JPH11339699A - 蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置 - Google Patents
蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置Info
- Publication number
- JPH11339699A JPH11339699A JP14406398A JP14406398A JPH11339699A JP H11339699 A JPH11339699 A JP H11339699A JP 14406398 A JP14406398 A JP 14406398A JP 14406398 A JP14406398 A JP 14406398A JP H11339699 A JPH11339699 A JP H11339699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- cathode
- voltage
- current
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
フィラメントカソードの温度がほぼ所定値を維持する蛍
光表示管のフィラメント電圧制御装置を提供する。 【解決手段】 アノード電源6およびグリッド電源7の
負極側は、接地点に接続されている。フィラメントカソ
ード2と接地点間にカソード電流検出用抵抗8を挿入
し、カソード電流Ikを抵抗両端に発生する電圧に変換
する。この電圧を、フィラメントカソード電圧制御電源
9において検出し、フィラメントカソード2の温度が適
切な所定値を維持するようにフィラメントカソード電圧
Efを制御する。
Description
ラメント電圧制御装置に関するものである。
ト電源の説明図である。図中、1は蛍光表示管、2はフ
ィラメントカソード、3はグリッド、4はアノード、5
はアノード駆動回路、6はアノード電源、7はグリッド
電源、31はフィラメント電源である。図6は、図5に
示したフィラメント電源の具体例の説明図である。41
はフィラメントトランス、42は直流電源である。
駆動方式のものである。タングステン線に酸化物、例え
ば、(Ba,Sr,Ca)O、がコーティングされた1
または複数本のフィラメントカソード2(酸化物カソー
ド)を加熱すると電子が放射される。電子はアノード4
および網目状のグリッド3の各電界の影響を受けてアノ
ード4に到達する。フィラメントカソード2には直熱型
のものと傍熱型のものとがある。以下の説明では、直熱
型のものを例示して説明する。複数個のアノード4は、
アノード駆動回路5により、表示情報に応じてアノード
電源6のアノード電圧が選択的に印加される。アノード
電圧が印加されたアノード4に電子が到達し、各アノー
ド4上に形成された蛍光体発光層、例えば、ZnO:Z
n、を発光させることにより、表示情報に応じた表示動
作が行われる。なお、グリッド3は、表示動作時におい
ては、グリッド電源7の正電圧が印加されて電子を加速
及び拡散させ、非表示状態においては接地電位または負
電圧になって電子がアノード4に到達するのを遮断す
る。
(a)に示す交流電圧を印加するタイプと、図6(b)
に示す直流電源42の直流電圧を印加するタイプとがあ
るが、いずれも交流または直流の定電圧をフィラメント
カソード2に印加する。交流電圧を印加するものでは、
図6(a)に示すようなフィラメントトランス41にセ
ンタータップを有し、これを接地するものの他、センタ
ータップのないフィラメントトランスを用いてフィラメ
ントカソード2の片端子を接地するものもある。交流電
圧を印加するのは、フィラメントカソード2の各部の電
位がアノード4に対して時間平均して同電位になるよう
にし、フィラメントカソード2に沿って蛍光体の輝度に
傾斜が生じないようするためである。
ラメントカソード2をアノード4に対して傾斜して張り
渡すことにより、フィラメントカソード2の各部の電位
がアノード4に対して大きく異ならないようにして、輝
度に傾斜が生じないようにする。図6(a)においてセ
ンタータップと接地点との間、図6(b)においてフィ
ラメントカソード2と接地点との間に、カットオフバイ
アス電圧を与えるツェナーダイオードを挿入し、非表示
時のグリッド電圧を、フィラメントカソード2に対して
わずかに負電圧にする場合もある。
うに適切な設定温度がある。しかし、複数のアノード4
がオンとなって蛍光体が発光するときの発光面積は、点
灯率によって大きく変化する。発光面積の占める割合が
大きくなるほど、フィラメントカソード2からの取り出
し電流の電流密度が増加する。フィラメントカソード2
としては、極細でかつ電子放出率の高い直熱形酸化物フ
ィラメントカソードを一般的に使用している。このフィ
ラメントカソード2の温度は、平均で600〜650
(℃)になるようにフィラメント電圧が設定される。し
かし、電子がフィラメントカソード2から放出される際
に、電子はフィラメントカソード2からエネルギーを奪
う。このため、このフィラメントカソード2の温度は、
フィラメントカソード2から取り出される、カソード電
極単位面積当りのカソード電流(カソード電流密度)に
より変動することになる。特に、カソード電流密度が大
きく変動する種類の蛍光表示管の場合には、その温度変
化が顕著に現れる。
光表示管のアノード側の一部分を説明する平面図であ
る。51はグリッド、52は蛍光体である。超高輝度の
アクティブマトリクス蛍光表示管(以下、AMVFDと
いう)では、シリコン単結晶基板に数千ドットのマトリ
クス状のアノードが形成され、各アノードのドットの上
に蛍光体52が被覆配置され、このアノードのドットを
囲むように格子状のグリッド51がシリコン基板の絶縁
体上に形成されている。各アノードをスタティック駆動
するためのアノード駆動スイッチング回路およびアドレ
スデコーダ等もこのシリコン単結晶基板に形成されてい
る。このシリコン単結晶基板は、対向する複数本のフィ
ラメントカソード2とともにガラス製の真空容器に収納
されている。従って、AMVFDでは、図5に示したア
ノード駆動回路5も真空容器内に収容されている。
管等では、表示領域が表示面の10%〜30%に過ぎな
いのに対し、AMVFDでは、表示面の60%にも達し
発光密度が非常に高い。また、輝度を上げるためにスタ
ティック駆動されるとともに、アノード電流を多くする
必要がある。多くの電流がアノードに流れるようにする
には、グリッドとアノードの電流比率をアノード電流の
方が多くなるように設定する。例えば、一般の表示管の
場合、5:5程度であるが、これを1:9程度とする。
その結果、点灯率の変化に応じてフィラメントカソード
2からの取り出し電流の電流密度が大きく変化する。そ
のため、従来の蛍光表示管に比べてこのフィラメントカ
ソード2の温度変化が顕著に発生することになる。な
お、このAMVFDは、例えば、自動車などのフロント
ガラスに画像を投影反射させて表示するヘッドアップデ
ィスプレイに用いられる。
ード2の適切な設定温度について説明する。図8は、A
MVFDの点灯率[%]とカソード電流密度[mA/c
m2 ]との関係を説明する線図である。点灯率が0%の
ときには、カソード電流はグリッドに流れるのみであり
わずかである。点灯率が増加するにつれカソード電流が
増加する。
フィラメントカソードの温度との関係を説明する線図で
ある。図中、横軸はカソード電流密度[mA/mm2 ]
であり、縦軸はフィラメントカソードの温度[℃]であ
る。フィラメント電圧を1.6[V],1.7[V],
1.8[V]に設定した場合の特性を示す。点灯率の変
化により、カソード電流密度が2.5[mA/mm2 ]
から0[mA/mm2]まで変化すると、フィラメント
カソード2の温度は約80℃の上昇をする。
い、フィラメントカソード2から酸化物中のBaの飛散
が増加し、これがアノード4上に被覆形成した蛍光体に
付着し蛍光体の発光効率を低下させ、発光輝度を低下さ
せる。その結果、蛍光体の輝度が半減する時間が指数関
数的に短くなる。同時に、フィラメントカソード2から
Baが消失することにより、カソードの電子放出能力も
低下する。また、フィラメントカソード2の温度が高く
なると、フィラメントカソード2が自身の発熱により赤
く見え、蛍光体が発光していないときにフィラメントカ
ソード2が目立つようになり、表示品質が低下する。
フィラメントカソード2の温度が大きく低下する。フィ
ラメントカソード2の温度が低下すると、電子放出源で
ある酸化物に蛍光表示管内に残留するガスにより吸着汚
染されやすくなり、フィラメントカソード2の電子放出
能力を低下させる。また、フィラメントカソード2の温
度が低すぎると、電源電圧変動によりフィラメント電圧
が低下したときに、急激にフィラメント電流が低下して
発光輝度も減少するような動作領域になってしまうとい
う問題もある。
度は、適切に設定された所定の温度を保ち、この所定の
温度から大きく外れないようにする必要がある。フィラ
メントカソード2の温度変化を小さくするには、フィラ
メントカソード2のカソード電流密度の変化が小さくな
るようにすればよい。一般的には、フィラメントカソー
ド2の本数を増やすか、または、フィラメントカソード
2を太くする等により、カソード電極面積を増加させて
カソード全体の電子放出能力を向上させることにより対
応している。しかし、フィラメントカソード2の本数を
増やすと、フィラメントカソード2を支持しテンション
を保つバネ構造の金属部品が増加し、容積の小さい蛍光
表示管では、本数の制約を受ける。また、フィラメント
カソード2の本数が多いとフィラメントの消費電力が増
大する。フィラメントカソード2の本数を増加したり太
さを太くすると、フィラメントカソード2が視界に入
り、表示品位を妨げる要因となる。
題点を解決するためになされたもので、フィラメントカ
ソードの負荷の変化に対してフィラメントカソード2の
温度がほぼ所定値を維持するようにし、その結果、蛍光
体の発光効率の低下、カソードの電子放出能力の低下な
どを防止することができる蛍光表示管のフィラメント電
圧制御装置を提供することを目的とするものである。
おいては、フィラメントカソード、グリッド、および、
蛍光体発光層を有し点灯制御される複数のアノードを備
える蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置において、
カソード電流を検出する検出手段と、前記フィラメント
カソードの温度がほぼ所定値を維持するように、前記検
出手段により検出された前記カソード電流に応じてフィ
ラメント電圧を制御するフィラメント電圧制御手段を有
するものである。したがって、フィラメントカソードの
負荷が変化してもフィラメントカソードの温度がほぼ所
定値を維持する。フィラメントカソードからの取り出し
電流密度が小さい低負荷時には、フィラメントカソード
からの酸化物の蒸発を抑制し、カソードとしての能力の
低下を防止するとともに、蛍光体への酸化物の付着によ
る発光効率の低下を防止することができる。一方、フィ
ラメントカソードの高負荷時には、フィラメントカソー
ドへの残留ガスの吸着汚染を抑制し電子放出能力の低下
を防止することができる。
メントカソード、グリッド、および、蛍光体発光層を有
し点灯制御される複数のアノードを備える蛍光表示管の
フィラメント電圧制御装置において、アノード電流を検
出する検出手段と、前記フィラメントカソードの温度が
ほぼ所定値を維持するように、前記検出手段により検出
された前記アノード電流に応じてフィラメント電圧を制
御するフィラメント電圧制御手段を有するものである。
したがって、請求項1に記載の発明と同様に、蛍光体の
発光効率の低下、カソードの電子放出能力の低下などを
防止することができる。
メントカソード、グリッド、および、蛍光体発光層を有
し点灯制御される複数のアノードを備える蛍光表示管の
フィラメント電圧制御装置において、グリッド電流を検
出する検出手段と、前記フィラメントカソードの温度が
ほぼ所定値を維持するように、前記検出手段により検出
された前記グリッド電流に応じてフィラメント電圧を制
御するフィラメント電圧制御手段を有するものである。
したがって、請求項1に記載の発明と同様に、蛍光体の
発光効率の低下、カソードの電子放出能力の低下などを
防止することができる。
ィラメント電圧制御装置の第1の実施の形態の説明図で
ある。図中、図5と同様な部分には同じ符号を付して説
明を省略する。8はカソード電流検出用抵抗、9はフィ
ラメント電圧制御電源である。この実施の形態は、カソ
ード電流Ikを検出してフィラメント電圧Efを制御す
ることによりフィラメントカソード2の温度が所定値を
維持するようにしたものである。アノード電源6および
グリッド電源7の負極側は、接地点に接続されている。
フィラメントカソード2と接地点間にカソード電流検出
用抵抗(Rk)8を挿入し、カソード電流Ikを抵抗両
端に発生する電圧に変換する。この電圧を、フィラメン
トカソード電圧制御電源9において検出し、フィラメン
トカソード2の温度が適切な所定値を維持するようにフ
ィラメントカソード電圧Efを制御する。
技術の説明において、図6に示した交流印加あるいは直
流印加のフィラメント電源を、制御入力電圧に対し出力
電圧が所定の変化特性を示すように制御する。カソード
電流検出用抵抗8の挿入位置は、図6(a)のようなフ
ィラメント電源においてはセンタータップと接地点との
間、図6(b)のようなフィラメント電源においてはフ
ィラメントカソード2の一端と接地点との間である。な
お、カソード電流検出用抵抗8は、蛍光表示管内に収容
してもよい。
御装置の制御特性を示すカソード電流およびフィラメン
ト電圧の関係を示す線図である。図中、横軸はカソード
電流Ik[mA]、縦軸はフィラメント電圧Ef[V]
である。フィラメントカソード2の温度を適切な値に維
持するための、カソード電流Ik対フィラメント電圧E
f特性を示す。図示の特性の実測値は2次関数で近似で
きる。フィラメントカソード2の適切な設定温度は、蛍
光体材料、蛍光体の輝度半減時間の設定値等によって異
なるが、図2には、600℃または625℃に設定した
例を示している。カソード電流Ikに対してフィラメン
ト電圧Efが図示のような特性になるようにフィラメン
ト電圧Efを制御する。
時は、フィラメント電圧Efを低下させ、フィラメント
カソード2の温度を適正値に保つ。その結果、フィラメ
ントカソード2からの過度の酸化物飛散を防止できるた
め、蛍光体の発光効率の低下を抑止できる。一方、点灯
率が高いためにカソード電流が大きい時は、フィラメン
ト電圧を上昇させフィラメントカソード2の温度を適正
値に保つ。その結果、酸化物フィラメントカソード2の
電子放出能力の低下を抑止できる。従来よりもフィラメ
ントカソード2の本数を減らす事が可能であるため、支
持構造部品が少なくてすみ、また、フィラメント消費電
力を抑止してフィラメント電源の電流容量を減らす事が
できる。フィラメントカソード2の本数を減らしたり細
くすることにより表示品位を向上させることができる。
よる種々の問題点は、温度変化によって急激に変化する
ものではない。そのため、フィラメントカソード2の温
度は、適切に設定された所定値から大きく外れないよう
にすればよい。したがって、フィラメント電圧Efを、
フィラメントカソード2の温度が適切な所定値にほぼ維
持されるように制御すればよい。例えば、フィラメント
電圧Efが、所定の電圧値からカソード電流Ikが増加
するにつれて高くなるように制御してもよい。
体例について説明しておく。交流印加方式のフィラメン
ト電源の場合には、パルス幅制御により直流出力電圧が
フィードバック制御されるDC−DCコンバータとDC
−ACコンバータを用いる。DC−ACコンバータとし
ては、例えば、特開平8−223939号公報等で知ら
れたものを用いることができる。DC−DCコンバータ
の出力をDC−ACコンバータの電源とし、このDC−
ACコンバータの出力をフィラメントカソード2に供給
する。DC−DCコンバータの出力電圧をフィードバッ
ク制御しているパルス幅制御電圧をカソード電流Ikに
応じて変更することにより、DC−DCコンバータの出
力電圧が、図2に示したように、所定の電圧値からカソ
ード電流Ikの増加につれて高くなるように制御する。
るには、図2に示したようなカソード電流Ikに対する
フィラメント電圧Efの対応関係に応じた入出力特性の
増幅回路、あるいは、上述した対応関係のルックアップ
テーブル(例えばリードオンリメモリROMに記憶して
おく)を用いて、フィラメント電圧Efの設定値を出力
する。そして、上述したDC−DCコンバータの出力電
圧がこのフィラメント電圧Efの設定値に等しくなる
(DC−ACコンバータの入出力比を1とした場合)よ
うにDC−DCコンバータをパルス幅制御すればよい。
は、上述した交流印加方式のフィラメント電源の回路か
らDC−ACコンバータを取り除き、DC−DCコンバ
ータの出力電圧をフィラメントカソード2に供給すれば
よい。あるいは、パルス幅が可変の直流電圧パルスをフ
ィラメントカソード2に直接印加するようにしてもよ
い。
ド電流Ikも急激に変化する。点灯率の一時的な変化に
対して反応しないように、カソード電流Ikを積分した
値でフィラメント電圧Efを制御する。しかし、フィラ
メント電圧Efを急激に変化させてもフィラメントカソ
ード2の温度は急には変化しないので、必ずしも積分す
る必要はない。
グリッド電流Icとの和(Ik=Ib+Ic)で定義さ
れる。点灯率の変化によりアノード電流Ibおよびグリ
ッド電流Icもカソード電流Ikと同様に変化するか
ら、カソード電流Ikに代えて、アノード電流Ibまた
はグリッド電流Icの少なくとも一方を検出しても、同
様にフィラメント電圧Efを制御できる。なお、カソー
ド電流Ikをフィラメント電流の意味で使用する場合も
あるが、ここではカソード電流Ikを上述した定義で使
用する。
ト電圧制御装置の第2の実施の形態の説明図である。図
中、図5,図1と同様な部分には同じ符号を付して説明
を省略する。11はアノード電流検出用抵抗、12はフ
ィラメント電圧制御電源である。この実施の形態は、カ
ソード電流Ikに代えてアノード電流Ibを検出し、ア
ノード電流Ibによりフィラメント電圧Efを制御し
て、フィラメントカソード2の温度が所定値を維持する
ようにしたものである。
ード電源6との間にアノード電流検出用抵抗(Rb)1
1を設けることによってアノード電流Ibを検出してい
る。アノード電流検出用抵抗11は、蛍光表示管内に収
容してもよい。フィラメント電圧制御電源12における
出力電圧の制御方法については、カソード電流Ikをア
ノード電流Ibに置き換えれば、図1のフィラメント電
圧制御電源9の場合と同様である。
ト電圧制御装置の第3の実施の形態の説明図である。図
中、図5,図1と同様な部分には同じ符号を付して説明
を省略する。21はフィラメント電流検出用抵抗、22
はフィラメント電圧制御電源である。この実施の形態
は、カソード電流Ikに代えてグリッド電流Ibを検出
し、グリッド電流Ibによりフィラメント電圧Efを制
御して、フィラメントカソード2の温度が所定値を維持
するようにしたものである。
7との間にグリッド電流検出用抵抗(Rc)21を設け
ることによってグリッド電流Icを検出している。グリ
ッド電流検出用抵抗21は、蛍光表示管内に収容しても
よい。フィラメント電圧制御電源22における出力電圧
の制御方法については、カソード電流Ikをグリッド電
流Icに置き換えれば、図1のフィラメント電圧制御電
源9の場合と同様である。
効率の低下等に直接関係するフィラメントカソード2の
温度を直接には検出しないものであったため、検出部が
簡単になる。しかし、フィラメントカソード2の温度
を、蛍光表示管内に取り付けたサーミスタ,赤外線温度
センサ等で直接的に検出して、検出されたフィラメント
カソード2の温度に応じて直接的にフィラメント電圧を
制御して、フィラメントカソード2の温度が適切な所定
値に維持されるようにしてもよい。
の物理的なアナログ量を検出してフィラメントカソード
2の温度が一定になるようにフィラメント電圧を制御し
た。しかし、蛍光表示管の点灯率を検出する検出手段を
設け、フィラメントカソード2の温度が適切な温度を維
持するように、検出された点灯率に応じてフィラメント
電圧を制御する手段を設けて制御してもよい。点灯率
は、複数の各アノード4がオンになるドットの総数を、
アノード駆動回路5を制御する表示制御信号等のオンオ
フ状態から、所定タイミングごとに算出しておき、この
オンになる総ドット数に基づいて、フィラメント電圧E
fの値がフィラメントカソード2の温度が所定の適切な
温度になる設定値になるように制御する。ただし、発光
ドットにパルス幅変調したアノード電圧を供給すること
により階調制御をする場合に、正確にフィラメントカソ
ード2の温度を適切な値に維持するためには、パルス幅
も検出する必要がある。この点、上述したカソード電流
等を検出するものでは、パルス幅変調の有無によらず正
確にフィラメントカソード2の温度を維持することが可
能である。
明は、フィラメントカソードの負荷の変化に対してフィ
ラメントカソードの温度をほぼ適切な値に維持すること
ができるため、蛍光体の発光効率の低下、カソードの電
子放出能力の低下などを防止することができるという効
果がある。その結果、特に、点灯率の変化に応じてフィ
ラメントカソードからの取り出し電流の電流密度が大き
く変化する、例えば、AMVFDのフィラメント電圧制
御装置に用いると好適である。
置の第1の実施の形態の説明図である。
御装置の制御特性を示すカソード電流およびフィラメン
ト電圧の関係を示す線図である。
置の第2の実施の形態の説明図である。
置の第3の実施の形態の説明図である。
である。
図である。
MVFD)のアノード側の一部分を説明する平面図であ
る。
係を説明する線図である。
カソードの温度との関係を説明する線図である。
ッド、4 アノード、5 アノード駆動回路、6 アノ
ード電源、7 グリッド電源、8 カソード電流検出用
抵抗、9,12,22 フィラメント電圧制御電源、1
1 アノード電流検出用抵抗、21 グリッド電流検出
用抵抗、51 グリッド、52 蛍光体
Claims (3)
- 【請求項1】 フィラメントカソード、グリッド、およ
び、蛍光体発光層を有し点灯制御される複数のアノード
を備える蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置におい
て、 カソード電流を検出する検出手段と、前記フィラメント
カソードの温度がほぼ所定値を維持するように、前記検
出手段により検出された前記カソード電流に応じてフィ
ラメント電圧を制御するフィラメント電圧制御手段を有
することを特徴とする蛍光表示管のフィラメント電圧制
御装置。 - 【請求項2】 フィラメントカソード、グリッド、およ
び、蛍光体発光層を有し点灯制御される複数のアノード
を備える蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置におい
て、 アノード電流を検出する検出手段と、前記フィラメント
カソードの温度がほぼ所定値を維持するように、前記検
出手段により検出された前記アノード電流に応じてフィ
ラメント電圧を制御するフィラメント電圧制御手段を有
することを特徴とする蛍光表示管のフィラメント電圧制
御装置。 - 【請求項3】 フィラメントカソード、グリッド、およ
び、蛍光体発光層を有し点灯制御される複数のアノード
を備える蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置におい
て、 グリッド電流を検出する検出手段と、前記フィラメント
カソードの温度がほぼ所定値を維持するように、前記検
出手段により検出された前記グリッド電流に応じてフィ
ラメント電圧を制御するフィラメント電圧制御手段を有
することを特徴とする蛍光表示管のフィラメント電圧制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14406398A JP3661046B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14406398A JP3661046B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11339699A true JPH11339699A (ja) | 1999-12-10 |
| JP3661046B2 JP3661046B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=15353451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14406398A Expired - Fee Related JP3661046B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3661046B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218985A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Rhythm Watch Co Ltd | 表示装置 |
| JP2008191051A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Rhythm Watch Co Ltd | 表示装置 |
| JP2012503199A (ja) * | 2008-09-19 | 2012-02-02 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | 放出電流およびバイアス電圧を制御する電離真空計 |
| DE102016116750A1 (de) | 2015-09-10 | 2017-03-16 | Futaba Corporation | Verfahren zur Herstellung einer Fluoreszenz-Anzeigeröhre und Fluoreszenz-Anzeigeröhre |
| KR20190035525A (ko) | 2017-09-25 | 2019-04-03 | 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 | 집적 회로 장치 및 형광 표시관 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14406398A patent/JP3661046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218985A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Rhythm Watch Co Ltd | 表示装置 |
| JP2008191051A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Rhythm Watch Co Ltd | 表示装置 |
| JP2012503199A (ja) * | 2008-09-19 | 2012-02-02 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | 放出電流およびバイアス電圧を制御する電離真空計 |
| US8947098B2 (en) | 2008-09-19 | 2015-02-03 | Mks Instruments, Inc. | Ionization gauge with emission current and bias potential control |
| US9383286B2 (en) | 2008-09-19 | 2016-07-05 | Mks Instruments, Inc. | Ionization gauge with emission current and bias potential control |
| DE102016116750A1 (de) | 2015-09-10 | 2017-03-16 | Futaba Corporation | Verfahren zur Herstellung einer Fluoreszenz-Anzeigeröhre und Fluoreszenz-Anzeigeröhre |
| KR20190035525A (ko) | 2017-09-25 | 2019-04-03 | 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 | 집적 회로 장치 및 형광 표시관 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3661046B2 (ja) | 2005-06-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0676083B1 (en) | Diode structure flat panel display | |
| US6153978A (en) | Field emission cold cathode device and method for driving the same | |
| US6946800B2 (en) | Electron emitter, method of driving electron emitter, display and method of driving display | |
| JPH04249026A (ja) | 電子放出素子 | |
| US20110037400A1 (en) | Constant Current Driving Circuit for Field Emission Device | |
| JP3661046B2 (ja) | 蛍光表示管のフィラメント電圧制御装置 | |
| JP4071814B2 (ja) | 電子放出装置及びその駆動方法 | |
| CN1932932B (zh) | 电子发射显示装置以及驱动该电子发射显示装置的方法 | |
| JP2006156377A (ja) | 両極型パルス電源によって駆動される電界放出装置 | |
| JP2789754B2 (ja) | 大画面ディスプレイ装置 | |
| US6495965B1 (en) | Cold cathode electronic device | |
| US20060267879A1 (en) | Electron emission display and driving method thereof | |
| US20060267507A1 (en) | Electron emission display and method of controlling voltage thereof | |
| JP4176139B2 (ja) | 蛍光表示管 | |
| JP3101333B2 (ja) | 平面型蛍光ランプ | |
| JP2001202059A (ja) | 冷陰極発光素子の駆動方法、冷陰極発光素子の駆動回路およびディスプレイ装置 | |
| JPH1115431A (ja) | 電界放出型ディスプレイ装置 | |
| JP2001350444A (ja) | 電界放出型表示装置 | |
| JP2000173445A (ja) | 電子放出素子及びその駆動方法 | |
| JPH09283065A (ja) | 電界放出型表示素子およびその駆動方法 | |
| KR20070073342A (ko) | 전자방출소자의 구동장치 및 그 구동방법 | |
| JPH0945267A (ja) | 電界放出型表示素子およびその輝度制御方法 | |
| JP2001202058A (ja) | 冷陰極発光素子の駆動方法、冷陰極発光素子の駆動回路およびディスプレイ装置 | |
| KR20060114483A (ko) | 전자방출소자의 구동장치 및 그 구동방법 | |
| JP2004235108A (ja) | 電界放射型電子源の調整方法および駆動方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041001 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050216 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050222 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050307 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080401 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090401 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110401 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130401 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130401 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |