JPH11349902A - 装飾用シート - Google Patents
装飾用シートInfo
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- JPH11349902A JPH11349902A JP14527498A JP14527498A JPH11349902A JP H11349902 A JPH11349902 A JP H11349902A JP 14527498 A JP14527498 A JP 14527498A JP 14527498 A JP14527498 A JP 14527498A JP H11349902 A JPH11349902 A JP H11349902A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高度の熟練を必要とすることなく、効率良く
ウインドミラーなどのかなりの曲率の湾曲面を有する物
品に容易に貼着出来る装飾用のシートの提供。 【解決手段】 基材と同基材のいずれか一方の表面に積
層された粘着剤層とからなる装飾用シートにおいて、粘
着剤層の基材と接している面の反対側の表面に細孔を設
けることにより上記課題を達成する。
ウインドミラーなどのかなりの曲率の湾曲面を有する物
品に容易に貼着出来る装飾用のシートの提供。 【解決手段】 基材と同基材のいずれか一方の表面に積
層された粘着剤層とからなる装飾用シートにおいて、粘
着剤層の基材と接している面の反対側の表面に細孔を設
けることにより上記課題を達成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ラベル、スッテ
カー等を含む各種装飾用シート、特に自動車などの外部
装飾用として使用される粘着性シート、即ち、装飾用シ
ートに関する。
カー等を含む各種装飾用シート、特に自動車などの外部
装飾用として使用される粘着性シート、即ち、装飾用シ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】 消費者の生活様式の多様化に対応し
て、各種物品の外装が複雑多岐にわたってきている一方
で、労働衛生、及び労働環境の規制強化に伴い、外装に
有機溶媒をベースとした塗料などを使用することが厳し
く制限されたり、また、水性塗料の場合には乾燥に時間
が掛かるなど生産効率の点からも、現場で仕様に応じ
て、好みの色、好みのデザイン等を手軽に施せる装飾用
の粘着性シートの利用が急速に増加してきている。特
に、生産効率、並びに労働環境、及び労働衛生の観点か
ら、自動車などの外装、例えば、ドアの取っ手部、ウイ
ンドミラー、エンブレム、車体本体の装飾などの外装に
は、装飾用粘着性シートが使用されている。
て、各種物品の外装が複雑多岐にわたってきている一方
で、労働衛生、及び労働環境の規制強化に伴い、外装に
有機溶媒をベースとした塗料などを使用することが厳し
く制限されたり、また、水性塗料の場合には乾燥に時間
が掛かるなど生産効率の点からも、現場で仕様に応じ
て、好みの色、好みのデザイン等を手軽に施せる装飾用
の粘着性シートの利用が急速に増加してきている。特
に、生産効率、並びに労働環境、及び労働衛生の観点か
ら、自動車などの外装、例えば、ドアの取っ手部、ウイ
ンドミラー、エンブレム、車体本体の装飾などの外装に
は、装飾用粘着性シートが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、現在
この分野で使用されている装飾用の粘着性シ−トは、被
着体であるドアの取っ手部、ウインドミラー、エンブレ
ム、車体等の様に、多くの場合に被着体の表面が湾曲面
を有しているために、装飾用シートを貼着するときに細
心の注意を以てしても、微細な空気溜まりが無数に発生
して、これを完全に取り除くことはきわめて困難か、或
いは可能だとしても極々限られた熟練工が貼着出来るに
すぎないのが現状である。係る空気溜まりを防止する試
みとして、基材として微細な空隙を無数に有するいわゆ
る多孔性シートを使用することも行われているが、基材
となるシートが多孔質性のために印刷特性が装飾用とし
て使用するには必ずしも充分ではないために、用途が限
られているのが現状である。そこで、本発明は、必ずし
も高度の熟練を必要とすることなく、効率良くウインド
ミラーなどのかなりの曲率の曲面を有する物品にも容易
に貼着出来る装飾用のシートを提供することを目的とす
る。
この分野で使用されている装飾用の粘着性シ−トは、被
着体であるドアの取っ手部、ウインドミラー、エンブレ
ム、車体等の様に、多くの場合に被着体の表面が湾曲面
を有しているために、装飾用シートを貼着するときに細
心の注意を以てしても、微細な空気溜まりが無数に発生
して、これを完全に取り除くことはきわめて困難か、或
いは可能だとしても極々限られた熟練工が貼着出来るに
すぎないのが現状である。係る空気溜まりを防止する試
みとして、基材として微細な空隙を無数に有するいわゆ
る多孔性シートを使用することも行われているが、基材
となるシートが多孔質性のために印刷特性が装飾用とし
て使用するには必ずしも充分ではないために、用途が限
られているのが現状である。そこで、本発明は、必ずし
も高度の熟練を必要とすることなく、効率良くウインド
ミラーなどのかなりの曲率の曲面を有する物品にも容易
に貼着出来る装飾用のシートを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明者は上記課題を
解決するために種々検討の結果、粘着剤層の被着体に接
する側の表面に微細な孔を設けたものを使用することに
より、上記の課題が解決することを見いだして本発明を
完成したものである。即ち、本発明によれば、第1に、
基材と同基材のいずれか一方の表面に積層された粘着剤
層とからなる装飾用シートにおいて、粘着剤層の基材と
接している面の反対側の表面に細孔が設けられているこ
とを特徴とする装飾用シートが、第2に、基材と同基材
のいずれか一方の表面に積層された粘着剤層とからなる
装飾用シートにおいて、基材と接している面の反対側の
表面に細孔が設けられている粘着剤層の層厚が5μm〜
59μmであることを特徴とする装飾用シートが、ま
た、第3に、基材と同基材のいずれか一方の表面に積層
された粘着剤層とからなる装飾用シートにおいて、更に
粘着剤層の基材と接している側の反対の表面の上に、順
次、剥離剤層、粉粒体含有樹脂層、及び支持体が積層さ
れていることを特徴とする装飾用シートが提供されるこ
ととなる。
解決するために種々検討の結果、粘着剤層の被着体に接
する側の表面に微細な孔を設けたものを使用することに
より、上記の課題が解決することを見いだして本発明を
完成したものである。即ち、本発明によれば、第1に、
基材と同基材のいずれか一方の表面に積層された粘着剤
層とからなる装飾用シートにおいて、粘着剤層の基材と
接している面の反対側の表面に細孔が設けられているこ
とを特徴とする装飾用シートが、第2に、基材と同基材
のいずれか一方の表面に積層された粘着剤層とからなる
装飾用シートにおいて、基材と接している面の反対側の
表面に細孔が設けられている粘着剤層の層厚が5μm〜
59μmであることを特徴とする装飾用シートが、ま
た、第3に、基材と同基材のいずれか一方の表面に積層
された粘着剤層とからなる装飾用シートにおいて、更に
粘着剤層の基材と接している側の反対の表面の上に、順
次、剥離剤層、粉粒体含有樹脂層、及び支持体が積層さ
れていることを特徴とする装飾用シートが提供されるこ
ととなる。
【0005】
【発明の実施の形態】 本発明によれば、貼着後の空気
溜まりの除去作業を要することなく、可成りの湾曲度を
有する被着体に空気溜まりを実質的に発生させることな
く貼着することの出来る、基材と同基材のいずれか一方
の表面に積層された粘着剤層とからなる装飾用シートに
おいて、粘着剤層の基材と接している面の反対側の表面
に細孔が設けられていることを特徴とする装飾用シート
が提供されることとなる。本発明において、装飾用シー
トの基材として使用される材料としては、装飾効果、換
言すれば印刷性の良いものであれば、特にその材質に制
限はない。通常は、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポ
リオレフィン、ポリエチレンテレフタレート製等の樹脂
製のシート材が好適に使用される。装飾用として使用で
きるものであれば、これらの材質から製造されたもので
あれば、いずれも支障なく使用出来る。シートの厚さ
は、装飾目的に応じて適宜選択すればよいが、通常は、
5μm〜150μmのものが好適に使用される。
溜まりの除去作業を要することなく、可成りの湾曲度を
有する被着体に空気溜まりを実質的に発生させることな
く貼着することの出来る、基材と同基材のいずれか一方
の表面に積層された粘着剤層とからなる装飾用シートに
おいて、粘着剤層の基材と接している面の反対側の表面
に細孔が設けられていることを特徴とする装飾用シート
が提供されることとなる。本発明において、装飾用シー
トの基材として使用される材料としては、装飾効果、換
言すれば印刷性の良いものであれば、特にその材質に制
限はない。通常は、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポ
リオレフィン、ポリエチレンテレフタレート製等の樹脂
製のシート材が好適に使用される。装飾用として使用で
きるものであれば、これらの材質から製造されたもので
あれば、いずれも支障なく使用出来る。シートの厚さ
は、装飾目的に応じて適宜選択すればよいが、通常は、
5μm〜150μmのものが好適に使用される。
【0006】 粘着剤層としては、基材を被着体に密着
するに充分な接着力を有し、貼着時まで基材に接する面
の反対の表面に形成された微細な孔を保持でき、且つ、
貼着時の圧力により容易に平坦な面を形成できるもので
あれば、その材質には特に限定されるものではない。係
る粘着剤層を形成するために使用できる材料としては、
ゴム系、アクリル系、ウレタン系等の汎用性の粘着剤用
の材料が好適に使用される。粘着剤層の層厚は、基材を
被着体に接着、保持できると共に、基材と接する面の反
対側の表面に形成された微細な孔を貼着時まで保持する
に充分な厚さがあればよい。通常は、5μm〜50μm
の厚さ、好ましくは、20μm〜40μmの厚さがあれ
ばよい。5μm未満では、充分な接着力が出ず、また、
50μmを超える厚さだと、基材に接する面の反対側の
表面に形成された微細な孔が粘着剤自体が有する復元力
により貼着時まで保持出来ないことがあるので好ましく
ない。粘着剤層の基材と接する側とは反対側の表面上に
形成される微細な孔の直径は1μm〜50μmが好適で
ある。また、係る孔の深さは2μm〜40μm、より好
ましくは、5μm〜30μmである。2μm未満である
と、貼着時に粘着剤層が被着体と密接に接触してしま
い、空気溜まりの発生を有効に防止できなくなるので好
ましくない。また、40μmを超えると粘着剤層が被着
体に馴染んだ状態で粘着することが出来ずに逆に微細な
孔に空気溜まりが生じて好ましくない。
するに充分な接着力を有し、貼着時まで基材に接する面
の反対の表面に形成された微細な孔を保持でき、且つ、
貼着時の圧力により容易に平坦な面を形成できるもので
あれば、その材質には特に限定されるものではない。係
る粘着剤層を形成するために使用できる材料としては、
ゴム系、アクリル系、ウレタン系等の汎用性の粘着剤用
の材料が好適に使用される。粘着剤層の層厚は、基材を
被着体に接着、保持できると共に、基材と接する面の反
対側の表面に形成された微細な孔を貼着時まで保持する
に充分な厚さがあればよい。通常は、5μm〜50μm
の厚さ、好ましくは、20μm〜40μmの厚さがあれ
ばよい。5μm未満では、充分な接着力が出ず、また、
50μmを超える厚さだと、基材に接する面の反対側の
表面に形成された微細な孔が粘着剤自体が有する復元力
により貼着時まで保持出来ないことがあるので好ましく
ない。粘着剤層の基材と接する側とは反対側の表面上に
形成される微細な孔の直径は1μm〜50μmが好適で
ある。また、係る孔の深さは2μm〜40μm、より好
ましくは、5μm〜30μmである。2μm未満である
と、貼着時に粘着剤層が被着体と密接に接触してしま
い、空気溜まりの発生を有効に防止できなくなるので好
ましくない。また、40μmを超えると粘着剤層が被着
体に馴染んだ状態で粘着することが出来ずに逆に微細な
孔に空気溜まりが生じて好ましくない。
【0007】 微細な孔の形成方法としては、上記の条
件を満たす微細な孔を形成できる方法であれば、いずれ
の方法でも採用できることはいうまでもない。その一例
として粘着材付き装飾シートの保管、搬送のために一般
的に用いられている剥離紙を用いて形成する方法を挙げ
ることが出来る。即ち、剥離紙の剥離剤と支持体である
紙との間にあって、剥離剤に接する面ので凸凹が出来る
ように凸凹を有する適当な樹脂層、即ち粉粒体含有樹脂
層を設けることにより、剥離剤の樹脂層と反対側の表面
に凸凹を形成し、粘着剤層の基材と反対側の表面に貼り
合わせて凸凹を粘着剤層に転写することにより形成すれ
ばよい。所望の大きさを有する凸凹を設ける方法として
は、適当な樹脂に所望の粒径、好ましくは、1μm〜2
0μmの粒径を有するシリカ粉、アルミナ粉等の無機製
または金属製の粉粒体を混入したものを支持体に塗布す
ることにより形成する方法が例示される。使用する樹脂
としては、粉粒体を支持体に保持できると共に、必要に
応じて設けられる剥離剤層を装飾用シートの使用時まで
保持できるものであれば良く、係る樹脂としては、エポ
シキ系樹脂、ウレタン系樹脂、アルキッド系樹脂、ポリ
エステル系樹脂などが挙げられる。樹脂層の厚さは10
μm〜30μm、好ましくは、15μm〜20μmであ
り、塗布量としては、粘着剤層に凸凹を形成できる程度
であれば充分である。なお、粉粒体の樹脂への添加量
は、粘着剤層に適度の凸凹を形成できる量で、且つ、装
飾用の基体に影響を与えない範囲内であれば良く、好適
には、0.5重量%〜40重量%である。
件を満たす微細な孔を形成できる方法であれば、いずれ
の方法でも採用できることはいうまでもない。その一例
として粘着材付き装飾シートの保管、搬送のために一般
的に用いられている剥離紙を用いて形成する方法を挙げ
ることが出来る。即ち、剥離紙の剥離剤と支持体である
紙との間にあって、剥離剤に接する面ので凸凹が出来る
ように凸凹を有する適当な樹脂層、即ち粉粒体含有樹脂
層を設けることにより、剥離剤の樹脂層と反対側の表面
に凸凹を形成し、粘着剤層の基材と反対側の表面に貼り
合わせて凸凹を粘着剤層に転写することにより形成すれ
ばよい。所望の大きさを有する凸凹を設ける方法として
は、適当な樹脂に所望の粒径、好ましくは、1μm〜2
0μmの粒径を有するシリカ粉、アルミナ粉等の無機製
または金属製の粉粒体を混入したものを支持体に塗布す
ることにより形成する方法が例示される。使用する樹脂
としては、粉粒体を支持体に保持できると共に、必要に
応じて設けられる剥離剤層を装飾用シートの使用時まで
保持できるものであれば良く、係る樹脂としては、エポ
シキ系樹脂、ウレタン系樹脂、アルキッド系樹脂、ポリ
エステル系樹脂などが挙げられる。樹脂層の厚さは10
μm〜30μm、好ましくは、15μm〜20μmであ
り、塗布量としては、粘着剤層に凸凹を形成できる程度
であれば充分である。なお、粉粒体の樹脂への添加量
は、粘着剤層に適度の凸凹を形成できる量で、且つ、装
飾用の基体に影響を与えない範囲内であれば良く、好適
には、0.5重量%〜40重量%である。
【0008】 前記剥離剤層としては、通常シリコン樹
脂、フッ素樹脂製のものが好適に使用される。剥離剤層
の厚さは、0.5μm〜3μmである。
脂、フッ素樹脂製のものが好適に使用される。剥離剤層
の厚さは、0.5μm〜3μmである。
【0009】
【実施例】 以下、本発明を製造例、使用例を用いて更
に説明するが、本発明は勿論これに限定されないことは
いうまでもない。
に説明するが、本発明は勿論これに限定されないことは
いうまでもない。
【0010】[製造例] (製造例1)エポシキ樹脂に粉粒剤としてシリカ微粉末
(商品名:サイリシア161、サイリシア社製)を重量
%で約13%添加して、良く攪拌した後、支持体として
の厚さ180μmの中性紙にハンドコーターを使用して
層表面から突出している微粉末の高さを粘着剤層に転写
したときに孔の深さとして2μm〜15μmの凸凹が形
成されるように塗布して、粉粒体含有樹脂層を形成し、
その上に剥離剤層をシリコンKS770A(信越シリコ
ン社製)厚さ2μmで塗布して形成し、かくして形成し
た剥離層上にアクリル系粘着剤(商品名:SKダイン、
綜研化学社製)を乾燥後厚さが30μmとなるようにハ
ンドコーターで塗布して、粘着剤層を形成した。かくし
て形成した粘着剤層の上に装飾用基材として厚さ50μ
mのPVCフィルムを貼り合わせて、装飾用シートを得
た。 (製造例2)粘着剤層の厚さを35μmとしたこと、及
び装飾用基材として厚さ100μmのPVCフィルムを
使用したこと以外は、製造例1と同様にして装飾用シー
トを得た。 (製造例3)粉粒体含有樹脂層を粘着剤層上に深さ30
μm〜40μmの凸凹を転写できるように形成したこ
と、粘着剤層の乾燥後の厚さを50μmとしたこと、及
び装飾用基材として厚さ100μmのPVCフィルムを
使用したこと以外は、製造例1と同様にして装飾用シー
トを得た。 (製造例4)粘着剤層の乾燥後の厚さを35μmとした
こと、及び装飾用基材として厚さが70μmのPETフ
ィルムにアルミニウムを蒸着したものを使用したこと以
外は製造例1と同様にして装飾用シートを得た。 [比較製造例1]粉粒体含有樹脂層を粘着剤層上に深さ
50μmを超える凸凹を転写できるように形成したこ
と、粘着剤層の厚さを60μmとしたこと、及び装飾用
基材として厚さ100μmのPVCフィルムを使用した
こと以外は、製造例1と同様にして装飾用シートを得
た。
(商品名:サイリシア161、サイリシア社製)を重量
%で約13%添加して、良く攪拌した後、支持体として
の厚さ180μmの中性紙にハンドコーターを使用して
層表面から突出している微粉末の高さを粘着剤層に転写
したときに孔の深さとして2μm〜15μmの凸凹が形
成されるように塗布して、粉粒体含有樹脂層を形成し、
その上に剥離剤層をシリコンKS770A(信越シリコ
ン社製)厚さ2μmで塗布して形成し、かくして形成し
た剥離層上にアクリル系粘着剤(商品名:SKダイン、
綜研化学社製)を乾燥後厚さが30μmとなるようにハ
ンドコーターで塗布して、粘着剤層を形成した。かくし
て形成した粘着剤層の上に装飾用基材として厚さ50μ
mのPVCフィルムを貼り合わせて、装飾用シートを得
た。 (製造例2)粘着剤層の厚さを35μmとしたこと、及
び装飾用基材として厚さ100μmのPVCフィルムを
使用したこと以外は、製造例1と同様にして装飾用シー
トを得た。 (製造例3)粉粒体含有樹脂層を粘着剤層上に深さ30
μm〜40μmの凸凹を転写できるように形成したこ
と、粘着剤層の乾燥後の厚さを50μmとしたこと、及
び装飾用基材として厚さ100μmのPVCフィルムを
使用したこと以外は、製造例1と同様にして装飾用シー
トを得た。 (製造例4)粘着剤層の乾燥後の厚さを35μmとした
こと、及び装飾用基材として厚さが70μmのPETフ
ィルムにアルミニウムを蒸着したものを使用したこと以
外は製造例1と同様にして装飾用シートを得た。 [比較製造例1]粉粒体含有樹脂層を粘着剤層上に深さ
50μmを超える凸凹を転写できるように形成したこ
と、粘着剤層の厚さを60μmとしたこと、及び装飾用
基材として厚さ100μmのPVCフィルムを使用した
こと以外は、製造例1と同様にして装飾用シートを得
た。
【0011】[使用例] (使用例1〜4)製造例1〜4で製造した装飾用シート
を用いて貼着性の良否を試験した。試験は、50mmX
100mmの大きさの装飾用シートを大きさ70mmx
150mmのガラス板のそれぞれ貼り付けて、通常貼着
後に行われる空気抜きの操作を行わずにそのままの状態
で、ガラス板の裏側から空気溜まりの発生の有無、その
発生状況、及び100℃,10分間加熱処理した後の膨
れの発生を観察した。その結果を表1に示す。 [比較使用例1〜5]比較製造例1で製造した装飾用シ
ートと、以下に示す3種類の市販品と1種類の試作品を
それぞれ比較使用例1〜5として用いて上記使用例と同
様の試験を行い、その結果も比較例1〜5として表1に
まとめて示す。 市販品1:装飾用基材として厚さ50μmのPVCフィ
ルムを、また、粘着剤層として厚さが30μmの製造例
1で使用したものと同じアクリル系粘着剤を使用して作
製された住友スリーエム(株)社製スコッチカル365
0 市販品2:装飾用基材として厚さ100μmのPVCフ
ィルムを、また、粘着剤層として厚さが35μmの製造
例1で使用したものと同じアクリル系粘着剤を使用して
作製された住友スリーエム(株)社製スコッチカルCS
206BM 市販品3:装飾用基材として厚さ50μmのPVCフィ
ルムを、また、粘着剤層の厚さが60μmの製造例1で
使用したものと同じアクリル系粘着剤を使用して作製さ
れた住友スリーエム(株)社製スコッチカル3650 試作品1:装飾用基材として厚さ50μmのPVCフィ
ルムを、また、粘着剤層の厚さが5μmの製造例で使用
したものと同じアクリル系接着剤を使用して作製された
試作品
を用いて貼着性の良否を試験した。試験は、50mmX
100mmの大きさの装飾用シートを大きさ70mmx
150mmのガラス板のそれぞれ貼り付けて、通常貼着
後に行われる空気抜きの操作を行わずにそのままの状態
で、ガラス板の裏側から空気溜まりの発生の有無、その
発生状況、及び100℃,10分間加熱処理した後の膨
れの発生を観察した。その結果を表1に示す。 [比較使用例1〜5]比較製造例1で製造した装飾用シ
ートと、以下に示す3種類の市販品と1種類の試作品を
それぞれ比較使用例1〜5として用いて上記使用例と同
様の試験を行い、その結果も比較例1〜5として表1に
まとめて示す。 市販品1:装飾用基材として厚さ50μmのPVCフィ
ルムを、また、粘着剤層として厚さが30μmの製造例
1で使用したものと同じアクリル系粘着剤を使用して作
製された住友スリーエム(株)社製スコッチカル365
0 市販品2:装飾用基材として厚さ100μmのPVCフ
ィルムを、また、粘着剤層として厚さが35μmの製造
例1で使用したものと同じアクリル系粘着剤を使用して
作製された住友スリーエム(株)社製スコッチカルCS
206BM 市販品3:装飾用基材として厚さ50μmのPVCフィ
ルムを、また、粘着剤層の厚さが60μmの製造例1で
使用したものと同じアクリル系粘着剤を使用して作製さ
れた住友スリーエム(株)社製スコッチカル3650 試作品1:装飾用基材として厚さ50μmのPVCフィ
ルムを、また、粘着剤層の厚さが5μmの製造例で使用
したものと同じアクリル系接着剤を使用して作製された
試作品
【0012】
【表1】
【0013】 表1から明らかな通り、粘着剤層に凸凹
が形成されていない比較例2〜4(市販品1〜3)の場
合には、貼着後に空気抜きの操作を行わなかった場合に
は、いずれの場合にも空気溜まりの発生が認められ、加
熱後には明らかな膨れが認められ、空気溜まりを形成せ
ずに貼着することは出来なかった。また、粘着剤層の厚
さを5μmとした試作品の場合には、均一な粘着剤層の
形成が出来ず、正常な貼着そのものが出来なかった。粘
着剤層に形成された凸凹が本発明の範囲外にあり、ま
た、粘着剤層の厚さも同様に範囲外にある比較例1の場
合にも、空気溜まりの発生及び膨れの発生が軽微ではあ
るがそれぞれ認められた。
が形成されていない比較例2〜4(市販品1〜3)の場
合には、貼着後に空気抜きの操作を行わなかった場合に
は、いずれの場合にも空気溜まりの発生が認められ、加
熱後には明らかな膨れが認められ、空気溜まりを形成せ
ずに貼着することは出来なかった。また、粘着剤層の厚
さを5μmとした試作品の場合には、均一な粘着剤層の
形成が出来ず、正常な貼着そのものが出来なかった。粘
着剤層に形成された凸凹が本発明の範囲外にあり、ま
た、粘着剤層の厚さも同様に範囲外にある比較例1の場
合にも、空気溜まりの発生及び膨れの発生が軽微ではあ
るがそれぞれ認められた。
【0014】
【発明の効果】 かくして、本発明に係る装飾用シート
の場合には、貼着後に空気抜きなどの操作を行わずに、
通常の貼着方法によって貼着しても空気溜まりの発生も
なく、加熱しても膨れの発生は認められないという効果
を奏するものである。
の場合には、貼着後に空気抜きなどの操作を行わずに、
通常の貼着方法によって貼着しても空気溜まりの発生も
なく、加熱しても膨れの発生は認められないという効果
を奏するものである。
【図1】 本発明に係る装飾用シートの一態様を模式的
に示す断面図である。
に示す断面図である。
1…装飾用基材、2…粘着剤層、3…剥離剤層、4…粉
粒体含有樹脂層、5…支持体。
粒体含有樹脂層、5…支持体。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材と同基材のいずれか一方の表面に積
層された粘着剤層とからなる装飾用シートにおいて、粘
着剤層の基材と接している面の反対側の表面に細孔が設
けられていることを特徴とする装飾用シート。 - 【請求項2】 該粘着剤層の層厚が5〜59μmである
ことを特徴とする請求項1に記載の装飾用シート。 - 【請求項3】 該装飾用シートが更に粘着剤層の基材と
接している側の反対の表面の上に、順次、剥離剤層、粉
粒体含有樹脂層、及び支持体が積層されていることを特
徴とする請求項1または2に記載の装飾用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14527498A JPH11349902A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 装飾用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14527498A JPH11349902A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 装飾用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11349902A true JPH11349902A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15381355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14527498A Withdrawn JPH11349902A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 装飾用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11349902A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007002225A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Nitto Denko Corp | 粘着剤層、その製造方法、粘着シート、クリーニングシート、クリーニング機能付き搬送部材およびクリーニング方法 |
| JP2007284620A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Nitto Denko Corp | 粘着剤層、その製造方法、粘着シート、クリーニングシート、クリーニング機能付き搬送部材およびクリーニング方法 |
| JP2008019315A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Nitto Denko Corp | 粘着剤層、その製造方法、粘着シート、クリーニングシート、クリーニング機能付き搬送部材およびクリーニング方法 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14527498A patent/JPH11349902A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007002225A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Nitto Denko Corp | 粘着剤層、その製造方法、粘着シート、クリーニングシート、クリーニング機能付き搬送部材およびクリーニング方法 |
| JP2007284620A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Nitto Denko Corp | 粘着剤層、その製造方法、粘着シート、クリーニングシート、クリーニング機能付き搬送部材およびクリーニング方法 |
| JP2008019315A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Nitto Denko Corp | 粘着剤層、その製造方法、粘着シート、クリーニングシート、クリーニング機能付き搬送部材およびクリーニング方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |