JPH11347955A - 回転ブラシ及びその製造方法 - Google Patents
回転ブラシ及びその製造方法Info
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- JPH11347955A JPH11347955A JP15926398A JP15926398A JPH11347955A JP H11347955 A JPH11347955 A JP H11347955A JP 15926398 A JP15926398 A JP 15926398A JP 15926398 A JP15926398 A JP 15926398A JP H11347955 A JPH11347955 A JP H11347955A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高い研磨力が得られ、ワイヤの折損も少なく、
研磨作業中に研磨面を透視できる回転ブラシを提供する
ことにある。 【解決手段】2枚の環状体1,2の間に介在されたリン
グ3に多数本のワイヤ4の中間部を掛止し、ワイヤ4の
両端部を前記環状体1,2の間から放射状に突出させて
ブラシ部7を形成した回転ブラシにおいて、前記多数本
のワイヤ4を複数本ずつ引き揃えて前記環状体1,2の
外周に複数本のワイヤ束5を間隔を存して放射状に配置
するとともに、これらワイヤ束5の外周にゴムまたは合
成樹脂からなる保護層6を形成したことを特徴とする。
研磨作業中に研磨面を透視できる回転ブラシを提供する
ことにある。 【解決手段】2枚の環状体1,2の間に介在されたリン
グ3に多数本のワイヤ4の中間部を掛止し、ワイヤ4の
両端部を前記環状体1,2の間から放射状に突出させて
ブラシ部7を形成した回転ブラシにおいて、前記多数本
のワイヤ4を複数本ずつ引き揃えて前記環状体1,2の
外周に複数本のワイヤ束5を間隔を存して放射状に配置
するとともに、これらワイヤ束5の外周にゴムまたは合
成樹脂からなる保護層6を形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動工具、エア
ーツール等に装着して高速回転させ、金属、非鉄金属等
の表面を研磨する回転ブラシ及びその製造方法に関す
る。
ーツール等に装着して高速回転させ、金属、非鉄金属等
の表面を研磨する回転ブラシ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】金属の加工表面や溶接部を研磨して仕上
げ加工したり、金属表面に発生したバリや錆を研磨して
除去する工具として、優れた研磨能力と良好な仕上げ面
が得られる回転ワイヤブラシが多く使用されている。
げ加工したり、金属表面に発生したバリや錆を研磨して
除去する工具として、優れた研磨能力と良好な仕上げ面
が得られる回転ワイヤブラシが多く使用されている。
【0003】回転ワイヤブラシのブラシ部を形成するワ
イヤは、ばね鋼線が用いられ、研磨面に対する接触によ
ってワイヤはそれ自体が持つ弾性力によって弾み運動が
生じるため弾性工具(Elastic Tool)とも言える。ま
た、回転ワイヤブラシは、ワイヤ同士の相互保持効果と
衝撃による折損防止のため、波付線(Crimped Wire)を
使用している。
イヤは、ばね鋼線が用いられ、研磨面に対する接触によ
ってワイヤはそれ自体が持つ弾性力によって弾み運動が
生じるため弾性工具(Elastic Tool)とも言える。ま
た、回転ワイヤブラシは、ワイヤ同士の相互保持効果と
衝撃による折損防止のため、波付線(Crimped Wire)を
使用している。
【0004】一方、回転工具として砥石による研磨があ
るが、砥石は砥粒による研磨面に引っ掻き研削(Scratc
hing)を利用しているものであり、またサンドブラス
ト、液体ホーニン具は、研磨面への砥粒吹き付けによる
衝撃(Hammering )を利用している。
るが、砥石は砥粒による研磨面に引っ掻き研削(Scratc
hing)を利用しているものであり、またサンドブラス
ト、液体ホーニン具は、研磨面への砥粒吹き付けによる
衝撃(Hammering )を利用している。
【0005】これに対して前述した回転ワイヤブラシ
は、衝撃と引っ掻き研削とを併用した研磨方法であり、
回転につれてワイヤの先端は研磨面に近付き表面に衝撃
を与えた後、引き続きその位置から引っ掻き研削に入っ
て研磨面を研磨する。
は、衝撃と引っ掻き研削とを併用した研磨方法であり、
回転につれてワイヤの先端は研磨面に近付き表面に衝撃
を与えた後、引き続きその位置から引っ掻き研削に入っ
て研磨面を研磨する。
【0006】引っ掻き効果を期待する以上、ワイヤは研
磨物の材質より硬くなければならないのは当然である
が、繰返し曲げによるワイヤの疲労折損、摩耗及び焼き
付き等の問題を考えると、必ずしも硬くて研削量が大き
いものが良いとは言えない。ワイヤの線径による変化は
線径が太くなるほどワイヤの剛性は大きくなり、回転ワ
イヤブラシの研磨面への押し付け量を一定にした場合の
研削量は、線径が太くなるほど大きくなり、研磨量も大
きくなるが、研磨跡が粗となり、折損率も多くなる。ま
た、ブラシ部を形成するワイヤは、毛丈が短くなるほど
剛性が大きくなるが、柔軟性が乏しくなり、ハンマリン
グ効果がなくなり、回転ワイヤブラシの持つ利点が大幅
に減少する。
磨物の材質より硬くなければならないのは当然である
が、繰返し曲げによるワイヤの疲労折損、摩耗及び焼き
付き等の問題を考えると、必ずしも硬くて研削量が大き
いものが良いとは言えない。ワイヤの線径による変化は
線径が太くなるほどワイヤの剛性は大きくなり、回転ワ
イヤブラシの研磨面への押し付け量を一定にした場合の
研削量は、線径が太くなるほど大きくなり、研磨量も大
きくなるが、研磨跡が粗となり、折損率も多くなる。ま
た、ブラシ部を形成するワイヤは、毛丈が短くなるほど
剛性が大きくなるが、柔軟性が乏しくなり、ハンマリン
グ効果がなくなり、回転ワイヤブラシの持つ利点が大幅
に減少する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、回転ワイ
ヤブラシは、ハンマリング効果が多く、スクラッチング
効果が多く、ワイヤの折損が少ないことが理想的である
が、従来の波線型の回転ワイヤブラシは、ハンマリング
効果がなく、スクラッチング効果が少ないとともに、折
損が多いという欠点がある。また、ゴムをブラシ部に充
填したゴム固定波線型の回転ワイヤブラシは、折損が少
ないが、スクラッチング効果が多いが、ハンマリング効
果がないという欠点がある。さらに、ゴムをブラシ部に
充填したゴム固定捻り線型の回転ワイヤブラシは、スク
ラッチング効果が多く、折損も少ないが、ハンマリング
効果がないという欠点がある。
ヤブラシは、ハンマリング効果が多く、スクラッチング
効果が多く、ワイヤの折損が少ないことが理想的である
が、従来の波線型の回転ワイヤブラシは、ハンマリング
効果がなく、スクラッチング効果が少ないとともに、折
損が多いという欠点がある。また、ゴムをブラシ部に充
填したゴム固定波線型の回転ワイヤブラシは、折損が少
ないが、スクラッチング効果が多いが、ハンマリング効
果がないという欠点がある。さらに、ゴムをブラシ部に
充填したゴム固定捻り線型の回転ワイヤブラシは、スク
ラッチング効果が多く、折損も少ないが、ハンマリング
効果がないという欠点がある。
【0008】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、ハンマリング効果が
多く、スクラッチング効果が多く、被研磨面に接触して
高い研磨力が得られ、ワイヤの折損も少なく、さらに従
来の回転ブラシでは考えられなかった研磨中に研磨位置
を透視できる回転ブラシ及びその製造方法を提供するこ
とにある。
もので、その目的とするところは、ハンマリング効果が
多く、スクラッチング効果が多く、被研磨面に接触して
高い研磨力が得られ、ワイヤの折損も少なく、さらに従
来の回転ブラシでは考えられなかった研磨中に研磨位置
を透視できる回転ブラシ及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、請求項1は、少なくとも2枚の環
状体の間に介在されたリングに多数本のワイヤの中間部
を掛止し、ワイヤの両端部を前記環状体の間から放射状
に突出させてブラシ部を形成した回転ブラシにおいて、
前記多数本のワイヤを複数本ずつ引き揃えて前記環状体
の外周に複数本のワイヤ束を間隔を存して放射状に配置
するとともに、これらワイヤ束の外周にゴムまたは合成
樹脂からなる保護層を形成したことを特徴とする。
的を達成するために、請求項1は、少なくとも2枚の環
状体の間に介在されたリングに多数本のワイヤの中間部
を掛止し、ワイヤの両端部を前記環状体の間から放射状
に突出させてブラシ部を形成した回転ブラシにおいて、
前記多数本のワイヤを複数本ずつ引き揃えて前記環状体
の外周に複数本のワイヤ束を間隔を存して放射状に配置
するとともに、これらワイヤ束の外周にゴムまたは合成
樹脂からなる保護層を形成したことを特徴とする。
【0010】請求項2は、請求項1の前記ワイヤ束は、
複数本ずつ引き揃えたワイヤに捻りを付与して結束され
ていることを特徴とする。請求項3は、請求項1の前記
保護層は、少なくとも2枚の環状体の間の隙間まで一体
に充填されていることを特徴とする。
複数本ずつ引き揃えたワイヤに捻りを付与して結束され
ていることを特徴とする。請求項3は、請求項1の前記
保護層は、少なくとも2枚の環状体の間の隙間まで一体
に充填されていることを特徴とする。
【0011】請求項4は、リングに多数本のワイヤの中
間部を掛止し、ワイヤの両端部を複数本ずつ引き揃えて
前記リングの外周に複数本のワイヤ束を間隔を存して放
射状に配置してブラシ主体を形成する第1の工程と、前
記ブラシ主体を金型のキャビティにセットするととも
に、前記リングを含むワイヤ束に沿って生ゴムをセット
する第2の工程と、前記金型を加熱して前記生ゴムを加
硫するとともに、前記リングを含むワイヤ束の外周に保
護層を形成する第3の工程と、前記保護層が固化した
後、前記ブラシ主体のリングを少なくとも2枚の環状体
でカシメ固定する第4の工程とからなる回転ブラシの製
造方法にある。
間部を掛止し、ワイヤの両端部を複数本ずつ引き揃えて
前記リングの外周に複数本のワイヤ束を間隔を存して放
射状に配置してブラシ主体を形成する第1の工程と、前
記ブラシ主体を金型のキャビティにセットするととも
に、前記リングを含むワイヤ束に沿って生ゴムをセット
する第2の工程と、前記金型を加熱して前記生ゴムを加
硫するとともに、前記リングを含むワイヤ束の外周に保
護層を形成する第3の工程と、前記保護層が固化した
後、前記ブラシ主体のリングを少なくとも2枚の環状体
でカシメ固定する第4の工程とからなる回転ブラシの製
造方法にある。
【0012】請求項1〜4によれば、研磨時に保護層の
弾性力によってブラシ部を被研磨面に対して所望の押圧
力が得られ、つまり所望のハンマリングとスクラッチン
グを保つことができ、また、ブラシ部が複数本のワイヤ
束を所定間隔を存してに配した構成であるため、回転中
にブラシ部を透視して研磨位置を確認できる。
弾性力によってブラシ部を被研磨面に対して所望の押圧
力が得られ、つまり所望のハンマリングとスクラッチン
グを保つことができ、また、ブラシ部が複数本のワイヤ
束を所定間隔を存してに配した構成であるため、回転中
にブラシ部を透視して研磨位置を確認できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は回転ブラシの斜視図、図
2は回転ブラシの側面図、平面図及びA−A線沿う断面
図である。図中1、2は金属製の環状体であり、この2
枚の環状体1,2間には金属製のリング3が介在されて
いる。このリング3には多数本のワイヤ4を二つ折り
し、その折曲部4aが掛止され、両端部はリング3から
放射状に突出されている。ここで使用するワイヤ4は鋼
線、真鍮線、ステンレス線等の波線であり、クッション
性に優れているが、直線であってもよい。
面に基づいて説明する。図1は回転ブラシの斜視図、図
2は回転ブラシの側面図、平面図及びA−A線沿う断面
図である。図中1、2は金属製の環状体であり、この2
枚の環状体1,2間には金属製のリング3が介在されて
いる。このリング3には多数本のワイヤ4を二つ折り
し、その折曲部4aが掛止され、両端部はリング3から
放射状に突出されている。ここで使用するワイヤ4は鋼
線、真鍮線、ステンレス線等の波線であり、クッション
性に優れているが、直線であってもよい。
【0014】前記多数本のワイヤ4は複数本ずつ引き揃
えられ、本実施形態においては、周方向に所定間隔を存
して20本のワイヤ束5に形成され、各ワイヤ束5は捻
りを付与することにより、円柱状に形成されている。さ
らに、前記リング3に掛止された折曲部4aを含むワイ
ヤ束5の外周部には保護層6によって被覆され、ブラシ
部7を有するブラシ主体8が構成されている。
えられ、本実施形態においては、周方向に所定間隔を存
して20本のワイヤ束5に形成され、各ワイヤ束5は捻
りを付与することにより、円柱状に形成されている。さ
らに、前記リング3に掛止された折曲部4aを含むワイ
ヤ束5の外周部には保護層6によって被覆され、ブラシ
部7を有するブラシ主体8が構成されている。
【0015】保護層6はゴムを含浸することにより形成
され、このゴムは、例えば、アクリロニトリルを含有し
たNBR(ニトリル・ブタジエン・ラバー)であり、引
張り強さが大きく、耐摩耗性、耐熱性を有している。こ
の保護層6は、ワイヤ束5の外周部を覆うだけでなく、
リング3に掛止された折曲部4a、つまりブラシ部7の
根元の部分を覆っているため、ワイヤ束5が偏ることな
く、周方向に一定の間隔となるように保持されている。
され、このゴムは、例えば、アクリロニトリルを含有し
たNBR(ニトリル・ブタジエン・ラバー)であり、引
張り強さが大きく、耐摩耗性、耐熱性を有している。こ
の保護層6は、ワイヤ束5の外周部を覆うだけでなく、
リング3に掛止された折曲部4a、つまりブラシ部7の
根元の部分を覆っているため、ワイヤ束5が偏ることな
く、周方向に一定の間隔となるように保持されている。
【0016】そして、ブラシ主体8は2枚の環状体1,
2によって上下方向からプレス加工することにより、保
護層6を含む複数本のワイヤ束5はリング3を介してカ
シメ固定されており、さらに環状体1,2の中心部には
ナット9がカシメ固定されている。
2によって上下方向からプレス加工することにより、保
護層6を含む複数本のワイヤ束5はリング3を介してカ
シメ固定されており、さらに環状体1,2の中心部には
ナット9がカシメ固定されている。
【0017】このように構成された回転ブラシは、図3
に示すように、エヤーツールや電動工具10の回転軸に
ナット9を螺合することにより取付けられ、電動工具1
0によって回転ブラシを高速回転させ、ブラシ部7の先
端を被研磨面に対して接触することにより、被研磨面を
研磨することができる。このとき、ブラシ部7は所定間
隔を存して放射状に配置された複数本のブラシ束5によ
って形成されているため、回転ブラシの回転中に作業者
はブラシ部7を透過して被研磨面を透視でき、被研磨面
の研磨状態を透視しながら作業できる。
に示すように、エヤーツールや電動工具10の回転軸に
ナット9を螺合することにより取付けられ、電動工具1
0によって回転ブラシを高速回転させ、ブラシ部7の先
端を被研磨面に対して接触することにより、被研磨面を
研磨することができる。このとき、ブラシ部7は所定間
隔を存して放射状に配置された複数本のブラシ束5によ
って形成されているため、回転ブラシの回転中に作業者
はブラシ部7を透過して被研磨面を透視でき、被研磨面
の研磨状態を透視しながら作業できる。
【0018】次に、前述のように構成された回転ブラシ
の製造方法について説明する。多数本のワイヤ4を二つ
折りし、その折曲部4aをリング3に掛止する。次に、
多数本のワイヤ4を複数本ずつ引き揃え、周方向に所定
間隔を存して複数本のワイヤ束5に形成し、各ワイヤ束
5に捻りを付与することにより円柱状に形成してブラシ
主体8を形成する。
の製造方法について説明する。多数本のワイヤ4を二つ
折りし、その折曲部4aをリング3に掛止する。次に、
多数本のワイヤ4を複数本ずつ引き揃え、周方向に所定
間隔を存して複数本のワイヤ束5に形成し、各ワイヤ束
5に捻りを付与することにより円柱状に形成してブラシ
主体8を形成する。
【0019】次に、ブラシ主体8を図4に示す金型11
にセットする。金型11は上型12と下型13とに2分
割され、分割面14にはブラシ主体8の形状に倣ったキ
ャビティ15が設けられている。また、キャビティ15
の近傍に位置する上型12及び下型13には電気ヒータ
16及び冷却水管路17が設けられている。
にセットする。金型11は上型12と下型13とに2分
割され、分割面14にはブラシ主体8の形状に倣ったキ
ャビティ15が設けられている。また、キャビティ15
の近傍に位置する上型12及び下型13には電気ヒータ
16及び冷却水管路17が設けられている。
【0020】そこで、金型11のキャビティ15にブラ
シ主体8をセットするとともに、ブラシ主体8に生ゴム
板を載せ、上型12と下型13とを型締めした後、電気
ヒータ16に通電して200〜250℃に加熱すると、
生ゴム板は溶融し、キャビティ15の隙間の隅々まで浸
透し、リング3を含む各ワイヤ束5に充填されるととも
に、ワイヤ束5の外周面に加硫されたゴム層からなる保
護層6が形成される。
シ主体8をセットするとともに、ブラシ主体8に生ゴム
板を載せ、上型12と下型13とを型締めした後、電気
ヒータ16に通電して200〜250℃に加熱すると、
生ゴム板は溶融し、キャビティ15の隙間の隅々まで浸
透し、リング3を含む各ワイヤ束5に充填されるととも
に、ワイヤ束5の外周面に加硫されたゴム層からなる保
護層6が形成される。
【0021】加硫工程が終了した後、電気ヒータ16へ
の通電を停止し、冷却水管路17に冷却水供給源から冷
却水を供給すると、金型11は冷却され、ゴム層からな
る保護層6は冷却固化される。なお、ゴムに代わって合
成樹脂材料で保護層6を形成しても良い。
の通電を停止し、冷却水管路17に冷却水供給源から冷
却水を供給すると、金型11は冷却され、ゴム層からな
る保護層6は冷却固化される。なお、ゴムに代わって合
成樹脂材料で保護層6を形成しても良い。
【0022】次に、保護層6によって覆われたブラシ主
体8を2枚の環状体1,2によって上下方向からプレス
加工することにより、保護層6を含む複数本のワイヤ束
5はリング3を介してカシメ固定され、さらに環状体
1,2の中心部にナット9をカシメ固定することにより
回転ブラシが完成する。
体8を2枚の環状体1,2によって上下方向からプレス
加工することにより、保護層6を含む複数本のワイヤ束
5はリング3を介してカシメ固定され、さらに環状体
1,2の中心部にナット9をカシメ固定することにより
回転ブラシが完成する。
【0023】なお、前記実施の形態によれば、回転ブラ
シを偏平円板状に形成したが、この発明は前記実施形態
に限定されず、図5に示すように、環状体1,2から放
射状に突出するワイヤ束5を環状体1,2に対して僅か
に傾斜させて皿状回転ブラシ21に形成してもよく、こ
のように構成することによって、皿状回転ブラシ21を
2枚重ね、一方の皿状回転ブラシ21のワイヤ束5が他
方の皿状回転ブラシ21のワイヤ束5の間の間隙に交叉
させるように組み合わせて使用することができ、研磨面
積を広げることができる。
シを偏平円板状に形成したが、この発明は前記実施形態
に限定されず、図5に示すように、環状体1,2から放
射状に突出するワイヤ束5を環状体1,2に対して僅か
に傾斜させて皿状回転ブラシ21に形成してもよく、こ
のように構成することによって、皿状回転ブラシ21を
2枚重ね、一方の皿状回転ブラシ21のワイヤ束5が他
方の皿状回転ブラシ21のワイヤ束5の間の間隙に交叉
させるように組み合わせて使用することができ、研磨面
積を広げることができる。
【0024】また、図6は、環状体1,2から放射状に
突出するワイヤ束5を環状体1,2に対して略45゜傾
斜させてカップ型回転ブラシ22としたものである。前
記いずれの形状の回転ブラシにおいても、研磨時に保護
層6の弾性力によってブラシ部7を被研磨面に対して所
望の押圧力が得られ、つまり所望のハンマリングとスク
ラッチングを保つことができ、研磨効率の向上を図るこ
とができる。ここで、従来の回転ブラシと本発明の回転
ブラシとの比較例を説明すると、次の通りである。
突出するワイヤ束5を環状体1,2に対して略45゜傾
斜させてカップ型回転ブラシ22としたものである。前
記いずれの形状の回転ブラシにおいても、研磨時に保護
層6の弾性力によってブラシ部7を被研磨面に対して所
望の押圧力が得られ、つまり所望のハンマリングとスク
ラッチングを保つことができ、研磨効率の向上を図るこ
とができる。ここで、従来の回転ブラシと本発明の回転
ブラシとの比較例を説明すると、次の通りである。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の回転ブ
ラシによれば、研磨時にワイヤ束を被覆した保護層の弾
性力によってブラシ部を被研磨面に対して所望の押圧力
が得られ、つまり所望のハンマリングとスクラッチング
を保つことができ、研磨効率の向上を図ることができ
る。さらに、ブラシ部を構成するワイヤ束が所定間隔を
存してた放射状に突出しているため、回転ブラシの回転
中に作業者はブラシ部を透過して被研磨面を透視でき、
被研磨面の研磨状態を透視しながら作業でき、作業性の
向上を図ることができる。
ラシによれば、研磨時にワイヤ束を被覆した保護層の弾
性力によってブラシ部を被研磨面に対して所望の押圧力
が得られ、つまり所望のハンマリングとスクラッチング
を保つことができ、研磨効率の向上を図ることができ
る。さらに、ブラシ部を構成するワイヤ束が所定間隔を
存してた放射状に突出しているため、回転ブラシの回転
中に作業者はブラシ部を透過して被研磨面を透視でき、
被研磨面の研磨状態を透視しながら作業でき、作業性の
向上を図ることができる。
【0027】また、回転ブラシの製造方法によれば、ゴ
ムからなる保護層の場合には生ゴムの加硫とともにリン
グを含むワイヤ束に充填され、大掛かりな設備も必要と
することなく、簡単な方法で製造でき、生産性の向上と
コストダウンを図ることができるという効果がある。
ムからなる保護層の場合には生ゴムの加硫とともにリン
グを含むワイヤ束に充填され、大掛かりな設備も必要と
することなく、簡単な方法で製造でき、生産性の向上と
コストダウンを図ることができるという効果がある。
【図1】この発明の第1の実施形態を示す回転ブラシの
側面図、平面図及びA−A線に沿う断面図。
側面図、平面図及びA−A線に沿う断面図。
【図2】同実施形態の回転ブラシの斜視図。
【図3】同実施形態の回転ブラシの使用状態の斜視図。
【図4】同実施形態の金型を示す縦断正面図。
【図5】回転ブラシの他の実施形態を示す概略的な側面
図。
図。
【図6】回転ブラシの他の実施形態を示す側面図。
1,2…環状体 3…リング 4…ワイヤ 5…ワイヤ束 6…保護層
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも2枚の環状体の間に介在され
たリングに多数本のワイヤの中間部を掛止し、ワイヤの
両端部を前記環状体の間から放射状に突出させてブラシ
部を形成した回転ブラシにおいて、 前記多数本のワイヤを複数本ずつ引き揃えて前記環状体
の外周に複数本のワイヤ束を間隔を存して放射状に配置
するとともに、これらワイヤ束の外周にゴムまたは合成
樹脂からなる保護層を形成したことを特徴とする回転ブ
ラシ。 - 【請求項2】 前記ワイヤ束は、複数本ずつ引き揃えた
ワイヤに捻りを付与して結束されていることを特徴とす
る請求項1記載の回転ブラシ。 - 【請求項3】 前記保護層は、少なくとも2枚の環状体
の間の隙間まで一体に充填されていることを特徴とする
請求項1記載の回転ブラシ。 - 【請求項4】 リングに多数本のワイヤの中間部を掛止
し、ワイヤの両端部を複数本ずつ引き揃えて前記リング
の外周に複数本のワイヤ束を間隔を存して放射状に配置
してブラシ主体を形成する第1の工程と、 前記ブラシ主体を金型のキャビティにセットするととも
に、前記リングを含むワイヤ束に沿って生ゴムをセット
する第2の工程と、 前記金型を加熱して前記生ゴムを加硫するとともに、前
記リングを含むワイヤ束の外周に保護層を形成する第3
の工程と、 前記保護層が固化した後、前記ブラシ主体のリングを少
なくとも2枚の環状体でカシメ固定する第4の工程とか
らなる回転ブラシの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15926398A JPH11347955A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 回転ブラシ及びその製造方法 |
| DE1998160738 DE19860738A1 (de) | 1998-06-08 | 1998-12-30 | Drehbare Polierbürste |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15926398A JPH11347955A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 回転ブラシ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11347955A true JPH11347955A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15689954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15926398A Pending JPH11347955A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 回転ブラシ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11347955A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006212772A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Monti-Werkzeuge Gmbh | 回転工具 |
| WO2007097115A1 (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Xebec Technology Co., Ltd. | ブラシ状砥石 |
| KR101257308B1 (ko) * | 2010-10-22 | 2013-04-23 | 삼보중공업(주) | 청소 차량용 브룸 브러쉬 |
| KR101388272B1 (ko) * | 2012-05-30 | 2014-04-22 | 현대제철 주식회사 | 주형 연삭장치 |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP15926398A patent/JPH11347955A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006212772A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Monti-Werkzeuge Gmbh | 回転工具 |
| KR101137096B1 (ko) | 2005-02-03 | 2012-04-24 | 몬티-베르크조이게 게엠베하 | 회전 공구 |
| WO2007097115A1 (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Xebec Technology Co., Ltd. | ブラシ状砥石 |
| JP5238488B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2013-07-17 | 株式会社ジーベックテクノロジー | ブラシ状砥石 |
| KR101257308B1 (ko) * | 2010-10-22 | 2013-04-23 | 삼보중공업(주) | 청소 차량용 브룸 브러쉬 |
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20050121 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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