JPH1133480A - シート状外装材及びその製造方法 - Google Patents
シート状外装材及びその製造方法Info
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- JPH1133480A JPH1133480A JP9189881A JP18988197A JPH1133480A JP H1133480 A JPH1133480 A JP H1133480A JP 9189881 A JP9189881 A JP 9189881A JP 18988197 A JP18988197 A JP 18988197A JP H1133480 A JPH1133480 A JP H1133480A
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- paint
- layer
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な作業で色調や模様を変化でき、良好な
外観を発揮できるとともに、簡単な構成で、容易に形成
できるシート状外装材及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 シート状外装材11は、シート状の基材
12上に感熱ゲル化剤を含有する感熱ゲル塗料から形成
される第1の塗料層13と、その第1の塗料層13の上
に塗料から形成される第2の塗料層14とを備えてい
る。そして、第1の塗料層13を凹凸状に形成するとと
もに、第2の塗料層14を第1の塗料層13が露出する
ように所定厚さだけ切削又は研磨する。また、第1の塗
料層13が湿潤状態にあるとき、その上から塗料を施し
て第2の塗料層14を形成することにより、第1の塗料
層13と第2の塗料層14との境界が不明瞭な外観を有
するシート状外装材11が得られる。
外観を発揮できるとともに、簡単な構成で、容易に形成
できるシート状外装材及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 シート状外装材11は、シート状の基材
12上に感熱ゲル化剤を含有する感熱ゲル塗料から形成
される第1の塗料層13と、その第1の塗料層13の上
に塗料から形成される第2の塗料層14とを備えてい
る。そして、第1の塗料層13を凹凸状に形成するとと
もに、第2の塗料層14を第1の塗料層13が露出する
ように所定厚さだけ切削又は研磨する。また、第1の塗
料層13が湿潤状態にあるとき、その上から塗料を施し
て第2の塗料層14を形成することにより、第1の塗料
層13と第2の塗料層14との境界が不明瞭な外観を有
するシート状外装材11が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば建築物の
壁面に使用されるシート状外装材及びその製造方法に関
するものである。
壁面に使用されるシート状外装材及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の建築物表面の処理方法と
しては、例えば特開昭64−66353号公報に開示さ
れている方法が知られている。すなわち、まず着色骨材
を混入した第1混合塗布材が被塗布面に点在させて塗布
され、次にその上に異なる色の第2混合塗布材が塗布さ
れる。次いで、これら混合塗布材が硬化した後に、第1
混合塗布材が露出する程度に研磨される。
しては、例えば特開昭64−66353号公報に開示さ
れている方法が知られている。すなわち、まず着色骨材
を混入した第1混合塗布材が被塗布面に点在させて塗布
され、次にその上に異なる色の第2混合塗布材が塗布さ
れる。次いで、これら混合塗布材が硬化した後に、第1
混合塗布材が露出する程度に研磨される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
建築物表面の処理方法では、第1混合塗布材を被塗布面
に対し、所望とする模様に応じて点在させなければなら
ず、面倒であった。しかも、第1混合塗布材が露出する
程度に研磨しただけでは、色調や模様に変化がなく、装
飾性に欠け、外観を向上させることができないという問
題があった。
建築物表面の処理方法では、第1混合塗布材を被塗布面
に対し、所望とする模様に応じて点在させなければなら
ず、面倒であった。しかも、第1混合塗布材が露出する
程度に研磨しただけでは、色調や模様に変化がなく、装
飾性に欠け、外観を向上させることができないという問
題があった。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、簡易な作業で色調や模様を変化でき、良
好な外観を発揮できるシート状外装材及びその製造方法
を提供することにある。また、他の目的とするところ
は、簡単な構成で、容易に形成できるシート状外装材及
びその製造方法を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、簡易な作業で色調や模様を変化でき、良
好な外観を発揮できるシート状外装材及びその製造方法
を提供することにある。また、他の目的とするところ
は、簡単な構成で、容易に形成できるシート状外装材及
びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明のシート状外装材では、シ
ート状の基材上に、第1の塗料層を凹凸状に形成し、そ
の凸部を表面側ほど横断面積が小さくなるように形成
し、その第1の塗料層の上に第2の塗料層を設け、切削
又は研磨により、第1の塗料層と第2の塗料層がともに
表面に露出するように構成したものである。
めに、請求項1に記載の発明のシート状外装材では、シ
ート状の基材上に、第1の塗料層を凹凸状に形成し、そ
の凸部を表面側ほど横断面積が小さくなるように形成
し、その第1の塗料層の上に第2の塗料層を設け、切削
又は研磨により、第1の塗料層と第2の塗料層がともに
表面に露出するように構成したものである。
【0006】請求項2に記載の発明のシート状外装材の
製造方法では、シート状の基材上に、第1の塗料層を凹
凸状に形成し、その凸部を表面側ほど横断面積が小さく
なるように形成し、第1の塗料層の上に第2の塗料層を
設けた後、第2の塗料層及び第1の塗料層を切削又は研
磨し、第1の塗料層と第2の塗料層がともに表面に露出
するようにしたものである。
製造方法では、シート状の基材上に、第1の塗料層を凹
凸状に形成し、その凸部を表面側ほど横断面積が小さく
なるように形成し、第1の塗料層の上に第2の塗料層を
設けた後、第2の塗料層及び第1の塗料層を切削又は研
磨し、第1の塗料層と第2の塗料層がともに表面に露出
するようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の発明のシート状外装材の
製造方法では、請求項2に記載の発明において、所定形
状をなす型内に第1の塗料層を形成するための第1の塗
料を流し込み、その上にシート状の基材を載せた後、第
1の塗料を所定の水分含有量まで乾燥して第1の塗料層
を形成し、シート状の基材及び第1の塗料層を型から取
り出し、次いで第1の塗料層上に第2の塗料層を形成す
る第2の塗料を塗布して乾燥させることにより、第1の
塗料層上に第2の塗料層を形成し、次に第2の塗料層及
び第1の塗料層を、第1の塗料層と第2の塗料層がとも
に表面に露出するように切削又は研磨するものである。
製造方法では、請求項2に記載の発明において、所定形
状をなす型内に第1の塗料層を形成するための第1の塗
料を流し込み、その上にシート状の基材を載せた後、第
1の塗料を所定の水分含有量まで乾燥して第1の塗料層
を形成し、シート状の基材及び第1の塗料層を型から取
り出し、次いで第1の塗料層上に第2の塗料層を形成す
る第2の塗料を塗布して乾燥させることにより、第1の
塗料層上に第2の塗料層を形成し、次に第2の塗料層及
び第1の塗料層を、第1の塗料層と第2の塗料層がとも
に表面に露出するように切削又は研磨するものである。
【0008】請求項4に記載の発明のシート状外装材の
製造方法では、請求項2に記載の発明において、前記第
1の塗料層及び第2の塗料層を吹付け塗装法により形成
したものである。
製造方法では、請求項2に記載の発明において、前記第
1の塗料層及び第2の塗料層を吹付け塗装法により形成
したものである。
【0009】請求項5に記載の発明のシート状外装材の
製造方法では、請求項2に記載の発明において、前記第
1の塗料層をスクリーン印刷法により形成し、第2の塗
料層を吹付け塗装法により形成したものである。
製造方法では、請求項2に記載の発明において、前記第
1の塗料層をスクリーン印刷法により形成し、第2の塗
料層を吹付け塗装法により形成したものである。
【0010】請求項6に記載の発明のシート状外装材の
製造方法では、請求項2〜請求項5のいずれかに記載の
発明において、前記第1の塗料層と第2の塗料層の少な
くとも一方をスキン系塗料により形成したものである。
製造方法では、請求項2〜請求項5のいずれかに記載の
発明において、前記第1の塗料層と第2の塗料層の少な
くとも一方をスキン系塗料により形成したものである。
【0011】請求項7に記載の発明のシート状外装材の
製造方法では、請求項2〜請求項6のいずれかに記載の
発明において、前記第1の塗料層と第2の塗料層の少な
くとも一方を感熱ゲル塗料により形成したものである。
製造方法では、請求項2〜請求項6のいずれかに記載の
発明において、前記第1の塗料層と第2の塗料層の少な
くとも一方を感熱ゲル塗料により形成したものである。
【0012】請求項8に記載の発明のシート状外装材の
製造方法では、請求項2〜請求項7のいずれかに記載の
発明において、前記第1の塗料層を形成する第1の塗料
が流動性を喪失するまで乾燥した後に、その上に第2の
塗料層を形成する第2の塗料を施したものである。
製造方法では、請求項2〜請求項7のいずれかに記載の
発明において、前記第1の塗料層を形成する第1の塗料
が流動性を喪失するまで乾燥した後に、その上に第2の
塗料層を形成する第2の塗料を施したものである。
【0013】請求項9に記載の発明のシート状外装材の
製造方法では、請求項2〜請求項8のいずれかに記載の
発明において、前記第1の塗料層を形成する第1の塗料
が湿潤状態にあるときに、その上に第2の塗料層を形成
する第2の塗料を施したものである。
製造方法では、請求項2〜請求項8のいずれかに記載の
発明において、前記第1の塗料層を形成する第1の塗料
が湿潤状態にあるときに、その上に第2の塗料層を形成
する第2の塗料を施したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態を
図1〜図6に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に
示すように、シート状外装材11は、シート状の基材1
2と、その上の第1の塗料層13と、さらにその上の第
2の塗料層14と、さらにその上のクリアートップコー
ト層15とから構成されている。第1の塗料層13は例
えば感熱ゲル化剤を含有する感熱ゲル塗料より形成さ
れ、第2の塗料層14は通常の塗料から形成される。
図1〜図6に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に
示すように、シート状外装材11は、シート状の基材1
2と、その上の第1の塗料層13と、さらにその上の第
2の塗料層14と、さらにその上のクリアートップコー
ト層15とから構成されている。第1の塗料層13は例
えば感熱ゲル化剤を含有する感熱ゲル塗料より形成さ
れ、第2の塗料層14は通常の塗料から形成される。
【0015】第1の塗料層13と第2の塗料層14は切
削又は研磨されることにより、第1の塗料層13と第2
の塗料層14がともに表面に露出するようになってい
る。このとき、第1の塗料層13は凹凸状に形成され、
その凸部16は表面側ほど横断面積が小さくなるように
形成されていることから、切削又は研磨する量により、
第1の塗料層13と第2の塗料層14の露出量が変化
し、外観が異なるようになる。
削又は研磨されることにより、第1の塗料層13と第2
の塗料層14がともに表面に露出するようになってい
る。このとき、第1の塗料層13は凹凸状に形成され、
その凸部16は表面側ほど横断面積が小さくなるように
形成されていることから、切削又は研磨する量により、
第1の塗料層13と第2の塗料層14の露出量が変化
し、外観が異なるようになる。
【0016】なお、クリアートップコート層15は第
1,第2の塗料層13,14を保護するためのものであ
り、省略してもよい。シート状の基材12としては、可
撓性のある不織布、織布、ガラスクロス、紙等が使用さ
れるとともに、可撓性のない合板、窯業用サイディン
グ、金属サイディング、ALC板、GRC板、PC板等
が使用され、特に可撓性のある不織布又はガラスクロス
が好適に使用される。
1,第2の塗料層13,14を保護するためのものであ
り、省略してもよい。シート状の基材12としては、可
撓性のある不織布、織布、ガラスクロス、紙等が使用さ
れるとともに、可撓性のない合板、窯業用サイディン
グ、金属サイディング、ALC板、GRC板、PC板等
が使用され、特に可撓性のある不織布又はガラスクロス
が好適に使用される。
【0017】塗料としては、一般の溶剤型塗料、エマル
ション型塗料、加熱硬化型塗料等の他、感熱ゲル塗料、
着色骨材を含有するスキン系塗料等が使用される。塗料
を構成する重合体としては、各種アクリル酸エステル共
重合体、スチレン・アクリル酸エステル共重合体、ベオ
バアクリル酸エステル共重合体、ウレタン樹脂、エポキ
シ樹脂等が使用される。これらの重合体は、少なくとも
1種が適宜選択して使用される。
ション型塗料、加熱硬化型塗料等の他、感熱ゲル塗料、
着色骨材を含有するスキン系塗料等が使用される。塗料
を構成する重合体としては、各種アクリル酸エステル共
重合体、スチレン・アクリル酸エステル共重合体、ベオ
バアクリル酸エステル共重合体、ウレタン樹脂、エポキ
シ樹脂等が使用される。これらの重合体は、少なくとも
1種が適宜選択して使用される。
【0018】感熱ゲル塗料としては、エマルションと感
熱ゲル化剤とを配合したものが使用される。感熱ゲル化
剤としては、亜鉛アンモニウム錯塩、ノニオン系界面活
性剤、無機金属塩、ポリプロピレングリコール、シリコ
ーンポリエーテル共重合体、ポリビニルメチルエーテル
等が使用され、特に亜鉛アンモニウム錯塩が使用され
る。これらの感熱ゲル化剤はそれぞれ単独で使用しても
よいし、併用してもよい。
熱ゲル化剤とを配合したものが使用される。感熱ゲル化
剤としては、亜鉛アンモニウム錯塩、ノニオン系界面活
性剤、無機金属塩、ポリプロピレングリコール、シリコ
ーンポリエーテル共重合体、ポリビニルメチルエーテル
等が使用され、特に亜鉛アンモニウム錯塩が使用され
る。これらの感熱ゲル化剤はそれぞれ単独で使用しても
よいし、併用してもよい。
【0019】感熱ゲル化剤の配合量は、ゲル化の速度を
適切にできる点から、エマルションに対して1〜10重
量%が好適であり、3〜6重量%がさらに好適である。
この場合、感熱ゲル塗料に着色骨材、天然石等を添加し
て使用してもよい。なお、感熱ゲル塗料を乾燥して形成
される第1の塗料層13は断面凹凸状に形成され、その
厚さが1〜10mm程度である。
適切にできる点から、エマルションに対して1〜10重
量%が好適であり、3〜6重量%がさらに好適である。
この場合、感熱ゲル塗料に着色骨材、天然石等を添加し
て使用してもよい。なお、感熱ゲル塗料を乾燥して形成
される第1の塗料層13は断面凹凸状に形成され、その
厚さが1〜10mm程度である。
【0020】エマルションとしては、SBRラテックス
の他、特にアクリル系のエマルションが好適に使用され
る。スキン系塗料は着色骨材を含有する塗料であり、そ
の着色骨材としては、けい砂、寒水石等に着色を施した
ものが使用される。天然石としては、寒水石、けい砂、
大理石等又はこれらの天然石の砕粒が使用される。これ
らの着色骨材及び天然石は、それぞれ適宜選択して使用
される。また、感熱ゲル塗料に添加されるものとして
は、着色骨材及び天然石の他に陶磁器粉砕粒、ガラスビ
ーズ、プラスチック粒、顔料、パール顔料、マイカ粉等
が挙げられる。これらの添加物は、1種又は2種以上が
適宜選択して使用される。
の他、特にアクリル系のエマルションが好適に使用され
る。スキン系塗料は着色骨材を含有する塗料であり、そ
の着色骨材としては、けい砂、寒水石等に着色を施した
ものが使用される。天然石としては、寒水石、けい砂、
大理石等又はこれらの天然石の砕粒が使用される。これ
らの着色骨材及び天然石は、それぞれ適宜選択して使用
される。また、感熱ゲル塗料に添加されるものとして
は、着色骨材及び天然石の他に陶磁器粉砕粒、ガラスビ
ーズ、プラスチック粒、顔料、パール顔料、マイカ粉等
が挙げられる。これらの添加物は、1種又は2種以上が
適宜選択して使用される。
【0021】第2の塗料層14は第1の塗料層13上に
1〜10mmの厚さで形成される。また、図2(b)及び
図4に示すように、第1の塗料層13が湿潤状態にある
とき、その上から塗料を施すことにより、第1の塗料層
13を形成する感熱ゲル塗料と第2の塗料層14を形成
する塗料とが混ざり合って相互の境界がぼやけた状態に
なる。
1〜10mmの厚さで形成される。また、図2(b)及び
図4に示すように、第1の塗料層13が湿潤状態にある
とき、その上から塗料を施すことにより、第1の塗料層
13を形成する感熱ゲル塗料と第2の塗料層14を形成
する塗料とが混ざり合って相互の境界がぼやけた状態に
なる。
【0022】図2(d)に示すように、第2の塗料層1
4を第1の塗料層13が露出するように二点鎖線で示す
位置まで切削又は研磨することにより、図3に示すよう
に、第1の塗料層13及び第2の塗料層14の切削又は
研磨面19が平滑になるように形成される。
4を第1の塗料層13が露出するように二点鎖線で示す
位置まで切削又は研磨することにより、図3に示すよう
に、第1の塗料層13及び第2の塗料層14の切削又は
研磨面19が平滑になるように形成される。
【0023】図1及び図2(d)に示すように、クリア
ートップコート層15を形成するクリアートップコート
としては、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系、ウレタ
ン樹脂系等の水型クリアートップコート剤又はアクリル
樹脂系、シリコーン樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコー
ンアクリル樹脂系等の溶剤型クリアートップコート剤が
使用され、特にウレタン樹脂系の溶剤型クリアートップ
コート剤、シリコーンアクリル樹脂系等の溶剤型クリア
ートップコート剤又はウレタン樹脂系の水型クリアート
ップコート剤が使用される。これらのクリアートップコ
ート剤は、少なくとも1種が適宜選択して使用される。
このクリアートップコート剤を乾燥するとクリアートッ
プコート層15が形成され、乾燥後のクリアートップコ
ート層15の厚さは数μm 〜0. 5mm程度である。
ートップコート層15を形成するクリアートップコート
としては、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系、ウレタ
ン樹脂系等の水型クリアートップコート剤又はアクリル
樹脂系、シリコーン樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコー
ンアクリル樹脂系等の溶剤型クリアートップコート剤が
使用され、特にウレタン樹脂系の溶剤型クリアートップ
コート剤、シリコーンアクリル樹脂系等の溶剤型クリア
ートップコート剤又はウレタン樹脂系の水型クリアート
ップコート剤が使用される。これらのクリアートップコ
ート剤は、少なくとも1種が適宜選択して使用される。
このクリアートップコート剤を乾燥するとクリアートッ
プコート層15が形成され、乾燥後のクリアートップコ
ート層15の厚さは数μm 〜0. 5mm程度である。
【0024】このようにして、図1、図3、図5又は図
6に示すように、第1の塗料層13と第2の塗料層14
との境界がはっきりした種々の模様を有するシート状外
装材11が得られる。また、図4に示すように、第1の
塗料層13が湿潤状態にあるとき、その上から塗料を施
して第2の塗料層14を形成すると、第1の塗料層13
と第2の塗料層14との境界がぼやけて不明瞭になった
模様を有するシート状外装材11が得られる。
6に示すように、第1の塗料層13と第2の塗料層14
との境界がはっきりした種々の模様を有するシート状外
装材11が得られる。また、図4に示すように、第1の
塗料層13が湿潤状態にあるとき、その上から塗料を施
して第2の塗料層14を形成すると、第1の塗料層13
と第2の塗料層14との境界がぼやけて不明瞭になった
模様を有するシート状外装材11が得られる。
【0025】塗料の塗装方法は、スプレー等による吹付
け塗装法の他、カーテンフローコータ、ハケ、ローラ等
による方法が採用される。吹付け塗装法によれば、塗装
作業を容易かつ迅速に行うことができる。
け塗装法の他、カーテンフローコータ、ハケ、ローラ等
による方法が採用される。吹付け塗装法によれば、塗装
作業を容易かつ迅速に行うことができる。
【0026】乾燥手段は、遠赤外線炉による加熱の他、
直火加熱、熱風加熱、電熱による加熱、電子線照射など
の手段が挙げられる。加熱温度は、30〜150℃程度
の温度範囲内で適宜設定される。例えば、感熱ゲル塗料
の場合、感熱ゲル化剤の量により変化するが、100〜
150℃の温度で3分間加熱することにより、ゲル化す
る。なお、感熱ゲル塗料が乾燥すればよいので、強制乾
燥ではなくて自然乾燥でもよい。
直火加熱、熱風加熱、電熱による加熱、電子線照射など
の手段が挙げられる。加熱温度は、30〜150℃程度
の温度範囲内で適宜設定される。例えば、感熱ゲル塗料
の場合、感熱ゲル化剤の量により変化するが、100〜
150℃の温度で3分間加熱することにより、ゲル化す
る。なお、感熱ゲル塗料が乾燥すればよいので、強制乾
燥ではなくて自然乾燥でもよい。
【0027】また、塗料の塗装方法として、スクリーン
印刷法によれば、例えば木目模様等の模様を形成するこ
とができる。次に、切削又は研磨する装置、器具として
は、サンダー、グラインダー、ミーリングカッター、サ
ンドペーパー等が使用され、特にサンダー又はグライン
ダーが好適に使用される。なお、切削又は研磨する量に
ついては、第2の塗料層14を切削又は研磨して第1の
塗料層13が露出して模様を表す程度でよく、第2の塗
料層14の厚さによって変化する。
印刷法によれば、例えば木目模様等の模様を形成するこ
とができる。次に、切削又は研磨する装置、器具として
は、サンダー、グラインダー、ミーリングカッター、サ
ンドペーパー等が使用され、特にサンダー又はグライン
ダーが好適に使用される。なお、切削又は研磨する量に
ついては、第2の塗料層14を切削又は研磨して第1の
塗料層13が露出して模様を表す程度でよく、第2の塗
料層14の厚さによって変化する。
【0028】切削又は研磨された第1,第2の塗料層1
3,14の表面は、必要によりクリアートップコート層
15で被覆され、シート状外装材11が製造される。こ
の場合、クリアートップコート層15で被覆する方法と
しては、前述の塗装方法が採用される。このクリアート
ップコート層15は透明であるため、第1の塗料層13
及び第2の塗料層14により形成された模様をクリアー
トップコート層15を介して視認することができる。
3,14の表面は、必要によりクリアートップコート層
15で被覆され、シート状外装材11が製造される。こ
の場合、クリアートップコート層15で被覆する方法と
しては、前述の塗装方法が採用される。このクリアート
ップコート層15は透明であるため、第1の塗料層13
及び第2の塗料層14により形成された模様をクリアー
トップコート層15を介して視認することができる。
【0029】以上のような工程を経ることにより、図
3、図5又は図6に示すように、第1の塗料層13と第
2の塗料層14との境界が明瞭な種々の模様を有するシ
ート状外装材11を製造することができる。また、図4
に示すように、第1の塗料層13を形成する塗料が湿潤
状態にあるとき、その上から第2の塗料層14を形成す
る塗料を施すことにより、第1の塗料層13と第2の塗
料層14との境界がぼやけて不明瞭になった色調や模様
を有するシート状外装材11を製造することができる。
3、図5又は図6に示すように、第1の塗料層13と第
2の塗料層14との境界が明瞭な種々の模様を有するシ
ート状外装材11を製造することができる。また、図4
に示すように、第1の塗料層13を形成する塗料が湿潤
状態にあるとき、その上から第2の塗料層14を形成す
る塗料を施すことにより、第1の塗料層13と第2の塗
料層14との境界がぼやけて不明瞭になった色調や模様
を有するシート状外装材11を製造することができる。
【0030】次に、所定の型を用いたシート状外装材1
1の製造方法について説明する。まず、図2(a)に示
すように、内表面に所定の凹凸面18を有する断面凹状
の型17を用意する。次いで、図2(b)に示すよう
に、その型17内に感熱ゲル塗料を流し込む。そして、
その感熱ゲル塗料の上に基材12を載せる。その後、遠
赤外線により100〜150℃の温度で、3分間加熱し
て感熱ゲル塗料を硬化させ、基材12の下に第1の塗料
層13を形成する。
1の製造方法について説明する。まず、図2(a)に示
すように、内表面に所定の凹凸面18を有する断面凹状
の型17を用意する。次いで、図2(b)に示すよう
に、その型17内に感熱ゲル塗料を流し込む。そして、
その感熱ゲル塗料の上に基材12を載せる。その後、遠
赤外線により100〜150℃の温度で、3分間加熱し
て感熱ゲル塗料を硬化させ、基材12の下に第1の塗料
層13を形成する。
【0031】次に、型17を上下逆にして基材12上に
形成された第1の塗料層13を型17から離型する。図
2(c)に示すように、型17から離型された第1の塗
料層13の表面は型17の凹凸面18に対応するように
形成され、その凸部16は表面側ほど横断面積が小さく
なるように形成される。
形成された第1の塗料層13を型17から離型する。図
2(c)に示すように、型17から離型された第1の塗
料層13の表面は型17の凹凸面18に対応するように
形成され、その凸部16は表面側ほど横断面積が小さく
なるように形成される。
【0032】次に、図2(d)に示すように、第1の塗
料層13上に感熱ゲル塗料を吹付け塗装した後、熱風乾
燥装置により140℃、60分間加熱して強制乾燥させ
る。そして、感熱ゲル塗料を硬化させ、第1の塗料層1
3上に第2の塗料層14を形成する。前記のように、第
1の塗料層13を形成する感熱ゲル塗料が硬化した後
に、第2の塗料層14を形成する感熱ゲル塗料が施され
ることから、第1の塗料層13と第2の塗料層14の境
界部が明瞭となる。
料層13上に感熱ゲル塗料を吹付け塗装した後、熱風乾
燥装置により140℃、60分間加熱して強制乾燥させ
る。そして、感熱ゲル塗料を硬化させ、第1の塗料層1
3上に第2の塗料層14を形成する。前記のように、第
1の塗料層13を形成する感熱ゲル塗料が硬化した後
に、第2の塗料層14を形成する感熱ゲル塗料が施され
ることから、第1の塗料層13と第2の塗料層14の境
界部が明瞭となる。
【0033】この場合、第1の塗料層13を形成する感
熱ゲル塗料が湿潤状態にあるとき、その上に第2の塗料
層14を形成する感熱ゲル塗料を施して第2の塗料層1
4を形成すると、境界部がぼやけ、装飾感の異なった外
観が得られる。
熱ゲル塗料が湿潤状態にあるとき、その上に第2の塗料
層14を形成する感熱ゲル塗料を施して第2の塗料層1
4を形成すると、境界部がぼやけ、装飾感の異なった外
観が得られる。
【0034】また、第1の塗料層13を形成する感熱ゲ
ル塗料を140℃、3分間加熱して流動性を消失させ、
その上に第2の塗料層14を形成する感熱ゲル塗料を施
して乾燥させることもできる。
ル塗料を140℃、3分間加熱して流動性を消失させ、
その上に第2の塗料層14を形成する感熱ゲル塗料を施
して乾燥させることもできる。
【0035】続いて、第2の塗料層14及び第1の塗料
層13を図2(d)の二点鎖線で示す切削又は研磨面1
9まで平面状に切削又は研磨し、第1の塗料層13が露
出するようにする。最後に、図3に示すように、切削又
は研磨された第1,第2の塗料層13,14をクリアー
トップコート層15で被覆することによりシート状外装
材11が製造される。
層13を図2(d)の二点鎖線で示す切削又は研磨面1
9まで平面状に切削又は研磨し、第1の塗料層13が露
出するようにする。最後に、図3に示すように、切削又
は研磨された第1,第2の塗料層13,14をクリアー
トップコート層15で被覆することによりシート状外装
材11が製造される。
【0036】上記のような実施形態によって発揮される
効果について以下に記載する。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第2の塗料層14と第1の塗料層13の切削又は研
磨量を変化させるという簡易な作業で模様を変化でき、
良好な外観を発揮することができる。しかも、簡単な構
成で、シート状外装材を容易に形成することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、内面に所定の凹凸形状を有する型を用いることによ
り、第1の塗料層13の表面形状を所定の凹凸形状に確
実に形成することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、吹付け塗装法を採用することにより、シート状外装
材を容易かつ迅速に製造することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、スクリーン印刷法によって第1の塗料層13を形成
することにより、第1の塗料層13を所定の形状に精度
良く形成でき、吹付け塗装法よって第2の塗料層14を
形成することにより、第2の塗料層14を容易かつ迅速
に形成することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料層13と第2の塗料層14の少なくとも
一方をスキン系塗料によって形成することにより、所定
の色や模様を容易に発現させることができ、シート状外
装材の質感を向上させることができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料層13と第2の塗料層14の少なくとも
一方を感熱ゲル塗料によって形成することにより、塗料
が垂れることなく速やかにゲル化させることができ、作
業を容易に、しかも短時間のうちに行うことができ、シ
ート状外装材の製造時間を短縮することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料が流動性を喪失するまで乾燥した後、そ
の上に第2の塗料を施すことにより、第1の塗料層13
と第2の塗料層14との境界を明瞭にして、外観をより
良好にすることができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料が湿潤状態にあるとき、その上に第2の
塗料を施すことにより、第1の塗料層13と第2の塗料
層14との境界をぼかして外観に変化を与え、装飾性を
向上させることができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料層13及び第2の塗料層14をクリアー
トップコート層15で被覆することにより、クリアート
ップコート層15を介して第1の塗料層13及び第2の
塗料層14の模様を視認することができるとともに、第
1の塗料層13と第2の塗料層14を保護でき、シート
状外装材11の耐久性を向上させることができる。
効果について以下に記載する。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第2の塗料層14と第1の塗料層13の切削又は研
磨量を変化させるという簡易な作業で模様を変化でき、
良好な外観を発揮することができる。しかも、簡単な構
成で、シート状外装材を容易に形成することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、内面に所定の凹凸形状を有する型を用いることによ
り、第1の塗料層13の表面形状を所定の凹凸形状に確
実に形成することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、吹付け塗装法を採用することにより、シート状外装
材を容易かつ迅速に製造することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、スクリーン印刷法によって第1の塗料層13を形成
することにより、第1の塗料層13を所定の形状に精度
良く形成でき、吹付け塗装法よって第2の塗料層14を
形成することにより、第2の塗料層14を容易かつ迅速
に形成することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料層13と第2の塗料層14の少なくとも
一方をスキン系塗料によって形成することにより、所定
の色や模様を容易に発現させることができ、シート状外
装材の質感を向上させることができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料層13と第2の塗料層14の少なくとも
一方を感熱ゲル塗料によって形成することにより、塗料
が垂れることなく速やかにゲル化させることができ、作
業を容易に、しかも短時間のうちに行うことができ、シ
ート状外装材の製造時間を短縮することができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料が流動性を喪失するまで乾燥した後、そ
の上に第2の塗料を施すことにより、第1の塗料層13
と第2の塗料層14との境界を明瞭にして、外観をより
良好にすることができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料が湿潤状態にあるとき、その上に第2の
塗料を施すことにより、第1の塗料層13と第2の塗料
層14との境界をぼかして外観に変化を与え、装飾性を
向上させることができる。 ・ 実施形態のシート状外装材及びその製造方法によれ
ば、第1の塗料層13及び第2の塗料層14をクリアー
トップコート層15で被覆することにより、クリアート
ップコート層15を介して第1の塗料層13及び第2の
塗料層14の模様を視認することができるとともに、第
1の塗料層13と第2の塗料層14を保護でき、シート
状外装材11の耐久性を向上させることができる。
【0037】
【実施例】以下に、前記実施形態をさらに具体化した実
施例について説明する。 (実施例1)感熱ゲル塗料として、アクリル系エマルシ
ョンを300重量部、感熱ゲル化剤としての亜鉛アンモ
ニウム錯塩を15重量部配合した。その感熱ゲル塗料に
さらに着色骨材を200重量部、寒水石を800重量部
配合して配合塗料とした。
施例について説明する。 (実施例1)感熱ゲル塗料として、アクリル系エマルシ
ョンを300重量部、感熱ゲル化剤としての亜鉛アンモ
ニウム錯塩を15重量部配合した。その感熱ゲル塗料に
さらに着色骨材を200重量部、寒水石を800重量部
配合して配合塗料とした。
【0038】この配合塗料を3色用意して不織布の上に
同時にスプレーし、遠赤外線炉により140℃、3分で
ゲル化させた。ゲル化後、熱風乾燥炉により140℃、
60分で乾燥させ、厚さ4〜6mmの凹凸のある石材調の
第1の塗料層13を不織布上に形成した。その後、配合
塗料から感熱ゲル化剤だけを除いた上記3色以外の塗料
を第1の塗料層13上に2mm程度の厚みでスプレーし、
自然乾燥して第1の塗料層13上に第2の塗料層14を
形成した。
同時にスプレーし、遠赤外線炉により140℃、3分で
ゲル化させた。ゲル化後、熱風乾燥炉により140℃、
60分で乾燥させ、厚さ4〜6mmの凹凸のある石材調の
第1の塗料層13を不織布上に形成した。その後、配合
塗料から感熱ゲル化剤だけを除いた上記3色以外の塗料
を第1の塗料層13上に2mm程度の厚みでスプレーし、
自然乾燥して第1の塗料層13上に第2の塗料層14を
形成した。
【0039】次いで、サンダーで第2の塗料層14を3
mm研磨するとともに、第1の塗料層13及び第2の塗料
層14の表面を平滑にした。平滑な表面上にウレタン樹
脂系の溶剤型クリアートップコート剤をカーテンフロー
コーターにより塗布した。そして、熱風乾燥炉により1
00℃、3分で加熱乾燥してクリアートップコート15
を形成し、シート状外装材11を得た。
mm研磨するとともに、第1の塗料層13及び第2の塗料
層14の表面を平滑にした。平滑な表面上にウレタン樹
脂系の溶剤型クリアートップコート剤をカーテンフロー
コーターにより塗布した。そして、熱風乾燥炉により1
00℃、3分で加熱乾燥してクリアートップコート15
を形成し、シート状外装材11を得た。
【0040】得られたシート状外装材11は、第1の塗
料層13と第2の塗料層14とにより、奇麗な色調や模
様が発揮され、良好な外観を有するものであった。 (実施例2)実施例1の配合塗料を4色用意してそのう
ちの3色をガラスクロスの上に同時にスプレーし、凹凸
のある厚さ4〜6mmのウェット状態の配合塗料を100
℃、10分でゲル化させた。その上に残りの1色を1mm
程度の厚みでスプレーして100℃、3分でゲル化さ
せ、80℃、5時間で乾燥して第1の塗料層13と第2
の塗料層14とをガラスクロス上に形成した。
料層13と第2の塗料層14とにより、奇麗な色調や模
様が発揮され、良好な外観を有するものであった。 (実施例2)実施例1の配合塗料を4色用意してそのう
ちの3色をガラスクロスの上に同時にスプレーし、凹凸
のある厚さ4〜6mmのウェット状態の配合塗料を100
℃、10分でゲル化させた。その上に残りの1色を1mm
程度の厚みでスプレーして100℃、3分でゲル化さ
せ、80℃、5時間で乾燥して第1の塗料層13と第2
の塗料層14とをガラスクロス上に形成した。
【0041】次に、グラインダーで第2の塗料層14を
2mm研磨した後、研磨面にシリコーンアクリル樹脂系の
溶剤型クリアートップコートをスプレーした。続いて、
自然乾燥してクリアートップコート層15を形成し、シ
ート状外装材11を得た。
2mm研磨した後、研磨面にシリコーンアクリル樹脂系の
溶剤型クリアートップコートをスプレーした。続いて、
自然乾燥してクリアートップコート層15を形成し、シ
ート状外装材11を得た。
【0042】得られたシート状外装材11は、第1の塗
料層13と第2の塗料層14の境界が明瞭で、優れた外
観を有するものであった。 (実施例3)実施例1の配合塗料を2色用意してそのう
ちの1色を不織布の上にスプレーし、凹凸のある厚さ2
〜4mmのウェット状態の配合塗料が乾かないうちにもう
1色を1mm程度の厚みでスプレーした。その後、2色の
配合塗料を140℃、60分でゲル化、乾燥させて第1
の塗料層13と第2の塗料層14とを形成し、その第2
の塗料層14を2mm程度サンダーで研磨した。
料層13と第2の塗料層14の境界が明瞭で、優れた外
観を有するものであった。 (実施例3)実施例1の配合塗料を2色用意してそのう
ちの1色を不織布の上にスプレーし、凹凸のある厚さ2
〜4mmのウェット状態の配合塗料が乾かないうちにもう
1色を1mm程度の厚みでスプレーした。その後、2色の
配合塗料を140℃、60分でゲル化、乾燥させて第1
の塗料層13と第2の塗料層14とを形成し、その第2
の塗料層14を2mm程度サンダーで研磨した。
【0043】次に、研磨面にアクリル樹脂系の水型クリ
アートップコート剤をローラで塗布してクリアートップ
コート層15を形成し、それから自然乾燥してシート状
外装材11を得た。
アートップコート剤をローラで塗布してクリアートップ
コート層15を形成し、それから自然乾燥してシート状
外装材11を得た。
【0044】得られたシート状外装材11は、第1の塗
料層13と第2の塗料層14の境界がぼやけ、外観の異
なるものであった。なお、前記実施形態を次のように変
更して具体化することもできる。 ・ 第2の塗料層14及び第1の塗料層13に対する切
削又は研磨を粗く行うこと。
料層13と第2の塗料層14の境界がぼやけ、外観の異
なるものであった。なお、前記実施形態を次のように変
更して具体化することもできる。 ・ 第2の塗料層14及び第1の塗料層13に対する切
削又は研磨を粗く行うこと。
【0045】このように構成すれば、第1の塗料層13
と第2の塗料層14に対する光の散乱を多くして外観に
変化を与えることができる。 ・ 第2の塗料層14及び第1の塗料層13に対する切
削又は研磨を複数の面の組み合わせになるように構成す
ること。
と第2の塗料層14に対する光の散乱を多くして外観に
変化を与えることができる。 ・ 第2の塗料層14及び第1の塗料層13に対する切
削又は研磨を複数の面の組み合わせになるように構成す
ること。
【0046】このように構成すれば、複数の面における
第1の塗料層13と第2の塗料層14に対する光の反射
により、外観を向上させることができる。 ・ 第1の塗料層13を形成した後、その表面に型押し
して模様を形成し、その上に第2の塗料層14を形成す
ること。
第1の塗料層13と第2の塗料層14に対する光の反射
により、外観を向上させることができる。 ・ 第1の塗料層13を形成した後、その表面に型押し
して模様を形成し、その上に第2の塗料層14を形成す
ること。
【0047】このように構成した場合、第1の塗料層1
3の表面形状を容易に形成できるとともに、所望の外観
を有するシート状外装材11を得ることができる。さら
に、前記実施形態より把握される技術的思想について以
下に記載する。 ・ 前記第1の塗料層及び第2の塗料層は、ともに感熱
ゲル塗料から形成したものである請求項7に記載のシー
ト状外装材の製造方法。
3の表面形状を容易に形成できるとともに、所望の外観
を有するシート状外装材11を得ることができる。さら
に、前記実施形態より把握される技術的思想について以
下に記載する。 ・ 前記第1の塗料層及び第2の塗料層は、ともに感熱
ゲル塗料から形成したものである請求項7に記載のシー
ト状外装材の製造方法。
【0048】このように構成した場合、請求項2〜請求
項6のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1の塗料
層及び第2の塗料層が感熱ゲル塗料から形成されている
ので、感熱ゲル塗料をゲル化、乾燥させることにより、
塗料が垂れることなくさらに容易に作業を行うことがで
きるとともに、塗料の乾燥時間をさらに速くして製造時
間を短縮することができる。 ・ 前記第2の塗料層上にクリアートップコート層を形
成した請求項1に記載のシート状外装材。
項6のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1の塗料
層及び第2の塗料層が感熱ゲル塗料から形成されている
ので、感熱ゲル塗料をゲル化、乾燥させることにより、
塗料が垂れることなくさらに容易に作業を行うことがで
きるとともに、塗料の乾燥時間をさらに速くして製造時
間を短縮することができる。 ・ 前記第2の塗料層上にクリアートップコート層を形
成した請求項1に記載のシート状外装材。
【0049】このように構成した場合、請求項1に記載
の発明の効果に加え、第1の塗料層及び第2の塗料層を
クリアートップコート層を介して視認することができる
とともに、第1の塗料層と第2の塗料層を保護でき、シ
ート状外装材の耐久性を向上させることができる。 ・ 前記感熱ゲル塗料に着色骨材及び天然石から選ばれ
る少なくとも1種を配合した請求項7に記載のシート状
外装材の製造方法。
の発明の効果に加え、第1の塗料層及び第2の塗料層を
クリアートップコート層を介して視認することができる
とともに、第1の塗料層と第2の塗料層を保護でき、シ
ート状外装材の耐久性を向上させることができる。 ・ 前記感熱ゲル塗料に着色骨材及び天然石から選ばれ
る少なくとも1種を配合した請求項7に記載のシート状
外装材の製造方法。
【0050】このように構成すれば、請求項7に記載の
発明の効果に加え、感熱ゲル塗料に複数の色調や質感を
付与することができ、シート状外装材の外観をさらに向
上させることができる。
発明の効果に加え、感熱ゲル塗料に複数の色調や質感を
付与することができ、シート状外装材の外観をさらに向
上させることができる。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1又は請求項
2に記載の発明によれば、切削又は研磨量を変化させる
という簡易な作業で色調や模様を変化でき、良好な外観
を発揮することができる。しかも、簡単な構成で、シー
ト状外装材を容易に形成することができる。
るため、次のような効果を奏する。請求項1又は請求項
2に記載の発明によれば、切削又は研磨量を変化させる
という簡易な作業で色調や模様を変化でき、良好な外観
を発揮することができる。しかも、簡単な構成で、シー
ト状外装材を容易に形成することができる。
【0052】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加え、第1の塗料層の表面形状を
所定形状をなす型により、所望の形状に確実に形成する
ことができる。
に記載の発明の効果に加え、第1の塗料層の表面形状を
所定形状をなす型により、所望の形状に確実に形成する
ことができる。
【0053】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加え、吹付け塗装法によりシート
状外装材を容易かつ迅速に製造することができる。請求
項5に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効
果に加え、第1の塗料層をスクリーン印刷法により所定
の形状を精度良く形成でき、第2の塗料層を容易かつ迅
速に形成することができる。
に記載の発明の効果に加え、吹付け塗装法によりシート
状外装材を容易かつ迅速に製造することができる。請求
項5に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効
果に加え、第1の塗料層をスクリーン印刷法により所定
の形状を精度良く形成でき、第2の塗料層を容易かつ迅
速に形成することができる。
【0054】請求項6に記載の発明によれば、請求項2
〜請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1
の塗料層と第2の塗料層の少なくとも一方をスキン系塗
料により所定の色や模様に容易に形成することができ
る。
〜請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1
の塗料層と第2の塗料層の少なくとも一方をスキン系塗
料により所定の色や模様に容易に形成することができ
る。
【0055】請求項7に記載の発明によれば、請求項2
〜請求項6のいずれかに記載の発明の効果に加え、感熱
ゲル塗料により、塗料が垂れることなく速やかにゲル化
させることができ、作業を容易に、しかも短時間のうち
に行うことができ、シート状外装材の製造時間を短縮す
ることができる。
〜請求項6のいずれかに記載の発明の効果に加え、感熱
ゲル塗料により、塗料が垂れることなく速やかにゲル化
させることができ、作業を容易に、しかも短時間のうち
に行うことができ、シート状外装材の製造時間を短縮す
ることができる。
【0056】請求項8に記載の発明によれば、請求項2
〜請求項7のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1
の塗料層と第2の塗料層との境界を明瞭にして、外観を
より良好にすることができる。
〜請求項7のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1
の塗料層と第2の塗料層との境界を明瞭にして、外観を
より良好にすることができる。
【0057】請求項9に記載の発明によれば、請求項2
〜請求項8のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1
の塗料層と第2の塗料層との境界をぼかして外観に変化
を与え、装飾性を向上させることができる。
〜請求項8のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1
の塗料層と第2の塗料層との境界をぼかして外観に変化
を与え、装飾性を向上させることができる。
【図1】 この発明の一実施形態のシート状外装材を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】 (a)は成形用の型を示す断面図、(b)は
型内に第1の塗料層と基材を形成した状態を示す断面
図、(c)は型から基材と第1の塗料層を離型した状態
を示す断面図、(d)は第1の塗料層上に第2の塗料層
を形成した状態を示す断面図。
型内に第1の塗料層と基材を形成した状態を示す断面
図、(c)は型から基材と第1の塗料層を離型した状態
を示す断面図、(d)は第1の塗料層上に第2の塗料層
を形成した状態を示す断面図。
【図3】 表面をクリアートップコート層で被覆した状
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図4】 第1,第2の塗料層の境界がぼやけた状態を
示す平面図。
示す平面図。
【図5】 図3の模様とは異なる外観のシート状外装材
を示す断面図。
を示す断面図。
【図6】 同じく、図3の模様とは異なるシート状外装
材の平面図。
材の平面図。
11…シート状外装材、12…基材、13…第1の塗料
層、14…第2の塗料層、16…凸部、17…型。
層、14…第2の塗料層、16…凸部、17…型。
Claims (9)
- 【請求項1】 シート状の基材上に、第1の塗料層を凹
凸状に形成し、その凸部を表面側ほど横断面積が小さく
なるように形成し、その第1の塗料層の上に第2の塗料
層を設け、切削又は研磨により、第1の塗料層と第2の
塗料層がともに表面に露出するように構成したシート状
外装材。 - 【請求項2】 シート状の基材上に、第1の塗料層を凹
凸状に形成し、その凸部を表面側ほど横断面積が小さく
なるように形成し、第1の塗料層の上に第2の塗料層を
設けた後、第2の塗料層及び第1の塗料層を切削又は研
磨し、第1の塗料層と第2の塗料層がともに表面に露出
するようにしたシート状外装材の製造方法。 - 【請求項3】 所定形状をなす型内に第1の塗料層を形
成するための第1の塗料を流し込み、その上にシート状
の基材を載せた後、第1の塗料を所定の水分含有量まで
乾燥して第1の塗料層を形成し、シート状の基材及び第
1の塗料層を型から取り出し、次いで第1の塗料層上に
第2の塗料層を形成する第2の塗料を塗布して乾燥させ
ることにより、第1の塗料層上に第2の塗料層を形成
し、次に第2の塗料層及び第1の塗料層を、第1の塗料
層と第2の塗料層がともに表面に露出するように切削又
は研磨する請求項2に記載のシート状外装材の製造方
法。 - 【請求項4】 前記第1の塗料層及び第2の塗料層を吹
付け塗装法により形成した請求項2に記載のシート状外
装材の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1の塗料層をスクリーン印刷法に
より形成し、第2の塗料層を吹付け塗装法により形成し
た請求項2に記載のシート状外装材の製造方法。 - 【請求項6】 前記第1の塗料層と第2の塗料層の少な
くとも一方をスキン系塗料により形成した請求項2〜請
求項5のいずれかに記載のシート状外装材の製造方法。 - 【請求項7】 前記第1の塗料層と第2の塗料層の少な
くとも一方を感熱ゲル塗料により形成した請求項2〜請
求項6のいずれかに記載のシート状外装材の製造方法。 - 【請求項8】 前記第1の塗料層を形成する第1の塗料
が流動性を喪失するまで乾燥した後に、その上に第2の
塗料層を形成する第2の塗料を施した請求項2〜請求項
7のいずれかに記載のシート状外装材の製造方法。 - 【請求項9】 前記第1の塗料層を形成する第1の塗料
が湿潤状態にあるときに、その上に第2の塗料層を形成
する第2の塗料を施した請求項2〜請求項8のいずれか
に記載のシート状外装材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9189881A JPH1133480A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | シート状外装材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9189881A JPH1133480A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | シート状外装材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133480A true JPH1133480A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16248751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9189881A Pending JPH1133480A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | シート状外装材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133480A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010234366A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-10-21 | Dainippon Toryo Co Ltd | 意匠性建材及びその製造方法 |
| JP2023076033A (ja) * | 2021-11-22 | 2023-06-01 | 菊水化学工業株式会社 | 路面標示用塗料の塗装方法及び路面標示用水性プライマー |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP9189881A patent/JPH1133480A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010234366A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-10-21 | Dainippon Toryo Co Ltd | 意匠性建材及びその製造方法 |
| JP2023076033A (ja) * | 2021-11-22 | 2023-06-01 | 菊水化学工業株式会社 | 路面標示用塗料の塗装方法及び路面標示用水性プライマー |
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