JPH1134338A - 静電式インクジェット記録ヘッド - Google Patents
静電式インクジェット記録ヘッドInfo
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- JPH1134338A JPH1134338A JP19576797A JP19576797A JPH1134338A JP H1134338 A JPH1134338 A JP H1134338A JP 19576797 A JP19576797 A JP 19576797A JP 19576797 A JP19576797 A JP 19576797A JP H1134338 A JPH1134338 A JP H1134338A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/06—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
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- B41J2002/061—Ejection by electric field of ink or of toner particles contained in ink
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電界でトナー粒子を含んだインク滴を吐出
させる方式において、記録電圧の低電圧化、高駆動周波
数領域での印字劣化防止、インク滴の吐出の安定および
過剰なトナー粒子の集中によるインク滴の吐出不良の防
止を図る。 【解決手段】 互いに接する二面上で連続している複数
の凹凸形状が形成された吐出部材1と、吐出部材1の凹
凸形状が形成されている一方の面上に配設された記録電
極を有する記録電極基板3と、吐出部材1の互いに接す
る二面上に形成されている凹凸面上をカバーし前記吐出
部材1の互いに接する二面上に形成されている凹凸部の
コーナー部を開放するように微小なスリット状の吐出開
口部13が形成された形状からなるカバーブロック4
と、吐出部材1の互いに接する二面上に形成されている
凹凸部のコーナー部前方のカバーブロック4上にカバー
ブロック4の吐出開口部13を開放させるように形成さ
れた制御電極5とを備える。
させる方式において、記録電圧の低電圧化、高駆動周波
数領域での印字劣化防止、インク滴の吐出の安定および
過剰なトナー粒子の集中によるインク滴の吐出不良の防
止を図る。 【解決手段】 互いに接する二面上で連続している複数
の凹凸形状が形成された吐出部材1と、吐出部材1の凹
凸形状が形成されている一方の面上に配設された記録電
極を有する記録電極基板3と、吐出部材1の互いに接す
る二面上に形成されている凹凸面上をカバーし前記吐出
部材1の互いに接する二面上に形成されている凹凸部の
コーナー部を開放するように微小なスリット状の吐出開
口部13が形成された形状からなるカバーブロック4
と、吐出部材1の互いに接する二面上に形成されている
凹凸部のコーナー部前方のカバーブロック4上にカバー
ブロック4の吐出開口部13を開放させるように形成さ
れた制御電極5とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電式インクジェッ
ト記録ヘッドに関し、特に帯電したトナー粒子が分散さ
れているインクに電界を与え、前記電界により発生する
静電力により前記トナー粒子を吐出させて印字を行う静
電式インクジェット記録ヘッドに関する。
ト記録ヘッドに関し、特に帯電したトナー粒子が分散さ
れているインクに電界を与え、前記電界により発生する
静電力により前記トナー粒子を吐出させて印字を行う静
電式インクジェット記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録法は、記録時におけ
る騒音の発生が無視し得る程度に極めて小さいという点
において、最近関心を集めている。その中で、簡単な機
構で記録媒体上に直接高速で記録が可能であり、しかも
普通紙に記録の行えるインクジェット記録法は極めて有
力な記録法であって、これまでにも様々な方式が提案さ
れている。その中に、キャリア液体中にトナー粒子を分
散させたインクを用い、針状の記録電極と、これに対向
する記録紙背面に設けた電極間に電圧を印加し、発生し
た電界の静電力によりインク中の色材を飛翔せしめ、記
録を行う静電式インクジェット記録方式がある。
る騒音の発生が無視し得る程度に極めて小さいという点
において、最近関心を集めている。その中で、簡単な機
構で記録媒体上に直接高速で記録が可能であり、しかも
普通紙に記録の行えるインクジェット記録法は極めて有
力な記録法であって、これまでにも様々な方式が提案さ
れている。その中に、キャリア液体中にトナー粒子を分
散させたインクを用い、針状の記録電極と、これに対向
する記録紙背面に設けた電極間に電圧を印加し、発生し
た電界の静電力によりインク中の色材を飛翔せしめ、記
録を行う静電式インクジェット記録方式がある。
【0003】従来の静電式インクジェット記録方式の一
例を、図5、図6、図7を参照しながら説明する。図5
は従来の静電式インクジェット記録ヘッドの斜視図、図
6は従来の静電式インクジェット記録ヘッドのヘッド先
端部の上面図および断面図、図7は図6のb−b断面図
である。
例を、図5、図6、図7を参照しながら説明する。図5
は従来の静電式インクジェット記録ヘッドの斜視図、図
6は従来の静電式インクジェット記録ヘッドのヘッド先
端部の上面図および断面図、図7は図6のb−b断面図
である。
【0004】基板101はプラスチック等の絶縁体で、
ベースフィルム110をその裏側からサポートしてい
る。ベースフィルム110は、ポリイミド等の絶縁体
で、その厚みは50μm程度あり、その表面には、複数
の記録電極102がその表面に一体的に形成されてい
る。記録電極102はベースフィルム110上に銅等の
導電性材料を20〜30μmの厚さにパターンメッキし
たもので、300dpiピッチ、すなわち約85μm間
隔で配置されている。また、記録電極102は、ベース
フィルム110の端面からそれぞれ独立に飛び出してお
り、その飛び出し量は80μm〜500μm程度であ
る。さらに、記録電極102は、その表面が絶縁性コー
ティング材料103で、厚み10μm以下で均一に被覆
されている。この例では、ベースフィルム110上に記
録電極102を一体的に構成したテープ状のヘッドを用
いており、具体的にはTAB(Tape Automated Bondin
g)技術に用いられるTABテープを使用し、さらに、
絶縁性コーティング材料103をパリレン樹脂の化学蒸
着にて形成している。
ベースフィルム110をその裏側からサポートしてい
る。ベースフィルム110は、ポリイミド等の絶縁体
で、その厚みは50μm程度あり、その表面には、複数
の記録電極102がその表面に一体的に形成されてい
る。記録電極102はベースフィルム110上に銅等の
導電性材料を20〜30μmの厚さにパターンメッキし
たもので、300dpiピッチ、すなわち約85μm間
隔で配置されている。また、記録電極102は、ベース
フィルム110の端面からそれぞれ独立に飛び出してお
り、その飛び出し量は80μm〜500μm程度であ
る。さらに、記録電極102は、その表面が絶縁性コー
ティング材料103で、厚み10μm以下で均一に被覆
されている。この例では、ベースフィルム110上に記
録電極102を一体的に構成したテープ状のヘッドを用
いており、具体的にはTAB(Tape Automated Bondin
g)技術に用いられるTABテープを使用し、さらに、
絶縁性コーティング材料103をパリレン樹脂の化学蒸
着にて形成している。
【0005】ベースフィルム110の上には、記録電極
102の突出部を覆わない位置に、カバー104が取り
付けられている。カバー104は、絶縁性部材で、あら
かじめインク供給口105および不図示のインク排出口
が加工されており、ベースフィルム110とカバー10
4とで構成された空間がインク室を構成しており、イン
クがインク供給口105より充填され内部が満たされて
いる。さらに、カバー104は、その先端部が開口して
おり、ベースフィルム110とカバー104とで構成さ
れたスリット状の開口部がインク噴射口107を形成
し、そこにインクメニスカス108が形成されている。
102の突出部を覆わない位置に、カバー104が取り
付けられている。カバー104は、絶縁性部材で、あら
かじめインク供給口105および不図示のインク排出口
が加工されており、ベースフィルム110とカバー10
4とで構成された空間がインク室を構成しており、イン
クがインク供給口105より充填され内部が満たされて
いる。さらに、カバー104は、その先端部が開口して
おり、ベースフィルム110とカバー104とで構成さ
れたスリット状の開口部がインク噴射口107を形成
し、そこにインクメニスカス108が形成されている。
【0006】インクは、その表面張力により、インク噴
射口107にインクメニスカス108を形成する。ヘッ
ド内のインクには背圧が付与されており、また、記録電
極102がベースフィルム110およびカバー104よ
り突き出しているため、インクメニスカス108は側面
から見ると斜め下向きに凹形状となる。さらに、インク
噴射口107外部に各記録電極102が個別に突き出て
いるため、インクメニスカス108は、上面から見ると
各記録電極102に対応してインクメニスカス108が
形成されることとなる。
射口107にインクメニスカス108を形成する。ヘッ
ド内のインクには背圧が付与されており、また、記録電
極102がベースフィルム110およびカバー104よ
り突き出しているため、インクメニスカス108は側面
から見ると斜め下向きに凹形状となる。さらに、インク
噴射口107外部に各記録電極102が個別に突き出て
いるため、インクメニスカス108は、上面から見ると
各記録電極102に対応してインクメニスカス108が
形成されることとなる。
【0007】このため、任意の記録電極102に高電圧
パルスを印加した際、その記録電極102部の突き出し
たインクメニスカス先端部に電界が集中される。インク
中の帯電したトナーは、この電界に導かれて、突き出し
たインクメニスカス先端部から引き出され、トナー群1
09となって、記録ヘッドに対向する不図示の対向電
極、すなわち記録紙(図8の8)方向に飛翔する。
パルスを印加した際、その記録電極102部の突き出し
たインクメニスカス先端部に電界が集中される。インク
中の帯電したトナーは、この電界に導かれて、突き出し
たインクメニスカス先端部から引き出され、トナー群1
09となって、記録ヘッドに対向する不図示の対向電
極、すなわち記録紙(図8の8)方向に飛翔する。
【0008】図8は従来の静電式インクジェット記録ヘ
ッドの記録時に発生する等電位線の概略図である。
ッドの記録時に発生する等電位線の概略図である。
【0009】図8において、記録電圧印加時の吐出ポイ
ント120近傍の等電位線123は、記録電極102の
形状に沿うように形成されており、吐出ポイント120
近傍のインク上では、吐出方向に対してほぼ平行な等電
位線123が発生しているため、吐出ポイント120近
傍のトナー粒子には吐出ポイント120へ向かう方向の
静電力が発生しない。そのため、記録電圧が印加されて
いる間において吐出ポイント120上へ所望のドット径
を形成するためのトナー粒子の供給量が不足するため、
所望のドット径を形成することができない。
ント120近傍の等電位線123は、記録電極102の
形状に沿うように形成されており、吐出ポイント120
近傍のインク上では、吐出方向に対してほぼ平行な等電
位線123が発生しているため、吐出ポイント120近
傍のトナー粒子には吐出ポイント120へ向かう方向の
静電力が発生しない。そのため、記録電圧が印加されて
いる間において吐出ポイント120上へ所望のドット径
を形成するためのトナー粒子の供給量が不足するため、
所望のドット径を形成することができない。
【0010】また、吐出を行うための電界が記録電極1
02と対向電極7間で発生しているために、記録電極1
02と対向電極7間のギャップの変化により吐出ポイン
ト120近傍の電界密度が変化し、インク滴の吐出状態
に影響を及ぼしてしまう。
02と対向電極7間で発生しているために、記録電極1
02と対向電極7間のギャップの変化により吐出ポイン
ト120近傍の電界密度が変化し、インク滴の吐出状態
に影響を及ぼしてしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の静電式
インクジェット記録ヘッドは、第1に、インク滴の吐出
に必要な電界を記録電極と対向電極間の電界により発生
させる構造のため、記録紙を搬送するために記録電極と
対向電極間のギャップを0.5〜1mm程度確保した場
合、インク滴の吐出に必要な電界を発生するために必要
な記録電圧が、ギャップに比例して高くなってしまうと
いう問題点がある。
インクジェット記録ヘッドは、第1に、インク滴の吐出
に必要な電界を記録電極と対向電極間の電界により発生
させる構造のため、記録紙を搬送するために記録電極と
対向電極間のギャップを0.5〜1mm程度確保した場
合、インク滴の吐出に必要な電界を発生するために必要
な記録電圧が、ギャップに比例して高くなってしまうと
いう問題点がある。
【0012】第2に、吐出ポイントが記録電極により形
成されており、記録電圧を印加した時に吐出ポイント近
傍のトナー粒子に対して吐出ポイントへ向かう方向の静
電力が発生しないために、トナー粒子が吐出ポイントへ
泳動されにくい構造となっており、そのため、高駆動周
波数で駆動した場合、吐出ポイント上へ所望のドットを
形成するために十分な量のトナー粒子が供給できず、高
駆動周波数領域での印字が劣化するという問題点があ
る。
成されており、記録電圧を印加した時に吐出ポイント近
傍のトナー粒子に対して吐出ポイントへ向かう方向の静
電力が発生しないために、トナー粒子が吐出ポイントへ
泳動されにくい構造となっており、そのため、高駆動周
波数で駆動した場合、吐出ポイント上へ所望のドットを
形成するために十分な量のトナー粒子が供給できず、高
駆動周波数領域での印字が劣化するという問題点があ
る。
【0013】第3に、吐出ポイントを頂点とする凸状の
インクメニスカスが連続的につながっており、吐出の行
われた吐出ポイント近傍の液面の振動が他の吐出ポイン
ト上のインクメニスカスに影響を与えるため、常に安定
したインクメニスカスを得ることができず、インク滴の
吐出が不安定になるという問題点がある。
インクメニスカスが連続的につながっており、吐出の行
われた吐出ポイント近傍の液面の振動が他の吐出ポイン
ト上のインクメニスカスに影響を与えるため、常に安定
したインクメニスカスを得ることができず、インク滴の
吐出が不安定になるという問題点がある。
【0014】第4に、吐出ポイントへインク供給を行う
ための吐出開口部が、インク室の一部にインクの溢れを
起こさない程度のスリットとして形成されているため
に、吐出開口部内でのインクの流れがおこらず、吐出開
口部内での過剰なトナー粒子の集中によるインク粘度の
上昇を引き起こし、インク滴の吐出不良がおこるという
問題点がある。
ための吐出開口部が、インク室の一部にインクの溢れを
起こさない程度のスリットとして形成されているため
に、吐出開口部内でのインクの流れがおこらず、吐出開
口部内での過剰なトナー粒子の集中によるインク粘度の
上昇を引き起こし、インク滴の吐出不良がおこるという
問題点がある。
【0015】本発明の目的は、このような点に鑑みてな
されたもので、記録電圧の低電圧化、高駆動周波数領域
での印字劣化の防止、インク滴の吐出の安定および過剰
なトナー粒子の集中によるインク滴の吐出不良の防止を
図る静電式インクジェット記録ヘッドを提供することに
ある。
されたもので、記録電圧の低電圧化、高駆動周波数領域
での印字劣化の防止、インク滴の吐出の安定および過剰
なトナー粒子の集中によるインク滴の吐出不良の防止を
図る静電式インクジェット記録ヘッドを提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の静電式インクジ
ェット記録ヘッドは、帯電したトナー粒子が分散されて
いるインクに電界を与え、前記電界により発生する静電
力により前記トナー粒子を吐出させて印字を行う静電式
インクジェット記録ヘッドにおいて、互いに接する二面
上で各々連続している複数の凹凸形状が形成された吐出
部材と、前記吐出部材の凹凸形状が形成されている一方
の面上に配設された記録電極を有する記録電極基板と、
前記吐出部材の互いに接する二面上に形成されている凹
凸面上をカバーし前記吐出部材の互いに接する二面上に
形成されている凹凸部のコーナー部を開放するように微
小なスリット状の吐出開口部が形成された形状からなる
カバーブロックと、前記吐出部材の互いに接する二面上
に形成されている凹凸部のコーナー部前方の前記カバー
ブロック上に前記カバーブロックの吐出開口部を開放さ
せるように形成されている制御電極とを備えたことを特
徴とする。
ェット記録ヘッドは、帯電したトナー粒子が分散されて
いるインクに電界を与え、前記電界により発生する静電
力により前記トナー粒子を吐出させて印字を行う静電式
インクジェット記録ヘッドにおいて、互いに接する二面
上で各々連続している複数の凹凸形状が形成された吐出
部材と、前記吐出部材の凹凸形状が形成されている一方
の面上に配設された記録電極を有する記録電極基板と、
前記吐出部材の互いに接する二面上に形成されている凹
凸面上をカバーし前記吐出部材の互いに接する二面上に
形成されている凹凸部のコーナー部を開放するように微
小なスリット状の吐出開口部が形成された形状からなる
カバーブロックと、前記吐出部材の互いに接する二面上
に形成されている凹凸部のコーナー部前方の前記カバー
ブロック上に前記カバーブロックの吐出開口部を開放さ
せるように形成されている制御電極とを備えたことを特
徴とする。
【0017】本発明の静電式インクジェット記録ヘッド
は、前記カバーブロックの吐出開口部が、前記吐出部材
の互いに接する二面上に形成されている凹凸部のコーナ
ー部前方に向かって広がるようなテーパー形状を有する
ようにしてもよい。
は、前記カバーブロックの吐出開口部が、前記吐出部材
の互いに接する二面上に形成されている凹凸部のコーナ
ー部前方に向かって広がるようなテーパー形状を有する
ようにしてもよい。
【0018】本発明の静電式インクジェット記録ヘッド
は、前記記録電極は、前記吐出部材に形成されている凸
部の幅より広い電極幅を有し、前記吐出部材に形成され
ている各凸部の一つおきの凸部と同間隔で形成されてお
り、前記記録電極の各電極の中心軸と前記吐出部材の各
凸部の中心軸が一致するように配設されているようにし
てもよい。
は、前記記録電極は、前記吐出部材に形成されている凸
部の幅より広い電極幅を有し、前記吐出部材に形成され
ている各凸部の一つおきの凸部と同間隔で形成されてお
り、前記記録電極の各電極の中心軸と前記吐出部材の各
凸部の中心軸が一致するように配設されているようにし
てもよい。
【0019】本発明の静電式インクジェット記録ヘッド
は、前記吐出部材の互いに接する二面上に形成された凹
凸形成面は、各々インナーチャンバおよびアウターチャ
ンバと接しており、前記インナーチャンバと前記アウタ
ーチャンバは、前記吐出部材の互いに接する二面上で各
々連続している各凹部を介して連通しているようにして
もよい。
は、前記吐出部材の互いに接する二面上に形成された凹
凸形成面は、各々インナーチャンバおよびアウターチャ
ンバと接しており、前記インナーチャンバと前記アウタ
ーチャンバは、前記吐出部材の互いに接する二面上で各
々連続している各凹部を介して連通しているようにして
もよい。
【0020】本発明の静電式インクジェット記録ヘッド
は、前記記録電極基板の前記記録電極形成面が、前記吐
出部材の凹凸形成面側に向くようにして配設されている
ようにしてもよい。
は、前記記録電極基板の前記記録電極形成面が、前記吐
出部材の凹凸形成面側に向くようにして配設されている
ようにしてもよい。
【0021】本発明の静電式インクジェット記録ヘッド
は、前記記録電極は、絶縁性コーティング材料により被
膜されているようにしてもよい。
は、前記記録電極は、絶縁性コーティング材料により被
膜されているようにしてもよい。
【0022】本発明の静電式インクジェット記録ヘッド
は、前記吐出部材および前記カバーブロックは、誘電率
が10以下の絶縁性材料により形成されているようにし
てもよい。
は、前記吐出部材および前記カバーブロックは、誘電率
が10以下の絶縁性材料により形成されているようにし
てもよい。
【0023】本発明の静電式インクジェット記録ヘッド
は、前記インナーチャンバ内にインクと接液した泳動電
極が配設されているようにしてもよい。
は、前記インナーチャンバ内にインクと接液した泳動電
極が配設されているようにしてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0025】図1は本発明の静電式インクジェット記録
ヘッドの一実施例の概要図、図2は吐出部の詳細図、図
3は吐出ポイント近傍の断面図である。
ヘッドの一実施例の概要図、図2は吐出部の詳細図、図
3は吐出ポイント近傍の断面図である。
【0026】吐出部材1は、セラミックスおよび高分子
材料等の誘電率が10以下の絶縁性の材料からなり、互
いに接する二面上に各々連続した複数の凹凸形状が形成
されている。また吐出部材1は、凹凸形状が形成されて
いる二面の凸部のコーナー部が吐出ポイント20となる
ように、対向電極7に対して対向した位置に凹凸形状が
形成されている二面の凸部のコーナー部が突き出す形で
ヘッドブロック2に支持されている。
材料等の誘電率が10以下の絶縁性の材料からなり、互
いに接する二面上に各々連続した複数の凹凸形状が形成
されている。また吐出部材1は、凹凸形状が形成されて
いる二面の凸部のコーナー部が吐出ポイント20となる
ように、対向電極7に対して対向した位置に凹凸形状が
形成されている二面の凸部のコーナー部が突き出す形で
ヘッドブロック2に支持されている。
【0027】記録電極基板3は、薄板状の絶縁性の基板
または高分子材料からなるフィルム上に、各々独立した
記録電極14が形成されている。記録電極14の一端
は、記録電極基板3の一端部において所望のドットピッ
チと同間隔で並ぶ形で形成されており、記録電極14の
他端には、不図示の外部ドライバ電源と接続するための
電極パッドが形成されている。記録電極14は、その表
面が絶縁性コーティング材料19で、厚み10μm以下
で均一に被覆されている。また記録電極基板3は、吐出
部材1の一方の凹凸形成面上の吐出ポイント20より数
十μm後退した位置で、記録電極14形成面を吐出部材
1の凹凸形成面側に向けて凹凸形成面上部を塞ぐ形で配
設されている。
または高分子材料からなるフィルム上に、各々独立した
記録電極14が形成されている。記録電極14の一端
は、記録電極基板3の一端部において所望のドットピッ
チと同間隔で並ぶ形で形成されており、記録電極14の
他端には、不図示の外部ドライバ電源と接続するための
電極パッドが形成されている。記録電極14は、その表
面が絶縁性コーティング材料19で、厚み10μm以下
で均一に被覆されている。また記録電極基板3は、吐出
部材1の一方の凹凸形成面上の吐出ポイント20より数
十μm後退した位置で、記録電極14形成面を吐出部材
1の凹凸形成面側に向けて凹凸形成面上部を塞ぐ形で配
設されている。
【0028】吐出部材1の各凸部は、所望のドットピッ
チに対して1/2の間隔で形成されており、記録電極基
板3の各記録電極14の中心軸が、一つおきの凸部
(A)15の中心軸と一致するように配設されている。
各記録電極14位置に配置された各凸部(A)15の幅
は、20μm以下の幅であることが望ましく、それに対
して各記録電極14の幅は、各凸部(A)15の幅より
も広い電極幅を有している。また、実際のインク滴21
の吐出を行うポイントとなる吐出ポイント20は、各記
録電極14位置に配置された各凸部(A)15であり、
それ以外の各凸部(B)16は、吐出ポイント20より
インク滴21の吐出が行われた後のメニスカス22の振
動が、他の吐出ポイント20へ伝達することを防止する
ための隔壁として機能している。
チに対して1/2の間隔で形成されており、記録電極基
板3の各記録電極14の中心軸が、一つおきの凸部
(A)15の中心軸と一致するように配設されている。
各記録電極14位置に配置された各凸部(A)15の幅
は、20μm以下の幅であることが望ましく、それに対
して各記録電極14の幅は、各凸部(A)15の幅より
も広い電極幅を有している。また、実際のインク滴21
の吐出を行うポイントとなる吐出ポイント20は、各記
録電極14位置に配置された各凸部(A)15であり、
それ以外の各凸部(B)16は、吐出ポイント20より
インク滴21の吐出が行われた後のメニスカス22の振
動が、他の吐出ポイント20へ伝達することを防止する
ための隔壁として機能している。
【0029】カバーブロック4は、セラミックスおよび
高分子材料等の誘電率が10以下の絶縁性の材料からな
り、吐出部材1の互いに接する二面の凸部のコーナー部
を開放した微小なスリット状の吐出開口部13が形成さ
れている。また、カバーブロック4は、吐出部材1の各
凹部17へ供給されたインク18の記録ヘッド外への溢
れを防止する目的で、吐出部材1の互いに接する二面上
に形成されている凹凸面上をカバーするように配設され
ている。さらに、凸部のコーナー部前方のカバーブロッ
ク4上には、カバーブロック4の吐出開口部13を開放
させるようにして制御電極5が形成されている。
高分子材料等の誘電率が10以下の絶縁性の材料からな
り、吐出部材1の互いに接する二面の凸部のコーナー部
を開放した微小なスリット状の吐出開口部13が形成さ
れている。また、カバーブロック4は、吐出部材1の各
凹部17へ供給されたインク18の記録ヘッド外への溢
れを防止する目的で、吐出部材1の互いに接する二面上
に形成されている凹凸面上をカバーするように配設され
ている。さらに、凸部のコーナー部前方のカバーブロッ
ク4上には、カバーブロック4の吐出開口部13を開放
させるようにして制御電極5が形成されている。
【0030】カバーブロック4上の吐出開口部13は、
吐出部材1の各凹部17へ供給されているインク18が
吐出開口部13へ溢れた際に、吐出開口部13へ溢れた
インク18の各凹部17への復帰を速やかに行えるよう
に、吐出部材1の凸部のコーナー部前方に向かって広が
るようなテーパー形状を有していることが好ましい。
吐出部材1の各凹部17へ供給されているインク18が
吐出開口部13へ溢れた際に、吐出開口部13へ溢れた
インク18の各凹部17への復帰を速やかに行えるよう
に、吐出部材1の凸部のコーナー部前方に向かって広が
るようなテーパー形状を有していることが好ましい。
【0031】泳動電極6は、金属等の導電性材料からな
り、不図示の外部電圧源と接続されており、インク18
の供給が行われる側のインナーチャンバ9内に、インク
18と接液するように配設されている。
り、不図示の外部電圧源と接続されており、インク18
の供給が行われる側のインナーチャンバ9内に、インク
18と接液するように配設されている。
【0032】対向電極7は、金属等の導電性材料からな
り、接地または不図示の外部電圧源と接続されており、
記録ヘッド内の吐出ポイント20と所望の間隔の印字ギ
ャップを確保するように配設されている。また対向電極
7は、記録紙8搬送用のプラテンの機能も兼ねており、
不図示の給紙機構部より搬送された記録紙8は、対向電
極7と吐出ポイント20間の印字ギャップ内において、
対向電極7上に常に接するように搬送される。
り、接地または不図示の外部電圧源と接続されており、
記録ヘッド内の吐出ポイント20と所望の間隔の印字ギ
ャップを確保するように配設されている。また対向電極
7は、記録紙8搬送用のプラテンの機能も兼ねており、
不図示の給紙機構部より搬送された記録紙8は、対向電
極7と吐出ポイント20間の印字ギャップ内において、
対向電極7上に常に接するように搬送される。
【0033】インナーチャンバ9およびアウターチャン
バ10は、記録ヘッド内で独立して形成されており、イ
ンナーチャンバ9の一部には外部からインク18を供給
するためのインク供給口11が、アウターチャンバ10
の一部には外部へインク18を排出するためのインク排
出口12が形成されている。またインナーチャンバ9お
よびアウターチャンバ10の一部は、それぞれ吐出部材
1に形成された一方の面の凹部17と接しており、イン
ナーチャンバ9とアウターチャンバ10は、吐出部材1
に形成された各凹部17を介して連通している。さらに
記録ヘッドは、不図示の循環機構によりインク供給口1
1およびインク排出口12が不図示の外部インクタンク
と連結しており、インクタンクと記録ヘッド間で常にイ
ンクの循環が行われている。これにより、記録ヘッドの
インナーチャンバ9に供給されたインク18は、吐出部
材1に形成された各凹部17を介してアウターチャンバ
10へ排出されるため、吐出部材1に形成された各凹部
17内のインク18は常に循環が行われている。なお、
吐出部材1から気泡が混入した場合における記録ヘッド
内での気泡の残留を防止するために、アウターチャンバ
10はインナーチャンバ9の上部に配設されることが望
ましい。
バ10は、記録ヘッド内で独立して形成されており、イ
ンナーチャンバ9の一部には外部からインク18を供給
するためのインク供給口11が、アウターチャンバ10
の一部には外部へインク18を排出するためのインク排
出口12が形成されている。またインナーチャンバ9お
よびアウターチャンバ10の一部は、それぞれ吐出部材
1に形成された一方の面の凹部17と接しており、イン
ナーチャンバ9とアウターチャンバ10は、吐出部材1
に形成された各凹部17を介して連通している。さらに
記録ヘッドは、不図示の循環機構によりインク供給口1
1およびインク排出口12が不図示の外部インクタンク
と連結しており、インクタンクと記録ヘッド間で常にイ
ンクの循環が行われている。これにより、記録ヘッドの
インナーチャンバ9に供給されたインク18は、吐出部
材1に形成された各凹部17を介してアウターチャンバ
10へ排出されるため、吐出部材1に形成された各凹部
17内のインク18は常に循環が行われている。なお、
吐出部材1から気泡が混入した場合における記録ヘッド
内での気泡の残留を防止するために、アウターチャンバ
10はインナーチャンバ9の上部に配設されることが望
ましい。
【0034】記録ヘッド内のインク18は、吐出部材1
に形成された各凹部17の毛細管力を越えない程度の背
圧を与えられながらインク循環が行われているため、各
吐出ポイント20近傍の開口部において、各吐出ポイン
ト20を頂点とした凸メニスカス22が形成されてい
る。
に形成された各凹部17の毛細管力を越えない程度の背
圧を与えられながらインク循環が行われているため、各
吐出ポイント20近傍の開口部において、各吐出ポイン
ト20を頂点とした凸メニスカス22が形成されてい
る。
【0035】泳動電極6には帯電したトナー粒子と同極
性の一定のバイアス電圧が、制御電極5にはグランドレ
ベルまたは帯電したトナー粒子と異極性の一定のバイア
ス電圧が、さらに対向電極7には制御電極5と同電位ま
たは制御電極5より低い電位のバイアス電圧が常に印加
されている。記録ヘッド内へ供給されたトナー粒子が分
散されたインク18は、インナーチャンバ9内でインク
18に接液している泳動電極6により吐出の起こらない
程度の電位まで引き上げられ、各吐出ポイント20上へ
供給される。
性の一定のバイアス電圧が、制御電極5にはグランドレ
ベルまたは帯電したトナー粒子と異極性の一定のバイア
ス電圧が、さらに対向電極7には制御電極5と同電位ま
たは制御電極5より低い電位のバイアス電圧が常に印加
されている。記録ヘッド内へ供給されたトナー粒子が分
散されたインク18は、インナーチャンバ9内でインク
18に接液している泳動電極6により吐出の起こらない
程度の電位まで引き上げられ、各吐出ポイント20上へ
供給される。
【0036】記録時には、所望の記録電極14に不図示
の駆動ドライバから駆動パルス電圧が印加され、記録電
極14と制御電極5間で発生する電界により吐出ポイン
ト20上に供給されたインク18中のトナー粒子に静電
力が働き、トナー粒子の静電力が吐出ポイント20上の
凸メニスカス22の表面張力に打ち勝つことによって、
吐出ポイント20上からトナー粒子を含んだインク滴2
1が対向電極7側に吐出され、吐出開口部13を通過し
たインク滴21は、吐出による慣性力を保ったまま対向
電極7上の記録紙8に着滴し、印字が行われる。
の駆動ドライバから駆動パルス電圧が印加され、記録電
極14と制御電極5間で発生する電界により吐出ポイン
ト20上に供給されたインク18中のトナー粒子に静電
力が働き、トナー粒子の静電力が吐出ポイント20上の
凸メニスカス22の表面張力に打ち勝つことによって、
吐出ポイント20上からトナー粒子を含んだインク滴2
1が対向電極7側に吐出され、吐出開口部13を通過し
たインク滴21は、吐出による慣性力を保ったまま対向
電極7上の記録紙8に着滴し、印字が行われる。
【0037】図4は、本発明の静電式インクジェット記
録ヘッドの記録時に発生する等電位線の概略図である。
録ヘッドの記録時に発生する等電位線の概略図である。
【0038】図4において、記録電圧印加時の吐出ポイ
ント20近傍の等電位線23は、吐出方向に対してほぼ
直交するように形成されており、吐出ポイント20近傍
のトナー粒子には吐出ポイント20へ向かう方向の静電
力が発生している。そのため、記録電圧が印加されてい
る間でも吐出ポイント20上へのトナー粒子の供給が行
われ、さらに記録電極14より前方に凸メニスカス22
によるインク溜まりを有するため、記録電圧が印加され
ている間においても吐出ポイント20上へ所望のドット
径を形成するために十分な量のトナー粒子を供給するこ
とができる。また、記録電圧を印加する時間を変化させ
ることにより、吐出ポイント20上へのトナー粒子の供
給量を変化させることができるため、任意のドット径を
形成することができる。
ント20近傍の等電位線23は、吐出方向に対してほぼ
直交するように形成されており、吐出ポイント20近傍
のトナー粒子には吐出ポイント20へ向かう方向の静電
力が発生している。そのため、記録電圧が印加されてい
る間でも吐出ポイント20上へのトナー粒子の供給が行
われ、さらに記録電極14より前方に凸メニスカス22
によるインク溜まりを有するため、記録電圧が印加され
ている間においても吐出ポイント20上へ所望のドット
径を形成するために十分な量のトナー粒子を供給するこ
とができる。また、記録電圧を印加する時間を変化させ
ることにより、吐出ポイント20上へのトナー粒子の供
給量を変化させることができるため、任意のドット径を
形成することができる。
【0039】また、吐出を行うための電界が同一ヘッド
内の記録電極14と制御電極5間で発生しているため
に、吐出を行うのに十分な電界密度を吐出ポイント20
近傍に集中させることができ、さらに記録電極14と対
向電極7間のギャップが変化した場合でも、インク滴2
1の吐出状態に影響を受けなくすることができる。
内の記録電極14と制御電極5間で発生しているため
に、吐出を行うのに十分な電界密度を吐出ポイント20
近傍に集中させることができ、さらに記録電極14と対
向電極7間のギャップが変化した場合でも、インク滴2
1の吐出状態に影響を受けなくすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1
に、インク滴の吐出に必要な電界を同一ヘッド内の記録
電極と制御電極間の電界により発生させる構造のため、
ヘッド内の記録電極と制御電極の構成により吐出ポイン
ト近傍の電界密度を十分に密にすることができ、記録電
圧を低電圧化できるという効果がある。さらに、記録電
極と制御電極間の電界によりインク滴の吐出を行えるた
め、記録紙を搬送するために記録電極と対向電極間のギ
ャップを任意に設定できるという効果がある。
に、インク滴の吐出に必要な電界を同一ヘッド内の記録
電極と制御電極間の電界により発生させる構造のため、
ヘッド内の記録電極と制御電極の構成により吐出ポイン
ト近傍の電界密度を十分に密にすることができ、記録電
圧を低電圧化できるという効果がある。さらに、記録電
極と制御電極間の電界によりインク滴の吐出を行えるた
め、記録紙を搬送するために記録電極と対向電極間のギ
ャップを任意に設定できるという効果がある。
【0041】第2に、吐出ポイントが記録電極により前
方に形成されており、さらに各吐出ポイントを囲むよう
に各記録電極が形成されており、記録電圧を印加した時
に吐出ポイント近傍のトナー粒子に対して吐出ポイント
へ向かう方向の静電力が発生し、さらに記録電極より前
方にインクメニスカスによるインク溜まりを有するため
に、トナー粒子が吐出ポイントへ泳動されやすい構造と
なっている。そのため、高駆動周波数で駆動した場合に
おいても、吐出ポイント上へ所望のドットを形成するた
めに十分な量のトナー粒子を供給することができるとい
う効果がある。
方に形成されており、さらに各吐出ポイントを囲むよう
に各記録電極が形成されており、記録電圧を印加した時
に吐出ポイント近傍のトナー粒子に対して吐出ポイント
へ向かう方向の静電力が発生し、さらに記録電極より前
方にインクメニスカスによるインク溜まりを有するため
に、トナー粒子が吐出ポイントへ泳動されやすい構造と
なっている。そのため、高駆動周波数で駆動した場合に
おいても、吐出ポイント上へ所望のドットを形成するた
めに十分な量のトナー粒子を供給することができるとい
う効果がある。
【0042】第3に、記録電極下に配置している凸部
(A)からなる吐出ポイントを頂点とする凸状の各イン
クメニスカスが、両側に形成されている凸部(B)から
なる隔壁により独立したメニスカスが形成されており、
吐出の行われた吐出ポイント近傍の液面の振動が他の吐
出ポイントのインクメニスカスに影響を与えないため
に、常に安定したインクメニスカスを得ることができ、
安定したインク滴の吐出が行えるという効果がある。
(A)からなる吐出ポイントを頂点とする凸状の各イン
クメニスカスが、両側に形成されている凸部(B)から
なる隔壁により独立したメニスカスが形成されており、
吐出の行われた吐出ポイント近傍の液面の振動が他の吐
出ポイントのインクメニスカスに影響を与えないため
に、常に安定したインクメニスカスを得ることができ、
安定したインク滴の吐出が行えるという効果がある。
【0043】第4に、吐出ポイント近傍に形成された各
凹部内でインナーチャンバからアウターチャンバへ向か
う強制的な流れを生じさせることによって、常に各凹部
内のインクの循環が行われるため、対向電極に最も近づ
いている吐出ポイント近傍でのトナー粒子の蓄積を防止
でき、過剰なトナー粒子の集中によるインク滴の吐出不
良を防止することができるという効果がある。
凹部内でインナーチャンバからアウターチャンバへ向か
う強制的な流れを生じさせることによって、常に各凹部
内のインクの循環が行われるため、対向電極に最も近づ
いている吐出ポイント近傍でのトナー粒子の蓄積を防止
でき、過剰なトナー粒子の集中によるインク滴の吐出不
良を防止することができるという効果がある。
【図1】本発明の静電式インクジェット記録ヘッドの一
実施例の概要図である。
実施例の概要図である。
【図2】本発明の静電式インクジェット記録ヘッドの一
実施例の吐出部の詳細図である。
実施例の吐出部の詳細図である。
【図3】本発明の静電式インクジェット記録ヘッドの吐
出ポイント近傍の断面図である。
出ポイント近傍の断面図である。
【図4】本発明の静電式インクジェット記録ヘッドの記
録時に発生する等電位線の概略図である。
録時に発生する等電位線の概略図である。
【図5】従来の静電式インクジェット記録ヘッドの斜視
図である。
図である。
【図6】従来の静電式インクジェット記録ヘッドのヘッ
ド先端部の上面図および断面図である。
ド先端部の上面図および断面図である。
【図7】図6のb−b断面図である。
【図8】従来の静電式インクジェット記録ヘッドの記録
時に発生する等電位線の概略図である。
時に発生する等電位線の概略図である。
1 吐出部材 2 ヘッドブロック 3 記録電極基板 4 カバーブロック 5 制御電極 6 泳動電極 7 対向電極 8 記録紙 9 インナーチャンバ 10 アウターチャンバ 11 インク供給口 12 インク排出口 13 吐出開口部 14 記録電極 15 凸部(A) 16 凸部(B) 17 凹部 18 インク 19 絶縁性コーティング材料 20 吐出ポイント 21 インク滴 22 メニスカス 23 等電位線
フロントページの続き (72)発明者 峯本 仁史 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 竹本 人司 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 佐伯 智也 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 萩原 良広 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 薬師寺 徹 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 帯電したトナー粒子が分散されているイ
ンクに電界を与え、前記電界により発生する静電力によ
り前記トナー粒子を吐出させて印字を行う静電式インク
ジェット記録ヘッドにおいて、互いに接する二面上で各
々連続している複数の凹凸形状が形成された吐出部材
と、前記吐出部材の凹凸形状が形成されている一方の面
上に配設された記録電極を有する記録電極基板と、前記
吐出部材の互いに接する二面上に形成されている凹凸面
上をカバーし前記吐出部材の互いに接する二面上に形成
されている凹凸部のコーナー部を開放するように微小な
スリット状の吐出開口部が形成された形状からなるカバ
ーブロックと、前記吐出部材の互いに接する二面上に形
成されている凹凸部のコーナー部前方の前記カバーブロ
ック上に前記カバーブロックの吐出開口部を開放させる
ように形成されている制御電極とを備えたことを特徴と
する静電式インクジェット記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記カバーブロックの吐出開口部が、前
記吐出部材の互いに接する二面上に形成されている凹凸
部のコーナー部前方に向かって広がるようなテーパー形
状を有することを特徴とする請求項1記載の静電式イン
クジェット記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記記録電極は、前記吐出部材に形成さ
れている凸部の幅より広い電極幅を有し、前記吐出部材
に形成されている各凸部の一つおきの凸部と同間隔で形
成されており、前記記録電極の各電極の中心軸と前記吐
出部材の各凸部の中心軸が一致するように配設されてい
ることを特徴とする請求項1または2記載の静電式イン
クジェット記録ヘッド。 - 【請求項4】 前記吐出部材の互いに接する二面上に形
成された凹凸形成面は、各々インナーチャンバおよびア
ウターチャンバと接しており、前記インナーチャンバと
前記アウターチャンバは、前記吐出部材の互いに接する
二面上で各々連続している各凹部を介して連通している
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の静電式イ
ンクジェット記録ヘッド。 - 【請求項5】 前記記録電極基板の前記記録電極形成面
が、前記吐出部材の凹凸形成面側に向くようにして配設
されていることを特徴とする請求項1、2、3または4
記載の静電式インクジェット記録ヘッド。 - 【請求項6】 前記記録電極は、絶縁性コーティング材
料により被膜されていることを特徴とする請求項1、
2、3、4または5記載の静電式インクジェット記録ヘ
ッド。 - 【請求項7】 前記吐出部材および前記カバーブロック
は、誘電率が10以下の絶縁性材料により形成されてい
ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6
記載の静電式インクジェット記録ヘッド。 - 【請求項8】 前記インナーチャンバ内にインクと接液
した泳動電極が配設されていることを特徴とする請求項
1、2、3、4、5、6または7記載の静電式インクジ
ェット記録ヘッド。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19576797A JP2937955B2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 静電式インクジェット記録ヘッド |
| EP19980113591 EP0899105B1 (en) | 1997-07-22 | 1998-07-21 | Electrostatic ink jet recording head |
| DE1998615000 DE69815000T2 (de) | 1997-07-22 | 1998-07-21 | Elektrostatischer Tintenstrahldruckkopf |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19576797A JP2937955B2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 静電式インクジェット記録ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1134338A true JPH1134338A (ja) | 1999-02-09 |
| JP2937955B2 JP2937955B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=16346630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19576797A Expired - Fee Related JP2937955B2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 静電式インクジェット記録ヘッド |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0899105B1 (ja) |
| JP (1) | JP2937955B2 (ja) |
| DE (1) | DE69815000T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003519027A (ja) * | 2000-01-07 | 2003-06-17 | ザール テクノロジー リミテッド | 液滴付着装置 |
| US6604816B1 (en) | 1999-06-30 | 2003-08-12 | Hitachi, Ltd. | Ink-jet recording head and ink-jet recorder |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
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