JPH11343104A - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

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JPH11343104A
JPH11343104A JP35094298A JP35094298A JPH11343104A JP H11343104 A JPH11343104 A JP H11343104A JP 35094298 A JP35094298 A JP 35094298A JP 35094298 A JP35094298 A JP 35094298A JP H11343104 A JPH11343104 A JP H11343104A
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JP
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discharge
ozone
ozone generator
discharger
container
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JP35094298A
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English (en)
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Naotoshi Morita
直年 森田
Yukio Wakita
幸雄 脇田
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NGK Spark Plug Co Ltd
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン発生素子の放電が停止したことを検出
できるオゾン発生装置を実現する。 【解決手段】 蓋31の開口部35eにOリング77を
介してガラス板76を配設することで、オゾンガスから
隔離し、光センサ74により、ガラス板76を介してオ
ゾン発生素子20の放電が適正に行い得ているかを検出
する。そして、制御回路70が、光センサ74により放
電の低下または停止を検出した際に、オゾン発生素子2
0を加熱するため、自動的に汚れを除去し、常に最適の
状態でオゾンを発生させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大気中の酸素を用いて
オゾンを発生するオゾン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記オゾン発生装置としては、た
とえば、家庭内において水の浄化、脱臭などに用いられ
る小型のオゾン発生装置が知られている。このオゾン発
生装置は、セラミックスにより形成された誘電体層と、
この誘電体層の一方の面に設けられた線状放電電極と、
この線状放電電極と対向して誘電体層の他方の面に設け
られた面状誘導電極とからなる沿面型放電体と、線状放
電電極から放電を行わせるための電圧を線状放電電極お
よび面状誘導電極に印加するトランスを有する電源回路
とを樹脂製ケースに収容して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、工業用の大
型のオゾン発生装置では、オゾンを発生するための原料
ガスとして、人工的に生成された酸素や乾燥空気を用い
るのに対し、上記家庭で用いられる小型のオゾン発生装
置では、自然の大気が用いられる。この大気は、人工的
に生成された乾燥空気よりも湿度が高いため、放電によ
りオゾンと同時に発生する窒素酸化物の量が多い。この
ため、その窒素酸化物と大気中に存在するアンモニアと
が化学反応して硝酸アンモニウムが生成され、この生成
された硝酸アンモニウムが線状放電電極を覆ってしま
う。したがって、線状放電電極から発生する電界の密度
が小さくなる。また、線状放電電極を覆った硝酸アンモ
ニウムが大気中の水分を吸収して導電性を帯びて、見か
け上、線状放電電極の面積が広くなり、誘電体の静電容
量が大きくなるためトランスの2次側出力のバランスが
くずれ、放電がストップする。
【0004】つまり、従来のオゾン発生装置では、硝酸
アンモニウムが線状放電電極を覆うため、線状放電電極
から発生する電界の密度が小さくなり、また、誘電体の
静電容量が大きくなり、トランスの2次側のバランスが
くずれるため、放電がストップするという問題があっ
た。そこで、従来は、オゾン発生装置を分解し、線状放
電電極に付着している硝酸アンモニウムを水や溶剤で払
拭する手法が採られている。つまり、従来のオゾン発生
装置は、人手を介するメンテナンスが必要であるという
問題がある。また、上記両電極には高電圧が印加されて
いるため、放電体に直接触れるクリーニングは行い難い
という問題もある。
【0005】そこで、本発明は、放電が停止したこを検
出できるオゾン発生装置を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、放電によりオ
ゾンを発生する放電体と、前記放電体を加熱する発熱体
と、前記放電体及び発熱体を収容する収容器であって、
少なくとも一部が透明に形成された収容器と、からなる
ことを技術的特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記透明部分が、無機材料からなることを技術的
特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項2にお
いて、前記無機材料が、ガラスであることを技術的特徴
とする。
【0009】請求項4に記載の発明では、放電によりオ
ゾンを発生する放電体と、前記放電体を加熱する発熱体
と、前記放電体及び発熱体を収容する収容器であって、
透明に形成された透明部を有する収容器と、前記収容器
の外側に配設され、該透明部を介して前記放電体の放電
を監視するセンサと、からなることを技術的特徴とす
る。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項4にお
いて、前記センサが光センサであることを技術的特徴と
する。
【0011】請求項6に記載の発明では、放電によりオ
ゾンを発生する放電体と、前記放電体を加熱する発熱体
と、前記放電体及び発熱体を収容する収容器であって、
開口部を有する収容器と、前記収容器の外側に、Oリン
グを介在させて該開口部と対向するよう配設されたガラ
ス板と、前記ガラス板を通して前記放電体の放電を監視
する光センサと、からなることを技術的特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明では、請求項4〜6
において、前記センサにより前記放電体の放電の低下が
検出された際に、前記発熱体により前記放電体を加熱す
る制御装置を備えることを特徴とするオゾン発生装置。
【0013】
【作用】請求項1ないし3に記載の発明では、収容器の
一部が透明であるため、収容器に収容した状態で外部か
ら、放電体の放電が停止せず適正に行い得ているかを検
出できる。そして、放電体を所定の温度に加熱すること
により、放電体に付着した硝酸アンモニウム等の汚れを
除去できる。したがって、人手を介さず、かつ、放電体
に触れないでクリーニングを行うことが可能となる。
【0014】特に、請求項2または3に記載の発明で
は、透明部分が無機材料またはガラスであるため、オゾ
ンにより白濁することがない。
【0015】請求項4または5の発明では、収容器の外
側に配設されたセンサにより、透明部を介して監視でき
るため、収容器に収容した状態で外部から、放電体の放
電が適正に行い得ているかを検出できる。そして、放電
体を所定の温度に加熱することにより、放電体に付着し
た硝酸アンモニウム等の汚れを除去できる。したがっ
て、人手を介さず、かつ、放電体に触れないでクリーニ
ングを行うことが可能となる。
【0016】請求項6の発明では、収容器の外側に配設
された光センサにより、ガラス板を介して監視できるた
め、収容器に収容した状態で外部から放電体の放電が適
正に行い得ているかを検出することができる。ここで、
収容器に開口部を形成し、該開口部にOリングを介して
ガラス板を配設することで、光センサをオゾンガスから
隔離できるため、簡易な構成で長期に渡り放電を監視す
ることができる。
【0017】請求項7の構成では、制御装置が、センサ
により放電体の放電の低下を検出した際に、発熱体によ
り放電体を加熱するため、自動的に放電体の汚れを除去
し、常に最適の状態でオゾンを発生させることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオゾン発生装置の
第1実施形態について図1ないし図6を参照して説明す
る。図1は、第1実施形態に係るオゾン発生装置を用い
る水浄化装置の主要構成を示す説明図であり、図2は、
図1に示す水浄化装置に備えられたオゾン発生装置の主
要構成を示す説明図である。図3及び図4は、図2に示
すオゾン発生装置の蓋の構造を示す図である。また、図
5は、図2に示すオゾン発生装置に備えられた放電体の
構成を示す説明図であり、図5(A)は、オゾン発生素
子の構成部材を示す説明図であり、図5(B)は、オゾ
ン発生素子の裏面を示す説明図である。図6は、図2に
示すオゾン発生装置に内蔵された電気回路を示す回路図
である。
【0019】最初に、本実施形態の水浄化装置の主要構
成について図1を参照して説明する。なお、第1実施形
態では、オゾン発生装置を用いる水浄化装置として、2
4時間風呂の機能を備えたジャグジー風呂に用いられる
水浄化装置を代表に説明する。水浄化装置80には、浴
槽98内の湯を吸引する吸引ユニット82が備えられて
おり、この吸引ユニット82には、湯の中の毛髪などの
不純物を濾過するフィルタ84が内蔵されている。ま
た、ハウジング81の内部には、吸引ユニット82によ
り吸引された湯を浄化するバケット86が備えられてお
り、このバケット86の内部には、二酸化珪素(SiO
2 )を主成分とする多孔質の自然石86Aと、活性炭8
6Bとが収容されている。自然石86Aおよび活性炭8
6Bには、湯の中に含まれている不純物を分解する微生
物が付着している。
【0020】バケット86の底部にはバケット86によ
り濾過された湯を入浴に適した42゜Cないし44゜C
に加熱するセラミックヒータが内蔵されたヒータ90が
接続されている。このヒータ90は、バケット86の底
部に設けられた温度センサ88により検出された温度に
基づいて作動する。ヒータ90には、ヒータ90を通過
した湯を汲み上げる循環ポンプ92が接続されており、
この循環ポンプ92は、水流センサ94を介してジェッ
トノズル96が接続されている。水流センサ94は、循
環ポンプ92から排出される湯の流れを監視し、たとえ
ば、フィルタ84の目詰まりにより、循環ポンプ92が
浴槽98内の湯を汲み上げることができなくなると、循
環ポンプ92を停止させて内蔵されたモータを保護す
る。
【0021】ハウジング81の内部には、オゾン発生装
置10が設けられており、このオゾン発生装置10には
大気を吸引する第1吸引管33が接続されている。この
第1吸引管33は、第1電磁弁95を介して大気中に開
放されている。また、オゾン発生装置10には、発生し
たオゾンをジェットノズル96へ排出する排出管34が
接続されており、この排出管34には、大気を吸引する
第2吸引管36が接続されている。この第2吸引管36
は、第2電磁弁97を介して大気中に開放されている。
【0022】次に、オゾン発生装置10の主要構成につ
いて図2〜図6を参照して説明する。オゾン発生装置1
0には、樹脂製で直方体形状のケース11が備えられて
おり、このケース11の内部には、図6に示す電気回路
が実装された回路基板12が収納されている。ケース1
1の上部13には、4個のソケット14、15、16、
17が設けられている。これら4個のソケットは、回路
基板12に実装された電気回路に電気的に接続されてい
る。ケース11の上端の周縁には、耐熱性ゴムで枠状に
形成されたパッキン18が取付けられており、このパッ
キン18により囲まれた部分にオゾン発生素子20がは
め込まれる。このオゾン発生素子20の裏面には、4本
の接続ピン20a、20b、20c、20dが突出して
おり、これら4本の接続ピンは、それぞれソケット1
4、15、16、17に挿入される。
【0023】パッキン18にはめ込まれたオゾン発生素
子20の上面の周縁には、耐熱性ゴムで枠状に形成され
たパッキン30が設けられており、このパッキン30を
介在してケース11の上面には、蓋31がかぶせられ
る。つまり、オゾン発生素子20とケース11とは、直
接接触しないようになっているため、オゾン発生素子2
0から発生する熱がケース11に伝熱してケース11が
変質、変形するのを防止する。
【0024】蓋31の上面には、上記オゾン発生素子2
0の放電状況を監視するための光センサを収容するため
のボス35が形成されている。該ボス35には、光セン
サへのケーブルを案内するケーブル収容スリーブ36が
取り付けられている。一方、下面には、開口部32が形
成されており、蓋31の相対向する両端面には、大気を
吸入するための吸入管33、オゾンを排出する排出管3
4がそれぞれ形成されている。これら吸入管33および
排出管34は、蓋31の裏面に形成された開口部32に
連通している。また、ケース11の端面の下部には、オ
ゾン発生装置10を水浄化装置80のハウジング81内
に取付けるための取付片19が形成されており、この取
付片19には、ビス孔19aが貫通形成されている。な
お、本実施形態では、耐熱性ゴムとしてフッ素ゴムが用
いられる。
【0025】該蓋31の上面に設けられた光センサの収
容機構について、図3及び図4を参照して更に詳細に説
明する。図3(A)は、該蓋31の平面図であり、図3
(B)は、ケーブル収容スリーブを外した状態を示す側
面図であり、図3(C)は、底面図である。また、図4
(A)及び図4(B)は、図3(A)のA−A断面図で
あり、図4(A)は、ケーブル収容スリーブ36を取り
付けた状態を、図4(B)は、取り付け前の状態を示し
ている。他方、図4(C)は、該蓋31を底面側から見
た斜視図である。
【0026】図3(B)に示すように、光センサ74の
ケーブル73を収容するケーブル収容スリーブ36の中
央には、フランジ36aが形成され、該フランジ36a
の下方には、ネジ山36bが形成されている。
【0027】一方、図4(A)及び図4(B)に示すよ
うに光センサ74を収容するボス35は、上方への延在
部35aと下方への延在部35bとを有している。上方
への延在部35aは、スリーブ状に形成され、内周に
は、上記ケーブル収容スリーブ36のネジ山36bと螺
合するネジ山35dが形成されている。下方への延在部
35bは、底部35eを有するスリーブ状に形成され、
底部35eの中央部には通孔35cが形成されている。
図4(B)に示すように、ボス35の底部35eには、
Oリング77を介してガラス板76が配設され、該ガラ
ス板76の上に、光センサ74が配置される。図4
(A)に示すように、ケーブル収容スリーブ36をボス
35に螺合した状態で、該ケーブル収容スリーブ36の
下端がガラス板76に当接し、Oリング77を押さえつ
けることで、オゾン発生素子20にて発生したオゾンが
該通孔35cを介して漏れることを防ぎ、光センサ74
がオゾンにより変質することを防止している。即ち、簡
易な構成で長期に渡り光センサ74にて放電を監視する
ことを可能にしている。
【0028】該ボス35内に収容される光センサ74
は、Cdsからなり、オゾン発生素子20の線状放電電極
25a(図2参照)からの放電光が、ガラス板76を介
して入射する。この放電光により光センサ74の抵抗値
が変化する。即ち、適切に放電が行われている際には、
比較的低い抵抗値を示し、放電が行われていないときに
は、高い抵抗値を示す。これにより、後述する制御回路
が、オゾン発生素子20の状態を監視し、汚れによりオ
ゾンを適切に発生し得ないときには、オゾン発生素子2
0を加熱して、汚れを除去する。
【0029】次に、該光センサ74により放電監視がな
されるオゾン発生素子20の構成について図5を参照し
て説明する。図5(A)に示すように、オゾン発生素子
20は、薄板状に形成された第1誘電体層25および第
2誘電体層26を有する放電体21と、第3誘電体層2
7とを積層して構成されている。第1誘電体層25の表
面には、線状放電電極25aが設けられており、この線
状放電電極25aの上面のほとんどは、放電による摩耗
を防止するための保護膜25bにより覆われている。ま
た、線状放電電極25aの保護膜25bにより覆われて
いない一部は露出しており、露出部25dを形成してい
る。つまり、水がケース11の内部に浸入した状態でオ
ゾン発生素子20が破損し、面状誘導電極26aやヒー
タ電極27aが露出した場合であっても、露出部25d
に電流が流れ込むため、感電を防止できる。
【0030】また、第2誘電体層26の表面であって、
線状放電電極25aに相対向する位置には面状誘導電極
26aが設けられており、第3誘電体層27の表面であ
って、線状放電電極25aに相対向する位置には、ヒー
タ電極27aが設けられている。ヒータ電極27aは、
第3誘電体層27の中央に設けられているため、線状放
電電極25aのみ温度が上昇し、パッキン18、30と
接触しているケース端部の温度上昇を抑えることができ
る。なお、本実施形態では、ヒータ電極27aは、加熱
効率を考慮して線状放電電極25aから8mm以内の距
離に設けられる。また、本実施形態では、オゾン発生素
子20の大きさは、横60mm、縦25mm、厚さ2m
mである。
【0031】線状放電電極25aの一端は、第3誘電体
層27の裏面側を表す図5(B)中の端子25cに電気
的に接続されており、この端子25cは、接続ピン20
a(図2参照)を介して電気回路の接地側に電気的接続
される。面状誘導電極26aの一端は、端子26cに電
気的に接続されており、端子26cは、接続ピン20c
を介して電気回路の高電圧側に電気的接続される。ヒー
タ電極27aの両端は、端子27c,27cに接続され
ており、端子27c,27cは、接続ピン20b,20
dを介して電気回路内の発熱回路に電気的接続される。
なお、本実施形態では、線状放電電極25aおよび面状
誘導電極26aは、タングステンにより形成されてお
り、保護膜25bは、グレーズ材料、または、セラミッ
クス材料により形成されている。
【0032】次に、水浄化装置の制御機構について図6
を参照して説明する。本実施形態の水浄化装置は、オゾ
ン発生装置10の回路基板12を制御する制御回路70
を有している。該オゾン発生装置10側に収容された回
路基板12には、ヒータ電極27aに電流を流して発熱
させる発熱回路50と、オゾン発生素子20および発熱
回路50に電源を供給する電源回路60とが備えられて
いる。一方、該回路基板12をスイッチ75により制御
する該制御回路70には、ケーブル73を介して光セン
サ74が接続され、光センサ74によってオゾン発生素
子20の放電を監視している。
【0033】ここで、制御回路70は、オゾン発生素子
20により適切に放電が行われず、オゾン発生素子20
の発光量を検出する光センサ74の抵抗値が所定のシキ
イ値よりも増大した時、即ち、オゾン発生素子20の表
面に硝酸アンモニウム等の汚れが付着して、オゾンを発
生し得なくなったことを検出した際に、スイッチ75を
オフにして、回路基板12への通電を一旦中断する。そ
して、所定時間(例えば10分)が経過し、該スイッチ
75により回路基板12への通電を再開したときに、該
回路基板12は後述するようにヒータ電極27aに電流
を流し、オゾン発生素子20を加熱することで、硝酸ア
ンモニウム等の汚れを除去する。
【0034】ここで、回路基板12の構成について更に
詳細に説明する。回路基板12は、上述したようにヒー
タ電極27aを発熱させる発熱回路50と、オゾン発生
素子20に電源を供給する電源回路60とから構成され
る。発熱回路50は、ヒータ電極27aに直列に接続さ
れた正特性のサーミスタ51と、このサーミスタ51と
ヒータ電極27aとの間に直列に接続されたダイオード
52とを有する。電源回路60は、交流電源71から供
給される交流電流を全波整流するダイオードブリッジ6
1と、このダイオードブリッジ61により全波整流さ
れ、かつ、電解コンデンサC1により平滑化された電流
によりスイッチングするトランジスタ62と、このトラ
ンジスタ62のスイッチングにより線状放電電極25a
および面状誘導電極26a間に電圧を印加するトランス
63などから構成される。
【0035】また、オゾン発生素子20の線状放電電極
25aは、アース線64に接続されている。したがっ
て、ケース11内に水が浸入し、線状放電電極25aが
濡れた場合であっても、線状放電電極25aと水との間
に電位差が生じないため、感電するおそれがない。
【0036】次に、オゾン発生装置10の一連の動作に
ついて説明する。なお、本実施形態では、両電極に印加
される電圧は、40KHzで5KVPPである。また、サ
ーミスタ51の抵抗値は、常温下で15Ωであり、交流
電源71の電圧の最大値は、約130Vである。
【0037】スイッチ75のONにより、交流電源71
から供給される交流電流は、ダイオードブリッジ61に
より全波整流され、この全波整流された電流により電解
コンデンサC1が充電され、この電解コンデンサC1の
充電が完了すると、抵抗R1を介してトランジスタ62
のベースにベース電流が流れ、トランジスタ62がON
する。そして、このトランジスタ62のONにより、ト
ランス63の2次側に電流が流れ、オゾン発生素子20
の線状放電電極25aおよび面状誘導電極26a間に電
位が発生し、線状放電電極25aから放電が行われる。
そして、この放電により、図1に示す吸入管33から開
口部32に吸入された大気中の酸素がオゾンになり、排
出管34から排出され、ジェットノズル96により気泡
として浴槽98の湯の中に放出される。
【0038】また、タイマー70のONにより、交流電
源71から供給される電流は、サーミスタ51を通って
ダイオード52に流れ、このダイオード52により半波
整流されて約65Vの電圧がヒータ電極27aに印加さ
れ、ヒータ電極27aが発熱する。このヒータ電極27
aに流れる電流Iの大きさは、約1Aである(I=65
V/(15Ω+50Ω)=1A)。したがって、ヒータ
電極27aによる消費電力Pの大きさは、約50Wであ
る(P=12 ×50)。
【0039】そして、その後電流が流れ続けると、約1
0秒後に放電体21の温度は250゜Cないし350゜
Cに達し、線状放電電極25aに付着している硝酸アン
モニウムの分子が飛散する。一方、サーミスタ51の抵
抗値は、温度上昇により2.5KΩの高抵抗になるた
め、サーミスタ51に流れる電流が極端に小さくなり、
ヒータ電極27aの発熱が停止する。なお、本実施形態
では、制御回路70が、加熱クリーニングを行うため
に、スイッチ75を一旦OFFにしてサーミスタ51の
温度が十分に低い温度へ低下し、サーミスタ51の抵抗
値が十分に小さくなる時間(上記約10分)経過してか
らONする。
【0040】図7(A)及び図7(B)は、本発明の第
2実施形態に係るオゾン発生装置の蓋131を示してい
る。この第2実施形態のオゾン発生装置は、蓋131の
形状を除き、第1実施形態と同様であるため、蓋の形状
についてのみ説明を加える。この蓋131のボス135
の下面には、通孔135cが形成されており、該通孔1
35c内に、有底円筒状のガラスドーム176が配設さ
れている。このガラスドーム176内に、光センサ74
が収容されている。この第2実施形態の蓋131によっ
ても、第1実施形態と同様に光センサ74によってオゾ
ン発生素子20の放電状況を監視することができる。
【0041】以上のように、本実施形態のオゾン発生装
置によれば、ヒータ電極27aによりオゾン発生素子2
0を加熱して線状放電電極25aに付着している硝酸ア
ンモニウムの分子を飛散させて自動的に除去することが
できる。したがって、従来のように、オゾン発生装置を
分解し、放電体を水や溶剤により払拭するという人手を
介してのメンテナンスが不要である。しかも、感電防止
対策が施されているため、メンテナンスを行い易い。特
に、水浄化装置は、使用中に水の浸入により感電が起き
やすい環境にあるが、上記実施形態のオゾン発生装置を
用いることにより、感電の起きない環境に改良すること
ができる。
【0042】なお、上述した実施形態では、蓋31、1
31に通孔を形成し、該通孔にガラスを配設したが、こ
の代わりに、蓋31の一部又は全部を透明、又は、半透
明な部材で形成することもできる。更に、上述した制御
回路は、オゾン発生素子のオゾン発生動作とクリーニン
グ動作を同じスイッチ75を介して制御したが、これら
を別々のスイッチで制御することも可能である。本発明
のオゾン発生装置は、オゾン水製造装置に用いることも
でき、また、池、水槽、プールなどの水浄化装置として
用いることもできる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、放電体
に付着した硝酸アンモニウム等の汚れを、人手を介さな
いで、かつ、放電体に触れることなく容易に除去でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る水浄化装置の主要
構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るオゾン発生装置の
主要構成を示す説明図である。
【図3】図3(A)は蓋の平面図であり、図3(B)は
ケーブル収容スリーブを外した状態を示す側面図であ
り、図3(C)は底面図である。
【図4】図4(A)及び図4(B)は、図3(A)のA
−A断面図であり、図4(A)は、ケーブル収容スリー
ブを取り付けた状態を、図4(B)は、取り付け前の状
態を示し、図4(C)は蓋を底面側から見た斜視図であ
る。
【図5】図2に示すオゾン発生装置に備えられた放電体
の構成を示す説明図であり、図5(A)は、放電体の構
成部材を示す説明図であり、図5(B)は、放電体の裏
面を示す説明図である。
【図6】図2に示すオゾン発生装置に内蔵された電気回
路を示す回路図である。
【図7】図7(A)は、本発明の第2実施形態に係るオ
ゾン発生装置の蓋の断面図であり、図7(B)は、斜視
図である。
【符号の説明】
10 オゾン発生装置 11 ケース(収容器) 12 回路基板 20 オゾン発生素子(放電体) 25a 線状放電電極 26a 面状誘導電極 27a ヒータ電極(発熱体) 31 蓋(収容器) 35 ボス 35e 通孔 50 発熱回路 60 電源回路 70 制御回路 74 光センサ(センサ) 76 ガラス板 77 Oリング 80 水浄化装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電によりオゾンを発生する放電体と、 前記放電体を加熱する発熱体と、 前記放電体及び発熱体を収容する収容器であって、少な
    くとも一部が透明に形成された収容器と、からなること
    を特徴とするオゾン発生装置。
  2. 【請求項2】 前記透明部分が、無機材料からなること
    を特徴とする請求項1に記載のオゾン発生装置。
  3. 【請求項3】 前記無機材料が、ガラスであることを特
    徴とする請求項2に記載のオゾン発生装置。
  4. 【請求項4】 放電によりオゾンを発生する放電体と、 前記放電体を加熱する発熱体と、 前記放電体及び発熱体を収容する収容器であって、透明
    に形成された透明部を有する収容器と、 該透明部を介して前記放電体の放電を監視するセンサ
    と、からなることを特徴とするオゾン発生装置。
  5. 【請求項5】 前記センサが光センサであることを特徴
    とする請求項4に記載のオゾン発生装置。
  6. 【請求項6】 放電によりオゾンを発生する放電体と、 前記放電体を加熱する発熱体と、 前記放電体及び発熱体を収容する収容器であって、開口
    部を有する収容器と、 前記収容器に、Oリングを介在させて該開口部と対向す
    るよう配設されたガラス板と、 前記ガラス板を通して前記放電体の放電を監視する光セ
    ンサと、からなることを特徴とするオゾン発生装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のオゾン発生装置におい
    て、前記センサにより前記放電体の放電の低下が検出さ
    れた際に、前記発熱体により前記放電体を加熱する制御
    装置を備えることを特徴とするオゾン発生装置。
JP35094298A 1998-05-28 1998-12-10 オゾン発生装置 Pending JPH11343104A (ja)

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US09/085102 1998-05-28
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7256979B2 (en) 2001-08-01 2007-08-14 Sharp Kabushiki Kaisha Ion generator, and electric apparatus and air conditioning apparatus incorporating the same
CN109415206A (zh) * 2016-07-14 2019-03-01 株式会社村田制作所 臭氧产生装置
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