JPH113551A - 光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録装置 - Google Patents
光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録装置Info
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- JPH113551A JPH113551A JP15492497A JP15492497A JPH113551A JP H113551 A JPH113551 A JP H113551A JP 15492497 A JP15492497 A JP 15492497A JP 15492497 A JP15492497 A JP 15492497A JP H113551 A JPH113551 A JP H113551A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光磁気記録媒体に対して垂直方向に磁界を印
加する光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録媒体
の磁界の印加部位に光ビームを照射する光ヘッドを備え
た光磁気記録装置において、高周波で変調された磁界を
発生し消費電力が少ない光磁気記録用磁気ヘッドとそれ
を使用した光磁気記録装置を提供する。 【解決手段】 光磁気用記録用磁気ヘッドのコイルを形
成する導体線として中間部にクランク状の屈曲部が予め
形成されたものを使用して、導体線の中間部に屈曲によ
る応力が働かないようにすることにより、導体線の高さ
をコイルの内径の20%以上、且つ、導体線の幅の1.
5倍以上にできるようにする。そして、この導体線を使
いコイルの内径と外径を小さくして、且つ、その高さを
高くして、コイルのインダクタンスと抵抗を下げる。
加する光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録媒体
の磁界の印加部位に光ビームを照射する光ヘッドを備え
た光磁気記録装置において、高周波で変調された磁界を
発生し消費電力が少ない光磁気記録用磁気ヘッドとそれ
を使用した光磁気記録装置を提供する。 【解決手段】 光磁気用記録用磁気ヘッドのコイルを形
成する導体線として中間部にクランク状の屈曲部が予め
形成されたものを使用して、導体線の中間部に屈曲によ
る応力が働かないようにすることにより、導体線の高さ
をコイルの内径の20%以上、且つ、導体線の幅の1.
5倍以上にできるようにする。そして、この導体線を使
いコイルの内径と外径を小さくして、且つ、その高さを
高くして、コイルのインダクタンスと抵抗を下げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体に
情報信号を記録するための光磁気記録用磁気ヘッド、お
よび光磁気記録装置に関する。
情報信号を記録するための光磁気記録用磁気ヘッド、お
よび光磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より光磁気ディスク等の光磁気記録
媒体に、高密度で情報信号を記録する光磁気記録装置に
は、磁界変調方式を用いたものが知られている。この方
式の装置は光ヘッド、磁気ヘッド、および光磁気記録媒
体の駆動手段を備え、光磁気記録媒体を駆動すると同時
に、光ヘッドにより光磁気記録媒体の磁気記録層にレー
ザ光を微小な光スポットに収束して照射するとともに、
磁気ヘッドにより光磁気記録媒体のレーザ光の照射部位
に、情報信号によって変調された磁界を垂直方向に印加
し、これにより光磁気記録媒体に情報信号の記録を行う
のである。
媒体に、高密度で情報信号を記録する光磁気記録装置に
は、磁界変調方式を用いたものが知られている。この方
式の装置は光ヘッド、磁気ヘッド、および光磁気記録媒
体の駆動手段を備え、光磁気記録媒体を駆動すると同時
に、光ヘッドにより光磁気記録媒体の磁気記録層にレー
ザ光を微小な光スポットに収束して照射するとともに、
磁気ヘッドにより光磁気記録媒体のレーザ光の照射部位
に、情報信号によって変調された磁界を垂直方向に印加
し、これにより光磁気記録媒体に情報信号の記録を行う
のである。
【0003】本願発明者が発明した、特にコイルのイン
ダクタンスを低減し、高周波で変調された磁界を発生す
るのに適した光磁気記録用磁気ヘッドが特開平6−30
1914号公報に記載されている。
ダクタンスを低減し、高周波で変調された磁界を発生す
るのに適した光磁気記録用磁気ヘッドが特開平6−30
1914号公報に記載されている。
【0004】図10に上記の磁気ヘッドの概略構成を示
す。(a)は上面方向から見た平面図、(b)は側面方
向から見た側面図である。磁気ヘッドは、突出した磁極
40aが形成され磁性材料から成るコア40、および磁
極40aの周囲に設けられたコイル41から構成され
る。コイル41は導体線であるマグネットワイヤ42の
両端の各々を、内周部より外周部に向かって互いに逆方
向にスパイラル状に捲回することにより2層に形成され
る。これによりマグネットワイヤ42の半分でコイルの
第1層41aを、他の半分でコイルの第2層41bを形
成し、マグネットワイヤ42の中間部において、コイル
の第1層41aと第2層41bとが接続されるのであ
る。
す。(a)は上面方向から見た平面図、(b)は側面方
向から見た側面図である。磁気ヘッドは、突出した磁極
40aが形成され磁性材料から成るコア40、および磁
極40aの周囲に設けられたコイル41から構成され
る。コイル41は導体線であるマグネットワイヤ42の
両端の各々を、内周部より外周部に向かって互いに逆方
向にスパイラル状に捲回することにより2層に形成され
る。これによりマグネットワイヤ42の半分でコイルの
第1層41aを、他の半分でコイルの第2層41bを形
成し、マグネットワイヤ42の中間部において、コイル
の第1層41aと第2層41bとが接続されるのであ
る。
【0005】このようなマグネットワイヤ42の捲回方
法によれば、コイル41の2つのリード線41c,41
dが共にコイル41の外周部より引き出されるので、コ
ア40にはリード線41c,41dを収容するための溝
等を設ける必要が無い。
法によれば、コイル41の2つのリード線41c,41
dが共にコイル41の外周部より引き出されるので、コ
ア40にはリード線41c,41dを収容するための溝
等を設ける必要が無い。
【0006】また図11には上記の磁気ヘッドに使用さ
れるマグネットワイヤ42の断面を示す。マグネットワ
イヤ42は、銅線43の周囲に樹脂材料から成る絶縁皮
膜44を形成した電線であり、その断面をコイル41の
捲回面に垂直な方向の高さHが、コイルの捲回面に平行
な方向の幅Wよりも大きい平角形にすれば、コイル41
における占積率(銅線43の断面積のコイル41の断面
積に占める割合)が丸形の場合よりも向上する。またさ
らにマグネットワイヤ41の断面の幅Wを小さくする
程、コイル41の外径が小さくなるので、コイル41の
インダクタンスを低減することができる。
れるマグネットワイヤ42の断面を示す。マグネットワ
イヤ42は、銅線43の周囲に樹脂材料から成る絶縁皮
膜44を形成した電線であり、その断面をコイル41の
捲回面に垂直な方向の高さHが、コイルの捲回面に平行
な方向の幅Wよりも大きい平角形にすれば、コイル41
における占積率(銅線43の断面積のコイル41の断面
積に占める割合)が丸形の場合よりも向上する。またさ
らにマグネットワイヤ41の断面の幅Wを小さくする
程、コイル41の外径が小さくなるので、コイル41の
インダクタンスを低減することができる。
【0007】その結果より、効果的に高周波で変調され
た磁界を発生することが可能となるという効果が得られ
るのである。ただしコイル41の電気抵抗の増大を避け
るためには、マグネットワイヤ41の断面の幅Wを小さ
くした場合には、逆に高さHは大きくする必要がある。
た磁界を発生することが可能となるという効果が得られ
るのである。ただしコイル41の電気抵抗の増大を避け
るためには、マグネットワイヤ41の断面の幅Wを小さ
くした場合には、逆に高さHは大きくする必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の磁気ヘ
ッドの製造において、マグネットワイヤ42の捲回の際
に、マグネットワイヤ42の中間部において、捲回面が
コイルの第1層41aから第2層41bへと変化するた
めに、大きな応力が作用する。この応力のためマグネッ
トワイヤ42の捲回作業中または捲回の後にコイル41
が変形を生じる場合があった。
ッドの製造において、マグネットワイヤ42の捲回の際
に、マグネットワイヤ42の中間部において、捲回面が
コイルの第1層41aから第2層41bへと変化するた
めに、大きな応力が作用する。この応力のためマグネッ
トワイヤ42の捲回作業中または捲回の後にコイル41
が変形を生じる場合があった。
【0009】特にマグネットワイヤ42の断面のコイル
41の捲回面に平行な方向の幅Wを小さくし、マグネッ
トワイヤ42の断面の高さHを、幅Wの1.5倍よりも
大きくした場合には、このような変形が生じやすい。
41の捲回面に平行な方向の幅Wを小さくし、マグネッ
トワイヤ42の断面の高さHを、幅Wの1.5倍よりも
大きくした場合には、このような変形が生じやすい。
【0010】従って、マグネットワイヤ42の断面の高
さHを幅Wよりも大きくすることにより、コイル41に
おける占積率を向上するには限界があった。またマグネ
ットワイヤ42の断面の幅Wを小さくすることも困難で
あり、十分にコイル41のインダクタンスを低減するこ
とができなかった。
さHを幅Wよりも大きくすることにより、コイル41に
おける占積率を向上するには限界があった。またマグネ
ットワイヤ42の断面の幅Wを小さくすることも困難で
あり、十分にコイル41のインダクタンスを低減するこ
とができなかった。
【0011】またマグネットワイヤ42の断面の高さH
がコイル41の内径Dの20%よりも大きい場合にも、
このようなコイル41の変形が生じやすくなる。但し、
ここでコイル41の内径とは、コイル41の内周部の形
状が真円でない場合には、内周部の最短径とする。
がコイル41の内径Dの20%よりも大きい場合にも、
このようなコイル41の変形が生じやすくなる。但し、
ここでコイル41の内径とは、コイル41の内周部の形
状が真円でない場合には、内周部の最短径とする。
【0012】従ってコイル41の内径Dを十分に小さく
することも困難であり、コイル41のインダクタンスを
十分に低減することができなかった。
することも困難であり、コイル41のインダクタンスを
十分に低減することができなかった。
【0013】以上のようなコイルにおける問題点のた
め、従来の光磁気記録用磁気ヘッドはさらに効率的に、
高周波で変調された磁界を発生することは困難であっ
た。またこのような光磁気記録用磁気ヘッドを使用した
光磁気記録装置は、消費電力を低減し、また情報信号の
記録速度を向上することができなかった。
め、従来の光磁気記録用磁気ヘッドはさらに効率的に、
高周波で変調された磁界を発生することは困難であっ
た。またこのような光磁気記録用磁気ヘッドを使用した
光磁気記録装置は、消費電力を低減し、また情報信号の
記録速度を向上することができなかった。
【0014】そこで本発明は、高周波で変調された磁界
を発生し消費電力が少ない光磁気記録用磁気ヘッドとそ
れを使用した光磁気記録装置を提供することを課題とす
る。
を発生し消費電力が少ない光磁気記録用磁気ヘッドとそ
れを使用した光磁気記録装置を提供することを課題とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】本発明による
光磁気記録用磁気ヘッドは、中間部にクランク状の屈曲
部が形成された導体線の両端の各々を、内周部より外周
部に向かって互いに逆方向にスパイラル状に捲回して形
成したコイルを備えたことを特徴とする。
光磁気記録用磁気ヘッドは、中間部にクランク状の屈曲
部が形成された導体線の両端の各々を、内周部より外周
部に向かって互いに逆方向にスパイラル状に捲回して形
成したコイルを備えたことを特徴とする。
【0016】さらに上記の光磁気記録用磁気ヘッドにお
いて、導体線の前記屈曲部における段差Sは、前記導体
線の断面の前記コイルの捲回面に垂直な方向の高さHに
略等しいことを特徴とする。
いて、導体線の前記屈曲部における段差Sは、前記導体
線の断面の前記コイルの捲回面に垂直な方向の高さHに
略等しいことを特徴とする。
【0017】さらに上記の光磁気記録用磁気ヘッドにお
いて、前記導体線の断面の前記コイルの捲回面に垂直な
方向の高さHは、前記コイルの内径Dの20%よりも大
きいことを特徴とする。
いて、前記導体線の断面の前記コイルの捲回面に垂直な
方向の高さHは、前記コイルの内径Dの20%よりも大
きいことを特徴とする。
【0018】さらに上記の光磁気記録用磁気ヘッドにお
いて、前記導体線の断面の前記コイルの捲回面に垂直な
方向の高さHは、前記コイルの捲回面に平行な方向の幅
Wの1.5倍よりも大きいことを特徴とする。
いて、前記導体線の断面の前記コイルの捲回面に垂直な
方向の高さHは、前記コイルの捲回面に平行な方向の幅
Wの1.5倍よりも大きいことを特徴とする。
【0019】さらに上記の光磁気記録用磁気ヘッドにお
いて、前記導体線の前記屈曲部における断面積を、前記
屈曲部以外における断面積よりも大きくしたことを特徴
とする。
いて、前記導体線の前記屈曲部における断面積を、前記
屈曲部以外における断面積よりも大きくしたことを特徴
とする。
【0020】また本発明による光磁気記録用磁気ヘッド
は、非導電性材料から成る薄板状の基材、および前記基
材上に形成された導電性材料の膜から成る導体パターン
とによって構成された導体線を、前記基材が捲回面に対
して垂直となるようにスパイラル状に捲回して形成した
コイルを備えたことを特徴とする。
は、非導電性材料から成る薄板状の基材、および前記基
材上に形成された導電性材料の膜から成る導体パターン
とによって構成された導体線を、前記基材が捲回面に対
して垂直となるようにスパイラル状に捲回して形成した
コイルを備えたことを特徴とする。
【0021】さらに上記の光磁気記録用磁気ヘッドにお
いて、前記導体線の両端の各々を、内周部より外周部に
向かって互いに逆方向にスパイラル状に捲回して前記コ
イルを形成したことを特徴とする。
いて、前記導体線の両端の各々を、内周部より外周部に
向かって互いに逆方向にスパイラル状に捲回して前記コ
イルを形成したことを特徴とする。
【0022】さらに上記の光磁気記録用磁気ヘッドにお
いて、前記導体線の中間部にはクランク状の屈曲部が形
成されたことを特徴とする。
いて、前記導体線の中間部にはクランク状の屈曲部が形
成されたことを特徴とする。
【0023】さらに上記の光磁気記録用磁気ヘッドにお
いて、前記導体線の断面の前記コイルの捲回面に平行な
方向の幅Wは50μm以下であり、また前記導体線の前
記コイルの捲回面に垂直な方向の高さHは、前記幅Wの
1.5倍よりも大きいことを特徴とする。
いて、前記導体線の断面の前記コイルの捲回面に平行な
方向の幅Wは50μm以下であり、また前記導体線の前
記コイルの捲回面に垂直な方向の高さHは、前記幅Wの
1.5倍よりも大きいことを特徴とする。
【0024】また本発明による光磁気記録装置は、光磁
気記録媒体に対して垂直方向に磁界を印加する磁気ヘッ
ド、および前記光磁気記録媒体の前記磁界の印加部位に
光ビームを照射する光ヘッドを備え、前記磁気ヘッド
は、上記の特徴のいずれかを備えた光磁気記録用磁気ヘ
ッドであることを特徴とする。
気記録媒体に対して垂直方向に磁界を印加する磁気ヘッ
ド、および前記光磁気記録媒体の前記磁界の印加部位に
光ビームを照射する光ヘッドを備え、前記磁気ヘッド
は、上記の特徴のいずれかを備えた光磁気記録用磁気ヘ
ッドであることを特徴とする。
【0025】これにより本発明による光磁気記録用磁気
ヘッド、および光磁気記録装置は、前述した従来の技術
における問題点を解決し得るのである。
ヘッド、および光磁気記録装置は、前述した従来の技術
における問題点を解決し得るのである。
【0026】
[実施形態1]図1に本発明による光磁気記録装置の概
略構成を示す。ここで1は情報信号が記録される光磁気
記録媒体としてのディスクであり、透明な材料から成る
基板10、および基板10上に形成され磁性材料から成
る磁気記録層11により構成される。ディスク1はスピ
ンドルモータ2によって回転駆動される。ディスク1の
上面側には磁気ヘッド3が、また下面側には磁気ヘッド
3と対向して光ヘッド4が配置される。
略構成を示す。ここで1は情報信号が記録される光磁気
記録媒体としてのディスクであり、透明な材料から成る
基板10、および基板10上に形成され磁性材料から成
る磁気記録層11により構成される。ディスク1はスピ
ンドルモータ2によって回転駆動される。ディスク1の
上面側には磁気ヘッド3が、また下面側には磁気ヘッド
3と対向して光ヘッド4が配置される。
【0027】磁気ヘッド3は、磁極20aが形成され磁
性材料から成るコア20、コイル21、及びコア20と
コイル21が搭載され非磁性材料から成るスライダー2
6とによって構成される。磁気ヘッド3は、図示しない
支持手段によってスライダー26の底面26aがディス
ク1と対向するように保持され、ディスク1の回転によ
りディスク1上を滑走する。またコイル21には磁気ヘ
ッド駆動回路7が接続される。
性材料から成るコア20、コイル21、及びコア20と
コイル21が搭載され非磁性材料から成るスライダー2
6とによって構成される。磁気ヘッド3は、図示しない
支持手段によってスライダー26の底面26aがディス
ク1と対向するように保持され、ディスク1の回転によ
りディスク1上を滑走する。またコイル21には磁気ヘ
ッド駆動回路7が接続される。
【0028】光ヘッド4はレーザ光源5、光センサ6、
およびレーザ光がディスク1の磁気記録層11で収束し
てこれを照射するための光学系(図示せず)により構成
される。レーザ光源5にはレーザ駆動回路9が、また光
センサ6には再生回路8が接続される。
およびレーザ光がディスク1の磁気記録層11で収束し
てこれを照射するための光学系(図示せず)により構成
される。レーザ光源5にはレーザ駆動回路9が、また光
センサ6には再生回路8が接続される。
【0029】ディスク1に情報信号を記録する場合に
は、スピンドルモータ2によりディスク1を回転させる
とともに、レーザ駆動回路9からの電流供給によってレ
ーザ光源がレーザ光を発生する。レーザ光は光学系によ
って磁気記録層11に微小な光スポットに収束して照射
される。
は、スピンドルモータ2によりディスク1を回転させる
とともに、レーザ駆動回路9からの電流供給によってレ
ーザ光源がレーザ光を発生する。レーザ光は光学系によ
って磁気記録層11に微小な光スポットに収束して照射
される。
【0030】一方、磁気ヘッド3のスライダー26はデ
ィスク1上を滑走し、この状態で磁気ヘッド駆動回路7
からコイル21に対して記録されるべき情報信号によっ
て変調された電流が供給される。これにより磁気ヘッド
3の磁極20aから情報信号で変調された磁界が発生
し、磁気記録層11のレーザ光の照射部位にこの磁界が
垂直方向に印加される。
ィスク1上を滑走し、この状態で磁気ヘッド駆動回路7
からコイル21に対して記録されるべき情報信号によっ
て変調された電流が供給される。これにより磁気ヘッド
3の磁極20aから情報信号で変調された磁界が発生
し、磁気記録層11のレーザ光の照射部位にこの磁界が
垂直方向に印加される。
【0031】その結果、磁気記録層11には、印加され
る磁界の方向の変化に対応して磁化の方向が変化する磁
化領域が形成され、これにより情報信号が記録される。
る磁界の方向の変化に対応して磁化の方向が変化する磁
化領域が形成され、これにより情報信号が記録される。
【0032】またこのようにして記録された情報信号を
再生する場合には、ディスク1を回転させながら、光ヘ
ッド4により記録時よりも低パワーのレーザ光を磁気記
録層11に照射させる。レーザ光の磁気記録層11を反
射した反射光の偏光面は、磁化領域の磁化の方向に対応
して回転する。これを光センサ6によって検出し、その
検出信号をもとに再生回路8で情報信号を再生する。
再生する場合には、ディスク1を回転させながら、光ヘ
ッド4により記録時よりも低パワーのレーザ光を磁気記
録層11に照射させる。レーザ光の磁気記録層11を反
射した反射光の偏光面は、磁化領域の磁化の方向に対応
して回転する。これを光センサ6によって検出し、その
検出信号をもとに再生回路8で情報信号を再生する。
【0033】次に図2に本発明による光磁気記録用磁気
ヘッドの第1の実施形態である磁気ヘッド3の側断面図
を示す。
ヘッドの第1の実施形態である磁気ヘッド3の側断面図
を示す。
【0034】コア20は角板状であり、フェライト等の
磁性材料から成る。コア20の中央部には、突出した四
角柱状の磁極20aがディスク1に略垂直に対向するよ
うに形成される。磁極20aの断面は各辺が150μm
程度の四角形とする。
磁性材料から成る。コア20の中央部には、突出した四
角柱状の磁極20aがディスク1に略垂直に対向するよ
うに形成される。磁極20aの断面は各辺が150μm
程度の四角形とする。
【0035】コア20の磁極20aの周囲には、導体線
であるマグネットワイヤ22の捲回によって形成された
コイル21が、その捲回面がディスク1に略平行となる
ように取り付けられる。
であるマグネットワイヤ22の捲回によって形成された
コイル21が、その捲回面がディスク1に略平行となる
ように取り付けられる。
【0036】コア20およびコイル21は樹脂材料やセ
ラミック等の耐摩耗性材料から成るスライダー26に搭
載される。コア20の磁極20aはスライダー26の底
面26a側に向けられ、スライダー26は底面26aを
ディスク1と対向させてディスク1上を滑走する。
ラミック等の耐摩耗性材料から成るスライダー26に搭
載される。コア20の磁極20aはスライダー26の底
面26a側に向けられ、スライダー26は底面26aを
ディスク1と対向させてディスク1上を滑走する。
【0037】図3にはコイル21の構成を示す。(a)
は上面方向から見た平面図、(b)は側断面図である。
コイル21はマグネットワイヤ22の両端の各々を、内
周部より外周部に向かって互いに逆方向にスパイラル状
に捲回することにより2層に形成される。これによりマ
グネットワイヤ22の半分でコイルの第1層21aを、
他の半分でコイルの第2層21bを形成し、マグネット
ワイヤ22の中間部において、コイルの第1層21aと
第2層21bとが接続されるのである。ここでコイルの
内径Dは250μmとする。
は上面方向から見た平面図、(b)は側断面図である。
コイル21はマグネットワイヤ22の両端の各々を、内
周部より外周部に向かって互いに逆方向にスパイラル状
に捲回することにより2層に形成される。これによりマ
グネットワイヤ22の半分でコイルの第1層21aを、
他の半分でコイルの第2層21bを形成し、マグネット
ワイヤ22の中間部において、コイルの第1層21aと
第2層21bとが接続されるのである。ここでコイルの
内径Dは250μmとする。
【0038】図6には上記のコイル21に使用されるマ
グネットワイヤ22の中間部の外観を示す。(a)は平
面図であり、(b)は断面図である。マグネットワイヤ
22は銅線23とその周囲に形成された樹脂材料から成
る絶縁皮膜24によって構成される。マグネットワイヤ
22の断面は円形であり、その直径は56μm、銅線2
3の直径は40μmである。従ってマグネットワイヤ2
2の断面におけるコイル21の捲回面に垂直な方向の高
さH、および捲回面に平行な方向の幅Wは、ともにマグ
ネットワイヤ22の直径に等しく56μmである。
グネットワイヤ22の中間部の外観を示す。(a)は平
面図であり、(b)は断面図である。マグネットワイヤ
22は銅線23とその周囲に形成された樹脂材料から成
る絶縁皮膜24によって構成される。マグネットワイヤ
22の断面は円形であり、その直径は56μm、銅線2
3の直径は40μmである。従ってマグネットワイヤ2
2の断面におけるコイル21の捲回面に垂直な方向の高
さH、および捲回面に平行な方向の幅Wは、ともにマグ
ネットワイヤ22の直径に等しく56μmである。
【0039】またマグネットワイヤ22の中間部にはク
ランク状の屈曲部25が形成される。この屈曲部25に
おける段差Sはマグネットワイヤ22の断面の高さHに
略等しい。従ってこのようなマグネットワイヤ22の捲
回によってコイル21を形成すれば、コイルの第1層2
1aと第2層21bとの間隔は、マグネットワイヤ22
の屈曲部25における段差S、即ち高さHに等しく、こ
れによりちょうどコイルの第1層21aと第2層21b
とが密着して重なり合うように形成される。このように
予めマグネットワイヤ22の中間部に屈曲部25を形成
しておけば、マグネットワイヤ22の捲回の際にも中間
部に応力は作用せず、たとえ本実施形態のようにマグネ
ットワイヤ22の断面の高さH(=56μm)がコイル
21の内径D(=250μm)の20%(=50μm)
よりも大きい場合であっても、コイル21の変形が生じ
ることは無い。
ランク状の屈曲部25が形成される。この屈曲部25に
おける段差Sはマグネットワイヤ22の断面の高さHに
略等しい。従ってこのようなマグネットワイヤ22の捲
回によってコイル21を形成すれば、コイルの第1層2
1aと第2層21bとの間隔は、マグネットワイヤ22
の屈曲部25における段差S、即ち高さHに等しく、こ
れによりちょうどコイルの第1層21aと第2層21b
とが密着して重なり合うように形成される。このように
予めマグネットワイヤ22の中間部に屈曲部25を形成
しておけば、マグネットワイヤ22の捲回の際にも中間
部に応力は作用せず、たとえ本実施形態のようにマグネ
ットワイヤ22の断面の高さH(=56μm)がコイル
21の内径D(=250μm)の20%(=50μm)
よりも大きい場合であっても、コイル21の変形が生じ
ることは無い。
【0040】なお上記のマグネットワイヤ22の屈曲部
25は、マグネットワイヤ22の捲回よりも前に、マグ
ネットワイヤ22に折り曲げ加工を施すことにより予め
形成しておく。また先に銅線23に屈曲部25を形成し
ておき、その後にその周囲に絶縁皮膜24を形成してマ
グネットワイヤ22を製造しても良い。
25は、マグネットワイヤ22の捲回よりも前に、マグ
ネットワイヤ22に折り曲げ加工を施すことにより予め
形成しておく。また先に銅線23に屈曲部25を形成し
ておき、その後にその周囲に絶縁皮膜24を形成してマ
グネットワイヤ22を製造しても良い。
【0041】[実施形態2]次に本発明による光磁気記
録用磁気ヘッドの第2の実施形態について説明する。な
お光磁気記録装置の概略構成と、動作、および磁気ヘッ
ドの概略構成については前記第1の実施形態と同様であ
るので説明は省略する。
録用磁気ヘッドの第2の実施形態について説明する。な
お光磁気記録装置の概略構成と、動作、および磁気ヘッ
ドの概略構成については前記第1の実施形態と同様であ
るので説明は省略する。
【0042】図4には磁気ヘッドのコイル21の構成を
示す。(a)は上面方向から見た平面図、(b)は側断
面図である。本実施形態においては、マグネットワイヤ
22の断面は平角形であり、マグネットワイヤ22の両
端の各々を、内周部より外周部に向かって互いに逆方向
にスパイラル状に捲回することにより、2層からなるロ
ール状のコイル21が形成される。これによりマグネッ
トワイヤ22の半分でコイルの第1層21aを、他の半
分でコイルの第2層21bを形成し、マグネットワイヤ
22の中間部において、コイルの第1層21aと第2層
21bとが接続されるのである。ここでコイル21の内
径Dは250μmとする。
示す。(a)は上面方向から見た平面図、(b)は側断
面図である。本実施形態においては、マグネットワイヤ
22の断面は平角形であり、マグネットワイヤ22の両
端の各々を、内周部より外周部に向かって互いに逆方向
にスパイラル状に捲回することにより、2層からなるロ
ール状のコイル21が形成される。これによりマグネッ
トワイヤ22の半分でコイルの第1層21aを、他の半
分でコイルの第2層21bを形成し、マグネットワイヤ
22の中間部において、コイルの第1層21aと第2層
21bとが接続されるのである。ここでコイル21の内
径Dは250μmとする。
【0043】図7には上記のコイルに使用されるマグネ
ットワイヤ22の中間部の外観を示す。(a)は平面図
であり、(b)は断面図である。マグネットワイヤ22
のコイル21の捲回面に垂直な方向の高さHは80μ
m、および捲回面に平行な方向の幅Wは40μmであ
る。
ットワイヤ22の中間部の外観を示す。(a)は平面図
であり、(b)は断面図である。マグネットワイヤ22
のコイル21の捲回面に垂直な方向の高さHは80μ
m、および捲回面に平行な方向の幅Wは40μmであ
る。
【0044】またマグネットワイヤ22の中間部にはク
ランク状の屈曲部25が形成される。この屈曲部25に
おける段差Sはマグネットワイヤ22の断面の高さHに
略等しい。従ってこのようなマグネットワイヤ22の捲
回によってコイル21を形成すれば、コイルの第1層2
1aと第2層21bとの間隔はマグネットワイヤ22の
屈曲部における段差S、即ち高さHに等しく、これによ
りちょうどコイルの第1層21aと第2層21bとが密
着して重なり合うように形成される。このように予めマ
グネットワイヤ22の中間部に屈曲部25を形成してお
けば、マグネットワイヤ22の捲回の際にも中間部に応
力は作用せず、たとえ本実施形態のようにマグネットワ
イヤ22の断面の高さH(=80μm)が幅W(=40
μm)の1.5倍(=60μm)よりも大きい場合であ
っても、またマグネットワイヤ22の断面の高さHがコ
イルの内径D(=250μm)の20%(=50μm)
よりも大きい場合であっても、コイル21の変形が生じ
ることは無い。
ランク状の屈曲部25が形成される。この屈曲部25に
おける段差Sはマグネットワイヤ22の断面の高さHに
略等しい。従ってこのようなマグネットワイヤ22の捲
回によってコイル21を形成すれば、コイルの第1層2
1aと第2層21bとの間隔はマグネットワイヤ22の
屈曲部における段差S、即ち高さHに等しく、これによ
りちょうどコイルの第1層21aと第2層21bとが密
着して重なり合うように形成される。このように予めマ
グネットワイヤ22の中間部に屈曲部25を形成してお
けば、マグネットワイヤ22の捲回の際にも中間部に応
力は作用せず、たとえ本実施形態のようにマグネットワ
イヤ22の断面の高さH(=80μm)が幅W(=40
μm)の1.5倍(=60μm)よりも大きい場合であ
っても、またマグネットワイヤ22の断面の高さHがコ
イルの内径D(=250μm)の20%(=50μm)
よりも大きい場合であっても、コイル21の変形が生じ
ることは無い。
【0045】なお上記のマグネットワイヤ22は、予め
屈曲部25が形成された銅線23の周囲に絶縁皮膜24
を形成して製造することができる。銅線23への屈曲部
の形成は、まず円形の断面を有する銅線23に折り曲げ
加工によって屈曲部25を形成し、その後に銅線23を
圧延して断面を平角型とすればよい。または段差を形成
した刃先を有する切断装置やレーザ加工装置等を使用
し、厚さが上記の幅Wに等しく、幅が広い銅箔を帯状に
裁断し、屈曲部25を有する銅線23を製造することも
できる。
屈曲部25が形成された銅線23の周囲に絶縁皮膜24
を形成して製造することができる。銅線23への屈曲部
の形成は、まず円形の断面を有する銅線23に折り曲げ
加工によって屈曲部25を形成し、その後に銅線23を
圧延して断面を平角型とすればよい。または段差を形成
した刃先を有する切断装置やレーザ加工装置等を使用
し、厚さが上記の幅Wに等しく、幅が広い銅箔を帯状に
裁断し、屈曲部25を有する銅線23を製造することも
できる。
【0046】なお本実施形態において、マグネットワイ
ヤ22の断面形状は平角型に限らず、長円形、または楕
円形としてもよい。
ヤ22の断面形状は平角型に限らず、長円形、または楕
円形としてもよい。
【0047】[実施形態3]次に本発明による光磁気記
録用磁気ヘッドの第3の実施形態について説明する。な
お光磁気記録装置の概略構成と、動作、および磁気ヘッ
ドの概略構成について前記第1および第2の実施形態と
同様であるので説明は省略する。またコイル21の概略
構成は前記第2の実施形態と同様である。
録用磁気ヘッドの第3の実施形態について説明する。な
お光磁気記録装置の概略構成と、動作、および磁気ヘッ
ドの概略構成について前記第1および第2の実施形態と
同様であるので説明は省略する。またコイル21の概略
構成は前記第2の実施形態と同様である。
【0048】図8には上記のコイルに使用されるマグネ
ットワイヤ22の中間部の外観を示す。(a)は平面図
であり、(b)は断面図である。マグネットワイヤ22
の断面は平角形であり、そのコイルの捲回面に垂直な方
向の高さHは80μm、および捲回面に平行な方向の幅
Wは40μmである。
ットワイヤ22の中間部の外観を示す。(a)は平面図
であり、(b)は断面図である。マグネットワイヤ22
の断面は平角形であり、そのコイルの捲回面に垂直な方
向の高さHは80μm、および捲回面に平行な方向の幅
Wは40μmである。
【0049】さらにマグネットワイヤ22の中間部には
クランク状の屈曲部25が形成される。ここで屈曲部2
5の中央、図中のCで示す切断面におけるマグネットワ
イヤの断面の寸法は40μm×160μmである。この
ように本実施形態においては屈曲部25におけるマグネ
ットワイヤ22の断面積は、屈曲部25以外における断
面積よりも大きい。これにより前記第2の実施形態より
も屈曲部25における強度が高められるので、マグネッ
トワイヤ22の捲回の際にコイル21の変形を防止する
効果が一層高い。
クランク状の屈曲部25が形成される。ここで屈曲部2
5の中央、図中のCで示す切断面におけるマグネットワ
イヤの断面の寸法は40μm×160μmである。この
ように本実施形態においては屈曲部25におけるマグネ
ットワイヤ22の断面積は、屈曲部25以外における断
面積よりも大きい。これにより前記第2の実施形態より
も屈曲部25における強度が高められるので、マグネッ
トワイヤ22の捲回の際にコイル21の変形を防止する
効果が一層高い。
【0050】この屈曲部25における段差Sはマグネッ
トワイヤ22の断面の高さHに略等しい。従ってこのよ
うなマグネットワイヤ22の捲回によってコイル21を
形成すれば、コイルの第1層21aと第2層21bとの
間隔は、マグネットワイヤ22の屈曲部25における段
差S、即ち高さHに等しく、これによりちょうどコイル
の第1層21aと第2層21bとが密着して重なり合う
ように形成される。このように予めマグネットワイヤ2
2の中間部に屈曲部25を形成しておけば、マグネット
ワイヤ22の捲回の際にも中間部に応力は作用せず、た
とえ本実施形態のようにマグネットワイヤ22の断面の
高さH(=80μm)が幅W(=40μm)の1.5倍
(=60μm)よりも大きい場合であっても、またマグ
ネットワイヤ22の断面の高さHがコイル21の内径D
(=250μm)の20%(=50μm)よりも大きい
場合であっても、コイル21の変形が生じることは無
い。
トワイヤ22の断面の高さHに略等しい。従ってこのよ
うなマグネットワイヤ22の捲回によってコイル21を
形成すれば、コイルの第1層21aと第2層21bとの
間隔は、マグネットワイヤ22の屈曲部25における段
差S、即ち高さHに等しく、これによりちょうどコイル
の第1層21aと第2層21bとが密着して重なり合う
ように形成される。このように予めマグネットワイヤ2
2の中間部に屈曲部25を形成しておけば、マグネット
ワイヤ22の捲回の際にも中間部に応力は作用せず、た
とえ本実施形態のようにマグネットワイヤ22の断面の
高さH(=80μm)が幅W(=40μm)の1.5倍
(=60μm)よりも大きい場合であっても、またマグ
ネットワイヤ22の断面の高さHがコイル21の内径D
(=250μm)の20%(=50μm)よりも大きい
場合であっても、コイル21の変形が生じることは無
い。
【0051】なお上記のマグネットワイヤも前記第2の
実施形態と同様に、予め屈曲部25が形成された銅線2
3の周囲に絶縁皮膜24を形成して製造することができ
る。銅線23への屈曲部の形成は、まず円形の断面を有
する銅線23に折り曲げ加工によってに屈曲部25を形
成し、その後に銅線23を圧延して断面を平角型とすれ
ばよい。または段差を形成した刃先を有する切断装置や
レーザ加工装置等を使用し、厚さが上記の幅Wに等しく
幅が広い銅箔を帯状に裁断し、屈曲部25を有する銅線
23を製造することもできる。
実施形態と同様に、予め屈曲部25が形成された銅線2
3の周囲に絶縁皮膜24を形成して製造することができ
る。銅線23への屈曲部の形成は、まず円形の断面を有
する銅線23に折り曲げ加工によってに屈曲部25を形
成し、その後に銅線23を圧延して断面を平角型とすれ
ばよい。または段差を形成した刃先を有する切断装置や
レーザ加工装置等を使用し、厚さが上記の幅Wに等しく
幅が広い銅箔を帯状に裁断し、屈曲部25を有する銅線
23を製造することもできる。
【0052】なお本実施形態において、マグネットワイ
ヤ22の断面形状は平角型に限らず、長円形、または楕
円形としてもよい。
ヤ22の断面形状は平角型に限らず、長円形、または楕
円形としてもよい。
【0053】[実施形態4]次に本発明による光磁気記
録用磁気ヘッドの第4の実施形態について説明する。な
お光磁気記録装置の概略構成と、動作、および磁気ヘッ
ドの概略構成について前記第1および第2の実施形態と
同様であるので説明は省略する。
録用磁気ヘッドの第4の実施形態について説明する。な
お光磁気記録装置の概略構成と、動作、および磁気ヘッ
ドの概略構成について前記第1および第2の実施形態と
同様であるので説明は省略する。
【0054】図5には磁気ヘッドのコイル21の構成を
示す。(a)は上面方向から見た図、(b)は側断面図
である。本実施形態においてもマグネットワイヤ22の
両端の各々を、内周部より外周部に向かって逆方向にス
パイラル状に捲回することにより、2層からなるロール
状のコイル21が形成される。これによりマグネットワ
イヤ22の半分でコイルの第1層21aを、他の半分で
コイルの第2層21bを形成し、マグネットワイヤ22
の中間部において、コイルの第1層と第2層とが接続さ
れるのである。ここでコイル21の内径Dは250μm
とする。
示す。(a)は上面方向から見た図、(b)は側断面図
である。本実施形態においてもマグネットワイヤ22の
両端の各々を、内周部より外周部に向かって逆方向にス
パイラル状に捲回することにより、2層からなるロール
状のコイル21が形成される。これによりマグネットワ
イヤ22の半分でコイルの第1層21aを、他の半分で
コイルの第2層21bを形成し、マグネットワイヤ22
の中間部において、コイルの第1層と第2層とが接続さ
れるのである。ここでコイル21の内径Dは250μm
とする。
【0055】図9には上記のコイル21に使用されるマ
グネットワイヤ22の中間部の外観を示す。(a)は平
面図であり、(b)は断面図である。本実施形態におい
てはマグネットワイヤ22は樹脂材料等の非導電性材料
から成る薄板状の基材30、および基材30上に形成さ
れた銅等の導電性材料の膜から成る導電パターン31と
によって構成される。また必要に応じて導体パターン3
1上には非導電性材料の皮膜である保護コート32が形
成される。
グネットワイヤ22の中間部の外観を示す。(a)は平
面図であり、(b)は断面図である。本実施形態におい
てはマグネットワイヤ22は樹脂材料等の非導電性材料
から成る薄板状の基材30、および基材30上に形成さ
れた銅等の導電性材料の膜から成る導電パターン31と
によって構成される。また必要に応じて導体パターン3
1上には非導電性材料の皮膜である保護コート32が形
成される。
【0056】マグネットワイヤ22の断面におけるコイ
ル21の捲回面に垂直な方向の高さHは125μm、お
よび捲回面に平行な方向の幅Wは40μmである。また
マグネットワイヤ22の中間部にはクランク状の屈曲部
25が形成される。この屈曲部25における段差Sはマ
グネットワイヤ22の断面の高さHに略等しい。
ル21の捲回面に垂直な方向の高さHは125μm、お
よび捲回面に平行な方向の幅Wは40μmである。また
マグネットワイヤ22の中間部にはクランク状の屈曲部
25が形成される。この屈曲部25における段差Sはマ
グネットワイヤ22の断面の高さHに略等しい。
【0057】このようにマグネットワイヤ22を基材3
0と導体パターン31とで構成すれば、幅Wが50μm
以下で高さHが幅Wの1.5倍よりも大きいマグネット
ワイヤの製造が容易であり、これによりコイル21の外
径が小さくなるので、コイル21のインダクタンスをよ
り一層低減することができる。
0と導体パターン31とで構成すれば、幅Wが50μm
以下で高さHが幅Wの1.5倍よりも大きいマグネット
ワイヤの製造が容易であり、これによりコイル21の外
径が小さくなるので、コイル21のインダクタンスをよ
り一層低減することができる。
【0058】マグネットワイヤ22は、基材30がコイ
ル21の捲回面に対して垂直となるようにスパイラル状
に捲回され、ロール状のコイル21を形成する。なお導
体パターン31とコア20の磁極20aとが接触するこ
とによって、コイル21へ供給されるべき電流がコア2
0に流出するのを防止するためには、基材30をコイル
21の内側に向けてマグネットワイヤ22を捲回した方
が良い。
ル21の捲回面に対して垂直となるようにスパイラル状
に捲回され、ロール状のコイル21を形成する。なお導
体パターン31とコア20の磁極20aとが接触するこ
とによって、コイル21へ供給されるべき電流がコア2
0に流出するのを防止するためには、基材30をコイル
21の内側に向けてマグネットワイヤ22を捲回した方
が良い。
【0059】上記のマグネットワイヤ22の捲回により
形成されるコイル21は、第1層21aと第2層21b
との間隔がマグネットワイヤ22の屈曲部の段差S、即
ち高さHに等しく、これによりちょうどコイルの第1層
21aと第2層21bとが密着して重なり合うように形
成される。
形成されるコイル21は、第1層21aと第2層21b
との間隔がマグネットワイヤ22の屈曲部の段差S、即
ち高さHに等しく、これによりちょうどコイルの第1層
21aと第2層21bとが密着して重なり合うように形
成される。
【0060】このように予めマグネットワイヤ22の中
間部に屈曲部25を形成しておけば、マグネットワイヤ
22の捲回の際にも中間部に応力は作用せず、たとえ本
実施形態のようにマグネットワイヤ22の断面の幅W
(=40μm)が50μm以下で、高さH(=125μ
m)が幅Wの1.5倍よりも大きい場合であっても、ま
たマグネットワイヤ22の断面の高さHがコイル21の
内径D(=250μm)の20%(=50μm)よりも
大きい場合であっても、コイル21の変形が生じること
は無い。
間部に屈曲部25を形成しておけば、マグネットワイヤ
22の捲回の際にも中間部に応力は作用せず、たとえ本
実施形態のようにマグネットワイヤ22の断面の幅W
(=40μm)が50μm以下で、高さH(=125μ
m)が幅Wの1.5倍よりも大きい場合であっても、ま
たマグネットワイヤ22の断面の高さHがコイル21の
内径D(=250μm)の20%(=50μm)よりも
大きい場合であっても、コイル21の変形が生じること
は無い。
【0061】なお上記のマグネットワイヤ22は、例え
ばポリエステルやポリイミド等の樹脂材料から成る厚さ
3〜20μm程度の広いシートである基材30上に、選
択的なメッキや転写法等のパターン形成手法によって、
厚さ15〜40μmの銅等の膜から成り、屈曲部25を
有する帯状の導体パターン31を多数形成しておき、こ
れらの導体パターン31を段差を形成した刃先を有する
切断装置やレーザ加工装置等を利用して切り離すことに
より製造することができる。
ばポリエステルやポリイミド等の樹脂材料から成る厚さ
3〜20μm程度の広いシートである基材30上に、選
択的なメッキや転写法等のパターン形成手法によって、
厚さ15〜40μmの銅等の膜から成り、屈曲部25を
有する帯状の導体パターン31を多数形成しておき、こ
れらの導体パターン31を段差を形成した刃先を有する
切断装置やレーザ加工装置等を利用して切り離すことに
より製造することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明による光磁気
記録用磁気ヘッドは、コイルを構成するマグネットワイ
ヤの中間部に屈曲部が形成されている。従って磁気ヘッ
ドの製造において、マグネットワイヤの捲回の際にも、
中間部に応力が作用せず、捲回作業中または捲回の後に
コイルが変形を生じることが無い。
記録用磁気ヘッドは、コイルを構成するマグネットワイ
ヤの中間部に屈曲部が形成されている。従って磁気ヘッ
ドの製造において、マグネットワイヤの捲回の際にも、
中間部に応力が作用せず、捲回作業中または捲回の後に
コイルが変形を生じることが無い。
【0063】特にマグネットワイヤの断面の高さHがコ
イルの内径Dの20%よりも大きい場合であっても、変
形が生じること無くコイルを製造することができる。従
ってマグネットワイヤの断面の高さHを小さくしなくと
も、コイルの内径Dを十分に小さくすることができ、そ
の結果コイルのインダクタンスを低減することが可能と
なる。
イルの内径Dの20%よりも大きい場合であっても、変
形が生じること無くコイルを製造することができる。従
ってマグネットワイヤの断面の高さHを小さくしなくと
も、コイルの内径Dを十分に小さくすることができ、そ
の結果コイルのインダクタンスを低減することが可能と
なる。
【0064】またマグネットワイヤの捲回面に略垂直な
方向のマグネットワイヤの幅Wを小さくし、高さHを、
幅Wの1.5倍よりも大きくした場合であっても、変形
が生じること無くコイルを製造することができる。
方向のマグネットワイヤの幅Wを小さくし、高さHを、
幅Wの1.5倍よりも大きくした場合であっても、変形
が生じること無くコイルを製造することができる。
【0065】従ってマグネットワイヤの断面形状を、高
さHが幅Wよりも大きい長円形、楕円形、または平角形
等の形状とすることにより、コイルにおける占積率を向
上し、さらにコイルの外径を小さくすることができ、そ
の結果コイルのインダクタンスを低減することが可能と
なる。
さHが幅Wよりも大きい長円形、楕円形、または平角形
等の形状とすることにより、コイルにおける占積率を向
上し、さらにコイルの外径を小さくすることができ、そ
の結果コイルのインダクタンスを低減することが可能と
なる。
【0066】また本発明による光磁気記録用磁気ヘッド
のコイルを構成するマグネットワイヤは、非導電性材料
から成る薄板状の基材、および基材上に形成された導電
性材料の膜から成る導体パターンとによって構成され
る。
のコイルを構成するマグネットワイヤは、非導電性材料
から成る薄板状の基材、および基材上に形成された導電
性材料の膜から成る導体パターンとによって構成され
る。
【0067】従ってマグネットワイヤの断面の幅Wが5
0μm以下で、高さHが幅Wの1.5倍よりも大きい場
合であっても、その製造が容易であり、これにより一層
コイルの外径を小さくし、コイルのインダクタンスを低
減することが可能となる。
0μm以下で、高さHが幅Wの1.5倍よりも大きい場
合であっても、その製造が容易であり、これにより一層
コイルの外径を小さくし、コイルのインダクタンスを低
減することが可能となる。
【0068】上述のようにコイルの特性が改善された結
果、本発明による光磁気記録用磁気ヘッドはより効率的
に、高周波で変調された磁界を発生することが可能とな
る。また本発明による光磁気記録装置は、上記の光磁気
記録用磁気ヘッドを使用することにより、消費電力を低
減し、また情報信号の記録速度を向上することが可能と
なる。
果、本発明による光磁気記録用磁気ヘッドはより効率的
に、高周波で変調された磁界を発生することが可能とな
る。また本発明による光磁気記録装置は、上記の光磁気
記録用磁気ヘッドを使用することにより、消費電力を低
減し、また情報信号の記録速度を向上することが可能と
なる。
【図1】本発明による光磁気記録装置の概略構成を示す
図である。
図である。
【図2】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの構成を
示す図である。
示す図である。
【図3】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第1の
実施形態におけるコイルの構成を示す図である。
実施形態におけるコイルの構成を示す図である。
【図4】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第2の
実施形態及び第3の実施形態におけるコイルの構成を示
す図である。
実施形態及び第3の実施形態におけるコイルの構成を示
す図である。
【図5】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第4の
実施形態におけるコイルの構成を示す図である。
実施形態におけるコイルの構成を示す図である。
【図6】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第1の
実施形態におけるコイルを構成するマグネットワイヤの
中間部の外観を示す図である。
実施形態におけるコイルを構成するマグネットワイヤの
中間部の外観を示す図である。
【図7】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第2の
実施形態におけるコイルを構成するマグネットワイヤの
中間部の外観を示す図である。
実施形態におけるコイルを構成するマグネットワイヤの
中間部の外観を示す図である。
【図8】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第3の
実施形態におけるコイルを構成するマグネットワイヤの
中間部の外観を示す図である。
実施形態におけるコイルを構成するマグネットワイヤの
中間部の外観を示す図である。
【図9】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第4の
実施形態におけるコイルを構成するマグネットワイヤの
中間部の外観を示す図である。
実施形態におけるコイルを構成するマグネットワイヤの
中間部の外観を示す図である。
【図10】従来の光磁気記録用磁気ヘッドの構成を示す
図である。
図である。
【図11】従来の光磁気記録用磁気ヘッドにおけるコイ
ルを構成するマグネットワイヤの断面を示す図である。
ルを構成するマグネットワイヤの断面を示す図である。
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 磁気ヘッド 4 光ヘッド 5 レーザ光源 6 光センサ 7 磁気ヘッド駆動回路 8 再生回路 9 レーザ駆動回路 10 基板 11 磁気記録層 20 コア 20a 磁極 21 コイル 21a コイルの第1層 21b コイルの第2層 22 マグネットワイヤ 23 銅線 24 絶縁皮膜 25 屈曲部 26 スライダー 26a 底面 30 基材 31 導体パターン 32 保護コート
Claims (10)
- 【請求項1】 中間部にクランク状の屈曲部が形成され
た導体線の両端の各々を、内周部より外周部に向かって
互いに逆方向にスパイラル状に捲回して形成したコイル
を備えることを特徴とする光磁気記録用磁気ヘッド。 - 【請求項2】 非導電性材料から成る薄板状の基材、お
よび前記基材上に形成された導電性材料の膜から成る導
体パターンとによって構成された導体線を、前記基材が
捲回面に対して垂直となるようにスパイラル状に捲回し
て形成したコイルを備えることを特徴とする光磁気記録
用磁気ヘッド。 - 【請求項3】 前記導体線の両端の各々を、内周部より
外周部に向かって互いに逆方向にスパイラル状に捲回し
て前記コイルを形成したことを特徴とする請求項2に記
載の光磁気記録用磁気ヘッド。 - 【請求項4】 前記導体線の中間部にはクランク状の屈
曲部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の光
磁気記録用磁気ヘッド。 - 【請求項5】 前記導体線の前記屈曲部における段差S
は、前記導体線の断面の前記コイルの捲回面に垂直な方
向の高さHに略等しいことを特徴とする請求項1又は4
に記載の光磁気記録用磁気ヘッド。 - 【請求項6】 前記導体線の断面の前記コイルの捲回面
に垂直な方向の高さHは、前記コイルの内径Dの20%
よりも大きいことを特徴とする請求項1又は4に記載の
光磁気記録用磁気ヘッド。 - 【請求項7】 前記導体線の断面の前記コイルの捲回面
に垂直な方向の高さHは、前記コイルの捲回面に平行な
方向の幅Wの1.5倍よりも大きいことを特徴とする請
求項1又は4に記載の光磁気記録用磁気ヘッド。 - 【請求項8】 前記導体線の断面の前記コイルの捲回面
に平行な方向の幅Wは50μm以下であり、また前記導
体線の前記コイルの捲回面に垂直な方向の高さHは、前
記幅Wの1.5倍よりも大きいことを特徴とする請求項
2に記載の光磁気記録用磁気ヘッド。 - 【請求項9】 前記導体線の前記屈曲部における断面積
を、前記屈曲部以外における断面積よりも大きくしたこ
とを特徴とする請求項1又は4に記載の光磁気記録用磁
気ヘッド。 - 【請求項10】 光磁気記録媒体に対して垂直方向に磁
界を印加する磁気ヘッド、および前記光磁気記録媒体の
前記磁界の印加部位に光ビームを照射する光ヘッドを備
えた光磁気記録装置において、前記磁気ヘッドは、請求
項1乃至9のいずれか1項に記載の光磁気記録用磁気ヘ
ッドであることを特徴とする光磁気記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15492497A JPH113551A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15492497A JPH113551A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113551A true JPH113551A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15594934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15492497A Pending JPH113551A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH113551A (ja) |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP15492497A patent/JPH113551A/ja active Pending
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