JPH1135672A - ポリ(アリールカーボネート)の改良された製造法 - Google Patents
ポリ(アリールカーボネート)の改良された製造法Info
- Publication number
- JPH1135672A JPH1135672A JP9184236A JP18423697A JPH1135672A JP H1135672 A JPH1135672 A JP H1135672A JP 9184236 A JP9184236 A JP 9184236A JP 18423697 A JP18423697 A JP 18423697A JP H1135672 A JPH1135672 A JP H1135672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbonate
- aryl
- oligo
- aryl carbonate
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
ら高分子量のポリ(アリールカーボネート)を製造する
にあたり、洗浄することなく高い収率)で、そして分解
やゲル生成のような望ましくない副反応を回避しするよ
う比較的低い温度で、無色のポリマーを製造することが
できる方法の開発。 【解決手段】 本発明は、ジアルキルカーボネートとビ
スフェノールとの反応により、選択された有機スズ触媒
および有機チタン触媒を用いてポリ(アリールカーボネ
ート)を製造する方法に関する。本方法を好ましく実施
するには、第一段階で触媒を用いてビスフェノールとジ
アルキルカーボネートとを反応させてオリゴ(アリール
カーボネート)を得た後、第二段階でそのオリゴ(アリ
ールカーボネート)をそれ自身にて、またはジフェニル
カーボネートと共に後重縮合させる。この第二段階でも
触媒を用いる。この方法により、特徴的に色とゲルを含
まないポリ(アリールカーボネート)が得られる。
Description
ネート)の改良された製造方法に係り、特に、選択され
た有機スズ触媒と有機チタン触媒を用いてジアルキルカ
ーボネートとビスフェノールを反応させることによって
ポリ(アリールカーボネート)を製造する方法に係る。
ト)、特にビスフェノールAから誘導されるものは、各
種産業・消費者用に有用である重要なエンジニアリング
熱可塑性プラスチックの1種である。通常これらは、ビ
スフェノールAの界面ホスゲン化またはビスフェノール
Aとジフェニルカーボネートの溶融相反応のいずれかに
よって合成される[フライターク(D. Freitag)ら、ポリ
マー科学技術全書(Encyclopedia of Polymer Science a
nd Engineering) 第11巻第651頁(1988
年)]。この界面プロセスでは毒性のある危険なホスゲ
ンを使用する。また、溶媒として塩素化炭化水素を使用
し、塩素を含有する固形廃棄物の処置が必要である。さ
らに、生成物のポリ(アリールカーボネート)には、こ
の生成物の加水分解安定性に悪影響を及ぼすナトリウム
イオンや塩素イオンが残留している。溶融相プロセスで
はジフェニルカーボネートを使用するが、このジフェニ
ルカーボネートの製法があまり経済的ではないのでこの
プロセスは費用がかかる。さらに、生成物中に残留する
フェノールはポリ(アリールカーボネート)の熱安定性
に悪影響を及ぼす。
よってビスフェノールとジアルキルカーボネートとの反
応が促進された実例がある。たとえば、特開平3−13
1627号と同2−284918号によると、ナトリウ
ムメトキシドやホウ水素化カリウムのようなアルカリ金
属塩を使用することができる。しかし、ポリ(アリール
カーボネート)中に残留するアルカリ金属はその生成物
の加水分解安定性に悪影響を及ぼすことがよく知られて
いる。より普通に用いられている触媒のひとつはスズの
有機誘導体である。たとえば、特開平2−251522
号、同2−251524号および同2−251525号
には、酸化ジ‐n‐ブチルスズを触媒として使用するこ
とが記載されている。しかし、特定された条件下では、
300〜1000の範囲の分子量をもつポリ(アリール
カーボネート)しか得ることができなかった。ドイツ特
許第4,038,768号には、触媒としてスズアルコ
ラートを存在させてビスフェノールAおよびジエチルカ
ーボネートをポリ(アリールカーボネート)に変換する
二段階法が記載されている。しかし、米国特許第5,1
49,856号(1992年)で教示されているよう
に、スズアルコラートはフェノールとDMCの反応中に
発色するので望ましい触媒ではない。この理由からドイ
ツ特許第4,038,768号では、オリゴマーをエタ
ノールで洗浄して着色不純物を除去することを推奨して
いる。同じ理由でドイツ特許第4,038,768号で
は、重縮合の第二段階で触媒の使用を回避している。触
媒を使用しないので重縮合は340℃で実施しなければ
ならない。重縮合中にこのような高温を使用すると望ま
しくないゲル生成が起こり、その結果収率が低下するこ
とが知られている。これは、ドイツ特許第2,736,
062号(1979年)で、ドイツ特許第4,038,
768号(1991年)に記載されている触媒と同じも
のを用いて淡色のポリカーボネートが得られていること
から明白である。さらに、重縮合を270℃で実施する
と低分子量(Mw=12,800)のポリマーしか得ら
れなかった。その収率は60%であった。このように、
従来技術の方法はそれぞれ述べられているさまざまな欠
点をもっていることが明らかである。したがって、ビス
フェノールとジアルキルカーボネートから高分子量のポ
リ(アリールカーボネート)を製造する方法であって、
洗浄することなく高い収率(55〜95%)で、そして
分解やゲル生成のような望ましくない副反応を回避する
ように比較的低い温度で、無色のポリマーを製造するこ
とができる方法を開発することが相変わらず求められて
いる。
比較的に安価なジアルキルカーボネートとビスフェノー
ルから直接ポリ(アリールカーボネート)を製造するた
めの改良された方法を提供することである。しかし、フ
ェノールやビスフェノールとジアルキルカーボネートと
の反応は熱力学的に不利である[フライターク(D. Frei
tag)ら、応用化学英語国際版(Angew. Chem. Int. Ed.,
Engl.)第30巻第1598頁(1991年)]。このた
び、驚くべきことに、ビスフェノールとジアルキルカー
ボネートとの反応用に上記式Iのスズ化合物を使用する
と高分子量で無色のポリ(アリールカーボネート)が生
成することが判明した。この反応は2段階で実施するの
が好ましい。第一段階では、式Iの触媒を用いて110
〜200℃の温度範囲でビスフェノールとジアルキルカ
ーボネートとを反応させて、オリゴマー化度が2〜6、
カーボネート末端基が40〜100モル%であるオリゴ
(アリールカーボネート)を得る。次いで、このオリゴ
(アリールカーボネート)を別の段階で、それ自身に
て、または2〜10重量%(オリゴマー基準)のジフェ
ニルカーボネートの存在下で、式Iの触媒または有機チ
タン化合物から誘導された触媒を用い、280℃未満の
温度、0.1mmHg未満の圧力で後重縮合させて、イン
ヘレント粘度が0.2〜0.5dL/gで色がなくゲル
を含まないポリ(アリールカーボネート)を得る。
々が同一でも異なっていてもよいC1 〜C12アルキル基
を示し、Arは置換または非置換のアリール基を示す。
本方法に特に適した有機スズ化合物の例は、1,3‐ジ
フェノキシテトラブチルジスタノキサン(distannoxan
e)、1,3‐ジフェノキシテトラエチルジスタノキサ
ン、1,3‐ジフェノキシテトラメチルジスタノキサ
ン、1,3‐ジ‐p‐クロロフェノキシテトラブチルジ
スタノキサンおよび1,3‐ジ‐p‐ニトロフェノキシ
テトラブチルジスタノキサンである。
トは次式IIのものである。
わす。本発明の別の態様で好ましいカーボネートはジメ
チルカーボネートとジエチルカーボネートであり、これ
らはホスゲンを使用しないプロセスによって容易に入手
できる。本発明のさらに別の態様において本発明に適し
得るビスフェノールは次式IIIのものである。
ルを示し、AはC1 〜C5 アルキレン、C2 〜C5 アル
キリデン、C5 〜C6 シクロアルキレン、OまたはSを
示す。本発明に適し得るビスフェノールの例としては次
のものがある。ビス(ヒドロキシフェニル)アルカン
類、たとえば、ビス(4‐ヒドロキシフェニル)メタ
ン、1,1‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)エタン、
2,2‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)プロパン、
2,2‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)ブタン、2,
2‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)オクタン、ビス
(4‐ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2‐
ビス(4‐ヒドロキシ‐1‐メチルフェニル)プロパ
ン、2,2‐ビス(4‐ヒドロキシ‐t‐ブチルフェニ
ル)プロパンおよび2,2‐ビス(4‐ヒドロキシ‐3
‐ブロモフェニル)プロパン; ビス(ヒドロキシアリー
ル)シクロアルカン類、たとえば、1,1‐ビス(4‐
ヒドロキシフェニル)シクロペンタンおよび1,1‐ビ
ス(4‐ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン; ジヒド
ロキシアリールエーテル類、たとえば、4,4′‐ジヒ
ドロキシフェニルエーテルおよび4,4′‐ジヒドロキ
シ‐3,3′‐ジメチルジフェニルエーテル; ジヒドロ
キシジアリールスルホキシド類、たとえば、4,4′‐
ジヒドロキシジフェニルスルホキシドおよび4,4′‐
ジヒドロキシ‐3,3′‐ジメチルジフェニルスルホキ
シド; ならびに、ジヒドロキシジアリールスルホン類、
たとえば、4,4′‐ジヒドロキシジフェニルスルホン
および4,4′‐ジヒドロキシ‐3,3′‐ジメチルジ
フェニルスルホン。ここに例示した化合物のうち、2,
2‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)プロパンが特に好
ましい。
当たり10-2〜10-6モルの濃度で使用でき、好ましい
量はビスフェノールA1モル当たり10-2〜10-5モル
である。ジアルキルカーボネートは化学量論量より過剰
に使用するのが好ましく、使用するビスフェノール1モ
ル当たり2〜3モルの量が好ましい。オリゴ(アリール
カーボネート)を製造する反応の第一段階の反応温度
は、平均オリゴマー化度が2〜6に等しいオリゴマーが
得られるように注意して180〜240℃の範囲に調節
しなければならない。この段階の間の反応の圧力は1〜
10気圧とすることができる。第二段階の後重縮合の間
の温度は280℃を越えてはならない。圧力は1気圧か
ら約0.5mmHgまで次第に下げ、最終的に反応の最終
段階の間に0.01mmHgの値に到達する。
は有機チタン化合物を使用することができるということ
が判明した。有機チタン化合物はチタンのアルコキシド
またはアリールオキシドの中から選択することができ
る。特定の例は、チタンイソプロポキシド、チタン‐n
‐ブトキシド、チタンエトキシド、チタンフェノキシ
ド、チタン(p‐クロロフェノキシド)、チタン(p‐
ニトロフェノキシド)およびチタン(クレジルオキシ
ド)である。この触媒は通常オリゴ(アリールカーボネ
ート)1モル当たり10-2〜10-6モルの範囲で使用
し、好ましい量はオリゴ(アリールカーボネート)1モ
ル当たり10-2〜10-5モルである。
とジアルキルカーボネートを280℃より低い温度で反
応させることによって、インヘレント粘度が0.2〜
0.5の範囲にあり高分子量で色がなくゲルを含まない
ポリ(アリールカーボネート)が得られるということで
ある。このポリカーボネートは不純物の塩素化物やアル
カリ金属を含んでおらず、ヒドロキシル含量が低い。し
たがってこれらは良好な加水分解安定性と熱安定性を示
すと期待される。
ーボネート)を試験する方法を以下に記載する。その結
果は実施例に示す。 1) インヘレント粘度は、クロロホルム中でウベロー
デ粘度計を用いて30℃で測定した。 2) オリゴマー化度は、35℃クロロホルム中で気相
浸透圧計を用いて推定した。
molecules)第26巻第1186頁(1993年)に記載
されている方法を用いてUV−可視分光によって推定し
た。 4) オリゴマー中のカーボネート末端基のモル%は、
1 H NMR分光で、メトキシカーボネートに由来する
3.9δとヒドロキシル末端基に由来する4.8δのピ
ーク下の面積を積分することによって測定した。
説明する。以下の実施例は例示のために挙げるだけであ
り、したがって本発明の範囲を限定するものと考えるべ
きではない。 実施例1 1,3‐ジフェノキシテトラブチルジスタノキサン
(0.34g)を窒素流下150℃でビスフェノールA
11.4gに溶かした。この反応混合物に、30分かけ
てジメチルカーボネート(9g)を滴下して加えた。反
応温度は110℃に低下した。反応混合物を8時間還流
し、24時間の反応時間の内に副生物のメタノールとジ
メチルカーボネートから成る留出物を合計で6.6mL
集めた。反応温度は240℃まで次第に上昇した。この
オリゴ(アリールカーボネート)混合物を室温で1重量
%の冷アルカリにより洗浄して未反応のビスフェノール
Aを除去した。得られたオリゴ(アリールカーボネー
ト)は白色の粉末であった。また、得られたオリゴ(ア
リールカーボネート)の収率は8.13g(69%)で
あった。このオリゴ(アリールカーボネート)のオリゴ
マー化度は6.4、カーボネート末端基は43モル%で
あった。オリゴ(アリールカーボネート)の分子量は1
071、ヒドロキシル価は8.7であった。
0.7gおよび1,3‐ジフェノキシテトラブチルジス
タノキサン0.67gの混合物(モル比1:2:0.0
5)を150℃で反応させた。24時間の反応時間の内
に副生物のメタノールとジメチルカーボネートから成る
留出物が合計で16mL留出した。反応温度は200℃
まで上昇した。このオリゴ(アリールカーボネート)混
合物を室温で1重量%の冷アルカリにより洗浄して未反
応のビスフェノールAを除去した。得られたオリゴ(ア
リールカーボネート)は白色の粉末であった。また、得
られたオリゴ(アリールカーボネート)の収率は15.
5g(61%)、オリゴマー化度は4、カーボネート末
端基は100モル%であった。このオリゴ(アリールカ
ーボネート)の分子量は850、ヒドロキシル価は8.
1であった。
ト(20.7g)および1,3‐ジフェノキシテトラブ
チルジスタノキサン(0.67g)の混合物(モル比
1:2:0.05)を150℃で反応させた。16時間
の反応時間の内に副生物のメタノールとジメチルカーボ
ネートから成る留出物が合計で13mL留出した。反応
温度は156℃まで上昇した。このオリゴ(アリールカ
ーボネート)混合物を室温で1重量%の冷アルカリによ
り洗浄して未反応のビスフェノールAを除去した。得ら
れたオリゴ(アリールカーボネート)は白色の粉末であ
った。また、得られたオリゴ(アリールカーボネート)
の収率は10.2g(40%)、オリゴマー化度は1.
7、カーボネート末端基は82モル%であった。このオ
リゴ(アリールカーボネート)の分子量は550、OH
価は6.4であった。
ト)(0.3g、2.8×10-4モル)と1,3‐ジフ
ェノキシテトラブチルジスタノキサン(3.74×10
-4g、2.81×10-7モル)を窒素雰囲気下で管状ガ
ラス反応器(内径3cm)に導入し、シリコーン油浴中で
30分200℃に加熱した。この温度で窒素下において
反応を60分継続した。その後反応器を0.1mmHgま
で排気し、60分間200℃に保った。さらに230℃
で45分、そして250℃および280℃で30分反応
を行なった。得られたポリマーを室温まで冷却し、クロ
ロホルム中に溶解し、メタノールで沈殿させ、真空乾燥
した。ポリマーの収率は0.2g(71%)、インヘレ
ント粘度は30℃のクロロホルム中で0.38dL/
g、ヒドロキシル価は2.1であった。
ト)(0.03g、4.37×10-4モル)と1,3‐
ジフェノキシテトラブチルジスタノキサン(5.84×
10-4g、4.37×10-7モル)を窒素雰囲気下で管
状ガラス反応器(内径3cm)に導入し、シリコーン油浴
中で30分200℃に加熱した。この温度で窒素下にお
いて反応を60分継続した。その後反応器を0.1mmH
gまで排気し、60分間200℃に保った。さらに23
0℃で45分、そして250℃および280℃で30分
反応を行なった。得られたポリマーを室温まで冷却し、
クロロホルム中に溶解し、メタノールで沈殿させ、真空
乾燥した。ポリマーの収率は0.19g(69%)、イ
ンヘレント粘度は30℃のクロロホルム中で0.39d
L/g、ヒドロキシル価は2.3であった。
ト)(0.3g、5.45×10-4モル)と1,3‐ジ
フェノキシテトラブチルジスタノキサン(7.28×1
0-4g、5.45×10-7モル)を窒素雰囲気下で管状
ガラス反応器(内径3cm)に導入し、シリコーン油浴中
で30分200℃に加熱した。この温度で窒素下におい
て反応を60分継続した。その後反応器を0.1mmHg
まで排気し、60分間200℃に保った。さらに230
℃で45分、そして250℃および280℃で30分反
応を行なった。得られたポリマーを室温まで冷却し、ク
ロロホルム中に溶解し、メタノールで沈殿させ、真空乾
燥した。ポリマーの収率は0.15g(57%)、イン
ヘレント粘度は30℃のクロロホルム中で0.23dL
/g、ヒドロキシル価は4.2であった。
ト)(0.3g、2.8×10-4モル)とチタンイソプ
ロポキシド(7.96×10-5g、2.8×10-7モ
ル)を窒素雰囲気下で管状ガラス反応器(内径3cm)に
導入し、シリコーン油浴中で30分200℃に加熱し
た。この温度で窒素下において反応を60分継続した。
その後反応器を0.1mmHgまで排気し、60分間20
0℃に保った。さらに230℃で45分、そして250
℃で30分、280℃で45分反応を行なった。得られ
たポリマーを室温まで冷却し、クロロホルム中に溶解
し、メタノールで沈殿させ、真空乾燥した。ポリマーの
収率は0.21g(75%)、インヘレント粘度は30
℃のクロロホルム中で0.33dL/g、ヒドロキシル
価は2.3であった。
ト)(0.3g、2.8×10-4モル)、ジフェニルカ
ーボネート(0.03g、1.6×10-4モル)および
1,3‐ジフェノキシテトラブチルジスタノキサン
(3.74×10-4g、2.81×10-7モル)を窒素
雰囲気下で管状ガラス反応器(内径3cm)に導入し、シ
リコーン油浴中で30分200℃に加熱した。この温度
で窒素下において反応を60分継続した。その後反応器
を0.1mmHgまで排気し、60分間200℃に保っ
た。さらに230℃で45分、そして250℃で30
分、280℃で45分反応を行なった。得られたポリマ
ーを室温まで冷却し、クロロホルム中に溶解し、メタノ
ールで沈殿させ、真空乾燥した。ポリマーの収率は0.
24g(94%)、インヘレント粘度は30℃のクロロ
ホルム中で0.41dL/g、ヒドロキシル価は2.2
であった。
ト)(0.3g、2.8×10-4モル)、ジフェニルカ
ーボネート(0.03g、1.6×10-4モル)および
チタンイソプロポキシド(7.96×10-5g、2.8
1×10-7モル)を窒素雰囲気下で管状ガラス反応器
(内径3cm)に導入し、シリコーン油浴中で30分20
0℃に加熱した。この温度で窒素下において反応を60
分継続した。その後反応器を0.1mmHgまで排気し、
60分間200℃に保った。さらに230℃で45分、
そして250℃で30分、280℃で45分反応を行な
った。得られたポリマーを室温まで冷却し、クロロホル
ム中に溶解し、メタノールで沈殿させ、真空乾燥した。
ポリマーの収率は0.22g(88%)、インヘレント
粘度は30℃のクロロホルム中で0.37dL/g、ヒ
ドロキシル価は2.2であった。
Claims (10)
- 【請求項1】 ポリ(アリールカーボネート)の製造方
法であって、 ビスフェノール、ジアルキルカーボネートおよび式 (R1 R2 SnOAr)2 O [式中、R1 およびR2 は各々がC1-12アルキルであ
り、Arは非置換アリールまたは置換アリールである]
の有機スズ触媒の混合物を100〜240℃の範囲の温
度に加熱してオリゴ(アリールカーボネート)を得、 有機スズ触媒または有機チタン触媒の存在下で圧力を約
0.1mmHgまで次第に低下させつつ280℃までの温
度で前記オリゴ(アリールカーボネート)を重縮合させ
ることからなる方法。 - 【請求項2】 ジアルキルカーボネートが、ジメチルカ
ーボネート、ジエチルカーボネート、ジ‐n‐ブチルカ
ーボネート、ジ‐tert‐ブチルカーボネート、ジア
ミルカーボネート、ジヘプチルカーボネート、ジヘキシ
ルカーボネートまたはジシクロプロピルカーボネートで
ある、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 ジアルキルカーボネートのモル割合がビ
スフェノールのモル割合の少なくとも2倍である、請求
項2記載の方法。 - 【請求項4】 重縮合触媒がチタンのアルコキシドまた
はアリールオキシドである、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 ジフェニルカーボネートの存在下で重縮
合を実施する、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 オリゴ(アリールカーボネート)調製用
の触媒が、1,3‐ジフェノキシテトラブチルジスタノ
キサン、1,3‐ジフェノキシテトラエチルジスタノキ
サン、1,3‐ジフェノキシテトラメチルジスタノキサ
ン、1,3‐ジ‐p‐クロロフェノキシテトラブチルジ
スタノキサンおよび1,3‐ジ‐p‐ニトロフェノキシ
テトラブチルジスタノキサンより成る群の中から選択さ
れたジスタノキサンである、請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 オリゴ(アリールカーボネート)の調製
中の最終温度が180〜240℃の範囲である、請求項
1記載の方法。 - 【請求項8】 オリゴ(アリールカーボネート)を、1
00〜280℃の範囲の温度、760〜0.1mmHgの
範囲の圧力、3〜5時間の反応時間で後重縮合させてポ
リ(アリールカーボネート)にする、請求項1記載の方
法。 - 【請求項9】 ポリ(アリールカーボネート)のヒドロ
キシル価が2〜4である、請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 ポリ(アリールカーボネート)を製造
するための改良された方法であって、 式III 【化1】 [式中、Aはイソプロピリデン、メチレン、ヘキサフル
オロイソプロピリデン、エチルメチレン、イソブチルメ
チルメチレン、ジフェニルメチレン、フェニルメチルメ
チレン、フタリン(phthalines)、フタルイミド、N‐置
換フタルイミド(フェニル、メチル)、ジヒドロアント
ラセン、インダン、スピロビスインダン、チオフェン、
アゾ、ジメチルジフェニルシラン、テトラフェニルシラ
ン、ヒドロキノイド(hydroquinoids) 、シクロヘキサ
ン、スルフィド、スルホン、スルホキシド、ケトン、エ
ステルまたはアミドを表わし、R4 はメチル、エチル、
ブロモまたはクロロを表わす]のビスフェノールと、式
I 【化2】 [式中、R1 およびR2 は各々が同一でも異なっていて
もよいC1 〜C12アルキル基を示し、Arは置換または
非置換のアリール基を示す]の有機スズ触媒とを150
℃に加熱し、式II 【化3】 [式中、R3 はC1 〜C10アルキル基を表わす]のジア
ルキルカーボネートを反応混合物に添加し、かつ110
〜250℃の範囲の温度に加熱し、生成したアルコール
をジアルキルカーボネートとの共沸混合物として8〜2
4時間の間ゆっくり蒸留して、オリゴマー化度が2〜
6、カーボネート末端基が40〜100モル%である式
IV 【化4】 のオリゴ(アリールカーボネート)を得、 温度をさらに200〜260℃に上昇させて未反応のジ
アルキルカーボネートを蒸留し、 必要であれば、未反応フェノールを含まないようオリゴ
(アリールカーボネート)を室温において1重量%のア
ルカリで洗浄し、 このオリゴ(アリールカーボネート)を280℃を越え
ない温度で後重縮合させ、 オリゴ(アリールカーボネート)1モル当たり10-2〜
10-6モルの範囲の有機スズ触媒または有機チタン触媒
の存在下で3〜5時間かけて圧力を760mmHgから
0.1mmHgまで低下させつつ温度を段階的にゆっくり
上昇させて式V 【化5】 のポリ(アリールカーボネート)を得ることからなる方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18423697A JP3942241B2 (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | ポリ(アリールカーボネート)の改良された製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18423697A JP3942241B2 (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | ポリ(アリールカーボネート)の改良された製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1135672A true JPH1135672A (ja) | 1999-02-09 |
| JP3942241B2 JP3942241B2 (ja) | 2007-07-11 |
Family
ID=16149770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18423697A Expired - Fee Related JP3942241B2 (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | ポリ(アリールカーボネート)の改良された製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3942241B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101411016B1 (ko) * | 2011-12-27 | 2014-06-23 | 제일모직주식회사 | 촉매, 그 제조방법 및 이를 이용한 디알킬 카보네이트로부터 방향족 카보네이트의 제조방법 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5463023A (en) * | 1977-10-26 | 1979-05-21 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Ester exchange of carbonate |
| JPH02251522A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-09 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
| JPH03190926A (ja) * | 1989-12-13 | 1991-08-20 | Bayer Ag | ホスゲンを使用しない芳香族ポリカーボネート製造の2段階法 |
| JPH04345618A (ja) * | 1991-05-22 | 1992-12-01 | Nippon G Ii Plast Kk | ポリカーボネート、ポリカーボネート組成物およびこれらの製造方法 |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP18423697A patent/JP3942241B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5463023A (en) * | 1977-10-26 | 1979-05-21 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Ester exchange of carbonate |
| JPH02251522A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-09 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
| JPH03190926A (ja) * | 1989-12-13 | 1991-08-20 | Bayer Ag | ホスゲンを使用しない芳香族ポリカーボネート製造の2段階法 |
| JPH04345618A (ja) * | 1991-05-22 | 1992-12-01 | Nippon G Ii Plast Kk | ポリカーボネート、ポリカーボネート組成物およびこれらの製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101411016B1 (ko) * | 2011-12-27 | 2014-06-23 | 제일모직주식회사 | 촉매, 그 제조방법 및 이를 이용한 디알킬 카보네이트로부터 방향족 카보네이트의 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3942241B2 (ja) | 2007-07-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1294793B9 (en) | Method for preparing high molecular weight polycarbonate | |
| RU2551370C2 (ru) | Способ производства высокополимеризованной ароматической поликарбонатной смолы | |
| EP2081974B1 (de) | Polycarbonate und copolycarbonate mit verbesserter metallhaftung | |
| US6417291B1 (en) | Process for producing polyarylate | |
| JP4057420B2 (ja) | 溶融ポリカーボネート触媒系 | |
| KR20040052232A (ko) | 폴리카보네이트 수지의 말단-캡핑 방법 및 상기 방법에사용하기 위한 조성물 | |
| EP1448661A1 (en) | Reduction of reaction by-products in polycarbonate resins | |
| KR20040030938A (ko) | 폴리카보네이트의 제조 방법 | |
| US6316578B1 (en) | Salts of non-volatile acids as polymerization catalysts | |
| US5288838A (en) | Preparation of polycarbonates with bioxyanion catalyst | |
| EP1856180B1 (en) | Method of preparing polycarbonate resin | |
| JPH1135672A (ja) | ポリ(アリールカーボネート)の改良された製造法 | |
| US5807964A (en) | Process for the preparation of polycarbonates | |
| US6300460B1 (en) | Mixed dialkali metal salts of sulfuric acid containing at least one cesium equivalent as polymerization catalysts | |
| US6359103B1 (en) | Aromatic-aliphatic copolycarbonate and process for producing the same | |
| JP3472287B2 (ja) | ポリカーボネート合成触媒としてのイオウのオキソ酸のアルカリ金属塩 | |
| CN1215738A (zh) | 制备聚(碳酸芳基酯)的改进方法 | |
| JP2680678B2 (ja) | ポリカーボネートの製造法 | |
| US6608164B2 (en) | Salts of heterocyclic diols as catalysts for melt polycarbonate | |
| JPH07697B2 (ja) | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 | |
| EP2215145B1 (en) | Hydrotalcite catalyzed polymerization of a trimethylene carbonate | |
| JP3160113B2 (ja) | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 | |
| JPH07165904A (ja) | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 | |
| JPH0987378A (ja) | ポリカーボネートの製造方法 | |
| JPH06329785A (ja) | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040709 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060330 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060606 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060905 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070306 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070403 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413 Year of fee payment: 3 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413 Year of fee payment: 3 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |