JPH11348381A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH11348381A
JPH11348381A JP10154848A JP15484898A JPH11348381A JP H11348381 A JPH11348381 A JP H11348381A JP 10154848 A JP10154848 A JP 10154848A JP 15484898 A JP15484898 A JP 15484898A JP H11348381 A JPH11348381 A JP H11348381A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージバッファを有するプリンタでは、基
本的には設定されている印字品質に応じた印字密度でビ
ットイメージ展開を行なう。設定されている印字密度と
異なる印字密度のデータがホストから送られてきた場
合、例えそれが印字位置のセットに関するデータであっ
たとしても、印字速度は極端に遅くなってしまう。 【解決手段】 プリンタのコマンド解釈部では、ホスト
から120dpiで指定される31ドット分のスペースデー
タをイメージバッファ41上に90dpiで展開するに際
して、演算により31/120に相当する23/90ドット及び誤
差分43とを求める。そして、誤差43が存在すること
及び誤差量を表す誤差補正情報44を、イメージバッフ
ァ41上の印字データが存在し得ない位置に置く。プリ
ンタのエンジン制御部では、誤差補正情報44に基づ
き、誤差補正分の移動量を加えた量のヘッド駆動を行な
わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、とりわ
けシリアルプリンタにおいて高い印字速度が要求される
場合の印字制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタには、求められる印刷速度に応
じて印字品質を複数段階に切り替えて使用することがで
きるものがある。例えば、プリンタを標準画質モードに
設定しているときには、240dpiで、高速モードに
設定しているときには120dpiで、超高速モードに
設定しているときは90dpiでそれぞれ印字を行な
う。
【0003】従来のシリアルプリンタにおいても、印刷
のスループット向上のためイメージバッファを設けたも
のがある。イメージバッファは実際の印字ヘッドの各ピ
ンと対応させる必要があるため、ヘッドのピン周期に応
じた展開密度で構成されていなければならない。すなわ
ち、標準画質モードのときには、240dpiで、高速
モードに設定しているときには120dpiで、超高速
モードに設定しているときは90dpiでイメージを展
開しておく。
【0004】ところで、プリンタに対して印字命令を送
るホストの側では、プリンタの設定を意識せずにデータ
を送るため、イメージバッファに展開した状態の1行分
のデータの中に、異なる印字密度のデータが混在する場
合がある。プリンタがこのようなデータを受けたときに
は、以下のいずれかの方法により、この事態を回避して
いる。
【0005】第1の方法は、印字密度が異なるデータが
送られてきたと判断された時点で、それまでの展開され
たイメージを印刷し、それ以降のイメージは新たに展開
する。
【0006】第2の方法は、1行中に混在することとな
る異なる密度の最小公倍数を求め、その密度で展開す
る。例えば、90dpiと120dpiのデータの混在
が認められたのであれば、イメージは360dpiで展
開される。
【0007】このように、第1及び第2のいずれの方法
にしても、印刷速度は遅くならざるを得なかった。
【0008】ところで、イメージバッファ上では、スペ
ースや位置指定コマンドによる移動部分等の文字あるい
はイメージが存在しない領域は、ヌルのイメージパター
ン(非印字データ)として展開されているが、上述した
混在部分がこのような領域に存在する場合でも、第1及
び第2のいずれかの方法によっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】印字密度の異なる部分
に文字パターンあるいはグラフィックイメージパターン
が存在する場合は、イメージバッファ上で異なる印字密
度に展開することは不可能である。従って、上述の回避
策を執ることはやむを得ない。しかし、印字位置のセッ
トに関する情報が、現在、プリンタ側で設定されている
印字密度とは異なる密度で指定されているに過ぎないと
いうような場合は、必ずしもヘッドのピン周期に対応し
た一律の印字密度が求められるとはいいきれない。以下
に例を示して説明する。
【0010】図4は、ホストから送られてきた印字デー
タの例40を表す。図では、ANK文字セットを16進
値コードを用いて表現した場合の文字「A」と文字
「B」を(シリアルプリンタにおいて最も利用される標
準的プリンタ制御コード体系であるESC/Pによって
表された)所定量のスペースを開けて印字する場合が示
されている。文字「A」と文字「B」の間隔は、「36
/120」インチが指定されている。この命令を受けた
とき、もしプリンタ側の設定が、先の例で示した超高速
モード(90dpi)であったとすると、 36/120 =27/90 であるので、イメージバッファ上に27ドット分のスペ
ースを設けてやることができたとするならば、ホストか
ら指定されたと同様の位置制御を行なうことができる。
【0011】図5は、文字間隔のみが図4における例と
は異なる印字データ例を表す。文字「A」と文字「B」
の間隔は、「31/120」インチが指定されている。
この場合、「31/120」の分母を「90」に変換し
ようとしたとき、 31/120 =93/360 =23/90で余り1 が生じてしまう。もし、上記データが例えばグラフィッ
クデータだったとすれば、「1/360」すなわち
「0.25/90」ドット分の印字を行なうことは不可
能である。しかし、スペースの幅はヘッドを移動させる
キャリッジモータの駆動量に関することであるので、必
ずしもヘッドのピン周期に依存させて制御する必要はな
い。
【0012】上記観点に立脚すれば、プリンタが、自己
の印字品質として設定されている解像度よりも高い解像
度の位置指定データを含む印刷命令を受けた場合でも、
低い解像度で高速に印字を行なうための方途が開ける
が、従来のシリアルプリンタでは、このような着想はな
かった。そこで本発明は、上記観点に立つことにより、
ホストから送られてくる1行分のデータの中に、印字密
度の異なるようなデータが含まれるような場合でも、高
速に印字を続行させることができるプリンタを提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
のプリンタは、複数の印字密度をユーザが選択し得るプ
リンタにあって、以下のような構成を有する。
【0014】すなわち、請求項1記載のプリンタは、未
印刷分のデータをビットイメージ形式で蓄えておくため
のイメージバッファと、受信した印刷命令を解釈して、
現在プリンタにおいて選択されている印字密度に応じた
密度で、前記イメージバッファに対してビットイメージ
展開を行なう印刷命令変換部とを有する。すなわち印字
密度90dpiにプリンタが設定されているときに
は、、基本的には90dpiでビットイメージ展開を行
なう。そして印刷命令変換部は、プリンタにおいて選択
されている印字密度以外の密度で移動量が表現された印
字位置指定情報を受信した場合に、例外的に、前記移動
量を現在選択されている印字密度に変換して、前記イメ
ージバッファ上に表現することを特徴とする。
【0015】また、請求項2記載のプリンタは、上記構
成に加えて、受信した印刷命令を1行分の印字走査に係
る情報毎に分割して保持するためのラインバッファをも
備えている。そして、前記印刷命令変換部は、前記ライ
ンバッファに保持された1行分の印字走査に係る情報中
に、プリンタにおいて選択されている印字密度で表現さ
れた印字情報と、選択された以外の密度で移動量が表現
された印字位置指定情報とが混在している場合に、前記
印字密度の変換を行なうことを特徴とする。
【0016】さらに、請求項3記載のプリンタは、前記
印刷命令変換部による印字密度の変換の際に生じる誤差
をも補正可能に構成される。すなわち、前記印字密度の
変換に起因して、前記印字位置指定情報が表現する移動
量と、前記イメージバッファに展開されたビットイメー
ジデータ上に表される移動量との間に誤差が生じた場合
に、その誤差を補正する手段を有する。
【0017】誤差補正のための具体的手段は、以下のよ
うに構成すればよい。例えば、請求項4記載のプリンタ
では、以下のような演算を行って誤差情報を作成する。
すなわち、ドットピッチの値を分母とし、ドット数を分
子として表現された変換元の移動量に、現在、プリンタ
において選択されている印字密度のドットピッチの値を
乗算する。その演算の結果が整数とならない場合には誤
差が発生していることが認められる。その場合、演算結
果の分数において、分子を分母で除算して求められる整
数値部分を、変換先の移動量を表すドット数として出力
すると共に、分子を分母で除算して求められる余りの値
を誤差量として出力する。
【0018】請求項5記載のプリンタでは、この整数値
を表すドット数の出力と余りの値に対応する誤差量の出
力を受け、前記イメージバッファ上に前記整数値ドット
分の空白ビット群と、前記誤差量に応じた誤差補正情報
とを展開する。そして、エンジン制御手段では、ビット
イメージ上の誤差補正情報を読み取って、その補正情報
に基づきプリントエンジンの駆動制御、特に印字ヘッド
に対する駆動制御を行なう。
【0019】この場合、誤差補正情報は、印字データと
誤認されて、実際の用紙上に印刷されてしまっては不都
合である。これを避けるために、請求項6記載のプリン
タにおいては、前記イメージバッファに展開されるビッ
トイメージデータ上には、印字情報が存在し得ない領域
が設けられており、前記誤差補正情報を、前記印字情報
が存在し得ない領域に記憶する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】本実施形態は、以下の説明から明らかなよ
うに、プリンタの主走査方向において印字密度の異なる
データを混在させたまま所定の印字速度で印刷を行うも
のである。尚、説明の便宜上、プリンタ1は、9ピンの
ヘッド構成からなるドットマトリクス方式のプリンタで
あり、印字密度は90dpiに設定されており、既に従
来技術の説明において述べたと同様、文字「A」及び
「B」を「31/120インチ」の間隔をもって印字す
る場合の実施例を中心に説明を行なうものとする。
【0022】図1は、本実施形態のプリンタ1のハード
ウェア構成を表わすブロック図である。実施形態におい
てプリンタ1は、用紙をプリンタ装置内に供給する給紙
フィーダ3、印字を行なうプリントエンジン20、及び
用紙をプリンタ機外に排出する排紙フィーダ4により動
力機構部が構成されている。これらプリンタの機構部を
制御するのは、CPU5、ROM6、及びRAM7とか
らなるコンピュータ構成のプリンタ制御部である。この
プリンタ制御部は、ホスト2とインタフェース装置9を
介して接続され、ホスト2から送られてくるプリンタ制
御言語に従い、各機構部を制御して実際に印字動作を行
なわせる。コントロールパネル8からは、ユーザが望む
印字速度に応じた品質を選択して、印字密度の設定を行
なうことができるようになっている。実施形態のプリン
タ1においては、標準画質モードに設定しているときに
は、240dpiで、高速モードに設定しているときに
は120dpiで、超高速モードに設定しているときは
90dpiでそれぞれ印字を行なうようにしている。な
お、印字密度の設定及び変更は、ホスト2側からプリン
タドライバのユーティリティー機能によってこれを行な
い、プリンタ1側で設定を記憶しておくようにしてもよ
い。
【0023】図2は、ROM6に格納されるアプリケー
ションプログラムをCPU5が実行することにより実現
されるプリンタ制御部の機能ブロック図である。実施形
態におけるプリンタコントローラ10が従来と異なる特
徴的な点は、コマンド解釈部13とビットイメージデー
タ生成部14とで、ホスト2によって指定された印字密
度で送られてくる印字命令を、プリンタにおいて設定さ
れている印字密度に変換する機能を有することと、エン
ジン制御部15が、変換された密度及び補正情報に従っ
て、プリントエンジン20内の印字ヘッド21を駆動制
御する機能を有することである。
【0024】コマンド解釈部13のラインバッファデー
タ生成部131は、一旦受信バッファ12に蓄えられた
データを、1行分の印字走査に係る情報毎に分割して、
RAM7上の所定のアドレスに割り当てられたデータ保
持機能であるラインバッファ132に保持させる。補正
データ演算部133では、ラインバッファ132に保持
された1行分の印字走査に係る情報中に、現在プリンタ
において選択されている印字密度で表現された印字情報
と、選択されている以外の密度で移動量が表現された印
字位置指定情報とが混在している場合に、後述する手順
(図7参照)に従って、前記印字密度の変換及び誤差補
正情報の生成を行なう。
【0025】ビットイメージデータ生成部14では、変
換後の密度で表現された印字ヘッド(及びヘッドを搭載
するキャリッジ)の移動情報をビットイメージ上に空白
ビットとして表すとともに、誤差補正情報を同ビットイ
メージ上の所定の位置に表す。
【0026】エンジン制御部15では、補正データ認識
部151において、イメージバッファに展開されたビッ
トイメージデータから、前記の誤差補正情報を読み取
り、駆動制御部152において、ヘッドに補正分の移動
を行なわせるようキャリッジモータ22を駆動する。
【0027】図3は、上記の誤差補正情報をも含んでビ
ットイメージ展開された印字イメージのようす等を表
す。図3(a)は、その上段において、印字密度変換時
における対応関係を表している。図3(a)下段のビッ
トイメージ展開された印字イメージは、9ピンのヘッド
からなるドットマトリックスプリンタに対応して、90
dpiで展開されたイメージを表す。9ピンのヘッドに
対応するために、垂直方向に2バイト分の領域が確保さ
れている。ANK文字は垂直7×水平5ドットで表現さ
れているが、アンダーラインや二重指定等の文字属性に
応じて、垂直9ドット目まではイメージとして使用され
る可能性がある。しかし、7ドット行は、常に用いられ
ることのない領域として確保されている。すなわち、印
字情報が存在し得ない領域である。図3(b)は、図3
(a)中の一点鎖線で囲まれた部分42の拡大図であ
る。
【0028】図6は、印刷命令(図5に示す命令50に
文字属性情報を加えたもの)を本実施形態のプリンタ1
が受信した場合の、ラインバッファ132に保持される
データの内容を表す。
【0029】以下、印刷命令を受信してから、実際に印
字が完了するまでの流れを、図7及び図8に表すフロー
チャートをも参照して説明する。
【0030】ホスト2から送られたデータは、インタフ
ェース部11を介して受信バッファ12に蓄積される。
ラインバッファデータ生成部131では、蓄積された印
刷命令から1行分の印字走査に係る情報毎に分割して、
ラインバッファ132に整列させていく。
【0031】図6において、ラインバッファ上に整列さ
れたデータのうち、最初の3つのデータ61乃至63
は、文字「A」及びその文字属性、すなわち拡大指定、
縮小指定、二重指定、縦倍角指定等を表している。従っ
て、この区間はプリンタ側の設定である90dpiでイ
メージバッファに対する展開を行なうことに問題はな
い。データ64は、文字「A」からのスペース移動量を
表し、データ65はスペース認識ビットを表す。このと
き、ホスト2からはプリンタにおける印字密度の設定
(90dpi)に関係なくデータが送られてきているた
め、印字密度120dpiを前提として移動量が設定さ
れている。データ66は、文字「B」を表し、以降デー
タが続いて改行となる。
【0032】補正データ演算部133は、データ64に
おいて、120dpiで表された移動量を、90dpi
に変換して表すための演算を行なうとともに、それに起
因して発生する誤差をも求める。その手順を示したフロ
ーチャートが図7である。
【0033】まず、ラインバッファ132に置かれた移
動量64「31/120インチ」を取り出す(S10
1)。それに、現在プリンタ1において設定されている
印字密度の値「90」を乗算する(S102)。
【0034】(31/120)×90 =93/4 =23余り1 となるため(S103においてYES)、誤差の発生が
認められる。
【0035】図3(a)上段及び、その部分拡大図であ
る図3(b)は、この関係を表している。120dpi
における31ドット分の長さは、90dpiにおける2
3ドット分の長さより、若干長い。すなわち、図3
(b)における誤差43の分だけ、余分にヘッドを移動
させることが必要となってくる。その誤差を補正するた
めの情報が補正データ演算部133からビットイメージ
データ生成部14に伝えられ、これに従って、誤差補正
情報ビット44がビットイメージ展開されたイメージ4
1上の最下段に書き込まれる(S104)。既に述べた
ように、この最下段は、通常のイメージデータが展開さ
れることのない領域である。
【0036】なお、ここでの余り「1」に応ずる誤差補
正情報1ビット分は、「0.25/90インチ」すなわ
ち「1/360インチ」に相当する。もし仮に、図5に
示す移動量が「ESC¥32/120」であったとする
ならば、 (32/120)×90=24余りなし となり(S103でNO)、誤差の補正は必要ない。同
様に、移動量が「ESC¥33/120」であったとす
るならば、 (33/120)×90=24余り3 となる。この場合誤差補正情報3ビットを加える。この
ときの追加移動量は「1/120インチ」に相当する。
【0037】同様に、移動量が「ESC¥34/12
0」であったとするならば、 (34/120)×90=25余り2 となる。この場合誤差補正情報2ビットを加える。この
ときの追加移動量は「1/180インチ」に相当する。
【0038】以上のように、本実施形態における「余
り」は、0から3までのいずれかの値を採る。「余り」
の値に応じて付加される誤差補正情報ビットが、1つ追
加される毎に「1/360インチ」の追加移動量が後述
する手順で加えられる(図8参照)。
【0039】次に、補正データ演算部133で求めた整
数値「23」ドット分の空白領域がビットイメージイメ
ージ41上に展開される(S105)。因みに展開され
る空白領域は「ESC¥32/120」及び「ESC¥
33/120」の場合、いずれも「24」ドット、「E
SC¥34/120」の場合「25」ドットである。
【0040】エンジン制御部15では、ビットイメージ
データ41に基づき、実際の印字を行なわせる。このと
きの制御手順を表すのが図8に示すフローチャートであ
る。補正データ認識部151では、ビットイメージデー
タを読み取って、誤差補正情報が存在するか否か、即
ち、余りの印があるか否かを判断する(S201及びS
202)。駆動制御部152は、印字ヘッドの駆動をヘ
ッドへの通電周期(Pi)により制御している。そこ
で、通電周期(Pi)をPi0とf(x)の和によって
求める(S203)。ここに、Pi0は、余りが無い場
合の通電周期を表す。また、f(x)は、余りがある場
合に、余りの数に応じて変化する分である。尚、通常の
定速印字中は、Pi0は固定値であり、f(x)の分だ
け変化する。これに対して、加減速印字中は、通電周期
を変化させる、即ち、Pi0が変化するので、このPi0
の変化を考慮した演算を行って補正量を求める必要があ
る。
【0041】尚、以上から、誤差の補正が行なわれない
場合(本実施形態においては「ESC¥32/120」
の実施例の場合)には、通電周期(Pi)は、そのまま
Pi0の値が出力される(S204)。
【0042】上記演算により求められた通電周期(P
i)の値がタイマーにセットされ(S205)、セット
された時間だけ印字ヘッド21を駆動させることができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のプリンタでは、プリンタ側において設定されている印
字密度と異なる印字密度のデータがホストから送られて
きた場合であって、もし、そのデータが印字位置のセッ
トに関するデータであったときには、ビットイメージ展
開をし直すこともなく、また印字密度をそろえるために
両密度の最小公倍数となる高い印字密度にすることもな
く、高速のまま、印字を続行させることができる。これ
により、文字情報と位置情報のみからなるテキストデー
タなどにおいては、非常に高速に印刷を行なうことがで
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるプリンタのハードウ
エア構成を表す図である。
【図2】プリンタ制御部の機能ブロック図である。
【図3】イメージバッファ上に展開されたビットイメー
ジデータを表す図であって、(a)は、データの配置
と、異なる印字密度における対応関係を表す図、(b)
は、(a)において一点鎖線で囲まれた部分42の拡大
図である。
【図4】文字「A」と文字「B」を所定量のスペースを
開けて印字する場合の印字命令を表す図である。
【図5】図4におけるとは異なる量のスペースを開けて
印字する場合の印字命令を表す図である。
【図6】ラインバッファに整列された印刷命令の内容を
表す図である。
【図7】補正データ演算部における処理手順を表す図で
ある。
【図8】エンジン制御部部における処理手順を表す図で
ある。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 ホスト 5 CPU 6 ROM 7 RAM 8 コントロールパネル 10 プリンタコントローラ 13 コマンド解釈部 131 ラインバッファデータ生成部 132 ラインバッファ 133 補正データ演算部 14 ビットイメージデータ生成部 15 エンジン制御部 151 補正データ認識部 152 駆動制御部 20 プリントエンジン 21 印字ヘッド 22 キャリッジモータ 40,50,60 印刷命令 41 ビットイメージ 43 誤差 44 誤差補正情報ビット 61〜66 印字データ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印字密度を選択して印刷し得るプ
    リンタにおいて、 未印刷分のデータをビットイメージ形式で蓄えておくた
    めのイメージバッファと、 受信した印刷命令を解釈して、プリンタにおいて選択さ
    れている印字密度に応じた密度で、前記イメージバッフ
    ァに対してビットイメージ展開を行なう印刷命令変換部
    とを有し、 該印刷命令変換部は、プリンタにおいて選択されている
    印字密度以外の密度で移動量が表現された印字位置指定
    情報を受信した場合に、前記移動量を選択されている印
    字密度に変換して、前記イメージバッファ上に表現する
    ことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタにおいて、更
    に、受信した印刷命令を1行分の印字走査に係る情報毎
    に分割して保持するためのラインバッファを備え、 前記印刷命令変換部は、前記ラインバッファに保持され
    た1行分の印字走査に係る情報中に、プリンタにおいて
    選択されている印字密度で表現された印字情報と、選択
    された以外の密度で移動量が表現された印字位置指定情
    報とが混在している場合に、前記印字密度の変換を行な
    うことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプリンタにおい
    て、 前記印刷命令変換部は、前記印字密度の変換に起因し
    て、前記印字位置指定情報が表現する移動量と、前記イ
    メージバッファに展開されたビットイメージデータ上に
    表される移動量との間に誤差が生じた場合に、該誤差を
    補正する手段を有することを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプリンタにおいて、 前記誤差を補正する手段は、ドットピッチの値を分母と
    し、ドット数を分子として表現された変換元の移動量
    に、プリンタにおいて選択されている印字密度のドット
    ピッチの値を乗算する演算を行ない、演算結果が整数と
    ならない場合に誤差の発生を認め、演算結果の分数にお
    いて、分子を分母で除算して求められる整数値と余りの
    値に応じて、前記整数値を変換先の移動量を表すドット
    数として出力し、前記余りの値を誤差量として出力する
    ことを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプリンタにおいて、更
    に、前記整数値を表すドット数の出力と前記余りの値に
    対応する誤差量の出力に従い、前記イメージバッファ上
    に前記整数値ドット数分の空白ビット群と、前記誤差量
    に応じた誤差補正情報を展開するビットイメージデータ
    生成手段と、 前記誤差補正情報を読み取って、該補正情報に基づきプ
    リントエンジンの駆動制御を行なうエンジン制御手段と
    を有することを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプリンタにおいて、前記
    イメージバッファに展開されるビットイメージデータ上
    には、印字情報が存在しない領域が設けられており、 前記ビットイメージデータ生成手段は、前記誤差補正情
    報を、前記印字情報が存在しない領域に記憶することを
    特徴とするプリンタ。
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