JPH11351806A - ブリッジ構造の座標測定装置 - Google Patents

ブリッジ構造の座標測定装置

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JPH11351806A
JPH11351806A JP11131174A JP13117499A JPH11351806A JP H11351806 A JPH11351806 A JP H11351806A JP 11131174 A JP11131174 A JP 11131174A JP 13117499 A JP13117499 A JP 13117499A JP H11351806 A JPH11351806 A JP H11351806A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変動が大きいときに、ブリッジを移動自
在に支承する側面部分が異なる率で膨張し、ガイド部が
正確に水平方向にアライメントされなくなってしまうと
いう従来の欠点を防止した、測定台の上に掛け渡された
ブリッジが測定台の両側にある2つのガイド部に沿って
案内されるブリッジ構造の座標測定装置を提供する。 【解決手段】 座標測定装置の温度の上がり方に相違が
あるために起こる測定誤差を回避するために、本発明に
よれば、熱膨張率の小さい支持部材(17a〜d)の上
にガイド部(7,8)を載せ且つ支持部材を支持体
(5,11,12)に埋め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定台の上に掛け
渡されたブリッジが測定台の両側にある2つのガイド部
に沿って案内されるブリッジ構造の座標測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の座標測定装置は既に以前から知
られている。座標測定装置は、通常、測定台の両側に、
測定台より背の高い側面部分をそれぞれ有し、測定台の
上に掛け渡されたブリッジはそれらの側面部分に沿って
水平方向に移動自在に案内される。さらに、ブリッジに
沿って、いわゆる横方向キャリッジが第2の水平座標方
向に移動自在に案内され、横方向キャリッジ自体は支柱
を第3の座標方向に垂直に移動自在に案内する。支柱の
下端部には、測定台の上に固定された工作物を測定する
ことができるスキャナがある。
【0003】このようなブリッジ形測定装置は、他の、
良く使用されている座標測定装置、たとえば、門形測定
装置又はスタンド形測定装置とは異なり、ガイド部が明
らかに測定台の上方に位置しているために、ガイド部が
相対的に汚れにくいという特別の利点を有する。ブリッ
ジ構造の座標測定装置は、このような特性を備えている
ため、構成上、たとえば、仕上げ作業の場合のような加
工の条件であるときに特に利用されるように構想されて
いる。
【0004】しかし、このような特別の利点があるにも
かかわらず、ブリッジ構造の座標測定装置はほとんど使
用されていない。それは、温度変動が大きいときに、ブ
リッジを移動自在に支承する側面部分が異なる率で膨張
し、その結果、ガイド部が正確に水平方向にアライメン
トされなくなってしまうことが実際に判明しているから
である。それが、著しく大きな測定誤差をもたらす可能
性もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、先に指摘した測定誤差を回避することができるブリ
ッジ構造の座標測定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定台の上に
掛け渡されたブリッジが測定台の両側にある2つのガイ
ド部に沿って案内されるブリッジ構造の座標測定装置で
あって、ガイド部は、小さな熱膨張率を有する支持部材
の上に載っており、支持部材は少なくとも1つの熱絶縁
性支持体内に配設されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態に基づいて
説明するが、本実施形態の基礎となる考えは、ブリッジ
を案内するためのガイド部が熱膨張率の小さい支持部材
の上に載っており、且つその支持部材は少なくとも1つ
の熱絶縁性支持体に配設されていることの中に認められ
るべきである。
【0008】熱膨張率の小さい支持部材を使用すること
により、座標測定装置が設置されている室内の温度差が
大きい場合であっても、各々の支持部材の線膨張の差は
ごく小さく抑えられるので、ガイド部は常にほぼ水平に
アライメントされたままである。支持部材を熱絶縁され
た支持体内に配置すれば、支持部材は支持体によってさ
らに熱絶縁されることになるため、特に座標測定装置が
相対的にゆっくりと加熱又は冷却され、従って、支持部
材の温度差が小さいときには、測定誤差も同様に著しく
大きく減少させることができる。
【0009】この場合、熱絶縁性支持体は一連の異なる
材料から製造できる。たとえば、花崗岩のブロックを使
用することができるが、たとえば、コンクリート又は特
にポリマーコンクリートのような鉱物型枠成形物で支持
体を製造すると特に有利である。鉱物型枠成形物は、熱
絶縁特性の他に、さらに付加的に利用される特に有利な
一連の特性を有する。たとえば、鉱物型枠成形物では、
家内工業の場合と同じように、支持体を製造するときに
内部に中空の管を成形し、その内部に電気導線や圧縮空
気導管を簡単に通すことができる。それに加えて、鉱物
型枠成形物や、特にポリマーコンクリートは、言うまで
もなく測定精度及び測定速度に有利な効果をもたらすす
ぐれた振動緩衝特性を有する。
【0010】支持部材の材料としては、基本的に、一連
の様々な材料が考えられる。たとえば、CFK管から成
る支持部材が考えられるであろうが、今日の技術によれ
ば、このCFK管は0μm/(℃m)の熱線膨張係数を
有することがわかっている。あるいは、支持部材を、た
とえば、同様に非常に小さな熱線膨張係数を有するZe
rodurから製造しても良い。しかし、少なくとも支
持部材の一部については、材料として、たとえば、約
1.5μm/(℃m)の熱線膨張係数を有するインバー
鋼を使用すると特に有利であることがわかっている。
【0011】支持体は支持部材より著しく高い熱線膨張
係数を有しているので、支持部材は支持体に対して垂直
方向に移動自在とすべきであろう。これは、たとえば、
支持体である花崗岩ブロックに適切な孔を形成し、それ
らの孔の中にそれぞれ支持部材を配置することにより実
現できる。特に有利な鉱物型枠成形物を使用すると、支
持部材を直接に鉱物型枠成形物の中に埋め込むのではな
く、まず、たとえば、円形又は方形の横断面を有する管
を鉱物型枠成形物の中に埋め込み、その後、硬化した鉱
物型枠成形物、すなわち、支持体の中に入った各々の管
の中に支持部材を配置することにより、垂直方向の可動
性を確保できる。
【0012】ブリッジ機構を稼動させるときには横方向
の力とモーメントも発生する。たとえば、横方向キャリ
ッジをブリッジに沿って加速すると、その結果、横方向
の力が発生する。ブリッジの全体を加速すれば、その結
果、モーメントが発生する。それは、駆動装置が座標測
定装置の一方の側にだけ装着されているからである。こ
のような横方向の力とモーメントは支持部材によって吸
収されなければならないと考えられるのであるが、実際
には、支持部材の直径が小さく、細長い構造であるため
に、横方向の力とモーメントは支持部材を非常に大きく
弾性変形させ、それに伴って、大きな測定誤差を生じさ
せてしまいかねない。
【0013】従って、本実施形態による座標測定装置の
特に有利な発展形態においては、ガイド部の領域で少な
くとも1つの支持部材をコネクタを介して支持部材と結
合する。コネクタは、支持部材を垂直方向に支持体に対
し移動自在に結合すると共に、少なくとも1つの水平方
向には支持体に対し不動であるように結合する。これに
より、支持部材は垂直方向には支持体に対し移動自在の
ままであるが、支持体の横方向の力とモーメントを少な
くとも1つの水平座標方向で吸収することができる。こ
の場合、使用できるコネクタとして、いくつかの異なる
手段が考えられる。たとえば、支持部材に、支持体に設
けた対応する垂直にアライメントされた溝穴に係合する
ピンを固定することが可能であろう。このピンは垂直方
向に溝穴に沿って移動自在であるが、水平の長手方向に
は支持部材は支持体と固定結合されているであろう。し
かし、以下に添付の図面を参照して説明するように、コ
ネクタを金属板を押し抜き又は酸素アセチレンガス切断
し、必要に応じて屈曲させた部材として構成すると、特
に有利である。
【0014】座標測定装置に高い剛性を与えるために、
支持部材をフレーム上に載せると特に有利である。この
場合、相対的に高い剛性を有するべきではあるが、フレ
ームを異なる材料から構成できる。さらに、個々の支持
部材の温度差を相対的に迅速に補償することができるよ
うに、フレームは高い熱伝導率を有していると特に有利
である。これらの特性を実現するために、フレームを金
属から製造すると有利である。この目的のために、フレ
ームは互いに溶接された二重T字鋼支持体であると特に
有利である。
【0015】本発明のその他の利点及び発展形態を、図
1から図8を参照して以下にさらに説明する。図1は、
単なる一例として、ブリッジ構造の本発明による座標測
定装置の実施形態を示す。この実施形態では、座標測定
装置1は下部構造42を有する。下部構造42の外面
は、一般に、3つの領域、すなわち、側面部分11、1
2と、土台部分5とを含む、たとえば、ポリマーコンク
リートなどの熱絶縁性の部材で成形された支持体5,1
1,12を有する。土台部分5はダンパー13a〜dを
介して床面に支承されている。支持体5,11,12の
中央には、たとえば、測定テーブルの形態をとる測定台
6があり、図1には詳細に示されていないが、測定すべ
き工作物をこの測定台6の上に固定することができる。
支持体5,11,12の側面部分11,12には支持部
材(図1には図示せず)が配設され、それらの支持部材
にガイド部7,8が固定されている。その詳細について
は、構造をさらに詳細に示す図2以降を参照して以下に
説明する。ガイド部7,8に沿って、測定台6の上に掛
け渡されたブリッジ2が移動自在に案内される。この目
的のために、ブリッジ2は空気軸受10を介してガイド
部7の上に載っている。その反対側にはホルダ33が設
けられており、ホルダ33の前部領域は図示した3つの
空気軸受9a〜cを介してガイド部8上に載置又は当接
され、後部領域も3つの空気軸受(図示せず)を介して
ガイド部8上に載置又は当接されている。さらに、摩擦
円板駆動装置14がホルダ33と結合している。摩擦円
板駆動装置14は、一般に、対応する摩擦円板を駆動す
る電動機を有する。摩擦円板は、支持体5,11,12
に掛け渡されたベルトから形成される走行面15に直接
に当接し、電動機が動作すると、この摩擦円板の動きに
よってブリッジ2が動く。また、ガイド部8の下方に
は、光学的に走査可能な目盛(図示せず)が設けられて
おり、ホルダ33に固定された光学走査ヘッド(同様に
図示せず)によりこの目盛を走査して、ガイド部8の方
向のブリッジ2の正確な位置を継続的に検出し、評価す
ることができる。以上説明したメカニズムを介して、ブ
リッジ2は矢印(Y)に沿った第1の水平座標方向に走
行でき、該当する方向のブリッジ2の実際の位置を絶え
ず走査することができる。
【0016】これと全く同様に、横方向キャリッジ34
も空気軸受(図示せず)を介してブリッジ2に移動自在
に支承されており、そのため、横方向キャリッジ34は
第2の方向、この実施形態では矢印(X)により指示さ
れる方向に走行できる。また、横方向キャリッジ34の
実際の位置も、同様にブリッジ2に固定された目盛37
と、横方向キャリッジ34に固定された光学走査ヘッド
40とを介して検出できる。横方向キャリッジ34は、
ブリッジ2の背面に配設されたベルト駆動装置を介して
走行することができる。この実施形態では正方形の横断
面を有する支柱3も、その4つの外面の全てで、合わせ
て8つの空気軸受35a〜d及び36a〜d(図1に
は、35c〜d,36c〜dは示されていない)を介し
て移動自在に支承されている。支柱3は摩擦円板駆動装
置41を介して駆動可能であり、横方向キャリッジ34
に固定された目盛38を支柱に固定された光学走査ヘッ
ド39で走査することによって、支柱の正確な位置を知
ることができる。すなわち、支柱3は(Z)により指示
される方向、従って、垂直の第3の座標方向に走行する
ことができる。
【0017】支柱の下端部には単なる一例としていわゆ
る測定用走査ヘッド43が装着されており、このヘッド
にスキャナ4を交換自在に取り付けることができる。こ
の場合、測定用走査ヘッド43は3つの座標方向(X,
Y,Z)におけるスキャナ4の変位を検出する。工作物
を走査するとき、スキャナ4の休止位置からの変位と、
3つの座標方向(X,Y,Z)におけるブリッジ機構の
目盛で走査された位置とに基づいて、工作物上の走査す
べき点の正確な位置を測定することができる。
【0018】図1に示す座標測定装置に関して、ここ
で、これがいうまでもなく単なる一例であるということ
を今一度明示して説明しておくべきであろう。測定用走
査ヘッドの代わりに、たとえば、スキャナ4がその休止
位置から変位するたびに、直ちに走査パルスを発生する
スイッチング走査ヘッドを使用することも可能であるの
はいうまでもない。光学走査ヘッドについても同じこと
がいえるのはもちろんである。たとえば、図示した駆動
装置の代わりに、スピンドル駆動装置など又は滑り軸
受、ころ軸受などを使用できる。
【0019】次に、図2から図8を参照して、特に下部
構造42の本発明による構造をさらに詳細に説明する。
図2は、図1に示す座標測定装置の骨組みを最も広い意
味で示す。図2には、一部が図1の支持体5,11,1
2に全て配置されている本質的な構成要素が示されてい
る。図2からわかるように、ガイド部7,8は支持部材
17a〜dの上に載っており、支持部材17a〜dの下
端部には支持軸受19a〜dがあり、以下にさらに詳細
に説明するように、支持部材17a〜dは支持軸受19
a〜dを介して傾斜自在にフレーム16に支承されてい
る。この場合、フレーム16は、輪郭が適切な矩形とな
るように一体に溶接された4つの二重T字鋼支持体から
構成されている。冒頭に述べた通り、このようにして製
造されたフレームは支持体5,11,12の土台部分5
に直接に埋め込まれており、支持体を補強すると共に、
特に支持部材17a〜dの温度による食い違いを迅速に
補正する働きをする。フレーム16自体は、ここでは例
として挙げた4つの従来通りの振動ダンパ13a〜dを
介して床面に支承されている。言うまでもなく、振動ダ
ンパの数を3つ又は5つ以上にしても差し支えない。
【0020】支持部材17a〜dは、以下にさらに詳細
に説明する接続部材20a〜dに加えて、支持軸受19
a〜dに適切に傾斜自在に支承されているロッド18a
〜dを有する。本発明によれば、支持部材17a〜dの
熱膨張率は小さいので、支持部材17a〜dに温度差が
生じても、線膨張の大きさの差はごくわずかしかなく、
従って、温度差が大きくなった場合でも、ガイド部7,
8はほぼ水平に整列される。先に冒頭に述べた通り、少
なくともロッド18a〜dの材料としては、熱膨張率が
約1.5μm(℃m)のインバー鋼が特に有利である。
【0021】先に述べたように、図2に示す骨組みの主
要な部分は支持体5,11,12に配設され、フレーム
16は支持体5,11,12の下部の土台部分5に完全
に埋め込まれている。これに対し、支持部材17a〜d
は支持体5,11,12に対して垂直方向、すなわち、
図1に矢印(Z)で指示する方向に自在に移動できなけ
ればならないので、支持部材は支持体5,11,12に
直接には埋め込まれていない。従って、この場合には一
例としてポリマーコンクリート(先の説明を参照)から
成る支持体に、後に図6から図8に関連してさらに詳細
に説明するように、まず、中空の管23a〜dを埋め込
み、支持体5,11,12を仕上げた後、その管の中に
支持部材17a〜dのロッド18a〜dを挿入する。
【0022】既に先に説明したように、ブリッジ2及び
横方向キャリッジ34が動くと(図1を参照)、横方向
の力とモーメントが発生するが、それらは、一般にガイ
ド部8と、いうまでもなくその下方に位置する支持部材
17c及び17dとによる特別の形態の支承部によって
必ず吸収される。ホルダ33はU字形に形成されてお
り、4つの軸受を介してガイド部8の垂直の側面で支え
られ、その一方で、ガイド部7においては、垂直面に全
く軸受が作用していないので、X方向及びY方向の横方
向力と、Z方向のモーメントとは特にガイド部8に伝達
される。
【0023】しかし、既に先に述べたように、支持部材
17a〜dは傾斜自在にフレーム16に支承されている
ので、X−Y平面における横方向力とモーメントは支持
部材17a〜dにのみ吸収されるため、不都合である。
ところが、支持部材17a〜dがフレームと固定結合さ
れていたならば、支持部材17a〜dのロッド18a〜
dの直径が小さく、ロッドが長いためにロッドは著しく
大きく弾性変形し、その結果、大きな測定誤差が生じる
であろう。
【0024】従って、以下に図3及び図4を参照して説
明するように、支持部材はガイド部の領域でコネクタ2
1a〜dを介して支持体5,11,12と結合してお
り、コネクタ21a〜dは支持部材を垂直方向、すなわ
ち、図1に矢印(Z)で指示する方向に支持体5,1
1,12に対し移動自在に結合すると共に、少なくとも
1つの水平方向、すなわち、図1に矢印(X)及び/又
は(Y)で指示する方向には支持体に対し不動であるよ
うに結合する。
【0025】図3には、支持体(5,11,12)の左
側の側面部分11を示す。この場合、支持部材17aの
接続部材20aは、二分割コネクタ21a′及び21
a″を介して、支持部材17aの接続部材20aが垂直
方向、すなわち、矢印(Z)で指示する方向に支持体
5,11,12の側面部分11に対し移動自在に結合さ
れると同時に、接続部材20aが矢印(Y)で指示する
方向にも支持体に対し移動自在に結合されるように、側
面部分11と結合されている。これに対し、矢印(X)
で指示する水平方向には、支持部材17aから見えるべ
き接続部材20aは支持体5,11,12に対し不動で
ある。
【0026】二分割コネクタ21a′及び21a″の製
造について、二分割コネクタ21a′及び21a″の2
つの同一の構造の部品の一方を図5aを参照して説明す
る。図5aは、二分割コネクタ21a′及び21a″の
一方の部品21a′の斜視図である。まず最初に、金属
板に溝穴47、穴48及び溝穴46を押し抜く。その
後、溝穴46の領域で金属板を直角に曲げる。
【0027】図3からわかるように、コネクタ21a′
及び21a″の取付けは、二分割コネクタ21a′及び
21a″の各部品の溝穴47にねじ55を通して、部品
を接続部材20aにねじ留めすることにより行われる。
ここで、コネクタの部品は、支持体に対してコネクタ2
1a′及び21a″の部品の水平面がmm範囲で離間する
ように調整される。その後、穴48にねじ56を通し
て、コネクタの各部品を支持体5,11,12にそれぞ
れねじ留めし、固定する。この間隔があるために、コネ
クタ21a′及び21a″の各部品は板ばね状に付勢さ
れることになる。これにより、支持部材17aは支持軸
受19aの方向に押圧される。さらに、支持部材17a
は支持体5,11,12の側面部分11に対して矢印
(Z)で指示する方向には解放されるので、支持体5,
11,12と支持部材17aとの温度差に起因する長さ
の差の増減は許容される。これにより、コネクタ21
a′及び21a″は支持部材17aを垂直方向に支持体
5,11,12に対し移動自在に支承する。コネクタ2
1a′及び21a″の2つの部品には溝穴46が打ち抜
かれているので、コネクタ21a′及び21a″の垂直
面と、コネクタ21a′及び21a″の水平面との間の
接続部材20aの領域には切り欠きが存在することにな
り、そのため、接続部材20aは、Y方向に摺動すると
き、コネクタ21a′及び21a″の垂直方向にアライ
メントされた部分に対して反り曲がるので、接続部材2
0aは水平方向、すなわち、ここでは矢印(Y)により
指示する方向に、支持体5,11,12に対し移動自在
に支承されることになる。ここでは矢印(X)により指
示する水平方向にのみ、接続部材20a、従って、支持
部材17aは支持体5,11,12と固定結合されてい
る。
【0028】これに対し、コネクタ21bはコネクタの
第2の変形例を示す。この例では接続部材20bは矢印
(X及びY)で指示する方向にも支持体5,11,12
の側面部分12と固定結合されている。特に、コネクタ
21bの平面図を示す図5bから明らかであるように、
コネクタ21bは、2つの長手方向溝穴44,45と、
4つの穴48と、1つの溝穴49が押し抜かれている金
属板のみを含む。金属板の外側の角部は、穴48にねじ
53を通してねじ留めすることにより、支持体5,1
1,12の側面部分11に固定されており、コネクタ
は、2つの溝穴の内側では、ロッド17bと接続部材2
0bの下部24bとの間でねじ25b及び26bにより
クランプされている(図7を参照)。穴49は、ねじ2
5b,26bを通すためのものである。支持部材17b
と支持体5,11,12も、同様に、ねじ53を締め付
けた後(コネクタ21bを支持部材17bに固定した
後)にコネクタ21bが板ばね状に付勢されるように、
互いに離間すべく寸法を定められている。接続部材20
cが支持体5,11,12の側面部分12に対して動く
と、コネクタ21bは溝穴44,45によって反り曲が
るので、接続部材20bは垂直方向、すなわち、矢印
(Z)で指示する方向に、支持体5,11,12に対し
て移動自在である。水平面では、すなわち、(X)で指
示する方向並びに(Y)で指示する方向には、接続部材
20c、従って、支持部材17cは支持体5,11,1
2と固定結合されている。
【0029】図4は、支持体5,11,12の右側の側
面部分12を示す。図4からわかるように、図示した支
持部材17dの接続部材20dはコネクタ21a′及び
21a″と同形のコネクタ21d′及び21d″と結合
しており、支持部材17cの接続部材20cはコネクタ
21cと同形のコネクタ21aと結合している。従っ
て、これにより、接続部材20d、ひいては支持部材1
7dは矢印(Y及びZ)で指示する方向に移動自在に支
持体と結合しており、支持部材17dは(X)で指示す
る方向に支持体5,11,12の側面部分12と固定結
合されている。さらに、接続部材20c、従って、支持
部材17cは矢印(Z)で指示する方向に支持体と移動
自在に結合しており、指示部材17cは(X及びY)で
指示される方向に支持体5,11,12の側面部分12
と固定結合されている。
【0030】支持軸受19a〜d(図2を参照)の詳細
な構造を図6を参照してさらに詳細に説明する。図6に
は、図2の骨組みの一部が断面図で示されており、図6
に示す部分は支持軸受19bを含む。図6からわかるよ
うに、支持軸受はフレーム16の上に載っており、ねじ
51a,51bを介してフレーム16に固定されてい
る。支持軸受の内部には、支持部材17b又はロッド1
8bの面取り端部が当接する円錐形の受け台が設けられ
ている。そのように構成された支持受けを介して支持部
材17bは傾斜自在にフレーム16に支承されており、
そのため、座標測定装置を取り付けるときに、支持部材
17bが厳密に垂直に立つまで、支持部材17bを問題
なくアライメントすることができる。さらに、 図6に
は、図2には示されていない管23bも明示されてお
り、支持体5,11,12を成形した後に、支持部材1
7bのロッド18bを管23bの中に挿入する。図6か
ら明らかであるように、支持体を成形するためには、少
なくともフレーム16、ダンパ13a〜d、支持軸受1
9a〜d並びに管23a〜d(図6には管23bのみを
示す)をポリマーコンクリート型の中に配置して、そこ
で支持体を成形しなければならない。
【0031】次に、支持部材17bの接続部材20bを
図7を参照してさらに詳細に説明する。図7は、図1の
座標測定装置1の一部の断面図を示し、接続部材20b
が切り取られている。図7から明らかであるように、接
続部材20bは下部24bと、上部29bと、下部24
bと上部29bとの間に位置するリング30bとを有す
る。リング30bと下部24bの双方には、互いに当接
する傾斜面が設けられている。リング30bには2つの
ねじ山もさらに形成されており、それらのねじ山にねじ
27b及び28bをそれぞれ係合させることができる。
ねじ27b,28bの調整によって、リング30bを水
平方向にねじの軸に沿って調整することができる。リン
グ30bがねじ27bの方向にあれば、傾斜面に従って
上部29bは下部24bに対して下がる。これに対し、
リング30bがねじ28bの方向に摺動すると、傾斜面
に従って上部29bは下部24bに対して持ち上がる。
この機構を備えているのは支持部材17b、すなわち、
その接続部材20bのみであるので、少なくとも1つの
支持部材は高さ調整手段24b,27b,28b,30
bを介して高さ調整可能であり、高さ調整手段としては
調整自在のウェッジが使用されている。ここで、下部は
ねじ25b,26bを介してロッド18bに固定されて
おり、先に既に述べたように、下部とロッド18bとの
間にはコネクタ21bがクランプされている。
【0032】図8も、同様に、図1に示す座標測定装置
1の一部の断面図であり、接続部分20bが切り取られ
ている。図8に示す部分は、図7に対して90°回転さ
れた状態にある。図8から明らかであるように、リング
30bは実質的に下部24bに当接しており、下部24
bは中央部にのみ、ねじ25b,26bを受け入れるた
めの溝穴を有しているので、その領域ではリング30b
は下部24bに当接しない。ねじ25b,26bを締め
付けることにより、リング30bを固定できる。あるい
は、接続部材20bに残っている空隙に、リング30b
を適切に調整した後に、注入口52から接着剤を満たす
こともでき、それにより、選択された調整位置が固定さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による座標測定装置を示す。
【図2】 図1に示す座標測定装置の支持体(5,1
1,12)に大部分が配置されている図1に示す座標測
定装置の主な構成要素を示す図。
【図3】 図1に示す座標測定装置の支持体(5,1
1,12)の左側の側面部分(11)を詳細に示す図。
【図4】 図1に示す座標測定装置の支持体(5,1
1,12)の右側の側面部分(12)を詳細に示す図。
【図5】 コネクタを詳細に示す図。
【図6】 図1に示す座標測定装置の支持軸受(19
b)の断面図。
【図7】 図1に示す座標測定装置の接続部材(20
b)の断面図。
【図8】 図1に示す座標測定装置の接続部材(20
b)の、図7の断面図に対して90°回転させた状態の
断面図。
【符号の説明】
1…座標測定装置、2…ブリッジ、5…土台部分、6…
測定台、7,8…ガイド部、11,12…側面部分、1
3a〜13d…ダンパー、16…フレーム、17a〜d
…支持部材、18a〜d…ロッド、19a〜d…支持軸
受、20a〜d…接続部材、21a′,21a″,21
c,21d′,21d″…コネクタ、23a〜d…管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォレツ・フランツ ドイツ連邦共和国・73457・エッシンゲ ン・レーメルシュトラーセ・6 (72)発明者 ヤコブ・クラウス ドイツ連邦共和国・89551・ケーニヒスブ ロン−オクセンベルク・ラングヴァイトシ ュトラーセ・24 (72)発明者 ライテンベルガー・ヴェルナー ドイツ連邦共和国・89520・ハイデンハイ ム・ヴィダーホルトシュトラーセ・35

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定台(6)の上に掛け渡されたブリッ
    ジ(2)が測定台の両側にある2つのガイド部(7,
    8)に沿って案内されるブリッジ構造の座標測定装置
    (1)において、ガイド部(7,8)は、小さな熱膨張
    率を有する支持部材(17a〜d)の上に載っており、
    支持部材は少なくとも1つの熱絶縁支持体(5,11,
    12)に配設されていることを特徴とする座標測定装
    置。
  2. 【請求項2】 支持部材の少なくとも1つはガイド部の
    領域でコネクタ(21a′及び21a″,21c,21
    d′及び21d″)を介して支持体(5,11,12)
    と結合されており、コネクタ(21a′及び21a″,
    21c,21d′及び21d″)は支持部材を支持体に
    対して垂直方向(Z)に移動自在に結合すると共に、支
    持体に対して少なくとも水平方向(X)には移動しない
    ように結合することを特徴とする請求項1記載の座標測
    定装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの支持部材は下端部でフ
    レーム(16)に支承されていることを特徴とする請求
    項1記載の座標測定装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの支持部材は支持軸受
    (19a〜d)を介して傾斜自在に支承されていること
    を特徴とする請求項1又は3記載の座標測定装置。
  5. 【請求項5】 支持軸受は、支持部材の面取り端部を支
    承している円錐形の受け台を有することを特徴とする請
    求項4記載の座標測定装置。
  6. 【請求項6】 フレーム(16)は金属、特に鋼から製
    造されていることを特徴とする請求項3から5記載の座
    標測定装置。
  7. 【請求項7】 支持部材の少なくとも一部はインバー鋼
    から製造されていることを特徴とする請求項1記載の座
    標測定装置。
  8. 【請求項8】 結合部材は押し抜き金属板又は酸素アセ
    チレン切断金属板であることを特徴とする請求項2記載
    の座標測定装置。
  9. 【請求項9】 フレーム(16)はダンパ(13a〜
    d)を介して床面に支承されていることを特徴とする請
    求項3記載の座標測定装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの支持部材は高さ調整
    装置(27b,28b,30b)を介して高さ調整自在
    であることを特徴とする請求項1記載の座標測定装置。
  11. 【請求項11】 高さ調整装置は調整自在のウェッジを
    有することを特徴とする請求項10記載の座標測定装
    置。
  12. 【請求項12】 支持部材は支持体の管(23a〜d)
    の中にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項
    1記載の座標測定装置。
  13. 【請求項13】 支持体(5,11,12)は鉱物型枠
    成形物、特にポリマーコンクリートから製造されている
    ことを特徴とする請求項1から12に記載の座標測定装
    置。
  14. 【請求項14】 フレーム(16)は支持体(5,1
    1,12)に埋め込まれていることを特徴とする請求項
    13記載の座標測定装置。
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