JPH0241720B2 - - Google Patents
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- JPH0241720B2 JPH0241720B2 JP55123578A JP12357880A JPH0241720B2 JP H0241720 B2 JPH0241720 B2 JP H0241720B2 JP 55123578 A JP55123578 A JP 55123578A JP 12357880 A JP12357880 A JP 12357880A JP H0241720 B2 JPH0241720 B2 JP H0241720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- pressure
- steam
- low
- control signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、発電プラントの出力制御法及びその
出力制御装置に係り、特に沸騰水型原子力発電所
(以下、単にBWR発電プラントと称す)に適用
するのに好適であつて不測の原子炉停止を回避で
きる発電プラントの出力制御方法及び出力制御装
置に関する。
出力制御装置に係り、特に沸騰水型原子力発電所
(以下、単にBWR発電プラントと称す)に適用
するのに好適であつて不測の原子炉停止を回避で
きる発電プラントの出力制御方法及び出力制御装
置に関する。
従来のBWR発電プラントでは、電力系統の周
波数上昇(または負荷要求減少)がタービン制御
装置内の予め決められた負荷設定バイパス分相当
以上になると、タービン加減弁を絞るとともに、
タービンバイパス弁を開放していた。この場合、
タービン加減弁の絞り込み量がタービンバイパス
弁の設備容量以上になると、原子炉停止に至るこ
とがあつた。すなわち、原子炉出力は一定で、発
生蒸気量も一定であるが、タービン系では蒸気流
量が減少しており、このミスマツチにより原子炉
圧力が上昇を始める。BWR発電プラントでは、
原子炉圧力上昇に対して正の出力反応度特性があ
るので、原子炉内中性子束が増加し、この出力増
加により原子炉圧力がさらに高められる。この結
果、原子炉圧力高、中性子束高のいずれかの信号
により原子炉はスクラム(緊急停止)されてい
た。
波数上昇(または負荷要求減少)がタービン制御
装置内の予め決められた負荷設定バイパス分相当
以上になると、タービン加減弁を絞るとともに、
タービンバイパス弁を開放していた。この場合、
タービン加減弁の絞り込み量がタービンバイパス
弁の設備容量以上になると、原子炉停止に至るこ
とがあつた。すなわち、原子炉出力は一定で、発
生蒸気量も一定であるが、タービン系では蒸気流
量が減少しており、このミスマツチにより原子炉
圧力が上昇を始める。BWR発電プラントでは、
原子炉圧力上昇に対して正の出力反応度特性があ
るので、原子炉内中性子束が増加し、この出力増
加により原子炉圧力がさらに高められる。この結
果、原子炉圧力高、中性子束高のいずれかの信号
により原子炉はスクラム(緊急停止)されてい
た。
次に、第1図に示す従来のタービン制御装置を
より詳細に説明する。原子炉1で発生した蒸気は
主蒸気管2を通り、主蒸気止め弁3、タービン加
減弁4を経て高圧タービン6を駆動する。低圧と
なつた蒸気は湿分を多く含んでいるので、湿分分
離器7で蒸気の質を高められたのち、中間加減弁
8を通り、低圧タービン9を駆動し、復水器10
で水に戻される。一方、タービンで処理しきれな
いときの蒸気バイパス系として、タービンバイパ
ス弁5が設けられている。復水器10からの水
は、脱塩器や復水ポンプ(図示せず)を経て、給
水ポンプ11に至り、給水加熱器12を経て、原
子炉1へ給水される。この給水加熱器12の熱源
は高圧タービン6から抽気した蒸気が用いられ抽
気管28を通して供給される。
より詳細に説明する。原子炉1で発生した蒸気は
主蒸気管2を通り、主蒸気止め弁3、タービン加
減弁4を経て高圧タービン6を駆動する。低圧と
なつた蒸気は湿分を多く含んでいるので、湿分分
離器7で蒸気の質を高められたのち、中間加減弁
8を通り、低圧タービン9を駆動し、復水器10
で水に戻される。一方、タービンで処理しきれな
いときの蒸気バイパス系として、タービンバイパ
ス弁5が設けられている。復水器10からの水
は、脱塩器や復水ポンプ(図示せず)を経て、給
水ポンプ11に至り、給水加熱器12を経て、原
子炉1へ給水される。この給水加熱器12の熱源
は高圧タービン6から抽気した蒸気が用いられ抽
気管28を通して供給される。
タービン加減弁4は、圧力制御器16の出力
P1と速度制御系出力S1の低値優先回路18を経
た信号V1により制御されるが、通常は負荷設定
バイアスBLだけS1が高いので、圧力制御が優先
される。
P1と速度制御系出力S1の低値優先回路18を経
た信号V1により制御されるが、通常は負荷設定
バイアスBLだけS1が高いので、圧力制御が優先
される。
ここで、圧力制御系は、タービン入口圧力15
を安定に制御するため、圧力15とその設定値1
4の差であるタービン入口圧力偏差を制御器16
に導き、その制御出力P1を得る。一方、速度制
御系は、タービン速度20とその設定率19の偏
差を所定の速度調定率に設定された増巾器21に
より負荷変差に換算し、負荷設定信号LDSとバイ
アスBLを加えて信号S1を得ている。ただし、電
力系統の周波数上昇分をfとしてこれを定格周波
数に対する%で表わし、タービン加減弁4の絞り
分、すなわち部分負荷しや断量Lを同じく定格負
荷に対する%で表わすと、両者には L=100×f/Rc の関係がある。ただし、Rcは速度調定率(%)
であり、増巾器21には、100/Rcの値が設定さ
れている。
を安定に制御するため、圧力15とその設定値1
4の差であるタービン入口圧力偏差を制御器16
に導き、その制御出力P1を得る。一方、速度制
御系は、タービン速度20とその設定率19の偏
差を所定の速度調定率に設定された増巾器21に
より負荷変差に換算し、負荷設定信号LDSとバイ
アスBLを加えて信号S1を得ている。ただし、電
力系統の周波数上昇分をfとしてこれを定格周波
数に対する%で表わし、タービン加減弁4の絞り
分、すなわち部分負荷しや断量Lを同じく定格負
荷に対する%で表わすと、両者には L=100×f/Rc の関係がある。ただし、Rcは速度調定率(%)
であり、増巾器21には、100/Rcの値が設定さ
れている。
また、バイアスBLとしては通常10%負荷に相
当する値が選ばれ、 S1=P1+10(%) となつているので、10%定格負荷以内の部分負荷
しや断(速度上昇分はL=Rc/10)に対しては、
タービン加減弁4は応動しない。しかし10%以上
の負荷しや断に対してはS1<P1となるためター
ビン加減弁4が閉じられ、P1と実際のタービン
加減弁開度V1に差が生じ、この差(P1−V1)で
タービンバイパス弁5が開かれる。バイアスB1
はバイパス弁動作を安定化するための微小な信号
である。
当する値が選ばれ、 S1=P1+10(%) となつているので、10%定格負荷以内の部分負荷
しや断(速度上昇分はL=Rc/10)に対しては、
タービン加減弁4は応動しない。しかし10%以上
の負荷しや断に対してはS1<P1となるためター
ビン加減弁4が閉じられ、P1と実際のタービン
加減弁開度V1に差が生じ、この差(P1−V1)で
タービンバイパス弁5が開かれる。バイアスB1
はバイパス弁動作を安定化するための微小な信号
である。
ところで、バイパス弁5の容量がθB%とする
と、θB+10%以上の大巾な部分負荷しや断が発生
したときには、タービンバイパス弁5でも蒸気を
処理しきれなくなり、前記のように原子炉停止に
至ることになる。他方、中間加減弁8は通常開放
されており、上記の部分負荷しや断に対しては応
動しないが、全負荷しや断のように大巾な負荷し
や断時にはタービン加速防止のため閉鎖するよう
に、タービン偏差を増巾器22で増張した信号
と、負荷設定信号を増巾器23で増巾した信号
と、バイアスB1とを加えた信号V2で制御するよ
うに構成されている。したがつて、部分負荷しや
断に対して応動するのは、タービン加減弁4とタ
ービンバイパス弁5であり、θB+10%以上の負荷
しや断に対しては、余剰な蒸気を処理しきれず、
原子炉停止となるので、原子炉を再起動するのに
長時間を要する。そして、再起動のための運転操
作に老力を要するばかりでなく、プラントの稼動
率も低下していた。
と、θB+10%以上の大巾な部分負荷しや断が発生
したときには、タービンバイパス弁5でも蒸気を
処理しきれなくなり、前記のように原子炉停止に
至ることになる。他方、中間加減弁8は通常開放
されており、上記の部分負荷しや断に対しては応
動しないが、全負荷しや断のように大巾な負荷し
や断時にはタービン加速防止のため閉鎖するよう
に、タービン偏差を増巾器22で増張した信号
と、負荷設定信号を増巾器23で増巾した信号
と、バイアスB1とを加えた信号V2で制御するよ
うに構成されている。したがつて、部分負荷しや
断に対して応動するのは、タービン加減弁4とタ
ービンバイパス弁5であり、θB+10%以上の負荷
しや断に対しては、余剰な蒸気を処理しきれず、
原子炉停止となるので、原子炉を再起動するのに
長時間を要する。そして、再起動のための運転操
作に老力を要するばかりでなく、プラントの稼動
率も低下していた。
特許請求の範囲第1項及び第2項記載の発明の
目的は、原子炉スクラムが回避可な部分負荷しや
断の領域を拡大することができる発電プラントの
出力制御方法及びその出力制御装置を提供するこ
とにある。
目的は、原子炉スクラムが回避可な部分負荷しや
断の領域を拡大することができる発電プラントの
出力制御方法及びその出力制御装置を提供するこ
とにある。
特許請求の範囲第3項記載の発明の目的は、上
記発明の目的を達成すると共に湿分分離器の圧力
上昇を抑制できる発電プラントの出力制御装置を
提供することにある。
記発明の目的を達成すると共に湿分分離器の圧力
上昇を抑制できる発電プラントの出力制御装置を
提供することにある。
特許請求の範囲第1項記載の発明の特徴は、負
荷減少が発生したときに中間加減弁の開度を制御
して低圧タービンの出力を減少させ、負荷減少が
所定値を越えたときには前記所定値を越えた負荷
減少分をタービン加減弁及びバイピス弁の開度制
御により調節することにある。
荷減少が発生したときに中間加減弁の開度を制御
して低圧タービンの出力を減少させ、負荷減少が
所定値を越えたときには前記所定値を越えた負荷
減少分をタービン加減弁及びバイピス弁の開度制
御により調節することにある。
特許請求の範囲第2項記載の発明の特徴は、測
定された蒸気圧力と圧力設定値との偏差を入力し
て第1制御信号を出力する圧力制御手段と、測定
されたタービン速度と速度設定値との偏差を入力
して第2制御信号を出力する速度制御手段と、前
記第1制御信号及び前記第2制御信号のうち低値
の制御信号を選択して前記タービン加減弁に出力
する低値優先回路と、前記第1制御信号と前記低
値優先回路から出力された制御信号との偏差信号
を求めて前記バイパス弁に出力する手段と、前記
第1制御信号と前記第2制御信号との偏差に基づ
いて中間加減弁開度制御信号を出力する手段とを
備えたことにある。
定された蒸気圧力と圧力設定値との偏差を入力し
て第1制御信号を出力する圧力制御手段と、測定
されたタービン速度と速度設定値との偏差を入力
して第2制御信号を出力する速度制御手段と、前
記第1制御信号及び前記第2制御信号のうち低値
の制御信号を選択して前記タービン加減弁に出力
する低値優先回路と、前記第1制御信号と前記低
値優先回路から出力された制御信号との偏差信号
を求めて前記バイパス弁に出力する手段と、前記
第1制御信号と前記第2制御信号との偏差に基づ
いて中間加減弁開度制御信号を出力する手段とを
備えたことにある。
特許請求の範囲第3項記載の発明の特徴は、特
許請求の範囲第2項記載の発明の特徴に加えて、
高圧タービンから給水加熱器に導かれる蒸気量を
調節する抽気弁を高圧タービンから低圧タービン
に導かれる蒸気の圧力に基づいて制御する手段を
備えたことにある。
許請求の範囲第2項記載の発明の特徴に加えて、
高圧タービンから給水加熱器に導かれる蒸気量を
調節する抽気弁を高圧タービンから低圧タービン
に導かれる蒸気の圧力に基づいて制御する手段を
備えたことにある。
以下図面を参照して、本発明の一実施例を詳細
に説明する。第2図は本発明のBWR発電プラン
ト出力制御装置の一実施例を示す。従来プラント
と同様に、負荷要求誤差信号26(δL)は圧力制
御系出力P1と速度制御系出力S1及び負荷設定バ
イアスBLから得られる。すなわち δL=P1−S1−BL ……(1) である。この信号は原子炉出力を制御する原子炉
再循環系に与えることも可能であるが、燃料の熱
的制限等のため再循環系は手動運転を行う場合が
多い。本発明は、この負荷要求誤差信号26を可
変リミツタ101、増巾器102を通したのちバ
イアスB10を加えて、信号V3とする。そして、従
来の中間加減弁要求信号V2と新しい信号V3を低
値優先回路104に導き、その出力信号で中間加
減弁8を制御する。
に説明する。第2図は本発明のBWR発電プラン
ト出力制御装置の一実施例を示す。従来プラント
と同様に、負荷要求誤差信号26(δL)は圧力制
御系出力P1と速度制御系出力S1及び負荷設定バ
イアスBLから得られる。すなわち δL=P1−S1−BL ……(1) である。この信号は原子炉出力を制御する原子炉
再循環系に与えることも可能であるが、燃料の熱
的制限等のため再循環系は手動運転を行う場合が
多い。本発明は、この負荷要求誤差信号26を可
変リミツタ101、増巾器102を通したのちバ
イアスB10を加えて、信号V3とする。そして、従
来の中間加減弁要求信号V2と新しい信号V3を低
値優先回路104に導き、その出力信号で中間加
減弁8を制御する。
他方、この中間加減弁8が絞られた場合、湿分
分離器7の圧力が上昇するので、これを抽気加減
弁108で制御する。すなわち、高圧タービン6
を出た蒸気の圧力を検出した信号106と低圧圧
力設定値PLSの偏差を圧力制御器107に導き、
その制御出力で抽気弁108を制御する。
分離器7の圧力が上昇するので、これを抽気加減
弁108で制御する。すなわち、高圧タービン6
を出た蒸気の圧力を検出した信号106と低圧圧
力設定値PLSの偏差を圧力制御器107に導き、
その制御出力で抽気弁108を制御する。
次に動作について説明する。負荷設定バイアス
BLはタービンバイパス容量θBにほぼ等しい値に
設定し、増巾器103のゲインG102は次式に設定
する。
BLはタービンバイパス容量θBにほぼ等しい値に
設定し、増巾器103のゲインG102は次式に設定
する。
G102=QL+QH/QL ……(2)
ここにQL、QHは各々低圧タービン及び高圧タ
ービン容量である。また、バイアスB10=100%
に設定する。可変リミツタ101は −BL≦δL≦0 の信号のみを通過させる機能を有する。一定負荷
運転時においては、δL=0であつてV3=100%、
V2>100%であるので中間加減弁8は全開されて
おり、この状態では従来技術と変らない。
ービン容量である。また、バイアスB10=100%
に設定する。可変リミツタ101は −BL≦δL≦0 の信号のみを通過させる機能を有する。一定負荷
運転時においては、δL=0であつてV3=100%、
V2>100%であるので中間加減弁8は全開されて
おり、この状態では従来技術と変らない。
次に、部分負荷しや断が発生し、そのしや断容
量LがバイアスBL以内であれば加減弁4は応動
せず、負荷要求誤差信号δLが−Lとなり可変リミ
ツタ101、増巾器102を経て信号V3が低下
する。すなわち V3=100−QH+QL/QL・L ……(3) となり、中間加減弁8が信号V3に従つて閉じら
れる。これによつて低圧蒸気流量が減少するの
で、タービン出力が減少するが、湿分分離器7の
圧力が上昇する。しかし、圧力制御器107によ
つて抽気弁108が開くので、湿分分離器7の圧
力上昇は抑えられるとともに、給水温度が上昇す
るので原子炉冷却材温度が上昇し、温度反応度効
果によつて原子炉熱出力が低下する。すなわち、
本制御系によつて、原子炉出力を負荷に追従させ
ている。
量LがバイアスBL以内であれば加減弁4は応動
せず、負荷要求誤差信号δLが−Lとなり可変リミ
ツタ101、増巾器102を経て信号V3が低下
する。すなわち V3=100−QH+QL/QL・L ……(3) となり、中間加減弁8が信号V3に従つて閉じら
れる。これによつて低圧蒸気流量が減少するの
で、タービン出力が減少するが、湿分分離器7の
圧力が上昇する。しかし、圧力制御器107によ
つて抽気弁108が開くので、湿分分離器7の圧
力上昇は抑えられるとともに、給水温度が上昇す
るので原子炉冷却材温度が上昇し、温度反応度効
果によつて原子炉熱出力が低下する。すなわち、
本制御系によつて、原子炉出力を負荷に追従させ
ている。
次に、負荷しや断容量がバイアスBLを越えBL
<L≦(BL+θB)のときには、バイアス分BLに相
当する分が中間加減弁7で処理され、バイアス
BLを越える分で加減弁4が閉じ、バイパス弁5
が開くがこの動作は従来例と類似している。
<L≦(BL+θB)のときには、バイアス分BLに相
当する分が中間加減弁7で処理され、バイアス
BLを越える分で加減弁4が閉じ、バイパス弁5
が開くがこの動作は従来例と類似している。
以上のように、本実施例では、負荷減少に対し
てまず中間加減弁が動作し、次いでタービン加減
弁及びタービンバイパス弁が動作する。従来例で
は、負荷が急激に減少する場合には、加減弁が急
閉したことによつて、主蒸気管に圧力波が発生
し、原子炉圧力に急峻な圧力変化を生じ、これに
よつて中性子束が急増し、中性子束高のスクラム
が発生するケースもあつた。しかし、本実施例に
よれば、中間加減弁が先行して動作するので、主
蒸気配管に圧力変動を及ぼす効果は極めて少な
く、圧力波の発生を回避できる。
てまず中間加減弁が動作し、次いでタービン加減
弁及びタービンバイパス弁が動作する。従来例で
は、負荷が急激に減少する場合には、加減弁が急
閉したことによつて、主蒸気管に圧力波が発生
し、原子炉圧力に急峻な圧力変化を生じ、これに
よつて中性子束が急増し、中性子束高のスクラム
が発生するケースもあつた。しかし、本実施例に
よれば、中間加減弁が先行して動作するので、主
蒸気配管に圧力変動を及ぼす効果は極めて少な
く、圧力波の発生を回避できる。
本実施例によれば、中間加減弁8の開度調節を
負荷追従に使用するので、従来方式のタービンバ
イパス弁容量(通常25%)までの部分負荷しや断
能力を、バイアスBLを25%とすることにより約
50%まで大きくすることができ、自動周波数制
御、経済的負荷配分などを早い負荷追従運転によ
つて効率的に行なえる。
負荷追従に使用するので、従来方式のタービンバ
イパス弁容量(通常25%)までの部分負荷しや断
能力を、バイアスBLを25%とすることにより約
50%まで大きくすることができ、自動周波数制
御、経済的負荷配分などを早い負荷追従運転によ
つて効率的に行なえる。
また、従来の方法では、負荷要求誤差信号を原
子炉再循環系に直結するという自動負荷追従制御
は、燃料の熱的制限からも困難であるが、たとえ
自動負荷追従運転を行つても、出力の変動は原子
炉再循環流量の変更によつて行われるので、その
追従性には限界がある。本実施例によれば、負荷
要求誤差信号を原子炉再循環系に導くこともでき
るが、再循環系を手動操作とした場合はぼ早い応
答の負荷追従能力がある。すなわち、負荷要求誤
差信号を中間加減弁制御に使用するので、負荷要
求変更に対しタービン出力が急速に追従し、原子
炉側には低圧圧力制御を通して給水温度が変化
し、原子炉出力が追従する。すなわち、湿分分離
器や高圧タービンの容量効果で、原子炉出力とタ
ービン出力のミスマツチを過渡的に吸収させてい
ることになり、直接型BWRプラントの持つ省設
備の利点を最大限に利用できる。
子炉再循環系に直結するという自動負荷追従制御
は、燃料の熱的制限からも困難であるが、たとえ
自動負荷追従運転を行つても、出力の変動は原子
炉再循環流量の変更によつて行われるので、その
追従性には限界がある。本実施例によれば、負荷
要求誤差信号を原子炉再循環系に導くこともでき
るが、再循環系を手動操作とした場合はぼ早い応
答の負荷追従能力がある。すなわち、負荷要求誤
差信号を中間加減弁制御に使用するので、負荷要
求変更に対しタービン出力が急速に追従し、原子
炉側には低圧圧力制御を通して給水温度が変化
し、原子炉出力が追従する。すなわち、湿分分離
器や高圧タービンの容量効果で、原子炉出力とタ
ービン出力のミスマツチを過渡的に吸収させてい
ることになり、直接型BWRプラントの持つ省設
備の利点を最大限に利用できる。
第3図は、本発明の他の実施例を示すもので、
第2図と異るのは、負荷変更時にタービンバイパ
ス弁5を先行して動作させ、次いで中間加減弁8
を制御するものである。本実施例は、負荷追従能
力や加減弁急閉時の圧力波については従来と同じ
であるが、負荷しや断能力の増大を図ることがで
き、本発明の範囲に含まれるものである。すなわ
ち、第3図では、タービンバイパス弁5の操作信
号をリミツタ200を通してバイアスB2と減算
し、中間加減弁8の要求信号V2としている。こ
のリミツタ200とバイアスB2の機能は、バイ
パス弁容量θB以上で通過する機能と、第2図の実
施例の増巾器102と同じゲイン(QL+QH/QH)
を組み合せたものであり、負荷減少に対しタービ
ンバイパス弁5が全開となれば、続いて中間加減
弁8が閉じる方向に動作する。なお、この場合に
は、バイアスBLは従来例と同じく約10%負荷に
設定する。
第2図と異るのは、負荷変更時にタービンバイパ
ス弁5を先行して動作させ、次いで中間加減弁8
を制御するものである。本実施例は、負荷追従能
力や加減弁急閉時の圧力波については従来と同じ
であるが、負荷しや断能力の増大を図ることがで
き、本発明の範囲に含まれるものである。すなわ
ち、第3図では、タービンバイパス弁5の操作信
号をリミツタ200を通してバイアスB2と減算
し、中間加減弁8の要求信号V2としている。こ
のリミツタ200とバイアスB2の機能は、バイ
パス弁容量θB以上で通過する機能と、第2図の実
施例の増巾器102と同じゲイン(QL+QH/QH)
を組み合せたものであり、負荷減少に対しタービ
ンバイパス弁5が全開となれば、続いて中間加減
弁8が閉じる方向に動作する。なお、この場合に
は、バイアスBLは従来例と同じく約10%負荷に
設定する。
以上の説明から明らかなように、特許請求の範
囲第1項及び第2項記載の発明によれば、部分負
荷しや断時に中間加減弁を先行させて制御するの
で、原子炉スクラムが回避可能な部分負荷しや断
の領域を拡大することができる。
囲第1項及び第2項記載の発明によれば、部分負
荷しや断時に中間加減弁を先行させて制御するの
で、原子炉スクラムが回避可能な部分負荷しや断
の領域を拡大することができる。
特許請求の範囲第3項記載の発明によれば、上
記効果を得ると共に、部分負荷しや断時において
湿分分離器の圧力が上昇するのを抑制できる。
記効果を得ると共に、部分負荷しや断時において
湿分分離器の圧力が上昇するのを抑制できる。
第1図は従来のタービン制御装置を示すブロツ
ク図、第2図は本発明の一実施例を示すブロツク
図、第3図は本発明の他の実施例を示すブロツク
図である。 1……原子炉、4……タービン加減弁、5……
バイパス弁、6……高圧タービン、7……湿分分
離器、8……中間加減弁、9……低圧タービン、
10……復水器、12……給水加熱器、16……
圧力制御器、18……低値優先回路、26……負
荷要求誤差信号、101……可変リミツタ、10
4……低値優先回路、107……圧力制御器、1
08……抽気加減弁、200……リミ。
ク図、第2図は本発明の一実施例を示すブロツク
図、第3図は本発明の他の実施例を示すブロツク
図である。 1……原子炉、4……タービン加減弁、5……
バイパス弁、6……高圧タービン、7……湿分分
離器、8……中間加減弁、9……低圧タービン、
10……復水器、12……給水加熱器、16……
圧力制御器、18……低値優先回路、26……負
荷要求誤差信号、101……可変リミツタ、10
4……低値優先回路、107……圧力制御器、1
08……抽気加減弁、200……リミ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原子炉にて発生した蒸気により駆動される高
圧及び低圧タービン、前記原子炉から前記高圧タ
ービンに供給される蒸気量を調節するタービン加
減弁、前記発生蒸気の復水器へのバイパス量を調
節するバイパス弁、及び前記高圧タービンから前
記低圧タービンに導かれる蒸気量を調節する中間
加減弁を備えた発電プラントの出力を制御する方
法において、負荷減少が発生したときに前記中間
加減弁の開度を制御して前記低圧タービンの出力
を減少させ、前記負荷減少が所定値を越えたとき
には前記所定値を越えた負荷減少分を前記タービ
ン加減弁及びバイパス弁の開度制御により調節す
ることを特徴とする発電プラントの出力制御方
法。 2 原子炉にて発生した蒸気により駆動される高
圧及び低圧タービン、前記原子炉から前記高圧タ
ービンに供給される蒸気量を調節するタービン加
減弁、前記発生蒸気の復水器へのバイパス量を調
節するバイパス弁、及び前記高圧タービンから前
記低圧タービンに導かれる蒸気量を調節する中間
加減弁を備えた発電プラントの出力を制御する装
置において、測定された蒸気圧力と圧力設定値と
の偏差を入力して第1制御信号を出力する圧力制
御手段と、測定されたタービン速度と速度設定値
との偏差を入力して第2制御信号を出力する速度
制御手段と、前記第1制御信号及び前記第2制御
信号のうち低値の制御信号を選択して前記タービ
ン加減弁に出力する低値優先回路と、前記第1制
御信号と前記低値優先回路から出力された制御信
号との偏差信号を求めて前記バイパス弁に出力す
る手段と、前記第1制御信号と前記第2制御信号
との偏差に基づいて中間加減弁開度制御信号を出
力する手段とを備えたことを特徴とする発電プラ
ントの出力制御装置。 3 原子炉にて発生した蒸気により駆動される高
圧及び低圧タービン、前記原子炉から前記高圧タ
ービンに供給される蒸気量を調節するタービン加
減弁、前記発生蒸気の復水器へのバイパス量を調
節するバイパス弁、及び前記高圧タービンから前
記低圧タービンに導かれる蒸気量を調節する中間
加減弁を備えた発電プラントの出力を制御する装
置において、測定された蒸気圧力と圧力設定値と
の偏差を入力して第1制御信号を出力する圧力制
御手段と、測定されたタービン速度と速度設定値
との偏差を入力して第2制御信号を出力する速度
制御手段と、前記第1制御信号及び前記第2制御
信号のうち低値の制御信号を選択して前記タービ
ン加減弁に出力する低値優先回路と、前記第1制
御信号と前記低値優先回路から出力された制御信
号との偏差信号を求めて前記バイパス弁に出力す
る手段と、前記第1制御信号と前記第2制御信号
との偏差に基づいて中間加減弁開度制御信号を出
力する手段と、前記高圧タービンから給水加熱器
に導かれる蒸気量を調節する抽気弁を前記高圧タ
ービンから前記低圧タービンに導かれる蒸気の圧
力に基づいて制御する手段とを備えたことを特徴
とする発電プラントの出力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55123578A JPS5748696A (en) | 1980-09-08 | 1980-09-08 | Power control device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55123578A JPS5748696A (en) | 1980-09-08 | 1980-09-08 | Power control device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5748696A JPS5748696A (en) | 1982-03-20 |
| JPH0241720B2 true JPH0241720B2 (ja) | 1990-09-19 |
Family
ID=14864048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55123578A Granted JPS5748696A (en) | 1980-09-08 | 1980-09-08 | Power control device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5748696A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6073397A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-25 | 株式会社日立製作所 | 原子力タ−ビンプラント運転方法 |
| JP4669797B2 (ja) | 2006-02-27 | 2011-04-13 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 自然循環型原子炉の出力制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5819239B2 (ja) * | 1978-04-26 | 1983-04-16 | 株式会社東芝 | 原子力発電所の保護装置 |
-
1980
- 1980-09-08 JP JP55123578A patent/JPS5748696A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5748696A (en) | 1982-03-20 |
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