JPH11348602A - インストルメントパネルのデフロスタ構造 - Google Patents
インストルメントパネルのデフロスタ構造Info
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- JPH11348602A JPH11348602A JP10161054A JP16105498A JPH11348602A JP H11348602 A JPH11348602 A JP H11348602A JP 10161054 A JP10161054 A JP 10161054A JP 16105498 A JP16105498 A JP 16105498A JP H11348602 A JPH11348602 A JP H11348602A
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロントガラスの曇りや霜の効率的な除去を
可能とし、空気吹出口の該ガラスへの映り込みや熱履歴
による変形等を好適に防止する。 【解決手段】 デフロスト空気案内ダクト30は、空気
吹出口45が一体的に成形され、該空気吹出口45とエ
アコンユニット25を連通する流通空間37,43が内
部に画成され、パネル本体11と共に車体60に取付け
た際に、該パネル本体11の内部上方側に位置する。空
気吹出口45は、パネル本体11における上面端縁部1
1aの外側と、フロントガラス61の下端縁61aとの
間に位置する。また空気吹出口45は、フロントガラス
61に固有の傾斜角度と略同一角度に設定した吹出案内
部44を備えており、調温空気は該ガラス61に沿って
吹出される。なお空気吹出口45は、乗員室からは殆ど
目視されず、フロントガラス61への映り込みも防止さ
れる。
可能とし、空気吹出口の該ガラスへの映り込みや熱履歴
による変形等を好適に防止する。 【解決手段】 デフロスト空気案内ダクト30は、空気
吹出口45が一体的に成形され、該空気吹出口45とエ
アコンユニット25を連通する流通空間37,43が内
部に画成され、パネル本体11と共に車体60に取付け
た際に、該パネル本体11の内部上方側に位置する。空
気吹出口45は、パネル本体11における上面端縁部1
1aの外側と、フロントガラス61の下端縁61aとの
間に位置する。また空気吹出口45は、フロントガラス
61に固有の傾斜角度と略同一角度に設定した吹出案内
部44を備えており、調温空気は該ガラス61に沿って
吹出される。なお空気吹出口45は、乗員室からは殆ど
目視されず、フロントガラス61への映り込みも防止さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インストルメン
トパネルのデフロスタ構造に関し、更に詳細には、乗用
車等の乗員室前方に設置されるインストルメントパネル
において、フロントガラスの曇りや霜を好適に除去する
ためのデフロスタ構造に関するものである。
トパネルのデフロスタ構造に関し、更に詳細には、乗用
車等の乗員室前方に設置されるインストルメントパネル
において、フロントガラスの曇りや霜を好適に除去する
ためのデフロスタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車等における乗員室内の前方には、
所要形状に成形されて車幅方向に延在し、各種車載機
器,機材の設置用基体として機能するインストルメント
パネルが設けられている。例えば一般的なインストルメ
ントパネルでは、スピードメータやタコメータおよび各
種表示灯等を備えた計器盤が運転席からの視認容易な位
置に配設され、各種の小間物や車検証等を収納するグロ
ーブボックスが助手席側等に設置されると共に、オーデ
ィオやエアコンユニットの操作盤等が略中央に位置して
いる。前記エアコンユニットは、例えば図10に示すよ
うに、乗員室63内と車体前方とを区画するファイヤー
ウォール(区画壁)64に固定されて、前記インストルメ
ントパネル70で覆蓋された状態に配設されており、空
調操作パネル71に配設された温度調節ダイヤルや風向
調節スイッチ等を適宜操作することにより、調温空気の
温度や吹出量が設定されて乗員室63の総合的な空調制
御を行ない得るようになっている。すなわち、エアコン
ユニット25で所定温度に調節された調温空気は、イン
ストルメントパネル70の前面部に設けられて該エアコ
ンユニット25に空気ダクト72を介して連通する前面
空気吹出口73から、乗員室63内の後方へ吹出して該
乗員室63内を循環するようになる。
所要形状に成形されて車幅方向に延在し、各種車載機
器,機材の設置用基体として機能するインストルメント
パネルが設けられている。例えば一般的なインストルメ
ントパネルでは、スピードメータやタコメータおよび各
種表示灯等を備えた計器盤が運転席からの視認容易な位
置に配設され、各種の小間物や車検証等を収納するグロ
ーブボックスが助手席側等に設置されると共に、オーデ
ィオやエアコンユニットの操作盤等が略中央に位置して
いる。前記エアコンユニットは、例えば図10に示すよ
うに、乗員室63内と車体前方とを区画するファイヤー
ウォール(区画壁)64に固定されて、前記インストルメ
ントパネル70で覆蓋された状態に配設されており、空
調操作パネル71に配設された温度調節ダイヤルや風向
調節スイッチ等を適宜操作することにより、調温空気の
温度や吹出量が設定されて乗員室63の総合的な空調制
御を行ない得るようになっている。すなわち、エアコン
ユニット25で所定温度に調節された調温空気は、イン
ストルメントパネル70の前面部に設けられて該エアコ
ンユニット25に空気ダクト72を介して連通する前面
空気吹出口73から、乗員室63内の後方へ吹出して該
乗員室63内を循環するようになる。
【0003】また前記インストルメントパネル70に
は、乗員室63前方の車体に設置されるフロントガラス
61やサイドガラス62に生ずる曇りや霜を除去するた
めに、前記エアコンユニット25を利用したデフロスト
機能が具備されている。すなわち、前記インストルメン
トパネル70の上面の後方側(フロントガラス61の下
方)に、車幅方向へ細長に開口する空気吹出口75を形
成したデフロスタグリル74が、前記エアコンユニット
25に空気ダクト76を介して連通した状態に組付けら
れている。これにより、前記空調操作パネル71での適
宜操作によってデフロストモードに設定した際には、前
記エアコンユニット25からデフロスタグリル74側へ
送出された調温空気がフロントガラス61内側へ吹付け
られ、該フロントガラス61に生じた曇りや霜が除去さ
れるようになっている。なお、サイドガラス62に対す
るデフロスタグリルは、前記インストルメントパネル7
0の左右両端部の上面に設置されている。
は、乗員室63前方の車体に設置されるフロントガラス
61やサイドガラス62に生ずる曇りや霜を除去するた
めに、前記エアコンユニット25を利用したデフロスト
機能が具備されている。すなわち、前記インストルメン
トパネル70の上面の後方側(フロントガラス61の下
方)に、車幅方向へ細長に開口する空気吹出口75を形
成したデフロスタグリル74が、前記エアコンユニット
25に空気ダクト76を介して連通した状態に組付けら
れている。これにより、前記空調操作パネル71での適
宜操作によってデフロストモードに設定した際には、前
記エアコンユニット25からデフロスタグリル74側へ
送出された調温空気がフロントガラス61内側へ吹付け
られ、該フロントガラス61に生じた曇りや霜が除去さ
れるようになっている。なお、サイドガラス62に対す
るデフロスタグリルは、前記インストルメントパネル7
0の左右両端部の上面に設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述した従来
のインストルメントパネル70では、フロントガラス6
1の曇りや霜を除去するに際して特に運転者の視界を短
時間で確保するために、図10に示すように、前記デフ
ロスタグリル74を該フロントガラス61の下端部から
適宜間隔をおいて位置させると共に、前記空気ダクト7
6の出口側を所要角度で乗員室後方へ傾斜させることに
より、フロントガラス61の略中央部分に調温空気を集
中的に吹付け得るよう構成されていた。このため調温空
気は、フロントガラス61に対して所要角度(例えば約
30度)で吹付けられるようになるから、該ガラス61
との衝突により減速,減勢されてしまい、場合によって
はフロントガラス61の上端縁まで到達し得ないことも
ある。従って、フロントガラス61の中央部分の曇りや
霜の除去は短時間でなし得るとしても、全面の除去には
寧ろ時間がかかってしまう欠点を内在していた。また、
当該車両の運転者がフロントガラス61の中央部分の視
界のみが確保された時点で運転を開始した場合には、視
界不良のために安全運転に支障を来たす問題も指摘され
る。なお、前記空気吹出口75からの調温空気の吹出速
度を高めると共に吹出量を増加させることで、該調温空
気をフロントガラス61全面に行き渡らせ得るとして
も、前記エアコンユニット25に装備するファン,モー
タの大型化によるコストアップや、調温空気の吹出騒音
が高くなる等の新たな問題を招来してしまう。
のインストルメントパネル70では、フロントガラス6
1の曇りや霜を除去するに際して特に運転者の視界を短
時間で確保するために、図10に示すように、前記デフ
ロスタグリル74を該フロントガラス61の下端部から
適宜間隔をおいて位置させると共に、前記空気ダクト7
6の出口側を所要角度で乗員室後方へ傾斜させることに
より、フロントガラス61の略中央部分に調温空気を集
中的に吹付け得るよう構成されていた。このため調温空
気は、フロントガラス61に対して所要角度(例えば約
30度)で吹付けられるようになるから、該ガラス61
との衝突により減速,減勢されてしまい、場合によって
はフロントガラス61の上端縁まで到達し得ないことも
ある。従って、フロントガラス61の中央部分の曇りや
霜の除去は短時間でなし得るとしても、全面の除去には
寧ろ時間がかかってしまう欠点を内在していた。また、
当該車両の運転者がフロントガラス61の中央部分の視
界のみが確保された時点で運転を開始した場合には、視
界不良のために安全運転に支障を来たす問題も指摘され
る。なお、前記空気吹出口75からの調温空気の吹出速
度を高めると共に吹出量を増加させることで、該調温空
気をフロントガラス61全面に行き渡らせ得るとして
も、前記エアコンユニット25に装備するファン,モー
タの大型化によるコストアップや、調温空気の吹出騒音
が高くなる等の新たな問題を招来してしまう。
【0005】一方、装飾を兼ねた前記デフロスタグリル
74が、前述したように、フロントガラス61の下端縁
から所要間隔おいて位置し、かつ車幅方向の略全幅に亘
って細長く延在しているため、正面上方から太陽光線が
差込んだ際には、フロントガラス61へ該デフロスタグ
リル74(空気吹出口75)の輪郭形状が映り込んでしま
う不都合もあった。このように、フロントガラス61に
前記デフロスタグリル74が映り込むと、乗員にとって
目障りとなると共に視界不良を来たし、殊に安全運転の
支障となり得る問題が指摘されていた。しかもデフロス
タグリル74は、主にコスト面等から前記インストルメ
ントパネル70とは別部材として形成され、該パネル7
0に対してワンタッチ嵌込み式による組付構造とされる
ため、夏季の強烈な太陽光の直射熱による熱履歴によっ
て歪みが生じ、パネル70の上面から浮上がったり反り
返る等の不都合が発生する問題も解決課題として残され
ていた。更には、ワンタッチ嵌込み式とするべく鉤状フ
ック等の係合部を一体的に形成する必要から、デフロス
タグリル74用の成形金型の製作費用が嵩み、これによ
りインストルメントパネル70のコストアップを招来し
ていた。
74が、前述したように、フロントガラス61の下端縁
から所要間隔おいて位置し、かつ車幅方向の略全幅に亘
って細長く延在しているため、正面上方から太陽光線が
差込んだ際には、フロントガラス61へ該デフロスタグ
リル74(空気吹出口75)の輪郭形状が映り込んでしま
う不都合もあった。このように、フロントガラス61に
前記デフロスタグリル74が映り込むと、乗員にとって
目障りとなると共に視界不良を来たし、殊に安全運転の
支障となり得る問題が指摘されていた。しかもデフロス
タグリル74は、主にコスト面等から前記インストルメ
ントパネル70とは別部材として形成され、該パネル7
0に対してワンタッチ嵌込み式による組付構造とされる
ため、夏季の強烈な太陽光の直射熱による熱履歴によっ
て歪みが生じ、パネル70の上面から浮上がったり反り
返る等の不都合が発生する問題も解決課題として残され
ていた。更には、ワンタッチ嵌込み式とするべく鉤状フ
ック等の係合部を一体的に形成する必要から、デフロス
タグリル74用の成形金型の製作費用が嵩み、これによ
りインストルメントパネル70のコストアップを招来し
ていた。
【0006】
【発明の目的】この発明は、前述した欠点に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたもので、インストルメ
ントパネルの上面後端部にエアコンユニットから送出さ
れる調温空気の空気吹出口を配設して、該空気吹出口が
フロントガラスの下端縁に隣接位置するよう構成するこ
とで、調温空気をフロントガラス表面全体に接触させて
曇りや霜の効率的な除去を可能とし、空気吹出口のフロ
ントガラスへの映り込みや熱履歴による変形等を好適に
防止する共に、パネルの製作コスト低減を図り得るよう
にしたインストルメントパネルのデフロスタ構造を提供
することを目的とする。
を好適に解決するべく提案されたもので、インストルメ
ントパネルの上面後端部にエアコンユニットから送出さ
れる調温空気の空気吹出口を配設して、該空気吹出口が
フロントガラスの下端縁に隣接位置するよう構成するこ
とで、調温空気をフロントガラス表面全体に接触させて
曇りや霜の効率的な除去を可能とし、空気吹出口のフロ
ントガラスへの映り込みや熱履歴による変形等を好適に
防止する共に、パネルの製作コスト低減を図り得るよう
にしたインストルメントパネルのデフロスタ構造を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため、本発明に係るインストル
メントパネルのデフロスタ構造は、エアコンユニットか
らの調温空気を空気吹出口からフロントガラスに向けて
吹出して、該フロントガラスに生ずる曇りや霜を除去す
るデフロスト機能を備えたインストルメントパネルにお
いて、このインストルメントパネルを、空気吹出口が一
体的に成形され、該空気吹出口および前記エアコンユニ
ットを連通する流通空間が内部に画成されたデフロスト
空気案内ダクトと、乗員室の前方に近接させた状態で車
体に取付けられるパネル本体とから構成し、前記パネル
本体を車体に取付けた際に、前記デフロスト空気案内ダ
クトを該パネル本体の内部上方側に位置させると共に、
前記デフロスト空気案内ダクトの空気吹出口を前記パネ
ル本体における上面端縁部の外側に沿わせることで、前
記フロントガラスの下端縁にも併せて近接位置させ、こ
れにより前記空気吹出口からの調温空気が前記フロント
ガラスの略全体に吹付けられるよう構成したことを特徴
とする。
の目的を好適に達成するため、本発明に係るインストル
メントパネルのデフロスタ構造は、エアコンユニットか
らの調温空気を空気吹出口からフロントガラスに向けて
吹出して、該フロントガラスに生ずる曇りや霜を除去す
るデフロスト機能を備えたインストルメントパネルにお
いて、このインストルメントパネルを、空気吹出口が一
体的に成形され、該空気吹出口および前記エアコンユニ
ットを連通する流通空間が内部に画成されたデフロスト
空気案内ダクトと、乗員室の前方に近接させた状態で車
体に取付けられるパネル本体とから構成し、前記パネル
本体を車体に取付けた際に、前記デフロスト空気案内ダ
クトを該パネル本体の内部上方側に位置させると共に、
前記デフロスト空気案内ダクトの空気吹出口を前記パネ
ル本体における上面端縁部の外側に沿わせることで、前
記フロントガラスの下端縁にも併せて近接位置させ、こ
れにより前記空気吹出口からの調温空気が前記フロント
ガラスの略全体に吹付けられるよう構成したことを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るインストルメ
ントパネルのデフロスタ構造につき、好適な実施例を挙
げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、従
来の技術に関連して説明した既出の部材と同一部材に
は、同じ符号を付して示すこととする。
ントパネルのデフロスタ構造につき、好適な実施例を挙
げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、従
来の技術に関連して説明した既出の部材と同一部材に
は、同じ符号を付して示すこととする。
【0009】図1は、本発明に係るデフロスタ構造が実
施されるインストルメントパネルの概略斜視図であり、
また図2は、図1に示したインストルメントパネル10
を、左右中央部(センターコンソール部)で破断して示す
縦断側面図である。本実施例のインストルメントパネル
10は、所要形状に成形されたパネル本体11に、スピ
ードメータやタコメータおよび各種表示灯等を備えた計
器盤12が運転席から視認容易な位置(実施例では上面
中央部)に配設されると共に、各種の小間物や車検証等
を収納するグローブボックス13やエアバッグ(図示せ
ず)が助手席側に設置され、更に運転席側にステアリン
グコラム用の挿通口14を画成する下部カバー15が取
付けられている。またセンターコンソール部には、後述
のエアコンユニット25の運転制御を行なう空調操作パ
ネル16とオーディオ機器17が上下に配設され、該オ
ーディオ機器17の下方には、灰皿18やシガライタ1
9が配設されている。なお説明の便宜上、図1における
左側をインストルメントパネルの「左側」、右側をインス
トルメントパネルの「右側」とすると共に、同図の手前側
を該インストルメントパネルの「前側」、奥側(図2にお
けるフロントガラス61側)を「後側」とする。
施されるインストルメントパネルの概略斜視図であり、
また図2は、図1に示したインストルメントパネル10
を、左右中央部(センターコンソール部)で破断して示す
縦断側面図である。本実施例のインストルメントパネル
10は、所要形状に成形されたパネル本体11に、スピ
ードメータやタコメータおよび各種表示灯等を備えた計
器盤12が運転席から視認容易な位置(実施例では上面
中央部)に配設されると共に、各種の小間物や車検証等
を収納するグローブボックス13やエアバッグ(図示せ
ず)が助手席側に設置され、更に運転席側にステアリン
グコラム用の挿通口14を画成する下部カバー15が取
付けられている。またセンターコンソール部には、後述
のエアコンユニット25の運転制御を行なう空調操作パ
ネル16とオーディオ機器17が上下に配設され、該オ
ーディオ機器17の下方には、灰皿18やシガライタ1
9が配設されている。なお説明の便宜上、図1における
左側をインストルメントパネルの「左側」、右側をインス
トルメントパネルの「右側」とすると共に、同図の手前側
を該インストルメントパネルの「前側」、奥側(図2にお
けるフロントガラス61側)を「後側」とする。
【0010】(パネル本体について)前記パネル本体11
は、例えばポリプロピレン(PP)等のオレフィン系の樹
脂素材により一体成形されたものを例示しており、パッ
ド付き等の表皮材(図示せず)が必要に応じて全面的また
は部分的に貼着され、インストルメントパネル10全体
の質感向上が図られるようになっている。そして、パネ
ル本体11の所要位置には、エアコンユニット25に連
通接続された複数個の空気吹出部が設置されている。す
なわちパネル本体11の左右両側には、風向制御板を備
えた空気吹出口20aを形成した第1空気吹出部20,
20が設置され、エアコンユニット25に連結された空
気ダクト21における出口側の開口部に整合し、該エア
コンユニット25から空気ダクト21へ送出される調温
空気を、第1空気吹出部20を介して乗員室63の後方
へ吹出し案内する。なお実施例のインストルメントパネ
ル10では、前記空気ダクト21がパネル本体11に一
体的に成形されている(図2参照)。また、パネル本体1
1の左右両側において、前記各第1空気吹出部20,2
0の上面後方側には、空気吹出口22を形成した第2空
気吹出部22,22が設置され、エアコンユニット25
に連結された別の空気ダクト(図示せず)の出口側の開口
部に整合し、該エアコンユニット25から送出される調
温空気を、第2空気吹出部22を介してサイドガラス6
2側へ吹出し案内するようになっている。すなわち第2
空気吹出部22,22は、左右のサイドガラス62に生
ずる曇りや霜の除去に供される調温空気の吹出部となっ
ている。
は、例えばポリプロピレン(PP)等のオレフィン系の樹
脂素材により一体成形されたものを例示しており、パッ
ド付き等の表皮材(図示せず)が必要に応じて全面的また
は部分的に貼着され、インストルメントパネル10全体
の質感向上が図られるようになっている。そして、パネ
ル本体11の所要位置には、エアコンユニット25に連
通接続された複数個の空気吹出部が設置されている。す
なわちパネル本体11の左右両側には、風向制御板を備
えた空気吹出口20aを形成した第1空気吹出部20,
20が設置され、エアコンユニット25に連結された空
気ダクト21における出口側の開口部に整合し、該エア
コンユニット25から空気ダクト21へ送出される調温
空気を、第1空気吹出部20を介して乗員室63の後方
へ吹出し案内する。なお実施例のインストルメントパネ
ル10では、前記空気ダクト21がパネル本体11に一
体的に成形されている(図2参照)。また、パネル本体1
1の左右両側において、前記各第1空気吹出部20,2
0の上面後方側には、空気吹出口22を形成した第2空
気吹出部22,22が設置され、エアコンユニット25
に連結された別の空気ダクト(図示せず)の出口側の開口
部に整合し、該エアコンユニット25から送出される調
温空気を、第2空気吹出部22を介してサイドガラス6
2側へ吹出し案内するようになっている。すなわち第2
空気吹出部22,22は、左右のサイドガラス62に生
ずる曇りや霜の除去に供される調温空気の吹出部となっ
ている。
【0011】(エアコンユニットについて)前記エアコン
ユニット25は、図2に示すように乗員室63の前方下
部において、該乗員室63内と車体前方とを区画するフ
ァイヤーウォール64や車体補強用のリィンフォースバ
ー65等に、ボルト等の固定手段26を利用して強固に
取付けられている。そして、パネル本体11に配設した
前記空調操作パネル16の温度調節ダイヤルや風向調節
ボタン等を適宜操作することにより、調温空気の温度や
吹出量および吹出位置等が総合的に制御されるようにな
っている。例えば、空調操作パネル10において適宜の
空調モードに設定した場合には、エアコンユニット25
内の空気送出位置が変更制御され、前記空気ダクト21
側へ調温空気が送出される。また、空調操作パネル10
においてデフロストモードに設定した場合には、前記第
2空気吹出部22,22に連通する空気ダクトおよび後
述するデフロスト空気案内ダクト30側へ調温空気が送
出される。
ユニット25は、図2に示すように乗員室63の前方下
部において、該乗員室63内と車体前方とを区画するフ
ァイヤーウォール64や車体補強用のリィンフォースバ
ー65等に、ボルト等の固定手段26を利用して強固に
取付けられている。そして、パネル本体11に配設した
前記空調操作パネル16の温度調節ダイヤルや風向調節
ボタン等を適宜操作することにより、調温空気の温度や
吹出量および吹出位置等が総合的に制御されるようにな
っている。例えば、空調操作パネル10において適宜の
空調モードに設定した場合には、エアコンユニット25
内の空気送出位置が変更制御され、前記空気ダクト21
側へ調温空気が送出される。また、空調操作パネル10
においてデフロストモードに設定した場合には、前記第
2空気吹出部22,22に連通する空気ダクトおよび後
述するデフロスト空気案内ダクト30側へ調温空気が送
出される。
【0012】(デフロスト空気案内ダクトについて)そし
て本実施例のインストルメントパネル10では、図3に
示すように、フロントガラス61に生ずる曇りや付着す
る霜の除去に供される調温空気を、前記エアコンユニッ
ト25からフロントガラス61側へ流通案内するデフロ
スト空気案内ダクト30が、ビスやボルト等の適宜係着
手段(図示せず)でパネル本体11の内部後方側に取付固
定されている。このデフロスト空気案内ダクト30は、
例えばオレフィン系の樹脂等を材質とし、ブロー成形ま
たはインジェクション成形等によって成形され、前記エ
アコンユニット25の上面に連結されて下側に空気流入
口32を形成した空気流入筒部31と、この空気流入筒
部31の左右両側に延出して前記フロントガラス61の
下方で乗員室63の左右方向に延在する空気流通筒部3
8,38と、前記空気流入筒部31および空気流通筒部
38,38の後端面から上方へ延出してフロントガラス
61の下端縁61a近傍に臨む空気吹出筒部42とから
形成されている(図4参照)。
て本実施例のインストルメントパネル10では、図3に
示すように、フロントガラス61に生ずる曇りや付着す
る霜の除去に供される調温空気を、前記エアコンユニッ
ト25からフロントガラス61側へ流通案内するデフロ
スト空気案内ダクト30が、ビスやボルト等の適宜係着
手段(図示せず)でパネル本体11の内部後方側に取付固
定されている。このデフロスト空気案内ダクト30は、
例えばオレフィン系の樹脂等を材質とし、ブロー成形ま
たはインジェクション成形等によって成形され、前記エ
アコンユニット25の上面に連結されて下側に空気流入
口32を形成した空気流入筒部31と、この空気流入筒
部31の左右両側に延出して前記フロントガラス61の
下方で乗員室63の左右方向に延在する空気流通筒部3
8,38と、前記空気流入筒部31および空気流通筒部
38,38の後端面から上方へ延出してフロントガラス
61の下端縁61a近傍に臨む空気吹出筒部42とから
形成されている(図4参照)。
【0013】前記空気流入筒部31は、内部に調温空気
の流通空間37が画成された中空箱体状に形成されて、
その上方指向面が、後上方に上昇傾斜した第1傾斜面3
3と、右上方および左上方に向かって上昇傾斜する第2
傾斜面34,34とから形成されている。また、左右側
端面および後端面に空気流通口35,36が形成され、
前記空気流入口32から流通空間37内へ流入したエア
コンユニット25からの調温空気を、各空気流通口3
5,36を介して空気流通筒部38および空気吹出筒部
42へ通出案内するようになっている。
の流通空間37が画成された中空箱体状に形成されて、
その上方指向面が、後上方に上昇傾斜した第1傾斜面3
3と、右上方および左上方に向かって上昇傾斜する第2
傾斜面34,34とから形成されている。また、左右側
端面および後端面に空気流通口35,36が形成され、
前記空気流入口32から流通空間37内へ流入したエア
コンユニット25からの調温空気を、各空気流通口3
5,36を介して空気流通筒部38および空気吹出筒部
42へ通出案内するようになっている。
【0014】前記空気流通筒部38,38は、調温空気
の流通方向との直交断面が矩形状の薄肉角状パイプ体に
形成されて、前記空気流入筒部31の左右側端面から左
右外方へ延出しており、各終端部位が前方かつ上方へ変
位して全体として緩い湾曲形状を呈している。そして、
前記空気流入筒部31の側端面に形成された空気流通口
35を介して、空気流入筒部31の流通空間37と各空
気流通筒部38の流通空間39とが空間的に連通し、エ
アコンユニット25からの調温空気は、空気流通口35
を介して流通空間39に内へ流通案内される。また、空
気流通筒部38,38の後端面に空気流通口40が形成
され、流通空間39に流入した調温空気を、空気吹出筒
部42へ通出するようになっている。なお、空気流入筒
部31の上面に形成された前記第2傾斜面34により、
該空気流入筒部31から各空気流通筒部38への調温空
気の流通案内がスムーズになされるようになっている。
の流通方向との直交断面が矩形状の薄肉角状パイプ体に
形成されて、前記空気流入筒部31の左右側端面から左
右外方へ延出しており、各終端部位が前方かつ上方へ変
位して全体として緩い湾曲形状を呈している。そして、
前記空気流入筒部31の側端面に形成された空気流通口
35を介して、空気流入筒部31の流通空間37と各空
気流通筒部38の流通空間39とが空間的に連通し、エ
アコンユニット25からの調温空気は、空気流通口35
を介して流通空間39に内へ流通案内される。また、空
気流通筒部38,38の後端面に空気流通口40が形成
され、流通空間39に流入した調温空気を、空気吹出筒
部42へ通出するようになっている。なお、空気流入筒
部31の上面に形成された前記第2傾斜面34により、
該空気流入筒部31から各空気流通筒部38への調温空
気の流通案内がスムーズになされるようになっている。
【0015】前記空気吹出筒部42は、図4および図5
に示すように、前記空気流入筒部31および各空気流通
筒部38,38の後端面から、後上方へ所要角度で上昇
傾斜した状態に延在しており、その流通空間43が前記
空気流通口36,40を介して各筒部31,38と空間的
に連通している。そして、空気吹出筒部42は側面く字
状に形成され、その上端部位が吹出案内部44として略
直角に屈曲形成されており、この吹出案内部44の上端
に細長の空気吹出口45が形成されている。すなわち前
記吹出案内部44は、車体60に取着される前記フロン
トガラス61に固有の傾斜角度と略同一角度で前上方へ
上昇傾斜しており、空気吹出口45はパネル本体11の
上面後端部11aに沿って延在するようになる。従っ
て、空気流入筒部31および空気流通筒部38から流入
した調温空気は、流通空間43内を上昇して吹出案内部
44で流通方向が変更され、最終的にはフロントガラス
61の傾斜角度と略同一角度でパネル本体11の上面後
端部11aから乗員室63へ吹出すようになる。なお空
気吹出口45は、フロントガラス61の下端縁61aの
湾曲形状に合致するように、水平面上において左右両端
部側が前方へ変位した横長湾曲状に延在している。
に示すように、前記空気流入筒部31および各空気流通
筒部38,38の後端面から、後上方へ所要角度で上昇
傾斜した状態に延在しており、その流通空間43が前記
空気流通口36,40を介して各筒部31,38と空間的
に連通している。そして、空気吹出筒部42は側面く字
状に形成され、その上端部位が吹出案内部44として略
直角に屈曲形成されており、この吹出案内部44の上端
に細長の空気吹出口45が形成されている。すなわち前
記吹出案内部44は、車体60に取着される前記フロン
トガラス61に固有の傾斜角度と略同一角度で前上方へ
上昇傾斜しており、空気吹出口45はパネル本体11の
上面後端部11aに沿って延在するようになる。従っ
て、空気流入筒部31および空気流通筒部38から流入
した調温空気は、流通空間43内を上昇して吹出案内部
44で流通方向が変更され、最終的にはフロントガラス
61の傾斜角度と略同一角度でパネル本体11の上面後
端部11aから乗員室63へ吹出すようになる。なお空
気吹出口45は、フロントガラス61の下端縁61aの
湾曲形状に合致するように、水平面上において左右両端
部側が前方へ変位した横長湾曲状に延在している。
【0016】そして前記空気吹出筒部42は、図1,図
3および図4に示すように、インストルメントパネル1
0を乗員室63前方の車体60に取付固定するための係
着手段(後述)を回避するため、該係着手段に対応位置す
る3箇所に凹部46が画成されており、前記空気吹出口
45は合計4個に区分形成されている。これら各凹部4
6は、例えば図8(b)に示すように、上方に向かって拡
開する逆台形状に形成してあるので、空気吹出筒部42
は空気吹出口45に向かって先細テーパ状に形成されて
いる。これにより、調温空気のスムーズな吹出しと吹出
時の加速化が図られ、調温空気をフロントガラス61の
上端縁および左右側端縁まで一気に行き渡らせることが
可能となり、デフロスト機能の効率向上が図られるよう
になっている。
3および図4に示すように、インストルメントパネル1
0を乗員室63前方の車体60に取付固定するための係
着手段(後述)を回避するため、該係着手段に対応位置す
る3箇所に凹部46が画成されており、前記空気吹出口
45は合計4個に区分形成されている。これら各凹部4
6は、例えば図8(b)に示すように、上方に向かって拡
開する逆台形状に形成してあるので、空気吹出筒部42
は空気吹出口45に向かって先細テーパ状に形成されて
いる。これにより、調温空気のスムーズな吹出しと吹出
時の加速化が図られ、調温空気をフロントガラス61の
上端縁および左右側端縁まで一気に行き渡らせることが
可能となり、デフロスト機能の効率向上が図られるよう
になっている。
【0017】(インストルメントパネルの取付け)前述の
ように形成されたデフロスト空気案内ダクト30を取着
したインストルメントパネル10は、適宜の係着手段を
利用して乗員室63前方の車体60に取付固定される。
すなわち、前記パネル本体11における上面後端部11
aの下方には、図1および図6に示すように、後方側へ
突出した係合棒54を有する係合突部材53が、車幅方
向へ適宜間隔をおいて複数個(実施例では5個)配設され
ている。また車体60の所要位置には、図6に示すよう
に、乗員室63の後方側に開口した係合孔52を形成し
て適宜弾性変形する係止具51を備えた係合受部材50
が、前記係合突部材53に対応的に複数個形成されてい
る。従って、車体60に対してパネル本体11を乗員室
63の後方側から位置決めする際に、各係合突部材53
と対応の係合受部材50とを整合させた状態でパネル本
体11を車体60側へ押圧することにより、係合孔52
へ係合棒54が突入すると共に係止具51が係止されて
各係合受部材50と各係合突部材53とが係合されるに
至り、該パネル本体11の上面後端部11a側が車体6
0に容易な分離が不能に取付固定される。またパネル本
体11の両側下部は、図示しないボルト等を利用して車
体60の所定位置に取付固定される。
ように形成されたデフロスト空気案内ダクト30を取着
したインストルメントパネル10は、適宜の係着手段を
利用して乗員室63前方の車体60に取付固定される。
すなわち、前記パネル本体11における上面後端部11
aの下方には、図1および図6に示すように、後方側へ
突出した係合棒54を有する係合突部材53が、車幅方
向へ適宜間隔をおいて複数個(実施例では5個)配設され
ている。また車体60の所要位置には、図6に示すよう
に、乗員室63の後方側に開口した係合孔52を形成し
て適宜弾性変形する係止具51を備えた係合受部材50
が、前記係合突部材53に対応的に複数個形成されてい
る。従って、車体60に対してパネル本体11を乗員室
63の後方側から位置決めする際に、各係合突部材53
と対応の係合受部材50とを整合させた状態でパネル本
体11を車体60側へ押圧することにより、係合孔52
へ係合棒54が突入すると共に係止具51が係止されて
各係合受部材50と各係合突部材53とが係合されるに
至り、該パネル本体11の上面後端部11a側が車体6
0に容易な分離が不能に取付固定される。またパネル本
体11の両側下部は、図示しないボルト等を利用して車
体60の所定位置に取付固定される。
【0018】このように、乗員室63前方の車体60に
取付固定された本実施例のインストルメントパネル10
では、図2,図5および図7に示すように、前記デフロ
スト空気案内ダクト30の空気吹出口45が、フロント
ガラス61の下端縁61aに沿って水平左右方向に横長
に延在するようになる。従って、前記エアコンユニット
25からデフロスト空気案内ダクト30へ送出された調
温空気は、該ダクト30の空気流入筒部31の流通空間
37および空気流通筒部38の流通空間39を介して空
気吹出筒部42の流通空間43内へ流出した後、該空気
吹出筒部42の空気吹出口45からフロントガラス61
の下端縁61a近傍へ吹出して該フロントガラス61内
面に沿って上昇するようになり、この際に該ガラス61
に生じた曇りや付着した霜を略全体的がつ効率的に除去
し得るようになる。
取付固定された本実施例のインストルメントパネル10
では、図2,図5および図7に示すように、前記デフロ
スト空気案内ダクト30の空気吹出口45が、フロント
ガラス61の下端縁61aに沿って水平左右方向に横長
に延在するようになる。従って、前記エアコンユニット
25からデフロスト空気案内ダクト30へ送出された調
温空気は、該ダクト30の空気流入筒部31の流通空間
37および空気流通筒部38の流通空間39を介して空
気吹出筒部42の流通空間43内へ流出した後、該空気
吹出筒部42の空気吹出口45からフロントガラス61
の下端縁61a近傍へ吹出して該フロントガラス61内
面に沿って上昇するようになり、この際に該ガラス61
に生じた曇りや付着した霜を略全体的がつ効率的に除去
し得るようになる。
【0019】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された本実施
例に係るインストルメントパネルのデフロスタ構造の作
用につき説明する。実施例のデフロスタ構造における前
記デフロスト空気案内ダクト30は、ブロー成形または
インジェクション成形等により製造される。なお実施例
のデフロスト空気案内ダクト30は、内部に調温空気の
流通路として機能する流通空間37,39,43が画成さ
れた中空体であるため、前記ブロー成形で製造する場合
には全体を一体的に成形することが可能であり、またイ
ンジェクション成形で製造する場合には、複数個の部品
に分割して成形した後に各部品を組立てるよう構成する
のが好ましい。そして、所要形状に製作された前記デフ
ロスト空気案内ダクト30を、インジェクション成形等
により一体成形されたパネル本体11に対し、所要の係
着手段で該パネル本体11の内部後方側に取付固定する
ことにより、空気吹出口45がパネル本体11の上面後
端部11aに沿って延在位置する(図1参照)。
例に係るインストルメントパネルのデフロスタ構造の作
用につき説明する。実施例のデフロスタ構造における前
記デフロスト空気案内ダクト30は、ブロー成形または
インジェクション成形等により製造される。なお実施例
のデフロスト空気案内ダクト30は、内部に調温空気の
流通路として機能する流通空間37,39,43が画成さ
れた中空体であるため、前記ブロー成形で製造する場合
には全体を一体的に成形することが可能であり、またイ
ンジェクション成形で製造する場合には、複数個の部品
に分割して成形した後に各部品を組立てるよう構成する
のが好ましい。そして、所要形状に製作された前記デフ
ロスト空気案内ダクト30を、インジェクション成形等
により一体成形されたパネル本体11に対し、所要の係
着手段で該パネル本体11の内部後方側に取付固定する
ことにより、空気吹出口45がパネル本体11の上面後
端部11aに沿って延在位置する(図1参照)。
【0020】そして、デフロスト空気案内ダクト30を
パネル本体11に取付固定して形成されたインストルメ
ントパネル10は、前記各係合突部材53と係合受部材
50との係着作用下に、該パネル本体11の上面後端部
11aが車体60に容易な分離が不能に取付固定される
(図6参照)。なおこの際に、デフロスト空気案内ダクト
30における空気流入筒部31の空気流入口32が、前
もって車体60(ファイヤーウォール64およびリィン
フォースバー65)に取付固定したエアコンユニット2
5の上面部に整合し、該エアコンユニット25と該ダク
ト30との連結が同時になされる。また、前記デフロス
ト空気案内ダクト30の空気吹出口45が、フロントガ
ラス61の下端縁61aに沿って水平左右方向に横長に
延在する(図5および図7参照)。更に、前記空気ダクト
21の空気流入口も、エアコンユニット25の上面部に
整合連結される。そして、パネル本体11の両側下部を
ボルト等を利用して車体60の所定位置に取付固定する
ことにより、インストルメントパネル10は乗員室63
前方の該車体60に好適に取付固定される(図2参照)。
パネル本体11に取付固定して形成されたインストルメ
ントパネル10は、前記各係合突部材53と係合受部材
50との係着作用下に、該パネル本体11の上面後端部
11aが車体60に容易な分離が不能に取付固定される
(図6参照)。なおこの際に、デフロスト空気案内ダクト
30における空気流入筒部31の空気流入口32が、前
もって車体60(ファイヤーウォール64およびリィン
フォースバー65)に取付固定したエアコンユニット2
5の上面部に整合し、該エアコンユニット25と該ダク
ト30との連結が同時になされる。また、前記デフロス
ト空気案内ダクト30の空気吹出口45が、フロントガ
ラス61の下端縁61aに沿って水平左右方向に横長に
延在する(図5および図7参照)。更に、前記空気ダクト
21の空気流入口も、エアコンユニット25の上面部に
整合連結される。そして、パネル本体11の両側下部を
ボルト等を利用して車体60の所定位置に取付固定する
ことにより、インストルメントパネル10は乗員室63
前方の該車体60に好適に取付固定される(図2参照)。
【0021】このように構成された本実施例のインスト
ルメントパネル10では、パネル本体11に配設した前
記空調操作パネル16でのボタン(レバー)操作またはダ
イヤル操作により前記エアコンユニット25を適宜駆動
制御することで、乗員室63内の空調が行なわれる。す
なわち、前記空調操作パネル16において所要の空調モ
ードに設定した場合には、エアコンユニット25からの
調温空気が前記空気ダクト21側へ送出され、これによ
り所定温度の調温空気は、第1空気吹出部20の空気吹
出口20aを介して乗員室63内の後方側へ吹出し、該
乗員室63内全体が所定温度に空調される。
ルメントパネル10では、パネル本体11に配設した前
記空調操作パネル16でのボタン(レバー)操作またはダ
イヤル操作により前記エアコンユニット25を適宜駆動
制御することで、乗員室63内の空調が行なわれる。す
なわち、前記空調操作パネル16において所要の空調モ
ードに設定した場合には、エアコンユニット25からの
調温空気が前記空気ダクト21側へ送出され、これによ
り所定温度の調温空気は、第1空気吹出部20の空気吹
出口20aを介して乗員室63内の後方側へ吹出し、該
乗員室63内全体が所定温度に空調される。
【0022】また、前記空調操作パネル16においてデ
フロストモードに設定した場合には、エアコンユニット
25からの調温空気が前記デフロスト空気案内ダクト3
0側へ送出され、これにより所定温度の調温空気は、空
気吹出口45を介して乗員室63内の前方側へ吹出すよ
うになる。このとき各空気吹出口45の調温空気は、フ
ロントガラス61の傾斜角度と略同一角度で吹出すの
で、該フロントガラス61に接触しながら上端縁および
左右側端縁まで上昇し、フロントガラス61の内面に生
じた曇りや外面に付着した霜が好適に除去される。しか
も、デフロスト空気案内ダクト30における空気吹出筒
部42は、前述したように、逆台形状の凹部46により
空気吹出口45に向けて先細状に形成されているので
(図8(b)参照)、該空気吹出口45から吹出す調温空気
は、適宜加速されてフロントガラス61の上端縁,左右
側端縁および上部の左右隅角部位まで一気に行き渡るよ
うになり、該ガラス61の曇りや霜を短時間で略全面的
かつ効率的に除去し得る(図8(a)参照)。
フロストモードに設定した場合には、エアコンユニット
25からの調温空気が前記デフロスト空気案内ダクト3
0側へ送出され、これにより所定温度の調温空気は、空
気吹出口45を介して乗員室63内の前方側へ吹出すよ
うになる。このとき各空気吹出口45の調温空気は、フ
ロントガラス61の傾斜角度と略同一角度で吹出すの
で、該フロントガラス61に接触しながら上端縁および
左右側端縁まで上昇し、フロントガラス61の内面に生
じた曇りや外面に付着した霜が好適に除去される。しか
も、デフロスト空気案内ダクト30における空気吹出筒
部42は、前述したように、逆台形状の凹部46により
空気吹出口45に向けて先細状に形成されているので
(図8(b)参照)、該空気吹出口45から吹出す調温空気
は、適宜加速されてフロントガラス61の上端縁,左右
側端縁および上部の左右隅角部位まで一気に行き渡るよ
うになり、該ガラス61の曇りや霜を短時間で略全面的
かつ効率的に除去し得る(図8(a)参照)。
【0023】このように本実施例に係るインストルメン
トパネルのデフロスタ構造では、フロントガラス61の
曇取りや霜取りに供される調温空気を、該フロントガラ
ス61の下端縁61aに隣接した位置から吹出すと共
に、このフロントガラス61の傾斜角度と略同一角度で
吹出すよう構成したことで、調温空気がフロントガラス
61の内面全体に均一的に接触するようになり、曇や霜
を効率的に除去し得る利点がある。しかも、空気吹出口
45から吹出した調温空気は、フロントガラス61に衝
突しないので殆ど減速,減勢されることなく該ガラス6
1全面に行き渡るようになるから、エアコンユニット2
5の高負荷運転によって調温空気の吹出速度を高めたり
吹出量を増加させる必要がない。従って、前記エアコン
ユニット25に装備されるファン,モータの小型化によ
るコスト低減が可能となると共に、吹出騒音を抑え得る
利点もある。
トパネルのデフロスタ構造では、フロントガラス61の
曇取りや霜取りに供される調温空気を、該フロントガラ
ス61の下端縁61aに隣接した位置から吹出すと共
に、このフロントガラス61の傾斜角度と略同一角度で
吹出すよう構成したことで、調温空気がフロントガラス
61の内面全体に均一的に接触するようになり、曇や霜
を効率的に除去し得る利点がある。しかも、空気吹出口
45から吹出した調温空気は、フロントガラス61に衝
突しないので殆ど減速,減勢されることなく該ガラス6
1全面に行き渡るようになるから、エアコンユニット2
5の高負荷運転によって調温空気の吹出速度を高めたり
吹出量を増加させる必要がない。従って、前記エアコン
ユニット25に装備されるファン,モータの小型化によ
るコスト低減が可能となると共に、吹出騒音を抑え得る
利点もある。
【0024】また、デフロスト空気案内ダクト30の空
気吹出口45は、フロントガラス61の下端縁61aと
インストルメントパネル10の上面後端部11aとの間
に位置しているので、乗員室63の乗員からは殆ど目視
されないから目障りとなることがなく、しかもインスト
ルメントパネル10の上面部に空気吹出口が設置されな
いので、該パネル10が外観的に極めてシンプルとな
る。更に空気吹出口45の輪郭形状が、太陽光線の差込
みによってフロントガラス61に映り込むことが殆どな
く、乗員にとって目障りになったり視界不良を来たす心
配もない。万一、空気吹出口45の輪郭形状がフロント
ガラス61に映り込んだとしても、フロントガラス61
の下端縁61a近傍(従来より下方)に位置するようにな
るので、視界の妨げになることもない。
気吹出口45は、フロントガラス61の下端縁61aと
インストルメントパネル10の上面後端部11aとの間
に位置しているので、乗員室63の乗員からは殆ど目視
されないから目障りとなることがなく、しかもインスト
ルメントパネル10の上面部に空気吹出口が設置されな
いので、該パネル10が外観的に極めてシンプルとな
る。更に空気吹出口45の輪郭形状が、太陽光線の差込
みによってフロントガラス61に映り込むことが殆どな
く、乗員にとって目障りになったり視界不良を来たす心
配もない。万一、空気吹出口45の輪郭形状がフロント
ガラス61に映り込んだとしても、フロントガラス61
の下端縁61a近傍(従来より下方)に位置するようにな
るので、視界の妨げになることもない。
【0025】一方、実施例のデフロスタ構造では、デフ
ロスト空気案内ダクト30の空気吹出口45をパネル本
体11に形成しないので、従来のような装飾を兼ねたデ
フロスタグリルが必要なくなり、夏季の強烈な太陽光に
よる熱履歴で変形することもない。しかも、デフロスタ
グリルを製作する必要がなくなるから、インストルメン
トパネル10の製作コストの低減化をも可能とする。
ロスト空気案内ダクト30の空気吹出口45をパネル本
体11に形成しないので、従来のような装飾を兼ねたデ
フロスタグリルが必要なくなり、夏季の強烈な太陽光に
よる熱履歴で変形することもない。しかも、デフロスタ
グリルを製作する必要がなくなるから、インストルメン
トパネル10の製作コストの低減化をも可能とする。
【0026】
【変形例】図9は、本発明に係るインストルメントパネ
ルのデフロスタ構造に実施されるデフロスト空気案内ダ
クトの別例を示すものである。この別例に係るデフロス
ト空気案内ダクト56では、図9(b)に示すように、前
記実施例のデフロスト空気案内ダクト30と比較して、
前記凹部46の形状を変更したものである。すなわち実
施例のデフロスト空気案内ダクト30では、前述したよ
うに、凹部46を逆台形状に形成して調温空気の吹出し
速度を加速化させ、フロントガラス61の上端縁,左右
側端縁および上部の左右隅角部まで調温空気を一気に行
き渡らせることによって、デフロスト機能の効率向上を
図るようにした。これに対し別例のデフロスト空気案内
ダクト56では、凹部46のテーパ形態を逆にして空気
吹出筒部42を空気吹出口45に向けて拡開テーパ状に
形成することにより、調温空気の吹出し範囲を広くし
て、図9(a)に示すように、フロントガラス61の上端
縁および上部の左右隅角部の近傍以外のエリアの曇りや
霜を短時間に完全に除去することが可能となる。また凹
部46の下端部を曲面状に形成することで、空気吹出口
45へ案内される調温空気のスムーズな流通を図るよう
になっている。
ルのデフロスタ構造に実施されるデフロスト空気案内ダ
クトの別例を示すものである。この別例に係るデフロス
ト空気案内ダクト56では、図9(b)に示すように、前
記実施例のデフロスト空気案内ダクト30と比較して、
前記凹部46の形状を変更したものである。すなわち実
施例のデフロスト空気案内ダクト30では、前述したよ
うに、凹部46を逆台形状に形成して調温空気の吹出し
速度を加速化させ、フロントガラス61の上端縁,左右
側端縁および上部の左右隅角部まで調温空気を一気に行
き渡らせることによって、デフロスト機能の効率向上を
図るようにした。これに対し別例のデフロスト空気案内
ダクト56では、凹部46のテーパ形態を逆にして空気
吹出筒部42を空気吹出口45に向けて拡開テーパ状に
形成することにより、調温空気の吹出し範囲を広くし
て、図9(a)に示すように、フロントガラス61の上端
縁および上部の左右隅角部の近傍以外のエリアの曇りや
霜を短時間に完全に除去することが可能となる。また凹
部46の下端部を曲面状に形成することで、空気吹出口
45へ案内される調温空気のスムーズな流通を図るよう
になっている。
【0027】すなわち、前記実施例に示したデフロスト
空気案内ダクト30では、フロントガラス61の中央適
宜位置に曇取りおよび霜取りに多少時間のかかる部分が
若干生じたとしても、該ガラス61の外周端縁の各部位
まで調温空気を一気に行き渡らせて、安全運転に必要な
前方視界をフロントガラス61に短時間に確保し得る利
点がある。一方、別例に示したデフロスト空気案内ダク
ト56では、フロントガラス61の上端縁近傍に曇取り
および霜取りに若干時間のかかる部分が生じたとして
も、該ガラス61の下方部位および中央部位の大部分の
エリアには調温空気を全面的に行き渡らせて、安全運転
に必要な前方視界をフロントガラス61に短時間に確保
し得る利点がある。従って、実施例および別例に係る各
デフロスト空気案内ダクト30,56は、調温空気の吹
出し形態の差異から曇取りおよび霜取りに若干の違いが
あるだけであり、何れの場合でもフロントガラス61全
面の視界を短時間で確保することが可能である。
空気案内ダクト30では、フロントガラス61の中央適
宜位置に曇取りおよび霜取りに多少時間のかかる部分が
若干生じたとしても、該ガラス61の外周端縁の各部位
まで調温空気を一気に行き渡らせて、安全運転に必要な
前方視界をフロントガラス61に短時間に確保し得る利
点がある。一方、別例に示したデフロスト空気案内ダク
ト56では、フロントガラス61の上端縁近傍に曇取り
および霜取りに若干時間のかかる部分が生じたとして
も、該ガラス61の下方部位および中央部位の大部分の
エリアには調温空気を全面的に行き渡らせて、安全運転
に必要な前方視界をフロントガラス61に短時間に確保
し得る利点がある。従って、実施例および別例に係る各
デフロスト空気案内ダクト30,56は、調温空気の吹
出し形態の差異から曇取りおよび霜取りに若干の違いが
あるだけであり、何れの場合でもフロントガラス61全
面の視界を短時間で確保することが可能である。
【0028】なお、前記実施例のインストルメントパネ
ル10では、デフロスト空気案内ダクト30をパネル本
体11に組付け、次いで該ダクト30を組付けたパネル
本体11を車体60に取付固定する形態例を例示した
が、これら各部材11,30を個別に車体60に取付固
定するようにしてもよい。すなわち、先ずデフロスト空
気案内ダクト30のみを、空気流入口32とエアコンユ
ニット25とを整合させ、かつ空気吹出口46をフロン
トガラス61の下端縁61aに近接位置させた状態で、
乗員室63前方の車体60にボルト等の適宜取付手段で
固定する。次いでパネル本体11を、前記係合突部材5
3と係合受部材50の係着作用およびボルト等を利用し
て、乗員室63前方の車体60に取付ける。このような
形態であっても、デフロスト空気案内ダクト30の空気
吹出口45は、フロントガラス61の下端縁61aと、
パネル本体11の上面後端部11aとの間に位置するよ
うになり、この形態におけるデフロスタ構造においても
前述した各効果が同様に得られる。
ル10では、デフロスト空気案内ダクト30をパネル本
体11に組付け、次いで該ダクト30を組付けたパネル
本体11を車体60に取付固定する形態例を例示した
が、これら各部材11,30を個別に車体60に取付固
定するようにしてもよい。すなわち、先ずデフロスト空
気案内ダクト30のみを、空気流入口32とエアコンユ
ニット25とを整合させ、かつ空気吹出口46をフロン
トガラス61の下端縁61aに近接位置させた状態で、
乗員室63前方の車体60にボルト等の適宜取付手段で
固定する。次いでパネル本体11を、前記係合突部材5
3と係合受部材50の係着作用およびボルト等を利用し
て、乗員室63前方の車体60に取付ける。このような
形態であっても、デフロスト空気案内ダクト30の空気
吹出口45は、フロントガラス61の下端縁61aと、
パネル本体11の上面後端部11aとの間に位置するよ
うになり、この形態におけるデフロスタ構造においても
前述した各効果が同様に得られる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るイン
ストルメントパネルのデフロスタ構造によれば、フロン
トガラスに生ずる曇りや付着する霜の除去に供される調
温空気を、フロントガラスの下端縁から該ガラスに固有
の傾斜角度と略同一角度で吹出すよう構成したことで、
調温空気がフロントガラスの略全体に均一的に接触する
ようになり、曇や霜を短時間で効率的に除去し得る利点
がある。しかも、空気吹出口から吹出した調温空気は、
フロントガラスと衝突しないので殆ど減速,減勢される
ことなく該ガラス全体に行き渡るようになり、該調温空
気の吹出速度を高めたり吹出量を増加させる必要がな
く、エアコンユニットに装備されるファン,モータの小
型化によるコスト低減を図り得ると共に、吹出騒音を抑
え得る利点もある。また調温空気の空気吹出口が、フロ
ントガラスの下端縁とインストルメントパネルの上面後
端部との間に位置しているので、該空気吹出口の輪郭形
状が該フロントガラスに映り込むことがなく、乗員にと
って目障りになったり視界不良を来たす心配もない。更
に、装飾を兼ねるデフロスタグリルを必要としないの
で、夏季の強烈な太陽光による熱履歴で変形することも
なくなり、更にインストルメントパネルの製作コストの
低減化も可能となる等の有益な効果を奏する。
ストルメントパネルのデフロスタ構造によれば、フロン
トガラスに生ずる曇りや付着する霜の除去に供される調
温空気を、フロントガラスの下端縁から該ガラスに固有
の傾斜角度と略同一角度で吹出すよう構成したことで、
調温空気がフロントガラスの略全体に均一的に接触する
ようになり、曇や霜を短時間で効率的に除去し得る利点
がある。しかも、空気吹出口から吹出した調温空気は、
フロントガラスと衝突しないので殆ど減速,減勢される
ことなく該ガラス全体に行き渡るようになり、該調温空
気の吹出速度を高めたり吹出量を増加させる必要がな
く、エアコンユニットに装備されるファン,モータの小
型化によるコスト低減を図り得ると共に、吹出騒音を抑
え得る利点もある。また調温空気の空気吹出口が、フロ
ントガラスの下端縁とインストルメントパネルの上面後
端部との間に位置しているので、該空気吹出口の輪郭形
状が該フロントガラスに映り込むことがなく、乗員にと
って目障りになったり視界不良を来たす心配もない。更
に、装飾を兼ねるデフロスタグリルを必要としないの
で、夏季の強烈な太陽光による熱履歴で変形することも
なくなり、更にインストルメントパネルの製作コストの
低減化も可能となる等の有益な効果を奏する。
【図1】本発明の好適実施例に係るデフロスタ構造を実
施したインストルメントパネルの概略斜視図である。
施したインストルメントパネルの概略斜視図である。
【図2】図1に示すインストルメントパネルを、センタ
ーコンソール部の中央で縦断した側面図である。
ーコンソール部の中央で縦断した側面図である。
【図3】本実施例に係るデフロスタ構造を透視したイン
ストルメントパネルとの関係で示す概略斜視図である。
ストルメントパネルとの関係で示す概略斜視図である。
【図4】本実施例に係るデフロスタ構造に採用されるデ
フロスト空気案内ダクトの概略斜視図である。
フロスト空気案内ダクトの概略斜視図である。
【図5】デフロスト空気案内ダクトとエアコンユニット
との連結部を示す縦断側面図である。
との連結部を示す縦断側面図である。
【図6】インストルメントパネルを車体に組付固定する
ための係着手段の一例を示す縦断側面図である。
ための係着手段の一例を示す縦断側面図である。
【図7】デフロスト空気案内ダクトを運転席前方の適宜
部位で破断して示す縦断側面図である。
部位で破断して示す縦断側面図である。
【図8】実施例に係るデフロスト空気案内ダクトから吹
出した調温空気により、フロントガラスで曇取り(霜取
り)がなされる状態を概略的に示す説明図である。
出した調温空気により、フロントガラスで曇取り(霜取
り)がなされる状態を概略的に示す説明図である。
【図9】別例に係るデフロスト空気案内ダクトから吹出
した調温空気により、フロントガラスで曇取り(霜取り)
がなされる状態を概略的に示す説明図である。
した調温空気により、フロントガラスで曇取り(霜取り)
がなされる状態を概略的に示す説明図である。
【図10】従来より実施されているデフロスタ構造にお
いて、フロントガラスに吹付けられた調温空気の流れを
示すインストルメントパネルの縦断側面図である。
いて、フロントガラスに吹付けられた調温空気の流れを
示すインストルメントパネルの縦断側面図である。
10 インストルメントパネル 11 パネル本体 11a 上面後端部(上面端縁部) 25 エアコンユニット 30 デフロスト空気案内ダクト 37,39,43 流通空間 44 吹出案内部 45 空気吹出口 60 車体 61 フロントガラス 61a 下端縁 63 乗員室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 浩 愛知県安城市今池町3丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内
Claims (2)
- 【請求項1】 エアコンユニット(25)からの調温空気を
空気吹出口(45)からフロントガラス(61)に向けて吹出し
て、該フロントガラス(61)に生ずる曇りや霜を除去する
デフロスト機能を備えたインストルメントパネル(10)に
おいて、このインストルメントパネル(10)を、空気吹出
口(45)が一体的に成形され、該空気吹出口(45)および前
記エアコンユニット(25)を連通する流通空間(37,39,43)
が内部に画成されたデフロスト空気案内ダクト(30)と、
乗員室(63)の前方に近接させた状態で車体(60)に取付け
られるパネル本体(11)とから構成し、前記パネル本体(1
1)を車体(60)に取付けた際に、前記デフロスト空気案内
ダクト(30)を該パネル本体(11)の内部上方側に位置させ
ると共に、前記デフロスト空気案内ダクト(30)の空気吹
出口(45)を前記パネル本体(11)における上面端縁部(11
a)の外側に沿わせることで、前記フロントガラス(61)の
下端縁(61a)にも併せて近接位置させ、これにより前記
空気吹出口(45)からの調温空気が前記フロントガラス(6
1)の略全体に吹付けられるよう構成したことを特徴とす
るインストルメントパネルのデフロスタ構造。 - 【請求項2】 前記デフロスト空気案内ダクト(30)の空
気吹出口(45)は、前記フロントガラス(61)に固有の傾斜
角度と略同一角度に設定した吹出案内部(44)を備え、こ
の吹出案内部(44)を介して前記空気吹出口(45)から吹出
される調温空気は、前記フロントガラス(61)の表面に沿
って上昇するようになっている請求項1記載のインスト
ルメントパネルのデフロスタ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10161054A JPH11348602A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | インストルメントパネルのデフロスタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10161054A JPH11348602A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | インストルメントパネルのデフロスタ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11348602A true JPH11348602A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15727742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10161054A Pending JPH11348602A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | インストルメントパネルのデフロスタ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11348602A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004060386A1 (de) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Defrostleiste und Instrumententafel |
| DE102004060387A1 (de) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Defroster für ein Kraftfahrzeug-Innenverkleidungsteil, Instrumententafel und Steuerungsgerät |
| CN102320284A (zh) * | 2011-06-23 | 2012-01-18 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车除霜风管 |
| WO2014203448A1 (en) | 2013-06-20 | 2014-12-24 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Front defroster nozzle device |
| CN110539803A (zh) * | 2019-10-12 | 2019-12-06 | 安徽安凯汽车股份有限公司 | 一种客车除霜结构及其安装方法 |
| CN112977062A (zh) * | 2021-04-27 | 2021-06-18 | 安徽金诚汽车装饰设计开发有限公司 | 一种右舵一体式仪表台 |
| FR3112102A1 (fr) * | 2020-07-01 | 2022-01-07 | Renault S.A.S | Système de dégivrage et désembuage du pare-brise d’un véhicule automobile |
| CN115218346A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-10-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 蓄热化霜控制方法以及空调机组 |
| CN115476819A (zh) * | 2021-06-16 | 2022-12-16 | 北京汽车股份有限公司 | 一种前除霜除雾系统及车辆 |
| CN115973099A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-04-18 | 浙江零跑科技股份有限公司 | 隐藏式除霜风道结构及汽车 |
| CN116653596A (zh) * | 2023-05-23 | 2023-08-29 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 除霜面板总成及汽车 |
-
1998
- 1998-06-09 JP JP10161054A patent/JPH11348602A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004060387A1 (de) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Defroster für ein Kraftfahrzeug-Innenverkleidungsteil, Instrumententafel und Steuerungsgerät |
| DE102004060387B4 (de) * | 2004-12-14 | 2008-09-18 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Defroster für ein Kraftfahrzeug-Innenverkleidungsteil, Instrumententafel und Steuerungsgerät |
| DE102004060386B4 (de) * | 2004-12-14 | 2010-10-07 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Defrostleiste und Instrumententafel |
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| CN102320284A (zh) * | 2011-06-23 | 2012-01-18 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车除霜风管 |
| WO2014203448A1 (en) | 2013-06-20 | 2014-12-24 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Front defroster nozzle device |
| EP3010739A4 (en) * | 2013-06-20 | 2017-02-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Front defroster nozzle device |
| CN110539803A (zh) * | 2019-10-12 | 2019-12-06 | 安徽安凯汽车股份有限公司 | 一种客车除霜结构及其安装方法 |
| FR3112102A1 (fr) * | 2020-07-01 | 2022-01-07 | Renault S.A.S | Système de dégivrage et désembuage du pare-brise d’un véhicule automobile |
| CN112977062A (zh) * | 2021-04-27 | 2021-06-18 | 安徽金诚汽车装饰设计开发有限公司 | 一种右舵一体式仪表台 |
| CN112977062B (zh) * | 2021-04-27 | 2022-11-08 | 安徽金诚汽车装饰设计开发有限公司 | 一种右舵一体式仪表台 |
| CN115476819A (zh) * | 2021-06-16 | 2022-12-16 | 北京汽车股份有限公司 | 一种前除霜除雾系统及车辆 |
| CN115218346A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-10-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 蓄热化霜控制方法以及空调机组 |
| CN115218346B (zh) * | 2022-08-03 | 2023-12-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 蓄热化霜控制方法以及空调机组 |
| CN115973099A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-04-18 | 浙江零跑科技股份有限公司 | 隐藏式除霜风道结构及汽车 |
| CN116653596A (zh) * | 2023-05-23 | 2023-08-29 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 除霜面板总成及汽车 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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|
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