JPH11352284A - 炉心出力調整による原子炉システム圧力制御の方法 - Google Patents
炉心出力調整による原子炉システム圧力制御の方法Info
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- JPH11352284A JPH11352284A JP11137918A JP13791899A JPH11352284A JP H11352284 A JPH11352284 A JP H11352284A JP 11137918 A JP11137918 A JP 11137918A JP 13791899 A JP13791899 A JP 13791899A JP H11352284 A JPH11352284 A JP H11352284A
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- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21D—NUCLEAR POWER PLANT
- G21D3/00—Control of nuclear power plant
- G21D3/08—Regulation of any parameters in the plant
- G21D3/12—Regulation of any parameters in the plant by adjustment of the reactor in response only to changes in engine demand
- G21D3/14—Varying flow of coolant
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電気出力を最大にししかも原子炉システム圧力
を許容限度内に保つ状態で沸騰水型原子炉プラントを運
転する方法を提供する。 【解決手段】主タービン制御弁(22)を一定の定常位
置に保ちながら炉心(12)熱出力を調整する、タービ
ン発電機(24)と沸騰水型原子炉(10)とを有する
発電システム(8)において、炉心熱出力の調整は、炉
心内の制御棒密度を調整するかまたは原子炉を通る流量
を調整することにより可能であり、この流量調整は、可
変周波数再循環ポンプ(40)の速度を調整するかまた
は再循環流量制御弁(44)を調整することにより達成
される。本方法は発電システムを通常のタービン制御弁
調整圧力制御から炉心熱出力調整圧力制御に切換えるこ
とを包含する。加えて、本方法は、正常圧力制御を超え
る炉心出力調整圧力制御からの変動に対応するようにバ
イパス弁(54)閉止バイアスと出力制御バイアスとを
変えることを包含する。圧力過渡値が所定安全範囲外に
ある場合、本方法はシステム圧力制御を標準のタービン
制御弁調整圧力制御に戻し得る。
を許容限度内に保つ状態で沸騰水型原子炉プラントを運
転する方法を提供する。 【解決手段】主タービン制御弁(22)を一定の定常位
置に保ちながら炉心(12)熱出力を調整する、タービ
ン発電機(24)と沸騰水型原子炉(10)とを有する
発電システム(8)において、炉心熱出力の調整は、炉
心内の制御棒密度を調整するかまたは原子炉を通る流量
を調整することにより可能であり、この流量調整は、可
変周波数再循環ポンプ(40)の速度を調整するかまた
は再循環流量制御弁(44)を調整することにより達成
される。本方法は発電システムを通常のタービン制御弁
調整圧力制御から炉心熱出力調整圧力制御に切換えるこ
とを包含する。加えて、本方法は、正常圧力制御を超え
る炉心出力調整圧力制御からの変動に対応するようにバ
イパス弁(54)閉止バイアスと出力制御バイアスとを
変えることを包含する。圧力過渡値が所定安全範囲外に
ある場合、本方法はシステム圧力制御を標準のタービン
制御弁調整圧力制御に戻し得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には原子力発電プ
ラントの原子炉システム圧力を制御する方法に関し、特
に、炉心出力調整による沸騰水型原子炉の原子炉システ
ム圧力の制御に関する。
ラントの原子炉システム圧力を制御する方法に関し、特
に、炉心出力調整による沸騰水型原子炉の原子炉システ
ム圧力の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の沸騰水型原子炉(BWR)は炉心
を内蔵する圧力容器を含み、炉心は核燃料から熱を奪う
循環冷却材すなわち水に浸されている。水が沸騰して蒸
気となり蒸気タービン発電機の駆動に用いられて電力を
発生させる。蒸気はその後凝縮されそしてその水は閉ル
ープシステムにおいて圧力容器に戻される。配管回路に
より、加熱された水または蒸気が蒸気発生器とタービン
に送給され、そして再循環水または給水が、核燃料を内
蔵する圧力容器に戻される。
を内蔵する圧力容器を含み、炉心は核燃料から熱を奪う
循環冷却材すなわち水に浸されている。水が沸騰して蒸
気となり蒸気タービン発電機の駆動に用いられて電力を
発生させる。蒸気はその後凝縮されそしてその水は閉ル
ープシステムにおいて圧力容器に戻される。配管回路に
より、加熱された水または蒸気が蒸気発生器とタービン
に送給され、そして再循環水または給水が、核燃料を内
蔵する圧力容器に戻される。
【0003】BWRには幾つかの従来の閉ループ制御装
置が含まれ、需要に応じてBWRの様々な個別作用を制
御する。例えば、制御棒駆動制御装置(CRDCS)が
炉心内の制御棒の位置を制御することにより炉心内の棒
密度を制御し、これは炉心内の反応度を定めそして炉心
の出力を定める。従来の再循環流量制御装置(RFC
S)が炉心流量の制御に用いられ、これは炉心内の蒸気
と水との関係を変えるので、炉心の出力を変えるために
使用できる。両制御装置は互いに関連して働き、任意の
時点で炉心の出力を制御して発電プラントの電気出力を
確定する。タービン制御装置(TCS)が、圧力調整ま
たは負荷要求に基づいてBWRからタービンへの蒸気流
を制御する。
置が含まれ、需要に応じてBWRの様々な個別作用を制
御する。例えば、制御棒駆動制御装置(CRDCS)が
炉心内の制御棒の位置を制御することにより炉心内の棒
密度を制御し、これは炉心内の反応度を定めそして炉心
の出力を定める。従来の再循環流量制御装置(RFC
S)が炉心流量の制御に用いられ、これは炉心内の蒸気
と水との関係を変えるので、炉心の出力を変えるために
使用できる。両制御装置は互いに関連して働き、任意の
時点で炉心の出力を制御して発電プラントの電気出力を
確定する。タービン制御装置(TCS)が、圧力調整ま
たは負荷要求に基づいてBWRからタービンへの蒸気流
を制御する。
【0004】これらの装置と、他の従来の装置の作用
は、BWRの様々な監視パラメータを利用することによ
り制御される。幾つかの監視パラメータは、炉心流量お
よびRFCSによりもたらされる流量と、原子炉システ
ム圧力、すなわち、原子炉ドームでまたはタービンの入
口で測定できる圧力容器からタービンに向かって吐出さ
れる蒸気の圧力と、中性子束または炉心出力と、給水温
度および流量と、タービンへの蒸気流量と、BWR諸装
置の様々な状態指示値とを包含する。多くの監視パラメ
ータは従来の検知器により直接測定されるが、炉心熱出
力のような他のものは、測定されたパラメータを用いて
従来のように計算される。従来の検知器の出力と計算さ
れたパラメータは緊急保護装置に入力されてプラントの
安全停止を確実にし、必要に応じて原子炉を外部環境か
ら隔離し、そして非常事態中の炉心の過熱を防止する。
は、BWRの様々な監視パラメータを利用することによ
り制御される。幾つかの監視パラメータは、炉心流量お
よびRFCSによりもたらされる流量と、原子炉システ
ム圧力、すなわち、原子炉ドームでまたはタービンの入
口で測定できる圧力容器からタービンに向かって吐出さ
れる蒸気の圧力と、中性子束または炉心出力と、給水温
度および流量と、タービンへの蒸気流量と、BWR諸装
置の様々な状態指示値とを包含する。多くの監視パラメ
ータは従来の検知器により直接測定されるが、炉心熱出
力のような他のものは、測定されたパラメータを用いて
従来のように計算される。従来の検知器の出力と計算さ
れたパラメータは緊急保護装置に入力されてプラントの
安全停止を確実にし、必要に応じて原子炉を外部環境か
ら隔離し、そして非常事態中の炉心の過熱を防止する。
【0005】BWRの従来の圧力制御は、主タービン制
御弁、すなわち、タービンへの蒸気進入流量制御弁の位
置の自動調整によってなされる。制御装置は、なんらか
の理由で圧力が上昇した場合適当な原子炉圧力制御をな
すように制御弁位置余裕を弁広開(VWO)以下に保た
なければならない。もし原子炉圧力が上昇すれば、蒸気
進入制御弁は初期位置より多く開き、こうして原子炉シ
ステム圧力を所望値に回復させる。従来の圧力制御装置
では、蒸気進入制御弁が広開の場合の蒸気流量に比べて
蒸気進入制御弁の正常所望作用点の蒸気流量の余裕は、
適当な性能を保つためには定格蒸気流量の約3%でなけ
ればならない。
御弁、すなわち、タービンへの蒸気進入流量制御弁の位
置の自動調整によってなされる。制御装置は、なんらか
の理由で圧力が上昇した場合適当な原子炉圧力制御をな
すように制御弁位置余裕を弁広開(VWO)以下に保た
なければならない。もし原子炉圧力が上昇すれば、蒸気
進入制御弁は初期位置より多く開き、こうして原子炉シ
ステム圧力を所望値に回復させる。従来の圧力制御装置
では、蒸気進入制御弁が広開の場合の蒸気流量に比べて
蒸気進入制御弁の正常所望作用点の蒸気流量の余裕は、
適当な性能を保つためには定格蒸気流量の約3%でなけ
ればならない。
【0006】主タービン制御弁は圧力調整装置と弁サー
ボ装置により制御され、両装置はタービン入口の流量制
御弁の位置を定めるものである。また、幾つかの蒸気バ
イパス弁がプラント設計に含まれる。これらのバイパス
弁はプラントの始動に用いられるとともに、必要に応じ
て過剰蒸気をバイパスするために用いられる。圧力調整
装置はシステム圧力を一入力として用いそして圧力設定
点を第2入力として用いる。各主タービン制御弁は、通
例、制御弁サーボループにより制御され、このサーボル
ープは流量要求対弁位置要求キャラクタライザを有し、
そして実際の弁位置を制御弁サーボループの入力とす
る。バイパス弁は通例同様のサーボループにより制御さ
れる。バイパス弁は、そしてある場合には主制御弁も、
蒸気流量要求に従って、計画された順序で開かれる。
ボ装置により制御され、両装置はタービン入口の流量制
御弁の位置を定めるものである。また、幾つかの蒸気バ
イパス弁がプラント設計に含まれる。これらのバイパス
弁はプラントの始動に用いられるとともに、必要に応じ
て過剰蒸気をバイパスするために用いられる。圧力調整
装置はシステム圧力を一入力として用いそして圧力設定
点を第2入力として用いる。各主タービン制御弁は、通
例、制御弁サーボループにより制御され、このサーボル
ープは流量要求対弁位置要求キャラクタライザを有し、
そして実際の弁位置を制御弁サーボループの入力とす
る。バイパス弁は通例同様のサーボループにより制御さ
れる。バイパス弁は、そしてある場合には主制御弁も、
蒸気流量要求に従って、計画された順序で開かれる。
【0007】現今のBWRの原子炉システム圧力調整
は、主タービン制御弁が変位または調整作用をなして原
子炉システム圧力を保つことを必要とする。前述のよう
に、原子炉システム圧力が減ると、制御弁は原子炉シス
テム圧力を所望値に回復させるように閉じ、あるいは逆
に、原子炉システム圧力が増すと、制御弁は開いて原子
炉システム圧力を所望値に減らす。一例として、多くの
BWR型プラントで、主タービン弁は通例全アーク(fu
ll arc)モードで用いられる。すなわち、全タービン流
量制御弁が共に動き、平均位置は広開の50%に近い。
制御弁調整はこの平均弁位置を中心とする。もし約60
%を超える弁位置での使用が試みられれば、圧力制御装
置の作用効果は低減しそして安定したプラント運転は通
常維持できない。他のBWRプラントは部分アーク(pa
rtial arc)モードで稼働し、このモードではタービン
制御弁は計画された順序で開かれる。部分アークモード
では、全出力での従来の圧力制御は、主として、1個を
除く全てのタービン制御弁を広開にした状態で達成され
る。最後のタービン制御弁は部分開位置、通例広開の約
30%で調整作用をなす。主タービン制御弁が全アーク
モードで通常の全出力位置すなわち50%開位置で作用
している時、タービン制御弁は、各弁を同じシステム圧
力に対して広開にした場合より少ない蒸気流を主タービ
ンに通しており、その結果、発電量はより少なくなる。
電気出力を最大にししかも原子炉システム圧力を許容限
度内に保つ状態でBWRプラントを運転することが望ま
しい。
は、主タービン制御弁が変位または調整作用をなして原
子炉システム圧力を保つことを必要とする。前述のよう
に、原子炉システム圧力が減ると、制御弁は原子炉シス
テム圧力を所望値に回復させるように閉じ、あるいは逆
に、原子炉システム圧力が増すと、制御弁は開いて原子
炉システム圧力を所望値に減らす。一例として、多くの
BWR型プラントで、主タービン弁は通例全アーク(fu
ll arc)モードで用いられる。すなわち、全タービン流
量制御弁が共に動き、平均位置は広開の50%に近い。
制御弁調整はこの平均弁位置を中心とする。もし約60
%を超える弁位置での使用が試みられれば、圧力制御装
置の作用効果は低減しそして安定したプラント運転は通
常維持できない。他のBWRプラントは部分アーク(pa
rtial arc)モードで稼働し、このモードではタービン
制御弁は計画された順序で開かれる。部分アークモード
では、全出力での従来の圧力制御は、主として、1個を
除く全てのタービン制御弁を広開にした状態で達成され
る。最後のタービン制御弁は部分開位置、通例広開の約
30%で調整作用をなす。主タービン制御弁が全アーク
モードで通常の全出力位置すなわち50%開位置で作用
している時、タービン制御弁は、各弁を同じシステム圧
力に対して広開にした場合より少ない蒸気流を主タービ
ンに通しており、その結果、発電量はより少なくなる。
電気出力を最大にししかも原子炉システム圧力を許容限
度内に保つ状態でBWRプラントを運転することが望ま
しい。
【0008】
【発明の概要】上記および他の目的は、主タービン制御
弁を一定の定常位置に保ちながら原子炉の炉心熱出力を
調整する、タービン発電機と沸騰水型原子炉とを有する
発電システムにおけるシステム圧力を制御する方法によ
り達成され得る。一定の定常位置は広開でよいが、広開
の75%を超える任意の位置でもよい。炉心熱出力の調
整は、炉心内の制御棒密度を調整することにより可能で
ある。代替的に、炉心熱出力の調整は原子炉を通る流量
を調整することにより可能であり、この流量調整は、可
変周波数再循環ポンプの速度を調整するかまたは再循環
流量制御弁を調整することにより達成され得る。
弁を一定の定常位置に保ちながら原子炉の炉心熱出力を
調整する、タービン発電機と沸騰水型原子炉とを有する
発電システムにおけるシステム圧力を制御する方法によ
り達成され得る。一定の定常位置は広開でよいが、広開
の75%を超える任意の位置でもよい。炉心熱出力の調
整は、炉心内の制御棒密度を調整することにより可能で
ある。代替的に、炉心熱出力の調整は原子炉を通る流量
を調整することにより可能であり、この流量調整は、可
変周波数再循環ポンプの速度を調整するかまたは再循環
流量制御弁を調整することにより達成され得る。
【0009】本方法は発電システムを通常のタービン制
御弁調整圧力制御から炉心熱出力調整圧力制御に切換え
ることを包含する。加えて、本方法は、正常圧力制御を
超える炉心出力調整圧力制御からの変動に対応するよう
にバイパス弁閉止バイアスと出力制御バイアスとを変え
ることを包含する。もし圧力過渡値が所定安全範囲外に
あれば、本方法はシステム圧力制御を標準のタービン制
御弁調整圧力制御に戻し得る。
御弁調整圧力制御から炉心熱出力調整圧力制御に切換え
ることを包含する。加えて、本方法は、正常圧力制御を
超える炉心出力調整圧力制御からの変動に対応するよう
にバイパス弁閉止バイアスと出力制御バイアスとを変え
ることを包含する。もし圧力過渡値が所定安全範囲外に
あれば、本方法はシステム圧力制御を標準のタービン制
御弁調整圧力制御に戻し得る。
【0010】上述の方法により、BWRプラントは、原
子炉システム圧力を許容限度内に保ちながら主タービン
制御弁を広開位置で働かせることができる。制御弁を広
開で用いると、プラントはタービンも発電機も大形にす
ることなく発電量を増すことができる。
子炉システム圧力を許容限度内に保ちながら主タービン
制御弁を広開位置で働かせることができる。制御弁を広
開で用いると、プラントはタービンも発電機も大形にす
ることなく発電量を増すことができる。
【0011】
【実施例の記載】図1は発電システム8の基本部分の概
略図である。この装置にはBWR10が含まれ、炉心1
2を内蔵している。水14が炉心12の熱出力によって
沸騰し、汽水相16を経て蒸気18になる。蒸気18は
蒸気流路20の管を通ってタービン流量制御弁22に流
れる。弁22は蒸気タービン24に入る蒸気18の量を
制御する。蒸気18はタービン24の駆動に用いられ、
これにより発電機26が駆動されて電力を発生する。蒸
気18は復水器28に流れ、そこで水14に戻される。
水14は給水ポンプ30により圧送され給水路32の管
を通って原子炉10に戻る。上述のシステムは一般に閉
ループシステムと呼ばれる。
略図である。この装置にはBWR10が含まれ、炉心1
2を内蔵している。水14が炉心12の熱出力によって
沸騰し、汽水相16を経て蒸気18になる。蒸気18は
蒸気流路20の管を通ってタービン流量制御弁22に流
れる。弁22は蒸気タービン24に入る蒸気18の量を
制御する。蒸気18はタービン24の駆動に用いられ、
これにより発電機26が駆動されて電力を発生する。蒸
気18は復水器28に流れ、そこで水14に戻される。
水14は給水ポンプ30により圧送され給水路32の管
を通って原子炉10に戻る。上述のシステムは一般に閉
ループシステムと呼ばれる。
【0012】下記の複数の方程式は、炉心の出力Qと、
蒸気流量ωS と、給水流量ωFWと、タービン制御弁22
の上流の原子炉システム圧力PS と、タービン制御弁2
2の下流の圧力PCVと、復水器28内の圧力PC との基
本的な関係を示す。通例、復水器28内の圧力PC はゼ
ロと考えられる。また、主タービン制御弁流量特性C V
は、制御弁22が閉位置近くから広開位置に移るにつ
れ、比較的小さな値から大きな値に変わる。タービン2
4の流量係数はCT で表され、これは蒸気流量の小さな
変化に対しては比較的一定と考えてよい。通例、蒸気流
量ωS は、原子炉システムに通じる相当の代替水源が存
在せずまた原子炉システムからの漏れもない時、給水流
量ωFWに等しい。以下の方程式は、2次的な変数、例え
ば、熱損失とポンプ圧送エネルギーと漏流を無視した場
合の基本的な定常関係を表す。主タービン制御弁調整と
炉心出力調整によるシステム圧力制御に関する基本方程
式を以下に示す。
蒸気流量ωS と、給水流量ωFWと、タービン制御弁22
の上流の原子炉システム圧力PS と、タービン制御弁2
2の下流の圧力PCVと、復水器28内の圧力PC との基
本的な関係を示す。通例、復水器28内の圧力PC はゼ
ロと考えられる。また、主タービン制御弁流量特性C V
は、制御弁22が閉位置近くから広開位置に移るにつ
れ、比較的小さな値から大きな値に変わる。タービン2
4の流量係数はCT で表され、これは蒸気流量の小さな
変化に対しては比較的一定と考えてよい。通例、蒸気流
量ωS は、原子炉システムに通じる相当の代替水源が存
在せずまた原子炉システムからの漏れもない時、給水流
量ωFWに等しい。以下の方程式は、2次的な変数、例え
ば、熱損失とポンプ圧送エネルギーと漏流を無視した場
合の基本的な定常関係を表す。主タービン制御弁調整と
炉心出力調整によるシステム圧力制御に関する基本方程
式を以下に示す。
【0013】蒸気流量ωS はタービン制御弁22位置C
V の関数であり、そして制御弁22での圧力降下はシス
テム圧力PS と流量制御弁22の下流の圧力PCVとの差
であり、これは次のように表される。
V の関数であり、そして制御弁22での圧力降下はシス
テム圧力PS と流量制御弁22の下流の圧力PCVとの差
であり、これは次のように表される。
【0014】
【数1】
【0015】タービン制御弁22とタービン24を通る
蒸気流量は、タービン制御弁22とタービン入口との間
に分流路が存在しない時、相等しい。蒸気流量ωS は、
タービン流量係数CT と、タービン制御弁22の下流の
圧力PCVと復水器28の圧力PC との圧力差との関数で
あり、圧力PC はシステム圧力PS に対してゼロに等し
いと考えてよいので、次式が成り立つ。
蒸気流量は、タービン制御弁22とタービン入口との間
に分流路が存在しない時、相等しい。蒸気流量ωS は、
タービン流量係数CT と、タービン制御弁22の下流の
圧力PCVと復水器28の圧力PC との圧力差との関数で
あり、圧力PC はシステム圧力PS に対してゼロに等し
いと考えてよいので、次式が成り立つ。
【0016】
【数2】
【0017】方程式1と方程式2を組み合わせると、タ
ービン制御弁22の流量係数CV と、タービン流量係数
CT と、タービン制御弁22の下流の圧力PCVとにより
システム圧力PS を計算することができる。
ービン制御弁22の流量係数CV と、タービン流量係数
CT と、タービン制御弁22の下流の圧力PCVとにより
システム圧力PS を計算することができる。
【0018】
【数3】
【0019】炉心12の熱出力Qは蒸気流量ωS にほぼ
比例する。比例定数Kが両パラメータを関係づける。炉
心出力に関する方程式は次式である。
比例する。比例定数Kが両パラメータを関係づける。炉
心出力に関する方程式は次式である。
【0020】
【数4】
【0021】方程式2と方程式4を組み合わせると、炉
心12の熱出力Qを次式で表すことができる。
心12の熱出力Qを次式で表すことができる。
【0022】
【数5】
【0023】タービン流量制御弁22の下流の圧力につ
いて解くと、上式は次式になる。
いて解くと、上式は次式になる。
【0024】
【数6】
【0025】方程式3と方程式6を組み合わせると、炉
心12の熱出力Qと、炉心出力を蒸気流量と関係づける
定数Kと、主タービン流量制御弁係数CV と、タービン
流量係数CT とによりシステム圧力PS を定めることが
できる。
心12の熱出力Qと、炉心出力を蒸気流量と関係づける
定数Kと、主タービン流量制御弁係数CV と、タービン
流量係数CT とによりシステム圧力PS を定めることが
できる。
【0026】
【数7】
【0027】タービン流量制御弁調整により原子炉圧力
制御を行う従来の方法の場合にシステム圧力PS を制御
する変数に関して、方程式7は次のように変形される。
制御を行う従来の方法の場合にシステム圧力PS を制御
する変数に関して、方程式7は次のように変形される。
【0028】
【数8】
【0029】次の2項、すなわち、
【0030】
【数9】
【0031】は一定の炉心出力に対して比較的一定であ
る。この方程式は、原子炉システム圧力PS がタービン
流量制御弁流量係数CV の2乗の逆数に比例することを
示し、この流量係数は、前述のように、タービン制御弁
22の位置に線形的に比例する。タービン流量制御弁2
2が原子炉システム圧力の減少に応じて閉じると、蒸気
流量はこの流量制御弁位置変化に応じて減少し、こうし
て蒸気流量が減ることにより原子炉システム圧力は増加
して所望値になる。また逆も起こり得る。
る。この方程式は、原子炉システム圧力PS がタービン
流量制御弁流量係数CV の2乗の逆数に比例することを
示し、この流量係数は、前述のように、タービン制御弁
22の位置に線形的に比例する。タービン流量制御弁2
2が原子炉システム圧力の減少に応じて閉じると、蒸気
流量はこの流量制御弁位置変化に応じて減少し、こうし
て蒸気流量が減ることにより原子炉システム圧力は増加
して所望値になる。また逆も起こり得る。
【0032】本発明による炉心出力Qの調整による原子
炉圧力制御の方法の場合にシステム圧力PS を制御する
変数に関して、方程式8は次のように変形される。
炉圧力制御の方法の場合にシステム圧力PS を制御する
変数に関して、方程式8は次のように変形される。
【0033】
【数10】
【0034】次の2項、すなわち、
【0035】
【数11】
【0036】は一定の蒸気流量に対して比較的一定であ
る。この方程式は、原子炉システム圧力PS が、制御弁
流量係数CV を含む項に関しては炉心出力Qの2乗に比
例し、そしてタービン係数CT を含む項に関しては出力
に線形的に比例することを示す。出力Qは、実際には、
炉心内の制御棒密度の変化により、あるいは炉心を通る
流量の変化により変えられる。原子炉システム圧力の減
少に応じて制御棒密度が減少するかあるいは炉心を通る
流量が増加すると、炉心出力が増加し、これにより原子
炉システム圧力が増加して所望値に戻る。また逆も起こ
り得る。
る。この方程式は、原子炉システム圧力PS が、制御弁
流量係数CV を含む項に関しては炉心出力Qの2乗に比
例し、そしてタービン係数CT を含む項に関しては出力
に線形的に比例することを示す。出力Qは、実際には、
炉心内の制御棒密度の変化により、あるいは炉心を通る
流量の変化により変えられる。原子炉システム圧力の減
少に応じて制御棒密度が減少するかあるいは炉心を通る
流量が増加すると、炉心出力が増加し、これにより原子
炉システム圧力が増加して所望値に戻る。また逆も起こ
り得る。
【0037】図2は本発明の一実施例による発電システ
ム8の炉心熱出力調整圧力制御を例示する概略流れ図で
ある。前述のように、発電システム8にはBWR10が
含まれ、蒸気18を発生する。蒸気18はBWR10か
ら蒸気通路20を通流しさらにタービン制御弁22を通
ってタービン24に達し、次いで復水器28に流れ、そ
こで蒸気18は液相水14に変えられる。その後、液相
水14は給水流路32を通流してBWR10に戻る。ポ
ンプ58を含む復水器水流路60が復水器28とヒート
シンク62とを連結している。復水器水は閉ループ流路
60においてポンプ58により復水器28からヒートシ
ンク62に圧送されそして復水器28に戻る。タービン
24により発電機26が駆動されて電力を発生する。バ
イパス弁54により蒸気がBWR10からタービン24
をバイパスして直接復水器28に流れ得る。
ム8の炉心熱出力調整圧力制御を例示する概略流れ図で
ある。前述のように、発電システム8にはBWR10が
含まれ、蒸気18を発生する。蒸気18はBWR10か
ら蒸気通路20を通流しさらにタービン制御弁22を通
ってタービン24に達し、次いで復水器28に流れ、そ
こで蒸気18は液相水14に変えられる。その後、液相
水14は給水流路32を通流してBWR10に戻る。ポ
ンプ58を含む復水器水流路60が復水器28とヒート
シンク62とを連結している。復水器水は閉ループ流路
60においてポンプ58により復水器28からヒートシ
ンク62に圧送されそして復水器28に戻る。タービン
24により発電機26が駆動されて電力を発生する。バ
イパス弁54により蒸気がBWR10からタービン24
をバイパスして直接復水器28に流れ得る。
【0038】制御棒駆動装置34と制御棒制御装置36
がBWR10の炉心12内の制御棒密度を変えて炉心1
2の熱出力を変えるか調整する。炉心12を再循環する
水も熱出力の制御に用いられる。再循環ポンプ40によ
り水が圧送されて再循環流路42の管を通る。通例、再
循環ポンプ40は可変速度ポンプであり再循環水流量の
制御と調整に役立つ。再循環流量制御用の流量制御弁4
4も再循環流路42に含まれる。再循環制御装置38が
再循環ポンプ40の速度と、流量制御弁44の作用開位
置とを制御する。
がBWR10の炉心12内の制御棒密度を変えて炉心1
2の熱出力を変えるか調整する。炉心12を再循環する
水も熱出力の制御に用いられる。再循環ポンプ40によ
り水が圧送されて再循環流路42の管を通る。通例、再
循環ポンプ40は可変速度ポンプであり再循環水流量の
制御と調整に役立つ。再循環流量制御用の流量制御弁4
4も再循環流路42に含まれる。再循環制御装置38が
再循環ポンプ40の速度と、流量制御弁44の作用開位
置とを制御する。
【0039】圧力検知器46が流路20内の蒸気圧力を
測定する。オペレータ制御ステーション50が圧力制御
装置48とタービン弁制御装置52と炉心熱出力制御装
置64とに連通する。タービン制御弁調整モードでは、
システム蒸気圧力は、最初に圧力検知器46で蒸気通路
20内の蒸気圧力を測定することにより制御され、その
際圧力検知器46はその読みを圧力制御装置48に入力
する。圧力設定点がオペレータ制御ステーション50に
おけるオペレータによって圧力制御装置48に入れられ
る。もし圧力が設定点圧力より高いか低ければ、信号が
タービン弁制御装置52に送られ、この制御装置は主タ
ービン制御弁22に弁開閉用の信号を送る。タービン制
御弁22を開くと、より多くの蒸気がタービン24に入
り、従ってシステム圧力が下がる。タービン制御弁22
を閉ざすと、より高い圧力が当該システム内に発生す
る。
測定する。オペレータ制御ステーション50が圧力制御
装置48とタービン弁制御装置52と炉心熱出力制御装
置64とに連通する。タービン制御弁調整モードでは、
システム蒸気圧力は、最初に圧力検知器46で蒸気通路
20内の蒸気圧力を測定することにより制御され、その
際圧力検知器46はその読みを圧力制御装置48に入力
する。圧力設定点がオペレータ制御ステーション50に
おけるオペレータによって圧力制御装置48に入れられ
る。もし圧力が設定点圧力より高いか低ければ、信号が
タービン弁制御装置52に送られ、この制御装置は主タ
ービン制御弁22に弁開閉用の信号を送る。タービン制
御弁22を開くと、より多くの蒸気がタービン24に入
り、従ってシステム圧力が下がる。タービン制御弁22
を閉ざすと、より高い圧力が当該システム内に発生す
る。
【0040】沸騰水型原子炉発電プラントは1個より多
いタービン制御弁22を備え得る。通例、4個のタービ
ン制御弁22が当該システムに存在し、全弁が共に動く
全アークモードで、あるいは、1個以上の弁が調整作用
をなしそして残りの弁が全開位置に留まる部分アークモ
ードで作用する。また、システム安全圧力設定点を超え
た場合、信号がバイパス弁54に送られて同弁を開くの
で蒸気の分流がタービン24を迂回して直接復水器28
に入り、、こうしてシステム圧力を下げる。再循環流量
制御装置38が信号を可変速度再循環ポンプ40か流量
制御弁44に送って再循環流量を制御することにより炉
心12の熱出力を一定に保つ。復水器28は復水器水に
よって作用し、復水器水はタービン24から流れて来る
蒸気18から熱エネルギーを奪うことにより蒸気18を
水14に変える。復水器水は復水器ポンプ58により復
水器28から閉ループ流路60の管を通ってヒートシン
ク62に圧送されそして復水器28に戻される。ヒート
シンク62は、復水器水が復水器28に還流する前に、
復水器水から熱エネルギーを散逸させる。
いタービン制御弁22を備え得る。通例、4個のタービ
ン制御弁22が当該システムに存在し、全弁が共に動く
全アークモードで、あるいは、1個以上の弁が調整作用
をなしそして残りの弁が全開位置に留まる部分アークモ
ードで作用する。また、システム安全圧力設定点を超え
た場合、信号がバイパス弁54に送られて同弁を開くの
で蒸気の分流がタービン24を迂回して直接復水器28
に入り、、こうしてシステム圧力を下げる。再循環流量
制御装置38が信号を可変速度再循環ポンプ40か流量
制御弁44に送って再循環流量を制御することにより炉
心12の熱出力を一定に保つ。復水器28は復水器水に
よって作用し、復水器水はタービン24から流れて来る
蒸気18から熱エネルギーを奪うことにより蒸気18を
水14に変える。復水器水は復水器ポンプ58により復
水器28から閉ループ流路60の管を通ってヒートシン
ク62に圧送されそして復水器28に戻される。ヒート
シンク62は、復水器水が復水器28に還流する前に、
復水器水から熱エネルギーを散逸させる。
【0041】代表的な場合、前述のような従来の制御弁
調整圧力制御モードから炉心熱出力調整圧力制御モード
への切換えは、オペレータ制御ステーション50でプラ
ントオペレータによって行われる。しかし、炉心出力調
整モードへの切換えは、所定の要件パラメータが満たさ
れた時自動的に行われてもよい。蒸気流路20内の蒸気
圧力は圧力検知器46によって測定され、この検知器は
圧力制御装置48と炉心熱出力制御装置64とに入力を
送る。圧力制御装置48は信号をタービン弁制御装置5
2に送り、制御装置52は信号を主タービン制御弁22
に送って一定位置の開弁を保つ。制御弁22は通常広開
にセットされるが、任意の他の一定位置にセットされて
もよい。制御弁22は代表的には広開の少なくとも75
%にセットされる。
調整圧力制御モードから炉心熱出力調整圧力制御モード
への切換えは、オペレータ制御ステーション50でプラ
ントオペレータによって行われる。しかし、炉心出力調
整モードへの切換えは、所定の要件パラメータが満たさ
れた時自動的に行われてもよい。蒸気流路20内の蒸気
圧力は圧力検知器46によって測定され、この検知器は
圧力制御装置48と炉心熱出力制御装置64とに入力を
送る。圧力制御装置48は信号をタービン弁制御装置5
2に送り、制御装置52は信号を主タービン制御弁22
に送って一定位置の開弁を保つ。制御弁22は通常広開
にセットされるが、任意の他の一定位置にセットされて
もよい。制御弁22は代表的には広開の少なくとも75
%にセットされる。
【0042】炉心熱出力を調整するために、炉心熱出力
制御装置64は、原子炉内の制御棒密度を調整すること
により炉心出力を制御するかまたは炉心12を通る再循
環水流量を調整し得る。制御棒密度を調整するために、
信号が炉心熱出力制御装置64によって制御棒駆動制御
装置36に送られる。次いで、制御棒駆動制御装置36
は制御棒駆動装置34に制御棒を上げるか下げるかの指
令を与え、これにより炉心12内の制御棒密度を変える
か調整する。炉心熱出力は制御棒密度に反比例する。例
えば、制御棒密度が増加するにつれ熱出力は減少し、ま
た逆に、制御棒密度が減少するにつれ炉心熱出力は増加
する。
制御装置64は、原子炉内の制御棒密度を調整すること
により炉心出力を制御するかまたは炉心12を通る再循
環水流量を調整し得る。制御棒密度を調整するために、
信号が炉心熱出力制御装置64によって制御棒駆動制御
装置36に送られる。次いで、制御棒駆動制御装置36
は制御棒駆動装置34に制御棒を上げるか下げるかの指
令を与え、これにより炉心12内の制御棒密度を変える
か調整する。炉心熱出力は制御棒密度に反比例する。例
えば、制御棒密度が増加するにつれ熱出力は減少し、ま
た逆に、制御棒密度が減少するにつれ炉心熱出力は増加
する。
【0043】再循環流量を調整するために、炉心熱出力
制御装置64は信号を再循環流量制御装置38に送る。
制御装置38はこの時可変速度ポンプ40を変速させて
再循環流量を調整する。代替的に、制御装置38は信号
を再循環制御弁44に送って弁44の開位置を調整し、
こうして、炉心12を通る水の再循環流量を調整する。
再循環流量の調整により炉心熱出力が調整される。
制御装置64は信号を再循環流量制御装置38に送る。
制御装置38はこの時可変速度ポンプ40を変速させて
再循環流量を調整する。代替的に、制御装置38は信号
を再循環制御弁44に送って弁44の開位置を調整し、
こうして、炉心12を通る水の再循環流量を調整する。
再循環流量の調整により炉心熱出力が調整される。
【0044】図3は本発明の一実施例による発電システ
ム8の炉心熱出力調整圧力制御を例示する機能的な概略
制御ブロック線図である。図3は被検知システム圧力2
00と蒸気管路圧力検知器202と圧力設定点調整20
4と加算器または補償器206の機能ブロックを示す。
これらの機能ブロックは、代表的には、蒸気流量要求信
号をタービン制御装置210に与える従来の圧力調整機
能に含まれる。当該技術において知られているように、
タービン制御装置210は通例、弁位置キャラクタライ
ザと弁位置制御器と電気信号・液圧流量変換器と液圧シ
リンダと流量制御弁と弁位置検知器と液圧パワーユニッ
トとを含み得る。タービン制御装置210はまたタービ
ン負荷限度設定点212機能ブロックと昇圧バイパス弁
閉止バイアス214機能ブロックとを含んでいる。もし
圧力が上昇してタービン負荷限度設定点212を超えか
つその昇圧がバイパス弁閉止バイアスを超えれば、バイ
パス弁が開いて蒸気を直接復水器に導く。
ム8の炉心熱出力調整圧力制御を例示する機能的な概略
制御ブロック線図である。図3は被検知システム圧力2
00と蒸気管路圧力検知器202と圧力設定点調整20
4と加算器または補償器206の機能ブロックを示す。
これらの機能ブロックは、代表的には、蒸気流量要求信
号をタービン制御装置210に与える従来の圧力調整機
能に含まれる。当該技術において知られているように、
タービン制御装置210は通例、弁位置キャラクタライ
ザと弁位置制御器と電気信号・液圧流量変換器と液圧シ
リンダと流量制御弁と弁位置検知器と液圧パワーユニッ
トとを含み得る。タービン制御装置210はまたタービ
ン負荷限度設定点212機能ブロックと昇圧バイパス弁
閉止バイアス214機能ブロックとを含んでいる。もし
圧力が上昇してタービン負荷限度設定点212を超えか
つその昇圧がバイパス弁閉止バイアスを超えれば、バイ
パス弁が開いて蒸気を直接復水器に導く。
【0045】図3はまた出力調整装置220と出力制御
故障論理230と出力制御オン232と中性子束234
と出力制御バイアス240それぞれの機能ブロックを示
す。再循環ポンプ可変速度制御装置250と再循環流量
制御弁位置制御装置254と制御棒位置制御装置260
の機能ブロックも示してある。運転中、管200内の蒸
気圧力が圧力検知器202によって測定され、この検知
器は信号を加算器または補償器206に送り、これはそ
の圧力を圧力設定点204と比較する。次いで、信号が
タービン制御装置210と加算器208とに送られる。
炉心出力制御232をオンにした時、出力制御故障論理
230が働く。出力制御故障論理230は出力制御装置
220を制御装置の故障について監視し、バイパス弁の
位置と、中性子束234のレベルを監視し、また出力制
御装置220の作用パラメータを許容値に関して監視す
る。もしある変数が公差から外れているかあるいは制御
装置部品が故障状態にあれば、出力制御論理230は炉
心出力調整モードへの切換えを許さない。また、もしプ
ラントが出力制御モードで稼働していれば、故障論理2
30は自動的にタービン制御弁調整モードに戻って許容
可能なシステム圧力を維持する。出力制御モードオン2
32がオンになった時、出力制御バイアス240が設定
信号を加算器208に加え、この加算器はまたタービン
負荷限度212の値を受ける。これらの信号は加算器2
06からの圧力誤差信号と合算される。加算器208か
らの制御信号は出力調整装置220に入力される。この
調整装置は、例えば、比例プラス積分制御装置でよい。
出力調整装置220の出力は出力制御装置の一つに送給
され、この一つの制御装置は、再循環ポンプ可変速度制
御装置250、再循環流量制御弁位置制御装置254、
あるいは制御棒位置制御装置260でよい。
故障論理230と出力制御オン232と中性子束234
と出力制御バイアス240それぞれの機能ブロックを示
す。再循環ポンプ可変速度制御装置250と再循環流量
制御弁位置制御装置254と制御棒位置制御装置260
の機能ブロックも示してある。運転中、管200内の蒸
気圧力が圧力検知器202によって測定され、この検知
器は信号を加算器または補償器206に送り、これはそ
の圧力を圧力設定点204と比較する。次いで、信号が
タービン制御装置210と加算器208とに送られる。
炉心出力制御232をオンにした時、出力制御故障論理
230が働く。出力制御故障論理230は出力制御装置
220を制御装置の故障について監視し、バイパス弁の
位置と、中性子束234のレベルを監視し、また出力制
御装置220の作用パラメータを許容値に関して監視す
る。もしある変数が公差から外れているかあるいは制御
装置部品が故障状態にあれば、出力制御論理230は炉
心出力調整モードへの切換えを許さない。また、もしプ
ラントが出力制御モードで稼働していれば、故障論理2
30は自動的にタービン制御弁調整モードに戻って許容
可能なシステム圧力を維持する。出力制御モードオン2
32がオンになった時、出力制御バイアス240が設定
信号を加算器208に加え、この加算器はまたタービン
負荷限度212の値を受ける。これらの信号は加算器2
06からの圧力誤差信号と合算される。加算器208か
らの制御信号は出力調整装置220に入力される。この
調整装置は、例えば、比例プラス積分制御装置でよい。
出力調整装置220の出力は出力制御装置の一つに送給
され、この一つの制御装置は、再循環ポンプ可変速度制
御装置250、再循環流量制御弁位置制御装置254、
あるいは制御棒位置制御装置260でよい。
【0046】図4はBWRの炉心出力の定格値に対する
百分率と、炉心流量の定格値に対する百分率との運転上
の関係を示す。従来のタービン制御弁調整圧力制御の運
転領域300は線310の上側境界を有し、この境界線
は制御弁調整モードの運転出力限度を表す。炉心熱出力
調整圧力制御の運転領域320は下側境界線330を有
する。線330は許容システム安定性と、炉心熱出力調
整モードからタービン制御弁調整モードへの切換え中の
プラント過渡挙動とに基づく。領域320の上側境界線
340は熱出力調整モード圧力制御で発生した最大出力
を表す。図4に示したように、熱出力調整圧力制御を用
いたBWRから発生した最大出力は、タービン制御弁調
整圧力制御を用いた場合より大きい。
百分率と、炉心流量の定格値に対する百分率との運転上
の関係を示す。従来のタービン制御弁調整圧力制御の運
転領域300は線310の上側境界を有し、この境界線
は制御弁調整モードの運転出力限度を表す。炉心熱出力
調整圧力制御の運転領域320は下側境界線330を有
する。線330は許容システム安定性と、炉心熱出力調
整モードからタービン制御弁調整モードへの切換え中の
プラント過渡挙動とに基づく。領域320の上側境界線
340は熱出力調整モード圧力制御で発生した最大出力
を表す。図4に示したように、熱出力調整圧力制御を用
いたBWRから発生した最大出力は、タービン制御弁調
整圧力制御を用いた場合より大きい。
【0047】本発明の様々な実施例の以上の説明から、
本発明の目的が達成されることは明らかである。本発明
を詳細に説示したが、この詳細な説示は単に例示のため
のもので本発明を限定するものではないことを理解され
たい。
本発明の目的が達成されることは明らかである。本発明
を詳細に説示したが、この詳細な説示は単に例示のため
のもので本発明を限定するものではないことを理解され
たい。
【図1】タービン発電機とBWRを備えた発電システム
の基本部分の概略図である。
の基本部分の概略図である。
【図2】炉心熱出力調整圧力制御を適用するBWRを示
す発電システムの概略流れ図である。
す発電システムの概略流れ図である。
【図3】BWRの炉心出力調整による圧力制御を示す概
略制御図である。
略制御図である。
【図4】出力の定格値に対する百分率対炉心流量の定格
値に対する百分率のグラフで、炉心出力調整圧力制御を
適用するBWRの運転領域を示す。
値に対する百分率のグラフで、炉心出力調整圧力制御を
適用するBWRの運転領域を示す。
8 発電システム 10 沸騰水型原子炉 12 炉心 14 水 18 蒸気 22 タービン流量制御弁(主タービン制御弁) 24 蒸気タービン(主タービン) 26 発電機 34 制御棒駆動装置 36 制御棒駆動制御装置 38 再循環流量制御装置 40 再循環ポンプ 44 再循環水流量制御弁 54 バイパス弁 64 炉心熱出力制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラモント・ホールナー・ヤングボーグ アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サ ン・ホセ、ミューアー・ドライブ、5464番 (72)発明者 ナビル・アクラム・テイマー アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サン タ・クララ、モーリシャー・アヴェニュ ー、3078番
Claims (10)
- 【請求項1】 タービン発電機(24)と沸騰水型原子
炉(10)とを備え、前記沸騰水型原子炉(10)は炉
心(12)を内蔵する圧力容器と制御棒と再循環流量制
御装置(38)とを含むような発電システム(8)であ
って、炉心熱出力が水(14)を蒸気(18)に変える
ことにより前記タービン発電機(24)を駆動して電力
を発生させ、そして閉ループにおいて蒸気(18)が水
(14)に戻されそして前記沸騰水型原子炉(10)に
戻され、前記タービン発電機(24)に主タービン制御
弁(22)が含まれ前記タービン発電機(24)に給入
される蒸気を制御するように構成された発電システム
(8)におけるシステム圧力を制御する方法であって、
前記主タービン制御弁(22)を一定の定常位置にセッ
トする段階と、前記原子炉の炉心(12)熱出力を調整
することにより前記システム圧力を所定範囲内にあるよ
うに制御する段階とからなる方法。 - 【請求項2】 前記主タービン制御弁(22)を一定の
定常位置にセットする段階は前記主タービン制御弁(2
2)を広開位置にセットする段階からなる請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】 前記主タービン制御弁(22)を一定の
定常位置にセットする段階は前記主タービン制御弁(2
2)を広開の75%を超える位置にセットする段階から
なる請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 炉心(12)熱出力の調整は前記炉心
(12)内の制御棒密度を調整する段階からなる請求項
1記載の方法。 - 【請求項5】 炉心(12)熱出力の調整は前記炉心
(12)を通る再循環水流量を調整する段階からなる請
求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記炉心(12)を通る再循環水流量の
調整は、前記再循環流量制御装置(38)の入力を調整
する段階をさらに含む、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 可変速度再循環ポンプ(40)を調整す
ることにより再循環水流量を調整する段階をさらに含む
請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 再循環水流量制御弁(44)を調整する
ことにより再循環水流量を調整する段階をさらに含む請
求項6記載の方法。 - 【請求項9】 バイパス弁(54)閉止バイアスと出力
制御バイアスとを自動的に変えて炉心(12)出力調整
に対応する段階をさらに含む請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 圧力過渡値が所定範囲外にある時、シ
ステム圧力制御を炉心(12)出力調整圧力制御からタ
ービン制御弁(22)調整圧力制御に切換える段階をさ
らに含む請求項1記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/082989 | 1998-05-22 | ||
| US09/082,989 US6198786B1 (en) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | Methods of reactor system pressure control by reactor core power modulation |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11352284A true JPH11352284A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=22174725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11137918A Withdrawn JPH11352284A (ja) | 1998-05-22 | 1999-05-19 | 炉心出力調整による原子炉システム圧力制御の方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6198786B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11352284A (ja) |
| DE (1) | DE19922476A1 (ja) |
| SE (1) | SE9901718L (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019148539A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 負荷追従装置及びそれを有する原子力発電プラント |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2154229B1 (es) * | 1999-07-13 | 2001-10-01 | Gen Electric | Procedimientos de control de la presion de sistema de reactor, por modulacion de potencia de nucleo del reactor. |
| US6697447B1 (en) * | 1999-12-30 | 2004-02-24 | General Electric Company | Maximum extended load line limit analysis for a boiling water nuclear reactor |
| JP4230638B2 (ja) * | 2000-04-10 | 2009-02-25 | 株式会社東芝 | 原子力発電プラントの蒸気タービン制御装置 |
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