JP2000220213A - 柱と梁との連結部構造および梁 - Google Patents

柱と梁との連結部構造および梁

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JP2000220213A
JP2000220213A JP11086142A JP8614299A JP2000220213A JP 2000220213 A JP2000220213 A JP 2000220213A JP 11086142 A JP11086142 A JP 11086142A JP 8614299 A JP8614299 A JP 8614299A JP 2000220213 A JP2000220213 A JP 2000220213A
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良繁 長木
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直樹 島田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重梁を用いた場合に多重梁と柱との連結部
の剛性を有効に確保し得るようにする。 【解決手段】 ほぼ垂直なウエブ21とほぼ水平な上下
の第1の板部22と第1の板部22の外側に重ねて設け
られたほぼ水平な第2の板部23とを有するほぼCチャ
ンネル状の多重梁24と、柱1との連結部構造であっ
て、柱1にはほぼ垂直なウエブ25とほぼ水平な上下の
フランジ26とを有するCチャンネル状のジョイントピ
ース27が固定され、多重梁24の端部には第2の板部
23の一部をジョイントピース27の長さ寸法分だけ短
くしてなる突出部29が形成され、多重梁24の突出部
29をジョイントピース27へ内接させた状態で、ジョ
イントピース27のウエブ25およびフランジ26とこ
れに内接された多重梁24のウエブ21および第1の板
部22との面間を相互に溶接固定させるようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、柱と梁との連結
部構造および梁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】予め工場で製造した建物ユニットを建築
現場へ輸送し、これらを建築現場で組み立てて住宅など
の建物を構築する工法が行われている。上記建物ユニッ
トは、図10に示すように、コーナーに配設される4本
の柱1の上端部間および下端部間をそれぞれ4本の梁2
で相互に連結してボックス型の骨組3を形成し、この骨
組3に内外装パネル、天井パネル、床パネルなどを取付
けることによって構成される。
【0003】この種の建物ユニットを構成する柱1と梁
2の連結は、図11に示すように、柱1の端部及び内部
に所定の間隔を置いて一対のダイヤフラム4を取付け、
この柱1のダイヤフラム4を取付けた部分に対して梁2
の端部を直接溶接(溶接部5)する方法、或いは、図1
2に示すように、柱1にCチャンネル材からなるジョイ
ントピース6を溶接し、このジョイントピース6の端部
に沿ってジョイントピース6と梁2とを溶接(溶接部
7)する方法、ジョイントピース6と梁2との面間で溶
接する方法などが採用されている。
【0004】なお、梁2はほぼ垂直なウエブ8とこのウ
エブ8の上下に設けられたほぼ水平なフランジ9とから
なるCチャンネル材で構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな柱1と梁2との連結部構造には、以下のような問題
があった。
【0006】即ち、図13に示すようにフランジ9の端
部10を延長して外側へ折り曲げたり、図14に示すよ
うにフランジ9の端部11を延長して内側へ折り曲げた
りすることによってフランジ部12の断面積を増やし、
均一板厚の板材から剛性の高い型材を得られるようにす
る技術が開発されているが、このような型材を上記建物
ユニットの梁2(多重梁)として用いた場合、フランジ
部12の折り曲げられた端部10,11と柱1との溶接
が困難となるため、柱1と梁2との連結部の剛性確保が
難しい。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、多重梁を用いた場合に多重梁と柱との連結部の
剛性を有効に確保し得るようにした柱と梁との連結部構
造および梁を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、柱と梁との連結部
構造であって、梁はほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下
に設けられたほぼ水平なフランジとを有するほぼCチャ
ンネル状であって、該フランジは少なくとも第1の板部
と第2の板部とが重なった多重フランジ構造であり、第
1の板部は第2の板部よりも梁の長手方向に突出してお
り、柱は側面にほぼ水平な接続片を備え、該接続片は前
記第1の板部の突出部に重ね合わせて連結固定されてい
ることを特徴としている。
【0009】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、多重梁の端部における第2の板部の一部を
梁の長手方向に短くしてウエブと第1の板部とによる突
出部を形成し、突出部を接続片と重ね合わせて連結固定
させるようにしているので、簡単且つ確実に多重梁を柱
へ固定することが可能となる。
【0010】請求項2に記載された発明では、ほぼ垂直
なウエブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水平な第1
の板部と該第1の板部の外側に重ねて設けられたほぼ水
平な第2の板部とを有するほぼCチャンネル状の多重梁
と、柱との連結部構造であって、該柱にはほぼ垂直なウ
エブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水平なフランジ
とを有するCチャンネル状のジョイントピースが固定さ
れ、前記多重梁の端部には第2の板部の一部をジョイン
トピースの長さ寸法分だけ短くしてなるウエブと第1の
板部とによる突出部が形成され、前記多重梁の突出部を
ジョイントピースへ内接させた状態で、ジョイントピー
スのウエブおよびフランジとこれに内接された多重梁の
ウエブおよび第1の板部との面間を相互に溶接固定させ
たことを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、多重梁の端部における第2の板部の一部を
ジョイントピースの長さ寸法分だけ短くして突出部を形
成し、突出部を構成するウエブと第1の板部とをジョイ
ントピースのウエブとフランジへ内接させ、ジョイント
ピースのウエブおよびフランジとこれに内接された多重
梁のウエブおよび第1の板部との面間を相互に溶接固定
させるようにしているので、簡単且つ確実に多重梁を柱
へ固定することが可能となる。
【0012】また、ジョイントピースのウエブおよびフ
ランジとこれに内接された多重梁のウエブおよび第1の
板部との面間を相互に溶接固定させるようにしているの
で、溶接箇所を増やすことによって、簡単に所要の接合
強度を得ることができる。従って、ジョイントピースの
端部に沿って、ジョイントピースと多重梁とを溶接しな
くとも、柱と梁との連結部の剛性を容易に確保すること
ができる。しかも、必要な場合には、ジョイントピース
の端部に沿って、ジョイントピースの端部と多重梁の第
2の板部およびウエブとの間を溶接する余地があり、こ
れによって一層の剛性アップを図ることも可能である。
従って、大空間形成ユニット建物の連結部構造などに支
障なく適用することができる。
【0013】請求項3に記載された発明では、ほぼ垂直
なウエブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水平な第1
の板部と該第1の板部と該フランジの内側に重ねて設け
られたほぼ水平な第2の板部とを有するほぼCチャンネ
ル状の多重梁と、柱との連結部構造であって、該柱には
ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水
平なフランジとを有するCチャンネル状のジョイントピ
ースが固定され、前記多重梁の端部には第2の板部の一
部をジョイントピースの長さ寸法分だけ短くしてなるウ
エブと第1の板部とによる突出部が形成され、前記多重
梁の突出部をジョイントピースへ外接させた状態で、ジ
ョイントピースのウエブおよびフランジとこれに外接さ
れた多重梁のウエブおよび第1の板部との面間を相互に
溶接固定させたことを特徴としている。
【0014】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、多重梁の端部における第2の板部の一部を
ジョイントピースの長さ寸法分だけ短くして突出部を形
成し、突出部を構成するウエブと第1の板部とをジョイ
ントピースのウエブとフランジへ外接させ、ジョイント
ピースのウエブおよびフランジとこれに外接された多重
梁のウエブおよび第1の板部との面間を相互に溶接固定
させるようにしているので、簡単且つ確実に多重梁を柱
へ固定することが可能となる。
【0015】また、ジョイントピースのウエブおよびフ
ランジとこれに外接された多重梁のウエブおよび第1の
板部との面間を相互に溶接固定させるようにしているの
で、溶接箇所を増やすことによって、簡単に所要の接合
強度を得ることができる。従って、ジョイントピースの
端部に沿って、ジョイントピースと多重梁とを溶接しな
くとも、柱と梁との連結部の剛性を容易に確保すること
ができる。しかも、必要な場合には、ジョイントピース
の端部に沿って、ジョイントピースの端部と多重梁の第
2の板部およびウエブとの間を溶接する余地があり、こ
れによって一層の剛性アップを図ることも可能である。
従って、大空間形成ユニット建物の連結部構造などに支
障なく適用することができる。
【0016】請求項4に記載された発明では、ほぼ垂直
なウエブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水平な第1
の板部と該第1の板部の外側に重ねて設けられたほぼ水
平な第2の板部とを有するほぼCチャンネル状の多重梁
と、柱との連結部構造であって、該柱の端部には一対の
ダイヤフラムが柱から外方へ張出すように取付けられ、
前記多重梁の端部には第2の板部の一部をダイヤフラム
の張出部の張出量分だけ短くしてなるウエブと第1の板
部とによる突出部が形成され、前記多重梁の突出部をダ
イヤフラムの張出部へ内接させた状態で、ダイヤフラム
の張出部の端部とこれに内接された多重梁の第1の板部
との間を相互に溶接固定させたことを特徴としている。
【0017】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、多重梁の端部における第2の板部の一部を
ダイヤフラムの張出部の張出量分だけ短くして突出部を
形成し、突出部を構成する第1の板部をダイヤフラムの
張出部へ内接させ、ダイヤフラムの張出部の端部とこれ
に内接された多重梁の第1の板部との間を相互に溶接固
定させるようにしているので、簡単且つ確実に多重梁を
柱へ固定することが可能となる。従って、大空間形成ユ
ニット建物の連結部構造などに支障なく適用することが
できる。
【0018】請求項5に記載された発明では、ほぼ垂直
なウエブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水平な第1
の板部と該第1の板部の端部を内側または外側へ重ねて
なるほぼ水平な第2の板部とを有するほぼCチャンネル
状の多重梁の端部に、前記第2の板部の一部を短くして
なるウエブと第1の板部とによる突出部が形成されたこ
とを特徴としている。
【0019】このように構成された請求項5にかかる発
明によれば、多重梁の端部に第2の板部の一部を短くし
て突出部を形成することにより、通常の梁と同様の連結
構造を採用することが可能となる。また、段差のない連
結を行わせることができる。
【0020】請求項6に記載された発明では、柱と梁と
の連結部構造であって、梁はほぼ垂直なウエブと該ウエ
ブの上下に設けられたほぼ水平なフランジとを有するほ
ぼCチャンネル状であって、該フランジは少なくとも第
1の板部と第2の板部とが重なった多重フランジ構造で
あり、第1の板部と第2の板部とは梁の長手方向の端部
において間隙を有しており、柱は側面にほぼ水平な接続
片を備え、該接続片は前記第1の板部と第2の板部との
間隙に位置して、前記フランジに重ね合わせて連結固定
されていることを特徴としている。
【0021】このように構成された請求項6にかかる発
明によれば、多重梁の第1の板部と第2の板部との間隙
に接続片のフランジを位置させて、接続片と多重梁とを
連結固定させるようにしているので、簡単且つ確実に多
重梁を柱へ固定することが可能となる。
【0022】請求項7に記載された発明では、ほぼ垂直
なウエブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水平な第1
の板部と該第1の板部の外側に重ねて設けられたほぼ水
平な第2の板部とを有するほぼCチャンネル状の多重梁
と、柱との連結部構造であって、該柱にはほぼ垂直なウ
エブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水平なフランジ
とを有するCチャンネル状のジョイントピースが固定さ
れ、前記多重梁の第1の板部と第2の板部との間隙にジ
ョイントピースのフランジが挟着され、且つ、多重梁の
ウエブにジョイントピースのウエブが外接された状態
で、ジョイントピースのウエブおよびフランジと、これ
を挟着および外接している多重梁の第1の板部、第2の
板部およびウエブとの面間を相互に溶接固定させたこと
を特徴としている。
【0023】このように構成された請求項7にかかる発
明によれば、多重梁の第1の板部と第2の板部との間隙
にジョイントピースのフランジが挟着され、且つ、多重
梁のウエブにジョイントピースのウエブが外接され得る
ようにして、ジョイントピースのウエブおよびフランジ
と、これを挟着および外接している多重梁の第1の板
部、第2の板部およびウエブとの面間を相互に溶接固定
させるようにしているので、簡単且つ確実に多重梁を柱
へ固定することが可能となる。
【0024】また、ジョイントピースのウエブおよびフ
ランジとこれを挟着および外接している多重梁のウエブ
および第1の板部の面間を溶接固定させるようにしてい
るので、溶接箇所を増やすことによって、簡単に所要の
接合強度を得ることができる。従って、ジョイントピー
スの端部に沿って、ジョイントピースと多重梁とを溶接
しなくとも柱と梁との連結部の剛性を容易に確保するこ
とができる。しかも、必要な場合には、ジョイントピー
スの端部に沿って、ジョイントピースと多重梁のウエブ
との間隙を溶接する余地があり、これによって一層の剛
性アップを図ることも可能である。従って、大空間形成
ユニット建物の連結部構造などに支障なく適用すること
ができる。
【0025】請求項8に記載された発明では、柱と、ほ
ぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設けられたほぼ水平
なフランジとを有するほぼCチャンネル状の梁とが、ジ
ョイントピースを介して連結されてなる柱と梁との連結
部構造であって、前記ジョイントピースは、一端に柱に
当接して溶接固定する接続片と、他端部に前記梁の少な
くともフランジが内接または外接して溶接固定される接
合片とを有し、柱に当接して溶接固定される側の接続片
は少なくとも第1の板部と第2の板部とが重なった多重
構造であることを特徴としている。
【0026】このように構成された請求項8にかかる発
明によれば、ジョイントピースの柱に当接して溶接固定
される側の接続片は少なくとも第1の板部と第2の板部
とが重なった多重構造であるので、ジョイントピースと
柱との溶接固定部は強固なものとなり、また、梁の少な
くともフランジがジョイントピースの接合片に内接また
は外接して溶接固定させるようにしているので、簡単且
つ確実に梁を柱へ固定することが可能となる。
【0027】請求項9に記載された発明では、請求項8
記載の柱と梁との連結部構造において、ジョイントピー
スは、ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設けられた
ほぼ水平なフランジとを有し、該ジョイントピースのフ
ランジの柱に当接して溶接固定される側の部分は少なく
とも第1の板部と第2の板部とが重なった多重構造であ
ることを特徴としている。
【0028】このように構成された請求項9にかかる発
明によれば、ジョイントピースのフランジの柱に当接し
て溶接固定される側の部分は少なくとも第1の板部と第
2の板部とが重なった多重構造であるので、ジョイント
ピースと柱との溶接固定部は強固なものとなり、また、
梁の少なくともフランジがジョイントピースのフランジ
に内接または外接して溶接固定させるようにしているの
で、簡単且つ確実に梁を柱へ固定することが可能とな
る。
【0029】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0030】図1及び図2は、この発明の実施の形態1
を示すものである。なお、建物ユニットの基本的構成は
図10のものと同様なので、必要に応じて図10を参照
する。
【0031】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、梁(天井梁、なお、床梁も同様)は、ほ
ぼ垂直なウエブ21とこのウエブ21の上下に設けられ
たほぼ水平な第1の板部22とからなるCチャンネル材
で構成されており、上記第1の板部22には更に端部を
延長して外側へ曲げてなるほぼ水平な第2の板部23が
形成されて剛性の高い多重梁24とされている。なお、
第2の板部23は第1の板部22に溶接固定するなどし
て取付けても良い。
【0032】更に、この実施の形態1の場合、柱1の上
端部または下端部にはほぼ垂直なウエブ25とこのウエ
ブ25の上下に設けられたほぼ水平なフランジ26とか
らなるCチャンネル材からなるジョイントピース27
(接続片)が溶接されている(溶接部28)。そして、
多重梁24の端部における第2の板部23の一部をジョ
イントピース27の長さ寸法分だけ短くしてウエブ21
と第1の板部22とを突出させ、突出部29のウエブ2
1と第1の板部22とがジョイントピース27へ内接さ
れ得るようにしている。なお、ジョイントピース27
は、多重梁24のウエブ21と第1の板部22とが内接
され得る内形寸法とする。
【0033】そして、このジョイントピース27のウエ
ブ25およびフランジ26とこれに内接された多重梁2
4におけるウエブ21および第1の板部22との面間を
相互に溶接固定させるようにする(溶接部30)。
【0034】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0035】多重梁24の端部における第2の板部23
の一部をジョイントピース27の長さ寸法分だけ短くし
てウエブ21と第1の板部22とを突出させ、突出部2
9のウエブ21と第1の板部22とをジョイントピース
27のウエブ25とフランジ26へ内接させ、ジョイン
トピース27のウエブ25およびフランジ26とこれに
内接された多重梁24のウエブ21および第1の板部2
2との面間を相互に溶接固定させるようにしているので
(溶接部30)、簡単且つ確実に多重梁24を柱1へ固
定することが可能となる。
【0036】また、ジョイントピース27のウエブ25
およびフランジ26とこれに内接された多重梁24のウ
エブ21および第1の板部22との面間を相互に溶接固
定させるようにしているので(溶接部30)、溶接箇所
を増やすことによって、簡単に所要の接合強度を得るこ
とができる。従って、ジョイントピース27の端部に沿
って、ジョイントピース27と多重梁24とを溶接しな
くとも、柱1と梁2との連結部の剛性を容易に確保する
ことができる。しかも、必要な場合には、ジョイントピ
ース27の端部に沿って、ジョイントピース27の端部
と多重梁24の第2の板部23およびウエブ21との間
を溶接する余地があり(溶接部31)、これによって一
層の剛性アップを図ることも可能である。従って、1隅
或いは2隅の柱1をなくした建物ユニットを複数組み合
わせて柱1のない大空間を形成するようにした大空間形
成ユニット建物の連結部構造などに支障なく適用するこ
とができる。
【0037】更に、ジョイントピース27の外形と多重
梁24の外形とを面一にすることができるので、多重梁
24の寸法自由度が高く、例えば、多重梁24の外形寸
法を従来の梁2と同一にすれば図10の骨組3と外形寸
法が同じとなるので、骨組3に取付けられるスタッドな
どの部品として図10の骨組み3に使用したものと同一
のものをそのまま使用することができる。また、多重梁
24の内径寸法を従来の梁2と同一にすれば天井の収ま
りが図10の骨組3の場合と同じとなるので、天井小
梁、床根太などの部品として図10の骨組み3に使用し
たものと同一のものをそのまま使用することができる。
【0038】
【発明の実施の形態2】図3及び図4は、この発明の実
施の形態2を示すものである。なお、前記実施の形態1
と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付し
て説明する。
【0039】まず、構成を説明すると、この実施の形態
2のものでは、梁はほぼ垂直なウエブ21とこのウエブ
21の上下に設けられたほぼ水平な第1の板部22とか
らなるCチャンネル材で構成されており、上記第1の板
部22には更に端部を延長して内側へ曲げてなるほぼ水
平な第2の板部41が形成されて剛性の高い多重梁42
とされている。なお、第2の板部41は第1の板部22
に溶接固定するなどして取付けても良い。
【0040】更に、この実施の形態2の場合、柱1の上
端部または下端部にはほぼ垂直なウエブ25とこのウエ
ブ25の上下に設けられたほぼ水平なフランジ26とか
らなるCチャンネル材からなるジョイントピース27が
溶接されている(溶接部28)。そして、多重梁42の
端部における第2の板部41の一部をジョイントピース
27の長さ寸法分だけ短くしてウエブ21と第1の板部
22とを突出させ、突出部43のウエブ21と第1の板
部22とがジョイントピース27へ外接され得るように
している。なお、ジョイントピース27は、多重梁42
のウエブ21と第1の板部22とが外接され得る外形寸
法とする。
【0041】そして、このジョイントピース27のウエ
ブ25およびフランジ26とこれに外接された多重梁4
2におけるウエブ21および第1の板部22との面間を
相互に溶接固定させるようにする(溶接部30)。
【0042】次に、この実施の形態2の作用について説
明する。
【0043】多重梁42の端部における第2の板部41
の一部をジョイントピース27の長さ寸法分だけ短くし
てウエブ21と第1の板部22とを突出させ、突出部4
3のウエブ21と第1の板部22とをジョイントピース
27のウエブ25とフランジ26へ外接させ、ジョイン
トピース27のウエブ25およびフランジ26とこれに
外接された多重梁42のウエブ21および第1の板部2
2との面間を相互に溶接固定させるようにしているので
(溶接部30)、簡単且つ確実に多重梁42を柱1へ固
定することが可能となる。
【0044】また、ジョイントピース27のウエブ25
およびフランジ26とこれに外接された多重梁42のウ
エブ21および第1の板部22との面間を相互に溶接固
定させるようにしているので(溶接部30)、溶接箇所
を増やすことによって、簡単に所要の接合強度を得るこ
とができる。従って、ジョイントピース27の端部に沿
って、ジョイントピース27と多重梁42とを溶接しな
くとも、柱1と梁2との連結部の剛性を容易に確保する
ことができる。しかも、必要な場合には、ジョイントピ
ース27の端部に沿って、ジョイントピース27の端部
と多重梁42の第2の板部41およびウエブ21との間
を溶接する余地があり(溶接部31)、これによって一
層の剛性アップを図ることも可能である。従って、1隅
或いは2隅の柱1をなくした建物ユニットを複数組み合
わせて柱1のない大空間を形成するようにした大空間形
成ユニット建物の連結部構造などに支障なく適用するこ
とができる。
【0045】更に、ジョイントピース27の内形と多重
梁42の内形とを面一にすることができるので、多重梁
42の寸法自由度が高く、例えば、多重梁42の外形寸
法を従来の梁2と同一にすれば図10の骨組3と外形寸
法が同じとなるので、骨組3に取付けられるスタッドな
どの部品として図10の骨組み3に使用したものと同一
のものをそのまま使用することができる。また、多重梁
42の内径寸法を従来の梁2と同一にすれば天井の収ま
りが図10の骨組3の場合と同じとなるので、天井小
梁、床根太などの部品として図の骨組み3に使用したも
のと同一のものをそのまま使用することができる。
【0046】上記以外については、前記実施の形態1と
同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ること
ができる。
【0047】
【発明の実施の形態3】図5及び図6は、この発明の実
施の形態3を示すものである。なお、前記実施の形態1
と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付し
て説明する。
【0048】まず、構成を説明すると、この実施の形態
3のものでは、梁はほぼ垂直なウエブ21とこのウエブ
21の上下に設けられたほぼ水平な第1の板部22とか
らなるCチャンネル材で構成されており、上記第1の板
部22には更に端部を延長して外側へ曲げてなるほぼ水
平な第2の板部23が形成されて剛性の高い多重梁24
とされている。なお、第2の板部23は第1の板部22
に溶接固定するなどして取付けても良い。加えて、多重
梁24の第1の板部22と第2の板部23との間には所
要の間隙51が形成されている。
【0049】更に、この実施の形態3の場合、柱1の上
端部または下端部にはほぼ垂直なウエブ25とこのウエ
ブ25の上下に設けられたほぼ水平なフランジ26とか
らなるCチャンネル材からなるジョイントピース27が
溶接されている(溶接部28)。そして、多重梁24の
第1の板部22と第2の板部23との間隙51にジョイ
ントピース27のフランジ26が挟着され、且つ、多重
梁24のウエブ21にジョイントピース27のウエブ2
5が外接され得るようにしている。なお、ジョイントピ
ース27は、多重梁24の第1の板部22と第2の板部
23との間隙51にそのフランジ26が挟着され、且
つ、多重梁24のウエブ21にそのウエブ25が外接さ
れ得る寸法とする。
【0050】そして、このジョイントピース27のウエ
ブ25およびフランジ26と、これを挟着および外接し
ている多重梁24の第1の板部22、第2の板部23お
よびウエブ21の面間を相互に溶接固定させるようにす
る(溶接部30)。
【0051】次に、この実施の形態3の作用について説
明する。
【0052】多重梁24の第1の板部22と第2の板部
23との間隙51にジョイントピース27のフランジ2
6が挟着され、且つ、多重梁24のウエブ21にジョイ
ントピース27のウエブ25が外接され得るようにし
て、ジョイントピース27のウエブ25およびフランジ
26と、これを挟着および外接している多重梁24の第
1の板部22、第2の板部23およびウエブ21との面
間を相互に溶接固定させるようにしているので(溶接部
30)、簡単且つ確実に多重梁24を柱1へ固定するこ
とが可能となる。
【0053】また、ジョイントピース27のウエブ25
およびフランジ26とこれを挟着および外接している多
重梁24のウエブ21および第1の板部22の面間を溶
接固定させるようにしているので(溶接部30)、溶接
箇所を増やすことによって、簡単に所要の接合強度を得
ることができる。従って、ジョイントピース27の端部
に沿って、ジョイントピース27と多重梁24とを溶接
しなくとも柱1と梁2との連結部の剛性を容易に確保す
ることができる。しかも、必要な場合には、ジョイント
ピース27の端部に沿って、ジョイントピース27と多
重梁24のウエブ21との間隙51を溶接する余地があ
り、これによって一層の剛性アップを図ることも可能で
ある。従って、1隅或いは2隅の柱1をなくした建物ユ
ニットを複数組み合わせて柱1のない大空間を形成する
ようにした大空間形成ユニット建物の連結部構造などに
支障なく適用することができる。
【0054】更に、ジョイントピース27の位置の外形
と多重梁24の外形とを面一にすることができるので、
多重梁24の寸法自由度が高く、例えば、多重梁24の
外形寸法を従来の梁2と同一にすれば図10の骨組3と
外形寸法が同じとなるので、骨組3に取付けられるスタ
ッドなどの部品として図10の骨組み3に使用したもの
と同一のものをそのまま使用することができる。また、
多重梁24の内径寸法を従来の梁2と同一にすれば天井
の収まりが図10の骨組3の場合と同じとなるので、天
井小梁、床根太などの部品として図の骨組み3に使用し
たものと同一のものをそのまま使用することができる。
【0055】上記以外については、前記実施の形態1と
同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ること
ができる。
【0056】
【発明の実施の形態4】図7は、この発明の実施の形態
4を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一な
いし均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。
【0057】まず、構成を説明すると、この実施の形態
4のものでは、梁はほぼ垂直なウエブ21とこのウエブ
21の上下に設けられたほぼ水平な第1の板部22とか
らなるCチャンネル材で構成されており、上記第1の板
部22には更に端部を延長して外側へ曲げてなるほぼ水
平な第2の板部23が形成されて剛性の高い多重梁24
とされている。なお、第2の板部23は第1の板部22
に溶接固定するなどして取付けても良い。
【0058】更に、この実施の形態4の場合、柱1の上
下端部には一対のダイヤフラム55(接続片)を所定の
間隔を置いて配した接続金具56が溶接されている。上
記ダイヤフラム55は柱1の外方へ僅かに張出す張出部
57を有している。そして、多重梁24の端部における
第2の板部23の一部をダイヤフラム55の張出部57
の張出量分だけ短くしてウエブ21と第1の板部22と
を突出させ、突出部58の第1の板部22がダイヤフラ
ム55へ内接され得るようにしている。なお、一対のダ
イヤフラム55は、多重梁24のウエブ21と第1の板
部22とが内接され得る間隔で配置とする。
【0059】そして、このダイヤフラム55の張出部5
7の端部と多重梁24の第2の板部23との間を相互に
溶接固定させるようにする(溶接部59)。
【0060】次に、この実施の形態4の作用について説
明する。
【0061】多重梁24の端部における第2の板部23
の一部をダイヤフラム55の張出部57の張出量分だけ
短くしてウエブ21と第1の板部22とを突出させ、突
出部58の第1の板部22をダイヤフラム55の張出部
57へ内接させ、ダイヤフラム55の張出部57の端部
とこれに内接された多重梁24の第1の板部22との間
を相互に溶接固定させるようにしているので(溶接部5
9)、簡単且つ確実に多重梁24を柱1へ固定すること
が可能となる。従って、1隅或いは2隅の柱1をなくし
た建物ユニットを複数組み合わせて柱1のない大空間を
形成するようにした大空間形成ユニット建物の連結部構
造などに支障なく適用することができる。
【0062】更に、ダイヤフラム55の外形と多重梁2
4の外形とを面一にすることができるので、多重梁24
の寸法自由度が高く、例えば、多重梁24の外形寸法を
従来の梁2と同一にすれば図10の骨組3と外形寸法が
同じとなるので、骨組3に取付けられるスタッドなどの
部品として図10の骨組み3に使用したものと同一のも
のをそのまま使用することができる。また、多重梁24
の内径寸法を従来の梁2と同一にすれば天井の収まりが
図10の骨組3の場合と同じとなるので、天井小梁、床
根太などの部品として図10の骨組み3に使用したもの
と同一のものをそのまま使用することができる。
【0063】上記以外については、前記実施の形態1と
同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ること
ができる。
【0064】
【発明の実施の形態5】図8及び図9は、この発明の実
施の形態5を示すものである。なお、前記実施の形態1
と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付し
て説明する。
【0065】まず、構成を説明すると、この実施の形態
5のものでは、梁は実施の形態1のものとほぼ同じ構成
の多重梁24とされているので詳細な説明は省略する。
なお、梁は多重梁でなく、ほぼ垂直なウエブとこのウエ
ブの上下に設けられたほぼ水平な一重のフランジからな
るCチャンネル材であってもよい。
【0066】ジョイントピース61は、ほぼ垂直なウエ
ブ62とこのウエブ62の上下に設けられたほぼ水平な
フランジ63とからなるCチャンネル材からなる。そし
て、図9で左側部分は柱1に当接して溶接固定される部
分であって、フランジ63の左側部分は延長してそれぞ
れ内側へ曲げてなるほぼ水平な第2の板部64が形成さ
れて多重構造とされている。なお、この板部64は第1
の板部であるフランジ63に溶接固定するなどして取付
けても良い。
【0067】そして、柱1の上端部または下端部には、
ジョイントピース61のウエブ62と多重構造のフラン
ジ63と板部64の端面が当接して溶接されている(溶
接部28)。そして、多重梁24の端部における第2の
板部23の一部をジョイントピース61のフランジ63
の単壁部分(図9の右側部分)の長さ寸法分だけ短くし
てウエブ21と第1の板部22とを突出させ、突出部2
9のウエブ21と第1の板部22とがジョイントピース
61のフランジ63の単壁部分(図9の右側部分)へ内
接され得るようにしている。なお、ジョイントピース6
1は、多重梁24のウエブ21と第1の板部22とが内
接され得る内形寸法とする。
【0068】そして、このジョイントピース61のウエ
ブ62及びフランジ63の単壁部分(図9の右側部分)
とこれに内接された多重梁24におけるウエブ21およ
び第1の板部22との面間を相互に溶接固定させるよう
にする(溶接部30)。
【0069】次に、この実施の形態5の作用について説
明する。
【0070】ジョイントピース61のフランジ63の柱
に当接して溶接固定される側の部分はフランジ63と第
2の板部64とが重なった多重構造であるので、ジョイ
ントピース61と柱1との溶接固定部は強固なものとな
る。そして、多重梁24の端部における第2の板部23
の一部をジョイントピース61のフランジ63の単壁部
分(図9の右側部分)の長さ寸法分だけ短くしてウエブ
21と第1の板部22とを突出させ、突出部29のウエ
ブ21と第1の板部22とをジョイントピース61のウ
エブ62とフランジ63の単壁部分(図9の右側部分)
へ内接させ、その面間を相互に溶接固定させるようにし
ているので(溶接部30)、簡単且つ確実に多重梁24
がジョイントピース61へ固定することが可能となり、
その結果、柱1への固定が簡単且つ確実なものとなる。
なお、上記以外については、前記実施の形態1と同様の
構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、多重梁の端部における第2の板部の一部を
梁の長手方向に短くしてウエブと第1の板部とによる突
出部を形成し、突出部を接続片と重ね合わせて連結固定
させるようにしているので、簡単且つ確実に多重梁を柱
へ固定することが可能となる。
【0072】請求項2の発明によれば、多重梁の端部に
おける第2の板部の一部をジョイントピースの長さ寸法
分だけ短くして突出部を形成し、突出部を構成するウエ
ブと第1の板部とをジョイントピースのウエブとフラン
ジへ内接させ、ジョイントピースのウエブおよびフラン
ジとこれに内接された多重梁のウエブおよび第1の板部
との面間を相互に溶接固定させるようにしているので、
簡単且つ確実に多重梁を柱へ固定することが可能とな
る。
【0073】また、ジョイントピースのウエブおよびフ
ランジとこれに内接された多重梁のウエブおよび第1の
板部との面間を相互に溶接固定させるようにしているの
で、溶接箇所を増やすことによって、簡単に所要の接合
強度を得ることができる。従って、ジョイントピースの
端部に沿って、ジョイントピースと多重梁とを溶接しな
くとも、柱と梁との連結部の剛性を容易に確保すること
ができる。しかも、必要な場合には、ジョイントピース
の端部に沿って、ジョイントピースの端部と多重梁の第
2の板部およびウエブとの間を溶接する余地があり、こ
れによって一層の剛性アップを図ることも可能である。
従って、大空間形成ユニット建物の連結部構造などに支
障なく適用することができる。
【0074】請求項3の発明によれば、多重梁の端部に
おける第2の板部の一部をジョイントピースの長さ寸法
分だけ短くして突出部を形成し、突出部を構成するウエ
ブと第1の板部とをジョイントピースのウエブとフラン
ジへ外接させ、ジョイントピースのウエブおよびフラン
ジとこれに外接された多重梁のウエブおよび第1の板部
との面間を相互に溶接固定させるようにしているので、
簡単且つ確実に多重梁を柱へ固定することが可能とな
る。
【0075】また、ジョイントピースのウエブおよびフ
ランジとこれに外接された多重梁のウエブおよび第1の
板部との面間を相互に溶接固定させるようにしているの
で、溶接箇所を増やすことによって、簡単に所要の接合
強度を得ることができる。従って、ジョイントピースの
端部に沿って、ジョイントピースと多重梁とを溶接しな
くとも、柱と梁との連結部の剛性を容易に確保すること
ができる。しかも、必要な場合には、ジョイントピース
の端部に沿って、ジョイントピースの端部と多重梁の第
2の板部およびウエブとの間を溶接する余地があり、こ
れによって一層の剛性アップを図ることも可能である。
従って、大空間形成ユニット建物の連結部構造などに支
障なく適用することができる。
【0076】請求項4の発明によれば、多重梁の端部に
おける第2の板部の一部をダイヤフラムの張出部の張出
量分だけ短くして突出部を形成し、突出部を構成する第
1の板部をダイヤフラムの張出部へ内接させ、ダイヤフ
ラムの張出部の端部とこれに内接された多重梁の第1の
板部との間を相互に溶接固定させるようにしているの
で、簡単且つ確実に多重梁を柱へ固定することが可能と
なる。従って、大空間形成ユニット建物の連結部構造な
どに支障なく適用することができる。
【0077】請求項5の発明によれば、多重梁の端部に
第2の板部の一部を短くして突出部を形成することによ
り、通常の梁と同様の連結構造を採用することが可能と
なる。また、段差のない連結を行わせることができる。
【0078】請求項6の発明によれば、多重梁の第1の
板部と第2の板部との間隙に接続片のフランジを位置さ
せて、接続片と多重梁とを連結固定させるようにしてい
るので、簡単且つ確実に多重梁を柱へ固定することが可
能となる。
【0079】請求項7の発明によれば、多重梁の第1の
板部と第2の板部との間隙にジョイントピースのフラン
ジが挟着され、且つ、多重梁のウエブにジョイントピー
スのウエブが外接され得るようにして、ジョイントピー
スのウエブおよびフランジと、これを挟着および外接し
ている多重梁の第1の板部、第2の板部およびウエブと
の面間を相互に溶接固定させるようにしているので、簡
単且つ確実に多重梁を柱へ固定することが可能となる。
【0080】また、ジョイントピースのウエブおよびフ
ランジとこれを挟着および外接している多重梁のウエブ
および第1の板部の面間を溶接固定させるようにしてい
るので、溶接箇所を増やすことによって、簡単に所要の
接合強度を得ることができる。従って、ジョイントピー
スの端部に沿って、ジョイントピースと多重梁とを溶接
しなくとも柱と梁との連結部の剛性を容易に確保するこ
とができる。しかも、必要な場合には、ジョイントピー
スの端部に沿って、ジョイントピースと多重梁のウエブ
との間隙を溶接する余地があり、これによって一層の剛
性アップを図ることも可能である。従って、大空間形成
ユニット建物の連結部構造などに支障なく適用すること
ができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【0081】請求項8に記載された発明によれば、ジョ
イントピースの柱に当接して溶接固定される側の接続片
は少なくとも第1の板部と第2の板部とが重なった多重
構造であるので、ジョイントピースと柱との溶接固定部
は強固なものとなり、また、梁の少なくともフランジが
ジョイントピースの接合片に内接または外接して溶接固
定させるようにしているので、簡単且つ確実に梁を柱へ
固定することが可能となる。
【0082】請求項9に記載された発明によれば、ジョ
イントピースのフランジの柱に当接して溶接固定される
側の部分は少なくとも第1の板部と第2の板部とが重な
った多重構造であるので、ジョイントピースと柱との溶
接固定部は強固なものとなり、また、梁の少なくともフ
ランジがジョイントピースのフランジに内接または外接
して溶接固定させるようにしているので、簡単且つ確実
に梁を柱へ固定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の斜視図である。
【図2】図1の多重梁の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態2の斜視図である。
【図4】図3の多重梁の正面図である。
【図5】本発明の実施の形態3の斜視図である。
【図6】図5の多重梁の正面図である。
【図7】本発明の実施の形態4の斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態5の斜視図である。
【図9】図8のジョイントピースの斜視図である。
【図10】建物のユニットの骨組の斜視図である。
【図11】従来例にかかる柱と梁との連結部構造を示す
斜視図である。
【図12】別の従来例にかかる柱と梁との連結部構造を
示す斜視図である。
【図13】多重梁の断面図である。
【図14】別の多重梁の断面図である。
【符号の説明】
1 柱 21 ウエブ 22 フランジ 23 第2の板部 24 多重梁 25 ウエブ 26 フランジ 27 ジョイントピース(接続片) 29 突出部 30 溶接部 41 第2の板部 42 多重梁 43 突出部 51 間隙 55 ダイヤフラム(接続片) 57 張出部 58 突出部 59 溶接部 61 ジョイントピース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E125 AA04 AA14 AB05 AB16 AC16 AC17 AG57 BB09 BB13 BB22 BC02 BD01 BE02 CA05 CA14 2E163 FA12 FB04 FB07 FB09 FB44

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設
    けられたほぼ水平なフランジとを有するほぼCチャンネ
    ル状の梁と、柱との連結部構造であって、 該フランジは少なくとも第1の板部と第2の板部とが重
    なった多重フランジ構造であり、 第1の板部は第2の板部よりも梁の長手方向に突出して
    おり、 柱は側面にほぼ水平な接続片を備え、 該接続片は前記第1の板部の突出部に重ね合わせて連結
    固定されていることを特徴とする柱と梁との連結部構
    造。
  2. 【請求項2】 ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設
    けられたほぼ水平な第1の板部と該第1の板部の外側に
    重ねて設けられたほぼ水平な第2の板部とを有するほぼ
    Cチャンネル状の多重梁と、柱との連結部構造であっ
    て、 該柱にはほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設けられ
    たほぼ水平なフランジとを有するCチャンネル状のジョ
    イントピースが固定され、 前記多重梁の端部には第2の板部の一部をジョイントピ
    ースの長さ寸法分だけ短くしてなるウエブと第1の板部
    とによる突出部が形成され、 前記多重梁の突出部をジョイントピースへ内接させた状
    態で、ジョイントピースのウエブおよびフランジとこれ
    に内接された多重梁のウエブおよび第1の板部との面間
    を相互に溶接固定させたことを特徴とする柱と梁との連
    結部構造。
  3. 【請求項3】 ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設
    けられたほぼ水平な第1の板部と該第1の板部の内側に
    重ねて設けられたほぼ水平な第2の板部とを有するほぼ
    Cチャンネル状の多重梁と、柱との連結部構造であっ
    て、 該柱にはほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設けられ
    たほぼ水平なフランジとを有するCチャンネル状のジョ
    イントピースが固定され、 前記多重梁の端部には第2の板部の一部をジョイントピ
    ースの長さ寸法分だけ短くしてなるウエブと第1の板部
    とによる突出部が形成され、 前記多重梁の突出部をジョイントピースへ外接させた状
    態で、ジョイントピースのウエブおよびフランジとこれ
    に外接された多重梁のウエブおよび第1の板部との面間
    を相互に溶接固定させたことを特徴とする柱と梁との連
    結部構造。
  4. 【請求項4】 ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設
    けられたほぼ水平な第1の板部と該第1の板部の外側に
    重ねて設けられたほぼ水平な第2の板部とを有するほぼ
    Cチャンネル状の多重梁と、柱との連結部構造であっ
    て、 該柱の端部には一対のダイヤフラムが柱から外方へ張出
    すように取付けられ、 前記多重梁の端部には第2の板部の一部をダイヤフラム
    の張出部の張出量分だけ短くしてなるウエブと第1の板
    部とによる突出部が形成され、 前記多重梁の突出部をダイヤフラムの張出部へ内接させ
    た状態で、ダイヤフラムの張出部の端部とこれに内接さ
    れた多重梁の第1の板部との間を相互に溶接固定させた
    ことを特徴とする柱と梁との連結部構造。
  5. 【請求項5】 ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設
    けられたほぼ水平な第1の板部と該第1の板部の端部を
    内側または外側へ重ねてなるほぼ水平な第2の板部とを
    有するほぼCチャンネル状の多重梁の端部に、前記第2
    の板部の一部を短くしてなるウエブと第1の板部とによ
    る突出部が形成されたことを特徴とする梁。
  6. 【請求項6】 ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設
    けられたほぼ水平なフランジとを有するほぼCチャンネ
    ル状の梁と、柱との連結部構造であって、 該フランジは少なくとも第1の板部と第2の板部とが重
    なった多重フランジ構造であり、 第1の板部と第2の板部とは梁の長手方向の端部におい
    て間隙を有しており、 柱は側面にほぼ水平な接続片を備え、 該接続片は前記第1の板部と第2の板部との間隙に位置
    して、前記フランジに重ね合わせて連結固定されている
    ことを特徴とする柱と梁との連結部構造。
  7. 【請求項7】 ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設
    けられたほぼ水平な第1の板部と該第1の板部の外側に
    重ねて設けられたほぼ水平な第2の板部とを有するほぼ
    Cチャンネル状の多重梁と、柱との連結部構造であっ
    て、 該柱にはほぼ垂直なウエブと該ウエブの上下に設けられ
    たほぼ水平なフランジとを有するCチャンネル状のジョ
    イントピースが固定され、 前記多重梁の第1の板部と第2の板部との間隙にジョイ
    ントピースのフランジが挟着され、且つ、多重梁のウエ
    ブにジョイントピースのウエブが外接された状態で、ジ
    ョイントピースのウエブおよびフランジと、これを挟着
    および外接している多重梁の第1の板部、第2の板部お
    よびウエブとの面間を相互に溶接固定させたことを特徴
    とする柱と梁との連結部構造。
  8. 【請求項8】 柱と、ほぼ垂直なウエブと該ウエブの上
    下に設けられたほぼ水平なフランジとを有するほぼCチ
    ャンネル状の梁とが、ジョイントピースを介して連結さ
    れてなる柱と梁との連結部構造であって、 前記ジョイントピースは、一端に柱に当接して溶接固定
    する接続片と、他端部に前記梁の少なくともフランジが
    内接または外接して溶接固定される接合片とを有し、柱
    に当接して溶接固定される側の接続片は少なくとも第1
    の板部と第2の板部とが重なった多重構造であることを
    特徴とする柱と梁との連結部構造。
  9. 【請求項9】 ジョイントピースは、ほぼ垂直なウエブ
    と該ウエブの上下に設けられたほぼ水平なフランジとを
    有し、該ジョイントピースのフランジの柱に当接して溶
    接固定される側の部分は少なくとも第1の板部と第2の
    板部とが重なった多重構造であることを特徴とする請求
    項8記載の柱と梁との連結部構造。
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