JPH11345575A - 陰極線管の色選別電極構造体 - Google Patents
陰極線管の色選別電極構造体Info
- Publication number
- JPH11345575A JPH11345575A JP15270698A JP15270698A JPH11345575A JP H11345575 A JPH11345575 A JP H11345575A JP 15270698 A JP15270698 A JP 15270698A JP 15270698 A JP15270698 A JP 15270698A JP H11345575 A JPH11345575 A JP H11345575A
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- JP
- Japan
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- color selection
- slit
- selection electrode
- electrode structure
- width
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 最外端スリットの開口幅の変動量がアパーチ
ャグリルに加わる張力分布の形状によって影響されにく
い構造を持つ色選別電極構造体を得る。 【解決手段】 一対の第1のフレームメンバー、この第
1のフレームメンバーの間に差し渡された一対の第2の
フレームメンバー及び金属薄板からなり、薄板のほぼ全
面に微小幅のスリット3が多数並列配置されると共に両
最外端スリット3Aに沿って所定の幅を有する無孔部7
bが形成されたアパーチャグリル4を備え、アパーチャ
グリル4のスリット延長方向両縁部が第1のフレームメ
ンバーに固定され、第2のフレームメンバーによりアパ
ーチャグリル4にスリット延長方向の張力が掛けられて
いる色選別電極構造体において、無孔部7bの上下端部
に、その外縁からスリットに向かって所定の長さ切り欠
かれた切り欠き部6が設けられているものである。
ャグリルに加わる張力分布の形状によって影響されにく
い構造を持つ色選別電極構造体を得る。 【解決手段】 一対の第1のフレームメンバー、この第
1のフレームメンバーの間に差し渡された一対の第2の
フレームメンバー及び金属薄板からなり、薄板のほぼ全
面に微小幅のスリット3が多数並列配置されると共に両
最外端スリット3Aに沿って所定の幅を有する無孔部7
bが形成されたアパーチャグリル4を備え、アパーチャ
グリル4のスリット延長方向両縁部が第1のフレームメ
ンバーに固定され、第2のフレームメンバーによりアパ
ーチャグリル4にスリット延長方向の張力が掛けられて
いる色選別電極構造体において、無孔部7bの上下端部
に、その外縁からスリットに向かって所定の長さ切り欠
かれた切り欠き部6が設けられているものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は陰極線管の色選別
電極構造体に関し、特に色選別電極に張力が掛けられて
いる構造のものにおいて最外端スリットの開口幅が変動
するのを抑えた色選別電極構造体に関するものである。
電極構造体に関し、特に色選別電極に張力が掛けられて
いる構造のものにおいて最外端スリットの開口幅が変動
するのを抑えた色選別電極構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のカラー陰極線管においては、電子
銃から発射された電子ビームを所定の蛍光体にのみ到達
させるように、電子銃と蛍光体との間に色選別電極構造
体を配置している。この色選別電極構造体には、いくつ
かのタイプの構造があり、その一つとしてスリット状細
孔を多数形成したアパーチャグリルと称されるものを弾
性フレームにて架張した構造のものがある。図2は架張
式色選別電極構造体と蛍光面とを示す概略図、図3は従
来のアパーチャグリルの架張後の状態を示す説明図、図
4はアパーチャグリルの無孔部に掛かる張力分布の一例
を示す説明図である。図2において、1は赤,緑,青の
各色の蛍光体ストライプ、2は蛍光体ストライプ1が所
定の順序をもって並列配置されてなるカラー蛍光面であ
る。3は蛍光体ストライプ1と平行にアパーチャグリル
に穿設されているスリット、4は金属薄板からなるアパ
ーチャグリルで、微小幅のスリット3が多数並列配置さ
れている。なお、スリット3は、例えば化学エッチング
にて穿設されている。また、スリット3の開口幅は通常
60〜100μmである。5はフレームで、相対する一
対の枠部(フレームHメンバー)5A及びこの枠部5A
の間に差し渡された一対の腕部(フレームVメンバー)
5Bからなっている。
銃から発射された電子ビームを所定の蛍光体にのみ到達
させるように、電子銃と蛍光体との間に色選別電極構造
体を配置している。この色選別電極構造体には、いくつ
かのタイプの構造があり、その一つとしてスリット状細
孔を多数形成したアパーチャグリルと称されるものを弾
性フレームにて架張した構造のものがある。図2は架張
式色選別電極構造体と蛍光面とを示す概略図、図3は従
来のアパーチャグリルの架張後の状態を示す説明図、図
4はアパーチャグリルの無孔部に掛かる張力分布の一例
を示す説明図である。図2において、1は赤,緑,青の
各色の蛍光体ストライプ、2は蛍光体ストライプ1が所
定の順序をもって並列配置されてなるカラー蛍光面であ
る。3は蛍光体ストライプ1と平行にアパーチャグリル
に穿設されているスリット、4は金属薄板からなるアパ
ーチャグリルで、微小幅のスリット3が多数並列配置さ
れている。なお、スリット3は、例えば化学エッチング
にて穿設されている。また、スリット3の開口幅は通常
60〜100μmである。5はフレームで、相対する一
対の枠部(フレームHメンバー)5A及びこの枠部5A
の間に差し渡された一対の腕部(フレームVメンバー)
5Bからなっている。
【0003】また、図3に示すように、アパーチャグリ
ル4のスリット3が多数並列配置されている部分7aの
左右方向外側には、左右それぞれの最外端スリット3A
に沿って、無孔部7bが設けられている。この無孔部7
bは蛍光面2へ蛍光体ストライプを焼き付けするときに
有効画面を制限するものであり、その幅は、通常3.8
〜4.5mmである。さらに、アパーチャグリル4は、
スリット3の延長方向の両縁部を、即ち上下方向両縁部
を枠部5Aに溶接することによりフレーム5に固定され
ている。なお、上記溶接の際、枠部5Aを互いに引き寄
せる方向にたわませた状態で保持しておき、アパーチャ
グリル4を枠部5Aに溶接した後、フレーム5を解放す
るため、その反力にてアパーチャグリル4にスリット延
長方向の所定の張力がかけられている。
ル4のスリット3が多数並列配置されている部分7aの
左右方向外側には、左右それぞれの最外端スリット3A
に沿って、無孔部7bが設けられている。この無孔部7
bは蛍光面2へ蛍光体ストライプを焼き付けするときに
有効画面を制限するものであり、その幅は、通常3.8
〜4.5mmである。さらに、アパーチャグリル4は、
スリット3の延長方向の両縁部を、即ち上下方向両縁部
を枠部5Aに溶接することによりフレーム5に固定され
ている。なお、上記溶接の際、枠部5Aを互いに引き寄
せる方向にたわませた状態で保持しておき、アパーチャ
グリル4を枠部5Aに溶接した後、フレーム5を解放す
るため、その反力にてアパーチャグリル4にスリット延
長方向の所定の張力がかけられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の色
選別電極構造体では、アパーチャグリル4を溶接した
後、フレーム5の保持を解放させることで所定の張力が
加えられると、両最外端のスリット3Aの中央部での開
口幅が、無孔部7bにかかる張力分布の形状によって図
3に示すように他のスリット3の幅に比べ広くなった
り、図示しないが、狭くなったりすることがある。これ
は上記張力分布の形状によって無孔部7bにモーメント
が発生するため、そのモーメント方向に開口幅の変動が
生じるからである。図4は無孔部7bにかかる張力分布
の一例を示し、ここでは無孔部7bにおいて、その外側
の張力が8a,8bで示すようにその内側の張力に比べ
て大きくなる張力分布の例を示している。
選別電極構造体では、アパーチャグリル4を溶接した
後、フレーム5の保持を解放させることで所定の張力が
加えられると、両最外端のスリット3Aの中央部での開
口幅が、無孔部7bにかかる張力分布の形状によって図
3に示すように他のスリット3の幅に比べ広くなった
り、図示しないが、狭くなったりすることがある。これ
は上記張力分布の形状によって無孔部7bにモーメント
が発生するため、そのモーメント方向に開口幅の変動が
生じるからである。図4は無孔部7bにかかる張力分布
の一例を示し、ここでは無孔部7bにおいて、その外側
の張力が8a,8bで示すようにその内側の張力に比べ
て大きくなる張力分布の例を示している。
【0005】所で、張力付与前のアパーチャグリル4の
最外端スリット3Aの孔形状は、張力付与後に最外端ス
リット3Aの開口幅が所定値になるように設計される
が、上記の理由から、最外端スリット3Aの開口幅がア
パーチャグリル4に加わる張力分布によって変動(広く
なったり、狭くなったり)するので、張力付与前の最外
端スリット3Aの孔形状の設計がやり難いという問題が
あった。また、張力の変動を考慮すると、最外端スリッ
ト3Aの開口幅が所定値になるようにすることも大量生
産では困難であった。
最外端スリット3Aの孔形状は、張力付与後に最外端ス
リット3Aの開口幅が所定値になるように設計される
が、上記の理由から、最外端スリット3Aの開口幅がア
パーチャグリル4に加わる張力分布によって変動(広く
なったり、狭くなったり)するので、張力付与前の最外
端スリット3Aの孔形状の設計がやり難いという問題が
あった。また、張力の変動を考慮すると、最外端スリッ
ト3Aの開口幅が所定値になるようにすることも大量生
産では困難であった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、多数並列配置されたスリットの
両最外端スリットに沿って形成された所定の幅を有する
無孔部の上下端部に、その外縁からスリットに向かって
所定の長さ切り欠かれた切り欠き部を設けることによ
り、最外端スリットの開口幅の変動量がアパーチャグリ
ルに加わる張力分布によって影響されにくい構造を持つ
陰極線管の色選別電極構造体を得ることを目的とする。
ためになされたもので、多数並列配置されたスリットの
両最外端スリットに沿って形成された所定の幅を有する
無孔部の上下端部に、その外縁からスリットに向かって
所定の長さ切り欠かれた切り欠き部を設けることによ
り、最外端スリットの開口幅の変動量がアパーチャグリ
ルに加わる張力分布によって影響されにくい構造を持つ
陰極線管の色選別電極構造体を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る陰極線管
の色選別電極は、一対の第1のフレームメンバー、この
第1のフレームメンバーの間に差し渡された一対の第2
のフレームメンバー、及びほぼ全面に微小幅のスリット
が多数並列配置されると共に,スリットの配列方向の両
最外端にスリットに沿って所定の幅を有する無孔部が形
成された金属薄板からなる色選別電極を備え、色選別電
極のスリット延長方向両縁部が第1のフレームメンバー
に固定され、第2のフレームメンバーにより色選別電極
にスリット延長方向の張力が掛けられている色選別電極
構造体において、色選別電極の無孔部の両端部に、その
外縁からスリットの延在方向に対して交差する方向に所
定の長さ切り欠かれた切り欠き部を設けたものである。
また、切り欠き部の長さは、無孔部の幅の0.3倍以下
に設定されているものである。さらに、切り欠き部の長
さは、無孔部の幅の0.2〜0.3倍に設定されている
ものである。
の色選別電極は、一対の第1のフレームメンバー、この
第1のフレームメンバーの間に差し渡された一対の第2
のフレームメンバー、及びほぼ全面に微小幅のスリット
が多数並列配置されると共に,スリットの配列方向の両
最外端にスリットに沿って所定の幅を有する無孔部が形
成された金属薄板からなる色選別電極を備え、色選別電
極のスリット延長方向両縁部が第1のフレームメンバー
に固定され、第2のフレームメンバーにより色選別電極
にスリット延長方向の張力が掛けられている色選別電極
構造体において、色選別電極の無孔部の両端部に、その
外縁からスリットの延在方向に対して交差する方向に所
定の長さ切り欠かれた切り欠き部を設けたものである。
また、切り欠き部の長さは、無孔部の幅の0.3倍以下
に設定されているものである。さらに、切り欠き部の長
さは、無孔部の幅の0.2〜0.3倍に設定されている
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の要部を示す平面図である。図1におい
て、図2〜図4と同一部分には同一符号を付しその説明
は省略する。6は無孔部7bの上下端部に設けられた矩
形状切り欠き部である。この切り欠き部6は、アパーチ
ャグリル4の無孔部7bの上下端部を、無孔部7bの外
縁から最外端スリット3Aと直交する方向に所定の長さ
切り欠くことにより形成されている。なお、切り欠き部
6の上下方向の位置は最外端スリット3Aを含めた有孔
部の上下方向両端の延長線上である。従って、例えば最
外端スリット3Aの長さが292mmの場合は、切り欠
き部6は略292mmの間隔で設けられる。この実施の
形態1によれば、無孔部7bの上下端部に所定の長さの
矩形状切り欠き部6を設けることにより、無孔部7bの
幅方向の張力差が小さくなる。即ち、図4に示す張力分
布の例8a,8bにおいてその張力差が小さくなる。従
って、張力分布によって無孔部7bに生じるモーメント
が減少するから、最外端スリット3Aの開口幅の変動量
を減少させることができる。
実施の形態1の要部を示す平面図である。図1におい
て、図2〜図4と同一部分には同一符号を付しその説明
は省略する。6は無孔部7bの上下端部に設けられた矩
形状切り欠き部である。この切り欠き部6は、アパーチ
ャグリル4の無孔部7bの上下端部を、無孔部7bの外
縁から最外端スリット3Aと直交する方向に所定の長さ
切り欠くことにより形成されている。なお、切り欠き部
6の上下方向の位置は最外端スリット3Aを含めた有孔
部の上下方向両端の延長線上である。従って、例えば最
外端スリット3Aの長さが292mmの場合は、切り欠
き部6は略292mmの間隔で設けられる。この実施の
形態1によれば、無孔部7bの上下端部に所定の長さの
矩形状切り欠き部6を設けることにより、無孔部7bの
幅方向の張力差が小さくなる。即ち、図4に示す張力分
布の例8a,8bにおいてその張力差が小さくなる。従
って、張力分布によって無孔部7bに生じるモーメント
が減少するから、最外端スリット3Aの開口幅の変動量
を減少させることができる。
【0009】以下、上記の点を確かめた実験結果につい
て説明する。実験は次のようにして行った。アパーチャ
グリル4は厚さ0.1mmのものを用い、その無孔部7
b(幅4mm)の上下端に矩形状切り欠き部6を設け
た。そして、このアパーチャグリル4の無孔部7bの上
下方向に加わる張力の分布形状として、無孔部7bの外
側の張力が内側の張力より0.4kgf低くなっている
タイプと、2.1kgf高くなっているタイプと、均一
になっているタイプのものについて、それぞれの最外端
スリット3Aの中央部での開口幅の変動量を調べた。な
お、矩形状切り欠き部6は、無孔部7bの上下端部に最
外端スリット3Aの開口に対して直交する方向に設けら
れ、その長さは0.4〜1.6mmで、矩形状切り欠き
部の幅は0.6mmである。その結果の例を表1に示
す。表中において、最外端スリット3Aの開口幅の符号
が「+」であるのは、最外端スリット3Aの中央部での
開口幅が両端部の開口幅より大きくなること、「−」は
その逆になることを意味する。単位はμmである。
て説明する。実験は次のようにして行った。アパーチャ
グリル4は厚さ0.1mmのものを用い、その無孔部7
b(幅4mm)の上下端に矩形状切り欠き部6を設け
た。そして、このアパーチャグリル4の無孔部7bの上
下方向に加わる張力の分布形状として、無孔部7bの外
側の張力が内側の張力より0.4kgf低くなっている
タイプと、2.1kgf高くなっているタイプと、均一
になっているタイプのものについて、それぞれの最外端
スリット3Aの中央部での開口幅の変動量を調べた。な
お、矩形状切り欠き部6は、無孔部7bの上下端部に最
外端スリット3Aの開口に対して直交する方向に設けら
れ、その長さは0.4〜1.6mmで、矩形状切り欠き
部の幅は0.6mmである。その結果の例を表1に示
す。表中において、最外端スリット3Aの開口幅の符号
が「+」であるのは、最外端スリット3Aの中央部での
開口幅が両端部の開口幅より大きくなること、「−」は
その逆になることを意味する。単位はμmである。
【0010】
【表1】
【0011】表1によると、矩形状切り欠き部6の長さ
を1.2mm以下、即ち、無孔部7bの幅の0.3倍以
下にすると、張力分布の変化による最外端スリット3A
の開口幅の変動量が、矩形状切り欠き部無しの場合の変
動量(171μm)より小さくなることがわかる。ま
た、切り欠き部6の長さを1.6mm、即ち、無孔部7
bの幅の0.3倍より大きくすると、変動量が矩形状切
り欠き部無しの場合の変動量より大きくなることがわか
る。従って、無孔部7bの幅の0.3倍以下の長さの矩
形状切り欠き部6を設けることで、最外端スリット3A
の開口幅が張力分布の変化に影響されにくいアパーチャ
グリル4を得ることができる。特に、矩形状切り欠き部
6の長さを、無孔部7bの幅の0.2〜0.3倍にする
ことが適切である。
を1.2mm以下、即ち、無孔部7bの幅の0.3倍以
下にすると、張力分布の変化による最外端スリット3A
の開口幅の変動量が、矩形状切り欠き部無しの場合の変
動量(171μm)より小さくなることがわかる。ま
た、切り欠き部6の長さを1.6mm、即ち、無孔部7
bの幅の0.3倍より大きくすると、変動量が矩形状切
り欠き部無しの場合の変動量より大きくなることがわか
る。従って、無孔部7bの幅の0.3倍以下の長さの矩
形状切り欠き部6を設けることで、最外端スリット3A
の開口幅が張力分布の変化に影響されにくいアパーチャ
グリル4を得ることができる。特に、矩形状切り欠き部
6の長さを、無孔部7bの幅の0.2〜0.3倍にする
ことが適切である。
【0012】上記の結果により、矩形状切り欠き部6を
最外端スリット3Aに直交する方向に設けることで、張
力付与後の最外端スリット3Aの開口幅が所定値になる
ように、張力付与前のアパーチャグリル4の最外端スリ
ット3Aの孔形状を設計することが容易になる。また、
上記の結果は無孔部7bの幅が4mmの場合であるが、
無孔部7bの幅が3.8mmや4.5mmの場合も、長
さが無孔部7bの幅の0.3倍以下、好ましくは0.2
〜0.3倍の切り欠き部6を設けることにより、同様の
結果が得られた。さらに、幅0.6mmの切り欠き部6
を設けた場合について説明したが、切り欠き部6に代え
て線状の切り込みを設けたアパーチャグリル4でも、同
様の結果が得られた。また、スリットに直交する方向に
切り欠き部6を設けたが、スリットと交わる方向でスリ
ットに向かって設ければ、同様の効果を奏することがで
きる。
最外端スリット3Aに直交する方向に設けることで、張
力付与後の最外端スリット3Aの開口幅が所定値になる
ように、張力付与前のアパーチャグリル4の最外端スリ
ット3Aの孔形状を設計することが容易になる。また、
上記の結果は無孔部7bの幅が4mmの場合であるが、
無孔部7bの幅が3.8mmや4.5mmの場合も、長
さが無孔部7bの幅の0.3倍以下、好ましくは0.2
〜0.3倍の切り欠き部6を設けることにより、同様の
結果が得られた。さらに、幅0.6mmの切り欠き部6
を設けた場合について説明したが、切り欠き部6に代え
て線状の切り込みを設けたアパーチャグリル4でも、同
様の結果が得られた。また、スリットに直交する方向に
切り欠き部6を設けたが、スリットと交わる方向でスリ
ットに向かって設ければ、同様の効果を奏することがで
きる。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、一対の
第1のフレームメンバー、この第1のフレームメンバー
の間に差し渡された一対の第2のフレームメンバー及び
金属薄板からなり、薄板のほぼ全面に微小幅のスリット
が多数並列配置されると共に両最外端スリットに沿って
所定の幅を有する無孔部が形成された色選別電極を備
え、色選別電極のスリット延長方向両縁部が第1のフレ
ームメンバーに固定され、第2のフレームメンバーによ
り色選別電極にスリット延長方向の張力が掛けられてい
る色選別電極構造体において、無孔部の上下端部に、そ
の外縁からスリットに向かって所定の長さ切り欠かれた
切り欠き部が設けられているものであるから、最外端ス
リットの開口幅が無孔部に加わる張力分布の形状に影響
され難く、開口幅の変動量が小さい色選別電極構造体を
得ることができる。従って、この色選別電極構造体を用
いることにより画質特性の良いカラー陰極線管を製造す
ることができる。
第1のフレームメンバー、この第1のフレームメンバー
の間に差し渡された一対の第2のフレームメンバー及び
金属薄板からなり、薄板のほぼ全面に微小幅のスリット
が多数並列配置されると共に両最外端スリットに沿って
所定の幅を有する無孔部が形成された色選別電極を備
え、色選別電極のスリット延長方向両縁部が第1のフレ
ームメンバーに固定され、第2のフレームメンバーによ
り色選別電極にスリット延長方向の張力が掛けられてい
る色選別電極構造体において、無孔部の上下端部に、そ
の外縁からスリットに向かって所定の長さ切り欠かれた
切り欠き部が設けられているものであるから、最外端ス
リットの開口幅が無孔部に加わる張力分布の形状に影響
され難く、開口幅の変動量が小さい色選別電極構造体を
得ることができる。従って、この色選別電極構造体を用
いることにより画質特性の良いカラー陰極線管を製造す
ることができる。
【0014】また、切り欠き部の長さが無孔部の幅の
0.2〜0.3倍に設定されているものであるから、最
外端スリットの開口幅の変動量を一層小さくすることが
できる。
0.2〜0.3倍に設定されているものであるから、最
外端スリットの開口幅の変動量を一層小さくすることが
できる。
【図1】 この発明の実施の形態1の要部を示す平面図
である。
である。
【図2】 架張式色選別電極構造体と蛍光面とを示す概
略図である。
略図である。
【図3】 従来のアパーチャグリルの架張後の状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】 アパーチャグリルの無孔部に掛かる張力分布
の一例を示す説明図である。
の一例を示す説明図である。
3 スリット、3A 最外端スリット、4 アパーチャ
グリル、6 切り欠き部、7b 無孔部。
グリル、6 切り欠き部、7b 無孔部。
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の第1のフレームメンバー、この第
1のフレームメンバーの間に差し渡された一対の第2の
フレームメンバー、及びほぼ全面に微小幅のスリットが
多数並列配置されると共に,スリットの配列方向の両最
外端にスリットに沿って所定の幅を有する無孔部が形成
された金属薄板からなる色選別電極を備え、上記色選別
電極のスリット延長方向両縁部が上記第1のフレームメ
ンバーに固定され、上記第2のフレームメンバーにより
上記色選別電極にスリット延長方向の張力が掛けられて
いる色選別電極構造体において、 上記色選別電極の無孔部の両端部に、その外縁から上記
スリットの延在方向に対して交差する方向に所定の長さ
切り欠かれた切り欠き部を設けたことを特徴とする陰極
線管の色選別電極構造体。 - 【請求項2】 切り欠き部の長さは、無孔部の幅の0.
3倍以下に設定されていることを特徴とする請求項1記
載の陰極線管の色選別電極構造体。 - 【請求項3】 切り欠き部の長さは、無孔部の幅の0.
2〜0.3倍に設定されていることを特徴とする請求項
1記載の陰極線管の色選別電極構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15270698A JPH11345575A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 陰極線管の色選別電極構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15270698A JPH11345575A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 陰極線管の色選別電極構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11345575A true JPH11345575A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15546380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15270698A Pending JPH11345575A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 陰極線管の色選別電極構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11345575A (ja) |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP15270698A patent/JPH11345575A/ja active Pending
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