JPH11337076A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JPH11337076A JPH11337076A JP14433698A JP14433698A JPH11337076A JP H11337076 A JPH11337076 A JP H11337076A JP 14433698 A JP14433698 A JP 14433698A JP 14433698 A JP14433698 A JP 14433698A JP H11337076 A JPH11337076 A JP H11337076A
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Abstract
位置に配置された液晶表示装置の視認性を常時において
良好な状態に保持可能にすること。 【解決手段】 制御回路8は、端子Vinに供給される電
圧入力をLCDドライバ及びQ1 〜Qnを通じて液晶表
示装置7の駆動電圧として出力する。端子Vinには、ス
イッチ要素8a〜8cの選択的なオン状態に応じて3段
階のレベルの電圧が供給される。サーミスタ10aはマ
グネトロンの温度を検知する。制御回路8は、サーミス
タ10aの検知温度が通常範囲にある状態ではスイッチ
要素8bをオンさせて液晶表示装置7に4.5Vの駆動
電圧を与え、検知温度が上限温度以上のときには、スイ
ッチ要素8cをオンさせて液晶表示装置7に約4Vの駆
動電圧を与え、検知温度が下限温度以下のときには、ス
イッチ要素8aをオンさせて液晶表示装置7に5Vの駆
動電圧を与える。
Description
温度の影響を受ける位置に液晶表示装置を配置して成る
加熱調理器に関する。
おいては、そのレンジ本体からの温度(特には、マグネ
トロンを収納した機械室からの温度)の影響を受ける位
置に、メニュー表示などを行うための液晶表示装置を配
置することが一般的となっている。この場合、液晶表示
装置にあっては、その温度が上昇するのに応じて、背景
部分(駆動電圧が印加されていない部分)の濃度が高く
なって表示コントラスト(背景部分の明るさと、駆動電
圧が印加された状態の情報表示部分の明るさとの比)が
低下するという一般的性質がある。このため、加熱調理
の進行に応じて液晶温度表示装置の温度が上昇した場合
に、その表示コントラストが低くなって視認性が悪化す
るという問題点があった。
あり、その目的は、調理器本体からの温度の影響を受け
る位置に配置された液晶表示装置の視認性を常時におい
て良好な状態に保持可能となる加熱調理器を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために、調理器本体からの温度の影
響を受ける位置に液晶表示装置を配置して成る加熱調理
器において、前記調理器本体側に設けられた温度センサ
による検知温度の高低に応じて前記液晶表示装置の駆動
電圧を変化させる表示最適化制御を実行する駆動電圧調
整手段を備えた構成としたものである。
る表示最適化制御が実行されたときには、液晶表示装置
の駆動電圧が、調理器の制御用として調理器本体が本来
備えている温度センサによる検知温度の高低に応じた状
態となるように変化される。この場合、液晶表示装置
は、調理器本体からの温度の影響を受ける位置に設けら
れている関係上、加熱調理が行われたときには温度上昇
を来たすことになる。このため、液晶表示装置の駆動電
圧が一定の場合には、上記のような温度上昇に伴い、そ
の背景部分(駆動電圧が印加されていない部分)の濃度
が高くなって表示コントラスト(背景部分の明るさと、
駆動電圧が印加された状態の情報表示部分の明るさとの
比)が低下するという現象が発生するが、その表示コン
トラストは、駆動電圧が低くなるのに応じて高くなると
いう一般的性質があり、しかも、液晶表示装置は、上述
のように、調理器本体からの温度の影響を受ける位置に
設けられたものであって、その液晶表示装置の温度と温
度センサの検知温度との間には一定の相関関係があるか
ら、結果的に、上述のような表示最適化制御の実行に応
じて、液晶表示装置の表示コントラストを広い温度範囲
において適正な状態に保持することが可能となって、そ
の視認性を常時において良好な状態に保持可能となるも
のである。
前記駆動電圧調整手段を、調理器本体側での加熱調理動
作が終了した後においても表示最適化制御を続行する構
成とした場合には、液晶表示装置が、加熱調理動作終了
後において余熱により温度上昇した状態にある期間に
も、その液晶表示装置の視認性を良好な状態に保持可能
となるものである。
圧調整手段を、温度センサによる検知温度が予め設定さ
れた上限温度以上となった状態時に、液晶表示装置の駆
動電圧を低下させるという表示最適化制御を行う構成と
しても良い。このような構成によれば、液晶表示装置の
表示コントラストが温度上昇に応じて設定範囲以上に悪
化した状態となったときに、その駆動電圧を低下させて
表示コントラストを高めるという制御が可能になる。従
って、液晶表示装置の表示コントラストが無闇に変更さ
れることがなくなって、使用者に不審感を与える恐れが
小さくなる。
圧調整手段を、温度センサによる検知温度が予め設定さ
れた下限温度以下となった状態時に、液晶表示装置の駆
動電圧を上昇させるという表示最適化制御を行う構成と
しても良い。この場合、液晶表示装置においては、その
温度が異常に低下したときには、表示領域の全体が白っ
ぽくなった状態、つまり駆動電圧が不足した状態になる
という一般的性質があるが、上記のような表示最適化制
御が行われた場合には、十分な駆動電圧を供給可能とな
って良好な表示を行い得るようになる。
圧調整手段を、表示最適化制御時において、液晶表示装
置の駆動電圧を温度センサによる検知温度に追随させて
徐々に変化させる構成とした場合には、液晶表示装置の
表示コントラストが、その温度変化に応じて徐々に変更
されることになるから、使用者に不審感を与える恐れが
なくなる。
ンを加熱手段として備えた電子レンジとして構成した上
で、上記マグネトロンの温度を検知するように設けられ
た温度センサの出力、若しくは当該マグネトロンが配置
された機械室内の温度を検知する温度センサの出力を駆
動電圧調整手段による表示最適化制御時に供する構成と
しても良い。
るために、調理器本体からの温度の影響を受ける位置に
液晶表示装置を配置して成る加熱調理器において、加熱
調理時間の長短に応じて前記液晶表示装置の駆動電圧を
変化させる表示最適化制御を実行する駆動電圧調整手段
を備えた構成としたものである。
加熱調理時間の長短に応じて液晶表示装置の駆動電圧を
変化させるという表示最適化制御を実行するようにな
る。この場合、液晶表示装置の温度は、加熱調理時間が
長い状態時ほど高くなるものであり、また、液晶表示装
置の表示コントラスト(駆動電圧が印加されていない背
景部分の明るさと、駆動電圧が印加された状態の情報表
示部分の明るさとの比)は、その駆動電圧が低くなるの
に応じて高くなるという一般的性質があるから、結果的
に、上述のような表示最適化制御の実行に応じて、液晶
表示装置の表示コントラストを広い温度範囲において適
正な状態に保持することが可能となって、その視認性を
常時において良好な状態に保持可能となるものである。
前記駆動電圧調整手段を、表示最適化制御の実行時にお
いて、加熱調理時の出力の大小も加味する構成としても
良く、この場合、液晶表示装置の温度は、加熱調理時間
は勿論のこと、その加熱調理時の出力にも依存して変化
するものであるから、上記表示最適化制御の実行時にお
いて、液晶表示装置の駆動電圧を、その実際の温度に応
じた最適な値に近付け得るようになる。
圧調整手段を、加熱調理動作の終了後において、液晶表
示装置の駆動電圧を、その加熱調理時間の長短に応じた
割合で徐々に上昇させるという表示最適化制御を実行す
る構成とすることもできる。この構成によれば、加熱調
理動作の終了に伴い液晶表示装置の温度が徐々に低下す
るのに応じて、当該液晶表示装置の駆動電圧が徐々に上
昇されることになるから、加熱動作終了後における温度
変化に伴う液晶表示装置の表示コントラストの変動を抑
制できるようになる。
明を電子レンジに適用した第1実施例について図1ない
し図4を参照しながら説明する。全体の外観を示す図3
において、調理器本体としての電子レンジ本体1は、内
部に前面が開放した加熱室2と図示しない機械室とを備
えており、その加熱室2の前面にはこれを開閉するため
の扉3が設けられていると共に、上記機械室の前面側の
位置には操作パネル4が設けられている。加熱室2内に
は回転皿5が設けられており、また、操作パネル4に
は、使用者が調理メニューの選択、調理時間の選択、調
理スタートの指示などを行うための操作キー6が設けら
れていると共に、パネル状の液晶表示装置7が設けられ
ている。
要な情報や時刻情報などを表示するためのもので、図4
に示すように、その情報表示部分7A(所謂点灯部)に
駆動電圧が印加された状態で、当該情報表示部分7A及
び背景部分7B(所謂非点灯部)間に濃度差が生ずるよ
うになっている(図4では全ての情報表示部分7Aを点
灯させた状態が示されている)。尚、本実施例におい
て、上記液晶表示装置7は、その温度が通常範囲(例え
ば5℃〜60℃)にある状態では、4.5Vの駆動電圧
が与えられた状態で最も適切な表示コントラスト(駆動
電圧が印加されていない背景部分7Bの明るさと、駆動
電圧が印加された状態の情報表示部分7Aの明るさとの
比)が得られる構成となっている。
1において、制御回路8(本発明でいう駆動電圧調整手
段に相当)は、前記機械室内における操作パネル4の裏
面側部分に配置されたもので、具体的に図示されていな
いが、マイコン、LCDドライバ、A/D変換回路など
を含んで構成されている。この制御回路8は、例えば出
力電圧が+5Vの定電圧電源端子+Vccから電源端子V
sを通じて給電されるもので、前記操作キー6からの操
作信号、前記扉3の開閉に連動する扉スイッチ9からの
スイッチング信号、温度検知回路10からの電圧信号Δ
Vなどが入力されるようになっており、制御対象負荷と
して、前記液晶表示装置7、機械室内に配置された加熱
手段としてのマグネトロン11及び前記回転皿5を駆動
するためのRTモータ12などが設けられている。
1の温度を検知するためにその近傍に配置されたサーミ
スタ10a(本発明でいう温度センサに相当)を備えた
もので、そのサーミスタ10a及び分圧抵抗10bの直
列回路を、定電圧電源端子+Vccとグランド端子との間
に接続すると共に、それらサーミスタ10a及び分圧抵
抗10bの共通接続点を、入力抵抗10cを介して制御
回路8の入力端子A/Dに接続した構成となっている。
このように構成された温度検知回路10にあっては、サ
ーミスタ10aによる検知温度が高い場合ほど高レベル
となる電圧信号ΔVを出力するものであり、制御回路8
は、入力端子A/Dに与えられた電圧信号ΔVをデジタ
ル値に変換して図示しないマイコンによる制御に供する
ようになっている。また、制御回路8はマグネトロン1
1の出力を500W或いは700Wに切換えて制御でき
るようになっており、マグネトロンの温度(サーミスタ
10aによる検知温度)が所定の温度より高い場合に
は、500Wの出力でしか加熱できないようにすること
で、長時間加熱するには過度な出力である700Wがで
きないようにしている。
る電圧入力を、図示しないLCDドライバ及び端子Q1
〜Qnを通じて液晶表示装置7の駆動電圧として出力す
る構成となっている。従って、上記端子Vinに対する供
給電圧のレベルを変更することにより液晶表示装置7の
駆動電圧を変化させることができる。この場合、制御回
路8には、端子Vinに対する供給電圧のレベルを、電源
端子Vsの入力電圧(+5V)に基づいて例えば3段階
に変化させるための駆動電圧生成機能が設けられてい
る。
のような構成のものである。即ち、制御回路8は、電源
端子Vsと3個の出力端子Qa、Qb、Qcとの各間に
介在されたスイッチ要素8a、8b、8cを備えてお
り、これらスイッチ要素8a〜8cは、それらのうちの
一つがマイコンからの指令により選択的にオンされる構
成となっている。尚、上記スイッチ要素8a〜8cは、
FET或いはバイポーラトランジスタなどの半導体スイ
ッチング素子により形成されるものである。この場合、
端子Qaは端子Vinに対して直接的に接続され、端子Q
bは端子Vinに対して例えば1kΩの抵抗R1を介して
接続され、端子Qcは端子Vinに対して例えば2.2k
Ωの抵抗R2を介して接続されており、さらに、上記端
子Vinは、グランド端子に対して例えば9kΩの抵抗R
0を介して接続されている。
ら5Vの電圧が出力される状態(スイッチ要素8aがオ
ンされた状態)では、端子Vinに5Vの電圧が与えら
れ、端子Qbから5Vの電圧が出力される状態(スイッ
チ要素8bがオンされた状態)では、端子Vinに4.5
Vの電圧が与えられ、端子Qcから5Vの電圧が出力さ
れる状態(スイッチ要素8cがオンされた状態)では、
端子Vinに約4Vの電圧が与えられることになる。従っ
て、スイッチ要素8a〜8cの何れか一つを選択的にオ
ンさせることによって、端子Vinの入力電圧、ひいては
液晶表示装置7の駆動電圧を3段階に変化させ得るよう
になる。
8による制御内容が、本発明の要旨に関係した部分を中
心に示されており、以下これについて関連した作用と共
に説明する。即ち、この図2は、メインプログラム中に
設定された表示制御ルーチンの内容を示すもので、ステ
ップA1では、温度検知回路10からの電圧信号ΔVを
デジタル変換し、その変換値をサーミスタ10aによる
検知温度ΔTとして読み込むという制御を行う。この後
には、以下に述べるような表示最適化制御を実行するも
のである。
5により構成されるものであり、まず、ステップA2で
は、上記検知温度ΔTと、それぞれ予め設定された下限
温度T1(例えば、液晶表示装置7の温度が5℃となる
状態でのサーミスタ10aによる検知温度に相当)並び
に上限温度T2(例えば、液晶表示装置7の温度が60
℃となる状態でのサーミスタ10aによる検知温度に相
当)との高低関係を比較するという判断動作を行う。こ
のとき、T2≦ΔTの関係にあるときにはスイッチ要素
8cをオンさせるステップA3を実行し、T1<ΔT<
T2の関係にあるときにはスイッチ要素8bをオンさせ
るステップA4を実行し、さらに、ΔT≦T1の関係に
あるときにはスイッチ要素8aをオンさせるステップA
5を実行する。
つまりサーミスタ10aによる検知温度ΔTが上限温度
T2以上の状態では、スイッチ要素8cがオンされるの
に応じて、端子Vinに約4Vの電圧が与えられることに
なり、これにより液晶表示装置7の駆動電圧が約4Vに
設定される。また、ステップA4が実行される状態、つ
まりサーミスタ10aによる検知温度ΔTが上限温度T
2未満で且つ下限温度T1より高い状態では、スイッチ
要素8bがオンされるのに応じて、端子Vinに4.5V
の電圧が与えられることになり、これにより液晶表示装
置7の駆動電圧が4.5Vに設定される。さらに、ステ
ップA5が実行される状態、つまりサーミスタ10aに
よる検知温度ΔTが下限温度T1以下の状態では、スイ
ッチ要素8aがオンされるのに応じて、端子Vinに5V
の電圧が与えられることになり、これにより液晶表示装
置7の駆動電圧が5Vに設定される。
2〜A5)を実行した後には、液晶表示装置7に対する
表示制御を、当該表示最適化制御により設定された駆動
電圧を印加しながら実行するためのLCD駆動制御ルー
チンA6を実行してメインプログラムにリターンする。
路8による表示最適化制御が実行されるのに応じて、液
晶表示装置7の駆動電圧は、サーミスタ10aが検知す
るマグネトロン11の温度(実際には、その近傍の温
度)の高低に応じた状態となるように変化される。具体
的には、液晶表示装置7の温度が通常範囲(例えば5℃
〜60℃)にある状態では、当該液晶表示装置7に4.
5Vの駆動電圧を与え、この状態から、検知温度ΔTが
上限温度T2以上となったとき(液晶表示装置7の温度
が60℃以上となったときに相当)に、液晶表示装置7
の駆動電圧を下げると共に、当該検知温度ΔTが下限温
度T1以下となったとき(液晶表示装置7の温度が5℃
以下となったときに相当)に、上記駆動電圧を上げると
いう表示最適化制御が行われる。
が行われたときに、電子レンジ本体1からの温度、特に
はマグネトロン11が収納された機械室からの温度の影
響を大きく受けて温度が上昇することになるが、当該液
晶表示装置7の表示コントラストは、その温度上昇に応
じて小さくなるという事情がある。このため、加熱調理
動作が行われた状態では、液晶表示装置7の表示コント
ラストが小さくなって、その表示視認性が悪化する恐れ
が出てくる。
ストは、その駆動電圧が低くなるのに応じて高くなると
いう一般的性質があり、また、液晶表示装置7は機械室
からの温度(主にマグネトロン11からの温度)の影響
を受ける位置に設けられたものであって、その液晶表示
装置7の温度とサーミスタ10aの検知温度ΔTとの間
には一定の相関関係がある。
に基づいた上述のような表示最適化制御が実行されると
きには、液晶表示装置7の表示コントラストが温度上昇
に応じて悪化した状態となった場合に、その駆動電圧が
低下されて表示コントラストが高められることになり、
結果的に、加熱調理動作時において、液晶表示装置7の
表示コントラストが小さくなって表示視認性が悪化する
事態を有効に防止できるようになる。また、上記検知温
度ΔTが上限温度T2以上となったときに液晶表示装置
7の表示コントラストが切換えられる構成であるから、
その液晶表示装置7の表示コントラストが無闇に変更さ
れることがなくなって、使用者に不審感を与える恐れが
小さくなる。但し、上記表示最適化制御を、さらに多段
階に行うようにすれば、液晶表示装置7の表示コントラ
ストを広い温度範囲において適正な状態に保持すること
が可能となって、その視認性を常時において良好な状態
に保持可能となるものである。
度が異常に低下したときには、表示領域の全体が白っぽ
くなった状態、つまり駆動電圧が不足した状態になると
いう一般的性質があるが、前述したような表示最適化制
御、つまり、サーミスタ10aによる検知温度ΔTが下
限温度T1以下となったときに液晶表示装置7の駆動電
圧を上げるという制御が行われた場合には、温度が異常
に低下した場合であっても、液晶表示装置7に対し十分
な駆動電圧を供給可能となって良好な表示を行い得るよ
うになる。
めに、マグネトロン11の温度を検知するために元々設
けられているサーミスタ10aを利用する構成としたか
ら、全体の構成が複雑化する恐れがなくなる。
終了した後においても前述したような表示最適化制御
(ステップA2〜A5)及びこれに引き続くLCD駆動
制御ルーチンA6を続行する構成としても良く、このよ
うに構成した場合には、液晶表示装置7が、加熱調理動
作終了後において余熱により温度上昇した状態にある期
間にも、その液晶表示装置7の視認性を良好な状態に保
持可能となり、実用上において有益となる。
において、液晶表示装置7の駆動電圧をサーミスタ10
aによる検知温度ΔTに追随させて徐々に変化させる構
成としても良く、このような構成とした場合には、液晶
表示装置7の表示コントラストが、その温度変化に応じ
て徐々に変更されることになるから、使用者に不審感を
与える恐れがなくなる。
2実施例が示されており、以下これについて前記第1実
施例と異なる部分のみ説明する。即ち、この第2実施例
は、制御回路8により行われる表示最適化制御の内容が
異なるものであり、図5のフローチャートには、本実施
例による表示制御ルーチンの内容が示されている。この
図5において、ステップB1では、加熱調理動作の通算
駆動時間Σtを読み込むという制御を行い、この後に、
以下に述べるような表示最適化制御を実行する。
4により構成されるもので、まず、ステップB2では、
上記通算駆動時間Σtと、予め設定された時間値t1と
の長短関係を比較するという判断動作を行う。このと
き、t1≦Σtの関係にあるときにはスイッチ要素8c
をオンさせるステップB3を実行し、Σt<t1の関係
にあるときにはスイッチ要素8bをオンさせるステップ
B4を実行する。
つまり加熱調理動作の通算駆動時間Σtが比較的長い場
合には、スイッチ要素8cがオンされるのに応じて、端
子Vinに約4Vの電圧が与えられることになり、これに
より液晶表示装置7の駆動電圧が約4Vに設定される。
また、ステップB4が実行される状態、つまり加熱調理
動作の通算駆動時間Σtが比較的短い場合には、スイッ
チ要素8bがオンされるのに応じて、端子Vinに4.5
Vの電圧が与えられることになり、これにより液晶表示
装置7の駆動電圧が4.5Vに設定される。
2〜B4)を実行した後には、液晶表示装置7に対する
表示制御を、当該表示最適化制御により設定された駆動
電圧を印加しながら実行するためのLCD駆動制御ルー
チンB5を実行してメインプログラムにリターンする。
路8は、マグネトロン11による加熱調理時間が比較的
長くなった場合に液晶表示装置7の駆動電圧を下げると
いう表示最適化制御を実行するようになる。この場合、
マグネトロン11からの熱の影響を受ける位置に設けら
れた液晶表示装置7の温度は、加熱調理時間が長い状態
時ほど高くなるため、加熱調理の継続に応じて、その表
示コントラストが小さくなって、その表示視認性が悪化
する恐れが出てくる。しかし、上記のような表示最適化
制御が行われたときには、液晶表示装置7の表示コント
ラストが温度上昇に応じて悪化した状態となった場合
に、その駆動電圧が低下されて表示コントラストが高め
られることになり、結果的に、加熱調理動作時におい
て、液晶表示装置7の表示コントラストが小さくなって
表示視認性が悪化する事態を有効に防止できるようにな
る。勿論、上記のような表示最適化制御を、さらに多段
階に行う構成とすれば、液晶表示装置7の表示コントラ
ストを広い温度範囲において適正な状態に保持すること
が可能となって、その視認性を常時において良好な状態
に保持可能となるものである。
適化制御の実行時において、加熱調理時の出力(つまり
マグネトロン11の出力)の大小も加味する構成として
も良い。この場合、液晶表示装置7の温度は、加熱調理
時間Σtは勿論のこと、その加熱調理時の出力にも依存
して変化するものであるから、上記表示最適化制御の実
行時において、液晶表示装置7の駆動電圧を、その実際
の温度に応じた最適な値に近付け得るようになる。さら
に、表示最適化制御に供される加熱調理時間Σtを、前
回の加熱動作の終了後の経過時間に基づいて補正する構
成(その経過時間が短い場合には、Σtが長くなるよう
に補正する)としても良い。
の終了後において、液晶表示装置7の駆動電圧を、その
加熱調理時間の長短に応じた割合で徐々に上昇させると
いう表示最適化制御を実行する構成とすることもでき
る。この構成によれば、加熱調理動作の終了に伴い液晶
表示装置7の温度が徐々に低下するのに応じて、当該液
晶表示装置7の駆動電圧が徐々に上昇されることになる
から、加熱動作終了後における温度変化に伴う液晶表示
装置7の表示コントラストの変動を抑制できるようにな
る。
3実施例が示されており、以下これについて前記第1実
施例と異なる部分のみ説明する。即ち、この第3実施例
は、液晶表示装置7の駆動電圧を変化させるための駆動
電圧調整手段として、図6のような回路構成の電圧変換
回路13を設けたことに特徴を有する。この電圧変換回
路13において、サーミスタ10aは、一端が定電圧電
源端子+Vccに接続され、他端が抵抗14、15の直列
回路を介してグランド端子に接続される。また、サーミ
スタ10aには、これと並列に抵抗16が接続される。
上記抵抗14、15の共通接続点は、NPN型トランジ
スタ17のベースに接続される。このトランジスタ17
は、コレクタが抵抗18、19の直列回路を介して定電
圧電源端子+Vccに接続され、エミッタがグランド端子
に接続される。尚、上記電圧変換回路13の回路定数
は、トランジスタ17が不飽和領域で動作する状態に設
定される。また、抵抗18、19の共通接続点が、当該
電圧変換回路13の出力端子13aとなる。
あっては、サーミスタ10aの検知温度の上昇によりそ
の抵抗値が下がるのに応じて、トランジスタ17のベー
スバイアス電圧が上昇するため、出力端子13aからの
出力電圧が低下することになる。この場合、図示しない
制御回路からの指令に応じて液晶表示装置7の駆動制御
を行うように設けられたLCDドライバ20は、上記出
力端子13aから供給される電圧入力を、液晶表示装置
7の駆動電圧として出力する構成となっている。
10aによる検知温度の高低に応じて液晶表示装置7の
駆動電圧を変化させる表示最適化制御を実行することに
なり、斯様な表示最適化制御によって、当該液晶表示装
置7の表示コントラストを常に適正な状態に保持するこ
とが可能になるものである。
した実施例に限定されるものではなく、次のような変形
または拡張が可能である。第1実施例では、温度センサ
であるサーミスタ10aによってマグネトロン11の温
度を検知する構成としたが、機械室内の温度を検知する
構成の温度センサを設け、この温度センサの出力を制御
回路8による前述の表示最適化制御時に供すると共に、
マグネトロンの出力切換えの判断基準とする構成として
も良い。
に設けられた温度センサを前述の表示最適化制御時に供
する構成とすることも可能である。電子レンジに限ら
ず、加熱調理に伴い温度上昇する位置に液晶表示装置を
配置して成る加熱調理器であれば、電気オーブン、オー
ブントースタ、ロースタ付きの誘導加熱調理器など、種
々の加熱調理器に適用することができる。
体からの温度の影響を受ける位置に液晶表示装置を配置
して成る加熱調理器において、調理器本体側に設けられ
た調理器制御用の温度センサによる検知温度の高低に応
じて液晶表示装置の駆動電圧を変化させるという表示最
適化制御を実行する駆動電圧調整手段を設ける構成とし
たから、特別に温度センサを別途設けなくともその表示
最適化制御が実行されるのに応じて、液晶表示装置の表
示コントラストを広い温度範囲において適正な状態に保
持することが可能となって、その視認性を常時において
良好な状態に保持することが可能になる。
圧調整手段を、調理器本体側での加熱調理動作が終了し
た後においても表示最適化制御を続行する構成としたか
ら、液晶表示装置が、加熱調理動作終了後において余熱
により温度上昇した状態にある期間にも、その液晶表示
装置の視認性を良好な状態に保持可能となる。
圧調整手段を、温度センサによる検知温度が予め設定さ
れた上限温度以上となった状態時に、液晶表示装置の駆
動電圧を低下させるという表示最適化制御を行う構成と
したから、液晶表示装置の表示コントラストが無闇に変
更されることがなくなって、使用者に不審感を与える恐
れが小さくなる。
圧調整手段を、温度センサによる検知温度が予め設定さ
れた下限温度以下となった状態時に、液晶表示装置の駆
動電圧を上昇させるという表示最適化制御を行う構成と
したから、液晶表示装置に対して常時において十分な駆
動電圧を供給可能となって良好な表示状態が得られるよ
うになる。
圧調整手段を、前記表示最適化制御時において、液晶表
示装置の駆動電圧を温度センサによる検知温度に追随さ
せて徐々に変化させる構成としたから、当該液晶表示装
置の表示コントラストが、その温度変化に応じて徐々に
変更されることになって、使用者に不審感を与える恐れ
がなくなる。
置の温度に影響を及ぼす加熱調理時間の長短に応じて液
晶表示装置の駆動電圧を変化させる表示最適化制御を実
行する駆動電圧調整手段を備えた構成としたから、その
表示最適化制御が実行されるのに応じて、液晶表示装置
の表示コントラストを広い温度範囲において適正な状態
に保持することが可能となって、温度センサを用いるこ
となくその視認性を常時において良好な状態に保持する
ことが可能になる。
圧調整手段を、表示最適化制御の実行時において、加熱
調理時の出力の大小も加味する構成としたから、前記表
示最適化制御の実行時において、液晶表示装置の駆動電
圧を、その実際の温度に応じた最適な値に近付け得るよ
うになる。
圧調整手段を、加熱調理動作の終了後において、液晶表
示装置の駆動電圧を、その加熱調理時間の長短に応じた
割合で徐々に上昇させるという表示最適化制御を実行す
る構成としたから、加熱動作終了後における温度変化に
伴う液晶表示装置の表示コントラストの変動を抑制でき
るようになる。
図
7は液晶表示装置、8は制御回路(駆動電圧調整手
段)、10は温度検知回路、10aはサーミスタ(温度
センサ)、11はマグネトロン、13は電圧変換回路
(駆動電圧調整手段)を示す。
Claims (9)
- 【請求項1】 調理器本体からの温度の影響を受ける位
置に液晶表示装置を配置して成る加熱調理器において、 前記調理器本体側に設けられた温度センサによる検知温
度の高低に応じて前記液晶表示装置の駆動電圧を変化さ
せる表示最適化制御を実行する駆動電圧調整手段を備え
たことを特徴とする加熱調理器。 - 【請求項2】 駆動電圧調整手段は、調理器本体側での
加熱調理動作が終了した後においても表示最適化制御を
続行することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 【請求項3】 駆動電圧調整手段は、温度センサによる
検知温度が予め設定された上限温度以上となった状態時
に、液晶表示装置の駆動電圧を低下させるという表示最
適化制御を行うことを特徴とする請求項1または2記載
の加熱調理器。 - 【請求項4】 駆動電圧調整手段は、温度センサによる
検知温度が予め設定された下限温度以下となった状態時
に、液晶表示装置の駆動電圧を上昇させるという表示最
適化制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3の何
れかに記載の加熱調理器。 - 【請求項5】 駆動電圧調整手段は、表示最適化制御時
において、液晶表示装置の駆動電圧を温度センサによる
検知温度に追随させて徐々に変化させることを特徴とす
る請求項1または2記載の加熱調理器。 - 【請求項6】 マグネトロンを加熱手段として備えた電
子レンジとして構成され、上記マグネトロンの温度を検
知するように設けられた温度センサの出力、若しくは当
該マグネトロンが配置された機械室内の温度を検知する
温度センサの出力を駆動電圧調整手段による表示最適化
制御時に供するように構成したことを特徴とする請求項
1ないし5の何れかに記載の加熱調理器。 - 【請求項7】 調理器本体からの温度の影響を受ける位
置に液晶表示装置を配置して成る加熱調理器において、 加熱調理時間の長短に応じて前記液晶表示装置の駆動電
圧を変化させる表示最適化制御を実行する駆動電圧調整
手段を備えたことを特徴とする加熱調理器。 - 【請求項8】 駆動電圧調整手段は、表示最適化制御の
実行時において、加熱調理時の出力の大小も加味するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項7記載の加
熱調理器。 - 【請求項9】 駆動電圧調整手段は、加熱調理動作の終
了後において、液晶表示装置の駆動電圧を、その加熱調
理時間の長短に応じた割合で徐々に上昇させるという表
示最適化制御を実行することを特徴とする請求項7また
は8記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14433698A JP3625649B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14433698A JP3625649B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11337076A true JPH11337076A (ja) | 1999-12-10 |
| JP3625649B2 JP3625649B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=15359750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14433698A Expired - Fee Related JP3625649B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3625649B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015176120A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | セイコーエプソン株式会社 | 表示ドライバー、電気光学装置及び電子機器 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14433698A patent/JP3625649B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015176120A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | セイコーエプソン株式会社 | 表示ドライバー、電気光学装置及び電子機器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3625649B2 (ja) | 2005-03-02 |
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