JPH11338529A - データ変換方法およびcad/cam装置およびそのデータ変換方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ変換方法およびcad/cam装置およびそのデータ変換方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11338529A
JPH11338529A JP14733698A JP14733698A JPH11338529A JP H11338529 A JPH11338529 A JP H11338529A JP 14733698 A JP14733698 A JP 14733698A JP 14733698 A JP14733698 A JP 14733698A JP H11338529 A JPH11338529 A JP H11338529A
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calculation
cad
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data conversion
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JP14733698A
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Hiroaki Shibata
裕章 柴田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NCデータを図形データに変換するときに用
いる演算方法を変更できるようにすること。 【解決手段】 CAD/CAM装置10では、演算方法
記憶部5は中心座標位置優先方法,終点座標位置優先方
法,水平垂直線座標位置優先方法,半径寸法優先方法,
角度寸法優先方法などの演算方法を記憶し、NCデータ
取得部1はNCデータを取得し、オペレータが演算方法
選択部6を用いて演算方法記憶部5が記憶している演算
方法の中から一つまたは複数を選択し、図形データ作成
部2はオペレータによって選択された演算方法に基づい
て図形データを作成し、表示部3はその図形データを画
像表示し、NCデータ作成部4はその図形データからN
Cデータを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ変換方法
およびCAD/CAM装置およびそのデータ変換方法を
実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に関し、さらに詳しくは、設定さ
れた演算方法に基づいてNCデータを図形データに変換
するデータ変換方法と、そのデータ変換方法を好適に実
行できるCAD/CAM装置と、そのデータ変換方法を
実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CAD/CAM装置は、与えられたNC
データを図形データに変換してその図形データに基づく
加工形状を画像表示し、編集機能を利用してこの加工形
状を編集し、編集した加工形状から図形データを作成
し、この図形データからNCレーザ加工機や、NCプラ
ズマ切断機などのNC切断装置用のNCデータを作成す
る。
【0003】図6は、従来のCAD/CAM装置を機能
的に示すブロック図の一例である。このCAD/CAM
装置100では、NCデータ取得部1と、図形データ作
成部2と、表示部3と、NCデータ作成部4とがバス7
によって接続されている。図7に、CAD/CAM装置
100の動作のフローチャートを示す。ステップS1で
は、NCデータ取得部1が、テープリーダパンチャやフ
ロッピーディスクなどの記録媒体からNCデータを読み
取る。なお、NCデータは、キーボードを用いて入力し
てもよい。ステップS2では、図形データ作成部2が、
予め設定された演算方法に基づいてNCデータを図形デ
ータに変換する。ステップS3では、表示部3が、図形
データに基づく加工形状を画像表示する。オペレータは
この加工形状を確認し、必要であれば編集する。ステッ
プS4では、NCデータ作成部4が、確定された加工形
状の図形データをNCデータに変換して出力する。
【0004】ここで、図8および図9を参照して、図8
に示すように、その内部に真円Cと長穴形状Hとがある
加工形状をレーザ加工する場合の加工経路を図9に示
す。なお、図8中の寸法は、ここではミリメートル単位
である。レーザ光を出力する加工ヘッドは、加工基準位
置51から、レーザを出力しないで、点線52に沿って
位置53まで早送り移動する。つぎに、レーザ光を出力
しながらピアス線54に沿って真円C上の位置55まで
加工を行う。そして、レーザ光を出力しながら線56に
沿って位置55まで加工を行い、レーザ光をオフする。
これにより、真円Cが加工される。その後、位置55か
ら、レーザを出力しないで、点線57に沿って位置58
まで早送り移動する。
【0005】つぎに、レーザ光を出力しながらピアス線
59に沿って長穴形状H上の位置5Aまで加工を行う。
そして、レーザ光を出力しながら長穴要素5B,5C,
5D,5E,5Fの順に位置5Aまで加工を行い、レー
ザ光をオフする。これにより、長穴形状Hが加工され
る。その後、位置5Aから、レーザを出力しないで、点
線5Gに沿って位置5Hまで早送り移動する。つぎに、
レーザ光を出力しながらピアス線5Iに沿って位置5J
まで加工を行う。そして、レーザ光を出力しながら外周
要素5K,5L,5M,5N,5O,5P,5Qの順に
位置5Jまで加工を行い、レーザ光をオフする。これに
より、全ての加工が終了する。
【0006】図10および図11は、図9に示した形状
を加工するNCデータの、使用するNC指令コードが異
なる2つ例を示し、このNCデータは多数の指令からな
る。なお、図10では各指令の説明を記述し、図11で
は各指令の説明を省略している。これらの指令を検証す
ると、例えば、加工基準位置51を示す指令がN4で始
まる行、点線52に沿って位置53まで早送り移動する
指令がN5で始まる行、レーザ光をオンにする指令がN
6で始まる行、ピアス線54に沿って位置55まで移動
する指令がN7で始まる行、線56に沿って位置55ま
で移動する指令がN8で始まる行、レーザ光をオフする
指令がN9とN10で始まる行が示されている。
【0007】また、点線57に沿って位置58まで早送
り移動する指令がN11で始まる行、レーザ光をオンに
する指令がN12で始まる行、ピアス線59に沿って位
置5Aまで移動する指令がN13で始まる行、長穴要素
5Bに沿って移動する指令がN14で始まる行、長穴要
素5Cに沿って移動する指令がN15で始まる行、長穴
要素5Dに沿って移動する指令がN16で始まる行、長
穴要素5Eに沿って移動する指令がN17で始まる行、
長穴要素5Fに沿って移動する指令がN18で始まる
行、レーザ光をオフする指令がN19とN20で始まる
行が示されている。
【0008】さらに、点線5Gに沿って位置5Hまで早
送り移動する指令がN21で始まる行、レーザ光をオン
にする指令がN22で始まる行、ピアス線5Iに沿って
位置5Jまで移動する指令がN23で始まる行、外周要
素5Kに沿って移動する指令がN24で始まる行、外周
要素5Lに沿って移動する指令がN25で始まる行、外
周要素5Mに沿って移動する指令がN26で始まる行、
外周要素5Nに沿って移動する指令がN27で始まる
行、外周要素5Oに沿って移動する指令がN28で始ま
る行、外周要素5Pに沿って移動する指令がN29で始
まる行、外周要素5Qに沿って移動する指令がN30で
始まる行、レーザ光をオフする指令がN31とN32で
始まる行、オフセットキャンセル指令がN33で始まる
行、加工終了がN34で始まる行が示されている。
【0009】ここで、図10のNCデータと図11のN
Cデータの違いについて説明すると、図10のNCデー
タは長穴形状Hの円弧を加工するために円弧終点座標と
円弧中心座標(I,J)を用いているが、図11のNC
データは円弧終点座標と円弧半径(R)を用いている。
例えば、図10のNCデータにおいては、N14で始ま
る行の指令のように、「円弧終点座標が(56.18,
50)で円弧中心座標がX方向に(ピアス線59の終点
位置5Aの座標(60,40)から)−15ミリメート
ルの長穴要素5Bを形成する」ようになっているのに対
して、図11のNCデータにおいては、同じN14で始
まる行の指令のように、「円弧終点座標が(56.1
8,50)で円弧半径が15ミリメートルの長穴要素5
Bを形成する」ようになっている。
【0010】すなわち、長穴要素5Bを形成するときに
後述のように誤差が生じた場合に、図10のNCデータ
は円弧中心座標を優先するようになっているのに対し
て、図11のNCデータは円弧終点座標を優先するよう
になっている。なお、図10と図11とでは、長穴要素
5Dを示すN16で始まる行、長穴要素5Fを示すN1
8で始まる行、外周要素5Pを示すN29で始まる行に
もこのような指令方法の違いがある。
【0011】つぎに、長穴要素5Bを形成するときに誤
差が発生する理由を説明する。図8の長穴要素5B以降
の要素部分をNCデータに変換する際、例えば長穴要素
5Bの終点、つまり長穴要素5Cの始点の座標において
は、円弧形状である長穴要素5Bと水平線である長穴要
素5Cとの交差点となる。この交差点の座標を計算する
と、Y座標は50.000になるが、X座標は56.1
8034(以下省略)という割り切れない数字になる。
通常、加工機本体にて運用可能なNCデータ指令には有
効桁数が限られている。このため、例えば上記長穴要素
5Cの始点座標のX座標指令は、小数点以下4桁目(サ
ブミクロン)指令を四捨五入し、N14で始まる行の中
にも示されている通り、56.180としてNCデータ
が作成される。このように、形状によってはNCデータ
に変換する際に四捨五入による寸法誤差が発生する。
【0012】同様に、長穴要素5Dの始点座標位置、長
穴要素5Eの始点座標位置、長穴要素5Fの始点座標位
置、いずれにおいても、X座標が割り切れない数字とな
り、NCデータに変換する際に四捨五入による寸法誤差
が発生する。例えば図10においては、N14で始まる
行のX座標指令「X56.18」、N15で始まる行の
X座標指令「X33.82」、N16で始まる行のI座
標指令「I11.18」、N17で始まる行のX座標指
令「X56.18」などは、四捨五入による寸法誤差の
発生する部分である。
【0013】NCデータに寸法誤差が生じている部分が
ある場合は、指定通りの寸法では加工形状が作成できな
い。図10のNCデータを例に説明すると、N14で始
まる行に示される長穴要素5Bを作成する指令は、「円
弧終点座標が(56.18,50)で、円弧中心座標が
(45,40)(すなわち、ピアス線59の終点座標
(60,40)からX方向に−15ミリメートル)の長
穴要素5Bを形成する」となっているが、中心座標(4
5,40)を有する半径15ミリメートルの円弧は、正
確には座標(56.18034,50)を付近通過し、
円弧終点座標として指定されている座標(56.18,
50)を通過しないため、指定通りには図形を作成する
ことはできない。一方、図11のNCデータを例に説明
すると、N14で始まる行に示される長穴要素5Bを作
成する指令は、「円弧終点座標が(56.18,50)
で円弧半径が15ミリメートルの長穴要素5Bを形成す
る」となっているが、座標位置5A(60,40)と円
弧終点座標(56.18,50)との2点を通過する半
径15ミリメートルの円弧の中心座標は本来の中心座標
(45,40)からずれてしまい、指定通りには図形を
作成することはできない。
【0014】円弧形状におけるNCデータに誤差が発生
する状況を説明したが、直線形状におけるNCデータに
誤差が発生する場合もある。例えば、図12に示すよう
な加工形状の場合、要素121の作図のための指定は角
度のみであるため、その終点座標、つまり要素122の
始点座標は、図12のY軸寸法の寸法値48.8675
1に示すように割り切れない数字となる。この形状を元
にNCデータを作成すれば、サブミクロン部分の指令が
四捨五入されるため、Y軸指令値は48.868とな
る。そして、このNCデータ指令を元に図形データに変
換すれば図13に示す形状となり、要素121の終点座
標、つまり要素122の始点座標と、角度30.000
00度にずれが発生する。
【0015】この問題を解決するために、従来は、図7
のステップS2に示すように、一つの演算方法を決めて
その演算方法に基づいて図形データを作成する。演算方
法としては、例えば、円弧中心座標を優先する円弧中心
座標優先方法や円弧終了座標を優先する円弧終了座標優
先方法などがある。
【0016】つぎに、円弧中心座標優先方法について説
明する。図14に、図9中の長穴要素5Bと長穴要素5
Cの交差点付近の拡大図を示す。長穴要素5Bは、中心
座標が84(45,40)で始点座標5A(60,4
0)を通過する円弧である。直線81は、中心座標84
とNCデータに指定された終点座標82(56.18,
50)とを結ぶ線である。長穴要素5Bの終点座標に上
述の理由で誤差が生じるため、長穴要素5Bは指定され
た終点座標82を通過しない。
【0017】そこで、中心座標84(45,40)を保
持し、長穴要素5Bと直線81との延長上の交点83
(56.18034,50.00017)を近似点とし
て求め、この点83を長穴要素5Bの終点および長穴要
素5Cの始点とする。なお、長穴要素5Bと長穴要素5
Cの交点83もが厳密には割り切れない座標値となる
が、図14の長穴要素5Bや長穴要素5Cのように、一
般にCADの作図機能を用いて交点を求めた位置に要素
を表示することは可能である。図14中の5B1は設計
上の長穴要素5Bで、5C1は設計上の長穴要素5Cで
ある。
【0018】上記のように、長穴要素5Cの始点座標が
(56.18034,50.00017)となるため、
水平線である長穴要素5Cの終点座標は(33.820
00,50.00017)となり、図10のN15で始
まる行に指定されている座標(33.82,50)と異
なる。
【0019】図15に、図9中の長穴要素5Dと長穴要
素5Eの交差点付近の拡大図を示す。長穴要素5Dは、
長穴要素5Cの終点座標(33.82000,50.0
0017)を始点とし、この座標(33.82000,
50.00017)からX方向に11.18ミリメート
ル,Y方向に−10ミリメートルにある座標(45.0
0000,40.00017)を中心とする円弧であ
る。ところが、指定された長穴要素5D1は、図10の
N16で始まる行の指令のように、長穴要素5C1の終
点座標(33.82,50)を始点とし、この終点座標
(33.82,50)からX方向に11.18ミリメー
トル,Y方向に−10ミリメートルにある座標(45,
40)を中心とする円弧であるため、実際の長穴要素5
Dは指定された終点位置92を通過しない。そこで、中
心座標(45,40)を保持し、その中心座標(45,
40)と長穴要素5D1の終点を結ぶ直線91上の点9
3(33.82000,30.00008)を近似点と
して求め、長穴要素5Dの終点および長穴要素5Eの始
点とする。なお、5E1は設計上の長穴要素5Eであ
る。
【0020】上記のように、長穴要素5Eの始点座標が
(33.82000,30.00008)となるため、
長穴要素5Eの終点座標が(56.18000,30.
00008)となり、この座標(56.18000,3
0.00008)を始点とする円弧形状の長穴要素5F
の終点(40.00000,59.99975)は、図
16に示すように、長穴要素5Bと始点5A(40,6
0)からずれてしまう。このように、円弧中心座標を優
先するという演算方法を用いた結果図17に示すような
加工形状となり、図9に示す元の加工形状とは異なって
しまう。一方、終点座標優先方法の場合は、図18に示
すように、長穴要素5Bの終点座標82(56.18,
50)を保持するが、長穴要素5Bの中心位置84が位
置85にずれてしまう。
【0021】上記ように、従来のCAD/CAM装置1
00では、予め設定された一つの演算方法に基づいて図
形データを求める。ところが、演算方法として円弧中心
座標優先方法を用いると、図17に示すように、図形が
元の図形と異なってしまう。一方、円弧終了座標優先方
法を用いると、図18に示すように、円弧の中心座標が
指定の中心座標からずれてしまう。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCAD/C
AM装置では、図形データを作成する際に予め設定され
た一つの演算方法に基づいて図形データを求めようにな
っているため、演算方法の変更は不可能であった。
【0023】この発明は、上記問題に対してなされたも
のであり、演算方法を自由に設定または変更できるよう
にしたデータ変換方法と、そのデータ変換方法を好適に
実施することができるCAD/CAM装置と、そのデー
タ変換方法を実行させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を得ることを目的と
している。
【0024】
【課題を解決しようとするための手段】上記目的を達成
するために、この発明に係るデータ変換方法は、設定さ
れた演算方法に基づいてNCデータを図形データに変換
するデータ変換方法において、複数の演算方法を用意
し、オペレータがそれらの演算方法の中から一つまたは
複数の演算方法を選択し、オペレータによって選択され
た演算方法をNCデータの変換に用いる演算方法として
設定するものである。
【0025】この発明によるデータ変換方法では、オペ
レータが複数の演算方法の中から一つまたは複数の演算
方法を選択するだけで演算方法を設定または変更するこ
とができるようになる。
【0026】つぎの発明に係るデータ変換方法は、設定
された演算方法に基づいてNCデータを図形データに変
換するデータ変換方法において、複数の演算方法を用意
し、予め決めた判断基準に基づいて一つまたは複数の演
算方法をNCデータの変換に用いる演算方法として設定
するものである。
【0027】この発明によるデータ変換方法では、予め
決められた判断基準に基づいて複数の演算方法の中から
一つまたは複数の演算方法を自動的に設定または変更す
ることができるようになる。
【0028】つぎの発明に係るデータ変換方法は、上述
のデータ変換方法において、前記演算方法とは、中心座
標位置優先方法、終点座標位置優先方法、水平垂直線座
標位置優先方法、半径寸法優先方法、角度寸法優先方法
である。
【0029】この発明によるデータ変換方法では、中心
座標位置優先方法、終点座標位置優先方法、水平垂直線
座標位置優先方法、半径寸法優先方法、角度寸法優先方
法の中から一つまたは複数の演算方法をNCデータの変
換に用いる演算方法として設定または変更することがで
きるようになる。
【0030】また、上記目的を達成するために、この発
明に係るCAD/CAM装置は、設定された演算方法に
基づいてNCデータを図形データに変換するCAD/C
AM装置において、複数の演算方法を用意し、それらの
演算方法の中から一つまたは複数の演算方法を選択する
演算方法選択手段を具備し、その演算方法選択手段によ
り選択された演算方法をNCデータの変換に用いる演算
方法として設定するものである。
【0031】この発明によるCAD/CAM装置では、
オペレータが複数の演算方法の中から一つまたは複数の
演算方法を選択するだけで演算方法を設定または変更す
ることができるようになる。
【0032】つぎの発明に係るCAD/CAM装置は、
設定された演算方法に基づいてNCデータを図形データ
に変換するCAD/CAM装置において、複数の演算方
法を用意し、予め決めた判断基準に基づいて一つまたは
複数の演算方法をNCデータの変換に用いる演算方法と
して設定する演算方法設定手段を具備したものである。
【0033】この発明によるCAD/CAM装置では、
予め決められた判断基準に基づいて複数の演算方法の中
から一つまたは複数の演算方法を自動的に設定または変
更することができるようになる。
【0034】また、上記目的を達成するために、この発
明に係る記録媒体は、上記データ変換方法をコンピュー
タで実行させるためのプログラムを記録する。
【0035】この発明の記録媒体では、この発明のデー
タ変換方法をコンピュータを用いて容易に実行すること
ができるようになる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る放電加工
装置の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に説明するこの発明の実施の形態において、
上述の従来例と同一構成の部分は、上述の従来例に付け
た符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0037】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1のCAD/CAM装置を機能的に示すブロック図
である。このCAD/CAM装置10では、NCデータ
取得部1と、図形データ作成部2と、表示部3と、NC
データ作成部4と、演算方法記憶部5と、演算方法選択
部6とがバス7によって接続されている。
【0038】図2は、上記CAD/CAM装置10をハ
ードウェア的に示すブロック図である。このCAD/C
AM装置10は、入力された各種データをもとに製品の
形状を定義した図形データを作成し、切断方向や切断条
件を解析して切断情報などを生成するCPU21と、入
力された各種データや後述する演算方法を記憶するメモ
リ22と、定義済みの図形データや切断経路、切断条
件、入力要求メッセージなどを画面に表示するCRT2
3と、形状データや切断条件などの各種データを入力す
るキーボード24と、CRT23に表示される図形やメ
ニューや演算方法の選択を行うポインティングデバイス
としてのマウス25と、定義済みの図形データをフロッ
ピーディスクなどの記録媒体に記憶するための補助記憶
装置26と、切断情報や画面の表示内容などの印刷を行
うプリンタ27と、作成した図形データによる図形など
を用紙上に出力するプロッタ28とを有し、これらはバ
ス29によって接続されている。
【0039】なお,実施の形態1において、CPU21
が、図1に示すNCデータ取得部1と図形データ作成部
2としての役割を果たし、メモリ22が、図1に示す演
算方法記憶部5としての役割を果たし、CRT23が、
図1に示す表示部3としての役割を果たし、キーボード
24およびマウス25が、演算方法選択部6としての役
割を果している。
【0040】演算方法記憶部5は、例えば中心座標位置
優先方法、終点座標位置優先方法、水平垂直線座標位置
優先方法、半径寸法優先方法、角度寸法優先方法などの
演算方法を記憶する。ここで、中心座標位置優先方法と
は、上述のように、円弧形状の中心座標位置を保持して
終点座標位置を求める演算方法である。また、終点座標
位置優先方法とは、円弧形状の終点座標位置を保持して
終点座標位置を求める演算方法である。
【0041】水平垂直線座標位置優先方法とは、図14
に示すようなNCデータの指示において矛盾の生じてい
る部分で、長穴要素5Cのような水平線や、垂直線にお
いては、その座標位置で10ミクロン以下の桁数の値が
99で始まる場合は100ミクロン単位に切り上げ、0
0で始まる場合はそれ以下の値を切り捨てて、端数の生
じない数字にし、その座標位置で要素を作成するという
処理を自動で行う演算方法である。これは、例えば図1
7に示すように、長穴要素5CのY座標が50.000
17という値であるため、10ミクロン単位以下である
0017を切り捨てて50.0という端数のない値とし
て、図14において垂直座標位置が50.0の長穴要素
5Cと、長穴要素5Bとの延長上の交点を新たに求める
交点83とするというものである。
【0042】また、半径寸法優先方法とは、これはNC
データに示される円弧指令において、計算される円弧半
径の10ミクロン以下の桁数が99で始まる場合は10
0ミクロン単位に切り上げ、00で始まる場合はそれ以
下の値を切り捨てて、端数のない数字にし、その値で要
素を作成するという処理を自動で行う演算方法である。
これは、例えば図10のN14で始まる行の指令により
指示される円弧の半径は、計算上14.999747と
なるため、10ミクロン単位以下である997747を
100ミクロン単位に切り上げて15.0という端数の
ない値にするというものである。
【0043】また、角度寸法優先方法とは、NCデータ
に示される垂直、もしくは水平以外の直線指令におい
て、直線角度寸法の小数点以下2桁目以下の数字が99
で始まる場合は少数点以下1桁目にて切り上げ、00で
始まる場合はそれ以下の値を切り捨てて、端数のない数
字にし、その値で要素を作成するという処理を自動で行
う演算方法である。これは、例えば図13の形状におけ
る要素121の角度が、NCデータの指令通りでは3
0.00042度になるため、小数点以下2桁目以下の
数字が0042となり切り捨てを行って30.0という
端数のない値にするというものである。
【0044】図3に、CAD/CAM装置10の動作の
フローチャートを示す。ステップS1では、NCデータ
取得部1は、テープリーダパンチャやフロッピーディス
クなどの記録媒体からNCデータを読み取る。なお、キ
ーボードなどの入力装置を用いてNCデータを入力する
ようにしてもよい。
【0045】ステップS21では、図形データ作成部2
は、予め設定された演算方法を用いる指示があったか否
かを判定する。ここで、例えば、中心座標位置優先方法
が演算方法として予め設定されている場合、オペレータ
は、予め設定された演算方法を用いるか否をキーボード
24やマウス25を用いて指示する。オペレータから、
予め設定された演算方法を用いない旨の指示があったな
らばステップS22に進み、予め設定された演算方法を
用いる旨の指示があったならばステップS23に進む。
【0046】ステップS22では、オペレータはキーボ
ード24やマウス25を用いて演算方法記憶部5に記憶
されている終点座標位置優先方法、水平垂直線座標位置
優先方法、半径寸法優先方法、角度寸法優先方法の中か
ら一つまたは複数を選択し、演算方法選択部6はオペレ
ータが選択した演算方法をNCデータの変換に用いる演
算方法として設定する。ここで、オペレータは、例えば
図14に示すように長穴要素5Bと長穴要素5Cの交点
を求める場合は中心標位置優先方法、例えば図13の形
状の場合は角度寸法優先方法のように演算方法を選択す
る。これにより、加工形状に基づいて最適な演算方法を
設定することができる。
【0047】ステップS23では、図形データ作成部2
は、設定された演算方法に基づいて全てのNCデータを
図形データに変換して、ステップS3に進む。ステップ
S3では、表示部3は、図形データに基づく加工形状を
画像表示する。オペレータはこの加工形状を確認し、必
要であれば編集する。ステップS4では、NCデータ作
成部4は、確定された加工形状の図形データをNCデー
タに変換して出力する。
【0048】上記CAD/CAM装置10によれば、オ
ペレータが、演算方法記憶部5に記憶されている複数の
演算方法の中から一つまたは複数をNCデータの変換に
用いる演算方法として設定することができるため、指定
通りの図形を得ることが可能となり、装置の信頼性が向
上する。
【0049】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2のCAD/CAM装置を機能的に示すブロック図
である。このCAD/CAM装置11では、NCデータ
取得部1と、図形データ作成部2と、表示部3と、NC
データ作成部4と、演算方法記憶部5とがバス7によっ
て接続されている。
【0050】なお、このCAD/CAM装置11のハー
ドウェアは、図2に示す実施の形態1のCAD/CAM
装置のハードウェアと同様であるためその説明は省略す
る。また、実施の形態2においては,CPU21が、図
4に示すNCデータ取得部1と、図形データ作成部2と
しての役割を果たし、メモリ22が、図4に示す演算方
法記憶部5としての役割を果たし、CRT23が、図4
に示す表示部3としての役割を果たし、メモリ22が、
図4に示す演算方法記憶部5としての役割を果たしてい
る。さらに、演算方法記憶部5には、上記実施の形態1
と同様に、中心座標位置優先方法、終点座標位置優方法
方法、水平垂直線座標位置優先方法、半径寸法優先方
法、角度寸法優先方法などの演算方法が記憶されてい
る。
【0051】図5に、CAD/CAM装置11の動作の
フローチャートを示す。ステップS1では、NCデータ
取得部1は、テープリーダパンチャやフロッピーディス
クなどの記録媒体からNCデータを読み取る。なお、キ
ーボードなどの入力装置を用いてNCデータを入力する
ようにしてもよい。
【0052】ステップS31では、図形データ作成部2
が、NCデータに基づいて最適な演算方法を設定する。
換言すれば、図形データ作成部2によって加工形状に基
づく最適な演算方法が自動設定される。例えば、図9中
の長穴形状Hの場合は、中心座標位置優先方法、長穴形
状H以外の部分の場合は、終点座標位置優先方法を演算
方法として設定する。これにより、加工形状に基づいて
最適な演算方法を設定することができる。
【0053】ステップS32では、図形データ作成部2
は、設定された演算方法に基づいてNCデータを図形デ
ータに変換する。ステップS33では、図形データ作成
部2は、全てのNCデータの変換を終了したか否かを判
定する。全てのNCデータの変換を終了していないなら
ばステップS31に戻り、全てのNCデータの変換を終
了したならばステップS3に進む。
【0054】ステップS3では、表示部3は、図形デー
タに基づく加工形状を画像表示する。オペレータはこの
加工形状を確認し、必要であれば編集する。ステップS
4では、NCデータ作成部4は、確定された加工形状の
図形データをNCデータに変換して出力する。
【0055】上記CAD/CAM装置11によれば、加
工形状に基いて、演算方法記憶部5に記憶されている複
数の演算方法の中から一つまたは複数をNCデータの変
換に用いる演算方法として自動的に設定することができ
るため、オペレータの労力が低減されると共に、処理速
度が向上する。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるデータ変換方法によれば、オペレータが複数の
演算方法の中から一つまたは複数の演算方法を選択する
だけで演算方法を容易に設定または変更することができ
るため、指定通りの図形を得ることが可能となり、装置
の信頼性が向上する。
【0057】つぎの発明によるデータ変換方法によれ
ば、オペレータの介入なしで、複数の演算方法の中から
一つまたは複数の演算方法を自動的に設定または変更す
ることができるため、処理速度が向上する。
【0058】つぎの発明によるデータ変換方法によれ
ば、中心座標位置優先方法、終点座標位置優先方法、水
平垂直線座標位置優先方法、半径寸法優先方法、角度寸
法優先方法の中から一つまたは複数の演算方法をNCデ
ータの変換に用いる演算方法として設定または変更でき
るため、あらゆる加工形状に対応することが可能とな
る。
【0059】つぎの発明によるCAD/CAM装置によ
れば、オペレータが複数の演算方法の中から一つまたは
複数の演算方法を選択するだけで演算方法を容易に設定
または変更することができるため、指定通りの図形を得
ることが可能となり、装置の信頼性が向上する。
【0060】つぎの発明によるCAD/CAM装置によ
れば、オペレータの介入なしで、複数の演算方法の中か
ら一つまたは複数の演算方法を自動的に設定または変更
することができるため、処理速度が向上する。
【0061】つぎの発明によるCAD/CAM装置によ
れば、中心座標位置優先方法、終点座標位置優先方法、
水平垂直線座標位置優先方法、半径寸法優先方法、角度
寸法優先方法の中から一つまたは複数の演算方法をNC
データの変換に用いる演算方法として設定または変更で
きるため、あらゆる加工形状に対応することが可能とな
る。
【0062】つぎの発明による記録媒体によれば、この
発明のデータ変換方法をコンピュータを用いて容易に実
行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のCAD/CAM装置を機能的
に示すブロック図である。
【図2】 図1のCAD/CAM装置をハードウェア的
に示すブロック図ある。
【図3】 図1のCAD/CAM装置の動作のフローチ
ャートである。
【図4】 実施の形態2のCAD/CAM装置を機能的
に示すブロック図である。
【図5】 図4のCAD/CAM装置の動作のフローチ
ャートである。
【図6】 従来の一例のCAD/CAM装置を機能的に
示すブロック図ある。
【図7】 従来におけるCAD/CAM装置の動作のフ
ローチャートである。
【図8】 加工形状の例示図である。
【図9】 図8の加工形状の加工経路の例示図である。
【図10】 図8の加工形状のNCデータの一例であ
る。
【図11】 図8の加工形状のNCデータの別の例であ
る。
【図12】 別の加工形状の例示図である。
【図13】 従来におけるCAD/CAM装置により作
成された図形データの例示図である。
【図14】 図9の長穴要素5Bと長穴要素5Cの交差
点付近の拡大図である。
【図15】 図9の長穴要素5Dと長穴要素5Eの交差
点付近の拡大図である。
【図16】 図9の長穴要素5Fと長穴要素5Bの交差
点付近の拡大図である。
【図17】 従来におけるCAD/CAM装置により作
成された図形データの例示図である。
【図18】 終点座標位置優先方法に基づいて作成され
た図形データの例示図である。
【符号の説明】
10 CAD/CAM装置,1 NCデータ取得部1,
2 図形データ作成部,3 表示部,4 NCデータ作
成部,5 演算方法記憶部,6 演算方法選択部,7
バス。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された演算方法に基づいてNCデー
    タを図形データに変換するデータ変換方法において、 複数の演算方法を用意し、オペレータがそれらの演算方
    法の中から一つまたは複数の演算方法を選択し、オペレ
    ータによって選択された演算方法をNCデータの変換に
    用いる演算方法として設定することを特徴とするデータ
    変換方法。
  2. 【請求項2】 設定された演算方法に基づいてNCデー
    タを図形データに変換するデータ変換方法において、 複数の演算方法を用意し、予め決めた判断基準に基づい
    て一つまたは複数の演算方法をNCデータの変換に用い
    る演算方法として設定することを特徴とするデータ変換
    方法。
  3. 【請求項3】 前記演算方法とは、中心座標位置優先方
    法、終点座標位置優先方法、水平垂直線座標位置優先方
    法、半径寸法優先方法、角度寸法優先方法であることを
    特徴とする請求項1または2に記載のデータ変換方法。
  4. 【請求項4】 設定された演算方法に基づいてNCデー
    タを図形データに変換するCAD/CAM装置におい
    て、 複数の演算方法を用意し、それらの演算方法の中から一
    つまたは複数の演算方法を選択する演算方法選択手段を
    具備し、その演算方法選択手段により選択された演算方
    法をNCデータの変換に用いる演算方法として設定する
    ことを特徴とするCAD/CAM装置。
  5. 【請求項5】 設定された演算方法に基づいてNCデー
    タを図形データに変換するCAD/CAM装置におい
    て、 複数の演算方法を用意し、予め決めた判断基準に基づい
    て一つまたは複数の演算方法をNCデータの変換に用い
    る演算方法として設定する演算方法設定手段を具備した
    ことを特徴とするCAD/CAM装置。
  6. 【請求項6】 前記演算方法とは、中心座標位置優先方
    法、終点座標位置優先方法、水平垂直線座標位置優先方
    法、半径寸法優先方法、角度寸法優先方法であることを
    特徴とする請求項4または5に記載のCAD/CAM装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から3に記載のデータ変換方法
    をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP14733698A 1998-05-28 1998-05-28 データ変換方法およびcad/cam装置およびそのデータ変換方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH11338529A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643560B2 (en) * 2000-03-31 2003-11-04 Incs Inc. Data generating device, data generating method and data generating program
US7392109B2 (en) 2000-07-31 2008-06-24 Kabushiki Kaisha Toyota Chuokenkyusho System for integrally generating NC data
JP2022088823A (ja) * 2020-12-03 2022-06-15 アルム株式会社 Cnc装置の加工プログラム生成用プログラム及びcnc装置用の加工プログラム生成方法
CN118884901A (zh) * 2024-09-30 2024-11-01 潍柴动力股份有限公司 U轴刀具加工方法、装置、计算机程序产品和加工机床

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