JPH11342741A - 車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法 - Google Patents
車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法Info
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- JPH11342741A JPH11342741A JP10153319A JP15331998A JPH11342741A JP H11342741 A JPH11342741 A JP H11342741A JP 10153319 A JP10153319 A JP 10153319A JP 15331998 A JP15331998 A JP 15331998A JP H11342741 A JPH11342741 A JP H11342741A
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Abstract
加速度が加わることに対して制動制御を行う場合に挟み
込みの誤判定を防止する。 【解決手段】 駆動制御であると判別された場合には、
許容偏差ΔT(=K・T)を求めるための係数Kに予め
記憶されている設定値Aを代入して、挟み込み判定値T
j(=T+A・T)を算出し、制動制御の場合には、上
記係数Kに設定値Aをn(>1)倍した値を代入した判
定値Tj(=T+n・A・T)とする。 【効果】 スライドドアに自重による重力加速度が加わ
る場合の増速をモータの制動制御をもって防止する制動
制御時には挟み込み判定値を駆動制御時よりも緩くする
ことから、制動制御においてスライド速度の低下による
挟み込み誤判定を防止することができる。
Description
ドドアの挟み込み制御方法に関するものである。
られたスライドドアにおいて、モータによりスライドさ
せてドアの自動開閉を可能にしたものがある。さらに、
目標スライド速度に実スライド速度が一致するようにモ
ータの駆動力を速度偏差に比例させるデューティ制御を
行うようにしたものがある。
を防止する必要がある。例えば、モータ回転パルスのパ
ルス検出毎に周期を算出し、その周期が例えば3回連続
して挟み込み判定値(例えば前回検出周期に1以上の係
数を掛けた値)を超えた場合には挟み込みであるとする
ことができる。
ドドアにおいて比較的大型の後席ドアを車両前後方向に
スライドさせるものにあって、スライドさせる方向が下
向きになるような坂道などに停車している状態では、ド
アの自重による重力加速度が加わるためモータの駆動力
を増減させる制御だけではスライド速度を十分に抑える
ことができないため、図7に示されるように積極的に制
動(電流制動など)するようにしている。なお、図7に
あっては、速度偏差が0(目標速度=実速度)の場合に
はデューティを0とし、実速度の方が大きい(速度偏差
>0)場合には制動デューティを設定し、実速度の方が
小さい(速度偏差<0)場合には駆動デューティを設定
することを示している。
えば前回の実周期(T)に許容偏差分(ΔT)を加算し
て求める挟み込み判定値(T+ΔT)を算出する際にそ
の許容偏差分(ΔT)を前回の実周期に係数を掛け(K
・T)て求めて良いが、駆動制御ではスライド速度を速
くするように制御するのに対して制動状態ではスライド
速度を遅くするように制御する。そのため、制動制御に
あっては判定タイミング(例えば回転パルス検出時)毎
に周期が長くなることから、駆動制御時に合わせた係数
(K)を制動制御時にも用いると、挟み込み判定値より
も実周期の方が長い場合が生じて、挟み込みの誤判定を
起こしてしまう虞があるという問題がある。
て、傾斜停車時にスライドドアの自重により重力加速度
が加わることに対して制動制御を行う場合に挟み込みの
誤判定を防止することを実現するために、本発明に於い
ては、車両にスライド自在に設けられたスライドドアの
少なくとも閉扉動作をモータにより駆動して自動的に行
う際に、前回の挟み込み判定時のスライド速度から求め
た判定値と今回の挟み込み判定時のスライド速度とを比
較してスライド速度の大きな低下に基づいて挟み込み判
定を行うようにした車両用自動スライドドアの挟み込み
制御方法であって、前記スライドドアを所定速度でスラ
イドさせるための目標速度と実速度とを比較して、前記
実速度よりも前記目標速度の方が大きい場合には前記モ
ータの駆動力を増減させる駆動制御を行い、前記目標速
度よりも前記実速度の方が大きい場合には前記モータの
制動力を増減させる制動制御を行うと共に、前記制動制
御を行う際には、前記判定値を前記駆動制御時よりも緩
めるものとした。
の閉扉方向側を下げるように傾斜して停車している場合
にスライドドアには自重による重力加速度が加わるた
め、閉扉時には駆動制御ではなく制動制御を行ってスラ
イド速度を低下させることになるが、その際の挟み込み
判定値を駆動制御時よりも緩めることから、制動制御に
より周期が長くなった際の挟み込み判定を確実に行い得
る。
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
ドドアのスライド制御装置の概略構成を示す全体図であ
る。図1において、図示されない車両の後席への乗降用
として車両前後方向にスライド自在なスライドドア1が
設けられている。スライドドア1は、その上下端の一部
を図示されないドアサッシに設けられているレールによ
りガイドかつ支持されていると共に、車両前後方向に延
在するように設けられたガイドレール2にスライド自在
に支持されたスライダ3を介して車両後方側の一部が支
持されている。そのスライダ3は、ガイドレール2の両
端部近傍に配設された両プーリ4間に巻き掛けられたワ
イヤ5に結合されている。
ング内に設けられた駆動ドラム6aに互いに逆方向に巻
回され、同じく駆動ユニット6のケーシング内に設けら
れたモータ7により駆動ドラム6aが回転駆動されるよ
うになっており、モータ7の正逆転に応じて駆動ドラム
6aも正逆転するため、ワイヤ5が往復動するようにな
っている。それにより、スライダ3がガイドレール2に
ガイドされつつ車両前後(図における左右)方向に往復
動して、スライドドア1がスライドによる開閉動作を行
い得る。
ータ制御装置8が設けられており、そのモータ制御装置
8にはモータ7の回転パルス信号Pが入力し、モータ制
御装置8からはモータ7に正逆転駆動信号Dが出力され
るようになっている。そして、モータ制御装置8では、
デューティ制御によりモータ7を定速度で駆動する。
れており、その状態から閉扉動作を行わせる際にはスラ
イドドア1を図の矢印Aに示される向きに移動させるこ
とになり、その閉扉時における本発明に基づく制御を以
下に示す。
ドアのスライド制御にあっては、図2に示されるよう
に、全開位置から比較的高速VH(例えば240mm/se
c)で移動させ、全閉手前の所定の位置から比較的低速
VL(例えば100mm/sec)で移動させるようにしてお
り、それら各定速制御をPWM制御により行う。なお、
高速VH制御から低速VL制御への切り替え位置は、回
転パルス信号Pのカウント数で判断でき、実車では全閉
位置手前100mm程度であり、図における高速制御と低
速制御との区間の比は実際のものとは異なる。
号Dによるスライドドア1の制御速度の変化を実線で示
し、その制御値による実際のスライド速度の変化を波線
で示している。図の波線に示されるように、実際のスラ
イド速度は、スライドドア1の摺接部分の摩擦抵抗など
によりある程度変化する。
定について図3を参照して以下に示す。本制御における
挟み込み判定時のタイミングは、モータ7の回転パルス
信号の検出時(例えばパルス立ち下がり時)である。例
えばモータ7の1回転(例えば20パルス)に要する周
期を1パルス入力毎に算出し、その周期の変化を監視す
る。本実施の形態では、上記モータ7の1回転に要する
周期を、判定時の前2パルス分の周期を基準周期Tdと
して算出し、その基準周期Tdを10倍してモータ7の
1回転周期に相当する20パルス分を算出して、判定の
基準となる換算1回転周期Tとしている。
て求めた換算1回転周期Tに許容偏差ΔT分を加算して
判定値Tj(=T+ΔT)とし、今回の挟み込み判定時
に求めた1回転(20パルス分)の実周期Trとを比較
して、Tr>Tjの状態であったら挟み込み判定とし、
その挟み込み判定が3回連続したら実際に挟み込み状態
になったと判定する。なお、上記許容偏差ΔTは、予め
所定値を定めておくのではなく、換算1回転周期Tに基
づき、判定計算時毎に算出する。
動回路を示す。本装置にあっては、図4に示されるよう
に、モータ7を4つのFET(Q1〜Q4)により構成
されたブリッジ回路で正逆転制御するようにしている。
駆動制御において正転させる際に例えばQ1・Q3をオ
ンする場合には、逆転させる際にはQ2・Q4をオンす
れば良い。そして、制動制御においてはQ1・Q2をオ
ンする。なお、それぞれにおけるデューティを変化させ
て必要な駆動力(制動力)を発生させて速度制御を行っ
ている。
御方法について図5のフロー図を参照して以下に示す。
第1ステップST1では現在行っている速度制御が駆動
制御か制動制御なのかを判別する。これは、上記した各
FET(Q1〜Q4)に対する制御出力(それぞれのオ
ン/オフ状態の組み合わせ)により判別可能である。
別された場合には第2ステップST2に進む。その第2
ステップST2では、上記許容偏差ΔTを求めるための
係数Kを設定する。本制御にあっては、前回の挟み込み
判定時の周期Tに係数Kを掛けて許容偏差ΔT(=K・
T)を求めるものであり、駆動制御における係数Kに代
入するべく予め記憶されている設定値Aの大きさとして
は、1>A>0であって良い。そして、第3ステップS
T3で判定値Tj(=T+K・T)を算出する。なお、
係数Kを許容偏差ΔTで表せば、図3で示した判定値T
j(=T+ΔT)と同一になる。
り、駆動制御における挟み込み判定を行うことになり、
例えば図5の上段には、実周期Tr<判定値Tjの場合
が示されている。この場合には挟み込みであると判定し
ない。
と判別された場合には第4ステップST4に進む。その
第4ステップST4では、上記設定値Aをn(>1)倍
したものを係数Kに代入して、第3ステップST3に進
む。ここでnの上限値として2程度であって良く、例え
ば2にすると良い。
場合には、判定値Tjは、図6の下段に示されるよう
に、駆動制御時の判定値Tj(=T+A・T)よりも大
きな(長い周期)判定値Tj(=T+n・A・T)とな
る。図6の下段に示されるように、駆動制御時の係数K
(=A)から求めた判定値Tj(=T+A・T)をその
まま用いた場合には実周期Trの方が長くなって挟み込
みであると判定してしまうのに対して、制動制御時用の
判定値Tj(=T+n・A・T)を用いることにより、
判定値Tjが駆動制御時よりも緩くなるため、制動制御
時の実周期Trがその判定値Tj内に収まることがで
き、挟み込みであると誤判定してしまうことがない。
急激にスライド速度が低下するため、制動制御時におけ
る挟み込み判定に何ら問題を生じることがない。
アを自動的にスライドさせる際に駆動モータによる速度
制御を行うと共に、特に閉扉方向を下向きにして停車し
ている際にスライドドアに自重による重力加速度が加わ
る場合の増速をモータの制動制御をもって防止するよう
にした制御において、制動制御時には挟み込み判定値を
駆動制御時よりも緩くすることから、制動制御において
スライド速度の低下による挟み込み誤判定を防止するこ
とができる。
イド制御装置の概略構成を示す全体図。
要領を示す速度線図。
タイムチャート。
す図。
めるための線図。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両にスライド自在に設けられたスライ
ドドアの少なくとも閉扉動作をモータにより駆動して自
動的に行う際に、前回の挟み込み判定時のスライド速度
から求めた判定値と今回の挟み込み判定時のスライド速
度とを比較してスライド速度の大きな低下に基づいて挟
み込み判定を行うようにした車両用自動スライドドアの
挟み込み制御方法であって、 前記スライドドアを所定速度でスライドさせるための目
標速度と実速度とを比較して、前記実速度よりも前記目
標速度の方が大きい場合には前記モータの駆動力を増減
させる駆動制御を行い、前記目標速度よりも前記実速度
の方が大きい場合には前記モータの制動力を増減させる
制動制御を行うと共に、 前記制動制御を行う際には、前記判定値を前記駆動制御
時よりも緩めることを特徴とする車両用自動スライドド
アの挟み込み制御方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15331998A JP4064529B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法 |
| CA002273441A CA2273441C (en) | 1998-06-02 | 1999-06-01 | Method for controlling automotive sliding doors |
| US09/324,698 US6208102B1 (en) | 1998-06-02 | 1999-06-02 | Method for controlling automotive sliding doors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15331998A JP4064529B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11342741A true JPH11342741A (ja) | 1999-12-14 |
| JP4064529B2 JP4064529B2 (ja) | 2008-03-19 |
Family
ID=15559904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15331998A Expired - Fee Related JP4064529B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4064529B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002147113A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-05-22 | Aisin Seiki Co Ltd | 開閉体の挟み込み検知装置 |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP15331998A patent/JP4064529B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002147113A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-05-22 | Aisin Seiki Co Ltd | 開閉体の挟み込み検知装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4064529B2 (ja) | 2008-03-19 |
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