JPH11336196A - 補強梁、それを備えた建物ユニット及びユニット建物 - Google Patents
補強梁、それを備えた建物ユニット及びユニット建物Info
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- JPH11336196A JPH11336196A JP14616098A JP14616098A JPH11336196A JP H11336196 A JPH11336196 A JP H11336196A JP 14616098 A JP14616098 A JP 14616098A JP 14616098 A JP14616098 A JP 14616098A JP H11336196 A JPH11336196 A JP H11336196A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、根太等の取付に支障がなく、強度
が大きくなり、取付も容易な補強梁、それを備えた建物
ユニット、及びユニット建物を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 本発明は、柱と溝形鋼梁でフレームが形
成される建物ユニットの複数個を相互に接合することに
より構築されるユニット建物において、強度を必要とす
る部位の建物ユニットの補強梁として、前記溝形鋼梁の
フランジ部に沿って補強鋼板を、かしめ、スポット溶
接、プラグ溶接などの接合部を殆ど突出させない接合法
で接合したものを用いるのである。
が大きくなり、取付も容易な補強梁、それを備えた建物
ユニット、及びユニット建物を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 本発明は、柱と溝形鋼梁でフレームが形
成される建物ユニットの複数個を相互に接合することに
より構築されるユニット建物において、強度を必要とす
る部位の建物ユニットの補強梁として、前記溝形鋼梁の
フランジ部に沿って補強鋼板を、かしめ、スポット溶
接、プラグ溶接などの接合部を殆ど突出させない接合法
で接合したものを用いるのである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補強梁、それを備
えた建物ユニット及びユニット建物に関する。
えた建物ユニット及びユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の補強梁の構成方法は、特開昭59
−61645号公報に記載されている。上記公報記載の
補強梁の構成方法は、梁の溝空間内に、他部材との収ま
り関係を標準的収まり状態として保つべく補強部材を合
着して補強梁を形成するようにしたものである。
−61645号公報に記載されている。上記公報記載の
補強梁の構成方法は、梁の溝空間内に、他部材との収ま
り関係を標準的収まり状態として保つべく補強部材を合
着して補強梁を形成するようにしたものである。
【0003】また、ユニット建物の梁補強部材は、特開
平6−272316号公報に記載されている。上記公報
記載の梁補強部材は、本体に水平方向に延びる水平延出
部を設けたものであって、この水平延出部を下階建物ユ
ニットの上梁と上階建物ユニットの下梁との間に介装す
るものである。
平6−272316号公報に記載されている。上記公報
記載の梁補強部材は、本体に水平方向に延びる水平延出
部を設けたものであって、この水平延出部を下階建物ユ
ニットの上梁と上階建物ユニットの下梁との間に介装す
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の公報(特開昭59−61645号公報)記載の従来
技術において、梁の溝空間内に補強部材をボルト、ナッ
ト等の固着具を使用して取り付けているので、このボル
トの頭やナットが根太の取付時に邪魔となったり、梁か
ら飛び出し収まりが悪いという問題がある。また、補強
部材をアーク溶接で梁に取り付けると、補強部材の肉厚
が厚くなり、溶接が難しい上、熱変形が生じ精度の良い
梁の確保がしにくいという問題がある。
者の公報(特開昭59−61645号公報)記載の従来
技術において、梁の溝空間内に補強部材をボルト、ナッ
ト等の固着具を使用して取り付けているので、このボル
トの頭やナットが根太の取付時に邪魔となったり、梁か
ら飛び出し収まりが悪いという問題がある。また、補強
部材をアーク溶接で梁に取り付けると、補強部材の肉厚
が厚くなり、溶接が難しい上、熱変形が生じ精度の良い
梁の確保がしにくいという問題がある。
【0005】また、後者の公報(特開平6−27231
6号公報)記載の従来技術においては、梁補強部材の水
平延出部を下階建物ユニットの上梁と上階建物ユニット
の下梁との間に介装するものであるから、梁補強部材を
施工現場で下階建物ユニットと上階建物ユニットとの間
に介装する手間が掛かるという問題と、梁補強部材の付
け忘れが生じる恐れがある。
6号公報)記載の従来技術においては、梁補強部材の水
平延出部を下階建物ユニットの上梁と上階建物ユニット
の下梁との間に介装するものであるから、梁補強部材を
施工現場で下階建物ユニットと上階建物ユニットとの間
に介装する手間が掛かるという問題と、梁補強部材の付
け忘れが生じる恐れがある。
【0006】そこで、本発明は上記従来技術の問題を解
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、根太(または小梁)等の取付に支障がなく、強
度が大きくなり、取付も容易な補強梁、補強梁を備えた
建物ユニット、及びユニット建物を提供することにあ
る。
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、根太(または小梁)等の取付に支障がなく、強
度が大きくなり、取付も容易な補強梁、補強梁を備えた
建物ユニット、及びユニット建物を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、溝形鋼梁のフランジ部に沿って補強鋼板を、かし
め、スポット溶接、プラグ溶接などの接合部が殆ど突出
しない接合法で接合したことを特徴とする補強梁であ
る。
は、溝形鋼梁のフランジ部に沿って補強鋼板を、かし
め、スポット溶接、プラグ溶接などの接合部が殆ど突出
しない接合法で接合したことを特徴とする補強梁であ
る。
【0008】請求項2記載の本発明は、柱と溝形鋼梁で
フレームが形成される建物ユニットの複数個を相互に接
合することにより構築されるユニット建物の、強度を必
要とする部位の建物ユニットにおいて、前記溝形鋼梁の
フランジ部に沿って補強鋼板が接合部を殆ど突出させな
い接合法で接合されていることを特徴とする補強梁を備
えた建物ユニットである。
フレームが形成される建物ユニットの複数個を相互に接
合することにより構築されるユニット建物の、強度を必
要とする部位の建物ユニットにおいて、前記溝形鋼梁の
フランジ部に沿って補強鋼板が接合部を殆ど突出させな
い接合法で接合されていることを特徴とする補強梁を備
えた建物ユニットである。
【0009】請求項3記載の本発明は、柱と溝形鋼梁で
フレームが形成される建物ユニットの複数個を相互に接
合することにより構築されるユニット建物において、強
度を必要とする部位の建物ユニットの前記溝形鋼梁のフ
ランジ部に沿って補強鋼板が接合部を殆ど突出させない
接合法で接合されていることを特徴とするユニット建物
である。
フレームが形成される建物ユニットの複数個を相互に接
合することにより構築されるユニット建物において、強
度を必要とする部位の建物ユニットの前記溝形鋼梁のフ
ランジ部に沿って補強鋼板が接合部を殆ど突出させない
接合法で接合されていることを特徴とするユニット建物
である。
【0010】本発明において、溝形鋼梁のフランジ部に
沿って補強鋼板を、かしめ、スポット溶接、プラグ溶接
などの接合部が殆ど突出しない接合法で接合するとは、
接合部であるフランジ部または補強鋼板の少なくとも一
方において殆ど突出がないように接合することである。
かしめ、スポット溶接、プラグ溶接などの接合部は、そ
の接合間隔を、溝形鋼梁の幅から溝形鋼梁の高さの2倍
程度にするのが補強効果もあり経済的であり好ましい。
そして、補強鋼板は溝形鋼の上下のフランジ部のどちら
か一方に接合すればいが、上下のフランジ部ともに接合
するのが補強効果が増し好ましい。
沿って補強鋼板を、かしめ、スポット溶接、プラグ溶接
などの接合部が殆ど突出しない接合法で接合するとは、
接合部であるフランジ部または補強鋼板の少なくとも一
方において殆ど突出がないように接合することである。
かしめ、スポット溶接、プラグ溶接などの接合部は、そ
の接合間隔を、溝形鋼梁の幅から溝形鋼梁の高さの2倍
程度にするのが補強効果もあり経済的であり好ましい。
そして、補強鋼板は溝形鋼の上下のフランジ部のどちら
か一方に接合すればいが、上下のフランジ部ともに接合
するのが補強効果が増し好ましい。
【0011】
【作用】請求項1記載の補強梁は、溝形鋼梁のフランジ
部に沿って補強鋼板を、かしめ、スポット溶接、プラグ
溶接などの接合部が殆ど突出しない接合法で接合したか
ら、ウェブ部に補強する場合に比べてその断面2次モー
メントが大きくなり、したがって強度が大きくなり、接
合部も殆ど突出がなく平坦なものとなる。
部に沿って補強鋼板を、かしめ、スポット溶接、プラグ
溶接などの接合部が殆ど突出しない接合法で接合したか
ら、ウェブ部に補強する場合に比べてその断面2次モー
メントが大きくなり、したがって強度が大きくなり、接
合部も殆ど突出がなく平坦なものとなる。
【0012】請求項2記載の建物ユニットは、ユニット
建物の、強度を必要とする部位の建物ユニットにおい
て、溝形鋼梁のフランジ部に沿って補強鋼板が接合部を
殆ど突出させない接合法で接合されているから、ウェブ
部に補強する場合に比べて強度が大きくなり、接合部も
殆ど突出がなく平坦なものとなり、この補強された溝形
鋼梁への根太や小梁の取付に支障が殆どない。
建物の、強度を必要とする部位の建物ユニットにおい
て、溝形鋼梁のフランジ部に沿って補強鋼板が接合部を
殆ど突出させない接合法で接合されているから、ウェブ
部に補強する場合に比べて強度が大きくなり、接合部も
殆ど突出がなく平坦なものとなり、この補強された溝形
鋼梁への根太や小梁の取付に支障が殆どない。
【0013】請求項3記載のユニット建物は、強度を必
要とする部位の建物ユニットの溝形鋼梁のフランジ部に
沿って補強鋼板が接合部を殆ど突出させない接合法で接
合されているから、ウェブ部に補強する場合に比べて強
度が大きくなり、接合部も殆ど突出がなく平坦なものと
なり、この補強された溝形鋼梁への根太や小梁の取付に
支障が殆どなく、建物全体としての強度が向上する。
要とする部位の建物ユニットの溝形鋼梁のフランジ部に
沿って補強鋼板が接合部を殆ど突出させない接合法で接
合されているから、ウェブ部に補強する場合に比べて強
度が大きくなり、接合部も殆ど突出がなく平坦なものと
なり、この補強された溝形鋼梁への根太や小梁の取付に
支障が殆どなく、建物全体としての強度が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の補強梁の一実施例
の断面図であり、図2はその補強梁を備えた建物ユニッ
トのフレームの斜視図、図3は本発明のユニット建物の
実施例の説明図、図4は本発明のユニット建物の他の実
施例の説明図、図5は本発明の補強梁の他の実施例の断
面図、図6は本発明の補強梁の更に他の実施例の断面
図、図7は厚みを増して補強した従来の溝形鋼梁の断面
図である。
を参照して説明する。図1は本発明の補強梁の一実施例
の断面図であり、図2はその補強梁を備えた建物ユニッ
トのフレームの斜視図、図3は本発明のユニット建物の
実施例の説明図、図4は本発明のユニット建物の他の実
施例の説明図、図5は本発明の補強梁の他の実施例の断
面図、図6は本発明の補強梁の更に他の実施例の断面
図、図7は厚みを増して補強した従来の溝形鋼梁の断面
図である。
【0015】1は補強梁であって、溝形鋼梁11の上下
のフランジ部の内側に沿って補強鋼板12、12がプレ
スによるかしめ接合法により、接合されている。
のフランジ部の内側に沿って補強鋼板12、12がプレ
スによるかしめ接合法により、接合されている。
【0016】121はかしめ接合部であって、プレスに
よるかしめ接合法は、溝形鋼梁11の上下のフランジ部
に補強鋼板12を当接し、これをダイスとポンチの間に
挟み、加圧状態でポンチをダイスに押し込み、かしめ接
合する。このようにかしめ接合されると、溝形鋼梁11
の上のフランジ部111の上面には突出がなく、下の補
強鋼板12の上面にも突出がない。しかも下のフランジ
部111の下面にも、上側の補強鋼板12の下面にもか
しめ接合部121がわずかしか突出しない。
よるかしめ接合法は、溝形鋼梁11の上下のフランジ部
に補強鋼板12を当接し、これをダイスとポンチの間に
挟み、加圧状態でポンチをダイスに押し込み、かしめ接
合する。このようにかしめ接合されると、溝形鋼梁11
の上のフランジ部111の上面には突出がなく、下の補
強鋼板12の上面にも突出がない。しかも下のフランジ
部111の下面にも、上側の補強鋼板12の下面にもか
しめ接合部121がわずかしか突出しない。
【0017】溝形鋼梁11は高さが150mm、幅が7
5mm、厚みがt=4.5mmであり、ウェブ部とフラ
ンジ部のコーナーの曲率半径Rは2t=9mmである。
この溝形鋼梁11の内側に、厚みが同じ4.5mmで曲
率半径Rが2t=9mmで高さHが30mmの補強鋼板
12、12が、ちどり状に100mm間隔にかしめ接合
されることによって、接合されている。この補強梁1の
断面2次モーメントは、I=778.9であり、断面積
は、A=20.3cm2 であった。
5mm、厚みがt=4.5mmであり、ウェブ部とフラ
ンジ部のコーナーの曲率半径Rは2t=9mmである。
この溝形鋼梁11の内側に、厚みが同じ4.5mmで曲
率半径Rが2t=9mmで高さHが30mmの補強鋼板
12、12が、ちどり状に100mm間隔にかしめ接合
されることによって、接合されている。この補強梁1の
断面2次モーメントは、I=778.9であり、断面積
は、A=20.3cm2 であった。
【0018】比較例として、図7の溝形鋼梁1cを説明
する。溝形鋼梁1cは高さが150mm、幅が75m
m、厚みが9mmであり、ウェブ部とフランジ部のコー
ナーの曲率半径Rは2t=18mmである。コーナーの
曲率半径Rは製造上2tになるのが一般的である。この
補強梁1cの断面2次モーメントは、I=788.4で
あり、断面積は、A=24.3cm2 であった。
する。溝形鋼梁1cは高さが150mm、幅が75m
m、厚みが9mmであり、ウェブ部とフランジ部のコー
ナーの曲率半径Rは2t=18mmである。コーナーの
曲率半径Rは製造上2tになるのが一般的である。この
補強梁1cの断面2次モーメントは、I=788.4で
あり、断面積は、A=24.3cm2 であった。
【0019】このことから、上記実施例の補強梁1は、
断面積が比較例の溝形鋼梁1cの84%と少ないにもか
かわらず、断面2次モーメントが比較例の溝形鋼梁1c
の99%あり、効率よく補強されていることがわかる。
断面積が比較例の溝形鋼梁1cの84%と少ないにもか
かわらず、断面2次モーメントが比較例の溝形鋼梁1c
の99%あり、効率よく補強されていることがわかる。
【0020】図3において、Tはユニット建物であっ
て、下階建物ユニット21、21と、その上に上階建物
ユニット22、22を相互に接合することにより構築さ
れている。上記上階建物ユニット22、22は、一側が
下階建物ユニット21、21より後退した、いわゆるセ
ットバック形式になされている。
て、下階建物ユニット21、21と、その上に上階建物
ユニット22、22を相互に接合することにより構築さ
れている。上記上階建物ユニット22、22は、一側が
下階建物ユニット21、21より後退した、いわゆるセ
ットバック形式になされている。
【0021】上記下階建物ユニット21と上階建物ユニ
ット22は、いずれも天井梁と柱と床梁でフレームが形
成され、図2に下階建物ユニット21のフレームを示し
ている。1は天井用の上記の補強梁、2は柱、3は床梁
であって、柱2、2間に架け渡される補強梁1と床梁3
は、いずれも連結片4を介して接合されている。なお、
柱2は鋼製の一辺が100mmの四角筒で、床梁3は断
面コ字形状の溝形鋼で形成されている。
ット22は、いずれも天井梁と柱と床梁でフレームが形
成され、図2に下階建物ユニット21のフレームを示し
ている。1は天井用の上記の補強梁、2は柱、3は床梁
であって、柱2、2間に架け渡される補強梁1と床梁3
は、いずれも連結片4を介して接合されている。なお、
柱2は鋼製の一辺が100mmの四角筒で、床梁3は断
面コ字形状の溝形鋼で形成されている。
【0022】また、天井用の補強梁1、1間には、複数
の天井小梁5、5が架け渡され、床梁3、3間には、複
数の床根太6、6が架け渡されている。
の天井小梁5、5が架け渡され、床梁3、3間には、複
数の床根太6、6が架け渡されている。
【0023】本実施例の建物ユニット21と、この建物
ユニット21を使用して構築されたユニット建物Tにお
いて、補強梁1は強度を必要とする部位の溝形鋼梁11
のフランジ部に沿って補強鋼板12が接合部を殆ど突出
させない接合法で接合されているから、ウェブ部に補強
する場合に比べて強度が大きくなり、接合部も殆ど突出
がなく平坦なものとなり、図1に示すように、この補強
された補強梁1への小梁5の取付に支障が殆どない。ま
た、補強鋼板12や補強梁1を工場等で建物ユニット2
1製造時に取り付けて施工現場に持ち込むことができる
ので、施工現場での手間が省け、補強鋼板12の取付け
忘れもない。
ユニット21を使用して構築されたユニット建物Tにお
いて、補強梁1は強度を必要とする部位の溝形鋼梁11
のフランジ部に沿って補強鋼板12が接合部を殆ど突出
させない接合法で接合されているから、ウェブ部に補強
する場合に比べて強度が大きくなり、接合部も殆ど突出
がなく平坦なものとなり、図1に示すように、この補強
された補強梁1への小梁5の取付に支障が殆どない。ま
た、補強鋼板12や補強梁1を工場等で建物ユニット2
1製造時に取り付けて施工現場に持ち込むことができる
ので、施工現場での手間が省け、補強鋼板12の取付け
忘れもない。
【0024】本実施例の建物ユニット21の補強梁1に
おいて、補強鋼板12が、溝形鋼梁11のフランジ部1
11にプレスかしめ接合法で接合されているものである
から、ボルト・ナットで接合するときのように、天井小
梁5の取付時に邪魔になりにくい。また、補強梁1から
ボルト・ナットが飛び出し収まりが悪いという問題も解
決できる。また、溶接接合のように、熱変形が生じない
ので、天井用の補強梁1の精度が確保できる。
おいて、補強鋼板12が、溝形鋼梁11のフランジ部1
11にプレスかしめ接合法で接合されているものである
から、ボルト・ナットで接合するときのように、天井小
梁5の取付時に邪魔になりにくい。また、補強梁1から
ボルト・ナットが飛び出し収まりが悪いという問題も解
決できる。また、溶接接合のように、熱変形が生じない
ので、天井用の補強梁1の精度が確保できる。
【0025】また、本実施例において、セットバック形
式になされた建物ユニット21の天井梁に補強梁1が設
けられているので、建物ユニット22、22の天井用の
溝形鋼梁11と同一規格の型鋼を用い、これを補強鋼板
12で補強するのみで、強度を確保できる。
式になされた建物ユニット21の天井梁に補強梁1が設
けられているので、建物ユニット22、22の天井用の
溝形鋼梁11と同一規格の型鋼を用い、これを補強鋼板
12で補強するのみで、強度を確保できる。
【0026】つぎに、図4は本発明の別の実施例である
ユニット建物の説明図である。T1はユニット建物であ
って、このユニット建物T1は、下階建物ユニット2
3、23の上に上階建物ユニット24、24が設置さ
れ、互いに接合することにより構築されている。上記上
階建物ユニット24、24の一側が下階建物ユニット2
3、23より突出し、いわゆるオーバーハング形式の建
物構造になされている。
ユニット建物の説明図である。T1はユニット建物であ
って、このユニット建物T1は、下階建物ユニット2
3、23の上に上階建物ユニット24、24が設置さ
れ、互いに接合することにより構築されている。上記上
階建物ユニット24、24の一側が下階建物ユニット2
3、23より突出し、いわゆるオーバーハング形式の建
物構造になされている。
【0027】上記上階建物ユニット24のフレームは、
前記実施例の図2に示した建物ユニット21のフレーム
とほぼ同様の構造になされているので、図示を省略し、
この図を用いて説明する。本実施例においては、補強梁
1が上階の建物ユニット24の床梁として用いられる。
そして下階の建物ユニット23の天井梁には補強鋼板の
設けられていない溝形鋼梁11が用いられている。
前記実施例の図2に示した建物ユニット21のフレーム
とほぼ同様の構造になされているので、図示を省略し、
この図を用いて説明する。本実施例においては、補強梁
1が上階の建物ユニット24の床梁として用いられる。
そして下階の建物ユニット23の天井梁には補強鋼板の
設けられていない溝形鋼梁11が用いられている。
【0028】このように、オーバーハング形式になされ
た建物ユニット24の床梁に補強鋼板12で補強された
補強梁1が設けられているので、建物ユニット21、2
2、23、24の床梁が同一規格の溝形鋼梁で形成し、
必要な部位のみ補強鋼板で補強するのみで、強度を確保
できる。
た建物ユニット24の床梁に補強鋼板12で補強された
補強梁1が設けられているので、建物ユニット21、2
2、23、24の床梁が同一規格の溝形鋼梁で形成し、
必要な部位のみ補強鋼板で補強するのみで、強度を確保
できる。
【0029】つぎに、図5により本発明の補強梁の他の
実施例を説明する。1aは補強梁であって、溝形鋼梁1
1の上下のフランジ部の内側に沿って補強鋼板12、1
2がスポット溶接法により、接合されている。
実施例を説明する。1aは補強梁であって、溝形鋼梁1
1の上下のフランジ部の内側に沿って補強鋼板12、1
2がスポット溶接法により、接合されている。
【0030】121aはスポット溶接部であって、スポ
ット溶接法は、溝形鋼梁11の上下のフランジ部に補強
鋼板12を当接し、これを両側から電極で挟み、電流を
印加して溶接し接合する。このようにスポット溶接接合
されると、溝形鋼梁11の上のフランジ部111の上面
には突出がなく、下のフランジ部111の下面にも突出
がない。しかも、内側の補強鋼板12の表面への突出も
ない。
ット溶接法は、溝形鋼梁11の上下のフランジ部に補強
鋼板12を当接し、これを両側から電極で挟み、電流を
印加して溶接し接合する。このようにスポット溶接接合
されると、溝形鋼梁11の上のフランジ部111の上面
には突出がなく、下のフランジ部111の下面にも突出
がない。しかも、内側の補強鋼板12の表面への突出も
ない。
【0031】溝形鋼梁11は高さが150mm、幅が7
5mm、厚みが4.5mmであり、ウェブ部とフランジ
部のコーナーの曲率半径Rは2t=9mmである。この
溝形鋼梁11の内側に、厚みが同じ4.5mmで曲率半
径Rが2t=9mmで高さHが30mmの補強鋼板1
2、12が、ちどり状に100mm間隔にスポット溶接
されることによって、接合されている。この補強梁1の
断面2次モーメントは、I=778.9であり、断面積
は、A=20.3cm2 であった。
5mm、厚みが4.5mmであり、ウェブ部とフランジ
部のコーナーの曲率半径Rは2t=9mmである。この
溝形鋼梁11の内側に、厚みが同じ4.5mmで曲率半
径Rが2t=9mmで高さHが30mmの補強鋼板1
2、12が、ちどり状に100mm間隔にスポット溶接
されることによって、接合されている。この補強梁1の
断面2次モーメントは、I=778.9であり、断面積
は、A=20.3cm2 であった。
【0032】つぎに、図6により本発明の補強梁の更に
他の実施例を説明する。1bは補強梁であって、溝形鋼
梁11の上のフランジ部111の内側に沿って補強鋼板
12bがスポット溶接法により、接合されている。12
1aはスポット溶接部である。この場合は、下側のフラ
ンジ部111がフリーであるので、天井小梁5などの取
付けが更に容易である。
他の実施例を説明する。1bは補強梁であって、溝形鋼
梁11の上のフランジ部111の内側に沿って補強鋼板
12bがスポット溶接法により、接合されている。12
1aはスポット溶接部である。この場合は、下側のフラ
ンジ部111がフリーであるので、天井小梁5などの取
付けが更に容易である。
【0033】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、実施例では補強梁1
を通常の溝形鋼梁で説明したが、リップ溝形鋼梁等であ
ってもよい。また、建物ユニットの天井梁または床梁に
補強梁1を用いたが、階段、玄関、配管等が設置される
関係で一部梁を切り欠き、そこに一部梁せいの低い部分
が設けられている梁を、本発明の補強梁としてもよい。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、実施例では補強梁1
を通常の溝形鋼梁で説明したが、リップ溝形鋼梁等であ
ってもよい。また、建物ユニットの天井梁または床梁に
補強梁1を用いたが、階段、玄関、配管等が設置される
関係で一部梁を切り欠き、そこに一部梁せいの低い部分
が設けられている梁を、本発明の補強梁としてもよい。
【0034】また、例えば、実施例の建物ユニット2
1、24では柱2が四隅に設けられたものであったが、
大部屋を確保するために一部柱省略の建物ユニットの梁
を補強鋼板で補強するものであってもよい。すると、建
物ユニットと建物ユニットとにまたがる補強用の梁材の
取付けにも邪魔になることもない。
1、24では柱2が四隅に設けられたものであったが、
大部屋を確保するために一部柱省略の建物ユニットの梁
を補強鋼板で補強するものであってもよい。すると、建
物ユニットと建物ユニットとにまたがる補強用の梁材の
取付けにも邪魔になることもない。
【0035】さらにまた、実施例の梁を補強鋼板で補強
する時期は、建物ユニットのフレームを工場等で組立時
としたが、建物ユニットの総組み前、総組み後、あるい
は建築後の改築時であってもよい。
する時期は、建物ユニットのフレームを工場等で組立時
としたが、建物ユニットの総組み前、総組み後、あるい
は建築後の改築時であってもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の補強梁は、溝形鋼梁のフ
ランジ部に補強鋼板を、かしめ、スポット溶接、プラグ
溶接などの接合部が殆ど突出しない接合法で接合したか
ら、ウェブ部に補強する場合に比べて強度が大きくな
り、接合部も殆ど突出がなく平坦なものとなり、他の構
造材の取付なども容易である。
ランジ部に補強鋼板を、かしめ、スポット溶接、プラグ
溶接などの接合部が殆ど突出しない接合法で接合したか
ら、ウェブ部に補強する場合に比べて強度が大きくな
り、接合部も殆ど突出がなく平坦なものとなり、他の構
造材の取付なども容易である。
【0037】請求項2記載の建物ユニットは、ユニット
建物の、強度を必要とする部位の建物ユニットにおい
て、溝形鋼梁のフランジ部に補強鋼板が接合部を殆ど突
出させない接合法で接合されているから、ウェブ部に補
強する場合などに比べて強度が大きくなり、接合部も殆
ど突出がなく平坦なものとなり、この補強された溝形鋼
梁への根太や小梁の取付に支障が殆どない。
建物の、強度を必要とする部位の建物ユニットにおい
て、溝形鋼梁のフランジ部に補強鋼板が接合部を殆ど突
出させない接合法で接合されているから、ウェブ部に補
強する場合などに比べて強度が大きくなり、接合部も殆
ど突出がなく平坦なものとなり、この補強された溝形鋼
梁への根太や小梁の取付に支障が殆どない。
【0038】請求項3記載のユニット建物は、強度を必
要とする部位の建物ユニットの溝形鋼梁のフランジ部に
補強鋼板が接合部を殆ど突出させない接合法で接合され
ているから、ウェブ部に補強する場合などに比べて強度
が大きくなり、接合部も殆ど突出がなく平坦なものとな
り、この補強された溝形鋼梁への根太や小梁の取付に支
障が殆どなく、建物全体としての強度を簡単に向上させ
ることができる。
要とする部位の建物ユニットの溝形鋼梁のフランジ部に
補強鋼板が接合部を殆ど突出させない接合法で接合され
ているから、ウェブ部に補強する場合などに比べて強度
が大きくなり、接合部も殆ど突出がなく平坦なものとな
り、この補強された溝形鋼梁への根太や小梁の取付に支
障が殆どなく、建物全体としての強度を簡単に向上させ
ることができる。
【図1】図1は本発明の補強梁の一実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】図2は本発明の補強梁を備えた建物ユニットの
フレームの斜視図である。
フレームの斜視図である。
【図3】図3は本発明のユニット建物の実施例の説明図
である。
である。
【図4】図4は本発明のユニット建物の他の実施例の説
明図である。
明図である。
【図5】図5は本発明の補強梁の他の実施例の断面図で
ある。
ある。
【図6】図6は本発明の補強梁の更に他の実施例の断面
図である。
図である。
【図7】図7は厚みを増して補強した従来の溝形鋼梁の
断面図である。
断面図である。
1、1a、1b 補強梁 2 柱 3 床梁 5 天井小梁 6 床根太 11 溝形鋼梁 12、12b 補強鋼板 111 フランジ部 121 かしめ接合部 121a スポット溶接部 21、22、23、24 建物ユニット T、T1 ユニット建物
Claims (3)
- 【請求項1】 溝形鋼梁のフランジ部に沿って補強板
を、かしめ、スポット溶接、プラグ溶接などの接合部が
殆ど突出しない接合法で接合したことを特徴とする補強
梁。 - 【請求項2】 柱と溝形鋼梁でフレームが形成される建
物ユニットの複数個を相互に接合することにより構築さ
れるユニット建物の、強度を必要とする部位の建物ユニ
ットにおいて、前記溝形鋼梁のフランジ部に沿って補強
鋼板が接合部を殆ど突出させない接合法で接合されてい
ることを特徴とする補強梁を備えた建物ユニット。 - 【請求項3】 柱と溝形鋼梁でフレームが形成される建
物ユニットの複数個を相互に接合することにより構築さ
れるユニット建物において、強度を必要とする部位の建
物ユニットの前記溝形鋼梁のフランジ部に沿って補強鋼
板が接合部を殆ど突出させない接合法で接合されている
ことを特徴とするユニット建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14616098A JPH11336196A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 補強梁、それを備えた建物ユニット及びユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14616098A JPH11336196A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 補強梁、それを備えた建物ユニット及びユニット建物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11336196A true JPH11336196A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15401498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14616098A Withdrawn JPH11336196A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 補強梁、それを備えた建物ユニット及びユニット建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11336196A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011153418A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Mikio Tashiro | 復層軽量形鋼 |
| JP2011179308A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-09-15 | Toyota Home Kk | ユニット建物、及びユニット建物の構造計算方法 |
| JP2014231669A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | ミサワホーム株式会社 | 建物ユニットの連結構造 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14616098A patent/JPH11336196A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011153418A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Mikio Tashiro | 復層軽量形鋼 |
| JP2011179308A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-09-15 | Toyota Home Kk | ユニット建物、及びユニット建物の構造計算方法 |
| JP2014231669A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | ミサワホーム株式会社 | 建物ユニットの連結構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050425 |
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| A977 | Report on retrieval |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20070119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |