロータ30の外周面
に誘導溝34を形成したが、ロータ外周面に誘導溝34
を設ける代わりに、ロータ外周面と対向する発熱室内周
面側に前記誘導溝34に相当する誘導溝を形成してもよ
い。この場合でも、その誘導溝によって同様の強制移送
作用を得ることができる。これは、ロータ外周面と発熱
室内周面との間のクリアランスCが非常に狭いために、
ロータの回転によって相対速度差を生じるロータ外周面
と発熱室内周面とが流体力学的には等価な存在となるこ
とに起因する。
【0065】○ 駆動軸内流通路21を駆動軸20の外
側と連通させる第1連通孔23及び第2連通孔24は複
数である必要はなく、それぞれ少なくとも一つ形成され
ていればよい。また、第2連通孔24、栓22及び後側
軸受装置11のシール材を廃止して該軸受装置11内を
介して貯留領域33と流通路21とを連通させてもよ
い。
側と連通させる第1連通孔23及び第2連通孔24は複
数である必要はなく、それぞれ少なくとも一つ形成され
ていればよい。また、第2連通孔24、栓22及び後側
軸受装置11のシール材を廃止して該軸受装置11内を
介して貯留領域33と流通路21とを連通させてもよ
い。
【0066】○ 前記各実施形態において、プーリ13
と駆動軸20の端部との間に電磁クラッチ機構を配設
し、エンジン16の駆動力を必要に応じ選択的にロータ
30に伝達可能としてもよい。
と駆動軸20の端部との間に電磁クラッチ機構を配設
し、エンジン16の駆動力を必要に応じ選択的にロータ
30に伝達可能としてもよい。
【0067】○ 「粘性流体」とは、ロータの剪断作用
を受けて流体摩擦に基づく熱を発生するあらゆる媒体を
意味するものであり、高粘度の液体や半流動体に限定さ
れずましてやシリコーンオイルに限定されるものではな
い。
を受けて流体摩擦に基づく熱を発生するあらゆる媒体を
意味するものであり、高粘度の液体や半流動体に限定さ
れずましてやシリコーンオイルに限定されるものではな
い。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように各請求項に記載の熱
発生器によれば、駆動軸内に粘性流体用の流通路を確保
したことで、ロータの回動中心付近に滞留する粘性流体
をも確実に移動可能として、発熱室内での粘性流体の円
滑な移動又は発熱室内での粘性流体の円滑な循環を可能
ならしめることができる。そして、粘性流体の局部的劣
化を極力回避して、熱発生器の発熱性能を長期にわたり
維持することが可能となる。
発生器によれば、駆動軸内に粘性流体用の流通路を確保
したことで、ロータの回動中心付近に滞留する粘性流体
をも確実に移動可能として、発熱室内での粘性流体の円
滑な移動又は発熱室内での粘性流体の円滑な循環を可能
ならしめることができる。そして、粘性流体の局部的劣
化を極力回避して、熱発生器の発熱性能を長期にわたり
維持することが可能となる。
【図1】第1実施形態に従う熱発生器の縦断面図。
【図2】図1の熱発生器のロータの内部をも示す縦断面
図。
図。
【図3】第1実施形態の別例を示す図2相当の断面図。
【図4】第2実施形態に従う熱発生器の縦断面図。
【図5】図4の熱発生器のロータの内部をも示す縦断面
図。
図。
【図6】第2実施形態の別例を示す図5相当の断面図。
【図7】第3実施形態に従う熱発生器の縦断面図。
1…中央ハウジング、2…シリンダブロック、5…前部
ハウジング、6…後部ハウジング(1,2,5及び6は
ハウジングを構成する)、7…発熱室、8,8A及び8
B…ウォータジャケット(放熱室)、16…エンジン
(外部駆動源)、20…駆動軸、21…流通路、23…
第1連通孔、24…第2連通孔、26…通路、27…貯
留室、30…ロータ、33…貯留領域、34…誘導溝
(移送手段)、35…ロータ連通孔、41…前部ハウジ
ング、42…後部ハウジング、43…前部区画プレー
ト、44…後部区画プレート(41,42,43及び4
4はハウジングを構成する)、50…貯留室、L…軸
長、R…半径。
ハウジング、6…後部ハウジング(1,2,5及び6は
ハウジングを構成する)、7…発熱室、8,8A及び8
B…ウォータジャケット(放熱室)、16…エンジン
(外部駆動源)、20…駆動軸、21…流通路、23…
第1連通孔、24…第2連通孔、26…通路、27…貯
留室、30…ロータ、33…貯留領域、34…誘導溝
(移送手段)、35…ロータ連通孔、41…前部ハウジ
ング、42…後部ハウジング、43…前部区画プレー
ト、44…後部区画プレート(41,42,43及び4
4はハウジングを構成する)、50…貯留室、L…軸
長、R…半径。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 辰幸 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (7)
- 【請求項1】 粘性流体を収容すべくハウジング内に区
画形成された発熱室と、外部からの循環流体を流通させ
るべく前記ハウジング内に区画形成された放熱室と、前
記発熱室内において回動可能に支持されるとともに外部
駆動源によって駆動される駆動軸と、前記発熱室内にお
いて前記駆動軸と共に回動可能に設けられたロータとを
備え、前記発熱室の粘性流体を前記ロータで剪断して熱
を発生させその熱を前記放熱室を流れる循環流体に熱交
換する熱発生器において、 前記駆動軸の内部にその軸方向に延びる粘性流体用の流
通路を形成したことを特徴とする熱発生器。 - 【請求項2】 前記駆動軸内の流通路は前記発熱室の剪
断発熱領域とともに前記ハウジング内における粘性流体
の循環経路の一部を構成することを特徴とする請求項1
に記載の熱発生器。 - 【請求項3】 前記粘性流体の循環経路の一部には更
に、粘性流体を剪断発熱状態から解放して休ませるため
の貯留領域又は貯留室が設けられていることを特徴とす
る請求項2に記載の熱発生器。 - 【請求項4】 前記ロータの前端及び後端と、これらが
対向する前記発熱室の前端壁及び後端壁との間にそれぞ
れ形成されるロータ前端域及びロータ後端域が、少なく
とも前記駆動軸内流通路を経由して連通されていること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱発
生器。 - 【請求項5】 前記ロータは前記駆動軸上に固定されて
おり、前記駆動軸内の流通路の一端が前記ロータの付け
根付近に開口していることを特徴とする請求項1〜4の
いずれか一項に記載の熱発生器。 - 【請求項6】 前記ロータは略円筒形状をなしており、
その円筒状ロータの外周面及びそれに対向する前記発熱
室の内周面の少なくとも一方に、ロータ外周面と発熱室
内周面との間に形成されるクリアランス領域に介在する
粘性流体を前記ロータの一端部に向かって移動させるた
めの移送手段が設けられていることを特徴とする請求項
1〜5のいずれか一項に記載の熱発生器。 - 【請求項7】 前記移送手段は、円筒状ロータの外周面
に形成された誘導溝であることを特徴とする請求項6に
記載の熱発生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13993998A JPH11334345A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 熱発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13993998A JPH11334345A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 熱発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11334345A true JPH11334345A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15257203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13993998A Pending JPH11334345A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 熱発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11334345A (ja) |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP13993998A patent/JPH11334345A/ja active Pending
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