JPH11345879A - 半導体素子の金属配線形成方法 - Google Patents

半導体素子の金属配線形成方法

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JPH11345879A
JPH11345879A JP11136485A JP13648599A JPH11345879A JP H11345879 A JPH11345879 A JP H11345879A JP 11136485 A JP11136485 A JP 11136485A JP 13648599 A JP13648599 A JP 13648599A JP H11345879 A JPH11345879 A JP H11345879A
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forming
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magnesium
metal layer
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Heiken Tei
炳 賢 鄭
Kifuku An
煕 福 安
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Tobu Denshi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属配線層の電気伝導特性を改善して信
頼性を確保し、微細のコンタクトホール内に金属配線層
を容易に埋め込まれる半導体素子の金属配線形成方法を
提供する。 【解決手段】 接合領域21を含む半導体基板20を提
供する段階;半導体基板20の上部に絶縁層22を形成
する段階;接合領域21の所定部分が露出するように絶
縁層22をパターニングしてコンタクトホールh1を形
成する段階;絶縁層22の上部とコンタクトホールh1
の内壁及び底面とに接着層23を形成する段階;接着層
23の上部に障壁金属層24を形成する段階;障壁金属
層24の上部に固溶層としてのマグネシウム層25を形
成する段階;マグネシウム層25の上部に金属層26を
形成する段階;及び金属層26にマグネシウムを固溶さ
せ、金属層26より流動性の増加した金属配線層27を
形成する段階を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の金属配
線形成方法に関し、特に金属配線の信頼性が向上できる
半導体素子の金属配線形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1を参照して従来の半導体素子の金属
配線形成方法を説明する。まず、接合領域11を含む半
導体基板10上に層間絶縁膜12を形成する。次に、接
合領域11の所定部分が露出するように層間絶縁膜12
をエッチングしてコンタクトホールHを形成する。層間
絶縁膜12の上部とコンタクトホールHの底面及び内壁
とに、接着層(glue layer)としての第1のTi層13と
障壁金属層(barrier metal)としての第1のTiN層1
4とをスパッタリング方式にて順次蒸着させる。ここ
で、第1のTi層13は半導体基板10の表面及び層間
絶縁膜12と障壁金属層14との間の接着特性を改善さ
せる役割を果たす。障壁金属層の第1のTiN層14は
以後に形成される金属配線層と半導体基板との間に原子
の相互移動を阻止して、接合領域のスパイキング(junct
ion spiking)を防止する役割を果たす。以後、半導体基
板10は急速熱処理工程(rapid thermal annealing: R
TA)を進行して、接合領域11と接着層13の接触面
にチタニウムシリサイド層13aを形成する。次に、第
1のTiN層14の上部に接着層として第2のTi層1
5を蒸着させる。ここで、第2のTi層15は以後形成
される金属配線層と障壁金属層14との間の接着特性を
改善させる役割を果たす。第2のTi層15の上部には
金属配線層16を形成する。金属配線層16としては、
接合領域11で金属配線層16へのシリコン原子の移動
を防止するために、アルミニウムとシリコンとの合金層
が利用し得る。金属配線層16上に乱反射防止層として
第2のTiN層17を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第2の
Ti層15と金属配線層16は所定の温度例えば350
℃以上の熱を加えると、互いに容易に反応して第2のT
i層15と金属配線層16との間にTiAl3化合物層
15aが析出される。この時、TiAl3化合物層15
aは高い抵抗値を有しているので、金属配線の抵抗が増
大する。このために半導体素子の信号遅延が発生し、金
属配線層16の断面が低減して電流密度が増加する。こ
のため、金属配線の信頼性が低下する。
【0004】また、半導体素子が集積化して行くにつれ
てコンタクトホールのサイズはますます減少する。これ
によって、スパッタリング方式にて形成されるアルミニ
ウムでは狭いコンタクトホールの内部を充填するのが困
難であるので、コンタクトホール内にボイドが発生する
とか、金属配線層がコンタクトホール内で断線するとか
の問題点が生ずる。
【0005】更に、エレクトロマイグレーションの防止
のために金属配線としてアルミニウムとシリコンとの合
金層を使用すると、その合金層内のシリコン原子が後続
の熱処理工程時にシリコンノジュール(nodule)形態で析
出されてしまう。このために金属配線層の信頼性は一層
低下する。
【0006】従って、本発明の目的は金属配線層の電気
伝導特性を改善して信頼性を確保することにある。ま
た、本発明の他の目的は金属配線層を微細のコンタクト
ホール内に容易に埋め込むことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の目的を
達成するために、本発明は、接合領域を含む半導体基板
を提供する段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形成
する段階;前記接合領域の所定部分が露出するように絶
縁層をパターニングしてコンタクトホールを形成する段
階;前記絶縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び底
面とに接着層を形成する段階;前記接着層の上部に障壁
金属層を形成する段階;前記障壁金属層の上部に固溶層
としてのマグネシウム層を形成する段階;前記マグネシ
ウム層の上部に金属層を形成する段階;及び前記金属層
にマグネシウムを固溶させ、前記金属層より流動性の増
加した金属配線層を形成する段階を含むことを特徴とす
る。
【0008】また、本発明は、接合領域を含む半導体基
板を提供する段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形
成する段階;前記接合領域の所定部分が露出するように
絶縁層をパターニングしてコンタクトホールを形成する
段階;前記絶縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び
底面とに接着層を形成する段階;前記接着層の上部に障
壁金属層を形成する段階;前記障壁金属層の上部に固溶
層としてのマグネシウム層を形成する段階;及び前記マ
グネシウム層の上部に金属層を形成する段階を含み、前
記金属層を形成する段階において、予定された金属層の
厚さの一部は第1温度で蒸着し、その残りは金属層が蒸
着されると同時にマグネシウムが金属層に固溶されるよ
うに第2温度で蒸着し、前記第1温度は第2温度より低
いことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、接合領域を含む半導体基
板を提供する段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形
成する段階;前記接合領域の所定部分が露出するように
絶縁層をパターニングしてコンタクトホールを形成する
段階;前記絶縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び
底面とに接着層を形成する段階;前記接着層の上部に障
壁金属層を形成する段階;前記障壁金属層の上部に金属
層を形成する段階;前記金属層の上部にマグネシウム層
を形成する段階;及び前記金属層にマグネシウムを固溶
させ、前記金属層より流動性の増加した金属配線層を形
成する段階を含むことを特徴とする。
【0010】更に、本発明は、接合領域を含む半導体基
板を提供する段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形
成する段階;前記接合領域の所定部分が露出するように
絶縁層をパターニングしてコンタクトホールを形成する
段階;前記絶縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び
底面とに接着層を形成する段階;前記接着層の上部に障
壁金属層を形成する段階;前記障壁金属層の上部に金属
層を形成する段階;及び前記金属層の上部にマグネシウ
ム層を形成する段階を含み、前記マグネシウム層の形成
時、前記マグネシウム層が前記金属層に固溶され得る程
度の温度で蒸着することを特徴とする。
【0011】更に、本発明は、接合領域を含む半導体基
板を提供する段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形
成する段階;前記接合領域の所定部分が露出するように
絶縁層をパターニングしてコンタクトホールを形成する
段階;前記絶縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び
底面とに接着層を形成する段階;前記接着層の上部に障
壁金属層を形成する段階;前記障壁金属層の上部に第1
の金属層を形成する段階;前記第1の金属層の上部にマ
グネシウム層を形成する段階;前記マグネシウム層の上
部に第2の金属層を形成する段階;及び前記第1及び第
2の金属層内にマグネシウムを固溶させ、前記金属層よ
り流動性の増加した金属配線層を形成する段階を含むこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面によって本発明
の好適実施例を説明する。 [第1実施例]まず、図3(A)に示すように、第2の
伝導型の接合領域21を含む第1の伝導型の半導体基板
20が提供される。この半導体基板20の上部に層間絶
縁膜22が蒸着され、接合領域21の所定部分が露出す
るように層間絶縁膜22の所定部分がエッチングされて
コンタクトホールh1を形成する。層間絶縁膜22の上
部とコンタクトホールh1の底面及び内壁とに接着層と
してTi層23が公知のスパッタリング方式にて形成さ
れる。しかる後、Ti層23の上部にエレクトロマイグ
レーションの防止のための障壁金属層としてTiN層2
4が蒸着される。次にTiN層24の上部にマグネシウ
ム層25が公知のスパッタリングのような物理的蒸着方
式で蒸着される。一般的にマグネシウムは、アルミニウ
ムまたは銅と原子の大きさも類似して比抵抗も大きくな
い。また、HCP(Hexagonal closed-packed)の構造を
有するマグネシウムは、FCC(face-centered cubic)
構造を有するアルミニウム及び銅と結晶構造が類似して
おり、アルミニウム及び銅との連続的な成長が容易であ
る。これに従い、所定の温度を加えるとアルミニウムま
たは銅にマグネシウムが容易に固溶され、この固溶され
たマグネシウムはアルミニウムと銅の融点を低くしなが
ら抵抗値もあまり変化させない。また、マグネシウムが
アルミニウムまたは銅に固溶されると、アルミニウムま
たは銅の融点が低くなり、流動性が増大するので、微細
のコンタクトホール内に容易に埋め込まれる。ここで、
マグネシウム層25は以後蒸着される金属層の厚さの約
3乃至4%程度、例えば100乃至300Å程度で蒸着
されるのが望ましい。また、Ti層23と接合領域21
の界面ではTiとSiとの反応によってチタニウムシリ
サイド層23aが形成される。
【0013】続いて、図3(B)に示すように、マグネ
シウム層25の上部にスパッタリング工程のような物理
的蒸着方式にて電気伝導性のよい金属層26、例えばア
ルミニウムAl、アルミニウムシリコン合金層または銅
Cuの金属層が約3000乃至10000Åの厚さで蒸
着される。
【0014】その後、図3(C)に示すように、半導体
基板上に形成された結果物に対して所定の温度で熱処理
工程が行われる。熱処理工程によって、マグネシウム層
25のマグネシウムは金属層26に固溶されて本発明の
金属配線層27を形成する。この時、金属配線層27は
固溶されたマグネシウムによって金属層26より融点が
低くなる。
【0015】次の表1は、金属層26の融点とマグネシ
ウムの固溶された金属配線層27の融点とを表したもの
である。
【0016】
【表1】
【0017】表1によれば、マグネシウムの固溶された
状態がそうでない状態より金属の融点はかなり低くなる
ことが分かる。このように、マグネシウムが固溶される
ことにより金属の融点は低くなるので、熱処理工程は低
くなった融点程度で実施されるのが望ましい。すなわ
ち、例えばアルミニウムAlを金属層として用いる場合
は400乃至500℃の温度で熱処理が進行され、銅C
uを金属層として用いる場合は650乃至750℃の温
度で熱処理が進行されるのが望ましい。
【0018】また、アルミニウムまたは銅にマグネシウ
ムが固溶されると、金属配線層の融点が低くなり、アル
ミニウムまたは銅の流動性が増大するので、微細のコン
タクトホール内にもボイド及び断線が発生することなく
金属配線が容易に埋め込まれる。
【0019】このように、融点が低くなると、金属配線
層27の流動性が増加するので、コンタクトホール内の
埋め込み特性が向上する。しかも、金属層26とマグネ
シウム層25が反応すると、MgAl3、MgCu2化合
物が生ずる。この化合物は金属配線層27内でエレクト
ロマイグレーションによって発生する空孔と結合して空
孔の移動を防止する。
【0020】また、金属層としてアルミニウムとシリコ
ンとの合金層を用いると、マグネシウムと合金層内のシ
リコンと反応してMg2Siが析出される。この時、M
g2Siはシリコンノジュールを除去して金属配線層の
信頼性を向上させる。
【0021】また、金属層を形成する時、図4(A)に
示すように、マグネシウム層25の上部に第1の金属層
26aが金属層全体の厚さの2分の1程度、望ましくは
1500乃至5000Åの厚さで蒸着される。このと
き、第1の金属層26aは融点に影響を与えない範囲で
ある約100℃以下で蒸着される。
【0022】次に、第1の金属層26aの上部に第2の
金属層26bが蒸着される。この時、第2の金属層26
bは高温で、望ましくはマグネシウムがアルミニウムま
たは銅に固溶した時の融点程度の温度で蒸着される。こ
れにより、金属層の蒸着と共に金属層26a、26bに
マグネシウムを固溶させて図3(C)に示した金属配線
層27が形成される。
【0023】その後、図3(D)に示すように、金属配
線層27の上部に乱反射防止層としてのTiN層28を
蒸着する。ここで、乱反射防止層は公知のように後続の
フォトリソグラフィー工程時に金属に照射される光が乱
反射されることを防止して、正確なパターンが形成でき
るようにする。
【0024】本実施例によれば、金属層の底面にマグネ
シウム層を形成してからマグネシウム層を金属層内に固
溶させ、融点の低い金属配線層27を形成する。また、
マグネシウムが含まれているので、微細のコンタクトホ
ール内に金属配線が良好に埋め込まれる。また、金属配
線をなす主金属とマグネシウムとの間に発生する反応物
(MgAl3、MgCu2)がエレクトロマイグレーショ
ンにより発生する空孔を満たすようになりかかる空孔の
移動を防止する。また、本実施例では、接着層としては
Ti層を、障壁金属層としてはTiN層を、乱反射防止
層としてはTiN層を用いたが、これに限定されず、こ
れと同様な機能をする物質であれば容易に変更実施でき
る。
【0025】[第2実施例]図5(A)に示すように、
第2の伝導型の接合領域31を含む第1の伝導型の半導
体基板30が提供される。この半導体基板30の上部に
層間絶縁膜32が蒸着され、接合領域31の所定部分が
露出するように層間絶縁膜32の所定部分がエッチング
されてコンタクトホールh2を形成する。層間絶縁膜3
2の上部とコンタクトホールh2の底面及び内壁とに接
着層としてTi層33が公知のスパッタリング方式にて
形成される。しかる後、Ti層33の上部にエレクトロ
マイグレーションの防止のための障壁金属層としてTi
N層34が蒸着される。ここで、Ti層33と接合領域
31の界面ではTiとSiとの反応によってチタニウム
シリサイド層33aが形成される。続いて、障壁金属層
としてのTiN層34の上部にスパッタリング工程のよ
うな物理的蒸着方式にて電気伝導性のよい金属層35、
例えばアルミニウムAl、銅Cuの金属層が約3000
乃至10000Åの厚さで蒸着される。
【0026】その後、図5(B)に示すように、金属層
35の上部に固溶層としてのマグネシウム層36がスパ
ッタリング工程のような物理的蒸着方式で蒸着される。
このとき、マグネシウム層36は金属層35の厚さの3
乃至4%程度、例えば100乃至300Åの厚さで蒸着
される。
【0027】しかる後、所定の温度、望ましくはアルミ
ニウムで金属層35を形成した場合は400乃至500
℃の温度で、銅で金属層35を形成した場合は650乃
至750℃の温度で熱処理工程を行う。すると、図5
(C)に示すように、マグネシウム層36のマグネシウ
ムが金属層35内に固溶されて金属配線層37が形成さ
れる。この金属配線層37は、上述したように、マグネ
シウムの固溶により融点が所定値だけ低くなり、金属配
線層の流動性が増加することになる。これにより、微細
のコンタクトホール内にも金属配線が容易に埋め込まれ
る。
【0028】また、マグネシウム層36を前記アニーリ
ング温度程度、例えばアルミニウムを金属層として用い
る場合は400乃至500℃で、銅を金属層として形成
する場合は650乃至750℃で蒸着すると、マグネシ
ウム層の蒸着と共にアニーリング処理が行われる。
【0029】その後、図5(D)に示すように、金属配
線層37の上部に乱反射防止層としてのTiN層38が
蒸着される。
【0030】本実施例のようにマグネシウム層36を金
属層35の上部に形成しても前記第1実施例と同様な効
果が得られる。更に、マグネシウム層36をアニーリン
グ温度程度で蒸着して、マグネシウム層36の蒸着と共
にアニーリング工程が行われる。
【0031】また、本実施例では、接着層としてはTi
層を、障壁金属層としてはTiN層を、乱反射防止層と
してはTiN層を用いたが、これに限定されず、これと
同様な機能をする物質であれば容易に変更実施できる。
【0032】[第3実施例]図6(A)に示すように、
第2の伝導型の接合領域41を含む第1の伝導型の半導
体基板40が提供される。この半導体基板40の上部に
層間絶縁膜42が蒸着され、接合領域41の所定部分が
露出するように層間絶縁膜42の所定部分がエッチング
されてコンタクトホールh4を形成する。層間絶縁膜4
2の上部とコンタクトホールh3の底面及び内壁とに接
着層としてTi層43が公知のスパッタリング方式のよ
うは物理的蒸着方式にて形成される。しかる後、Ti層
43の上部にエレクトロマイグレーションの防止のため
の障壁金属層としてTiN層44が蒸着される。ここ
で、Ti層43と接合領域41の界面ではTiとSiと
の反応によってチタニウムシリサイド層43aが形成さ
れる。続いて、障壁金属層としてのTiN層44の上部
にスパッタリング工程のような物理的蒸着方式にて電気
伝導性のよい第1の金属層45a、例えばアルミニウム
Al、銅Cuの金属層が蒸着される。このとき、第1の
金属層45aは金属層の所定厚さの2分の1程度、例え
ば1500乃至5000Åの厚さで蒸着される。
【0033】その後、図6(B)に示すように、第1の
金属層45aの上部に固溶層としてのマグネシウム層4
6がスパッタリング方式のような物理的蒸着方式で蒸着
される。このとき、マグネシウム層46は金属層の所定
厚さの3乃至4%程度、例えば100乃至300Åの厚
さで蒸着されるのが望ましい。
【0034】次に、図6(C)に示すように、マグネシ
ウム層46の上部に第1の金属層45aと同様な方式で
第2の金属層45bが蒸着される。第2の金属層45b
は第1の金属層45aと同様な厚さ及び材質で蒸着され
るのが望ましい。
【0035】その後、図6(D)に示すように、結果物
に対して所定の温度で熱処理工程が進行される。この
時、熱処理工程は、上述したように、アルミニウムで金
属層45a、45bを形成する場合は400乃至500
℃の温度で、銅で金属層を形成する場合は650乃至7
50℃の温度で行われるのが望ましい。アニーリング工
程によって金属層45a、45bにマグネシウムが固溶
して金属配線層47が形成される。
【0036】この時、図7に示すように、マグネシウム
層46の厚さとアニーリング時間などを変化させると、
第1の金属層45aと第2の金属層45bとの間に残留
層46aが形成される。この時、図8に示すように、残
留層46aは第1の金属層45aと第2の金属層45b
の結晶粒界(grain boundary :100)が互いに連結す
ることを防止してボイド400の成長を阻止させる。一
般的にボイド400は電子が結晶粒界に沿って成長する
が、本実施例では結晶粒界100が残留層46aによっ
て断絶されることにより、ボイド400の成長を阻止す
る。したがって、配線の信頼度が増大する。また、第1
の金属層45a及び第2の金属層45bに固溶されたマ
グネシウムと第1の金属層45a及び第2の金属層45
bを構成する金属とが互いに反応して、Mg3Al3また
はMgCu2のような反応物200を析出する。この反
応物200は第1の金属層45a及び第2の金属層45
bの結晶粒界の部分から析出され、エレクトロマイグレ
ーションによる空孔300が移動することを防止する。
【0037】しかる後、図6(E)に示すように、金属
配線層47の上部に乱反射を防止するための乱反射防止
層としてTiN層48が蒸着される。
【0038】本実施例のようにマグネシウム層46を金
属層間に形成しても前記第1実施例及び第2実施例と同
様な効果が得られる。更に、工程条件を変化させると金
属配線層内にマグネシウム残留層が形成できてボイドの
発生及び空孔の移動を容易に阻止できる。
【0039】また、本実施例では、接着層としてはTi
層を、障壁金属層としてはTiN層を、乱反射防止層と
してはTiN層を用いたが、これに限定されず、これと
同様な機能をする物質であれば容易に変更実施できる。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、金属配線層
の底部、上部またはその中間にマグネシウム層を形成
し、所定の熱処理工程により金属層にマグネシウム層を
固溶させる。すると、マグネシウムは金属層の融点を低
くして金属層の流動性を増大させることにより、微細の
コンタクトホール内にボイド及び断線することなく金属
配線が埋め込まれる。また、マグネシウムと金属層との
反応で形成される析出物が空孔を満たすようになり、空
孔の移動を抑制することができる。
【0041】また、マグネシウム層を金属配線層の中間
に形成する場合、マグネシウム層が金属配線層の結晶粒
界を不連続化して空孔の移動及びボイドの生成が一層抑
制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体素子の金属配線形成方法を説明す
るための断面図
【図2】従来の半導体素子の金属配線形成方法を説明す
るための断面図
【図3】(A)乃至(D)は、本発明の第1実施例によ
る半導体素子の金属配線形成方法を説明するための断面
図
【図4】本発明の第1実施例の変形例による半導体素子
の金属配線形成方法を説明するための断面図
【図5】(A)乃至(D)は、本発明の第2実施例によ
る半導体素子の金属配線形成方法を説明するための断面
図
【図6】(A)乃至(E)は、本発明の第3実施例によ
る半導体素子の金属配線形成方法を説明するための断面
図
【図7】本発明の第3実施例の変形例による半導体素子
の金属配線形成方法を説明するための断面図
【図8】 本発明の第3実施例によって形成された金属
配線層を拡大して示す断面図
【符号の説明】
10、20、30、40 半導体基板 11、21、31、41 接合領域 12、22、32、42 層間絶縁膜 13、15、23、33、43 Ti層 14、24、34、44 TiN層 25、36、46 マグネシウム層 26、35、45a、45b 金属層 16、27、37、47 金属配線層 17、28、38、48 乱反射防止層 46a 残留層 100 結晶粒界 200 反応物 300 空孔

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合領域を含む半導体基板を提供する段
    階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形成する段階;前
    記接合領域の所定部分が露出するように絶縁層をパター
    ニングしてコンタクトホールを形成する段階;前記絶縁
    層の上部とコンタクトホールの内壁及び底面とに接着層
    を形成する段階;前記接着層の上部に障壁金属層を形成
    する段階;前記障壁金属層の上部に固溶層としてのマグ
    ネシウム層を形成する段階;前記マグネシウム層の上部
    に金属層を形成する段階;及び前記金属層にマグネシウ
    ムを固溶させ、前記金属層より流動性の増加した金属配
    線層を形成する段階を含むことを特徴とする半導体素子
    の金属配線形成方法。
  2. 【請求項2】 前記マグネシウム層は金属層の3乃至4
    %程度の厚さで形成されることを特徴とする請求項1記
    載の半導体素子の金属配線形成方法。
  3. 【請求項3】 前記金属層は3000乃至10000Å
    の厚さで形成されることを特徴とする請求項1記載の半
    導体素子の金属配線形成方法。
  4. 【請求項4】 前記マグネシウム層は100乃至300
    Åの厚さで形成されることを特徴とする請求項3記載の
    半導体素子の金属配線形成方法。
  5. 【請求項5】 前記マグネシウム層のマグネシウムを所
    定温度でアニーリング工程によって金属層に固溶させる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体素子の金属配線
    形成方法。
  6. 【請求項6】 前記金属層はアルミニウムであることを
    特徴とする請求項5記載の半導体素子の金属配線形成方
    法。
  7. 【請求項7】 前記アニーリング工程は400乃至50
    0℃の温度で進行されることを特徴とする請求項6記載
    の半導体素子の金属配線形成方法。
  8. 【請求項8】 前記金属層は銅であることを特徴とする
    請求項5記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  9. 【請求項9】 前記熱処理工程は650乃至750℃の
    温度で進行されることを特徴とする請求項8記載の半導
    体素子の金属配線形成方法。
  10. 【請求項10】 前記金属層またはマグネシウム層は物
    理的蒸着方式にて形成されることを特徴とする請求項1
    記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  11. 【請求項11】 前記接着層はTi層であることを特徴
    とする請求項1記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  12. 【請求項12】 前記障壁金属層はTiN層であること
    を特徴とする請求項1記載の半導体素子の金属配線形成
    方法。
  13. 【請求項13】 前記金属配線層を形成する段階以後に
    乱反射防止層を更に形成することを特徴とする請求項1
    記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  14. 【請求項14】 前記乱反射防止層はTiN層であるこ
    とを特徴とする請求項13記載の半導体素子の金属配線
    形成方法。
  15. 【請求項15】 接合領域を含む半導体基板を提供する
    段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形成する段階;
    前記接合領域の所定部分が露出するように絶縁層をパタ
    ーニングしてコンタクトホールを形成する段階;前記絶
    縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び底面とに接着
    層を形成する段階;前記接着層の上部に障壁金属層を形
    成する段階;前記障壁金属層の上部に固溶層としてのマ
    グネシウム層を形成する段階;及び前記マグネシウム層
    の上部に金属層を形成する段階を含み、 前記金属層を形成する段階において、予定された金属層
    の厚さの一部は第1温度で蒸着し、その残りは金属層が
    蒸着されると同時にマグネシウムが金属層に固溶される
    ように第2温度で蒸着し、前記第1温度は第2温度より
    低いことを特徴とする半導体素子の金属配線形成方法。
  16. 【請求項16】 接合領域を含む半導体基板を提供する
    段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形成する段階;
    前記接合領域の所定部分が露出するように絶縁層をパタ
    ーニングしてコンタクトホールを形成する段階;前記絶
    縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び底面とに接着
    層を形成する段階;前記接着層の上部に障壁金属層を形
    成する段階;前記障壁金属層の上部に金属層を形成する
    段階;前記金属層の上部にマグネシウム層を形成する段
    階;及び前記金属層にマグネシウムを固溶させ、前記金
    属層より流動性の増加した金属配線層を形成する段階を
    含むことを特徴とする半導体素子の金属配線形成方法。
  17. 【請求項17】 前記マグネシウム層は金属層の3乃至
    4%程度の厚さで形成されることを特徴とする請求項1
    6記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  18. 【請求項18】 前記金属層は3000乃至10000
    Åの厚さで形成されることを特徴とする請求項16記載
    の半導体素子の金属配線形成方法。
  19. 【請求項19】 前記マグネシウム層は100乃至30
    0Åの厚さで形成されることを特徴とする請求項18記
    載の半導体素子の金属配線形成方法。
  20. 【請求項20】 前記マグネシウム層のマグネシウムを
    所定温度でアニーリング工程によって金属層に固溶させ
    ることを特徴とする請求項16記載の半導体素子の金属
    配線形成方法。
  21. 【請求項21】 前記金属層はアルミニウムであること
    を特徴とする請求項20記載の半導体素子の金属配線形
    成方法。
  22. 【請求項22】 前記アニーリング工程は400乃至5
    00℃の温度で進行されることを特徴とする請求項21
    記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  23. 【請求項23】 前記金属層は銅であることを特徴とす
    る請求項20記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  24. 【請求項24】 前記熱処理工程は650乃至750℃
    の温度で進行されることを特徴とする請求項23記載の
    半導体素子の金属配線形成方法。
  25. 【請求項25】 前記金属層またはマグネシウム層は物
    理的蒸着方式にて形成されることを特徴とする請求項1
    6記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  26. 【請求項26】 前記接着層はTi層であることを特徴
    とする請求項16記載の半導体素子の金属配線形成方
    法。
  27. 【請求項27】 前記障壁金属層はTiN層であること
    を特徴とする請求項16記載の半導体素子の金属配線形
    成方法。
  28. 【請求項28】 前記金属配線層を形成する段階以後に
    乱反射防止層を更に形成することを特徴とする請求項1
    6記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  29. 【請求項29】 前記乱反射防止層はTiN層であるこ
    とを特徴とする請求項28記載の半導体素子の金属配線
    形成方法。
  30. 【請求項30】 接合領域を含む半導体基板を提供する
    段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形成する段階;
    前記接合領域の所定部分が露出するように絶縁層をパタ
    ーニングしてコンタクトホールを形成する段階;前記絶
    縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び底面とに接着
    層を形成する段階;前記接着層の上部に障壁金属層を形
    成する段階;前記障壁金属層の上部に金属層を形成する
    段階;及び前記金属層の上部にマグネシウム層を形成す
    る段階を含み、 前記マグネシウム層の形成時、前記マグネシウム層が前
    記金属層に固溶され得る程度の温度で蒸着することを特
    徴とする半導体素子の金属配線形成方法。
  31. 【請求項31】 接合領域を含む半導体基板を提供する
    段階;前記半導体基板の上部に絶縁層を形成する段階;
    前記接合領域の所定部分が露出するように絶縁層をパタ
    ーニングしてコンタクトホールを形成する段階;前記絶
    縁層の上部とコンタクトホールの内壁及び底面とに接着
    層を形成する段階;前記接着層の上部に障壁金属層を形
    成する段階;前記障壁金属層の上部に第1の金属層を形
    成する段階;前記第1の金属層の上部にマグネシウム層
    を形成する段階;前記マグネシウム層の上部に第2の金
    属層を形成する段階;及び前記第1及び第2の金属層内
    にマグネシウムを固溶させ、前記金属層より流動性の増
    加した金属配線層を形成する段階を含むことを特徴とす
    る半導体素子の金属配線形成方法。
  32. 【請求項32】 前記マグネシウム層は、第1及び第2
    の金属層の総厚さの3乃至4%程度の厚さで形成される
    ことを特徴とする請求項31記載の半導体素子の金属配
    線形成方法。
  33. 【請求項33】 前記第1及び第2の金属層は、それぞ
    れ1500乃至5000Åの厚さで形成されることを特
    徴とする請求項31記載の半導体素子の金属配線形成方
    法。
  34. 【請求項34】 前記マグネシウム層は100乃至30
    0Åの厚さで形成されることを特徴とする請求項33記
    載の半導体素子の金属配線形成方法。
  35. 【請求項35】 前記マグネシウム層のマグネシウムを
    所定温度でアニーリング工程によって金属層に固溶させ
    ることを特徴とする請求項31記載の半導体素子の金属
    配線形成方法。
  36. 【請求項36】 前記金属層はアルミニウムであること
    を特徴とする請求項35記載の半導体素子の金属配線形
    成方法。
  37. 【請求項37】 前記アニーリング工程は400乃至5
    00℃の温度で進行されることを特徴とする請求項36
    記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  38. 【請求項38】 前記金属層は銅であることを特徴とす
    る請求項35記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  39. 【請求項39】 前記熱処理工程は650乃至750℃
    の温度で進行されることを特徴とする請求項38記載の
    半導体素子の金属配線形成方法。
  40. 【請求項40】 前記金属層またはマグネシウム層は物
    理的蒸着方式にて形成されることを特徴とする請求項3
    2記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  41. 【請求項41】 前記接着層はTi層であることを特徴
    とする請求項32記載の半導体素子の金属配線形成方
    法。
  42. 【請求項42】 前記障壁金属層はTiN層であること
    を特徴とする請求項32記載の半導体素子の金属配線形
    成方法。
  43. 【請求項43】 前記金属配線層を形成する段階以後に
    乱反射防止層を更に形成することを特徴とする請求項3
    2記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  44. 【請求項44】 前記乱反射防止層はTiN層であるこ
    とを特徴とする請求項43記載の半導体素子の金属配線
    形成方法。
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