JPH11343265A - ジクロロアセトキシプロパン及びその誘導体の製造方法 - Google Patents
ジクロロアセトキシプロパン及びその誘導体の製造方法Info
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- JPH11343265A JPH11343265A JP10330851A JP33085198A JPH11343265A JP H11343265 A JPH11343265 A JP H11343265A JP 10330851 A JP10330851 A JP 10330851A JP 33085198 A JP33085198 A JP 33085198A JP H11343265 A JPH11343265 A JP H11343265A
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- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
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Abstract
工程の必要性、冷却に伴うエネルギーの損失、有機溶媒
回収工程の必要性および回収による有機溶媒のロス等の
問題がないジクロロアセトキシプロパン及びその誘導体
であるジクロロプロパノール、エピクロロヒドリンの新
規な製造方法を提供すること。 【解決手段】長周期律表1〜15族から選ばれる少なく
とも1種以上の金属または金属化合物を含む触媒の存在
下、アリルアセテートと塩素を気相で反応させることに
より、効率よくジクロロアセトキシプロパンを製造し、
またこの方法を第1工程として、その誘導体を製造す
る。
Description
原料となるジクロロアセトキシプロパン及びその誘導体
の製造方法に関する。
ンとは、2,3−ジクロロ−1−アセトキシプロパン、
1,3−ジクロロ−2−アセトキシプロパン、またはそ
の両者の混合物を意味する。また、本発明で言うジクロ
ロプロパノールとは、2,3−ジクロロ−1−プロパノ
ール、1,3−ジクロロ−2−プロパノール、またはそ
の両者の混合物を意味する。
せてジクロロアセトキシプロパンを製造する方法は公知
であり、例えばKhim.Prom.,No.5 27
7〜280(1981)、Khim.Prom.,N
o.6 328 〜335(1982)、特公昭52−
16091号公報等が挙げられる。
であり、触媒として金属ハロゲン化物等の金属塩を使用
している。しかし、金属塩を触媒として使用すること
は、反応後に触媒の分離、回収が必要となる。また、金
属塩が反応液に溶出し、その分離、回収等の問題も生じ
る。そこで、特公昭52−16091号公報において
は、金属塩の溶出を抑制するために、これらの金属塩を
担体に担持した担持型触媒も提案されているが、やはり
担体上からの金属塩の溶出を抑制することは困難であ
る。
の存在下でアリルアセテートと塩素を反応させている。
しかし、有機溶媒を使用することは、その回収工程が必
要になることや回収時の有機溶媒の損失等の問題を生じ
る。
によるジクロロアセトキシプロパンの製造は発熱反応で
あり、効率よくジクロロアセトキシプロパンを得るに
は、外部からの冷却等が必要であり、エネルギーの損失
等の問題が生じる。
点を解決する方法の一つとして、アリルアセテートと塩
素を気相で反応させる方法が考えられる。しかし、気相
での塩素付加の従来技術としては、エチレンと塩素との
反応(例えば米国特許2099231号)等は知られて
いるが、気相でアリルアセテートと塩素を反応させるこ
とによるジクロロアセトキシプロパンの製造方法は、い
まだ報告されていない。
ジクロロアセトキシプロパンの製造方法である液相法の
欠点、すなわち触媒の分離と回収工程の必要性、有機溶
媒の使用による有機溶媒回収工程の必要性および有機溶
媒回収時のロス、外部からの冷却に伴うエネルギーの損
失等の問題を解決し、ジクロロアセトキシプロパンを工
業的に一層有利に製造する方法を提供すること、および
この方法を用いる事により、その誘導体、例えばジクロ
ロプロパノール、エピクロロヒドリン等を、工業的に有
利に製造する方法を提供することを目的とする。
を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、触媒の存在
下にアリルアセテートと塩素を、気相で反応させること
を特徴とするジクロロアセトキシプロパンの製造方法が
その目的に適合することを見いだし、本発明を完成させ
るに至った。すなわち、本発明は、触媒の存在下、アリ
ルアセテートと塩素を気相で反応させることを特徴とす
るジクロロアセトキシプロパンの製造方法である。
塩素を反応させてジクロロアセトキシプロパンを効率的
に製造し、次いでその誘導体を効率的に製造する方法、
例えば得られたジクロロアセトキシプロパンからジクロ
ロプロパノールを効率的に製造する方法、更にはエピク
ロロヒドリンを効率的に製造する方法である。
用いるアリルアセテートとしては、市販、または、工業
的に入手できるものなら何でもよく、特に制限はない。
また、本発明で用いる塩素としては、市販、または、工
業的に入手できるものなら何でもよく、特に制限はな
い。
造に用いる触媒としては、長周期律表1〜15族から選
ばれる少なくとも1種以上の金属またはその金属から構
成される金属化合物(以下、「金属化合物」という。)
を含む触媒が適している。これらの金属、または金属化
合物の金属元素としては、例えば、長周期律表1族では
Na、K、Cs、2族では、Mg、Ca、3族ではS
c、ランタノイド元素、アクチノイド元素、4族ではT
i、Zr、5族ではV、Nb、6族ではCr、W、7族
ではMn、Re、8族ではFe、Ru、9族ではCo、
Rh、10族ではNi、Pd、11族ではCu、Ag、
12族ではZn、Cd、13族ではAl、Ga、14族
ではSi、Sn、15族ではSb、Bi等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
金属のハロゲン化物、酸化物、炭酸塩、燐酸塩、硝酸
塩、硫酸塩、オキシハロゲン化物、塩基性炭酸塩、水酸
化物、カルボン酸塩、及び有機金属錯体等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。好ましくは、ハ
ロゲン化物または酸化物が適している。
ン化物のハロゲンとしては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素が挙げられる。中でも塩素が適している。
用することも可能であり、特に制限はない。好ましくは
担持型、共沈型、イオン交換型、より好ましくは長周期
律表1〜15族から選ばれる少なくとも1種以上の金
属、または金属化合物を担体に担持した、担持型が適し
ている。もちろん、長周期律表1〜15族から選ばれる
少なくとも1種以上の金属、または金属化合物自身を、
そのまま触媒として使用することも可能である。
〜15族から選ばれる少なくとも1種以上の金属、また
は金属化合物の濃度は、重量%で、触媒全体に対して、
0.01重量%〜100重量%、好ましくは、0.1重
量%〜50重量%が適している。
しては、アルミナ、ジルコニア、チタニア、ニオビア、
シリカ、マグネシア等の単独酸化物、シリカアルミナ等
の複合酸化物、ゼオライト、ヘテロポリ酸、活性炭、ま
たは、ポリマー等が挙げられるが、特に制限はない。ま
た、担体が、本発明の長周期律表1〜15族から選ばれ
る少なくとも1種以上の金属、または金属化合物と同じ
元素を含んでいても、特に問題はない。
法、例えば、担体に金属化合物を含浸する方法等で調製
できる。具体的には、金属化合物を担持させる場合は、
まず、金属化合物を担体が吸収することのできる量の、
適当な溶媒、例えば水、アルコール、塩酸、アンモニア
水等に溶解させる。次に、この溶液に適当な粒径の担体
を加え、含浸させた後、乾燥させる。乾燥は、常圧下、
または減圧下において可能である。例えば、減圧下に乾
燥させる場合は、20℃〜300℃で真空乾燥器等によ
り、乾燥させることが可能である。この乾燥は、触媒が
恒量になるまで行うのが好ましい。
応に使用することも可能である。また、焼成して使用す
ることも可能である。焼成の雰囲気としては、窒素、炭
酸ガス、空気、酸素、水素等が挙げられるが、その目的
にあったものであれば何でもよく、特に制限はない。例
えば、長周期律表1〜15族から選ばれる少なくとも1
種以上の金属化合物を含む触媒の場合は、触媒に対して
不活性な雰囲気で焼成することが可能であり、好ましく
は、窒素雰囲気下が適当である。
少なくとも1種以上の金属を含む触媒の調製方法として
は、公知のいかなる方法で行うことも可能である。例え
ば、長周期律表1〜15族から選ばれる少なくとも1種
以上の金属化合物を含む触媒を、水素、パラフィン、オ
レフィン等の還元剤を含む雰囲気で焼成して還元するこ
とによっても調製できるが、これに限定されるものでは
ない。
は、反応温度よりも高い温度が適している。また、焼成
時間には、特に制限はない。好ましくは、触媒が恒量に
なるまで行うことが適している。
グ、球、微少球、押し出し品等、いずれでもよく特に制
限はない。成形法は、圧縮成形、押し出し成形、噴霧乾
燥造粒等、公知のいずれの方法で行うことも可能であ
る。さらに、本発明の触媒は、不活性な充填剤と混合し
て使用することも可能である。
質であれば特に制限はなく、例えば、ガラスビーズ、炭
化珪素、窒化珪素等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
定であっても触媒層の一部で反応が起こること等によ
り、局部的な発熱による局部的な温度上昇が認められる
場合がある。この結果、副生物の増加および触媒寿命の
短縮等の問題が生じてくる可能性がある。この様な場合
に、触媒を上記充填剤と混合して希釈することにより、
局部的発熱を抑制することが可能となる。
に混合する方法や反応ガスの流動方向に対して、触媒と
充填剤の混合比を変える方法等、公知のいかなる方法に
よって行うことができ、これらに限定されるものではな
い。
ット、リング、球、微少球、押し出し品等、いずれでも
よく特に制限はない。また、触媒と同じ形状でも違う形
状でもよく、特に制限はない。
トキシプロパン(2,3−ジクロロ−1−アセトキシプ
ロパン(沸点191〜192℃/100.7kPa)、
1,3−ジクロロ−2−アセトキシプロパン(沸点19
5℃/101.3kPa))が気体状態であるような条
件が、気相反応を円滑に行うために好ましい。そして、
反応成績、反応熱の除熱、反応後の生成物と原料の分離
および実施形態を考えると、希釈剤を添加することが、
より好ましい。
パンの製造を阻害しなければ、特に制限はない。好まし
くは、不活性ガスが適している。不活性ガスとしては、
特に制限はなく、例えば、窒素、二酸化炭素、ヘリウ
ム、アルゴン等を使用することができるが、これらに限
定されるものではない。好ましくは窒素が適している。
本発明のジクロロアセトキシプロパンの製造に使用する
原料ガスの組成は、アリルアセテートが0.01モル%
〜99.99モル%、塩素が0.0001モル%〜60
モル%、希釈剤が0モル%〜99.99モル%からなる
組成の、任意の範囲から選ぶことが好ましい。
アセトキシプロパンが気体状態を保てるように設定する
ことが、気相反応を円滑に行うために好ましい。すなわ
ち、生成するジクロロアセトキシプロパンの分圧が、反
応温度でのジクロロアセトキシプロパンの飽和蒸気圧よ
りも低くなるように、原料ガスの組成を設定することが
好ましい。
比は、塩素/アリルアセテート=0.001〜1.5、
好ましくは0.01〜1.0が適している。塩素/アリ
ルアセテートのモル比が、1.5より大きいと、過剰の
塩素による置換反応等の副反応が起きたり、多くの未反
応塩素の回収が必要となる問題が生じてくる可能性があ
る。また、塩素/アリルアセテートのモル比が、0.0
01より小さいと、大量のアリルアセテートの回収が必
要になる等の問題が生じてくる可能性がある。本発明の
希釈剤と塩素とのモル比は、希釈剤/塩素=0〜200
0、好ましくは0〜1000が適しているが、これに限
定されるものではない。また、本発明のジクロロアセト
キシプロパンの製造に使用する原料ガスの空間速度は、
100hr-1〜12000hr-1、好ましくは、300
hr-1〜8000hr-1が適しているが、これに限定さ
れるものではない。
シプロパンを製造する際の反応温度は、70℃〜300
℃、好ましくは、80℃〜250℃が適している。反応
温度が300℃より高いと、塩素による置換反応生成物
の増加及び高沸点化合物の副生または蓄積による触媒寿
命の短縮等の問題が生じてくる可能性がある。一方、反
応温度が70℃より低いと、気相状態を保つ為の希釈剤
の使用量の増加による大量の希釈剤のリサイクルの必要
性や、生産性低下をまねいたり、安定した気相での反応
が困難になる等の問題が生じてくる可能性がある。
生する熱は、温水または熱媒により系外に排出すること
により、反応温度を一定範囲に保つことが可能である。
また、温水または熱媒により取り出された熱を他の設備
の熱源として利用することが可能であり、有益である。
シプロパンを製造する際の圧力は、10kPa〜100
0kPa、好ましくは、50kPa〜500kPaが適
している。反応圧力が10kPaより低くても、100
0kPaより高くても工業的に実施が困難であり、好ま
しくない。
素の気相反応の反応方式としては、公知のいずれの方式
で行うことも可能であり、特に制限はされない。好まし
くは、連続流通方式が適している。
はされない。好ましくは、固定床反応器または流動床反
応器等が適している。
方法は、公知のいずれの方法で行うことも可能であり、
特に制限はされない。例えば、アリルアセテートは、予
め気化器で気化させてから導入する方法が可能である。
また、塩素の導入方法は、予めアリルアセテートと併せ
て反応器に導入する方法でも、別々に反応基に導入する
等のいかなる方法でも可能である。例えば、スタティッ
クミキサー(化学装置、5月号、74〜78(199
4))で、予めアリルアセテートと塩素を混合してか
ら、触媒へと導入する方法等のように、アリルアセテー
トと塩素が、触媒上で効率よく接触するように導入する
方法が挙げられるが、これに限定されるものではない。
アリルアセテートに添加する形式でも、塩素のみに添加
する形式でも、または、アリルアセテートおよび塩素の
両方を添加する等の形式でも、特に制限はなく、公知の
いかなる方法で行うことも可能である。
ロパンを含むガスから、ジクロロアセトキシプロパンを
捕集する方法は、公知のいかなる方法によっても行うこ
とが可能である。例えば、反応器出口を冷却することに
より、気体成分と生成物であるジクロロアセトキシプロ
パンを含む液体成分を分離することが可能である。この
ジクロロアセトキシプロパンを含む液体成分を蒸留、精
製することにより、ジクロロアセトキシプロパンを得る
ことが可能となる。
場合は、ジクロロアセトキシプロパンを分離した不活性
ガスをそのまま循環して、あるいは精製して再使用する
ことが可能である。アリルアセテートを塩素に対して過
剰に用いた場合には、冷却温度により液体成分中にアリ
ルアセテートの未反応分が含まれるが、これは蒸留によ
りジクロロアセトキシプロパンと分離し、再使用するこ
とが可能である。また、冷却温度を高く設定し、目的物
であるジクロロアセトキシプロパンのみを凝縮させ、未
反応アリルアセテートは、気体状態でそのまま循環し
て、あるいは、精製して再使用することが可能である。
セトキシプロパンは、2,3−ジクロロ−1−アセトキ
シプロパンと1,3−ジクロロ−2−アセトキシプロパ
ンの混合物である。製造されたジクロロアセトキシプロ
パンの組成比は、モル%で、2,3−ジクロロ−1−ア
セトキシプロパンは5モル%〜100モル%、1,3ジ
クロロ−1−アセトキシプロパンは、0モル%〜95モ
ル%の範囲である。この2種の異性体は、公知の方法で
分離可能であり、精留等により分離が可能であるが、分
離の方法としては、これに限定されるものではない。
によっては、例えばその誘導体、例えばジクロロプロパ
ノールやエピクロロヒドリンの製造に用いる場合には、
2種の異性体を分離することなく、前記反応により得ら
れたジクロロアセトキシプロパンを次工程原料として用
いることができる。
セトキシプロパンを用いた、ジクロロプロパノール及び
エピクロロヒドリンの製造方法について説明する。ジク
ロロプロパノール、エピクロロヒドリンは、各種化合物
製造用原料、溶剤、エポキシ樹脂原料、合成ゴム原料、
あるいは塩素化ゴム安定剤等として有用な化合物であ
る。
の第1工程〜第2工程からなり、エピクロロヒドリンの
製造方法は、以下の第1工程〜第3工程からなる。
せて、ジクロロアセトキシプロパンを製造する工程。
分解、または加アルコール分解により、ジクロロプロパ
ノールを製造する工程。
により、エピクロロヒドリンを製造する工程。
トキシプロパンの製造方法において詳述した。以下、第
2工程、第3工程について、より詳しく説明する。
ロアセトキシプロパンを加水分解、または加アルコール
分解することにより、ジクロロプロパノールを製造する
工程である。
解または加アルコール分解は、公知の方法で行うことが
でき、特に制限はされない。例えば、好ましくはKhi
m.Prom.,No.6 328 〜335(198
2)記載の方法を例示することができ、ジクロロアセト
キシプロパンの加水分解または加アルコール分解を塩
酸、硫酸、陽イオン交換樹脂等の酸触媒等により行い、
ジクロロプロパノールを製造することができる。
ロパンのモル比は、水/ジクロロアセトキシプロパン=
0.5〜20.0の範囲であり、好ましくは1.0〜1
0.0が適している。
ロロアセトキシプロパンのモル比は、アルコール/ジク
ロロアセトキシプロパン=0.5〜20の範囲であり、
好ましくは1.0〜10が適している。
ルの具体例としては、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソ
ブタノール、t−ブタノール、アリルアルコール等のア
ルコールが挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。より好ましくは、アリルアルコールが適してい
る。
用すると、ジクロロプロパノールと共にアリルアセテー
トが生成する。このジクロロプルロパノールは第3工程
でエピクロロヒドリンに転換することが出来る。一方、
アリルアセテートは、第1工程へ戻し、ジクロロアセト
キシプロパンの原料としての使用が可能である。アリル
アルコール以外のアルコールを加アルコール分解に使用
するとジクロロプロパノール或いはエピクロロヒドリン
と同時に併産される酢酸エステルとの需給バランス等が
問題になる恐れがある。例えば、ブタノールを使用する
とジクロロプロパノール或いはエピクロロヒドリンと酢
酸ブチルとの需給バランス等が問題になるが、アリルア
ルコールを使用することでこれらの問題を避けることが
可能になる。
アルコールとしては、無水アリルアルコールまたは含水
アリルアルコールのいづれでもよく、特に制限はない。
分解の場合には、生成したアリルアセテートは、アリル
アセテート、未反応アリルアルコールおよび水と数種の
共沸成分を形成する。また、含水アリルアルコール中の
水により、ジクロロアセトキシプロパンの加水分解が起
こり、酢酸も生成する。アリルアセテート、未反応アリ
ルアルコール、水および酢酸は、蒸留により、反応系か
らの軽沸点成分として、ジクロロプロパノールおよび未
反応ジクロロアセトキシプロパンから分離することが可
能である。そして、軽沸点成分からのアリルアセテー
ト、含水アリルアルコールおよび酢酸の分離・精製は、
公知のいかなる方法で行うこともできる。例えば、特公
平1−20137号公報記載の蒸留および2相分離等に
よって、分離・精製できる。分離・精製されたアリルア
セテートは、第1工程へ、含水アリルアルコールおよび
酢酸は第2工程へと戻すことができる。
い。好ましくは40℃〜200℃の範囲であり、より好
ましくは、60℃〜180℃が適している。
式で行うことも可能である。具体的には好ましくは回分
式、半連続式、連続式等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
ロパノールの分離・精製は、公知のいかなる方法で行う
ことも可能である。例えば、好ましくは特公平7−25
711号公報記載の方法と同様、蒸留により行うことが
できるが、これに限定されるものではない。
プロパノールを、脱塩化水素することにより、エピクロ
ロヒドリンを製造する工程である。
うことことも可能である。例えば、好ましくは特開昭6
0−258172号公報記載の方法等と同様、ジクロロ
プロパノールをアルカリ水溶液またはアルカリ懸濁液と
反応させて、エピクロロヒドリンを製造することができ
るが、これに限定されるものではない。
は、特に制限はない。例えば、水酸化カルシウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム等の水溶液または懸濁液が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
限はない。好ましくは、ジクロロプロパノール1モルに
ついて、アルカリ性化合物を1.0〜1.5当量、より
好ましくは1.03〜1.3当量が用いられる。
れの方法で行うことも可能である。例えば、好ましくは (1)棚段の蒸留塔上部から原料のジクロロプロパノー
ルおよびアルカリ水溶液またはアルカリ懸濁液を供給
し、下部からスチームを吹き込んで反応により生成した
エピクロロヒドリンを水と共沸(沸点88℃)させなが
らストリッピングする方法。この方法では、スチーム以
外に窒素などの不活性ガスを同伴させてストリッピング
の効果を高めることができる。
はその水溶液と、アルカリ水溶液またはアルカリ懸濁液
を混合し、撹拌しながら反応させる方法。
共存させて、生成したエピクロロヒドリンを溶媒中に抽
出させながら反応させる方法。等が挙げられる。
バッチ式で行っても、連続式で行ってもよい。更に連続
式の場合には、混合槽型反応、塔型反応器による流通式
反応等が可能である。塔型反応器による流通式反応の場
合には、ジクロロプロパノールまたはその溶液と、アル
カリ水溶液またはアルカリ懸濁液とを並流で流しても良
いし、向流で接触させながら反応させても良い。
(2)、(3)の反応は、いずれか一方の方法によりあ
る程度反応させた後、他の方法で更に反応を進める等の
組み合わせも可能である。
ンをストリッピングする場合に使用するスチーム量は、
塔頂留出組成が、重量比で水/エピクロロヒドリン=
0.5〜3.5、好ましくは1.0〜2.5が適してい
る。スチーム量が、多いほどエピクロロヒドリンの選択
率は、向上するが、多すぎるとスチーム原単位が悪くな
るので、実際の使用量には限度がある。また、スチーム
量が少なすぎると、ストリッピング効果が悪くなり、エ
ピクロロヒドリンの選択率が低下する恐れがある。
い。好ましくは40℃〜110℃、より好ましくは60
℃〜100℃が適してる。反応温度が低い方が、エピク
ロロヒドリンの選択率は高くなるが、反応速度が小さく
なるので反応時間が長くなる。また、第3工程の反応圧
力には、特に制限はない。好ましくは10kPa〜20
0kPaが適している。
体的に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるも
のではない。
ール25gに溶解させ、これに担体95gを添加し、室
温で30分間含浸させた。その後、150℃で3時間真
空乾燥させた。乾燥物を窒素気流下で500℃で3時間
焼成することにより得た触媒を金属化合物(5重量%)
/担体(95重量%)とした。
gに溶解させ、これに担体95gを添加し、室温で30
分間含浸させた。その後、150℃で3時間真空乾燥さ
せた。乾燥物を窒素気流下で500℃で3時間焼成する
ことにより得た触媒を金属化合物(5重量%)/担体
(95重量%)とした。
ール25gに溶解させ、これに担体95gを添加し、室
温で30分間含浸させた。その後、150℃で3時間真
空乾燥させた。乾燥物を窒素気流下で200℃で3時間
焼成することにより得た触媒を金属化合物(5重量%)
/担体(95重量%)とした。
ール25gに溶解させ、これに担体95gを添加し、室
温で30分間含浸させた。その後、150℃で3時間真
空乾燥させた。乾燥物を窒素気流下で270℃で3時間
焼成することにより得た触媒を金属化合物(5重量%)
/担体(95重量%)とした。
量%アンモニア水38gに溶解させ、これに担体95g
を添加し、室温で30分間含浸させた。その後、150
℃で3時間真空乾燥させた。乾燥物を窒素気流下で40
0℃で3時間焼成することにより得た触媒を金属化合物
(5重量%)/担体(95重量%)とした。
化合物B5gをメタノール24gに溶解させ、これに担
体95gを添加し、室温で30分間含浸させた。その
後、150℃で3時間真空乾燥させた。乾燥物を窒素気
流下で200℃で3時間焼成することにより得た触媒を
金属化合物A(5重量%)+金属化合物B(5重量%)
/担体(90重量%)とした。
化合物B1gをメタノール24gに溶解させ、これに担
体90gを添加し、室温で30分間含浸させた。その
後、150℃で3時間真空乾燥させた。乾燥物を窒素気
流下で200℃で3時間焼成することにより得た触媒を
金属化合物A(5.2重量%)+金属化合物B(1.0
重量%)/担体(93.8重量%)とした。
体をZrO2 (粒径0.5〜2.0mm)として触媒調
製法1により触媒を調製した。
えた内径14mm、長さ15cmの直立ガラス製の反応
器に充填した。
を101.3kPaとして、塩素0.8モル%、アリル
アセテート3.2モル%、窒素96.0モル%からなる
原料ガスを空間速度3671h-1で反応器に導入し、反
応させた。アリルアセテートは、90℃に設定した気化
器を通じて、予め気化させた。
応塩素ガスをチオ硫酸ナトリウム水溶液でクエンチし、
冷却により凝縮した留出物を捕集した。この留出物をガ
スクロマトグラフィーにて分析し、ジクロロアセトキプ
ロパンの収率(原料塩素基準)とその組成比(モル%)
を求めた。また、反応器の触媒層の最高温度を反応温度
として測定した。この結果を表1に示した。
た以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表1
に示した。
た以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表1
に示した。
た以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表1
に示した。
た以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表1
に示した。
た以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表1
に示した。
以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表1に
示した。
体をZrO2 (粒径0.5〜2.0mm)とし、触媒調
製法2で調製した触媒を使用した以外は、実施例1と同
様に反応を行った。結果を表1に示した。
した以外は、実施例8と同様に反応を行った。結果を表
1に示した。
担体をZrO2 (粒径0.5〜2.0mm)とし、触媒
調製法3で調製した触媒を使用した以外は、実施例1と
同様に反応を行った。結果を表1に示した。
した以外は、実施例10と同様に反応を行った。結果を
表1に示した。
した以外は、実施例10と同様に反応を行った。結果を
表1に示した。
担体をZrO2 (粒径0.5〜2.0mm)とし、触媒
調製法4で調製した触媒を使用した以外は、実施例1と
同様に反応を行った。結果を表1に示した。
体をZrO2 (粒径0.5〜2.0mm)とし、触媒調
製法5で調製した触媒を使用した以外は、実施例1と同
様に反応を行った。結果を表1に示した。
2 5gをメタノール90gに溶解させ、担体としてAl
2 O3 (粒径1.6mm)95gを使用した以外は触媒
調製法1と同様に触媒を調製した。この触媒を使用した
以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表1に
示した。
2.0mm)を触媒とした以外は、実施例1と同様に反
応を行った。結果を表1に示した。
m)を触媒とした以外は、実施例1と同様に反応を行っ
た。結果を表1に示した。
2.0mm)を触媒とした以外は、実施例1と同様に反
応を行った。結果を表1に示した。
加熱し、気化器を110℃に設定した以外は、実施例1
と同様に反応を行った。結果を表1に示した。
加熱し、気化器を130℃に設定した以外は、実施例1
と同様に反応を行った。結果を表1に示した。
テート5モル%、窒素90モル%からなる原料ガスを空
間速度600h-1で反応器に導入した以外は、実施例1
と同様に反応を行った。結果を表1に示した。
テート99モル%からなる原料ガスを空間速度3000
h-1で反応器に導入し、反応器を熱媒で130℃に加熱
し、気化器を130℃に設定した以外は、実施例1と同
様に反応を行った。結果を表1に示した。
l2 、金属化合物BをMnCl2 、担体をZrO2 (粒
径 0.5〜2.0mm)とし、触媒調製法6で調製し
た触媒を使用した以外は、実施例1と同様に反応を行っ
た。結果を表1に示した。
l2 、金属化合物BをMnCl2 、担体をZrO2 (粒
径 0.5〜2.0mm)とし、触媒調製法7で調製し
た触媒を使用した以外は、実施例1と同様に反応を行っ
た。結果を表1に示した。
担体をZrO2 (粒径 0.5〜2.0mm)とし、触
媒調製法3で調製した触媒を反応器に充填し、塩素1.
2モル%、アリルアセテート3.1モル%、窒素95.
7モル%からなる原料ガスを、空間速度3688hー1で
反応器に導入した以外は、実施例1と同様に反応を行っ
た。結果を表1に示した。
l2 、金属化合物BをMnCl2 、担体をZrO2 (粒
径 0.5〜2.0mm)とし、触媒調製法6で調製し
た触媒を反応器に充填し、実施例25と同様に反応を行
った。結果を表1に示した。
l2 、金属化合物BをMnCl2 、担体をAl2 O
3 (粒径 1.6mm)とし、触媒調製法6で調製した
触媒を使用した以外は、実施例25と同様に反応を行っ
た。結果を表1に示した。
を反応器に充填し、反応器を熱媒で120℃に加熱し、
気化器を120℃に設定した。塩素2.3モル%、アリ
ルアセテート5.9モル%、窒素91.8モル%からな
る原料ガスを、空間速度1923hー1で反応器に導入し
た以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表1
に示した。
を反応器に充填し、反応器を熱媒で120℃に加熱し、
気化器を120℃に設定した。塩素4.3モル%、アリ
ルアセテート10.9モル%、窒素84.8モル%から
なる原料ガスを、空間速度1040hー1で反応器に導入
した以外は、実施例1と同様に反応を行った。結果を表
1に示した。
を使用した以外は、実施例29と同様に反応を行った。
結果を表1に示した。
5.7mlと充填剤としてガラス玉(粒径 0.99〜
1.4mm)11.3mlをできるだけ均一になるよう
に混合し、反応器に充填し、塩素4.3モル%、アリル
アセテート10.9モル%、窒素84.8モル%からな
る原料ガスを、触媒と充填剤(計17ml)に対して、
空間速度1040hー1で反応器に導入した以外は、実施
例29と同様に反応を行った。結果を表1に示した。
(粒径 2.0mm)11.7mlを使用した以外は、
実施例31と同様に反応を行った。反応結果を表1に示
す。
造:ジクロロアセトキシプロパンの加水分解によるジク
ロロプロパノールの製造 実施例1により製造したジクロロアセトキシプロパン4
00g(2.34mol)、水126g(7.02mo
l)、35重量%塩酸7.4gとをガラス製反応器に仕
込み、常圧で90℃で5時間加熱した。この反応液を蒸
留塔で蒸留して水とジクロロプロパノールの共沸成分、
水及び酢酸を塔頂から留出させ、塔底からジクロロプロ
パノールを含む塔底液を回収した。この塔底液を更に蒸
留して、ジクロロプロパノール212g(1.64mo
l)を得た。ジクロロプロパノールの収率は70.3%
であり、その組成比は2,3−ジクロロ−1−プロパノ
ール73.42モル%、1,3−ジクロロ−2−プロパ
ノール26.58モル%であった。
造:ジクロロアセトキシプロパンのn−ブタノールを用
いた加アルコール分解によるジクロロプロパノールの製
造 実施例1により製造したジクロロアセトキシプロパン4
00g(2.34mol)、n−ブタノール520g
(7.02mol)、35重量%塩酸7.4gとをガラ
ス製反応器に仕込み、常圧で90℃で5時間加熱した。
この反応液を蒸留塔で蒸留して、ジクロロプロパノール
272g(2.11mol)を得た。ジクロロプロパノ
ールの収率は90.2%であり、その組成比は2,3−
ジクロロ−1−プロパノール74.36モル%、1,3
−ジクロロ−2−プロパノール25.64モル%であっ
た。
造:ジクロロアセトキシプロパンの70重量%アリルア
ルコール水溶液を用いた加アルコール分解によるジクロ
ロプロパノールの製造 実施例1により製造したジクロロアセトキシプロパン7
5.0g、アリルアルコール(市販品)50.9g、水
21.8g(70重量%アリルアルコール水溶液に相
当。アリルアルコール/ジクロロアセトキシプロパンの
モル比=2.0)、および触媒として35重量%塩酸
1.39gをジムロート冷却管を備えたフラスコに仕込
み、攪拌しながら、105℃に加熱して還流させ、3時
間反応を行った。反応後の反応液をガスクロマトグラフ
ィーで分析した。生成物組成は未反応ジクロロアセトキ
シプロパン5.35g、生成ジクロロプロパノール5
2.12g、生成アリルアセテート24.41g、未反
応アリルアルコール35.31g、水22.8gであっ
た。また、アリルアセテートの加水分解による酢酸8.
80gの生成が認められた。この結果より、ジクロロア
セトキシプロパンの転化率は92.9%、ジクロロプロ
パノールの収率は92.2%、選択率は99.4%(原
料ジクロロアセトキシプロパン基準)であり、また、ア
リルアセテートの収率は55.6%、選択率は59.9
%(原料ジクロロアセトキシプロパン基準)であった。
ロアセトキシプロパンのモル比を1.0とした以外は、
実施例35と同様の反応を行った。3時間反応後の反応
液のガスクロマトグラフィー分析結果より、ジクロロア
セトキシプロパンの転化率は83.9%、ジクロロプロ
パノールの収率は82.2%、選択率は98.0%(原
料ジクロロアセトキシプロパン基準)であった。
実施例36と同様に行った。3時間反応後の反応液のガ
スクロマトグラフィー分析結果より、ジクロロアセトキ
シプロパンの転化率は83.4%、ジクロロプロパノー
ルの収率は82.9%、選択率は99.4%(原料ジク
ロロアセトキシプロパン基準)であった。
造:ジクロロアセトキシプロパンの無水アリルアルコー
ルを用いた加アルコール分解によるジクロロプロパノー
ルの製造 無水アリルアルコール/ジクロロアセトキシプロパンの
モル比、1.0で加アルコール分解反応を下記の様に行
った。
シプロパン40.0g、無水アリルアルコール13.6
gおよび触媒として粒径0.42〜0.57mmの粒状
の陽イオン交換樹脂(アンバーライトIR−118
(H)型)15mlをジムロート冷却管を備えたフラス
コに仕込み、攪拌しながら、80℃に加熱し、3時間反
応を行った。反応液のガスクロマトグラフィー分析結果
より、未反応ジクロロアセトキシプロパン12.38
g、生成ジクロロプロパノール20.56g、生成アリ
ルアセテート15.96g、未反応アリルアルコール
3.92gであった。反応系が無水のため、酢酸の生成
は認められなかった。この結果より、ジクロロアセトキ
シプロパンの転化率は69.0%、ジクロロプロパノー
ル収率は68.1%、選択率は98.7%(原料ジクロ
ロアセトキシプロパン基準)であり、またアリルアセテ
ート収率は68.1%、選択率は98.7%(原料ジク
ロロアセトキシプロパン基準)であった。
造:ジクロロアセトキシプロパンの70重量%アリルア
ルコール水溶液を用いた連続的加アルコール分解による
ジクロロプロパノールの製造 アリルアルコール/ジクロロアセトキシプロパンのモル
比=1.0での固定床式連続加アルコール分解反応を下
記の様に行った。陽イオン交換樹脂(アンバーライトI
R−118(H)型)10mlを内径、14mm、長さ
15cm、容量約18mlの上部側管付き直立ガラス管
に充填し、該当管を油浴を用いて85℃に加熱する。な
お、反応器出口は油浴外に出る様に設置する。1時間当
たり、70重量%アリルアルコール水溶液3.27g、
ジクロロアセトキシプロパン6.73gを定量ポンプ
で、上記反応器の上部側管より導入する。反応器出口に
テフロンチューブを接続し、流出反応液を受け器のフラ
スコ中に導く。この際、テフロンチューブ先端部の高さ
が反応管中の液面の高さと同じになる様に設定し、反応
管液面を一定に保つ様にする。
グラフィーで経時的に分析した。定常状態での1時間当
たりの流出液重量は9.95gで、組成は未反応ジクロ
ロアセトキシプロパン1.37g、生成ジクロロプロパ
ノール3.75gであった。この結果より、ジクロロア
セトキシプロパン転化率は79.6%、ジクロロプロパ
ノール収率は73.9%、選択率は92.8%(原料ジ
クロロアセトキシプロパン基準)であった。
造:70重量%アリルアルコール水溶液を用いた加アル
コール分解反応液の蒸留 実施例35をスケールアップして得られた反応液の蒸留
を以下のように行った。滴下流量調節コック付き、還流
冷却装置付き分留塔を備えた500mlの三つ口フラス
コに実施例35をスケールアップして得られた反応液2
97gを仕込み、全還流状態で減圧蒸留を行った。
頂から低沸点成分を抜き出し、これが留出しなくなった
時点で終了した。
留液)について、ガスクロマトグラフィーおよびカール
フィッシャー水分計で分析した。低沸点成分はアリルア
セテート、アリルアルコール、水および酢酸が主で、ジ
クロロプロパノールおよびジクロロアセトキシプロパン
は微量であった。
反応ジクロロアセトキシプロパンが主であり、両成分を
併せると残留液の99.6重量%であった。
造:無水アリルアルコールを用いた加アルコール分解に
よるジクロロプロパノールの製造およびその分離 実施例38をスケールアップし、触媒の陽イオン交換樹
脂を濾別した後、反応液からのジクロロプロパノールの
分離を以下の様に行った。
0gを実施例40と同様の装置を用い、減圧下、塔頂か
ら低沸点成分を抜き出した。低沸点成分は725.7g
の均一溶液であり、残留液(高沸点成分)は1232.
4gであった。尚、回収率は97.9%であった。
ィーで分析したところ、低沸点成分は、極く微量のジク
ロロプロパノールを含むアリルアセテートおよび未反応
のアリルアルコールであった。
アリルアセテートを含むジクロロプロパノールおよび未
反応のジクロロアセトキシプロパンであった。
ーショウ型蒸留装置を用いて、常圧下に蒸留を行った。
塔頂からの低沸点成分は、239.5gのアリルアセテ
ートとアリルアルコールの共沸成分であった。これは第
2工程へ戻す。一方、低沸点成分の残留液は436.4
gのアリルアセテートであった。これは第1工程へ戻
す。尚、回収率は、98.9%であった。
オルダーショウ型蒸留装置を用いて13.3kPaの減
圧下に蒸留を行った。
むジクロロプロパノール687.2gであった。これは
第3工程へ送る。一方、残留液は410.9gの未反応
のジクロロアセトキシプロパンであった。これは、第1
工程へ戻す。尚、回収率は99.0%であった。
クロロヒドリンを直ちに反応液から分離するストリッピ
ングを行う脱塩化水素塔として次のものを使用した。
さ1500mmのガラス製で、径1mmの穴280個を
有する多孔板が100mm間隔に10段あり、各々多孔
板は深さ5mmのダウンカマーを有する。最下段の下側
にはスチーム吹き込みノズルがあり、流量計を通して一
定量のスチームがフィードできる。最上段の上側には液
フィードノズルがあり、ジクロロプロパノールとアルカ
リの水溶液をフィードする。ジクロロプロパノール溶液
とアルカリ水溶液とは、定量ポンプで送給し、液フィー
ドノズルの直前で混合される。塔頂からは、冷却器を通
して留出液を捕集する。塔底には、500mlの丸底フ
ラスコがとりつけてあり、定量ポンプにて、塔底液が4
0mlとなるよう一定量抜き出す。
解(実施例34)で得たジクロロプロパノール83g/
h、9.5重量%Ca(OH)2 スラリー水溶液323
g/hを液フィードノズルより供給しながら、スチーム
吹き込みノズルよりスチームを吹き込んだ。供給中のジ
クロロプロパノ−ル濃度は、20重量%である。塔底か
ら廃液を抜き出しながら、約2時間連続運転し、反応系
を安定化した。この1時間後に塔頂留出液と塔底液をサ
ンプリングして、組成を分析した結果、ジクロロプロパ
ノールの転化率は89.1%、エピクロロヒドリンの選
択率は、97.0%であった。尚、塔中段の温度は10
0℃であった。
は、実施例42と同様に反応を行った。結果は、ジクロ
ロプロパノールの転化率は88.8%、エピクロロヒド
リンの選択率は、97.3%であった。
(粒径0.99〜1.4mm)17mlを反応器に充填
した以外は実施例1と同様に反応を行った。結果を表1
に示した。
ロパンが高収率、高選択率で得られ、従来の液相反応の
欠点である触媒の分離、回収工程の必要性、冷却に伴う
エネルギーの損失、有機溶媒回収工程の必要性および回
収による有機溶媒のロス等の問題がなくジクロロアセト
キシプロパンを製造できる。
トと塩素を反応させてジクロロアセトキシプロパンを高
収率、高選択率で製造し、次いで得られたジクロロアセ
トキシプロパンからその誘導体を製造することにより、
アリルアセテートから効率的にかかる誘導体を製造する
ことができる。例えば、得られたジクロロアセトキシプ
ロパンから、ジクロロプロパノール及び更にはエピクロ
ロヒドリンを効率的に製造できる。
Claims (14)
- 【請求項1】 触媒の存在下、アリルアセテートと塩素
を気相で反応させることを特徴とするジクロロアセトキ
シプロパンの製造方法。 - 【請求項2】 触媒の存在下、アリルアセテートと塩素
を気相で反応させる際に、希釈剤を添加することを特徴
とする、請求項1記載のジクロロアセトキシプロパンの
製造方法。 - 【請求項3】 反応温度が70℃〜300℃の範囲で、
触媒の存在下、アリルアセテートと塩素を気相で反応さ
せることを特徴とする、請求項1または2記載のジクロ
ロアセトキシプロパンの製造方法。 - 【請求項4】 反応圧力10kPa〜1000kPaの
範囲で、触媒の存在下、アリルアセテートと塩素を気相
で反応させることを特徴とする、請求項1または2記載
のジクロロアセトキシプロパンの製造方法。 - 【請求項5】 反応温度が70℃〜300℃の範囲であ
り、且つ反応圧力10kPa〜1000kPaの範囲
で、触媒の存在下、アリルアセテートと塩素を気相で反
応させることを特徴とする、請求項1または2記載のジ
クロロアセトキシプロパンの製造方法。 - 【請求項6】 塩素とアリルアセテートのモル比が、塩
素/アリルアセテート=0.001〜1.5の範囲で、
触媒の存在下、アリルアセテートと塩素を気相で反応さ
せることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載
のジクロロアセトキシプロパンの製造方法。 - 【請求項7】 触媒が、長周期律表1〜15族から選ば
れる少なくとも1種以上の金属、または金属化合物を含
むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の
ジクロロアセトキシプロパンの製造方法。 - 【請求項8】 長周期律表1〜15族から選ばれる少な
くとも1種以上の金属化合物が、金属ハロゲン化物また
は金属酸化物である、請求項7記載のジクロロアセトキ
シプロパンの製造方法。 - 【請求項9】 触媒が、担持型触媒であることを特徴と
する請求項1〜7のいずれかに記載のジクロロアセトキ
シプロパンの製造方法。 - 【請求項10】 触媒を充填剤と混合して使用すること
を特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のジクロロ
アセトキシプロパンの製造方法。 - 【請求項11】 以下の第1工程〜第2工程からなるジ
クロロプロパノールの製造方法。 第1工程 触媒の存在下、アリルアセテートと塩素を気相で反応さ
せて、ジクロロアセトキシプロパンを製造する工程。 第2工程 第1工程で得られたジクロロアセトキシプロパンの加水
分解、または加アルコール分解によりジクロロプロパノ
ールを製造する工程。 - 【請求項12】 第2工程で加アルコール分解に用いる
アルコールが、アリルアルコールであることを特徴とす
る請求項11記載のジクロロプロパノールの製造方法。 - 【請求項13】 以下の第1工程〜第3工程からなるエ
ピクロロヒドリンの製造方法。 第1工程 触媒の存在下、アリルアセテートと塩素を気相で反応さ
せて、ジクロロアセトキシプロパンを製造する工程。 第2工程 第1工程で得られたジクロロアセトキシプロパンの加水
分解、または加アルコール分解によりジクロロプロパノ
ールを製造する工程。 第3工程 第2工程で得られたジクロロプロパノールの脱塩化水素
により、エピクロロヒドリンを製造する工程。 - 【請求項14】 第2工程で加アルコール分解に用いる
アルコールが、アリルアルコールであることを特徴とす
る請求項13記載のエピクロロヒドリンの製造方法。
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