JPH11339497A - 電子回路の試験装置 - Google Patents

電子回路の試験装置

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JPH11339497A
JPH11339497A JP10147238A JP14723898A JPH11339497A JP H11339497 A JPH11339497 A JP H11339497A JP 10147238 A JP10147238 A JP 10147238A JP 14723898 A JP14723898 A JP 14723898A JP H11339497 A JPH11339497 A JP H11339497A
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JP
Japan
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memory
scan
data
electronic circuit
test
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Pending
Application number
JP10147238A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Seki
光昭 関
Naoya Kimura
直哉 木村
Takeshi Oba
健 大庭
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OKI BUSINESS CO Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI BUSINESS CO Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子回路の試験装置で、書き込みと読み出し
の切り換えが繰り返されるテストパターンによる試験の
時間を短くし、タイミングエラーを低減する。 【解決手段】 電子回路の試験装置において、メモリの
入力回路を構成する複数の単位記憶回路を第1のスキャ
ン・チェインで結合しておき、テストパターンに応じた
スキャン・データを、この第1のスキャン・チェインを
通じて前記メモリに書き込み、さらに、当該メモリの出
力回路を構成する複数の単位記憶回路を第2のスキャン
・チェインで結合しておき、書き込まれたスキャン・デ
ータを、この第2のスキャン・チェインを通じて前記メ
モリから読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路の試験装
置に関し、たとえばASIC(特定用途向け集積回路)
などのLSI(大規模集積回路)に内蔵されたメモリを
メモリテストアルゴリズムを用いて試験する場合などに
適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ASICに内蔵されたメモリをテ
ストするには、図2または図3に示したような回路構成
などを用いていた。
【0003】図2において、1パッケージのASIC1
0は、その外周部に入力用のピン11〜13と出力用の
ピン14を有している。ピン11,12および14は、
通常時にもテスト時にも用いられる。
【0004】ASIC10の内部には、入出力用のバッ
ファ15〜18と、内部ロジック19と、マルチプレク
サ20〜22と、メモリ23とが設けられている。
【0005】入力側のマルチプレクサ20は、ピン13
から供給されるセレクタ信号に応じて通常は内部ロジッ
ク19からの出力信号を選択し、テスト時にはピン11
から供給されるテスト用の信号を選択し、選択した信号
をメモリ23に供給する。メモリ23はデータの入出力
をクロックに同期させる方式ではない、非同期式のメモ
リである。
【0006】マルチプレクサ20と同様にマルチプレク
サ21は、内部ロジック19の出力信号またはピン12
から供給されるテスト用の信号を選択し、メモリ23に
供給する。
【0007】また出力側のマルチプレクサ22は、ピン
13から供給されるセレクタ信号に応じて通常は内部ロ
ジック19の出力データを、テスト時にはメモリ23の
読み出しデータを、それぞれ選択してピン14から送出
する。なお、図2において、メモリ23内のアドレスを
指定するための構成の図示は、省略されている。
【0008】このようなASIC10内のデータ信号が
伝送される通常の経路は、内部ロジック19→マルチプ
レクサ20,21→メモリ23→内部ロジック19であ
るが、メモリ23のテスト時にはこの経路がピン11,
12→マルチプレクサ20,21→メモリ23→マルチ
プレクサ22→ピン14の経路に変わる。
【0009】図3において、1パッケージのASIC3
0は、その外周部に入力用のピン31〜34と出力用の
ピン35〜37を有している。このうち入力及び出力用
のピン31,32,35,36は通常時にだけ使用さ
れ、スキャン・イン用のピン34とスキャン・アウト用
のピン37は、テスト時にだけ使用される。
【0010】そしてこのASIC30の内部には、入力
用のバッファ37〜40と、内部ロジック41と、デー
タ入力用のスキャンFF(フリップフロップ)42〜4
3と、データ出力用のスキャンFF44〜45と、同期
式のメモリ46と、出力用のバッファ47〜49とが設
けられている。
【0011】ピン34からスキャンFF42,43を経
て、さらにスキャンFF44、45からピン37に至る
ラインは、ひとつのスキャン・チェイン50を構成して
いる。
【0012】なお、図3において、アドレス指定用のF
Fと、スキャンFF42,43内のセレクタを動作させ
るための構成は、省略されている。
【0013】テスト時の書き込み期間には、まずメモリ
46が書き込みモードになり、FF42,43内の各セ
レクタが内部ロジック41ではなくスキャン・インを選
択し、各アドレスにスキャン・データが書き込まれてゆ
く。書き込み用のスキャン・データは、スキャンFF4
2から43へと移動しながら各アドレスに書き込まれた
あとで、スキャン・チェイン50上を伝送されてピン3
7から出力される。
【0014】一方、このテスト時の読み出し期間におい
ては、読み出しモードとなったメモリ46の各アドレス
が指定され、各アドレスから読み出されたスキャン・デ
ータはスキャン・チェイン50上を伝送されて、ピン3
7から出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが図2のような
構成では、メモリ23自体が非同期式で、周辺の回路は
メモリ23に対するデータの書き込み、読み出しをクロ
ックに同期させるための構成を備えていないため、タイ
ミングエラーを起こしやすいという欠点があった。
【0016】また、図3の構成では、テスト時の書き込
みと読み出しを繰り返す場合、書き込み用にピン34か
ら入力されたスキャン・データがスキャンFF43を通
過したあと、少なくともスキャンFF45を通過するま
ではメモリ46からのデータの読み出しを行うことがで
きず、書き込みと読み出しの切り換えが繰り返されるテ
ストパターンたとえばマーチパターンなどを使用したテ
ストでは、タイミング上の制約が多くテスト時間が長く
なり、当該ASIC30に接続されるテスト用の外部機
器の負担が大きい。
【0017】さらに、ピン33,34および37やバッ
ファ39,40および49などの構成は、テスト時だけ
用いられて通常時は使用されないので、構成上の無駄が
多い。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、所定のテストパターンに応じてメモリに対する書き
込み、読み出しを行い、読み出したデータを調べること
によってメモリ及びその周辺回路からなるメモリ装置の
動作の正常性を検査する電子回路の試験装置において、
以下の構成を備えることを特徴とする。
【0019】すなわち、本発明では、(1)当該メモリ
の入力回路を構成する複数の単位記憶回路を結合する第
1のスキャン・チェインと、(2)前記テストパターン
に応じたスキャン・データを、この第1のスキャン・チ
ェインを通じて前記メモリに書き込む書き込み手段と、
(3)さらに、当該メモリの出力回路を構成する複数の
単位記憶回路を結合する第2のスキャン・チェインと、
(4)書き込まれたスキャン・データを、この第2のス
キャン・チェインを通じて前記メモリから読み出す読み
出し手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】(A)実施形態 以下、本発明にかかる電子回路の試験装置を、ASIC
(特定用途向け集積回路)に適用した場合を例に、一実
施形態について説明する。
【0021】(A−1)実施形態の構成 図1に実施形態にかかる1パッケージのASIC60の
回路構成を示す。ASIC60はある特定用途に対応し
た内部ロジック61を備えている。
【0022】図1において、ASIC60のパッケージ
外周部には、入力用のピン62〜66と、出力用のピン
67および68とが設けられている。ピン66が通常モ
ードとテストモードの切り換えに使用されるほか、ピン
62〜65およびピン67,68はすべて通常モードで
もテストモードでも使用可能である。
【0023】ピン62〜66には入力用のバッファ70
〜74が、ピン67,68には出力用のバッファ75,
76がそれぞれ接続されている。そして入力用のバッフ
ァ70〜73の各出力端子は、マルチプレクサ78〜8
1の一方の入力端子[1]と、内部ロジック61の入力端
子に接続されている。これらマルチプレクサ78〜81
の他方の入力端子[0]には、内部ロジック61の出力端
子が接続されている。マルチプレクサ78〜81の入力
端子[0]は通常モード用で、入力端子[1]はテストモ
ード用である。マルチプレクサ78〜81の制御端子に
は、バッファ74を介して、入力端子[0]または
[1]の選択を切り換えるためのセレクタ信号の供給を
受けるピン66が接続されている。
【0024】マルチプレクサ78の出力端子にはスキャ
ン・チェイン83とデータ入力側で最下端のスキャンF
F84が接続されているが、破線で囲んだこの部分C1
の詳細な構成は図4に示す。
【0025】図4に一点鎖線で囲んで示したようにスキ
ャンFF84は、セレクタ84AおよびDフリップフロ
ップ84Bから構成されている。同様に、データ入力側
で最上端のスキャンFF86も、セレクタ86AとDフ
リップフロップ86Bから構成されている。図1では省
略したが、スキャンFF84と86のあいだには、これ
らと同様に、セレクタ85A、Dフリップフロップ85
Bを有するスキャンFF85などのスキャンFFが必要
な数だけ設けられている。
【0026】セレクタ84A〜86Aはピン66から供
給される前記セレクタ信号に応じて入力端子[0]また
は[1]を選択し、入力端子[0]または[1]に供給さ
れた信号を各Dフリップフロップ84B〜86Bの入力
端子Dに接続する回路である。
【0027】スキャン・チェイン83は、下端部のスキ
ャン・チェイン83Aでマルチプレクサ78の出力端子
とセレクタ83Aのテストモード用の入力端子[1]と
を接続している。そしてこのスキャン・チェイン83は
下から2つ目のスキャン・チェイン83Bで、FF84
Bの出力端子QとスキャンFF85内のセレクタ85A
のテストモード用の入力端子[1]とを接続し、以降は
同様に、FFの出力端子Qとその上のスキャンFF内の
セレクタの入力端子[1]とを、逐次接続してゆく構成
となっている。これらFF84A〜86Bの出力端子Q
はそれぞれ、メモリ88の書き込みデータ線D1(〜D
i)〜D2にも接続されているので、テストモードで見
る限りスキャンFF84〜86は、シリアル入力パラレ
ル出力のシフトレジスタとして機能する。
【0028】なお、セレクタ84Aの通常モード用の入
力端子[0]は、マルチプレクサ78の出力端子に接続
されており、セレクタ85A、86Aなどの通常モード
用の入力端子[0]は内部ロジック61の出力端子に接
続されている。
【0029】Dフリップフロップ84B〜86Bのクロ
ック入力端子には、テストモードではスキャンクロック
の供給を受け、通常モードでは通常のクロックの供給を
受けるために、マルチプレクサ81の出力端子が接続さ
れている。
【0030】ふたたび図1の説明にもどる。
【0031】図1において、入力側でスキャンFF84
の下に配置されたFF90〜91は、アドレス指定用の
Dフリップフロップで、そのデータ入力端子をマルチプ
レクサ79〜80の出力端子に接続し、その出力端子は
メモリ88のアドレス線A1〜A2に接続されている。
マルチプレクサ79と80のあいだには、必要な数のマ
ルチプレクサが設けられ、FF90と91のあいだには
このマルチプレクサと同数のFFが設けられて、これら
のFFとマルチプレクサは1対1に接続されている。
【0032】FF90〜91の各クロック入力端子に
は、マルチプレクサ81を介してピン65が接続されて
おり、前記FF84B〜86Bと同じスキャンクロック
が供給される。
【0033】メモリ88のWRN端子には、図示しない
ラインでWRN信号が供給され、メモリ88を書き込
み、読み出し両モード間で切り換える。
【0034】一方、メモリ88の出力側では、破線で囲
んだ部分C2およびスキャン・チェイン95が、図4に
示した入力側の部分C1およびスキャン・チェイン83
に対応する動作を行う。部分C2とスキャン・チェイン
95はテストモードではやはり一種のシフトレジスタと
して機能する。ただしこのシフトレジスタは、図4とは
逆にパラレル入力シリアル出力である。
【0035】メモリ88の読み出しデータ線Q1〜Q2
から読み出された1ワードのデータをシリアルで伝送す
るスキャン・チェイン95は、このシリアルデータをマ
ルチプレクサ96の入力端子[1]に供給する。
【0036】このマルチプレクサ96の通常モード用の
入力端子[0]には、内部ロジック61の出力端子が接続
されている。そして、図1に示すように、前記出力用の
バッファ76の入力端子にはマルチプレクサ96の出力
端子が接続され、バッファ75の入力端子には内部ロジ
ック61の出力端子が接続されている。
【0037】なお、メモリ88の書き込みデータ線D1
〜D2と、読み出しデータ線Q1〜Q2とは同数でワー
ド長に一致し、1対1に対応しているが、アドレス線A
1〜A2の数はメモリ88の容量や(ポート数などの)
構成などに応じて決まる。
【0038】以下、上記のような構成を有する本実施形
態の動作について説明する。
【0039】(A−2)実施形態の動作 メモリ88をテストするために、まずはピン66を介し
て当該ASIC60の外部からセレクタ信号が供給され
る。図5(B)に示すようにこのセレクタ信号のハイレ
ベル“1”で、テストモードが選択されると、マルチプ
レクサ78〜81、マルチプレクサ96、およびスキャ
ンFF84〜86内の各セレクタ84A〜86Aは、す
べてテストモード用の入力端子[1]を選択する。した
がって、図5(F)に示すように、たとえばスキャンF
F86内のセレクタ86Aの入力端子[0]に内部ロジ
ック61からローレベル“0”が供給されても、この信
号は意味をもたず無効である。
【0040】同様に、テストモードにおいて、図5
(G)のマルチプレクサ78の入力端子[0]、同図
(H)のマルチプレクサ80の入力端子[0]、同図
(I)のマルチプレクサ79の入力端子[0]に対して
内部ロジック61から供給される信号も無効である。
【0041】図5(B)のセレクタ信号“1”によって
スキャンFF92〜94内の各セレクタ92B〜94B
は、テストモード用の出力端子[1]を選択する。
【0042】図5は、図示した以前の処理であらかじ
め、メモリ88の最下位アドレスから最上位アドレスま
ですべてのビットに“0”を書き込む処理を終えている
ことを前提とする。
【0043】図5(A)の左端から5番目のスキャンク
ロックS1がピン65を介して供給されるタイミングで
は、同図(D)に示すようにWRNはハイレベルの読み
出し期間R1で、メモリ88は読み出しモードである。
【0044】そしてピン63〜64から入力される信号
は、マルチプレクサ80〜79を介してFF90〜91
のデータ入力端子に供給されて、図5(C)に示すよう
にメモリ88のアドレス“0”を指定している。
【0045】この状態で、図5(A)のスキャンクロッ
クS1が、出力側のスキャンFF92〜94に順次供給
されてゆく。このスキャンクロックS1の立上がりでメ
モリ88の読み出しデータ線Q1〜Q2のデータ“0”
が、図5(L)および(M)に示すように、Q1から順
番にスキャンFF92などの出力端子Qから出力されて
ゆく。その順番は、図1の構成上さきにスキャンクロッ
クS1が到着するスキャンFF92の出力データが先頭
で、スキャンFF94の出力データが最後になる。
【0046】スキャンFF92の出力を示す図5(L)
にくらべて、スキャンFF94の出力を示す同図(M)
の立上がり、立ち下がりは、それぞれスキャンクロック
一つ分ほど遅れているが、これはスキャンクロックS1
が下端のスキャンFF92に達してからスキャンFF9
4に達するまでにスキャンクロックの間隔未満の時間を
要することを示す。この時間はこれより長くてもよい。
【0047】次いで、ピン63〜64から供給される信
号がアドレス“0”の指定を継続している期間に、スキ
ャンクロックS2がピン65から供給されて、図5
(D)のWRNがローレベルすなわち書き込み期間W1
になり、メモリ88は書き込みモードになる。
【0048】ピン62から供給されている信号、すなわ
ちスキャン・データはこのとき以前から、図5(E)に
示すように、ハイレベル“1”である。図5(J)およ
び(K)に示すように入力側のスキャンFF84〜86
は、スキャンクロックS1よりまえのスキャンクロック
S0の立上がりですでにその出力Qを“1”としてい
る。
【0049】これらのスキャンFF84〜86の出力Q
の“1”が、期間W1で書き込みモードとなったメモリ
88のアドレス“0”に格納される。
【0050】そして期間R2の読み出しモードで、メモ
リ88から読み出されたこれらのデータ“1”がスキャ
ンFF92〜94から出力されてゆく。この間にピン6
2から供給されるスキャン・データは、図5(E)に示
すように、“1”から“0”に変化している。
【0051】このスキャン・データ“0”が、期間R2
につづく書き込み期間W2でメモリ88のアドレス
“0”に書き込まれてゆく。
【0052】したがって次の読み出し期間R3では、デ
ータ“0”がピン68から出力されてゆく。
【0053】この読み出し期間R3の途中でピン63〜
64から供給される信号が変化し、図5(C)に示すよ
うにアドレス“1”を指定するようになる。
【0054】このあとアドレス“1”,アドレス
“2”,…とメモリ88のすべてのアドレスに対して同
様なシーケンスで読み出し、書き込みが行われてゆく。
【0055】図5のタイムチャートは、サイクル数の最
も少ないテストパターンの一つであるいわゆるマーチ
(Marching)パターンについて、アドレス変化が少なく
なるようにパターンの順序を入れ替えて変更した例の一
部を示したものである。
【0056】このマーチパターンにおいては、テストす
るメモリ88に対して、最下位アドレスから最上位アド
レスまですべてのビットに“0”を書き込む処理や、最
下位アドレスから最上位アドレスまで“0”を読み出し
“1”を書き込む処理や、最上位アドレスから最下位ア
ドレスまで“1”を読み出し“0”を書き込む処理から
構成される表のシーケンスと、最下位アドレスから最上
位アドレスまですべてのビットに“1”を書き込む処理
や、最下位アドレスから最上位アドレスまで“1”を読
み出し“0”を書き込む処理や、最上位アドレスから最
下位アドレスまで“0”を読み出し“1”を書き込む処
理から構成される裏のシーケンスなどが順次行われる。
【0057】図5の各信号のタイミングを変えることに
より、この記述どおり頻繁にアドレスを変えるシーケン
スでマーチパターンを実行することもできる。
【0058】また上記では、内部ロジック61を介する
ことなくテストを行ったが、内部ロジック61を活用し
て内部ロジック61とメモリ88のテストを行うことも
可能である。それにはまず、図5(B)のセレクタ信号
をローレベルにして通常モードとし、内部ロジック61
の出力をメモリ88のD1〜D2およびA1〜A2に供
給して書き込みモードで記憶させ、次にセレクタ信号を
ハイレベルとしてテストモードとし、メモリ88に記憶
されているこれらのデータを内部ロジック61を介さず
に外部に取り出す。これによりメモリ88と併せて内部
ロジック61のテストを行うこともできる。
【0059】これとは反対に、まずは内部ロジック61
を介さずに外部からメモリ88にデータを記憶させてお
き、次いでそのデータを内部ロジック61に読み出させ
使用させることにより、メモリ88と併せて内部ロジッ
ク61のテストを行うこともできる。
【0060】さらにこれらの方法によるテスト結果と、
上記のテスト結果とを組み合わせて分析することによ
り、内部ロジック61だけを試験したり、メモリ88を
試験したり、内部ロジック61とメモリ88のあいだの
インタフェース部分を試験したりと、異なる個所の正常
性を調べることができる。
【0061】なお、ピン66からハイレベル(図5
(B))が供給されない通常モードでは、各マルチプレ
クサ78〜81,96、セレクタ84A〜86Aの入力
端子[0]が選択され、内部ロジック61とメモリ88
とのあいだで、データがやり取りされるようになる。
【0062】(A−3)実施形態の効果 以上のように、本実施形態のASIC60によれば、マ
ーチパターンなどの書き込みと読み出しの切り換えが繰
り返されるテストパターンを使用したテストでも、同期
式でタイミングエラーを起こしにくいうえに、タイミン
グ上の制約が少ないのでテスト時間を短くでき、テスト
用の外部機器の負担も小さい。
【0063】さらにASIC60のテストモードで使用
されるピンはすべて、通常モードでも使用可能で、効率
のよい構成となっている。
【0064】(B)他の実施形態 以上の説明ではマーチパターンを中心に述べたが、本発
明の電子回路の試験装置は、これ以外のテストパターン
を用いることも可能で、一般的に、書き込みと読み出し
の切り換えが繰り返されるテストパターンを使用する際
に利点が大きい。
【0065】また、前記部分C1の構成は上述したもの
に限らず、シリアル入力されるデータを、スキャンクロ
ックに応じてシフトしながらメモリ88にパラレル出力
できる機能をもつ回路であれば、どのような構成であっ
てもよい。同様に、前記部分C2の構成もメモリ88の
読み出しデータ線からパラレル入力されるデータを、ス
キャンクロックに応じてシリアルで出力できる回路であ
れば、どのような構成であってもよい。要するに部分C
1およびC2は、スキャン・チェインとしての機能をも
つ回路であれば、その構成は問わない。
【0066】なお、メモリ88の書き込みデータ線D1
〜D2にデータが入力される順番は、以上の説明のよう
に最下位のD1からでもよく、逆に最上位のD2からで
もよい。同様に、メモリ88の読み出しデータ線Q1〜
Q2からデータが出力される順番も、最下位のQ1から
でもよく、逆に最上位のD2からでもよい。
【0067】さらにメモリ88に対する書き込みは最下
位D1からで、読み出しは最上位Q2からというように
両者が不一致であってもよい。その点をテスト用の外部
機器が認識して、ワードごとにローテイトするなど必要
な処理を施せばよいからである。
【0068】なお、請求項で述べたメモリの周辺回路に
は、内部ロジック61も含み得るものとする。したがっ
て前記メモリ装置には、ASICなども包含され得る。
【0069】また本発明の適用範囲は、ASICに限ら
ず、メモリを含んだICのテストや、メモリICを搭載
した基板を外部からテストする場合などにも使用可能で
ある。
【0070】すなわち本発明は、所定のテストパターン
に応じてメモリに対する書き込み、読み出しを行い、読
み出したデータを調べることによってメモリ及びその周
辺回路からなるメモリ装置の動作の正常性を検査する場
合に、広く適用することができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、マーチ
パターンなどの書き込みと読み出しの切り換えが繰り返
されるテストパターンを使用した試験でも、タイミング
エラーを起こしにくいうえに、タイミング上の制約が少
ないため試験時間が短く、試験で使用される外部機器の
負担が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るASICの構成を示す概略図で
ある。
【図2】従来のASICの構成を示す概略図である。
【図3】従来のASICの構成を示す概略図である。
【図4】実施形態に係るASICの入力側スキャンFF
部分の詳細構成である。
【図5】実施形態に係るASICのタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
10,30,60…ASIC、11〜13,14,31
〜37,62〜68…ピン、20〜22,78〜81,
96…マルチプレクサ、23,46,88…メモリ、8
4B〜86B,90〜91…Dフリップフロップ、5
0,81,95…スキャン・チェイン、S0〜S2…ス
キャンクロック、R1〜R5…読み出し期間、W1〜W
4…書き込み期間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大庭 健 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のテストパターンに応じてメモリに
    対する書き込み、読み出しを行い、読み出したデータを
    調べることによってメモリ及びその周辺回路からなるメ
    モリ装置の動作の正常性を検査する電子回路の試験装置
    において、 当該メモリの入力回路を構成する複数の単位記憶回路を
    結合する第1のスキャン・チェインと、 前記テストパターンに応じたスキャン・データを、この
    第1のスキャン・チェインを通じて前記メモリに書き込
    む書き込み手段と、 さらに、当該メモリの出力回路を構成する複数の単位記
    憶回路を結合する第2のスキャン・チェインと、 書き込まれたスキャン・データを、この第2のスキャン
    ・チェインを通じて前記メモリから読み出す読み出し手
    段とを備えることを特徴とする電子回路の試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の電子回路の試験装置におい
    て、 外部機器を接続するために設けられた前記メモリ装置の
    外部端子と前記入力回路とのあいだにマルチプレクサを
    設けて、当該外部端子を試験時にも通常時にも使用する
    ことを特徴とする電子回路の試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の電子回路の試験装置におい
    て、 外部機器を接続するために設けられた前記メモリ装置の
    外部端子と前記出力回路とのあいだにマルチプレクサを
    設けて、当該外部端子を試験時にも通常時にも使用する
    ことを特徴とする電子回路の試験装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の電子回路の試験装置にお
    いて、 前記メモリ装置は、前記メモリのほかに所定の機能を発
    揮するための内部ロジックを備えた特定用途向け集積回
    路であことを特徴とする電子回路の試験装置。
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