JPH11347932A - 薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法及びそれに用いる装置 - Google Patents
薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法及びそれに用いる装置Info
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- JPH11347932A JPH11347932A JP17674098A JP17674098A JPH11347932A JP H11347932 A JPH11347932 A JP H11347932A JP 17674098 A JP17674098 A JP 17674098A JP 17674098 A JP17674098 A JP 17674098A JP H11347932 A JPH11347932 A JP H11347932A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄刃砥石を確実にドレッシング・ツルーイン
グすることが可能で、複数の薄刃砥石を同じようにドレ
ッシング・ツルーイングすることが可能な薄刃砥石のド
レッシング・ツルーイング方法及びそれに用いるドレッ
シング・ツルーイング装置を提供する。 【解決手段】 薄刃砥石5を一定の位置関係で回転軸3
に取り付けることが可能な保持治具16を介して薄刃砥
石5を回転軸3に取り付け、薄刃砥石5によりドレッシ
ング・ツルーイング用砥石11を研削しながら 薄刃砥
石5に働く研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石5が一回転す
る間の研削抵抗の変動の大きさを検出して、所定のドレ
ッシング・ツルーイング状態になったと判断されるまで
ドレッシング・ツルーイング用砥石の研削加工を行う。
また、薄刃砥石が使用される工作機械とは別のドレッシ
ング・ツルーイング用の加工装置の回転軸に、保持治具
を介して薄刃砥石を取り付け、ドレッシング・ツルーイ
ング用砥石を研削加工する。
グすることが可能で、複数の薄刃砥石を同じようにドレ
ッシング・ツルーイングすることが可能な薄刃砥石のド
レッシング・ツルーイング方法及びそれに用いるドレッ
シング・ツルーイング装置を提供する。 【解決手段】 薄刃砥石5を一定の位置関係で回転軸3
に取り付けることが可能な保持治具16を介して薄刃砥
石5を回転軸3に取り付け、薄刃砥石5によりドレッシ
ング・ツルーイング用砥石11を研削しながら 薄刃砥
石5に働く研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石5が一回転す
る間の研削抵抗の変動の大きさを検出して、所定のドレ
ッシング・ツルーイング状態になったと判断されるまで
ドレッシング・ツルーイング用砥石の研削加工を行う。
また、薄刃砥石が使用される工作機械とは別のドレッシ
ング・ツルーイング用の加工装置の回転軸に、保持治具
を介して薄刃砥石を取り付け、ドレッシング・ツルーイ
ング用砥石を研削加工する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えば、セラミ
ック成形体などの被加工物(以下、単に「ワーク」とも
いう)を切断したり、溝入れ加工したりする場合などに
用いられる薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法
及びそれに用いる装置に関する。
ック成形体などの被加工物(以下、単に「ワーク」とも
いう)を切断したり、溝入れ加工したりする場合などに
用いられる薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法
及びそれに用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】工作機
械などに用いられるに研削用の薄刃砥石は、通常、砥粒
を表面に露出させるドレッシング(目立て)や、所定の
形状に成形するツルーイングを行った後、実際のワーク
の加工に供されている。
械などに用いられるに研削用の薄刃砥石は、通常、砥粒
を表面に露出させるドレッシング(目立て)や、所定の
形状に成形するツルーイングを行った後、実際のワーク
の加工に供されている。
【0003】ところで、薄刃砥石のドレッシングやツル
ーイングは、一般に、板状の砥石(ドレッシング・ツル
ーイング用の砥石)を研削加工(通常は溝入れ加工)す
ることにより行われており、その後の、ワークを実際に
加工する際におけるワークの加工状態から、ドレッシン
グやツルーイングの良否を判断している。そして、別の
薄刃砥石のドレッシング・ツルーイングを行う場合に
は、前回の条件を参考にしてドレッシング・ツルーイン
グを行っている。
ーイングは、一般に、板状の砥石(ドレッシング・ツル
ーイング用の砥石)を研削加工(通常は溝入れ加工)す
ることにより行われており、その後の、ワークを実際に
加工する際におけるワークの加工状態から、ドレッシン
グやツルーイングの良否を判断している。そして、別の
薄刃砥石のドレッシング・ツルーイングを行う場合に
は、前回の条件を参考にしてドレッシング・ツルーイン
グを行っている。
【0004】しかし、実際の薄刃砥石は、その形状や砥
面の状態などのばらつきが大きく、回転軸に取り付けた
ときの偏心(取付誤差)も大きいため、複数の薄刃砥石
を同じようにドレッシング・ツルーイングすることが容
易ではないという問題点がある。
面の状態などのばらつきが大きく、回転軸に取り付けた
ときの偏心(取付誤差)も大きいため、複数の薄刃砥石
を同じようにドレッシング・ツルーイングすることが容
易ではないという問題点がある。
【0005】また、過剰なドレッシング・ツルーイング
は、薄刃砥石の寿命を短くする原因になるという問題点
がある。
は、薄刃砥石の寿命を短くする原因になるという問題点
がある。
【0006】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、薄刃砥石を効率よく確実にドレッシング・ツルー
イングすることが可能で、複数の薄刃砥石を同じように
ドレッシング・ツルーイングすることが可能なドレッシ
ング・ツルーイング方法及びそれに用いられるドレッシ
ング・ツルーイング装置を提供することを目的とする。
あり、薄刃砥石を効率よく確実にドレッシング・ツルー
イングすることが可能で、複数の薄刃砥石を同じように
ドレッシング・ツルーイングすることが可能なドレッシ
ング・ツルーイング方法及びそれに用いられるドレッシ
ング・ツルーイング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明(請求項1)の薄刃砥石のドレッシング・
ツルーイング方法は、回転軸に取り付けて使用される薄
刃砥石をドレッシング及びツルーイングするための方法
であって、薄刃砥石を回転軸に取り付け、回転軸を回転
させて薄刃砥石によりドレッシング・ツルーイング用砥
石を研削加工するとともに、薄刃砥石に働く研削抵抗の
大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研削抵抗の変動の
大きさを測定し、研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回
転する間の研削抵抗の変動の大きさから、薄刃砥石のド
レッシング・ツルーイング状態を検出し、所定のドレッ
シング・ツルーイング状態になったと判断されるまでド
レッシング・ツルーイング用砥石の研削加工を行うこと
を特徴としている。
に、本願発明(請求項1)の薄刃砥石のドレッシング・
ツルーイング方法は、回転軸に取り付けて使用される薄
刃砥石をドレッシング及びツルーイングするための方法
であって、薄刃砥石を回転軸に取り付け、回転軸を回転
させて薄刃砥石によりドレッシング・ツルーイング用砥
石を研削加工するとともに、薄刃砥石に働く研削抵抗の
大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研削抵抗の変動の
大きさを測定し、研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回
転する間の研削抵抗の変動の大きさから、薄刃砥石のド
レッシング・ツルーイング状態を検出し、所定のドレッ
シング・ツルーイング状態になったと判断されるまでド
レッシング・ツルーイング用砥石の研削加工を行うこと
を特徴としている。
【0008】薄刃砥石によりドレッシング・ツルーイン
グ用砥石を研削しながら薄刃砥石に働く研削抵抗の大き
さ及び薄刃砥石が一回転する間の研削抵抗の変動の大き
さを検出することにより、ドレッシング・ツルーイング
の過程(すなわち、インプロセス)で薄刃砥石のドレッ
シング・ツルーイング状態を検出することが可能にな
り、研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研
削抵抗の変動の大きさにより、ドレッシング・ツルーイ
ングの終了時点を知ることができるため、薄刃砥石を確
実に所定の状態にドレッシング・ツルーイングすること
が可能になる。
グ用砥石を研削しながら薄刃砥石に働く研削抵抗の大き
さ及び薄刃砥石が一回転する間の研削抵抗の変動の大き
さを検出することにより、ドレッシング・ツルーイング
の過程(すなわち、インプロセス)で薄刃砥石のドレッ
シング・ツルーイング状態を検出することが可能にな
り、研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研
削抵抗の変動の大きさにより、ドレッシング・ツルーイ
ングの終了時点を知ることができるため、薄刃砥石を確
実に所定の状態にドレッシング・ツルーイングすること
が可能になる。
【0009】また、請求項2の薄刃砥石のドレッシング
・ツルーイング方法は、薄刃砥石を保持して一定の位置
関係で回転軸に取り付けることができるように構成され
た保持治具を用い、薄刃砥石を該保持治具に保持させた
状態で回転軸に取り付けて、ドレッシング・ツルーイン
グ用砥石を研削加工することを特徴としている。
・ツルーイング方法は、薄刃砥石を保持して一定の位置
関係で回転軸に取り付けることができるように構成され
た保持治具を用い、薄刃砥石を該保持治具に保持させた
状態で回転軸に取り付けて、ドレッシング・ツルーイン
グ用砥石を研削加工することを特徴としている。
【0010】薄刃砥石を保持して一定の位置関係で回転
軸に取り付けることができるように構成された保持治具
を用いることにより、次々と複数の薄刃砥石のドレッシ
ング・ツルーイングを行う場合にも、各薄刃砥石と回転
軸の位置関係にばらつきが生じることを防止することが
可能になり、各薄刃砥石をより確実に同じようにドレッ
シング・ツルーイングすることが可能になる。
軸に取り付けることができるように構成された保持治具
を用いることにより、次々と複数の薄刃砥石のドレッシ
ング・ツルーイングを行う場合にも、各薄刃砥石と回転
軸の位置関係にばらつきが生じることを防止することが
可能になり、各薄刃砥石をより確実に同じようにドレッ
シング・ツルーイングすることが可能になる。
【0011】また、請求項3の薄刃砥石のドレッシング
・ツルーイング方法は、前記薄刃砥石が使用される工作
機械とは別の、ドレッシング・ツルーイング用の加工装
置の回転軸に前記保持治具を介して薄刃砥石を取り付
け、ドレッシング・ツルーイング用砥石を研削加工する
ことにより薄刃砥石のドレッシング・ツルーイングを行
うことを特徴としている。
・ツルーイング方法は、前記薄刃砥石が使用される工作
機械とは別の、ドレッシング・ツルーイング用の加工装
置の回転軸に前記保持治具を介して薄刃砥石を取り付
け、ドレッシング・ツルーイング用砥石を研削加工する
ことにより薄刃砥石のドレッシング・ツルーイングを行
うことを特徴としている。
【0012】薄刃砥石が使用される工作機械とは別のド
レッシング・ツルーイング用の加工装置(オフラインの
加工装置)の回転軸に、保持治具を介して薄刃砥石を取
り付け、ドレッシング・ツルーイング用砥石を研削加工
してドレッシング・ツルーイングを行うようにした場
合、ドレッシング・ツルーイングが行われた薄刃砥石を
ドレッシング・ツルーイング用の加工装置の回転軸から
保持治具ごと取り外して、工作機械の回転軸に取り付け
るだけで、面振れや偏心(ラジアル振れ)のない状態
で、確実に取り付けることができる。したがって、すぐ
に加工を行うことが可能になり、工作機械の稼動率を向
上させることが可能になる。
レッシング・ツルーイング用の加工装置(オフラインの
加工装置)の回転軸に、保持治具を介して薄刃砥石を取
り付け、ドレッシング・ツルーイング用砥石を研削加工
してドレッシング・ツルーイングを行うようにした場
合、ドレッシング・ツルーイングが行われた薄刃砥石を
ドレッシング・ツルーイング用の加工装置の回転軸から
保持治具ごと取り外して、工作機械の回転軸に取り付け
るだけで、面振れや偏心(ラジアル振れ)のない状態
で、確実に取り付けることができる。したがって、すぐ
に加工を行うことが可能になり、工作機械の稼動率を向
上させることが可能になる。
【0013】また、本願発明(請求項4)のドレッシン
グ・ツルーイング装置は、薄刃砥石が取り付けられる回
転軸と、薄刃砥石を保持するとともに、薄刃砥石が一定
の位置関係で回転軸に取り付けられるように構成された
保持治具と、回転軸を回転させて薄刃砥石によりドレッ
シング・ツルーイング用砥石を研削加工する工程におい
て薄刃砥石に働く研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回
転する間の研削抵抗の変動の大きさを検出する動力計と
を具備することを特徴としている。
グ・ツルーイング装置は、薄刃砥石が取り付けられる回
転軸と、薄刃砥石を保持するとともに、薄刃砥石が一定
の位置関係で回転軸に取り付けられるように構成された
保持治具と、回転軸を回転させて薄刃砥石によりドレッ
シング・ツルーイング用砥石を研削加工する工程におい
て薄刃砥石に働く研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回
転する間の研削抵抗の変動の大きさを検出する動力計と
を具備することを特徴としている。
【0014】上記のように構成されたドレッシング・ツ
ルーイング装置を用いることにより、請求項1〜3のい
ずれかに記載のドレッシング・ツルーイング方法を確実
に実施することが可能になり、効率よく薄刃砥石のドレ
ッシング・ツルーイングを行うことができるようにな
る。
ルーイング装置を用いることにより、請求項1〜3のい
ずれかに記載のドレッシング・ツルーイング方法を確実
に実施することが可能になり、効率よく薄刃砥石のドレ
ッシング・ツルーイングを行うことができるようにな
る。
【0015】また、請求項5のドレッシング・ツルーイ
ング装置は、(a)前記回転軸が、軸本体と、軸本体の端
面に軸線方向に突出するように形成されたテーパ軸部と
を備え、かつ、軸本体の端面とテーパ軸部の境界部に逃
げ溝が形成された構造を有しているとともに、(b)前記
保持治具が、薄刃砥石の一方の主面が当接することによ
り薄刃砥石が所定の位置関係で保持される基準面を備え
ているとともに、内周面にテーパ孔を備えており、テー
パ孔の軸線と直交する一方側端面が前記軸本体の端面に
密着し、かつ、テーパ孔の内周面の略全体が前記テーパ
軸部の外周面と密着するような態様で回転軸に取り付け
られるフランジと、薄刃砥石を、その一方の主面をフラ
ンジの基準面に当接させた状態でフランジに固定するた
めの薄刃砥石固定治具と、フランジを回転軸に固定する
ためのフランジ固定治具とを備えていることを特徴とし
ている。
ング装置は、(a)前記回転軸が、軸本体と、軸本体の端
面に軸線方向に突出するように形成されたテーパ軸部と
を備え、かつ、軸本体の端面とテーパ軸部の境界部に逃
げ溝が形成された構造を有しているとともに、(b)前記
保持治具が、薄刃砥石の一方の主面が当接することによ
り薄刃砥石が所定の位置関係で保持される基準面を備え
ているとともに、内周面にテーパ孔を備えており、テー
パ孔の軸線と直交する一方側端面が前記軸本体の端面に
密着し、かつ、テーパ孔の内周面の略全体が前記テーパ
軸部の外周面と密着するような態様で回転軸に取り付け
られるフランジと、薄刃砥石を、その一方の主面をフラ
ンジの基準面に当接させた状態でフランジに固定するた
めの薄刃砥石固定治具と、フランジを回転軸に固定する
ためのフランジ固定治具とを備えていることを特徴とし
ている。
【0016】薄刃砥石を、その一方の主面をフランジの
基準面に当接させた状態で、固定治具によりフランジに
固定するとともに、薄刃砥石が固定されたフランジを、
テーパ孔の軸線と直交する一方側端面が軸本体の端面に
密着し、かつ、テーパ孔の内周面がテーパ軸部の外周面
と密着するような態様で回転軸に取り付けることによ
り、フランジを介して薄刃砥石を確実に所定の位置に固
定することが可能になり、薄刃砥石の取付位置の精度及
び再現性を向上させることが可能になる。したがって、
工作機械にセットする前に、予め、薄刃砥石をフランジ
に取り付けた状態で、ドレッシング・ツルーイングし、
かつ、薄刃砥石を面振れや偏心(ラジアル振れ)がない
状態に調整しておくことにより、薄刃砥石が取り付けら
れたフランジを工作機械の回転軸にセットした時点で、
すぐに加工を行うことができるようになり、工作機械の
稼動率を向上させることが可能になる。
基準面に当接させた状態で、固定治具によりフランジに
固定するとともに、薄刃砥石が固定されたフランジを、
テーパ孔の軸線と直交する一方側端面が軸本体の端面に
密着し、かつ、テーパ孔の内周面がテーパ軸部の外周面
と密着するような態様で回転軸に取り付けることによ
り、フランジを介して薄刃砥石を確実に所定の位置に固
定することが可能になり、薄刃砥石の取付位置の精度及
び再現性を向上させることが可能になる。したがって、
工作機械にセットする前に、予め、薄刃砥石をフランジ
に取り付けた状態で、ドレッシング・ツルーイングし、
かつ、薄刃砥石を面振れや偏心(ラジアル振れ)がない
状態に調整しておくことにより、薄刃砥石が取り付けら
れたフランジを工作機械の回転軸にセットした時点で、
すぐに加工を行うことができるようになり、工作機械の
稼動率を向上させることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0018】[実施形態1]図1は本願発明の一実施形
態にかかる薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法
を実施するのに用いた装置の要部を示す断面図である。
この実施形態で用いたドレッシング・ツルーイング装置
は、セラミック成形体などの被加工物(ワーク)を切断
するためのリング状の薄刃砥石5が取り付けられる回転
軸3を備えた工作機械Aと、板状の砥石(ドレッシング
・ツルーイング用砥石)11が載置されるテーブル12
と、加工中に薄刃砥石5に働く研削抵抗の大きさ及び薄
刃砥石5が一回転する間の研削抵抗の変動の大きさを検
出する動力計13と、動力計13により検出された信号
を増幅するアンプ14と、その結果を表示する表示装置
15とを備えている。上述のように、この実施形態で
は、工作機械Aがドレッシング・ツルーイング用の装置
としても用いられている。
態にかかる薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法
を実施するのに用いた装置の要部を示す断面図である。
この実施形態で用いたドレッシング・ツルーイング装置
は、セラミック成形体などの被加工物(ワーク)を切断
するためのリング状の薄刃砥石5が取り付けられる回転
軸3を備えた工作機械Aと、板状の砥石(ドレッシング
・ツルーイング用砥石)11が載置されるテーブル12
と、加工中に薄刃砥石5に働く研削抵抗の大きさ及び薄
刃砥石5が一回転する間の研削抵抗の変動の大きさを検
出する動力計13と、動力計13により検出された信号
を増幅するアンプ14と、その結果を表示する表示装置
15とを備えている。上述のように、この実施形態で
は、工作機械Aがドレッシング・ツルーイング用の装置
としても用いられている。
【0019】また、上記の動力計13としては、一方向
にかかる力のみではなく、薄刃砥石5の両面に平行で水
平な方向をX方向、薄刃砥石5の両面に平行で垂直な方
向をY方向、薄刃砥石5の両面に垂直な方向をZ方向と
した場合の、X,Y,Z軸の3方向にかかる力を測定す
ることが可能な3成分動力計が用いられている。なお、
動力計13としては、例えば、歪ゲージ、圧電センサな
どを用いることが可能である。
にかかる力のみではなく、薄刃砥石5の両面に平行で水
平な方向をX方向、薄刃砥石5の両面に平行で垂直な方
向をY方向、薄刃砥石5の両面に垂直な方向をZ方向と
した場合の、X,Y,Z軸の3方向にかかる力を測定す
ることが可能な3成分動力計が用いられている。なお、
動力計13としては、例えば、歪ゲージ、圧電センサな
どを用いることが可能である。
【0020】また、この実施形態の装置では、薄刃砥石
5は、保持治具16に保持された状態で回転軸3に取り
付けられるように構成されている。保持治具16は、薄
刃砥石5の一方の主面が当接する基準面4aを備えてい
るとともに、内周面にテーパ孔4cを備えており、テー
パ孔4cの軸線と直交する一方側端面が回転軸3の軸本
体1の端面1aに密着し、かつ、テーパ孔4cの内周面
4dの略全体がテーパ軸部2の外周面2aと密着するよ
うな態様で回転軸3に取り付けられるフランジ4と、薄
刃砥石5を、その一方の主面1aをフランジ4の基準面
4aに当接させた状態でフランジ4に固定するための薄
刃砥石固定治具6と、薄刃砥石固定治具6をフランジ4
の基準面4aの方向に押圧する締結治具7と、固定する
フランジ4を回転軸3に固定するためのフランジ固定治
具9(ナット)とを備えて構成されている。
5は、保持治具16に保持された状態で回転軸3に取り
付けられるように構成されている。保持治具16は、薄
刃砥石5の一方の主面が当接する基準面4aを備えてい
るとともに、内周面にテーパ孔4cを備えており、テー
パ孔4cの軸線と直交する一方側端面が回転軸3の軸本
体1の端面1aに密着し、かつ、テーパ孔4cの内周面
4dの略全体がテーパ軸部2の外周面2aと密着するよ
うな態様で回転軸3に取り付けられるフランジ4と、薄
刃砥石5を、その一方の主面1aをフランジ4の基準面
4aに当接させた状態でフランジ4に固定するための薄
刃砥石固定治具6と、薄刃砥石固定治具6をフランジ4
の基準面4aの方向に押圧する締結治具7と、固定する
フランジ4を回転軸3に固定するためのフランジ固定治
具9(ナット)とを備えて構成されている。
【0021】なお、保持治具16への薄刃砥石5の取付
は、薄刃砥石固定治具6及び締結治具(ナット)7から
なる固定治具8により行われ、薄刃砥石固定治具6を締
結治具7によりフランジ4の基準面4aの方向に押圧す
ることにより、薄刃砥石5がフランジ4の基準面4aと
薄刃砥石固定治具6の間に保持される。
は、薄刃砥石固定治具6及び締結治具(ナット)7から
なる固定治具8により行われ、薄刃砥石固定治具6を締
結治具7によりフランジ4の基準面4aの方向に押圧す
ることにより、薄刃砥石5がフランジ4の基準面4aと
薄刃砥石固定治具6の間に保持される。
【0022】また、フランジ4には、内周面に逃げ溝な
どの凹部の形成されていないテーパ孔4cが設けられて
おり、フランジ4は、その一方側端面4bが軸本体1の
端面1aに密着し、かつ、テーパ孔4cの内周面4dの
略全体がテーパ軸部2の外周面2aと密着するような態
様で回転軸3に取り付けられる。
どの凹部の形成されていないテーパ孔4cが設けられて
おり、フランジ4は、その一方側端面4bが軸本体1の
端面1aに密着し、かつ、テーパ孔4cの内周面4dの
略全体がテーパ軸部2の外周面2aと密着するような態
様で回転軸3に取り付けられる。
【0023】なお、軸本体1の端面1aとテーパ軸部2
の境界部には、逃げ溝10が形成されており、フランジ
4のテーパ孔4cに逃げ溝を形成しなくても、フランジ
4を、その一方側端面4b及び内周面4dが軸本体1の
端面1a及びテーパ軸部2の外周面2aに密着するよう
な所定の形状に加工することができるように構成されて
いる。
の境界部には、逃げ溝10が形成されており、フランジ
4のテーパ孔4cに逃げ溝を形成しなくても、フランジ
4を、その一方側端面4b及び内周面4dが軸本体1の
端面1a及びテーパ軸部2の外周面2aに密着するよう
な所定の形状に加工することができるように構成されて
いる。
【0024】次に、上記のように構成されたドレッシン
グ・ツルーイング装置を用いて薄刃砥石5をドレッシン
グ・ツルーイングする方法について説明する。
グ・ツルーイング装置を用いて薄刃砥石5をドレッシン
グ・ツルーイングする方法について説明する。
【0025】上記のようにして、保持治具16を介して
薄刃砥石5を回転軸3に取り付け、テーブル12上に載
置された板状のドレッシング・ツルーイング用砥石11
を研削加工する。そして、加工中(すなわちドレッシン
グ・ツルーイング加工中)に薄刃砥石5に働く研削抵抗
の大きさ及び薄刃砥石5が一回転する間の研削抵抗の変
動の大きさを動力計13により検出する。それから、表
示装置15に表示される、薄刃砥石5に働く研削抵抗の
大きさ及び薄刃砥石5が一回転する間の研削抵抗の変動
の大きさの検出結果により、ドレッシング・ツルーイン
グの状態を監視し、所定のドレッシング・ツルーイング
状態になった時点で、ドレッシング・ツルーイング用砥
石11の研削加工を停止する。
薄刃砥石5を回転軸3に取り付け、テーブル12上に載
置された板状のドレッシング・ツルーイング用砥石11
を研削加工する。そして、加工中(すなわちドレッシン
グ・ツルーイング加工中)に薄刃砥石5に働く研削抵抗
の大きさ及び薄刃砥石5が一回転する間の研削抵抗の変
動の大きさを動力計13により検出する。それから、表
示装置15に表示される、薄刃砥石5に働く研削抵抗の
大きさ及び薄刃砥石5が一回転する間の研削抵抗の変動
の大きさの検出結果により、ドレッシング・ツルーイン
グの状態を監視し、所定のドレッシング・ツルーイング
状態になった時点で、ドレッシング・ツルーイング用砥
石11の研削加工を停止する。
【0026】すなわち、例えば、ドレッシング・ツルー
イング加工中に、薄刃砥石5に働く研削抵抗の大きさが
安定してくると、ドレッシングが進み、薄刃砥石5の砥
面が良好な状態になってきたと判断し、また、薄刃砥石
5が一回転する間の研削抵抗の変動の大きさが小さくな
ってくると、ツルーイングが進んで、薄刃砥石5の偏心
などがなくなってきたと判断し、所望の時点でドレッシ
ング・ツルーイングを終了する。
イング加工中に、薄刃砥石5に働く研削抵抗の大きさが
安定してくると、ドレッシングが進み、薄刃砥石5の砥
面が良好な状態になってきたと判断し、また、薄刃砥石
5が一回転する間の研削抵抗の変動の大きさが小さくな
ってくると、ツルーイングが進んで、薄刃砥石5の偏心
などがなくなってきたと判断し、所望の時点でドレッシ
ング・ツルーイングを終了する。
【0027】このように、加工中(すなわちドレッシン
グ・ツルーイング加工中)に、薄刃砥石5に働く研削抵
抗の大きさ及び薄刃砥石5が一回転する間の研削抵抗の
変動の大きさを検出することにより、薄刃砥石5のドレ
ッシング・ツルーイングの終了時点を確実に知ることが
可能になる。
グ・ツルーイング加工中)に、薄刃砥石5に働く研削抵
抗の大きさ及び薄刃砥石5が一回転する間の研削抵抗の
変動の大きさを検出することにより、薄刃砥石5のドレ
ッシング・ツルーイングの終了時点を確実に知ることが
可能になる。
【0028】また、上記のような保持治具16により薄
刃砥石5を保持した状態で回転軸3に取り付けるように
しているので、フランジ4を介して薄刃砥石5を確実に
所定の位置に固定することが可能になり、薄刃砥石5の
取付位置の精度及び再現性を向上させることが可能にな
る。すなわち、フランジ4の一方側端面が軸本体1の端
面1aに密着し、テーパ孔4cの内周面4dの略全体が
テーパ軸部2の外周面2aに密着する二面拘束構造によ
り、フランジ4が確実に所定の位置に取り付けられるた
め、フランジ4により保持された薄刃砥石5を面振れや
偏心(ラジアル振れ)がない状態で、確実に回転軸3に
取り付けることが可能になる。
刃砥石5を保持した状態で回転軸3に取り付けるように
しているので、フランジ4を介して薄刃砥石5を確実に
所定の位置に固定することが可能になり、薄刃砥石5の
取付位置の精度及び再現性を向上させることが可能にな
る。すなわち、フランジ4の一方側端面が軸本体1の端
面1aに密着し、テーパ孔4cの内周面4dの略全体が
テーパ軸部2の外周面2aに密着する二面拘束構造によ
り、フランジ4が確実に所定の位置に取り付けられるた
め、フランジ4により保持された薄刃砥石5を面振れや
偏心(ラジアル振れ)がない状態で、確実に回転軸3に
取り付けることが可能になる。
【0029】[実施形態2]上記実施形態1では、工作
機械Aをドレッシング・ツルーイング用の装置の一部と
して用いるようにした場合について説明したが、この実
施形態では、図2に示すように、薄刃砥石が使用される
工作機械とは別の加工装置Bの回転軸3に、保持治具1
6を介して薄刃砥石5を取り付け、ドレッシング・ツル
ーイング用砥石11を研削加工することにより薄刃砥石
5のドレッシング・ツルーイングを行うように構成して
いる。
機械Aをドレッシング・ツルーイング用の装置の一部と
して用いるようにした場合について説明したが、この実
施形態では、図2に示すように、薄刃砥石が使用される
工作機械とは別の加工装置Bの回転軸3に、保持治具1
6を介して薄刃砥石5を取り付け、ドレッシング・ツル
ーイング用砥石11を研削加工することにより薄刃砥石
5のドレッシング・ツルーイングを行うように構成して
いる。
【0030】その他の構成は、上記実施形態1の場合と
同様であり、重複を避けるため、上記実施形態1の相当
する部分を援用して、ここではその説明を省略する。な
お、図2において、図1と同一符号を付した部分は、同
一又は相当部分を示している。
同様であり、重複を避けるため、上記実施形態1の相当
する部分を援用して、ここではその説明を省略する。な
お、図2において、図1と同一符号を付した部分は、同
一又は相当部分を示している。
【0031】この実施形態2のように、工作機械とは別
の加工装置Bを用いて、オフラインで薄刃砥石5のドレ
ッシング・ツルーイングを行うことにより、工作機械に
セットする前に、予め、ドレッシング・ツルーイングを
行った薄刃砥石5を、工作機械の回転軸に取り付けるだ
けで、すぐに加工を行うことが可能になり、工作機械の
稼動率を向上させることが可能になる。
の加工装置Bを用いて、オフラインで薄刃砥石5のドレ
ッシング・ツルーイングを行うことにより、工作機械に
セットする前に、予め、ドレッシング・ツルーイングを
行った薄刃砥石5を、工作機械の回転軸に取り付けるだ
けで、すぐに加工を行うことが可能になり、工作機械の
稼動率を向上させることが可能になる。
【0032】すなわち、薄刃砥石5を、2面拘束の態様
で確実に回転軸3に取り付けることが可能な保持治具1
6により保持して取り扱うようにすることにより、オフ
ラインで予めドレッシング・ツルーイングを行った薄刃
砥石5を、フランジ4を介して、薄刃砥石5を容易かつ
確実に、面振れや偏心(ラジアル振れ)がない状態で工
作機械の回転軸に取り付けることが可能になり、薄刃砥
石5が取り付けられたフランジ4を工作機械の回転軸に
セットした時点で、すぐに加工を行うことができるよう
になり、工作機械の稼動率を大幅に向上させることが可
能になる。
で確実に回転軸3に取り付けることが可能な保持治具1
6により保持して取り扱うようにすることにより、オフ
ラインで予めドレッシング・ツルーイングを行った薄刃
砥石5を、フランジ4を介して、薄刃砥石5を容易かつ
確実に、面振れや偏心(ラジアル振れ)がない状態で工
作機械の回転軸に取り付けることが可能になり、薄刃砥
石5が取り付けられたフランジ4を工作機械の回転軸に
セットした時点で、すぐに加工を行うことができるよう
になり、工作機械の稼動率を大幅に向上させることが可
能になる。
【0033】なお、本願発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、薄刃砥石の厚みや直径などの具体的
な形状、薄刃砥石の構成材料、回転軸の具体的な形状、
保持治具の構造などに関し、発明の要旨の範囲内におい
て、種々の応用、変形を加えることが可能である。
れるものではなく、薄刃砥石の厚みや直径などの具体的
な形状、薄刃砥石の構成材料、回転軸の具体的な形状、
保持治具の構造などに関し、発明の要旨の範囲内におい
て、種々の応用、変形を加えることが可能である。
【0034】
【発明の効果】上述したように、本願発明(請求項1)
の薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法は、薄刃
砥石を回転軸に取り付け、薄刃砥石によりドレッシング
・ツルーイング用砥石を研削しながら 薄刃砥石に働く
研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研削抵
抗の変動の大きさを検出して、ドレッシング・ツルーイ
ングの状態を判断するようにしているので、ドレッシン
グ・ツルーイングの過程で(すなわち、インプロセス
で)砥石のドレッシング・ツルーイング状態を検知する
ことが可能になり、薄刃砥石を効率よく所望の状態にド
レッシング・ツルーイングすることができる。
の薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法は、薄刃
砥石を回転軸に取り付け、薄刃砥石によりドレッシング
・ツルーイング用砥石を研削しながら 薄刃砥石に働く
研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研削抵
抗の変動の大きさを検出して、ドレッシング・ツルーイ
ングの状態を判断するようにしているので、ドレッシン
グ・ツルーイングの過程で(すなわち、インプロセス
で)砥石のドレッシング・ツルーイング状態を検知する
ことが可能になり、薄刃砥石を効率よく所望の状態にド
レッシング・ツルーイングすることができる。
【0035】また、請求項2のドレッシング・ツルーイ
ング方法のように、薄刃砥石を保持して一定の位置関係
で回転軸に取り付けることができるように構成された保
持治具を用いるようにした場合、次々と複数の薄刃砥石
のドレッシング・ツルーイングを行う場合にも、各薄刃
砥石と回転軸の位置関係にばらつきが生じることを防止
して、各薄刃砥石をより確実に同じようにドレッシング
・ツルーイングすることが可能になる。
ング方法のように、薄刃砥石を保持して一定の位置関係
で回転軸に取り付けることができるように構成された保
持治具を用いるようにした場合、次々と複数の薄刃砥石
のドレッシング・ツルーイングを行う場合にも、各薄刃
砥石と回転軸の位置関係にばらつきが生じることを防止
して、各薄刃砥石をより確実に同じようにドレッシング
・ツルーイングすることが可能になる。
【0036】また、請求項3のドレッシング・ツルーイ
ング方法のように、薄刃砥石が使用される工作機械とは
別のドレッシング・ツルーイング用の加工装置の回転軸
に、保持治具を介して薄刃砥石を取り付け、ドレッシン
グ・ツルーイング用砥石を研削加工するようにした場
合、オフラインでドレッシング・ツルーイングが行われ
た薄刃砥石を、ドレッシング・ツルーイング用の加工装
置の回転軸から保持治具ごと取り外して工作機械の回転
軸に取り付けるだけで、面振れや偏心(ラジアル振れ)
のない状態で、確実に取り付けることが可能になる。し
たがって、そのまますぐに加工を行うことが可能にな
り、工作機械の稼動率を向上させることが可能になる。
ング方法のように、薄刃砥石が使用される工作機械とは
別のドレッシング・ツルーイング用の加工装置の回転軸
に、保持治具を介して薄刃砥石を取り付け、ドレッシン
グ・ツルーイング用砥石を研削加工するようにした場
合、オフラインでドレッシング・ツルーイングが行われ
た薄刃砥石を、ドレッシング・ツルーイング用の加工装
置の回転軸から保持治具ごと取り外して工作機械の回転
軸に取り付けるだけで、面振れや偏心(ラジアル振れ)
のない状態で、確実に取り付けることが可能になる。し
たがって、そのまますぐに加工を行うことが可能にな
り、工作機械の稼動率を向上させることが可能になる。
【0037】また、本願発明(請求項4)のドレッシン
グ・ツルーイング装置は、薄刃砥石が取り付けられる回
転軸と、薄刃砥石を保持して、薄刃砥石が一定の位置関
係で回転軸に取り付けられるように構成された保持治具
と、回転軸を回転させて薄刃砥石によりドレッシング・
ツルーイング用砥石を研削加工する工程において、薄刃
砥石に働く研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する
間の研削抵抗の変動の大きさを検出する動力計とを具備
しており、このドレッシング・ツルーイング装置を用い
ることにより、本願発明のドレッシング・ツルーイング
方法を確実に実施することが可能になり、効率よく薄刃
砥石のドレッシング・ツルーイングを行うことができる
ようになる。
グ・ツルーイング装置は、薄刃砥石が取り付けられる回
転軸と、薄刃砥石を保持して、薄刃砥石が一定の位置関
係で回転軸に取り付けられるように構成された保持治具
と、回転軸を回転させて薄刃砥石によりドレッシング・
ツルーイング用砥石を研削加工する工程において、薄刃
砥石に働く研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する
間の研削抵抗の変動の大きさを検出する動力計とを具備
しており、このドレッシング・ツルーイング装置を用い
ることにより、本願発明のドレッシング・ツルーイング
方法を確実に実施することが可能になり、効率よく薄刃
砥石のドレッシング・ツルーイングを行うことができる
ようになる。
【0038】また、請求項5のドレッシング・ツルーイ
ング装置のように、(a)回転軸が、軸本体と、テーパ軸
部とを備え、かつ、軸本体の端面とテーパ軸部の境界部
に逃げ溝が形成された構造を有し、(b)保持治具が、薄
刃砥石の一方の主面が当接する基準面を備えているとと
もに、内周面にテーパ孔を備えたフランジと、薄刃砥石
をフランジに固定するための薄刃砥石固定治具と、フラ
ンジを回転軸に固定するためのフランジ固定治具とを備
えた構成とした場合、フランジを介して薄刃砥石を確実
に回転軸の所定の位置に固定することが可能になり、薄
刃砥石の取付位置の精度及び再現性を向上させることが
可能になる。したがって、工作機械にセットする前に、
予め、薄刃砥石をフランジに取り付けた状態で、ドレッ
シング・ツルーイングし、かつ、薄刃砥石を面振れや偏
心(ラジアル振れ)がない状態に調整しておくことによ
り、薄刃砥石が取り付けられたフランジを工作機械の回
転軸にセットした時点で、すぐに加工を行うことができ
るようになり、工作機械の稼動率を向上させることが可
能になる。
ング装置のように、(a)回転軸が、軸本体と、テーパ軸
部とを備え、かつ、軸本体の端面とテーパ軸部の境界部
に逃げ溝が形成された構造を有し、(b)保持治具が、薄
刃砥石の一方の主面が当接する基準面を備えているとと
もに、内周面にテーパ孔を備えたフランジと、薄刃砥石
をフランジに固定するための薄刃砥石固定治具と、フラ
ンジを回転軸に固定するためのフランジ固定治具とを備
えた構成とした場合、フランジを介して薄刃砥石を確実
に回転軸の所定の位置に固定することが可能になり、薄
刃砥石の取付位置の精度及び再現性を向上させることが
可能になる。したがって、工作機械にセットする前に、
予め、薄刃砥石をフランジに取り付けた状態で、ドレッ
シング・ツルーイングし、かつ、薄刃砥石を面振れや偏
心(ラジアル振れ)がない状態に調整しておくことによ
り、薄刃砥石が取り付けられたフランジを工作機械の回
転軸にセットした時点で、すぐに加工を行うことができ
るようになり、工作機械の稼動率を向上させることが可
能になる。
【図1】本願発明の一実施形態にかかる薄刃砥石のドレ
ッシング・ツルーイング装置を示す図である。
ッシング・ツルーイング装置を示す図である。
【図2】本願発明の他の実施形態にかかる薄刃砥石のド
レッシング・ツルーイング装置を示す図である。
レッシング・ツルーイング装置を示す図である。
1 軸本体 1a 軸本体の端面 2 テーパ軸部 2a テーパ軸部の外周面 3 回転軸 4 フランジ 4a 基準面 4b 一方側端面 4c テーパ孔 4d テーパ孔の内周面 5 薄刃砥石 6 薄刃砥石固定治具 7 締結治具 8 固定治具 9 フランジ固定治具 10 逃げ溝 11 板状の砥石(ドレッシング・ツルーイ
ング用砥石) 12 テーブル 13 動力計 14 アンプ 15 表示装置 16 保持治具 A 工作機械 B 工作機械とは別の加工装置
ング用砥石) 12 テーブル 13 動力計 14 アンプ 15 表示装置 16 保持治具 A 工作機械 B 工作機械とは別の加工装置
Claims (5)
- 【請求項1】回転軸に取り付けて使用される薄刃砥石を
ドレッシング及びツルーイングするための方法であっ
て、 薄刃砥石を回転軸に取り付け、 回転軸を回転させて薄刃砥石によりドレッシング・ツル
ーイング用砥石を研削加工するとともに、薄刃砥石に働
く研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研削
抵抗の変動の大きさを測定し、 研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研削抵
抗の変動の大きさから、薄刃砥石のドレッシング・ツル
ーイング状態を検出し、所定のドレッシング・ツルーイ
ング状態になったと判断されるまでドレッシング・ツル
ーイング用砥石の研削加工を行うことを特徴とする薄刃
砥石のドレッシング・ツルーイング方法。 - 【請求項2】薄刃砥石を保持して一定の位置関係で回転
軸に取り付けることができるように構成された保持治具
を用い、薄刃砥石を該保持治具に保持させた状態で回転
軸に取り付けて、ドレッシング・ツルーイング用砥石を
研削加工することを特徴とする請求項1記載の薄刃砥石
のドレッシング・ツルーイング方法。 - 【請求項3】前記薄刃砥石が使用される工作機械とは別
の、ドレッシング・ツルーイング用の加工装置の回転軸
に前記保持治具を介して薄刃砥石を取り付け、ドレッシ
ング・ツルーイング用砥石を研削加工することにより薄
刃砥石のドレッシング・ツルーイングを行うことを特徴
とする請求項1又は2記載の薄刃砥石のドレッシング・
ツルーイング方法。 - 【請求項4】薄刃砥石が取り付けられる回転軸と、 薄刃砥石を保持するとともに、薄刃砥石が一定の位置関
係で回転軸に取り付けられるように構成された保持治具
と、 回転軸を回転させて薄刃砥石によりドレッシング・ツル
ーイング用砥石を研削加工する工程において薄刃砥石に
働く研削抵抗の大きさ及び薄刃砥石が一回転する間の研
削抵抗の変動の大きさを検出する動力計とを具備するこ
とを特徴とするドレッシング・ツルーイング装置。 - 【請求項5】(a)前記回転軸が、 軸本体と、軸本体の端面に軸線方向に突出するように形
成されたテーパ軸部とを備え、かつ、 軸本体の端面とテーパ軸部の境界部に逃げ溝が形成され
た構造を有しているとともに、 (b)前記保持治具が、 薄刃砥石の一方の主面が当接することにより薄刃砥石が
所定の位置関係で保持される基準面を備えているととも
に、内周面にテーパ孔を備えており、テーパ孔の軸線と
直交する一方側端面が前記軸本体の端面に密着し、か
つ、テーパ孔の内周面の略全体が前記テーパ軸部の外周
面と密着するような態様で回転軸に取り付けられるフラ
ンジと、 薄刃砥石を、その一方の主面をフランジの基準面に当接
させた状態でフランジに固定するための薄刃砥石固定治
具と、 フランジを回転軸に固定するためのフランジ固定治具と
を備えていることを特徴とする請求項4記載のドレッシ
ング・ツルーイング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17674098A JPH11347932A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法及びそれに用いる装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17674098A JPH11347932A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法及びそれに用いる装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11347932A true JPH11347932A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=16018978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17674098A Withdrawn JPH11347932A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 薄刃砥石のドレッシング・ツルーイング方法及びそれに用いる装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11347932A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007015056A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Denso Corp | 研削砥石用修正装置及び研削砥石の修正方法 |
| JP2007331060A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Jtekt Corp | 砥石車の着脱構造 |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP17674098A patent/JPH11347932A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007015056A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Denso Corp | 研削砥石用修正装置及び研削砥石の修正方法 |
| JP2007331060A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Jtekt Corp | 砥石車の着脱構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |