JPH11355183A - ディジタル通信装置 - Google Patents
ディジタル通信装置Info
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- JPH11355183A JPH11355183A JP10180174A JP18017498A JPH11355183A JP H11355183 A JPH11355183 A JP H11355183A JP 10180174 A JP10180174 A JP 10180174A JP 18017498 A JP18017498 A JP 18017498A JP H11355183 A JPH11355183 A JP H11355183A
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- fext
- communication device
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/14—Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
- H04L5/16—Half-duplex systems; Simplex/duplex switching; Transmission of break signals non-automatically inverting the direction of transmission
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/32—Reducing cross-talk, e.g. by compensating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Bidirectional Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半二重伝送路から干渉ノイズによる影響を改
善し、各伝送レートでの通信距離を伸ばし、伝送レート
を向上させる。 【解決手段】 ADSL端末側装置では、TCM−IS
DN通信とADSL通信との間でデータの上り、下りの
同期を取ると共に、ADSL端末側装置のTEQ14
2,FEQ145の適応等化器には、それぞれ、TCM
−ISDN通信におけるデータ上り、下り時に発生する
NEXTノイズ、FEXTノイズをそれぞれ適応した等
化係数が格納されたNEXTテーブル155,157、
およびFEXTテーブル154,156を設ける。これ
により、TEQ142,FEQ145は、TCM−IS
DN通信によりNEXTノイズ、FEXTノイズが切り
替わり発生しても、NEXTテーブル、FEXTテーブ
ルを切り替えて使用し、各ノイズに対して最適なTE
Q,FEQ特性を実現する。
善し、各伝送レートでの通信距離を伸ばし、伝送レート
を向上させる。 【解決手段】 ADSL端末側装置では、TCM−IS
DN通信とADSL通信との間でデータの上り、下りの
同期を取ると共に、ADSL端末側装置のTEQ14
2,FEQ145の適応等化器には、それぞれ、TCM
−ISDN通信におけるデータ上り、下り時に発生する
NEXTノイズ、FEXTノイズをそれぞれ適応した等
化係数が格納されたNEXTテーブル155,157、
およびFEXTテーブル154,156を設ける。これ
により、TEQ142,FEQ145は、TCM−IS
DN通信によりNEXTノイズ、FEXTノイズが切り
替わり発生しても、NEXTテーブル、FEXTテーブ
ルを切り替えて使用し、各ノイズに対して最適なTE
Q,FEQ特性を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ受信の際、
半二重伝送路を介して通信する複数の半二重通信装置か
ら伝達されるノイズを含む伝送路特性を最適に補正する
ようにしたxDSL通信モデムやxDSL通信装置等の
ディジタル通信装置に関する。
半二重伝送路を介して通信する複数の半二重通信装置か
ら伝達されるノイズを含む伝送路特性を最適に補正する
ようにしたxDSL通信モデムやxDSL通信装置等の
ディジタル通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有線系ディジタル通信方式とし
て、既設の電話用銅線ケーブルを使用して数メガビット
/秒の高速ディジタル通信を行うADSL(Asymmetric
DigitalSubscriber Line)通信方式や、HDSL(hig
h-rate Digital Subscriber Line)通信方式、SDSL
等のxDSL通信方式が注目されている。これに用いら
れているxDSL通信方式は、DMT(Discrete Multi
Tone)変復調方式と呼ばれている。この方式は、ANS
IのT1.413等において標準化されている。このディジタ
ル通信方式では、特に、xDSL伝送路と、半二重通信
方式のISDN通信システムのISDN伝送路とが途中
の集合線路で束ねられる等して隣接する場合等に、xD
SL伝送路を介したxDSL通信がISDN伝送路等の
他回線から干渉ノイズを受けて、速度が落ちる等の問題
が指摘されており、種々の工夫がされている。
て、既設の電話用銅線ケーブルを使用して数メガビット
/秒の高速ディジタル通信を行うADSL(Asymmetric
DigitalSubscriber Line)通信方式や、HDSL(hig
h-rate Digital Subscriber Line)通信方式、SDSL
等のxDSL通信方式が注目されている。これに用いら
れているxDSL通信方式は、DMT(Discrete Multi
Tone)変復調方式と呼ばれている。この方式は、ANS
IのT1.413等において標準化されている。このディジタ
ル通信方式では、特に、xDSL伝送路と、半二重通信
方式のISDN通信システムのISDN伝送路とが途中
の集合線路で束ねられる等して隣接する場合等に、xD
SL伝送路を介したxDSL通信がISDN伝送路等の
他回線から干渉ノイズを受けて、速度が落ちる等の問題
が指摘されており、種々の工夫がされている。
【0003】図10に、中央局(CO:Central Offic
e)1からのISDN伝送路2と、xDSL伝送路であ
るADSL伝送路3とが途中の集合線路で束ねられてい
る等して、ISDN伝送路2がADSL伝送路3に与え
る干渉ノイズの様子を示したものである。ここで、AD
SL通信システム側の端末側の通信装置であるADSL
端末側装置(ATU−R;ADSL Transceiver Unit,
Remote Terminal end)4から見た場合、ISDN伝送
システム側の局側装置(ISDN LT)7がADSL伝
送路3を通し送信してくる干渉ノイズをFEXT(Far-e
nd cross talk)ノイズと呼び、ISDN伝送システム側
の端末装置(ISDN NT1)6がADSL伝送路3を
通し送信してくる干渉ノイズをNEXT(Near-end cros
s talk)ノイズと呼ぶ。これらのノイズは、特に、途中
で集合線路等になりADSL伝送路3と隣接することに
なるISDN伝送路2との結合によりADSL伝送路3
を介しADSL端末側装置(ATU−R)4に伝送され
る。なお、ADSL通信システム側の局側装置であるA
DSL局側装置(ATU−C;ADSL Transceiver U
nit,Central Office end)5から見た場合には、ADS
L端末側装置(ATU−R)4から見た場合と逆とな
り、ISDN伝送システム側の局側装置(ISDN L
T)7が送信してくる干渉ノイズがNEXTノイズとな
り、ISDN伝送システム側の端末装置(ISDN N
T1)6が送信してくる干渉ノイズがFEXTノイズと
なる。
e)1からのISDN伝送路2と、xDSL伝送路であ
るADSL伝送路3とが途中の集合線路で束ねられてい
る等して、ISDN伝送路2がADSL伝送路3に与え
る干渉ノイズの様子を示したものである。ここで、AD
SL通信システム側の端末側の通信装置であるADSL
端末側装置(ATU−R;ADSL Transceiver Unit,
Remote Terminal end)4から見た場合、ISDN伝送
システム側の局側装置(ISDN LT)7がADSL伝
送路3を通し送信してくる干渉ノイズをFEXT(Far-e
nd cross talk)ノイズと呼び、ISDN伝送システム側
の端末装置(ISDN NT1)6がADSL伝送路3を
通し送信してくる干渉ノイズをNEXT(Near-end cros
s talk)ノイズと呼ぶ。これらのノイズは、特に、途中
で集合線路等になりADSL伝送路3と隣接することに
なるISDN伝送路2との結合によりADSL伝送路3
を介しADSL端末側装置(ATU−R)4に伝送され
る。なお、ADSL通信システム側の局側装置であるA
DSL局側装置(ATU−C;ADSL Transceiver U
nit,Central Office end)5から見た場合には、ADS
L端末側装置(ATU−R)4から見た場合と逆とな
り、ISDN伝送システム側の局側装置(ISDN L
T)7が送信してくる干渉ノイズがNEXTノイズとな
り、ISDN伝送システム側の端末装置(ISDN N
T1)6が送信してくる干渉ノイズがFEXTノイズと
なる。
【0004】ここで、海外のISDN通信システムで
は、上り、下りの伝送が全2重伝送であり、同時に行わ
れるため、ADSL端末側装置(ATU−R)4から見
た場合、よりADSL端末側装置(ATU−R)4に近
いISDN伝送システム側の端末装置(ISDN NT
1)6から発生したNEXTノイズが支配的、すなわち
大きな影響を与えることになる。
は、上り、下りの伝送が全2重伝送であり、同時に行わ
れるため、ADSL端末側装置(ATU−R)4から見
た場合、よりADSL端末側装置(ATU−R)4に近
いISDN伝送システム側の端末装置(ISDN NT
1)6から発生したNEXTノイズが支配的、すなわち
大きな影響を与えることになる。
【0005】このため、ADSL端末側装置4に設けら
れるADSLモデム(図示せず)のトレーニング期間
に、FEXTノイズおよびNEXTノイズの双方が同時
に発生する状況下でトレーニングして、この影響の大き
いNEXTノイズ成分の特性を測定し、そのノイズの特
性に合った各チャネルの伝送ビット数とゲインを決める
ビットマップを行い、かつ伝送特性を改善できるよう
に、例えば、時間領域の適応等化処理を行うタイムドメ
インイコライザー(TEQ;Time domain Equalize
r)、および周波数領域の適応等化処理を行うフレケン
シードメインイコライザー(FEQ;Frequency domain
Equalizer)の係数を収束させて決定し、TEQ及びF
EQそれぞれについて1つの係数テーブルを設けるよう
している。
れるADSLモデム(図示せず)のトレーニング期間
に、FEXTノイズおよびNEXTノイズの双方が同時
に発生する状況下でトレーニングして、この影響の大き
いNEXTノイズ成分の特性を測定し、そのノイズの特
性に合った各チャネルの伝送ビット数とゲインを決める
ビットマップを行い、かつ伝送特性を改善できるよう
に、例えば、時間領域の適応等化処理を行うタイムドメ
インイコライザー(TEQ;Time domain Equalize
r)、および周波数領域の適応等化処理を行うフレケン
シードメインイコライザー(FEQ;Frequency domain
Equalizer)の係数を収束させて決定し、TEQ及びF
EQそれぞれについて1つの係数テーブルを設けるよう
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、海外のディジタル通信装置の場合にはこれで問題は
生じないが、日本等では、すでに既存のISDN通信方
式として上り、下りのデータ伝送がいわゆるピンポン式
に時分割で切り替わる半二重通信のTCM−ISDN方
式を採用しているので、集合線路等により半二重伝送路
と他の伝送路とが隣接していると、半二重伝送路からの
NEXTノイズおよびFEXTノイズが交互に半二重伝
送路に隣接した他の伝送路に接続された通信端末に影響
を与えることになる。
に、海外のディジタル通信装置の場合にはこれで問題は
生じないが、日本等では、すでに既存のISDN通信方
式として上り、下りのデータ伝送がいわゆるピンポン式
に時分割で切り替わる半二重通信のTCM−ISDN方
式を採用しているので、集合線路等により半二重伝送路
と他の伝送路とが隣接していると、半二重伝送路からの
NEXTノイズおよびFEXTノイズが交互に半二重伝
送路に隣接した他の伝送路に接続された通信端末に影響
を与えることになる。
【0007】このため、日本のTCM−ISDN方式等
の半二重通信方式を採用した場合、海外等の全二重方式
のISDN通信方式対応のADSL端末側装置(ATU
−R)では、FEXTノイズおよびNEXTノイズの双
方が同時に発生する状況下でトレーニングした1つの係
数テーブルしか設けていないため、ISDN伝送路上で
上り下りの通信がTCM方式により時分割で切り替わ
り、ISDN伝送路と隣接する伝送路に接続された端末
に影響を与えるノイズ成分がNEXTノイズ、FEXT
ノイズと切り替わった場合でも、1つの係数テーブルに
収束させようとするので、ノイズの量や性質の変化が起
こるたびに、当該端末で誤差量が悪化したり、誤差量の
改善の速度が鈍る、等の問題があった。
の半二重通信方式を採用した場合、海外等の全二重方式
のISDN通信方式対応のADSL端末側装置(ATU
−R)では、FEXTノイズおよびNEXTノイズの双
方が同時に発生する状況下でトレーニングした1つの係
数テーブルしか設けていないため、ISDN伝送路上で
上り下りの通信がTCM方式により時分割で切り替わ
り、ISDN伝送路と隣接する伝送路に接続された端末
に影響を与えるノイズ成分がNEXTノイズ、FEXT
ノイズと切り替わった場合でも、1つの係数テーブルに
収束させようとするので、ノイズの量や性質の変化が起
こるたびに、当該端末で誤差量が悪化したり、誤差量の
改善の速度が鈍る、等の問題があった。
【0008】そこで、本発明は、このような問題を解決
するためになされたものであり、TCM−ISDN通信
等が行われる半二重伝送路からそれに隣接するディジタ
ル伝送路を介し干渉ノイズの影響を受ける場合でも、そ
の干渉ノイズによる影響を改善し、各伝送レートでの通
信距離を伸ばすことができると共に、サービス領域内で
の伝送レートを向上させることのできるディジタル通信
装置を提供することを目的とする。
するためになされたものであり、TCM−ISDN通信
等が行われる半二重伝送路からそれに隣接するディジタ
ル伝送路を介し干渉ノイズの影響を受ける場合でも、そ
の干渉ノイズによる影響を改善し、各伝送レートでの通
信距離を伸ばすことができると共に、サービス領域内で
の伝送レートを向上させることのできるディジタル通信
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、データ受信の際、半二重伝送路を介し
て通信する複数の半二重通信装置から伝達されるノイズ
を含む伝送路特性を最適に補正するようにしたディジタ
ル通信装置において、前記複数の半二重通信装置のうち
本装置に近い側の近半二重通信装置から伝達されるNE
XTノイズを含んだ伝送路特性を最適に補正する適応等
化器の等化係数を記憶したNEXTノイズ係数テーブル
と、前記複数の半二重通信装置のうち本装置に遠い側の
遠半二重通信装置から伝達されるFEXTノイズを含ん
だ伝送路特性を最適に補正する適応等化器の等化係数を
記憶したFEXTノイズ係数テーブルと、前記近半二重
通信装置から前記NEXTノイズが伝達されてきた場合
には前記NEXTノイズ係数テーブルの等化係数に基づ
いて伝送路特性を補正する一方、前記遠半二重通信装置
からFEXTノイズが伝達されてきた場合には前記FE
XTノイズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送路特
性を補正する適応等化器と、を有することを特徴とする
ものである。
め、本発明では、データ受信の際、半二重伝送路を介し
て通信する複数の半二重通信装置から伝達されるノイズ
を含む伝送路特性を最適に補正するようにしたディジタ
ル通信装置において、前記複数の半二重通信装置のうち
本装置に近い側の近半二重通信装置から伝達されるNE
XTノイズを含んだ伝送路特性を最適に補正する適応等
化器の等化係数を記憶したNEXTノイズ係数テーブル
と、前記複数の半二重通信装置のうち本装置に遠い側の
遠半二重通信装置から伝達されるFEXTノイズを含ん
だ伝送路特性を最適に補正する適応等化器の等化係数を
記憶したFEXTノイズ係数テーブルと、前記近半二重
通信装置から前記NEXTノイズが伝達されてきた場合
には前記NEXTノイズ係数テーブルの等化係数に基づ
いて伝送路特性を補正する一方、前記遠半二重通信装置
からFEXTノイズが伝達されてきた場合には前記FE
XTノイズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送路特
性を補正する適応等化器と、を有することを特徴とする
ものである。
【0010】また、次の発明では、本装置は、半二重通
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前記端末
側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されて
きた場合には、適応等化器にNEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる一方、
前記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前
記局側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達さ
れてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数テー
ブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる端末
側の装置であることを特徴とするものである。
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前記端末
側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されて
きた場合には、適応等化器にNEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる一方、
前記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前
記局側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達さ
れてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数テー
ブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる端末
側の装置であることを特徴とするものである。
【0011】また、次の発明では、本装置は、半二重通
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前記局側
の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されてき
た場合には、適応等化器にNEXTノイズ係数テーブル
の等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる一方、前
記半二重伝送路をデータが端末側から局側へ上り、前記
端末側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達さ
れてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数テー
ブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる局側
の装置であることを特徴とするものである。
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前記局側
の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されてき
た場合には、適応等化器にNEXTノイズ係数テーブル
の等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる一方、前
記半二重伝送路をデータが端末側から局側へ上り、前記
端末側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達さ
れてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数テー
ブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる局側
の装置であることを特徴とするものである。
【0012】また、次の発明では、さらに、半二重通信
装置から伝達されるノイズを検出して、NEXTノイズ
であるか、あるいはFEXTノイズであるかを判断する
検出判断部を有し、適応等化器は、前記検出判断部の判
断出力に基づいて、前記NEXTノイズの場合にはNE
XTノイズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送路特
性を補正する一方、前記FEXTノイズの場合には前記
FEXTノイズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送
路特性を補正することを特徴とするものである。
装置から伝達されるノイズを検出して、NEXTノイズ
であるか、あるいはFEXTノイズであるかを判断する
検出判断部を有し、適応等化器は、前記検出判断部の判
断出力に基づいて、前記NEXTノイズの場合にはNE
XTノイズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送路特
性を補正する一方、前記FEXTノイズの場合には前記
FEXTノイズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送
路特性を補正することを特徴とするものである。
【0013】また、次の発明では、さらに、通信前に、
複数の半二重通信装置間で通信されるフレーム中で予め
パターンおよび発生タイミングが認識されている所定デ
ータによって伝達されるノイズの伝達関数に収束させる
フィルタ係数を求めておき、通信の際は、前記所定デー
タの発生タイミングにおいて、前記収束させたフィルタ
係数によりノイズの影響を受けた前記所定データのレプ
リカを作成し、受信信号からそのレプリカを減算するノ
イズキャンセル部を有することを特徴とするものであ
る。
複数の半二重通信装置間で通信されるフレーム中で予め
パターンおよび発生タイミングが認識されている所定デ
ータによって伝達されるノイズの伝達関数に収束させる
フィルタ係数を求めておき、通信の際は、前記所定デー
タの発生タイミングにおいて、前記収束させたフィルタ
係数によりノイズの影響を受けた前記所定データのレプ
リカを作成し、受信信号からそのレプリカを減算するノ
イズキャンセル部を有することを特徴とするものであ
る。
【0014】また、次の発明では、半二重伝送路はTC
M−ISDN伝送路であり、複数の半二重通信装置は当
該TCM−ISDN伝送路を介しTCM−ISDN通信
し、本装置はADSL伝送路を介してADSL通信する
ことを特徴とするものである。
M−ISDN伝送路であり、複数の半二重通信装置は当
該TCM−ISDN伝送路を介しTCM−ISDN通信
し、本装置はADSL伝送路を介してADSL通信する
ことを特徴とするものである。
【0015】また、次の発明では、データ受信の際、半
二重伝送路を介して通信する複数の半二重通信装置から
伝達されるノイズを含む伝送路特性を最適に補正するよ
うにしたディジタル通信装置において、前記複数の半二
重通信装置のうち本装置に遠い側の遠半二重通信装置か
ら伝達されるFEXTノイズを含む伝送路特性を最適に
補正する適応等化器の等化係数を記憶したFEXTノイ
ズ係数テーブルと、前記近半二重通信装置のうち本装置
に近い側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達
されてきた場合にも、前記遠半二重通信装置からFEX
Tノイズが伝達されてきた場合にも、前記FEXTノイ
ズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正
する適応等化器と、を有することを特徴とするものであ
る。
二重伝送路を介して通信する複数の半二重通信装置から
伝達されるノイズを含む伝送路特性を最適に補正するよ
うにしたディジタル通信装置において、前記複数の半二
重通信装置のうち本装置に遠い側の遠半二重通信装置か
ら伝達されるFEXTノイズを含む伝送路特性を最適に
補正する適応等化器の等化係数を記憶したFEXTノイ
ズ係数テーブルと、前記近半二重通信装置のうち本装置
に近い側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達
されてきた場合にも、前記遠半二重通信装置からFEX
Tノイズが伝達されてきた場合にも、前記FEXTノイ
ズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正
する適応等化器と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0016】また、次の発明では、本装置は、半二重通
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前記端末
側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されて
きた場合には、適応等化器にFEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正する一方、前
記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前記
局側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達され
てきた場合にも適応等化器にFEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送路特
性を最適に補正する端末側の装置であることを特徴とす
るものである。
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前記端末
側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されて
きた場合には、適応等化器にFEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正する一方、前
記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前記
局側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達され
てきた場合にも適応等化器にFEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送路特
性を最適に補正する端末側の装置であることを特徴とす
るものである。
【0017】また、次の発明では、本装置は、半二重通
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前記局側
の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されてき
た場合には、適応等化器にFEXTノイズ係数テーブル
の等化係数に基づいて伝送路特性を補正する一方、前記
半二重伝送路をデータが端末側から局側へ上り、前記端
末側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達され
てきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送路特
性を最適に補正する局側の装置であることを特徴とする
ものである。
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前記局側
の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されてき
た場合には、適応等化器にFEXTノイズ係数テーブル
の等化係数に基づいて伝送路特性を補正する一方、前記
半二重伝送路をデータが端末側から局側へ上り、前記端
末側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達され
てきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送路特
性を最適に補正する局側の装置であることを特徴とする
ものである。
【0018】また、次の発明では、さらに、半二重通信
装置から伝達されるノイズを検出して、NEXTノイズ
であるか、あるいはFEXTノイズであるかを判断する
検出判断部を有し、適応等化器は、前記検出判断部の判
断出力に基づいて、前記NEXTノイズの場合にも、前
記FEXTノイズの場合にも、前記FEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を最適に補正
することを特徴とするものである。
装置から伝達されるノイズを検出して、NEXTノイズ
であるか、あるいはFEXTノイズであるかを判断する
検出判断部を有し、適応等化器は、前記検出判断部の判
断出力に基づいて、前記NEXTノイズの場合にも、前
記FEXTノイズの場合にも、前記FEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を最適に補正
することを特徴とするものである。
【0019】また、次の発明では、データ受信の際、半
二重伝送路を介して通信する複数の半二重通信装置から
伝達されるノイズを含む伝送路特性を最適に補正するよ
うにしたディジタル通信装置において、前記複数の半二
重通信装置のうち本装置に遠い側の遠半二重通信装置か
ら伝達されるFEXTノイズを含む伝送路特性を最適に
補正する適応等化器の等化係数を記憶したFEXTノイ
ズ係数テーブルと、前記FEXTノイズ係数テーブルの
等化係数に基づいて、前記FEXTノイズを含む伝送路
特性を最適に補正する適応等化器と、を有し、前記FE
XTノイズが伝達される期間でのみデータ受信を行うこ
とを特徴とするものである。
二重伝送路を介して通信する複数の半二重通信装置から
伝達されるノイズを含む伝送路特性を最適に補正するよ
うにしたディジタル通信装置において、前記複数の半二
重通信装置のうち本装置に遠い側の遠半二重通信装置か
ら伝達されるFEXTノイズを含む伝送路特性を最適に
補正する適応等化器の等化係数を記憶したFEXTノイ
ズ係数テーブルと、前記FEXTノイズ係数テーブルの
等化係数に基づいて、前記FEXTノイズを含む伝送路
特性を最適に補正する適応等化器と、を有し、前記FE
XTノイズが伝達される期間でのみデータ受信を行うこ
とを特徴とするものである。
【0020】また、次の発明では、本装置は、半二重通
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前記端末
側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達される
期間では、データ受信せず、前記半二重伝送路を局側か
ら端末側へデータが下り、前記局側の遠半二重通信装置
からFEXTノイズが伝達される期間では、データ受信
を行うと共に、適応等化器にFEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送路特
性を最適に補正させる端末側の装置であることを特徴と
するものである。
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前記端末
側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達される
期間では、データ受信せず、前記半二重伝送路を局側か
ら端末側へデータが下り、前記局側の遠半二重通信装置
からFEXTノイズが伝達される期間では、データ受信
を行うと共に、適応等化器にFEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送路特
性を最適に補正させる端末側の装置であることを特徴と
するものである。
【0021】また、次の発明では、本装置は、半二重通
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前記局側
の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されてき
た場合には、データ受信せず、前記半二重伝送路をデー
タが端末側から局側へ上り、前記端末側の遠半二重通信
装置からFEXTノイズが伝達される期間では、データ
受信を行うと共に、適応等化器にFEXTノイズ係数テ
ーブルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送
路特性を最適に補正させる局側の装置であることを特徴
とするものである。
信装置間での通信との間で同期をとって通信し、前記半
二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前記局側
の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されてき
た場合には、データ受信せず、前記半二重伝送路をデー
タが端末側から局側へ上り、前記端末側の遠半二重通信
装置からFEXTノイズが伝達される期間では、データ
受信を行うと共に、適応等化器にFEXTノイズ係数テ
ーブルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送
路特性を最適に補正させる局側の装置であることを特徴
とするものである。
【0022】また、次の発明では、さらに、半二重通信
装置から伝達されるノイズを検出して、FEXTノイズ
区間であるかを判断する検出判断部を有し、適応等化器
は、前記検出判断部の判断出力に基づいて、前記FEX
Tノイズの場合には前記FEXTノイズ係数テーブルの
等化係数に基づいて伝送路特性を最適に補正することを
特徴とするものである。
装置から伝達されるノイズを検出して、FEXTノイズ
区間であるかを判断する検出判断部を有し、適応等化器
は、前記検出判断部の判断出力に基づいて、前記FEX
Tノイズの場合には前記FEXTノイズ係数テーブルの
等化係数に基づいて伝送路特性を最適に補正することを
特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明に係
るディジタル通信装置の実施の形態1を図面に基づき説
明する。なお、以下の実施の形態では、干渉ノイズを与
える側の半二重通信装置は半二重伝送路を介し時分割の
半二重通信であるTCM−ISDN通信を行うものと
し、これにより干渉ノイズを与えられる側のディジタル
通信装置をxDSL通信方式の1つであるADSL通信
を行うものとして説明する。
るディジタル通信装置の実施の形態1を図面に基づき説
明する。なお、以下の実施の形態では、干渉ノイズを与
える側の半二重通信装置は半二重伝送路を介し時分割の
半二重通信であるTCM−ISDN通信を行うものと
し、これにより干渉ノイズを与えられる側のディジタル
通信装置をxDSL通信方式の1つであるADSL通信
を行うものとして説明する。
【0024】図1に、本発明に係るディジタル通信装置
が使用されたディジタル通信システムの概要を示す。図
において、11はTCM−ISDN通信やADSL通信
等を制御等する中央局(CO:Central Office)、12
はTCM−ISDN通信を行うためのTCM−ISDN
伝送路、13はADSL通信を行うためのADSL伝送
路、14はADSL伝送路13を介し他のADSL端末
側装置(図示せず)とADSL通信を行う通信モデム等
のADSL端末側装置(ATU−R;ADSL Transce
iver Unit,Remote Terminal end)、15は中央局11
内でADSL通信を制御するADSL局側装置(ATU
−C;ADSL Transceiver Unit,Central Office en
d)、16はTCM−ISDN伝送路12を介し他のT
CM−ISDN端末側装置(図示せず)とTCM−IS
DN通信を行う通信モデム等のTCM−ISDN端末側
装置(TCM−ISDN NT1)、17は中央局11内
でTCM−ISDN通信を制御するTCM−ISDN局
側装置(TCM−ISDN LT)、18はTCM−IS
DN局側装置(TCM−ISDN LT)17とADSL
局側装置(ATU−C)15との間でそれぞれの通信の
同期をとる同期コントローラである。なお、この同期コ
ントローラ18は、図1に示す場合と異なり、TCM−
ISDN局側装置(TCM−ISDN LT)17、もし
くはADSL局側装置(ATU−C)15内に設けられ
ていても勿論良い。
が使用されたディジタル通信システムの概要を示す。図
において、11はTCM−ISDN通信やADSL通信
等を制御等する中央局(CO:Central Office)、12
はTCM−ISDN通信を行うためのTCM−ISDN
伝送路、13はADSL通信を行うためのADSL伝送
路、14はADSL伝送路13を介し他のADSL端末
側装置(図示せず)とADSL通信を行う通信モデム等
のADSL端末側装置(ATU−R;ADSL Transce
iver Unit,Remote Terminal end)、15は中央局11
内でADSL通信を制御するADSL局側装置(ATU
−C;ADSL Transceiver Unit,Central Office en
d)、16はTCM−ISDN伝送路12を介し他のT
CM−ISDN端末側装置(図示せず)とTCM−IS
DN通信を行う通信モデム等のTCM−ISDN端末側
装置(TCM−ISDN NT1)、17は中央局11内
でTCM−ISDN通信を制御するTCM−ISDN局
側装置(TCM−ISDN LT)、18はTCM−IS
DN局側装置(TCM−ISDN LT)17とADSL
局側装置(ATU−C)15との間でそれぞれの通信の
同期をとる同期コントローラである。なお、この同期コ
ントローラ18は、図1に示す場合と異なり、TCM−
ISDN局側装置(TCM−ISDN LT)17、もし
くはADSL局側装置(ATU−C)15内に設けられ
ていても勿論良い。
【0025】なお、従来技術のところでも説明したよう
に、ADSL端末側装置(ATU−R)14から見た場
合には、図1に示すように、遠半二重通信装置となるT
CM−ISDN局側装置(TCM−ISDN LT)1
7が集合線路等により隣接したTCM−ISDN伝送路
12およびADSL伝送路13を介し送信してくる干渉
ノイズを“FEXTノイズ”と呼ぶ一方、近半二重通信
装置となるTCM−ISDN端末側装置(TCM−IS
DN NT1)16が集合線路等により隣接したTCM
−ISDN伝送路12およびADSL伝送路13を介し
送信してくる干渉ノイズを“NEXTノイズ”と呼ぶ。
これに対し、ADSL局側装置(ATU−C)15から
見た場合には、ADSL端末側装置(ATU−R)14
から見た場合と逆となり、近半二重通信装置となるIS
DN伝送システムの局側装置(ISDN LT)17が送
信してくる干渉ノイズがNEXTノイズとなり、遠半二
重通信装置となるISDN伝送システムの端末装置(I
SDN NT1)16が送信してくる干渉ノイズがFE
XTノイズとなる。
に、ADSL端末側装置(ATU−R)14から見た場
合には、図1に示すように、遠半二重通信装置となるT
CM−ISDN局側装置(TCM−ISDN LT)1
7が集合線路等により隣接したTCM−ISDN伝送路
12およびADSL伝送路13を介し送信してくる干渉
ノイズを“FEXTノイズ”と呼ぶ一方、近半二重通信
装置となるTCM−ISDN端末側装置(TCM−IS
DN NT1)16が集合線路等により隣接したTCM
−ISDN伝送路12およびADSL伝送路13を介し
送信してくる干渉ノイズを“NEXTノイズ”と呼ぶ。
これに対し、ADSL局側装置(ATU−C)15から
見た場合には、ADSL端末側装置(ATU−R)14
から見た場合と逆となり、近半二重通信装置となるIS
DN伝送システムの局側装置(ISDN LT)17が送
信してくる干渉ノイズがNEXTノイズとなり、遠半二
重通信装置となるISDN伝送システムの端末装置(I
SDN NT1)16が送信してくる干渉ノイズがFE
XTノイズとなる。
【0026】図2は、本発明に係るディジタル通信装置
の実施の形態1であるADSL端末側装置(ATU−
R)14の通信モデム等の受信部ないしは受信専用機
(以下、受信系という。)の構成を機能的に示してい
る。図において、141はアナログプロセッシング・A
/Dコンバータ(Analog Processing And ADC)、14
2はタイムドメンイコライザ(TEQ)、143は入力
シリアル/パラレルバッファ、144は離散フーリエ変
換部(DFT)、145は周波数ドメインイコライザ
(FEQ)、146はコンステレーションエンコーダ・
ゲインスケーリング( Constellation encoder and gai
n scalling )、147はトンオーダリング(Tone orde
ring)、148はデインターリーブ(Deinterleave)、
149,150はデスクランブル・フォワードエラーコ
レクション(Descram and FEC)、151,152はサ
イクリックリダンダンシィチェック(crc)、153はミ
ュックス/シンクコントロール(Mux/Sinc Control)で
ある。
の実施の形態1であるADSL端末側装置(ATU−
R)14の通信モデム等の受信部ないしは受信専用機
(以下、受信系という。)の構成を機能的に示してい
る。図において、141はアナログプロセッシング・A
/Dコンバータ(Analog Processing And ADC)、14
2はタイムドメンイコライザ(TEQ)、143は入力
シリアル/パラレルバッファ、144は離散フーリエ変
換部(DFT)、145は周波数ドメインイコライザ
(FEQ)、146はコンステレーションエンコーダ・
ゲインスケーリング( Constellation encoder and gai
n scalling )、147はトンオーダリング(Tone orde
ring)、148はデインターリーブ(Deinterleave)、
149,150はデスクランブル・フォワードエラーコ
レクション(Descram and FEC)、151,152はサ
イクリックリダンダンシィチェック(crc)、153はミ
ュックス/シンクコントロール(Mux/Sinc Control)で
ある。
【0027】また、154はタイムドメンイコライザ
(TEQ)142に対しFEXTノイズ用の係数を提供
するTEQ用FEXTテーブル、155はタイムドメン
イコライザ(TEQ)142に対しNEXTノイズ用の
係数を提供するTEQ用NEXTテーブル、156は周
波数ドメンイコライザ(FEQ)145に対しFEXT
ノイズ用の係数を提供するFEQ用FEXTテーブル、
157は周波数ドメンイコライザ(FEQ)145に対
しNEXTノイズ用の係数を提供するFEQ用NEXT
テーブルである。
(TEQ)142に対しFEXTノイズ用の係数を提供
するTEQ用FEXTテーブル、155はタイムドメン
イコライザ(TEQ)142に対しNEXTノイズ用の
係数を提供するTEQ用NEXTテーブル、156は周
波数ドメンイコライザ(FEQ)145に対しFEXT
ノイズ用の係数を提供するFEQ用FEXTテーブル、
157は周波数ドメンイコライザ(FEQ)145に対
しNEXTノイズ用の係数を提供するFEQ用NEXT
テーブルである。
【0028】ここで、これらのテーブル154〜157
には、ADSL通信を始める前のトレーニング期間等
に、このノイズの特性をADSL端末側装置(ATU−
R)14側で、TCM−ISDN通信におけるデータの
上り、下りに同期して、FEXTノイズ用、NEXTノ
イズ用別々に、タイムドメンイコライザ(TEQ)14
2、周波数ドメンイコライザ(FEQ)145において
適応等化をかけて、FEXTノイズ、NEXTノイズが
それぞれ別々に迅速に収束するような等化係数が格納さ
れたものである。
には、ADSL通信を始める前のトレーニング期間等
に、このノイズの特性をADSL端末側装置(ATU−
R)14側で、TCM−ISDN通信におけるデータの
上り、下りに同期して、FEXTノイズ用、NEXTノ
イズ用別々に、タイムドメンイコライザ(TEQ)14
2、周波数ドメンイコライザ(FEQ)145において
適応等化をかけて、FEXTノイズ、NEXTノイズが
それぞれ別々に迅速に収束するような等化係数が格納さ
れたものである。
【0029】次に動作を説明する。まず、簡単に、この
実施の形態1のADSL端末側装置(ATU−R)14
の受信系の動作を説明すると、アナログプロセッシング
・A/Dコンバータ141が受信波に対しLPFをかけ、
A/Dコンバータを通してアナログ波形をディジタル波
形に変換し、続いてタイムドメンイコライザ(TEQ)
142を通して時間領域の適応等化処理を行う。
実施の形態1のADSL端末側装置(ATU−R)14
の受信系の動作を説明すると、アナログプロセッシング
・A/Dコンバータ141が受信波に対しLPFをかけ、
A/Dコンバータを通してアナログ波形をディジタル波
形に変換し、続いてタイムドメンイコライザ(TEQ)
142を通して時間領域の適応等化処理を行う。
【0030】次に、その時間領域の適応等化処理がされ
たデータは、入力シリアル/パラレルバッファ143を
経由して、シリアルデータからパラレルデータに変換さ
れ、離散フーリエ変換部(DFT)144で離散フーリ
エ変換され、周波数ドメンイコライザ(FEQ)145
により周波数領域の適応等化処理が行われる。
たデータは、入力シリアル/パラレルバッファ143を
経由して、シリアルデータからパラレルデータに変換さ
れ、離散フーリエ変換部(DFT)144で離散フーリ
エ変換され、周波数ドメンイコライザ(FEQ)145
により周波数領域の適応等化処理が行われる。
【0031】そして、コンステレーションエンコーダ・
ゲインスケーリング146によりConstellationデータ
を再生し、トンオーダリング147でシリアルデータに
変換し、デスクランブル・フォワードエラーコレクショ
ン149でFECやデスクランブル処理し、場合によっ
ては、デインターリーブ148をかけてデスクランブル
・フォワードエラーコレクション150でFECやデス
クランブル処理し、その後、サイクリックリダンダンシ
ィチェック151,152を行なって、ミュックス/シ
ンクコントロール(Mux/Sinc Control)153によりデ
ータを再生する。
ゲインスケーリング146によりConstellationデータ
を再生し、トンオーダリング147でシリアルデータに
変換し、デスクランブル・フォワードエラーコレクショ
ン149でFECやデスクランブル処理し、場合によっ
ては、デインターリーブ148をかけてデスクランブル
・フォワードエラーコレクション150でFECやデス
クランブル処理し、その後、サイクリックリダンダンシ
ィチェック151,152を行なって、ミュックス/シ
ンクコントロール(Mux/Sinc Control)153によりデ
ータを再生する。
【0032】その際、中央局(CO)11では、同期コ
ントローラ18がTCM−ISDN局側装置(TCM−
ISDN LT)17と、ADSL局側装置(ATU−
C)15との伝送のタイミングの同期をとっているの
で、ADSL端末側装置(ATU−R)14が、NEX
Tノイズと、FEXTノイズの発生タイミングを認識で
きる。
ントローラ18がTCM−ISDN局側装置(TCM−
ISDN LT)17と、ADSL局側装置(ATU−
C)15との伝送のタイミングの同期をとっているの
で、ADSL端末側装置(ATU−R)14が、NEX
Tノイズと、FEXTノイズの発生タイミングを認識で
きる。
【0033】つまり、ADSL端末側装置(ATU−
R)14は、TCM−ISDN通信とADSL通信との
同期により、予めタイミングがわかっているTCM−I
SDN伝送路12上をデータが上っている所定時間の間
は、ADSL伝送路13を介し受信する受信データや受
信信号にNEXTノイズが発生するものと判断する一
方、同様に予めタイミングがわかっているTCM−IS
DN伝送路12上をデータが下っている所定時間の間は
ADSL伝送路13を介し受信する受信データ等にFE
XTノイズが発生することを認識できる。
R)14は、TCM−ISDN通信とADSL通信との
同期により、予めタイミングがわかっているTCM−I
SDN伝送路12上をデータが上っている所定時間の間
は、ADSL伝送路13を介し受信する受信データや受
信信号にNEXTノイズが発生するものと判断する一
方、同様に予めタイミングがわかっているTCM−IS
DN伝送路12上をデータが下っている所定時間の間は
ADSL伝送路13を介し受信する受信データ等にFE
XTノイズが発生することを認識できる。
【0034】このため、本実施の形態1の受信系では、
タイムドメインイコライザ(TEQ)142、および周
波数ドメインイコライザ(FEQ)145は、TCM−
ISDN伝送路12上をデータが上る所定時間の間は、
NEXTノイズが発生するものとして、それぞれ、TE
Q用NEXTテーブル155、FEQ用NEXTテーブ
ル157の等化係数を使用して、時間領域あるいは周波
数領域で伝送路特性を補正する。
タイムドメインイコライザ(TEQ)142、および周
波数ドメインイコライザ(FEQ)145は、TCM−
ISDN伝送路12上をデータが上る所定時間の間は、
NEXTノイズが発生するものとして、それぞれ、TE
Q用NEXTテーブル155、FEQ用NEXTテーブ
ル157の等化係数を使用して、時間領域あるいは周波
数領域で伝送路特性を補正する。
【0035】一方、TCM−ISDN伝送路12上をデ
ータが下る所定時間の間は、タイムドメインイコライザ
(TEQ)142、および周波数ドメインイコライザ
(FEQ)145は、FEXTノイズが発生するものと
して、それぞれ、TEQ用FEXTテーブル154、F
EQ用FEXTテーブル156の等化係数を使用して、
時間領域あるいは周波数領域でFEXTノイズを含む伝
送路特性を最適に補正するようにした。
ータが下る所定時間の間は、タイムドメインイコライザ
(TEQ)142、および周波数ドメインイコライザ
(FEQ)145は、FEXTノイズが発生するものと
して、それぞれ、TEQ用FEXTテーブル154、F
EQ用FEXTテーブル156の等化係数を使用して、
時間領域あるいは周波数領域でFEXTノイズを含む伝
送路特性を最適に補正するようにした。
【0036】図3(a)〜(d)に、タイムドメインイ
コライザ(TEQ)142および周波数ドメインイコラ
イザ(FEQ)145で、NEXTノイズとFEXTノ
イズとで切り替えて係数トレーニングした際の誤差量の
推移等を示す。
コライザ(TEQ)142および周波数ドメインイコラ
イザ(FEQ)145で、NEXTノイズとFEXTノ
イズとで切り替えて係数トレーニングした際の誤差量の
推移等を示す。
【0037】図3(a)は、TCM−ISDN伝送路1
2上を伝送されるデータの流れを示しており、このTC
M−ISDN方式では、400Hzを1周期として、上
り(Upstream)と、下り(Downstream)とを繰り返すこ
とを示している。
2上を伝送されるデータの流れを示しており、このTC
M−ISDN方式では、400Hzを1周期として、上
り(Upstream)と、下り(Downstream)とを繰り返すこ
とを示している。
【0038】図3(b)は、ADSL伝送路13を介し
ADSL端末側装置(ATU−R)14で受信されるノ
イズを示したもので、TCM−ISDN伝送路12上を
伝送されるデータの上り(Upstream)、下り(Downstre
am)に同期して、NEXTノイズ、FEXTノイズが切
り替わり発生することを示している。
ADSL端末側装置(ATU−R)14で受信されるノ
イズを示したもので、TCM−ISDN伝送路12上を
伝送されるデータの上り(Upstream)、下り(Downstre
am)に同期して、NEXTノイズ、FEXTノイズが切
り替わり発生することを示している。
【0039】図3(c)は、タイムドメインイコライザ
(TEQ)142、および周波数ドメインイコライザ
(FEQ)145で、NEXTノイズおよびFEXTノ
イズの両方の期間を1つの係数テーブルによりトレーニ
ングした際の従来の誤差量の推移を示したものである。
この場合、1の係数フィルタしかないので、図に示すよ
うに、TCM−ISDN伝送路12上を伝送されるデー
タが上り(Upstream)、下り(Downstream)と切り替わ
って、NEXTノイズとFEXTノイズとが交互に発生
し、ノイズの種類が変わると、その度に、いったん収束
に向かった誤差量が1の係数フィルタでは対応できずに
アップして、誤差量が収束するまでに時間がかかること
を示している。
(TEQ)142、および周波数ドメインイコライザ
(FEQ)145で、NEXTノイズおよびFEXTノ
イズの両方の期間を1つの係数テーブルによりトレーニ
ングした際の従来の誤差量の推移を示したものである。
この場合、1の係数フィルタしかないので、図に示すよ
うに、TCM−ISDN伝送路12上を伝送されるデー
タが上り(Upstream)、下り(Downstream)と切り替わ
って、NEXTノイズとFEXTノイズとが交互に発生
し、ノイズの種類が変わると、その度に、いったん収束
に向かった誤差量が1の係数フィルタでは対応できずに
アップして、誤差量が収束するまでに時間がかかること
を示している。
【0040】図3(d)は、タイムドメインイコライザ
(TEQ)142、および周波数ドメインイコライザ
(FEQ)145において、NEXTノイズとFEXT
ノイズとが切り替わる度に、それに合わせて、係数フィ
ルタをNEXTテーブル155,157、FEXTテー
ブル154,156とを切り替えて係数トレーニングし
た際の誤差量の推移を示したものである。この場合、T
EQ142、FEQ145共にNEXTテーブル15
5,157、FEXTテーブル154,156があるの
で、NEXTノイズの場合には、TEQ142、FEQ
145それぞれNEXTテーブル155,157により
誤差量を収束させるのに対し、FEXTノイズの場合に
は、TEQ142、FEQ145それぞれFEXTテー
ブル154,156により誤差量を収束させる。
(TEQ)142、および周波数ドメインイコライザ
(FEQ)145において、NEXTノイズとFEXT
ノイズとが切り替わる度に、それに合わせて、係数フィ
ルタをNEXTテーブル155,157、FEXTテー
ブル154,156とを切り替えて係数トレーニングし
た際の誤差量の推移を示したものである。この場合、T
EQ142、FEQ145共にNEXTテーブル15
5,157、FEXTテーブル154,156があるの
で、NEXTノイズの場合には、TEQ142、FEQ
145それぞれNEXTテーブル155,157により
誤差量を収束させるのに対し、FEXTノイズの場合に
は、TEQ142、FEQ145それぞれFEXTテー
ブル154,156により誤差量を収束させる。
【0041】このため、この図3(d)にも示すよう
に、特性やノイズの量、成分の違うNEXTノイズとF
EXTノイズとが切り替わり発生した場合でも、それぞ
れのノイズに適合したNEXTテーブル155,15
7、FEXTテーブル154,156の等化係数によ
り、FEXTノイズ、NEXTノイズに対し別々に適応
等化かけ、別々に誤差量を収束させているので、NEX
Tノイズ、FEXTノイズ別々に見れば、いったん収束
に向かった誤差量がアップせずに、徐々に収束すること
になり、図3(c)の場合と異なり、短時間で収束する
ことがわかる。
に、特性やノイズの量、成分の違うNEXTノイズとF
EXTノイズとが切り替わり発生した場合でも、それぞ
れのノイズに適合したNEXTテーブル155,15
7、FEXTテーブル154,156の等化係数によ
り、FEXTノイズ、NEXTノイズに対し別々に適応
等化かけ、別々に誤差量を収束させているので、NEX
Tノイズ、FEXTノイズ別々に見れば、いったん収束
に向かった誤差量がアップせずに、徐々に収束すること
になり、図3(c)の場合と異なり、短時間で収束する
ことがわかる。
【0042】従って、本実施の形態1のディジタル通信
装置によれば、タイムドメインイコライザ(TEQ)1
42および周波数ドメインイコライザ(FEQ)145
のそれぞれについて、FEXTノイズ、NEXTノイズ
用のテーブル154〜157を別々に設けて、FEXT
ノイズ、NEXTノイズに応じて等化係数を使用するよ
うにしたので、TEQ142およびFEQ145のトレ
ーニング期間では、FEXTノイズ、NEXTノイズそ
れぞれに最適な等化係数が従来の方式よりも短時間に求
めることができると共に、ADSL通信の際は、FEX
Tノイズ、NEXTノイズを有効に削減することができ
る。
装置によれば、タイムドメインイコライザ(TEQ)1
42および周波数ドメインイコライザ(FEQ)145
のそれぞれについて、FEXTノイズ、NEXTノイズ
用のテーブル154〜157を別々に設けて、FEXT
ノイズ、NEXTノイズに応じて等化係数を使用するよ
うにしたので、TEQ142およびFEQ145のトレ
ーニング期間では、FEXTノイズ、NEXTノイズそ
れぞれに最適な等化係数が従来の方式よりも短時間に求
めることができると共に、ADSL通信の際は、FEX
Tノイズ、NEXTノイズを有効に削減することができ
る。
【0043】その結果、本実施の形態1によれば、S/
N比を改善でき、エラー発生確率が下がり、ADSL各
伝送レートでの通信距離を伸ばすことができると共に、
サービス領域内での伝送レートを向上させることができ
る。
N比を改善でき、エラー発生確率が下がり、ADSL各
伝送レートでの通信距離を伸ばすことができると共に、
サービス領域内での伝送レートを向上させることができ
る。
【0044】また、本実施の形態1では、中央局(C
O)11の同期コントローラ18がTCM−ISDN局
側装置(TCM−ISDN LT)17と、ADSL局
側装置(ATU−C)15との間で、伝送タイミングの
同期をとるようにしたため、ADSL端末側装置(AT
U−R)は、NEXTノイズおよびFEXTノイズの発
生タイミングを意識しなくても、NEXTテーブル15
5,157と、FEXTテーブル154,156とを切
り替えて使用することが可能になる。
O)11の同期コントローラ18がTCM−ISDN局
側装置(TCM−ISDN LT)17と、ADSL局
側装置(ATU−C)15との間で、伝送タイミングの
同期をとるようにしたため、ADSL端末側装置(AT
U−R)は、NEXTノイズおよびFEXTノイズの発
生タイミングを意識しなくても、NEXTテーブル15
5,157と、FEXTテーブル154,156とを切
り替えて使用することが可能になる。
【0045】なお、本実施の形態1では、上述のよう
に、本発明をADSL端末側装置(ATU−R)14に
適用して説明したが、本発明をADSL局側装置(AT
U−C)15に適用して、ADSL局側装置(ATU−
C)15のTEQやFEQの適応等化器のために、それ
ぞれNEXTノイズ用のNEXTテーブルと、FEXT
ノイズ用のFEXTテーブルとを設け、ノイズに合わせ
てそのテーブルを切り替えて使用させるようにしても勿
論良い。この場合、ADSL局側装置(ATU−C)1
5から見ることになるので、ADSL端末側装置(AT
U−R)14から見た場合とは逆となり、近半二重通信
装置となるISDN伝送システムの局側装置(ISDN
LT)17が送信してくる干渉ノイズがNEXTノイ
ズとなり、遠半二重通信装置となるISDN伝送システ
ムの端末装置(ISDN NT1)16が送信してくる干
渉ノイズがFEXTノイズとなる。
に、本発明をADSL端末側装置(ATU−R)14に
適用して説明したが、本発明をADSL局側装置(AT
U−C)15に適用して、ADSL局側装置(ATU−
C)15のTEQやFEQの適応等化器のために、それ
ぞれNEXTノイズ用のNEXTテーブルと、FEXT
ノイズ用のFEXTテーブルとを設け、ノイズに合わせ
てそのテーブルを切り替えて使用させるようにしても勿
論良い。この場合、ADSL局側装置(ATU−C)1
5から見ることになるので、ADSL端末側装置(AT
U−R)14から見た場合とは逆となり、近半二重通信
装置となるISDN伝送システムの局側装置(ISDN
LT)17が送信してくる干渉ノイズがNEXTノイ
ズとなり、遠半二重通信装置となるISDN伝送システ
ムの端末装置(ISDN NT1)16が送信してくる干
渉ノイズがFEXTノイズとなる。
【0046】また、本実施の形態1では、上述のよう
に、中央局(CO)11の同期コントローラ18がTC
M−ISDN通信とADSL通信との間で伝送タイミン
グの同期をとるように説明したが、本発明では、これに
限らず、同期コントローラ18を無くして、両通信間で
同期をとらないようにしても良い。
に、中央局(CO)11の同期コントローラ18がTC
M−ISDN通信とADSL通信との間で伝送タイミン
グの同期をとるように説明したが、本発明では、これに
限らず、同期コントローラ18を無くして、両通信間で
同期をとらないようにしても良い。
【0047】例えば、中央局(CO)11に切替りタイ
ミング通知部(図示せず。)等を設け、NEXTノイズ
およびFEXTノイズの発生タイミング、すなわちTC
M−ISDN局側装置(TCM−ISDN LT)17
から得たTCM−ISDN伝送路12を介したTCM−
ISDN通信のデータの上り下りの切り替わりタイミン
グを、ADSL端末側装置(ATU−R)14に通知す
るようにしても良いし、また、ADSL端末側装置(A
TU−R)14が例えば■Proposed ANNEX C of G.dmt,
ADSL under TCM−ISDN noise environmen
t■ NEC, ITU-TSG15 Q4 D.156(WP1/15) Geneva,9-20 F
ebruary 1998 等による方法で、TCM−ISDN通信
におけるデータの上り下りのタイミングを認識したり、
ADSL端末側装置(ATU−R)14にノイズ検出判
断回路(図示せず。)等を設け、その回 H等によりNE
XTノイズおよびFEXTノイズを検出して、それらの
発生タイミングを直接認識するようにしてもよい。
ミング通知部(図示せず。)等を設け、NEXTノイズ
およびFEXTノイズの発生タイミング、すなわちTC
M−ISDN局側装置(TCM−ISDN LT)17
から得たTCM−ISDN伝送路12を介したTCM−
ISDN通信のデータの上り下りの切り替わりタイミン
グを、ADSL端末側装置(ATU−R)14に通知す
るようにしても良いし、また、ADSL端末側装置(A
TU−R)14が例えば■Proposed ANNEX C of G.dmt,
ADSL under TCM−ISDN noise environmen
t■ NEC, ITU-TSG15 Q4 D.156(WP1/15) Geneva,9-20 F
ebruary 1998 等による方法で、TCM−ISDN通信
におけるデータの上り下りのタイミングを認識したり、
ADSL端末側装置(ATU−R)14にノイズ検出判
断回路(図示せず。)等を設け、その回 H等によりNE
XTノイズおよびFEXTノイズを検出して、それらの
発生タイミングを直接認識するようにしてもよい。
【0048】このようにすれば、中央局(CO)11で
TCM−ISDN通信とADSL通信との間でデータの
上り下りの同期をとらなくても、NEXTノイズおよび
FEXTノイズに対応することができると共に、特に、
ADSL端末側装置(ATU−R)14が例えば■Prop
osed ANNEX C of G.dmt, ADSL under TCM−IS
DN noise environment■ NEC, ITU-T SG15 Q4 D.15
6(WP1/15) Geneva,9-20 February 1998 等による方法で
TCM−ISDN通信におけるデータの上り下りのタイ
ミングを認識したり、ADSL端末側装置(ATU−
R)1 Sにノイズ検出回路(図示せず。)等を設けた場
合にはあっては、中央局(CO)11に、新たに同期コ
ントローラ18や切替りタイミング通知部(図示せ
ず。)を設ける必要がないので、従来の中央局等、既存
の装置に何ら改良を加えることなくそのまま使用して、
ADSL端末側装置の改良だけで、NEXTノイズであ
るか、あるいはFEXTノイズであるかを認識して、N
EXTテーブルと、FEXTテーブルとを切り替えて使
用できるという効果も生じる。
TCM−ISDN通信とADSL通信との間でデータの
上り下りの同期をとらなくても、NEXTノイズおよび
FEXTノイズに対応することができると共に、特に、
ADSL端末側装置(ATU−R)14が例えば■Prop
osed ANNEX C of G.dmt, ADSL under TCM−IS
DN noise environment■ NEC, ITU-T SG15 Q4 D.15
6(WP1/15) Geneva,9-20 February 1998 等による方法で
TCM−ISDN通信におけるデータの上り下りのタイ
ミングを認識したり、ADSL端末側装置(ATU−
R)1 Sにノイズ検出回路(図示せず。)等を設けた場
合にはあっては、中央局(CO)11に、新たに同期コ
ントローラ18や切替りタイミング通知部(図示せ
ず。)を設ける必要がないので、従来の中央局等、既存
の装置に何ら改良を加えることなくそのまま使用して、
ADSL端末側装置の改良だけで、NEXTノイズであ
るか、あるいはFEXTノイズであるかを認識して、N
EXTテーブルと、FEXTテーブルとを切り替えて使
用できるという効果も生じる。
【0049】実施の形態2.次に、本発明に係るディジ
タル通信装置の実施の形態2を図面に基づき説明する。
図4は、本発明に係るディジタル通信装置の実施の形態
2であるADSL端末側装置(ATU−R)14の通信
モデム等の受信部ないしは受信専用機(以下、受信系と
いう。)の構成を機能的に示している。図において、図
1に示す実施の形態1の受信系と同一構成要素には同一
符号を付し、それらの説明は省略するものとすると、1
58はTCM−ISDN通信における伝送フレーム中で
予めパターンおよび発生タイミングが決まっているフレ
ームワードパターンやトレーニングパターン等の所定デ
ータのNEXTノイズ、FEXTノイズによる伝達特性
を推定し、後述するようにしてそれらのパターンのレプ
リカを発生して、そのレプリカを受信信号から減算する
TCM−ISDN干渉ノイズキャンセル部である。つま
り、この実施の形態2の受信系では、実施の形態1の受
信系に対し、TCM−ISDN干渉ノイズキャンセル部
158が追加されたことを特徴とするものである。
タル通信装置の実施の形態2を図面に基づき説明する。
図4は、本発明に係るディジタル通信装置の実施の形態
2であるADSL端末側装置(ATU−R)14の通信
モデム等の受信部ないしは受信専用機(以下、受信系と
いう。)の構成を機能的に示している。図において、図
1に示す実施の形態1の受信系と同一構成要素には同一
符号を付し、それらの説明は省略するものとすると、1
58はTCM−ISDN通信における伝送フレーム中で
予めパターンおよび発生タイミングが決まっているフレ
ームワードパターンやトレーニングパターン等の所定デ
ータのNEXTノイズ、FEXTノイズによる伝達特性
を推定し、後述するようにしてそれらのパターンのレプ
リカを発生して、そのレプリカを受信信号から減算する
TCM−ISDN干渉ノイズキャンセル部である。つま
り、この実施の形態2の受信系では、実施の形態1の受
信系に対し、TCM−ISDN干渉ノイズキャンセル部
158が追加されたことを特徴とするものである。
【0050】図5は、実施の形態2のTCM−ISDN
干渉ノイズキャンセル部158の詳細な構成の一例を示
したものである。図において、158aは減算器、15
8bはFIR(有限長インパルス応答)フィルタ、15
8cは畳み込み部、158dはフィルタ係数演算部、1
58eはTCM−ISDNフレームワードパターン記憶
部、SW1〜SW3はそれぞれスイッチである。また、
158fは、NEXTノイズおよびFEXTノイズそれ
ぞれに対するTCM−ISDNフレームワードパターン
のレプリカを示したものである。
干渉ノイズキャンセル部158の詳細な構成の一例を示
したものである。図において、158aは減算器、15
8bはFIR(有限長インパルス応答)フィルタ、15
8cは畳み込み部、158dはフィルタ係数演算部、1
58eはTCM−ISDNフレームワードパターン記憶
部、SW1〜SW3はそれぞれスイッチである。また、
158fは、NEXTノイズおよびFEXTノイズそれ
ぞれに対するTCM−ISDNフレームワードパターン
のレプリカを示したものである。
【0051】なお、FIRフィルタ158bにおける、
h(k,n) k=1〜Mは、FIRフィルタ158bのフィル
タ係数であり、NEXTノイズ用と、FEXTノイズ用
とが、別々に二つ用意されているものとする。また、図
上、eは、誤差信号行列、dは、既知のTCM−ISD
Nフレームワードパターン行列、μはステップ係数、h
は現在のフィルタ係数行列、h’ は次のフィルタ係数
行列である。
h(k,n) k=1〜Mは、FIRフィルタ158bのフィル
タ係数であり、NEXTノイズ用と、FEXTノイズ用
とが、別々に二つ用意されているものとする。また、図
上、eは、誤差信号行列、dは、既知のTCM−ISD
Nフレームワードパターン行列、μはステップ係数、h
は現在のフィルタ係数行列、h’ は次のフィルタ係数
行列である。
【0052】次に動作を説明する。まず、ADSL端末
側装置(ATU−R)14およびADSL局側装置(A
TU−C)15が、TCM−ISDN通信における上り
(Upstream)と下り(Downstream)のタイミングを認識
しているものとする。これは、実施の形態1のように、
同期コントローラ18がTCM−ISDN通信とADS
L通信との間で上り下りの同期を取っていれば、その同
期によりTCM−ISDN通信における上り下りのタイ
ミングを認識することができ、両通信間の同期をとって
いない場合には、例えば、■Proposed ANNEX C of G.dm
t, ADSL under TCM−ISDNnoise environmen
t■ NEC, ITU-T SG15 Q4 D.156(WP1/15) Geneva,9-20
February 1998 等による方法で、TCM−ISDNのタ
イミングを認識することができる。これにより、ADS
L端末側装置(ATU−R)14およびADSL局側装
置(ATU−C)15は、TCM−ISDN通信におけ
る上り(Upstream)と下り(Downstream)時のフレーム
ワードの発生タイミングを認識できる。
側装置(ATU−R)14およびADSL局側装置(A
TU−C)15が、TCM−ISDN通信における上り
(Upstream)と下り(Downstream)のタイミングを認識
しているものとする。これは、実施の形態1のように、
同期コントローラ18がTCM−ISDN通信とADS
L通信との間で上り下りの同期を取っていれば、その同
期によりTCM−ISDN通信における上り下りのタイ
ミングを認識することができ、両通信間の同期をとって
いない場合には、例えば、■Proposed ANNEX C of G.dm
t, ADSL under TCM−ISDNnoise environmen
t■ NEC, ITU-T SG15 Q4 D.156(WP1/15) Geneva,9-20
February 1998 等による方法で、TCM−ISDNのタ
イミングを認識することができる。これにより、ADS
L端末側装置(ATU−R)14およびADSL局側装
置(ATU−C)15は、TCM−ISDN通信におけ
る上り(Upstream)と下り(Downstream)時のフレーム
ワードの発生タイミングを認識できる。
【0053】また、このフレームワードは、すでに、ど
ういうパターンであるか既知であるため、このフレーム
ワードによるNEXTノイズおよびFEXTノイズそれ
ぞれの干渉ノイズの伝達関数を求める為、この実施の形
態2のTCM−ISDN干渉ノイズキャンセル部158
では、ADSL通信が行われていない間に、TCM−I
SDN通信時のフレームワード伝送の際に発生する干渉
ノイズのみが入力されている状態で、この予め記憶した
フレームワードパターンを使用して、以下のようにして
干渉ノイズの伝達関数を求める。
ういうパターンであるか既知であるため、このフレーム
ワードによるNEXTノイズおよびFEXTノイズそれ
ぞれの干渉ノイズの伝達関数を求める為、この実施の形
態2のTCM−ISDN干渉ノイズキャンセル部158
では、ADSL通信が行われていない間に、TCM−I
SDN通信時のフレームワード伝送の際に発生する干渉
ノイズのみが入力されている状態で、この予め記憶した
フレームワードパターンを使用して、以下のようにして
干渉ノイズの伝達関数を求める。
【0054】つまり、このTCM−ISDN干渉ノイズ
キャンセル部158では、まず、TCM−ISDNフレ
ームワードパターン記憶部158fから例えば(0,
1,0,0,0,0,0,1)パターン等からなるTC
M−ISDN通信におけるフレームワードパターン行列
dを読み出して、現在のフィルタ係数行列hに従い、F
IRフィルタ158bにかける。尚、この時には、SW
1〜SW3すべてがOFF状態にあるものとする。
キャンセル部158では、まず、TCM−ISDNフレ
ームワードパターン記憶部158fから例えば(0,
1,0,0,0,0,0,1)パターン等からなるTC
M−ISDN通信におけるフレームワードパターン行列
dを読み出して、現在のフィルタ係数行列hに従い、F
IRフィルタ158bにかける。尚、この時には、SW
1〜SW3すべてがOFF状態にあるものとする。
【0055】次に、SW2を閉じて、このFIRフィル
タ158bの出力結果を、NEXTノイズ、FEXTノ
イズ別々に減算器158aに送り、TCM−ISDN通
信におけるフレームワードの伝送の際、ADSL伝送路
13を介しADSL端末側装置(ATU−R)14に離
散的な受信信号入力U(n)として伝達されてくる干渉
ノイズから上記FIRフィルタ158bの出力結果を減
算して、その減算結果を出力行列eとする。
タ158bの出力結果を、NEXTノイズ、FEXTノ
イズ別々に減算器158aに送り、TCM−ISDN通
信におけるフレームワードの伝送の際、ADSL伝送路
13を介しADSL端末側装置(ATU−R)14に離
散的な受信信号入力U(n)として伝達されてくる干渉
ノイズから上記FIRフィルタ158bの出力結果を減
算して、その減算結果を出力行列eとする。
【0056】次に、SW3、SW1を閉じて、その減算
出力行列eを畳み込み部158cにてTCM−ISDN
フレームワードパターン行列dと畳み込み、その畳み込
み出力行列e*dをフィルタ係数演算部158dに送
り、フィルタ係数演算部158dでは、以下の式により
次のフィルタ係数行列h’を求める。h’=h+μ・e
*d
出力行列eを畳み込み部158cにてTCM−ISDN
フレームワードパターン行列dと畳み込み、その畳み込
み出力行列e*dをフィルタ係数演算部158dに送
り、フィルタ係数演算部158dでは、以下の式により
次のフィルタ係数行列h’を求める。h’=h+μ・e
*d
【0057】この操作により、FIRフィルタ158b
の各フィルタ係数行列hは、次のフィルタ係数行列h’
に更新されることになり、NEXTノイズおよびFEX
Tノイズそれぞれの干渉ノイズの伝達関数に近づくよう
に収束していくことになる。このような処理をADSL
通信が開始される前に繰り返して、FIRフィルタ15
8bの各フィルタ係数行列hを順次更新することによ
り、ADSL通信が開始される前に、各フィルタ係数行
列hをNEXTノイズおよびFEXTノイズそれぞれの
この干渉ノイズの伝達関数を示す値に収束させておく。
の各フィルタ係数行列hは、次のフィルタ係数行列h’
に更新されることになり、NEXTノイズおよびFEX
Tノイズそれぞれの干渉ノイズの伝達関数に近づくよう
に収束していくことになる。このような処理をADSL
通信が開始される前に繰り返して、FIRフィルタ15
8bの各フィルタ係数行列hを順次更新することによ
り、ADSL通信が開始される前に、各フィルタ係数行
列hをNEXTノイズおよびFEXTノイズそれぞれの
この干渉ノイズの伝達関数を示す値に収束させておく。
【0058】そして、ADSL伝送が開始された場合
は、TCM−ISDN通信においてフレームワードパタ
ーンの発生するタイミングにおいてのみ、SW3、SW
1を開放し、SW2のみを閉じて、ADSL通信が開始
される前に収束させておいたフィルタ係数行列hを用い
て、TCM−ISDNフレームワード干渉パターンレプ
リカ158fを作成し、離散的な受信信号入力U(n)
として入力するADSL受信信号から減算するようにす
る。
は、TCM−ISDN通信においてフレームワードパタ
ーンの発生するタイミングにおいてのみ、SW3、SW
1を開放し、SW2のみを閉じて、ADSL通信が開始
される前に収束させておいたフィルタ係数行列hを用い
て、TCM−ISDNフレームワード干渉パターンレプ
リカ158fを作成し、離散的な受信信号入力U(n)
として入力するADSL受信信号から減算するようにす
る。
【0059】このような処理により、TCM−ISDN
通信においてフレームワードパターンが伝送される間の
みであるが、その間は、フレームワードパターンの伝送
により発生するFEXTノイズおよびNEXTノイズの
干渉ノイズの影響を除去できる。
通信においてフレームワードパターンが伝送される間の
みであるが、その間は、フレームワードパターンの伝送
により発生するFEXTノイズおよびNEXTノイズの
干渉ノイズの影響を除去できる。
【0060】このような処理を、FEXTノイズ,NE
XTノイズそれぞれに対応して行い、2つのフレームワ
ード干渉パターンレプリカを作成し、それぞれの発生す
るタイミングに合わせて、ADSL受信信号から引き、
TCM−ISDN通信時のフレームワード送信時の干渉
ノイズの影響を除去するようにする。
XTノイズそれぞれに対応して行い、2つのフレームワ
ード干渉パターンレプリカを作成し、それぞれの発生す
るタイミングに合わせて、ADSL受信信号から引き、
TCM−ISDN通信時のフレームワード送信時の干渉
ノイズの影響を除去するようにする。
【0061】従って、本実施の形態2によれば、TCM
−ISDN通信においてフレームワードパターンが伝送
される時間以外については、上記実施の形態1と同等の
効果が得られる一方、TCM−ISDN通信においてフ
レームワードパターンが伝送される時間については、F
EXTノイズ,NEXTノイズそれぞれに対応したフレ
ームワード干渉ノイズをキャンセルすることにより、こ
の影響を低減できる。
−ISDN通信においてフレームワードパターンが伝送
される時間以外については、上記実施の形態1と同等の
効果が得られる一方、TCM−ISDN通信においてフ
レームワードパターンが伝送される時間については、F
EXTノイズ,NEXTノイズそれぞれに対応したフレ
ームワード干渉ノイズをキャンセルすることにより、こ
の影響を低減できる。
【0062】その結果、TCM−ISDN通信において
フレームワードパターンが伝送される間については、フ
レームワード干渉ノイズがキャンセルされることによ
り、実施の形態1の場合よりも、S/N比を改善できる
と共に、エラー発生確率も下げることができ、ADSL
各伝送レートでの通信距離を伸ばすことができると共
に、サービス領域内での伝送レートを上げること等が可
能になる。
フレームワードパターンが伝送される間については、フ
レームワード干渉ノイズがキャンセルされることによ
り、実施の形態1の場合よりも、S/N比を改善できる
と共に、エラー発生確率も下げることができ、ADSL
各伝送レートでの通信距離を伸ばすことができると共
に、サービス領域内での伝送レートを上げること等が可
能になる。
【0063】なお、この実施の形態2では、TCM−I
SDN通信におけるフレームワードパターンを利用し
て、そのフレームワードパターンが伝送される間、フレ
ームワード干渉ノイズをキャンセルするように説明した
が、本発明ではこれに限らず、TCM−ISDN通信に
おけるトレーニングパターン等を利用してもよく、要
は、予め通信タイミングおよびパターンのわかっている
信号やデータなどであればよい。
SDN通信におけるフレームワードパターンを利用し
て、そのフレームワードパターンが伝送される間、フレ
ームワード干渉ノイズをキャンセルするように説明した
が、本発明ではこれに限らず、TCM−ISDN通信に
おけるトレーニングパターン等を利用してもよく、要
は、予め通信タイミングおよびパターンのわかっている
信号やデータなどであればよい。
【0064】実施の形態3.次に、本発明に係るディジ
タル通信装置の実施の形態3を図面に基づき説明する。
タル通信装置の実施の形態3を図面に基づき説明する。
【0065】図6は、本発明に係るディジタル通信装置
の実施の形態3であるADSL端末側装置(ATU−
R)14の受信系の構成を機能的に示している。この図
に示すように、実施の形態3のADSL端末側装置(A
TU−R)14の受信系は、図2示す実施の形態1のA
DSL端末側装置(ATU−R)14の受信系の構成か
らTEQ用NEXTテーブル155、およびFEQ用N
EXTテーブル157を外して、TEQ用FEXTテー
ブル154、およびFEQ用FEXTテーブル156の
みによりTEQ142およびFEQ14に等価係数を提
供するようにしたことを特徴とするものである。
の実施の形態3であるADSL端末側装置(ATU−
R)14の受信系の構成を機能的に示している。この図
に示すように、実施の形態3のADSL端末側装置(A
TU−R)14の受信系は、図2示す実施の形態1のA
DSL端末側装置(ATU−R)14の受信系の構成か
らTEQ用NEXTテーブル155、およびFEQ用N
EXTテーブル157を外して、TEQ用FEXTテー
ブル154、およびFEQ用FEXTテーブル156の
みによりTEQ142およびFEQ14に等価係数を提
供するようにしたことを特徴とするものである。
【0066】ここで、これらのFEXTテーブル15
4、156には、ADSL通信を始める前のトレーニン
グ期間等において、ADSL端末側装置(ATU−R)
14側で、TCM−ISDN通信におけるデータの下り
(Downstream)に同期してFEXTノイズが伝達される
FEXT期間でのみタイムドメンイコライザ(TEQ)
142、周波数ドメンイコライザ(FEQ)145にお
いて適応等化をかけてトレーニングを行ない、FEXT
ノイズを含む伝送路特性を最適に補正する等化係数が格
納されたものである。
4、156には、ADSL通信を始める前のトレーニン
グ期間等において、ADSL端末側装置(ATU−R)
14側で、TCM−ISDN通信におけるデータの下り
(Downstream)に同期してFEXTノイズが伝達される
FEXT期間でのみタイムドメンイコライザ(TEQ)
142、周波数ドメンイコライザ(FEQ)145にお
いて適応等化をかけてトレーニングを行ない、FEXT
ノイズを含む伝送路特性を最適に補正する等化係数が格
納されたものである。
【0067】次に、この実施の形態3の特徴部分の動作
を説明する。
を説明する。
【0068】本実施の形態3の受信系では、タイムドメ
インイコライザ(TEQ)142、および周波数ドメイ
ンイコライザ(FEQ)145は、TCM−ISDN伝
送路12上をデータが下るFEXT期間の間は、タイム
ドメインイコライザ(TEQ)142、および周波数ド
メインイコライザ(FEQ)145は、FEXTノイズ
が発生するものとして、それぞれ、TEQ用FEXTテ
ーブル154、FEQ用FEXTテーブル156の等化
係数を使用して、時間領域あるいは周波数領域でFEX
Tノイズを含む伝送路特性を最適に補正する。
インイコライザ(TEQ)142、および周波数ドメイ
ンイコライザ(FEQ)145は、TCM−ISDN伝
送路12上をデータが下るFEXT期間の間は、タイム
ドメインイコライザ(TEQ)142、および周波数ド
メインイコライザ(FEQ)145は、FEXTノイズ
が発生するものとして、それぞれ、TEQ用FEXTテ
ーブル154、FEQ用FEXTテーブル156の等化
係数を使用して、時間領域あるいは周波数領域でFEX
Tノイズを含む伝送路特性を最適に補正する。
【0069】一方、TCM−ISDN伝送路12上をデ
ータが上り、NEXTノイズが発生するNEXT期間の
間でも、それぞれ、TEQ用FEXTテーブル154、
FEQ用FEXTテーブル156の等化係数を使用し
て、時間領域あるいは周波数領域で伝送路特性を補正す
る
ータが上り、NEXTノイズが発生するNEXT期間の
間でも、それぞれ、TEQ用FEXTテーブル154、
FEQ用FEXTテーブル156の等化係数を使用し
て、時間領域あるいは周波数領域で伝送路特性を補正す
る
【0070】図7に、本実施の形態3によるケーブル長
に対する伝送ビットレートの状態を示す。図において、
折れ線Aは、FEXT期間のみでトレーニングした本実
施の形態3の場合におけるFEXT期間のデータ伝送の
ビットレートを示しており、折れ線Bは、従来のように
FEXT期間とNEXT期間を通してTEQ,FEQの
係数テーブルを切り替える事なくトレーニングした場合
のFEXT期間のデータ伝送のビットレート、折れ線C
は、FEXT期間のみでトレーニングした本実施の形態
3の場合におけるNEXT期間のデータ伝送のビットレ
ート、折れ線Dは、従来のようにFEXT期間とNEX
T期間を通してTEQ,FEQの係数テーブルを切り替
える事なくトレーニングした場合のNEXT期間のデー
タ伝送のビットレートを示している。
に対する伝送ビットレートの状態を示す。図において、
折れ線Aは、FEXT期間のみでトレーニングした本実
施の形態3の場合におけるFEXT期間のデータ伝送の
ビットレートを示しており、折れ線Bは、従来のように
FEXT期間とNEXT期間を通してTEQ,FEQの
係数テーブルを切り替える事なくトレーニングした場合
のFEXT期間のデータ伝送のビットレート、折れ線C
は、FEXT期間のみでトレーニングした本実施の形態
3の場合におけるNEXT期間のデータ伝送のビットレ
ート、折れ線Dは、従来のようにFEXT期間とNEX
T期間を通してTEQ,FEQの係数テーブルを切り替
える事なくトレーニングした場合のNEXT期間のデー
タ伝送のビットレートを示している。
【0071】この図からわかるように、FEXT期間の
データ伝送では、折れ線Bに示す従来のようにFEXT
期間とNEXT期間を通してTEQ,FEQの係数テー
ブルを切り替える事なくトレーニングした場合に比べ、
折れ線Aに示すFEXT期間のみでトレーニングした場
合の方が、ケーブル長が長くなっても伝送ビットレート
が常によい特性を有することを示している。
データ伝送では、折れ線Bに示す従来のようにFEXT
期間とNEXT期間を通してTEQ,FEQの係数テー
ブルを切り替える事なくトレーニングした場合に比べ、
折れ線Aに示すFEXT期間のみでトレーニングした場
合の方が、ケーブル長が長くなっても伝送ビットレート
が常によい特性を有することを示している。
【0072】これはNEXT期間の電力の大きいNEX
Tノイズによるトレーニング期間の係数のばらつきが影
響し、最終的にビットレートの特性を悪化させているた
めである。一方、FEXT期間は、ノイズの電力が小さ
いためトレーニング期間のばらつきが少なく伝送特性に
最適な特性を示すように安定して係数を収束させる。し
たがって、最終的には、FEXT期間のデータ伝送は、
FEXT期間のみでトレーニングした方が特性がよいこ
とがわかり、この実施の形態3では、FEXT期間での
みトレーニングした適応等化係数を使用するようにした
ものである。
Tノイズによるトレーニング期間の係数のばらつきが影
響し、最終的にビットレートの特性を悪化させているた
めである。一方、FEXT期間は、ノイズの電力が小さ
いためトレーニング期間のばらつきが少なく伝送特性に
最適な特性を示すように安定して係数を収束させる。し
たがって、最終的には、FEXT期間のデータ伝送は、
FEXT期間のみでトレーニングした方が特性がよいこ
とがわかり、この実施の形態3では、FEXT期間での
みトレーニングした適応等化係数を使用するようにした
ものである。
【0073】なお、NEXT区間では、折れ線C,Dに
示すように、折れ線Cは、FEXT期間のみでトレーニ
ングした本実施の形態3の場合でも、従来のようにFE
XT期間とNEXT期間を通してTEQ,FEQの係数
テーブルを切り替える事なくトレーニングした場合で
も、データ伝送のビットレートはそれほど変わらないこ
とがわかる。
示すように、折れ線Cは、FEXT期間のみでトレーニ
ングした本実施の形態3の場合でも、従来のようにFE
XT期間とNEXT期間を通してTEQ,FEQの係数
テーブルを切り替える事なくトレーニングした場合で
も、データ伝送のビットレートはそれほど変わらないこ
とがわかる。
【0074】図8に、FEXT期間で収束した係数をN
EXT期間に適用してもわずかな差しか発生しないこと
を示している。この図8に示すように、FEXTノイズ
のみのトレーニングでも、FEXTノイズとNEXTノ
イズとを切り替えてトレーニングした場合でも、NEX
Tノイズのみでトレーニングした場合でも、ケーブル長
に対するNEXT区間のデータ伝送のビットレートの減
衰はほとんど変わらないことがわかる。
EXT期間に適用してもわずかな差しか発生しないこと
を示している。この図8に示すように、FEXTノイズ
のみのトレーニングでも、FEXTノイズとNEXTノ
イズとを切り替えてトレーニングした場合でも、NEX
Tノイズのみでトレーニングした場合でも、ケーブル長
に対するNEXT区間のデータ伝送のビットレートの減
衰はほとんど変わらないことがわかる。
【0075】このような理由から、この実施の形態3で
は、このFEXTノイズによりトレーニングして収束し
た係数をFEXT期間、NEXT期間それぞれにかける
ようにしたのである。
は、このFEXTノイズによりトレーニングして収束し
た係数をFEXT期間、NEXT期間それぞれにかける
ようにしたのである。
【0076】従って、本実施の形態3のディジタル通信
装置によれば、タイムドメインイコライザ(TEQ)1
42および周波数ドメインイコライザ(FEQ)145
のそれぞれについて、FEXTノイズのテーブル15
4、156を設けて、FEXTノイズのみで係数トレー
ニングした等化係数を使用するようにしたので、TEQ
142およびFEQ145のトレーニング期間では、F
EXTノイズに最適な等化係数が従来の方式よりも短時
間に求めることができると共に、ADSL通信の際は、
特にFEXTノイズによる伝送レートの悪化を有効に削
減できる。その結果、S/N比を改善でき、エラー発生
確率が下がり、ADSL各伝送レートでの通信距離を伸
ばすことができると共に、サービス領域内での伝送レー
トを向上させることができる。
装置によれば、タイムドメインイコライザ(TEQ)1
42および周波数ドメインイコライザ(FEQ)145
のそれぞれについて、FEXTノイズのテーブル15
4、156を設けて、FEXTノイズのみで係数トレー
ニングした等化係数を使用するようにしたので、TEQ
142およびFEQ145のトレーニング期間では、F
EXTノイズに最適な等化係数が従来の方式よりも短時
間に求めることができると共に、ADSL通信の際は、
特にFEXTノイズによる伝送レートの悪化を有効に削
減できる。その結果、S/N比を改善でき、エラー発生
確率が下がり、ADSL各伝送レートでの通信距離を伸
ばすことができると共に、サービス領域内での伝送レー
トを向上させることができる。
【0077】また、本実施の形態3によれば、NEXT
期間のデータ伝送に、FEXT期間にトレーニングした
係数を使用しても、NEXT期間にトレーニングした係
数を使用した際との差がほとんど発生しないため、係数
トレーニングを最小化し、最短時間のトレーニングが実
施できる。
期間のデータ伝送に、FEXT期間にトレーニングした
係数を使用しても、NEXT期間にトレーニングした係
数を使用した際との差がほとんど発生しないため、係数
トレーニングを最小化し、最短時間のトレーニングが実
施できる。
【0078】また、本実施の形態3では、中央局(C
O)11の同期コントローラ18がTCM−ISDN局
側装置(TCM−ISDN LT)17と、ADSL局
側装置(ATU−C)15との間で、伝送タイミングの
同期をとるようにしたため、ADSL端末側装置(AT
U−R)は、NEXTノイズおよびFEXTノイズの発
生タイミングを意識しなくても、FEXTテーブル15
4,156をアクティブにすることが可能となる。
O)11の同期コントローラ18がTCM−ISDN局
側装置(TCM−ISDN LT)17と、ADSL局
側装置(ATU−C)15との間で、伝送タイミングの
同期をとるようにしたため、ADSL端末側装置(AT
U−R)は、NEXTノイズおよびFEXTノイズの発
生タイミングを意識しなくても、FEXTテーブル15
4,156をアクティブにすることが可能となる。
【0079】なお、本実施の形態3では、上述のよう
に、本発明をADSL端末側装置(ATU−R)14に
適用して説明したが、本発明をADSL局側装置(AT
U−C)15に適用して、ADSL局側装置(ATU−
C)15のTEQやFEQの適応等化器のために、FE
XT期間にトレーニングするFEXTテーブルを設け、
データ伝送時には、NEXT、FEXT期間ともにFE
XTテーブル使用させるようにしても勿論良い。この場
合、ADSL局側装置(ATU−C)15から見ること
になるので、ADSL端末側装置(ATU−R)14か
ら見た場合とは逆となり、近半二重通信装置となるIS
DN伝送システムの局側装置(ISDNLT)17が送信
してくる干渉ノイズがNEXTノイズとなり、遠半二重
通信装置となるISDN伝送システムの端末装置(IS
DN NT1)16が送信してくる干渉ノイズがFEX
Tノイズとなる。
に、本発明をADSL端末側装置(ATU−R)14に
適用して説明したが、本発明をADSL局側装置(AT
U−C)15に適用して、ADSL局側装置(ATU−
C)15のTEQやFEQの適応等化器のために、FE
XT期間にトレーニングするFEXTテーブルを設け、
データ伝送時には、NEXT、FEXT期間ともにFE
XTテーブル使用させるようにしても勿論良い。この場
合、ADSL局側装置(ATU−C)15から見ること
になるので、ADSL端末側装置(ATU−R)14か
ら見た場合とは逆となり、近半二重通信装置となるIS
DN伝送システムの局側装置(ISDNLT)17が送信
してくる干渉ノイズがNEXTノイズとなり、遠半二重
通信装置となるISDN伝送システムの端末装置(IS
DN NT1)16が送信してくる干渉ノイズがFEX
Tノイズとなる。
【0080】また、本実施の形態3では、上述のよう
に、中央局(CO)11の同期コントローラ18がTC
M−ISDN通信とADSL通信との間で伝送タイミン
グの同期をとるように説明したが、本発明では、これに
限らず、実施の形態1のところでも説明したように、同
期コントローラ18を無くして、両通信間で同期をとら
ないようにしても良い。
に、中央局(CO)11の同期コントローラ18がTC
M−ISDN通信とADSL通信との間で伝送タイミン
グの同期をとるように説明したが、本発明では、これに
限らず、実施の形態1のところでも説明したように、同
期コントローラ18を無くして、両通信間で同期をとら
ないようにしても良い。
【0081】実施の形態4.なお、上記実施の形態で
は、TCM−ISDNによるNEXTノイズ区間、FE
XTノイズ区間ともに、ディジタル通信装置がデータを
受信するものとして説明したが、この実施の形態4で
は、ディジタル通信装置側の受けるノイズの量が少ない
FEXT期間のみデータ受信するようにしたことを特徴
とするものである。
は、TCM−ISDNによるNEXTノイズ区間、FE
XTノイズ区間ともに、ディジタル通信装置がデータを
受信するものとして説明したが、この実施の形態4で
は、ディジタル通信装置側の受けるノイズの量が少ない
FEXT期間のみデータ受信するようにしたことを特徴
とするものである。
【0082】具体的には、この実施の形態4のディジタ
ル通信装置では、TCM−ISDN伝送路12上をデー
タが下り(Downstream)、FEXTノイズが発生するF
EXT期間ではノイズの影響を受けるデータ受信のみを
行うようにし、TCM−ISDN伝送路12上をデータ
が上り(upstream)、NEXTノイズが発生するNEX
T期間ではノイズの影響を受けないデータ送信のみを行
う半二重通信のピンポン伝送によりデータ通信すること
を特徴とする。
ル通信装置では、TCM−ISDN伝送路12上をデー
タが下り(Downstream)、FEXTノイズが発生するF
EXT期間ではノイズの影響を受けるデータ受信のみを
行うようにし、TCM−ISDN伝送路12上をデータ
が上り(upstream)、NEXTノイズが発生するNEX
T期間ではノイズの影響を受けないデータ送信のみを行
う半二重通信のピンポン伝送によりデータ通信すること
を特徴とする。
【0083】つまり、この実施の形態4のディジタル通
信装置の受信系では、TCM−ISDNのFEXT期間
に同期してデータ受信のみを行ない、TEQ142,F
EQ145の適応等化のトレーニングは、実施の形態3
の場合と同様に、FEXT期間でのみ行い、データ受信
中に使用する係数テーブルも、そのFEXT期間のみで
係数トレーニングを行ったそれぞれFEXTテーブル1
54,156のみとする。
信装置の受信系では、TCM−ISDNのFEXT期間
に同期してデータ受信のみを行ない、TEQ142,F
EQ145の適応等化のトレーニングは、実施の形態3
の場合と同様に、FEXT期間でのみ行い、データ受信
中に使用する係数テーブルも、そのFEXT期間のみで
係数トレーニングを行ったそれぞれFEXTテーブル1
54,156のみとする。
【0084】図9(d)に、この実施の形態4のタイム
ドメインイコライザ(TEQ)142、および周波数ド
メインイコライザ(FEQ)145において、FEXT
期間のみでFEXTテーブル154,156により係数
トレーニングした際の誤差量の推移を示している。尚、
この図9(a)〜(c)は、図3(a)〜(c)と同じ
であるので、その説明は省略する。また、実施の形態3
の場合もFEXT期間のみでFEXTテーブル154,
156により係数トレーニングしているので、図9
(d)と同様の誤差量の推移となる。
ドメインイコライザ(TEQ)142、および周波数ド
メインイコライザ(FEQ)145において、FEXT
期間のみでFEXTテーブル154,156により係数
トレーニングした際の誤差量の推移を示している。尚、
この図9(a)〜(c)は、図3(a)〜(c)と同じ
であるので、その説明は省略する。また、実施の形態3
の場合もFEXT期間のみでFEXTテーブル154,
156により係数トレーニングしているので、図9
(d)と同様の誤差量の推移となる。
【0085】図9(d)に示すように、この実施の形態
4の場合、データ受信を行うFEXT期間のみで、TE
Q142、FEQ145それぞれの適応等化器の係数ト
レーニングを行ったFEXTテーブル154,156に
より、TEQ142、FEQ145それぞれがFEXT
期間のみの誤差量を収束させるようにしているので、図
9(c)に示すNEXTノイズおよびFEXTノイズの
両方の期間を1つの係数テーブルによりトレーニングし
た際の従来の誤差量の推移の場合と異なり、FEXT期
間で一度減少した誤差量は、次のFEXT期間でいった
ん上がるようなことがなくなり、徐々に減少することが
分かる。
4の場合、データ受信を行うFEXT期間のみで、TE
Q142、FEQ145それぞれの適応等化器の係数ト
レーニングを行ったFEXTテーブル154,156に
より、TEQ142、FEQ145それぞれがFEXT
期間のみの誤差量を収束させるようにしているので、図
9(c)に示すNEXTノイズおよびFEXTノイズの
両方の期間を1つの係数テーブルによりトレーニングし
た際の従来の誤差量の推移の場合と異なり、FEXT期
間で一度減少した誤差量は、次のFEXT期間でいった
ん上がるようなことがなくなり、徐々に減少することが
分かる。
【0086】つまり、本実施の形態4では、FEXT期
間でのみTEQ142、FEQ145それぞれの適応等
化器の係数トレーニングを行ない、かつ、その係数トレ
ーニングを行ったFEXTテーブル154,156によ
りFEXT期間でのみ適応等化により誤差量を収束させ
ているので、FEXT期間に最適な等化係数により、F
EXT期間でのみり適応等化により誤差量を収束させて
いるからである。
間でのみTEQ142、FEQ145それぞれの適応等
化器の係数トレーニングを行ない、かつ、その係数トレ
ーニングを行ったFEXTテーブル154,156によ
りFEXT期間でのみ適応等化により誤差量を収束させ
ているので、FEXT期間に最適な等化係数により、F
EXT期間でのみり適応等化により誤差量を収束させて
いるからである。
【0087】従って、この実施の形態4のディジタル通
信装置によれば、実施の形態3の場合と同様に、タイム
ドメインイコライザ(TEQ)142および周波数ドメ
インイコライザ(FEQ)145のそれぞれについて、
FEXTノイズのテーブル154、156を設けて、F
EXTノイズのみで係数トレーニングした等化係数を使
用するようにしたので、TEQ142およびFEQ14
5のトレーニング期間では、FEXTノイズに最適な等
化係数が従来の方式よりも短時間に求めることができる
と共に、ADSL通信の際は、特にFEXTノイズによ
る伝送レートの悪化を有効に削減できる。
信装置によれば、実施の形態3の場合と同様に、タイム
ドメインイコライザ(TEQ)142および周波数ドメ
インイコライザ(FEQ)145のそれぞれについて、
FEXTノイズのテーブル154、156を設けて、F
EXTノイズのみで係数トレーニングした等化係数を使
用するようにしたので、TEQ142およびFEQ14
5のトレーニング期間では、FEXTノイズに最適な等
化係数が従来の方式よりも短時間に求めることができる
と共に、ADSL通信の際は、特にFEXTノイズによ
る伝送レートの悪化を有効に削減できる。
【0088】特に、この実施の形態4では、TEQ14
2,FEQ145には、実施の形態3の場合と同様に、
FEXT期間にトレーニングした係数を使用したFEX
Tテーブル154,156しか設けていないが、この実
施の形態4では、NEXT期間はデータ受信を行わず、
ノイズの影響を考慮する必要がなくいので、FEXT期
間にトレーニングした係数のみで十分に伝送路特性を最
適に補正でき、その結果、係数トレーニングを最小化
し、最短時間のトレーニングが実施できる。
2,FEQ145には、実施の形態3の場合と同様に、
FEXT期間にトレーニングした係数を使用したFEX
Tテーブル154,156しか設けていないが、この実
施の形態4では、NEXT期間はデータ受信を行わず、
ノイズの影響を考慮する必要がなくいので、FEXT期
間にトレーニングした係数のみで十分に伝送路特性を最
適に補正でき、その結果、係数トレーニングを最小化
し、最短時間のトレーニングが実施できる。
【0089】なお、この実施の形態4の説明では、FE
XT期間はデータ受信のみを行うようにし、NEXT期
間はデータ送信のみを行う半二重通信のピンポン伝送に
より行うものと説明したが、本発明では、データ受信を
FEXT期間でのみ行えば十分であり、データ送信をN
EXT期間のみならず、FEXT期間で行うようにして
も、データ送信の際はノイズの影響を考える必要が無い
ので、上記と同様の効果が得られる。
XT期間はデータ受信のみを行うようにし、NEXT期
間はデータ送信のみを行う半二重通信のピンポン伝送に
より行うものと説明したが、本発明では、データ受信を
FEXT期間でのみ行えば十分であり、データ送信をN
EXT期間のみならず、FEXT期間で行うようにして
も、データ送信の際はノイズの影響を考える必要が無い
ので、上記と同様の効果が得られる。
【0090】なお、上述の実施の形態1〜4では、干渉
ノイズを与える側の半二重通信装置をTCM−ISDN
端末側装置(TCM−ISDN NT1)16、TCM−
ISDN局側装置(TCM−ISDN LT)17のTC
M−ISDN通信装置とし、干渉ノイズを与えられる側
のディジタル通信装置をxDSL通信方式の1つである
ADSL通信を行うADSL端末側装置(ATU−R)
14、ADSL局側装置(ATU−C)15のADSL
通信装置として説明したが、本発明では、これに限ら
ず、干渉ノイズを与える側の半二重通信装置は半二重伝
送路を介しいわゆるピンポン方式の半二重通信を行う装
置であればTCM−ISDN通信装置以外でもよく、ま
た、干渉ノイズを与えられる側のディジタル通信装置
は、全二重通信方式、半二重通信方式にこだわらず、A
DSL通信装置以外のHDSL通信やSDSL通信を行
うxDSL通信装置や、他のディジタル通信装置でも適
用可能である。
ノイズを与える側の半二重通信装置をTCM−ISDN
端末側装置(TCM−ISDN NT1)16、TCM−
ISDN局側装置(TCM−ISDN LT)17のTC
M−ISDN通信装置とし、干渉ノイズを与えられる側
のディジタル通信装置をxDSL通信方式の1つである
ADSL通信を行うADSL端末側装置(ATU−R)
14、ADSL局側装置(ATU−C)15のADSL
通信装置として説明したが、本発明では、これに限ら
ず、干渉ノイズを与える側の半二重通信装置は半二重伝
送路を介しいわゆるピンポン方式の半二重通信を行う装
置であればTCM−ISDN通信装置以外でもよく、ま
た、干渉ノイズを与えられる側のディジタル通信装置
は、全二重通信方式、半二重通信方式にこだわらず、A
DSL通信装置以外のHDSL通信やSDSL通信を行
うxDSL通信装置や、他のディジタル通信装置でも適
用可能である。
【0091】特に、上記実施の形態1〜4により説明し
た本発明にかかるディジタル通信装置は、ディジタル放
送をxDSL伝送路などのディジタル伝送路を介し受信
するディジタルテレビや、ネットワークを介し無料ない
し有料でデータや画像、音声などのマルチメディアデー
タを受信したりダウンロードするコンピュータや、ディ
ジタルテレビ、AV機器、家電機器等のあらゆるディジ
タル通信装置や、このようなディジタル通信装置を通信
モデム等としてもつ家電機器等に適用可能である。例え
ば、電子レンジ等の調理装置にこのようなディジタル通
信装置を内蔵させて、ネットワークを介してディジタル
通信を行わせて、調理レシピ等を示す画像や音声などの
マルチディアデータをダウンロードして、ディスプレイ
に表示させたり、さらにはスピーカを介して音声ガイド
するようにした家電機器等にも適用可能である。
た本発明にかかるディジタル通信装置は、ディジタル放
送をxDSL伝送路などのディジタル伝送路を介し受信
するディジタルテレビや、ネットワークを介し無料ない
し有料でデータや画像、音声などのマルチメディアデー
タを受信したりダウンロードするコンピュータや、ディ
ジタルテレビ、AV機器、家電機器等のあらゆるディジ
タル通信装置や、このようなディジタル通信装置を通信
モデム等としてもつ家電機器等に適用可能である。例え
ば、電子レンジ等の調理装置にこのようなディジタル通
信装置を内蔵させて、ネットワークを介してディジタル
通信を行わせて、調理レシピ等を示す画像や音声などの
マルチディアデータをダウンロードして、ディスプレイ
に表示させたり、さらにはスピーカを介して音声ガイド
するようにした家電機器等にも適用可能である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、複数
の半二重通信装置のうち本装置に近い側の近半二重通信
装置から伝達されるNEXTノイズを含む伝送路特性を
最適に補正する適応等化器の等化係数を記憶したNEX
Tノイズ係数テーブルと、複数の半二重通信装置のうち
本装置に遠い側の遠半二重通信装置から伝達されるFE
XTノイズを含む伝送路特性を最適に補正する適応等化
器の等化係数を記憶したFEXTノイズ係数テーブルと
を別々に備え、適応等化器は近半二重通信装置からNE
XTノイズが伝達されてきた場合にはNEXTノイズ係
数テーブルに基づいて伝送路特性を補正する一方、遠半
二重通信装置からFEXTノイズが伝達されてきた場合
にはFEXTノイズ係数テーブルに基づいて伝送路特性
を補正するようにしたため、適応等化器のトレーニング
期間では、FEXTノイズ、NEXTノイズの発生に応
じてそれぞれに最適な等化係数が、従来の方式よりも短
時間に求めることができる一方、通信の際はFEXTノ
イズ、NEXTノイズを有効に削減することができる。
その結果、本発明によれば、隣接する半二重伝送路から
干渉ノイズを受けても、S/N比を改善でき、エラー発
生確率が下がり、ADSL各伝送レートでの通信距離を
伸ばすことができると共に、サービス領域内での伝送レ
ートを向上させることができる。
の半二重通信装置のうち本装置に近い側の近半二重通信
装置から伝達されるNEXTノイズを含む伝送路特性を
最適に補正する適応等化器の等化係数を記憶したNEX
Tノイズ係数テーブルと、複数の半二重通信装置のうち
本装置に遠い側の遠半二重通信装置から伝達されるFE
XTノイズを含む伝送路特性を最適に補正する適応等化
器の等化係数を記憶したFEXTノイズ係数テーブルと
を別々に備え、適応等化器は近半二重通信装置からNE
XTノイズが伝達されてきた場合にはNEXTノイズ係
数テーブルに基づいて伝送路特性を補正する一方、遠半
二重通信装置からFEXTノイズが伝達されてきた場合
にはFEXTノイズ係数テーブルに基づいて伝送路特性
を補正するようにしたため、適応等化器のトレーニング
期間では、FEXTノイズ、NEXTノイズの発生に応
じてそれぞれに最適な等化係数が、従来の方式よりも短
時間に求めることができる一方、通信の際はFEXTノ
イズ、NEXTノイズを有効に削減することができる。
その結果、本発明によれば、隣接する半二重伝送路から
干渉ノイズを受けても、S/N比を改善でき、エラー発
生確率が下がり、ADSL各伝送レートでの通信距離を
伸ばすことができると共に、サービス領域内での伝送レ
ートを向上させることができる。
【0093】また、次の発明では、さらに、半二重通信
装置間での通信との間で同期をとって通信し、半二重伝
送路を端末側から局側へデータが上る時あるいは下る時
に、近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されて
きた場合には、適応等化器にNEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる一方、
半二重伝送路を局側から端末側へデータが下る時あるい
は上る時に、遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝
達されてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる
ようしたため、ディジタル通信装置がNEXTノイズお
よびFEXTノイズの発生タイミングを意識しなくて
も、NEXTノイズおよびFEXTノイズの発生にそれ
ぞれ対応して係数テーブルを切り替えて、それぞれのノ
イズの影響を削減することができる。
装置間での通信との間で同期をとって通信し、半二重伝
送路を端末側から局側へデータが上る時あるいは下る時
に、近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達されて
きた場合には、適応等化器にNEXTノイズ係数テーブ
ルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる一方、
半二重伝送路を局側から端末側へデータが下る時あるい
は上る時に、遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝
達されてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる
ようしたため、ディジタル通信装置がNEXTノイズお
よびFEXTノイズの発生タイミングを意識しなくて
も、NEXTノイズおよびFEXTノイズの発生にそれ
ぞれ対応して係数テーブルを切り替えて、それぞれのノ
イズの影響を削減することができる。
【0094】また、次の発明では、さらに、半二重伝送
路に隣接等して干渉ノイズの影響を受けるディジタル通
信装置が、半二重通信装置から伝達される干渉ノイズを
検出して、NEXTノイズであるか、あるいはFEXT
ノイズであるかを判断するようにしたため、中央局等、
既存の装置に何ら改良を加えることなく、当該ディジタ
ル通信装置の改良だけで、NEXTテーブルと、FEX
Tテーブルとを切り替えて使用することが可能になる。
路に隣接等して干渉ノイズの影響を受けるディジタル通
信装置が、半二重通信装置から伝達される干渉ノイズを
検出して、NEXTノイズであるか、あるいはFEXT
ノイズであるかを判断するようにしたため、中央局等、
既存の装置に何ら改良を加えることなく、当該ディジタ
ル通信装置の改良だけで、NEXTテーブルと、FEX
Tテーブルとを切り替えて使用することが可能になる。
【0095】また、次の発明では、さらに、通信前に、
複数の半二重通信装置間で通信されるフレーム中で予め
パターンおよび発生タイミングが認識されている所定デ
ータによって伝達されるノイズの伝達関数に収束させる
フィルタ係数を求めておき、通信の際は、前記所定デー
タの発生タイミングにおいて、前記収束させたフィルタ
係数によりノイズの影響を受けた前記所定データのレプ
リカを作成し、受信信号からそのレプリカを減算するよ
うにしたため、半二重通信装置間で伝送フレーム中の所
定データが伝送される間については、FEXTノイズ、
NEXTノイズそれぞれに対応した所定データの干渉ノ
イズをキャンセルして、この影響を低減でき、よりS/
N比を改善できると共に、エラー発生確率も下げること
ができ、各伝送レートでの通信距離を伸ばすことができ
ると共に、サービス領域内での伝送レートを上げること
等が可能になる。
複数の半二重通信装置間で通信されるフレーム中で予め
パターンおよび発生タイミングが認識されている所定デ
ータによって伝達されるノイズの伝達関数に収束させる
フィルタ係数を求めておき、通信の際は、前記所定デー
タの発生タイミングにおいて、前記収束させたフィルタ
係数によりノイズの影響を受けた前記所定データのレプ
リカを作成し、受信信号からそのレプリカを減算するよ
うにしたため、半二重通信装置間で伝送フレーム中の所
定データが伝送される間については、FEXTノイズ、
NEXTノイズそれぞれに対応した所定データの干渉ノ
イズをキャンセルして、この影響を低減でき、よりS/
N比を改善できると共に、エラー発生確率も下げること
ができ、各伝送レートでの通信距離を伸ばすことができ
ると共に、サービス領域内での伝送レートを上げること
等が可能になる。
【0096】また、次の発明では、複数の半二重通信装
置のうち本装置に遠い側の遠半二重通信装置から伝達さ
れるFEXTノイズを含む伝送路特性を最適に補正する
等化係数を記憶したFEXTノイズ係数テーブルを備
え、適応等化器は近半二重通信装置からNEXTノイズ
が伝達されてきた場合及び遠半二重通信装置からFEX
Tノイズが伝達されてきた場合の両方の場合において、
FEXTノイズ係数テーブルに基づいて伝送路特性を最
適に補正するようにしたため、適応等化器のトレーニン
グ期間では、FEXTノイズの発生時に最適な等化係数
が、従来の方式よりも短時間に求めることができる一
方、通信の際はFEXTノイズ、NEXTノイズの両ノ
イズが発生している場合でも伝送特性の悪化を有効に削
減することができる。その結果、本発明によれば、隣接
する半二重伝送路から干渉ノイズを受けても、S/N比
を改善でき、エラー発生確率が下がり、ADSL各伝送
レートでの通信距離を伸ばすことができると共に、サー
ビス領域内での伝送レートを向上させることができる。
置のうち本装置に遠い側の遠半二重通信装置から伝達さ
れるFEXTノイズを含む伝送路特性を最適に補正する
等化係数を記憶したFEXTノイズ係数テーブルを備
え、適応等化器は近半二重通信装置からNEXTノイズ
が伝達されてきた場合及び遠半二重通信装置からFEX
Tノイズが伝達されてきた場合の両方の場合において、
FEXTノイズ係数テーブルに基づいて伝送路特性を最
適に補正するようにしたため、適応等化器のトレーニン
グ期間では、FEXTノイズの発生時に最適な等化係数
が、従来の方式よりも短時間に求めることができる一
方、通信の際はFEXTノイズ、NEXTノイズの両ノ
イズが発生している場合でも伝送特性の悪化を有効に削
減することができる。その結果、本発明によれば、隣接
する半二重伝送路から干渉ノイズを受けても、S/N比
を改善でき、エラー発生確率が下がり、ADSL各伝送
レートでの通信距離を伸ばすことができると共に、サー
ビス領域内での伝送レートを向上させることができる。
【0097】また、次の発明では、さらに、半二重通信
装置間での通信との間で同期をとって通信し、半二重伝
送路を局側から端末側へデータが下る時あるいは上る時
に、遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達されて
きた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数テーブル
の等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送線路特
性を最適に補正することができるようにしたため、ディ
ジタル通信装置がFEXTノイズの発生タイミングを認
識でき、そのタイミングに合わせてトレーニングを行
い、データ通信時にはFEXT係数テーブルのみ使用し
てノイズによる特性の悪化を有効に削減できる。
装置間での通信との間で同期をとって通信し、半二重伝
送路を局側から端末側へデータが下る時あるいは上る時
に、遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達されて
きた場合には適応等化器にFEXTノイズ係数テーブル
の等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝送線路特
性を最適に補正することができるようにしたため、ディ
ジタル通信装置がFEXTノイズの発生タイミングを認
識でき、そのタイミングに合わせてトレーニングを行
い、データ通信時にはFEXT係数テーブルのみ使用し
てノイズによる特性の悪化を有効に削減できる。
【0098】また、次の発明では、さらに、半二重伝送
路に隣接等して干渉ノイズの影響を受けるディジタル通
信装置が、半二重通信装置から伝達される干渉ノイズを
検出して、NEXTノイズであるか、あるいはFEXT
ノイズであるかを判断するようにしたため、中央局等、
既存の装置に何ら改良を加えることなく、当該ディジタ
ル通信装置の改良だけで、FEXTテーブルをアクティ
ブにすることが可能になる。
路に隣接等して干渉ノイズの影響を受けるディジタル通
信装置が、半二重通信装置から伝達される干渉ノイズを
検出して、NEXTノイズであるか、あるいはFEXT
ノイズであるかを判断するようにしたため、中央局等、
既存の装置に何ら改良を加えることなく、当該ディジタ
ル通信装置の改良だけで、FEXTテーブルをアクティ
ブにすることが可能になる。
【図1】 本発明に係るディジタル通信装置が使用され
たディジタル通信システムの概要等を示す図である。
たディジタル通信システムの概要等を示す図である。
【図2】 本発明に係るディジタル通信装置の実施の形
態1であるADSL端末側装置(ATU−R)14の受
信系の構成を示す図である。
態1であるADSL端末側装置(ATU−R)14の受
信系の構成を示す図である。
【図3】 実施の形態1によりTEQおよびFEQでN
EXTノイズとFEXTノイズとで切り替えて係数トレ
ーニングした際の誤差量の推移等を示す図である。
EXTノイズとFEXTノイズとで切り替えて係数トレ
ーニングした際の誤差量の推移等を示す図である。
【図4】 本発明に係るディジタル通信装置の実施の形
態2であるADSL端末側装置(ATU−R)14の受
信系の構成を示す図である。
態2であるADSL端末側装置(ATU−R)14の受
信系の構成を示す図である。
【図5】 実施の形態2の半二重干渉ノイズキャンセル
部158の詳細な構成の一例を示す図である。
部158の詳細な構成の一例を示す図である。
【図6】 本発明に係るディジタル通信装置の実施の形
態3であるADSL端末側装置(ATU−R)14の受
信系の構成を図である。
態3であるADSL端末側装置(ATU−R)14の受
信系の構成を図である。
【図7】 実施の形態3によるケーブル長に対する伝送
ビットレートの状態を示す図である。
ビットレートの状態を示す図である。
【図8】 FEXTで収束した係数をNEXT期間に適
用してもわずかな差しか発生しないことを示す図であ
る。
用してもわずかな差しか発生しないことを示す図であ
る。
【図9】 実施の形態4によりTEQおよびFEQで、
FEXTノイズの区間のみ係数トレーニングした際の誤
差量の推移等を示す図である。
FEXTノイズの区間のみ係数トレーニングした際の誤
差量の推移等を示す図である。
【図10】 ISDN伝送路とADSL伝送路とが集合
線路で束ねられている等してISDN伝送路がADSL
伝送路に与える干渉ノイズの様子を示す図である。
線路で束ねられている等してISDN伝送路がADSL
伝送路に与える干渉ノイズの様子を示す図である。
11 中央局(CO)、12 TCM−ISDN伝送
路、13 ADSL伝送路、14 ADSL端末側装置
(ATU−R)、15 ADSL局側装置(ATU−
C)、16 TCM−ISDN端末側装置(TCM−I
SDN NT1)、17 TCM−ISDN局側装置(T
CM−ISDN LT)、18 同期コントローラ、1
42 タイムドメンイコライザ(TEQ)、145 周
波数ドメインイコライザ(FEQ)、154 TEQ用
FEXTテーブル、155 TEQ用NEXTテーブ
ル、156 FEQ用FEXTテーブル、157 FE
Q用NEXTテーブル、158 TCM−ISDN干渉
ノイズキャンセル部。
路、13 ADSL伝送路、14 ADSL端末側装置
(ATU−R)、15 ADSL局側装置(ATU−
C)、16 TCM−ISDN端末側装置(TCM−I
SDN NT1)、17 TCM−ISDN局側装置(T
CM−ISDN LT)、18 同期コントローラ、1
42 タイムドメンイコライザ(TEQ)、145 周
波数ドメインイコライザ(FEQ)、154 TEQ用
FEXTテーブル、155 TEQ用NEXTテーブ
ル、156 FEQ用FEXTテーブル、157 FE
Q用NEXTテーブル、158 TCM−ISDN干渉
ノイズキャンセル部。
Claims (14)
- 【請求項1】 データ受信の際、半二重伝送路を介して
通信する複数の半二重通信装置から伝達されるノイズを
含む伝送路特性を最適に補正するようにしたディジタル
通信装置において、 前記複数の半二重通信装置のうち本装置に近い側の近半
二重通信装置から伝達されるNEXTノイズを含んだ伝
送路特性を最適に補正する適応等化器の等化係数を記憶
したNEXTノイズ係数テーブルと、 前記複数の半二重通信装置のうち本装置に遠い側の遠半
二重通信装置から伝達されるFEXTノイズを含んだ伝
送路特性を最適に補正する適応等化器の等化係数を記憶
したFEXTノイズ係数テーブルと、 前記近半二重通信装置から前記NEXTノイズが伝達さ
れてきた場合には前記NEXTノイズ係数テーブルの等
化係数に基づいて伝送路特性を補正する一方、前記遠半
二重通信装置からFEXTノイズが伝達されてきた場合
には前記FEXTノイズ係数テーブルの等化係数に基づ
いて伝送路特性を補正する適応等化器と、 を有することを特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のディジタル通信装置にお
いて、 本装置は、 半二重通信装置間での通信との間で同期をとって通信
し、 前記半二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前
記端末側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達
されてきた場合には、適応等化器にNEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる
一方、前記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下
り、前記局側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが
伝達されてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ係
数テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させ
る端末側の装置であることを特徴とするディジタル通信
装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のディジタル通信装置にお
いて、 本装置は、 半二重通信装置間での通信との間で同期をとって通信
し、 前記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前
記局側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達さ
れてきた場合には、適応等化器にNEXTノイズ係数テ
ーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正させる一
方、前記半二重伝送路をデータが端末側から局側へ上
り、前記端末側の遠半二重通信装置からFEXTノイズ
が伝達されてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ
係数テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正さ
せる局側の装置であることを特徴とするディジタル通信
装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のディジタル通信装置にお
いて、 さらに、半二重通信装置から伝達されるノイズを検出し
て、NEXTノイズであるか、あるいはFEXTノイズ
であるかを判断する検出判断部を有し、 適応等化器は、前記検出判断部の判断出力に基づいて、
前記NEXTノイズの場合にはNEXTノイズ係数テー
ブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正する一方、
前記FEXTノイズの場合には前記FEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正するこ
とを特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4記載のディジタル通信装置
において、 さらに、通信前に、複数の半二重通信装置間で通信され
るフレーム中で予めパターンおよび発生タイミングが認
識されている所定データによって伝達されるノイズの伝
達関数に収束させるフィルタ係数を求めておき、通信の
際は、前記所定データの発生タイミングにおいて、前記
収束させたフィルタ係数によりノイズの影響を受けた前
記所定データのレプリカを作成し、受信信号からそのレ
プリカを減算するノイズキャンセル部を有することを特
徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5記載のディジタル通信装置
において、 半二重伝送路はTCM−ISDN伝送路であり、複数の
半二重通信装置は当該TCM−ISDN伝送路を介しT
CM−ISDN通信し、 本装置はADSL伝送路を介してADSL通信すること
を特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項7】 データ受信の際、半二重伝送路を介して
通信する複数の半二重通信装置から伝達されるノイズを
含む伝送路特性を最適に補正するようにしたディジタル
通信装置において、 前記複数の半二重通信装置のうち本装置に遠い側の遠半
二重通信装置から伝達されるFEXTノイズを含む伝送
路特性を最適に補正する適応等化器の等化係数を記憶し
たFEXTノイズ係数テーブルと、 前記近半二重通信装置のうち本装置に近い側の近半二重
通信装置からNEXTノイズが伝達されてきた場合に
も、前記遠半二重通信装置からFEXTノイズが伝達さ
れてきた場合にも、前記FEXTノイズ係数テーブルの
等化係数に基づいて伝送路特性を補正する適応等化器
と、 を有することを特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項8】 請求項7記載のディジタル通信装置にお
いて、 本装置は、 半二重通信装置間での通信との間で同期をとって通信
し、 前記半二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前
記端末側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達
されてきた場合には、適応等化器にFEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正する一
方、前記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下
り、前記局側の遠半二重通信装置からFEXTノイズが
伝達されてきた場合にも適応等化器にFEXTノイズ係
数テーブルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む
伝送路特性を最適に補正する端末側の装置であることを
特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項9】 請求項7記載のディジタル通信装置にお
いて、 本装置は、 半二重通信装置間での通信との間で同期をとって通信
し、 前記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前
記局側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達さ
れてきた場合には、適応等化器にFEXTノイズ係数テ
ーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を補正する一
方、前記半二重伝送路をデータが端末側から局側へ上
り、前記端末側の遠半二重通信装置からFEXTノイズ
が伝達されてきた場合には適応等化器にFEXTノイズ
係数テーブルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含
む伝送路特性を最適に補正する局側の装置であることを
特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項10】 請求項7記載のディジタル通信装置に
おいて、 さらに、半二重通信装置から伝達されるノイズを検出し
て、NEXTノイズであるか、あるいはFEXTノイズ
であるかを判断する検出判断部を有し、適応等化器は、
前記検出判断部の判断出力に基づいて、前記NEXTノ
イズの場合にも、前記FEXTノイズの場合にも、前記
FEXTノイズ係数テーブルの等化係数に基づいて伝送
路特性を最適に補正することを特徴とするディジタル通
信装置。 - 【請求項11】 データ受信の際、半二重伝送路を介し
て通信する複数の半二重通信装置から伝達されるノイズ
を含む伝送路特性を最適に補正するようにしたディジタ
ル通信装置において、 前記複数の半二重通信装置のうち本装置に遠い側の遠半
二重通信装置から伝達されるFEXTノイズを含む伝送
路特性を最適に補正する適応等化器の等化係数を記憶し
たFEXTノイズ係数テーブルと、 前記FEXTノイズ係数テーブルの等化係数に基づい
て、前記FEXTノイズを含む伝送路特性を最適に補正
する適応等化器と、を有し、 前記FEXTノイズが伝達される期間でのみデータ受信
を行うことを特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項12】 請求項11記載のディジタル通信装置
において、 本装置は、 半二重通信装置間での通信との間で同期をとって通信
し、 前記半二重伝送路を端末側から局側へデータが上り、前
記端末側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達
される期間では、データ受信せず、前記半二重伝送路を
局側から端末側へデータが下り、前記局側の遠半二重通
信装置からFEXTノイズが伝達される期間では、デー
タ受信を行うと共に、適応等化器にFEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含む伝
送路特性を最適に補正させる端末側の装置であることを
特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項13】 請求項11記載のディジタル通信装置
において、 本装置は、 半二重通信装置間での通信との間で同期をとって通信
し、 前記半二重伝送路を局側から端末側へデータが下り、前
記局側の近半二重通信装置からNEXTノイズが伝達さ
れてきた場合には、データ受信せず、前記半二重伝送路
をデータが端末側から局側へ上り、前記端末側の遠半二
重通信装置からFEXTノイズが伝達される期間では、
データ受信を行うと共に、適応等化器にFEXTノイズ
係数テーブルの等化係数に基づいてFEXTノイズを含
む伝送路特性を最適に補正させる局側の装置であること
を特徴とするディジタル通信装置。 - 【請求項14】 請求項11記載のディジタル通信装置
において、 さらに、半二重通信装置から伝達されるノイズを検出し
て、FEXTノイズ区間であるかを判断する検出判断部
を有し、 適応等化器は、前記検出判断部の判断出力に基づいて、
前記FEXTノイズの場合には前記FEXTノイズ係数
テーブルの等化係数に基づいて伝送路特性を最適に補正
することを特徴とするディジタル通信装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18017498A JP3191767B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-06-26 | ディジタル通信装置 |
| US09/445,298 US6975677B2 (en) | 1998-04-10 | 1999-03-03 | Digital communication device |
| EP99945700A EP0987830A1 (en) | 1998-04-10 | 1999-03-30 | Digital communication device |
| KR1019997011659A KR100348510B1 (ko) | 1998-04-10 | 1999-03-30 | 디지털 통신 장치 |
| PCT/JP1999/001622 WO1999053626A1 (fr) | 1998-04-10 | 1999-03-30 | Dispositif de telecommunication numerique |
| AU59467/99A AU5946799A (en) | 1998-04-10 | 1999-03-30 | Digital communication device |
| TW088105216A TW427083B (en) | 1998-04-10 | 1999-04-01 | Digital communication device |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9860998 | 1998-04-10 | ||
| JP10-98609 | 1998-04-10 | ||
| JP18017498A JP3191767B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-06-26 | ディジタル通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11355183A true JPH11355183A (ja) | 1999-12-24 |
| JP3191767B2 JP3191767B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=26439741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18017498A Expired - Fee Related JP3191767B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-06-26 | ディジタル通信装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6975677B2 (ja) |
| EP (1) | EP0987830A1 (ja) |
| JP (1) | JP3191767B2 (ja) |
| KR (1) | KR100348510B1 (ja) |
| AU (1) | AU5946799A (ja) |
| TW (1) | TW427083B (ja) |
| WO (1) | WO1999053626A1 (ja) |
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