JPH11335341A - 乳酸アミドの製造法 - Google Patents
乳酸アミドの製造法Info
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Abstract
ラクトニトリルから乳酸アミドを製造する方法を提供す
る。 【解決手段】 マンガン酸化物を主成分とする触媒と、
酸化剤との存在下で、ラクトニトリルと水より乳酸アミ
ドを製造する。
Description
法に関する。更に詳しくは、ラクトニトリルの水和反応
により乳酸アミドを製造する方法に関するものである。
乳酸アミドは、ギ酸エステルとのアミドエステル交換反
応により、または加アルコール分解反応により乳酸エス
テルを製造する際の原料となるものである。この乳酸エ
ステルをさらに加水分解反応することにより乳酸を製造
することも可能である。乳酸エステルや、乳酸は有機合
成原料や溶剤として有用であることは言うまでもなく、
特に乳酸は防かび剤や生分解性ポリマーの原料として有
用である。さらに、乳酸エステルは脱水反応によりアク
リル酸エステルを製造する際の原料となり工業的に重要
且つ大きな用途がある。
アセトンシアンヒドリンの水和反応にδ型二酸化マンガ
ンを触媒として使用することを記載している。アセトン
シアンヒドリン用二酸化マンガンの調製法として、特開
昭63−57534号公報および特開昭63−5753
5号公報には亜鉛を含有させる方法や過マンガン酸カリ
ウムを塩酸で還元する方法が、特開平6−269666
号公報には過マンガン酸塩をヒドラジン類、ヒドロキシ
カルボン酸あるいはその塩を用いて還元する方法が開示
されている。一方、アセトンシアンヒドリンと同じシア
ンヒドリン群に含まれるラクトニトリルの水和反応に二
酸化マンガンが使用されることを特公昭61−4782
2号公報、US5175366号公報は示している。さ
らに、過マンガン酸塩を多価アルコールにて還元する方
法及び多価カルボン酸又はその塩で還元する方法で調製
した二酸化マンガンを触媒としたラクトニトリルの水和
反応が、特開平9−19637号公報及び特開平9−2
4275号公報に示されている。しかしながら、上記の
方法で調製した二酸化マンガンをそのままラクトニトリ
ルの水和反応の触媒として使用した場合には、触媒活性
が短期間で急激に低下するという問題があり、未だ実用
化されていないのが現状である。
のような従来技術の欠点を解決した工業的に有用な乳酸
アミドの製造方法を提供することである。
化物を主成分とする触媒の存在下、ラクトニトリルと水
より乳酸アミドを製造する場合、酸化剤を共存させる事
で触媒活性の急激な低下が抑制されることを見出した。
また酸化剤と含窒素化合物との共存下で反応を行うと、
酸化剤のみの共存の場合に比べさらに活性低下が抑制さ
れることを見出した。また酸化剤とシアン化水素との共
存下で反応を行うと、酸化剤のみの共存の場合に比べさ
らに活性低下が抑制され乳酸アミドの選択率も向上する
事を見いだした。さらに酸化剤と含窒素化合物およびシ
アン化水素との共存下で反応を行うと、含窒素化合物お
よびシアン化水素のそれぞれの効果が相加的に得られる
ことを見出し、本発明を完成させるに至った。即ち本発
明は、マンガン酸化物を主成分とする触媒と、酸化剤と
の存在下で、ラクトニトリルと水より乳酸アミドを製造
する方法、ならびにマンガン酸化物を主成分とする触媒
と、酸化剤と、一般式(I)で示される化合物及び/又
はシアン化水素との存在下で、ラクトニトリルと水より
乳酸アミドを製造する方法である。
団を示す)
明する。本発明に使用するラクトニトリルは、アセトア
ルデヒドとシアン化水素とから塩基性触媒の存在下で容
易に製造される。また、本発明におけるマンガン酸化物
を主成分とする触媒としては、主として二酸化マンガン
が使用されるが、二酸化マンガンは一般にMnO1.7〜MnO2
の間にあるマンガン酸化物であり、結晶構造はα、β、
γ、δ、ε等が知られており、又各相間の転移や結晶化
度の変化が起こることから、その構造はきわめて複雑で
多種多様である。二酸化マンガンは天然にも存在する
が、触媒として使用する場合には、二価のマンガンを酸
化して調製する方法および七価のマンガンを還元して調
製する方法のそれぞれを単独または組み合わせて用いる
ことにより得られる二酸化マンガンが適する。
マンガン酸化合物を20〜100℃で還元する方法(Ze
it. Anorg. Allg. Chem. , 309, p1〜32およびp121〜15
0. (1961) )、過マンガン酸カリウム水溶液を硫酸マン
ガン水溶液に加える方法(J.Chem. Soc., 2189, (1953)
)、過マンガン酸塩をハロゲン化水素酸で還元する方
法(特開昭63−57535号公報)、過マンガン酸塩
を多価カルボン酸または多価アルコールで還元する方法
(特開平9−24275号公報、特開平9−19637
号公報)、過マンガン酸塩をヒドラジン、ヒドロキシカ
ルボン酸あるいはその塩で還元する方法(特開平6−2
69666号公報)および硫酸マンガン水溶液を電解酸
化する方法が知られている。本発明の方法に用いるマン
ガン酸化物を主成分とする触媒としては、上記した各種
の方法で調製されたものが使用できるが、好ましくはア
ルカリ金属元素を含有する変性二酸化マンガンが好まし
い。同触媒の調製法としては、結晶型や比表面積の大き
さ、ならびにアルカリ金属の種類や量をコントロールで
きる点では、二価のマンガンおよび七価のマンガンを同
時に使用する方法が望ましい。
リ金属元素を含有する変性二酸化マンガンに他の元素、
例えば周期律表2,3,4,5,6,8,9,10,1
1,12,13,14,15族の元素を添加する事も可
能で、特にアルカリ土類金属、Sc、Zr、V 、Nb、Ta、C
r、Mo、W 、Zn、Ga、In、Ge、Sn、Pbの添加は好まし
い。これらの金属を二酸化マンガンに添加する方法とし
ては、含浸、吸着、混練、共沈澱等いずれの方法も用い
られるが、共沈澱法が特に好ましくその液性は、酸性下
でも塩基性下でも調製できるが、酸性下での調製がより
好ましく、塩基性下で調製した場合には、反応前に希硫
酸等の酸性溶液で二酸化マンガンを洗浄することが望ま
しい。
ンガン源としては水溶性の塩が選ばれ、その中で硫酸塩
が特に好ましい。七価のマンガン源としては水溶性の過
マンガン酸カリウム又は過マンガン酸ナトリウムが特に
好ましく、またこのものはアルカリ金属源としても使用
できる。二酸化マンガンに添加するアルカリ土類金属、
Sc、Zr、V 、Nb、Ta、Cr、Mo、W 、Zn、Ga、In、Ge、S
n、Pb源としては、水溶性の塩が好ましく、その中でも
硫酸塩が特に好ましい。
媒は、アルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニア等の金
属酸化物担体上に担持して使用することも可能であり、
成型体は固定床触媒として、或いは粉体、顆粒体または
微小球状体はスラリー触媒として、回分式や流通式反応
装置でラクトニトリルの水和反応に使用される。本発明
の触媒を用いた水和反応は、通常は水が過剰の系で実施
される。即ち、原料液中のラクトニトリルの割合は5〜
80重量%、好ましくは20〜60重量%である。反応
温度は0〜120℃、好ましくは10〜90℃の範囲で
ある。これより低い温度では反応速度が小さくなり、ま
たこれより高い温度ではラクトニトリルの分解による副
生成物が多くなるので好ましくない。
酸素、オゾン等の酸素類または過酸化水素、過酸化ナト
リウム、過酸化マグネシウム、過酸化ベンゾイル、過酸
化ジアセチル等の過酸化物または過ギ酸、過酢酸、過硫
酸アンモニウム等の過酸及び過酸塩または過沃素酸、過
塩素酸、過沃素酸ナトリウム、沃素酸、臭素酸、塩素酸
カリウム、次亜塩素酸ナトリウム等の酸素酸及び酸素酸
塩であるが、酸素類が好ましく、特に酸素が好ましい。
これらの酸化剤は単独でもよいし、2種類以上を混合し
て用いても良い。またこれらの酸化剤は通常原料液に溶
解して供給される。これら酸化剤の添加量は原料ラクト
ニトリルに対して0.001〜0.15モル比、好まし
くは0.005〜0.05モル比である。酸化剤として
酸素を用いる場合は純酸素を用いてもよいが、通常は窒
素などの不活性ガスで希釈して用いられる。もちろん空
気をそのまま、あるいは空気に酸素または不活性ガスを
混合し調整して使用してもよい。酸素含有ガスの酸素濃
度は任意でよいが、酸素濃度で2〜50%が特に好まし
い。また酸素ガスを用いる場合は触媒を固定床として充
填し、固相とガス相の間を反応液が流れるいわゆるトリ
クルベット型の反応器を用いるのが特に好ましく、これ
により良好なる反応液とガスとの分散及び反応液と触媒
との接触が達成される。当該反応器の反応液とガスの流
れは向流または並流のいずれでも可能である。
窒素化合物を、通常は0.0001〜5重量%、好まし
くは0.0005〜3重量%共存させることにより、酸
化剤のみを共存させた場合に比べ、触媒の活性向上と経
時的な活性低下をさらに抑制することが可能となり、高
い触媒活性を維持しながら高収率で目的の乳酸アミドを
得ることが出来る。この一般式(I)において、R1 〜
R3 はそれぞれ水素または炭素数1〜8の原子団を示
す。この炭素数1〜8の原子団は、好ましくは炭素数1
〜8のアルキル基,炭素数3〜8のシクロアルキル基,
炭素数1〜8のヒドロキシアルキル基,炭素数1〜8の
アミノアルキル基および炭素数1〜8のハロゲノアルキ
ル基などが挙げられる。また、この一般式(I)で表さ
れる含窒素化合物の具体例としては、アンモニア,モノ
エチルアミン,ジエチルアミン,トリエチルアミン,モ
ノメチルアミン,ジメチルアミン,トリメチルアミン,
モノプロピルアミン,ジプロピルアミン,トリプロピル
アミン,モノイソプロピルアミン,ジイソプロピルアミ
ン,トリイソプロピルアミン,モノエタノールアミン,
ジエタノールアミン,トリエタノールアミン,エチレン
ジアミンおよびジエチレントリアミンなどを挙げること
ができ、これらを一種又は二種以上を用いることができ
る。
中に0.001〜2重量%添加すると、酸化剤のみを共
存させた場合に比べ、経時的な活性低下はより一層抑制
されると共に乳酸アミドの選択率も向上する。酸化剤の
効果に対し付加的に生ずる含窒素化合物又はシアン化水
素の効果は、含窒素化合物とシアン化水素とを共に酸化
剤に加えた場合には相加的に効果が発揮される。このこ
とは以下の実施例から明らかである。次に、本発明の方
法を実施例および比較例により更に具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例によりその範囲を限定され
るものではない。
00mlに溶解した液に、硫酸マンガン一水和物0.31
6mol 及び硫酸錫0.0137mol を水200mlに溶か
し濃硫酸0.968mol と混合した液を70℃撹拌下
に、速やかに注下した。さらに撹拌を継続し90℃で2
時間熟成の後、得られた沈澱を濾過し、水2000mlで
5回洗浄し、得られたケーキを110℃で一晩乾燥し、
変性二酸化マンガン64g を得た。このものの金属成分
の含有量を測定した結果、錫/カリウム/マンガン=
0.02/0.08/1(原子比)であった。反応:前
記で得た二酸化マンガンを破砕して10〜20メッシュ
に揃えたもの4.5ccをジャケットを備えた内径10mm
φのガラス製反応管に充填した。ジャケットには40℃
の温水を流した。ラクトニトリル35.000重量部及
び水65.000重量部の割合で混合した原料液を流速
4.3g/hrで反応管に通した。反応器を出た液は循環ポ
ンプにより43g/hr(循環比10)の流速で反応器入口
へ再フィードした。反応器下部の液溜めより溢流する反
応液の組成を高速液体クロマトグラフィーで反応開始後
24時間および10日後に分析したところ、ラクトニト
リルの転化率は、それぞれ80.2%、61.0%、ま
た24時間後および10日後の乳酸アミドの選択率(ラ
クトニトリル基準)はそれぞれ94.6%、9 5.0%
であった。
は比較例1と同様に反応を行った。反応開始後24時間
および10日後に分析を行ったところ、ラクトニトリル
の転化率は、それぞれ79.7%、58.3%、また2
4時間後および10日後の乳酸アミドの選択率(ラクト
ニトリル基準)はそれぞれ94.8%、94.5%であ
った。
は比較例1と同様に反応を行った。反応開始後24時間
および10日後に分析を行ったところ、ラクトニトリル
の転化率は、それぞれ80.0%、67.3%、また2
4時間後および10日後の乳酸アミドの選択率(ラクト
ニトリル基準)はそれぞれ95.0%、95.0%であ
った。
トニトリル35.000重量部、水64.490重量部
及びトリメチルアミン0.510重量部の割合で混合し
た原料液を用いた以外は比較例1と同様に反応を行い、
反応開始後24時間および10日後に分析を行ったとこ
ろ、ラクトニトリルの転化率は、それぞれ85.1%、
84.3%、また24時間後および10日後の乳酸アミ
ドの選択率(ラクトニトリル基準)はそれぞれ95.2
%、95.1%であった。
トニトリル35.000重量部、水64.330重量
部、トリメチルアミン0.510重量部及び青酸0.1
60重量部の割合で混合した原料液を用いた以外は比較
例1と同様に反応を行い、反応開始後24時間および1
0日後に分析を行ったところ、ラクトニトリルの転化率
は、それぞれ84.8%、84.1%、また24時間後
および10日後の乳酸アミドの選択率(ラクトニトリル
基準)はそれぞれ97.0%、97.2%であった。
00重量部及び水64.900重量部の割合で混合した
原料液を用いた以外は比較例1と同様に反応を行った。
反応開始後24時間および10日後に分析を行ったとこ
ろ、ラクトニトリルの転化率は、それぞれ80.5%、
69.1%、また24時間後および10日後の乳酸アミ
ドの選択率(ラクトニトリル基準)はそれぞれ94.8
%、95.0%であった。
000重量部及び水64.825重量部の割合で混合し
た原料液を用い、空気を35ml/hr の速度で反応管上部
より供給した以外は比較例1と同様に反応を行った。反
応開始後24時間および10日後に分析を行ったとこ
ろ、ラクトニトリルの転化率は、それぞれ80.3%、
73.1%、また24時間後および10日後の乳酸アミ
ドの選択率(ラクトニトリル基準)はそれぞれ97.0
%、97.5%であった。
00mlに溶解した液に、硫酸マンガン一水和物0.31
6mol を水200mlに溶かし濃硫酸0.968mol と混
合した液を70℃撹拌下に、速やかに注下した。さらに
撹拌を継続し90℃で2時間熟成の後、得られた沈澱を
濾過し、水2000mlで5回洗浄し、得られたケーキを
110℃で一晩乾燥し、変性二酸化マンガン64g を得
た。このものの金属成分の含有量を測定した結果、カリ
ウム/マンガン=0.09/1(原子比)であった。反
応:前記で得た二酸化マンガンを破砕して10〜20メ
ッシュに揃えたもの4.5ccをジャケットを備えた内径
10mmφのガラス製反応管に充填した。ジャケットには
40℃の温水を流した。ラクトニトリル35.000重
量部及び水65.000重量部の割合で混合した原料液
を流速4.3g/hrで反応管に通した。反応器を出た液は
循環ポンプにより43g/hr(循環比10)の流速で反応
器入口へ再フィードした。反応器下部の液溜めより溢流
する反応液の組成を高速液体クロマトグラフィーで反応
開始後24時間および10日後に分析したところ、ラク
トニトリルの転化率は、それぞれ78.3%、56.5
%、また24時間後および10日後の乳酸アミドの選択
率(ラクトニトリル基準)はそれぞれ95.0%、9
5.3%であった。
は比較例3と同様に反応を行った。反応開始後24時間
および10日後に分析を行ったところ、ラクトニトリル
の転化率は、それぞれ79.2%、68.6%、また2
4時間後および10日後の乳酸アミドの選択率(ラクト
ニトリル基準)はそれぞれ95.0%、94.9%であ
った。
トニトリル35.000重量部、水64.260重量部
及びジエチルアミン0.74重量部の割合で混合した原
料液を用いた以外は比較例3と同様に反応を行い、反応
開始後24時間および10日後に分析を行ったところ、
ラクトニトリルの転化率は、それぞれ82.3%、8
1.5%、また24時間後および10日後の乳酸アミド
の選択率(ラクトニトリル基準)はそれぞれ95.0
%、95.1%であった。
トニトリル35.000重量部、水64.110重量
部、ジエチルアミン0.74重量部及び青酸0.15重
量部の割合で混合した原料液を用いた以外は比較例3と
同様に反応を行い、反応開始後24時間および10日後
に分析を行ったところ、ラクトニトリルの転化率は、そ
れぞれ82.4%、81.5%、また24時間後および
10日後の乳酸アミドの選択率(ラクトニトリル基準)
はそれぞれ97.1%、97.3%であった。
て下記の方法で調製を行った。過マンガン酸カリウム
0.0625mol を水110mlに溶解した過マンガン酸
カリウム水溶液に、濃硫酸0.06mol を徐々に加えた
後、30℃に加熱した。この溶液に、シュウ酸0.12
5mol を水130mlに溶解したシュウ酸水溶液を、撹拌
下、反応温度を30〜35℃に調整しながら添加した。
添加終了後、加熱し、撹拌下、90℃で3時間熟成し
た。得られたスラリーを濾過し、沈澱ケーキを純粋で硫
酸根が検出されなくなるまで洗浄し、110℃で乾燥
し、粉砕することにより黒色の二酸化マンガン触媒を得
た。 反応:前記で得た二酸化マンガンを破砕して10〜20
メッシュに揃えたもの17ccをジャケットを備えた内径
10mmφのガラス製反応管に充填した。ジャケットには
40℃の温水を流した。ラクトニトリル35.000重
量部及び水65.000重量部の割合で混合した原料液
を流速4.3g/hrで反応管に通した。反応器を出た液は
循環ポンプにより43g/hr(循環比10)の流速で反応
器入口へ再フィードした。反応器下部の液溜めより溢流
する反応液の組成を高速液体クロマトグラフィーで反応
開始後24時間および10日後に分析したところ、ラク
トニトリルの転化率は、それぞれ79.6%、57.0
%、また24時間後および10日後の乳酸アミドの選択
率(ラクトニトリル基準)はそれぞれ95.2%、9
5.4%であった。
は比較例4と同様に反応を行った。反応開始後24時間
および10日後に分析を行ったところ、ラクトニトリル
の転化率は、それぞれ80.2%、67.5%、また2
4時間後および10日後の乳酸アミドの選択率(ラクト
ニトリル基準)はそれぞれ95.0%、95.4%であ
った。
維持しながらラクトニトリルから乳酸アミドを製造する
ことができ、工業的に極めて大きな意義をもつものであ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 マンガン酸化物を主成分とする触媒と、
酸化剤との存在下で、ラクトニトリルと水を反応させる
ことを特徴とする乳酸アミドの製造法。 - 【請求項2】 マンガン酸化物を主成分とする触媒がア
ルカリ金属元素を含有する変性二酸化マンガンである請
求項1記載の乳酸アミドの製造法。 - 【請求項3】 酸化剤が酸素類、過酸化物、酸素酸及び
酸素酸塩からなる群より選ばれた少なくとも1種である
請求項1記載の乳酸アミドの製造法。 - 【請求項4】 マンガン酸化物を主成分とする触媒と、
酸化剤と、一般式(I)で示される化合物及び/又はシ
アン化水素との存在下で、ラクトニトリルと水を反応さ
せる請求項1記載の乳酸アミドの製造法。 【化1】 (R1 〜R3 はそれぞれ水素または炭素数1〜8の原子
団を示す)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26314498A JP3962885B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-09-17 | 乳酸アミドの製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7578898 | 1998-03-24 | ||
| JP10-75788 | 1998-03-24 | ||
| JP26314498A JP3962885B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-09-17 | 乳酸アミドの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11335341A true JPH11335341A (ja) | 1999-12-07 |
| JP3962885B2 JP3962885B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=26416941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26314498A Expired - Fee Related JP3962885B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-09-17 | 乳酸アミドの製造法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3962885B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009511241A (ja) * | 2005-10-05 | 2009-03-19 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | カルボン酸ニトリルの加水分解のための二酸化マンガン触媒 |
| JP2010510276A (ja) * | 2006-11-22 | 2010-04-02 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 二酸化マンガンを含む触媒の存在下でのカルボン酸ニトリルの加水分解によるカルボン酸アミドの製造方法 |
| WO2015008740A1 (ja) | 2013-07-16 | 2015-01-22 | 三菱瓦斯化学株式会社 | α-ヒドロキシイソ酪酸アミドの製造方法及び反応装置 |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP26314498A patent/JP3962885B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009511241A (ja) * | 2005-10-05 | 2009-03-19 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | カルボン酸ニトリルの加水分解のための二酸化マンガン触媒 |
| JP2010510276A (ja) * | 2006-11-22 | 2010-04-02 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 二酸化マンガンを含む触媒の存在下でのカルボン酸ニトリルの加水分解によるカルボン酸アミドの製造方法 |
| WO2015008740A1 (ja) | 2013-07-16 | 2015-01-22 | 三菱瓦斯化学株式会社 | α-ヒドロキシイソ酪酸アミドの製造方法及び反応装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3962885B2 (ja) | 2007-08-22 |
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