JPH1134851A - 作動液リザーバ - Google Patents
作動液リザーバInfo
- Publication number
- JPH1134851A JPH1134851A JP21420397A JP21420397A JPH1134851A JP H1134851 A JPH1134851 A JP H1134851A JP 21420397 A JP21420397 A JP 21420397A JP 21420397 A JP21420397 A JP 21420397A JP H1134851 A JPH1134851 A JP H1134851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- partition wall
- chamber
- hydraulic fluid
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 102
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 49
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 20
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 abstract 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 23
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の上下、左右および前後方向の揺れによ
り生じる内部での作動液の波立ちを従来よりも抑制する
ことができる作動液リザーバを提供すること。 【解決手段】 小室としての注入室47と、ブレーキ液
室23およびクラッチ液室24を含む大室としての液貯
留室46とを区分する筒状の仕切壁36の下端部を、同
じく筒状の案内壁25の内径よりも小径とすると共に案
内壁25の上端部とフロート27の移動軸線方向にオー
バラップさせ、作動液が適正に貯留されているときのフ
ロート27の上限位置を規定すべくフロート27と当接
させる。これにより仕切壁36の下端部を介しての注入
室47と液貯留室46との間の液移動を遮断して、注入
室47における作動液の波立ちを従来よりも効果的に抑
制することができ、よって、シール部材34へ作動液の
付着を防止してキャップ取り外し時の液だれを防止する
ことができる。
り生じる内部での作動液の波立ちを従来よりも抑制する
ことができる作動液リザーバを提供すること。 【解決手段】 小室としての注入室47と、ブレーキ液
室23およびクラッチ液室24を含む大室としての液貯
留室46とを区分する筒状の仕切壁36の下端部を、同
じく筒状の案内壁25の内径よりも小径とすると共に案
内壁25の上端部とフロート27の移動軸線方向にオー
バラップさせ、作動液が適正に貯留されているときのフ
ロート27の上限位置を規定すべくフロート27と当接
させる。これにより仕切壁36の下端部を介しての注入
室47と液貯留室46との間の液移動を遮断して、注入
室47における作動液の波立ちを従来よりも効果的に抑
制することができ、よって、シール部材34へ作動液の
付着を防止してキャップ取り外し時の液だれを防止する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のブレーキ
マスタシリンダまたはクラッチマスタシリンダに作動液
を供給する作動液リザーバに関する。
マスタシリンダまたはクラッチマスタシリンダに作動液
を供給する作動液リザーバに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、例えば実開平
7−35228号公報がある。図5はこの従来の作動液
リザーバを示している。以下、これについて説明する。
7−35228号公報がある。図5はこの従来の作動液
リザーバを示している。以下、これについて説明する。
【0003】リザーバ本体1の内部空間の底部中央には
上方に向かって延びる案内壁13が形成され、その内部
に液面検出用のフロート8が配置されている。案内壁1
3の内周部にはガイド片13a、13aが形成され、こ
こにフロート8の側周部に形成したガイド溝8a、8a
を嵌合させて、案内壁13の内周に沿って、作動液の液
量に応じたフロート8の上下移動を案内するようにして
いる。リザーバ本体1の底部には2つの液面検出装置1
0a、10bが配設され、リード線17を介して図示し
ない警報装置に接続されている。これにより、フロート
8が下限位置まで降下したとき、フロート8の底部に設
けられた永久磁石9の磁力により液面検出装置10a、
10bを作動させ、運転者に液量不足を警告するように
している。
上方に向かって延びる案内壁13が形成され、その内部
に液面検出用のフロート8が配置されている。案内壁1
3の内周部にはガイド片13a、13aが形成され、こ
こにフロート8の側周部に形成したガイド溝8a、8a
を嵌合させて、案内壁13の内周に沿って、作動液の液
量に応じたフロート8の上下移動を案内するようにして
いる。リザーバ本体1の底部には2つの液面検出装置1
0a、10bが配設され、リード線17を介して図示し
ない警報装置に接続されている。これにより、フロート
8が下限位置まで降下したとき、フロート8の底部に設
けられた永久磁石9の磁力により液面検出装置10a、
10bを作動させ、運転者に液量不足を警告するように
している。
【0004】リザーバ本体1の上部には作動液の注入口
である開口部4が一体的に形成されており、円板状のシ
ール部材3を介してキャップ2により覆われている。開
口部4から下方に向かって延びる仕切壁12の下端部
は、案内壁13の上端部と隙間をおいて対向している。
これにより、フロート8を案内壁13の内周部とこの仕
切壁12の内周部において案内するようにしている。仕
切壁12はまた、リザーバ本体1の内部空間をブレーキ
液室6a、6bおよび注入室7の3室に区分するように
している。
である開口部4が一体的に形成されており、円板状のシ
ール部材3を介してキャップ2により覆われている。開
口部4から下方に向かって延びる仕切壁12の下端部
は、案内壁13の上端部と隙間をおいて対向している。
これにより、フロート8を案内壁13の内周部とこの仕
切壁12の内周部において案内するようにしている。仕
切壁12はまた、リザーバ本体1の内部空間をブレーキ
液室6a、6bおよび注入室7の3室に区分するように
している。
【0005】ブレーキ液室6a、6bに対応するリザー
バ本体1の底部にはそれぞれ、図示しないタンデム型ブ
レーキマスタシリンダの各系統に連通する内孔18a、
18bを有する接続部19a、19bが形成されてい
る。注入室7にはフィルタ5が配置され、このフィルタ
5の下端面にフロート8の上端面を当接させることによ
りフロート8の上限位置を規制するようにしている。な
お、作動液のマキシマムラインは、フィルタ5の下面よ
りも上方位置にある。
バ本体1の底部にはそれぞれ、図示しないタンデム型ブ
レーキマスタシリンダの各系統に連通する内孔18a、
18bを有する接続部19a、19bが形成されてい
る。注入室7にはフィルタ5が配置され、このフィルタ
5の下端面にフロート8の上端面を当接させることによ
りフロート8の上限位置を規制するようにしている。な
お、作動液のマキシマムラインは、フィルタ5の下面よ
りも上方位置にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シール部材
3に作動液が付着すると、作動液注入時にキャップ2を
取り外したとき、作動液が垂れて周囲の他の機器や車体
の一部を汚したり、作動液のもつ化学的性質によりこれ
らの塗装を剥がしたりするという問題がある。これは、
車両の悪路走行時における上下方向の揺れ、急制動・急
加速時における前後方向の揺れ、及び、S字走行や旋回
などのローリング時における左右方向の揺れにより引き
起こされる注入室7での作動液の波立ちが原因で、これ
によって飛散した作動液がシール部材の下面に付着す
る。
3に作動液が付着すると、作動液注入時にキャップ2を
取り外したとき、作動液が垂れて周囲の他の機器や車体
の一部を汚したり、作動液のもつ化学的性質によりこれ
らの塗装を剥がしたりするという問題がある。これは、
車両の悪路走行時における上下方向の揺れ、急制動・急
加速時における前後方向の揺れ、及び、S字走行や旋回
などのローリング時における左右方向の揺れにより引き
起こされる注入室7での作動液の波立ちが原因で、これ
によって飛散した作動液がシール部材の下面に付着す
る。
【0007】そこで、上述した従来の作動液リザーバの
構成においては、仕切壁12の内壁面と、フィルタ5に
より上限位置が規制されているフロート8の上面とによ
り区画され、シール部材3の下面が臨む注入室7の容積
を内部空間全体に対して十分に小さくし、ここに貯えら
れる作動液の量を少なくすることにより、注入室7にお
ける作動液の波立ちを低減するようにしている。
構成においては、仕切壁12の内壁面と、フィルタ5に
より上限位置が規制されているフロート8の上面とによ
り区画され、シール部材3の下面が臨む注入室7の容積
を内部空間全体に対して十分に小さくし、ここに貯えら
れる作動液の量を少なくすることにより、注入室7にお
ける作動液の波立ちを低減するようにしている。
【0008】しかしながら、上述した従来の構成では、
フロート8を案内壁13の内周および仕切壁12の内周
で案内するようにしているため、このフロート8の外径
は、案内壁13の内径および仕切壁12の内径よりも小
さく形成されていなければならない。すると、フロート
8と、案内壁13および仕切壁12との間には常に隙間
が形成されることになるので、この隙間を介してブレー
キ液室6a、6bと注入室7との間の液移動が可能とな
る。したがって、車両の揺れによってブレーキ液室6
a、6bの作動液が上記隙間を介して注入室7に流れ込
み、注入室7内での作動液の波立ちを誘発すると共にそ
こでの波立ちの規模を大きくし、作動液を直接、または
開口部4の壁面を伝って、シール部材3の下面に付着さ
せてしまう。こうなると、キャップ2を取り外したと
き、上述したように作動液の液だれによって周辺機器や
車体の一部を汚したり、損傷させたりすることになる。
フロート8を案内壁13の内周および仕切壁12の内周
で案内するようにしているため、このフロート8の外径
は、案内壁13の内径および仕切壁12の内径よりも小
さく形成されていなければならない。すると、フロート
8と、案内壁13および仕切壁12との間には常に隙間
が形成されることになるので、この隙間を介してブレー
キ液室6a、6bと注入室7との間の液移動が可能とな
る。したがって、車両の揺れによってブレーキ液室6
a、6bの作動液が上記隙間を介して注入室7に流れ込
み、注入室7内での作動液の波立ちを誘発すると共にそ
こでの波立ちの規模を大きくし、作動液を直接、または
開口部4の壁面を伝って、シール部材3の下面に付着さ
せてしまう。こうなると、キャップ2を取り外したと
き、上述したように作動液の液だれによって周辺機器や
車体の一部を汚したり、損傷させたりすることになる。
【0009】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、車両
の上下、左右および前後の揺れにより生じる内部での作
動液の波立ちを従来よりも抑制することができる作動液
リザーバを提供することを課題とする。
の上下、左右および前後の揺れにより生じる内部での作
動液の波立ちを従来よりも抑制することができる作動液
リザーバを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、内部空間
を有し上部に作動液の注入口を形成したリザーバ本体
と、前記注入口を囲んで下方に向かって延び、前記内部
空間を前記注入口に連通する小室とマスタシリンダに連
通する大室とに区分する筒状の仕切壁と、この仕切壁の
下方に設けられ液面検出用フロートの移動を案内する案
内壁とを備えた作動液リザーバにおいて、前記仕切壁
を、その下端面が前記フロートに当接し当該フロートの
上限位置を規定可能に形成したことを特徴とする作動液
リザーバ、によって解決される。
を有し上部に作動液の注入口を形成したリザーバ本体
と、前記注入口を囲んで下方に向かって延び、前記内部
空間を前記注入口に連通する小室とマスタシリンダに連
通する大室とに区分する筒状の仕切壁と、この仕切壁の
下方に設けられ液面検出用フロートの移動を案内する案
内壁とを備えた作動液リザーバにおいて、前記仕切壁
を、その下端面が前記フロートに当接し当該フロートの
上限位置を規定可能に形成したことを特徴とする作動液
リザーバ、によって解決される。
【0011】本発明は、筒状の仕切壁の下端面にフロー
トの上端面を当接させ当該フロートの上限位置を規定可
能に形成することにより、小室と大室とを区画しながら
大室から小室への作動液の移動を防止する。フロート
は、その浮力によって仕切壁の下端面に押し付けられる
ので、作動液の移動が効果的に防止される。これによ
り、小室での作動液の波立ちを従来より確実に抑制する
ことができる。
トの上端面を当接させ当該フロートの上限位置を規定可
能に形成することにより、小室と大室とを区画しながら
大室から小室への作動液の移動を防止する。フロート
は、その浮力によって仕切壁の下端面に押し付けられる
ので、作動液の移動が効果的に防止される。これによ
り、小室での作動液の波立ちを従来より確実に抑制する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0013】図1から図3は、本発明の第1の実施の形
態による作動液リザーバを示している。上部本体21a
と下部本体21bとで成るリザーバ本体21の内部空間
は隔壁22によりブレーキ液室23と、クラッチ液室2
4とに仕切られている。ブレーキ液室23に対応するリ
ザーバ本体21の底部には図示しないタンデム型ブレー
キマスタシリンダの2つの液圧室に連絡する2つのブレ
ーキ連絡ポート41、42が形成され、クラッチ液室2
4に対応するリザーバ本体21の下部には図示しないク
ラッチマスタシリンダの液圧室に連絡するクラッチ連絡
ポート40が形成されている。ブレーキ液室23は境界
形成壁部38により更に2つの液室23a、23bに分
割され、これら各液室23a、23bに対応してブレー
キ連絡ポート41、42が形成されている。このように
本実施の形態による作動液リザーバは、図示しないタン
デム型マスタシリンダとクラッチマスタシリンダの独立
した3系統に作動液を供給するように構成されていると
共に、これら2つのマスタシリンダとは別の位置に配設
され、各連絡ポート40、41、42を図示しない連絡
管を介して各マスタシリンダの液圧室に連絡させるよう
にしている。
態による作動液リザーバを示している。上部本体21a
と下部本体21bとで成るリザーバ本体21の内部空間
は隔壁22によりブレーキ液室23と、クラッチ液室2
4とに仕切られている。ブレーキ液室23に対応するリ
ザーバ本体21の底部には図示しないタンデム型ブレー
キマスタシリンダの2つの液圧室に連絡する2つのブレ
ーキ連絡ポート41、42が形成され、クラッチ液室2
4に対応するリザーバ本体21の下部には図示しないク
ラッチマスタシリンダの液圧室に連絡するクラッチ連絡
ポート40が形成されている。ブレーキ液室23は境界
形成壁部38により更に2つの液室23a、23bに分
割され、これら各液室23a、23bに対応してブレー
キ連絡ポート41、42が形成されている。このように
本実施の形態による作動液リザーバは、図示しないタン
デム型マスタシリンダとクラッチマスタシリンダの独立
した3系統に作動液を供給するように構成されていると
共に、これら2つのマスタシリンダとは別の位置に配設
され、各連絡ポート40、41、42を図示しない連絡
管を介して各マスタシリンダの液圧室に連絡させるよう
にしている。
【0014】ブレーキ液室23には、作動液の液量に応
じて移動可能な液面検出用のフロート27が配置されて
いる。このフロート27は、リザーバ本体21の底部か
ら上方へ向かって突出する筒状の案内壁25の内壁面に
案内されて上下移動可能となっている。案内壁25はフ
ロート27の側周を囲むように形成され、その内壁面に
は従来と同様、ガイド片25aが形成されており、これ
にフロート27の側周部に形成したガイド溝を嵌合させ
ている。フロート27の底部には永久磁石29が設けら
れ、この永久磁石29の磁束により作動するリードスイ
ッチ31がリザーバ本体21の底部に配置されている。
作動液の液量不足によりフロート27が下降し、リード
スイッチ31が作動したときは、図示しない警告灯が点
灯するように回路が構成されている。また、本実施の形
態では、図3に示すように案内壁25の上端部に爪部4
4を形成し、フロート27の抜け止めを行うようにして
いる。
じて移動可能な液面検出用のフロート27が配置されて
いる。このフロート27は、リザーバ本体21の底部か
ら上方へ向かって突出する筒状の案内壁25の内壁面に
案内されて上下移動可能となっている。案内壁25はフ
ロート27の側周を囲むように形成され、その内壁面に
は従来と同様、ガイド片25aが形成されており、これ
にフロート27の側周部に形成したガイド溝を嵌合させ
ている。フロート27の底部には永久磁石29が設けら
れ、この永久磁石29の磁束により作動するリードスイ
ッチ31がリザーバ本体21の底部に配置されている。
作動液の液量不足によりフロート27が下降し、リード
スイッチ31が作動したときは、図示しない警告灯が点
灯するように回路が構成されている。また、本実施の形
態では、図3に示すように案内壁25の上端部に爪部4
4を形成し、フロート27の抜け止めを行うようにして
いる。
【0015】リザーバ本体21の内部空間に作動液を注
入するための開口部35には、円形のシール部材34を
介してキャップ33が取り付けられている。また、この
開口部35の下部には、図示するように案内壁25に向
かって延びる筒状の仕切壁36が一体的に形成されてい
る。仕切壁36は、開口部35側から順次その径を縮小
しながら下方に延び、その下端部は案内壁25の内径よ
りも小径で、かつ、案内壁25の上端部とフロート27
の移動軸線方向にオーバラップしている。
入するための開口部35には、円形のシール部材34を
介してキャップ33が取り付けられている。また、この
開口部35の下部には、図示するように案内壁25に向
かって延びる筒状の仕切壁36が一体的に形成されてい
る。仕切壁36は、開口部35側から順次その径を縮小
しながら下方に延び、その下端部は案内壁25の内径よ
りも小径で、かつ、案内壁25の上端部とフロート27
の移動軸線方向にオーバラップしている。
【0016】さらに、リザーバ本体21の内部空間は、
仕切壁36により開口部35に連通する小室としての注
入室47と、図示しないタンデム型ブレーキマスタシリ
ンダおよびクラッチマスタシリンダにそれぞれ連絡する
ブレーキ液室23およびクラッチ液室24を含む大室と
しての液貯留室46に区分されている。作動液が図1に
おいてLで示すように適正に貯留されているとき、フロ
ート27はその浮力でもって上方へ移動するが、その上
限位置が仕切壁36の下端面に当接することにより規制
されるようになっている。フロート27は案内壁25の
内周面で案内されるように構成されているので、仕切壁
36の下端部はフロート27の外径より小径で、両者の
当接時は仕切壁36の下端開口がフロート27の上端面
により覆われることになる。
仕切壁36により開口部35に連通する小室としての注
入室47と、図示しないタンデム型ブレーキマスタシリ
ンダおよびクラッチマスタシリンダにそれぞれ連絡する
ブレーキ液室23およびクラッチ液室24を含む大室と
しての液貯留室46に区分されている。作動液が図1に
おいてLで示すように適正に貯留されているとき、フロ
ート27はその浮力でもって上方へ移動するが、その上
限位置が仕切壁36の下端面に当接することにより規制
されるようになっている。フロート27は案内壁25の
内周面で案内されるように構成されているので、仕切壁
36の下端部はフロート27の外径より小径で、両者の
当接時は仕切壁36の下端開口がフロート27の上端面
により覆われることになる。
【0017】仕切壁36の大径部にあたる段部37に
は、フィルタが配置可能となっている。仕切壁36の大
径部の側壁面にはスリット43が形成されており、作動
液の注入時、注入室47とこのスリット43を介してブ
レーキ液室23およびクラッチ液室24に作動液を注入
するようにしている。
は、フィルタが配置可能となっている。仕切壁36の大
径部の側壁面にはスリット43が形成されており、作動
液の注入時、注入室47とこのスリット43を介してブ
レーキ液室23およびクラッチ液室24に作動液を注入
するようにしている。
【0018】本実施の形態は以上のように構成され、次
にこの作用について説明する。
にこの作用について説明する。
【0019】リザーバ本体21の内部空間に、図1にお
いて符号Lで示すように作動液が適正に貯えられている
とき、フロート27の上端面は図示するように仕切壁3
6の下端面に当接している。このとき、フロート27に
働く浮力でもって仕切壁36の下端面を押圧している。
これにより、仕切壁36の下端部を介しての注入室47
とブレーキ液室23およびクラッチ液室24との間の液
移動を、このフロート27が遮断する作用を行う。
いて符号Lで示すように作動液が適正に貯えられている
とき、フロート27の上端面は図示するように仕切壁3
6の下端面に当接している。このとき、フロート27に
働く浮力でもって仕切壁36の下端面を押圧している。
これにより、仕切壁36の下端部を介しての注入室47
とブレーキ液室23およびクラッチ液室24との間の液
移動を、このフロート27が遮断する作用を行う。
【0020】したがって、本実施の形態によれば、車両
の上下、左右および前後方向の揺れが生じても、注入室
47をリザーバ本体21の内部空間全体に対して十分に
小さな容積としているので、この注入室47内における
作動液の波立ちを低減することができると共に、仕切壁
36の下端部を介しての液貯留室46と注入室47との
間の液移動をフロート27でもって遮断しているので、
注入室47における作動液の波立ちを効果的に抑制する
ことができ、シール部材34への作動液の付着を防止す
ることができる。このときの仕切壁36の下端部に対す
るフロート27の押圧力は、フロート27の体積と作動
液の密度との積に相当する力であるので、車両の上下、
左右および前後方向の揺れによって、仕切壁36の下端
部とフロート27との間の当接状態が崩されることはな
い。また、液貯留室46においては作動液の波立ちが生
じるが、仕切壁36によって開口部35への作動液の流
出が抑制される。
の上下、左右および前後方向の揺れが生じても、注入室
47をリザーバ本体21の内部空間全体に対して十分に
小さな容積としているので、この注入室47内における
作動液の波立ちを低減することができると共に、仕切壁
36の下端部を介しての液貯留室46と注入室47との
間の液移動をフロート27でもって遮断しているので、
注入室47における作動液の波立ちを効果的に抑制する
ことができ、シール部材34への作動液の付着を防止す
ることができる。このときの仕切壁36の下端部に対す
るフロート27の押圧力は、フロート27の体積と作動
液の密度との積に相当する力であるので、車両の上下、
左右および前後方向の揺れによって、仕切壁36の下端
部とフロート27との間の当接状態が崩されることはな
い。また、液貯留室46においては作動液の波立ちが生
じるが、仕切壁36によって開口部35への作動液の流
出が抑制される。
【0021】なお、作動液の貯留量の減少によりフロー
ト27と仕切壁36との当接状態が崩れ、注入室47と
液貯留室46との間の液移動が許容されることがある
が、開口部35から十分に離れた位置での波立ちである
ので問題になることはない。
ト27と仕切壁36との当接状態が崩れ、注入室47と
液貯留室46との間の液移動が許容されることがある
が、開口部35から十分に離れた位置での波立ちである
ので問題になることはない。
【0022】また、本実施の形態によれば、案内壁25
の上端部に爪部44が形成されているので、リザーバ本
体21の組み立て工程における上部本体21aと下部本
体21bとの組付け時、下部本体21bが単体であると
きに爪部44とフロート27との係合によりフロート2
7の脱落を防止することができ、よって、下部本体21
bをその上下を逆転させて上部本体21aに組み付ける
際にも適正にフロート27を位置規制することができ
る。
の上端部に爪部44が形成されているので、リザーバ本
体21の組み立て工程における上部本体21aと下部本
体21bとの組付け時、下部本体21bが単体であると
きに爪部44とフロート27との係合によりフロート2
7の脱落を防止することができ、よって、下部本体21
bをその上下を逆転させて上部本体21aに組み付ける
際にも適正にフロート27を位置規制することができ
る。
【0023】図4は、本発明の第2の実施の形態による
作動液リザーバの全体を示している。なお、上述の第1
の実施の形態と対応する部分については同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略するものとする。
作動液リザーバの全体を示している。なお、上述の第1
の実施の形態と対応する部分については同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略するものとする。
【0024】本実施の形態では、リザーバ本体21の開
口部35から下方の案内壁25に向かって延びる仕切壁
56の内壁面に、上下方向に延びる複数の極細の溝57
を形成している。仕切壁56は上述した第1の実施の形
態における仕切壁36と同様に開口部35側から順次縮
径して形成され、その下端部が、案内壁25の内径より
も小径とされ、かつ案内壁25の上端部とフロート50
の移動軸線方向にオーバラップするように形成されてい
る。これにより、第1の実施の形態と同様、フロート5
0の上限位置を規定しつつ、液貯留室46と注入室47
との間の液移動を遮断して、注入室47における作動液
の波立ちを抑制する。
口部35から下方の案内壁25に向かって延びる仕切壁
56の内壁面に、上下方向に延びる複数の極細の溝57
を形成している。仕切壁56は上述した第1の実施の形
態における仕切壁36と同様に開口部35側から順次縮
径して形成され、その下端部が、案内壁25の内径より
も小径とされ、かつ案内壁25の上端部とフロート50
の移動軸線方向にオーバラップするように形成されてい
る。これにより、第1の実施の形態と同様、フロート5
0の上限位置を規定しつつ、液貯留室46と注入室47
との間の液移動を遮断して、注入室47における作動液
の波立ちを抑制する。
【0025】そこで、本実施の形態では、仕切壁36の
内壁面に複数の溝57が形成されているので、注入室4
7における作動液の波立ち時に仕切壁56の内壁面をつ
たっての作動液の上昇を抑制することができる。すなわ
ち、作動液と内壁面との間の抵抗を大きくすることによ
って作動液の上昇を抑制するようにしている。したがっ
て本実施の形態によれば、注入室47における作動液の
波立ちを低減しながら、仕切壁56の内壁をつたっての
作動液の上昇を防止することができ、よって、シール部
材34への作動液の付着を防止することができる。
内壁面に複数の溝57が形成されているので、注入室4
7における作動液の波立ち時に仕切壁56の内壁面をつ
たっての作動液の上昇を抑制することができる。すなわ
ち、作動液と内壁面との間の抵抗を大きくすることによ
って作動液の上昇を抑制するようにしている。したがっ
て本実施の形態によれば、注入室47における作動液の
波立ちを低減しながら、仕切壁56の内壁をつたっての
作動液の上昇を防止することができ、よって、シール部
材34への作動液の付着を防止することができる。
【0026】また、本実施の形態では、仕切壁56にス
リット(第1の実施の形態)を形成する代わりに複数の
小孔58を形成しているが、これら小孔58から仕切壁
56の内部に作動液が侵入したとしても、溝57により
効果的に作動液の上昇を抑制することができる。
リット(第1の実施の形態)を形成する代わりに複数の
小孔58を形成しているが、これら小孔58から仕切壁
56の内部に作動液が侵入したとしても、溝57により
効果的に作動液の上昇を抑制することができる。
【0027】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、勿論、本発明はこれらに限られることなく、本
発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
したが、勿論、本発明はこれらに限られることなく、本
発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0028】例えば以上の各実施の形態では、タンデム
型ブレーキマスタシリンダおよびクラッチマスタシリン
ダの3系統に作動液を供給する作動液リザーバとして説
明したが、勿論、従来と同様なタンデム型ブレーキマス
タシリンダの2系統に作動液を供給するブレーキ用の作
動液リザーバについても、本発明は適用可能である。
型ブレーキマスタシリンダおよびクラッチマスタシリン
ダの3系統に作動液を供給する作動液リザーバとして説
明したが、勿論、従来と同様なタンデム型ブレーキマス
タシリンダの2系統に作動液を供給するブレーキ用の作
動液リザーバについても、本発明は適用可能である。
【0029】また、以上の各実施の形態では、仕切壁3
6、56の下端部を案内壁25の上端部とフロート2
7、50の移動軸線方向にオーバラップさせるようにし
たが、フロートの上端部を案内壁25の上端部よりも上
方に突出させた状態で、仕切壁36、56の下端部と当
接させるようにしてもよい。
6、56の下端部を案内壁25の上端部とフロート2
7、50の移動軸線方向にオーバラップさせるようにし
たが、フロートの上端部を案内壁25の上端部よりも上
方に突出させた状態で、仕切壁36、56の下端部と当
接させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の作動液リザ
ーバによれば、筒状の仕切壁を、その下端面が液面検出
用のフロートに当接し当該フロートの上限位置を規定可
能に形成したので、小室と大室とを区画しながら大室か
ら小室への作動液の移動を防止することができ、車両の
上下、左右および前後方向の揺れにより生じる小室での
作動液の波立ちを従来より確実に抑制して、注入口を覆
うシール部材あるいはキャップへの作動液の付着を防止
することができ、よって、作動液の注入時にキャップを
取り外したときの液だれを防止することができる。
ーバによれば、筒状の仕切壁を、その下端面が液面検出
用のフロートに当接し当該フロートの上限位置を規定可
能に形成したので、小室と大室とを区画しながら大室か
ら小室への作動液の移動を防止することができ、車両の
上下、左右および前後方向の揺れにより生じる小室での
作動液の波立ちを従来より確実に抑制して、注入口を覆
うシール部材あるいはキャップへの作動液の付着を防止
することができ、よって、作動液の注入時にキャップを
取り外したときの液だれを防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による作動液リザー
バの全体を示す側断面図である。
バの全体を示す側断面図である。
【図2】図1における[2]−[2]線方向の断面図で
ある。
ある。
【図3】図2における[3]−[3]線方向の部分断面
図である。
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による作動液リザー
バの全体を示す側断面図である。
バの全体を示す側断面図である。
【図5】従来の作動液リザーバの全体を示す側断面図で
ある。
ある。
21 リザーバ本体 21a 上部本体 21b 下部本体 23 ブレーキ液室 24 クラッチ液室 25 案内壁 27 フロート 35 開口部 36 仕切壁 44 爪部 50 フロート 56 仕切壁 57 溝
Claims (5)
- 【請求項1】 内部空間を有し上部に作動液の注入口を
形成したリザーバ本体と、前記注入口を囲んで下方に向
かって延び、前記内部空間を前記注入口に連通する小室
とマスタシリンダに連通する大室とに区分する筒状の仕
切壁と、この仕切壁の下方に設けられ液面検出用フロー
トの移動を案内する案内壁とを備えた作動液リザーバに
おいて、 前記仕切壁を、その下端面が前記フロートに当接し当該
フロートの上限位置を規定可能に形成したことを特徴と
する作動液リザーバ。 - 【請求項2】 前記案内壁は、前記フロートの側周を囲
む筒状であって、前記仕切壁の少なくとも下端部が前記
案内壁の内径よりも小径に形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の作動液リザーバ。 - 【請求項3】 前記仕切壁の下端部は、前記案内壁の上
端部と前記フロートの移動軸線方向にオーバーラップし
ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
作動液リザーバ。 - 【請求項4】 前記リザーバ本体は、前記仕切壁を備え
る上部本体と、前記案内壁を備える下部本体とから構成
され、前記案内壁の上端部には、前記下部本体が単体で
ある時に、前記フロートと係合し脱落防止を行う爪部を
形成したことを特徴とする請求項3に記載の作動液リザ
ーバ。 - 【請求項5】 前記仕切壁には、上下方向に延びる極細
の溝を複数設けたことを特徴とする請求項1から請求項
4のいずれかに記載の作動液リザーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21420397A JPH1134851A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 作動液リザーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21420397A JPH1134851A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 作動液リザーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1134851A true JPH1134851A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16651947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21420397A Pending JPH1134851A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 作動液リザーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1134851A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3055599A1 (fr) * | 2016-09-05 | 2018-03-09 | Illinois Tool Works Inc | Bouchon de reservoir de liquide pour un vehicule automobile |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP21420397A patent/JPH1134851A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3055599A1 (fr) * | 2016-09-05 | 2018-03-09 | Illinois Tool Works Inc | Bouchon de reservoir de liquide pour un vehicule automobile |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5021295B2 (ja) | 圧力流体供給用コンテナ | |
| JP5199191B2 (ja) | リザーバタンクおよびこれを用いたブレーキ装置 | |
| US4066997A (en) | Fluid level indicator for tandem master cylinder | |
| EP3426532B1 (en) | Brake reservoir with internal conduit for integrated power brake unit | |
| JPH1134851A (ja) | 作動液リザーバ | |
| JP4062700B2 (ja) | マスタシリンダ用リザーバ | |
| KR102719098B1 (ko) | 브레이크 시스템용 리저버 탱크 | |
| JPH11208447A (ja) | 作動液リザーバ | |
| JP2006112563A (ja) | タンク構造 | |
| JP6230148B2 (ja) | リザーバタンクおよび車両用ブレーキ装置 | |
| JP3643131B2 (ja) | マスタシリンダ用リザーバ装置 | |
| JPH0930397A (ja) | マスタシリンダ用リザーバ装置 | |
| JP4602730B2 (ja) | 車両用リザーバ装置 | |
| EP3398800B1 (en) | Container for a fluid in a vehicle | |
| JP3905153B2 (ja) | 液体リザーバ装置 | |
| JPH082400A (ja) | 液体リザーバ | |
| JPS5824299B2 (ja) | タンデムマスタ−シリンダのリザ−バ | |
| JP6587868B2 (ja) | 車両用液圧装置の作動液のリザーバタンク、車両用液圧ブレーキ装置、および車両用液圧装置の作動液のリザーバタンクの製造方法 | |
| US4499730A (en) | Automotive tandem type master cylinder | |
| JPH11278240A (ja) | 作動液リザーバ | |
| JPH03246160A (ja) | マスタシリンダ用リザーバタンク | |
| JP4336918B2 (ja) | タンデム型マスタシリンダ | |
| JP2565276Y2 (ja) | 油圧機器用リザーバ | |
| JPH08338402A (ja) | リザーバタンク | |
| US4665702A (en) | Supply tank |