JPH11344665A - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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Publication number
JPH11344665A
JPH11344665A JP10164366A JP16436698A JPH11344665A JP H11344665 A JPH11344665 A JP H11344665A JP 10164366 A JP10164366 A JP 10164366A JP 16436698 A JP16436698 A JP 16436698A JP H11344665 A JPH11344665 A JP H11344665A
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JP
Japan
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light
light beam
objective lens
detection unit
detection
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JP10164366A
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English (en)
Inventor
Takashi Shionoya
孝 塩野谷
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートフォーカス光学系の光源に赤外光を用
いて可視光で観察した場合にもピンぼけが生じず、か
つ、焦点位置を適切にオフセットさせることができる顕
微鏡を提供すること。 【解決手段】 光源13から出射した赤外光は、対物レ
ンズ2へ入射し、被検物体24上で結像する。被検面2
3からの反射光は、光路を逆行して対物レンズ2を通過
し、ビームスプリッタ17へ入射する。光検出器18、
19上には、分割された光スポット37、38がそれぞ
れ形成される。これらのように、増幅器29、30、3
1、32の増幅率を変化させることにより、フォーカス
エラー信号が0となる光軸1方向の試料の位置を変化さ
せることができる。つまり、オートフォーカス光学系の
光源に赤外光を用いても、可視光で観察した場合に試料
面をピントがあった状態で観察することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非接触で被測定
物の表面の変位を検出して自動焦点合せ等を可能にする
焦点検出装置を備える顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】焦点検出装置として、例えば、差動ビー
ムサイズ方式と呼ばれる方法を用いたものが知られてい
る。
【0003】図10は、落射照明型の顕微鏡の焦点検出
に差動ビームサイズ方式の焦点検出装置を用いた従来装
置の概略構成を示すブロック図である。この装置は、顕
微鏡本体の観察光学系と、観察用照明系と、オートフォ
ーカス光学系とから構成されている。
【0004】観察光学系は、第1対物レンズ102と、
第2対物レンズ103と、俯視プリズム104と、接眼
レンズ105とを有する。第1対物レンズ102と第2
対物レンズ103との間には平行光路が形成されてい
る。この平行光路には、ダイクロイックミラー107と
ビームスプリッタ108とが、光軸101に対してそれ
ぞれ45度の角度で設置されている。ダイクロイックミ
ラー107は赤外光を反射し可視光を透過する特性を有
する。
【0005】観察用照明系は、可視光を出射する照明光
源110と集光レンズ111とを有し、照明光源110
からの照明光束は、集光レンズ111を経た後、ビーム
スプリッタ108によって反射され、上記の平行光路に
導かれる。オートフォーカス光学系は、赤外光を出射す
る光源113と、コリメータレンズ114と、ビームス
プリッタ115と、集光レンズ116と、ビームスプリ
ッタ117と、第1及び第2光検出器118、119と
を有する。第1光検出器118は、被検物体124の被
検面123が投影される収束点120よりも被検物体1
24から離間して設置されている。一方、第2光検出器
119は、同様の収束点121よりも被検物体124に
近接して設置されている。なお、収束点120は、集光
レンズ116によって収束され、ビームスプリッタ11
7を透過した光が収束する点である。また、収束点12
1は、集光レンズ116によって収束されて、ビームス
プリッタ117で反射した光が収束する点である。
【0006】制御装置126は、光軸101方向に移動
可能な移動ステージ125の動作を制御して、移動ステ
ージ125上に載置された被検物体124を第1対物レ
ンズ102に対して光軸101方向に適宜移動させる。
【0007】図11は、第1及び第2光検出器118、
119の光検出部の配置を示す図である。第1及び第2
光検出器118、119には、それぞれ中央部に円形の
光検出部118a、119aと、これを取り囲む光検出
器118b、119bとが形成されている。これらの光
検出部118a、118b、119a、119bの出力
端子は、演算増幅器129、130に接続され、演算増
幅器129、130の出力端子は、演算増幅器131に
接続されている。各演算増幅器129、130、131
は、制御装置126内に配置される。
【0008】図10に基づいて動作について説明する。
光源113から出射し、コリメータレンズ114を通っ
た光束は、ビームスプリッタ115によって反射され、
さらにダイクロイックミラー107によって反射され、
第1対物レンズ102へ入射し、被検物体124上で結
像する。被検物体124の被検面123からの反射光束
は、第1対物レンズ102を通過し、ダイクロイックミ
ラー107によって反射され、ビームスプリッタ115
を透過し、ビームスプリッタ117へ入射する。両光検
出器118、119上には、ビームスプリッタ117で
分割された第1及び第2光線束によって、図11に示す
ように、光スポット132、133がそれぞれ形成され
る。第1光検出器118上に形成される光スポット13
2は、対物レンズ102と被検物体124とが離間すれ
ば大きくなり、接近すれば小さくなる。一方、第2光検
出器119上に形成される光スポット133は、光スポ
ット132とは逆に、対物レンズ102と被検物体12
4とが離間すれば小さくなり、接近すれば大きくなる。
双方の光検出器118、119の検出信号、すなわち光
検出部118a、118b、119a、119bの出力
a1、b1、a2、b2を演算増幅器129、130、
131に入力し、値 (a1−b1) −(a2−b2) を求めて、この信号をフォーカスエラー信号とすれば、
S字特性をもつフォーカスエラー信号が得られる。この
フォーカスエラー信号が正のときは前ピン状態、負のと
きは後ピン状態、0のときは合点状態と判断することが
可能である。このフォーカスエラー信号から被検面12
3の位置を判断して、制御装置126により移動ステー
ジ125を上下させ自動的に合点状態に位置合わせをす
ることが可能である。
【0009】また、このフォーカスエラー信号から被検
物体124の変位量を計測することもできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
顕微鏡では、オートフォーカス光学系の光源113とし
て赤外光を用いているため、赤外光と可視光では第1対
物レンズ109の色収差があるため、試料面すなわち被
検面を赤外光の焦点位置に合わせても、可視光で観察し
た場合、試料面がピンぼけになってしまうという問題点
があった。
【0011】また、複数の段差部分を有する試料では、
特定の段差部分に焦点を合わせる必要があり、そのため
には焦点位置をオフセットさせる手段が必要となる。
【0012】そこで、本発明は、オートフォーカス光学
系の光源に赤外光を用いて可視光で観察した場合にもピ
ンぼけが生じず、かつ、焦点位置を適切にオフセットさ
せることができる顕微鏡を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の顕微鏡は、対物レンズを含む観察光学系
と、被検物体を搭載するためのステージと、前記対物レ
ンズの焦点位置からの前記被検物体の位置ずれを検出す
る焦点検出手段とを有する顕微鏡であって、前記焦点検
出手段が、前記対物レンズを通して前記被検物体に照明
光を照射するための照明光学系と、前記被検物体からの
前記照明光の反射光束を収束するための集光光学系と、
前記反射光束を第1及び第2光束に分割するための分割
手段と、前記第1光束が前記集光光学系によって収束さ
れる収束点よりも前記被検物体から離れた位置に配置さ
れて、前記第1光束のうち光軸側の光束とその外側の光
束とを個別に検出する少なくとも2つの検出部を有する
第1検出手段と、前記第2光束が前記集光光学系によっ
て収束される収束点よりも前記被検物体に近い位置配置
されて、前記第2光束のうち光軸側の光束とその外側の
光束とを個別に検出する少なくとも2つの検出部を有す
る第2検出手段と、前記第1及び第2検出手段の検出結
果を演算することによりフォーカスエラー信号を求める
演算手段とを有し、前記演算手段が、第1検出手段の光
軸側の検出部からの電気信号を増幅する第1増幅器と、
第1検出手段の外側の検出部からの電気信号を増幅する
第2増幅器と、第2検出手段の光軸側の検出部からの電
気信号を増幅する第3増幅器と、第2検出手段の外側の
検出部からの電気信号を増幅する第4増幅器と、前記第
1及び第2増幅器の出力の差分と前記第3及び第4増幅
器の出力の差分とに基づいてフォーカスエラー信号を求
める演算部とを有することを特徴とする。
【0014】上記顕微鏡によれば、前記演算手段が、第
1検出手段の光軸側の検出部からの電気信号を増幅する
第1増幅器と、第1検出手段の外側の検出部からの電気
信号を増幅する第2増幅器と、第2検出手段の光軸側の
検出部からの電気信号を増幅する第3増幅器と、第2検
出手段の外側の検出部からの電気信号を増幅する第4増
幅器と、前記第1及び第2増幅器の出力の差分と前記第
3及び第4増幅器の出力の差分とに基づいてフォーカス
エラー信号を求める演算部とを有するので、焦点検出用
の光に関する対物レンズの焦点位置と観察用の光に関す
る対物レンズの焦点位置とが一致しない場合であって
も、第1〜第4増幅器の増幅度を適宜調整することによ
り、観察用の光についての対物レンズの焦点位置を正確
に検出することができる。
【0015】また、好ましい態様によれば、前記対物レ
ンズを含む異なる種類の複数の対物レンズを交換可能に
装着するレボルバーと、前記被検物体の観察に用いてい
る前記対物レンズの種類を検出する対物レンズ検出器
と、前記対物レンズ検出器からの検出信号に基づいて前
記第1、第2、第3、及び第4増幅器の増幅率を変化さ
せる制御装置とをさらに有することを特徴とする。これ
により、対物レンズを変更しても正確な合焦検出を行う
ことができる。
【0016】また、好ましい態様では、前記照明光学系
が、前記被検物体上に線状の光を照射し、前記第1及び
第2検出手段は、前記線状の光の反射光束を受光するた
めに、光軸側の検出部の形状が線状であることを特徴と
する。これにより、被検物体の観察部分に段差が含まれ
ていても焦点検出を行うことができる。
【0017】本発明の別の顕微鏡は、対物レンズを含む
観察光学系と、被検物体を搭載するためのステージと、
前記対物レンズの焦点位置からの前記被検物体の位置ず
れを検出する焦点検出手段とを有する顕微鏡であって、
前記焦点検出手段が、前記対物レンズを通して前記被検
物体に照明光を照射するための照明光学系と、前記被検
物体からの前記照明光の反射光束を収束するための集光
光学系と、前記反射光束を第1及び第2光束に分割する
ための分割手段と、前記第1光束が前記集光光学系によ
って収束される収束点よりも前記被検物体から離れた位
置に配置されて、前記第1光束のうち光軸側の光束とそ
の外側の光束とを個別に検出する少なくとも2つの検出
部を有する第1検出手段と、前記第2光束が前記集光光
学系によって収束される収束点よりも前記被検物体に近
い位置配置されて、前記第2光束のうち光軸側の光束と
その外側の光束とを個別に検出する少なくとも2つの検
出部を有する第2検出手段と、前記第1及び第2検出手
段の検出結果を演算することによりフォーカスエラー信
号を求める演算手段とを有し、前記演算手段が、前記第
1検出手段の光軸側の検出部からの出力と前記第1検出
手段の外側の検出部からの出力との差分と、前記第2検
出手段の光軸側の検出部からの出力と前記第2検出手段
の外側の検出部からの出力との差分とに基づいてフォー
カスエラー信号を求める演算部を有し、前記集光光学系
が、駆動系によって光軸方向に移動可能であることを特
徴とする。
【0018】上記顕微鏡によれば、前記演算手段が、前
記第1検出手段の光軸側の検出部からの出力と前記第1
検出手段の外側の検出部からの出力との差分と、前記第
2検出手段の光軸側の検出部からの出力と前記第2検出
手段の外側の検出部からの出力との差分とに基づいてフ
ォーカスエラー信号を求める演算部を有し、前記集光光
学系が、駆動系によって光軸方向に移動可能であるの
で、焦点検出用の光に関する対物レンズの焦点位置と観
察用の光に関する対物レンズの焦点位置とが一致しない
場合であっても、集光光学系の位置を適宜調整すること
により、観察用の光についての対物レンズの焦点位置を
正確に調整することができる。
【0019】また、好ましい態様では、前記対物レンズ
を含む異なる種類の複数の対物レンズを交換可能に装着
するレボルバーと、前記被検物体の観察に用いている前
記対物レンズの種類を検出する対物レンズ検出器と、前
記対物レンズ検出器からの検出信号に基づいて前記集光
光学系の位置を変化させる制御装置とをさらに有するこ
とを特徴とする。これにより、対物レンズを変更しても
正確な合焦検出を行うことができる。
【0020】また、好ましい態様では、前記照明光学系
が、前記被検物体上に線状の光を照射し、前記第1及び
第2検出手段が、前記線状の光の反射光束を受光するた
めに、光軸側の検出部の形状が線状であることを特徴と
する。これにより、被検物体の観察部分に段差が含まれ
ていても焦点検出を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、第1実
施形態の顕微鏡を示す図である。図示の顕微鏡は、被検
物体24を搭載して光軸1方向に移動可能な移動ステー
ジ25と、移動ステージ25上の被検物体24を観察す
るための観察光学系200と、被検物体24を照明する
観察用照明系300と、観察光学系200に設けた第1
対物レンズ2の焦点位置からの被検物体24の位置ずれ
を検出するオートフォーカス系400と、オートフォー
カス系400の出力に基づいて移動ステージ25を適宜
移動させる制御装置26とから構成されている。
【0022】観察光学系200は、被検物体24側から
順に、第1対物レンズ2と、第2対物レンズ3と、俯視
プリズム4と、接眼レンズ5とを有する。第1対物レン
ズ2と第2対物レンズ3との間には、平行光路が形成さ
れている。この平行光路には、ダイクロイックミラー7
とビームスプリッタ8とが、平行光路の光軸1に対して
それぞれ45度の角度で設置されている。ダイクロイッ
クミラー7は、焦点検出用の赤外光を反射し観察用の可
視光を透過する特性を有する。
【0023】観察用照明系300は、可視光を出射する
照明光源10と、集光レンズ11とを有し、観察用照明
系300から出射された照明光束は、ビームスプリッタ
8によって反射され、上記の平行光路に導かれる。
【0024】オートフォーカス光学系400は、焦点検
出用の赤外光を出射する発光ダイオードからなる光源1
3と、光源13からの赤外光を平行光にするコリメータ
レンズ14と、赤外光を第1対物レンズ2側に導くビー
ムスプリッタ15と、第1対物レンズ2側から戻ってビ
ームスプリッタ15を通過した赤外光を集光する集光光
学系である集光レンズ16と、赤外光の光路を2分割す
るビームスプリッタ17と、分割された一対の光線束が
第1及び第2光検出器18、19とを有する。
【0025】制御装置26は、第1及び第2光検出器1
8、19が出力する信号に基づいてフォーカスエラー信
号を求め、これらのフォーカスエラー信号から被検面2
3の位置を判断して移動ステージ25を上下させ、第1
対物レンズ2の焦点位置に被検面23が位置するよう
に、自動的な位置合わせを行う。
【0026】ここで、光源13と、コリメータレンズ1
4と、ビームスプリッタ15とは、移動ステージ25上
の被検物体24に第1対物レンズ2を介して赤外光を照
射する照明光学系となっており、ビームスプリッタ17
は、集光光学系が集光した反射光を分割する光路分割手
段となっている。分割された一方の反射光の光線束が入
射する第1光検出器18は、この反射光の収束点20よ
りも被検物体2から離間して設置され、分割された他方
の反射光の光線束が入射する第2光検出器19は、この
反射光の収束点21よりも被検物体24に近接して設置
されている。ここで、収束点20は、集光レンズ16に
よって収束されてビームスプリッタ17を透過した光が
収束する点であり、収束点21は、集光レンズ16によ
って収束されてビームスプリッタ17で反射される光が
収束する点である。
【0027】図2は、第1及び第2光検出器18、19
の光検出部と制御装置26に組み込まれる信号処理回路
とを説明する図である。図示のように、両第1及び第2
光検出器18、19は、それぞれ光軸が通る中央側に、
円形の光検出領域からなる光検出部18a、19aと、
外側に、これらの光検出部18a、19aを取り囲むよ
うに形成された光検出領域からなる光検出部18b、1
9bとを有している。光検出部18a、18b、19
a、19bの各光検出領域は、半導体基板に不純物をド
ープすることにより形成されている。なお、図2では、
隣接する光検出部同士が互いに接するように描いている
が、実際には、隣接する光検出部の間に光を検知しない
不感領域が形成されている。これにより、隣接する光検
出部同士を隔絶している。光検出部18a、18b、1
9a、19bの出力端子は、増幅器29、30、31、
32に接続され、増幅器29、30、31、32の出力
端子は、演算増幅器33、34の入力端子に接続され、
演算増幅器33、34の出力端子は、演算増幅器35の
入力端子に接続されている。ここで、演算増幅器33、
34、35は、入力された2つの信号を差分する増幅器
である。
【0028】増幅器29は、中央側の光検出部18aの
出力を増幅し、増幅器30は、外側の光検出部18bの
出力を増幅する。また、増幅器31は、中央側の光検出
部19aの出力を増幅し、増幅器32は、外側の光検出
部19bの出力を増幅する。演算増幅器33は、増幅器
29の出力と増幅器30の出力との差分を算出し、演算
増幅器34は、増幅器31の出力と増幅器32の出力と
の差分を算出する。演算増幅器35は、演算増幅器33
の出力と演算増幅器34の出力との差分を算出する。
【0029】光検出器18a、18b、19a、19b
のそれぞれの出力を|α1|、|β1|、|α2|、|
β2|と表し、増幅器29、30、31、32の増幅率
をa、b、c、dとした場合、演算増幅器31の出力は (a×|α1|−b×|β1|) −(c×|α2|−d×|β2|) と表すことができる。
【0030】次に、図1に示す顕微鏡の動作について説
明する。光源13から出射した赤外光は、コリメータレ
ンズ14でコリメートされ、コリメートされた赤外光
は、ビームスプリッタ15によって反射される。ビーム
スプリッタ15によって反射された赤外光は、ダイクロ
イックミラー7によって反射され、第1対物レンズ2へ
入射し、被検物体24上の被検面23に結像する。
【0031】被検物体24の被検面23からの反射光
は、光路を逆行して対物レンズ2を通過し、ダイクロイ
ックミラー7によって反射され、ビームスプリッタ15
を通過し、集光レンズ16を通過し、ビームスプリッタ
17へ入射する。光検出器18、19上には、ビームス
プリッタ17で分割された第1及び第2光線束によっ
て、図2に示すように、光スポット37、38がそれぞ
れ形成される。
【0032】第1光検出器18上に形成される光スポッ
ト37は、第1対物レンズ2と被検物体24とが離間す
れば大きくなり、接近すれば小さくなる。一方、第2光
検出器19上に形成される光スポット38は、光スポッ
ト37とは逆に、第1対物レンズ2と被検物体24とが
離間すれば小さくなり、接近すれば大きくなる。
【0033】演算増幅器35の出力値 (a×|α1|−b×|β1|) −(c×|α2|−d×|β2|) を用い、この信号をフォーカスエラー信号とする。
【0034】図3は、上記のようにして求めたフォーカ
スエラー信号を示すグラフである。ここで、横軸は試料
の光軸1方向の位置、縦軸はフォーカスエラー信号であ
る。なお、図3(a)〜図3(c)は、増幅率a、b、
c、dの設定を変更した場合の効果を示すが、いずれの
場合も、フォーカスエラー信号はS字特性を示してい
る。
【0035】図3(a)の場合、第1対物レンズ2に焦
点距離2 のレンズを用い、増幅器29の増幅率a=
1.0、増幅器30の増幅率b=1.0、増幅器31の
増幅率c=1.0、増幅器32の増幅率d=1.0とし
た。この場合、フォーカスエラー信号が正のときは前ピ
ン状態、負のときは後ピン状態、0のときは合点状態と
判断することが可能である。さらに、図3(a)のフォ
ーカスエラー信号が0となる光軸1方向の被検面23の
位置を0とする。フォーカスエラー信号が0でない状態
からフォーカスエラー信号が0となるように移動ステー
ジ25を駆動すると、被検面23の位置を0の位置に移
動させることができる。
【0036】図3(b)の場合、増幅器29の増幅率a
=0.25、増幅器30の増幅率b=4.0、増幅器3
1の増幅率c=1.0、増幅器32の増幅率d=1.0
とした。この場合、フォーカスエラー信号が0となる光
軸1方向の試料の位置は−2.15μmとなっている。
つまり、フォーカスエラー信号が0でない状態からフォ
ーカスエラー信号が0となるように移動ステージ25を
駆動すると、被検面の位置を−2.15μmの位置に移
動させることができる。
【0037】図3(c)の場合、増幅器29の増幅率a
=1.0、増幅器30の増幅率b=1.0、増幅器31
の増幅率c=0.25、増幅器32の増幅率d=4.0
とした。この場合、フォーカスエラー信号が0となる光
軸1方向の被検面の位置は+3.30μmとなってい
る。つまり、フォーカスエラー信号が0でない状態から
フォーカスエラー信号が0となるように移動ステージ2
5を駆動すると被検面の位置を+3.30μmの位置に
移動させることができる。
【0038】これらのように、増幅器29、30、3
1、32の増幅率を変化させることにより、フォーカス
エラー信号が0となる光軸1方向の試料の位置を一定範
囲内で任意に変化させることができる。この方法によ
り、オートフォーカス光学系の光源に赤外光を用いるこ
とにより赤外光と可視光との色収差により第1対物レン
ズ2の焦点距離が異なる場合でも、増幅器29、30、
31、32の増幅率を適当な値に変化させることによ
り、フォーカスエラー信号が0となるように移動ステー
ジ25を駆動することで、可視光で観察した場合に被検
面23をピントがあった状態で観察することができる。
【0039】また、高さの異なる複数の段差部を有する
試料を観察する場合でも、増幅器29、30、31、3
2の増幅率を適当な値に変化させることにより、特定の
段差部分にピントを合わせることが可能となる。
【0040】また、第1実施形態においてダイクロイッ
クミラー7とビームスプリッタ15の間に1/4波長板
を設置し、光源13を直線偏光の光を出射する光源と
し、ビームスプリッタ15を偏光ビームスプリッタとす
る構成にすることにより、被検面23で反射した光をす
べて光検出器18、19で検出することができ、光検出
器18、19の受光光量が増えるため、低反射率の被検
面24でもより高感度でフォーカスエラー信号を得るこ
とができる。
【0041】〔第2実施形態〕図4は、第2実施形態の
顕微鏡を示す図である。なお、第2実施形態の顕微鏡
は、第1実施形態の変形例であり、図1の第2対物レン
ズ2の部分を除き、図1の顕微鏡とほぼ同一構造となっ
ている。
【0042】図4は、顕微鏡のうち、対物レンズ、移動
ステージ、制御装置の部分のみを示した図である。第2
実施形態による顕微鏡では、倍率等の異なる複数の対物
レンズ2a、2b、2cが取り付けられたレボルバー9
6を有し、レボルバー96の回転軸に対して、レボルバ
ー96を回転させることにより、適当な対物レンズを選
択することができる。また、レボルバー96には位置セ
ンサ97が取り付けられており、どの倍率の対物レンズ
で観察を行っているかをレボルバー96の位置センサ9
7から信号を出して、その信号により、制御装置98か
ら制御装置26へ制御信号を出し、増幅器29、30、
31、32の増幅率をあらかじめ設定された値に切り換
えるようにする。この方法により、対物レンズの種類に
より可視光と赤外光の色収差の値が異なるような場合で
も、位置センサ97により対物レンズの種類を検出し、
制御装置98からの制御信号で増幅器29、30、3
1、32の増幅率を変えることにより、フォーカスエラ
ー信号が0となる光軸1方向の被検面23の位置を変化
させることができ、対物レンズの種類が変化しても常に
ピント状態で試料を観察することが可能となる。
【0043】〔第3実施形態〕図5及び図6は、第3実
施形態の顕微鏡を示す図である。第3実施形態の顕微鏡
は、第1実施形態の変形例であるので、同一部分には同
一の符号を付して重複説明を省略する。
【0044】この顕微鏡では、光源13とコリメータレ
ンズ14の間に、コリメータレンズ95とスリット80
を配置している。つまり、オートフォーカス光学系は、
赤外光を出射する発光ダイオードである光源13と、光
源12からの赤外光を平行光にするコリメータレンズ9
5と、スリット像形成用のスリット80と、スリット8
0を通過した赤外光を平行光にするコリメータレンズ1
4と、赤外光を第2対物レンズ2側に導くためのビーム
スプリッタ15と、第2対物レンズ2から逆行してきて
ビームスプリッタ15を通過した反射光を集光する集光
レンズ16と、光分割用のビームスプリッタ17と、ビ
ームスプリッタ17で分岐された赤外光を検出するため
の第1及び第2光検出器81、82とを有する。第1光
検出器81は、収束点20よりも被検物体24から離間
して設置されており、第2光検出器82は、収束点21
よりも被検物体24に近接して設置されている。
【0045】図6は、スリット80を正面から見たもの
である。このスリット80は、ライン状の開口部80a
を有し、スリット80のライン状のスリット像は、コリ
メータレンズ14、第1対物レンズ2等を介して被検面
23上に投影される。図7は、第1及び第2光検出器8
1、82の光検出部と制御装置26に組み込まれる信号
処理回路とを説明する図である。図示のように、第1光
検出器81の光検出部と第2光検出器82の光検出部と
は、それぞれ3個の矩形の光検出部81a、81b、8
1c、82a、82b、82cを有している。外側の光
検出部81b、81cは、演算増幅器83に接続され、
外側の光検出部82b、82cは、演算増幅器84に接
続される。さらに、中央側の光検出部81a、82a
は、増幅器85、87にそれぞれ接続され、演算増幅器
83、84は、増幅器86、88に接続される。増幅器
85、86は演算増幅器89に接続され、増幅器87、
88は演算増幅器90に接続され、演算増幅器89、9
0は演算増幅器91に接続されている。
【0046】なお、第1光検出器18上には、スリット
80のスリット像137が投影され、第2光検出器19
上には、スリット80のスリット像138が投影されて
いる。
【0047】ここで、演算増幅器83、84は、入力さ
れた2つの信号を加算する増幅器であり、演算増幅器8
9、90、91は入力された2つの信号の差分を算出す
る増幅器である。演算増幅器83は、光検出部81bの
出力と光検出部81cの出力とを加算し、演算増幅器8
4は、光検出部82bの出力と光検出部82cの出力と
を加算する。増幅器85は、光検出部81aの出力を増
幅し、増幅器86は、演算増幅器83の出力を増幅し、
増幅器87は、光検出部82aの出力を増幅し、増幅器
88は、演算増幅器84の出力を増幅する。演算増幅器
89は、増幅器85の出力と増幅器86の出力との差分
を出力し、演算増幅器90は、増幅器87の出力と増幅
器88の出力との差分を出力し、演算増幅器91は、演
算増幅器89の出力と演算増幅器90の出力との差分を
出力する。
【0048】光検出器81a、81b、81c、82
a、82b、82cのそれぞれの出力を|α10|、|
β11||β12|、|α20|、|β21|、|β2
2|と表し、増幅器85、86、87、88の増幅率を
e、f、g、hとした場合、演算増幅器91の出力は (e×|α10|−f×(|β11|+|β12|)) −(g×|α20|−h×(|β21|+|β22
|)) と表すことができる。
【0049】第3実施形態では、スリット光が被検面2
3上に結像する。すなわち、光源13から出射した光の
一部は、コリメータレンズ95を通過して平行光とな
り、スリット80を通過し、コリメータレンズ14を通
った光束は、ビームスプリッタ15によって反射され、
さらにダイクロイックミラー7によって反射され、対物
レンズ2へ入射し、制御装置26によって光軸1方向に
移動可能な移動ステージ25上に置かれた被検物体24
の被検面23上にスリット像を結像する。
【0050】被検物体24の被検面23からの反射光束
は、対物レンズ2を通過し、ダイクロイックミラー7に
よって反射され、ビームスプリッタ15を透過し、集光
レンズ16を通過し、ビームスプリッタ17へ入射す
る。光検出器81、82上には、ビームスプリッタ17
で分割された第1及び第2光線束によって、スリット像
がそれぞれ形成される。
【0051】焦点検出の方法とフォーカスエラー信号の
オフセット量の調整方法とは、第1実施形態の場合と同
様であるので説明を省略する。
【0052】第3実施形態では、被検物体24の被検面
23上に線状の像を照射するため、線状の像の一部が、
被検面23の段差部にかかっても、他の部分において正
常なフォーカスエラー信号を得ることができる。よっ
て、被検面23に段差がある場合にも、フォーカスエラ
ー信号は段差の影響を受けにくくなる。
【0053】また、第3実施形態では、コリメータレン
ズ95とスリット80によって線状の像を形成している
が、光源13から出射した光をシリンドリカルレンズで
集光することにより、図5のスリット80の位置に線状
の像を結像する構成とすることによっても、同様の効果
が得られる。この場合はコリメータレンズ95とスリッ
ト80が不要となる。
【0054】〔第4実施形態〕図8は、第4実施形態の
顕微鏡を示す図である。第4実施形態の顕微鏡は、第1
実施形態の変形例である。
【0055】この顕微鏡では、集光レンズ16を光軸方
向に移動する駆動手段216が設けられている。また、
光検出部18、19の構造は、第1実施形態と同様であ
るが、その信号処理回路は、図9に示すように演算を行
わないタイプの増幅器を有しない。
【0056】光検出部18a、18b、19a、19b
の出力端子は、演算増幅器233、234に接続され、
両演算増幅器233、234の出力端子は、演算増幅器
235に接続されている。これらの演算増幅器233、
234、235は、制御装置26内に配置される。
【0057】演算増幅器233は、内側の光検出部18
aの出力と外側の光検出部18bの出力との差分を算出
し、演算増幅器234は、内側の光検出部19aの出力
と外側の光検出部19bの出力との差分を算出する。演
算増幅器235は、演算増幅器233の出力と演算増幅
器234の出力との差分を算出する。
【0058】光検出器18a、18b、19a、19b
のそれぞれの出力を|α1|、|β1|、|α2|、|
β2|と表した場合、演算増幅器235の出力は (|α1|−|β1|) −(|α2|−|β2|) と表すことができる。
【0059】この出力信号をフォーカスエラー信号とす
れば、S字特性をもつフォーカスエラー信号が得られ
る。図8の顕微鏡では、駆動手段216によって適宜集
光レンズ16を移動させることにより、フォーカスエラ
ー信号が0となる試料面23の位置を変化させることと
している。
【0060】この方法により、第1対物レンズ2の赤外
光と可視光との色収差により第1対物レンズ2の焦点距
離が異なる場合でも、集光レンズ16の位置を適当な位
置に変化させることにより、オートフォーカス光学系の
光源に赤外光を用いても、フォーカスエラー信号が0と
なるように移動ステージ25を駆動することで、可視光
で観察した場合に被検面23をピントがあった状態で観
察することができる。
【0061】また、第4実施形態において高さの異なる
複数の段差部を有する試料を観察する場合でも、集光レ
ンズ16の位置を適当な位置に変化させることにより、
特定の段差部分にピントを合わせることが可能となる。
【0062】また、図5に示す第3実施形態のように、
被検面23に焦点検出用のスリット像を投影することで
ピント合わせが容易となる。
【0063】また、第4実施形態において集光レンズ1
6の位置は固定しておき、光検出器18、19側にこれ
らを光軸方向に移動させる駆動手段を設け、両光検出器
18、19の位置を適宜移動させることでも同様の効果
を得ることができる。
【0064】また、第4実施形態において第2実施形態
のように、レボルバー96を回転させることによって適
当な対物レンズを選択し、どの倍率の対物レンズで観察
を行っているかをレボルバー96の位置センサ97から
信号を出して、その信号により、制御装置98から制御
装置26へ制御信号を出し、集光レンズ16の位置をあ
らかじめ設定された最適な位置に移動させることもでき
る。
【0065】また、上記第1〜第4の各実施形態では光
源13に発光ダイオードを用いたが、半導体レーザを用
いることもできる。
【0066】また、上記第1〜第4の各実施形態では光
源13として赤外光を出射するものを用いることとした
が、可視光光源を用いることもできる。このように可視
光光源を用いる場合は、ダイクロイックミラーの代わり
にビームスプリッタを用いる。
【0067】また、光検出器18、19等としては、上
記実施形態では半導体基板に不純物をドープさせること
により検出領域を形成したものを用いると述べたが、光
検出器18、19等にCCDを用いることもできる。そ
の場合は、適当な信号処理回路が必要になる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の顕微鏡によれば、前記演算手段が、第1検出手段の光
軸側の検出部からの電気信号を増幅する第1増幅器と、
第1検出手段の外側の検出部からの電気信号を増幅する
第2増幅器と、第2検出手段の光軸側の検出部からの電
気信号を増幅する第3増幅器と、第2検出手段の外側の
検出部からの電気信号を増幅する第4増幅器と、前記第
1及び第2増幅器の出力の差分と前記第3及び第4増幅
器の出力の差分とに基づいてフォーカスエラー信号を求
める演算部とを有するので、焦点検出用の光に関する対
物レンズの焦点位置と観察用の光に関する対物レンズの
焦点位置とが一致しない場合であっても、第1〜第4増
幅器の増幅度を適宜調整することにより、観察用の光に
ついての対物レンズの焦点位置を正確に検出することが
できる。
【0069】また、本発明の別の顕微鏡によれば、前記
演算手段が、前記第1検出手段の光軸側の検出部からの
出力と前記第1検出手段の外側の検出部からの出力との
差分と、前記第2検出手段の光軸側の検出部からの出力
と前記第2検出手段の外側の検出部からの出力との差分
とに基づいてフォーカスエラー信号を求める演算部を有
し、前記集光光学系が、駆動系によって光軸方向に移動
可能であるので、焦点検出用の光に関する対物レンズの
焦点位置と観察用の光に関する対物レンズの焦点位置と
が一致しない場合であっても、集光光学系の位置を適宜
調整することにより、観察用の光についての対物レンズ
の焦点位置を正確に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態による顕微鏡の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示す顕微鏡の光検出器の構成及び信号処
理回路を示すブロック図である。
【図3】(a)、(b)、(c)は、焦点検出装置で得
られたフォーカスエラー信号を示すグラフである。
【図4】第2実施形態による顕微鏡の対物レンズ、移動
ステージ、及び制御装置の部分の図である。
【図5】第3実施形態による顕微鏡の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図5に示す顕微鏡の焦点検出装置を構成するス
リットの正面図である。
【図7】図5に示す顕微鏡の光検出器の構成及び信号処
理回路を示すブロック図である。
【図8】第4実施形態による顕微鏡の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図9】図8に示す顕微鏡の光検出器の構成及び信号処
理回路を示すブロック図である。
【図10】従来の焦点検出装置付き顕微鏡の概略構成を
示すブロック図である。
【図11】図10に示す顕微鏡の光検出器の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
2,2a,2b,2c,102…第1対物レンズ 7,107…ダイクロイックミラー 13,113…光源 14,95,114…コリメータレンズ 16,116…集光レンズ 15,17,115,117…ビームスプリッタ 18,19,81,82,118,119…光検出器 18a,18b,19a,19b,81a,81b,8
1c,82a,82b,82c,118a,118b,
119a,119b…光検出部 23,123…被検面 24,124…被検物体 25,125…移動ステージ 26,98,126…制御手段 33,34,35,83,84,89,90,91,2
33,234,235・・・演算増幅器 29,30,31,32,85,86,87,88…増
幅器 37,38,132,133…光スポット 80…スリット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを含む観察光学系と、被検物
    体を搭載するためのステージと、前記対物レンズの焦点
    位置からの前記被検物体の位置ずれを検出する焦点検出
    手段とを有する顕微鏡であって、 前記焦点検出手段は、前記対物レンズを通して前記被検
    物体に照明光を照射するための照明光学系と、前記被検
    物体からの前記照明光の反射光束を収束するための集光
    光学系と、前記反射光束を第1及び第2光束に分割する
    ための分割手段と、前記第1光束が前記集光光学系によ
    って収束される収束点よりも前記被検物体から離れた位
    置に配置されて、前記第1光束のうち光軸側の光束とそ
    の外側の光束とを個別に検出する少なくとも2つの検出
    部を有する第1検出手段と、前記第2光束が前記集光光
    学系によって収束される収束点よりも前記被検物体に近
    い位置配置されて、前記第2光束のうち光軸側の光束と
    その外側の光束とを個別に検出する少なくとも2つの検
    出部を有する第2検出手段と、前記第1及び第2検出手
    段の検出結果を演算することによりフォーカスエラー信
    号を求める演算手段とを有し、 前記演算手段は、第1検出手段の光軸側の検出部からの
    電気信号を増幅する第1増幅器と、第1検出手段の外側
    の検出部からの電気信号を増幅する第2増幅器と、第2
    検出手段の光軸側の検出部からの電気信号を増幅する第
    3増幅器と、第2検出手段の外側の検出部からの電気信
    号を増幅する第4増幅器と、前記第1及び第2増幅器の
    出力の差分と前記第3及び第4増幅器の出力の差分とに
    基づいてフォーカスエラー信号を求める演算部とを有す
    ることを特徴とする顕微鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の顕微鏡において、前記対
    物レンズを含む異なる種類の複数の対物レンズを交換可
    能に装着するレボルバーと、前記被検物体の観察に用い
    ている前記対物レンズの種類を検出する対物レンズ検出
    器と、前記対物レンズ検出器からの検出信号に基づいて
    前記第1、第2、第3、及び第4増幅器の増幅率を変化
    させる制御装置とをさらに有することを特徴とする顕微
    鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2のいずれか記載の
    顕微鏡において、前記照明光学系は、前記被検物体上に
    線状の光を照射し、前記第1及び第2検出手段は、前記
    線状の光の反射光束を受光するために、光軸側の検出部
    の形状が線状であることを特徴とする顕微鏡。
  4. 【請求項4】 対物レンズを含む観察光学系と、被検物
    体を搭載するためのステージと、前記対物レンズの焦点
    位置からの前記被検物体の位置ずれを検出する焦点検出
    手段とを有する顕微鏡であって、 前記焦点検出手段は、前記対物レンズを通して前記被検
    物体に照明光を照射するための照明光学系と、前記被検
    物体からの前記照明光の反射光束を収束するための集光
    光学系と、 前記反射光束を第1及び第2光束に分割するための分割
    手段と、前記第1光束が前記集光光学系によって収束さ
    れる収束点よりも前記被検物体から離れた位置に配置さ
    れて、前記第1光束のうち光軸側の光束とその外側の光
    束とを個別に検出する少なくとも2つの検出部を有する
    第1検出手段と、前記第2光束が前記集光光学系によっ
    て収束される収束点よりも前記被検物体に近い位置配置
    されて、前記第2光束のうち光軸側の光束とその外側の
    光束とを個別に検出する少なくとも2つの検出部を有す
    る第2検出手段と、前記第1及び第2検出手段の検出結
    果を演算することによりフォーカスエラー信号を求める
    演算手段とを有し、 前記演算手段は、前記第1検出手段の光軸側の検出部か
    らの出力と前記第1検出手段の外側の検出部からの出力
    との差分と、前記第2検出手段の光軸側の検出部からの
    出力と前記第2検出手段の外側の検出部からの出力との
    差分とに基づいてフォーカスエラー信号を求める演算部
    を有し、 前記集光光学系は、駆動系によって光軸方向に移動可能
    であることを特徴とする顕微鏡。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の顕微鏡において、前記対
    物レンズを含む異なる種類の複数の対物レンズを交換可
    能に装着するレボルバーと、前記被検物体の観察に用い
    ている前記対物レンズの種類を検出する対物レンズ検出
    器と、前記対物レンズ検出器からの検出信号に基づいて
    前記集光光学系の位置を変化させる制御装置とをさらに
    有することを特徴とする顕微鏡。
  6. 【請求項6】 請求項4及び請求項5のいずれか記載の
    顕微鏡において、前記照明光学系は、前記被検物体上に
    線状の光を照射し、前記第1及び第2検出手段は、前記
    線状の光の反射光束を受光するために、光軸側の検出部
    の形状が線状であることを特徴とする顕微鏡。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002277729A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡用オートフォーカス装置および方法

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JP2002277729A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡用オートフォーカス装置および方法

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