JPH1134552A - ハイブリッドカード及びそれに使用するicモジュール - Google Patents

ハイブリッドカード及びそれに使用するicモジュール

Info

Publication number
JPH1134552A
JPH1134552A JP19345497A JP19345497A JPH1134552A JP H1134552 A JPH1134552 A JP H1134552A JP 19345497 A JP19345497 A JP 19345497A JP 19345497 A JP19345497 A JP 19345497A JP H1134552 A JPH1134552 A JP H1134552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
light
layer
card
optical recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19345497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachiro Saito
八郎 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP19345497A priority Critical patent/JPH1134552A/ja
Publication of JPH1134552A publication Critical patent/JPH1134552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICモジュールの厚さを薄くしてもICチッ
プが誤動作を起こさず、光カードの大容量化を効果的に
行えるようにする。 【解決手段】 カード基板に光記録部とICモジュール
とを有するハイブリッドカードにおいて、ICモジュー
ル10のICチップ12を覆う封止樹脂層15に遮光性
部材を付加し、そのICモジュール10を光記録部と重
複した位置に配置する。遮光性部材を封止樹脂層15の
表面を覆う遮光層22とし、これを金属薄膜で形成する
のが好ましい。封止樹脂層15を薄くしても優れた遮光
性を有するので、光カードに使用するレーザ光がICチ
ップ12に影響せず誤動作を起こさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光メモリによる記
録部(以下、光記録部)とICモジュールとを有するハ
イブリッドカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カード時代を反映し、磁気カー
ド、ICカードに次ぐ情報記録カードとして、大容量の
情報記録機能を有する光カードの開発が盛んになってい
る。この光カードの光記録材料としては、記録層にレー
ザ光などのエネルギービームをスポット的に照射して記
録層の一部を状態変化させて記録する、いわゆるヒート
モード記録材料が提案されている。このヒートモード記
録材料としては、テルル、ビスマスなどの金属薄膜、ポ
リスチレン、ニトロセルロースなどの有機薄膜、或いは
相転移を利用したテルル低酸化物膜などが用いられてい
る。これらの光記録材料は、情報の書込みの後、現像処
理などの必要がなく、書いた後で査読することができ
る。このような光記録材料を有する光カードは、DRA
W( direct read after write)媒体となり、高密度記
録が可能のため大容量が達成でき、追加書込みも可能で
あるという利点を有している。
【0003】ところが、上記のような光記録材料からな
る光記録部を有する光カードにおいては、一旦情報を光
記録部に書き込んだ後には、書き込んだ情報の変更がで
きない。そのため、例えば光記録部に記録内容のディレ
クトリ(検索情報)やFAT(file allocation table)
などの逐次変更される性格のデータを書き込もうとする
と、その度に新たな記録エリアを消費してしまうため、
本来のデータ領域を狭めてしまうという問題点がある。
そこでこのような光カードにICチップを有するICモ
ジュールを搭載し、そのICモジュールにディレクトリ
やFATなどの書き換えを必要とするデータを書き込む
方式のICモジュール付き光カード(ハイブリッドカー
ドと言う)が提案されている。
【0004】このハイブリッドカードの場合、カードか
らデータを読み取る際には、ホストコンピュータからフ
ァイル名だけを指定すれば、カードドライブがカード内
のICチップを電気的に高速でアクセスし、ディレクト
リを検索して目的のデータファイルの書かれているトラ
ック番号を記録する。次に光ピックアップによって光記
録部のトラックをアクセスし、目的のデータファイルを
読み取ることができる。そしてフォーマットを統一すれ
ば、いずれのネットワークシステムにおいても自由にこ
のカードを使用できる。また、光記録部はデータの書換
えができないが、ICチップは比較的データの書換えが
簡単に行えることから、書換えが必要なデータやセキュ
リティを要するデータはICチップに記録される。
【0005】一般には、CPUをICメモリとともに内
蔵したICチップがハイブリッドカードに使用されてい
る。このICモジュールは、基材と基材に設けられたI
Cチップと端子部とを有し、ICチップが封止樹脂で封
止された形状になっている。そして、ICモジュールの
端子部とリーダライタ(R/W)のコンタクト部とを接
触させ、電気的に接続することによってI/Oラインを
形成し、そのI/Oラインを通じて情報の読出し及び書
込みが行われる。そして、ICチップ内のCPUによ
り、情報のセキュリティを保つための高度な判断、演算
が行われる。
【0006】ここで、一般的なICモジュールについて
図1により説明しておく。ICモジュール10は基材1
1を有している。そして、基材11の一方の面にはCP
Uとメモリとを内蔵したICチップ12が搭載されてお
り、ICチップ12の電極パッド12aと、基材11の
一方の面に設けられたパターン層13とがワイヤ14に
よって接続されている。またICチップ12が封止樹脂
層15で覆われた状態になっている。また基材11の他
方の面には、銅箔層16と、下地めっきとしてのNiめ
っき層17と、金めっき層18とからなる端子部19が
設けられている。この端子部19は絶縁溝20により区
画され、区画された部分はCLK(クロック)ライン、
I/Oライン、VCC(電源)ライン、RST(リセッ
ト)ライン及びGND(グランド)ラインとなってい
る。なお、基材11にはその一方の面に設けられたパタ
ーン層13と、基材11の他方の面に設けられた端子部
19とを導通するスルーホール21が形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のような光記録部
とICモジュールとを有するハイブリッドカードは、カ
ード自体が薄く規格化(ISO規格で0.76±0.0
8mm)されており、光記録部の厚さ方向の位置もカー
ド表面から0.4±0.05mmと規格化されている。
そして、光記録部への読み書きを行うリーダライタ部も
これに対応して作製されている。また、光記録部の水平
方向の位置に関しては、ISO規格(ISO11694
−2)により光カードの左辺、右辺、下辺からの位置が
決められている。即ち、光カードの左辺および右辺の光
カード端縁からMax3mm以内に光記録部の領域の端
部があること、光カードの下辺端縁からMax4.5m
m以内に光記録領域の端部があることが決められている
ため、光記録部の容量を増やすには、カード上辺へ向け
光記録部の占有面積を広げることが必要になる。
【0008】したがって、ハイブリッドカードにおいて
光記録部を大容量化するには、ICモジュールのISO
規格(ISO7816−2)により決められたICモジ
ュールの端子部位置まで光記録部の領域を広げる必要が
ある。この場合、光記録部とICモジュールとがオーバ
ーラップすることとなるが、光記録部とICモジュール
とをオーバーラップさせると、ICモジュールの厚みは
現在0.45〜0.60mm程度であるため、オーバー
ラップ領域ではカードの厚みがISO規格(0.76±
0.08mm)を超えることとなる。
【0009】また、光記録部とオーバーラップしてIC
モジュールを配置するためには、ICモジュールの厚さ
は光記録面と反対側にある基板の厚さの範囲に入らなけ
ればならない。したがって、ISO規格内に収めるため
には、ICモジュールの厚さは実用的には0.30mm
以下が望ましい。そして、ICモジュールをこのように
薄くするには、端子基材の厚さだけでなく、封止樹脂層
の厚さやICチップの厚さも薄くする必要がある。しか
しながら、光記録部の裏側にICモジュールを配置し
て、レーザ光で光記録部を読み書きする時、レーザ光が
光記録部を通過してICモジュールまで到達するので、
封止樹脂層の厚さを薄くすると、レーザ光を十分遮光で
きず、ICチップにレーザ光が照射され、ICモジュー
ルが誤動作を起こすという問題が生じる。
【0010】従来の通常のICモジュールは特に強力な
光が照射される条件下で使用することはなかったので、
封止樹脂層の遮光性を特に問題にしていない。遮光性の
あるカーボンブラック等の顔料を混入した黒色の封止樹
脂で封止されたICモジュールは既に存在するが、これ
はICチップが静電気に弱いことから、ICモジュール
の導電性を上げるため及び封止樹脂層の収縮防止のため
に、カーボンブラック等を含有させたものであり、光の
遮光性を考慮しているわけではない。したがって、従来
のICモジュールを光記録部に重複させて実装すると、
前述の如く強力なレーザ光がICモジュールに照射され
るため、顔料混入の通常の封止樹脂層だけでは充分に遮
光できない。特にICモジュールを光記録部と重複させ
て、光記録部の反対側に配置するためには前述の如く封
止樹脂層を薄くしなければならないので、さらに遮光性
が悪くなる。
【0011】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、ICモジュールの厚さを薄くしてもI
Cチップが誤動作を起こさず、光カードの大容量化を効
果的に行うことができるハイブリッドカードとそれに使
用するICモジュールを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、カード基板に光記録部とICモジュール
とを重複した位置に配置したハイブリッドカードであっ
て、ICモジュールのICチップを覆う封止樹脂層に遮
光性部材を付加することにより、光カードを読み書きす
るときのレーザ光がICモジュールに照射されても、I
Cチップが誤動作を起こさないように封止部で遮光する
ようにしたものである。これは、封止樹脂層に黒色顔料
等の遮光性部材を多く混入すること、或いは、封止樹脂
層の表面を遮光性の良い遮光性部材(例えば、アルミニ
ウム等の金属薄膜、黒色顔料を大量に混入したシルクス
クリーンインキ等)で覆って遮光層を形成することによ
り達成できる。そして、この遮光層の上に文字等を含む
任意のパターンを有する着色層を設けてもよいし、また
この遮光層の上にベタの着色層を設け該着色層の上に更
に任意のパターンの着色層を設けてもよい。特に、遮光
層としてアルミニウムや錫等の金属薄膜、リーフ状の金
属粉末を混入したインキ、等を使用する場合は、これら
の遮光層でレーザー光が強力に反射し、読み取り書き込
みに支障が出る場合もあるので、該遮光層の上に反射防
止用としてベタの着色層を設けると更によい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
【0014】図1は従来のICモジュールの一例を示す
図であるが、すでに述べたように従来のICモジュール
10の封止樹脂層15は遮光性を考慮しているわけでは
ない。したがって本発明ではこの封止樹脂層15に遮光
性部材としてカーボンブラックを使用し、その量を変え
て混入し、150μmの厚さでICチップ12を封止
し、全体で400μmの厚さのICモジュール10を作
製した。そしてこのICモジュール10を光記録部と重
複した位置に配置して、全体の厚さが820μmのハイ
ブリッドカードを作製した。そしてICチップ12を作
動させながら光記録部の読み書きを行った結果、封止樹
脂層15の光透過率が1×10-2以下のICモジュール
10が誤動作しないことが判明した。本実施例では遮光
性部材としてカーボンブラックを使用したが、カーボン
ブラックに限らず他の任意の顔料を使用することができ
る。特にリーフ状の顔料が遮光性に適している。
【0015】図2は本発明に係るハイブリッドカードの
一例を示すもので、(a)は表側から見た平面図、
(b)は(a)のA−A断面図である。同図に示すハイ
ブリッドカードCにおいて、10はICモジュール、1
1はプリント基板、12はICチップ、15はICチッ
プを覆う封止樹脂層、19は端子部、22は遮光層、3
0は光記録部、31と32はカード基板におけるそれぞ
れ第1基板と第2基板、33はハードコート層を示す。
また、図3は図2のハイブリッドカードに使用したIC
モジュールを示す構成図であり、同図において図1と共
通する部分には同じ符号を付してある。
【0016】本発明によるハイブリッドカードを問題な
く量産するためには、ICモジュールの厚さを更に薄く
する必要がある。それに伴って、封止樹脂層の厚さも更
に薄くしなければならない。このように封止樹脂層の厚
さを更に薄くすると、それに伴って遮光性部材のカーボ
ンブラック等の顔料を大量に混入する必要がある。しか
し大量の顔料を混入すると、封止特性が悪化し、ICモ
ジュールの特性に悪影響を及ぼす場合がある。特にIC
チップへの密着性や高温高湿保存特性等の諸特性が悪化
する懸念がある。そこで本実施例では、図3に拡大して
示すように、ICモジュール10の封止樹脂層15を覆
うようにして、封止樹脂層15の上にアルミニウム蒸着
により0.1〜0.3μmの厚さの金属薄膜からなる遮
光層22を形成し、更にその上に白色インキで全面ベタ
印刷を行った。そして、全体の厚さが250μm厚さの
ICモジュール10を作製した。そしてこのICモジュ
ール10を使用して、図2に示すごとくハイブリッドカ
ードを作製した。このハイブリッドカードは第1基板3
1に光記録部30を有し、第2基板32にはICメモリ
を有するCPU内蔵のICモジュール10を光記録部3
0と重複した位置に配置してある。そしてICモジュー
ル10と電気的に接続し、外部回路(リーダライタ)と
接続するためのプリント基板11上に形成された端子部
19をカードの表面側の所定の位置に設けている。そし
てこのハイブリッドカードのICチップ12を動作させ
ながら、光記録部30を読み書きしたが、ICチップ1
2は誤動作せず、なんら問題なく作動した。
【0017】このアルミニウム蒸着による遮光層22を
設けた封止部50の光透過率を測定したところ1×10
-3〜1×10-5であった。また、アルミニウム蒸着膜は
水蒸気等のガス遮蔽性もよく、封止樹脂層の厚さが薄く
なってもICモジュール10の高温高湿保存性等に関す
る特性は特に問題がなかった。なお、この例ではアルミ
ニウム蒸着膜を使用した場合を挙げたが、これに限るも
のではなく、錫、銅、鉄、銀、金等の金属を使用するこ
ともできる。このような金属薄膜は1μm以下の厚さで
も十分な遮光性が得られるため本発明の目的に最適であ
る。また、これらの金属薄膜の製造方法も蒸着法に限ら
ず、スパッタリング法、気相還元法等種々の方法での形
成が可能である。また、これらの金属薄膜を使用する場
合は、該金属薄膜でレーザー光が反射し、光記録部の読
み書きに支障がないように該金属薄膜上に反射防止層と
してベタの着色層を設けることが望ましい。
【0018】なお、遮光性部材としては金属薄膜からな
る遮光層が適しているが、遮光層はこれに限定されるも
のではない。例えば、ベヒクル用樹脂とカーボンブラッ
クを重量比で1対1の割合で混合してスクリーン印刷用
インキを作製し、このインキを5μmの厚さに塗布した
結果、十分な遮光性が得られ、ICモジュールが動作中
に光カードの読み書きを行っても誤動作を起こさなかっ
た。なお、このような印刷インキに使用するのはカーボ
ンブラックに限らず、アルミニウム、銅、真鍮等の金属
製リーフ状粉末やその他の光吸収性顔料であれば何でも
よい。
【0019】また、遮光層が10μm以下の厚さであれ
ば、ICモジュール全体の厚さに対する影響はそれほど
大きくないので、10μm以下の厚さで遮光層が形成で
きれば材料は特に金属薄膜に限定されない。また、遮光
層はICチップの特性に影響を与えるものではないの
で、透過率が1×10-2以下の遮光性さえ得られれば特
に材料が限定されるものではない。
【0020】図4にICモジュールの他の例を示す。こ
のICモジュール10は、カーボンブラックを大量に含
有した遮光層22の上にスクリーン印刷法により白色イ
ンキで1〜5μmの任意のパターンの着色層23を形成
したものである。パターンとしては品名、製造年月日、
ロット番号、メーカ名、ロゴ等が挙げられる。また、着
色層23の形成方法としては、スクリーン印刷法に限ら
ず、インクジェット法、タコ印刷法(フレキシブルなパ
ッドによる凹版オフセット法)、静電スクリーン印刷
法、スプレー法等、任意の方法が利用できる。また、着
色層23は通常の印刷インキやそれぞれの方法に適した
着色材料により形成する。また色も任意に選択すること
ができる。また、本実施例では必要な部分に着色層23
を設けることによりパターニングしたが、予め全面にわ
たって着色層を付着させた後に、YAGレーザ等により
エングレイブして着色層を除去してパターニングするこ
ともできる。
【0021】図5にICモジュールのさらに他の例を示
す。このICモジュールは、金属薄膜からなる遮光層2
2の上に白色の着色層24をパターニングせずに全面ベ
タに付着させた後、さらにその上にパターニングした着
色層25を設けたものである。ベタの着色層24を白色
にすると、パターニングのための着色層25は任意の色
を用いて非常にきれいな印刷を行うことができる。本実
施例ではベタの着色層24を白色としたが、白色以外の
任意の色も使用できる。
【0022】次に、上記の構成からなるハイブリッドカ
ードの製造方法を図6を参照して簡単に説明する。ま
ず、一般に既知の2P法、或いはキャスティング法やイ
ンジェクション法などの成形法によって、図6(a)に
示す如き予め決められた凹凸パターン40を光メモリ領
域41に設けてなる第1基板31を作製する。次に、図
6(b)に示すように、第1基板31の凹凸パターン4
0とは反対側の面全体にハードコート層33をコーティ
ングした後、凹凸パターン40上に光記録層42を設け
て光記録部30を形成する。次いで、図6(c)に示す
ように、第1基板31に第2基板32を接着剤43を介
して貼り付ける。続いて、図6(d)に示すように、I
Cモジュール搭載のための凹部44を切削加工等により
第2基板32側から形成する。この後、図6(e)に示
すように、凹部44内にICモジュール10を埋め込
み、ハイブリッドカードの作製を完了する。
【0023】カード基板の材料について説明すると、第
1基板31はポリカーボネート樹脂からなるとともに、
第2基板32は塩化ビニル樹脂からなっている。また第
1基板31に形成する光メモリ領域41はその厚みが
0.4mm±0.05mmとなっている。また第1基板
31は光学的に歪みがなく、光透過率(波長750〜8
50nmで)が95%以上となっている。なお、第1基
板31の材料としては、ポリカーボネート樹脂の他、ポ
リスチレン、アモロフォスポリオレフィン、ポリエステ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、エポキシ
系樹脂が使用できる。また、第2基板140としては、
ポリ塩化ビニルの他に、ABS樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリカーボネート樹脂等が使用できる。
【0024】カード基板に設けられた光記録部30は、
第1基板31に形成された所定形状の凹凸パターン40
に光記録層42を覆って構成され、この場合、光記録層
42として金属系光記録材料のテルル系が用いられてい
る。なお、光記録層42の材料としては、その他に、記
録及び再生が半導体レーザのような光ビームで行われる
ものであって記録メカニズムが光化学反応によるもの、
或いは光を吸収しその熱によって記録メカニズムを達成
する、いわゆるヒートモード記録材料を用いてもよい。
さらに、記録された場合、再生光の反射や透過を変化さ
せて読み出すことが可能なものであれば、他の材料を用
いてもよい。
【0025】第1基板31に設けられたハードコート層
33は光記録部30が傷によって損なわれるのを防ぐた
めであり、上記の例ではアクリル系のUV硬化型樹脂か
ら形成されているが、この材料に限定されるものではな
い。
【0026】なお、本発明の実施形態はすべて端子付き
ICモジュールで説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、端子なしの非接触ICモジュールも含
まれることは自明である。非接触ICモジュールの場合
は、電力と信号の授受に、端子の代わりにアンテナコイ
ルを使用するものであり、非接触ICモジュールの場合
もICチップに強力なレーザ光が照射されると、端子付
きの場合と同様にICチップが誤動作を起こす。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICモジ
ュールは、樹脂封止部を薄くしても優れた遮光性を有し
ているので、レーザ光によって誤動作せず、しかも全体
の厚みを薄くすることが可能である。
【0028】現状のISO規格に準拠して、光/ICハ
イブリッドカードの光記録容量を大きくするためには、
光記録部とICモジュールをオーバーラップさせて配置
し、光記録部の面積を大きくする必要がある。本発明の
ハイブリッドカードでは、光記録部を読み書きする時に
レーザ光によって誤動作しないICモジュールを使用す
ることにより、光記録部とICモジュールとをオーバー
ラップさせて実装することが可能となり、大容量化を図
ることができる。
【0029】健康診断や医療等の記録に用いるカード
は、画像情報を取り込むことが望ましく、そのためには
大容量のメモリを必要とし、しかも個人のプライバシー
の問題があるので、ICのセキュリティ機能を利用する
のが理想である。したがって光/ICハイブリッドカー
ドを使用するのが望ましい。このようなハイブリッドカ
ードの記録容量を大きくするためには、光とICをオー
バーラップさせて実装することが不可欠であるが、従来
のモジュールは誤動作をするため、これが不可能であっ
た。本発明に係るハイブリッドカードはこれを解決し、
医療用等のカードにも対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なICモジュールを示す概略図である。
【図2】本発明に係るハイブリッドカードの一例を示す
もので、(a)は表側から見た平面図、(b)は(a)
のA−A断面図である。
【図3】図2に示すハイブリッドカードに使用したIC
モジュールの概略図である。
【図4】ICモジュールの他の例を示す概略図である。
【図5】ICモジュールのさらに他の例を示す概略図で
ある。
【図6】ハイブリッドカードの製造手順を示した工程図
である。
【符号の説明】
10 ICモジュール 11 基材 12 ICチップ 12a 電極パッド 13 パターン層 14 ワイヤ 15 封止樹脂層 16 銅箔層 17 Niメッキ層 18 金めっき層 19 端子部 20 絶縁溝 21 スルーホール 22 遮光層 23,24,25 着色層 30 光記録部 31 第1基板 32 第2基板 33 ハードコート層 40 凹凸パターン 41 光メモリ領域 42 光記録層 43 接着剤 44 凹部 50 封止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 7/24 572 G06K 19/00 C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード基板に光記録部とICモジュール
    とを有するハイブリッドカードであって、ICモジュー
    ルのICチップを覆う封止樹脂層に遮光性部材が付加さ
    れており、そのICモジュールが光記録部と重複した位
    置に配置されていることを特徴とするハイブリッドカー
    ド。
  2. 【請求項2】 遮光性部材が付加された封止部の光透過
    率が1×10-2以下である請求項1に記載のハイブリッ
    ドカード。
  3. 【請求項3】 遮光性部材が封止樹脂層の表面を覆う遮
    光層である請求項1に記載のハイブリッドカード。
  4. 【請求項4】 遮光層が金属薄膜からなる請求項3に記
    載のハイブリッドカード。
  5. 【請求項5】 遮光層の上にベタを含む任意パターンの
    着色層を設けた請求項3又は4に記載のハイブリッドカ
    ード。
  6. 【請求項6】 遮光層の上にベタの着色層を設け、該着
    色層の上に任意パターンの着色層を設けた請求項3又は
    4に記載のハイブリッドカード。
  7. 【請求項7】 カード基板に光記録部とICモジュール
    とを有するハイブリッドカードに使用されるICモジュ
    ールであって、ICチップを覆う封止樹脂層に遮光性部
    材が付加されていることを特徴とするICモジュール。
  8. 【請求項8】 遮光性部材が付加された封止部の光透過
    率が1×10-2以下である請求項7に記載のICモジュ
    ール。
  9. 【請求項9】 遮光性部材が封止樹脂層の表面を覆う遮
    光層である請求項7に記載のICモジュール。
  10. 【請求項10】 遮光層が金属薄膜からなる請求項9に
    記載のICモジュール。
  11. 【請求項11】 遮光層の上にベタを含む任意パターン
    の着色層を設けた請求項9又は10に記載のICモジュ
    ール。
  12. 【請求項12】 遮光層の上にベタの着色層を設け、該
    着色層の上に任意パターンの着色層を設けた請求項9又
    は10に記載のICモジュール。
JP19345497A 1997-07-18 1997-07-18 ハイブリッドカード及びそれに使用するicモジュール Pending JPH1134552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19345497A JPH1134552A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ハイブリッドカード及びそれに使用するicモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19345497A JPH1134552A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ハイブリッドカード及びそれに使用するicモジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1134552A true JPH1134552A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16308275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19345497A Pending JPH1134552A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ハイブリッドカード及びそれに使用するicモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1134552A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099744A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Nec Tokin Corp Icモジュール及びicカード

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099744A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Nec Tokin Corp Icモジュール及びicカード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2195438C (en) Optical card with a built-in ic module
JP4873776B2 (ja) 非接触icカード
KR20040048360A (ko) Ic 카드
JPS63276721A (ja) 光記録部材及びその製造方法並びに光記録カ−ドの製造方法
JP3785658B2 (ja) Icカード
JPH1134552A (ja) ハイブリッドカード及びそれに使用するicモジュール
JP2005321912A (ja) ソーラーパネル付きicカード
JP2005050218A (ja) Icカード
JPH09290587A (ja) Icモジュール
TW409249B (en) Information recording medium and information recording/reproducing apparatus
JP2005011190A (ja) 表示機能付き情報媒体及び表示機能付き情報媒体の製造方法
JP2003132311A (ja) Icカードの作成方法及びicカード
JPH10255332A (ja) 光記録媒体
JPH0416835B2 (ja)
JPH11154216A (ja) ハイブリッドカード
JPH11154217A (ja) ハイブリッドカード
JPH09290586A (ja) Icモジュール
JP2005227890A (ja) Rfタグ、化粧料用容器、及びrfタグの製造方法
JPH11151882A (ja) 情報記録媒体
JP2000155826A (ja) 非接触ic内蔵カード及びリライト印字面の形成方法
JPH11353447A (ja) Icカード及びicモジュール、並びにそれらの製造方法
JPWO1996036938A1 (ja) Icモジュール付光カード
JPH09169184A (ja) 可逆記録表示部を有するicカード及びその製造方法
JP2000113141A (ja) 非接触式icカード
JP2002259932A (ja) Icカード